JP2023076214A - 補助輪付車椅子 - Google Patents

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【課題】任意の方向への移動を可能とする補助輪を備える車椅子において、補助輪を昇降させる際に、搭乗者に衝撃が加わることを防止でき、かつ、介助者の負担を軽減することができる構造を実現する。【解決手段】補助輪付車椅子は、フレーム3と、1対の後輪4と、前輪5と、昇降装置26と、補助輪27とを備える。昇降装置26は、電動モータ39と、送りねじ機構40とを有する。送りねじ機構40は、補助輪27に対して支持固定されたボールねじ軸45と、フレーム3に対して支持固定されたボールナット44とを有し、かつ、電動モータ39は、ボールナット44を回転駆動可能に構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、任意の方向への移動を可能とする補助輪を備える車椅子に関する。
自走式の車椅子は、通常、それぞれが大径の車輪により構成される1対の後輪(主輪)と、それぞれが小径の自在輪により構成される1対の前輪とを備える。自走式の車椅子は、1対の後輪に取り付けられたハンドリムを搭乗者自身が操作することにより、あるいは、介助者が1対のハンドグリップを後方から操作することにより移動される。したがって、自走式の車椅子では、搭乗者自身が1対のハンドリムを操作する力、又は、介助者が1対のハンドグリップを操作する力の大きさや方向を調整することにより、方向転換を行う。
このような車椅子では、例えばベッドサイド等で幅寄せを行う場合、斜め前方と斜め後方とに繰り返し移動させることで、車椅子を幅方向に少しずつ移動させる必要がある。したがって、前後方向への移動スペースを十分に確保することができない場合、幅寄せ操作が困難になる。
特開2003-284744号公報(特許文献1)には、ペダルを踏み込んで、第2の補助車輪を下降させて接地させ、かつ、大車輪(後輪)を非接地状態とすることにより、横方向(幅方向)を含む任意の方向への移動が可能となる補助具を備える車椅子が記載されている。
特開2003-284744号公報
特開2003-284744号公報に記載の車椅子は、次のような問題を生じる。
特開2003-284744号公報に記載の構造では、ラチェット機構により、第2の補助車輪を接地させ、かつ、大車輪を非接地とした状態が保持される。大車輪を接地させ、かつ、第2の補助車輪を非接地状態とする場合には、一旦ペダルを押し下げ、ラチェット機構の噛み合いを緩め、レバーを起こすことで、ラチェット機構を解除する。特開2003-284744号公報に記載の構造では、ラチェット機構を解除すると、車椅子の重量及び搭乗者の体重により、大車輪が勢いよく下降(落下)して、該大車輪が地面や床面に勢いよく接地し、搭乗者に衝撃が加わる可能性がある。ラチェット機構を解除した後、介助者がペダルを抑え付ける力を徐々に小さくしていくことができれば、搭乗者に衝撃が加わることを防止できるが、介助者にとって大きな負担となる場合がある。
本発明は、上述のような事情を鑑みて、任意の方向への移動を可能とする補助輪を備える車椅子において、補助輪を昇降させる際に、搭乗者に衝撃が加わることを防止でき、かつ、介助者の負担を軽減することができる構造を実現することを目的としている。
本発明の一態様に係る補助輪付車椅子は、
フレームと、
前記フレームに対し、水平方向に配置された後輪軸を中心とする回転のみを可能に支持された1対の後輪と、
前記フレームに対し、上下方向に配置された前輪側旋回軸を中心とする回動、及び、水平方向に配置された前輪軸を中心とする回転を可能に支持された前輪と、
上下方向に配置された旋回軸を中心とする回動、及び、水平方向に配置された車軸を中心とする回転を可能に支持された補助輪と、
前記補助輪を前記フレームに対して昇降させる昇降装置と、
を備える。
特に本発明の一態様に係る補助輪付車椅子では、
前記昇降装置は、送りねじ機構と、電動モータとを有する。
前記送りねじ機構は、外周面に雄ねじ溝を有し、前記フレームと前記補助輪とのうちの一方に対して支持固定されたねじ軸と、内周面に雄ねじ溝を有し、前記フレームと前記補助輪とのうちの他方に対して支持固定されたナットとを備え、前記ねじ軸と前記ナットとを相対回転させることに基づいて、該ねじ軸と該ナットとが上下方向に相対変位可能に構成される。
前記電動モータは、前記ねじ軸又は前記ナットを回転駆動可能に構成される。
本発明の一態様に係る補助輪付車椅子では、前記送りねじ機構は、前記雄ねじ溝と前記雌ねじ溝との間に転動自在に配置された複数個のボールを備えることができる。すなわち、前記送りねじ機構を、ボール式の送りねじ機構により構成することができる。
あるいは、前記送りねじ機構を、前記雄ねじ溝と前記雌ねじ溝とを直接滑り接触させてなる滑り式の送りねじ機構により構成することもできる。
本発明の一態様に係る補助輪付車椅子は、前記補助輪を複数個、例えば2個(1対)備えることができる。
本発明の一態様に係る補助輪付車椅子は、前記補助輪を前記フレームに対して昇降可能に支持するリニアガイドを備えることができる。
本発明の補助輪付車椅子によれば、補助輪を昇降させる際に、搭乗者に衝撃が加わることを防止でき、かつ、介助者の負担を軽減することができる。
図1は、実施の形態の1例に係る補助輪付車椅子を、自在輪を上昇させた状態で示す側面図である。 図2は、実施の形態の1例に係る補助輪付車椅子を、自在輪を下降させた状態で示す側面図である。 図3は、実施の形態の1例に係る補助輪付車椅子を、自在輪を上昇させた状態で後側から見た背面図である。 図4は、実施の形態の1例に係る補助輪付車椅子を、自在輪を下降させた状態で後側から見た背面図である。 図5は、実施の形態の1例について、車椅子用補助輪を取り出して、自在輪を上昇させた状態で後側から見た背面図である。 図6は、実施の形態の1例について、車椅子用補助輪を取り出して、自在輪を下降させた状態で後側から見た背面図である。 図7は、図5の上側から見た平面図である。 図8(A)は、図5のA-A断面図であり、図8(B)は、図6のB-B断面図である。 図9(A)は、図5のC-C断面図であり、図9(B)は、図6のD-D断面図である。 図10は、実施の形態の1例について、車椅子を取り出して示す部分拡大図である。 図11(A)及び図11(B)は、実施の形態の1例について、昇降装置の動作を説明するための図である。 図12は、車椅子を折り畳んだ状態を、後側から見た背面図である。
本発明の実施の形態の1例について、図1~図12を用いて説明する。本例の補助輪付車椅子は、折り畳み式の車椅子2のフレーム3に、車椅子用補助輪1を着脱可能に取り付けてなる。以下、まず、折り畳み式の車椅子2の構造について簡単に説明した後、車椅子用補助輪1の構造、フレーム3に対する取付構造及び動作について説明する。
<車椅子2の構造>
車椅子2は、フレーム3と、1対の後輪4と、1対の前輪5とを備える。
本例では、フレーム3は、1対のサイドパーツ6と、クロスパイプ7とを備える。
サイドパーツ6は、後側縦部材8と、前側縦部材9と、上側横部材10と、下側横部材11とを有する。
後側縦部材8は、上下方向に伸長する柱部12と、柱部12の上端部から後側に向けて略直角に折れ曲がった折れ曲がり部13とを有する。折れ曲がり部13の先端部(後端部)には、介助者が車椅子2を操作する際に把持するためのハンドグリップ14が取り付けられている。
前側縦部材9は、後側縦部材8の前方に、上下方向に伸長するように配置されている。
上側横部材10は、前後方向に伸長するように、後側縦部材8の中間部(上下方向中間部)と前側縦部材9の上端部とにかけ渡されている。本例では、上側横部材10の後端部を、後側縦部材8の中間部に対し結合固定し、かつ、前側縦部材9の上端部を、上側横部材10の中間部(前後方向中間部)に対し結合固定している。
又、上側横部材10は、前側縦部材9の上端部が結合されている部分よりも前側部分に、下側に向けて折れ曲がった折れ曲がり部15を有する。折れ曲がり部15の先端部(下端部)には、搭乗者が足を乗せるためのフットサポート16が取り付けられている。
下側横部材11は、前後方向に伸長するように、後側縦部材8の下端部と前側縦部材9の下端部とにかけ渡されている。本例では、後側縦部材8の下端部を、下側横部材11の後側部分に結合固定し、かつ、前側縦部材9の下端部を、下側横部材11の前側部分に結合固定している。さらに、本例では、下側横部材11の前端部を、折れ曲がり部15の中間部(上下方向中間部)に結合固定している。
又、下側横部材11は、該下側横部材11のうちで後側縦部材8よりも後方に突出している部分に、ティッピングレバー17を有する。ティッピングレバー17は、段差に乗り上げる際等に、介助者が足で踏み込んで1対の前輪5を宙に浮かせるための部分である。
なお、図示は省略するが、フレーム3は、搭乗者が肘を置くためのアームサポートや、搭乗者の衣服等が後輪4に巻き込まれるのを防止するためのサイドガードを備えることができる。
アームサポートは、前後方向に伸長する横部材と、該横部材の前端部から下方に向けて折れ曲がった縦部材とを有し、後側縦部材8と上側横部材10との間にかけ渡される。すなわち、横部材の後端部が、後側縦部材8のうち、上側横部材10の後端部が結合された部分よりも上側部分に結合固定され、かつ、縦部材の下端部が、上側横部材10の中間部(前側縦部材9の上端部が結合固定された部分)に結合固定される。
サイドガードは、アームサポートと、後側縦部材8と、上側横部材10とにより囲まれた部分に取り付けられる。
クロスパイプ7は、1対のリンク部材18の長さ方向中間部同士を回動可能に支持してなる。1対のリンク部材18のうちの一方のリンク部材18は、その長さ方向一方側の端部(下端部)を、1対のサイドパーツ6のうちの一方のサイドパーツ6の下側横部材11に対し、前後方向に配置された枢軸を中心とする回動を可能に支持し、かつ、他方のリンク部材18は、その長さ方向一方側の端部(下端部)を、他方のサイドパーツ6の下側横部材11に対し、前後方向に配置された枢軸を中心とする回動を可能に支持している。これにより、フレーム3は、1対のサイドパーツ6を、幅方向に近づけるように折り畳み可能に構成されている。それぞれのリンク部材18の長さ方向他方側の端部(上端部)には、前後方向に配置されたシート支持部材19が支持固定されている。クロスパイプ7は、1対のサイドパーツ6同士の間の前後方向1乃至複数箇所に備えられる。
1対の後輪4はそれぞれ、サイドパーツ6の後側縦部材8の下側部分(上側横部材10の後端部が結合固定された部分と、下側横部材11の後端部が結合された部分との間部分)に、幅方向に配置された後輪軸20を中心とする回転のみを自在に支持されている。なお、それぞれの後輪4には、搭乗者が自ら車椅子2を操作するためのハンドリム21が備えられている。
1対の前輪5はそれぞれ、サイドパーツ6の前側縦部材9の下端部に対し、上下方向に配置された前輪側旋回軸C及び水平方向に配置された回転軸(前輪軸)Oを中心とする回転を自在に支持されている。すなわち、それぞれの前輪5は、自在輪(旋回キャスター)により構成されている。
車椅子2は、シート支持部材19同士の間にかけ渡された座面シート22と、1対のサイドパーツ6を構成する後側縦部材8の上半部(上側横部材10の後端部が結合された部分よりも上側に突出する部分)同士の間にかけ渡された図示しない背面シートとをさらに備える。座面シート22及び背面シートは、可撓性を有する材料により構成されている。
<車椅子用補助輪1の構造>
車椅子用補助輪1は、第1フレーム部23と、第2フレーム部24と、1対のリニアガイド25と、昇降装置26と、1対の補助輪27とを備える。なお、以下の説明において、上下方向、前後方向及び幅方向(左右方向)とは、特に断らない限り、車椅子用補助輪1を車椅子2のフレーム3に支持した状態での、車椅子2の上下方向、前後方向及び幅方向(左右方向)をいう。
第1フレーム部23は、1対の第1梁部材28a、28bと、1対の第1連結部材29と、1対の第1柱状部材30とを有する。
1対の第1梁部材28a、28bは、幅方向に伸長するように、互いに平行に、かつ、前後方向に関して離隔して配置されている。
1対の第1連結部材29は、1対の第1梁部材28a、28bの長さ方向端部(幅方向端部)同士を接続している。すなわち、それぞれの第1連結部材29は、前端部を、1対の第1梁部材28a、28bのうちの前側の第1梁部材28aの長さ方向端部に結合固定し、かつ、後端部を、後側の第1梁部材28bの長さ方向端部に結合固定している。したがって、第1フレーム部23は、上下方向から見て略矩形枠状に構成されている。
又、それぞれの第1連結部材29は、上下方向に貫通し、かつ、前側の端面に開口する切り欠き31を有する。このため、第1連結部材29は、上下方向から見て略U字形又は略J字形(図示の例では略J字形)の平面形状を有する。本例では、後述するように、車椅子2のフレーム3に支持された取付ねじ32の軸部を、切り欠き31に係合させることにより、車椅子用補助輪1がフレーム3に対して支持される。すなわち、本例では、第1連結部材29により、取付部が構成されている。
1対の第1柱状部材30は、上下方向に伸長するように配置され、かつ、上端部を、前側の第1梁部材28aの長さ方向端部(幅方向端部)に結合固定している。換言すれば、それぞれの第1柱状部材30は、前側の第1梁部材28aの長さ方向端部から下側に向けて垂下(延出)するように備えられている。
第2フレーム部24は、1対の第2柱状部材33と、第2梁部材34と、1対の垂下部材35と、第2連結部材36とを有する。
1対の第2柱状部材33は、上下方向に伸長するように、互いに平行に、かつ、幅方向に関して離隔して配置されている。
第2梁部材34は、1対の第2柱状部材33の後側に配置され、かつ、該1対の第2柱状部材33の長さ方向中間部(上下方向中間部)同士を接続している(1対の第2柱状部材33の長さ方向中間部同士の間にかけ渡されている)。すなわち、第2梁部材34は、長さ方向一方側の端部(幅方向一方側の端部)を、1対の第2柱状部材33のうちの幅方向一方側の第2柱状部材33の長さ方向中間部の後側面に結合固定し、かつ、長さ方向他方側の端部(幅方向他方側の端部)を、幅方向他方側の第2柱状部材33の長さ方向中間部の後側面に結合固定している。
1対の垂下部材35は、上下方向に伸長するように配置され、かつ、上端部を、第2梁部材34の長さ方向中間部(幅方向中間部)2箇所位置に結合固定している。換言すれば、それぞれの垂下部材35は、第2梁部材34の長さ方向中間部2箇所位置から下側に向けて垂下(延出)するように備えられている。
第2連結部材36は、1対の垂下部材35の下端部同士を接続している(1対の垂下部材35の下端部同士の間にかけ渡されている)。換言すれば、第2連結部材36は、長さ方向一方側の端部(幅方向一方側の端部)を、1対の垂下部材35の幅方向一方側の垂下部材35の下端部に結合固定し、かつ、長さ方向他方側の端部(幅方向他方側の端部)を、幅方向他方側の垂下部材35の下端部に結合固定している。
本例では、第2フレーム部24は、1対のリニアガイド25により、第1フレーム部23に対し昇降可能に支持されている。換言すれば、第1フレーム部23と第2フレーム部24とは、1対のリニアガイド25により、上下方向の相対変位を可能に組み合わされている。それぞれのリニアガイド25は、上下方向に伸長する矩形板状のガイドレール37と、上下方向から見て略U字形の端面形状を有し、かつ、ガイドレール37に対し該ガイドレール37に沿った上下方向変位のみを可能に組み合わされたスライダ38とを有する。本例では、ガイドレール37を、第2フレーム部24の第2柱状部材33の前側面に結合固定し、かつ、スライダ38を、第1フレーム部23の第1柱状部材30の後側面に結合固定している。ただし、ガイドレールを第1フレーム部に結合固定し、かつ、スライダを第2フレーム部に結合固定しても良い。
リニアガイド25としては、滑り式リニアガイドと、ボール循環式リニアガイドと、非循環ローラ式リニアガイドとのうちのいずれのリニアガイドを使用しても良い。滑り式リニアガイドは、ガイドレールに形成されたレール溝に、スライダに形成された係合凸部を係合してなる。ボール循環式リニアガイドは、ガイドレールとスライダとの間に備えられた負荷路に複数個のボールを転動可能に配置し、かつ、スライダの内部に、ガイドレールとスライダとの相対変位に伴い負荷路の終点に移動したボールを、負荷路の始点に戻す循環路を設けてなる。非循環ローラ式リニアガイドは、スライダに回転自在に支持された複数個のローラを、ガイドレールに形成された転動面に転がり接触させてなる。
昇降装置26は、第1フレーム部23に対して第2フレーム部24を昇降させる。換言すれば、昇降装置26は、第1フレーム部23と第2フレーム部24とを上下方向に相対変位させる。本例の昇降装置26は、電動モータ39を動力源として利用することにより、第1フレーム部23と第2フレーム部24とを上下方向に相対変位させる電動式の構造を有する。本例では、昇降装置26は、電動モータ39と、送りねじ機構40とを備える。
電動モータ39は、モータハウジング41と、該モータハウジング41の内側に回転自在に支持された出力軸42と、モータハウジング41の内側に支持固定されたステータと、出力軸42の周囲に支持固定されたロータとを有する。モータハウジング41は、第1フレーム部23の後側の第1梁部材28bに対し、固定ブロック43を用いて支持固定されている。又、本例では、電動モータ39は、モータハウジング41の内部に、通電を停止した状態において、外部から加わる力にかかわらず、出力軸42の回転を阻止するブレーキ機能を有する。
送りねじ機構40は、ボールナット44と、ボールねじ軸45と、図示しない複数個のボールとを備える。すなわち、本例では、送りねじ機構40は、ボール式の送りねじ機構により構成されている。
ボールナット44は、円筒形状を有し、かつ、内周面に、螺旋状の外径側ボールねじ溝(雌ボールねじ溝)を有する。外径側ボールねじ溝の断面の溝形状(溝底形状)は、ゴシックアーチ溝又はサーキュラアーク溝である。
ボールナット44は、支持ブラケット46を介して、第1フレーム部23に対し回転自在に支持されている。支持ブラケット46は、1対の梁状部47と、1対の柱状部48と、ナット支持部49とを有する。
1対の梁状部47は、第1梁部材28a、28bの下側に、前後方向に伸長するように、幅方向に離隔して互いに平行に配置されている。1対の梁状部47は、第1フレーム部23を構成する1対の第1梁部材28a、28b同士の間にかけ渡すように、該第1梁部材28a、28bに支持固定されている。
1対の柱状部48は、上下方向に伸長するように配置され、かつ、上端部を、梁状部47の長さ方向中間部(前後方向中間部)に結合固定している。換言すれば、それぞれの柱状部48は、梁状部47の長さ方向中間部から下側に向けて垂下(延出)するように備えられている。
ナット支持部49は、平板状に構成されており、前端部を、1対の柱状部48の下端部に結合固定している。ボールナット44は、中心軸を上下方向に向けて配置した状態で、ナット支持部49に対しラジアル転がり軸受50により回転自在に支持されている。
又、ボールナット44は、電動モータ39の出力軸42に、連結部材51を介して、回転駆動可能に接続されている。連結部材51は、筒状部52と、該筒状部52の上側の端部を塞ぐ底板部53とを有する。連結部材51は、底板部53に備えられた係合孔54に、電動モータ39の出力軸42を非円形嵌合させることにより、該出力軸42にトルク伝達可能に接続される。又、連結部材51は、筒状部52の下側の端部内周面に備えられた嵌合面部55を、ボールナット44の上側の端部に嵌合固定することにより、該ボールナット44にトルク伝達可能に接続される。これにより、連結部材51は、出力軸42とボールナット44とをトルク伝達可能に接続する。
ボールねじ軸45は、上側部分の外周面に、螺旋状の内径側ボールねじ溝(雄ボールねじ溝)56を有する。内径側ボールねじ溝の断面の溝形状(溝底形状)は、ゴシックアーチ溝又はサーキュラアーク溝である。ボールねじ軸45は、上側部分を、ボールナット44の内側に挿通し、該ボールナット44と同軸に配置した状態で、下側部分を、第2フレーム部24の第2連結部材36に対し、回転不能に支持固定している。
ボールナット44の外径側ボールねじ溝と、ボールねじ軸45の内径側ボールねじ溝56とは、径方向に対向して配置され、螺旋状の負荷路を構成する。それぞれのボールは、負荷路に転動自在に配置される。なお、負荷路の始点と終点とは、循環手段により接続されている。すなわち、負荷路の終点にまで達したボールは、循環手段を介して、負荷路の始点にまで戻される。負荷路の始点と終点とは、ボールナット44とボールねじ軸45との軸方向(上下方向)に関する相対変位の方向(相対回転方向)に応じて入れ替わる。又、循環手段は、ボールナットの内周面に形成された循環路、又は、コマ等の循環部品により構成することができる。
1対の補助輪27は、上下方向に配置された旋回軸C27を中心とする回動を自在に、第2フレーム部24を構成する1対の第2柱状部材33の下側面に対し支持されている。それぞれの補助輪27は、略平板状の取付板57と、車輪支持部58と、車輪59とを有する。
車輪支持部58は、金属板を略U字形に曲げ成形してなり、互いに平行な1対の支持板部60と、該1対の支持板部60の上端部同士を連結する連結部61とを有する。連結部61は、取付板57に対し、上下方向に配置された旋回軸C27を中心とする回動を自在に支持されている。
車輪59は、1対の支持板部60に対し、水平方向に配置された回転軸O25を中心とする回転を自在に支持されている。具体的には、1対の支持板部60に備えられた通孔を挿通した支持ねじ62の軸方向中間部の周囲に、車輪59をラジアル転がり軸受により回転自在に支持している。なお、支持ねじ62の先端部には、ナット63が螺合されている。
それぞれの補助輪27は、取付板57を第2柱状部材33の下側面に対し支持固定することにより、第2フレーム部24に対し、上下方向に配置された旋回軸C27を中心とする回動を自在に支持されている。
<フレーム3に対する車椅子用補助輪1の取付構造>
本例の車椅子用補助輪1は、車椅子2のフレーム3に対し着脱可能に取り付けられる。具体的には、取付部を構成する1対の第1連結部材29が、フレーム3のうち、前後位置が後輪4の後輪軸20と一致する部分に着脱可能に取り付けられる。このために、フレーム3を構成する1対のサイドパーツ6の後側縦部材8に、取付金具64を支持固定している。
それぞれの取付金具64は、金具本体65と、取付ねじ32とを備える。
金具本体65は、幅方向に貫通する通孔を有する側板部66と、該側板部66の下側の端部から幅方向内側に向けて折れ曲がり、板厚方向(上下方向)に貫通するねじ孔を有する折れ曲がり板部67とを備える。金具本体65は、側板部66に備えられた通孔に、車椅子2の後輪4の後輪軸20を挿通した状態で、後側縦部材8に対し支持固定されている。
取付ねじ32は、軸部の先端部を、金具本体65の折れ曲がり板部67に備えられたねじ孔に上側から緩く螺合している。本例では、取付ねじ32は、頭部にクランプハンドル68を有する。
フレーム3に対し車椅子用補助輪1を取り付ける際には、まず、車椅子用補助輪1を、フレーム3の後側から前側に向けて移動させ、1対のサイドパーツ6同士の間に挿入する。そして、それぞれの取付ねじ32の軸部のうちで折れ曲がり板部67の上側面よりも上側に露出した基端部に、1対の第1連結部材29に備えられた切り欠き31を係合させる。換言すれば、それぞれの取付ねじ32の軸部の基端部を、それぞれの第1連結部材29の切り欠き31の内側に配置する。
それぞれの取付ねじ32の軸部の基端部を、それぞれの第1連結部材29の切り欠き31に係合した状態で、クランプハンドル68を回してそれぞれの取付ねじ32をさらに螺合し、折れ曲がり板部67に備えられたねじ孔に対する取付ねじ32の螺合量を増大させる。そして、それぞれの第1連結部材29のうちで切り欠き31の幅方向両側に存在する部分を、取付ねじ32の頭部と金具本体65の折れ曲がり板部67との間で強く挟持する。これにより、車椅子用補助輪1を、フレーム3に対し支持する。
これに対し車椅子用補助輪1をフレーム3から取り外す際には、まず、クランプハンドル68を回してそれぞれの取付ねじ32を緩め、折れ曲がり板部67に備えられたねじ孔に対する取付ねじ32の螺合量を減少させる。これにより、取付ねじ32の頭部と金具本体65の折れ曲がり板部67との間で、それぞれの第1連結部材29のうちの切り欠き31の幅方向両側に存在する部分を挟持する力を低下又は喪失させる。
次いで、フレーム3に対し車椅子用補助輪1を後側に向けて移動させ、それぞれの取付ねじ32の軸部の基端部と、それぞれの第1連結部材29の切り欠き31との係合を外す。換言すれば、それぞれの第1連結部材29の切り欠き31からそれぞれの取付ねじ32の軸部の基端部を前方に離脱させる。これにより、車椅子用補助輪1を、フレーム3から取り外す。
<車椅子用補助輪1の動作>
本例の車椅子用補助輪1を取り付けた車椅子2では、電動モータ39に通電することで、1対の補助輪27を昇降させることができる。なお、電動モータ39への通電のON/OFFの切り換えは、介助者のスイッチ操作により行うことができる。前記スイッチの取付位置は特に限定されないが、例えばハンドグリップ14またはその近傍に取り付けることができる。
すなわち、電動モータ39により、ボールナット44を所定方向に回転駆動することで、図11(A)→図11(B)に示すように、ボールねじ軸45をボールナット44に対し下側に向けて相対移動させる。ボールねじ軸45をボールナット44に対し下側に向けて相対移動させると、まず、車椅子2のフレーム3に支持され、かつ、ボールナット44を支持する第1フレーム部23がそのままの位置に止まったまま、ボールねじ軸45を支持する第2フレーム部24が下降する。そして、第2フレーム部24に支持された1対の補助輪27が、地面や床面等の接地面69に接地する。
1対の補助輪27が接地した状態からさらにボールねじ軸45をボールナット44に対し下側に向けて相対移動させると、第2フレーム部24がそのままの位置に止まったまま、第1フレーム部23が第2フレーム部24に対して上昇し、車椅子2のフレーム3の後側部分が前側部分よりも高く持ち上げられる。この結果、1対の前輪5が、接地面69に接地した状態のまま、1対の後輪4が、接地面69から離れる(非接地状態となる)。この状態で、電動モータ39への通電を停止すると、電動モータ39に備えられたブレーキ機構により、出力軸42の回転が阻止されて、ボールナット44の回転が阻止される。これにより、ボールナット44に対するボールねじ軸45の軸方向(上下方向)の相対移動が阻止されて、1対の補助輪27が接地し、かつ、1対の後輪4が非接地となった状態が維持される。
1対の後輪4を非接地とした状態では、それぞれが自在輪により構成される1対の前輪5と、車椅子用補助輪1の1対の補助輪27との4つの車輪が、接地面69に接地するため、介助者は車椅子2を、横方向(幅方向)を含む任意の方向へ移動させることができる。したがって、例えばベッドサイド等において、前後方向への移動スペースを十分に確保することができない場合であっても、容易に幅寄せを行うことができる。
一方、車椅子2の後輪4を下降させて接地させ、かつ、補助輪27を上昇させて非接地状態とする場合には、電動モータ39により、ボールナット44を所定方向と逆方向に回転駆動させ、図11(B)→図11(A)に示すように、ボールねじ軸45をボールナット44に対し上側に向けて相対移動させる。なお、ボールねじ軸45がボールナット44に対し上側に向けて相対移動する際には、ボールねじ軸45の上端部が、連結部材51の筒状部52の内側に挿入されることにより、ボールナット44に対するボールねじ軸45の上側への相対移動が許容される。
ボールねじ軸45をボールナット44に対し上側に向けて相対移動させると、まず、1対の補助輪27を支持する第2フレーム部24がそのままの位置に止まったまま、車椅子2のフレーム3に支持された第1フレーム部23が下降する。そして、フレーム3に支持された1対の後輪4が、接地面69に接地する。
1対の後輪4が接地した状態からさらにボールねじ軸45をボールナット44に対し上側に向けて相対移動させると、第1フレーム部23がそのままの位置に止まったまま、第2フレーム部24が第1フレーム部23に対して上昇し、第2フレーム部24に支持された1対の補助輪27が、接地面69から離れる(非接地状態となる)。
1対の補助輪27が非接地となった状態では、車椅子2の1対の後輪4と1対の前輪5とが、地面や床面に接地し、通常の自走式の車椅子と同様に操作することができる。すなわち、例えば搭乗者自身がハンドリム21を操作することにより、車椅子2を移動させたり方向転換させたりすることができる。
本例の車椅子用補助輪1によれば、車椅子2の1対の後輪4を非接地状態から接地状態に切り換える際に、搭乗者に衝撃が加わることを防止でき、かつ、介助者の負担を軽減することができる。
すなわち、本例の車椅子用補助輪1では、電動モータ39に通電することに基づいて1対の補助輪27を昇降させる。したがって、第1フレーム部23と第2フレーム部24との上下方向に関する相対移動速度を、任意の速度に設定することができる。このため、第1フレーム部23を第2フレーム部24に対して下降させて、1対の後輪4を接地させる際に、該1対の後輪4が接地面69に勢いよく接地し、搭乗者に衝撃荷重が加わることを防止できる。又、特開2003-284744号公報に記載の車椅子のように、第2の補助車輪を上昇させる際に、大車輪が勢いよく下降することを防止するため、介助者がペダルを抑え付けておく必要がない。このため、介助者の負担を軽減することができる。
なお、本例では、ボールナット44を第1フレーム部23に対し回転自在に支持し、かつ、ボールねじ軸45を第2フレーム部24に対し回転不能に支持しているが、本発明を実施する場合、ボールナットを第1フレーム部に対し回転不能に支持し、かつ、ボールねじ軸を第2フレーム部に対し回転自在に支持することもできる。あるいは、ボールナットを第2フレーム部に対し回転可能又は回転不能に支持し、かつ、ボールねじ軸を第1フレーム部に対し回転不能又は回転可能に支持することもできる。
本例では、通電停止時に、第1フレーム部23に対する第2フレーム部24の上下位置を保持するために、電動モータ39として、通電停止時に、出力軸42の回転を阻止するブレーキ機能を有するものを使用しているが、本発明を実施する場合、これに限定されず、任意の構成を採用することができる。例えば、電動モータとボールナット又はボールねじ軸との間に、電動モータからのトルクをボールナット又はボールねじ軸に伝達するのに対し、ボールナット又はボールねじ軸からのトルクは電動モータに伝達しない逆入力遮断クラッチを備えることもできる。
又、本例では、送りねじ機構40として、ボールナット44の内周面に備えられた外径側ボールねじ溝とボールねじ軸45の外周面に備えられた内径側ボールねじ溝56との間に複数個のボールを配置してなるボール式の送りねじ機構を使用しているが、本発明を実施する場合、ナットの内周面に備えられた雌ねじ溝とねじ軸の外周面に備えられた雄ねじ溝とを直接滑り接触させてなる滑り式の送りねじ機構を使用することもできる。この場合、電動モータのブレーキ機能や逆入力遮断クラッチは省略しても良い。
本例の車椅子用補助輪1は、車椅子2のフレーム3に対して着脱可能に取り付けられる。したがって、車椅子2の収納や運搬時には、車椅子用補助輪1を車椅子2のフレーム3から取り外すことで、車椅子2を、図12に示すように、1対の後輪4同士を幅方向に近づけるように折り畳むことができる。
又、本例の車椅子用補助輪1は、車椅子2のフレーム3のうち、前後方向に関して後輪4の後輪軸20と一致する部分、具体的には後側縦部材8に対して着脱可能に取り付けられる。換言すれば、本例では、後輪4を昇降させるための車椅子用補助輪1を、フレーム3のうち、搭乗者の体重が最も負荷される部分である後側縦部材8に取り付けている。このため、後輪4を昇降させる際に車椅子用補助輪1からフレーム3に加わる力の作用線と、搭乗者の体重に基づく荷重の作用線とを、ほぼ同一直線上に配置することができる。したがって、車椅子用補助輪1を、フレーム3のうちの後側縦部材8以外の部分に取り付けた場合と比較して、フレーム3に加わる負担を軽減することができる。又、車椅子用補助輪1をフレーム3に取り付けた状態で、介助者がハンドグリップ14を持って、車椅子2を後方から操作する場合でも、車椅子用補助輪1が介助者の歩行の邪魔になりにくい。
又、本例では、第1フレーム部23と第2フレーム部24とは、1対のリニアガイド25により、上下方向の相対変位を可能に組み合わされている。このため、あらゆる方向のモーメントを支承することができ、1対の後輪4の昇降を安定して行うことができる。
本例の車椅子用補助輪1を着脱可能に取り付ける車椅子2の構造については、上述の例に限らず、任意の構造を採用することができる。例えば、本例の車椅子用補助輪1は、自走式の車椅子2に限らず、後輪がハンドリムを備えていない介助式の車椅子に取り付けて使用することもできる。
あるいは、本発明の補助輪付車椅子を実施する場合、補助輪及び昇降装置を、容易には取り外しできないように、フレームに対し支持することもできる。
1 車椅子用補助輪
2 車椅子
3 フレーム
4 後輪
5 前輪
6 サイドパーツ
7 クロスパイプ
8 後側縦部材
9 前側縦部材
10 上側横部材
11 下側横部材
12 柱部
13 折れ曲がり部
14 ハンドグリップ
15 折れ曲がり部
16 フットサポート
17 ティッピングレバー
18 リンク部材
19 シート支持部材
20 後輪軸
21 ハンドリム
22 座面シート
23 第1フレーム部
24 第2フレーム部
25 リニアガイド
26 昇降装置
27 自在輪
28a、28b 第1梁部材
29 第1連結部材
30 第1柱状部材
31 切り欠き
32 取付ねじ
33 第2柱状部材
34 第2梁部材
35 垂下部材
36 第2連結部材
37 ガイドレール
38 スライダ
39 電動モータ
40 送りねじ機構
41 モータハウジング
42 出力軸
43 固定ブロック
44 ボールナット
45 ボールねじ軸
46 支持ブラケット
47 梁状部
48 柱状部
49 ナット支持部
50 ラジアル転がり軸受
51 連結部材
52 筒状部
53 底板部
54 係合孔
55 嵌合面部
56 内径側ボールねじ溝
57 取付板
58 車輪支持部
59 車輪
60 支持板部
61 連結板
62 支持ねじ
63 ナット
64 取付金具
65 金具本体
66 側板部
67 折れ曲がり板部
68 クランプハンドル
69 接地面

Claims (4)

  1. フレームと、
    前記フレームに対し、水平方向に配置された後輪軸を中心とする回転のみを可能に支持された1対の後輪と、
    前記フレームに対し、上下方向に配置された前輪側旋回軸を中心とする回動、及び、水平方向に配置された前輪軸を中心とする回転を可能に支持された前輪と、
    上下方向に配置された旋回軸を中心とする回動、及び、水平方向に配置された車軸を中心とする回転を可能に支持された補助輪と、
    前記補助輪を前記フレームに対して昇降させる昇降装置と、
    を備え、
    前記昇降装置は、送りねじ機構と、電動モータとを有しており、
    前記送りねじ機構は、外周面に雄ねじ溝を有し、前記フレームと前記補助輪とのうちの一方に対して支持固定されたねじ軸と、内周面に雌ねじ溝を有し、前記フレームと前記補助輪とのうちの他方に対して支持固定されたナットとを備え、前記ねじ軸と前記ナットとを相対回転させることに基づいて、該ねじ軸と該ナットとが上下方向に相対変位可能に構成されており、
    前記電動モータは、前記ねじ軸又は前記ナットを回転駆動可能に構成されている、
    補助輪付車椅子。
  2. 前記送りねじ機構は、前記雄ねじ溝と前記雌ねじ溝との間に転動自在に配置された複数個のボールを備える、
    請求項1に記載の補助輪付車椅子。
  3. 前記補助輪を複数個備える、
    請求項1又は2に記載の補助輪付車椅子。
  4. 前記補助輪を前記フレームに対して昇降可能に支持するリニアガイドを備える、
    請求項1~3のいずれかに記載の補助輪付車椅子。

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