JP2023074149A - 画像形成装置 - Google Patents

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Yoshiyuki Nakayama
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Abstract

【課題】装置本体に装着されたプロセスカートリッジによる画像が欠ける等の画像の劣化を防ぐこと。【解決手段】感光ドラム51y、51m、51c及び51kを帯電させる帯電ワイヤ52を備えるプロセスカートリッジ50が装置本体1aに着脱自在に装着される画像形成装置1は、プロセスカートリッジ50に取り付けられると共に、帯電ワイヤ52を清掃する清掃位置と、清掃位置から退避した退避位置と、の間で移動可能な清掃ユニット200と、プロセスカートリッジ50が装置本体1aに装着される際に、清掃位置に有る操作部240を退避位置に案内するスライドガイド12と、を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、プロセスカートリッジが着脱自在に装着される電子写真複写機又はプリンタ等の画像形成装置に関する。
特許文献1は、放電ワイヤ等の放電部材を清掃する清掃部材を備えたカートリッジが着脱自在に装着された画像形成装置を開示している。具体的には、特許文献1の画像形成装置に装着されるカートリッジは、静電潜像が形成される感光体と、感光体に対向して感光体に沿って延設される放電部材と、放電部材の延設方向に沿って移動させることで放電部材を清掃する清掃ユニットと、を備えている。また、清掃ユニットは、放電部材の延設方向に沿って移動可能に設けられた本体部と、本体部から把持可能に突出する操作部と、を有している。
特開2013-076925号公報
しかしながら、特許文献1においては、帯電ワイヤの清掃をする際に、清掃ユニットをカートリッジの端部の待機位置まで移動しなかった場合に、清掃ユニットがレーザの光路を遮ってしまう。そして、特許文献1においては、清掃ユニットがレーザの光路を遮った状態で装置本体を動作させることが可能であり、この場合には画像出力した際にレーザの光路が遮られた部分の画像が欠けてしまうという課題を有する。
本発明の目的は、装置本体に装着されたプロセスカートリッジによる画像が欠ける等の画像の劣化を防ぐことができる画像形成装置を提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、感光ドラムを帯電させる帯電部材を備えるプロセスカートリッジが装置本体に着脱自在に装着される画像形成装置であって、前記プロセスカートリッジに取り付けられると共に、前記帯電部材を清掃する清掃位置と、前記清掃位置から退避した退避位置と、の間で移動可能な清掃ユニットと、前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着される際に、前記清掃位置に有る前記清掃ユニットを前記退避位置に案内する案内部材と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、装置本体に装着されたプロセスカートリッジによる画像が欠ける等の画像の劣化を防ぐことができる。
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のCRGカバーを閉じた状態の模式図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置のCRGカバーを開いた状態の模式図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の一部の拡大斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の装置本体の内部の一部の拡大斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジの清掃ユニットが退避位置に有る状態の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置に装着されるプロセスカートリッジの清掃ユニットが清掃位置に有る状態の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の装置本体にプロセスカートリッジを装着する途中の状態の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置にプロセスカートリッジを装着した状態の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る画像形成装置の装置本体にプロセスカートリッジを装着した状態の一部の斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る画像形成装置にプロセスカートリッジを装着した状態の斜視図である。
以下、実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
<画像形成装置の構成>
本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の構成について、図1から図5参照しながら、詳細に説明する。
画像形成装置1は、装置本体1aと、CRGカバー11と、スライドガイド12と、回動レバー13と、回動バネ14と、回動軸部15と、レバー21と、ばね22と、LED露光ユニット40と、プロセスカートリッジ50と、を有している。また、画像形成装置1は、搬送ローラ70と、シート搬送ベルト73と、転写ローラ74y、74m、74c及び74kと、定着ユニット80と、排出ローラ対91と、を有している。
装置本体1aには、装置本体1aの内部を外部に開放しているCRGガイド60が形成されている。CRGガイド60は、プロセスカートリッジ50の装置本体1aに対する装着を案内する機能を有している。
CRGカバー11は、画像形成装置1の装置本体1aに開閉可能に取り付けられており、閉じた状態において排出ローラ対91により排出されるシートPを積載する。
案内部材としてのスライドガイド12は、板状であり、装置本体1aのプロセスカートリッジ50の装着面1bに向けて傾斜可能になっていると共にスライド面12aを備えている。
回動レバー13は、図5に示すように、装置本体1a内において回動軸部15に固定されており、スライドガイド12に向けて傾斜した第1の当接面13aと、回動軸部15より離れる方向に傾斜した第2の当接面13bと、を備えている。
回動バネ14は、回動レバー13を図5に示すA2方向及びB1方向に付勢している。
回動軸部15には、スライドガイド12が固定されている。回動軸部15は、装着面1bを挿通していると共に、装置本体1aの図示しない支持部に回動可能に支持されている。回動軸部15は、図5に示すA1方向、A2方向、B1方向及びB2方向に回動可能になっている。
レバー21は、ばね22によって装着面1bより突出する突出方向に付勢されている。レバー21は、回動軸部15の図5に示すB1方向への回動を規制している。レバー21は、清掃ユニット検知部21aと、傾斜面21bと、規制部21cと、を備えている。
清掃ユニット検知部21aは、レバー21がばね22によって突出方向に付勢されることにより装着面1bより外部に突出している(図4参照)。
傾斜面21bは、レバー21が突出方向の反対方向である退避方向に摺動した際に第1の当接面13aに当接する。
規制部21cは、レバー21が退避方向に摺動した際に第2の当接面13bに当接する。
LED露光ユニット40は、画像信号に基づいた光を感光ドラム51y、51m、51c及び51kの各々の表面に照射して静電潜像を形成する。
プロセスカートリッジ50は、シート搬送ベルト73の上部に配置されており、シートPの搬送方向と平行な前後方向に沿って4つ配列されている。プロセスカートリッジ50は、図3に示すCRGカバー11を開いた状態において、装置本体1aに対して開口10を介して着脱可能に装着可能な構成を有しており、交換可能となっている。なお、プロセスカートリッジ50の構成の詳細については後述する。
搬送ローラ70は、図示しないモータが駆動することにより回転駆動して、シート搬送ベルト73を図2において時計回りに回転させる。
シート搬送ベルト73は、感光ドラム51y、51m、51c及び51kに形成された各色のトナー像に同期してシートPを搬送する。
転写ローラ74y、74m、74c及び74kは、シート搬送ベルト73内に設けられている。転写ローラ74y、74m、74c及び74kは、電圧が印加されることにより、感光ドラム51y、51m、51c及び51kの各々に形成された各色のトナー像を、シート搬送ベルト73上を搬送されるシートPに順次転写させる。
定着ユニット80は、図示しないヒータを内蔵した定着ローラ81と、加圧ローラ82と、を備えている。定着ユニット80は、転写ローラ74y、74m、74c及び74kによりトナー像が転写されたシートPに対して、定着ローラ81と加圧ローラ82とによって熱と圧力とを加えることにより、シートPにトナー像を定着させる。定着ユニット80は、トナー像を定着させたシートPを排出ローラ対91に向けて搬送する。
排出ローラ対91は、定着ユニット80より搬送されてくるシートPをCRGカバー11上に排出する。
<プロセスカートリッジの構成>
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置1のプロセスカートリッジ50の構成について、図6及び図7を参照しながら、詳細に説明する。
図6において、図6(a)は、装置本体1aに対するプロセスカートリッジ50の装着方向の後方から見た斜視図であり、図6(b)は、装置本体1aに対するプロセスカートリッジ50の装着方向の前方から見た斜視図である。
プロセスカートリッジ50は、感光ドラム51y、51m、51c及び51kと、保持ローラ54と、帯電ユニット55と、ガイド突起部56と、現像ローラ62と、を備えている。
感光ドラム51y、51m、51c及び51kは、前後方向に配列されている。感光ドラム51y、51m、51c及び51kの各々は、図2において反時計回りに所定の速度で回転駆動する。
保持ローラ54は、感光ドラム51y、51m、51c及び51kの各々に対して1つずつ設けられており、金属製の回転軸を導電性の発泡弾性体からなるローラ体で被覆した部材である。保持ローラ54は、転写後の感光ドラム51y、51m、51c及び51kの表面に残ったトナーを回収して一時的に保持する。保持ローラ54は、クリーニングする際に、保持していたトナーを感光ドラム51y、51m、51c及び51kに戻すように構成されている。なお、感光ドラム51y、51m、51c及び51kに戻されたトナーは、シート搬送ベルト73に転写されて図示しないクリーニングユニットで回収される。
帯電ユニット55は、帯電ワイヤ52と、通気口110と、通気口111と、清掃ユニット200と、図示しない対向電極と、を備えており、感光ドラム51y、51m、51c及び51kの表面を一様に帯電させる。
帯電部材としての帯電ワイヤ52は、所定の電圧が印加されることによりコロナ放電を発生させる金属製のワイヤである。帯電ワイヤ52は、感光ドラム51y、51m、51c及び51kの上方において感光ドラム51y、51m、51c及び51kに対向して配置され、感光ドラム51y、51m、51c及び51kの軸方向(左右方向)に沿って延設されている。
帯電ワイヤ52は、図示しない対向電極と対向するように側面視略U形状に形成された板状の電極である。対向電極は、帯電ワイヤ52と感光ドラム51y、51m、51c及び51kとの間に位置するグリッド電極と、帯電ワイヤ52の前後に位置する一対のシールド電極と、により構成されている。
通気口110は、帯電ユニット55の外部の空気を帯電ワイヤ52に導く空気導入口としての通気口である。
通気口111は、清掃ユニット200の移動を可能とするためのガイドと、帯電ワイヤ52の周囲の空気を排出するための排出口と、を兼ねており、帯電ワイヤ52の延設方向である左右方向に沿って延設されている。
ガイド突起部56は、プロセスカートリッジ50の装置本体1aに対する装着方向の前方側の側面より突出している。
現像ローラ62y、62m、62c及び62kの各々は、感光ドラム51y、51m、51c及び51kの各々にトナーを供給可能に構成されたローラである。現像ローラ62y、62m、62c及び62kの各々は、何れも図示しない収容部内のトナーが供給ローラより供給され、供給されたトナーが層厚規制ブレードとの間で一定の厚さに規制されると共に、一定の厚さに規制されたトナーを担持する。現像ローラ62y、62m、62c及び62kの各々は、感光ドラム51y、51m、51c及び51kの各々に形成された静電潜像を担持したトナーによって現像して、感光ドラム51y、51m、51c及び51kの各々にトナー像を形成する。
<清掃ユニットの構成>
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置1に装着されるプロセスカートリッジ50に取り付けられる清掃ユニット200の構成について、図6及び図7を参照しながら、詳細に説明する。
清掃ユニット200は、プロセスカートリッジ50に取り付けられると共に帯電ワイヤ52を清掃する部材であり、ワイヤクリーナ210と、操作部240と、を備えている。
ワイヤクリーナ210は、通気口111内において帯電ワイヤ52と摺接して帯電ワイヤ52に付着した異物を拭い取る。
操作部240は、ユーザによって操作されることにより通気口111に沿って移動可能になっており、突出部241を備えている。突出部241は、プロセスカートリッジ50の装置本体1aに対する装着方向である図6において下方に突出している。突出部241は、突出方向の先端である下端に傾斜面242を備えている。操作部240は、下端に図示しないコロを備えている。なお、操作部240は、コロを設けないようにしてもよい。
上記の構成を有する清掃ユニット200は、ユーザが操作部240を左右に操作することにより、帯電ワイヤ52の感光ドラム51y、51m、51c及び51kの帯電に必要な全域が清掃される。
この際に、清掃ユニット200は、プロセスカートリッジ50の図6の右端まで移動した場合に、感光ドラム51y、51m、51c及び51kが画像形成する際に必要な帯電範囲外に位置する。清掃ユニット200は、帯電範囲外に位置する図6に示す状態になることにより、LED露光ユニット40から感光ドラム51y、51m、51c及び51kに出射されるレーザの光路を遮らない。この位置を清掃ユニット200の退避位置とする。
また、清掃ユニット200は、帯電範囲内に位置する状態(例えば図7に示す状態)になることにより、LED露光ユニット40から感光ドラム51y、51m、51c及び51kに出射されるレーザの光路を遮る。この位置を清掃ユニット200の清掃位置とする。
<装置本体に対するプロセスカートリッジの装着及び取り外し動作>
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置1の装置本体1aに対するプロセスカートリッジ50の装着及び取り外し動作について、図4から図9を参照しながら、詳細に説明する。
最初に、清掃ユニット200が退避位置にある場合における装置本体1aに対するプロセスカートリッジ50の装着動作について説明する。
まず、プロセスカートリッジ50のガイド突起部56(図6(b)参照)を装置本体1aのCRGガイド60に対して上方より挿入する。
そして、ガイド突起部56は、CRGガイド60に案内されながら下方に移動する。この際に、清掃ユニット検知部21aは、退避位置に有る清掃ユニット200の突出部241に対向している。これより、清掃ユニット200の突出部241の傾斜面242は、清掃ユニット検知部21aの傾斜面21dに当接して、清掃ユニット検知部21aをばね22の付勢力に抗して装置本体1aの内部に押し込む。
レバー21は、清掃ユニット検知部21aが装置本体1aの内部に押し込まれることにより退避方向に摺動すると共に、傾斜面21bが第1の当接面13aに当接する。
そして、レバー21は、清掃ユニット検知部21aが装置本体1aの内部に更に押し込まれることにより更に退避方向に摺動する。
これにより、回動レバー13は、第1の当接面13aと傾斜面21bとの当接状態が解除されると共に、第2の当接面13bが規制部21cに当接する。また、回動軸部15は、第2の当接面13bと規制部21cとが当接することにより、回動ばね14の付勢力に抗して図5に示すA1方向に回動する。また、スライドガイド12は、回動レバー13と共にA1方向に回動して図9に示す状態になることにより、LED露光ユニット40より感光ドラム51y、51m、51c及び51kに照射されるレーザ等の光の軌道上より退避する。更に、CRGカバー11は、閉じられるようになる。
このように、スライドガイド12は、回動軸部15を回動中心としてA1方向に回動することにより、清掃ユニット200の案内方向と平行な回転軸を中心に回動する。これにより、スライドガイド12をLED露光ユニット40より感光ドラム51y、51m、51c及び51kに照射されるレーザ等の光の軌道上より退避させることにより、スライドガイド12によって画像が欠ける等の画像の劣化を防ぐことができる。なお、プロセスカートリッジ50を装置本体1aに装着した際に、スライドガイド12がLED露光ユニット40より感光ドラム51y、51m、51c及び51kに照射されるレーザ等の光の軌道を遮らない場合にはA1方向に回動させなくてもよい。
続いて、清掃ユニット200が清掃位置に有って退避位置に無い場合における装置本体1aに対するプロセスカートリッジ50の装着動作について説明する。
まず、プロセスカートリッジ50のガイド突起部56を装置本体1aのCRGガイド60に対して上方より挿入する。
そして、ガイド突起部56は、CRGガイド60に案内されながら下方に移動する。この際に、清掃ユニット200は、突出部241がスライドガイド12のスライド面12aに当接し、スライドガイド12によって案内されてスライド面12aの勾配によりスライドガイド12の傾斜方向に摺動して退避位置へと移動する。清掃ユニット200は、スライド面12aに当接して回転する図示しないコロを突出部241に設けることにより、退避位置へ容易に移動することができる。
このように、清掃ユニット200をスライドガイド12の傾斜方向に摺動させることにより退避位置に案内することにより、簡易な構成によって清掃ユニット200を退避位置に案内することができる。
この後の装着動作は上記の清掃ユニット200が退避位置にある場合の装着動作と同様になるので、その説明を省略する。
続いて、装置本体1aに対するプロセスカートリッジ50の取り外し動作について説明する。
まず、プロセスカートリッジ50のガイド突起部56を装置本体1aのCRGガイド60に対して上方に移動させる。
これにより、レバー21は、清掃ユニット検知部21aに対する傾斜面242からの押圧が解除されると共にばね22の付勢力によって突出方向に摺動する。これにより、回動軸部15は、第2の当接面13bと規制部21cとの当接状態が解除されると共に第1の当接面13aと傾斜面21bとが当接し、回動ばね14の弾性復帰力によって図5に示すA2方向に回動する。また、スライドガイド12は、回動レバー13と共にA2方向に回動する。
そして、レバー21は、ばね22の付勢力によって突出方向に更に摺動する。これにより、回動軸部15は、第1の当接面13aと傾斜面21bとの当接状態が解除され、図5に示すA1方向に回動した後にA1方向への回動がレバー21によって規制される。
本実施の形態では、清掃ユニット200は、プロセスカートリッジ50に取り付けられると共に、帯電ワイヤ52を清掃する清掃位置と、清掃位置から退避した退避位置と、の間で移動可能である。スライドガイド12は、プロセスカートリッジ50が装置本体1aに装着される際に、清掃位置に有る清掃ユニット200を退避位置に案内する。これにより、装置本体1aに装着されたプロセスカートリッジ50による画像が欠ける等の画像の劣化を防ぐことができる。
(実施の形態2)
<画像形成装置の構成>
本発明の実施の形態2に係る画像形成装置2の構成について、図10を参照しながら、詳細に説明する。
なお、図10において、図1から図4と同一構成である部分については同一符号を付して、その説明を省略する。また、本実施の形態に係る画像形成装置2において図10に記載されていない部分は図1から図4と同一構成であるため、その説明を省略する。
画像形成装置2は、装置本体1aと、CRGカバー11と、LED露光ユニット40と、プロセスカートリッジ50と、ラック63と、ギア64と、大径ギア65と、傘歯車66と、プーリ67と、ベルト68と、を有している。また、画像形成装置2は、搬送ローラ70と、シート搬送ベルト73と、転写ローラ74y、74m、74c及び74kと、定着ユニット80と、排出ローラ対91と、を有している。ラック63、ギア64、大径ギア65、傘歯車66及びプーリ67は、駆動部を構成している。
ラック63は、CRGガイド60に設けられている。
ギア64は、ラック63と噛み合っている。ラック63とギア64とのギア比は1対1になっている。
大径ギア65は、ギア64と一体に形成されており、ギア64と一体に回転する。大径ギア65は、ギア64の径よりも大きい径を有しており、ギア64の歯数の倍の歯数を有している。
傘歯車66は、大径ギア65に対して直交して設けられており、大径ギア65と噛み合う。大径ギア65と傘歯車66とのギア比は1対1になっている。
プーリ67は、傘歯車66と直結しており、傘歯車66と一体に回転することによりベルト68を回転させる。プーリ67は、傘歯車66の径の半分の径を有している。プーリ67は、ベルト68に伝達する駆動力を遮断する図示しないトルクリミッタを内蔵している。
大径ギア65及び傘歯車66は、ラック63とギア64との形状差による歯数の差を調整可能な歯数となっている。
案内部材としてのベルト68は、プーリ67が回転駆動することにより回転する。ベルト68には、清掃ユニット200が固定されている。ベルト68は、回転することにより清掃ユニット200を清掃位置と退避位置との間で移動させる。
なお、プロセスカートリッジ50の構成及び清掃ユニット200の構成は図6及び図7と同一構成であるので、その説明を省略する。
<装置本体に対するプロセスカートリッジの装着動作>
本発明の実施の形態2に係る画像形成装置2の装置本体1aに対するプロセスカートリッジ50の装着動作について、図10及び図11を参照しながら、詳細に説明する。
清掃ユニット200が退避位置と反対側の端部の清掃位置に有る状態において、ギア64をCRGガイド60の上方から挿入してラック63に噛み合わせる。
そして、プロセスカートリッジ50を下方に移動させることにより、ラック63と噛み合っているギア64が回転し、これに伴って大径ギア65、傘歯車66及びプーリ67が回転する。この際に、ベルト68は、ギア64からプーリ67までのギア比により、ラック63と噛み合っているギア64の回転速度の4倍の速度に増速されて移動する。
ベルト68は、プーリ67が回転することにより回転して清掃ユニット200を駆動することにより、清掃ユニット200により帯電ワイヤ52を清掃させる。
清掃ユニット200は、装置本体1aに対してプロセスカートリッジ50が装着された際に、清掃位置から退避位置まで移動して図11に示す状態になる。
清掃ユニット200は、プロセスカートリッジ50が装置本体1aに装着されて画像形成位置にある場合に退避位置へ移動し、プロセスカートリッジ50が装置本体1aから完全に取り出された場合に清掃位置へ移動するようにベルト68に固定されている。
この際に、装置本体1aに対してプロセスカートリッジ50を装着する際にベルト68が回転し過ぎた場合には、プーリ67の内部に設けた図示しないトルクリミッタによってベルト68に伝達される駆動力を遮断する。
例えば、ユーザがプロセスカートリッジ50を取り出して清掃ユニット200を移動させた場合において、装置本体1aに対するプロセスカートリッジ50の装着時に、ベルト68が回転し過ぎる場合がある。また、装置本体1aにプロセスカートリッジ50を装着した状態で操作部240を移動した場合において、プロセスカートリッジ50の取り出し時に、ベルト68が回転し過ぎる場合がある。このような場合に、ベルト68が回転し過ぎて清掃ユニット200又はベルト68が破損することをトルクリミッタによって防ぐことができる。
このように、傘歯車66と連結したプーリ67にトルクリミッタを内蔵することにより、操作部240を所定の位置から移動した後にプロセスカートリッジ50を着脱した場合であっても、清掃ユニット200又はベルト68の破損を防ぐことができる。
本実施の形態では、ラック63、ギア64、大径ギア65、傘歯車66及びプーリ67により、装置本体1aに対するプロセスカートリッジ50の装着動作に伴ってベルト68を駆動する。また、ベルト68は、ラック63、ギア64、大径ギア65、傘歯車66及びプーリ67により駆動された際に清掃ユニット200を清掃位置から退避位置に案内する。これにより、プロセスカートリッジ50を装置本体1aに装着した際に、清掃ユニット200を確実に退避位置に案内することができる。
なお、本実施の形態において、ベルト68の速度をギア64の回転速度の4倍の速度に増速したが、これに限らず、ギア64からプーリ67までのギア比を変えることにより、ベルトの速度をギアの回転速度よりも任意の速度に増速することができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能であることは言うまでもない。
具体的には、上記の実施の形態1及び実施の形態2において、画像形成装置1をカラープリンタ(SFP)としたが、これに限らず、画像形成装置を装置本体の上部に読取りユニットを備えた複合機としてもよい。この場合には、読取りユニットを回動可能とし、CRGカバー11を開ける構成とすることで同様の効果を得ることができる。
また、上記の実施の形態1及び実施の形態2において、プロセスカートリッジ50は感光ドラム51y、51m、51c及び51k、保持ローラ54、帯電ユニット55及び現像ローラ62を備えた。しかしながら、これに限らず、プロセスカートリッジは少なくとも帯電ユニットを備えていればよい。
1 画像形成装置
1a 装置本体
1b 装着面
2 画像形成装置
10 開口
11 カバー
12 スライドガイド
13 回動レバー
13a 第1の当接面
13b 第2の当接面
21 レバー
21a 清掃ユニット検知部
21b 傾斜面
21c 規制部
21d 傾斜面
22 ばね
23a 上側支持部材
23b 下側支持部材
40 露光ユニット
50 プロセスカートリッジ
51y 感光ドラム
51m 感光ドラム
51c 感光ドラム
51k 感光ドラム
52 帯電ワイヤ
54 保持ローラ
55 帯電ユニット
56 ガイド突起
60 CRGガイド
63 ラック
64 ギア
65 大径ギア
66 傘歯車
67 プーリ
68 ベルト
200 清掃ユニット
210 ワイヤクリーナ
240 操作部
241 突出部
242 傾斜面

Claims (6)

  1. 感光ドラムを帯電させる帯電部材を備えるプロセスカートリッジが装置本体に着脱自在に装着される画像形成装置であって、
    前記プロセスカートリッジに取り付けられると共に、前記帯電部材を清掃する清掃位置と、前記清掃位置から退避した退避位置と、の間で移動可能な清掃ユニットと、
    前記プロセスカートリッジが前記装置本体に装着される際に、前記清掃位置に有る前記清掃ユニットを前記退避位置に案内する案内部材と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記案内部材は、
    前記装置本体の前記プロセスカートリッジの装着面に向けて傾斜し、
    前記清掃ユニットは、
    前記案内部材によって案内されて前記案内部材の傾斜方向に移動することにより前記退避位置に移動する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記清掃ユニットは、
    前記案内部材と当接するコロを備える、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記案内部材は、
    前記装置本体に対する前記プロセスカートリッジの装着に伴って前記清掃ユニットの案内方向と平行な回転軸を中心に回動する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記装置本体に対する前記プロセスカートリッジの装着動作に伴って前記案内部材を駆動する駆動部を備え、
    前記案内部材は、
    前記駆動部により駆動された際に前記清掃ユニットを前記清掃位置から前記退避位置に案内する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記駆動部から前記案内部材に伝達される駆動力を遮断するトルクリミッタを有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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