JP2023073850A - 端末装置のための第1のコンピュータプログラム、端末装置によって実行される方法、及び、端末装置 - Google Patents
端末装置のための第1のコンピュータプログラム、端末装置によって実行される方法、及び、端末装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】ユーザの利便性を向上させることができる技術を提供する。【解決手段】端末装置は、1以上の通信装置のうちの対象通信装置が選択され、かつ、対象通信装置が過去に選択されたことを示す第1の選択済情報が端末装置のメモリに記憶されておらず、かつ、所定の条件が成立する場合に、対象通信装置に関する所定の画像を端末装置の表示部に表示させるための表示処理を実行する。対象通信装置が選択され、かつ、第1の選択済情報がメモリに記憶されている場合に、表示処理は実行されない。対象通信装置が選択され、かつ、所定の条件が成立しない場合に、表示処理は実行されない。【選択図】図3
Description
本明細書は、所定の画像を端末装置の表示部に表示させるための技術を開示する。
特許文献1には、プリンタとクライアント端末と転送サーバとWEBサーバとを備えるサポートサービス支援システムが開示されている。クライアント端末は、ユーザに提示するべきイベントが発生する場合に、プリンタステータスモニタ画面を表示し、プリンタステータスモニタ画面において、WEBサポートボタンの選択を受付けると、サポート開始画面を表示する。そして、クライアント端末は、サポート開始画面においてWEBサポート開始ボタンの選択を受付ける場合に、WEBサーバにアクセスして、サポートサービス画面を表示する。
本明細書では、ユーザの利便性を向上させることができる技術を提供する。
本明細書は、端末装置のための第1のコンピュータプログラムを開示する。第1のコンピュータプログラムは、前記端末装置のコンピュータを、1以上の通信装置のうちの対象通信装置が選択され、かつ、前記対象通信装置が過去に選択されたことを示す第1の選択済情報が前記端末装置のメモリに記憶されておらず、かつ、所定の条件が成立する場合に、前記対象通信装置に関する所定の画像を前記端末装置の表示部に表示させるための表示処理を実行する表示処理実行部と、として機能させ、前記対象通信装置が選択され、かつ、前記第1の選択済情報が前記メモリに記憶されている場合に、前記表示処理は実行されず、前記対象通信装置が選択され、かつ、前記所定の条件が成立しない場合に、前記表示処理は実行されなくてもよい。
上記の構成によると、端末装置は、対象通信装置が選択され、かつ、第1の選択済情報がメモリに記憶されておらず、かつ、所定の条件が成立する場合に、表示処理を実行する。一方、対象通信装置が選択され、かつ、第1の選択済情報がメモリに記憶されている場合に、表示処理は実行されない。また、対象通信装置が選択され、かつ、所定の条件が成立しない場合に、表示処理は実行されない。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
上記の第1のコンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体、端末装置のための第1のコンピュータプログラムによって実現される端末装置、及び、端末装置によって実行される方法も、新規で有用である。また、端末装置と対象通信装置とを含む通信システムも、新規で有用である。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、PC10と、複数個のMFP100A、100Bと、ウェブサーバ200と、を備える。PC10、MFP100A、及び、MFP100Bは、LAN(Local Area Networkの略)4に接続されている。PC10、MFP100A、及び、MFP100Bは、LAN4を介して、通信可能である。LAN4は、インターネット6に接続されている。PC10、MFP100A、MFP100B、及び、ウェブサーバ200は、インターネット6に接続されている。PC10、MFP100A、MFP100B、及び、ウェブサーバ200は、インターネット6を介して、通信可能である。
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、PC10と、複数個のMFP100A、100Bと、ウェブサーバ200と、を備える。PC10、MFP100A、及び、MFP100Bは、LAN(Local Area Networkの略)4に接続されている。PC10、MFP100A、及び、MFP100Bは、LAN4を介して、通信可能である。LAN4は、インターネット6に接続されている。PC10、MFP100A、MFP100B、及び、ウェブサーバ200は、インターネット6に接続されている。PC10、MFP100A、MFP100B、及び、ウェブサーバ200は、インターネット6を介して、通信可能である。
(PC10の構成)
PC10は、据置型のPCであってもよいし、例えばノートPC等の可搬型のPCであってもよい。PC10は、操作部12と、表示部14と、USBインターフェース16と、LANインターフェース18と、制御部30と、を備える。以下では、インターフェースを、単に「I/F」と記載する。
PC10は、据置型のPCであってもよいし、例えばノートPC等の可搬型のPCであってもよい。PC10は、操作部12と、表示部14と、USBインターフェース16と、LANインターフェース18と、制御部30と、を備える。以下では、インターフェースを、単に「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をPC10に与えることができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。なお、表示部14は、いわゆるタッチパネル(即ち操作部)として機能してもよい。USBI/F16は、USBケーブルが接続されるI/Fである。LANI/F18は、LAN4を介した通信を実行するためのI/Fであり、LAN4に接続されている。LANI/F18は、無線I/Fであってもよいし、有線I/Fであってもよい。USBI/F16には、USBI/F16を識別するIF識別情報「IF1」が割り当てられており、LANI/F18には、LANI/F18を識別するIF識別情報「IF2」が割り当てられている。
制御部30は、CPU32とメモリ34とを備える。CPU32は、メモリ34に記憶されているプログラム36に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。プログラム36は、ブラウザプログラム40と、プリンタドライバ42と、ステータスモニタアプリ44と、MFPアプリ46と、統合インストーラ48と、を含む。ブラウザプログラム40は、汎用的なウェブページ閲覧ソフトウェアであり、例えば、IE(Internet Explorer(登録商標)の略)、Safari(登録商標)、GoogleChrome(登録商標)等である。プリンタドライバ42は、印刷対象の画像に対応する対象データを用いて印刷データを生成し、当該印刷データをMFP100A、100Bに供給するためのプログラムである。ステータスモニタアプリ44は、PC10と通信可能に接続されているMFP100A、100Bのステータス情報を定期的に取得し、取得したステータス情報をPC10の表示部14に表示させるためのプログラムである。MFPアプリ46は、MFP100A、100Bに印刷機能、スキャン機能を実行させるためのプログラムである。MFPアプリ46は、デバイス接続リストDLを記憶する。デバイス接続リストDLには、デバイス接続情報が記憶される。デバイス接続情報は、IF識別情報と、MFPのモデル名と、MFPのシリアル番号と、を含む情報であり、当該IF識別情報によって識別されるI/Fを介して、当該モデル名及び当該シリアル番号を有するMFPと過去に接続されたことを示す情報である。統合インストーラ48は、プリンタドライバのインストールと、ステータスモニタアプリ44のインストールと、を実行するためのプログラムである。なお、変形例では、統合インストーラ48は、さらに、スキャナドライバのインストールを実行するためのプログラムであってもよい。MFPアプリ46、及び、統合インストーラ48は、例えば、MFPと共に出荷されるコンピュータ読取可能記録媒体からPC10にインストールされてもよいし、インターネット6上のサーバからPC10にインストールされてもよい。メモリ34は、さらに、設定ファイルSFとプログラム接続リストPLとを記憶する。設定ファイルSFには、MFPアプリ46において利用されるべきMFPのIPアドレスが記憶され得る。設定ファイルSF内のIPアドレスは、例えば、PC10の管理者によって設定される。プログラム接続リストPLには、プログラム接続情報が記憶される。プログラム接続情報は、特定のプログラムを識別するプログラム識別情報と、MFPのモデル名と、MFPのシリアル番号と、を含む情報であり、当該プログラム識別情報によって識別されるプログラムにおいて、当該モデル名及び当該シリアル番号を有するMFPと過去に接続されたことを示す情報である。
(MFP100A、100Bの構成)
MFP100A、100Bは、印刷機能及びスキャン機能を実行可能な周辺装置(即ちPC10等の周辺装置)である。MFP100Aは、デバイス名「DV1」と、モデル名「MN1」と、シリアル番号「SN1」と、を有する。MFP100Bは、デバイス名「DV2」と、モデル名「MN2」と、シリアル番号「SN2」と、を有する。デバイス名は、MFPの管理者によって各MFP100A、100Bに付与される名称である。モデル名は、MFPのモデルを示す名称である。シリアル番号は、MFPのベンダによって各MFP100A、100Bに付与されるユニークな番号である。各MFP100A、100Bは、同じベンダによって製造される。
MFP100A、100Bは、印刷機能及びスキャン機能を実行可能な周辺装置(即ちPC10等の周辺装置)である。MFP100Aは、デバイス名「DV1」と、モデル名「MN1」と、シリアル番号「SN1」と、を有する。MFP100Bは、デバイス名「DV2」と、モデル名「MN2」と、シリアル番号「SN2」と、を有する。デバイス名は、MFPの管理者によって各MFP100A、100Bに付与される名称である。モデル名は、MFPのモデルを示す名称である。シリアル番号は、MFPのベンダによって各MFP100A、100Bに付与されるユニークな番号である。各MFP100A、100Bは、同じベンダによって製造される。
(ウェブサーバ200の構成)
ウェブサーバ200は、MFP100A、100Bのベンダによってインターネット6上に設置され、ウェブページに対応するウェブページデータ(例えばHTML(HyperText Markup Languageの略)形式のデータ等)を供給するためのサーバである。なお、変形例では、ウェブサーバ200は、当該ベンダとは異なる事業者によってインターネット6上に設置されてもよい。別の変形例では、MFP100A、100Bのベンダは、ウェブサーバ200のハードウェアを自前で準備せず、外部のクラウドコンピューティングサービスが提供する環境を利用してもよい。この場合、MFP100A、100Bのベンダは、ウェブサーバ200のプログラム(即ちソフトウェア)を準備し、それを上記の環境に導入することによって、ウェブサーバ200を実現してもよい。
ウェブサーバ200は、MFP100A、100Bのベンダによってインターネット6上に設置され、ウェブページに対応するウェブページデータ(例えばHTML(HyperText Markup Languageの略)形式のデータ等)を供給するためのサーバである。なお、変形例では、ウェブサーバ200は、当該ベンダとは異なる事業者によってインターネット6上に設置されてもよい。別の変形例では、MFP100A、100Bのベンダは、ウェブサーバ200のハードウェアを自前で準備せず、外部のクラウドコンピューティングサービスが提供する環境を利用してもよい。この場合、MFP100A、100Bのベンダは、ウェブサーバ200のプログラム(即ちソフトウェア)を準備し、それを上記の環境に導入することによって、ウェブサーバ200を実現してもよい。
(アプリ処理;図2)
続いて、図2を参照して、PC10のCPU32が、MFPアプリ46に従って実行するアプリ処理について説明する。MFPアプリ46を起動させるための操作(アプリ起動操作)が操作部12に実行される場合に、図2の処理が開始される。
続いて、図2を参照して、PC10のCPU32が、MFPアプリ46に従って実行するアプリ処理について説明する。MFPアプリ46を起動させるための操作(アプリ起動操作)が操作部12に実行される場合に、図2の処理が開始される。
S10において、CPU32は、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されていないのか否かを判断する。CPU32は、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されている場合に、S10でNOと判断してS50に進む。一方、CPU32は、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されていない場合、又は、設定ファイルSFがメモリ34に記憶されていない場合に、S10でYESと判断してS12に進む。
S12において、CPU32は、メモリ34のデバイス接続リストDLにデバイス接続情報が記憶されているのか否かを判断する。CPU32は、デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていない場合に、S12でNOと判断してS14に進み、デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されている場合に、S12でYESと判断してS16に進む。
S14において、CPU32は、ホーム画面60を表示部14に表示させる。図4に示すように、ホーム画面60は、プリントボタンB1と、スキャンボタンB2と、デバイス選択ボタンB3と、デバイス欄DCと、を含む。デバイス選択ボタンB3は、印刷機能又はスキャン機能を実行させるMFPを選択するためのボタンである。デバイス欄DCには、印刷機能又はスキャン機能を実行させるMFPとして選択されているMFPのデバイス名(例えば、「DV1」、「DV2」)、又は、印刷機能又はスキャン機能を実行させるMFPが選択されていないことを示す情報「未選択」が表示される。S12でNOと判断される場合、印刷機能又はスキャン機能を実行させるMFPが選択されていないことを示す情報「未選択」がデバイス欄DCに表示される。また、ホーム画面60では、プリントボタンB1及びスキャンボタンB2が無効化されている。なお、図4において、細線で囲まれている画面は、MFPアプリ46に従って表示される画面であり、太線で囲まれている画面は、ブラウザプログラム40に従って表示される画面である。
図2のS16において、CPU32は、デバイス接続リストDLに記憶されているデバイス接続情報を利用して、ホーム画面66を表示部14に表示させる。図4に示すように、ホーム画面66は、プリントボタンB1及びスキャンボタンB2が有効化されている点、及び、デバイス欄DCにデバイス名(例えば「DV1」、「DV2」)が表示されている点を除いて、ホーム画面60と同様である。デバイス欄DCには、デバイス接続リストDLに記憶されているデバイス接続情報内のデバイス名が表示される。複数のデバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されている場合には、最新のデバイス接続情報内のデバイス名がデバイス欄DCに表示される。
図2のS20において、CPU32は、デバイス選択ボタンB3を選択するための操作が実行されたのか否かを判断する。CPU32は、デバイス選択ボタンB3を選択するための操作が実行される場合に、S20でYESと判断してS22に進む。一方、CPU32は、プリントボタンB1又はスキャンボタンB2を選択するための操作が実行される場合に、S20でNOと判断してS24に進む。S24において、CPU32は、印刷処理又はスキャン処理を実行する。CPU32は、S24が終了すると、S60に進む。
S22において、CPU32は、まず、LANI/F18を介して、検索信号をブロードキャスト送信する。検索信号は、LAN4に接続されている1個以上の周辺装置(MFP100A、100B等)のそれぞれに、当該周辺装置の装置情報(即ち、デバイス名、モデル名、及び、シリアル番号)を含む応答信号の送信を要求するための信号である。そして、CPU32は、1個以上の周辺装置のそれぞれから応答信号を受信すると、受信済みの1個以上の応答信号を利用して、第1選択画面62を表示部14に表示させる。図4に示すように、第1選択画面62は、ネットワークタブT1と、USBタブT2と、デバイスリストL1と、OKボタンB4と、キャンセルボタンB5と、を含む。デバイスリストL1には、受信済みの1個以上の応答信号内のデバイス名が表示される。第1選択画面62では、ネットワークタブT1が選択態様で示されており、USBタブT2が非選択態様で示されている。
図2のS30において、CPU32は、デバイスリストL1内のデバイス名を選択するための操作、及び、OKボタンB4を選択するための操作(デバイス選択操作)が実行されることを監視する。CPU32は、デバイスリストL1内のデバイス名を選択するための操作、及び、OKボタンB4を選択するための操作が実行される場合(S30でYES)に、S50に進む。なお、MFPアプリ46がタッチパネル方式に対応しているプログラムである場合、デバイスリストL1内のデバイス名をタップする操作が、デバイス名を選択するための操作である。また、マウス等を用いて、デバイスリストL1内のデバイス名を選択(クリック)する操作も、デバイス名を選択するための操作である。
S40において、CPU32は、USBタブT2を選択するための操作が実行されることを監視する。CPU32は、USBタブT2を選択するための操作が実行される場合(S40でYES)に、S42に進む。
S42において、CPU32は、まず、USBI/F16を介して、デバイス情報要求を送信する。デバイス情報要求は、USBI/F16を介して接続されている装置の装置情報(即ち、デバイス名、モデル名、及び、シリアル番号)を含む応答信号の送信を要求するための信号である。そして、CPU32は、受信済みの応答信号を利用して、第2選択画面64を表示部14に表示させる。図4に示すように、第2選択画面64は、ネットワークタブT1と、USBタブT2と、デバイスリストL2と、OKボタンB4と、キャンセルボタンB5と、を含む。デバイスリストL2には、受信済みの1個の応答信号内のデバイス名が表示される。第2選択画面64では、ネットワークタブT1が非選択態様で示されており、USBタブT2が選択態様で示されている。
図2のS44において、CPU32は、デバイスリストL2内のデバイス名を選択するための操作、及び、OKボタンB4を選択するための操作(デバイス選択操作)を受付ける。CPU32は、S44が終了すると、S50に進む。
S50において、CPU32は、まず、S30又はS44で選択されたデバイス名を有するMFP(以下では、「対象デバイス」と記載することがある)に能力情報要求を送信する。能力情報要求は、対象デバイスが実行可能な機能(例えば、印刷機能、スキャン機能)を確認するための信号である。CPU32は、対象デバイスから能力情報を受信すると、ホーム画面66を表示部14に表示させ、完了ダイアログ68をホーム画面66上に表示させる。図4に示すように、完了ダイアログ68は、対象デバイスが選択されたことを示すメッセージと、対象デバイスのモデル名(例えば、「MN1」、「MN2」)と、対象デバイスが実行可能な機能を示す情報(例えば、「プリント」、「スキャン」)と、OKボタンB6と、を含む。これにより、PC10と対象デバイスとが接続される。即ち、PC10のユーザは、PC10を操作することによって、対象デバイスに印刷機能又はスキャン機能を実行させることができる。なお、S30を経た後のS50では、LANI/F18を介して、PC10と対象デバイスとが接続され、S40~S44を経た後のS50では、USBI/F16を介して、PC10と対象デバイスとが接続される。
図2のS52において、CPU32は、OKボタンB6を選択するための操作を受付け、S54において、サポート関連処理を実行する。サポート関連処理は、サポートページ70(図4参照)に関連する処理である。CPU32は、S54が終了すると、S60に進む。
S60において、CPU32は、ホーム画面66(図4参照)を表示部14に表示させる。ホーム画面66のデバイス欄DCには、S30又はS44で選択されたデバイス名、又は、設定ファイルSF内のIPアドレスを有するMFPのデバイス名が表示される。CPU32は、S60が終了すると、S20に戻る。
(サポート関連処理;図3)
続いて、図3を参照して、図2のS54で実行されるサポート関連処理について説明する。S110において、CPU32は、対象デバイスとの対象I/Fを介した初回の接続であるのか否かを判断する。ここで、第1選択画面62(図4参照)において、対象デバイスのデバイス名が選択された場合(図2のS30でYES)、LANI/F18が対象I/Fであり、第2選択画面64(図4参照)において、対象デバイスのデバイス名が選択された場合(S44)、USBI/F16が対象I/Fである。まず、CPU32は、対象I/Fを識別するIF識別情報を特定すると共に、対象デバイスのモデル名(以下では、「対象モデル名」と記載することがある)、及び、対象デバイスのシリアル番号(以下では、「対象シリアル番号」と記載することがある)を特定する。そして、CPU32は、対象IF識別情報、対象モデル名、及び、対象シリアル番号を含む対象デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されているのか否かを判断する。CPU32は、対象デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていない場合に、対象デバイスとの対象I/Fを介した初回の接続であると判断し(S110でYES)、S112に進む。一方、CPU32は、対象デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されている場合に、対象デバイスとの対象I/Fを介した初回の接続でないと判断し(S110でNO)、S112及びS120を省略して、S130に進む。
続いて、図3を参照して、図2のS54で実行されるサポート関連処理について説明する。S110において、CPU32は、対象デバイスとの対象I/Fを介した初回の接続であるのか否かを判断する。ここで、第1選択画面62(図4参照)において、対象デバイスのデバイス名が選択された場合(図2のS30でYES)、LANI/F18が対象I/Fであり、第2選択画面64(図4参照)において、対象デバイスのデバイス名が選択された場合(S44)、USBI/F16が対象I/Fである。まず、CPU32は、対象I/Fを識別するIF識別情報を特定すると共に、対象デバイスのモデル名(以下では、「対象モデル名」と記載することがある)、及び、対象デバイスのシリアル番号(以下では、「対象シリアル番号」と記載することがある)を特定する。そして、CPU32は、対象IF識別情報、対象モデル名、及び、対象シリアル番号を含む対象デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されているのか否かを判断する。CPU32は、対象デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていない場合に、対象デバイスとの対象I/Fを介した初回の接続であると判断し(S110でYES)、S112に進む。一方、CPU32は、対象デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されている場合に、対象デバイスとの対象I/Fを介した初回の接続でないと判断し(S110でNO)、S112及びS120を省略して、S130に進む。
CPU32は、S112において、所定の条件が成立するのか否かを判断する。本実施例では、CPU32は、第1の条件、第2の条件、及び、第3の条件の全ての条件が成立する場合に所定の条件が成立すると判断する。第1の条件は、対象I/Fとは異なるI/Fを識別するI/F識別情報、対象モデル名、及び、対象シリアル番号を含むデバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていない場合に成立する。第2の条件は、MFPアプリ46を識別するプログラム識別情報「PR1」、対象モデル名、及び、対象シリアル番号を含むプログラム接続情報がメモリ34のプログラム接続リストPLに記憶されていない場合に成立する。第3の条件は、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されていない場合に成立する。CPU32は、所定の条件が成立する場合(S112でYES)に、S120に進み、所定の条件が成立しない場合(S112でNO)に、S120を省略して、S130に進む。
S120において、CPU32は、表示処理を実行する。具体的には、CPU32は、ウェブページ取得指示をブラウザプログラム40に供給する。ウェブページ取得指示は、ブラウザプログラム40がアクセスすべきアクセスURLを含む。アクセスURLは、ウェブサーバ200のサポートページ70(図4参照)に対応するURL80a「http://webserver.com/support」と、対象デバイスが利用される国を示す国情報と、対象モデル名と、対象シリアル番号と、MFPアプリ46のプログラム識別番号「PR1」と、を含む。ブラウザプログラム40は、ウェブページ取得指示が取得されると、ウェブページ取得指示内のアクセスURLを送信先URLとして含むウェブページデータ要求をウェブサーバ200に送信し、ウェブサーバ200から、サポートページデータを受信し、サポートページデータに対応するサポートページ70を表示部14に表示させる。図4に示すように、サポートページ70は、対象デバイスのサポート情報を示すウェブページにアクセスするためのボタンB11と、対象デバイスのためのアプリケーションをインストールするためのウェブページにアクセスするためのボタンB12と、対象デバイスの消耗品を購入するためのウェブページにアクセスするためのボタンB13と、を含む。なお、ブラウザプログラム40は、ホーム画面66が表示されているウィンドウとは異なるウィンドウにサポートページ70を表示させる。即ち、S120、及び、図2のS60の処理が完了した時点において、表示部14の第1のウィンドウにはサポートページ70が表示されており、かつ、表示部14の第2のウィンドウにはホーム画面66が表示されている。その後、ユーザは、ボタンB11、B12、B13のうちのいずれかのボタンを選択することによって、当該ボタンに対応するウェブページにPC10をアクセスさせることができる。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。また、PC10は、ウェブサーバ200からサポートページデータを受信するために、サポートページに対応するデータをメモリ34に予め記憶していなくてもよい。従って、PC10のメモリ34の記憶容量を小さくすることができる。
図3のS130において、CPU32は、デバイス接続リストDLを更新する。CPU32は、対象IF識別情報、対象モデル名、及び、対象シリアル番号を含むデバイス接続情報をデバイス接続リストDLに記憶する。なお、CPU32は、対象IF識別情報、対象モデル名、及び、対象シリアル番号を含むデバイス接続情報がデバイス接続リストDLに既に記憶されている場合、当該デバイス接続情報を最新のデバイス接続情報としてデバイス接続リストDLに記憶する。また、CPU32は、対象モデル名、対象シリアル番号、及び、プログラム識別情報「PR1」を含むプログラム接続情報がプログラム接続リストPLに記憶されていない場合、当該プログラム接続情報をプログラム接続リストPLに記憶する。CPU32は、S130が終了すると、図3の処理を終了する。
(具体的なケース;図5~図10)
続いて、図5~図10を参照して、本実施例の通信システム2によって実現される具体的なケースA1~A3、ケースB1、ケースB2、ケースCについて説明する。
続いて、図5~図10を参照して、本実施例の通信システム2によって実現される具体的なケースA1~A3、ケースB1、ケースB2、ケースCについて説明する。
(ケースA1;図5)
図5を参照して、PC10とMFP100Aとの間のUSB接続を利用して、MFP100Aが対象デバイスとして選択されるケースA1について説明する。ケースA1の初期状態では、MFPアプリ46内のデバイス接続リストDL、及び、プログラム接続リストPLは、空の状態である。また、設定ファイルSFは、IPアドレスを記憶していない。また、MFP100AのLAN機能、即ち、LANI/F18を利用した通信機能は無効化されている。図示省略しているが、MFP100BのLAN機能は有効化されている。また、プリンタドライバ42、及び、ステータスモニタアプリ44がMFP100Aにインストールされている。以下では、理解のし易さを考慮して、PC10によって実行される処理を説明する際に、PC10を主体として記載せずに、PC10のブラウザプログラム40、MFPアプリ46、及び、統合インストーラ48を主体として記載する。また、PC10のMFPアプリ46又は統合インストーラ48を利用する通信、PC10のブラウザプログラム40を利用する通信を、それぞれ、細線矢印、太線矢印で示す。
図5を参照して、PC10とMFP100Aとの間のUSB接続を利用して、MFP100Aが対象デバイスとして選択されるケースA1について説明する。ケースA1の初期状態では、MFPアプリ46内のデバイス接続リストDL、及び、プログラム接続リストPLは、空の状態である。また、設定ファイルSFは、IPアドレスを記憶していない。また、MFP100AのLAN機能、即ち、LANI/F18を利用した通信機能は無効化されている。図示省略しているが、MFP100BのLAN機能は有効化されている。また、プリンタドライバ42、及び、ステータスモニタアプリ44がMFP100Aにインストールされている。以下では、理解のし易さを考慮して、PC10によって実行される処理を説明する際に、PC10を主体として記載せずに、PC10のブラウザプログラム40、MFPアプリ46、及び、統合インストーラ48を主体として記載する。また、PC10のMFPアプリ46又は統合インストーラ48を利用する通信、PC10のブラウザプログラム40を利用する通信を、それぞれ、細線矢印、太線矢印で示す。
MFPアプリ46は、T10において、MFPアプリ46を起動させるための操作(「アプリ起動操作」)を受付けると、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されていないと判断し(図2のS10でNO)、デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていないと判断し(S12でNO)、T12において、ホーム画面60(図4参照)を表示部14に表示させる(S16)。次いで、MFPアプリ46は、T20において、ホーム画面60上のデバイス選択ボタンB3(図4参照)の選択を受付けると(S20でYES)、T22において、LANI/F18を介して、検索信号をブロードキャスト送信する。本ケースでは、MFP100Aは、LAN機能が無効化されているために、PC10から送信される検索信号を受信しない。一方、MFP100Bは、LAN機能が有効化されているために、PC10から検索信号を受信し、デバイス名「DV2」、モデル名「MN2」、及び、シリアル番号「SN2」を含む応答信号をPC10に送信する。MFPアプリ46は、T26において、第1選択画面62(図4参照)を表示部14に表示させる(S22)。次いで、MFPアプリ46は、T30において、USBタブT2の選択を受付けると(S30でNO、S40でYES)、T32において、USBI/F16を介して、デバイス情報要求をMFP100Aに送信し、T34において、USBI/F16を介して、MFP100Aから、デバイス名「DV1」、モデル名「MN1」、及び、シリアル番号「SN1」を含む応答信号を受信し、T36において、第2選択画面64(図4参照)を表示部14に表示させる(S42)。次いで、MFPアプリ46は、T40において、第2選択画面64上のデバイス名「DV1」の選択、及び、OKボタンB4の選択を受付けると(S44)、T42において、USBI/F16を介して、能力情報要求をMFP100Aに送信し、T44において、USBI/F16を介して、MFP100Aから、「プリント」及び「スキャン」を含む能力情報を受信する。次いで、MFPアプリ46は、T46において、完了ダイアログ68を含むホーム画面66(図4参照)を表示部14に表示させる(S50)。「プリント」及び「スキャン」を含む能力情報が受信されるために、ホーム画面66上のプリントボタンB1及びスキャンボタンB2が有効化される。これにより、USBI/F16を介して、PC10とMFP100Aとが接続される。
MFPアプリ46は、T50において、完了ダイアログ68上のOKボタンB6(図4参照)の選択を受付けると、第2選択画面64において、MFP100Aのデバイス名「DV1」が選択されたと判断する(T40参照)。この場合、MFPアプリ46は、USBI/F16を識別するIF識別情報「IF1」、MFP100Aのモデル名「MN1」、MFP100Aのシリアル番号「SN1」を、それぞれ、対象IF識別情報「IF1」、対象モデル名「MN1」、対象シリアル番号「SN1」として特定する。そして、MFPアプリ46は、対象IF識別情報「IF1」、対象モデル名「MN1」、及び、対象シリアル番号「SN1」を含む対象デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されているのか否かを判断する。本ケースでは、MFPアプリ46は、対象デバイス接続情報(IF1-MN1SN1)がデバイス接続リストDLに記憶されていないために、MFP100AとのUSBI/F16を介した初回の接続であると判断する(図3のS110でYES)。また、MFPアプリ46は、USBI/F16とは異なるI/F(例えばLANI/F18)を識別するI/F識別情報(例えば「IF2」)、対象モデル名「MN1」、及び、対象シリアル番号「SN1」を含むデバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていないために第1の条件が成立すると判断する。また、MFPアプリ46は、MFPアプリ46とは異なるプログラム(例えば統合インストーラ48)を識別するプログラム識別情報(例えば、「PR2」)、対象モデル名「MN1」、及び、対象シリアル番号「SN1」を含むプログラム接続情報がプログラム接続リストPLに記憶されていないために、第2の条件が成立すると判断する。また、MFPアプリ46は、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されていないために、第3の条件が成立すると判断する。そして、MFPアプリ46は、第1の条件、第2の条件、及び、第3の条件が成立するので、所定の条件が成立すると判断する(S112でYES)。この場合、MFPアプリ46は、アクセスURL80を生成して、T52において、アクセスURL80を含むウェブページ取得指示をブラウザプログラム40に供給する(S120)。アクセスURL80は、URL80a「http://webserver.com/support」と、クエリ文字列80b「cn=JP&model=MN1&serial=SN1&ap=PR1」と、を含む。クエリ文字列80bは、MFP100Aが利用される国が日本であることを示す国情報「JP」と、対象モデル名「MN1」と、対象シリアル番号「SN1」と、MFPアプリ46のプログラム識別情報「PR1」と、を含む。これにより、MFP100Aに関連する国情報、モデル名、シリアル番号、及び、プログラム識別情報がウェブサーバ200に送信される。
ブラウザプログラム40は、T52において、MFPアプリ46からウェブページ取得指示を取得すると、T54において、LANI/F18を介して、アクセスURL80を送信先URLとして含むウェブページデータ要求をウェブサーバ200に送信する。
ウェブサーバ200は、T54において、PC10からウェブページデータ要求を受信すると、T56において、ウェブページデータ要求に含まれるアクセスURL80内のマーク「?」よりも前に記述されている文字列をURL80aとして抽出し、マーク「?」よりも後に記述されている文字列をクエリ文字列80bとして抽出する。ウェブサーバ200は、さらに、クエリ文字列80bの中から、国情報「JP」と、モデル名「MN1」と、シリアル番号「SN1」と、プログラム識別情報「PR1」と、を抽出する。ウェブサーバ200は、T58において、URL80aに対応するサポートページデータをPC10に送信する。上記の構成によれば、ウェブサーバ200は、国情報「JP」、モデル名「MN1」、シリアル番号「SN1」、及び、プログラム識別情報「PR1」をPC10から取得することができる。
ブラウザプログラム40は、T58において、LANI/F18を介して、ウェブサーバ200からサポートページデータを受信すると、T60において、サポートページデータに対応するサポートページ70(図4参照)を表示部14に表示させる。
MFPアプリ46は、T70において、デバイス接続リストDL及びプログラム接続リストPLを更新し(S130)、ホーム画面66(図4参照)を表示部14に表示させる(図2のS60)。具体的には、MFPアプリ46は、IF識別情報「IF1」、モデル名「MN1」、及び、シリアル番号「SN1」を含む第1のデバイス接続情報をデバイス接続リストDLに記憶し、プログラム識別情報「PR1」、モデル名「MN1」、及び、シリアル番号「SN1」を含む第1のプログラム接続情報をプログラム接続リストPLに記憶する。これにより、ユーザは、MFP100Aに印刷機能及びスキャン機能を実行させることができる。第1のデバイス接続情報は、MFP100AからUSBI/F16を介して受信されたシリアル番号「SN1」に対応するデバイス名「DV1」が過去に選択されたことを示す情報である。また、第1のプログラム接続情報は、PC10にインストールされているMFPアプリ46において、MFP100Aが過去に選択されたことを示す情報である。
(ケースA2;図6)
続いて、図6を参照して、PC10とMFP100Bとの間のLAN接続を利用して、MFP100Bが対象デバイスとして選択されるケースA2について説明する。ケースA2は、ケースA1の後の状態であり、第1のデバイス接続情報(IF1-MN1-SN1)がデバイス接続リストDLに記憶されており、第1のプログラム接続情報(PR1-MN1-SN1)がプログラム接続リストPLに記憶されている。
続いて、図6を参照して、PC10とMFP100Bとの間のLAN接続を利用して、MFP100Bが対象デバイスとして選択されるケースA2について説明する。ケースA2は、ケースA1の後の状態であり、第1のデバイス接続情報(IF1-MN1-SN1)がデバイス接続リストDLに記憶されており、第1のプログラム接続情報(PR1-MN1-SN1)がプログラム接続リストPLに記憶されている。
T110~T120は、図5のT10~T20と同様である。MFPアプリ46は、T122において、LANI/F18を介して、検索信号をブロードキャスト送信すると、T124において、LANI/F18を介して、MFP100Bから、デバイス名「DV2」、モデル名「MN2」、及び、シリアル番号「SN2」を含む応答信号を受信する。T126は、図5のT26と同様である。MFPアプリ46は、T140において、第1選択画面62上のデバイス名「DV2」の選択、及び、OKボタンB4の選択を受付ける(図2のS30でYES)。T142~T146は、図5のT42~T46と同様である。本ケースでは、LANI/F18を介して、PC10とMFP100Bとが接続される。MFPアプリ46は、T150において、完了ダイアログ68上のOKボタンB6(図4参照)の選択を受付けると、LANI/F18を識別する対象IF識別情報「IF2」、MFP100Bの対象モデル名「MN2」、及び、MFP100Bの対象シリアル番号「SN2」を含む対象デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていないために、MFP100BとのLANI/F18を介した初回の接続であると判断する(図3のS110でYES)。また、MFPアプリ46は、LANI/F18とは異なるI/Fを識別するI/F識別情報、対象モデル名「MN2」、及び、対象シリアル番号「SN2」を含むデバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていないために、第1の条件が成立すると判断する。また、MFPアプリ46は、MFPアプリ46とは異なるプログラムを識別するプログラム識別情報、対象モデル名「MN2」、及び、対象シリアル番号「SN2」を含むプログラム接続情報がプログラム接続リストPLに記憶されていないために、第2の条件が成立すると判断する。また、MFPアプリ46は、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されていないために、第3の条件が成立すると判断する。そして、MFPアプリ46は、第1の条件、第2の条件、及び、第3の条件が成立するので、所定の条件が成立すると判断する(S112でYES)。本ケースでは、MFPアプリ46は、アクセスURL82を生成して、T152において、アクセスURL82を含むウェブページ取得指示をブラウザプログラム40に供給する(S120)。アクセスURL82は、URL80a「http://webserver.com/support」と、クエリ文字列82b「cn=JP&model=MN1&serial=SN1&ap=PN1」と、を含む。クエリ文字列82bは、MFP100Bのモデル名「MN2」とMFP100Bのシリアル番号「SN2」とを含む点を除いて、クエリ文字列80b(図5参照)と同じである。ブラウザプログラム40は、T154において、LANI/F18を介して、アクセスURL82を送信先URLとして含むウェブページデータ要求をウェブサーバ200に送信する。
ウェブサーバ200は、T154において、PC10からウェブページデータ要求を受信すると、T156において、アクセスURL82内のURL80a及びクエリ文字列82bを抽出する。ウェブサーバ200は、さらに、クエリ文字列82bの中から、国情報「JP」と、モデル名「MN2」と、シリアル番号「SN2」と、プログラム識別情報「PR1」と、を抽出する。T158、T160は、それぞれ、図5のT58、T60と同様である。
MFPアプリ46は、T170において、IF識別情報「IF2」、モデル名「MN2」、及び、シリアル番号「SN2」を含む第2のデバイス接続情報をデバイス接続リストDLに記憶し、プログラム識別情報「PR1」、モデル名「MN2」、及び、シリアル番号「SN2」を含む第2のプログラム接続情報をプログラム接続リストPLに記憶し(図3のS130)、ホーム画面66を表示部14に表示させる(図2のS60)。本ケースのホーム画面66では、デバイス名「DV2」がデバイス欄DCに表示される。これにより、ユーザは、MFP100Aに代えて、MFP100Bに印刷機能及びスキャン機能を実行させることができる。第2のデバイス接続情報は、MFP100BからLANI/F18を介して受信されたシリアル番号「SN2」に対応するデバイス名「DV2」が過去に選択されたことを示す情報である。また、第2のプログラム接続情報は、PC10にインストールされているMFPアプリ46において、MFP100Bが過去に選択されたことを示す情報である。
(ケースA3;図7)
続いて、図7を参照して、PC10とMFP100Aとの間のLAN接続を利用して、MFP100Aが対象デバイスとして選択されるケースA3について説明する。ケースA3は、ケースA2の後の状態であり、第1のデバイス接続情報(IF1-MN1-SN1)及び第2のデバイス接続情報(IF2-MN2-SN2)がデバイス接続リストDLに記憶されており、第1のプログラム接続情報(PR1-MN1-SN1)及び第2のプログラム接続情報(PR1-MN2-SN2)がプログラム接続リストPLに記憶されている。また、MFP100A、100BのLAN機能が有効化されている。
続いて、図7を参照して、PC10とMFP100Aとの間のLAN接続を利用して、MFP100Aが対象デバイスとして選択されるケースA3について説明する。ケースA3は、ケースA2の後の状態であり、第1のデバイス接続情報(IF1-MN1-SN1)及び第2のデバイス接続情報(IF2-MN2-SN2)がデバイス接続リストDLに記憶されており、第1のプログラム接続情報(PR1-MN1-SN1)及び第2のプログラム接続情報(PR1-MN2-SN2)がプログラム接続リストPLに記憶されている。また、MFP100A、100BのLAN機能が有効化されている。
T210~T220は、図5のT10~T20と同様である。本ケースでは、MFP100Aは、LAN機能が有効化されているために、T222において、PC10から検索信号を受信し、T224において、デバイス名「DV1」、モデル名「MN1」、及び、シリアル番号「SN1」を含む応答信号をPC10に送信する。MFP100Bも同様に、PC10から検索信号を受信し、デバイス名「DV2」、モデル名「MN2」、及び、シリアル番号「SN2」を含む応答信号をPC10に送信する。MFPアプリ46は、T226において、第1選択画面62を表示部14に表示させる(図2のS22)。本ケースの第1選択画面62では、デバイス名「DV1」、「DV2」がデバイスリストL1に表示される。T240は、デバイス名「DV1」が選択される点を除いて、図6のT140と同様である。T242、T244は、それぞれ、LANI/F18を介した通信である点を除いて、図5のT42、T44と同様である。T246は、図5のT46と同様である。これにより、LANI/F18を介して、PC10とMFP100Aとが接続される。
MFPアプリ46は、T250において、完了ダイアログ68(図4参照)上のOKボタンB6の選択を受付けると、LANI/F18を識別する対象IF識別情報「IF2」、MFP100Aの対象モデル名「MN1」、及び、MFP100Aの対象シリアル番号「SN1」を含む対象デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていないために、MFP100AとのLANI/F18を介した初回の接続であると判断する(図3のS110でYES)。次いで、MFPアプリ46は、LANI/F18とは異なるI/FであるUSBI/F16を識別するI/F識別情報「IF1」、対象モデル名「MN1」、及び、対象シリアル番号「SN1」を含む第1のデバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されているために、第1の条件が成立しないと判断し、所定の条件が成立しないと判断する(S112でNO)。この場合、MFPアプリ46は、ウェブページ取得指示をブラウザプログラム40に供給しない。次いで、MFPアプリ46は、T270において、IF識別情報「IF2」、モデル名「MN1」、及び、シリアル番号「SN1」を含む第3のデバイス接続情報をデバイス接続リストDLに記憶し(S130)、ホーム画面66を表示部14に表示させる(S60)。これにより、ユーザは、MFP100Bに代えて、MFP100Aに印刷機能及びスキャン機能を実行させることができる。このように、ユーザは、MFPアプリ46において、同じMFPを複数回にわたって選択することができる。また、ユーザは、MFPアプリ46が起動されている状態において、デバイスリストL1、L2に表示されるデバイス名を選択することで、PC10と接続されるMFPを何度も切替えることができる。第3のデバイス接続情報は、MFP100AからLANI/F18を介して受信されたシリアル番号「SN1」に対応するデバイス名「DV1」が過去に選択されたことを示す情報である。
(ケースA1~A3の効果)
図5のケースA1に示されるように、PC10は、PC10とMFP100Aとの間にUSB接続が確立されている状態において、MFP100Aが選択されると(T40)、表示処理を実行し、サポートページ70を表示部14に表示させる(T60)。即ち、USBI/F16を識別するIF識別情報「IF1」、モデル名「MN1」、及び、シリアル番号「SN1」を含む第1のデバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されている場合、過去に、MFP100Aの選択に応じてサポートページ70が表示部14に表示されている。このため、再度、MFP100Aが選択される際に、サポートページ70が表示部14に表示されることは、ユーザにとって煩わしい。図7のケースA3に示されるように、PC10は、第1のデバイス接続情報(IF1-MN1-SN1)がデバイス接続リストDLに記憶されている場合に、MFP100AとのLANI/F18を介した初回の接続であっても(図3のS110でYES)、第1の条件が成立しないために所定の条件が成立しないと判断し(S112でNO)、表示処理(S120)を実行しない。即ち、PC10は、サポートページ70を表示部14に表示させない。このため、過去に、MFP100Aの選択に応じてサポートページ70が表示されている場合に、再度、サポートページ70が表示部14に表示されることを抑制することができる。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
図5のケースA1に示されるように、PC10は、PC10とMFP100Aとの間にUSB接続が確立されている状態において、MFP100Aが選択されると(T40)、表示処理を実行し、サポートページ70を表示部14に表示させる(T60)。即ち、USBI/F16を識別するIF識別情報「IF1」、モデル名「MN1」、及び、シリアル番号「SN1」を含む第1のデバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されている場合、過去に、MFP100Aの選択に応じてサポートページ70が表示部14に表示されている。このため、再度、MFP100Aが選択される際に、サポートページ70が表示部14に表示されることは、ユーザにとって煩わしい。図7のケースA3に示されるように、PC10は、第1のデバイス接続情報(IF1-MN1-SN1)がデバイス接続リストDLに記憶されている場合に、MFP100AとのLANI/F18を介した初回の接続であっても(図3のS110でYES)、第1の条件が成立しないために所定の条件が成立しないと判断し(S112でNO)、表示処理(S120)を実行しない。即ち、PC10は、サポートページ70を表示部14に表示させない。このため、過去に、MFP100Aの選択に応じてサポートページ70が表示されている場合に、再度、サポートページ70が表示部14に表示されることを抑制することができる。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
(ケースB1;図8)
続いて、図8を参照して、プリンタドライバ42、及び、ステータスモニタアプリ44がMFP100AにインストールされるケースB1について、説明する。ケースB1の初期状態では、MFPアプリ46内のデバイス接続リストDL、及び、プログラム接続リストPLは、空の状態である。また、設定ファイルSFは、IPアドレスを記憶していない。また、MFP100A、100BのLAN機能が有効化されている。また、プリンタドライバ42、及び、ステータスモニタアプリ44がMFP100Aにインストールされていない。
続いて、図8を参照して、プリンタドライバ42、及び、ステータスモニタアプリ44がMFP100AにインストールされるケースB1について、説明する。ケースB1の初期状態では、MFPアプリ46内のデバイス接続リストDL、及び、プログラム接続リストPLは、空の状態である。また、設定ファイルSFは、IPアドレスを記憶していない。また、MFP100A、100BのLAN機能が有効化されている。また、プリンタドライバ42、及び、ステータスモニタアプリ44がMFP100Aにインストールされていない。
統合インストーラ48は、T310において、統合インストーラ48を起動させるための操作(統合インストーラ起動操作)を受付けると、T312において、LANI/F18を介して、検索信号をブロードキャスト送信する。T314は、図7のT224と同様である。統合インストーラ48は、MFP100Bからも応答信号を受信する。統合インストーラ48は、T316において、第3の選択画面72を表示部14に表示させる。第3の選択画面72は、1個以上の周辺装置のそれぞれについて、当該周辺装置のデバイス名及びモデル名を含む。統合インストーラ48は、T320において、デバイス名「DV1」の選択を受付けると、T330において、選択済みのデバイス名「DV1」を有するMFP100Aに対応するプリンタドライバ42をインストールし、T332において、ステータスモニタアプリ44をインストールする。次いで、統合インストーラ48は、アクセスURL84を生成して、T340において、アクセスURL84を含むウェブページ取得指示をブラウザプログラム40に供給する。アクセスURL82は、URL80a「http://webserver.com/support」と、クエリ文字列84b「cn=JP&model=MN1&serial=SN1&ap=PR2」と、を含む。クエリ文字列84bは、統合インストーラ48を識別するプログラム識別情報「PR2」を含む点を除いて、クエリ文字列80b(図4参照)と同じである。ブラウザプログラム40は、T342において、LANI/F18を介して、アクセスURL84を送信先URLとして含むウェブページデータ要求をウェブサーバ200に送信する。
ウェブサーバ200は、T342において、PC10からウェブページデータ要求を受信すると、T344において、アクセスURL84内のURL80a及びクエリ文字列84bを抽出する。ウェブサーバ200は、さらに、クエリ文字列84bの中から、国情報「JP」と、モデル名「MN1」と、シリアル番号「SN1」と、プログラム識別情報「PR2」と、を抽出する。T346、T348は、それぞれ、図5のT56、T58と同様である。
統合インストーラ48は、T350において、プログラム識別情報「PR2」、モデル名「MN1」、及び、シリアル番号「SN1」を含む第3のプログラム接続情報をプログラム接続リストPLに記憶する。第3のプログラム接続情報は、PC10にインストールされている統合インストーラ48において、MFP100Aが過去に選択されたことを示す情報である。その後、PC10は、MFP100Aから、ステータス情報を定期的に取得する。
(ケースB2;図9)
続いて、図9を参照して、PC10とMFP100Aとの間のLAN接続を利用して、MFP100Aが対象デバイスとして選択されるケースB2について説明する。ケースB2は、ケースB1の後の状態であり、第3のプログラム接続情報(PR2-MN1-SN1)がプログラム接続リストPLに記憶されている。また、MFP100A、100BのLAN機能が有効化されている。
続いて、図9を参照して、PC10とMFP100Aとの間のLAN接続を利用して、MFP100Aが対象デバイスとして選択されるケースB2について説明する。ケースB2は、ケースB1の後の状態であり、第3のプログラム接続情報(PR2-MN1-SN1)がプログラム接続リストPLに記憶されている。また、MFP100A、100BのLAN機能が有効化されている。
T410~T426、T440~T446は、図7のT210~T220、T240~246と同様である。MFPアプリ46は、T450において、完了ダイアログ68(図4参照)上のOKボタンB6の選択を受付けると、LANI/F18を識別する対象IF識別情報「IF2」、MFP100Aの対象モデル名「MN1」、及び、MFP100Aの対象シリアル番号「SN1」を含む対象デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていないために、MFP100AとのLANI/F18を介した初回の接続であると判断する(図3のS110でYES)。次いで、MFPアプリ46は、MFPアプリ46とは異なるプログラムである統合インストーラ48を識別するプログラム識別情報「PR2」、対象モデル名「MN1」、及び、対象シリアル番号「SN1」を含む第3のプログラム接続情報がプログラム接続リストPLに記憶されているために、第2の条件が成立しないと判断し、所定の条件が成立しないと判断する(S112でNO)。この場合、MFPアプリ46は、ウェブページ取得指示をブラウザプログラム40に供給しない。そして、MFPアプリ46は、T460において、IF識別情報「IF2」、モデル名「MN1」、及び、シリアル番号「SN1」を含む第3のデバイス接続情報(IF2-MN1-SN1)をデバイス接続リストDLに記憶し、第1のプログラム接続情報(PR1-MN1-SN1)をプログラム接続リストPLに記憶し(S130)、ホーム画面66(図4参照)を表示部14に表示させる(図2のS60)。
(ケースB1、B2の効果)
図8のケースB1に示されるように、統合インストーラ48において、MFP100Aが選択されると(T320)、サポートページ70が表示部14に表示される(T348)。即ち、統合インストーラ48を識別するプログラム識別情報「PR2」、モデル名「MN1」、及び、シリアル番号「SN1」を含む第3のプログラム接続情報がプログラム接続リストPLに記憶されている場合、過去に、MFP100Aの選択に応じてサポートページ70が表示部14に表示されている。このため、統合インストーラ48とは異なるプログラムにおいて、MFP100Aの選択に応じてサポートページ70が表示部14に表示されることは、ユーザにとって煩わしい。図9のケースB2に示されるように、PC10は、第3のプログラム接続情報(PR2-MN1-SN1)がプログラム接続リストPLに記憶されている場合に、MFP100AとのLANI/F18を介した初回の接続であっても(図3のS110でYES)、第2の条件が成立しないために所定の条件が成立しないと判断し(S112でNO)、表示処理(S120)を実行しない。即ち、PC10は、サポートページ70を表示部14に表示させない。このため、過去に、MFP100Aの選択に応じてサポートページ70が表示されている場合に、再度、サポートページ70が表示部14に表示されることを抑制することができる。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
図8のケースB1に示されるように、統合インストーラ48において、MFP100Aが選択されると(T320)、サポートページ70が表示部14に表示される(T348)。即ち、統合インストーラ48を識別するプログラム識別情報「PR2」、モデル名「MN1」、及び、シリアル番号「SN1」を含む第3のプログラム接続情報がプログラム接続リストPLに記憶されている場合、過去に、MFP100Aの選択に応じてサポートページ70が表示部14に表示されている。このため、統合インストーラ48とは異なるプログラムにおいて、MFP100Aの選択に応じてサポートページ70が表示部14に表示されることは、ユーザにとって煩わしい。図9のケースB2に示されるように、PC10は、第3のプログラム接続情報(PR2-MN1-SN1)がプログラム接続リストPLに記憶されている場合に、MFP100AとのLANI/F18を介した初回の接続であっても(図3のS110でYES)、第2の条件が成立しないために所定の条件が成立しないと判断し(S112でNO)、表示処理(S120)を実行しない。即ち、PC10は、サポートページ70を表示部14に表示させない。このため、過去に、MFP100Aの選択に応じてサポートページ70が表示されている場合に、再度、サポートページ70が表示部14に表示されることを抑制することができる。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
(ケースC;図10)
続いて、図10を参照して、MFP100Aが対象デバイスとして自動選択されるケースCについて説明する。ケースCの初期状態では、MFPアプリ46内のデバイス接続リストDL、及び、プログラム接続リストPLは、空の状態である。また、MFP100A、100BのLAN機能が有効化されている。また、設定ファイルSFには、MFP100AのIPアドレスIPmfpが記述されている。設定ファイルSF内のIPアドレスIPmfpは、PC10の管理者によって設定される。
続いて、図10を参照して、MFP100Aが対象デバイスとして自動選択されるケースCについて説明する。ケースCの初期状態では、MFPアプリ46内のデバイス接続リストDL、及び、プログラム接続リストPLは、空の状態である。また、MFP100A、100BのLAN機能が有効化されている。また、設定ファイルSFには、MFP100AのIPアドレスIPmfpが記述されている。設定ファイルSF内のIPアドレスIPmfpは、PC10の管理者によって設定される。
T510は、図5のT10と同様である。MFPアプリ46は、IPアドレスIPmfpを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されていると判断し(S10でYES)、T512において、LANI/F18を介して、設定ファイルSF内のIPmfpを送信先IPアドレスとして含む能力情報要求をMFP100Aに送信する。MFPアプリ46は、T514において、LANI/F18を介して、MFP100Aから、デバイス名「DV1」、モデル名「MN1」、シリアル番号「SN1」、「プリント」、及び、「スキャン」を含む能力情報を受信する。T516は、図5のT46と同様である。
MFPアプリ46は、T520において、完了ダイアログ68上のOKボタンB6(図4参照)の選択を受付けると(図2のS52)、LANI/F18を識別する対象IF識別情報「IF2」、MFP100Aの対象モデル名「MN1」、及び、MFP100Aの対象シリアル番号「SN1」を含む対象デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていないために、MFP100AとのLANI/F18を介した初回の接続であると判断する(図3のS110でYES)。次いで、MFPアプリ46は、IPアドレスmfpを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されているために、第3の条件が成立しないと判断し、所定の条件が成立しないと判断する(S112でNO)。この場合、MFPアプリ46は、ウェブページ取得指示をブラウザプログラム40に供給しない。そして、MFPアプリ46は、T530において、第3のデバイス接続情報(IF2-MN1-SN1)をデバイス接続リストDLに記憶し、第1のプログラム接続情報(PR1-MN1-SN1)をプログラム接続リストPLに記憶し(S130)、ホーム画面66(図4参照)を表示部14に表示させる(S60)。
(ケースCの効果)
上述のように、設定ファイルSFは、PC10の管理者によって設定されるファイルである。PC10の管理者は、PC10のユーザによってPC10の設定が変更(例えば、新たなプログラムのインストール等)されることが望ましくない場合に、設定ファイルSF内にIPアドレスを設定する。PC10の表示部14にサポートページ70が表示されると、PC10のユーザによってPC10の設定が変更される可能性がある。即ち、IPアドレスを含む設定ファイルSFがPC10のメモリ34に記憶されている場合、PC10の表示部14にサポートページ70が表示されないことが望ましい。ケースCに示されるように、PC10は、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されている場合に、MFP100AとのLANI/F18を介した初回の接続であっても(図3のS110でYES)、第3の条件が成立しないために所定の条件が成立しないと判断し(S112でNO)、表示処理を実行しない。即ち、PC10は、サポートページ70を表示部14に表示させない。このため、サポートページ70が表示部14に表示されることが望ましくない状況において、サポートページ70が表示部14に表示されることを抑制することができる。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
上述のように、設定ファイルSFは、PC10の管理者によって設定されるファイルである。PC10の管理者は、PC10のユーザによってPC10の設定が変更(例えば、新たなプログラムのインストール等)されることが望ましくない場合に、設定ファイルSF内にIPアドレスを設定する。PC10の表示部14にサポートページ70が表示されると、PC10のユーザによってPC10の設定が変更される可能性がある。即ち、IPアドレスを含む設定ファイルSFがPC10のメモリ34に記憶されている場合、PC10の表示部14にサポートページ70が表示されないことが望ましい。ケースCに示されるように、PC10は、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されている場合に、MFP100AとのLANI/F18を介した初回の接続であっても(図3のS110でYES)、第3の条件が成立しないために所定の条件が成立しないと判断し(S112でNO)、表示処理を実行しない。即ち、PC10は、サポートページ70を表示部14に表示させない。このため、サポートページ70が表示部14に表示されることが望ましくない状況において、サポートページ70が表示部14に表示されることを抑制することができる。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
(本実施例の効果)
上記の構成によると、PC10は、MFP100Aが選択され、かつ、第3のデバイス接続情報(IF2-MN1-SN1)がメモリ34に記憶されておらず、かつ、所定の条件が成立する場合(図3のS110でYES、S112でYES)(図5のケースA1)に、表示処理を実行する(S120)。一方、MFP100Aが選択され、かつ、第3のデバイス接続情報がメモリ34に記憶されている場合(図3のS110でNO)に、表示処理は実行されない。また、MFP100Aが選択され、かつ、所定の条件が成立しない場合(図3のS112でNO)(図7のケースA3、図9のケースB2、図10のケースC)に、表示処理は実行されない。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
上記の構成によると、PC10は、MFP100Aが選択され、かつ、第3のデバイス接続情報(IF2-MN1-SN1)がメモリ34に記憶されておらず、かつ、所定の条件が成立する場合(図3のS110でYES、S112でYES)(図5のケースA1)に、表示処理を実行する(S120)。一方、MFP100Aが選択され、かつ、第3のデバイス接続情報がメモリ34に記憶されている場合(図3のS110でNO)に、表示処理は実行されない。また、MFP100Aが選択され、かつ、所定の条件が成立しない場合(図3のS112でNO)(図7のケースA3、図9のケースB2、図10のケースC)に、表示処理は実行されない。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
特に、本実施例では、第1の条件、第2の条件、及び、第3の条件が成立する場合に、所定の条件が成立する。このため、PC10は、過去に、MFP100Aの選択に応じてサポートページ70が表示されていない場合、及び、サポートページ70が表示部14に表示されることが制限されていない場合に、表示処理を実行し、サポートページ70を表示部14に表示させる。一方、第1の条件、第2の条件、及び、第3の条件のうちの1個の条件が成立しない場合に、所定の条件が成立しない。このため、PC10は、過去に、MFP100Aの選択に応じてサポートページ70が表示されている場合、又は、サポートページ70が表示部14に表示されることが望ましくない場合に、表示処理を実行せず、サポートページ70が表示部14に表示されない。従って、ユーザの利便性を向上させることができる。
(対応関係)
PC10が、「端末装置」の一例である。MFPアプリ46が、「第1のコンピュータプログラム」の一例である。MFP100A、100Bが、「1以上の通信装置」の一例である。MFP100A、100Bが、「対象通信装置」の一例である。第3のデバイス接続情報(IF2-MN1-SN1)が、「第1の選択済情報」の一例である。サポートページ70が、「所定の画像」の一例である。サポートページデータが、「ウェブページデータ」の一例である。ウェブページ取得指示が、「表示指示」の一例である。MFPのシリアル番号及びIPアドレスが、「装置識別情報」の一例である。LANI/F18、USBI/F16が、それぞれ、「第1のインターフェース」、「第2のインターフェース」の一例である。第1のデバイス接続情報(IF1-MN1-SN1)が、「第2の選択済情報」の一例である。統合インストーラ48が、「第2のコンピュータプログラム」の一例である。第3のプログラム接続情報(PR2-MN1-SN1)が、「第3の選択済情報」の一例である。
PC10が、「端末装置」の一例である。MFPアプリ46が、「第1のコンピュータプログラム」の一例である。MFP100A、100Bが、「1以上の通信装置」の一例である。MFP100A、100Bが、「対象通信装置」の一例である。第3のデバイス接続情報(IF2-MN1-SN1)が、「第1の選択済情報」の一例である。サポートページ70が、「所定の画像」の一例である。サポートページデータが、「ウェブページデータ」の一例である。ウェブページ取得指示が、「表示指示」の一例である。MFPのシリアル番号及びIPアドレスが、「装置識別情報」の一例である。LANI/F18、USBI/F16が、それぞれ、「第1のインターフェース」、「第2のインターフェース」の一例である。第1のデバイス接続情報(IF1-MN1-SN1)が、「第2の選択済情報」の一例である。統合インストーラ48が、「第2のコンピュータプログラム」の一例である。第3のプログラム接続情報(PR2-MN1-SN1)が、「第3の選択済情報」の一例である。
図3の120で実行される処理が、「表示処理実行部」によって実行される処理の一例である。
(第2実施例~第4実施例)
続いて、第2実施例~第4実施例について説明する。第2実施例~第4実施例では、図3のS112で実行される処理、即ち、所定の条件が、第1実施例と異なる。
続いて、第2実施例~第4実施例について説明する。第2実施例~第4実施例では、図3のS112で実行される処理、即ち、所定の条件が、第1実施例と異なる。
(第2実施例)
本実施例では、CPU32は、図3のS112において、対象I/Fとは異なるI/Fを識別するI/F識別情報、対象モデル名、及び、対象シリアル番号を含むデバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていない場合に、所定の条件が成立すると判断し(S112でYES)、当該デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されている場合に、所定の条件が成立しないと判断する(S112でNO)。
本実施例では、CPU32は、図3のS112において、対象I/Fとは異なるI/Fを識別するI/F識別情報、対象モデル名、及び、対象シリアル番号を含むデバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されていない場合に、所定の条件が成立すると判断し(S112でYES)、当該デバイス接続情報がデバイス接続リストDLに記憶されている場合に、所定の条件が成立しないと判断する(S112でNO)。
(第3実施例)
本実施例では、CPU32は、図3のS112において、MFPアプリ46を識別するプログラム識別情報「PR1」、対象モデル名、及び、対象シリアル番号を含むプログラム接続情報がメモリ34のプログラム接続リストPLに記憶されていない場合に、所定の条件が成立すると判断し(S112でYES)、当該プログラム接続情報がプログラム接続リストPLに記憶されている場合に、所定の条件が成立しないと判断する(S112でNO)。
本実施例では、CPU32は、図3のS112において、MFPアプリ46を識別するプログラム識別情報「PR1」、対象モデル名、及び、対象シリアル番号を含むプログラム接続情報がメモリ34のプログラム接続リストPLに記憶されていない場合に、所定の条件が成立すると判断し(S112でYES)、当該プログラム接続情報がプログラム接続リストPLに記憶されている場合に、所定の条件が成立しないと判断する(S112でNO)。
(第4実施例)
本実施例では、CPU32は、図3のS112において、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されていない場合に、所定の条件が成立すると判断し(S112でYES)、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されている場合に、所定の条件が成立しないと判断する(S112でNO)。
本実施例では、CPU32は、図3のS112において、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されていない場合に、所定の条件が成立すると判断し(S112でYES)、IPアドレスを含む設定ファイルSFがメモリ34に記憶されている場合に、所定の条件が成立しないと判断する(S112でNO)。
(第5実施例~第8実施例)
続いて、第5実施例~第8実施例について説明する。第5実施例~第8実施例のそれぞれは、図3のS112の所定の条件が異なる。第5実施例~第8実施例の所定の条件は、それぞれ、第1実施例~第4実施例の所定の条件と同じである。第5実施例~第8実施例では、MFPアプリ46がサポート画像データSD(図1参照)に予め記憶されている。第5実施例~第8実施例は、図3のサポート関連処理がサポート画面74(図11参照)に関連する処理である点、及び、図3のS120で実行される表示処理の内容が、第1~第4実施例と異なる。
続いて、第5実施例~第8実施例について説明する。第5実施例~第8実施例のそれぞれは、図3のS112の所定の条件が異なる。第5実施例~第8実施例の所定の条件は、それぞれ、第1実施例~第4実施例の所定の条件と同じである。第5実施例~第8実施例では、MFPアプリ46がサポート画像データSD(図1参照)に予め記憶されている。第5実施例~第8実施例は、図3のサポート関連処理がサポート画面74(図11参照)に関連する処理である点、及び、図3のS120で実行される表示処理の内容が、第1~第4実施例と異なる。
第5実施例~第8実施例において、CPU32は、図3のS110でYES及びS112でYESと判断される場合に、S120において、MFPアプリ46に記憶されているサポート画像データSDに対応するサポート画面74を表示部14に表示させる表示処理を実行する。図11に示すように、サポート画面74は、サポートページ70(図4参照)に表示されるボタンB11、B12、B13を含む。このような構成によると、CPU32は、サポート画面74を表示部14に表示させるためにウェブサーバ200にアクセスしなくてもよい。従って、サポート画面74を表示部14に表示させる時間を短縮することができる。
(対応関係)
サポート画面74が、「所定の画像」の一例である。サポート画像データSDが、「画像データ」の一例である。
サポート画面74が、「所定の画像」の一例である。サポート画像データSDが、「画像データ」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(第1変形例)「端末装置」は、PCに限定されず、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA等であってもよい。「通信装置」は、MFPに限定されず、プリンタ、スキャナ、コピー機、ファクシミリ等であってもよい。
(第2変形例)図3のサポート関連処理において、S112の後にS110が実行されてもよい。
(第3変形例)ウェブページ取得指示内のアクセスURLは、国情報と、モデル名と、シリアル番号、及び、プログラム識別情報のうちの少なくとも1個の情報を含んでいなくてもよい。
(第4変形例)MFPアプリ46が、ウェブページを表示することができるWebView機能を有していてもよい。本変形例では、図3のS120の表示処理において、CPU32は、アクセスURL80を含むウェブページデータ要求をウェブサーバ200に送信し、ウェブサーバ200から、サポートページデータを受信し、MFPアプリ46のWebView機能を利用して、サポートページ70を表示部14に表示させる。
(第5実施例)「所定の条件」は、第1の条件、第2の条件、及び、第3の条件の内の2個の条件を含んでいてもよい。
(第6変形例)統合インストーラ48、MFPアプリ46が、それぞれ、「第1のコンピュータプログラム」、「第2のコンピュータプログラム」であってもよい。また、ステータスモニタアプリ44が、「第1のコンピュータプログラム」、「第2のコンピュータプログラム」の一例であってもよい。また、アプリケーションランチャープログラムが、「第2のコンピュータプログラム」の一例であってもよい。アプリケーションランチャープログラムは、PC10にインストールされるプログラムであって、MFPを操作するためのアプリケーションの起動操作を管理するためのプログラムである。
(第7変形例)USBI/F16、LANI/F18が、それぞれ、「第1のインターフェース」、「第2のインターフェース」の一例であってもよい。また、NFCI/F、Bluetooth(登録商標)I/Fが、「第1のインターフェース」又は「第2のインターフェース」であってもよい。
(第8変形例)図11のサポートページ70が、MFPからウェブサーバ200に送信されるアクセスURLに含まれるMFPのシリアル番号、モデル番号に対応するページであってもよい。
(第9変形例)上記の各実施例では、図3~図11の各処理がソフトウェア(例えばプログラム36)によって実現されるが、これらの各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
(参考例)本参考例では、PC10は、図2のS10でNOと判断される場合にのみ、S54(サポート関連処理)を実行し、S10でYESと判断される場合に、S52の後のS54を省略して、S60に進む。即ち、PC10は、図2のS10でNOと判断される場合に、対象デバイスとの対象I/Fを介した初回の接続であるのか否か、及び、所定の条件が成立するのか否かを判断しない。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、4:LAN、6:インターネット、10:PC、12:操作部、14:表示部、16:USBインターフェース、18:LANI/F、30:制御部、32:CPU、34:メモリ、36:プログラム、40:ブラウザプログラム、42:プリンタドライバ、44:ステータスモニタアプリ、46:MFPアプリ、48:統合インストーラ、100A:MFP、100B:MFP、200:ウェブサーバ
Claims (13)
- 端末装置のための第1のコンピュータプログラムであって、
前記端末装置のコンピュータを、
1以上の通信装置のうちの対象通信装置が選択され、かつ、前記対象通信装置が過去に選択されたことを示す第1の選択済情報が前記端末装置のメモリに記憶されておらず、かつ、所定の条件が成立する場合に、前記対象通信装置に関する所定の画像を前記端末装置の表示部に表示させるための表示処理を実行する表示処理実行部と、として機能させ、
前記対象通信装置が選択され、かつ、前記第1の選択済情報が前記メモリに記憶されている場合に、前記表示処理は実行されず、
前記対象通信装置が選択され、かつ、前記所定の条件が成立しない場合に、前記表示処理は実行されない、
第1のコンピュータプログラム。 - 前記表示処理は、ウェブサーバから前記所定の画像に対応するウェブページデータを受信して、前記所定の画像を前記表示部に表示させるための表示指示を前記端末装置のブラウザプログラムに供給することを含む、請求項1に記載の第1のコンピュータプログラム。
- 前記表示指示は、前記対象通信装置を識別する装置識別情報、及び、前記対象通信装置のモデル名のうちの少なくとも一方を含む、請求項2に記載の第1のコンピュータプログラム。
- 前記表示処理は、ウェブサーバから前記所定の画像に対応するウェブページデータを受信して、前記所定の画像を前記表示部に表示させることを含む、請求項1に記載の第1のコンピュータプログラム。
- 前記第1のコンピュータプログラムは、前記所定の画像に対応する画像データを予め含み、
前記表示処理は、前記第1のコンピュータプログラムに含まれる前記画像データを利用して、前記所定の画像を前記表示部に表示させることを含む、請求項1に記載の第1のコンピュータプログラム。 - 前記端末装置は、
第1のインターフェースと、
前記第1のインターフェースとは異なる第2のインターフェースと、を備え、
前記第1の選択済情報は、前記対象通信装置から前記第1のインターフェースを介して受信された装置識別情報であって、前記対象通信装置を識別する前記装置識別情報が過去に選択されたことを示す情報であり、
前記対象通信装置から前記第2のインターフェースを介して受信された前記装置識別情報が過去に選択されたことを示す第2の選択済情報が前記メモリに記憶されていない場合に、前記所定の条件は成立する、請求項1から5のいずれか一項に記載の第1のコンピュータプログラム。 - 前記端末装置にインストールされている第2のコンピュータプログラムであって、前記第1のコンピュータプログラムとは異なる前記第2のコンピュータプログラムにおいて、前記対象通信装置が過去に選択されたことを示す第3の選択済情報が前記メモリに記憶されていない場合に、前記所定の条件は成立する、請求項1から6のいずれか一項に記載の第1のコンピュータプログラム。
- 前記メモリは、前記第1のコンピュータプログラムによって利用される設定ファイルを記憶可能であり、
前記対象通信装置を識別する装置識別情報を含む前記設定ファイルが前記メモリに記憶されていない場合に、前記所定の条件は成立する、請求項1から7のいずれか一項に記載の第1のコンピュータプログラム。 - 前記端末装置は、
第1のインターフェースと、
前記第1のインターフェースとは異なる第2のインターフェースと、を備え、
前記第1の選択済情報は、前記対象通信装置から前記第1のインターフェースを介して受信された装置識別情報であって、前記対象通信装置を識別する前記装置識別情報が過去に選択されたことを示す情報であり、
前記メモリは、前記第1のコンピュータプログラムによって利用される設定ファイルを記憶可能であり、
前記対象通信装置から前記第2のインターフェースを介して受信された前記装置識別情報が過去に選択されたことを示す第2の選択済情報が前記メモリに記憶されておらず、かつ、
前記端末装置にインストールされている第2のコンピュータプログラムであって、前記第1のコンピュータプログラムとは異なる前記第2のコンピュータプログラムにおいて、前記対象通信装置が過去に選択されたことを示す第3の選択済情報が前記メモリに記憶されておらず、かつ、
前記対象通信装置を識別する装置識別情報を含む前記設定ファイルが前記メモリに記憶されていない場合に、
前記所定の条件は成立する、請求項1から8のいずれか一項に記載の第1のコンピュータプログラム。 - 前記対象通信装置は、印刷機能及びスキャン機能のうちの少なくとも一方の機能を実行可能な装置である、請求項1から9のいずれか一項に記載の第1のコンピュータプログラム。
- 前記所定の画像は、前記対象通信装置のサポート情報を示すウェブページへのアクセス情報と、前記対象通信装置のためのアプリケーションをインストールするためのウェブページへのアクセス情報と、前記対象通信装置の消耗品を購入するためのウェブページへのアクセス情報と、の少なくとも1つを含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の第1のコンピュータプログラム。
- 端末装置によって実行される方法であって、
1以上の通信装置のうちの対象通信装置が選択され、かつ、前記対象通信装置が過去に選択されたことを示す第1の選択済情報が前記端末装置のメモリに記憶されておらず、かつ、所定の条件が成立する場合に、前記対象通信装置に関する所定の画像を前記端末装置の表示部に表示させるための表示処理を実行する表示処理実行ステップを備え、
前記対象通信装置が選択され、かつ、前記第1の選択済情報が前記メモリに記憶されている場合に、前記表示処理は実行されず、
前記対象通信装置が選択され、かつ、前記所定の条件が成立しない場合に、前記表示処理は実行されない、方法。 - 端末装置であって、
1以上の通信装置のうちの対象通信装置が選択され、かつ、前記対象通信装置が過去に選択されたことを示す第1の選択済情報が前記端末装置のメモリに記憶されておらず、かつ、所定の条件が成立する場合に、前記対象通信装置に関する所定の画像を前記端末装置の表示部に表示させるための表示処理を実行する表示処理実行部を備え、
前記対象通信装置が選択され、かつ、前記第1の選択済情報が前記メモリに記憶されている場合に、前記表示処理は実行されず、
前記対象通信装置が選択され、かつ、前記所定の条件が成立しない場合に、前記表示処理は実行されない、端末装置。
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