JP2023073818A - シート排出装置、原稿送り装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート排出装置、原稿送り装置及び画像形成装置 Download PDF

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泰正 森本
Yasumasa Morimoto
裕典 小笠原
Hironori Ogasawara
俊樹 福西
Toshiki Fukunishi
正一 福留
Shoichi Fukutome
久志 山中
Hisashi Yamanaka
礼至 青木
Reiji Aoki
憲治 黒田
Kenji Kuroda
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Abstract

Figure 2023073818000001
【課題】簡単な構成でありながら、シートの坪量に関わらず、排出トレイに向けて排出された排出トレイ上に積載されるシートのスタック性の悪化を効果的に防止することができるシート排出装置、原稿送り装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート排出装置240は、シート(G)が排出トレイ250に向けて排出される際にシート(G)を押さえるシート押さえ部材270を有するシート押さえ装置260を備えている。シート押さえ部材270は、シート押さえ部材本体271に対してシート(G)の排出方向H2に沿って移動可能な錘部材272を有している。
【選択図】図6A

Description

本発明は、シート排出装置、原稿送り装置及び複写機、複合機、プリンタ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関する。
シート排出装置として、原稿や用紙等のシートが排出トレイに向けて排出される際に該シートを押さえるシート押さえ部材を有するシート押さえ装置を備えたものが知られている。
このような従来の画像形成装置においては、所定の基準坪量(例えば50g/m)より小さい坪量の薄紙等のシートを排出する場合と、所定の基準坪量以上の坪量の普通紙や厚紙等のシート(特に縦送りのシート)を排出する場合とで、排出トレイに向けて排出された排出トレイ上に積載されるシートの良好なスタック性を両立させることが困難である。例えば、シート押さえ部材を所定の基準坪量以上の坪量の普通紙や厚紙等のシートに合わせて重くすると、所定の基準坪量より小さい坪量の薄紙等のシートの先端側がシート押さえ部材で詰まった状態でシートが排出され、排出されたシートが排出トレイ上で乱れ易い。一方、シート押さえ部材を所定の基準坪量より小さい坪量の薄紙等のシートに合わせて軽くすると、所定の基準坪量以上の坪量の普通紙や厚紙等のシートが排出方向と交差する斜め方向に排出され、排出されたシートが排出トレイ上で乱れ易い。このことは、画像形成装置の高速化する程、或いは/さらに、所定の基準坪量より小さい坪量の薄紙等のシートにおいて所定の基準湿度より低い低湿環境での静電気が影響する程、顕著となる。
この点に関し、特許文献1には、シート押さえ部材およびガイド部材の下端に錘部を付設する構成が記載されている。
特開平5-254709号公報
ところが、特許文献1に記載の構成では、シートの坪量に応じて錘部を複数設ける必要があり、それだけ装置構成が複雑化する。
そこで、本発明は、簡単な構成でありながら、シートの坪量に関わらず、排出トレイに向けて排出された排出トレイ上に積載されるシートのスタック性の悪化を効果的に防止することができるシート排出装置、原稿送り装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係るシート排出装置は、シートが排出トレイに向けて排出される際に該シートを押さえるシート押さえ部材を有するシート押さえ装置を備えたシート排出装置であって、前記シート押さえ部材は、シート押さえ部材本体に対して前記シートの排出方向に沿って移動可能な錘部材を有していることを特徴とする。
本発明に係る原稿送り装置は、前記本発明に係るシート排出装置を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成装置は、前記本発明に係るシート排出装置又は前記本発明に係る原稿送り装置を備えたことを特徴とする。
本発明によると、簡単な構成でありながら、シートの坪量に関わらず、排出トレイに向けて排出された排出トレイ上に積載されるシートのスタック性の悪化を効果的に防止することが可能となる。
本実施の形態に係る画像形成装置を正面から視た概略断面図である。 本実施の形態に係るシート押さえ装置を備えた原稿送り装置を示す平面図である。 本実施の形態に係るシート押さえ装置を備えた原稿送り装置を示す正面図である。 本実施の形態に係るシート押さえ装置を備えた原稿送り装置を示す斜視図である。 図1から図4に示す原稿送り装置におけるシート排出装置部分を示す正面図である。 シート排出装置におけるシート押さえ装置部分を正面側から視た斜視図である。 シート排出装置におけるシート押さえ装置部分を背面側から視た斜視図である。 第1実施形態に係るシート押さえ部材において錘部材が第1規制位置に位置している状態を示す斜め上方から視た斜視図である。 第1実施形態に係るシート押さえ部材において錘部材が第2規制位置に位置している状態を示す斜め上方から視た斜視図である。 第1実施形態に係るシート押さえ部材において錘部材が第3規制位置に位置している状態を示す斜め上方から視た斜視図である。 シート押さえ部材において錘部材が第1規制位置に位置している状態を示す斜め下方から視た斜視図である。 シート押さえ部材において錘部材が第2規制位置に位置している状態を示す斜め下方から視た斜視図である。 シート押さえ部材において錘部材が第3規制位置に位置している状態を示す斜め下方から視た斜視図である。 シート押さえ部材において錘部材が第1規制位置に位置している状態を示す平面図である。 シート押さえ部材において錘部材が第1規制位置に位置している状態を示す底面図である。 図8Cに示す錘部材部分を拡大して示す斜視図である。 図10Aに示す錘部材部分の側面図である。 シート押さえ部材におけるシート押さえ部材本体を示す平面図である。 シート押さえ部材本体における第1係止部部分を拡大して示す平面図である。 シート押さえ部材本体における第2係止部部分を拡大して示す平面図である。 シート押さえ部材本体における第3係止部部分を拡大して示す平面図である。 シート押さえ部材における錘部材を示す斜視図である。 シート押さえ部材において錘部材が第3規制位置に位置している状態を示す断面図である。 図14Aに示す錘部材及び第3係止部部分を拡大して示す断面図である。 第2実施形態に係るシート押さえ装置を備えた原稿送り装置を示す正面図である。 第2実施形態に係るシート押さえ部材において錘部材が第3規制位置に位置している状態を示す斜め上方から視た斜視図である。 第3実施形態に係るシート押さえ部材のアーム部材の回動位置の一例を示す側面図である。 図17に示す押さえ部材において錘部材が第1規制位置に位置している状態を示す斜め上方から視た斜視図である。 図17に示す押さえ部材において錘部材が第2規制位置に位置している状態を示す斜め上方から視た斜視図である。 図17に示す押さえ部材において錘部材が第3規制位置に位置している状態を示す斜め上方から視た斜視図である。 第3実施形態に係るシート押さえ部材のアーム部材の回動位置の他の例を示す側面図である。 第3実施形態に係るシート押さえ部材のアーム部材の回動位置の他の例を示す斜視図である。 第3実施形態に係るシート押さえ部材のアーム部材の回動位置のさらに他の例を示す側面図である。 第3実施形態に係るシート押さえ部材のアーム部材の回動位置のさらに他の例を示す斜視図である。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称及び機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
[画像形成装置]
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100を正面から視た概略断面図である。図2から図4は、それぞれ、本実施の形態に係るシート押さえ装置260を備えた原稿送り装置200を示す平面図、正面図及び斜視図である。図において、符号Xは正面から視て左右方向、符号X1,X2はそれぞれ左側(一方側)、右側(他方側)を表している。符号Yは左右方向Xに直交する奥行方向、符号Y1,Y2はそれぞれ正面側(一方側)、背面側(他方側)を表している。符号Zは上下方向、鉛直方向を表している。
本実施の形態に係る画像形成装置100は、モノクロ画像形成装置である。画像形成装置100は、画像読取装置300により読み取られた画像データ、又は、外部から伝達された画像データに応じて、画像形成処理を行う。なお、画像形成装置100は、用紙等のシート(用紙P)対して多色及び単色の画像を形成するカラー画像形成装置であってもよい。
画像形成装置100は、原稿送り装置200と、画像形成装置本体110とを備えている。画像形成装置本体110には、画像形成部102とシート搬送系103とが設けられている。
画像形成部102は、露光ユニット1、現像ユニット2、像担持体として作用する感光体ドラム3、クリーニング部4、帯電装置5及び定着ユニット7を備えている。また、シート搬送系103は、給紙トレイ81、手差し給紙トレイ82、排出ローラ31及び排出トレイ14を備えている。
画像形成装置本体110の上部には、原稿Gの画像を読み取るための画像読取装置300が設けられている。画像読取装置300は、原稿Gが載置される原稿載置台221を備えている。また、原稿載置台221の上側には原稿送り装置200が設けられている。画像形成装置100では、画像読取装置300で読み取られた原稿Gの画像は、画像データとして画像形成装置本体110に送られ、用紙P上に画像が記録される。
画像形成装置本体110にはシート搬送路S1が設けられている。給紙トレイ81又は手差し給紙トレイ82は、用紙Pをシート搬送路S1に供給する。シート搬送路S1は、用紙Pを転写ローラ10及び定着ユニット7を経て排出トレイ14に導く。定着ユニット7は、用紙P上に形成されたトナー像を用紙Pに加熱定着する。シート搬送路S1の近傍には、ピックアップローラ11a,11b、搬送ローラ12a、レジストローラ13、転写ローラ10、定着ユニット7における定着ローラ71及び加圧ローラ72、シート排出装置310の排出ローラ31が配設されている。
画像形成装置100では、給紙トレイ81又は手差し給紙トレイ82にて供給された用紙Pはレジストローラ13まで搬送される。次に、用紙Pはレジストローラ13により用紙Pと感光体ドラム3上のトナー像とを整合するタイミングで転写ローラ10に搬送される。感光体ドラム3上のトナー像は転写ローラ10により用紙P上に転写される。その後、用紙Pは定着ユニット7における定着ローラ71及び加圧ローラ72に通過し、搬送ローラ12a及び排出ローラ31を経て排出トレイ14上に排出される。用紙Pの表面だけでなく、裏面に画像形成を行う場合は、用紙Pは排出ローラ31から反転シート搬送路S2へ逆方向に搬送される。用紙Pは反転搬送ローラ12b~12bを経て用紙Pの表裏を反転してレジストローラ13へ再度導かれる。そして、用紙Pは、表面と同様にして、裏面にトナー像が形成されて定着された後、排出トレイ14へ向けて排出される。
[原稿送り装置]
原稿送り装置200は、シート載置トレイ210(原稿載置トレイ)と、シート供給部220(原稿供給部)と、シート搬送部230(原稿搬送部)と、シート排出装置240(原稿排出装置)と、排出トレイ250(原稿排出トレイ)と、シート押さえ装置260とを備えている。シート載置トレイ210は、原稿Gを載置する。シート供給部220は、シート載置トレイ210に載置された原稿Gを1枚ずつシート搬送部230に供給する。シート搬送部230は、シート供給部220にて供給された原稿Gを搬送方向H1に直交する幅方向Wにおける中央基準で搬送する。シート排出装置240は、シート搬送部230にて搬送された原稿Gを排出トレイ250に向けて排出方向H2に排出する。シート排出装置240は、排出ローラ対241(図1参照)を備えている。排出トレイ250は、シート排出装置240にて排出された原稿G~Gを積載する。原稿送り装置200において、シート載置トレイ210と排出トレイ250とが上下方向で重なるように配設されている。なお、シート供給部220及びシート搬送部230は従来公知の構成と同様のものであり、ここでは詳しい説明を省略する。
[シート排出部]
図5は、図1から図4に示す原稿送り装置200におけるシート排出装置240部分を示す正面図である。また、図6A及び図6Bは、それぞれ、シート排出装置240におけるシート押さえ装置260部分を正面側及び背面側から視た斜視図である。
シート排出装置240は、排出ローラ対241と、シート押さえ装置260とを備えている。
排出ローラ対241は、シート搬送部230から送られてきたシート(原稿G)を排出トレイ250に向けて排出する。排出ローラ対241は、上下一対の排出ローラ241a,241bで構成されている。
シート押さえ装置260は、排出方向H2において排出ローラ241a,241bよりも下流側に設けられている。シート押さえ装置260は、シート押さえ部材270を備えている。シート押さえ部材270は、シート(G)が排出トレイ250に向けて排出される際にシート(G)を押さえる。これにより、排出トレイ250に向けて排出されるシート(G)の勢いをシート押さえ部材270により緩和させることができる。
ここで、シート押さえ部材270は、押さえるべき所定のサイズのシート(G)(例えばA4横サイズ)の先端部を押さえる程度の位置に位置するようにシート押さえ装置本体261に設けられている。
(第1実施形態)
図7Aから図7Cは、それぞれ、第1実施形態に係るシート押さえ部材270において錘部材272が第1規制位置、第2規制位置及び第3規制位置に位置している状態を示す斜め上方から視た斜視図である。図8Aから図8Cは、それぞれ、シート押さえ部材270において錘部材272が第1規制位置、第2規制位置及び第3規制位置に位置している状態を示す斜め下方から視た斜視図である。
図9A及び図9Bは、それぞれ、シート押さえ部材270において錘部材272が第1規制位置に位置している状態を示す平面図及び底面図である。図10Aは、図8Cに示す錘部材272部分を拡大して示す斜視図である。図10Bは、図10Aに示す錘部材272部分の側面図である。
図11は、シート押さえ部材270におけるシート押さえ部材本体271を示す平面図である。図12Aから図12Cは、それぞれ、シート押さえ部材本体271における第1係止部271dから第3係止部271f部分を拡大して示す平面図である。
図13は、シート押さえ部材270における錘部材272を示す斜視図である。図14Aは、シート押さえ部材270において錘部材272が第3規制位置に位置している状態を示す断面図である。また、図14Bは、図14Aに示す錘部材272及び第3係止部271f部分を拡大して示す断面図である。
シート押さえ部材270は、シート押さえ部材本体271に対してシート(G)の排出方向H2に沿って移動可能な錘部材272(重り部材)を有している。
本実施の形態によれば、シート押さえ部材270がシート押さえ部材本体271に対してシート(G)の排出方向H2に沿って移動可能な錘部材272を有しているので、簡単な構成である。しかも、錘部材272をシート押さえ部材本体271に対して排出方向H2に沿う調整方向Hに調整することができる。例えば、シート押さえ部材270を所定の基準坪量以上の坪量の普通紙や厚紙等のシート(G)に合わせて〔さらには低温低湿環境でのシート(G)の排出において〕錘部材272を先端側に移動させる〔すなわち、シート(G)に対する荷重を大きくする〕ことができる。これにより、所定の基準坪量以上の坪量の普通紙や厚紙等のシート(G)が排出方向H2と交差する斜め方向に排出され、排出されたシート(G)が排出トレイ250上で乱れることを抑制することができる。一方、シート押さえ部材270を所定の基準坪量より小さい坪量の薄紙等のシート(G)に合わせて錘部材272を基端側に移動させる〔すなわち、シート(G)に対する荷重を小さくする)ことができる。これにより、所定の基準坪量より小さい坪量の薄紙等のシート(G)の先端側がシート押さえ部材270で詰まった状態でシート(G)が排出され、排出されたシート(G)が排出トレイ250上で乱れること抑制することができる。このことは、画像形成装置100の高速化する程、或いは/さらに、所定の基準坪量より小さい坪量の薄紙等のシート(G)において所定の基準湿度より小さい低湿環境での静電気が影響する程、有効となる。
従って、簡単な構成でありながら、シート(G)の坪量に関わらず、排出トレイ250に向けて排出された排出トレイ250上に積載されるシート(G~G)のスタック性の悪化を効果的に防止することができる。
詳しくは、シート押さえ部材270は、幅方向Wに沿った揺動軸線α(図7A参照)(揺動軸271a,271a)回りに回動自在にシート押さえ装置本体261(この例ではシート載置トレイ210)に設けられている。シート押さえ部材270は、シート(G)が排出されていないときには自重で先端部が排出トレイ250に接触又は近接(この例では接触)している。シート押さえ部材本体271は、揺動軸271a,271aと、長尺部2711(図7A参照)と、幅広部2712(図7A参照)とを有している。長尺部2711は、幅方向Wに所定の幅を有し、排出方向H2に沿って延びている。幅広部2712は、長尺部2711に対して排出方向H2における下流側に連接し、幅方向Wの寸法が長尺部2711から排出方向H2における下流側に行くに従って次第に幅方向Wに大きくなっている。長尺部2711及び幅広部2712は、一体的に形成されている。揺動軸271a,271aは、長尺部2711の基端側の端部に一体的に設けられている。揺動軸271a,271aは、幅方向Wにおいて長尺部2711よりも外側に延びている。
シート押さえ部材本体271には、錘部材272を排出方向H2に沿って移動させるための溝部又は貫通孔部(この例ではスリット271c)が設けられている。スリット271cは、厚み方向に貫通して排出方向H2に延びている。錘部材272の下面には、スリット271cに挿通するように下方に突出した突出部272a(リブ)が設けられている。突出部272aは、排出方向H2(スリット271cの方向)に沿って延びている。
また、錘部材272の上面2721には、幅方向に沿って延びる1又は複数(この例では複数)の突起272c~272c(図10B、図13参照)が設けられている。こうすることで、利用者(ユーザーやサービスマン)が錘部材272を調整方向Hに調整する際に滑り難くすることができ、これにより、錘部材272を調整するための調整作業性を向上させることができる。
具体的には、シート押さえ部材本体271の排出方向H2における寸法L1(図7A参照)は、170mm程度とされている。シート押さえ部材本体271の厚みは、0.83mm程度とされている。シート押さえ部材本体271は、帯電防止機能を有する樹脂材料(例えば、体積固有抵抗が10~1010Ω・cm程度以下の樹脂材料を用いることができ、この例では、ポリカーボネートで形成されている。錘部材272の重量としては、それには限定されないが、2g~5g程度を例示できる。錘部材272は、小型で重量を有するものを用いることができ、例えば、樹脂材料や金属材料を用いることができる。
本実施の形態において、シート押さえ部材本体271は、排出されるシート(G)と複数箇所(この例では2箇所)で接触する。
こうすることで、シート押さえ部材270によりシート(G)を押さえる箇所を増やすことができる。これにより、シート(G)を確実に押さえることができ、それだけ、排出トレイ250上に積載されるシート(G~G)のスタック性を向上させることができる。
本実施の形態において、シート押さえ部材本体271の先端部には、排出されるシート(G)と幅方向Wにおける錘部材272を挟んだ少なくとも2箇所(この例では2箇所)で接触するシート押さえ部271b,271bが設けられている。
こうすることで、シート押さえ部材270によりシート(G)を押さえる箇所を幅方向Wで増やすことができる。これにより、シート(G)を確実にかつ安定して押さえることができ、それだけ、排出トレイ250上に積載されるシート(G~G)のスタック性を向上させることができる。
詳しくは、シート押さえ部271b,271bは、幅広部2712の先端側の端部に一体的に設けられている。シート押さえ部271b,271bは、排出方向H2において長尺部2711から下流側に延びている。
ところで、シート(G)をさらに安定して押さえる観点から、幅方向Wにおける広範囲の領域でシート(G)を押さえることが好ましい。
この点、本実施の形態において、シート押さえ部材本体271は、略Y字形状に形成されている。略Y字形状は、幅方向Wの広い側が排出方向H2における下流側とされている。
こうすることで、シート押さえ部材本体271の排出方向H2における下流側の幅方向Wの広い側でシート(G)を接触させることができる。これにより、シート(G)をさらに安定して押さえることができ、それだけ、排出トレイ250上に積載されるシート(G~G)のスタック性を向上させることができる。しかも、シート押さえ部材270の構成を単純化することができ、これにより、シート押さえ部材270の製造の容易化を実現させることができる。
本実施の形態において、シート押さえ部材本体271の先端部であって、幅方向Wにおける両端部には、排出されるシート(G)と接触するシート押さえ部271b,271bがそれぞれ設けられている。
こうすることで、排出されるシート(G)をシート押さえ部271b,271bにより幅方向Wにおける2箇所で接触させることができる。これにより、シート(G)をより一層安定して押さえることができ、それだけ、排出トレイ250上に積載されるシート(G)のスタック性を向上させることができる。
この例では、シート押さえ部材本体271の先端部の幅方向Wにおける寸法L2(図7A参照)は、大きい方がよいが、大きすぎると、ユーザーがシート(G)を排出トレイ250から取り除く際に邪魔になる。従って、シート押さえ部材本体271の先端部の幅方向Wにおける寸法L2は、ユーザーがシート(G)を排出トレイ250から取り除く際に邪魔にならない程度の寸法、この例では110mm程度とされている。
ところで、シート(G)は、排出トレイ250に向けて排出されるにあたり、錘部材272に当接する場合、錘部材272によりシート(G)の排出が邪魔され、これにより、排出トレイ250上でシート(G~G)が乱れ易い。
本実施の形態において、錘部材272の下面2722には、排出方向H2に沿って延びる突出部272aが設けられている。
こうすることで、シート(G)が排出されるにあたり、たとえ錘部材272に当接しても、錘部材272によりシート(G)の排出が邪魔されることを抑制することができ、これにより、排出トレイ250上でシート(G)を乱れ難くすることができる。従って、排出トレイ250に向けて排出された排出トレイ250上に積載されるシート(G)のスタック性を向上させることができる。
詳しくは、突出部272aは、シート押さえ部材本体271から下側に突出している。突出部272aの排出方向H2の上流側には、高さが排出方向H2の下流側に行くに従って高くなるように傾斜する傾斜部272a1(図10A、図10B参照)が設けられている。こうすることで、排出されるシート(G)が突出部272aに当接しても傾斜部272a1によりシート(G)を円滑に排出させることができる。また、突出部272aの幅方向Wにおける両側面には、突出部272aがスリット271cから離脱することを防止する離脱防止部272b,272b(図10A、図10B、図13参照)が設けられている。離脱防止部272b,272bは、突出部272aからシート押さえ部材本体271の下面側に沿って幅方向Wにおける両側に延びている。離脱防止部272b,272b及び突出部272aは一体的に形成されている。離脱防止部272bは、全体の高さが突出部272a全体の高さよりも低くなっている(図10B参照)。こうすることで、シート(G)の排出を離脱防止部272bで邪魔しないようにすることができる。
本実施の形態では、シート押さえ部材本体271は、排出方向H2に沿った対称軸線β(図7A参照)を軸とする線対称又は略線対称に形成されている。
ところで、錘部材272がシート押さえ部材本体271の幅方向Wにおける中央部から外れていると、排出されるシート(G)がシート押さえ部材270に接触する際にシート押さえ部材270が振れてしまい、シート(G)を安定して押さえることができないことがある。
この点、本実施の形態において、錘部材272は、シート押さえ部材本体271の幅方向Wにおける中央部に設けられている。
こうすることで、排出されるシート(G)がシート押さえ部材270に接触する際にシート押さえ部材270の振れを抑制することができ、それだけ、安定してシートを押さえることができる。
ところで、シート押さえ部材270における錘部材272は、シート(G)が排出されるに従って、特に、シート(G)が錘部材272に当接する場合、シート(G)が錘部材272に当接するに従って、シート押さえ部材本体271に対して排出方向H2における下流側に移動し易い。
この点、本実施の形態において、錘部材272は、シート押さえ部材本体271に対して、先端側の第1規制位置(図7A、図8A参照)と、基端側の第2規制位置(図7B、図8B参照)と、第1規制位置及び第2規制位置の間(この例では中央)の第3規制位置(図7C、図8C参照)との少なくとも3箇所(この例では3箇所)で規制される。
こうすることで、シート押さえ部材270における錘部材272を先端側の第1規制位置と基端側の第2規制位置と第1規制位置及び第2規制位置の間の第3規制位置との少なくとも3箇所で確実に規制することができる。これにより、シート(G)が排出されるに従って、シート押さえ部材270における錘部材272のシート押さえ部材本体271に対する排出方向H2における下流側への移動を効果的に防止することができる。このことは、シート(G)が錘部材272に当接する場合に、特に有効となる。
詳しくは、スリット271cの排出方向H2における下流側の端部には第1係止部271dが設けられている。スリット271cの排出方向H2における上流側の端部には第2係止部271eが設けられている。また、スリット271cの排出方向H2における中央部には第3係止部271fが設けられている。第1係止部271d、第2係止部271e及び第3係止部271fは、幅方向Wにおける両側に凹む凹部とされている。錘部材272の突出部272aには、第1係止部271d、第2係止部271e及び第3係止部271fと係止する係止部272d(図13、図14A、図14B参照)が設けられている。係止部272dは、幅方向Wにおける両側に突出する突出部とされている。錘部材272を第1規制位置と第2規制位置と第3規制位置と3箇所で確実に規制することができる。
ところで、所定の基準坪量より小さい坪量の薄紙等のシート(G)の坪量によっては、錘部材272をシート押さえ部材本体271に対して基端側の端部に位置させた状態でもシート(G)に対する荷重が大き過ぎることがある。そうすると、シート(G)の先端側がシート押さえ部材270で詰まった状態でシート(G)が排出され、排出されたシート(G)が排出トレイ250上で乱れ易い。
この点、本実施の形態において。シート押さえ部材270は、排出されるシート(G)よりも上方への退避位置にシート押さえ部材270の上部に設けられた上部固定部材(この例ではシート押さえ部材本体271における係止部261b)に着脱可能に固定される。
こうすることで、シート押さえ部材270を退避位置に固定することができ、従って、排出されるシート(G)にシート押さえ部材270を接触させないようにすることができる。これにより、錘部材272をシート押さえ部材本体271に対して基端側に位置させた状態においてシート(G)に対する荷重が大き過ぎる場合でも、シート(G)の先端側がシート押さえ部材270で詰まった状態でシート(G)が排出され、排出されたシート(G)が排出トレイ250上で乱れることを効果的に防止することができる。
詳しくは、シート押さえ部材本体271には、係合部271gが設けられている。シート押さえ装置本体261(この例ではシート載置トレイ210)の裏面261a(図6A、図6B)には、係合部271gを係止する係止部261b(図6A、図6B)が設けられている。
係合部271gは、シート押さえ部材本体271において幅方向Wにおける両側に形成されている。この例では、係合部271g,271gは、シート押さえ部材本体271に設けられた貫通孔とされている。係止部261bは、シート押さえ部材270を上側に回動させたときの係合部271g,271gに対応する位置に設けられている。シート押さえ装置本体261の裏面261aには、シート押さえ部材270を上側に回動させたときに係合部271g,271gに挿通するように下方に延びる挿通部261c,261cが設けられている。挿通部261c,261cの側面(この例では内側側面)には、それぞれ、幅方向Wに突出した係止部261b,261bが設けられている。これにより、排出されるシート(G)から退避する退避位置にシート押さえ部材270を離脱可能に固定することができる。
(第2実施形態)
図15は、第2実施形態に係るシート押さえ装置260を備えた原稿送り装置200を示す正面図である。図16は、第2実施形態に係るシート押さえ部材270Aにおいて錘部材272が第3規制位置に位置している状態を示す斜め上方から視た斜視図である。
第2実施形態において、第1実施形態と同様の構成には、同じ符号を付し、その説明を省略する。
図15に示すように、シート押さえ部材270Aは、排出方向H2に間隔をおいて並設した複数(この例では2つ)のシート押さえ部材である。
ここで、排出方向H2に間隔をおいて並設した複数のシート押さえ部材270Aは、幅方向Wにおいて同じ位置に配置されていてもよいし、幅方向Wにおいてずらして配置されていてもよい。シート押さえ部材270Aが幅方向Wにおいてずらして配置されている場合、排出されるシート(G)を幅方向Wで均等に押さえないと、シート(G)の搬送バランスが崩れ、スタッキング性能が悪化する。そこで、シート押さえ部材270Aは、幅方向Wにおいてずらして配置されている場合、シート(G)の幅方向Wにおける中央部を通る排出方向H2に沿った仮想直線を中心に線対称に配置されていることが好ましい。こうすることで、排出されるシート(G)を幅方向Wで均等に押さえることができ、従って、シート(G)の搬送バランスを維持することができ、これにより、スタッキング性能の悪化を効果的に防止することができる。シート押さえ部材270Aを線対称に配置する態様としては、例えば、シート(G)の幅方向Wにおける中央部に配置した一のシート押さえ部材と、該一のシート押さえ部材の排出方向H2における上流側又は下流側において該中央部から幅方向Wの同一距離だけ両側に離間して配置した一対のシート押さえ部材とで構成される態様を挙げるができる。
複数のシート押さえ部材270A,270Aのシート押さえ部材本体271Aの先端部には、排出されるシート(G)と排出方向H2における錘部材272の延長線上の1箇所で接触するシート押さえ部271bが設けられている。
こうすることで、シート押さえ部材270Aによりシート(G)を押さえる箇所を排出方向H2で増やすことができる。これにより、シート(G)をさらに確実に押さえることができ、それだけ、排出トレイ250上に積載されるシート(G)のスタック性を向上させることができる。
詳しくは、シート押さえ部材270Aのシート押さえ部材本体271Aは、幅方向Wに所定の幅を有し、排出方向H2に沿って延びている。シート押さえ部材本体271Aは、先端部において幅方向Wにおける寸法が排出方向H2の下流側に行くに従って小さくなるように形成されている。
なお、図示を省略したが、係止部261b(図6A、図6B参照)の形状及び位置を変更することにより、排出されるシート(G)から退避する退避位置にシート押さえ部材270Aを離脱可能に固定することができる。
(第3実施形態)
図17は、第3実施形態に係るシート押さえ部材270Bのアーム部材273の回動位置の一例を示す側面図である。図18Aから図18Cは、それぞれ、図17に示すシート押さえ部材270Bにおいて錘部材272が第1規制位置、第2規制位置及び第3規制位置に位置している状態を示す斜め上方から視た斜視図である。
図19A及び図19Bは、それぞれ、第3実施形態に係るシート押さえ部材270Bのアーム部材273の回動位置の他の例を示す側面図及び斜視図である。
また、図20A及び図20Bは、それぞれ、第3実施形態に係るシート押さえ部材270Bのアーム部材273の回動位置のさらに他の例を示す側面図及び斜視図である。
図17及び図18Aから図19Cに示す例では、シート押さえ部材270Bは、先端側のアーム部材2731が下側に回動し、基端側のアーム部材2732が排出されるシート(G)から退避する退避位置に回動している状態を示している。図19A及び図19Bに示す例では、シート押さえ部材270Bは、先端側のアーム部材2731が退避位置に回動し、基端側のアーム部材2732が下側に回動している状態を示している。図20A及び図20Bに示す例では、シート押さえ部材270Bは、先端側のアーム部材2731及び基端側のアーム部材2732の双方が退避位置に回動している状態を示している。
第3実施形態において、第1実施形態及び第2実施形態と同様の構成には、同じ符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態において、シート押さえ部材270Bは、アーム部材273(2731,2732)を備えている。アーム部材273(2731,2732)は、回動軸273a(2731a,2732a)と、1つ又は2つ以上(この例では4つ)のアーム部273b〔(2731b,2731b),(2732b,2732b)〕とを備えている。回動軸273a(2731a,2732a)は、幅方向Wに沿った回動軸線γ(γ1,γ2)(図17、図18A参照)回りに回動可能にシート押さえ部材本体271Bに設けられている。アーム部273b〔(2731b,2731b),(2732b,2732b)〕は、幅方向Wに交差する交差方向Vに沿うように回動軸273a(2731a,2732a)に設けられている。アーム部273b(2731b,2731b),(2732b,2732b)は、排出されるシート(G)と接触する。
こうすることで、アーム部材273(2731,2732)において、排出方向H2における複数箇所のうち何れかの箇所で、排出されるシート(G)に接触させることができる。これにより、排出方向H2におけるサイズに合わせてシート(G)を押さえることができる。
詳しくは、アーム部材273(2731,2732)の先端部273c又はシート押さえ部材本体271Bの先端部271hで、排出されるシート(G)と接触するシート押さえ部271bを構成する。シート押さえ部材本体271Bは、揺動軸271a,271aと、本体部271iとを有している。本体部271iは、基端側が二股の棒状に形成されている。揺動軸271a,271aは、本体部271iの基端側の端部の二股部に一体的に設けられている。揺動軸271a,271aは、幅方向Wにおいて二股部よりも外側に延びている。
シート押さえ部材本体271Bには、錘部材272を排出方向H2に沿って移動させるための溝部又は貫通孔部(この例ではスリット271c)が設けられている。スリット271cは、幅方向Wに貫通して排出方向H2に延びている。錘部材272は、スリット271c内側に設けられたレール(図示せず)に挿通するように厚み方向に突出した突出部(図示せず)が設けられている。錘部材272は、利用者により所定の外力が加わるまでは調整方向Hにおける位置を維持し、所定の外力以上の力が加わると調整方向Hに移動するにようにスリット271cに保持されている。錘部材272は、幅方向Wにおいて本体部271iよりも両外側に突出している。
本体部271iには、1つ又は排出方向H2に間隔をおいて2つ以上(この例では2つ)のアーム部材273(2731,2732)が幅方向Wに沿った回動軸線γ(γ1,γ2)〔回動軸273a(2731a,2732a)〕回りに回動可能に設けられている。アーム部273b〔(2731b,2731b),(2732b,2732b)〕の基端側の端部は、回動軸273a(2731a,2732a)に一体的に設けられている。アーム部材273(2731,2732)の回動軸273a(2731a,2732a)は、利用者により所定の外力が加わるまでは回動位置を維持し、所定の外力以上の力が加わると回動軸線γ(γ1,γ2)回りに回動するにように本体部271iに保持されている。
なお、図示を省略したが、係止部261b(図6A、図6B参照)の形状及び位置を変更することにより、排出されるシート(G)から退避する退避位置にシート押さえ部材270Bを離脱可能に固定することができる。
(その他の実施の形態)
第1実施形態から第3実施形態では、シートを原稿Gとしたが、用紙(記録用紙)としてもよい。この場合、本実施の形態に係るシート押さえ装置260は画像形成装置本体110においてシート排出装置310に設けることができる。
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されるものではなく、他のいろいろな形で実施することができる。そのため、係る実施の形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置
200 原稿送り装置
210 シート載置トレイ
220 シート供給部
240 シート排出装置
250 排出トレイ
260 シート押さえ装置
261 シート押さえ装置本体
261a 裏面
261b 係止部
261c 挿通部
270 シート押さえ部材
270A シート押さえ部材
270B シート押さえ部材
271 シート押さえ部材本体
2711 長尺部
2712 幅広部
271A シート押さえ部材本体
271B シート押さえ部材本体
271a 揺動軸
271b シート押さえ部
271c スリット
271d 第1係止部
271e 第2係止部
271f 第3係止部
271g 係合部
271h 先端部
271i 本体部
272 錘部材
2721 上面
2722 下面
272a 突出部
272a1 傾斜部
272b 離脱防止部
272c 突起
272d 係止部
273 アーム部材
2731 アーム部材
2732 アーム部材
273a 回動軸
2731a 回動軸
2732a 回動軸
273b アーム部
2731b アーム部
2732b アーム部
273c 先端部
310 シート排出装置
G 原稿(シートの一例)
H 調整方向
H1 搬送方向
H2 排出方向
S1 シート搬送路
S2 反転シート搬送路
V 交差方向
W 幅方向
X 左右方向
Y 奥行方向
Z 上下方向
α 揺動軸線
β 対称軸線
γ 回動軸線

Claims (13)

  1. シートが排出トレイに向けて排出される際に該シートを押さえるシート押さえ部材を有するシート押さえ装置を備えたシート排出装置であって、
    前記シート押さえ部材は、シート押さえ部材本体に対して前記シートの排出方向に沿って移動可能な錘部材を有していることを特徴とするシート排出装置。
  2. 請求項1に記載のシート排出装置であって、
    前記シート押さえ部材本体は、排出される前記シートと複数箇所で接触することを特徴とするシート排出装置。
  3. 請求項2に記載のシート排出装置であって、
    前記シート押さえ部材本体の先端部には、排出される前記シートと前記排出方向に直交する幅方向における前記錘部材を挟んだ少なくとも2箇所で接触するシート押さえ部が設けられていることを特徴とするシート排出装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のシート排出装置であって、
    前記シート押さえ部材本体は、略Y字形状に形成されており、前記略Y字形状は、前記排出方向に直交する幅方向の広い側が前記排出方向における下流側とされていることを特徴とするシート排出装置。
  5. 請求項4に記載のシート排出装置であって、
    前記シート押さえ部材本体の先端部であって、前記排出方向に直交する幅方向における両端部には、排出される前記シートと接触するシート押さえ部がそれぞれ設けられていることを特徴とするシート排出装置。
  6. 請求項2に記載のシート排出装置であって、
    前記シート押さえ部材は、前記排出方向に間隔をおいて並設した複数のシート押さえ部材であり、
    前記複数のシート押さえ部材の前記シート押さえ部材本体の先端部には、排出される前記シートと前記排出方向における前記錘部材の延長線上の1箇所で接触するシート押さえ部が設けられていることを特徴とするシート排出装置。
  7. 請求項1から請求項6までの何れか1つに記載のシート排出装置であって、
    前記錘部材の下面には、前記排出方向に沿って延びる突出部が設けられていることを特徴とするシート排出装置。
  8. 請求項1から請求項3までの何れか1つに記載のシート排出装置であって、
    前記シート押さえ部材は、アーム部材を備え、
    前記アーム部材は、前記排出方向に直交する幅方向に沿った回動軸線回りに回動可能に前記シート押さえ部材本体に設けられた回動軸と、前記幅方向に交差する交差方向に沿うように前記回動軸に設けられた1つ又は2つ以上のアーム部とを備え、
    前記アーム部は、排出される前記シートと接触することを特徴とするシート排出装置。
  9. 請求項1から請求項8までの何れか1つに記載のシート排出装置であって、
    前記錘部材は、前記シート押さえ部材本体の前記排出方向に直交する幅方向における中央部に設けられていることを特徴とするシート排出装置。
  10. 請求項1から請求項9までの何れか1つに記載のシート排出装置であって、
    前記錘部材は、前記シート押さえ部材本体に対して、先端側の第1規制位置と、基端側の第2規制位置と、前記第1規制位置及び前記第2規制位置の間の第3規制位置との少なくとも3箇所で規制されることを特徴とするシート排出装置。
  11. 請求項1から請求項10までの何れか1つに記載のシート排出装置であって、
    前記シート押さえ部材は、排出される前記シートよりも上方への退避位置に前記シート押さえ部材の上部に設けられた上部固定部材に着脱可能に固定されることを特徴とするシート排出装置。
  12. 請求項1から請求項11までの何れか1つに記載のシート排出装置を備えたことを特徴とする原稿送り装置。
  13. 請求項1から請求項11までの何れか1つに記載のシート排出装置又は請求項12に記載の原稿送り装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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