JP2023072983A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023072983A JP2023072983A JP2021185756A JP2021185756A JP2023072983A JP 2023072983 A JP2023072983 A JP 2023072983A JP 2021185756 A JP2021185756 A JP 2021185756A JP 2021185756 A JP2021185756 A JP 2021185756A JP 2023072983 A JP2023072983 A JP 2023072983A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- image forming
- image
- sorting
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000007639 printing Methods 0.000 claims abstract description 126
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims abstract description 19
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 20
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 51
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 32
- 230000008569 process Effects 0.000 description 14
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 11
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 8
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 5
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 4
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000013403 standard screening design Methods 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
Landscapes
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
【課題】印刷ジョブの実行中に複数回の割り込みジョブが発生した場合であっても、割り込み後に再開された印刷ジョブの用紙と混在が生じにくい画像形成装置を提供する。【解決手段】予め定められた設定に基づき排紙トレイに排出する用紙を回転ソートにより仕分けする排紙ソート部を備え、制御部は、前記回転ソートが有効に設定されている場合において、画像形成部による画像形成が、他の複数の割り込み印刷によって一時中断した後、再開するとき、再開直前の割り込み印刷によって画像形成された用紙の排出方向と、再開する印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向が同じであるか否かを判定し、同じである場合は、前記排紙ソート部を制御して、再開する印刷指令によって画像形成された用紙を回転ソートによって前記割り込み印刷の印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向と異なる向きに排出させる画像形成装置。【選択図】図5
Description
この発明は、画像形成装置に関し、より詳細には、排紙トレイに排出される用紙の仕分け機能として用紙のソート機能を有する画像形成装置に関する。
従来、MFP(Multifunction Peripheral:多機能周辺装置)などの画像形成装置において、印刷中のジョブを一時的に停止し、別の印刷ジョブを割り込ませる割り込み印刷機能を有するものが知られている。
このような割り込み印刷機能には、異なる印刷ジョブで印刷された用紙の区切りを明確化すべく、排紙トレイ上に排出される用紙の位置をずらす(シフトする)ことで用紙を仕分け(ソート)するシフトソート機能を有するものが知られている。
また、排紙トレイ上に排出される用紙の向きを変える(回転する)ことで用紙を仕分けする回転ソート機能を有するものも知られている。
また、排紙トレイ上に排出される用紙の向きを変える(回転する)ことで用紙を仕分けする回転ソート機能を有するものも知られている。
このような割り込み印刷機能を有する画像形成装置の発明として、回転ソート時に用紙切れとなった場合に、同サイズおよび同方向の排紙が別のカセットにあるか判断し、さらにユーザーにより回転しないで継続か、回転して継続かの選択に従って印刷を実行する画像形成装置の発明が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
しかしながら、従来の割り込み印刷機能を有する画像形成装置は、印刷ジョブの実行中に複数回の割り込みジョブが発生した場合、割り込み後に再開された印刷ジョブの用紙が、直前の割り込みジョブの用紙と混在してしまうという問題があった。
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、その目的は、印刷ジョブの実行中に複数回の割り込みジョブが発生した場合であっても、割り込み後に再開された印刷ジョブの用紙と混在が生じにくい画像形成装置を提供することにある。
(1)この発明は、画像データを取得する画像データ取得部と、ユーザーから前記画像データの印刷指令の入力を受け付ける操作部と、前記印刷指令に基づき前記画像データの画像形成を行い、予め定められた条件が満たされた場合に前記画像形成を一時中断して、他の印刷指令に基づく画像データの画像形成を優先させる割り込み印刷を行う画像形成部と、前記画像形成部により画像形成された用紙を排出すべき排紙トレイと、予め定められた設定に基づき前記排紙トレイに排出する用紙を回転ソートにより仕分けする排紙ソート部と、前記操作部、前記画像データ取得部、前記画像形成部および前記排紙ソート部を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記回転ソートが有効に設定されている場合において、前記画像形成部による画像形成が、他の複数の割り込み印刷によって一時中断した後、再開するとき、再開直前の割り込み印刷によって画像形成された用紙の排出方向と、再開する印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向が同じであるか否かを判定し、同じである場合は、前記排紙ソート部を制御して、再開する印刷指令によって画像形成された用紙を回転ソートによって前記割り込み印刷の印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向と異なる向きに排出させる画像形成装置を提供するものである。
この発明によれば、印刷ジョブの実行中に複数回の割り込みジョブが発生した場合であっても、割り込み後に再開された印刷ジョブの用紙と混在が生じにくい画像形成装置を実現できる。
この発明において、「画像形成装置」は、トナーによる像形成に電子写真方式を用いるプリンタなどの複写(コピー)機能を有する複写機や複写以外の機能をも含むMFP(Multifunction Peripheral:多機能周辺装置)など、画像を形成して出力する装置である。
「回転ソート」は、排紙トレイに排出される用紙の向きを予め定められた複数の方向(例えば、前記排紙トレイへの用紙の排出方向および前記排出方向に対して直交する方向の2方向)に交互に回転することにより、用紙の仕分けを行う仕分け方法である。
「回転ソート」は、排紙トレイに排出される用紙の向きを予め定められた複数の方向(例えば、前記排紙トレイへの用紙の排出方向および前記排出方向に対して直交する方向の2方向)に交互に回転することにより、用紙の仕分けを行う仕分け方法である。
なお、この発明は、用紙の仕分け方法が回転ソートの場合に限られず、排紙トレイに排出される用紙の位置を予め定められた方向(例えば、前記排紙トレイへの用紙の排出方向または前記排出方向に対して直交する方向)に所定の長さだけ交互にずらす(シフトする)シフトソートの場合であってもよい。
また、回転ソートとシフトソートの組み合わせによるものであってもよい。
その場合、再開直前の割り込み印刷によって画像形成された用紙の排出方向・シフト位置と、再開する印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向・シフト位置が同じであるか否かを判定し、同じである場合は、前記排紙ソート部を制御して、再開する印刷指令によって画像形成された用紙を回転ソートおよびシフトソートによって前記割り込み印刷の印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向と異なる向き・シフト位置で排出させるものとする。
その場合、再開直前の割り込み印刷によって画像形成された用紙の排出方向・シフト位置と、再開する印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向・シフト位置が同じであるか否かを判定し、同じである場合は、前記排紙ソート部を制御して、再開する印刷指令によって画像形成された用紙を回転ソートおよびシフトソートによって前記割り込み印刷の印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向と異なる向き・シフト位置で排出させるものとする。
さらに、この発明の好ましい態様について説明する。
(2)この発明による画像形成装置において、前記制御部は、前記回転ソートが有効に設定されている場合において、前記画像形成部による画像形成が、他の複数の割り込み印刷によって一時中断した後、再開するとき、割り込み印刷が偶数回行われた場合にのみ、再開直前の割り込み印刷によって画像形成された用紙の排出方向と、再開する印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向が同じであるか否かを判定するものであってもよい。
このようにすれば、印刷ジョブの実行中に偶数回の割り込みジョブが発生した場合においてのみ、再開直前の割り込み印刷によって画像形成された用紙の排出方向と、再開する印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向が同じであるか否かを判定するため、より効率よく、割り込み後に再開された印刷ジョブの用紙と混在が生じにくい画像形成装置を実現できる。
(3)この発明による画像形成装置において、前記制御部は、前記回転ソートが有効に設定されている場合において、前記画像形成部による画像形成が、他の複数の割り込み印刷によって一時中断した後、再開するとき、前記再開する印刷指令によって画像形成された用紙が、前記複数の割り込み印刷によって一時中断された画像形成の用紙の続きであることを示す、予め定められた通知用頁を前記画像形成部に印刷させて前記排紙トレイに排出させるものであってもよい。
このようにすれば、用紙を取りに来たユーザーが、用紙を取り出す際に通知用頁が目に入るため、割り込み印刷によって印刷ジョブの中断が発生したことを容易に知ることができる画像形成装置を実現できる。
(4)この発明による画像形成装置において、ユーザーに各種情報を表示する表示部をさらに備え、前記制御部は、前記回転ソートが有効に設定されている場合において、前記画像形成部による画像形成が、他の複数の割り込み印刷によって一時中断するとき、および再開するとき、その旨の通知を前記表示部に表示させるものであってもよい。
このようにすれば、印刷ジョブの実行中に複数回の割り込み印刷が発生した場合であっても、ユーザーは表示部に表示されたメッセージ等を通じて、割り込み印刷による印刷の一時中断を知ることができるため、割り込み印刷後に再開された印刷ジョブの用紙と混在が生じにくい画像形成装置を実現することができる。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。なお、以下の説明は、すべての点で例示であって、この発明を限定するものと解されるべきではない。
〔実施形態1〕
<デジタル複合機1の構成>
以下、図1および図2に基づき、この発明の実施形態1に係る画像形成装置の一例としてのデジタル複合機1の概要について説明する。
図1は、この発明の実施形態1に係るデジタル複合機1の外観を示す斜視図である。
<デジタル複合機1の構成>
以下、図1および図2に基づき、この発明の実施形態1に係る画像形成装置の一例としてのデジタル複合機1の概要について説明する。
図1は、この発明の実施形態1に係るデジタル複合機1の外観を示す斜視図である。
図2は、図1に示すデジタル複合機1の概略構成を示すブロック図である。
デジタル複合機1は、複写機能やスキャナ機能、ファクシミリ機能を有し、原稿から読み取った画像データをデジタル処理して出力する装置である。
図2に示すように、デジタル複合機1は、制御部10、画像データ取得部11、画像形成部12、記憶部13、画像処理部14、通信部15、搬送部16、操作パネル17および排紙ソート部18を備える。
以下、デジタル複合機1の各構成要素を説明する。
制御部10は、デジタル複合機1を統合的に制御するものであって、CPU、RAM、ROM、各種のインターフェース回路等からなる。
制御部10は、デジタル複合機1全体の動作をコントロールするために、各センサの検知、モーター、クラッチ、操作パネル17等、あらゆる負荷の監視・制御を行う。
画像データ取得部11は、原稿台に置かれた原稿または用紙トレイから搬送されてきた原稿を検知して読み取り、画像データを生成する部分である。
また、画像データ取得部11は、外部のパーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置、ファクシミリ装置等で生成された画像データまたはUSB等に格納された画像データを取得する部分である。
また、画像データ取得部11は、外部のパーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置、ファクシミリ装置等で生成された画像データまたはUSB等に格納された画像データを取得する部分である。
画像形成部12は、画像処理部14によって生成された画像データを記録媒体上に印刷出力する部分であり、LSU121を備える。
LSU121は、画像データ取得部11によって取得されたデジタル信号からなる画像情報に対応するレーザー光を帯電状態にある感光体ドラムの表面に照射して、静電潜像を形成する装置である。
記憶部13は、デジタル複合機1の各種機能を実現するために必要な情報や、制御プログラムなどを記憶する素子や記憶媒体である。例えば、RAMやROM等の半導体素子、ハードディスク、フラッシュ記憶部、SSD等の記憶媒体が用いられる。
なお、データを保持する領域をハードディスクドライブで、プログラムを保持する領域をフラッシュ記憶部で構成するといったように、プログラムとデータが異なる装置に保持されてもよい。
画像処理部14は、画像データ取得部11によって読み取られた原稿の画像を適正な電気信号に変換して画像データを生成する部分である。
通信部15は、ネットワーク等を介して、コンピュータや携帯情報端末、外部の情報処理装置やファクシミリ装置等との通信をおこない、メールやFAXなどの種々の情報をこれら外部の通信装置と送受信する部分である。
搬送部16は、手差トレイ、給紙カセットに格納された記録媒体を画像形成部12まで搬送する部分である。
操作パネル17は、液晶パネル等から構成された表示パネルと、表示パネルに重ねて配置され、指がタッチされた位置を検出する静電容量方式等のタッチパネルとから構成され、表示部171および操作部172を備える。
表示部171は、各種情報の表示を行い、タッチパネル機能によりユーザーからの指令を受け付ける部分である。
表示部171は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ELディスプレイなどで構成され、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアが処理状態など電子的なデータを表示するためのモニタやラインディスプレイなどの表示装置である。
制御部10は、表示部171を通じて、デジタル複合機1の動作および状態の表示を行う。
表示部171は、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、ELディスプレイなどで構成され、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアが処理状態など電子的なデータを表示するためのモニタやラインディスプレイなどの表示装置である。
制御部10は、表示部171を通じて、デジタル複合機1の動作および状態の表示を行う。
操作部172は、デジタル複合機1を操作するためのインターフェースであり、ユーザーからの指令を受け付ける部分である。
排紙ソート部18は、排出される用紙の仕分け(ソート)を行う部分である。
実施形態1において、回転ソートによる用紙の仕分けを行う。
実施形態1において、回転ソートによる用紙の仕分けを行う。
回転ソートは、排紙トレイに排出される用紙の向きを予め定められた複数の方向(例えば、前記排紙トレイへの用紙の排出方向および前記排出方向に対して直交する方向の2方向)に交互に回転することにより、用紙の仕分けを行う仕分け方法である。
図3は、図1に示すデジタル複合機1の印刷ジョブの実行後の排紙トレイに排出された用紙の仕分けの一例を示す説明図である。
図3に示すように、排紙トレイにおいて、回転ソートにより、排出された用紙を排出方向および排出方向に対して直交する方向の2方向に印刷ジョブごとに仕分けする。
このような用紙をジョブごとに仕分けることで、ユーザーは、自分の印刷ジョブの用紙を他の印刷ジョブの用紙と区別して取り出しやすくなる。
なお、用紙を実際に回転させる機構を有するものに限られず、排出方向が互いに直交した方向に設けられた2つの給紙トレイを用いて、例えば、一方をA4縦方向とし、他方をA4横方向として給紙することで、疑似的に回転ソートを実現するようにしてもよい。
<従来の割り込み印刷機能の問題点>
次に、図4に基づき、従来のデジタル複合機1の割り込み印刷機能の問題点について説明する。
図4は、従来のデジタル複合機の回転ソートにより排出された用紙の仕分けの一例を示す説明図である。
次に、図4に基づき、従来のデジタル複合機1の割り込み印刷機能の問題点について説明する。
図4は、従来のデジタル複合機の回転ソートにより排出された用紙の仕分けの一例を示す説明図である。
図4(1)~(4)はそれぞれ、排紙トレイに排出された順に印刷された用紙を示す。
図4の例において、2頁分の画像を印刷する印刷ジョブ1の1頁分を印刷した時点で、1頁分の画像を印刷する印刷ジョブ2および1頁分の画像を印刷する印刷ジョブ3の割り込みが発生した場合を想定する。
図4(1)に示すように、印刷ジョブ1の1頁分を用紙に印刷した場合、用紙の長手方向が副走査方向(排紙トレイへの排出方向)に伸びる向きに排出される。
ここで、印刷ジョブ2の割り込み印刷が発生したとする。
このとき、図4(2)に示すように、印刷ジョブ2の1頁分を用紙に印刷した後、回転ソートにより、用紙の長手方向が主走査方向(排紙トレイへの排出方向に対して直交する方向)に伸びる向きに排出される。
このとき、図4(2)に示すように、印刷ジョブ2の1頁分を用紙に印刷した後、回転ソートにより、用紙の長手方向が主走査方向(排紙トレイへの排出方向に対して直交する方向)に伸びる向きに排出される。
続いて、印刷ジョブ3の割り込み印刷が発生したとする。
このとき、図4(3)に示すように、印刷ジョブ3の1頁分を用紙に印刷した後、回転ソートにより、用紙の長手方向が副走査方向に伸びる向きに排出される。
このとき、図4(3)に示すように、印刷ジョブ3の1頁分を用紙に印刷した後、回転ソートにより、用紙の長手方向が副走査方向に伸びる向きに排出される。
その後、割り込み印刷が終了して、印刷ジョブ1の印刷を再開する。
このとき、図4(4)に示すように、印刷ジョブ1の2頁分を用紙に印刷した後、1頁分と同様に、用紙の長手方向が主走査方向に伸びる向きに排出される。
このとき、図4(4)に示すように、印刷ジョブ1の2頁分を用紙に印刷した後、1頁分と同様に、用紙の長手方向が主走査方向に伸びる向きに排出される。
その結果、印刷ジョブ3の1頁分の用紙と印刷ジョブ1の2頁分の用紙が同じ向きに排紙トレイ内に排出されるため、用紙のサイズが同一の場合、これらの用紙が混在してしまう。
<この発明の実施形態1のデジタル複合機1の割り込み印刷発生時の用紙の仕分け処理>
次に、図5に基づき、従来のデジタル複合機1のり込み印刷発生時の用紙の仕分け処理をについて説明する。
図5は、図1に示すデジタル複合機1の割り込み印刷発生時の用紙の仕分け処理を示すフローチャートである。
次に、図5に基づき、従来のデジタル複合機1のり込み印刷発生時の用紙の仕分け処理をについて説明する。
図5は、図1に示すデジタル複合機1の割り込み印刷発生時の用紙の仕分け処理を示すフローチャートである。
従来のデジタル複合機1の割り込み印刷の問題点を解決すべく、この発明では、以下の手順にしたがって、割り込み印刷後の印刷ジョブ再開時の用紙の残りの頁の排出方向の向きを決定する。
図5において、印刷ジョブN1の印刷中に印刷ジョブN2,N3,~,NM(Mは1より大きな任意の自然数)の割り込み印刷が発生した場合を想定する。
なお、印刷ジョブNMは、印刷ジョブN1の再開直前の割り込み印刷ジョブであるものとする。
なお、印刷ジョブNMは、印刷ジョブN1の再開直前の割り込み印刷ジョブであるものとする。
図5のステップS1において、デジタル複合機1の制御部10は、画像形成部12が印刷ジョブNMの割り込み印刷後に印刷ジョブN1の印刷を再開したか否かを判定する(ステップS1)。
画像形成部12が印刷ジョブNMの割り込み印刷後に印刷ジョブN1の印刷を再開した場合(ステップS1の判定がYesの場合)、ステップS2において、制御部10は、回転ソート機能が有効か否かを判定する(ステップS2)。
図6は、図1に示すデジタル複合機1の回転ソートの設定画面の一例を示す説明図である。
図6に示すように、ユーザーは表示部171に表示された印刷設定画面においてソート機能の設定をすることができる。
図6の例では、「回転ソート」の項目にチェックを入れることで回転ソート機能を有効にすることができる。
図6の例では、「回転ソート」の項目にチェックを入れることで回転ソート機能を有効にすることができる。
回転ソート機能が有効な場合(ステップS2の判定がYesの場合)、ステップS3において、制御部10は、印刷ジョブN1およびNMの用紙が同じサイズか否かを判定する(ステップS3)。
印刷ジョブN1およびNMの用紙が同じサイズの場合(ステップS3の判定がYesの場合)、ステップS4において、制御部10は、印刷ジョブN1およびNMの用紙の排出方向が同じ向きか否かを判定する(ステップS4)。
印刷ジョブN1およびNMの用紙の排出方向が同じ向きの場合(ステップS4の判定がYesの場合)、ステップS5において、制御部10は、画像形成部12に印刷ジョブN1の残りの頁の印刷を割り込み印刷による印刷の中断前と異なる向きで再開させる(ステップS5)。
一方、印刷ジョブN1およびNMの用紙の排出方向が異なる向きの場合(ステップS4の判定がNoの場合)、ステップS6において、制御部10は、画像形成部12に印刷ジョブN1の残りの頁の印刷を割り込み印刷による印刷の中断前と同じ向きで再開させる(ステップS6)。
また、ステップS2およびS3の判定がNoの場合も、ステップS6において、制御部10は、画像形成部12に印刷ジョブN1の残りの頁の印刷を割り込み印刷による印刷の中断前と同じ向きで再開させる。
図7は、図1に示すデジタル複合機1の回転ソートにより排出された用紙の仕分けの一例を示す説明図である。
図7(1)~(4)はそれぞれ、排紙トレイに排出された順に印刷された用紙を示す。
図7(1)~(4)はそれぞれ、排紙トレイに排出された順に印刷された用紙を示す。
図7の例において、図4と同様に、2頁分の画像を印刷する印刷ジョブ1の1頁分を印刷した時点で、1頁分の画像を印刷する印刷ジョブ2および1頁分の画像を印刷する印刷ジョブ3の割り込みが発生した場合を想定する。
図7(1)に示すように、印刷ジョブ1の1頁分を用紙に印刷した場合、用紙の長手方向が副走査方向(排紙トレイへの排出方向)に伸びる向きに排出される。
ここで、印刷ジョブ2の割り込み印刷が発生したとする。
このとき、図7(2)に示すように、印刷ジョブ2の1頁分を用紙に印刷した後、回転ソートにより、用紙の長手方向が主走査方向(排紙トレイへの排出方向に対して直交する方向)に伸びる向きに排出される。
このとき、図7(2)に示すように、印刷ジョブ2の1頁分を用紙に印刷した後、回転ソートにより、用紙の長手方向が主走査方向(排紙トレイへの排出方向に対して直交する方向)に伸びる向きに排出される。
続いて、印刷ジョブ3の割り込み印刷が発生したとする。
このとき、図7(3)に示すように、印刷ジョブ3の1頁分を用紙に印刷した後、回転ソートにより、用紙の長手方向が副走査方向に伸びる向きに排出される。
このとき、図7(3)に示すように、印刷ジョブ3の1頁分を用紙に印刷した後、回転ソートにより、用紙の長手方向が副走査方向に伸びる向きに排出される。
ここまでの動作は、図4と同様である。
その後、割り込み印刷が終了して、印刷ジョブ1の印刷を再開する。
ここで、直前に割り込んだ印刷ジョブ3の用紙のサイズは、印刷ジョブ1の用紙のサイズと同じであり、割り込み印刷発生前の印刷ジョブ1の用紙の排出方向と同じである。
ここで、直前に割り込んだ印刷ジョブ3の用紙のサイズは、印刷ジョブ1の用紙のサイズと同じであり、割り込み印刷発生前の印刷ジョブ1の用紙の排出方向と同じである。
そこで、図7(4)に示すように、再開後の印刷ジョブ1の用紙の排出方向を用紙の長手方向が副走査方向(排紙トレイへの排出方向)に伸びる向きに排出することで用紙の混在を回避する。
このようにして、印刷ジョブの実行中に複数回の割り込みジョブが発生した場合であっても、割り込み後に再開された印刷ジョブの用紙と混在が生じにくいデジタル複合機1を実現できる。
〔実施形態2〕
次に、図8に基づき、この発明の実施形態2に係るデジタル複合機1について説明する。
次に、図8に基づき、この発明の実施形態2に係るデジタル複合機1について説明する。
実施形態2に係るデジタル複合機1の概略構成は、図2(実施形態1)と同じであるため、説明を省略する。
図8は、この発明の実施形態2のデジタル複合機1の割り込み印刷発生時の用紙の仕分け処理を示すフローチャートである。
なお、図8のステップS11およびS14~S17の処理は、それぞれ図5(実施形態1)のステップS1およびS3~S6の処理に対応するため、説明を省略する。
ここでは、実施形態1と異なる図8のステップS12およびS13の処理について説明する。
なお、実施形態2では、A5用紙やA4用紙など、印刷ジョブごとの回転ソートが有効に機能するサイズの用紙のみを印刷する場合を想定する。
図8のステップS11において、画像形成部12が印刷ジョブNMの割り込み印刷後に印刷ジョブN1の印刷を再開した場合(ステップS11の判定がYesの場合)、ステップS12において、制御部10は、印刷ジョブごとの回転ソート機能が有効か否かを判定する(ステップS12)。
ここで、「印刷ジョブごとの回転ソート機能」とは、A5やA4など用紙のサイズによらず、印刷ジョブごとに排紙トレイへの用紙の排出方向および前記排出方向に対して直交する方向の2方向に交互に回転して用紙を仕分けする機能である。
例えば、ジョブ1、ジョブ2、ジョブ3およびジョブ4の用紙のサイズがそれぞれA4、A5、A4およびA4サイズの場合、用紙のサイズの違いによらず、印刷ジョブごとに必ず交互に回転して上記2方向に用紙を仕分けする。
印刷ジョブごとの回転ソート機能が有効な場合(ステップS12の判定がYesの場合)、ステップS13において、制御部10は、再開前の割り込み印刷のジョブ数が偶数か否かを判定する(ステップS13)。
再開前の割り込み印刷のジョブ数が偶数の場合(ステップS13の判定がYesの場合)、ステップS14において、制御部10は、印刷ジョブN1およびNMの用紙が同じサイズか否かを判定する(ステップS14)。
一方、再開前の割り込み印刷のジョブ数が奇数の場合(ステップS13の判定がNoの場合)、ステップS17において、制御部10は、画像形成部12に印刷ジョブN1の残りの頁の印刷を割り込み印刷による印刷の中断前と同じ向きで再開させる(ステップS17)。
印刷ジョブごとの回転ソート機能が有効な場合、回転ソートにより仕分けされる用紙の方向が、排紙トレイへの用紙の排出方向(副走査方向)および排出方向に対して直交する方向(主走査方向)の2方向の場合、用紙の混在が生じるのは、割り込み印刷のジョブ数が偶数の場合である。
このように、割り込み印刷のジョブ数が偶数の場合に、ジョブN1の残りの頁の印刷を中断前と異なる向きで再開すべきか否かを判定することで、実施形態1よりも効率よく割り込み後に再開された印刷ジョブの用紙と混在が生じにくいデジタル複合機1を実現できる。
〔実施形態3〕
次に、図9~図15に基づき、この発明の実施形態3に係るデジタル複合機1について説明する。
次に、図9~図15に基づき、この発明の実施形態3に係るデジタル複合機1について説明する。
実施形態3に係るデジタル複合機1の概略構成は、図2(実施形態1)と同じであるため、説明を省略する。
図9は、この発明の実施形態1のデジタル複合機1の割り込み印刷発生時の用紙の仕分け後の問題を示す説明図である。
図9(1)~(4)はそれぞれ、排紙トレイに排出された順に印刷された用紙を示す。
図9(1)~(4)はそれぞれ、排紙トレイに排出された順に印刷された用紙を示す。
図9の例において、図7(実施形態1)と同様に、ジョブ1の2頁分の画像の印刷の途中で、1頁分の画像を印刷する印刷ジョブ2および1頁分の画像を印刷する印刷ジョブ3の割り込みが発生した場合を想定する。
実施形態1においては、図9(4)に示すように、再開後の印刷ジョブ1の用紙の排出方向を用紙の長手方向が副走査方向(排紙トレイへの排出方向)に伸びる向きに排出することで用紙の混在を回避することができた。
しかしながら、割り込んだジョブ2およびジョブ3は優先度が高いことから、これらの用紙が先に排紙トレイから取り除かれる可能性が高い。
その結果、ジョブ1の2頁目の用紙は、ジョブ1の1頁目の用紙と向きが異なるため、ジョブ2およびジョブ3の用紙が取り除かれると、ジョブ1の1頁目の用紙との関係が分からなくなってしまうおそれがある。
図10は、この発明の実施形態3のデジタル複合機1の割り込み印刷発生時の用紙の仕分け処理を示すフローチャートである。
図10のステップS21~S24,S26およびS27の処理は、それぞれ図5(実施形態1)のステップS1~S6の処理に対応するため、説明を省略する。
ここでは、実施形態1にない図10のステップS25の処理について説明する。
図10のステップS24において、印刷ジョブN1およびNMの用紙の排出方向が同じ向きの場合(ステップS24の判定がYesの場合)、ステップS25において、制御部10は、割り込み印刷によるジョブN1の中断を示す所定の通知用紙を印刷する(ステップS25)。
図11は、この発明の実施形態3のデジタル複合機1の回転ソートにより排出された用紙の仕分けの一例を示す説明図である。
図11(1)~(5)はそれぞれ、排紙トレイに排出された順に印刷された用紙を示す。
図11(1)~(5)はそれぞれ、排紙トレイに排出された順に印刷された用紙を示す。
図11の(1)~(3)および(5)は、図9の(1)~(4)と同じであるが、図11(4)において、ジョブ1の中断を示す所定の通知用紙を挿入する点で、実施形態1とは異なる。
図12は、図11(4)に示す印刷ジョブ1の中断を示す通知用紙の一例を示す説明図である。
図12の例では、「割り込みにより2つ前のジョブ1の向きを変更して再開します」というメッセージが中央に記載され、四隅に「Interrupt pattern」と記載されている。
当該通知用紙としては、ジョブ1の用紙との混在を防ぐため、ジョブ1の用紙のサイズよりも大きいサイズの用紙が用いられる。
例えば、ジョブ1の用紙のサイズがA4の場合、通知用紙の用紙のサイズはA3などである。
例えば、ジョブ1の用紙のサイズがA4の場合、通知用紙の用紙のサイズはA3などである。
図12の例において、通知用紙は、頁全体が黄色などの目立つ色で印刷されているが、用紙の四隅など、ジョブ1の用紙からはみ出した所定の部分のみ、目立つ色や所定のパターン等を印刷したものであってもよい。
図13は、図12に示す通知用紙の四隅のパターンの3つの例を示す説明図である。
図13(1)は、黄色の地色に「Interrupt pattern」の文字が記載されたパターンを示す。
図13(2)は、黄色の地色に赤色の小正方形と黒枠線のみの小正方形とを縦横3行3列に交互に並べて記載されたパターンを示す。
図13(3)は、黄色の地色に2つの黒色の小正方形の間に縦矢印が記載されたパターンを示す。
図13(2)は、黄色の地色に赤色の小正方形と黒枠線のみの小正方形とを縦横3行3列に交互に並べて記載されたパターンを示す。
図13(3)は、黄色の地色に2つの黒色の小正方形の間に縦矢印が記載されたパターンを示す。
実施形態3において、片面印刷の場合、印刷された面が下向きに排紙トレイから排出される場合を想定している。
図14は、この発明の実施形態3のデジタル複合機1の印刷ジョブの実行後の排紙トレイに排出された用紙に、裏面にメッセージが印刷された通知用紙が挿入された例を示す説明図である。
図14の例において、ジョブ1の再開後の用紙(A4サイズ)の下に、当該用紙よりも大きな用紙サイズの通知用紙(A3サイズ)が挿入されている。
図14に示すように、通知用紙の裏面、すなわち上向きの面にメッセージおよび挿入パターンが記載されている。
図15は、図14に示す通知用紙とジョブ1の再開後の用紙との位置関係を示す説明図である。
用紙を取りに来たユーザーは、図15に示すように、用紙を取り出す前に通知用紙が目に入るため、割り込み印刷によって印刷ジョブの中断が発生したことを容易に知ることができる。
(変形例1)
次に、図16および図17に基づき、変形例1として、通知用紙の別の例をあげる。
次に、図16および図17に基づき、変形例1として、通知用紙の別の例をあげる。
図16は、この発明の実施形態3のデジタル複合機1の印刷ジョブの実行後の排紙トレイに排出された用紙に、表面にメッセージが印刷された通知用紙が挿入された例を示す説明図である。
図16の例において、図14と同様に、ジョブ1の再開後の用紙(A4サイズ)の下に、当該用紙よりも大きな用紙サイズの通知用紙(A3サイズ)が挿入されている。
しかしながら、変形例1では、図16に示すように、通知用紙の表面、すなわち下向きの面にメッセージおよび挿入パターンが記載されている。
しかしながら、変形例1では、図16に示すように、通知用紙の表面、すなわち下向きの面にメッセージおよび挿入パターンが記載されている。
図17は、図16に示す通知用紙とジョブ1の再開後の用紙との位置関係を示す説明図である。
用紙を取りに来たユーザーは、図17に示すように、用紙を取り出して裏返した後で通知用紙が目に入るため、割り込み印刷によって印刷ジョブの中断が発生したことを容易に知ることができる。
(変形例2)
なお、変形例2として、通知用紙の両面にメッセージおよび挿入パターンを記載するようにしてもよい。
なお、変形例2として、通知用紙の両面にメッセージおよび挿入パターンを記載するようにしてもよい。
このようにすれば、用紙を取りに来たユーザーは、用紙を取り出す前後で通知用紙が目に入るため、割り込み印刷によって印刷ジョブの中断が発生したことを容易に知ることができる。
(変形例3)
次に、図18に基づき、変形例3として、通知用紙の別の例をあげる。
次に、図18に基づき、変形例3として、通知用紙の別の例をあげる。
図18は、図11(4)に示す印刷ジョブ1の中断を示す通知用紙の別の一例を示す説明図である。
図18の例において、通知用紙の短辺の両側に「割り込みにより2つ前のジョブ1の向きを変更して再開します」というメッセージが記載されている。
このようにすれば、ユーザーは、前後の用紙に妨げられることなく、通知用紙のメッセージを確認することができるため、割り込み印刷によって印刷ジョブの中断が発生したことを容易に知ることができる。
〔実施形態4〕
次に、図19~図21に基づき、この発明の実施形態4に係るデジタル複合機1について説明する。
次に、図19~図21に基づき、この発明の実施形態4に係るデジタル複合機1について説明する。
実施形態4に係るデジタル複合機1の概略構成は、図2(実施形態1)と同じであるため、説明を省略する。
図19は、この発明の実施形態4のデジタル複合機1の割り込み印刷発生時の用紙の仕分け処理を示すフローチャートである。
なお、図19のステップS33およびS35~S39の処理は、それぞれ図5(実施形態1)のステップS1~S6の処理に対応するため、説明を省略する。
ここでは、実施形態1と異なる図19のステップS31,S32およびS34の処理について説明する。
図19のステップS31において、制御部10は、印刷ジョブN1の印刷中に割り込み印刷が発生したか否かを判定する(ステップS31)。
印刷ジョブN1の印刷中に割り込み印刷が発生した場合(ステップS31の判定がYesの場合)、ステップS32において、制御部10は、表示部171に割り込み印刷の発生を通知させる(ステップS32)。
なお、複数回の割り込み印刷が発生した場合は、その都度、制御部10は、表示部171に割り込み印刷の発生を通知させるものとする。
一方、割り込み印刷が発生していない場合は、制御部10は、ステップS31の判定を繰り返す。
図20は、この発明の実施形態4のデジタル複合機1の回転ソートにより排出された用紙の仕分けと、通知のタイミングの一例を示す説明図である。
図20(1)~(4)はそれぞれ、排紙トレイに排出された順に印刷された用紙を示す。
図20(1)~(4)はそれぞれ、排紙トレイに排出された順に印刷された用紙を示す。
図20(1)において、印刷ジョブ1の印刷を実行中に、図20(2)に示すように、印刷ジョブ2の割り込み印刷が発生した場合、制御部10は、表示部171に割り込み印刷の発生を通知させる(割り込み通知1)。
また、図20(3)に示すように、印刷ジョブ3の割り込み印刷が発生した場合、制御部10は、表示部171に割り込み印刷の発生を通知させる(割り込み通知2)。
図21は、この発明の実施形態4のデジタル複合機1の割り込み印刷発生時および中断した印刷ジョブの再開時のメッセージの一例を示す説明図である。
割り込み印刷が発生したとき、制御部10は、図21(1)に示すように、「p1-p2に割り込みがありました、混在がない確認してください。」というメッセージを表示させる。
次に、図19のステップS33において、画像形成部12が印刷ジョブNMの割り込み印刷後に印刷ジョブN1の印刷を再開した場合(ステップS33の判定がYesの場合)、ステップS34において、制御部10は、表示部171に印刷の再開を通知させる(ステップS34)。
その後、制御部10は、ステップS35の判定を行う。
その後、制御部10は、ステップS35の判定を行う。
図20(4)において、割り込み印刷が終了して印刷ジョブ1の印刷を再開するとき、制御部10は、中断していた印刷の再開を表示部171に通知させる(再開通知)。
中断していた印刷が再開したとき、制御部10は、図21(2)に示すように、「2件の割り込みがありました。・1件目:p1-p2、・2件目:p1-p2 混在がない確認してください。」というメッセージを表示させる。
なお、制御部10は、表示部171にメッセージを表示させる代わりに、実施形態3で示したように、画像形成部12に当該メッセージを記載した通知用紙を印刷させるようにしてもよい。
あるいは、表示部171へのメッセージの表示と併せて、通知用紙の印刷を行ってもよい。
また、予め定められたメールアドレスにメッセージを通信部15に送信させるようにしてもよい。
あるいは、表示部171へのメッセージの表示と併せて、通知用紙の印刷を行ってもよい。
また、予め定められたメールアドレスにメッセージを通信部15に送信させるようにしてもよい。
このようにして、印刷ジョブの実行中に複数回の割り込み印刷が発生した場合であっても、ユーザーは表示部171に表示されたメッセージ等を通じて、割り込み印刷による印刷の一時中断を知ることができるため、割り込み印刷後に再開された印刷ジョブの用紙と混在が生じにくいデジタル複合機1を実現できる。
この発明の好ましい態様は、上述した複数の態様のうちの何れかを組み合わせたものも含む。
前述した実施形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
前述した実施形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
1:デジタル複合機、 10:制御部、 11:画像データ取得部、 12:画像形成部、 13:記憶部、 14:画像処理部、 15:通信部、 16:搬送部、 17:操作パネル、 18:排紙ソート部、 121:LSU、 171:表示部、 172:操作部、 N1,N2,N3,NM:印刷ジョブ
Claims (4)
- 画像データを取得する画像データ取得部と、
ユーザーから前記画像データの印刷指令の入力を受け付ける操作部と、
前記印刷指令に基づき前記画像データの画像形成を行い、予め定められた条件が満たされた場合に前記画像形成を一時中断して、他の印刷指令に基づく画像データの画像形成を優先させる割り込み印刷を行う画像形成部と、
前記画像形成部により画像形成された用紙を排出すべき排紙トレイと、
予め定められた設定に基づき前記排紙トレイに排出する用紙を回転ソートにより仕分けする排紙ソート部と、
前記操作部、前記画像データ取得部、前記画像形成部および前記排紙ソート部を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記回転ソートが有効に設定されている場合において、前記画像形成部による画像形成が、他の複数の割り込み印刷によって一時中断した後、再開するとき、再開直前の割り込み印刷によって画像形成された用紙の排出方向と、再開する印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向が同じであるか否かを判定し、同じである場合は、前記排紙ソート部を制御して、再開する印刷指令によって画像形成された用紙を回転ソートによって前記割り込み印刷の印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向と異なる向きに排出させることを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記回転ソートが有効に設定されている場合において、前記画像形成部による画像形成が、他の複数の割り込み印刷によって一時中断した後、再開するとき、割り込み印刷が偶数回行われた場合にのみ、再開直前の割り込み印刷によって画像形成された用紙の排出方向と、再開する印刷指令によって画像形成された用紙の排出方向が同じであるか否かを判定する請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記回転ソートが有効に設定されている場合において、前記画像形成部による画像形成が、他の複数の割り込み印刷によって一時中断した後、再開するとき、前記再開する印刷指令によって画像形成された用紙が、前記複数の割り込み印刷によって一時中断された画像形成の用紙の続きであることを示す、予め定められた通知用頁を前記画像形成部に印刷させて前記排紙トレイに排出させる請求項1または2に記載の画像形成装置。
- ユーザーに各種情報を表示する表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記回転ソートが有効に設定されている場合において、前記画像形成部による画像形成が、他の複数の割り込み印刷によって一時中断するとき、および再開するとき、その旨の通知を前記表示部に表示させる請求項1または2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021185756A JP2023072983A (ja) | 2021-11-15 | 2021-11-15 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021185756A JP2023072983A (ja) | 2021-11-15 | 2021-11-15 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023072983A true JP2023072983A (ja) | 2023-05-25 |
Family
ID=86425251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021185756A Pending JP2023072983A (ja) | 2021-11-15 | 2021-11-15 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023072983A (ja) |
-
2021
- 2021-11-15 JP JP2021185756A patent/JP2023072983A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070147855A1 (en) | Image forming system, control method therefor, image forming apparatus, control method therefor, and storage media storing programs for executing these control methods | |
JP5097288B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008018622A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004238102A (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
JP3721151B2 (ja) | 画像形成装置、印刷制御方法 | |
US20030189717A1 (en) | Image output control apparatus, control method of image output control apparatus and storage medium thereof | |
US8305623B2 (en) | Image forming apparatus provided with function of detecting errors in printing process | |
JP2023072983A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3689617B2 (ja) | 画像形成システム及びその制御方法及び記憶媒体 | |
JP2001223854A (ja) | 画像形成装置と画像形成方法 | |
JP4796272B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4636119B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20120201548A1 (en) | Image forming apparatus, control method therefor and storage medium | |
JP2003276285A (ja) | 画像形成装置、その制御方法、記憶媒体、及びプログラム | |
JP2008022130A (ja) | 画像形成装置並びにその起動方法及びメニュー表示方法 | |
JP7328417B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007147691A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2006284772A (ja) | 画像形成装置、画像印刷時の給排紙方法およびプログラム | |
JP7169064B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US20090296145A1 (en) | Image forming apparatus, image forming method, and storage medium | |
JP2008179112A (ja) | 画像形成装置、端末装置、画像形成システム及びプログラム | |
JP5498992B2 (ja) | 表示制御装置および画像形成装置 | |
JP2008173869A (ja) | 画像処理装置及びテスト制御方法 | |
JP2018125648A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6077022B2 (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 |