JP2023072503A - 電圧変換モジュール - Google Patents

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Abstract

Figure 2023072503000001
【課題】 複数のリアクトルに対して設ける電流センサの数を低減する。
【解決手段】 電圧変換モジュールであって、第1昇圧コンバータと、第2昇圧コンバータと、前記第1昇圧コンバータの第1リアクトルに流れる電流を検出する第1電流センサと、前記第2昇圧コンバータの第2リアクトルに流れる電流を検出する第2電流センサと、高電位入力配線に流れる電流を検出する第3電流センサと、制御回路、を有する。前記制御回路が、前記第1昇圧コンバータの第1上側スイッチング素子がオンしているときの前記第1電流センサの検出値と前記第3電流センサの検出値を比較するステップと、前記第2昇圧コンバータの第2上側スイッチング素子がオンしているときの前記第2電流センサの検出値と前記第3電流センサの検出値を比較するステップと、各比較結果から前記第1~第3電流センサの異常を判定するステップ、を実行する。
【選択図】図1

Description

本明細書に開示の技術は、電圧変換モジュールに関する。
特許文献1には、2つの昇圧コンバータを有する電圧変換モジュールが開示されている。特許文献1の電圧変換モジュールでは、第1昇圧コンバータが第1バッテリの出力電圧を昇圧し、第2昇圧コンバータが第2バッテリの出力電圧を昇圧する。第1昇圧コンバータと第2昇圧コンバータのそれぞれは、リアクトルを有している。また、特許文献1の電圧変換モジュールは、第1昇圧コンバータのリアクトル電流を検出するために、2つの電流センサを有している。これら2つの電流センサの検出値を比較することで、これら2つの電流センサに異常が生じているか否かを判定することができる。また、特許文献1の電圧変換モジュールは、第2昇圧コンバータのリアクトル電流を検出するために、2つの電流センサを有している。これら2つの電流センサの検出値を比較することで、これら2つの電流センサに異常が生じているか否かを判定することができる。
特開2016-116262号公報
特許文献1の電圧変換モジュールでは、2つのリアクトルに対して4つの電流センサを備えており、電流センサの数が多い。本明細書では、複数のリアクトルに対して設ける電流センサの数を低減可能であるとともに、各電流センサの異常を特定できる技術を提案する。
本明細書が開示する電圧変換モジュールは、高電位入力配線と、高電位出力配線と、低電位配線と、前記高電位入力配線と前記低電位配線の間に印加される電圧を昇圧して前記高電位出力配線と前記低電位配線の間に印加する第1昇圧コンバータと、前記高電位入力配線と前記低電位配線の間に印加される電圧を昇圧して前記高電位出力配線と前記低電位配線の間に印加する第2昇圧コンバータと、第1電流センサと、第2電流センサと、第3電流センサと、制御回路、を有する。前記第1昇圧コンバータが、第1中間配線と、前記高電位入力配線と前記第1中間配線の間に接続された第1リアクトルと、前記第1中間配線と前記高電位出力配線の間に接続された第1上側スイッチング素子と、前記第1中間配線と前記低電位配線の間に接続された第1下側スイッチング素子、を有する。前記第2昇圧コンバータが、第2中間配線と、前記高電位入力配線と前記第2中間配線の間に接続された第2リアクトルと、前記第2中間配線と前記高電位出力配線の間に接続された第2上側スイッチング素子と、前記第2中間配線と前記低電位配線の間に接続された第2下側スイッチング素子、を有する。前記第1電流センサが、前記第1リアクトルに流れる電流を検出する。前記第2電流センサが、前記第2リアクトルに流れる電流を検出する。前記第3電流センサが、前記高電位入力配線に流れる電流を検出する。前記制御回路が、前記第1上側スイッチング素子がオンしているとともに前記第2上側スイッチング素子と前記第2下側スイッチング素子がオフしているときの前記第1電流センサの検出値と前記第3電流センサの検出値を比較するステップと、前記第2上側スイッチング素子がオンしているとともに前記第1上側スイッチング素子と前記第1下側スイッチング素子がオフしているときの前記第2電流センサの検出値と前記第3電流センサの検出値を比較するステップ、を実行する。
この電圧変換モジュールでは、制御回路が、第1上側スイッチング素子がオンしているとともに第2上側スイッチング素子と第2下側スイッチング素子がオフしているときの第1電流センサの検出値と第3電流センサの検出値を比較する。この状態では、高電位入力配線に流れる電流の全てが第1リアクトルに流れるので、第1電流センサの検出値と第3電流センサの検出値が略一致するはずである。この状態で第1電流センサの検出値と第3電流センサの検出値の間に大きいずれが生じている場合には、第1電流センサと第3電流センサのいずれかで異常が発生している。また、制御回路は、第2上側スイッチング素子がオンしているとともに第1上側スイッチング素子と第1下側スイッチング素子がオフしているときの第2電流センサの検出値と第3電流センサの検出値を比較する。この状態では、高電位入力配線に流れる電流の全てが第2リアクトルに流れるので、第2電流センサの検出値と第3電流センサの検出値が略一致するはずである。この状態で第2電流センサの検出値と第3電流センサの検出値の間に大きいずれが生じている場合には、第2電流センサと第3電流センサのいずれかで異常が発生している。上記各比較結果を組み合わせることで、第1電流センサ、第2電流センサ、または、第3電流センサのいずれで異常が発生しているかを特定することができる。このように、この電圧変換モジュールによれば、2つのリアクトルに対して3つの電流センサを設けることで、各電流センサの異常を特定することができる。
実施形態の電圧変換モジュールの回路図。 制御回路が実行する処理を示すフローチャート。
図1に示す実施形態の電圧変換モジュール10は、車両に搭載されている。電圧変換モジュール10は、高電位入力配線12と、高電位出力配線14と、低電位配線16を有している。高電位入力配線12は、直流電源90(例えば、バッテリー)の正極に接続されている。低電位配線16は、直流電源90の負極に接続されている。電圧変換モジュール10は、直流電源90の印加電圧(すなわち、高電位入力配線12と低電位配線16の間の電圧)を昇圧し、昇圧した電圧を高電位出力配線14と低電位配線16の間に印加する。したがって、高電位出力配線14と低電位配線16の間の電圧は、高電位入力配線12と低電位配線16の間の電圧よりも高い。図示していないが、高電位出力配線14と低電位配線16の間には、負荷(例えば、インバータや走行用モータ)が接続されている。したがって、昇圧された電圧が、負荷に供給される。
電圧変換モジュール10は、入力側平滑化コンデンサ20、出力側平滑化コンデンサ22、第1DC-DCコンバータ30、第2DC-DCコンバータ40、電流センサ51~53、及び、制御回路50を有している。
入力側平滑化コンデンサ20は、高電位入力配線12と低電位配線16の間に接続されている。出力側平滑化コンデンサ22は、高電位出力配線14と低電位配線16の間に接続されている。
第1DC-DCコンバータ30は、高電位入力配線12と、高電位出力配線14と、低電位配線16に接続されている。第1DC-DCコンバータ30は、力行動作と回生動作を実行することができる。力行動作時には、第1DC-DCコンバータ30は、高電位入力配線12と低電位配線16の間の電圧を昇圧し、昇圧した電圧を高電位出力配線14と低電位配線16の間に印加する。回生動作時には、第1DC-DCコンバータ30は、高電位出力配線14と低電位配線16の間の電圧を降圧し、降圧した電圧を高電位入力配線12と低電位配線16の間に印加する。第1DC-DCコンバータ30は、第1リアクトル31と、第1上側スイッチング素子32と、第1上側ダイオード33と、第1下側スイッチング素子34と、第1下側ダイオード35と、中間配線36を有している。
第1リアクトル31は、高電位入力配線12と中間配線36の間に接続されている。
図1では、第1上側スイッチング素子32は、IGBT(insulated gate bipolar transistor)である。また、後述する第1下側スイッチング素子34、第2上側スイッチング素子42、及び、第2下側スイッチング素子44も、図1では、IGBTである。但し、第1上側スイッチング素子32、第1下側スイッチング素子34、第2上側スイッチング素子42、及び、第2下側スイッチング素子44が、MOSFET(metal-oxide-semiconductor field effect transistor)等の他のスイッチング素子によって構成されていてもよい。
第1上側スイッチング素子32のコレクタは、高電位出力配線14に接続されている。第1上側スイッチング素子32のエミッタは、中間配線36に接続されている。第1上側ダイオード33は、第1上側スイッチング素子32に対して並列に接続されている。第1上側ダイオード33のアノードが第1上側スイッチング素子32のエミッタに接続されており、第1上側ダイオード33のカソードが第1上側スイッチング素子32のコレクタに接続されている。
第1下側スイッチング素子34のコレクタは、中間配線36に接続されている。第1下側スイッチング素子34のエミッタは、低電位配線16に接続されている。第1下側ダイオード35は、第1下側スイッチング素子34に対して並列に接続されている。第1下側ダイオード35のアノードが第1下側スイッチング素子34のエミッタに接続されており、第1下側ダイオード35のカソードが第1下側スイッチング素子34のコレクタに接続されている。
図示していないが、第1上側スイッチング素子32のゲート及び第1下側スイッチング素子34のゲートは、制御回路50に接続されている。電圧変換モジュール10の通常動作中においては、制御回路50は、第1上側スイッチング素子32と第1下側スイッチング素子34を交互にオンさせる。力行動作時には、第1下側スイッチング素子34がオンすると、高電位入力配線12から第1リアクトル31と第1下側スイッチング素子34を介して低電位配線16へ電流が流れる。その後、第1下側スイッチング素子34がオフするとともに第1上側スイッチング素子32がオンする。すると、第1リアクトル31の誘導起電力によって中間配線36の電位が上昇する。その結果、高電位入力配線12から、第1リアクトル31と第1上側ダイオード33を介して高電位出力配線14へ電流が流れる。これによって、高電位出力配線14の電位が上昇する。
また、回生動作時には、第1上側スイッチング素子32がオンすると、高電位出力配線14から第1上側スイッチング素子32と第1リアクトル31を介して高電位入力配線12に電流が流れる。その後、第1上側スイッチング素子32がオフするとともに第1下側スイッチング素子34がオンする。すると、第1リアクトル31の誘導起電力によって中間配線36の電位が低下する。その結果、低電位配線16から第1下側ダイオード35と第1リアクトル31を介して高電位入力配線12へ電流が流れる。これによって、高電位入力配線12の電位が上昇し、直流電源90が充電される。
第2DC-DCコンバータ40は、高電位入力配線12と、高電位出力配線14と、低電位配線16に接続されている。第2DC-DCコンバータ40は、力行動作と回生動作を実行することができる。第2DC-DCコンバータ40は、第2リアクトル41と、第2上側スイッチング素子42と、第2上側ダイオード43と、第2下側スイッチング素子44と、第2下側ダイオード45と、中間配線46を有している。
第2リアクトル41は、高電位入力配線12と中間配線46の間に接続されている。
第2上側スイッチング素子42のコレクタは、高電位出力配線14に接続されている。第2上側スイッチング素子42のエミッタは、中間配線46に接続されている。第2上側ダイオード43は、第2上側スイッチング素子42に対して並列に接続されている。第2上側ダイオード43のアノードが第2上側スイッチング素子42のエミッタに接続されており、第2上側ダイオード43のカソードが第2上側スイッチング素子42のコレクタに接続されている。
第2下側スイッチング素子44のコレクタは、中間配線46に接続されている。第2下側スイッチング素子44のエミッタは、低電位配線16に接続されている。第2下側ダイオード45は、第2下側スイッチング素子44に対して並列に接続されている。第2下側ダイオード45のアノードが第2下側スイッチング素子44のエミッタに接続されており、第2下側ダイオード45のカソードが第2下側スイッチング素子44のコレクタに接続されている。
図示していないが、第2上側スイッチング素子42のゲート及び第2下側スイッチング素子44のゲートは、制御回路50に接続されている。電圧変換モジュール10の通常動作中においては、制御回路50は、第2上側スイッチング素子42と第2下側スイッチング素子44を交互にオンさせる。このため、第2DC-DCコンバータ40は、第1DC-DCコンバータ30と同様に、力行動作と回生動作を実行する。
電流センサ51は、第1リアクトル31と中間配線36の間の配線に設けられている。電流センサ51は、第1リアクトル31に流れる電流IL1を検出する。なお、電流センサ51は、第1リアクトル31から中間配線36に向かう向きの電流IL1をプラスの値として検出し、その逆向きの電流IL1をマイナスの値として検出する。
電流センサ52は、第2リアクトル41と中間配線46の間の配線に設けられている。電流センサ52は、第2リアクトル41に流れる電流IL2を検出する。なお、電流センサ52は、第2リアクトル41から中間配線46に向かう向きの電流IL2をプラスの値として検出し、その逆向きの電流IL2をマイナスの値として検出する。
電流センサ53は、高電位入力配線12に設けられている。電流センサ53は、高電位入力配線12に流れる電流IL3を検出する。なお、電流センサ53は、直流電源90から第1リアクトル31及び第2リアクトル41に向かう向きの電流IL3をプラスの値として検出し、その逆向きの電流IL3をマイナスの値として検出する。
次に、電圧変換モジュール10の動作について説明する。制御回路50は、電圧変換モジュール10の通常動作中に、第1DC-DCコンバータ30の第1上側スイッチング素子32と第1下側スイッチング素子34を交互にオンさせるとともに、第2DC-DCコンバータ40の第2上側スイッチング素子42と第2下側スイッチング素子44を交互にオンさせる。これによって、第1DC-DCコンバータ30と第2DC-DCコンバータ40が上述した力行動作または回生動作を実行する。
また、制御回路50は、電圧変換モジュール10の通常動作中に、図2のステップS2を繰り返し実行する。ステップS2では、制御回路50は、電流センサ51が検出する電流IL1の値、電流センサ52が検出する電流IL2の値、及び、電流センサ53が検出する電流IL3の値を読み取る。高電位入力配線12に流れる電流は第1リアクトル31と第2リアクトル41に分岐して流れるので、電流センサ51~53に異常が無ければ、電流IL3は電流IL1と電流IL2の和と略一致する。すなわち、電流IL1と電流IL2の和に対する電流IL3のずれが誤差範囲よりも大きいことは、電流センサ51~53のいずれかに異常があることを意味する。制御回路50は、IL3≒IL1+IL2が満たされる間は、ステップS2を繰り返し実行する。また、制御回路50は、IL3≒IL1+IL2が満たされないと、ステップS4を実行する。
ステップS4は、ステップS2でNOと判定された後の任意のタイミングで実行される。ステップS4では、制御回路50は、第1上側スイッチング素子32をオン、第1下側スイッチング素子34をオフ、第2上側スイッチング素子42をオフ、及び、第2下側スイッチング素子44をオフに制御する。このように各スイッチング素子を制御すると、高電位出力配線14から第1上側スイッチング素子32と第1リアクトル31を介して高電位入力配線12へ電流が流れる一方で、第2リアクトル41には電流が流れない。次に、ステップS6で、制御回路50は、電流センサ51が検出する電流IL1の値、及び、電流センサ53が検出する電流IL3の値を読み取る。制御回路50は、電流IL3と電流IL1が略一致するか否か(すなわち、電流IL1に対する電流IL3のずれが誤差範囲より小さいか否か)を判定する。電流IL1に対する電流IL3のずれが誤差範囲より小さい場合(すなわち、ステップS6でYESの場合)には、電流センサ51、53に異常が無いので、制御回路50はステップS8で電流センサ52に異常があると判定する。また、電流IL1に対する電流IL3のずれが誤差範囲より大きい場合(すなわち、ステップS6でNOの場合)、電流センサ51と電流センサ53のいずれかに異常があり、電流センサ52は正常である。この場合、制御回路50は、電流センサ51と電流センサ53のいずれが異常かを特定するために、ステップS10を実行する。
ステップS10では、制御回路50は、第2上側スイッチング素子42をオン、第2下側スイッチング素子44をオフ、第1上側スイッチング素子32をオフ、及び、第1下側スイッチング素子34をオフに制御する。このように各スイッチング素子を制御すると、高電位出力配線14から第2上側スイッチング素子42と第2リアクトル41を介して高電位入力配線12に電流が流れる一方で、第1リアクトル31には電流が流れない。次に、ステップS12で、制御回路50は、電流センサ52が検出する電流IL2の値、及び、電流センサ53が検出する電流IL3の値を読み取る。制御回路50は、電流IL3と電流IL2が略一致するか否か(すなわち、電流IL2に対する電流IL3のずれが誤差範囲より小さいか否か)を判定する。電流IL2に対する電流IL3のずれが誤差範囲より小さい場合(すなわち、ステップS12でYESの場合)には、電流センサ52、53に異常が無いので、制御回路50は、ステップS14で電流センサ51に異常があると判定する。また、電流IL2に対する電流IL3のずれが誤差範囲より大きい場合(すなわち、ステップS12でNOの場合)、電流センサ52と電流センサ53のいずれかに異常がある。ここで、ステップS6の判定において電流センサ52が正常であることが特定されている。したがって、ステップS12でNOの場合、制御回路50は、ステップS16で電流センサ53に異常があると判定する。
以上に説明したように、実施形態の技術によれば、2つのリアクトル31、41に対して3つの電流センサ51~53を設け、各電流センサ51~53の検出値を比較することで、電流センサ51~53のいずれが異常であるかを特定することができる。従来よりも少ない電流センサで、各リアクトルに流れる電流を正確に検出できる。
なお、上述した実施形態では、電圧変換モジュールが第1DC-DCコンバータ30と第2DC-DCコンバータ40を備えていた。しかしながら、電圧変換モジュールが3つ以上のDC-DCコンバータを有していてもよい。この場合、各リアクトルに対して1つの電流センサを設けるとともに高電位入力配線に電流センサを設けることで、各電流センサの異常を検出することができる。
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。
10 :電圧変換モジュール
12 :高電位入力配線
14 :高電位出力配線
16 :低電位配線
20 :入力側平滑化コンデンサ
22 :出力側平滑化コンデンサ
30 :第1DC-DCコンバータ
31 :第1リアクトル
32 :第1上側スイッチング素子
33 :第1上側ダイオード
34 :第1下側スイッチング素子
35 :第1下側ダイオード
36 :中間配線
40 :第2DC-DCコンバータ
41 :第2リアクトル
42 :第2上側スイッチング素子
43 :第2上側ダイオード
44 :第2下側スイッチング素子
45 :第2下側ダイオード
46 :中間配線
50 :制御回路
51 :電流センサ
52 :電流センサ
53 :電流センサ
90 :直流電源

Claims (1)

  1. 電圧変換モジュールであって、
    高電位入力配線と、
    高電位出力配線と、
    低電位配線と、
    前記高電位入力配線と前記低電位配線の間に印加される電圧を昇圧して前記高電位出力配線と前記低電位配線の間に印加する第1昇圧コンバータと、
    前記高電位入力配線と前記低電位配線の間に印加される電圧を昇圧して前記高電位出力配線と前記低電位配線の間に印加する第2昇圧コンバータと、
    第1電流センサと、
    第2電流センサと、
    第3電流センサと、
    制御回路、
    を有し、
    前記第1昇圧コンバータが、
    第1中間配線と、
    前記高電位入力配線と前記第1中間配線の間に接続された第1リアクトルと、
    前記第1中間配線と前記高電位出力配線の間に接続された第1上側スイッチング素子と、
    前記第1中間配線と前記低電位配線の間に接続された第1下側スイッチング素子、
    を有し、
    前記第2昇圧コンバータが、
    第2中間配線と、
    前記高電位入力配線と前記第2中間配線の間に接続された第2リアクトルと、
    前記第2中間配線と前記高電位出力配線の間に接続された第2上側スイッチング素子と、
    前記第2中間配線と前記低電位配線の間に接続された第2下側スイッチング素子、
    を有し、
    前記第1電流センサが、前記第1リアクトルに流れる電流を検出し、
    前記第2電流センサが、前記第2リアクトルに流れる電流を検出し、
    前記第3電流センサが、前記高電位入力配線に流れる電流を検出し、
    前記制御回路が、
    前記第1上側スイッチング素子がオンしているとともに前記第2上側スイッチング素子と前記第2下側スイッチング素子がオフしているときの前記第1電流センサの検出値と前記第3電流センサの検出値を比較するステップと、
    前記第2上側スイッチング素子がオンしているとともに前記第1上側スイッチング素子と前記第1下側スイッチング素子がオフしているときの前記第2電流センサの検出値と前記第3電流センサの検出値を比較するステップ、
    を実行する、
    電圧変換モジュール。
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