JP2023071544A - リード、マウスピースおよび吹き込み部 - Google Patents

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Abstract

【課題】植物材料以外で形成されたリードによって様々な音色を実現すること【解決手段】一実施形態におけるリード10は、基材部150とヴァンプ153とを含む。基材部150は、平面部151および端部にヒール157を有する。ヴァンプ153は、基材部150からヒール157とは反対側に延在する。ヴァンプ153は、平面部151からヴァンプ153を見た場合にヴァンプ153の先端部であるティップ100が平面部151に対して傾斜した形状を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、管楽器のリードおよびマウスピースに関する。
管楽器のマウスピースに取り付けられるリードは、一般的にはケーンといわれる植物材料によって形成される。近年では、樹脂材料によって形成されたリードも開発されている(例えば、特許文献1、2)。
特開2008-197450号公報 米国特許第6087571号明細書
樹脂材料で形成されたリード(以下、樹脂由来リードという)による発音は、植物材料で形成されたリード(植物由来リード)による発音に比べて高次倍音を多く含む傾向がある。そのため、樹脂由来リードによる発音を、植物由来リードによる発音に近づけることを含め、樹脂由来リードによって様々な音色を実現することが望まれている。
本発明の目的の一つは、植物材料以外で形成されたリードによって様々な音色を実現することにある。
一実施形態によれば、基材部とヴァンプとを含むリードが提供される。前記基材部は、平面部および端部にヒールを有する。前記ヴァンプは、前記基材部から前記ヒールとは反対側に延在する。前記ヴァンプは、前記平面部から前記ヴァンプを見た場合に前記ヴァンプの先端部であるティップが前記平面部に対して傾斜した形状を含む。
前記傾斜した形状は、前記平面部を上方に向けた状態で前記平面部から前記ヴァンプを見た場合に、前記ティップの端部が中央部よりも上側に位置してもよい。
前記傾斜した形状は、前記平面部を上方に向けた状態で前記平面部から前記ヴァンプを見た場合に、前記ティップの中央部に対して左右対称であってもよい。
前記傾斜した形状は、前記平面部から前記ヴァンプを見た場合に、前記ティップの両端の間が曲線で接続されてもよい。
前記曲線は少なくとも1つの変曲点を有してもよい。
前記傾斜した形状は、前記平面部を上方に向けた状態で前記平面部から前記ヴァンプを見た場合に、最も上方に位置する部分が上に凸となる曲線を含んでもよい。
前記ティップは、前記平面部を上方に向けた状態で前記平面部から前記ヴァンプを見た場合に、最も下方に位置する部分が前記平面部より上方に位置してもよい。
前記基材部および前記ヴァンプが樹脂材料を含んでもよい。
一実施形態によれば、テーブルと、サイドレールと、ティップレールと、を含むマウスピースが提供される。前記サイドレールは、前記テーブルから延在する。前記ティップレールは、前記サイドレールから延在する。前記ティップレールは、前記テーブルから前記ティップレールを見た場合に前記テーブルに対して傾斜した形状を含む。
前記傾斜した形状は、前記テーブルを上方に向けた状態で前記テーブルから前記ティップレールを見た場合に、前記ティップレールの端部が中央部よりも上側に位置してもよい。
前記傾斜した形状は、前記テーブルを上方に向けた状態で前記テーブルから前記ティップレールを見た場合に、前記ティップレールの中央部に対して左右対称であってもよい。
前記傾斜した形状は、前記テーブルから前記ティップレールを見た場合に、前記ティップレールの両端の間が曲線で接続されてもよい。
前記曲線は少なくとも1つの変曲点を有してもよい。
前記傾斜した形状は、前記テーブルを上方に向けた状態で前記テーブルから前記ティップレールを見た場合に、最も上方に位置する部分が上に凸となる曲線を含んでもよい。
一実施形態によれば、リードと、マウスピースと、を含む吹き込み部が提供される。前記リードは、ティップを有する。前記マウスピースはティップレールを有する。前記ティップと前記ティップレールとは、第1位置における互いの距離である第1距離と第2位置における互いの距離である第2距離とが異なる。
一実施形態によれば、上記のいずれかに記載のリードと、上記のいずれかに記載のマウスピースと、を含む吹き込み部が提供される。前記平面部は前記テーブルに接し、前記ティップと前記ティップレールとは、第1位置における互いの距離である第1距離と第2位置における互いの距離である第2距離とが異なってもよい。
本発明によれば、植物材料以外で形成されたリードによって様々な音色を実現することができる。
第1実施形態における吹き込み部を示す図である。 第1実施形態におけるリードとマウスピースとを示す図である。 第1実施形態におけるティップを側面から見た場合(AR1方向に対応)の図である。 第1実施形態におけるティップを先端側から見た場合(AR2方向に対応)の図である。 第1実施形態におけるティップレールを先端側から見た場合(AR3方向に対応)の図である。 第1実施形態におけるリードが振動しているときのティップレールとティップとの位置関係の変化を説明する図である。 従来のティップの形状を説明する図である。 従来の樹脂由来のリードが振動しているときのティップレールとティップとの位置関係の変化を説明する図である。 リードが振動しているときの開口断面積の変化を示す図である。 第2実施形態における吹き込み部を示す図である。 第2実施形態におけるリードとマウスピースとを示す図である。 第2実施形態におけるティップレールを側方から見た場合(AR4方向に対応)の図である。 第2実施形態におけるティップレールを後端側から見た場合(AR5方向に対応)の図である。 第2実施形態におけるリードが振動しているときのティップレールとティップとの位置関係の変化を説明する図である。 第3実施形態における吹き込み部を示す図である。 第3実施形態におけるティップレールとティップとの関係を説明する図である。 変形例におけるティップレールとティップとの関係を説明する図である。 変形例におけるティップレールとティップとの関係を説明する図である。 変形例におけるティップレールとティップとの関係を説明する図である。 変形例におけるティップレールとティップとの関係を説明する図である。 変形例におけるティップレールとティップとの関係を説明する図である。 変形例におけるティップレールとティップとの関係を説明する図である。 変形例におけるティップレールとティップとの関係を説明する図である。 変形例におけるティップレールとティップとの関係を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後にA、Bなど付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。図面は、説明を明確にするために、寸法比率が実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりして、模式的に説明される場合がある。
一実施形態における吹き込み部は、例えば、サクソフォンに用いられるシングルリードの吹き込み部であって、樹脂材料で形成されたリードおよびマウスピースを含む。リードは、樹脂材料以外の材料、例えば金属、セラミックス等の無機材料で形成されていてもよいが、従来から一般的に用いられている植物由来リードとは異なる材料で形成されている。従来の吹き込み部と比べると、ティップとティップレールとの間に形成される開口部分(ティップオープニングともいう)の形状が異なっている。
以下に説明する複数の実施形態によれば、ティップおよびティップレールの少なくとも一方の形状を従来と異ならせることにより、従来とは異なる開口部分が実現される。第1実施形態では、ティップが従来と異なる形状を有する例を説明する。第2実施形態では、ティップレールが従来と異なる形状を有する例を説明する。第3実施形態では、ティップおよびティップレールが従来と異なる形状を有する例を説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態における吹き込み部を示す図である。図1では、吹き込み部を側方から見た場合の例を示している。図2は、第1実施形態におけるリードとマウスピースとを示す図である。図3は、第1実施形態におけるティップ(部分)を側方から見た場合(AR1方向に対応)の図である。図4は、第1実施形態におけるティップを先端側から見た場合(AR2方向に対応)の図である。図5は、第1実施形態におけるティップレールを先端側から見た場合(AR3方向に対応)の図である。
吹き込み部1は、リード10、マウスピース30およびリガチャ80を含む。リガチャ80は、リード10とマウスピース30とを固定する部材である。マウスピース30は、テーブル351、サイドレール353、バッフル355およびティップレール300を含む。2つのサイドレール353は、テーブル351から延在する。ティップレール300は、2つのサイドレール353から延在する。バッフル355の端部には、ティップレール300およびサイドレール353が配置される。
テーブル351を上方に向けた状態で、テーブル351の表面と平行かつティップレール300側からマウスピース30を見た場合(図2におけるAR3方向に対応)には、図5に示すように、ティップレール300の先端部が、テーブル351が形成する平面に対して実質的に平行な直線を示す。ティップレール300は、実質的に平面であり、テーブル351の表面を基準とすると、サイドレール353が傾斜する向きと同様な向きに傾斜している。すなわち図1と同じように側方からマウスピース30を見た場合には、ティップレール300の表面はテーブル351の表面に対して傾斜している。
一方、ティップレール300は、図5に示すようにマウスピース30を見た場合には、ティップレール300の表面(特に先端部)が、テーブル351の表面に対して実質的に傾斜した部分を有していないということもできる。ティップレール300の表面と平行かつティップレール300側からマウスピース30を見た場合(図1におけるD1方向に対応)においては、ティップレール300の先端部分がテーブル351の表面と平行な直線として認識される。
リード10は、基材部150およびヴァンプ(Vamp)153を含む。基材部150は、平面部151およびヒール157を含む。平面部151は、基材部150の少なくとも一方の面に配置されている。この例では、平面部151は、マウスピース30に取り付けられるときに、テーブル351と接触する平面の少なくとも一部に対応する。ヴァンプ153は、ヒール157とは反対側に基材部150から延在する。すなわち、ヴァンプ153は、リード10の長手方向の一端部に配置され、端部に向かって厚さが徐々に薄くなる部分である。ヴァンプ153の先端部がティップ100である。
平面部151を上方に向けた状態で、側方からヴァンプ153を見た場合(図2におけるAR1方向に対応)には、図3に示すように、ヴァンプ153の一部(特に幅方向における両端部)が上方に曲げられた形状を有する。この形状によれば、図4に示すように、ティップ100の端部100e1および端部100e2が、ティップ100の中央部100cよりも上側に位置する。図2におけるヴァンプ153の部分に示す破線は、曲げられた形状によってヴァンプ153の上面が平面部151とは平行ではなくなる位置に対応する。
平面部151を上方に向けた状態で、平面部151からヴァンプ153を見た場合(図2におけるAR2方向に対応)、ヴァンプ153を見た場合には、図4に示すように、ティップ100が平面部151に対して傾斜した形状を含む。図4に示すようにティップ100を見た場合には、この例におけるティップ100は以下の特徴を有している。
ティップ100が端部100e1と端部100e2との間が曲線で接続される。ティップ100の端部100e1、100e2がティップ100の中央部100cよりも上側に位置する。ティップ100が中央部100cに対して左右対称である。ティップ100のうち最も下方に位置する中央部100cが、平面部151よりも上方に位置する。ティップ100のうち最も下方に位置する部分(中央部100c)が平面部151よりも下方に位置してもよいし、最も上方に位置する部分(端部100e1、100e2)が平面部151よりも下方に位置してもよい。以上が、吹き込み部1の構成に関する説明である。
続いて、上述した吹き込み部1を用いた場合の発音について説明する。まず、リード10が振動するときの状況を説明する。
図6は、第1実施形態におけるリードが振動しているときのティップレールとティップとの位置関係の変化を説明する図である。図6に示すティップレール300とティップ100とは、先端部から吹き込み部1を見た場合(図1におけるD1方向に対応)における位置関係を示している。D1方向は、ティップレール300の表面に沿った方向であり、ティップレール300Aが直線に見える方向である。ティップレール300とティップ100との間は、開口部分(ティップオープニング)に相当する。図6は、リード10が振動するときの5つのタイミング((1)から(5))におけるティップ100とティップレール300との位置関係を示している。
タイミング(1)では、開口部分が開いている状態(OPEN)であり、タイミング(5)では、開口部分が閉じている状態(CLOSE)である。タイミング(1)に示す状態が、開口部分が最も開いている状態でない場合もある。マウスピース30にリード10が取り付けられた初期状態では、タイミング(1)の状態であってもよいし、タイミング(2)等、他のタイミングの状態であってもよい。以下に説明する図8および図14においても、図6と同様である。
タイミング(1)における例のように、ティップ100は、中央部100c(第1位置)におけるティップレール300までの距離dc(第1距離)が最も大きくなり、端部100e1、100e2の近傍(第2位置)におけるティップレール300までの距離de(第2距離)が距離dcより小さくなる。言い換えると、ティップ100とティップレール300との距離が互いに異なる2つの位置を有する。
このような構成によれば、図6に示すように、ティップ100とティップレール300との距離が近い部分(この例では端部100e1、100e2)において、ティップ100とティップレール300とが最初に接触する。その後、徐々に中央部100cにおけるティップ100Aが閉じていき、中央部100cにおいてティップ100とティップレール300とが最後に接触する。
そのため、開口部分の面積(以下、開口断面積という)が小さくなるほど、単位時間あたりの開口断面積の時間変化(時間微分)が小さくなる。言い換えると、ティップ100とティップレール300との最大距離が小さくなるほど、その時間変化が小さくなるということもできる。
比較のため、従来の平板形状を有する樹脂由来リードの場合におけるティップレールとティップとの位置関係についても説明する。
図7は、従来のティップの形状を説明する図である。図7は、従来の樹脂由来のリード10Zを図4と同じ向きで見た場合、すなわち、平面部151Zを上方に向けた状態でヒール157Z側からリード10Zを見た例を示している。図7に示すように、ティップ100Zは、平面部151Zと同じ平面上に存在する。このように、従来の樹脂由来のリード10Zは、ティップ100Zの部分まで平板形状が拡がっている。
図8は、従来の樹脂由来のリードが振動しているときのティップレールとティップとの位置関係の変化を説明する図である。図8に示すように、従来のリード10Zにおけるティップ100Zとティップレール300との距離は、いずれの位置においても実質的に同一である。そのため、リード10Zの振動中において、ティップ100Zとティップレール300とが部分的に接触する状況がほとんど生じない。そのため、開口断面積が小さくなったときの単位時間あたりの開口断面積の時間変化が、図6の例よりも大きくなる。図6の状況と図8の状況とを比較して、開口断面積の時間変化についてさらに説明する。
図9は、リードが振動しているときの開口断面積の変化を示す図である。図9では、リード10が振動したときの開口断面積の変化を示す波形PC(実線)と、リード10Zが振動したときの開口断面積の変化を示す波形CC(破線)とを示している。図9では、1回の開閉のみを示している。波形PCは、波形CCに比べて、閉状態(CLOSE)に近い部分で緩やかな変化をしている。この緩やかな変化は、波形CCに比べて波形PCにおける高次倍音成分が減衰していることを示している。開口断面積の変化が吹き込み部1の内部に発生させる音に対応するため、リード10を用いた吹き込み部1によれば、リード10Zを用いた吹き込み部よりも高次倍音成分が少なく、軟らかい音が発生する。
ここで、従来の植物由来リードは、一般的にリード10Zと同じ平板形状を有する。植物由来リードが振動する場合には、ティップとティップレールとの関係が図8に示すように変化すると考えられていた。実際には、図8におけるタイミング(1)においてリードの振動が始まると、振動中にティップの両端部が変形することによってティップの両端部からティップレールに近づいていくことが、発明者らの調査によって確認された。すなわち、リードの振動が始まると図8に示すタイミング(1)の位置関係から図6に示すタイミング(1)の位置関係に変化することによって、開口断面積の変化が図6に示す変化に相当するが確認された。
このように、植物由来リードの場合には、リード10Zと同じ形状であっても図8に示す振動をせずに、振動中においては図6に示す振動に近づくことが確認された。このような現象は、リードの材料に含まれる植物繊維の配向により、ヤング率などの機械的性質が異方性を有するために生じると考えられる。
植物由来リードのような機械的性質を持つリードを、植物由来リードとは異なる材料で形成することは容易ではない。一方、一実施形態における吹き込み部1によれば、異方性を有しない機械的性質の材料で製造されたリードを用いたとしても、ティップ100とティップレール300との距離が幅方向における位置によって異なるように形状を設定することによって、高次倍音成分を抑え植物由来リードによる発音に近づけることができる。さらには、ティップ100とティップレール300との距離と幅方向における位置との関係を様々に設定することによって、高次倍音成分を調整することができる。その結果、様々な音色を実現することもできる。
<第2実施形態>
図10は、第2実施形態における吹き込み部を示す図である。図11は、第2実施形態におけるリードとマウスピースとを示す図である。図12は、第2実施形態におけるティップレールを側方から見た場合(AR4方向に対応)の図である。図13は、第2実施形態におけるティップレールを後端側から見た場合(AR5方向に対応)の図である。
吹き込み部1Aは、リード10A、マウスピース30Aおよびリガチャ80Aを含む。リガチャ80Aは、リガチャ80と同じである。リード10Aは、基材部150Aおよびヴァンプ153Aを含む。リード10Aは、上述した従来のリード10Zと同じである。すなわち、平面部151Aを上方に向けた状態で、平面部151Aからヴァンプ153Aを見た場合には、図7で示したティップ100Zと同様に、ヴァンプ153Aの先端部のティップ100Aが平面部151Aに対して傾斜せずに平坦に形成されている。そのため、リード10Aにおける平面部151A側の面は、ヒール157Aからティップ100Aまで平面を形成する。
マウスピース30Aは、テーブル351A、サイドレール353A、バッフル355Aおよびティップレール300Aを含む。テーブル351Aを上方に向けた状態で、側方からマウスピース30Aを見た場合(図11におけるAR4方向に対応)には、図12に示すように、ティップレール300Aの表面の一部およびサイドレール353Aの表面の一部(特に幅方向における両端部)が上方に曲げられた形状を有する。この形状によれば、図13に示すように、ティップレール300Aの端部300Ae1および端部300Ae2が、ティップレール300Aの中央部300Acに対して上側に位置する。
テーブル351Aを上方に向けた状態で、テーブル351Aからティップレール300Aを見た場合(図11におけるAR5方向に対応)に、図13に示すように、ティップレール300Aがテーブル351Aに対して傾斜した形状を含む。この例におけるティップレール300Aは以下の特徴を有している。
ティップレール300Aの端部300Ae1と端部300Ae2との間が曲線で接続される。ティップレール300Aの端部300Ae1、300Ae2がティップレール300Aの中央部300Acよりも上側に位置する。ティップレール300Aが中央部300Acに対して左右対称である。
続いて、上述した吹き込み部1Aを用いた場合の発音について説明する。
図14は、第2実施形態におけるリードが振動しているときのティップレールとティップとの位置関係の変化を説明する図である。図14に示すティップレール300Aとティップ100Aとは、図10における先端部から吹き込み部1Aを見た場合(図10におけるD2方向に対応)における位置関係を示している。D2方向は、平面部151Aに沿った方向であり、ティップ100Aが直線に見える方向である。
吹き込み部1Aにおいても、タイミング(1)における例のように、ティップ100Aは、中央部300Acにおけるティップレール300Aまでの距離dcが最も大きくなり、端部300Ae1、300Ae2の近傍におけるティップレール300Aまでの距離deが距離dcより小さくなる。言い換えると、ティップ100Aとティップレール300Aとの距離が互いに異なる2つの位置を有する。
このような構成によれば、図14に示すように、ティップ100Aとティップレール300Aとの距離が近い部分(この例では端部300Ae1、300Ae2)において、ティップ100Aとティップレール300Aとが最初に接触する。その後、徐々に中央部300Acにおけるティップ100Aが閉じていき、中央部300Acにおいてティップ100Aとティップレール300Aとが最後に接触する。
そのため、開口断面積が小さくなるほど、単位時間あたりの開口断面積の時間変化が小さくなる。言い換えると、ティップ100Aとティップレール300Aとの最大距離が小さくなるほど、その時間変化が小さくなるということもできる。したがって、吹き込み部1Aにおいても、吹き込み部1と同様に、リード10Zを用いた吹き込み部よりも高次倍音成分が少なく、軟らかい音を発生させることができる。
<第3実施形態>
図15は、第3実施形態における吹き込み部を示す図である。吹き込み部1Bは、リード10B、マウスピース30Bおよびリガチャ80Bを含む。リガチャ80Bは、リガチャ80と同じである。リード10Bは、リード10と概ね同じであり、ティップ100Bの曲がり方がティップ100に比べて少ない。マウスピース30Bは、マウスピース30Aと概ね同じであり、ティップレール300Bの表面の曲がり方がティップレール300Aの表面の曲がり方に比べて少ない。
図16は、第3実施形態におけるティップレールとティップとの関係を説明する図である。図16に示すティップレール300Bとティップ100Bとは、図15における先端部から吹き込み部1Bを見た場合(図15におけるD3方向に対応)における位置関係を示している。
吹き込み部1Bにおいても、ティップ100Bは、ティップ100Bの中央部100Bc(ティップレール300Bの中央部300Bc)におけるティップレール300Bまでの距離dcが最も大きくなり、ティップ100Bの端部100Be1、100Be2(ティップレール300Bの端部300Be1、300Be2)の近傍におけるティップレール300Bまでの距離deが距離dcより小さくなる。言い換えると、ティップ100Bとティップレール300Bとの距離が互いに異なる2つの位置を有する。
ティップ100Bとティップレール300Bとがこのような位置関係を有するため、開口断面積が小さくなるほど、単位時間あたりの開口断面積の時間変化が小さくなる。言い換えると、ティップ100Bとティップレール300Bとの最大距離が小さくなるほど、その時間変化が小さくなるということもできる。したがって、吹き込み部1Bにおいても、吹き込み部1と同様に、リード10Zを用いた吹き込み部よりも高次倍音成分が少なく、軟らかい音を発生させることができる。
<変形例>
本開示は上述した実施形態に限定されるものではなく、他の様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施形態は本開示を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。すなわち、各実施形態の構成の一部が、他の構成に置換されてもよいし、削除されてもよい。以下、一部の変形例について説明する。以下の説明において第1実施形態を変形した例として説明する場合があるが、第2実施形態または第3実施形態を変形した例として適用することもできる。
(1)リード10がマウスピース30に取り付けられた状態の吹き込み部1において、ティップ100とティップレール300との距離が互いに異なる2つの位置を有するのであれば、ティップレール300とティップ100との関係は第1実施形態から第3実施形態における例に限らず、様々な関係となり得る。以下、ティップレール300とティップ100との関係について複数の変形例を説明する。
図17から図24は、変形例におけるティップレールとティップとの関係を説明する図である。いずれの図においても、図6に示すタイミング(1)に対応する図である。以下に示すティップレール300C~300Kは、いずれもティップレール300と同じである。
図17に示す吹き込み部1Cのティップ100Cは、ティップレール300Cに最も近い中央部100Cc、およびティップレール300Cから最も離れた端部100Ce1、100Ce2を含む。すなわち、ティップ100Cは、第1実施形態におけるティップ100とは中央部と端部との関係が逆になっている。このように、ティップ100とティップレール300との距離が最も小さい部分がティップの端部でなくてもよく、その距離が最も大きい部分がティップ100の中央部でなくてもよい。
図18に示す吹き込み部1Dのティップ100Dは、ティップレール300Dに最も近い端部100De1、ティップレール300Dから最も離れた端部100De2を含む。ティップ100Dのように、ティップは中央部に対して左右対称でなくてもよく、いずれか一方の端部(この例では端部100De1)のみが中央部よりも上方に位置してもよい。さらにティップ100Dは、端部100De1と端部100De2との間が直線で接続される。このように、ティップ100は両端の間が曲線で接続される場合に限らず、直線で接続されてもよいし、直線と曲線との組み合わせで接続されてもよい。
図19に示す吹き込み部1Eのティップ100Eは、ティップレール300Eに最も近い端部100Ee1、100Ee2、およびティップレール300Eから最も離れた中央部100Ecを含む。中央部100Ecの近傍では、ティップレール300Eからの距離が変化せず、ティップ100Eとティップレール300Eとが平行である。端部100Ee1と端部100Ee2との間が、3つの直線で接続されている。中央部100Ecと端部100Ee1との間に角部CN1が形成され、および中央部100Ecと端部100Ee2との間に角部CN2が形成されている。
図20に示す吹き込み部1Fのティップ100Fは、ティップレール300Fに最も近い中央部100Fc、およびティップレール300Fから最も離れた端部100Fe1、100Fe2を含む。中央部100Fcの近傍では、ティップレール300Fからの距離が変化せず、ティップ100Fとティップレール300Fとが平行である。ティップ100Fについてもティップ100Eと同様に、端部100Fe1と端部100Fe2との間が、3つの直線で接続されている。中央部100Fcと端部100Fe1との間に角部CN3が形成され、および中央部100Fcと端部100Fe2との間に角部CN4が形成されている。
図21に示す吹き込み部1Gのティップ100Gは、ティップレール300Gに最も近い中央部100Gc、およびティップレール300から最も離れた端部100Ge1、100Ge2を含む。端部100Ge1と端部100Ge2との間が、2つの直線で接続されている。中央部100Gcが2つの直線を接続する角部を形成する。
図22に示す吹き込み部1Hのティップ100Hは、ティップレール300Hに最も近い端部100He1、100He2、およびティップレール300から最も離れた中央部100Hcを含む。ティップ100Hについてもティップ100Gと同様に、端部100He1と端部100He2との間が、2つの直線で接続されている。中央部100Hcが2つの直線を接続する角部を形成する。
ティップ100は、図19から図22に示すように、ティップ100E、100F、100G、100Hのように、両端の間を複数の直線を組み合わせた線によって接続した形状を有してもよい。ティップ100は、両端の間を直線と曲線とが組み合わされた線によって接続した形状を有してもよい。
図23に示す吹き込み部1Jのティップ100Jは、ティップレール300Jに最も近い端部100Je1、100Je2、およびティップレール300Jから最も離れた中央部100Jcを含む。端部100Je1と端部100Je2との間が、曲線で接続されている。中央部100Jcと端部100Je1との間に変曲点BP1が形成され、および中央部100Jcと端部100Je2との間に変曲点BP2が形成されている。
図24に示す吹き込み部1Kのティップ100Kは、ティップレール300Kに最も近い中央部100Kc、およびティップレール300Kから最も離れた端部100Ke1、100Ke2を含む。端部100Ke1と端部100Ke2との間が、曲線で接続されている。中央部100Kcと端部100Ke1との間に変曲点BP3が形成され、および中央部100Kcと端部100Ke2との間に変曲点BP4が形成されている。
ティップ100は、図23および図24に示すように、両端の間を接続する曲線において複数の変曲点を有してもよい。変曲点は1つであってもよい。このとき、ティップ100J、100Kの上方に位置する部分、すなわちティップレール300Jに近い部分が、上方に凸になる曲線であることが好ましい。
例えば、図23に示すティップ100Jであれば、端部100Je1の近傍および端部100Je2の近傍における曲線、すなわち変曲点BP1、BP2より端部側の曲線が上方(ティップレール300J側)に凸になっている。このような構成により、ティップ100Jにおける端部100Je1、100Je2がティップレール300Jに接触した後に、ティップ100Jがティップレール300J上を滑りやすくすることができる。
図24に示すティップ100Kであれば、中央部100Kc近傍における曲線、すなわち変曲点BP3、BP4の間の曲線が上方(ティップレール300K側)に凸になっている。このような構成により、ティップ100Kとティップレール300Kとが接触するときに、緩やかな接触を実現することができる。
(2)変形例(1)では、ティップ100の形状に関する複数の例を説明しているが、第1実施形態と第2実施形態との関係のように、ティップ100とティップレール300とを入れ替えてもよい。すなわち、ティップ100の形状の変形例を、ティップレール300の形状に関する変形例として適用することもできる。第1実施形態と第3実施形態との関係のように、ティップ100の形状の変形例を、ティップ100とティップレール300との双方の形状に関する変形例として適用することもできる。
(3)吹き込み部1は、管楽器本体に対して着脱可能に構成されている場合に限らず、管楽器本体とは着脱ができない構成であってもよい。
(4)吹き込み部1は、電子管楽器等に用いられてもよい。
(5)吹き込み部1は、リード10とマウスピース30とを一体に形成したものであってもよい。この場合には、リガチャ80は不要である。
1,1A,1B:吹き込み部、10,10A,10B,10Z:リード、30,30A,30B:マウスピース、80,80A,80B:リガチャ、100,100A,100B,100C,100D,100E,100F,100G,100H,100J,100K,100Z:ティップ、150,150A,150B:基材部、151,151A,151Z:平面部、153,153A:ヴァンプ、157,157A:ヒール、300,300A,300B,300C,300D,300E,300F,300G,300H,300J,300K:ティップレール、351,351A:テーブル、353,353A:サイドレール、355,355A:バッフル

Claims (16)

  1. 平面部および端部にヒールを有する基材部と、
    前記基材部から前記ヒールとは反対側に延在するヴァンプであって、前記平面部から前記ヴァンプを見た場合に前記ヴァンプの先端部であるティップが前記平面部に対して傾斜した形状を含む、ヴァンプと、
    を含むリード。
  2. 前記傾斜した形状は、前記平面部を上方に向けた状態で前記平面部から前記ヴァンプを見た場合に、前記ティップの端部が中央部よりも上側に位置する、請求項1に記載のリード。
  3. 前記傾斜した形状は、前記平面部を上方に向けた状態で前記平面部から前記ヴァンプを見た場合に、前記ティップの中央部に対して左右対称である、請求項1または請求項2に記載のリード。
  4. 前記傾斜した形状は、前記平面部から前記ヴァンプを見た場合に、前記ティップの両端の間が曲線で接続されている、請求項1から請求項3のいずれかに記載のリード。
  5. 前記曲線は少なくとも1つの変曲点を有する、請求項4に記載のリード。
  6. 前記傾斜した形状は、前記平面部を上方に向けた状態で前記平面部から前記ヴァンプを見た場合に、最も上方に位置する部分が上に凸となる曲線を含む、請求項1から請求項5のいずれかに記載のリード。
  7. 前記ティップは、前記平面部を上方に向けた状態で前記平面部から前記ヴァンプを見た場合に、最も下方に位置する部分が前記平面部より上方に位置する、請求項1から請求項5のいずれかに記載のリード。
  8. 前記基材部および前記ヴァンプが樹脂材料を含む、請求項1から請求項7のいずれかに記載のリード。
  9. テーブルと、
    前記テーブルから延在するサイドレールと、
    前記サイドレールから延在するティップレールであって、前記テーブルから前記ティップレールを見た場合に前記テーブルに対して傾斜した形状を含むティップレールと、
    を含む、マウスピース。
  10. 前記傾斜した形状は、前記テーブルを上方に向けた状態で前記テーブルから前記ティップレールを見た場合に、前記ティップレールの端部が中央部よりも上側に位置する、請求項9に記載のマウスピース。
  11. 前記傾斜した形状は、前記テーブルを上方に向けた状態で前記テーブルから前記ティップレールを見た場合に、前記ティップレールの中央部に対して左右対称である、請求項9または請求項10に記載のマウスピース。
  12. 前記傾斜した形状は、前記テーブルから前記ティップレールを見た場合に、前記ティップレールの両端の間が曲線で接続されている、請求項9から請求項11のいずれかに記載のマウスピース。
  13. 前記曲線は少なくとも1つの変曲点を有する、請求項12に記載のマウスピース。
  14. 前記傾斜した形状は、前記テーブルを上方に向けた状態で前記テーブルから前記ティップレールを見た場合に、最も上方に位置する部分が上に凸となる曲線を含む、請求項9から請求項13のいずれかに記載のマウスピース。
  15. ティップを有するリードと、
    ティップレールを有するマウスピースと、
    を含み、
    前記ティップと前記ティップレールとは、第1位置における互いの距離である第1距離と第2位置における互いの距離である第2距離とが異なる、吹き込み部。
  16. 請求項1から請求項8のいずれかに記載のリードと、
    請求項9から請求項14のいずれかに記載のマウスピースと、
    を含み、
    前記平面部は前記テーブルに接し、
    前記ティップと前記ティップレールとは、第1位置における互いの距離である第1距離と第2位置における互いの距離である第2距離とが異なる、吹き込み部。
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