JP2023069560A - タイヤ管理装置、プログラム及びタイヤ管理方法 - Google Patents

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周造 柳田
Shuzo YANAGIDA
大祐 佐藤
Daisuke Sato
裕樹 安田
Hiroki Yasuda
隆章 輕部
Takaaki Karube
俊介 千徳
Shunsuke Chitoku
友陽 三好
Tomoaki Miyoshi
瑛里 原田
Eri Harada
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    • B60C23/00Devices for measuring, signalling, controlling, or distributing tyre pressure or temperature, specially adapted for mounting on vehicles; Arrangement of tyre inflating devices on vehicles, e.g. of pumps or of tanks; Tyre cooling arrangements
    • B60C23/02Signalling devices actuated by tyre pressure
    • B60C23/04Signalling devices actuated by tyre pressure mounted on the wheel or tyre

Abstract

【課題】車両運行の継続可否を判断しやすいようにタイヤの内圧異常を通知できるタイヤ管理装置、プログラム及びタイヤ管理方法が提供される。【解決手段】タイヤ管理装置(10)は、車両(20)におけるタイヤの装着位置を示す装着位置情報及び内圧を含むタイヤの状態に関する情報である装着タイヤ情報を取得する情報取得部(131)と、装着タイヤ情報に基づいて、タイヤの内圧異常を判定する判定部(132)と、内圧異常が有ると判定されたタイヤの装着位置及び内圧異常の判定結果を通知先に出力する通知部(133)と、を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、タイヤ管理装置、プログラム及びタイヤ管理方法に関する。
従来から、車両に搭載されて、タイヤ内の望ましくない圧力低下を検知して警告するシステムが知られている。例えば、特許文献1は、このようなタイヤ圧力監視システム内の温度補正方法を開示する。
特表2005-519274号公報
ここで、タイヤの内圧異常が生じて、運転者が車内システムからアラーム(警報)を受け取ることがある。ただし、車内システムではタイヤの内圧異常の詳細を伝えることなく、予防的にアラームを発することがあり得る。そのため、運転者自身では緊急メンテナンスが必要か、運行を継続可能かの判断が困難なことがある。また、運行管理者にとっても、タイヤの内圧異常時に運行を継続可能かの判断が困難なことがある。
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、車両運行の継続可否を判断しやすいようにタイヤの内圧異常を通知できるタイヤ管理装置、プログラム及びタイヤ管理方法を提供することにある。
本開示の一実施形態に係るタイヤ管理装置は、車両におけるタイヤの装着位置を示す装着位置情報及び内圧を含む前記タイヤの状態に関する情報である装着タイヤ情報を取得する情報取得部と、前記装着タイヤ情報に基づいて、前記タイヤの内圧異常を判定する判定部と、内圧異常が有ると判定された前記タイヤの装着位置及び内圧異常の判定結果を通知先に出力する通知部と、を備える。
この構成により、車両運行の継続可否を判断しやすいタイヤの内圧異常の通知が可能になる。
本開示の一実施形態として、前記判定部は、前記タイヤの内圧の値、又は、前記タイヤの内圧の値及び減圧速度に基づいて、前記タイヤの内圧異常の程度を判定する。
この構成により、通知先はさらに車両運行の継続可否を判断しやすい。
本開示の一実施形態として、タイヤ管理装置は、内圧異常が有ると判定された前記タイヤの装着位置及び内圧異常の判定結果に基づいて、前記車両の継続走行のリスクについての評価を行うリスク評価部を備え、前記通知部は、前記評価を出力する。
この構成により、通知先は客観的なリスク評価を参考にして、適切な車両運行の継続可否を判断することができる。
本開示の一実施形態として、前記通知先は、前記車両及び前記車両の運行を管理する運行管理装置を含み、前記通知部は、前記運行管理装置から前記タイヤの内圧異常に対する対応が決定されたことを示す信号を取得した場合に、前記車両に対する出力を停止する。
この構成により、通知に基づくアラームが継続することによる運転者の不安を解消することができる。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、タイヤ管理装置に、車両におけるタイヤの装着位置を示す装着位置情報及び内圧を含む前記タイヤの状態に関する情報である装着タイヤ情報を取得することと、前記装着タイヤ情報に基づいて、前記タイヤの内圧異常を判定することと、内圧異常が有ると判定された前記タイヤの装着位置及び内圧異常の判定結果を通知先に出力することと、を実行させる。
この構成により、車両運行の継続可否を判断しやすいタイヤの内圧異常の通知が可能になる。
本開示の一実施形態に係るタイヤ管理方法は、タイヤ管理装置が実行するタイヤ管理方法であって、車両におけるタイヤの装着位置を示す装着位置情報及び内圧を含む前記タイヤの状態に関する情報である装着タイヤ情報を取得することと、前記装着タイヤ情報に基づいて、前記タイヤの内圧異常を判定することと、内圧異常が有ると判定された前記タイヤの装着位置及び内圧異常の判定結果を通知先に出力することと、を含む。
この構成により、車両運行の継続可否を判断しやすいタイヤの内圧異常の通知が可能になる。
本開示によれば、車両運行の継続可否を判断しやすいようにタイヤの内圧異常を通知できるタイヤ管理装置、プログラム及びタイヤ管理方法を提供することができる。
図1は、本開示の一実施形態に係るタイヤ管理装置を含むタイヤ管理システムの構成例を示す図である。 図2は、図1のタイヤ管理システムの構成例を示す別の図である。 図3は、タイヤの装着位置について説明するための図である。 図4は、タイヤ管理装置の記憶部に記憶される車両管理データベースを例示する図である。 図5は、本開示の一実施形態に係るタイヤ管理方法の例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本開示の一実施形態に係るタイヤ管理装置及びタイヤ管理方法が説明される。各図中、同一又は相当する部分には、同一符号が付されている。本実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
図1及び図2は、本実施形態に係るタイヤ管理装置10を含むタイヤ管理システム1の構成例を示す図である。図1はタイヤ管理装置10の内部構成例を含むブロック図である。図2はタイヤ管理システム1の全体構成を示す。
タイヤ管理装置10は、車両20に装着されるタイヤ30の内圧異常を検知し、異常の程度を判定し、判定結果を通知先に出力する。タイヤ管理装置10は、車両20に装着される全てのタイヤ30を対象として、全てのタイヤ30のそれぞれについて内圧異常を検知する。本実施形態において、通知先は車両20及び車両20の運行を管理する運行管理装置60であるが、これらに限定されない。通知先は、例えば車両20のタイヤ30を交換可能なメンテナンス事業者のコンピュータを含んでよい。また、通知先は、例えば車両20の運転者が所有するスマートフォンなどの携帯端末機器を含んでよい。
ここで、タイヤ管理装置10を含むタイヤ管理システム1は、複数車両(車両20及び他車)のタイヤを管理する。車両20は、このような複数車両の1つである。
タイヤ管理装置10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13と、を備える。制御部13は、情報取得部131と、判定部132と、通知部133と、リスク評価部134と、を備える。タイヤ管理装置10は、ハードウェア構成として、例えばサーバのようなコンピュータであってよい。タイヤ管理装置10の構成要素の詳細については後述する。
タイヤ管理装置10は、ネットワーク40で接続される運行管理装置60とともに、タイヤ管理システム1を構成してよい。ネットワーク40は、例えばインターネットであるが、LAN(Local Area Network)であってよい。タイヤ管理システム1は、さらにネットワーク40で接続されるメンテナンス事業者のコンピュータを備えて構成されてよい。
運行管理装置60は、車両20を含む複数車両の運行状態を管理する装置である。運行管理装置60は、車両20を含む複数車両の速度、走行時間、走行距離などの情報を取得して、これらの車両を管理する。これらの車両は例えばトラックであってよいが、特定の種類の車両に限定されない。本実施形態において、運行管理装置60によって管理される複数車両(車両20を含む)は、運送に用いられるトラックであるとする。運行管理装置60は、車両20を含む複数車両の走行ルートについても管理してよい。運行管理装置60の管理者は、車両20の運転者に対して音声で通知をすることが可能である。例えば後述する運行記録計80の音声通知又は音声通話の機能によって、管理者は車両20の運転者に運行停止などを呼びかけることが可能である。
車両20は、ネットワーク40に接続してデータの送受信が可能な車載装置を備える。本実施形態において、車両20はネットワーク40に接続可能な運行記録計80を備える。また、車両20は、走行中の車両20に装着されたタイヤ30の性質及び状態に関する情報である装着タイヤ情報を検出する検出装置70を備える。タイヤ管理装置10は、運行記録計80及びネットワーク40を介して、検出装置70によって検出される装着タイヤ情報を取得できる。
検出装置70はセンサを備える装置又はシステムであって装着タイヤ情報を生成する。検出装置70は、1つであってよいし、複数であってよい。本実施形態において、検出装置70は、タイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System)を含む。検出装置70は、タイヤ空気圧監視システム以外の装置又はシステムを含んでよい。ここで、検出装置70に含まれる装置又はシステムは公知の構成であってよい。
タイヤ空気圧監視システムは、車両20に取付けられたタイヤ30の内圧を監視する。タイヤ空気圧監視システムは、例えばタイヤ30の内部に設置されたセンサと、センサの検出値に基づいて空気圧の変化を判定するプロセッサと、センサの検出値などを記憶するメモリと、を備えて構成されてよい。センサは圧力センサ及び温度センサを含んでよい。本実施形態において、タイヤ空気圧監視システムは、装着タイヤ情報として、車両20に取付けられたタイヤ30の内圧及び温度の情報を、運行記録計80を介してタイヤ管理装置10に出力する。ここで、別の例として、装着タイヤ情報は温度の情報を含まなくてよい。
ここで、タイヤ空気圧監視システムは、車両20に取付けられた全てのタイヤ30の内圧を監視する。タイヤ空気圧監視システムは、全てのタイヤ30のそれぞれの内圧及び温度の情報を、装着位置情報と関連付けてタイヤ管理装置10に出力する。装着位置情報は、車両20におけるタイヤ30のそれぞれの装着位置を示す情報である。図3に示すように、トラックである車両20は、例えば後輪の4つのタイヤ30-1、30-2、30-3、30-4と、前輪の2つのタイヤ30-5、30-6と、を備える。図3の例において、左側の後輪の複輪は、タイヤ30-1及び30-2で構成される。また、右側の後輪の複輪は、タイヤ30-3及び30-4で構成される。例えばタイヤ30-1の装着位置情報は「後輪左外側」であってよい。例えばタイヤ30-3の装着位置情報は「後輪右内側」であってよい。例えばタイヤ30-5の装着位置情報は「前輪左」であってよい。本実施形態において、装着位置情報は、装着タイヤ情報とともに、タイヤ管理装置10に出力される。ここで、車両20は、図3に示されるような2本の車軸を有する2軸車に限定されず、例えば3軸車、4軸車又はさらに多くの車軸を有する多軸車であってよい。
また、タイヤ空気圧監視システムのプロセッサは、タイヤ30の内圧の情報に基づいて、車両20の荷重情報を生成してよい。プロセッサは、例えばタイヤ30の内圧の上昇からトラックである車両20に荷物が載せられたことを判定して、その重量を計算してよい。本実施形態において、車両20の荷重情報は、装着タイヤ情報とともに、タイヤ管理装置10に出力される。
また、タイヤ空気圧監視システムのプロセッサは、タイヤ30の内圧の情報に基づいて、タイヤ30の内圧に異常が生じたと判定する場合に、内圧異常判定信号を生成して装着タイヤ情報に含めてよい。タイヤ空気圧監視システムのプロセッサは、例えば内圧の変化率が閾値を超えることを判定するといった公知の手法を用いて、異常の判定を実行してよい。ここで、タイヤ空気圧監視システムのプロセッサの異常判定の精度は高くなく、タイヤ管理装置10によって、精度の高い内圧異常の有無の判定が実行される。内圧異常判定信号は、例えばタイヤ管理装置10が内圧異常の判定を実行するトリガとして用いられてよい。また、タイヤ30の内圧の減圧速度の判定は、タイヤ空気圧監視システム外で行われてよい。
運行記録計80は、車両20の速度、走行時間、走行距離などの情報を運行管理装置60に出力する車載装置である。本実施形態において、運行記録計80はデジタルタコグラフであるが、デジタルタコグラフに限定されない。また、運行記録計80は、タイヤ管理装置10に対して、検出装置70によって生成された装着位置情報、装着タイヤ情報及び荷重情報を出力する。運行記録計80は、車両20の速度、走行時間、走行距離などの情報を例えば車両20のECU(Electronic Control Unit)から、CAN(Controller Area Network)などの車載ネットワーク経由で取得してよい。また、運行記録計80は、車両20の現在位置の情報をタイヤ管理装置10及び運行管理装置60に対して出力してよい。運行記録計80は、GPS(Global Positioning System)機能を備えていてよいし、GPS機能を備える他の車載装置から現在位置の情報をCAN経由で取得してよい。
運行記録計80は、例えば出力部81と、インタフェース部82と、を備えて構成されてよい。出力部81は、車両20の速度、走行時間、走行距離などの情報を運行管理装置60に出力し、装着位置情報、装着タイヤ情報及び荷重情報をタイヤ管理装置10に出力する。インタフェース部82は、運転者と運行管理装置60の管理者との音声通話を可能にし、例えばマイク及びスピーカなどを含んで構成される。また、インタフェース部82は、例えばディスプレイなどの表示装置を含んで構成される。運行管理装置60の管理者は、表示装置に警告などを表示させて、運転者に対応を促すことができる。
本実施形態において、運行記録計80は、インタフェース部82によってタイヤ管理装置10からのデータ入力を行う。換言すると、運行記録計80は、タイヤ管理装置10が内圧異常の判定結果などを通知する通知先(車両20)のインタフェースとして使用される。本実施形態において、運行記録計80のインタフェース部82は、タイヤ管理装置10から内圧異常の判定結果などを受信する。また、インタフェース部82は、タイヤ30の内圧異常の通知に応じて運転者にアラームを発する警報ランプ及び警報スピーカの少なくとも1つを含んで構成される。この場合に、運転者がアラームを停止できるように、運行記録計80が出力停止指示部を備えてよい。
また、図2に示すように、タイヤ管理装置10はネットワーク40を介して、メンテナンス事業者に情報を送信することができる。タイヤ管理装置10は、例えばメンテナンス事業者に対して、内圧異常のタイヤ30をなるべく早く交換できるように、車両20の到着前に通知することができる。タイヤ管理装置10は、運行記録計80から取得した車両20の現在位置の情報に基づいて、車両20から最も近いメンテナンス事業者を選択して、選択したメンテナンス事業者にタイヤ30の緊急交換に関する通知を行ってよい。また、タイヤ管理装置10は、例えばメンテナンス事業者を選択のために、ネットワーク40を介して地図情報などの道路の情報を取得してよい。また、情報の送信先としては、メンテナンス事業者の他に、運行管理装置60を保有する運行管理者毎に予め設定した店舗、ロードサービス等の事業者が含まれてよい。
以下、タイヤ管理装置10の構成要素の詳細が説明される。通信部11は、ネットワーク40に接続する1つ以上の通信モジュールを含んで構成される。通信部11は、例えば4G(4th Generation)、5G(5th Generation)などの移動体通信規格に対応する通信モジュールを含んでよい。通信部11は、例えば有線のLAN規格(一例として1000BASE-T)に対応する通信モジュールを含んでよい。通信部11は、例えば無線のLAN規格(一例としてIEEE802.11)に対応する通信モジュールを含んでよい。
記憶部12は、1つ以上のメモリである。メモリは、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限られず任意のメモリとすることができる。記憶部12は、例えばタイヤ管理装置10に内蔵されるが、任意のインタフェースを介してタイヤ管理装置10に外部からアクセスされる構成も可能である。
記憶部12は、制御部13が実行する各種の計算において使用される各種のデータを記憶する。また、記憶部12は、制御部13が実行する各種の計算の結果及び中間データを記憶してよい。
本実施形態において、記憶部12は、判定部132によるタイヤ30の内圧異常の判定、リスク評価部134による評価などで用いられる車両管理データベース、上記の地図情報などを記憶する。地図情報はネットワーク40を介して取得されて、記憶部12に記憶されてよい。車両管理データベースの詳細については後述する。
制御部13は、1つ以上のプロセッサである。プロセッサは、例えば汎用のプロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサであるが、これらに限られず任意のプロセッサとすることができる。制御部13は、タイヤ管理装置10の全体の動作を制御する。
ここで、タイヤ管理装置10は、以下のようなソフトウェア構成を有してよい。タイヤ管理装置10の動作の制御に用いられる1つ以上のプログラムが記憶部12に記憶される。記憶部12に記憶されたプログラムは、制御部13のプロセッサによって読み込まれると、制御部13を情報取得部131、判定部132、通知部133及びリスク評価部134として機能させる。
情報取得部131は、装着位置情報と、装着タイヤ情報と、を取得する。また、情報取得部131は、荷重情報、地図情報なども取得する。情報取得部131は、取得した地図情報を記憶部12に記憶させる。また、情報取得部131は、取得した情報を車両毎に管理するための車両管理データベースを生成又は更新して、記憶部12に記憶させる。
図4は、記憶部12に記憶される車両管理データベースを例示する図である。情報取得部131が取得した装着位置情報、装着タイヤ情報及び荷重情報は、車両管理データベースによって、複数車両のそれぞれの各タイヤに関連付けられる。図4の例では、複数車両がA001、B001といった識別子で区別されている。複数車両のそれぞれは6本のタイヤを装着しており(図3参照)、1~6の識別子で区別されるとともに、装着位置情報によって位置が特定される。内圧及び温度はタイヤ空気圧監視システムによってタイヤ毎に測定された値である。図4ではまとめて記載しているが、内圧及び温度は、測定時間と対応づけられて時系列データとして記憶部12に記憶されている。ここで、減圧速度は、タイヤ毎の内圧の減る速さであって、内圧の時系列データに基づいて判定部132によって計算される。車両管理データベースの項目のうち、減圧速度は判定部132によって計算されて、管理される。荷重情報は車両毎の積載量である。荷重情報は最新の値で上書き更新されてよい。
ここで、情報取得部131は、運行管理装置60から走行ルートを取得してよい。取得された走行ルートは記憶部12に記憶されている地図情報と関連付けられて、車両管理データベースによって管理されてよい。
判定部132は、装着タイヤ情報に基づいて、タイヤ30の内圧異常を判定する。判定部132は、例えば情報取得部131によって内圧異常判定信号を含む装着タイヤ情報が取得された場合に、タイヤ30の内圧異常の判定を開始してよい。本実施形態において、判定部132は、まず、判定の対象である車両20の特定のタイヤ30の識別子を特定する。判定部132は、記憶部12から車両管理データベースを読み込み、識別子に基づいて、タイヤ30の装着位置情報と、装着タイヤ情報とを抽出する。判定部132は、装着タイヤ情報の内圧及び温度に基づいて、タイヤ30の内圧異常を判定する。ここで、温度は、タイヤ30の内圧を特定温度における値に換算する温度補正に用いられる。温度補正は公知の手法が用いられてよい。判定部132は、例えばタイヤ30の補正後の内圧が基準値を下回る場合に、タイヤ30の内圧異常が有ると判定してよい。基準値は一定の値でよいが、タイヤ30の種類によって異なる値であってよい。また、内圧異常の有無の判定手法は、基準値を用いるものに限定されず、公知の他の手法であってよい。
判定部132は、タイヤ30の内圧異常が有る場合に内圧異常の程度を判定する。内圧異常の程度は、区分の数を限定するものでないが、本実施形態において3つに分けられる。第1の区分は、パンクのように、タイヤ30を交換する緊急メンテナンスが必要な状態である。以下、第1の区分は「パンク」と称される。内圧異常がパンクである場合に、車両20は運行継続のリスクが大きく、停車してロードサービスを呼ぶことが好ましい。第2の区分は、釘などの鋭利な物が刺さって抜けていない場合又はバルブ故障の場合のように、パンクほどではないが自然減圧を超える速さでタイヤ30の空気が抜けている状態である。以下、第2の区分は「スローリーク」と称される。内圧異常がスローリークである場合に、車両20は運行継続のリスクが中程度であって、メンテナンス事業者まで自力走行可能な場合がある。第3の区分は、自然減圧とほぼ同じ速さでタイヤ30の空気が抜けている状態である。以下、第3の区分は「自然減圧」と称される。内圧異常が自然減圧である場合に、車両20は運行継続のリスクが小さく、基本的に運行継続が可能である。
判定部132は、タイヤ30の内圧異常が有る場合に、タイヤ30の内圧の値に基づいて、上記の内圧異常の程度を判定する。例えばタイヤ30の内圧が著しく低い場合に、判定部132は、内圧異常がパンクであると判定することが可能である。ただし、タイヤ30の内圧の値だけでは区分の判定が難しい場合がある。判定部132は、タイヤ30の内圧の値及び減圧速度に基づいて、タイヤ30の内圧異常の程度を判定してよい。判定部132は、内圧の時系列データに基づいて減圧速度を計算し、減圧速度に基づいて内圧異常がパンクであるか、スローリークであるか、自然減圧であるかを判定してよい。また、判定部132は、例えば同じ車軸上の他のタイヤと内圧推移を比較することによって、減圧速度の判定を行ってよい。判定された内圧異常の程度は、内圧異常の判定結果として、内圧異常が有ると判定されたタイヤ30の装着位置の情報とともに、車両20及び運行管理装置60に通知される。車両20の運転者及び運行管理装置60の管理者は、従来技術のように単に内圧異常が有ることを通知されるのでなく、内圧異常の程度及び装着位置の情報を受け取るため、車両運行の継続可否を判断しやすい。例えば運転者又は管理者は、従来技術で内圧異常が有ることだけを通知された場合に、事故防止のため、実質的に直ちに停車させるしかなかった。本実施形態によれば、運転者又は管理者は、例えばタイヤ30の内圧異常の程度がスローリークで、装着位置が複輪の内側であるとの情報に基づいて、近くのメンテナンス事業者まで運行継続できる可能性があることを判断できる。
ここで、車両20の運行継続のリスクは、車両20及び内圧異常が生じたタイヤ30の状態によって変動し得る。リスク評価部134は、内圧異常が有ると判定されたタイヤ30の装着位置及び内圧異常の判定結果に基づいて、車両20の継続走行のリスクについての評価を行う。ここで、内圧異常の判定結果は、判定部132によって判定された内圧異常の程度である。
リスク評価部134は、まず、内圧異常の程度に応じてリスクの大きさを評価する。すなわち、リスク評価部134は、内圧異常の程度がパンク、スローリーク、自然減圧である場合に、それぞれリスクが大きい、中程度、小さいと評価する。内圧異常の程度のみによる評価は、以下において「初期評価」と称されることがある。リスク評価部134は、さらに別の要素を考慮して、リスクの評価を変動させる。リスク評価部134は、例えば内圧異常が生じたタイヤ30の装着位置が複輪の内側(後輪左内側又は後輪右内側)でなければ、リスクが大きいと評価する。換言すれば、リスク評価部134は、例えば内圧異常が生じたタイヤ30の装着位置が複輪の内側であれば「初期評価」を維持し、そうでなければ評価を「リスクが大きい」にする。
また、リスク評価部134は、車両20の荷重情報から車両20が所定重量より重いと判定する場合に、評価を「リスクが大きい」にしてよい。また、リスク評価部134は、車両20の走行ルートに基づいて、目的地までの走行予定距離が所定距離より長い場合に、又は、目的地までの走行予定時間が所定時間より長い場合に、評価を「リスクが大きい」にしてよい。また、リスク評価部134は、車両20の走行ルートに基づいて、車両20が高速道路を利用する予定である場合に、評価を「リスクが大きい」にしてよい。リスク評価部134による評価は、車両20及び運行管理装置60に通知される。車両20の運転者及び運行管理装置60の管理者は、客観的なリスク評価を参考にして、適切な車両運行の継続可否を判断することができる。
上記と同じ例で、運転者及び管理者が、タイヤ30の内圧異常の程度がスローリークで、装着位置が複輪の内側であるとの情報を受け取った場合において、車両20が所定重量より重いためリスク評価部134が「リスクが大きい」と評価したとする。このとき、「リスクが大きい」との評価も通知されるため、運転者及び管理者は運行継続を見直すことができる。
通知部133は、内圧異常が有ると判定されたタイヤ30の装着位置及び内圧異常の判定結果を、通知先である車両20及び運行管理装置60に出力する。また、通知部133は、リスク評価部134による評価を、通知先である車両20及び運行管理装置60に出力する。
ここで、運行管理装置60の管理者によって、最終的な車両20の運行の継続又は停止が決定されることがある。最終的な決定の後で、車両20に通知を継続すると、例えば警報ランプなどのアラームによって運転者が不安になることがあり得る。通知部133は、運行管理装置60からタイヤ30の内圧異常に対する対応が決定されたことを示す信号を取得した場合に、車両20に対する出力を停止する。このような停止処理によって、通知に基づくアラームが継続することによる運転者の不安を解消することができる。
通知部133は、さらにリスク評価部134による評価に基づいて、通知方法及び通知間隔の少なくとも1つを変更してよい。通知部133は、例えば評価が「リスクが大きい」である場合に、通知間隔を短くして、通知先から停止の指令があるまで繰り返し通知してよい。また、通知部133は、例えば評価が「リスクが大きい」である場合に、警報ランプ及び警報スピーカを併用するアラームを実行させてよい。通知部133は、例えば評価が「リスクが中程度」である場合に、通知間隔を例えば30分に1回程度に長くしてよい。また、通知部133は、例えば評価が「リスクが中程度」である場合に、警報ランプのみによるアラームを実行させてよい。また、通知部133は、警報スピーカから発せられるアラームの内容を、評価に応じて変化させてよい。
図5は、本実施形態に係るタイヤ管理装置10が実行するタイヤ管理方法を例示するフローチャートである。
情報取得部131は、装着位置情報と、装着タイヤ情報と、を取得する(ステップS1)。そして、判定部132は、装着タイヤ情報に基づいて、タイヤ30の内圧異常を判定する。
判定部132は、タイヤ30の内圧の減圧速度を計算する(ステップS2)。ここで、判定部132による内圧の減圧速度の計算は、内圧異常が有ると判定する場合に限らず実行されてよい。例えば、タイヤ30の内圧が所定の閾値を下回る前であっても、タイヤ30の内圧の減圧速度が高い状態などを検知することが可能になる。
判定部132が減圧速度による内圧異常の程度の分類がパンクであると判定した場合には(ステップS3のYes)、通知部133は、内圧異常が有ると判定されたタイヤ30の装着位置及び内圧異常の判定結果を通知先に出力する(ステップS4)。ここで、内圧異常の判定結果は「パンク」との分類である。このとき、車両20は運行継続のリスクが大きく、停車してロードサービスを呼ぶことが好ましい。
通知部133は、運行管理装置60の管理者によって、最終的な車両20の運行の継続又は停止が決定されるまで出力を継続する(ステップS5のNo)。
通知部133は、運行管理装置60の管理者によって決定がされると(ステップS5のYes)、車両20に対する出力を停止する(ステップS6)。運行記録計80のインタフェース部82が運転者にアラームを発する場合、運転者がアラームを停止できるように、運行記録計80が出力停止指示部を備えてよい。
判定部132が減圧速度による内圧異常の程度の分類がパンクでないと判定した場合には(ステップS3のNo)、ステップS7の処理が実行される。
判定部132が減圧速度による内圧異常の程度の分類がスローリークであると判定した場合には(ステップS7のYes)、リスク評価部134は異常タイヤが複輪の1つであるかに基づいてリスク評価を行う(ステップS8)。
異常タイヤが複輪の1つである場合に(ステップS8のYes)、リスク評価部134はリスクを中程度と評価する。車両20が運行を継続する可能性があるため、通知部133は、メンテナンス事業者に対して、内圧異常のタイヤ30を直ちに交換できるように、車両20の到着前に必要な情報を通知する(ステップS9)。ここで、必要な情報は、異常タイヤの装着位置情報、装着タイヤ情報、車両20の識別子、車両20のGPS等の位置情報、車両管理者情報、荷重情報及び到着予定時刻の少なくとも1つを含んでよい。装着タイヤ情報は、タイヤ30のタイヤサイズ、タイヤ種などを含んでよい。
ステップS9の後に、又は、異常タイヤが複輪の1つでない場合に(ステップS8のNo)、通知部133は、内圧異常が有ると判定されたタイヤ30の装着位置及び内圧異常の判定結果を通知先に出力する(ステップS4)。ここで、内圧異常の判定結果は「スローリーク」との分類である。そして、上記に説明したように、ステップS5及びステップS6の処理が実行される。
また、判定部132が減圧速度による内圧異常の程度の分類がスローリークでないと判定した場合に(ステップS7のNo)、すなわち、内圧異常の程度の分類が自然減圧の場合に、通知などが行われずに一連の処理が終了する。別の例として、内圧異常の程度の分類が自然減圧であっても、ステップS4からステップS6の処理が実行されてよい。運行管理装置60の管理者との情報共有は、タイヤ管理装置10が特定のウェブサイトを通知先とし、管理者が当該ウェブサイトにアクセスすることによって行われてよい。この場合に、運行管理装置60の管理者は、異常が起きていなくても情報を得ることができ、各車両の状況(異常がないことを含む)を確認できる。
以上のように、本実施形態に係るタイヤ管理装置10及びタイヤ管理方法は、上記の構成によって、車両運行の継続可否を判断しやすいようにタイヤの内圧異常を通知できる。
本開示の実施形態について、諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形又は修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部又は各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部又はステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本開示に係る実施形態は装置が備えるプロセッサにより実行されるプログラム又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものである。本開示の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
1 タイヤ管理システム
10 タイヤ管理装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
20 車両
30 タイヤ
40 ネットワーク
60 運行管理装置
70 検出装置
80 運行記録計
81 出力部
82 インタフェース部
131 情報取得部
132 判定部
133 通知部
134 リスク評価部

Claims (6)

  1. 車両におけるタイヤの装着位置を示す装着位置情報及び内圧を含む前記タイヤの状態に関する情報である装着タイヤ情報を取得する情報取得部と、
    前記装着タイヤ情報に基づいて、前記タイヤの内圧異常を判定する判定部と、
    内圧異常が有ると判定された前記タイヤの装着位置及び内圧異常の判定結果を通知先に出力する通知部と、を備える、タイヤ管理装置。
  2. 前記判定部は、前記タイヤの内圧の値、又は、前記タイヤの内圧の値及び減圧速度に基づいて、前記タイヤの内圧異常の程度を判定する、請求項1に記載のタイヤ管理装置。
  3. 内圧異常が有ると判定された前記タイヤの装着位置及び内圧異常の判定結果に基づいて、前記車両の継続走行のリスクについての評価を行うリスク評価部を備え、
    前記通知部は、前記評価を出力する、請求項1又は2に記載のタイヤ管理装置。
  4. 前記通知先は、前記車両及び前記車両の運行を管理する運行管理装置を含み、
    前記通知部は、前記運行管理装置から前記タイヤの内圧異常に対する対応が決定されたことを示す信号を取得した場合に、前記車両に対する出力を停止する、請求項1から3のいずれか一項に記載のタイヤ管理装置。
  5. タイヤ管理装置に、
    車両におけるタイヤの装着位置を示す装着位置情報及び内圧を含む前記タイヤの状態に関する情報である装着タイヤ情報を取得することと、
    前記装着タイヤ情報に基づいて、前記タイヤの内圧異常を判定することと、
    内圧異常が有ると判定された前記タイヤの装着位置及び内圧異常の判定結果を通知先に出力することと、を実行させる、プログラム。
  6. タイヤ管理装置が実行するタイヤ管理方法であって、
    車両におけるタイヤの装着位置を示す装着位置情報及び内圧を含む前記タイヤの状態に関する情報である装着タイヤ情報を取得することと、
    前記装着タイヤ情報に基づいて、前記タイヤの内圧異常を判定することと、
    内圧異常が有ると判定された前記タイヤの装着位置及び内圧異常の判定結果を通知先に出力することと、を含む、タイヤ管理方法。
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