JP2023069362A - 斜め掛け補正機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、毎日のように利用するカレンダー等の壁掛け綴り具のメモ書きを、日付の枠の中に綺麗に書くことができ、皆が気持ちよく利用できるカレンダー等の壁掛け綴り具を提供することを課題とするものである。【解決手段】本発明は、壁掛け用斜め掛け補正機構1は、冊子状物の上辺綴じ部に設けられる壁掛け用斜め掛け補正機構であって、壁に配置される壁掛け係止部材を支点とし、該支点の保持位置を変更可能にした支点保持部により、前記冊子状物の横方向が水平となる水平掛けのみならず、横方向が斜めに傾いた斜め掛けを可能とし、筆記の際の文字の傾斜を補正できる構成を採用した。【選択図】図1

Description

本発明は、皆がよく利用するカレンダー等の壁掛け綴り具に、壁にかけた状態で綺麗に書き込みができるようにするための技術に関し、詳しくは、枠内に記入する時に右利きの人は右に、左利きの人は左に傾ける等自由に配置することが可能であり、斜め書き癖のある人でも、配置角度を補正することにより、枠に沿った綺麗な書き込みがし易くなる、壁掛け用綴り具の補正機構技術に関するものである。
海外では、ノートは斜めに配置して書くのが主流である。日本においても机の上のノートを斜めにして書く人は多いといえる。ノートを斜めにして書くのには理由があり、右利きの人なら、右肘を軸に右腕をなるべく動かさずに文字を書いたほうが書きやすく、また、視線移動も少ないので疲れにくくなるといえる。従って、紙を書きやすい角度に傾けて配置することにより、ノートに対して「自然」に文字のならびを水平に書くことができる。その結果、手首や肘に負担がかからず、ストレスも軽減される。そんな現状に鑑みて、斜めに書く人のための「まっすぐノート」などが販売されている。前記「まっすぐノート」はノートに斜めの線が予め引いてあり線に沿って斜めに書いていくノートである。
しかしながら、係る「まっすぐノート」は、ノート自体の線が斜めである。紙を斜めにして書く人でも、読むときにはそのノートはまっすぐにして読んでおり、「まっすぐノート」においては、読み返すときは斜めに書かれた文字を読むこととなり、不便なものであるといえる。また、通常のノートの場合は、斜め書き癖のある人でも、机の上に斜めに置くようにすれば書きやすくなり、問題が解決することとなるが、冊子状物の中でもメモ書きを机の上でするものばかりではない。特に、カレンダーなどでは壁掛けが多く、壁掛けの構成としては、綴じ部の中心に係止孔が一か所設けられているものが殆どである。従って、壁掛け用であっても斜めにすることは可能であるが、その状態を押さえておかないと綴じ部や全体の重みにより左右のバランスが調整され縦横が正方状態に戻ってしまう。そこで、従来のカレンダー等にメモ等を書き込む場合、枠を無視して斜めに書いてしまったり、書きにくいのを我慢して記載しなければならず、傾けて記載する場合でも、片手でそれを戻らないように抑えたまま他方の手で書き込まなければならない。従って、電話の応対記録を書き込む際などでは片手で電話を持ちながらカレンダー等を斜めに押さえて書き込み動作をすることは困難である。
なお、壁掛け式のカレンダーは、休日や年中行事を知らせるものとして日常生活の必需品となっており、また、その機能性、装飾性、宣伝性の三大要素をもとにさまざまに表現され、情報化社会の知的媒体となっており、年末贈答用のほかにも大量に使用されている。中でも、機能性の面から日付ごとの余白にメモ書き等がしやすいように工夫されたものが多い。しかしながら、壁掛け綴具等のカレンダーにおいて、斜め書きを補正できる機構技術を備えたものは皆無といえる。
そこで、上記の問題に鑑み、従来からも種々の技術が提案されてきた。例えば、発明の名称を「カレンダー用の吊り下げ金具」とする技術が開示され、公知技術となっている。具体的には「本発明は、天綴じ金具を用いない壁掛けカレンダー用の、再利用可能な吊下げ金具に関するものである。」を課題とし、その解決手段は、「ボルト状又はナット状の複数個の突起部を前面に設けて、壁掛け孔を有する吊下げ片を上辺の中央に設けた、板状の金属製の吊下げ部材と、前記の複数個の突起部が後面から前面に貫通する、複数個の貫通孔を設けた、板状の押え部材と、前記の複数個の突起部を前面側から締付ける、ナット状又はボルト状の複数個の締付け部材と、で構成して、天綴じ金具を用いない壁掛けカレンダーの、天綴じ部を挟んで締付けて用いるカレンダー用の吊下げ金具。」とするものである。係る技術は、天綴じ部における金具を用いない壁掛けカレンダー用の再利用可能な吊り下げ金具に関するものである点で、天綴じ部に特徴があるものといえる。しかしながら、その特徴は、斜め書きを可能とするものではなく、吊り下げ片には通常の丸孔が空いているに過ぎない。従って、壁掛け状態において、斜め書きに対応する配置を取ることができず、本件発明の課題を解決するものではないといえる。
また、発明の名称を「カレンダー」とする技術が開示され、公知技術となっている。具体的には「暦と相関させた状態で紙面を保管することができるカレンダーを提供する。」ことを課題とし、その解決手段は、「カレンダーは、1セット12枚の矩形の台紙を上端部分で留め金具で綴じた冊子状のカレンダーである。台紙は矩形で縦長の形状であり、中央やや下寄りの位置で横方向に直線状のミシン目が入れられている。ミシン目の上の固定端側aにはスケジュール表などを保管することができる収納部が透明シートの内側に設けられており、下の暦表示部には一箇月分の暦が印刷されている。台紙はミシン目の箇所で上下二つの領域に分割することができ、二分割した場合、固定端側はそのまま留め金具で綴じられた状態を維持し、自由端側はカレンダーから離脱される。」というものである。しかし、係る技術は、一般的なカレンダーにスケジュール表などを保管することができる収容部を有することが特徴であって、壁掛け状態において、斜め書きに対応する配置を取ることができず、本件発明の課題を解決するものではないといえる。
また、発明の名称を発明の名称を発明の名称を「綴じ合わせ紙」とする技術が開示され、公知技術となっている。具体的には「紙を引っ張って剥ぎ取る場合に、従来の挿通孔に割りピンを通しただけでの構造では、割りピンが引っかかる挿通孔の上縁から紙の上縁にわたり略三角形状で紙片が破り取られてホルダ側に残り、ホルダから不体裁にはみ出したり、あるいは、床上に散らばって落ちて始末が悪い欠点があった。紙片がのこらないようにすることが考えられるが、このようにすると、挿通孔の上の部分の強度が弱くなって、必要無いときでも簡単に破れてしまうおそれがあるといった問題を回避する」ことを課題とし、その解決手段は、「多数枚重ね合わせた紙の一縁辺から一定寸法内方に入った位置に、互いに離間した2個の挿通孔に前記縁辺に沿って形成し、該両挿通孔に夫々通し棒を挿通して前記縁辺の表裏両面に当てた綴合板に固定することにより紙を綴じ合わせるとともに、紙の前記両挿通孔の前記縁辺側の斜め外方位置に、該挿通孔との間に間隔をおき、かつ、前記緑辺に接近しまたは該縁辺に開口する剥取用補助孔を形成した」というものである。しかし、係る技術は、日めくりカレンダー等において、捲られる紙面の切り取り部が綺麗に剥ぎ取られるものであり、壁掛け状態において、斜め書きに対応する配置を取ることはできず、本件発明の課題を解決するものではないといえる。
特開平7-214944号 実用新案登録第3180026号 特開平4-83664号
本発明は、壁掛けされたカレンダー等へメモ書きをする際、メモ書きが斜めに傾き、その角度も個人差によって皆バラバラであり、整頓されないメモ書きの記載となってしまう。そこで、このような斜め書きを個人の癖に応じて角度を補正し、綺麗な記載ができるように修正できるカレンダー等の壁掛け綴り具の技術提供を課題とするものである。
本発明は、冊子状物の上辺綴じ部に設けられる壁掛け用斜め掛け補正機構であって、壁に配置される壁掛け係止部材を支点とし、該支点の保持位置を変更可能にした支点保持部により、前記冊子状物の横方向が水平となる水平掛けのみならず、横方向が斜めに傾いた斜め掛けを可能とし、筆記の際の文字の傾斜を補正できる構成を採用する。
また、本発明は、前記支点保持部が前記冊子状物の上辺綴じ部に平行な溝と、該溝から所定間隔で設けられる複数の段差部により形成される構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記支点保持部が前記冊子状物の上辺綴じ部に平行な溝と、該溝を介してスライドする摺動保持部による構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記支点保持部が前記冊子状物の上辺綴じ部と平行に設けられる複数の穴部を設ける構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記冊子状物が前記斜め掛け補正機構を備えたカレンダーとする構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記冊子状物が前記斜め掛け補正機構を備えたメモ用紙とする構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記冊子状物が前記斜め掛け補正機構を備えたバインダーとする構成を採用することもできる。
また、本発明は、前記冊子状物が前記斜め掛け補正機構を備えたホワイトボードとする構成を採用することもできる。
本発明に係る斜め掛け補正機構によれば、机上ではノートなどに記入する時に、自分の書きやすい角度に傾けることが可能だが、壁掛けの場合には自分が姿勢を傾けて書かねばならないという負担を強いる。そこで、本発明に係る斜め掛け補正機構を用いることにより、壁掛けの綴り具でもその位置を補正し、机上と同様の書きやすい角度となるように自由に補正することができるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る斜め掛け補正機構によれば、斜めに傾いてしまうその角度は個人個人それぞれの癖の程度によって異なるものであり、人によってはわずかに傾く人もいれば、相当傾ける人もいる。そこで、本発明に係る斜め掛け補正機構を用いることにより、補正する角度を人により自由に調整し、自分に合った角度に補正ができるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る斜め掛け補正機構によれば、左右どちらの角度にも斜めに傾けることができることから、右利き、左利き、右上がり、左上がりのどの様な方のメモ書きも自在に補正が可能であるというという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る斜め掛け補正機構によれば、好みの角度に傾けたまま手で押さえることをしなくても傾いた状態で安定させることができることから、片手で電話を取り、もう一方でペンを持ち、書きこむことができるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る斜め掛け補正機構によれば、傾けて書き込んだ後、係止部材の支点を支点保持部の中心に戻すことにより容易に縦横を垂直水平に復帰可能であるという優れた効果を発揮する。
また、本発明に係る斜め掛け補正機構によれば、クリップ等で挟んだハガキや広告の重みにより左右のバランスが崩れてしまう場合に、係止部材の支点を支点保持部の中心にずらすことにより、容易に縦横を垂直水平に補正できるという優れた効果を発揮する。
本発明に係る斜め掛け補正機構の基本構成を説明する基本構成説明図である。 本発明に係る斜め掛け補正機構の支点保持部の構成例を説明する構成例説明図である。 本発明に係る斜め掛け補正機構の斜め掛けを説明する実施構成説明図である。 本発明に係る斜め掛け補正機構の実施例を示した実施例説明図である。 本発明に係る斜め掛け補正機構の応用実施例を説明する応用実施例説明図である。
本発明は、冊子状物の上辺綴じ部に設けられる壁掛け用斜め掛け補正機構であって、壁に配置される壁掛け係止部材を支点とし、該支点の保持位置を変更可能にした支点保持部により、前記冊子状物の横方向が水平となる水平掛けのみならず、横方向が斜めに傾いた斜め掛けを可能とし、筆記の際の文字の傾斜を補正できることを最大の特徴とするものである。以下、図面に基づいて説明する。但し、係る図面に記載された形状や構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の創作として発揮する効果の得られる範囲内で変更可能である。
図1は、本発明に係る斜め掛け補正機構の基本構成を説明する基本構成説明図である。係る斜め掛け補正機構は、壁に配置される壁掛け係止部材を支点とし、該支点の保持位置を変更可能にした支点保持部により、前記冊子状物の横方向が水平となる水平掛けのみならず、斜めに傾けた斜め掛けを可能とし、筆記の際、各個人の癖等による文字の傾斜を補正できることを特徴とするものである。但し、冊子状物は、図1に示されたカレンダー2に限定されるものではなく、ノートや予定表など、種々のものが対象となる。
斜め掛け補正機構1は、冊子状物の上辺綴じ部に設けられる壁掛け用斜め掛け補正機構であって、壁に配置される壁掛け係止部材を支点とし、該支点の保持位置を変更可能にした支点保持部により、前記冊子状物の横方向が水平となる水平掛けのみならず、横方向が斜めに傾いた斜め掛けを可能とし、筆記の際の文字の傾斜を補正できるものである。
冊子状物10は、紙媒体の集合体であって、一辺が綴られた状態で綴じ込みがされている印刷物を意味している。例えば、カレンダー、予定表、日誌、メモ用紙等の複数枚が綴じ部により積層して結合された冊子である。但し、係る冊子状物10には、厳密には冊子状ではないものの、図5に示すようなホワイトボード、バインダーなどの掲示物を含むものとし、更に、図面には示していないが、黒板等にも利用可能である。
上辺綴じ部20は、冊子状物10の上辺が綴じ込み状態になっている部分であり、一般的に「のど」と呼ばれる部分である。本発明に係る、斜め掛け補正機構1を有するノート等では、係止部材30を係止するための支点保持部40を備える部分となる。
係止部材30は、壁に突起状物を備えさせるための壁掛けフックであり、上辺綴じ部20に設けられる支点保持部40に突起物のフックを引っ掛けるようにして、冊子状物10を壁に係止するための部材のことである。なお、係止部材30は、壁に針部材を押し込む画鋲タイプや、両面テープ、マグネットタイプ、あるいは接着剤等で壁に固定されるなど、多様なものが存在するが、これらに限定されるものではない。
図2は、本発明に係る斜め掛け補正機構の支点保持部の構成例を説明する構成例説明図であり、図2(a)は、斜め掛け補正機構の支点保持部が丸みを帯びた引っ掛け部が等間隔で断続的に設けられている形状の構成例を示しており、図2(b)は、斜め掛け補正機構の支点保持部が三角の連続した溝の形状である構成例を示しており、図2(c)は、斜め掛け補正機構の支点保持部が等間隔の丸孔で断続的に配置された構成例を示しており、図2(d)は、斜め掛け補正機構の支点保持部が溝50にスライダー70を配置し、溝上を左右にスライドする構成例を示している。
支点保持部40は、冊子状物10をメモ書きがしやすいように、支点を変えて水平や斜めに傾けるための部分である。図2(a)から図2(d)に各構成例について示す。基本的には係止部材30を係止する位置を変更できるものであり、冊子状物10の左右のバランスを調整するためのものである。なお、傾斜角の微調整するための微調整機構を設けることも好適である。係る微調整機構は重りを左右にスライドするものや、クリップ等の重量物を挟み込むような構成の物でよい。
溝50は、支点保持部40において、冊子状物10を係止部材30にかける際に、横方向に支点を移動させるための溝である。係る溝50を設ける構成を採用した場合は冊子状物10を係止部材30から外さなくても支点の位置を補正できるようにするものである。
段差部60は、支点保持部40において、冊子状物10を係止部材30にかける際に、支点を変えて配置させるためのものである。断続的又は連続的に配置され、図2(a)に示すような丸みを帯びた突き出し状に形成された段差や、図2(b)に示すような三角溝に形成された段差により、これに引っ掛けるようにして係止部材30の位置を保持するものである。なお、係る段差部60のうち、中心に位置する段差部60に中央印90を付けるなどして、縦横が垂直・水平に戻る基準を示しておくと好適である。
摺動保持部70は、支点保持部40において、冊子状物10を係止部材30にかける際に支点を自在に変えることを可能とするものであり、該摺動保持部70は溝50を自在にスライドするとともに、所望する位置で溝50を掴んで保持するものである。
穴部80は、支点保持部40において、冊子状物10を係止部材30にかける際に横方向に複数連続して設けた穴を利用し、支点を変えて配置させるためのものである。
中央印90は、支点保持部40における左右方向の中心を示す印である。カレンダー2やメモ用紙などが左右方向での重量バランスをとり、冊子状物10の縦横が垂直・水平に戻る基準を示すものである。
図3は、本発明に係る斜め掛け補正機構の斜め掛けを説明する実施構成説明図であり、図3(a)は、壁等に配置したカレンダー2が縦横に正方の向きである例を示している。図3(b)は、斜め掛け補正機構の支点保持部40を利用して壁等にカレンダー2を斜めに配置した例を示している。
傾斜角θは、利用者それぞれの癖に応じて適宜調整される傾斜角度であり、斜め書き癖の強い人は傾斜角θが大きくなる。なお、傾斜角θは左右何れの方向に傾けてもよい。
図4は、本発明に係る斜め掛け補正機構の実施例を示した実施例説明図である。図4(a)は、壁等に配置したカレンダー2が縦横に正方の向きである状態で、右上がりに書く癖のある人がメモ書きをした例を示しており、図4(b)は、壁等にカレンダー2を斜め掛け補正機構1の支点保持部40を利用して斜めに配置した状態で、右上がりに書く癖のある人がメモ書きをした例を示している。図4(c)は、壁等にカレンダー2を斜め掛け補正機構1の支点保持部40を利用して斜めに配置した状態で、右上がりに書く癖のある人がメモ書きをした後に、壁等に配置したカレンダー2の縦横を垂直・水平の向きとなる状態に戻した例を示している。図4(a)に示した状態では、用紙に対して文章は右上がりに傾いており、スペースを有効に使えておらず見た目も綺麗に整理されていない。これに対し、図4(b)では記載者の癖に応じて傾斜させた状態で記載されており、図4(c)では、傾斜させた状態から元の配置に戻すと綺麗に縦横との関係でバランスよく記載されている。
図5は、本発明に係る斜め掛け補正機構の応用実施例を説明する応用実施例説明図であり、図5(a)は、本発明に係る斜め掛け補正機構1を利用したカレンダー2を示し、図5(b)は、本発明に係る斜め掛け補正機構1を利用した冊子状のメモ用紙3を示し、図5(c)は、本発明に係る斜め掛け補正機構1を利用したバインダー4を示し、図5(b)は、本発明に係る斜め掛け補正機構1を利用したホワイトボード5を示している。なお、図5(a)の支点保持部40は、図2(a)で示した溝50と段差部60から成り、図5(b)の支点保持部40は、図2(b)で示した溝50と段差部60から成り、図5(c)の支点保持部40には、図2(c)で示した複数の穴部80が設けられる構成を示し、図5(d)の支点保持部40には、図2(d)で示した溝50と該溝50をスライドする摺動保持部70が設けられる構成を示している。このようなバインダー4やホワイトボード5などは冊子状物10といい難い面もあるが、上辺に壁掛け用斜め掛け補正機構1を利用することによって、カレンダー2等の冊子状物と同様の効果を得ることが可能となる。特にホワイトボード5では、マグネットやマグネットシートを用いることが多く、バランスを取れないことがある。例えば左側の辺に沢山のマグネットを磁着させている場合、その重みで左下がりとなる。このような場合には係止部材30を受ける支点保持部40の位置をやや左側へ補正することによってバランスが保たれ縦横が垂直・水平となるようにできる。
本発明に係る斜め掛け補正機構によれば、日常多くの人が使用するカレンダーをはじめ壁掛け用に使用する綴り具を自在な角度で斜めにすることにより日付の枠にきちんとメモ書きをすることが可能となり、皆気持ちよく使用することができることから、産業上利用可能性は高いと思慮されるものである。
1 壁掛け用斜め掛け補正機構
2 カレンダー
3 メモ用紙
4 バインダー
5 ホワイトボード
10 冊子状物
20 上辺綴じ部であって、
30 係止部材
40 支点保持部
50 溝
60 段差部
70 摺動保持部
80 穴部
90 中央印
θ 傾斜角

Claims (8)

  1. 冊子状物(10)の上辺綴じ部(20)に設けられる壁掛け用斜め掛け補正機構(1)であって、
    壁に配置される壁掛け係止部材(30)を支点とし、該支点の保持位置を変更可能にした支点保持部(40)により、前記冊子状物(10)の横方向が水平となる水平掛けのみならず、横方向が斜めに傾いた斜め掛けを可能とし、筆記の際の文字の傾斜を補正できることを特徴とする斜め掛け補正機構(1)。
  2. 前記支点保持部(40)が前記冊子状物(10)の上辺綴じ部(20)に平行な溝(50)と、該溝(50)から所定間隔で設けられる複数の段差部(60)により形成されることを特徴とする請求項1に記載の斜め掛け補正機構(1)。
  3. 前記支点保持部(40)が前記冊子状物(10)の上辺綴じ部(20)に平行な溝(50)と、該溝(50)を介してスライドする摺動保持部(70)により構成されることを特徴とする請求項1に記載の斜め掛け補正機構(1)。
  4. 前記支点保持部(40)が前記冊子状物(10)の上辺綴じ部(20)と平行に設けられる複数の穴部(80)で構成されることを特徴とする請求項1に記載の斜め掛け補正機構(1)。
  5. 前記冊子状物(10)が請求項1から請求項4の何れかに記載の斜め掛け補正機構(1)を備えたことを特徴とするカレンダー(2)。
  6. 前記冊子状物(10)が請求項1から請求項4の何れかに記載の斜め掛け補正機構(1)を備えたことを特徴とするメモ用紙(3)。
  7. 前記冊子状物(10)が請求項1から請求項4の何れかに記載の斜め掛け補正機構(1)を備えたことを特徴とするバインダー(4)。
  8. 前記冊子状物(10)が請求項1から請求項4の何れかに記載の斜め掛け補正機構(1)を備えたことを特徴とするホワイトボード(5)。




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