JP2023066765A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】熱交換器の洗浄作業を容易に行える空気調和機を提供する。【解決手段】送風機12と、送風機12により前後方向に生成される空気流が通過する一方の空気流通面35および他方の空気流通面36を有する熱交換器11と、熱交換器11より下側に配置されて、熱交換器11で発生した結露水を受けるドレンパン13、送風機12、熱交換器11およびドレンパン13を収容する筺体10と、を備え、筺体10の左側板19には熱交換器11を洗浄するための左側開口部25が形成されている空気調和機。【選択図】図7
Description
本発明は、空気調和機に関する。
特許文献1には、室内の冷暖房に使用される空気調和機として、天井埋込型の室内機が開示されており、この天井埋込型の室内機は、熱交換器と、熱交換器で発生した水を受けるドレンパンと、熱交換器およびドレンパンを収容する筺体を備え、熱交換器は筺体内において傾斜して配置されている。そして、熱交換器、ドレンパンのメンテナンスを好適に行うために、室内機の筺体の側面には、熱交換器の下側傾斜面より下方に開口部が形成されている。
特許文献2には、室内の冷暖房に使用される空気調和機として、天井埋込ダクト型の室内機が開示されており、この天井埋込ダクト型の室内機は、熱交換器と、熱交換器で発生した水を受けるドレンパンと、熱交換器およびドレンパンを収容する筺体を備え、熱交換器は筺体内において傾斜して配置されている。また、熱交換器の側面にはヘッダ、分流器、膨張弁、温度センサなどのメンテナンス対象となるメンテナンス部品や配管が配置され、メンテナンス部品のメンテナンスを好適に行うために、筺体の側面の上方側に開口部が形成されている。
空気調和機は冷房運転を行うと、空気中の水分が熱交換器のフィンに結露水が発生するため、熱交換器に塵埃が付着しやすくなる。近年、室内空気の空気質を向上させる意識の高まりにより、熱交換器に付着した塵埃を除去するため定期的に熱交換器を洗浄することが求められている。
しかし、天井埋込型の室内機の熱交換器を洗浄する場合、通常、室内機を天井から外してから室内機の筺体の一部を外し、熱交換器を露出させて洗浄をしなければならず、洗浄作業が容易ではなかった。また、天井埋込型の室内機や天井埋込ダクトには、熱交換器の部品交換などのメンテナンスを行うために室内機の筺体の側面に開口部が形成されたものが知られているが、熱交換器の洗浄については考慮されておらず、依然として熱交換器の洗浄作業は容易ではないという課題があった。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、熱交換器の洗浄作業を容易に行える空気調和機を提供するものである。
本発明の一態様は、送風機と、送風機により生成される空気流が通過する一方の空気流通面および他方の空気流通面を有する熱交換器と、熱交換器より下側に配置されて、熱交換器で発生した結露水を受けるドレンパンと、送風機、熱交換器およびドレンパンを収容する筺体と、を備え、筺体の側壁には熱交換器を洗浄するための開口部が形成されている空気調和機である。
本発明によれば、熱交換器の洗浄作業を容易に行える空気調和機を提供するものである。
以下に、本発明に係る空気調和機の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施形態の空気調和機の取付状態を示す断面図である。図2は、本実施形態の空気調和機の全体斜視図である。図3は、本実施形態の空気調和機の内部を示す側面図である。図4は、本発明の実施形態に係る空気調和機の右側の側面図、図5は本発明の実施形態に係る空気調和機の左側の側面図である。
図1を参照して、空気調和機1について説明する。図1は本実施形態に係る空気調和機1の取付状態を断面図で示す。尚、図1に示される空気調和機1における方向を矢印で記した。空気調和機1は、室内2の天井板3の裏側である天井内空間4に配置されて使用される天井埋込ダクト型の室内機である。空気調和機1は、箱型の筺体10を備える。筺体10の内部は仕切板30によって前後方向に仕切られ、前方側に熱交換器室31が、後方側に送風機室32が配置されている。熱交換器室31には熱交換器11とドレンパン13が収容され、送風機室32には送風機12が収容されている。尚、筺体10は、図1に示される矢印のように左側の面を前面または前方とし、右側の面を後面または後方とし、上側の面を上面または上方とし、下側の面を底面または下方とし、図1で視認される側の面を左側面または左方、反対側の面を右側面または右方として以下説明する。図3、5、7、8、9における方向も図1と同様である。
空気調和機1は、天井躯体に吊りボルト5によって吊り下げられている。また、空気調和機1の後面には室内2の空気を取り込むための吸込ダクト6が接続され、空気調和機1の前面には熱交換した空気を室内2に送り込むための吹出ダクト7が接続されている。図1に示した矢印は空気の流れを示す。
図2は、空気調和機1を上方から見た全体斜視図である。尚、図2に示される空気調和機1の筺体10における方向を矢印で記した。図2において、見えている三方の面の内、左側の面を左側面または左方、左側の面の反対側の面であって図2では見えていない面を右側面または右方とし、見えている三方の面の内、右側の面を後面または後方とし、後面の反対側の面であって図2では見えていない面を前面または前方とし、見えている三方の面の内、上側の面を上面または上方とし、上面の反対側の面であって図2では見えていない面を底面または下方として以下説明する。筺体10は箱型に形成され、矩形状である上面を形成する天板15及び下面を形成する底板16と、前面を形成する前面板17及び後面を形成する後面板18と、左側面を形成する左側板19及び右側面を形成する右側板20とを有している。後面板18には、吸込ダクト6が接続される吸込口21が形成されている。前面板17には、図示されていないが、吹出ダクトが接続される吹出口22が形成されている。尚、左側板19、右側板20が本実施形態における側壁である。図2では破線で示されているが、左側板19には左側開口部25が形成され、左側開口部25を塞ぐための左側開口蓋26が図示しないねじにより脱着可能に左側板19に取り付けられている。同様に、右側板20には右側開口部27が形成され、また、右側開口部27を塞ぐための右側開口蓋28が図示しないねじにより脱着可能に右側板20に取り付けられている。左側開口部25、右側開口部27は、熱交換器11の洗浄やメンテナンスを要するメンテナンス部品のメンテナンスを行う際に使用される。尚、左側開口部25、右側開口部27は本実施形態における開口部である。
次に、図3を用いて、空気調和機1の内部構造について説明する。図3における矢印は筺体10の後面から前面に向けて生成される空気流の方向を示す。筺体10の内部は、前後方向の中間に位置する仕切板30によって仕切られ、前方側に熱交換器室31が、後方側に送風機室32が配置されている。熱交換器室31には、熱交換器11と熱交換器の11の下側に位置するドレンパン13が配置されている。ドレンパン13は、熱交換器11で発生した結露水を受ける凹状の受け皿14を有している。また、受け皿14は溜まった結露水等を排出するためのドレン孔50を備えている。ドレン孔50は図示されない栓で閉じられている。
熱交換器11は直方体状に形成されており、具体的には、前方側の端面である一方の端面37および後方側の端面である他方の端面38、空気流が通過する後方側の空気流通面である一方の空気流通面35および空気流が通過する前方側の空気流通面である他方の空気流通面36、筺体10の左側板19および右側板20の内面にそれぞれ対向する左側側面39および右側側面40(図6参照)を備えている。本実施形態では一方の空気流通面35が空気流の流入側であり、他方の空気流通面36が空気流の流出側である。熱交換器11は、一方の端面37が他方の端面38より高くなるようにドレンパン13に対して傾斜して配置され、一方の空気流通面35が斜めに配置された熱交換器11の上面となり、他方の空気流通面36が下面となる。尚、左側側面39および右側側面40は本実施形態における側面である。
送風機室32には、送風機12が配置されている。送風機12は送風機吸込口61および送風機吹出口62を備え、送風機12の動作により前後方向に空気流が生成される。送風機12が動作することにより、吸込ダクト6を介して室内の空気を送風機吸込口61から吸い込み、送風機吹出口62から吹き出す。送風機吹出口62は仕切板30に設けられた開口に接続され、熱交換器室31へ空気を送る。送風機12により生成された空気流は熱交換器11を通過し、熱交換器11を通過した空気流は吹出ダクト7を介して室内2に送られる。空気流は熱交換器11を通過する際に、熱交換器11を流れる冷媒と熱交換する。
図3では、筺体10における右側板20の内周面が見えている。図3に示すように、筺体10の左側板19または右側板20から見たとき、右側板20に形成された右側開口部27は熱交換器11の上方側に配置されている。また、筺体10の左側板19または右側板20から見たとき、ドレンパン13の受け皿14は熱交換器11の下方側に配置されている。図3には示されていないが、左側板19に形成された左側開口部25も熱交換器11の上方側に配置されている。すなわち、左側開口部25および右側開口部27とドレンパン13の受け皿14とは、熱交換器11に対してお互いが反対側に位置するように配置されている。左側開口部25、右側開口部27は、熱交換器11の洗浄やメンテナンスを要するメンテナンス部品のメンテナンスを行う際に使用される。空気調和機1は冷房運転を行うと、熱交換器11のフィンに結露水が発生するため、熱交換器11に塵埃が付着しやすくなる。そのため、熱交換器11に付着した塵埃を除去するため定期的に熱交換器11を洗浄することが求められている。左側開口部25および右側開口部27が熱交換器11の上方側に配置されることにより、左側開口部25または右側開口部27から図示されない洗浄機のノズルを差し込み、洗浄機のノズルから熱交換器11の一方の空気流通面35に向かって水を吹き付けることで、熱交換器11を上方側から洗浄することができる。洗浄機のノズルから吹き付けられた水はドレンパン13の受け皿14で受け止めることができる。また、受け皿14にはドレン孔50が設けられているので受け皿14に溜まった洗浄水をドレン孔50を介して排水することができる。本実施形態では、熱交換器11が傾斜して配置されているため、左側開口部25および右側開口部27が熱交換器11の上方に配置され、ドレンパン13の受け皿14が熱交換器11の下方に配置されているが、左側板19または右側板20から見たとき、左側開口部25、右側開口部27が、熱交換器11の一方の空気流通面35側に配置され、少なくとも受け皿14の一部が、熱交換器11の他方の空気流通面36側に配置されていればよい。
図4は、筺体10の右側面であって、右側開口蓋28が取り付けられていない状態を示す側面図である。尚、図4に示される空気調和機1における方向を矢印で記した。尚、筺体10は、図4に示される矢印のように左側の面を後面または後方とし、右側の面を前面または前方とし、上側の面を上面または上方とし、下側の面を底面または下方とし、図1で視認される側の面を右側面または右方、反対側の面を左側面または左方として以下説明する。図4において、破線で示される部分は熱交換器11の右側側面40の形状である。筺体10の右側板20には、右側開口部27が熱交換器11より上方に位置し、右側開口部27の開口は台形状に形成されている。右側開口部27の開口を形成する辺は、右側板20から見たとき、熱交換器11側に位置する、すなわち、一方の空気流通面35に近い熱交換器側辺部55、熱交換器側辺部55の両端部から伸びて互いに平行な短辺部56と長辺部57、および、熱交換器側辺部55に対向して短辺部56と長辺部57とに接続する垂直辺部58を有する。熱交換器側辺部55は、一方の空気流通面35より上側でかつ一方の空気流通面35に沿って形成されている。右側開口部27が熱交換器11より上方に位置して、熱交換器側辺部55は、一方の空気流通面35より上方でかつ一方の空気流通面35に沿って形成されているため、筺体10の右側板20から見たとき、右側開口部27の開口に熱交換器11の右側側面40は視認されない位置に配置されている。そのため、右側開口部27からも洗浄機のノズルを差し込み熱交換器11を洗浄する際に、ノズルの差し込み方向に熱交換器11が存在しないため熱交換器11が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
図5は、筺体10の左側面であって、左側開口蓋26が取り付けられていない状態を示す側面図である。図5において、破線で示される部分は熱交換器11の左側側面39の形状である。筺体10の左側板19には、左側開口部25が熱交換器11より上方に位置し、左側開口部25の開口は台形状に形成されている。左側開口部25の開口を形成する台形状の4辺のうちの1辺は、左側板19から見たとき、熱交換器11側に位置する辺、すなわち、一方の空気流通面35に最も近い辺である熱交換器側辺部55である。左側開口部25の他の辺は、熱交換器側辺部55の両端部から一方の空気流通面35とは反対方向側に向かって伸びる互いに平行な短辺部56および長辺部57である。また、残りの一辺は、熱交換器側辺部55に対向して短辺部56と長辺部57とに接続する垂直辺部58である。熱交換器側辺部55は、一方の空気流通面35より上側でかつ一方の空気流通面35に沿って形成されている。左側開口部25が熱交換器11より上方に位置して、熱交換器側辺部55は、一方の空気流通面35より上方でかつ一方の空気流通面35に沿って形成されているため、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口に熱交換器11の左側側面39は視認されない位置に配置されている。空気調和機は冷房運転を行うと、熱交換器11のフィンに結露水が発生するため、熱交換器11に塵埃が付着しやすくなる。そのため、熱交換器11に付着した塵埃を除去するため定期的に熱交換器11を洗浄することが求められているが、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み熱交換器11を洗浄する際に、ノズルの差し込み方向に熱交換器11が存在しないため熱交換器11が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
次に、図6を用いて、空気調和機1の内部構造について説明する。図6は空気調和機1の内部を示す平面図であり、図6において上側が前方、下側が後方、左側が左方、右側が右方である。図6において、仕切板30(図3参照)を挟んで、空気調和機1の筺体10における上側が熱交換器室31であり、下側が送風機室32である。例えば本実施例の熱交換器11は、熱交換器室31の右側に偏って配置されている。熱交換器11の左側側面39と筺体10の左側板19の内周面である左側内周面23との間には所定の距離Wが設けられる。例えばこの距離Wは、右側側面40と右側板20の内周面である右側内周面24との間の距離より大きくなっている。熱交換器11の左側側面39と筐体10の左側板19の左側内周面23との間に所定の距離Wが設けられることにより、左側開口部25からの熱交換気の洗浄作業に好ましい空気調和機となる。熱交換器洗浄する洗浄機は、洗浄水を放出する洗浄ノズルを備える。この洗浄ノズルは、洗浄効率を高めるために、広範囲に洗浄水を放出するものがある。このような広範囲に洗浄水を放出する洗浄機を用いて熱交換器の側面付近を洗浄すると、一部の洗浄水が熱交換器11の左側側面39の位置から筺体10の左側板19の左側内周面23に向けて飛散することがある。このような場合も、洗浄機から噴出した水が、熱交換器11の左側側面39と筐体10の左側板19の左側内周面23との間に設けられた空間を通過できるようになる。これにより洗浄機の噴出部から噴出された洗浄水が、開口部から外に飛び出して筐体外が濡れてしまうことを防ぐ。
また、筐体10の左側板19には、図示しない室外機と空気調和機1を接続する図示しない接続配管の端部を接続するための接続配管結合部45が取り付けられている。熱交換器11の左側側面39と筺体10の左側板19の左側内周面23との間には、接続配管結合部45と熱交換器11との間を接続する内部接続配管52が配置されている。すなわち、内部接続配管52は、室外機からの接続配管と熱交換器11とを筐体10の内部で接続するための配管である。内部接続配管52の中間には、室外機から流入する冷媒を熱交換器11に分流するための分流器41、分流器41の流入口に接続される直線状の分流器側冷媒配管部42(図7、9参照)が接続されている。また、熱交換器11の左側側面39と筺体10の左側板19の左側内周面23との間には、熱交換器11を構成する冷媒配管の一部であって左側側面39に接続される連絡配管46およびU字管51が配置されている。U字管51には、冷媒の温度を測定するための温度センサ43(図7、9参照)が取付金具49(図7、9参照)を介して取り付けられている。また、接続配管結合部45と熱交換器11との間を接続する内部接続配管52には、室外機から流入した冷媒を膨張させる膨張弁44(図7、9参照)が接続されている。尚、分流器41、温度センサ43、膨張弁44はメンテナンスを要するメンテナンス部品である。
また、熱交換器11の左側側面39と筺体10の左側板19との間には、ドレンパン13の受け皿14に溜まった結露水を汲み出すドレンポンプ47と、受け皿14に溜まった結露水の水位を検出する結露水位計測手段としてのフロートスイッチ48が配置されている。ドレンポンプ47とフロートスイッチ48は左側開口部25を塞ぐ左側開口蓋26に取り付けられている。ドレンポンプ47とフロートスイッチ48が左側開口蓋26に取り付けられているため、左側開口蓋26を左側板19から外すと、熱交換器11の左側側面39と筺体10の左側板19との間にスペースが確保できるため、分流器41、温度センサ43、膨張弁44などの部品のメンテナンスが容易となる。
次に図7を用いて、左側開口部25、ドレンパン13、熱交換器11、内部接続配管52、分流器41、分流器41の流入口に接続する直線状の分流器側冷媒配管部42、連絡配管46、温度センサ43、および、膨張弁44の配置について説明する。図7は、熱交換器11が筺体10内にドレンパン13に対して傾斜して配置された状態における、熱交換器11の左側の側面を示す。図7において、二点鎖線は左側開口部25およびドレンパン13を示す。左側開口部25は、筺体10の左側板19から見たとき、熱交換器11の上方に配置され、左側開口部25を構成する台形状の4辺のうち、一方の空気流通面35に最も近い辺である熱交換器側辺部55は、一方の空気流通面35よりも上方であって、かつ、一方の空気流通面35に沿って配置されている。そのため、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口に熱交換器11の左側側面39は視認されない位置に配置されているので、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込んで熱交換器11を洗浄する際に、ノズルの差し込み方向に熱交換器11が存在しないため熱交換器11が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
分流器側冷媒配管部42はドレンパン13に対して垂直方向に分流器41に接続され、分流器41は熱交換器11の左側側面39に接続される。分流器41および分流器側冷媒配管部42は、筺体10の左側板19から見たとき、熱交換器11の一方の空気流通面35よりも下側である他方の空気流通面36側であって、一方の空気流通面35とドレンパン13との間に配置されている。そのため、分流器41および分流器側冷媒配管部42は、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口から視認されない位置に配置されているので、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み熱交換器11を洗浄する際に、ノズルの差し込み方向に分流器41および分流器側冷媒配管部42存在しないため、それらが邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
また、熱交換器11は、一方の端面37が他方の端面38より高くなるようにドレンパン13に対して傾斜して配置されているが、分流器41および分流器側冷媒配管部42は、熱交換器11の前後方向の中央より一方の端面37側に配置されている。すなわち、斜めに配置された熱交換器11の高い方の端部側に配置されている。分流器側冷媒配管部42から導かれた冷媒が分流器41によって複数の熱交配管に分岐されるが、直線状の分流器側冷媒配管部42は出来るだけ長い方が望ましい。これは、直前の配管の曲がりによる配管の断面方向の冷媒の偏りが、直線状の分流器側冷媒配管部42を通過することで解消されるためである。従って、分流器41および分流器側冷媒配管部42が、斜めに配置された熱交換器11の高い方の端部側である一方の端面37側に配置されることにより、分流器側冷媒配管部42を長くできる。
熱交換器11を構成する熱交配管の一部であって左側側面39に接続される連絡配管46は、筺体10の左側板19から見たとき、熱交換器11の一方の空気流通面35より上方で、かつ、熱交換器側辺部55より下方であって、一方の空気流通面35に沿って配置されている、すなわち、連絡配管46は熱交換器側辺部55に沿って配置されている。そのため、連絡配管46は、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口から視認されない位置に配置されているので、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み熱交換器11を洗浄する際に、ノズルの差し込み方向に連絡配管46が存在しないため、連絡配管46が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。尚、本実施形態では、連絡配管46は、熱交換器側辺部55より下方側に配置されているが、連絡配管46が熱交換器側辺部55に沿って配置されていれば、熱交換器側辺部55より上方側に配置されていても構わない。連絡配管46が熱交換器側辺部55に沿って配置されていれば、熱交換器側辺部55より上方側に配置されていても、熱交換器11を洗浄する際の邪魔にならないからである。
接続配管結合部45と熱交換器11との間を接続する内部接続配管52は、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25よりも下方であって、熱交換器11の一方の空気流通面35よりも下側である他方の空気流通面36側に配置されている。そのため、内部接続配管52は、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口から視認されない位置に配置されているので、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込んで熱交換器11を洗浄する際に、ノズルの差し込み方向に内部接続配管52が存在しないため、内部接続配管52が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
温度センサ43および膨張弁44は、筺体10の左側板19から見たとき、熱交換器側辺部55より下方、すなわち、左側開口部25よりも下方であって、熱交換器11の一方の空気流通面35よりも下側である他方の空気流通面36側に配置されている。そのため、温度センサ43および膨張弁44は、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口から視認されない位置に配置されているので、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込んで熱交換器11を洗浄する際に、ノズルの差し込み方向に温度センサ43が存在しないため、温度センサ43および膨張弁44が邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
また、温度センサ43および膨張弁44は、左側開口部25のいずれかの位置から視認した場合に、温度センサ43および膨張弁44が重ならない位置に配置されている。図7においてAで示す位置から筐体10の内部を見た場合、温度センサ43および膨張弁44は重なって見えない。すなわち、左側開口部25の特定の位置から視認したとき、温度センサ43および膨張弁44が重ならない位置に配置されていればよく、他の位置から視認したときに、温度センサ43および膨張弁44が重なった位置に配置されていても構わない。メンテナンスの際に、作業者が左側開口部25から筺体10の内部を見た時、温度センサ43および膨張弁44が重なる位置に配置されていると、膨張弁44の大きさは温度センサ43よりも大きいため、膨張弁44が温度センサ43より左側開口部25側に配置された場合、視覚的に温度センサ43が見えないため作業しにくい。しかし、本実施形態では、メンテナンスの際に、作業者が左側開口部25の特定の位置から筺体10の内部を見たとき、温度センサ43および膨張弁44が重ならない位置に配置されているので、メンテナンス作業の効率化を図ることができる。
また、図7において示す白抜き矢印は、温度センサ43を取付金具49から脱着する場合の取り外し方向を示すが、温度センサ43を取付金具49に取り付ける場合の取付け方向は、図7に示す白抜き矢印の反対方向である。図7に示すように、温度センサ43を取付金具49から脱着する場合の脱着方向は、左側開口部25側を向いている。そのため、温度センサ43が熱交換器側辺部55より下方側に配置されても、確実に左側開口部25の方向に向かって引き抜くことができ、温度センサ43を取付金具49からの容易に脱着することができる。
図5に示す左側開口部25における熱交換器側辺部55に直角な方向の最大高さをH、図6に示す熱交換器11の左側側面39と筺体10の左側板19の内周面との間の寸法をWとした場合、HとWの関係はW>Hである。通常、洗浄機のノズルから吹き出す洗浄水の角度は30°~45°が一般的であるが、W≧Hであるため、洗浄機のノズルから吹き出す洗浄水が左側開口部25を通って外部に吹き出してしまうことを抑制できる。
次に、本実施形態に係る空気調和機1の熱交換器11の洗浄作業について説明する。熱交換器11の洗浄作業は図示されない洗浄機を用いて行う。熱交換器11を洗浄する洗浄機は、洗浄水を放出する洗浄ノズルを備える。この洗浄ノズルは、洗浄効率を高めるために、広範囲に洗浄水を放出するものがある。まず、最初に、左側開口部25に取り付けられた左側開口蓋26または右側開口部27に取り付けられた右側開口蓋28を取り外す。以降において、左側開口部25からの洗浄作業について説明する。次に、左側開口部25から洗浄機の洗浄ノズルを差し込み、洗浄機のノズルから熱交換器11の一方の空気流通面35に向かって水を吹き付ける。洗浄機のノズルを一方の空気流通面35に沿って移動させて、一方の空気流通面35の全体に水を吹き付ける。吹き付けられた水は、熱交換器11の他方の空気流通面36側である下側に配置されたドレンパン13の受け皿14で受け止めることができる。
本実施形態では、左側開口部25を構成する辺である熱交換器側辺部55は、左側板19から見たとき、一方の空気流通面35に沿って形成されている。また、左側開口部25は、左側板19から見たとき、熱交換器11の左側側面39が視認されないように配置されている。さらに、分流器41、温度センサ43、膨張弁44などの部品は、左側板19から見たとき、左側開口部25の開口から視認されないように配置されている。そのため、洗浄機のノズルを一方の空気流通面35に沿って移動させる際に、邪魔になるものがないため、容易に洗浄作業を行える。
次に、図8を用いて、他の実施形態として、熱交換器側辺部55の一部を凹ませて凹状に形成された凹部60を備えた左側開口部65について説明する。尚、他の実施形態における左側開口部65は、凹状に形成された凹部60を備えている以外は、図5に示された実施形態と同じであるので、共通する構成についは同一の符号を示す。図8は、筺体10の左側の側面であって、左側開口蓋26が取り付けられていない状態を示す側面図である。図8において、破線で示される部分は熱交換器11の左側側面39の形状である。筺体10の左側板19には左側開口部65が形成され、左側開口部65の後述する洗浄用開口部59が熱交換器11より上方に位置している。左側開口部65は、台形状に形成される洗浄用開口部59と、洗浄用開口部59を構成する辺の一部から凹状に形成される凹部60とを備えている。図8において、洗浄用開口部59を構成する辺の一部であって洗浄用開口部59と凹部60とが接する部分は二点鎖線で示す。左側開口部65は本実施形態における開口部である。
洗浄用開口部59の開口を形成する4辺のうちの1辺は、左側板19から見たとき、熱交換器11側に位置する辺、すなわち、一方の空気流通面35に最も近い辺である熱交換器側辺部55である。洗浄用開口部59の他の辺は、熱交換器側辺部55の両端部から一方の空気流通面35とは反対方向側に向かって伸びる互いに平行な短辺部56および長辺部57である。また、残りの一辺は、熱交換器側辺部55に対向して短辺部56と長辺部57とに接続する垂直辺部58である。熱交換器側辺部55は、一方の空気流通面35より上側でかつ一方の空気流通面35に沿って形成されている。そのため、左側開口部65の少なくとも一部である洗浄用開口部59は、筺体10の左側板19から見たとき、一方の空気流通面35側に配置される。また、洗浄用開口部59から熱交換器11の左側側面39は視認されない。
熱交換器側辺部55は、左側板19から見たとき、熱交換器11の左側側面39が視認できるように凹状に形成されている凹部60を有する。凹部60は三角状の凹状であって、熱交換器側辺部55の途中から短辺部56の間にかけて形成されている。凹部60は熱交換器側辺部55の途中から下方に向かって伸びる辺と短辺部56から延長線上に伸びる辺とで構成されている。そのため、左側開口部65の一部である凹部60は、筺体10の左側板19から見たとき、熱交換器11の左側側面39の一部を視認することができる。また、熱交換器側辺部55に凹部60を形成することによって左側開口部65の開口面積を増やすことができる。
本実施形態では、左側開口部65は凹部60を備えているため、ドレンポンプ47とフロートスイッチ48が取り付けられた左側開口蓋26を左側板19から取り外す際に容易に取り外すことが出来る。ドレンポンプやフロートスイッチが通る左側開口部65の開口面積が、凹部60を備えることにより、凹部60が無い場合の開口面積より広くなるためである。また、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部65の開口から熱交換器11の左側側面39の一部を視認することができるが、熱交換器側辺部55および熱交換器側辺部55の延長線よりも左側開口部65の開口側には、熱交換器11の左側側面39を視認することはできない。そのため、左側開口部65から洗浄機のノズルを差し込み、熱交換器11を洗浄する際に熱交換器11は邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
次に図9を用いて、他の実施形態である凹部60を備えた左側開口部65、ドレンパン13、熱交換器11、内部接続配管52、分流器41、分流器41の流入口に接続する直線状の分流器側冷媒配管部42、連絡配管46、温度センサ43、および、膨張弁44の配置について説明する。図9は、熱交換器11が筺体10内にドレンパン13に対して傾斜して配置された状態における、熱交換器11の左側の側面を示す。本実施形態と同様に、図9において、二点鎖線は左側開口部25およびドレンパン13を示す。図8において説明したように、左側開口部65は、台形状に形成される洗浄用開口部59と、洗浄用開口部59を構成する辺の一部から凹状に形成される凹部60とを備えている。洗浄用開口部59は一方の空気流通面35側に配置され、洗浄用開口部59を形成する4辺のうち、一方の空気流通面35に最も近い熱交換器側辺部55は、筺体10の左側板19から見たとき、一方の空気流通面35よりも上方であって、かつ、一方の空気流通面35に沿って配置されている。そのため、左側開口部65の一部である洗浄用開口部59は、筺体10の左側板19から見たとき、一方の空気流通面35側に配置され、洗浄用開口部59から熱交換器11の左側側面39は視認されない。また、一方、他の実施形態では、熱交換器側辺部55は、左側板19から見たとき、熱交換器11の左側側面39が視認できるように凹状に形成された凹部60を備えている。つまり、熱交換器側辺部55は、熱交換器11の一方の空気流通面35から他方の空気流通面36側に向かって凹状に形成された凹部60を備えている。
熱交換器11を構成する熱交配管の一部であって左側側面39に接続される連絡配管46は、筺体10の左側板19から見たとき、熱交換器11の一方の空気流通面35より上方で、かつ、熱交換器側辺部55より下方であって、一方の空気流通面35に沿って配置されている、すなわち、連絡配管46は熱交換器側辺部55に沿って配置されている。熱交換器側辺部55は凹状に形成された凹部60を備えているため、連絡配管46の一部が、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部65の一部である凹部60の開口から視認することができるが、左側開口部65の一部である洗浄用開口部59の開口から、連絡配管46を視認することができない。そのため、左側開口部65から洗浄機のノズルを差し込み、洗浄機のノズルを一方の空気流通面35に沿って移動させる際に連絡配管46は邪魔にならず、熱交換器11を洗浄する際の影響は小さい。
内部接続配管52、分流器41、分流器41の流入口に接続する直線状の分流器側冷媒配管部42、温度センサ43、および、膨張弁44は、筺体10の左側板19から見たとき、凹部60を備えた左側開口部65の開口に露出しないため視認することができない。そのため、熱交換器11を洗浄する際に邪魔にならないので洗浄作業を効率よく行うことができる。
また、温度センサ43および膨張弁44は、左側開口部65のいずれかの位置から視認した場合に、温度センサ43および膨張弁44が重ならない位置に配置されている。図9においてBで示す位置から筐体10の内部を見た場合、温度センサ43および膨張弁44は重なって見えない。すなわち、左側開口部65の特定の位置から視認したとき、温度センサ43および膨張弁44が重ならない位置に配置されていればよく、他の位置から視認したときに、温度センサ43および膨張弁44が重なった位置に配置されていても構わない。メンテナンスの際に、作業者が左側開口部65から筺体10の内部を見た時、温度センサ43および膨張弁44が重なる位置に配置されていると、膨張弁44の大きさは温度センサ43よりも大きいため、膨張弁44が温度センサ43より左側開口部25側に配置された場合、視覚的に温度センサ43が見えないため作業しにくい。しかし、本実施形態では、メンテナンスの際に、作業者が左側開口部65の特定の位置から筺体10の内部を見た時、温度センサ43および膨張弁44が重ならない位置に配置されているので、メンテナンス作業の効率を図ることができる。
また、図9において示す矢印は、温度センサ43を取付金具49から脱着する場合の取り外し方向を示すが、温度センサ43を取付金具49に取り付ける場合の取付け方向は、図9に示す白抜き矢印の反対方向である。図9に示すように、温度センサ43を取付金具49から脱着する場合の脱着方向は、左側開口部65側を向いている。そのため、温度センサ43が熱交換器側辺部55より下方側に配置されても、冷媒配管が入り組みかつ視認できない方向ではなく、確実に左側開口部65の方向に向かって引き抜くことができ、温度センサ43を取付金具49からの容易に脱着することができる。
上記で示した実施形態では、熱交換器11は、一方の端面37が他方の端面38より高くなるようにドレンパン13に対して傾斜して配置された場合を示したが、例えば、図10に示すように熱交換器11がドレンパン13に対して垂直方向に配置された場合でも本発明は適用できる。図10に示すように、左側開口部25が、熱交換器11の空気流が通過する後方側の空気流通面である一方の空気流通面35側に配置され、少なくとも受け皿14の一部が、熱交換器11の空気流が通過する前方側の空気流通面である他方の空気流通面36側に配置されていればよい。すなわち、左側開口部25とドレンパン13の受け皿14の一部とが、熱交換器11に対してお互いが反対側に位置するように配置されていればよい。
また、図7では、温度センサ43は取付金具49を介して連絡配管46のU字管に取り付けられているが、ヘアピン管のU字の折り返し部に取りつけてもよい。
また、図11に示すように、二つの熱交換器11を有し、一方の熱交換器11が、一方の端面37が他方の端面38より高くなるようにドレンパン13に対して傾斜して配置され、他方の熱交換器11は一方の熱交換器11より上方で、一方の端面37が他方の端面38より低くなるようにドレンパン13に対して傾斜して配置されている場合であって、一方の熱交換器11の一方の空気流通面35よりも上方に左側開口部25が配置された場合でも本発明は適用できる。下側に配置された一方の熱交換器11と左側開口部25との配置は、図3に示された実施形態の熱交換器11と左側開口部25との配置と、実質、同じ配置だからである。
図11では図示を省略しているが、熱交換器11、内部接続配管52、分流器41、分流器41の流入口に接続する直線状の分流器側冷媒配管部42、連絡配管46、温度センサ43、膨張弁44は、筺体10の左側板19から見たとき、熱交換器11の一方の空気流通面35よりも他方の空気流通面36側に配置されている。このように配置されることにより、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み、洗浄機のノズルから熱交換器11の空気流通面に向かって水を吹き付けたとき、吹き付けた水をドレンパン13の受け皿14に効率よく溜めることができる。また、内部接続配管52、分流器41、分流器41の流入口に接続する直線状の分流器側冷媒配管部42、連絡配管46、温度センサ43、膨張弁44は、筺体10の左側板19から見たとき、左側開口部25の開口から視認されない位置に配置されているので、左側開口部25から洗浄機のノズルを差し込み熱交換器11を洗浄する際に、ノズルの差し込み方向に内部接続配管52、分流器41、分流器41の流入口に接続する直線状の分流器側冷媒配管部42、連絡配管46、温度センサ43、膨張弁44が存在しないため、それらが邪魔にならず、洗浄作業を効率よく行うことができる。
以上、限られた数の実施形態を参照しながら説明したが、権利範囲はそれらに限定されるものではなく、上記の開示に基づく実施形態の改変は、当業者にとって自明のことである。
1…空気調和機、10…筺体、11…熱交換器、12…送風機、13…ドレンパン、14…受け皿、15…天板、16…底板、17…前面板、18…後面板、19…左側板、20…右側板、21…吸込口、22…吹出口、23…左側内周面、24…右側内周面、25…左側開口部、26…左側開口蓋、27…右側開口部、28…右側開口蓋、30…仕切板、31…熱交換器室、32…送風機室、35…一方の空気流通面、36…他方の空気流通面、37…一方の端面、38…他方の端面、39…左側側面、40…右側側面、41…分流器、42…分流器側冷媒配管部、43…温度センサ、44…膨張弁、45…接続配管結合部、46…連絡配管、47…ドレンポンプ、48…フロートスイッチ、49…取付金具、50…ドレン孔、51…U字管、52…内部接続配管、55…熱交換器側辺部、56…短辺部、57…長辺部、58…垂直辺部、59…洗浄用開口部、60…凹部、61…送風機吸込口、62…送風機吹出口、65…左側開口部
Claims (11)
- 送風機と、前記送風機により生成される空気流が通過する一方の空気流通面および他方の空気流通面を有する熱交換器と、
前記熱交換器より下側に配置されて、前記熱交換器で発生した結露水を受けるドレンパンと、
前記送風機、前記熱交換器および前記ドレンパンを収容する筺体と、を備え、
前記筺体の側壁には前記熱交換器を洗浄するための開口部が形成されていることを特徴とする空気調和機。 - 前記開口部の少なくとも一部は、前記側壁から見たとき前記一方の空気流通面側に配置され、少なくとも前記ドレンパンの一部は、前記側壁から見たとき前記他方の空気流通面側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
- 前記開口部を構成する辺のうち、前記側壁から見たとき前記一方の空気流通面に近い熱交換器側辺部は、少なくとも一部が前記一方の前記空気流通面に沿って形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
- 前記側壁と前記熱交換器との間には所定の空間が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の空気調和機。
- 前記所定の空間は、前記熱交換器を洗浄する際に、洗浄機の水の噴出部から噴出される水が通過できる空間であることを特徴とする請求項4に記載の空気調和機。
- 前記開口部の少なくとも一部は、前記側壁から見たとき前記開口部の開口から前記熱交換器の側面が視認されないように配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の空気調和機。
- 前記開口部を構成する辺のうち、前記側壁から見たとき前記一方の空気流通面に近い熱交換器側辺部は、前記側壁から見たとき前記熱交換器の側面が視認できるように向かって凹状に形成された凹部を有することを特徴とする請求項6に記載の空気調和機。
- 前記開口部が形成された前記側壁と前記熱交換器の側面との間には部品が配置され、
前記部品は、前記側壁から見たとき前記開口部の開口から視認されないように配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の空気調和機。 - 前記ドレンパンに溜まった結露水を汲み出すドレンポンプと、
前記開口部を塞ぐ開口蓋と、を備え、
前記開口蓋には前記ドレンポンプが取り付けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の空気調和機。 - 前記ドレンパンに溜まった結露水の水位を検出する結露水位計測手段と、
前記開口部を塞ぐ開口蓋と、を備え、
前記開口蓋には前記結露水位計測手段が取り付けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の空気調和機。 - 前記熱交換器は前記ドレンパンに対して傾斜して配置されており、
前記開口部は、前記側壁から見たとき前記熱交換器の前記一方の空気流通面よりも上方に配置され、前記ドレンパンは、前記側壁から見たとき前記熱交換器の前記他方の空気流通面より下方に配置されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の空気調和機。
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2021
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