JP2023066609A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御部は、複数の加熱装置のうちの一の加熱装置が音声指令によって指定されていない場合において、一の加熱装置が指定されていると判断するに足りる特定情報を検出することができるように構成された特定情報検出手段を備え、特定情報検出手段が特定情報を検出した場合には、ウェイクワードと、複数の加熱装置のうちの一の加熱装置を指定する音声指令のいずれか一方、もしくは両方が省かれている場合にも、音声指令によって指令された動作内容を、特定情報によって指定されていると判断した一の加熱装置に実行させる。
【選択図】図6
Description
1)まず、ウェイクワード(例えば「ハローコンロ」など)で音声操作の開始を認識させた後、
2)いずれかの加熱装置の指定(操作部位指定)をするための音声指令(例えば「右コンロバーナ」など)を行い、その後に、
3)例えば、指定した加熱装置についての、点火や火力制御などの具体的な指令(例えば「点火」、「弱火」などの操作ワードによる音声指令)を行う
ことが必要で、上述の1)、2)および3)の段階を踏まなければ音声操作を行うことができなかった。
複数の加熱装置と、音声指令により前記複数の加熱装置を制御することができるように構成された制御部を備え、
前記制御部は、前記音声指令の開始を認識させるためのウェイクワードにより前記音声指令の開始を認識し、引き続いて前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置が前記音声指令により指定された後に、動作内容を指令する前記音声指令を検出したときに、前記音声指令により指令された動作内容となるように、指定された前記一の加熱装置を動作させるように構成されているとともに、
前記制御部は、前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置が前記音声指令によって指定されていない場合において、一の加熱装置が指定されていると判断するに足りる特定情報を検出することができるように構成された特定情報検出手段を備え、前記特定情報検出手段が前記特定情報を検出した場合には、前記ウェイクワードと、前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置を指定する音声指令のいずれか一方、もしくは両方が省かれている場合にも、前記音声指令によって指令された動作内容を、前記特定情報によって指定されていると判断した一の加熱装置に実行させるように構成されていること
を特徴としている。
(a)前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置だけが稼働している、
(b)前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置だけが、加熱開始動作実行後、所定時間内にある、
(c)前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置だけが、被調理物を収容した調理容器を所定の制御温度に制御しながら調理を行う温調制御が実行中で、かつ、前記調理容器の温度を検出するための調理容器温度センサの検出温度が、前記制御温度より所定温度幅以上に大きく低下した後の所定時間内にある、
(d)前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置だけが、当該加熱装置が備える調理容器検出装置によって、当該加熱装置により加熱されるべき調理容器の存在を検出した後、所定時間内にある、
という条件の少なくとも一つにあてはまる場合に、前記特定情報検出手段が特定情報を検出したと判断するように構成されていることが好ましい。
その結果、簡潔な音声操作が可能で、利便性の高い加熱調理器を提供することができる。
(a)複数の加熱装置のうちの一の加熱装置だけが稼働している、
(b)複数の加熱装置のうちの一の加熱装置だけが、加熱開始動作実行後、所定時間内にある、
(c)複数の加熱装置のうちの一の加熱装置だけが、被調理物を収容した調理容器を所定の制御温度に制御しながら調理を行う温調制御が実行中で、かつ、調理容器の温度を検出するための調理容器温度センサの検出温度が、制御温度より所定温度幅以上に大きく低下した後の所定時間内にある、
(d)複数の加熱装置のうちの一の加熱装置だけが、当該加熱装置が備える調理容器検出装置によって、当該加熱装置により加熱されるべき調理容器の存在を検出した後、所定時間内にある、
という条件の少なくとも一つにあてはまる場合に、特定情報検出手段が特定情報を検出したと判断するようにした場合、特定情報が検出されたかどうかについて、より確実な判断を行うことが可能になり、本発明をさらに実効あらしめることができる。
なお、加熱装置が備えるランプには、例えば運転状態を表示する運転ランプなどがある。
[実施形態]
この実施形態では、加熱調理器として、キッチンカウンタに形成したコンロ装着口に上方から挿入して組み付けることにより設置される、いわゆるビルトインタイプのグリル付のガスコンロを例にとって説明する。
本実施形態にかかるガスコンロは、図1、2、3に示すように、被加熱調理物(通常は被加熱調理物が収容される調理容器(図示せず))を加熱するための加熱装置(バーナ)として、3つのバーナ(コンロバーナ)1(標準バーナ1a、高火力バーナ1b、および小バーナ1c)を備えている。
図2に示すように、元ガス供給路(主ガス配管)11に元ガス電磁弁12(コンロバーナ1およびグリルバーナ2のいずれか一つを使用する場合には開弁状態を維持し、いずれも使用しない場合には閉弁状態を維持する元ガス閉止弁として機能している)が設けられており、元ガス供給路11は、標準バーナ用分岐路13a、高火力バーナ用分岐路13b、小バーナ用分岐路13c、グリルバーナ用分岐路13dに分岐している。
本実施形態にかかる加熱調理器(ガスコンロ)は、上述のように、加熱装置(バーナ)1、バーナ操作部(手動操作部)21(図1、図2、図3)、燃焼表示ランプL(L1~L5)から構成される火力表示手段23(図3)、コンロバーナ1の燃焼を制御する制御部(運転制御手段)(図2)50を備えている。
本発明において、特定情報検出手段は、
(a)複数の加熱装置1(1a、1b、1c)のうちの一の加熱装置だけが稼働している、
(b)複数の加熱装置1(1a、1b、1c)のうちの一の加熱装置だけが、加熱開始動作実行後(点火後)、所定時間内にある、
(c)複数の加熱装置1(1a、1b、1c)のうちの一の加熱装置だけが、被調理物を収容した調理容器を所定の制御温度に制御しながら調理を行う温調制御が実行中で、かつ、調理容器温度センサ9の検出温度が、制御温度より所定温度幅以上に大きく低下した後の所定時間内にある、
(d)複数の加熱装置1(1a、1b、1c)のうちの一の加熱装置だけが、当該加熱装置により加熱されるべき調理容器の存在を検出する調理容器検出装置(調理容器温度センサ)9が調理容器の存在を検出した後、所定時間内にある、
という条件の少なくとも一つにあてはまる場合に、一の加熱装置が指定されていると判断するに足りる特定情報を検出したと判断するように構成されている。
本実施形態にかかる加熱調理器(ガスコンロ)においては、特定情報検出手段が特定情報を検出しない場合、制御部50が、音声指令の開始を認識させるためのウェイクワードにより音声指令の開始を認識し、引き続いて複数の加熱装置1(1a、1b、1c)のうちの一の加熱装置が音声指令により指定された後に、動作内容を指令する音声指令を検出したときに、音声指令により指令された動作内容(例えば、所定の火力での加熱動作)となるように、指定された一の加熱装置を動作させるように構成されている。
本実施形態にかかる加熱調理器(ガスコンロ)は、制御部50が、複数の加熱装置1(1a、1b、1c)のうちの一の加熱装置が音声指令によって指定されていない場合において、特定情報検出手段が特定情報(一の加熱装置が指定されていると判断するに足りる情報)を検出した場合には、ウェイクワードと、複数の加熱装置1(1a、1b、1c)のうちの一の加熱装置を指定する音声指令のいずれか一方が省略されている場合はもちろん、両方が省略されている場合にも、省略された態様で発せられた音声指令によって指令された動作内容(例えば、「点火して!」、「火力を強火にして!」、「火力を1段下げて!」、「所定時間、所定温度での温調調理を行って!」などの動作内容)を、特定情報によって指定されていると判断した一の加熱装置に実行させるように構成されている。
a)電源スイッチ24がOFFの状態でもウェイクワードを含む通常の音声指令を受け付ける設定、
b)加熱調理器が動作中(例えば一以上の加熱装置が加熱実行中)である場合にのみ音声指令を受け付ける設定、
c)特定情報が検出されている場合にのみ、音声指令を受け付ける設定
などの複数の設定から所望の設定を選択することができるように構成してもよい。
1a 標準バーナ
1b 高火力バーナ
1c 小バーナ
2 グリルバーナ
2a 上側バーナ
2b、2c 下側バーナ
3 流量制御弁(ガス量調節弁)
4 グリル部
7 点火プラグ
8 熱電対
9 調理容器温度センサ(鍋底温度センサ)
10 五徳
11 元ガス供給路(主ガス配管)
12 元ガス電磁弁
13a 標準バーナ用分岐路
13b 高火力バーナ用分岐路
13c 小バーナ用分岐路
13d グリルバーナ用分岐路
19 位置センサ
21 バーナ操作部(手動操作手段)
21a 標準バーナ操作部
21b 高火力バーナ操作部
21c 小バーナ操作部
22 グリルバーナ操作部
23 火力表示手段
24 電源スイッチ
25 電源ランプ
50 制御部
51 集音マイク
52 スピーカ(報知手段)
L1~L5 燃焼表示ランプ
Claims (5)
- 複数の加熱装置と、音声指令により前記複数の加熱装置を制御することができるように構成された制御部を備え、
前記制御部は、前記音声指令の開始を認識させるためのウェイクワードにより前記音声指令の開始を認識し、引き続いて前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置が前記音声指令により指定された後に、動作内容を指令する前記音声指令を検出したときに、前記音声指令により指令された動作内容となるように、指定された前記一の加熱装置を動作させるように構成されているとともに、
前記制御部は、前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置が前記音声指令によって指定されていない場合において、一の加熱装置が指定されていると判断するに足りる特定情報を検出することができるように構成された特定情報検出手段を備え、前記特定情報検出手段が前記特定情報を検出した場合には、前記ウェイクワードと、前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置を指定する音声指令のいずれか一方、もしくは両方が省かれている場合にも、前記音声指令によって指令された動作内容を、前記特定情報によって指定されていると判断した一の加熱装置に実行させるように構成されていること
を特徴とする加熱調理器。 - (a)前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置だけが稼働している、
(b)前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置だけが、加熱開始動作実行後、所定時間内にある、
(c)前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置だけが、被調理物を収容した調理容器を所定の制御温度に制御しながら調理を行う温調制御が実行中で、かつ、前記調理容器の温度を検出するための調理容器温度センサの検出温度が、前記制御温度より所定温度幅以上に大きく低下した後の所定時間内にある、
(d)前記複数の加熱装置のうちの一の加熱装置だけが、当該加熱装置が備える調理容器検出装置によって、当該加熱装置により加熱されるべき調理容器の存在を検出した後、所定時間内にある、
という条件の少なくとも一つにあてはまる場合に、前記特定情報検出手段が特定情報を検出したと判断するように構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。 - 前記特定情報検出手段により前記特定情報が検出された一の加熱装置が前記複数の加熱装置のうちのいずれであるかを使用者に報知する特定情報報知手段を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱調理器。
- 前記特定情報報知手段による報知が、(a)音声により報知を行う音声報知、(b)前記特定情報が検出された加熱装置が備えるランプの点滅により報知を行うランプ点滅報知、の少なくとも一つによって行われるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の加熱調理器。
- 前記加熱装置が、燃料ガスを燃焼させることで発生する熱エネルギーを利用して加熱を行うように構成された加熱装置であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021177290A JP2023066609A (ja) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021177290A JP2023066609A (ja) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | 加熱調理器 |
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JP2023066609A true JP2023066609A (ja) | 2023-05-16 |
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ID=86326065
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021177290A Pending JP2023066609A (ja) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | 加熱調理器 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7664564B2 (ja) | 2021-02-25 | 2025-04-18 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 制御装置及び当該制御装置を有する加熱調理器 |
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2021
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