JP2023065962A - 作業機械 - Google Patents

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龍之介 宮嵜
Ryunosuke Miyazaki
樹哉 迫
Mikiya Sako
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Abstract

Figure 2023065962000001
【課題】作業の対象物の上層部分と下層部分とを入れ替えることが可能な作業機械を提供する。
【解決手段】アタッチメント30で土砂を掘削する掘削動作と、掘削した土砂を排土する排土動作とを含む一連の動作を上部旋回体22およびアタッチメント30が行うように、上部旋回体22およびアタッチメント30を制御する制御手段と、一連の動作による作業が所定段階に達した際に、次の一連の動作における、掘削動作による掘削位置71および排土動作による排土位置72を移動させる位置移動手段と、を有する。位置移動手段は、先の一連の動作における掘削位置71に後の一連の動作における排土位置72が重なるように、掘削位置71および排土位置72をそれぞれ共通の所定方向に移動させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動運転される作業機械に関する。
特許文献1には、土砂の掘削から排土までを自動で行う自動運転ショベルが開示されている。特許文献1では、ある掘削位置において掘削深さが設定値に達した場合に、上部旋回体の旋回方向に次の掘削位置を移動させている。
特開2001-123479号公報
しかしながら、特許文献1では、掘削位置を移動させているが、排土位置は不変である。そのため、排土位置に土砂が積もっていくだけである。一方、土砂の表層と深層とを入れ替える、いわゆる天地返しが、農地などで行われている。天地返しを行うには、先の掘削位置を新たな排土位置として、新たな掘削位置から掘削した土砂をこの排土位置に排土する必要がある。つまり、排土位置を変更する必要がある。
本発明の目的は、作業の対象物の上層部分と下層部分とを入れ替えることが可能な作業機械を提供することである。
本発明は、下部走行体と、前記下部走行体の上部に旋回可能に取り付けられた上部旋回体と、前記上部旋回体に回動可能に取り付けられたアタッチメントと、前記アタッチメントで対象物を確保する確保動作と、確保した前記対象物を放出する放出動作とを含む一連の動作を前記上部旋回体および前記アタッチメントが行うように、前記上部旋回体および前記アタッチメントを制御する制御手段と、前記一連の動作による作業が所定段階に達した際に、次の前記一連の動作における、前記確保動作による確保位置および前記放出動作による放出位置を移動させる位置移動手段と、を有し、前記位置移動手段は、先の前記一連の動作における前記確保位置に後の前記一連の動作における前記放出位置が重なるように、前記確保位置および前記放出位置をそれぞれ共通の所定方向に移動させることを特徴とする。
本発明によると、一連の動作による作業が所定段階に達した際に、次の一連の動作における、確保動作による確保位置および放出動作による放出位置が移動される。このとき、先の一連の動作における確保位置に後の一連の動作における放出位置が重なるように、確保位置および放出位置がそれぞれ共通の所定方向に移動される。先の一連の動作における確保位置に、後の一連の動作における放出位置が重なることで、先に確保位置であった個所に対象物を放出することができる。よって、現在の確保位置の上層にある対象物を、先の確保位置の下層に放出し、現在の確保位置の下層にある対象物を、先の確保位置の上層に放出することができる。これにより、作業の対象物の上層部分と下層部分とを入れ替えることができる。
作業機械の側面図である。 作業機械の回路図である。 作業機械の上面図であり、上部旋回体の初期姿勢における、掘削動作の掘削位置と排土動作の排土位置とを示す図である。 作業機械の上面図であり、掘削動作による掘削位置および排土動作による排土位置をそれぞれ上部旋回体の旋回方向の一方に移動させた状態を示す図である。 作業機械の上面図であり、掘削動作による掘削位置および排土動作による排土位置をそれぞれ上部旋回体の旋回方向の一方にさらに移動させた状態を示す図である。 作業機械の上面図であり、下部走行体を移動させた前後の状態を示す図である。 動作制御処理のフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(作業機械の構成)
本発明の実施形態による作業機械は、自動運転される。作業機械1の側面図である図1に示すように、作業機械1は、アタッチメント30で作業を行う機械であり、例えば油圧ショベルである。作業機械1は、下部走行体21と上部旋回体22とを備えた機械本体25と、アタッチメント30と、シリンダ40と、を有している。
下部走行体21は、作業機械1を走行させる部分であり、例えばクローラを備える。上部旋回体22は、下部走行体21の上部に旋回装置24を介して旋回可能に取り付けられる。上部旋回体22の前部には、キャブ(運転室)23が設けられている。
アタッチメント30は、上下方向に回動可能に上部旋回体22に取り付けられる。アタッチメント30は、ブーム31と、アーム32と、バケット33と、を備える。ブーム31は、上下方向に回動可能(起伏可能)に上部旋回体22に取り付けられる。アーム32は、上下方向に回動可能にブーム31に取り付けられる。バケット33は、アタッチメント30の先端部である先端アタッチメントであり、前後方向に回動可能にアーム32に取り付けられる。バケット33は、土砂の、掘削、均し、すくい、などの作業を行う部分である。なお、バケット33が保持する作業対象物は、土砂に限定されず、石でもよく、廃棄物(産業廃棄物など)でもよい。また、先端アタッチメントは、バケット33に限られず、グラップルやリフティングマグネット等であってもよい。
シリンダ40は、アタッチメント30を油圧で回動させることが可能である。シリンダ40は、油圧式の伸縮シリンダである。シリンダ40は、ブームシリンダ41と、アームシリンダ42と、バケットシリンダ43と、を備える。
ブームシリンダ41は、上部旋回体22に対してブーム31を回動させる。ブームシリンダ41の基端部は、上部旋回体22に回動可能に取り付けられる。ブームシリンダ41の先端部は、ブーム31に回動可能に取り付けられる。
アームシリンダ42は、ブーム31に対してアーム32を回動させる。アームシリンダ42の基端部は、ブーム31に回動可能に取り付けられる。アームシリンダ42の先端部は、アーム32に回動可能に取り付けられる。
バケットシリンダ43は、アーム32に対してバケット33を回動させる。バケットシリンダ43の基端部は、アーム32に回動可能に取り付けられる。バケットシリンダ43の先端部は、バケット33に回動可能に取り付けられたリンク部材34に、回動可能に取り付けられる。
また、作業機械1は、角度センサ52と、傾斜角センサ60と、を有している。
角度センサ52は、下部走行体21に対する上部旋回体22の旋回角度を検出する。角度センサ52は、例えば、エンコーダ、レゾルバ、又は、ジャイロセンサである。本実施形態では、上部旋回体22の前方が下部走行体21の前方と一致するときの上部旋回体22の旋回角度を0°としている。
傾斜角センサ60は、ブーム傾斜角センサ61と、アーム傾斜角センサ62と、バケット傾斜角センサ63と、を備える。
ブーム傾斜角センサ61は、ブーム31に取り付けられ、ブーム31の姿勢を検出する。ブーム傾斜角センサ61は、水平線に対するブーム31の傾斜角度を取得するセンサであり、例えば傾斜(加速度)センサ等である。なお、ブーム傾斜角センサ61は、ブームフットピン(ブーム基端)の回転角度を検出する回転角度センサや、ブームシリンダ41のストローク量を検出するストロークセンサであってもよい。
アーム傾斜角センサ62は、アーム32に取り付けられ、アーム32の姿勢を検出する。アーム傾斜角センサ62は、水平線に対するアーム32の傾斜角度を取得するセンサであり、例えば傾斜(加速度)センサ等である。なお、アーム傾斜角センサ62は、アーム連結ピン(アーム基端)の回転角度を検出する回転角度センサや、アームシリンダ42のストローク量を検出するストロークセンサであってもよい。
バケット傾斜角センサ63は、リンク部材34に取り付けられ、バケット33の姿勢を検出する。バケット傾斜角センサ63は、水平線に対するバケット33の傾斜角度を取得するセンサであり、例えば傾斜(加速度)センサ等である。なお、バケット傾斜角センサ63は、バケット連結ピン(バケット基端)の回転角度を検出する回転角度センサや、バケットシリンダ43のストローク量を検出するストロークセンサであってもよい。
以下、バケット33で土砂を掘削する場合について説明する。
(作業機械の回路構成)
作業機械1の回路図である図2に示すように、作業機械1は、コントローラ11と、記憶装置13と、を有している。
コントローラ11には、角度センサ52が検出した、下部走行体21に対する上部旋回体22の旋回角度(姿勢)に関する情報が入力される。また、コントローラ11には、ブーム傾斜角センサ61が検出した、ブーム31の姿勢に関する情報が入力される。また、コントローラ11には、アーム傾斜角センサ62が検出した、アーム32の姿勢に関する情報が入力される。また、コントローラ11には、バケット傾斜角センサ63が検出した、バケット33の姿勢に関する情報が入力される。
コントローラ11は、作業機械1を自動制御する。コントローラ(制御手段)11は、一連の動作を上部旋回体22およびアタッチメント30が行うように、上部旋回体22およびアタッチメント30を制御する。つまり、作業機械1は自動運転される。具体的には、コントローラ11は、角度センサ52および傾斜角センサ60の検出値に基づいて、旋回装置24およびアタッチメント30を自動で動作させる。本実施の形態において、一連の動作は、土砂を掘削して排土する動作である。一連の動作には、バケット33で土砂を掘削する掘削動作と、保持した土砂を排土(放出)する排土動作と、が含まれる。掘削動作は、アタッチメント30で対象物を確保する確保動作の一例である。排土動作は、確保した対象物を放出する放出動作の一例である。
また、コントローラ(繰り返し手段)11は、一連の動作を繰り返させる。コントローラ11は、掘削動作時におけるバケット33の先端の高さを変えながら、一連の動作を繰り返させる。これにより、同じ掘削個所において、土砂を掘削する深さを変えながら、土砂の掘削から排土までの一連の動作が繰り返されることになる。
記憶装置13は、上記の一連の動作を記憶する。一連の動作は、例えば、作業者によるティーチングにより設定される。一連の動作により、アタッチメント30の先端(バケット33の先端)は所定の軌跡を描く。
作業機械1の上面図である図3に、上部旋回体22の初期姿勢における、掘削動作の掘削位置71と排土動作の排土位置72とを示す。一連の動作は、掘削位置71において土砂を掘削する掘削動作と、掘削位置71から排土位置72まで上部旋回体22を旋回させる持ち上げ旋回動作と、排土位置72において土砂を排土する排土動作と、排土位置72から掘削位置71まで上部旋回体22を旋回させる復帰旋回動作と、を含む。
コントローラ(制限深さ設定手段)11は、土砂を掘削する深さの制限深さを設定する。上述したように、土砂を掘削する深さを変えながら、土砂の掘削から排土までの一連の動作が繰り返される。
コントローラ11は、掘削時の深さが制限深さに達した際に、一連の動作の繰り返しによる作業が所定段階に達したと判定する。コントローラ11は、一連の動作の繰り返しによる作業が所定段階に達したと判定した場合に、同じ掘削個所での一連の動作の繰り返しを終了する。
なお、コントローラ(回数設定手段)11は、一連の動作を繰り返す回数を所定回数として設定しておき、一連の動作を所定回数繰り返した際に、一連の動作の繰り返しによる作業が所定段階に達したと判定してもよい。
コントローラ(位置移動手段)11は、一連の動作の繰り返しによる作業が所定段階に達したと判定した際に、次の一連の動作における、掘削動作による掘削位置71および排土動作による排土位置72を共通の所定方向にそれぞれ移動させる。具体的には、作業機械1の上面図である図4に示すように、上部旋回体22を旋回させることで、掘削動作による掘削位置71および排土動作による排土位置72をそれぞれ上部旋回体22の旋回方向の一方に移動させる。
本実施形態では、上部旋回体22を所定角度旋回させることで、掘削動作による掘削位置71および排土動作による排土位置72をそれぞれ所定角度移動させているが、掘削位置71の移動角度と排土位置72の移動角度とは別々であってもよい。
コントローラ11は、掘削位置71および排土位置72をそれぞれ移動させた後に、上部旋回体22およびアタッチメント30に一連の動作を繰り返し行わせる。これにより、新たな掘削個所および新たな排土箇所において一連の動作が繰り返される。
図4において、一連の動作の繰り返しによる作業が所定段階に達すると、作業機械1の上面図である図5に示すように、上部旋回体22がさらに所定角度旋回されることで、次の一連の動作における掘削位置71および排土位置72がそれぞれ移動される。その後、一連の動作が繰り返される。
ここで、コントローラ11は、先の一連の動作における掘削位置71に後の一連の動作における排土位置72が重なるように、掘削位置71および排土位置72をそれぞれ上部旋回体22の旋回方向の一方に移動させる。図5に示す排土位置72は、図3において掘削位置71であった個所である。このように、掘削位置71および排土位置72をそれぞれ移動させていくことで、先の掘削位置71に、後の排土位置72が重なる。これにより、先に掘削位置71であった個所に土砂を放出することができる。よって、現在の掘削位置71の上層にある土砂を、先の掘削位置71の下層に放出し、現在の掘削位置71の下層にある土砂を、先の掘削位置71の上層に放出することができる。これにより、土砂の表層と深層とを入れ替えることができる。
図2に戻って、コントローラ(境界線設定手段)11は、掘削位置71の所定方向への移動限界を移動境界線75として設定する。作業機械1の上面図である図6に移動境界線75を示す。
掘削位置71および排土位置72を所定方向に移動させながら、一連の動作を繰り返し行っていくと、図6に示すように、掘削位置71が移動境界線75に達する。コントローラ(下部走行体移動手段)11は、掘削位置71が移動境界線75に達した状態で、一連の動作の繰り返しによる作業が所定段階に達した際に(掘削時の深さが制限深さに達した際に)、下部走行体21を移動させる。下部走行体21の移動方向は、図6の右方向である。ここで、下部走行体21の移動後の一連の動作による作業が、下部走行体21の移動前の一連の動作による作業に連続するように、下部走行体21が移動される。
コントローラ11は、下部走行体21を移動させた後に、上部旋回体22を初期姿勢に戻して、上部旋回体22およびアタッチメント30に一連の動作を繰り返し行わせる。これにより、新たな掘削個所において一連の動作が繰り返される。このように、下部走行体21を移動させることで、広範囲で作業を続けることができる。
(変形例)
ここで、上記では、上部旋回体22を旋回させることで、掘削位置71および排土位置72を移動させていたが、下部走行体21を移動させることで、掘削位置71および排土位置72を移動させてもよい。
また、上記では、一連の動作により土砂の掘削と排土とを行っていたが、対象物を確保して放出する動作を含んでいれば、一連の動作はこれに限定されない。
(作業機械の動作)
次に、動作制御処理のフローチャートである図7を参照して、作業機械1の動作を説明する。
まず、コントローラ11は、移動境界線75を設定する(ステップS1)。次に、コントローラ11は、上部旋回体22の姿勢を初期姿勢にする(ステップS2)。次に、コントローラ11は、上部旋回体22およびアタッチメント30に一連の動作を行わせる(ステップS3)。次に、コントローラ11は、掘削時の深さが制限深さに達したか否かを判定する(ステップS4)。
ステップS4において、掘削時の深さが制限深さに達していないと判定した場合には(S4:NO)、コントローラ11は、掘削深さを変更する(ステップS5)。そして、ステップS3に戻る。これにより、掘削動作時におけるバケット33の先端の高さを変えながら、一連の動作が繰り返される。
一方、ステップS4において、掘削時の深さが制限深さに達したと判定した場合には(S4:YES)、コントローラ11は、掘削位置71が移動境界線75に到達しているか否かを判定する(ステップS6)。ステップS6において、掘削位置71が移動境界線75に到達していないと判定した場合には(S6:NO)、コントローラ11は、上部旋回体22を旋回させることで、掘削位置71および排土位置72を移動させる(ステップS7)。これにより、新たな掘削個所において一連の動作が繰り返されることになる。そして、先に掘削位置71であった個所に土砂が放出されることになる。
一方、ステップS6において、掘削位置71が移動境界線75に到達していると判定した場合には(S6:YES)、コントローラ11は、下部走行体21を移動させる(ステップS8)。これにより、下部走行体21の移動後の一連の動作による作業が、下部走行体21の移動前の一連の動作による作業に連続して行われることになる。そして、ステップS2に戻る。
(効果)
以上に述べたように、本実施形態に係る作業機械1によれば、一連の動作による作業が所定段階に達した際に、次の一連の動作における、掘削動作による掘削位置71および排土動作による排土位置72が移動される。このとき、先の一連の動作における掘削位置71に後の一連の動作における排土位置72が重なるように、掘削位置71および排土位置72がそれぞれ共通の所定方向(上部旋回体22の旋回方向の一方)に移動される。先の一連の動作における掘削位置71に、後の一連の動作における排土位置72が重なることで、先に掘削位置71であった個所に土砂を放出することができる。よって、現在の掘削位置71の上層にある土砂を、先の掘削位置71の下層に放出し、現在の掘削位置71の下層にある土砂を、先の掘削位置71の上層に放出することができる。これにより、土砂の上層部分と下層部分とを入れ替えることができる。
また、掘削位置71が移動境界線75に達した状態で、一連の動作による作業が所定段階に達した際に、下部走行体21が移動される。ここで、下部走行体21の移動後の一連の動作による作業が、下部走行体21の移動前の一連の動作による作業に連続するように、下部走行体21が移動される。これにより、下部走行体21の移動後の一連の動作による作業が、下部走行体21の移動前の一連の動作による作業に連続する。このように、下部走行体21を移動させることで、広範囲で作業を続けることができる。
また、掘削された土砂が排土される。掘削位置71および排土位置72をそれぞれ移動させていくことで、現在の掘削位置71の上層にある土砂を、先の掘削位置71の下層に排土し、現在の掘削位置71の下層にある土砂を、先の掘削位置71の上層に排土することができる。よって、土砂の表層と深層とを入れ替える、所謂天地返しを行うことができる。
また、掘削時の深さが制限深さに達した際に、次の一連の動作における掘削位置71および排土位置72がそれぞれ移動される。掘削時の深さに制限を設けることで、次の一連の動作にスムーズに移行することができる。
また、一連の動作が所定回数繰り返された際に、次の一連の動作における掘削位置71および排土位置72がそれぞれ移動される。一連の動作を繰り返す回数を決めておくことで、掘削時の深さなどを検出するよりも容易に、次の一連の動作に移行することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 作業機械
11 コントローラ(制御手段、位置移動手段、境界線設定手段、下部走行体移動手段、繰り返し手段、制限深さ設定手段、回数設定手段)
13 記憶装置
21 下部走行体
22 上部旋回体
23 キャブ
24 旋回装置
25 機械本体
30 アタッチメント
31 ブーム
32 アーム
33 バケット
34 リンク部材
40 シリンダ
41 ブームシリンダ
42 アームシリンダ
43 バケットシリンダ
52 角度センサ
60 傾斜角センサ
61 ブーム傾斜角センサ
62 アーム傾斜角センサ
63 バケット傾斜角センサ
71 掘削位置
72 排土位置
75 移動境界線

Claims (5)

  1. 下部走行体と、
    前記下部走行体の上部に旋回可能に取り付けられた上部旋回体と、
    前記上部旋回体に回動可能に取り付けられたアタッチメントと、
    前記アタッチメントで対象物を確保する確保動作と、確保した前記対象物を放出する放出動作とを含む一連の動作を前記上部旋回体および前記アタッチメントが行うように、前記上部旋回体および前記アタッチメントを制御する制御手段と、
    前記一連の動作による作業が所定段階に達した際に、次の前記一連の動作における、前記確保動作による確保位置および前記放出動作による放出位置を移動させる位置移動手段と、
    を有し、
    前記位置移動手段は、先の前記一連の動作における前記確保位置に後の前記一連の動作における前記放出位置が重なるように、前記確保位置および前記放出位置をそれぞれ共通の所定方向に移動させることを特徴とする作業機械。
  2. 前記確保位置の前記所定方向への移動限界を移動境界線として設定する境界線設定手段と、
    前記確保位置が前記移動境界線に達した状態で、前記一連の動作による作業が前記所定段階に達した際に、前記下部走行体を移動させる下部走行体移動手段と、
    を有し、
    前記下部走行体移動手段は、前記下部走行体の移動後の前記一連の動作による作業が、前記下部走行体の移動前の前記一連の動作による作業に連続するように、前記下部走行体を移動させることを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
  3. 前記確保動作は、前記アタッチメントで土砂を掘削する動作であり、
    前記放出動作は、前記アタッチメントが保持する前記土砂を排土する動作であることを特徴とする請求項1又は2に記載の作業機械。
  4. 前記一連の動作を繰り返させる繰り返し手段を有し、
    前記繰り返し手段は、前記確保動作時における前記アタッチメントの先端の高さを変えながら、前記一連の動作を繰り返させ、
    土砂を掘削する深さの制限深さを設定する制限深さ設定手段を有し、
    前記位置移動手段は、掘削時の深さが前記制限深さに達した際に、次の前記一連の動作における前記確保位置および前記放出位置をそれぞれ移動させることを特徴とする請求項3に記載の作業機械。
  5. 前記一連の動作を繰り返させる繰り返し手段を有し、
    前記一連の動作を繰り返す回数を所定回数として設定する回数設定手段を有し、
    前記位置移動手段は、前記一連の動作が前記所定回数繰り返された際に、次の前記一連の動作における前記確保位置および前記放出位置をそれぞれ移動させることを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の作業機械。
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