JP2023063050A - ステアリング - Google Patents
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Abstract
【課題】把持部の構成を簡単にする。【解決手段】ステアリング10では、リム部10Bに乗員の手が接触した際に、電極24と乗員の手との間の静電容量が検出されて、リム部10Bへの乗員の手の接触が検出される。ここで、スポーク部10Dに電極24が設けられて、リム部10Bに電極24が設けられない。このため、リム部10Bの構成を簡単にできる。【選択図】図1
Description
本発明は、把持部への乗員の手の接触が検出されるステアリングに関する。
下記特許文献1に記載のステアリングホイールでは、リムにセンサ群が設けられており、リムに接触する乗員の手とセンサ群との間の静電容量が検出されて、リムへの乗員の手の接触が検出される。
ここで、このようなステアリングホイールでは、リムの構成を簡単にできるのが好ましい。
本発明は、上記事実を考慮し、把持部の構成を簡単にできるステアリングを得ることが目的である。
本発明の第1態様のステアリングは、乗員が把持する把持部と、前記把持部と接続されて前記把持部を支持する接続部と、前記接続部に設けられると共に、前記把持部に設けられず、前記把持部に接触する乗員の手との間の静電容量が検出されて前記把持部への乗員の手の接触が検出される検出部と、を備える。
本発明の第2態様のステアリングは、本発明の第1態様のステアリングにおいて、前記検出部が前記接続部の前記把持部側に設けられる。
本発明の第3態様のステアリングは、本発明の第1態様又は第2態様のステアリングにおいて、前記検出部が前記接続部の延伸幅方向一側に設けられる。
本発明の第4態様のステアリングは、本発明の第1態様~第3態様の何れか1つのステアリングにおいて、前記検出部が前記接続部の外周に設けられる。
本発明の第5態様のステアリングは、本発明の第1態様~第4態様の何れか1つのステアリングにおいて、前記検出部が前記接続部の内側に設けられる。
本発明の第1態様のステアリングでは、接続部と把持部とが接続されて、接続部が把持部を支持しており、把持部を乗員が把持する。また、把持部に接触する乗員の手と検出部との間の静電容量が検出されて、把持部への乗員の手の接触が検出される。
ここで、接続部に検出部が設けられて、把持部に検出部が設けられない。このため、把持部の構成を簡単にできる。
本発明の第2態様のステアリングでは、検出部が接続部の把持部側に設けられる。このため、把持部の接続部との接続部分への乗員の手の接触を適切に検出できる。
本発明の第3態様のステアリングでは、検出部が接続部の延伸幅方向一側に設けられる。このため、接続部の延伸幅方向一側における把持部への乗員の手の接触を適切に検出できる。
本発明の第4態様のステアリングでは、検出部が接続部の外周に設けられる。このため、接続部に検出部を容易に設けることができる。
本発明の第5態様のステアリングでは、検出部が接続部の内側に設けられる。このため、接続部の外周の自由度を高くできる。
[第1実施形態]
図1には、本発明の第1実施形態に係るステアリング10(ステアリングホイール)が車両後側から見た正面図にて示されている。なお、図面では、車両前側を矢印FRで示し、車両右側を矢印RHで示し、上側を矢印UPで示している。
図1には、本発明の第1実施形態に係るステアリング10(ステアリングホイール)が車両後側から見た正面図にて示されている。なお、図面では、車両前側を矢印FRで示し、車両右側を矢印RHで示し、上側を矢印UPで示している。
本実施形態に係るステアリング10は、車両後側において車両の運転席に対向されており、ステアリング10は、運転席に着座する乗員(運転者、接触者)の車両前側に配置されている。
図1に示す如く、ステアリング10の中央部分には、被支持部としてのボス部10Aが設けられており、ステアリング10の外周部分には、把持部としての正面視円環状のリム部10Bが設けられている。ボス部10Aとリム部10Bとの間には、接続部としてのスポーク部10Cが3個設けられており、スポーク部10Cは、ボス部10Aから車両左側、車両右側及び下側に延伸されている。スポーク部10Cは、リム部10Bと接続されており、スポーク部10Cは、リム部10Bを支持している。
ボス部10Aは、車両における支持部としての円柱状のステアリングシャフト12の車両後側端(上側端)に固定されており、ステアリングシャフト12は、リム部10Bと同軸上に配置されている。ステアリング10は、ステアリングシャフト12に一体回転可能に支持されており、乗員がリム部10Bを把持してステアリング10を周方向に回転操作することで、ステアリングシャフト12が中心軸線周りに回転されて、車両が操舵される。
車両左側及び車両右側のスポーク部10C(以下「スポーク部10D」という)には、検出装置14(図2及び図3参照)が設けられている。
検出装置14には、外周部材としての樹脂製で箱状のベゼル16が設けられており、ベゼル16は、内部が車両前側に開放されると共に、車両後側壁がスポーク部10Dの車両後側の外周面を形成している。
ベゼル16の車両前側には、支持部材としての樹脂製で箱状のホデー18が設けられており、ホデー18内は、車両前側に開放されている。ホデー18は、スポーク部10D内に固定されており、ホデー18は、ベゼル16を支持している。
ベゼル16の車両後側壁には、操作部としてのスイッチ20が所定数配置されており、スイッチ20は、ホデー18に支持されている。スイッチ20は、車両後側に露出されており、スイッチ20は、乗員によって操作可能にされている。
ベゼル16の周囲には、加飾部材としての樹脂製で枠状のガーニッシュ22が設けられており、ガーニッシュ22は、ホデー18又はベゼル16に支持されると共に、ベゼル16のリム部10B側(ステアリング10径方向外側)、上側及び下側に配置されている。ガーニッシュ22には、リム部10B側部分、上側のリム部10B側部分及び下側のリム部10B側部分における外周全体において、検出部としての金属製で膜状の電極24が設けられており、電極24は、ガーニッシュ22の外周にめっきが形成されて設けられている。
ホデー18の車両後側壁の車両前側面には、シール部材としての板状のラバー26が固定されており、ラバー26は、弾性及びシール性を有している。ラバー26の車両前側には、被覆部材しての樹脂製で箱状のカバー28が固定されており、カバー28内は、車両後側に開放されている。カバー28の車両後側は、ラバー26によって被覆されており、カバー28内は、ラバー26によってシールされている。
カバー28内には、配線基板30が設けられており、配線基板30は、ラバー26に固定されている。配線基板30は、スイッチ20が電気的に接続されると共に、車両の制御装置32に電気的に接続されており、スイッチ20が操作された際には、スイッチ20の操作信号が配線基板30を介して制御装置32に送信される。配線基板30には、ガーニッシュ22の電極24が配線34(例えばFFC(フレキシブル・フラット・ケーブル))を介して電気的に接続されており、電極24は、配線基板30を介して制御装置32に電気的に接続されている。配線34は、ホデー18の車両後側壁を貫通されると共に、カバー28とラバー26との間に貫通されており、カバー28とラバー26との間に配線34が弾性挟持されて、カバー28とラバー26との間のシールが維持されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のステアリング10では、リム部10Bに乗員の手が接触した際に、制御装置32において、ガーニッシュ22の電極24と乗員の手との間の静電容量が検出されて、リム部10Bへの乗員の手の接触が検出される。また、制御装置32では、乗員の手とガーニッシュ22の電極24との間の静電容量が所定静電容量以上である際に、リム部10Bの乗員による把持が検出される。
ここで、スポーク部10D(ガーニッシュ22)に電極24が設けられて、リム部10Bに電極24が設けられない。このため、リム部10Bの構成を簡単にでき、リム部10Bのコストを低減できる。しかも、ステアリング10では、リム部10Bに電極24が設けられない種類のみにできて、リム部10Bに電極24が設けられる種類をなくすことができ、ステアリング10の種類を削減かつ統一できる。
また、ガーニッシュ22の電極24がスポーク部10Dのリム部10B側(検出装置14のリム部10B側端部)に設けられている。このため、リム部10Bのスポーク部10Dとの接続部分への乗員の手の接触(ガーニッシュ22の電極24への手の接触又は近接)を適切に検出できる。
さらに、ガーニッシュ22の電極24がスポーク部10Dの上側及び下側(スポーク部10Dの延伸幅方向両側)に設けられている。このため、スポーク部10Dの上側及び下側におけるリム部10Bへの乗員の手の接触を適切に検出できる。
以上により、例えば、リム部10Bの上下方向中央位置に対する上側にリム部10B中心角30°の位置から下側にリム部10B中心角30°の位置までの範囲S(図1参照)を乗員が把持した際に、乗員の手とガーニッシュ22の電極24との間の静電容量を所定静電容量以上にできて、リム部10Bの範囲Sの乗員による把持を検出できる。
また、電極24がガーニッシュ22の外周に設けられて、電極24がスポーク部10Dの外周(車両後側面)に設けられている。このため、スポーク部10Dに電極24を容易に設けることができる。
[第2実施形態]
図4には、本発明の第2実施形態に係るステアリング50の主要部が車両後側から見た正面図にて示されている。
図4には、本発明の第2実施形態に係るステアリング50の主要部が車両後側から見た正面図にて示されている。
本実施形態に係るステアリング50は、上記第1実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図4に示す如く、本実施形態に係るステアリング50では、車両左側及び車両右側の検出装置14に上記第1実施形態のガーニッシュ22が設けられておらず、ベゼル16は、上記第1実施形態のガーニッシュ22配置位置まで配置されている。ベゼル16には、リム部10B側端部、上端部のリム部10B側部分及び下端部のリム部10B側部分における外周全体において、電極24が設けられており、電極24は、ベゼル16の外周にめっきが形成されて設けられている。
ここで、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
[第3実施形態]
図5には、本発明の第3実施形態に係るステアリング70の主要部が車両後側から見た正面図にて示されている。
図5には、本発明の第3実施形態に係るステアリング70の主要部が車両後側から見た正面図にて示されている。
本実施形態に係るステアリング70は、上記第2実施形態と、ほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
図5に示す如く、本実施形態に係るステアリング70では、車両左側及び車両右側の検出装置14に上記第2実施形態のスイッチ20が設けられておらず、ベゼル16は、上記第2実施形態のスイッチ20配置位置まで配置されている。
ここで、本実施形態でも、上記第1実施形態と同様の作用及び効果を奏することができる。
なお、上記第1実施形態及び第2実施形態では、車両左側及び車両右側の検出装置14にスイッチ20が設けられる。しかしながら、車両左側又は車両右側の検出装置14にスイッチ20が設けられなくてもよい。
また、上記第1実施形態~第3実施形態では、ガーニッシュ22又はベゼル16の外周にめっきが形成されて電極24が設けられる。しかしながら、ガーニッシュ22又はベゼル16の外周に導電性塗料が塗装されて電極24が設けられてもよい。しかも、ガーニッシュ22又はベゼル16における導電性材料(例えばカーボンフィラー)を配合した導電性樹脂の部分を電極24にしてもよい。
さらに、上記第1実施形態~第3実施形態では、スポーク部10Dの外周(車両後側面)に電極24が設けられる。しかしながら、スポーク部10Dの外周(車両後側面)に電極24が設けられずに、スポーク部10Dの内側(例えば図3におけるガーニッシュ22の意匠面の裏側面(車両前側面))に電極24が設けられてもよい。これにより、スポーク部10Dの外周(意匠面)の自由度を高くできる。
また、上記第1実施形態~第3実施形態では、車両左側及び車両右側の検出装置14に配線基板30が設けられる。しかしながら、車両左側及び車両右側の一方の検出装置14のみに配線基板30が設けられてもよい。この場合、車両左側及び車両右側の他方の検出装置14の電極24(上記第1実施形態及び第2実施形態では電極24及びスイッチ20)が車両左側及び車両右側の一方の検出装置14の配線基板30に電気的に接続されて、車両左側及び車両右側の検出装置14で配線基板30が共用されてもよい。
さらに、上記第1実施形態~第3実施形態では、車両左側及び車両右側のスポーク部10C(スポーク部10D)に検出装置14が設けられる。しかしながら、下側のスポーク部10Cに検出装置14が設けられてもよい。
10・・・ステアリング、10B・・・リム部(把持部)、10D・・・スポーク部(接続部)、24・・・電極(検出部)、50・・・ステアリング、70・・・ステアリング
Claims (5)
- 乗員が把持する把持部と、
前記把持部と接続されて前記把持部を支持する接続部と、
前記接続部に設けられると共に、前記把持部に設けられず、前記把持部に接触する乗員の手との間の静電容量が検出されて前記把持部への乗員の手の接触が検出される検出部と、
を備えるステアリング。 - 前記検出部が前記接続部の前記把持部側に設けられる請求項1記載のステアリング。
- 前記検出部が前記接続部の延伸幅方向一側に設けられる請求項1又は請求項2記載のステアリング。
- 前記検出部が前記接続部の外周に設けられる請求項1~請求項3の何れか1項記載のステアリング。
- 前記検出部が前記接続部の内側に設けられる請求項1~請求項4の何れか1項記載のステアリング。
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2021
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