JP2023062861A - 利用者位置管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の位置を低コストで精度よく安定して検出する。【解決手段】近距離無線通信タグ34a~34cは、室内空間13のなかに配置されている。管理装置12は、利用者80が室内空間13のなかのどこにいるかを管理する。近距離無線通信タグ34a~34cは、室内空間13のなかのどこに配置されているかを示す配置場所情報を記憶している。管理装置12は、利用者80が所持する端末装置18が近距離無線通信タグ34a~34cと通信して近距離無線通信タグ34a~34cから取得した配置場所情報を端末装置18から受信し、受信した配置場所情報に基づいて、利用者80の位置を管理する。【選択図】図1
Description
本発明は、利用者の位置を管理する利用者位置管理システムに関する。
特許文献1には、ビーコン送信器を利用した屋内測位システムが記載されている。
特許文献2には、超音波を利用した屋内測位システムが記載されている。
特許文献2には、超音波を利用した屋内測位システムが記載されている。
屋内用途に適した測位システムとしては、上述したもののほかにも様々なものが提案されているが、例えばオフィスの座席単位での位置測定をしたい場合、精度が低かったり、安定して検出できなかったり、コストが高かったりなどして、適切なシステムが存在しない。
この発明は、例えばこのような課題を解決することを目的とする。
この発明は、例えばこのような課題を解決することを目的とする。
利用者位置管理システムは、室内空間のなかに配置された複数の近距離無線通信タグと、利用者が前記室内空間のなかのどこにいるかを管理する管理装置とを備える。前記複数の近距離無線通信タグのそれぞれは、前記室内空間のなかのどこに配置されているかを示す配置場所情報を記憶する。前記管理装置は、前記利用者が所持する端末装置が前記近距離無線通信タグと通信して前記近距離無線通信タグから取得した前記配置場所情報を前記端末装置から受信し、受信した前記配置場所情報に基づいて、前記利用者の位置を管理する。
前記利用者位置管理システムは、床下空間に空調された空気を供給する空調装置と、前記床下空間と室内空間とを隔てる床に設けられた複数の吹出口にそれぞれ設置され、前記空調装置によって前記床下空間に供給された空気が前記吹出口を介して前記室内空間へ向けて吹き出されるのを制御する複数の吹出装置とを更に備えてもよい。前記管理装置は、管理している前記利用者の位置に基づいて、前記複数の吹出装置を制御してもよい。
前記利用者位置管理システムは、前記複数の吹出装置のそれぞれと有線接続され、前記吹出装置を制御する複数の制御装置と、前記複数の制御装置のそれぞれと無線通信する無線通信装置とを更に備えてもよい。前記管理装置は、前記無線通信装置を介して前記制御装置と通信して前記制御装置を制御することにより、前記吹出装置を制御してもよい。
前記利用者位置管理システムは、床下空間に空調された空気を供給する空調装置と、前記床下空間と室内空間とを隔てる床に設けられた複数の吹出口にそれぞれ設置され、前記空調装置によって前記床下空間に供給された空気が前記吹出口を介して前記室内空間へ向けて吹き出されるのを制御する複数の吹出装置とを更に備えてもよい。前記管理装置は、管理している前記利用者の位置に基づいて、前記複数の吹出装置を制御してもよい。
前記利用者位置管理システムは、前記複数の吹出装置のそれぞれと有線接続され、前記吹出装置を制御する複数の制御装置と、前記複数の制御装置のそれぞれと無線通信する無線通信装置とを更に備えてもよい。前記管理装置は、前記無線通信装置を介して前記制御装置と通信して前記制御装置を制御することにより、前記吹出装置を制御してもよい。
前記利用者位置管理システムによれば、利用者の位置を低コストで精度よく安定して検出することができる。
図1に示すとおり、利用者位置管理システム10は、例えば、空調装置11と、管理装置12と、無線通信装置16と、吹出装置51a~51cと、制御装置52a~52cとを備える。
空調装置11は、床下空間15に空調された空気を供給する。床下空間15は、床14によって室内空間13と隔てられている。床14には、吹出口41a~41cが設けられている。空調装置11から床下空間15に供給された空気は、吹出口41a~41cを介して、室内空間13に吹き出される。
空調装置11は、床下空間15に空調された空気を供給する。床下空間15は、床14によって室内空間13と隔てられている。床14には、吹出口41a~41cが設けられている。空調装置11から床下空間15に供給された空気は、吹出口41a~41cを介して、室内空間13に吹き出される。
吹出装置51aは、例えばモーターダンパーである。吹出装置51aは、吹出口41aのなかに設置されている。吹出装置51aは、吹出口41aから吹き出される空気を制御する。例えば、吹出装置51aは、吹出口41aを閉じて、吹出口41aから空気が吹き出すのを止める。また、吹出装置51aは、吹出口41aを全開にして、吹出口41aから空気を吹き出させる。あるいは、吹出装置51aは、吹出口41aを半開状態にして、吹出口41aから吹き出す空気の量を全開時の半分にしてもよい。吹出装置51aが吹出口41aを開く開度は、全閉や全開や半開に限らず、三分の一開や三分の二開など他の開度であってもよい。
制御装置52aは、例えばラズベリーパイ(登録商標)などの小型コンピュータやCPUを実装した基板などである。制御装置52aは、床下空間15のなかで、吹出装置51aに近接して配置されている。制御装置52aは、吹出装置51aと有線接続されている。制御装置52aは、有線接続を介して吹出装置51aに対して制御信号を送る。これにより、制御装置52aは、吹出装置51aの動作を制御する。
制御装置52aの電源は、例えば床下空間15に設けられたコンセントから供給される。また、制御装置52aは、吹出装置51aに対して電源を供給してもよい。これにより、吹出装置51aに対して電源を供給するための配線を削減できる。
制御装置52aの電源は、例えば床下空間15に設けられたコンセントから供給される。また、制御装置52aは、吹出装置51aに対して電源を供給してもよい。これにより、吹出装置51aに対して電源を供給するための配線を削減できる。
同様に、吹出装置51bは、吹出口41bのなかに設置され、制御装置52bによる制御にしたがって、吹出口41bから吹き出される空気を制御する。吹出装置51cは、吹出口41cのなかに設置され、制御装置52cによる制御にしたがって、吹出口41cから吹き出される空気を制御する。
無線通信装置16は、制御装置52a~52cと無線通信する。また、無線通信装置16は、ネットワーク(不図示)を介して管理装置12と通信する。無線通信装置16と管理装置12との間を接続するネットワークは、有線ネットワークであってもよいし、無線ネットワークであってもよい。また、ローカルエリアネットワークであってもよいし、インターネットなどの広域ネットワークであってもよい。また、無線通信装置16は、複数あってもよい。無線通信装置16は、室内空間13に配置されてもよいし、床下空間15に配置されてもよい。
管理装置12は、例えばサーバ装置などのコンピュータである。管理装置12は、クラウド上に設けられたものであってもよい。例えば、インターネットなどのネットワークによって接続された一以上のサーバ装置が仮想化プログラムを実行することにより実現される仮想コンピュータであってもよい。
管理装置12は、無線通信装置16を介して制御装置52a~52cと通信する。管理装置12は、この通信を介して、制御装置52a~52cに対して制御コマンドを送り、これにより、制御装置52a~52cを制御する。管理装置12から制御装置52a~52cに送信される制御コマンドは、吹出装置51a~51cの開度を具体的に指示するものであってもよいし、目標温度などを指示するものであってもよい。制御コマンドが目標温度を指示するものである場合、制御装置52a~52cは、例えば、個別領域32a~32cのなかに設置された温度センサ(不図示)が検出した室内温度に基づいて、吹出装置51a~51cの開度を自律的に制御する。
管理装置12は、無線通信装置16を介して制御装置52a~52cと通信する。管理装置12は、この通信を介して、制御装置52a~52cに対して制御コマンドを送り、これにより、制御装置52a~52cを制御する。管理装置12から制御装置52a~52cに送信される制御コマンドは、吹出装置51a~51cの開度を具体的に指示するものであってもよいし、目標温度などを指示するものであってもよい。制御コマンドが目標温度を指示するものである場合、制御装置52a~52cは、例えば、個別領域32a~32cのなかに設置された温度センサ(不図示)が検出した室内温度に基づいて、吹出装置51a~51cの開度を自律的に制御する。
室内空間13は、個別領域32a~32cを有する。個別領域32a~32cは、実際にパーテーションなどによって物理的に隔てられていてもよいし、物理的には隔てられていない概念的なものであってもよい。
個別領域32aは、吹出口41aに対応している。すなわち、個別領域32aは、吹出口41aから吹き出される空気によって空調される領域である。
個別領域32aは、吹出口41aに対応している。すなわち、個別領域32aは、吹出口41aから吹き出される空気によって空調される領域である。
個別領域32aのなかには、近距離無線通信タグ34aが配置されている。近距離無線通信タグ34aは、例えばNFCタグであり、例えば個別領域32aのなかに設置された机33aの上に貼付されている。近距離無線通信タグ34aは、配置場所情報をあらかじめ記憶している。配置場所情報は、近距離無線通信タグが個別領域32a~32cのうちどの個別領域に配置されているかを示す情報である。すなわち、近距離無線通信タグ34aは、個別領域32aを示す配置場所情報を記憶している。
同様に、個別領域32bは、吹出口41bに対応し、そのなかに、個別領域32bを示す配置場所情報を記憶した近距離無線通信タグ34bが配置されている。個別領域32cは、吹出口41cに対応し、そのなかに、個別領域32cを示す配置場所情報を記憶した近距離無線通信タグ34cが配置されている。
利用者80は、例えば、室内空間13で働いている従業員であり、端末装置18を所持している。端末装置18は、例えばスマートフォンやノートパソコンなどの携帯可能なコンピュータである。
端末装置18には、利用者80が端末装置18を近距離無線通信タグ34a~34cのうちのいずれかの上にかざすと自動的に起動するよう設定されたアプリケーションプログラムがインストールされている。端末装置18は、このプログラムを実行することにより、近距離無線通信タグと通信して近距離無線通信タグが記憶した配置場所情報を取得する。
その後、端末装置18は、管理装置12と通信して、所持者情報と存在位置情報とを管理装置12に対して送信する。例えば、管理装置12が提供しているWebAPIにアクセスして、GETメソッドやPOSTメソッドなどを使って所持者情報と存在位置情報とを送信する。
所持者情報とは、端末装置18を所持している利用者80を示す情報である。
存在位置情報とは、端末装置18が個別領域32a~32cのうちどの個別領域のなかに存在しているかを示す情報である。端末装置18は、近距離無線通信タグ34a~34cのうちのいずれかの上にかざされているので、その近距離無線通信タグが記憶した配置場所情報によって示される個別領域のなかに存在する。したがって、端末装置18が近距離無線通信タグから取得した配置場所情報は、そのまま、端末装置18の存在位置情報として使用できる。そこで、端末装置18は、近距離無線通信タグから取得した配置場所情報を、存在位置情報として管理装置12に送る。
なお、端末装置18と管理装置12との間の通信は、例えば無線通信装置16を介したものであってもよいし、携帯電話通信網など他のネットワークを介したものであってもよい。
端末装置18には、利用者80が端末装置18を近距離無線通信タグ34a~34cのうちのいずれかの上にかざすと自動的に起動するよう設定されたアプリケーションプログラムがインストールされている。端末装置18は、このプログラムを実行することにより、近距離無線通信タグと通信して近距離無線通信タグが記憶した配置場所情報を取得する。
その後、端末装置18は、管理装置12と通信して、所持者情報と存在位置情報とを管理装置12に対して送信する。例えば、管理装置12が提供しているWebAPIにアクセスして、GETメソッドやPOSTメソッドなどを使って所持者情報と存在位置情報とを送信する。
所持者情報とは、端末装置18を所持している利用者80を示す情報である。
存在位置情報とは、端末装置18が個別領域32a~32cのうちどの個別領域のなかに存在しているかを示す情報である。端末装置18は、近距離無線通信タグ34a~34cのうちのいずれかの上にかざされているので、その近距離無線通信タグが記憶した配置場所情報によって示される個別領域のなかに存在する。したがって、端末装置18が近距離無線通信タグから取得した配置場所情報は、そのまま、端末装置18の存在位置情報として使用できる。そこで、端末装置18は、近距離無線通信タグから取得した配置場所情報を、存在位置情報として管理装置12に送る。
なお、端末装置18と管理装置12との間の通信は、例えば無線通信装置16を介したものであってもよいし、携帯電話通信網など他のネットワークを介したものであってもよい。
管理装置12は、端末装置18が送信した所持者情報と存在位置情報とを端末装置18から受信する。管理装置12は、受信した所持者情報と存在位置情報とに基づいて、所持者情報によって示される利用者80を、存在位置情報によって示される個別領域に紐づけることにより、利用者80の位置を把握する。
なお、端末装置18と利用者80との間の対応関係をあらかじめ管理装置12が記憶しておいてもよい。その場合、例えばスマートフォンIDなど端末装置18を識別する端末識別情報を所持者情報に代えて端末装置18が管理装置12に送信してもよい。
また、近距離無線通信タグとその配置位置との対応関係をあらかじめ管理装置12が記憶しておいてもよい。その場合、近距離無線通信タグを識別するタグ識別情報を端末装置18が近距離無線通信タグから取得し、存在位置情報として管理装置12に送信してもよい。
また、近距離無線通信タグとその配置位置との対応関係をあらかじめ管理装置12が記憶しておいてもよい。その場合、近距離無線通信タグを識別するタグ識別情報を端末装置18が近距離無線通信タグから取得し、存在位置情報として管理装置12に送信してもよい。
管理装置12は、把握した利用者80の位置に基づいて、その利用者80が紐づけられた個別領域に対応する制御装置を制御する。
例えば、利用者80がいる個別領域に対応する吹出装置を直接操作するリモートコントローラとして端末装置18を使用できるようにする。すなわち、端末装置18が、利用者80による操作を管理装置12に対して送信し、管理装置12が、受信した操作を、その利用者80が紐づけられた個別領域に対応する制御装置に対して送信する。これにより、利用者80がどの吹出装置を操作するかを選択する必要がなくなる。
例えば、利用者80がいる個別領域に対応する吹出装置を直接操作するリモートコントローラとして端末装置18を使用できるようにする。すなわち、端末装置18が、利用者80による操作を管理装置12に対して送信し、管理装置12が、受信した操作を、その利用者80が紐づけられた個別領域に対応する制御装置に対して送信する。これにより、利用者80がどの吹出装置を操作するかを選択する必要がなくなる。
あるいは、あらかじめ記憶した利用者80の好みにしたがって、制御装置を自動的に制御してもよい。すなわち、管理装置12が、例えば利用者80の好みの目標温度をあらかじめ記憶しておき、その利用者80が個別領域に紐づけられたとき、あらかじめ記憶している目標温度を、その個別領域に対応する制御装置に対して送信する。これにより、利用者80の好みを自動的に反映した制御をすることができる。
なお、管理装置12が把握した利用者80の位置は、床下空調に限らず、他の空調装置の制御などに利用してもよいし、空調制御に限らず、例えば机の上に設置された照明やスピーカーなど他のオフィス機器の自動操作などに利用してもよいし、机の利用状況の見える化など利用者80の在席管理などに利用してもよい。例えば、各座席に近距離無線通信タグを設けることにより、誰がどの座席を利用しているのかを把握できるようにしてもよい。これにより、利用者80が利用する座席を手動で選択する必要がなくなる。また、外の雨模様などの情報を利用者80に提供するために利用してもよい。
また、吹出口の数は、個別領域の数よりも多くてもよい。一つの個別領域に複数の吹出口が対応づけられてもよいし、個別領域に対応づけられていない吹出口があってもよい。個別領域に対応づけられていない吹出口に設置された吹出装置を制御する制御装置は、例えば全体設定に基づいて、管理装置12によって制御される。全体設定は、例えば管理者としての権限が与えられた利用者の端末装置から行う。この場合、管理者の端末装置は、どこにあってもよい。
以上のように、利用者80の位置を把握して制御をするので、人感センサなどで人を検知する場合と異なり、個人を特定でき、その利用者80の好みを反映した制御をすることができる。また、人感センサなどのセンサを設置する必要がないので、配線やメンテナンスのなどのコストを削減することができる。
また、利用者80の位置を把握して制御をするので、複数ある設備のなかからその利用者80の位置に対応する設備を自動的に選択して制御することができ、手動で設備を選択する必要がない。
また、利用者80の位置を把握して制御をするので、複数ある設備のなかからその利用者80の位置に対応する設備を自動的に選択して制御することができ、手動で設備を選択する必要がない。
例えば、スマートフォンをNFCタグに近づけることで、スマートフォンアプリから在席者情報とNFCタグの情報をクラウドサーバーへ通信する。その結果から、人とNFCタグ情報に結び付いた場所を紐づける。その上で、予め利用者が入力した好みの環境設定に合わせて周辺の設備が自動で制御される。好みの環境に設備が自動制御されるので、快適性が高まる。
また、自動制御だけではなく、NFCタグと連携したインターネット経由での手動操作や、設備をオフするための位置検知機能との連動をすることもできる。これにより、利用者の利便性が高まる。
また、人と場所とを紐づけることで、その人がどの場所を使用しているかを取得する。それにより、図面情報上に人の情報を重ねることによりわかるリアルタイムな利用状況や、データ蓄積による中長期のスペース利活用状況の把握が可能となる。
各サービスは、クラウド経由で制御しているので、フレキシブルな制御変更やデータの収集ができる。
また、自動制御だけではなく、NFCタグと連携したインターネット経由での手動操作や、設備をオフするための位置検知機能との連動をすることもできる。これにより、利用者の利便性が高まる。
また、人と場所とを紐づけることで、その人がどの場所を使用しているかを取得する。それにより、図面情報上に人の情報を重ねることによりわかるリアルタイムな利用状況や、データ蓄積による中長期のスペース利活用状況の把握が可能となる。
各サービスは、クラウド経由で制御しているので、フレキシブルな制御変更やデータの収集ができる。
床吹出し空調用のモーターダンバーに制御機構を構築して外部ネットワークと接続するので、クラウドによる制御が可能となり、中央監視を始めとした従来制御装置との配線が不要となる。これにより、床下配線が煩雑になるのを防ぐことができ、配線コストを抑えることができる。また、制御内容を柔軟かつ低コストで変更することができる。座席レイアウトの変更に伴って吹出装置を配置換えする際にも、専門業者に工事を依頼して制御配線を処理する必要がない。
上位制御システムと各床吹出し空調制御装置との間を無線通信化してクラウドシステムにより制御するので、床下の配線をコンセント電源のみとすることができ、配線の乱雑さや配線コストを低減でき、座席レイアウト変更時に床吹出し空調機器を移動する手間を削減できる。
また、クラウドシステムによる中央監視レスな制御を行うことにより、コスト削減やフレキシブルな制御を実現できる。
また、クラウドシステムによる中央監視レスな制御を行うことにより、コスト削減やフレキシブルな制御を実現できる。
例えば、スマートフォンやパソコンなどのデバイスによる操作や自動制御によりクラウドシステムから床吹出し空調の制御装置へ無線で指令を送る。床吹出し空調の制御装置は、無線で送られた指令にあわせて床吹出し空調モーターダンバーへ動作信号を送る。これにより、床吹出し空調モーターダンパーが動作する。
これにより、省配線化することができ、床下が整理され、配線費用分のコストを削減できる。また、中央監視レスな制御を実現でき、制御方法の変更がフレキシブルになる。また、中央監視に接続するためのコストを削減できる。座席レイアウト変更時には、コンセント電源の移設のみで床吹出し空調機器を移動できるので、専門業者がいなくても、レイアウト変更に対応できる。
これにより、省配線化することができ、床下が整理され、配線費用分のコストを削減できる。また、中央監視レスな制御を実現でき、制御方法の変更がフレキシブルになる。また、中央監視に接続するためのコストを削減できる。座席レイアウト変更時には、コンセント電源の移設のみで床吹出し空調機器を移動できるので、専門業者がいなくても、レイアウト変更に対応できる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例である。本発明は、これに限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲によって定義される範囲から逸脱することなく様々に修正し、変更し、追加し、又は除去したものを含む。これは、以上の説明から当業者に容易に理解することができる。
10 利用者位置管理システム、11 空調装置、12 管理装置、13 室内空間、14 床、15 床下空間、16 無線通信装置、18 端末装置、32a~32c 個別領域、33a~33c 机、34a~34c 近距離無線通信タグ、41a~41c 吹出口、51a~51c 吹出装置、52a~52c 制御装置、80 利用者。
Claims (4)
- 室内空間のなかに配置された複数の近距離無線通信タグと、
利用者が前記室内空間のなかのどこにいるかを管理する管理装置と
を備え、
前記複数の近距離無線通信タグのそれぞれは、前記室内空間のなかのどこに配置されているかを示す配置場所情報を記憶し、
前記管理装置は、前記利用者が所持する端末装置が前記近距離無線通信タグと通信して前記近距離無線通信タグから取得した前記配置場所情報を前記端末装置から受信し、受信した前記配置場所情報に基づいて、前記利用者の位置を管理する、
利用者位置管理システム。 - 前記室内空間のなかに設置された複数の照明装置又は空調装置を更に備え、
前記管理装置は、管理している前記利用者の位置に基づいて、前記複数の照明装置又は空調装置を制御する、
請求項1の利用者位置管理システム。 - 床下空間に空調された空気を供給する空調装置と、
前記床下空間と室内空間とを隔てる床に設けられた複数の吹出口にそれぞれ設置され、前記空調装置によって前記床下空間に供給された空気が前記吹出口を介して前記室内空間へ向けて吹き出されるのを制御する複数の吹出装置と
を更に備え、
前記管理装置は、管理している前記利用者の位置に基づいて、前記複数の吹出装置を制御する、
請求項1の利用者位置管理システム。 - 前記複数の吹出装置のそれぞれと有線接続され、前記吹出装置を制御する複数の制御装置と、
前記複数の制御装置のそれぞれと無線通信する無線通信装置と
を更に備え、
前記管理装置は、前記無線通信装置を介して前記制御装置と通信して前記制御装置を制御することにより、前記吹出装置を制御する、
請求項3の利用者位置管理システム。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2021173011A Pending JP2023062861A (ja) | 2021-10-22 | 2021-10-22 | 利用者位置管理システム |
Country Status (1)
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