JP2023062437A - Dc/dcコンバータおよび電源装置 - Google Patents

Dc/dcコンバータおよび電源装置 Download PDF

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雅史 山口
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Abstract

【課題】フィルタ回路の大型化および高コスト化を招くことなく、出力電流リップルを低減することが可能なDC/DCコンバータを提供する。【解決手段】スイッチング素子を含む1次側スイッチング回路11,12と、絶縁トランス13と、2次側整流回路14と、制御部20Aとを備えるDC/DCコンバータ2Aであって、制御部20Aは、出力電流を目標値に近づけるための第1制御指令値を生成する第1制御部21,22,23と、出力電流リップルを所定値以下にするための電流ゲインを生成するゲイン生成部24,25,26,27と、入力電圧リップルと電流ゲインとに基づいて第2制御指令値を生成する第2制御部28,29と、第1制御指令値および第2制御指令値に基づいてスイッチング素子の制御を行う第3制御部30,31とを備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、DC/DCコンバータおよび当該DC/DCコンバータを備える電源装置に関する。
近年、電気自動車用の急速充電器は、電気自動車のバッテリー容量の増加に伴い、100[kW]から200[kW]等の大容量のものが増加しつつある。そのため、急速充電器で使用される電源装置の小型化、高効率化、低コスト化がより重要になっている。
急速充電器の電源装置は、AC/DCコンバータおよびDC/DCコンバータからなる電源ユニットを備える。DC/DCコンバータとして、従来は電圧電流型のDC/DCコンバータが使用されていたが、近年は上記の背景を踏まえて、小型化、高効率化、低コスト化が可能なLLC方式、CLLC方式等の電流共振型のDC/DCコンバータが使用されている。電流共振型のDC/DCコンバータは、入力電圧、出力電圧および出力電流によって駆動周波数を広範囲に変化させて制御する必要がある。
電気自動車の充電規格であるCHAdeMO規格は、急速充電器のリップルノイズを、例えば、10[Hz]以下1.5[App]未満、5[Hz]以下3[App]未満と規定している。電流共振型のDC/DCコンバータの場合、入力電圧に含まれるリップルノイズ(入力電圧リップル)は、1次側スイッチング回路から高周波絶縁トランス経由で2次側整流回路に伝搬し、出力電流に含まれるリップルノイズ(出力電流リップル)として出力される。リップルノイズは電気自動車のバッテリーに悪影響を与えるため、一般的には、DC/DCコンバータと前段のAC/DCコンバータとの間にフィルタ回路を設け、当該フィルタ回路によりリップルノイズを低減する。
フィルタ回路の小型化および低コスト化を図るためには、フィルタ回路のカットオフ周波数を高くする必要がある。しかしながら、フィルタ回路のカットオフ周波数を高くすると、リップルノイズの低周波成分がフィルタ回路から流出してしまう。例えば、AC/DCコンバータの入力側に接続される交流電源が三相交流の場合、交流電源から入力される交流電流の6次高調波である300[Hz]または360[Hz]の高調波電流(ACリップル)が、フィルタ回路から流出してしまう。
一方で、フィルタ回路のカットオフ周波数を低くすると、リップルノイズの低周波成分を低減できるが、フィルタ回路を構成するチョークコイルの大型化およびフィルタ回路を構成する電解コンデンサの大容量化を招く。その結果、フィルタ回路ひいては電源装置が、大型化および高コスト化してしまう。
非特許文献1には、フィードフォワード回路による高周波スイッチング整流器のリップル抑制方法が記載されている。高周波スイッチング整流器は、全波整流部とDC/DCコンバータ部とを含み、DC/DCコンバータ部は、フィルタ回路とDC/DCコンバータとを含む。
三相交流電源から入力される300[Hz]または360[Hz]の6次高調波ノイズを低減するために、フィルタ回路のカットオフ周波数を低くした場合(低周波設計の場合)、フィルタ回路の重量および体積は、高周波スイッチング整流器全体の10%以上を占めることになる。この点、非特許文献1の高周波スイッチング整流器では、フィードフォワード回路を付加することで、フィルタ回路のカットオフ周波数を高くしても、低周波設計の場合と同等以上の入出力リップル比を得ることができる。
しかしながら、非特許文献1に記載のリップル抑制方法は、非特許文献1に記載のDC/DCコンバータ固有の回路方式に依存し、回路方式が異なるDC/DCコンバータには適用できない。したがって、非特許文献1に記載のリップル抑制方法は、電流共振型のDC/DCコンバータには適用できない。
特許文献1には、LLC直列共振回路を備えるDC/DCコンバータにおいて、1次側回路のスイッチング素子のスイッチング周期およびデッドタイムの少なくとも一方を変化させる方法が記載されている。この方法によれば、2次側回路から出力される出力電流のリップルノイズを低減することができる。
しかしながら、電流共振型のDC/DCコンバータにおいて、スイッチング素子のスイッチング周期は出力を制御する主制御要素であり、スイッチング素子のデッドタイムは共振条件に影響する要素である。したがって、リップルノイズを低減するためにスイッチング周期およびデッドタイムの少なくとも一方を変化させると、出力制御や共振条件に悪影響を与える可能性がある。
特許文献2には、交流電源から供給される交流電力を直流電流に変換して光源に出力する点灯装置において、フィードバック制御に加え、出力電圧の脈動の高さに応じたフィードフォワード制御を行う方法が記載されている。この方法によれば、交流電源の2倍周波数のリップルノイズを低減することができる。
しかしながら、特許文献2に記載の方法は、入力電圧の変動に対する出力電流の変動割合が一定でない場合、上記の効果を期待できない。電流共振型のDC/DCコンバータの場合、入力電圧リップルは前段のAC/DCコンバータの出力電流値によって変動する。したがって、特許文献2に記載の方法を電流共振型のDC/DCコンバータに適用すると、かえって出力電流リップルが増大する可能性がある。
特許第6132887号公報 特開2020-173913号公報
青木忠一、他1名、「フィードフォワード回路による高周波スイッチング整流器の出力電圧リプル抑制方法について」、[online]、平成元年、電気学会論文誌D、109巻1号、[令和3年9月3日検索]、インターネット<URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieejias1987/109/1/109_1_10/_pdf/-char/ja>
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、フィルタ回路の大型化および高コスト化を招くことなく、出力リップルを低減することが可能なDC/DCコンバータおよび電源装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るDC/DCコンバータは、
入力電圧をスイッチングするスイッチング素子を含む1次側スイッチング回路と、
絶縁トランスと、
前記絶縁トランスを介して前記1次側スイッチング回路に接続される2次側整流回路と、
少なくとも前記スイッチング素子を制御する制御部と、
を備えるDC/DCコンバータであって、
前記制御部は、
前記2次側整流回路からの出力を所定の目標値に近づけるための第1制御指令値を生成する第1制御部と、
前記2次側整流回路からの出力に含まれる出力リップルを抽出し、前記出力リップルを所定値以下にするためのゲインを生成するゲイン生成部と、
前記1次側スイッチング回路に入力される前記入力電圧に含まれる入力電圧リップルを抽出し、前記入力電圧リップルと前記ゲインとに基づいて第2制御指令値を生成する第2制御部と、
前記第1制御指令値および前記第2制御指令値に基づいて前記スイッチング素子の制御を行う第3制御部と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、出力リップル(例えば、出力電流リップルまたは出力電圧リップル)を所定値以下にするためのゲインと入力電圧から抽出した入力電圧リップルとに基づいて第2制御指令値を生成し、2次側整流回路からの出力を所定の目標値に近づけるための第1制御指令値と第2制御指令値とに基づいてスイッチング素子の制御を行うので、的確に出力リップルを低減することができる。
また、この構成によれば、DC/DCコンバータの前段に設けられたフィルタ回路のカットオフ周波数を高くしても低周波のリップルノイズを低減することができるので、フィルタ回路の小型化、低コスト化、軽量化を図ることができる。
前記DC/DCコンバータにおいて、
前記第1制御部は、前記2次側整流回路から出力される出力電流および出力電圧の少なくとも一方を前記所定の目標値に近づけるために前記第1制御指令値を生成し、
前記ゲイン生成部は、前記2次側整流回路からの出力として前記2次側整流回路から出力される出力電流に含まれる出力電流リップルを抽出し、前記出力電流リップルを所定値以下にするためのゲインを生成するよう構成できる。
前記DC/DCコンバータにおいて、
前記第1制御部は、
前記出力電流の電流値を検出する出力電流検出部と、
前記電流値と前記目標値との差分を算出する第1演算部と、
前記差分に基づくPI演算により前記第1制御指令値を生成する第1のPI制御部と、を含むよう構成できる。
前記DC/DCコンバータにおいて、
前記ゲイン生成部は、
前記出力電流リップルを抽出する電流リップル抽出部と、
前記出力電流リップルを整流する整流部と、
前記整流部で整流した前記出力電流リップルと前記所定値との差分を算出する第2演算部と、
前記差分に基づくPI演算により前記ゲインを生成する第2のPI制御部と、を含むよう構成できる。
前記DC/DCコンバータにおいて、
前記第2制御部は、
前記入力電圧リップルを抽出する入力電圧リップル抽出部と、
前記入力電圧リップルと前記ゲインとを乗算して前記第2制御指令値を生成する乗算器と、を含むよう構成できる。
前記DC/DCコンバータにおいて、
前記ゲイン生成部は、N個(Nは2以上の整数)の周波数の前記出力リップルに対応したN個の前記ゲインを生成し、
前記第2制御部は、前記N個の周波数の前記入力電圧リップルとN個の前記ゲインとに基づいてN個の前記第2制御指令値を生成し、
前記第3制御部は、前記第1制御指令値およびN個の前記第2制御指令値に基づいて前記スイッチング素子の制御を行うよう構成できる。
上記課題を解決するために、本発明に係る電源装置は、
AC/DCコンバータと、
前記AC/DCコンバータの直流端側に設けられたフィルタ回路と、
前記フィルタ回路を介して前記AC/DCコンバータに接続された前記いずれかのDC/DCコンバータと、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、フィルタ回路の大型化および高コスト化を招くことなく、出力リップルを低減することが可能なDC/DCコンバータおよび電源装置を提供することができる。
第1実施形態に係る電源装置のブロック図の例である。 第1実施形態に係るDC/DCコンバータのブロック図の例である。 入力電圧リップルと出力電流リップルとの関係を示す波形図の例であって、(A)は従来のDC/DCコンバータの波形図、(B)は第1実施形態に係るDC/DCコンバータの波形図である。 第2実施形態に係る電源装置のブロック図の例である。 第2実施形態に係るDC/DCコンバータのブロック図の例である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るDC/DCコンバータおよび電源装置の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態に係る電源装置1Aのブロック図の例を示し、図2に、本発明の第1実施形態に係るDC/DCコンバータ2Aのブロック図の例を示す。
図1に示すように、電源装置1Aは、AC/DCコンバータ3と、フィルタ回路4と、DC/DCコンバータ2Aとを備える。電源装置1Aは、交流電源5(例えば、三相交流出力の商用電源)から供給された交流電力に基づいて所望の直流電流を生成し、当該直流電流をバッテリー6(例えば、電気自動車のリチウムイオンバッテリー)に供給する。
AC/DCコンバータ3は、複数のスイッチング素子(例えば、三相交流電源の場合3つのアームを構成する6つのスイッチング素子)で構成されたAC/DC変換動作を行う電力変換部と、当該電力変換部を制御する制御部とで構成される。AC/DCコンバータ3は、交流電源5から入力された交流電力をAC/DC変換動作により直流電力に変換し、フィルタ回路4を介してDC/DCコンバータ2Aに出力する。
フィルタ回路4は、チョークコイルおよび電解コンデンサで構成されるLCフィルタ回路である。フィルタ回路4は、AC/DCコンバータ3のスイッチングに起因するリップルノイズを遮断するようにカットオフ周波数が比較的高く設定されており、低周波のリップルノイズ(例えば、300[Hz]または360[Hz]のリップルノイズ)は通過させるよう構成されている。なお、フィルタ回路4は、少なくとも一部または全てがAC/DCコンバータ3に含まれていてもよいし、DC/DCコンバータ2Aに含まれていてもよい。
DC/DCコンバータ2Aは、AC/DCコンバータ3から入力された直流の入力電圧に基づいて所望の直流電流(充電電流)を生成し、当該直流電流をバッテリー6に供給する。DC/DCコンバータ2Aは端子T1~T4を有し、端子T1,T2はフィルタ回路4を介してAC/DCコンバータ3に接続され、端子T3,T4にはバッテリー6が接続される。
DC/DCコンバータ2Aに入力されるリップルノイズは、通常、AC/DCコンバータ3のスイッチング素子のスイッチング周波数に同期して発生するスイッチングノイズおよびスイッチングリップルと、交流電源5の周波数(50[Hz]または60[Hz])に同期して発生するACリップルとを含む。
スイッチング周波数は数10[kHz]から100[kHz]程度であるため、スイッチングノイズおよびスイッチングリップルは、カットオフ周波数が比較的高く設定されたフィルタ回路4で大部分カットすることができる。ACリップルは、例えば、交流電源5の周波数(50[Hz]または60[Hz])の6倍の高調波であり、300[Hz]または360[Hz]の低周波となる。このため、ACリップルはフィルタ回路4を通過してしまう。
DC/DCコンバータ2Aに入力される入力電圧のリップルノイズ(入力電圧リップル)が、DC/DCコンバータ2Aから出力される出力電流にリップルノイズ(出力電流リップル)として重畳されると、出力電流リップルはバッテリー6に悪影響を与えてしまう。そこで、本実施形態に係るDC/DCコンバータ2Aでは、出力電流リップルを所定値以下にするための電流ゲイン(本発明の「ゲイン」に相当)を生成し、当該電流ゲインを用いて入力電圧リップルをフィードフォワード制御することで、出力電流リップルを低減する。
図2に示すように、本実施形態に係るDC/DCコンバータ2Aは、電力変換部10と、制御部20Aとで構成される。
電力変換部10は、1次側スイッチング回路11と、LC共振回路12と、絶縁トランス13と、2次側整流回路14とを備える。1次側スイッチング回路11およびLC共振回路12は、本発明の「1次側スイッチング回路」に相当する。
1次側スイッチング回路11は、複数のスイッチング素子を含むフルブリッジ回路またはハーフブリッジ回路で構成される。スイッチング素子は、例えば、IGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)、MOSFET(金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)、SiC(シリコンカーバイド)-MOSFET、GaN(窒化ガリウム)-MOSFET等の電力半導体スイッチング素子を用いることができる。スイッチング素子の電流路には、ダイオードが逆方向に並列接続される(内蔵ダイオードを含む)とともに、コンデンサが並列接続される。
LC共振回路12は、1次側スイッチング回路の一部であり、共振コイルと共振コンデンサとで構成される。本実施形態では、LC共振回路12は、さらに励磁コイルを含み、LLC方式の共振回路を構成する。共振コイルは、その一部または全てを絶縁トランス13の漏れインダクタンスで構成することができ、励磁コイルは、絶縁トランス13の励磁インダクタンスで構成することができる。なお、LC共振回路12は、1次側スイッチング回路11に含めてもよい。
絶縁トランス13は、1次側コイルと2次側コイルとを含む高周波絶縁トランスである。1次側コイルは、LC共振回路12を介して1次側スイッチング回路11に接続され、2次側コイルは、2次側整流回路14に接続される。絶縁トランス13は、容量に応じて1個または複数個の高周波絶縁トランスで構成してもよい。
2次側整流回路14は、ダイオードを含む整流回路と、コンデンサを含む平滑回路とで構成される。整流回路は、スイッチング素子で構成される同期整流回路でもよい。同期整流回路は、例えば、パワー半導体等のスイッチング素子をフルブリッジ接続したものであり、各スイッチング素子は1次側スイッチング回路11の状態および2次側整流回路14の電圧または電流状態により、同期整流制御によりオン/オフされる。
制御部20Aは、出力電流検出部21と、第1演算部22と、第1のPI制御部23と、電流リップル抽出部24と、整流部25と、第2演算部26と、第2のPI制御部27と、入力電圧リップル抽出部28と、乗算器29と、第3演算部30と、パルス生成部31とを含む。なお、制御部20Aは、2次側整流回路14が同期整流を行う場合は、2次側整流回路14の電流または電圧を検知し、1次側スイッチング回路11のスイッチング状態と合わせて、同期整流用のスイッチング素子のオン/オフ制御を行うものとする。
出力電流検出部21、第1演算部22および第1のPI制御部23は、本発明の「第1制御部」に相当する。電流リップル抽出部24、整流部25、第2演算部26および第2のPI制御部27は、本発明の「ゲイン生成部」に相当する。入力電圧リップル抽出部28および乗算器29は、本発明の「第2制御部」に相当する。第3演算部30およびパルス生成部31は、本発明の「第3制御部」に相当する。
出力電流検出部21は、2次側整流回路14から出力される出力電流を検出し、検出した電流値に関する信号を第1演算部22および電流リップル抽出部24に出力する。
第1演算部22は、出力電流検出部21から入力された出力電流の電流値と外部(例えば、上位装置)から入力された目標値(本実施形態では、出力電流の目標値)との差分を算出する。第1演算部22は、算出した差分に関する信号を第1のPI制御部23に出力する。
第1のPI制御部23は、第1演算部22で算出された差分に基づくPI(比例積分)演算により、上記差分がゼロに近づくような「第1制御指令値」を生成する。第1のPI制御部23は、生成した第1制御指令値を第3演算部30に出力する。
電流リップル抽出部24は、出力電流検出部21で検出した出力電流に含まれるリップルノイズ(出力電流リップル)を抽出する。電流リップル抽出部24は、例えば、LPF(低域通過濾波器)とHPF(高域通過濾波器)とを組み合わせたバンドパスフィルタで構成される。
整流部25は、電流リップル抽出部24で抽出した出力電流リップルを整流する。具体的には、整流部25は、出力電流リップルの絶対値の直流分を抽出する。整流部25は、電流リップル抽出部24に含まれていてもよい。
第2演算部26は、整流部25で整流した出力電流リップルとリップル目標値(本発明の「所定値」に相当)との差分を算出する。リップル目標値は、出力電流リップルのピーク間電流値の目標値であり、本実施形態では、0[App]に設定されている。第2演算部26は、算出した差分に関する信号を第2のPI制御部27に出力する。
第2のPI制御部27は、第2演算部26で算出された差分に基づくPI(比例積分)演算により、上記差分がゼロに近づくような電流ゲインを生成する。第2のPI制御部27は、生成した電流ゲインを乗算器29に出力する。
入力電圧リップル抽出部28は、入力電圧に含まれるリップルノイズ(入力電圧リップル)を抽出する。入力電圧リップル抽出部28は、例えば、LPF(低域通過濾波器)とHPF(高域通過濾波器)とを組み合わせたバンドパスフィルタで構成される。
乗算器29は、入力電圧リップル抽出部28で抽出した入力電圧リップルと第2のPI制御部27から入力された電流ゲインとを乗算して、「第2制御指令値」を生成する。乗算器29は、生成した第2制御指令値を第3演算部30に出力する。
第3演算部30は、第1のPI制御部23から入力された第1制御指令値と乗算器29から入力された第2制御指令値とを加算して「第3制御指令値」を生成し、当該第3制御指令値をパルス生成部31に出力する。
パルス生成部31は、第3制御指令値に基づいて、1次側スイッチング回路11に含まれるスイッチング素子をオン/オフさせるためのスイッチングパルスを生成し、当該スイッチングパルスを1次側スイッチング回路11に出力する。2次側整流回路14で同期整流制御を行う場合、パルス生成部31は、1次側スイッチング回路11の状態に加え、2次側から必要な情報を取得して、2次側整流回路14に含まれるスイッチング素子をオン/オフさせるためのスイッチングパルスを生成し、当該スイッチングパルスを2次側整流回路14に出力する。
図3(A)に、従来のDC/DCコンバータにおける入力電圧リップルおよび出力電流リップルの波形図の例を示し、図3(B)に本実施形態に係るDC/DCコンバータ2Aにおける入力電圧リップルおよび出力電流リップルの波形図の例を示す。なお、電圧目盛の単位は、両者共通しているが、電流目盛の単位は、図3(A)では2[A/div]であるのに対して、図3(B)では0.4[A/div]である。
従来のDC/DCコンバータは、本実施形態に係るDC/DCコンバータ2Aからゲイン生成部(電流リップル抽出部24、整流部25、第2演算部26および第2のPI制御部27)と、第2制御部(入力電圧リップル抽出部28および乗算器29)とを除いた構成となる。
図3(A)および図3(B)では、従来のDC/DCコンバータおよび本実施形態に係るDC/DCコンバータ2Aにおいて、450[V]の入力電圧に300[Hz]/10[Vpp]の入力電圧リップルが重畳されており、出力電圧が400[V]、出力電流の目標値が31[A]であるものとする。
図3(A)に示すように、従来のDC/DCコンバータでは出力電流リップルが4[App]であるのに対して、図3(B)に示すように、本実施形態に係るDC/DCコンバータ2Aでは、出力電流リップルが0.4[App]まで低減されている。CHAdeMO規格では、急速充電器のリップルノイズを3[App]未満と規定しているが、本実施形態に係るDC/DCコンバータ2Aでは、上記のとおり0.4[App]と規定よりも十分小さい値になっている。
このように、本実施形態に係るDC/DCコンバータ2Aでは、出力電流リップルを所定値以下にするための電流ゲインを生成し、当該電流ゲインによって入力電圧リップルをフィードフォワード制御するので、従来のDC/DCコンバータと比較して、出力電流リップルを10分の1程度に低減することができる。
また、本実施形態に係るDC/DCコンバータ2Aでは、前段に設けられたフィルタ回路4のカットオフ周波数を高くしても低周波のリップルノイズを低減することができるので、フィルタ回路4の小型化、低コスト化、軽量化を図ることができる。
[第2実施形態]
図4に、本発明の第2実施形態に係る電源装置1Bのブロック図の例を示し、図5に、本発明の第2実施形態に係るDC/DCコンバータ2Bのブロック図の例を示す。
図4に示すように、電源装置1Bは、DC/DCコンバータ2Bを除いて、第1実施形態と同じ構成である。図5に示すように、DC/DCコンバータ2Bは、電力変換部10と、制御部20Bとで構成される。電力変換部10は、第1実施形態と同じ構成である。
制御部20Bは、第1制御部(出力電流検出部21、第1演算部22および第1のPI制御部23)と、第3制御部(第3演算部30およびパルス生成部31)とが第1実施形態と同じ構成であり、ゲイン生成部K,L,Mと、第2制御部(入力電圧リップル抽出部28K,28L,28Mおよび乗算器29K,29L,29M)とが第1実施形態と異なる構成である。
ゲイン生成部Kは、K次の周波数の出力電流リップルを所定値以下にするための電流ゲインKを生成し、ゲイン生成部Lは、L次の周波数の出力電流リップルを所定値以下にするための電流ゲインLを生成し、ゲイン生成部Mは、M次の周波数の出力電流リップルを所定値以下にするための電流ゲインMを生成する。
ゲイン生成部K,L,Mは、それぞれ電流リップル抽出部24K,24L,24M、整流部25K,25L,25M、第2演算部26K,26L,26Mおよび第2のPI制御部27K,27L,27Mで構成される。各構成は、それぞれK次、L次、M次の周波数に対応している点を除いて、第1実施形態と共通する。
例えば、電流リップル抽出部24Kは、K次の周波数の出力電流リップルが通過するバンドパスフィルタで構成され、電流リップル抽出部24Lは、L次の周波数の出力電流リップルが通過するバンドパスフィルタで構成され、電流リップル抽出部24Mは、M次の周波数の出力電流リップルが通過するバンドパスフィルタで構成される。
第2制御部も、それぞれK次、L次、M次の周波数に対応している点を除いて、第1実施形態と共通する。入力電圧リップル抽出部28K,28L,28Mは、それぞれK次、L次、M次の周波数の入力電圧リップルを抽出する。乗算器29K,29L,29Mは、それぞれK次、L次、M次の周波数の入力電圧リップルとK次、L次、M次のゲイン生成部K,L,Mの出力である電流ゲインK,L,Mとを乗算して、「第2制御指令値K,L,M」を生成する。
第3演算部30は、第1のPI制御部23から入力された第1制御指令値と乗算器29K,29L,29Mから入力された第2制御指令値K,L,Mとを加算して「第3制御指令値」を生成し、当該第3制御指令値をパルス生成部31に出力する。
本実施形態に係るDC/DCコンバータ2Bでは、K次、L次、M次の周波数の出力電流リップルを所定値以下にするための電流ゲインK,L,Mを生成し、当該電流ゲインK,L,MによってK次、L次、M次の周波数の入力電圧リップルをフィードフォワード制御する。したがって、本実施形態に係るDC/DCコンバータ2Bによれば、より的確にK次、L次、M次の周波数の出力電流リップルを低減することができる。
また、本実施形態に係るDC/DCコンバータ2Bでは、第1実施形態と同様に、前段に設けられたフィルタ回路4のカットオフ周波数を高くしても低周波のリップルノイズを低減することができるので、フィルタ回路4の小型化、低コスト化、軽量化を図ることができる。
[変形例]
以上、本発明に係るDC/DCコンバータおよび電源装置の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態では、入力電圧をスイッチングするスイッチング素子を含む1次側スイッチング回路と、絶縁トランスと、絶縁トランスを介して1次側スイッチング回路に接続される2次側整流回路と、1次側スイッチング回路(2次側整流回路が同期整流の場合、1次側スイッチング回路と2次側整流回路)を制御する制御部とを備え、制御部は、2次側整流回路から出力される出力電流および出力電圧の少なくとも一方を所定の目標値に近づけるための第1制御指令値を生成する第1制御部と、出力電流に含まれる出力電流リップルを抽出し、出力電流リップルを所定値以下にするためのゲインを生成するゲイン生成部と、1次側スイッチング回路に入力される入力電圧に含まれる入力電圧リップルを抽出し、入力電圧リップルとゲインとに基づいて第2制御指令値を生成する第2制御部と、第1制御指令値および第2制御指令値に基づいてスイッチング素子の制御を行う第3制御部と、を備えるDC/DCコンバータについて説明したが、これに限定されず適宜構成を変更できる。
例えば、上記実施形態では、出力電流リップルについて説明したが、出力電圧リップルについても同様である。すなわち、出力電圧リップルの場合は、出力電流検出部21における出力電流検出に代えて出力電圧検出部による出力電圧検出を行い、電流リップル抽出部24における出力電流リップル抽出に代えて電圧リップル抽出部による出力電圧リップル抽出を行う。電圧リップル抽出部は出力電圧に含まれる出力電圧リップルを抽出し、ゲイン生成部は出力電圧リップルを所定値以下にするためのゲインを生成する。
本発明に係るDC/DCコンバータは、双方向動作が可能なCLLC、CLLLC方式の電流共振型DC/DCコンバータであってもよいし、他の方式の電流共振型DC/DCコンバータであってもよいし、電圧電流型DC/DCコンバータ、DAB(Dual Active Bridge)方式等のDC/DCコンバータであってもよい。
本発明に係る電源装置は、AC/DCコンバータと、AC/DCコンバータの直流端側に設けられたフィルタ回路と、フィルタ回路を介してAC/DCコンバータに接続された本発明に係るDC/DCコンバータと、を備えるのであれば、適宜構成を変更できる。例えば、本発明に係る電源装置は、DC/DCコンバータを複数備えていてもよいし、AC/DCコンバータ、フィルタ回路およびDC/DCコンバータからなる電源ユニットを複数備えていてもよい。また、フィルタ回路の一部または全てを、AC/DCコンバータあるいはDC/DCコンバータに含めてもよい。また、AC/DCコンバータとDC/DCコンバータとを一体化した電源装置であってもよい。
本発明の制御部は、各構成をハードウェア回路で構成してもよく、各構成の少なくとも一部をマイクロプロセッサなどのソフトウェア処理を行うソフトウェア回路で構成してもよい。例えば、第1実施形態において、出力電流検出部21の出力、入力電圧リップル抽出部28の出力および整流部25の出力をA/D変換してマイクロプロセッサなどで読み取り、残りの処理をソフトウェア処理し、パルス生成部31の出力をD/A変換処理して、1次側スイッチング回路11にPWM信号としてスイッチングパルスを出力してもよい。第2実施形態についても同様である。
第2実施形態において、K次、L次、M次の周波数の出力電流リップルについて、1つのリップル目標値を用いて各周波数の電流ゲインK,L,Mを生成したが、各周波数の出力電流リップルについてそれぞれ個別にリップル目標値を設定し、電流ゲインK,L,Mを生成してもよい。
1A,1B 電源装置
2A,2B DC/DCコンバータ
3 AC/DCコンバータ
4 フィルタ回路
5 交流電源
6 バッテリー
10 電力変換部
11 1次側スイッチング回路
12 LC共振回路
13 絶縁トランス
14 2次側整流回路
20A,20B 制御部
21 出力電流検出部
22 第1演算部
23 第1のPI制御部
24,24K~24M 電流リップル抽出部
25,25K~25M 整流部
26,26K~26M 第2演算部
27,27K~27M 第2のPI制御部
28,28K~28M 入力電圧リップル抽出部
29,29K~29M 乗算器
30 第3演算部
31 パルス生成部

Claims (7)

  1. 入力電圧をスイッチングするスイッチング素子を含む1次側スイッチング回路と、
    絶縁トランスと、
    前記絶縁トランスを介して前記1次側スイッチング回路に接続される2次側整流回路と、
    少なくとも前記スイッチング素子を制御する制御部と、
    を備えるDC/DCコンバータであって、
    前記制御部は、
    前記2次側整流回路からの出力を所定の目標値に近づけるための第1制御指令値を生成する第1制御部と、
    前記2次側整流回路からの出力に含まれる出力リップルを抽出し、前記出力リップルを所定値以下にするためのゲインを生成するゲイン生成部と、
    前記1次側スイッチング回路に入力される前記入力電圧に含まれる入力電圧リップルを抽出し、前記入力電圧リップルと前記ゲインとに基づいて第2制御指令値を生成する第2制御部と、
    前記第1制御指令値および前記第2制御指令値に基づいて前記スイッチング素子の制御を行う第3制御部と、を備える
    ことを特徴とするDC/DCコンバータ。
  2. 前記第1制御部は、前記2次側整流回路から出力される出力電流および出力電圧の少なくとも一方を前記所定の目標値に近づけるために前記第1制御指令値を生成し、
    前記ゲイン生成部は、前記2次側整流回路からの出力として前記2次側整流回路から出力される出力電流に含まれる出力電流リップルを抽出し、前記出力電流リップルを所定値以下にするためのゲインを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載のDC/DCコンバータ。
  3. 前記第1制御部は、
    前記出力電流の電流値を検出する出力電流検出部と、
    前記電流値と前記目標値との差分を算出する第1演算部と、
    前記差分に基づくPI演算により前記第1制御指令値を生成する第1のPI制御部と、を含む
    ことを特徴とする請求項2に記載のDC/DCコンバータ。
  4. 前記ゲイン生成部は、
    前記出力電流リップルを抽出する電流リップル抽出部と、
    前記出力電流リップルを整流する整流部と、
    前記整流部で整流した前記出力電流リップルと前記所定値との差分を算出する第2演算部と、
    前記差分に基づくPI演算により前記ゲインを生成する第2のPI制御部と、を含む
    ことを特徴とする請求項2または3に記載のDC/DCコンバータ。
  5. 前記第2制御部は、
    前記入力電圧リップルを抽出する入力電圧リップル抽出部と、
    前記入力電圧リップルと前記ゲインとを乗算して前記第2制御指令値を生成する乗算器と、を含む
    ことを特徴とする請求項1~4のいずれか一項に記載のDC/DCコンバータ。
  6. 前記ゲイン生成部は、N個(Nは2以上の整数)の周波数の前記出力リップルに対応したN個の前記ゲインを生成し、
    前記第2制御部は、前記N個の周波数の前記入力電圧リップルとN個の前記ゲインとに基づいてN個の前記第2制御指令値を生成し、
    前記第3制御部は、前記第1制御指令値およびN個の前記第2制御指令値に基づいて前記スイッチング素子の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1~5のいずれか一項に記載のDC/DCコンバータ。
  7. AC/DCコンバータと、
    前記AC/DCコンバータの直流端側に設けられたフィルタ回路と、
    前記フィルタ回路を介して前記AC/DCコンバータに接続された請求項1~6のいずれかのDC/DCコンバータと、を備える
    ことを特徴とする電源装置。
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