JP2023061147A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】付属品の誤使用を抑止することができる加熱調理器を提供する。【解決手段】加熱調理器1は、加熱庫11と、付属品30と、収納部20aと、検知部40と、制御部61とを備える。加熱庫11は、被加熱物を加熱する。付属品30は、加熱庫11に着脱可能に装着される。収納部20aは、加熱庫11の外部に配置され、付属品30を収納する。検知部40は、収納部20aに配置され、収納部20aに収納される付属品30を検知する。制御部61は、検知部40からの検知結果に基づいて、加熱調理器1の動作を制御する。【選択図】 図3

Description

本発明は、加熱調理器に関する。
食品を加熱調理する加熱調理器には、マイクロ波加熱機能とヒータ加熱機能とを備え、加熱調理方法を選択できるものがある。加熱調理方法を選択できる加熱調理器の中には、マイクロ波加熱用トレイ及びヒータ加熱用トレイ等の加熱調理方法に応じて使い分ける付属品が備えられていることがある。このような付属品を備える加熱調理器では、加熱原理の特性上安全に加熱調理器を使用するためには、マイクロ波加熱機能を利用するときはマイクロ波加熱用トレイを使用し、ヒータ加熱機能を利用するときはヒータ加熱用トレイを使用することが必要となる。
付属品の使い分けが必要な加熱調理器では、使用しない付属品は収納でき、且つ、必要なときにはすぐに取り出して使用できることが望まれる。例えば特許文献1には、付属品の収納の利便性を向上させるために、加熱調理器の底部に付属品収納部を形成した加熱調理器が開示されている。
特開平10-339445号公報
しかしながら、特許文献1の加熱調理器では、付属品の使い分けは、メーカからの誤使用についての注意喚起と、注意喚起を確認したユーザの理解とが前提となっていた。そのため、ユーザが誤使用に伴う危険性を十分に認識していなかったり、失念していたりすると、誤った付属品を使用してしまい、安全に加熱調理器を使用できないという問題が生じていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、付属品の誤使用を抑止することができる加熱調理器を提供することを目的とする。
本発明の加熱調理器は、加熱庫と、付属品と、収納部と、検知部と、制御部とを備える。前記加熱庫は、被加熱物を加熱する。前記付属品は、前記加熱庫に着脱可能に装着される。前記収納部は、前記加熱庫の外部に配置され、前記付属品を収納する。前記制御部は、前記検知部からの検知結果に基づいて、加熱調理器の動作を制御する。
本発明によれば、付属品の誤使用を抑止することができる。
本発明の実施形態1に係る加熱調理器の外観を示す斜視図である。 図1の加熱調理器の正面図である。 図1の加熱調理器の収納部の平面図である。 図1の加熱調理器の収納部の平面図で、収納部を引き出した状態を示す図である。 図1の加熱調理器の構成を示すブロック図である。 図1の加熱調理器の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る加熱調理器の正面図である。 図7の加熱調理器の収納部の側面図である。 図7の加熱調理器の収納部の側面図で、収納部を引き出した状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る加熱調理器の実施形態について説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
以下の説明では、加熱調理器1として、ビルトイン型のオーブンレンジを例に挙げて説明する。オーブンレンジの被加熱物を加熱する基本構造及びオーブンレンジの材質は既知のオーブンレンジと同じため詳細な説明は省略する。
[実施形態1]
図1~図5を参照して、本発明の実施形態1に係る加熱調理器1について説明する。図1は、本実施形態に係る加熱調理器1の外観を示す斜視図である。図2は、図1の加熱調理器1の正面図である。図3及び図4は、図1の加熱調理器1の収納部20aの平面図である。図3は、収納部20aを収納した状態を示す図で、図4は、収納部20aを引き出した状態を示す図である。図5は、図1の加熱調理器1の構成を示すブロック図である。
以下の説明では、加熱調理器1を一般に使用する状態で置いた場合の鉛直方向を上下方向と定義する。また、加熱調理器1の扉体13が設けられる側を前側として前後方向を定義する。また、上下方向及び前後方向に直交する方向を左右方向と定義する。
加熱調理器1は、例えば食品などの被加熱物を加熱調理するものである。加熱調理器1は、マイクロ波によるマイクロ波加熱機能及びヒータによるヒータ加熱機能を備える。ヒータ加熱機能は、ヒータによって熱風を発生させて加熱するオーブン加熱機能、ヒータによって蒸気を発生させて加熱するスチーム加熱機能、及び、ヒータの輻射熱で加熱するグリル加熱機能を含む。
図1~図4に示すように、加熱調理器1は、加熱庫11と、筐体12と、扉体13と、操作部14と、収納部20aと、付属品30と、検知部40と、報知部50とを備える。
加熱庫11は、前面に開口を有する略直方体の箱状である。加熱庫11は、開口から内部に収容された被加熱物を加熱する。加熱庫11は、前面に開口を有する略直方体の箱状の筐体12に収納される。
扉体13は、加熱庫11及び筐体12の前面の開口を覆う板状である。扉体13は、加熱庫11及び筐体12の前面に加熱庫11及び筐体12の開口を開閉可能に取り付けられる。
操作部14は、ユーザが被加熱物に対する加熱調理方法を指定するために加熱調理器1を操作するためのものである。操作部14は、操作ボタンや操作ダイヤルなどから構成され、筐体12の前面の上部に設けられる。なお、操作部14は、加熱調理器1をユーザが操作しやすい位置に設けられていればよく、筐体12の前面の上部に限定されない。
加熱庫11、筐体12、扉体13及び操作部14には、既知の加熱調理器の加熱庫、筐体、扉体及び操作部に採用されている任意の構成を用いることができる。
付属品30は、被加熱物を加熱調理する際に、加熱庫11の内部に載置して使用するものである。付属品30は、加熱庫11の内部に着脱可能に装着される。本実施形態1では、付属品30は、マイクロ波加熱機能を使用する際に用いるマイクロ波加熱用トレイ31及びヒータ加熱機能を使用する際に用いるヒータ加熱用トレイ32である。
マイクロ波加熱用トレイ31は、平面視略円形状の皿状を有する。マイクロ波加熱用トレイ31は、加熱庫11の内部に載置可能な大きさを有する。マイクロ波加熱用トレイ31は、例えば、ガラス又はセラミックからなる。
ヒータ加熱用トレイ32は、平面視略矩形状の皿状を有する。ヒータ加熱用トレイ32は、加熱庫11の内部に載置可能な大きさ有する。ヒータ加熱用トレイ32は、例えば、鉄板等の金属からなる。
収納部20aは、付属品30を収納するものである。収納部20aは、付属品30(マイクロ波加熱用トレイ31及びヒータ加熱用トレイ32)を重ねて収納できる大きさの皿状を有する。収納部20aは、加熱庫11の外部に配置される。例えば、収納部20aは、筐体12の内部において、加熱庫11の下方に配置される。収納部20aは、筐体12の内部に設けられたレール(図示せず)等によって、スライドして前方へ引き出せる。
検知部40は、収納部20aに配置され、収納部20aに収納される付属品30を検知するものである。検知部40は、マイクロ波加熱用トレイ31とヒータ加熱用トレイ32との材質の違いで付属品30を検知できる光電センサ、レーザセンサ等である。検知部40は、材質の違いによって投光した光の透過率又は吸収率が異なり、結果受光量が異なることを利用して、収納部20aに収納されている付属品30が、マイクロ波加熱用トレイ31であるのか、ヒータ加熱用トレイ32であるのかを検知する。検知部40は、収納部20aの内部において、マイクロ波加熱用トレイ31及びヒータ加熱用トレイ32の両方が検知部40の検知領域に入る位置に配置される。
また、検知部40として、マイクロ波加熱用トレイ31とヒータ加熱用トレイ32との形状の違いで付属品30を検知できる近接センサ、接触式変位センサ等を用いることができる。この場合、図3及び図4に示すように、例えばマイクロ波加熱用トレイ31だけが検知部40の検知領域に入るように検知部40が配置される。検知部40は、マイクロ波加熱用トレイ31が収納部20aに収納されたときだけマイクロ波加熱用トレイ31が収納部20aにあることを検知する。なお、この場合、ヒータ加熱用トレイ32のみを検知できるようにしてもよい。
また、検知部40として、金属製のヒータ加熱用トレイ32を検知できる磁気センサ等を用いることができる。この場合、検知部40は、収納部20aの内部において、ヒータ加熱用トレイ32が検知部40の検知領域に入る位置に配置される。検知部40は、ヒータ加熱用トレイ32が収納部20aに収納されているか否かを検知する。
検知部40は、少なくともヒータ加熱用トレイ32が検知できるものが好ましい。加熱調理器1においては、マイクロ波加熱を行う際に金属製のヒータ加熱用トレイ32が加熱庫11に載置されていることが最も危険が伴う。マイクロ波加熱用トレイ31のみを検知できる検知部40の場合、マイクロ波加熱用トレイ31が検知されない場合でも、マイクロ波加熱用トレイ31を収納部に収納し忘れており、加熱庫11にはヒータ加熱用トレイ32が載置されているという推定が成立するためである。
なお、検知部40は、1個だけ配置してもよいし、複数個配置することもできる。例えば、マイクロ波加熱用トレイ31のみを検知できる検知部40と、ヒータ加熱用トレイ32のみを検知できる検知部40とを収納部20aに配置してもよい。
報知部50は、付属品30の誤使用を報知するものである。報知部50は、加熱調理器1の操作情報及び動作情報を表示するディスプレイである。操作情報とは、例えば、ユーザが操作部14を操作して指定した被加熱物に対する加熱調理方法、被加熱物の加熱時間等の情報である。動作情報とは、例えば、加熱時間の経過である。これらの情報を表示するディスプレイに、付属品30が誤使用されている場合に、警告を報知する。報知部50は、既知の加熱調理器のディスプレイと同様の構成を有する。報知部50は、既知の加熱調理器の表示ディスプレイと同様の構成を有している。なお、報知部50は、ユーザが見やすい位置に設けられていればよく、筐体12の前面の上部に限定されない。
報知部50は、加熱調理器1に内蔵されているスピーカーで構成されてもよい。この場合、付属品30が誤使用されている場合に、警告音を報知する。また、報知部50は、ディスプレイとスピーカーの両方で報知する構成としてもよい。
図5に示すように、加熱調理器1は、制御装置60と、加熱部70とをさらに備える。制御装置60は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)からなる制御部61と、推定部62と、ROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)からなる記憶部63とを備える。
推定部62は、検知部40からの検知結果に基づいて加熱庫11で使用されている付属品30を推定するものである。例えば、推定部62は、収納部20aにおいて検知部40によってマイクロ波加熱用トレイ31が検知された場合に、加熱庫11ではヒータ加熱用トレイ32が使用されていると推定する。逆に、推定部62は、収納部20aにおいて検知部40によってヒータ加熱用トレイ32が検知された場合に、加熱庫11ではマイクロ波加熱用トレイ31が使用されていると推定する。
加熱部70は、被加熱物を加熱するためのものである。加熱部70は、被加熱物をマイクロ波加熱するマグネトロン及び被加熱物をヒータ加熱するヒータを備える。加熱部70は、既知の加熱調理器の加熱部に採用されている任意の構成を用いることができる。
制御部61は、記憶部63が記憶しているプログラム等に基づいて加熱調理器1の動作を制御するものである。制御部61は、操作部14からの指示を受け取って、加熱部70を動作させる。さらに、制御部61は、検知部40からの検知結果に基づき推定部62が推定した推定部62からの推定結果に基づいて加熱調理器1の動作を制御する。
具体的には、検知部40からの検知結果及び推定部62からの推定結果に基づいて付属品30の誤使用が確認されなかった場合には、制御部61は、ユーザが操作部14で指示したとおりの加熱調理方法を実行するように加熱調理器1を動作させる。
一方、検知部40からの検知結果及び推定部62からの推定結果に基づいて付属品30の誤使用が確認された場合には、制御部61は、報知部50を動作させて、付属品30の誤使用を伝える警告を表示する。また、同時に、制御部61は、加熱部70を低出力にする又は停止する。なお、付属品30の誤使用が確認された場合、制御部61は、加熱部70を低出力にするのみでもよいし、報知部50を動作させるのみでもよい。
次に、図6を参照して、制御部61の動作について、より具体的に説明する。図6は、図1の加熱調理器1の動作を示すフローチャートである。
加熱調理器1は、マイクロ波加熱機能(レンジ加熱機能)、オーブン加熱機能、スチーム加熱機能、及び、グリル加熱機能を有する。ユーザは、上記の複数の加熱調理機能から加熱調理方法を選択して被加熱物の加熱調理を行う。
ユーザが加熱調理方法を選択する(ステップS10)と、検知部40は、収納部20aに収納されている付属品30を検知する(ステップS12)。検知部40で検知された検知結果は推定部62に伝えられ(ステップS14)、推定部62で加熱庫11の内部で使用されている付属品30を推定する(ステップS16)。推定結果は制御部61に伝えられ、制御部61で、付属品30が誤使用されているか否かを判断する(ステップS18)。付属品30が誤使用されていると判断されると、制御部61は、付属品30が誤使用されている場合の動作を加熱調理器1に行わせる(ステップS20)。一方、付属品30が誤使用されていないと判断されると、制御部61は、ユーザの指示通り加熱調理器1を動作させる(ステップS22)。
具体的には、マイクロ波加熱機能が選択されており、且つ、収納部20aにマイクロ波加熱用トレイ31が収納されていることが確認された場合、推定部62は加熱庫11でヒータ加熱用トレイ32が使用されていると推定する。マイクロ波加熱を行うのに適さない付属品30が使用されているため、制御部61は付属品30が誤使用されていると判断し、付属品30が誤使用されている場合の動作を加熱調理器1に行わせる。つまり、制御部61は、報知部50を制御して警告を報知し、加熱部70を制御して加熱部70の出力を低下させる又は加熱部70の出力を停止させる。
また、オーブン加熱機能、スチーム加熱機能及びグリル加熱機能のヒータを加熱部70とするヒータ加熱機能が選択されており、且つ、収納部20aにヒータ加熱用トレイ32が収納されていることが確認された場合、推定部62は加熱庫11でマイクロ波加熱用トレイ31が使用されていると推定する。ヒータ加熱を行うのに適さない付属品30が使用されているため、制御部61は付属品30が誤使用されていると判断し、付属品30が誤使用されている場合の動作を加熱調理器1に行わせる。つまり、制御部61は、報知部50を制御して警告を報知し、加熱部70を制御して加熱部70の出力を低下させる又は加熱部70の出力を停止させる。
一方、マイクロ波加熱機能が選択されており、且つ、収納部20aにヒータ加熱用トレイ32が収納されていることが確認された場合、推定部62は加熱庫11でマイクロ波加熱用トレイ31が使用されていると推定する。マイクロ波加熱を行って問題ない付属品30が使用されているため、制御部61はユーザの指示通りマイクロ波加熱を実行するよう加熱調理器1を動作させる。
同様に、ヒータ加熱機能が選択されており、且つ、収納部20aにマイクロ波加熱用トレイ31が収納されていることが確認された場合、推定部62は加熱庫11でヒータ加熱用トレイ32が使用されていると推定する。ヒータ加熱を行って問題ない付属品30が使用されているため、制御部61はユーザの指示通りヒータ加熱を実行するよう加熱調理器1を動作させる。
検知部40又は推定部62によって付属品30の誤使用が検知された場合、ユーザが加熱調理のスタートボタンを押したときに報知部50によって警告を報知する。なお、警告を報知するタイミングは、加熱調理器1によって加熱調理が実行されるまでであれば任意のタイミングでよく、例えば、加熱調理方法を選択した際に警告を報知してもよい。また、そもそも加熱調理方法を選択できないようにしてもよい。
[実施形態2]
次に、図7~図9を参照して、実施形態2に係る加熱調理器1について説明する。図7は、本発明の実施形態2に係る加熱調理器1の正面図である。図8及び図9は、図7の加熱調理器1の収納部20bの側面図である。図8は、収納部20bを収納した状態を示す図で、図9は、収納部20bを引き出した状態を示す図である。図8及び図9では、構成を分かりやすくするため、収納部20bの右側面を省略して示している。以下、実施形態2について、実施形態1と異なる事項について説明する。実施形態2は、実施形態1と収納部20bの構成が異なるのみであるため、以下では収納部20bについて説明する。
収納部20bは、付属品30を収納するものである。収納部20bは、付属品30(マイクロ波加熱用トレイ31及びヒータ加熱用トレイ32)を立てて収納できる大きさの箱状を有する。収納部20bは、前面が開口されている箱状の収納部筐体21bと、収納部筐体21bの前面の開口を覆う収納部蓋体22bと、収納部蓋体22bに一体に取り付けられ付属品30を立てた状態で保持する保持体23bとを備える。収納部蓋体22bは、収納部筐体21bの内部に設けられたレール(図示せず)等によって、スライドして前方へ引き出せる。収納部蓋体22bを引き出すと、収納部蓋体22bと一体の保持体23bが引き出されて付属品30を出し入れできる。
収納部20bは、加熱庫11の外部に配置される。例えば、収納部20bは、加熱庫11の側方に配置される。ビルトイン型のオーブンレンジ(加熱調理器1)では、加熱調理器1はキッチンに一体に取り付けられるが、そのとき加熱調理器1の側方にある余空間に収納部20bが配置される。
なお、収納部20bは、スライドして取り出す方法としているが、収納部蓋体22bを下端で回動可能に収納部筐体21bに取り付け、収納部蓋体22bを回転して取り出す方法としてもよい。
以上のように、本発明の加熱調理器1では、収納部20a,20bに付属品30を検知する検知部40が設けられている。検知部40により収納部20a,20bに収納されている付属品30の種別を判別することができる。そして、この検知部40の検知結果に基づいて、加熱調理器1の動作を制御している。検知部40の検知結果に基づき付属品30が適切に使用されている場合は、ユーザが選択した加熱調理方法で加熱調理器1を動作させることができる。一方、検知部40の検知結果に基づき付属品30が適切に使用されていない場合は、付属品30が誤使用されている場合の動作を加熱調理器1に行わせることができる。結果、付属品30の誤使用を抑止することができる。
また、推定部62を備えることで、検知部40の検知結果に基づいて直接付属品30の誤使用が判断できない場合でも、推定部62によって加熱庫11で使用されている付属品30の種別を推定し、付属品30が誤使用されているか否か判断することができる。これにより、より確実に付属品30の誤使用を抑止することができる。
また、報知部50を備えることで、加熱庫11で使用されている付属品30が、ユーザが選択した加熱調理方法に適さない場合、制御部61により、報知部50を動作させて警告を報知することができる。これにより、ユーザは、付属品30の誤使用を容易に判断できる。
さらに、制御部61は、加熱部70の動作を制御して出力を低下させたり動作を停止したりすることができる。これにより、付属品30が誤使用されている場合に、加熱調理器1が、通常の加熱調理を行って加熱庫11が過加熱状態になる等の危険が生じるのを抑止することができる。
特に、マイクロ波加熱機能及びヒータ加熱機能を有する加熱調理器1では、マイクロ波加熱機能を使用するときに加熱庫11内で金属製のヒータ加熱用トレイ32が使用されていると、マグネトロンに電波が戻ってきて大きな温度上昇が起き、加熱調理器1が故障する。また、ヒータ加熱機能を使用するときに加熱庫11内で十分な耐熱性を有さないガラス製又はセラミック製のマイクロ波加熱用トレイ31が使用されていると、ヒータからの熱でマイクロ波加熱用トレイ31が破損する。本発明の加熱調理器1では、上記したように付属品30が誤使用されている場合の動作を加熱調理器1に行わせることができるため、加熱調理器1の故障や付属品30の破損を防止することができる。
また、本発明の加熱調理器1では、加熱庫11の下方又は側方の余空間に付属品30を収納するための収納部20a,20bが設けられている。収納部20a,20bが余空間に設けられているため、加熱調理器1の機能及び美観を損なうことなく、付属品30を収納部20a,20bに収納できるため、ユーザビリティを向上させることができる。実施形態2のような収納部20bを加熱庫11の側方に設ける構成では、加熱庫11が設けられる筐体12の側方、すなわち加熱調理器1の機器外に配置されるため、加熱調理器1の冷却性能にも何らの影響を与えない。
以上、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、適宜変更されてもよい。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状等は一例であって特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記の実施形態では、加熱調理器1は推定部62を有しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、加熱調理方法としてマイクロ波加熱機能を選択したときに検知部40でマイクロ波加熱用トレイ31を検知した場合に、制御部61によって付属品30が誤使用されている場合の動作を加熱調理器1に行わせるようにすれば、推定部62はなくてもよい。この場合、加熱調理方法としてヒータ加熱機能を選択したときに検知部40でヒータ加熱用トレイ32を検知した場合に、制御部61によって付属品30が誤使用されている場合の動作を加熱調理器1に行わせればよい。このとき、制御部61は、検知部40からの検知結果に基づいて加熱調理器1の動作を制御する。
上記の実施形態では、マイクロ波加熱用トレイ31は平面視略円形状を有し、ヒータ加熱用トレイ32は平面視略矩形状を有しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、マイクロ波加熱用トレイ31は平面視略矩形状であってもよいし、ヒータ加熱用トレイ32は平面視略円形状であってもよい。マイクロ波加熱用トレイ31及びヒータ加熱用トレイ32は、互いに同じ形状であってもよく、任意の形状を取り得る。
また、上記の実施形態では、付属品30は、マイクロ波加熱用トレイ31及びヒータ加熱用トレイ32であるが、本発明はこれに限定されない。例えば、付属品30は、スチーム加熱機能を使用する際に用いるスチームカップ等であってもよい。
上記の実施形態では、加熱調理器1としてビルトイン型のオーブンレンジを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、加熱調理器1は、卓上型のオーブンレンジでもよい。また、加熱調理器1は、オーブン加熱機能、スチーム加熱機能、グリル加熱機能等の複数種類の加熱機能を有するオーブンでもよい。
本発明は、例えば、加熱調理器の分野に利用可能である。
1 加熱調理器
11 加熱庫
20a,20b 収納部
30 付属品
31 マイクロ波加熱用トレイ
32 ヒータ加熱用トレイ
40 検知部
50 報知部
61 制御部
62 推定部
70 加熱部

Claims (5)

  1. 被加熱物を加熱する加熱庫と、
    前記加熱庫に着脱可能に装着される付属品と、
    前記加熱庫の外部に配置され、前記付属品を収納する収納部と、
    前記収納部に配置され、前記収納部に収納される前記付属品を検知する検知部と、
    前記検知部からの検知結果に基づいて、加熱調理器の動作を制御する制御部と
    を備える、加熱調理器。
  2. 前記検知部からの検知結果に基づいて前記加熱庫で使用されている前記付属品を推定する推定部をさらに備え、
    前記制御部は、前記推定部からの推定結果に基づいて、前記加熱調理器の動作を制御する、請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記付属品の誤使用を報知する報知部をさらに備え、
    前記制御部は、前記検知部からの検知結果に基づいて前記付属品の誤使用が確認された場合に、前記報知部を動作させる、請求項1又は請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 被加熱物を加熱するための加熱部をさらに備え、
    前記制御部は、前記検知部からの検知結果に基づいて前記付属品の誤使用が確認された場合に、前記加熱部を低出力にする又は停止する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の加熱調理器。
  5. マイクロ波加熱機能とヒータ加熱機能とをさらに備え、
    前記付属品は、マイクロ波加熱用トレイ及びヒータ加熱用トレイであり、
    前記制御部は、マイクロ波加熱機能が選択され、且つ、前記検知部によって、前記収納部に前記マイクロ波加熱用トレイが収納されていることが確認された場合、又は、ヒータ加熱機能が選択され、且つ、前記検知部によって、前記収納部に前記ヒータ加熱用トレイが収納されていることが確認された場合に、前記付属品が誤使用されている場合の動作を前記加熱調理器に行わせる、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の加熱調理器。
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