JP2023060183A - 半導体装置 - Google Patents

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【課題】半導体装置のスイッチングロスを低減する。【解決手段】半導体装置は、SiC基板と、n型のドリフト領域と、前記ドリフト領域上に形成されたp型のチャネル領域と、前記チャネル領域上に形成されたn型のソース領域と、ゲート絶縁膜を介して前記チャネル領域と接するように形成されたゲートと、平面視において前記チャネル領域と異なる領域に形成され、前記SiC基板の厚さ方向において、前記チャネル領域よりも深い位置の前記ドリフト領域に底面を有するトレンチと、前記トレンチの前記底面に形成され、前記ドリフト領域と接するように形成された金属膜と、前記トレンチの前記底面の下の前記ドリフト領域中に、前記SiC基板の厚さ方向において前記トレンチの前記底面よりも深い位置に形成されたp型の複数のフローティング層と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、炭化ケイ素基板を含む半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
基板材料に炭化ケイ素を用いた縦型MOSFET(Vertical type Metal Oxide Field Effect Transistor)を搭載した半導体装置が知られている。炭化ケイ素は、シリコンと比較して絶縁破壊電界強度が約1桁大きいため、基板材料に炭化ケイ素を用いた縦型MOSFETは、高不純物濃度で、厚さの薄いドリフト層の適用が可能になるので、縦型MOSFETの素子抵抗を大幅に低減することが可能である。また、炭化ケイ素は、シリコンに比べてバンドギャップが約3倍大きいことから高温での安定動作が可能であり、高速、高耐圧、かつ熱信頼性の高い半導体装置の基板材料として近年注目されている。
上記のような炭化ケイ素基板を用いた縦型MOSFETの一例が特許文献1(特開2009-194127号公報)に記載されている。同文献には、DMOS(Double Diffused MOSFET )型で、更に、スイッチング特性の向上を目的に、炭化ケイ素基板の表面にSBD(Schottky Barrier Diode)を形成した縦型MOSFETが開示されている。
特開2009-194127号公報
本願発明者は、炭化ケイ素基板の表面にSBDを形成した縦型MOSFETの特性を評価した結果、以下の懸念があることを見出した。
特許文献1に記載された所謂DMOS型の縦型MOSFETは、p型のチャネル形成領域とn型のドリフト領域とにより形成される所謂内蔵PNダイオードの幅が大きくなるので、内蔵PNダイオードが動作しやすくなり、リカバリ動作でのスイッチングロスが大きくなる懸念がある。内蔵PNダイオードの幅を小さくするには、トレンチゲート構造を採用する必要があり、コストアップの懸念がある。更に、トレンチゲート構造を採用した場合には、トレンチ内壁へのSBD用の電極の形成が困難となるため、信頼性低下の懸念がある。
その他の課題および新規な特徴は、本明細書および図面の記載から明らかになるであろう。
一実施の形態に係る半導体装置は、主面と前記主面と反対側の裏面を有するSiC基板と、前記主面に形成されたn型のドリフト領域と、前記ドリフト領域上に形成された、p型のチャネル領域と、前記チャネル領域上に形成された、n型のソース領域と、ゲート絶縁膜を介して、前記チャネル領域と接するように形成されたゲートと、平面視において前記チャネル領域と異なる領域に形成され、前記SiC基板の厚さ方向において、前記チャネル領域よりも深い位置の前記ドリフト領域に底面を有するトレンチと、前記トレンチの前記底面に形成され、前記ドリフト領域と接するように形成された金属膜と、前記トレンチの前記底面の下の前記ドリフト領域中に、前記SiC基板の厚さ方向において前記トレンチの前記底面よりも深い位置に形成された、p型の複数のフローティング層と、を有する。
一実施の形態に係る半導体装置によれば、DMOS型の縦型MOSFETのリカバリ動作でのスイッチングロスを低減できる。
図1は、一実施の形態によるDMOS型の縦型MOSFET構造を備えるSIC半導体装置の平面図である。 図2は、一実施の形態によるDMOS型の縦型MOSFET構造を備えるSIC半導体装置の要部断面図である。 図3は、一実施の形態によるDMOS型の縦型MOSFET構造を備えるSIC半導体装置の要部断面図である 図4は、一実施の形態によるDMOS型の縦型MOSFET構造を備えるSIC半導体装置の模式図である。 図5は、一実施の形態によるDMOS型の縦型MOSFET構造を備えるSIC半導体装置の模式図である。 図6は、一実施の形態によるDMOS型の縦型MOSFET構造を備えるSIC半導体装置の模式図である。 図7は、一実施の形態によるDMOS型の縦型MOSFET構造を備えるSIC半導体装置の模式図である。 図8は、本発明者が検討したDMOS型の縦型MOSFET構造を備えるSIC半導体装置の要部断面図である。 図9は、図8に示したSIC半導体装置の等価回路図である。 図10は、図8に示したSIC半導体装置の電気的特性を示す図である。 図11は、本発明者らが検討したDMOS型の縦型MOSFET構造を備えるSIC半導体装置の要部断面図である。 図12は、図11に示したSIC半導体装置の等価回路図である。 図13は、図11に示したSIC半導体装置の電気的特性を示す図である。 図14は、一実施の形態によるDMOS型の縦型MOSFET構造を備えるSIC半導体装置の要部断面図である。 図15は、図14に示したSIC半導体装置の等価回路図である。 図16は、図14に示したSIC半導体装置の電気的特性を示す図である。 図17は、一実施の形態によるDMOS型の縦型MOSFET構造を備えるSIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。 図18は、図17に続く、SIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。 図19は、図18に続く、SIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。 図20は、図19に続く、SIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。 図21は、図20に続く、SIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。 図22は、図21に続く、SIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。 図23は、図22に続く、SIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。 図24は、図23に続く、SIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。 図25は、図24に続く、SIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。 図26は、図25に続く、SIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。 図27は、図26に続く、SIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。 図28は、図27に続く、SIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。 図29は、図28に続く、SIC半導体装置の製造工程を示す要部断面図である。
一実施の形態に係る半導体装置について、図面を参照して詳細に説明する。なお、明細書および図面において、同一の構成要件または対応する構成要件には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、実施の形態と各変形例との少なくとも一部は、互いに任意に組み合わされてもよい。尚、各断面図において、空洞でないことを示す斜線は、図面を見やすくするために省略する。空洞を示す場合には、別途空洞であることを明細書中で明記することとする。
符号「」および「」は、導電型がn型のまたはp型の不純物の相対的な濃度を表しており、例えばn型の不純物の場合は、「n--」、「n」、「n」、「n」、「n++」の順に不純物濃度が高くなる。炭化ケイ素基板に形成されたDMOS型の縦型MOSFETを、単にSiC-DMOSと称する。
(実施の形態1)
本実施の形態における縦型MOSFET構造を備える半導体装置について、図1乃至図3を用いて説明する。図1に示すように、SiC-DMOSは、平面視にて、正方形または長方形を含む矩形のSIC基板100に形成されている。主面の中央部には、点線で囲まれたセル領域211が配置されており、セル領域211の周囲を連続的に囲むように周辺領域213が配置されている。
セル領域211にはソースパッド214とゲートパッド217とが形成されている。点線で囲まれた周辺領域213には、ソース配線218が形成され、ソース配線218は所定の部分でセル領域211に形成されたソースパッド214に一体となって接続される。セル領域211と周辺領域213の間には点線で囲まれたゲート引き上げ領域212が配置され、ゲート配線216が形成されている。ゲート配線216は、所定の部分でセル領域211に形成されたゲートパッド217に一体となって接続される。尚、ゲート引き上げ領域212と周辺領域213とは、点線で囲まれた部分のみでなく、各々がセル領域211を囲むように配置されている。ここでは図面を見やすくするために、これらを図面上で部分的に示している。
図2に示すように、SiC-DMOSは、SIC基板100の主面に形成されたゲート絶縁膜GIと、ゲート絶縁膜GI上に配置されたゲート114と、ゲート114の下部に形成されたp型のチャネル形成領域111と、p型のチャネル形成領域111内に形成され、かつ、ゲート114の端部に配置されたn型のソース領域112と、p型のチャネル形成領域111の下部に形成されたn型のドリフト領域110とを有する。SIC基板100の主面と反対側の裏面には、ドレイン電極DEとオーミックコンタクトを取るための高濃度のn型のドレイン層120が形成されている。n型のドレイン層120の下面には、金属からなるドレイン電極DEが形成されている。
尚、図2は、ショットキバリアダイオード123(以下ではSBD123として記す)が内蔵されたSiC-DMOSのおけるDMOSセルの一個を代表的に示すものであり、実際のSiC-DMOSは、このようなDMOSセルがセル領域211において多数個並列に接続された構成となっている。
n型のドリフト領域110の表面に、p型のチャネル形成領域111が形成されている。p型のチャネル形成領域111は、例えば、アルミニウムをn型のドリフト領域110の表面に不純物として導入することにより形成される。p型のチャネル形成領域111中に、選択的にn型のソース領域112が形成されている。n型のソース領域112は、例えばp型のチャネル形成領域111の表面に窒素を不純物として導入することにより形成される。更にp型のチャネル形成領域111中にp型のコンタクト領域113が形成されている。p型のコンタクト領域113は、p型のチャネル形成領域111の表面にアルミニウムを不純物として導入することにより形成される。
n型のドリフト領域110の表面において、p型のチャネル形成領域111とオーバーラップするようにゲート114が形成されている。すなわち、ゲート114の一部が、平面視においてp型のチャネル形成領域111と重なっている。ゲート114は、例えばリンまたはヒ素等のn型の不純物が導入されたポリシリコンで形成され、ゲート114とp型のチャネル形成領域111との間には、シリコン酸化膜またはシリコン窒化膜で形成されたゲート絶縁膜GIが形成されている。n型のソース領域112とp型のコンタクト領域113との各々の表面には、例えば、ニッケルシリサイド層で形成されたソースコンタクト層116が形成されている。ソースコンタクト層116上には、例えば窒化チタンで形成されたバリアメタル層117が形成されている。バリアメタル層117上には、例えばアルミニウムを主成分として形成され、図1に示したソースパッド214と同層で形成されたソース電極119が形成されている。
また、ゲート114上には、バリアメタル層117を介して、ゲートパッド217と同層で形成されたゲート電極118が形成されている。また、ゲート114上には、例えば、シリコン酸化膜で形成された層間膜115が形成され、層間膜115は、ゲート114とソース電極119とを電気的に分離している。このように、SiC-DMOSは、ゲート114、n型のソース領域112、n型のドリフト領域110及びp型のチャネル形成領域111を主な構成要素として含んでいる。
一方、SBD123は、SiC-DMOSのDMOSセルの中央部に形成されたトレンチTR内に形成されている。トレンチTRは平面視においてゲート114に囲まれた領域に形成され、SIC基板100の表面を選択的にエッチングすることによって形成されている。トレンチTRの深さは、例えば1.5μm程度であり、トレンチTRの底面は、n型のドリフト領域110に達している。トレンチTRの側壁には、例えば、酸化シリコン膜で形成されたスペーサー122が形成され、スペーサー122およびトレンチTRの底面上に、例えば窒化チタンで形成されたバリアメタル層117が形成されている。SBD123は、バリアメタル層117をアノードとし、トレンチTRの底面に露出したn型のドリフト領域110をカソードとして構成されている。
ここで第1の特徴的な構成は、SIC基板100の厚さ方向において、SBD123のショットキー接合面121は、SiC-DMOSのp型のチャネル形成領域111よりも深い位置に形成されていることである。
さらに第2の特徴的な構成は、SBD123のショットキー接合面121の下部において、n型のドリフト領域110中に複数個のp型のフローティング層124が形成されていることである。
p型のフローティング層124は、例えば、アルミニウムをトレンチTR部分のn型のドリフト領域110中に不純物として導入することにより形成される。p型のフローティング層124の間隔Xaは、例えば耐圧が1200VクラスのSiC-DMOSの場合、2.0μm程度が好適値として設定される。p型のフローティング層124は、SiC-DMOSのp型のチャネル形成領域111と電気的に分離されており、p型のコンタクト領域113とp型のフローティング層124とは間隔Xbで離間している。間隔Xbは、例えば、間隔Xaの半分程度の1.0μm程度に設定されている。また、SiC-DMOSは、p型のチャネル形成領域111をアノードとし、n型のドリフト領域110をカソードとする寄生PN接合ダイオードPNDを含んでいる。
図3は、図2における左半分の要部を示す。図2に示したSiC-DMOSのDMOSセル部は、基本的に線対称の構造のため、図3においては、左半分の構造を代表的に示す。
図2及び図3に示すように、トレンチTRの下部に形成され、トレンチTRの底面から離間したp型のフローティング層124は、SiC-DMOSのドレインに正電圧、ソースに負電圧を印加した逆バイアス時に、p型のフローティング層124の周辺のn型のドリフト領域110中に空乏層を広げる働きをする。p型のフローティング層124の間隔Xaは、逆バイアス印加時に複数のp型のフローティング層124同士が必ず空乏層でつながる間隔に最適化されているので、所望の耐圧を得ることができ、SBD123下の耐圧を確保することができる。
また、p型のフローティング層124は、2個に限定されるものではなく、デバイスに求められるSBD123の面積と間隔Xaの値とに応じて、図4乃至図7に示すように、配置する個数、位置またはレイアウトが変更されてもよい。このようなp型のフローティング層124の構成とすることで、SBD123の接合面積が変化した場合でも対応することができる。その際に図7に示すように、Xa1とXa2とは均等でなくてもよく、空乏層がつながる範囲で異なっていてもよい。
尚、図4乃至図7の全図において、図の上部はゲート114とフローティング層124の平面レイアウトのみを模式的に示し、図の下部は、該平面レイアウトのA-A線に対応するゲート114とフローティング層124との断面を模式的に示す。また、図中の一点鎖線は、ゲート114とフローティング層124との対応関係を示す。
p型のコンタクト領域113とp型のフローティング層124との間隔Xbは、間隔Xa以下になるように設定される。この設定によって、複数のp型のフローティング層124が間隔Xaで空乏層によりつながる状態であれば、間隔Xaよりも狭い間隔Xbも必ず空乏層でつながる状態になる。結果的に、SBD123の側面における耐圧も確保することができる。
また、SiC-DMOSのp型のチャネル形成領域111の不純物濃度がn型のドリフト領域110の不純物濃度よりも十分に高い場合(例えば2桁以上)は、図3に示すように、距離Xbをp型のチャネル形成領域111の底面からp型のフローティング層124までの距離Xb2に置き換えることも可能である。このように、SBD123のショットキー接合面121の下にp型のフローティング層124を配置することで、SBD123の耐圧を向上することが可能となる。
次に、SIC基板100の厚さ方向において、上述したSBD123のショットキー接合面121をSiC-DMOSのp型のチャネル形成領域111の底面126よりも深い位置に形成する構造の利点を説明する。
図3に示すように、ショットキー接合面121より下のn型のドリフト領域110の抵抗を接続抵抗Raとすると、寄生PN接合ダイオードPNDのPN接合面126より下のn型のドリフト領域110の抵抗は接続抵抗Raに接続抵抗Rcが追加された抵抗となり、接続抵抗Rcの分だけ大きくなる。
一方、図8は、寄生PN接合ダイオードPNDのPN接合面とSBD123のショットキー接合面121とが同じ高さの場合の模式断面図を示し、図3の構成と比較するための図である。図8の構成の場合、寄生PN接合ダイオードPNDとSBD123との接続抵抗はともに接続抵抗Raととなり、同じ抵抗値となる。回路に流れる電流Iと、寄生PN接合ダイオードPNDに流れる電流IPNDと、SBDに流れる電流ISBDとの関係は、図9及び図10のようになる。
寄生PN接合ダイオードPNDとSBD123とは、図9に示す記号G(ゲート)、記号S(ソース)及び記号D(ドレイン)で構成される縦型MOSFETのソースドレインパスに対して、並列接続されているので、両者に印加される電圧は、回路上同一となるが、寄生PN接合ダイオードPNDよりSBD123のVf(順方向降下電圧)が低いため、SBDの方が早く動作することになる。
一方、図10に示すように電流IPNDと電流ISBDとの交差点Vaより電圧が高い領域では寄生PN接合ダイオードPNDが動作することになる。すなわち、SBD123に流すことができる電流は寄生PN接合ダイオードPNDが動作しない電流値Ia以下の領域ということになる。
図11及び図12は、特許文献1に記載したようなSBD内蔵DMOSの場合を示す模式的断面図及びその等価回路図である。この場合、寄生PN接合ダイオードPNDの接続抵抗は接続抵抗Raとなり、SBD123の接続抵抗は接続抵抗Raに接続抵抗Rbが追加された抵抗となり、SBD123の方が接続抵抗Rbの分大きくなる。回路に流れる電流I1と、寄生PN接合ダイオードPNDに流れる電流IPND1と、SBDに流れる電流ISBD1との関係は、図12及び図13のようになる。
寄生PN接合ダイオードPNDに印加される電圧は、図9の場合と比べて、SBD123に余分に接続されている接続抵抗Rbの分だけ、高くなる。従って、寄生PN接合ダイオードPNDはSBD123よりもオンしやすくなり、図13に示すように、図10に示した電流値Iaと比べて低い電流値IbまでしかSBD123に電流を流すことができなくなる。つまり、図13に示すように電流IPND1と電流ISBDとの交差点Vbより電圧が高い領域では、図中の細い点線で示されるように、寄生PN接合ダイオードPNDが動作することになる。すなわち、SBDに流すことができる電流は寄生PN接合ダイオードPNDが動作しない電流値Ib以下の領域ということになる。従って、寄生PN接合ダイオードPNDの動作が支配的になってしまう懸念がある。
図14及び図15は、一実施の形態のSBD内蔵DMOSの場合を示す模式的断面図及びその等価回路図である。この場合、寄生PN接合ダイオードPNDの接続抵抗は接続抵抗Raに接続抵抗Rcが追加された抵抗値となり、SBDの接続抵抗は接続抵抗Raとなり、寄生PN接合ダイオードPNDの接続抵抗の方がSBDの接続抵抗に比べて、接続抵抗Rc分大きくなる。回路に流れる電流I2と、寄生PN接合ダイオードPNDに流れる電流IPND2と、SBDに流れる電流ISBD2との関係は、図15及び図16のようになる。
寄生PN接合ダイオードPNDに印加される電圧は、図9に比べて、寄生PN接合ダイオードPNDに余分に接続されている抵抗成分Rcの分だけSBD123よりも低くなる。従って、寄生PN接合ダイオードPNDはSBD123に比べてオンしにくくなり、図16に示すように、図13の場合と比較して、寄生PN接合ダイオードPNDが動作しづらくなるため、高い電流値IcまでSBD123に電流を流すことが可能になる。
つまり、図16のドット線で示されるように、電流IPND2と電流ISBDとの交差点Vcより電圧が高い領域で、寄生PN接合ダイオードPNDが支配的に動作することになる。すなわち、SBD123に流すことができる電流は寄生PN接合ダイオードPNDが動作しない電流値Icまで多くすることが可能である。
また、図3に示すように、p型のフローティング層は、n型の濃度の低いドリフト領域110で囲まれており、PNダイオードにはならないため、オンしない。上述のように、本願発明の一実施の形態によれば、特許文献1に記載したようなSBD内蔵DMOSよりもSBD123により多くの電流を流すことができ、また、p型のフローティング層により高耐圧化が図れるので、高耐圧でスイッチングロスの少ないSBD内蔵DMOSを供給できる。
以下、本願発明の一実施の形態であるSBD内蔵DMOSの製造方法を説明する。
図17に示すように、n型のドリフト領域110として機能するn型のSIC基板100を準備する。次に、SIC基板100の表面にp型の不純物(例えばアルミニウム)を導入することにより、p型の半導体層からなるチャネル形成領域111を形成する。チャネル形成領域111は、例えば、レジストパターンをマスクとした選択的なイオン注入法により形成され、深さ0.6μm程度、不純物濃度2×1017cm-3程度に形成される。
次に図18に示すように、チャネル形成領域111の表面にn型の不純物(例えば窒素)を導入することにより、n型の半導体層からなるソース領域112を形成する。ソース領域112は、例えば、レジストパターンをマスクとした選択的なイオン注入法により形成され、深さ0.3μm程度、不純物濃度2×1020cm-3程度に形成される。
次に図19に示すように、ソース領域112を含むチャネル形成領域111の表面にp型の不純物(例えばアルミニウム)を導入することにより、p型の半導体層からなるコンタクト領域113を形成する。コンタクト領域113は、例えば、レジストパターンをマスクとした選択的なイオン注入法により形成され、深さ0.4μm程度、不純物濃度2×1020cm-3程度に形成され、チャネル形成領域111に到達するように形成される。
次に図20に示すように、チャネル形成領域111を含むSIC基板100の表面に、例えば、酸化シリコン膜で形成されたハードマスクHMを形成する。次に、ハードマスクHMから露出するSIC基板100の表面に選択的なエッチングを施すことにより、深さ1.5μm程度のトレンチTRを形成する。
次に図21に示すように、トレンチTRの側壁に例えばシリコン窒化膜で形成されたスペーサーSPを形成する。スペーサーSPは、後の工程で形成されるp型のフローティング層124を形成するための不純物が、チャネル形成領域111に導入されることを防止する機能を有する。トレンチTRの側壁に高濃度のp型不純物が注入されると、チャネル形成領域111とp型のフローティング層124とが高濃度のp型層で接続してしまい、SBD123に高電流を流す効果が抑制される恐れがある。
次に図22に示すように、ハードマスクHM上及びトレンチの底面上に、選択的にレジスト膜RMを形成する。レジスト膜RMは、コンタクト領域113の端部とトレンチTRの底面の端部とが、平面視において露出するようなパターンで形成される。次に、レジスト膜RMから露出するハードマスクHMを間隔Xc分のみエッチングにより除去した後、レジスト膜HMから露出するSIC基板100の表面に、p型の不純物(例えばアルミニウム)を導入することにより、p型の半導体層からなるフローティング層124を形成する。フローティング層124は、不純物濃度2×1020cm-3程度に形成され、また、間隔Xaは、1200Vクラスの耐圧を狙い、例えば2μm程度に設定される。
また、トレンチTRの側壁から所定の間隔XcにはレジストRM膜を形成しないことが好ましく、トレンチTRの端部にフローティング層124が形成されるようにする。所定の間隔Xcを設けることで、コンタクト領域113とフローティング層124との間隔Xbが安定的に固定できる。逆にトレンチTRの端部までレジスト膜RMを形成してしまうと、マスク合わせズレ等の原因で、トレンチTRの端部がレジスト膜RMで覆われてしまった場合、片側の間隔Xbが広くなり、間隔Xaと間隔Xbとの適切な関係(Xa≧Xb)が崩れる懸念がある。レジスト膜RMを形成しない間隔Xc部分の表面には不純物が注入されるが、すでにその部分には同じ導電型のp型不純物が注入されているため、追加でp型不純物が注入されても影響はない。
次に、図23に示すように、レジスト膜RM、ハードマスクHM、及びスペーサーSPを除去する。
次に、図24に示すように、SIC基板100の裏面にn型の半導体層からなるドレイン層120を形成する。ドレイン層120は、例えば、SIC基板100の裏面にn型の不純物(例えば窒素)を導入することにより形成される。次に、SIC基板100を、例えばカーボンで保護した状態で、高温アニール処理(例えば1700℃)を施すことにより、チャネル形成領域111、ソース領域112、コンタクト領域113、フローティング層124及びドレイン層120の各々に含まれる不純物を活性化させる。
次に、図25に示すように、チャネル形成領域111を含むSIC基板100の表面にゲート酸化膜GIを介して、ゲート114を形成する。ゲート114は、例えばリンまたはヒ素等のn型の不純物が導入されたポリシリコンで形成され、その一部が平面視においてチャネル形成領域111と重なるように形成される。
次に図26に示すように、SIC基板100の表面に、例えば、シリコン酸化膜で形成された層間膜115を選択的に形成する。層間膜115は、SIC基板100にソースコンタクト層116が形成される領域を選択的に露出するように形成される。
次に、図27に示すように、ソース領域112及びコンタクト領域113の表面にNiシリサイド層で形成されたソースコンタクト層116を形成する。
次に、図28に示すように、ゲート電極コンタクト部GCとSBD123との形成部におけるSIC基板100の表面が露出するように層間膜115を選択的にエッチングする。その際に、トレンチTR側壁には層間膜115の一部で形成されたスペーサー122が残るようにして、後述するバリアメタル層117の成膜後に、チャネル形成領域111とフローティング層124とが電気的に分離するようにしておく。
次に、図29に示すように、バリアメタル層117(例えば窒化チタン)をSIC基板100の表面上に堆積させる。次に、電極形成用の金属膜(例えばシリコン添加アルミニウム膜)をバリアメタル層117上に堆積させ、その後、選択的に電極形成用の金属膜、バリアメタル層117をエッチングによりパターニングすることによって、図1及び図2に示す、ソース電極119、ゲート電極118、ソース配線218、ゲート配線216、ソースパッド214及びゲートパッド217を形成する。その後、図示しないが、ソースパッド214及びゲートパッド217の一部を露出するように、パッシベーション膜 (例えばポリイミド膜)を形成する。
次に、図3に示すように、SIC基板100の裏面に、ドレイン電極DE (例えばNi/Ti/Ni/Au)を形成する。
上記の工程を経て、本実施の形態の半導体装置が完成する。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
例えば、本発明は、nチャネルの縦型MOSFETを示したが、pチャネルの縦型MOSFETにも適用できる。その場合は、ソース領域、ドレイン領域、チャネル形成領域、ドリフト領域及びフローティング層を構成する半導体層の導電型を逆に構成すればよい。
100 SIC基板
110 ドリフト領域
111 チャネル形成領域
112 ソース領域
113 コンタクト領域
114 ゲート
115 層間膜
116 ソースコンタクト層
117 バリアメタル層
118 ゲート電極
119 ソース電極
120 ドレイン層
121 ショットキー接合面
122 スペーサー
123 ショットキバリアダイオード(SBD)
124 フローティング層
125 寄生PN接合ダイオード
126 チャネル形成領域111の底面(PN接合面)
211 セル領域
212 ゲート引き上げ領域
213 周辺領域
214 ソースパッド
216 ゲート配線
217 ゲートパッド
218 ソース配線
GI ゲート絶縁膜
Ra 接続抵抗
Rb 接続抵抗
Rc 接続抵抗
PND 寄生PN接合ダイオード
TR トレンチ
HM ハードマスク
SP スペーサー
Xa フローティング層間の間隔
Xa1 フローティング層間の間隔
Xa2 フローティング層間の間隔
Xb フローティング層とコンタクト領域の間隔
Xb2 フローティング層とチャネル形成領域の間隔
Xc トレンチ端部からのハードマスク後退間隔
RM レジスト膜

Claims (14)

  1. 主面と前記主面と反対側の裏面を有するSiC基板と、
    前記主面に形成されたn型のドリフト領域と、
    前記ドリフト領域上に形成された、p型のチャネル領域と、
    前記チャネル領域上に形成された、n型のソース領域と、
    ゲート絶縁膜を介して、前記チャネル領域と接するように形成されたゲートと、
    平面視において前記チャネル領域と異なる領域に形成され、前記SiC基板の厚さ方向において、前記チャネル領域よりも深い位置の前記ドリフト領域に底面を有するトレンチと、
    前記トレンチの前記底面に形成され、前記ドリフト領域と接するように形成された金属膜と、
    前記トレンチの前記底面の下の前記ドリフト領域中に、前記SiC基板の厚さ方向において前記トレンチの前記底面よりも深い位置に形成された、p型の複数のフローティング層と、
    を有する、半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記複数のフローティング層は所定の間隔で配置されている、半導体装置。
  3. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記所定の間隔は2.0μm程度である、半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記トレンチの両端部の下の前記ドリフト領域中に、前記フローティング層が形成されている、半導体装置。
  5. 請求項4記載の半導体装置において、
    前記チャネル領域の中に、p型のコンタクト領域をさらに有する、半導体装置。
  6. 請求項5記載の半導体装置において、
    前記トレンチの前記両端部の下の前記ドリフト領域中に形成された前記フローティング層と前記コンタクト領域との間隔は、1.0μm程度である、半導体装置。
  7. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記ドリフト領域の不純物濃度は、前記複数のフローティング層の不純物濃度より低い、半導体装置。
  8. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記複数のフローティング層は、前記トレンチの前記底面から離間されて配置されている、半導体装置。
  9. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記トレンチの側壁には、スペーサーが形成されている、半導体装置。
  10. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記金属膜は窒化チタン膜である、半導体装置。
  11. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記SiC基板の厚さ方向において、前記金属膜とその下部に位置する前記ドリフト領域との接合面は、前記チャネル領域と、その下部に位置する前記ドリフト領域との接合面より、深い位置に形成される、半導体装置。
  12. 請求項11記載の半導体装置において、
    前記チャネル領域と、その下部に位置する前記ドリフト領域とは、寄生PN接合ダイオードを構成し、
    前記金属膜とその下部に位置する前記ドリフト領域とは、ショットキバリアダイオードを構成する、半導体装置。
  13. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記SiC基板の前記裏面にn型のドレイン層をさらに有する、半導体装置。
  14. 請求項1記載の半導体装置において、
    ソース領域と、コンタクト領域との上に、ソースコンタクト層をさらに有する、半導体装置。
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