JP2023059985A - 投影装置及び方法 - Google Patents

投影装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2023059985A
JP2023059985A JP2023028311A JP2023028311A JP2023059985A JP 2023059985 A JP2023059985 A JP 2023059985A JP 2023028311 A JP2023028311 A JP 2023028311A JP 2023028311 A JP2023028311 A JP 2023028311A JP 2023059985 A JP2023059985 A JP 2023059985A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shadow
projection
image
unit
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2023028311A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7427822B2 (ja
Inventor
修也 楠本
Shuya Kusumoto
智大 島田
Tomohiro Shimada
雄大 阿部
Takehiro Abe
優馬 小宮
Yuma KOMIYA
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2023028311A priority Critical patent/JP7427822B2/ja
Publication of JP2023059985A publication Critical patent/JP2023059985A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7427822B2 publication Critical patent/JP7427822B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Projection Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】簡単な操作で投影画像の一部を拡大できる投影装置及び方法を提供する。【解決手段】投影面に画像を投影し、反射光を視認する方式の投影装置であって、投影面に画像を投影する投影部と、投影部による画像の投影を制御する投影制御部と、投影部による投影画像を撮像する撮像部と、撮像部による撮像画像に基づいて、投影画像の一部を囲う影を検出する影検出部と、影検出部の検出結果に基づき、投影画像が影で囲われた領域を拡大対象領域に設定する拡大対象領域設定部と、を備え、投影制御部は、影検出部で影が検出された場合、拡大対象領域を拡大して、投影部に投影させる。【選択図】 図26

Description

本発明は、投影装置及び方法に関する。
デジタルズーム機能として、画像の一部を拡大して投影する機能が知られている。特許文献1には、デジタルズームの際に、リモートコントローラを使用して、拡大する領域を指定する技術が記載されている。また、特許文献2には、タブレット端末等の携帯情報端末を使用して、拡大する領域を指定する技術が記載されている。
特開2012-203367号公報 特開2007-241537号公報
本開示の技術に係る1つの実施形態は、簡単な操作で投影画像の一部を拡大できる投影装置及び方法を提供する。
(1)画像を投影する投影部と、投影部による画像の投影を制御する投影制御部と、投影部による投影画像を撮像する撮像部と、撮像部による撮像画像に基づいて、投影画像に生じている影を検出する影検出部と、影検出部の検出結果に基づき、投影画像内で影のない領域を検出し、拡大対象領域に設定する拡大対象領域設定部と、を備え、投影制御部は、影検出部で影が検出された場合、拡大対象領域を拡大して、投影部に投影させる、投影装置。
(2)投影部は、投影する画像を表示する画像表示部を含む、(1)の投影装置。
(3)影検出部は、一定時間以上継続して発生している影を検出する、(1)又は(2)の投影装置。
(4)撮像画像に基づいて、影の動きを検出する動き検出部を更に備え、投影制御部は、投影部に拡大対象領域を拡大して投影させた後に、動き検出部で影の動きが検出された場合、動き検出部で検出される影の動きに応じて拡大率を変化させる、(1)から(3)のいずれか一の投影装置。
(5)動き検出部は、影が拡縮する動きを検出する、(4)の投影装置。
(6)撮像部で撮像される画像に基づいて、影の移動を検出する移動検出部を更に備え、投影制御部は、投影部に拡大対象領域を拡大して投影させた後に、移動検出部で影の移動が検出された場合、移動検出部で検出される影の移動に応じて、投影部で投影する画像をスライドさせる、(1)から(5)のいずれか一の投影装置。
(7)画像を投影する投影部と、投影部による画像の投影を制御する投影制御部と、投影部による投影画像を撮像する撮像部と、撮像部による撮像画像に基づいて、投影画像に生じる影を検出する影検出部と、投影画像内での影の位置を検出する位置検出部と、位置検出部で検出される影の位置に応じて投影画像の拡大対象領域を設定する拡大対象領域設定部と、を備え、投影制御部は、影検出部で影が検出された場合、拡大対象領域を拡大して、投影部に投影させる、投影装置。
(8)影の位置ごとに投影画像を拡大させる領域が定められたテーブルを記憶する記憶部を更に備え、拡大対象領域設定部は、テーブルに基づき、位置検出部で検出される影の位置から投影画像の拡大対象領域を設定する、(7)の投影装置。
(9)投影部は、投影する画像を表示する画像表示部を含む、(7)又は(8)の投影装置。
(10)影検出部は、一定時間以上継続して発生している影を検出する、(7)から(9)のいずれか一の投影装置。
(11)撮像部で撮像される画像に基づいて、影の動きを検出する動き検出部を更に備え、投影制御部は、投影部に拡大対象領域を拡大して投影させた後に、動き検出部で影の動きが検出された場合、動き検出部で検出される影の動きに応じて拡大率を変化させる、(7)から(10)のいずれか一の投影装置。
(12)動き検出部は、影が拡縮する動きを検出する、(11)の投影装置。
(13)撮像部で撮像される画像に基づいて、影の移動を検出する移動検出部を更に備え、投影制御部は、投影部に拡大対象領域を拡大して投影させた後に、移動検出部で影の移動が検出された場合、移動検出部で検出される影の移動に応じて、投影部で投影する画像をスライドさせる、(7)から(12)のいずれか一の投影装置。
(14)画像を投影する投影部と、投影部による画像の投影を制御する投影制御部と、投影部による投影画像を撮像する撮像部と、撮像部による撮像画像に基づいて、投影画像の一部を囲う影を検出する影検出部と、影検出部の検出結果に基づき、投影画像が影で囲われた領域を拡大対象領域に設定する拡大対象領域設定部と、を備え、投影制御部は、影検出部で影が検出された場合、拡大対象領域を拡大して、投影部に投影させる、投影装置。
(15)投影部は、投影する画像を表示する画像表示部を含む、(14)の投影装置。
(16)影検出部は、一定時間以上継続して発生している影を検出する、(14)又は(15)の投影装置。
(17)撮像部で撮像される画像に基づいて、影の動きを検出する動き検出部を更に備え、投影制御部は、投影部に拡大対象領域を拡大して投影させた後に、動き検出部で影の動きが検出された場合、動き検出部で検出される影の動きに応じて拡大率を変化させる、(14)から(16)のいずれか一の投影装置。
(18)動き検出部は、影が拡縮する動きを検出する、(17)の投影装置。
(19)画像を投影する投影部と、投影部による画像の投影を制御する投影制御部と、投影部による投影画像を撮像する撮像部と、撮像部による撮像画像に基づいて、投影画像上を移動する影を検出する影検出部と、影検出部の検出結果に基づき、投影画像内で影が通過していない領域を検出し、拡大対象領域に設定する拡大対象領域設定部と、を備え、投影制御部は、影検出部で影が検出された場合、拡大対象領域を拡大して、投影部に投影させる、投影装置。
(20)投影部は、投影する画像を表示する画像表示部を含む、(19)の投影装置。
(21)影検出部は、投影画像上を往復して移動する影を検出する、(20)の投影装置。
(22)投影制御部は、影の移動軌跡を投影部に投影させる、(19)から(21)のいずれか一の投影装置。
(23)画像を投影するステップと、投影画像を撮像するステップと、撮像画像に基づいて、投影画像に生じている影を検出するステップと、影の検出結果に基づき、投影画像内で影のない領域を検出し、拡大対象領域に設定するステップと、影が検出された場合に、拡大対象領域を拡大して、画像を投影するステップと、を含む投影方法。
(24)画像を投影するステップと、投影画像を撮像するステップと、撮像画像に基づいて、投影画像に生じる影を検出するステップと、投影画像内での影の位置を検出するステップと、検出された影の位置に基づいて投影画像の拡大対象領域を設定するステップと、影が検出された場合に、拡大対象領域を拡大して、画像を投影するステップと、を含む投影方法。
(25)画像を投影するステップと、投影画像を撮像するステップと、撮像画像に基づいて、投影画像の一部を囲う影を検出するステップと、影の検出結果に基づき、投影画像が影で囲われた領域を拡大対象領域に設定するステップと、影が検出された場合に、拡大対象領域を拡大して、画像を投影するステップと、を含む投影方法。
(26)画像を投影するステップと、投影画像を撮像するステップと、撮像画像に基づいて、投影画像上を移動する影を検出するステップと、影の検出結果に基づき、投影画像内で影が通過していない領域を検出し、拡大対象領域に設定するステップと、影が検出された場合に、拡大対象領域を拡大して、画像を投影するステップと、を含む投影方法。
第1の実施の形態の投影装置によるデジタルズームの操作の概念図 第1の実施の形態の投影装置のシステム構成の一例を示すブロック図 投影部の概略構成を示すブロック図 撮像部の概略構成を示すブロック図 制御部が有する機能のブロック図 拡大対象領域の設定の概念図 第1の実施の形態の投影装置の動作の概略を示す図 第1の実施の形態の投影装置の動作の手順を示すフローチャート デジタルズームの処理の手順を示すフローチャート 影を拡縮させて拡大率を変更する場合の操作の概念図 影を拡縮させて拡大率を変更する場合に制御部が有する機能のブロック図 影を拡縮させて拡大率を変更する場合のデジタルズームの処理の手順を示すフローチャート ズーム後の画像の移動操作の概念図 ズーム後に画像を移動させる機能を実現する場合に制御部が有する機能のブロック図 ズーム後に画像を移動させる場合のデジタルズームの処理の手順を示すフローチャート 第2の実施の形態の投影装置によるデジタルズームの操作の概念図 第2の実施の形態の投影装置によるデジタルズームの操作の概念図 第2の実施の形態の投影装置によるデジタルズームの操作の概念図 第2の実施の形態の投影装置の制御部が有する機能のブロック図 記憶部に記憶されるルックアップテーブルの一例を示す図 第2の実施の形態の投影装置でのズームの処理の手順を示すフローチャート ズームの形態の他の一例を示す図 ズームの形態の他の一例を示す図 ズームの形態の他の一例を示す図 ズームの形態の他の一例を示す図 第3の実施の形態の投影装置によるデジタルズームの操作の概念図 第4の実施の形態の投影装置によるデジタルズームの操作の概念図 ズーム操作後の投影画像を示す図 第4の実施の形態の投影装置でのズームの処理の手順を示すフローチャート ズーム操作に基づく、投影画像の変化の様子を示す図 影の移動軌跡の表示の一例を示す図 投影画像上に影を発生させる手段(障害物)の他の一例を示す図
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施の形態について詳説する。
[第1の実施の形態]
[概要]
図1は、本実施の形態の投影装置によるズーム(デジタルズーム)の操作の概念図である。
従来の投影装置(プロジェクタ)では、デジタルズーム機能を使用して、投影画像の一部を拡大する際、リモートコントローラ等を使用して、拡大する領域を指定している。この場合、一部の者しか操作できないという欠点がある。また、操作の手順が多く、意図した領域を素早く拡大できないという欠点もある。本実施の形態の投影装置1では、スクリーン2上にできる影を利用して、拡大する領域を指定する。具体的には、図1に示すように、スクリーン2に投影された画像に対して、拡大する領域以外の領域を手(障害物)Wの影Shで隠して、拡大する領域を指定する。なお、図1は、投影画像PIの左半分(破線で囲われた領域R)を拡大する場合の例を示している。この場合、同図に示すように、投影画像PIの右半分が、障害物(図1の例では「手」)Wの影Shで隠される。
[構成]
図2は、本実施の形態の投影装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。
同図に示すように、本実施の形態の投影装置1は、フロント型の投影装置であり、主として、画像入力部12、投影部14、撮像部16、操作部18及び制御部20等を備える。フロント型は、前方のスクリーン2に画像を投影し、その反射光を見る方式の投影装置である。
画像入力部12は、投影装置1で投影する画像の画像信号を入力する。画像入力部12は、画像入力インタフェースを有する。画像入力部12は、画像入力インタフェースを介して接続された外部機器3から画像信号を入力する。外部機器3は、たとえば、パーソナルコンピュータ(Personal Computer,PC)、ビデオデッキ、DVDプレイヤ(Digital Versatile Disc Player)、ブルーレイディスクプレイヤ、ビデオカメラなどである。接続は、有線であってもよいし、無線であってもよい。
投影部14は、画像入力部12に入力された画像信号が表わす画像をスクリーン(投影面)2に投影する。
図3は、投影部の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、投影部14は、主として、照明部14A、照明光学系14B、画像表示部14C及び投影光学系14D等を備える。
照明部14Aは、光源を含み、光源から出射される光から赤色(Red,R)、緑色(Green,G)及び青色(Blue,B)の3色の光を生成し、時分割で出射する。
照明光学系14Bは、ロッドレンズ等を含み、照明部14Aから出射する光を均一化して、画像表示部14Cに入射する。
画像表示部14Cは、投影部14で投影する画像を表示する。画像表示部14Cは、デジタルマイクロミラーデバイス(Digital Micromirror Device,DMD)、液晶パネル等の表示素子を含み、照明光学系14Bから出射される光を受けて、画像入力部12に入力された画像信号が表わす画像を表示する。
投影光学系14Dは、画像表示部14Cに表示された画像を拡大して、スクリーン2に投影する。投影光学系14Dは、焦点調節機能を有し、全体又は一部のレンズ群を光軸に沿って前後移動させることにより、焦点が調節される。
撮像部16は、いわゆるデジタルカメラで構成され、スクリーン2に投影された画像(投影画像)を電子的に撮像する。撮像部16は、少なくとも投影画像の全体を撮像可能に構成される。
図4は、撮像部の概略構成を示すブロック図である。
同図に示すように、撮像部16は、主として、撮像光学系16A、イメージセンサ16B、アナログ信号処理部16C及びデジタル信号処理部16D等を備える。
撮像光学系16Aは、被写体(スクリーン2)の光学像をイメージセンサ16Bの受光面上に結像させる。撮像光学系16Aは、焦点調節機能を有し、全体又は一部のレンズ群を光軸に沿って前後移動させることにより、焦点が調節される。
イメージセンサ16Bは、撮像光学系16Aを通る光を受光して、被写体を撮像する。イメージセンサ16Bは、たとえば、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、CCD(Charged Coupled Device)等の固体撮像素子で構成される。
アナログ信号処理部16Cは、イメージセンサ16Bから出力される信号を取り込み、所定の信号処理(たとえば、相関二重サンプリング処理、増幅処理等)を施し、かつ、デジタル信号に変換して出力する。
デジタル信号処理部16Dは、アナログ信号処理部16Cから出力される信号を取り込み、所定の信号処理(たとえば、階調変換処理、ホワイトバランス補正処理、ガンマ補正処理、同時化処理、YC変換処理等)を施して、被写体を撮像した画像の画像信号を生成する。ここでは、被写体であるスクリーン2に投影された画像(投影画像)を撮像した画像(撮像画像)の画像信号を生成する。生成された画像信号は、制御部20に出力される。
操作部18は、電源ボタン、メニューボタン等の各種操作部材を含み、各操作部材の操作に応じた信号を制御部20に出力する。
制御部20は、投影装置1の動作を統括制御する。制御部20は、コンピュータで構成される。コンピュータは、そのプロセッサ(たとえば、CPU(Central Processing Unit))が、所定の制御プログラム(投影制御プログラム)を実行することにより、制御部20の機能を実現する。コンピュータに備えられるROM(Read Only Memory)には、プロセッサが実行するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納される。また、コンピュータに備えられるRAM(Random Access Memory)は、プロセッサの作業用のメモリ空間を提供する。
図5は、制御部が有する機能のブロック図である。
同図に示すように、制御部20は、投影制御部20A、影検出部20B及び拡大対象領域設定部20Cの機能を有する。
投影制御部20Aは、投影部14による画像の投影を制御する。投影制御部20Aは、操作部18への操作入力に基づいて、投影を制御する。また、投影制御部20Aは、投影画像上に影が発生した場合、撮像部16で撮像される画像(撮像画像)に基づいて、投影画像のズームを制御する。より具体的には、画像表示部14Cにおける画像の表示を制御して、投影する画像のズームを制御する(いわゆるデジタルズーム)。このズーム(デジタルズーム)の制御については、後述する。
影検出部20Bは、投影画像に生じる影を検出する。この影は、投影装置1とスクリーン2との間に障害物を介在させた場合に発生する。影検出部20Bは、撮像部16で撮像される画像(撮像画像)に基づいて、投影画像に生じた影を検出する。投影画像上に生じる影は、たとえば、画像の明るさに基づいて検出する。すなわち、撮像画像内で閾値以下の明るさの領域を影の領域として検出する。更に高精度に検出する場合は、投影画像の画像データとの対比で影を検出する。
拡大対象領域設定部20Cは、投影画像内で画像を拡大する領域(拡大対象領域)を設定する。拡大対象領域設定部20Cは、影検出部20Bの検出結果に基づいて、拡大対象領域に設定する。具体的には、投影画像内で影のない領域(影で隠れていない領域)を検出し、検出した領域を拡大対象領域に設定する。
図6は、拡大対象領域の設定の概念図である。
投影画像内で影のない領域を非遮蔽領域とする。すなわち、障害物によって投影画像が遮蔽されていない領域を非遮蔽領域とする。図6に示すように、非遮蔽領域は、投影画像PIを複数の領域に分割して検出する。すなわち、分割された領域の中から影Shが存在しない領域を検出して、非遮蔽領域を検出する。図6では、投影画像PIを6つの領域(第1領域P1、第2領域P2、第3領域P3、第4領域P4、第5領域P5、及び、第6領域P6)に分割して、非遮蔽領域を検出する場合の例を示している。図6に示す例では、第1領域P1、第2領域P2及び第3領域P3に障害物の影Sh(図6では「手の影」)が存在している。したがって、残りの領域(第4領域P4、第5領域P5及び第6領域P6)で構成される領域が、非遮蔽領域として検出される。
拡大対象領域設定部20Cは、影検出部20Bの検出結果に基づき、投影画像内で影のない領域(非遮蔽領域)を検出し、検出した領域を拡大対象領域に設定する。
投影制御部20Aは、影検出部20Bで影が検出された場合に、拡大対象領域設定部20Cで設定される領域(拡大対象領域)を拡大して、投影部14に投影させる(デジタルズーム)。より具体的には、設定された拡大対象領域の中心を基準(ズームの中心)にして、投影画像を規定の拡大率で拡大した画像(いわゆるトリミングした画像)を生成し、生成した画像を投影部14に投影させる。
[作用]
以下、本実施の形態の投影装置1の動作について説明する。
図7は、本実施の形態の投影装置の動作の概略を示す図である。同図において、(A)は、通常の投影画像を示している。一方、(B)は、ズーム操作した場合の投影画像を示している。同図に示すように、投影画像上に影を作ると、影のない領域が拡大されて投影される。
図8は、本実施の形態の投影装置の動作の手順(投影方法)を示すフローチャートである。
まず、投影する画像の画像信号の入力を受け付ける(ステップS11)。画像信号が入力されると、通常の投影が行われる(ステップS12)。すなわち、その画像信号が表わす画像が、そのままスクリーン2に投影される(図7(A)参照)。また、画像がスクリーン2に投影されると、その投影画像PIが撮像部16で撮像される(ステップS13)。そして、撮像された画像に基づいて、投影画像PI上に生じている影Shが検出され(ステップS14)、その検出結果に基づいて、影Shの有無が判定される(ステップS15)。すなわち、投影画像PI上に影Shが生じているか否かが判定される。
ステップS15において、影Shが生じていないと判定された場合(ステップS15がNoの場合)、投影が終了されたか否かが判定される(ステップS17)。投影が終了されたと判定されると(ステップS17がYesの場合)、処理を終了する。一方、投影が終了されていないと判定されると(ステップS17がNoの場合)、ステップS12に戻り、通常の投影が継続される。
ステップS15において、影Shが生じていると判定された場合(ステップS15がYesの場合)、ズーム(デジタルズーム)の処理が行われる(ステップS16)。
図9は、ズームの処理の手順を示すフローチャートである。
まず、影Shの検出結果に基づいて、非遮蔽領域が検出される(ステップS21)。すなわち、投影画像PI内で影Shのない領域(影Shで隠れていない領域)が検出される。
次いで、検出された非遮蔽領域が拡大対象領域に設定される(ステップS22)。すなわち、投影画像PIを拡大する領域に設定される。
そして、設定された拡大対象領域が拡大されて投影される(ステップS23)。この場合、まず、投影用の画像が生成される。そして、生成された画像が投影される。投影用の画像は、設定された拡大対象領域の中心を基準にして、投影する画像を規定の拡大率で拡大して生成される。これにより、設定された拡大対象領域が拡大されてスクリーン2に投影される(図7(B)参照)。
この後、撮像画像に基づく影Shの検出結果に基づいて、投影画像PIから影Shが消えたか否かが判定される(ステップS24)。影Shが消えていない場合(ステップS24がNoの場合)、継続してズームが行われる。一方、影Shが消えた場合(ステップS24がYesの場合)、ズームの処理は終了する。
このように、本実施の形態の投影装置1では、投影装置1とスクリーン2との間に障害物を介在させて、投影画像PI上に影Shを作ると、その影Shの領域に基づいて、拡大対象領域が設定され、投影画像PIが拡大される。これにより、簡単に投影画像PIの一部を拡大できる。また、影Shを作るだけなので、特定の操作者に限定されず、任意の者が操作できる。
[変形例]
(1)影検出部による影の検出の変形例
影検出部20Bは、一定時間以上継続して発生している影Shを検出する構成としてもよい。これにより、意図せずズームが動作して、投影画像PIが変動するのを防止できる。ここでの「一定時間」については、ユーザが任意に設定できる構成とすることがより好ましい。これにより、ユーザの好みに応じた設定ができる。
(2)ズーム解除の変形例
上記実施の形態では、影Shが消えると、直ちにズームが解除(通常の投影に復帰)される構成としているが、一定時間経過後にズームを解除する構成としてもよい。また、ここでの「一定時間」をユーザが任意に設定できる構成にしてもよい。
また、影Shが消えた後もズームを継続する構成としてもよい。この場合、特定の動作によって、ズームを解除する構成とすることが好ましい。たとえば、再度、影Shが検出された場合に、ズームを解除する。あるいは、特定の形状の影が検出された場合に、ズームを解除する。あるいは、投影画像PIの全体が影で覆われた場合に、ズームを解除する。
また、影Shが消えた後もズームを継続する場合において、再度、影Shが検出された場合、検出された影Shに基づいて、再度、ズーム処理を行ってもよい。これにより、段階的にズームできる。
(3)拡大率の変更方法
上記実施の形態では、影Shが検出された場合に、影Shのない領域を一定の拡大率で拡大する構成としているが、拡大率を変更できる構成にしてもよい。たとえば、影Shを拡縮させて、拡大率を変更する方法を採用できる。
図10は、影を拡縮させて拡大率を変更する場合の操作の概念図である。同図は、拡大率を上げる場合の例を示している。
図10(A)は、ズーム当初の投影画像を示しており、図10(B)は、拡大率を下げた後の投影画像PIを示している。
図10に示すように、ズームした画像の拡大率を上げる場合は、ズームのために発生させた影Shをズーム後に縮小させる。逆に拡大率を下げる場合は、影Shを縮小させる。影は、その発生源となる障害物を投影方向(投影光学系14Dの光軸の方向)に沿って前後移動させることにより拡縮する。したがって、障害物を投影方向に沿って前後移動させる操作によって、拡大率を変更できる。
図11は、本機能を実現する場合に制御部が有する機能のブロック図である。
同図に示すように、制御部20は、更に、動き検出部20Dの機能を有する。動き検出部20Dは、撮像部16で撮像される画像に基づいて、影Shの動きを検出する。ここでは、影Shが拡縮(拡大、縮小)する動きを検出する。
投影制御部20Aは、ズーム後に、動き検出部20Dで影Shを拡縮させる動きが検出されると、検出された動きに応じて投影画像PIの拡大率を変化させる。すなわち、影Shが拡大する動きが検出されると、その動きに応じて、投影画像の拡大率を上げる(影の拡大率の変化に応じて拡大率を上げる)。また、影Shが縮小する動きが検出されると、その動きに応じて、投影画像PIの拡大率を下げる(影の縮小率の変化に応じて拡大率を上げる)。
図12は、本例でのズーム(デジタルズーム)の処理の手順を示すフローチャートである。
まず、影Shの検出結果に基づいて、非遮蔽領域が検出される(ステップS31)。次いで、検出された非遮蔽領域が拡大対象領域に設定される(ステップS32)。そして、設定された拡大対象領域が拡大されて投影される(ステップS33)(図10(A)参照)。
この後、影Shの動きが検出されたか否かが判定される(ステップS34)。ここで、影Shの動きが検出されていないと判定されると(ステップS34がNoの場合)、影Shが消えたか否かが判定される(ステップS38)。そして、影Shが消えたと判定されると、ズームの処理は終了する。
一方、ステップS34において、影Shの動きが検出されたと判定されると、影Shが拡大する動きか否かが判定される(ステップS35)。
影Shが拡大する動きの場合(ステップS34がYesの場合)、その影Shの動きに応じて、投影画像PIの拡大率が上げられる(ステップS36)(図10(B)参照)。
一方、影Shが縮小する動きの場合(ステップS34がNoの場合)、その影Shの動きに応じて、投影画像PIの拡大率が下げられる(ステップS37)。
この後、投影画像PIから影Shが消えたか否かが判定される(ステップS38)。影Shが消えていない場合(ステップS38がNoの場合)、ステップS34に戻り、影Shの動きが検出されたか否かが判定される。一方、影Shが消えた場合(ステップS38がYesの場合)、ズームの処理は終了する。
このように、本例によれば、影Shを拡縮させる動作によって、ズームの拡大率を変更できる。これにより、より利便性を向上できる。
なお、本例では、影Shを拡縮させて、ズームの拡大率を変更する構成としているが、その他の動きでズームの拡大率を変更する構成とすることもできる。たとえば、影Shを上下動させる動きに応じて拡大率を変更する構成とすることもできる。この場合、たとえば、影Shを上方向に移動させると、拡大率が上がり、影Shを下方向に移動させると、拡大率が下がる構成とすることができる。
(4)ズーム後の画像の移動
ズーム後に画像を移動できる構成にしてもよい。この場合、たとえば、ズームのために発生させた影Shをズーム後に移動させて、画像を影Shの移動方向にスライドさせる方法を採用できる。
図13は、ズーム後の画像の移動操作の概念図である。
同図において(A)は、影Shを発生させて、ズームした直後の投影画像PIを示している(ズーム前の投影画像については、図7(A)参照)。
同図(B)は、同図(A)の状態から影Shを上方向に移動した場合の投影画像PIを示している。この場合、上方向に投影画像PIがスライドする。
同図(C)は、同図(A)の状態から影Shを右方向に移動した場合の投影画像PIを示している。この場合、右方向に投影画像PIがスライドする。
同図(D)は、同図(A)の状態から影Shを下方向に移動した場合の投影画像PIを示している。この場合、下方向に投影画像PIがスライドする。
同図(E)は、同図(A)の状態から影Shを左方向に移動した場合の投影画像PIを示している。この場合、左方向に投影画像PIがスライドする。
このように、ズーム後の画像を移動させる場合は、画像を移動させたい方向に影Shを移動させる。なお、図13に示す例は、4方向(上下左右)への移動であるが、移動させる方向は任意である。すなわち、全方位への移動が可能である。
図14は、本機能を実現する場合に制御部が有する機能のブロック図である。
同図に示すように、制御部20は、更に、移動検出部20Eの機能を有する。移動検出部20Eは、撮像部16で撮像される画像に基づいて、影Shの移動を検出する。
投影制御部20Aは、ズーム後に、移動検出部20Eで影Shの移動が検出されると、投影部14で投影する画像を影Shの移動方向にスライドさせる。右方向への影Sh移動が検出された場合は、投影する画像を右方向にスライドさせ、左方向への影Shの移動が検出された場合は、投影する画像を左方向にスライドさせる。
図15は、本例でのズーム(デジタルズーム)の処理の手順を示すフローチャートである。
まず、影の検出結果に基づいて、非遮蔽領域が検出される(ステップS41)。次いで、検出された非遮蔽領域が拡大対象領域に設定される(ステップS42)。そして、設定された拡大対象領域が拡大されて投影される(ステップS43)(図13(A)参照)。
この後、影Shの移動が検出されたか否かが判定される(ステップS44)。ここで、影Shの移動が検出されていないと判定されると(ステップS44がNoの場合)、影Shが消えたか否かが判定される(ステップS46)。そして、影Shが消えたと判定されると、ズームの処理は終了する。
一方、ステップS44において、影Shの移動が検出されたと判定されると、投影する画像の移動が行われる。すなわち、影Shの移動が検出された方向に投影する画像がスライドされる(ステップS45)。(図13(B)~(E)参照)
この後、投影画像PIから影Shが消えたか否かが判定される(ステップS46)。影Shが消えていない場合(ステップS46がNoの場合)、ステップS34に戻り、影Shの移動が検出されたか否かが判定される。一方、影Shが消えた場合(ステップS38がYesの場合)、ズームの処理は終了する。
このように、本例によれば、影Shを移動させる動作によって、投影画像PIを移動できる。これにより、より利便性を向上できる。
なお、本機能は、ズーム後に投影画像PIを拡縮させる機能と組み合わせて使用することもできる。この場合、投影画像PIを拡縮させる影Shの動きは、投影画像を移動させる影Shの動き(移動)と区別して設定される。
[第2の実施の形態]
[概要]
本実施の形態の投影装置では、投影画像上に影を発生させると、その影の位置に対応した領域が拡大される。
図16~図18は、本実施の形態の投影装置によるズーム(デジタルズーム)の操作の概念図である。
図16に示すように、本実施の形態の投影装置では、投影画像PIが複数の領域に分割される。そして、どの領域に影Shが存在するかを検出することによって、影Shが存在する位置が検出される。図16は、6つの領域(第1領域P1、第2領域P2、第3領域P3、第4領域P4、第5領域P5、及び、第6領域P6)に分割した場合の例を示している。どの領域に影Shが存在するかは、次の方法で検出する。まず、投影画像PI上に発生する影Shを検出する。次に、その影Shが各領域に占める割合(影の占有率)を求める。影Shの占有率は、各領域の面積に対する影Shの面積の割合として求められる。求めた占有率が最も高い領域を、影Shが存在する位置(領域)として検出する。
影Shの存在する位置(領域)が検出されると、その位置(領域)に対応して、あらかじめ定められた領域が拡大される。図16に示す例では、たとえば、次のように、拡大する領域が定められる。第1領域P1は、第4領域P4が拡大させる領域として定められる。第2領域P2は、第5領域P5が拡大させる領域として定められる。第3領域P3は、第6領域P6が拡大させる領域として定められる。第4領域P4は、第1領域P1が拡大させる領域として定められる。第5領域P5は、第2領域P2が拡大させる領域として定められる。第6領域P6は、第3領域P3が拡大させる領域として定められる。すなわち、横方向に隣接する領域が、拡大対象領域として定められる。
図17は、第5領域P5で影Shが検出された場合(影Shの占有率が最も高い領域が第5領域P5の場合)の投影画像PIの一例を示している。同図に示すように、この場合、第2領域P2が拡大される。
また、図18は、第6領域P6で影Shが検出された場合(影Shの占有率が最も高い領域が第6領域P6の場合)の投影画像PIの一例を示している。同図に示すように、この場合、第3領域P3が拡大される。
このように、本実施の形態の投影装置では、投影画像PI上に影Shを発生させると、その影Shの位置に対応した領域が拡大される。
[構成]
本実施の形態の投影装置と第1の実施の形態の投影装置との違いは、デジタルズームの機能だけである。したがって、ここでは、本実施の形態の投影装置に搭載されるデジタルズームの機能についてのみ説明する。
図19は、本実施の形態の投影装置の制御部が有する機能のブロック図である。
同図に示すように、制御部20は、投影制御部20A、影検出部20B、拡大対象領域設定部20C及び位置検出部20Fの機能を有する。
影検出部20Bは、投影画像PIに生じる影Shを検出する。位置検出部20Fは、影検出部20Bによる影Shの検出結果に基づいて、影Shが存在する位置を検出する。影Shが存在する位置は、上記のように、各領域における影Shの占有率を求め、最も高い占有率の領域を、影Shが存在する位置(領域)として検出する。
拡大対象領域設定部20Cは、位置検出部20Fで検出された影Shの位置に基づいて、投影画像PI内で画像を拡大する領域(拡大対象領域)を設定する。拡大対象領域設定部20Cは、記憶部20Gに記憶されたルックアップテーブル(Look-Up Table,LUT)を参照して、拡大対象領域を設定する。
図20は、記憶部に記憶されるルックアップテーブルの一例を示す図である。
同図に示すように、ルックアップテーブルには、影が存在する位置(領域)ごとに拡大する領域が定められる。個のルックアップテーブルを記憶する記憶部20Gは、たとえば、コンピュータのROMで構成される。
投影制御部20Aは、影検出部20Bで影Shが検出された場合に、拡大対象領域設定部20Cで設定された領域を拡大して、投影部14に投影させる。ここで、本実施の形態の投影装置では、図17及び図18に示すように、対象の領域を上下方向に拡大させて、その領域に表示される画像を拡大させる。
[作用]
投影画像上に影が検出されると、以下の手順に従ってデジタルズームが行われる。
図21は、本実施の形態の投影装置でのズームの処理の手順を示すフローチャートである。
まず、影Shの位置が検出される(ステップS51)。すなわち、影Shが存在する領域が検出される。次いで、検出された影Shの位置(領域)に基づいて、拡大対象領域が設定される(ステップS52)。拡大対象領域は、検出された影Shの位置に基づき、ルックアップテーブルを参照して設定される。拡大対象領域が設定されると、設定された拡大対象領域が、拡大されて投影される(ステップS53)(図17及び図18参照)。
この後、投影画像PIから影Shが消えたか否かが判定される(ステップS54)。影Shが消えていない場合(ステップS54がNoの場合)、ズームが継続される。一方、影Shが消えた場合(ステップS54がYesの場合)、ズームの処理は終了する。
このように、本実施の形態の投影装置によれば、投影画像PI上に影Shを発生させると、その影Shの位置に対応した領域が拡大される。これにより、所望の領域を簡単に拡大できる。また、影Shを作るだけなので、特定の操作者に限定されず、任意の者が操作できる。
[変形例]
(1)ズーム形態の変形例
上記実施の形態では、ズームする際、対象の領域を上下方向に拡大させて、その領域に表示される画像を拡大させる構成(図17及び図18参照)としているが、ズームの形態は、これに限定されるものではない。
図22は、ズームの形態の他の一例を示す図である。同図は、第2領域P2が拡大対象領域に設定された場合の例を示している。
同図に示すように、拡大対象領域として設定された領域の中心をズームの中心として、投影する画像をズーム(デジタルズーム)する構成としてもよい。
図23は、ズームの形態の他の一例を示す図である。同図は、第2領域P2が拡大対象領域に設定された場合の例を示している。
同図に示すように、拡大対象領域として設定された領域の全体を画面全体に投影するようにズームする構成としてもよい。
図24及び図25は、ズームの形態の他の一例を示す図である。なお、図24は、第2領域P2が拡大対象領域に設定された場合の例を示しており、図25は、第3領域P3が拡大対象領域に設定された場合の例を示している。
図24及び図25に示すズーム方法は、対象の領域を上下方向に拡大して、その領域に表示される画像を拡大させる点で上記実施の形態のズーム方法と同じである。しかし、対象の上下の領域を縮小して表示させている点で相違する。上下の領域は、対象の領域の拡大に応じて縮小され、その領域に表示される画像も同時に縮小される。なお、図24及び図25に示す例では、対象の上下に配置される領域の画像を上下方向に縮小(圧縮)させている。このように、上下の領域を縮小させて表示することにより、拡大した領域以外の領域の表示も残すことができる。
(2)その他の変形例
上記第1の実施の形態で説明した、影の検出の変形例、ズーム解除の変形例、拡大率の変更、ズーム後の画像の移動等については、本実施の形態の投影装置にも適用できる。
[第3の実施の形態]
[概要]
本実施の形態の投影装置では、影で囲った領域を拡大する。すなわち、影を拡大鏡のように作用させて、ズームを行う。
図26は、本実施の形態の投影装置によるズーム(デジタルズーム)の操作の概念図である。同図(A)は、ズーム操作前の投影画像を示しており、同図(B)は、ズーム操作後の投影画像を示している。
図26に示すように、投影画像PI上に枠状の影Shを発生させると、その枠状の影Shで囲われた領域が拡大される。
[構成]
本実施の形態の投影装置と第1の実施の形態の投影装置との違いは、デジタルズームの機能だけである。したがって、ここでは、本実施の形態の投影装置に搭載されるデジタルズームの機能についてのみ説明する。
制御部20が、投影制御部20A、影検出部20B及び拡大対象領域設定部20Cの機能を有する点は、上記第1の実施の形態の投影装置1と同じである(図5参照)。
本実施の形態の影検出部20Bは、投影画像の一部を囲う影(枠状の影)Shを検出する。影Shは、撮像部16による撮像画像に基づいて検出される。
拡大対象領域設定部20Cは、影検出部20Bの検出結果に基づいて、投影画像PI内で画像を拡大する領域(拡大対象領域)を設定する。具体的には、枠状の影PIで囲われた領域を拡大対象領域に設定する。
投影制御部20Aは、影検出部20Bで影Shが検出された場合に、拡大対象領域設定部20Cで設定された領域を拡大して、投影部14に投影させる。具体的には、図26(B)に示すように、影Shで囲われた領域内の画像を規定の拡大率で拡大して、投影させる。この際、影Shで囲われた領域の中心をズームの中心として、当該領域の画像を拡大し、影Shで囲われた領域内に表示させる。
[作用]
通常の投影中(図26(A)参照)に、投影画像PIの一部を囲う影Shが検出されると、デジタルズームが行われる。投影画像PIの一部を囲う影Shが検出されると、影Shで囲われた領域が拡大対象領域に設定される。そして、設定された拡大対象領域が拡大されて、投影対象の画像が投影される(図26(B)参照)。影Shを移動させた場合は、その影Shの移動に連動して、拡大される領域が変更される。
このように、本実施の形態の投影装置によれば、投影画像PIの一部を枠状の影Shで囲うことにより、囲った領域を拡大できる。これにより、所望の領域を簡単に拡大ができる。また、影を作るだけなので、特定の操作者に限定されず、任意の者が操作できる。
[変形例]
上記第1の実施の形態で説明した、影の検出の変形例、ズーム解除の変形例、拡大率の変更等については、本実施の形態の投影装置にも適用できる。
また、影は、複数発生させてもよい。この場合、影ごとにズームが行われる。
[第4の実施の形態]
[概要]
本実施の形態の投影装置では、影の移動を利用して、拡大対象領域を指定する。具体的には、投影画像上で連続的に影を移動させ、影が通過した領域以外の領域を拡大対象領域に指定する。
図27は、本実施の形態の投影装置によるズーム(デジタルズーム)の操作の概念図である。
同図に示すように、投影画像PIを複数の領域P(x,y)(x=1、2、3、…,y=1、2、3、…)に分割し、影Shが通過していない領域を拡大対象領域に指定する。図27では、投影画像PIをグリッド状に分割した場合の例を示している。
図27に示す例では、投影画像PIの下辺及び右辺に沿って影Shを移動させた場合の例を示している。なお、図27では、影Shが通過した領域を明確にするため、影Shが通過した領域を斜線で示している。図27に示す例の場合、「ABCEFG」と表示された領域が拡大対象領域として指定される。
図28は、ズーム操作後の投影画像を示す図である。
同図に示すように、ズーム操作後、拡大対象領域として指定された領域が、画面全体に拡大されて投影される。すなわち、拡大対象領域として指定された領域の中心をズームの中心として、画面全体に拡大して投影される(いわゆるトリミングズーム)。このため、図27において、「ABCEFG」と表示された領域が、画面全体に拡大して投影される。
[構成]
本実施の形態の投影装置と第1の実施の形態の投影装置との違いは、デジタルズームの機能だけである。したがって、ここでは、本実施の形態の投影装置に搭載されるデジタルズームについてのみ説明する。
制御部20が、投影制御部20A、影検出部20B及び拡大対象領域設定部20Cの機能を有する点は、上記第1の実施の形態の投影装置1と同じである(図5参照)。
本実施の形態の影検出部20Bは、投影画像PI上を移動する影Shを検出する。より具体的には、投影画像PI上で影Shが移動した領域P(x,y)を検出し、その移動軌跡を検出する。影Shの移動は、撮像部16による撮像画像に基づいて検出される。なお、影Shの移動を検出するので、影検出部20Bは、連続的に撮像される画像(いわゆる動画像)に基づいて、影の移動を検出する。
また、影検出部20Bは、投影画像PIの全面を覆う影Shを検出する。ここで、投影画像PIの全面を覆う影Shは、本実施の形態の投影装置において、ズームの終了条件である。すなわち、デジタルズーム後に、投影画像PIの全面が影Shで覆われた場合、デジタルズームは終了し、通常の投影に復帰する。
拡大対象領域設定部20Cは、影検出部20Bの検出結果に基づいて、投影画像PI内で影Shが通過していない領域を検出し、検出した領域を拡大対象領域に設定する(図27参照)。
投影制御部20Aは、影検出部20Bで影Shが検出された場合に、拡大対象領域設定部20Cで設定された領域を拡大して、投影部14に投影させる。具体的には、拡大対象領域設定部20Cで設定された領域の中心をズームの中心として、当該領域の画像を画面全体に拡大して投影する(投影の中心と画像の中心を一致させて、最大限拡大して投影する。)(図28参照)。
また、投影制御部20Aは、デジタルズーム後に、投影画像PIの全面を覆う影Shが影検出部20Bで検出されると、デジタルズームを終了し、通常の投影に復帰させる。
[作用]
投影画像上に移動する影が検出されると、以下の手順に従ってデジタルズームが行われる。
図29は、本実施の形態の投影装置でのズーム(デジタルズーム)の処理の手順を示すフローチャートである。また、図30は、ズーム操作に基づく、投影画像の変化の様子を示す図である。
まず、撮像画像に基づいて、影Shの移動軌跡が検出される(ステップS61)。より具体的には、図30(A)に示すように、投影画像PI上で影Shが移動した領域が検出される。なお、図30(A)では、影Shが移動した領域を斜線で示している。
この後、影Shが投影画像PI上から消えたか否かが判定される(ステップS62)。すなわち、拡大対象領域の指定が終了したか否かが判定される。
影Shが投影画像PI上から消えたと判定されると、影Shの移動軌跡から拡大対象領域が設定される(ステップS63)。すなわち、影Shが通過していない領域が検出され、その領域が拡大対象領域に設定される。
拡大対象領域の設定が完了すると、図30(B)に示すように、設定された拡大対象領域が画面全体に拡大されて投影される(ステップS64)。
この後、ズームの終了の操作が行われたか否かが判定される(ステップS65)。すなわち、図30(C)に示すように、画面全体を覆う影Shが検出されたか否かが判定される。画面全体を覆う影Shが検出されると、ズームの処理は終了する。ズームが終了すると、図30(D)に示すように、通常の投影に復帰する。
このように、本実施の形態の投影装置によれば、影Shを移動する操作によって、所望の領域を簡単に拡大できる。また、影を作るだけなので、特定の操作者に限定されず、任意の者が操作できる。
[変形例]
(1)影検出部による影の検出の変形例
影検出部20Bは、一定回数以上、往復して移動する影を検出する構成としてもよい。これにより、意図せずズームが動作して、投影画像が変動するのを防止できる。ここでの「一定回数」については、ユーザが任意に設定できる構成とすることがより好ましい。これにより、ユーザの好みに応じた設定ができる。
(2)影の移動軌跡の表示
移動する影Shが検出された場合に、検出された影Shの移動軌跡を投影画像に表示してもよい。
図31は、影の移動軌跡の表示の一例を示す図である。
同図に示す例では、影Shが通過した領域の明るさを変えて投影(暗くして投影)することにより、影Shの移動軌跡を投影画像PI上に表示している。なお、同図に示す例では、影Shが通過した領域を斜線で示している。
投影制御部20Aは、影検出部20Bの検出結果に基づいて、影Shの移動軌跡を投影部14に投影させる。
なお、移動軌跡の表示形態については、特に限定されず、他の領域と区別できる形態であればよい。上記のように、明るさを変えるほか、背景色を変えたり、表示を消したり(いわゆる、黒での塗り潰し)してもよい。
[その他の実施の形態]
(1)影を発生させる手段について
上記実施の形態では、ズームする際、人の手で影Shを発生させているが、投影画像上に影を発生させる手段(障害物)は、特に限定されない。
図32は、投影画像上に影を発生させる手段(障害物)の他の一例を示す図である。
同図は、影で囲まれた領域をズームする場合の例を示しており、円形の枠Fを利用して、枠状の影Shを発生させる場合の例を示している。
この他、投影画像の一部を影で覆って拡大対象領域を指定する場合などには、紙などを使用して、影を発生させることもできる。
(2)撮像部について
撮像部16については、投影装置本体に一体的に組み込んだ構成としてもよいし、分離した構成としてもよい。
(3)制御部について
制御部は、各種のプロセッサ(processor)を用いて実現できる。各種のプロセッサには、たとえば、ソフトウェア(プログラム)を実行して各種の機能を実現する汎用的なプロセッサであるCPUが含まれる。また、上記各種のプロセッサには、画像処理に特化したプロセッサであるGPU(Graphics Processing Unit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)も含まれる。更に、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路なども上記各種のプロセッサに含まれる。
制御部は、1つのプロセッサにより実現されてもよいし、同種又は異種の複数のプロセッサ(たとえば、複数のFPGA、あるいはCPUとFPGAの組み合わせ、又はCPUとGPUの組み合わせ)で実現されてもよい。また、複数の機能を1つのプロセッサで実現してもよい。複数の機能を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、サーバなどのコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアの組合せで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の機能として実現する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)などに代表されるように、システム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の機能は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。更に、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)である。これらの電気回路は、論理和、論理積、論理否定、排他的論理和、及びこれらを組み合わせた論理演算を用いて上記の機能を実現する電気回路であってもよい。
上記のプロセッサあるいは電気回路がソフトウェア(プログラム)を実行する際は、実行するソフトウェアのプロセッサ(コンピュータ)読み取り可能なコードをROM等の非一時的記録媒体に記憶しておき、プロセッサがそのソフトウェアを参照する。非一時的記録媒体に記憶しておくソフトウェアは、画像の入力、解析、表示制御等を実行するためのプログラムを含む。ROMではなく各種光磁気記録装置、半導体メモリ等の非一時的記録媒体にコードを記録してもよい。ソフトウェアを用いた処理の際には、たとえばRAMが一時的記憶領域として用いられ、また、たとえば、不図示のEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)に記憶されたデータを参照することもできる。
1 投影装置
2 スクリーン
3 外部機器
12 画像入力部
14 投影部
14A 照明部
14B 照明光学系
14C 画像表示部
14D 投影光学系
16 撮像部
16A 撮像光学系
16B イメージセンサ
16C アナログ信号処理部
16D デジタル信号処理部
18 操作部
20 制御部
20A 投影制御部
20B 影検出部
20C 拡大対象領域設定部
20D 動き検出部
20E 移動検出部
20F 位置検出部
20G 記憶部
F 枠(障害物)
P(x,y) 分割した領域
P1 第1領域
P2 第2領域
P3 第3領域
P4 第4領域
P5 第5領域
P6 第6領域
PI 投影画像
Sh 影
R 拡大対象領域
W 手(障害物)
S11~S17 投影装置の動作の手順
S21~S24 デジタルズームの処理の手順
S31~S38 デジタルズームの処理の手順
S41~S46 デジタルズームの処理の手順
S51~S54 デジタルズームの処理の手順
S61~S65 デジタルズームの処理の手順

Claims (6)

  1. 投影面に画像を投影し、反射光を視認する方式の投影装置であって、
    前記投影面に画像を投影する投影部と、
    前記投影部による画像の投影を制御する投影制御部と、
    前記投影部による投影画像を撮像する撮像部と、
    前記撮像部による撮像画像に基づいて、前記投影画像の一部を囲う影を検出する影検出部と、
    前記影検出部の検出結果に基づき、前記投影画像が前記影で囲われた領域を拡大対象領域に設定する拡大対象領域設定部と、
    を備え、
    前記投影制御部は、前記影検出部で前記影が検出された場合、前記拡大対象領域を拡大して、前記投影部に投影させる、
    投影装置。
  2. 前記投影部は、投影する画像を表示する画像表示部を含む、
    請求項1に記載の投影装置。
  3. 前記影検出部は、一定時間以上継続して発生している前記影を検出する、
    請求項1又は2に記載の投影装置。
  4. 前記撮像部で撮像される画像に基づいて、前記影の動きを検出する動き検出部を更に備え、
    前記投影制御部は、前記投影部に前記拡大対象領域を拡大して投影させた後に、前記動き検出部で前記影の動きが検出された場合、前記動き検出部で検出される前記影の動きに
    応じて拡大率を変化させる、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の投影装置。
  5. 前記動き検出部は、前記影が拡縮する動きを検出する、
    請求項4に記載の投影装置。
  6. 投影面に画像を投影し、反射光を視認する方式の投影装置を用いた投影方法であって、
    前記投影面に画像を投影するステップと、
    投影画像を撮像するステップと、
    撮像画像に基づいて、前記投影画像の一部を囲う影を検出するステップと、
    前記影の検出結果に基づき、前記投影画像が前記影で囲われた領域を拡大対象領域に設
    定するステップと、
    前記影が検出された場合に、前記拡大対象領域を拡大して、前記画像を投影するステップと、
    を含む投影方法。
JP2023028311A 2019-08-30 2023-02-27 投影装置及び方法 Active JP7427822B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023028311A JP7427822B2 (ja) 2019-08-30 2023-02-27 投影装置及び方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019158531A JP7236355B2 (ja) 2019-08-30 2019-08-30 投影装置及び方法
JP2023028311A JP7427822B2 (ja) 2019-08-30 2023-02-27 投影装置及び方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019158531A Division JP7236355B2 (ja) 2019-08-30 2019-08-30 投影装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023059985A true JP2023059985A (ja) 2023-04-27
JP7427822B2 JP7427822B2 (ja) 2024-02-05

Family

ID=74847444

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019158531A Active JP7236355B2 (ja) 2019-08-30 2019-08-30 投影装置及び方法
JP2023028311A Active JP7427822B2 (ja) 2019-08-30 2023-02-27 投影装置及び方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019158531A Active JP7236355B2 (ja) 2019-08-30 2019-08-30 投影装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP7236355B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007219217A (ja) 2006-02-17 2007-08-30 Seiko Epson Corp プロジェクタ、プログラムおよび情報記憶媒体
JP2014220720A (ja) * 2013-05-09 2014-11-20 株式会社東芝 電子機器、情報処理方法及びプログラム
JP2014228945A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 コニカミノルタ株式会社 領域指定装置
JP6354385B2 (ja) * 2014-06-27 2018-07-11 株式会社リコー 表示装置、表示方法およびプログラム
WO2016047043A1 (ja) * 2014-09-25 2016-03-31 パナソニックIpマネジメント株式会社 投影装置
JP2016114626A (ja) * 2014-12-11 2016-06-23 株式会社リコー 画像表示装置
JP6314177B2 (ja) * 2016-07-13 2018-04-18 マクセル株式会社 投射型映像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7427822B2 (ja) 2024-02-05
JP7236355B2 (ja) 2023-03-09
JP2021040179A (ja) 2021-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4009851B2 (ja) 投写型画像表示システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像投写方法
US7233370B2 (en) Method for correcting for distortion of projected image, program for correcting image distortion, and projection-type image display device
US9554105B2 (en) Projection type image display apparatus and control method therefor
JP2012108479A (ja) 投射型表示装置及びその制御方法
JP6753049B2 (ja) プロジェクター、及び、プロジェクターの制御方法。
JP4283317B2 (ja) プロジェクタシステム
JP2006163360A (ja) 投影装置、投影方法、投影制御プログラム
TWI547177B (zh) 視角切換方法及其攝影機
JP2008242048A (ja) 画像表示装置および画像表示方法
JP4591720B2 (ja) 投写型画像表示システム、プロジェクタ、プログラム、情報記憶媒体および画像投写方法
JP6271837B2 (ja) 投影装置及びその制御方法
JP5245805B2 (ja) プロジェクタ、その制御方法、及びその制御プログラム
JP7236355B2 (ja) 投影装置及び方法
JP2008158540A (ja) 投影装置、投影方法、投影制御プログラム
JPH10262164A (ja) 画像入力装置、画像入力方法および記憶媒体
US10638087B2 (en) Image output apparatus, image output method, and storage medium
US20180077379A1 (en) Image output apparatus, image output method, and storage medium
JP7459644B2 (ja) 投影システム、投影方法、プログラム
JP5398562B2 (ja) 追尾枠の初期位置設定装置およびその動作制御方法
WO2016157920A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2003091366A (ja) プレゼンテーションシステム
JP2005033686A (ja) 台形歪み補正方法、及びプロジェクタ
JP4661161B2 (ja) 投影装置、投影方法及びプログラム
KR101184475B1 (ko) 동적인 환경에서 사용 가능한 레이저 포인터 인터페이스 장치 및 동적인 환경에서 레이저 포인터를 사용한 인터페이스 제공 방법
WO2022071271A1 (ja) 撮像装置、画像処理方法及び画像処理プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230228

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20231225

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20231228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7427822

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150