JP2016114626A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画像の利用者から離れた位置を指示しようとする場合に、画像の視認性の低下を抑制することができる画像表示装置を提供する。【解決手段】表示面に画像を表示する画像表示装置であって、表示面に画像を表示する表示手段と、前記表示面における利用者の影の領域を検出する影領域検出手段と、前記影領域検出手段による前記影の領域の検出結果に基づいて、前記表示面に表示する表示対象の画像を変化させる制御手段と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明は、画像表示装置に関するものである。
従来、表示面に表示された表示画像における特定の位置が利用者によって指示された場合に、その指示位置を検出する機能を有する画像表示装置が知られている。
特許文献1には、表示画像において利用者が指示体で指示した位置を検出する画像表示装置において、使用者の身長の高さを検出し、その身長の高さに応じて表示画像の形状又は表示位置を変更する構成が開示されている。
上記従来の指示位置を検出する画像表示装置において、表示画像の利用者から離れた位置を利用者が指示しようとするとき、その指示のために利用者が表示画像の前を横切る場合がある。この場合、表示画像の前を横切る利用者の体全体で表示画像が遮られ、表示画像の視認性が低下するおそれがある。このような表示画像の視認性の低下は、上記特許文献1の画像表示装置のように使用者の身長の高さに応じて表示画像の形状又は表示位置を変更したとしても発生するおそれがある。
上記課題を解決するために、本発明は、表示面に画像を表示する画像表示装置であって、表示面に画像を表示する表示手段と、前記表示面において利用者の影の領域を検出する影領域検出手段と、前記影領域検出手段による前記影の領域の検出結果に基づいて、前記表示面に表示する表示対象の画像を変化させる制御手段と、を備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、表示画像の利用者から離れた位置を利用者が指示しようとする場合に、画像の視認性の低下を抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係るプロジェクタを含む表示システムの全体構成の一例を示す説明図。 本実施形態に係るプロジェクタで画像を投写している様子を示す説明図。 本実施形態に係るプロジェクタに接続される情報処理装置の内部構成の一例を示すブロック図。 本実施形態に係るプロジェクタの内部構成の一例を示すブロック図。 本実施形態に係るプロジェクタのシステム制御ユニットの内部構成の一例を示す機能ブロック図。 本実施形態に係るプロジェクタにおいて指示体の座標を出力する処理の一例を示すフローチャート。 投写画像に利用者の影が重なった場合の様子の一例を示す説明図。 本実施形態に係るプロジェクタにおいて投写画像に利用者の影が重なった場合に投写画像を縮小して表示する様子の一例を示す説明図。 本実施形態に係るプロジェクタにおいて投写画像を縮小して表示する処理の一例を示すフローチャート。 本実施形態に係るプロジェクタにおいて投写画像を元に戻す処理の一例を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係るプロジェクタにおいて投写画像に影が重なった場合に投写画像の表示位置を変えて表示する様子の一例を示す説明図。 本発明の第3の実施形態に係るプロジェクタにおいて投写画像を縮小または表示位置を変えて表示する場合の処理の一例を示すフローチャート。 本発明の第4の実施形態に係るプロジェクタにおいて投写画像を縮小または表示位置を変えて表示する場合の処理の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
〔実施形態1〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係るプロジェクタ1を含む表示システム100の全体構成の一例を示す説明図である。
図1において、表示システム100は、画像表示装置としてのプロジェクタ1と、情報処理手段としての情報処理装置3とを備える。プロジェクタ1には映像ケーブル4を介して情報処理装置3が接続されている。また、プロジェクタ1には、撮像手段としてのカメラ9が組み込まれている。
なお、本実施形態では、プロジェクタ1及び情報処理装置3が物理的に互いに分離された別体の装置として設けられた場合について説明するが、プロジェクタ1及び情報処理装置3を一体的に構成してもよい。例えば、プロジェクタ1に情報処理装置3を組み込んだ構成であってもよい。また、本実施形態では、カメラ9がプロジェクタ1に組み込まれた構成の場合について説明するが、プロジェクタ1及びカメラ9は物理的に互いに分離された別体の装置として設けてもよい。
情報処理装置3は、映像ケーブル4を介してプロジェクタ1に投写対象の画像の画像信号を入力する。ここで、映像ケーブル4は、画像信号を伝送するためのケーブルであり、例えばRBGケーブルやHDMI(登録商標)ケーブルである。プロジェクタ1は、情報処理装置3から入力された画像信号を用いて、スクリーンの表面などの表示面(投写面)900に画像(以下、適宜「投写画像」ともいう。)2を投写する。
プロジェクタ1と情報処理装置3とは通信ケーブル5を介して互いに接続されており、相互に通信することができる。通信ケーブル5は、例えばUSBケーブルやシリアルケーブル、LANケーブル、無線LAN通信網といったものである。なお、プロジェクタ1が画像データから画像信号を生成する機能を有する場合は、通信ケーブル5を介して情報処理装置3からプロジェクタ1に画像データを送信するようにしてもよい。
また、本実施形態の表示システム100では、利用者Uが指示体7を手に持って、プロジェクタ1で投写されている投写画像2上の位置を指示する操作を行うことができる。指示体7は、ペン型や棒形状の操作デバイスであり、投写画像2の上の任意の位置L,Rを指し示すために用いられる。プロジェクタ1は、後述するように指示体7の先端位置を検出する機能を有し、検出した指示位置L,Rの座標データを情報処理装置3に出力する。
情報処理装置3は、表示面900に表示する表示対象の画像の画像データ又は画像信号をプロジェクタ1に供給する画像供給手段としても機能する。また、プロジェクタ1は座標情報出力手段としても機能する。すなわち、プロジェクタ1は、表示面900に投写された投写画像2上で検出された指示位置を示す画像要素を、当該指示位置に対応する表示領域に表示するように指示位置の座標情報を情報処理装置3に出力する。情報処理装置3は、入力された指示位置L,Rの座標を示すデータを元に、投写対象の画像の画像データに変更を加え、プロジェクタ1に入力する。
ここで、情報処理装置3は、投写画像に上記指示位置を示す画像要素としてのポインターのような画像要素を重ね合わせるように当該画像要素を投写用画像データ上に描画し、投写画像上に指示体7の先端の位置を表示するようにしてもよい。また、情報処理装置3は、線などの図形を描画するプログラムを起動しておき、指示体7の先端の軌跡に沿って線や円などの上記指示位置を示す画像要素としての図形を投写用画像データ上に描画し、投写画像上に当該図形を表示するようにしてもよい。
上記構成のプロジェクタ1を備えた表示システム100において、図1に示すように利用者Uが指示体7を手に持って投写画像2の右側に立っていたとする。利用者Uが投写画像2の右端部にあるR点を指示体7で示す場合、投写画像2をほとんど遮ることがないため、画像の視認性が低下することはない。これに対し、利用者Uが投写画像2の左端部にあるL点を指示体7で示す場合、投写画像と利用者Uの体(利用者の手や腕など、あるいは、利用者が体全体)とが重なり、投写画像2上に利用者Uの影が発生し、画像の視認性が低下する。
図2は、本実施形態に係るプロジェクタ1で画像を投写している様子を示す説明図である。図2に示すように、プロジェクタ1は、表示面(投写面)900を撮影可能な撮像装置としてのカメラ9を有する。カメラ9は、画像2が投写される投写領域を含む撮影領域910を撮影することができる。
図3は、本実施形態に係る表示システム100を構成する情報処理装置3の内部構成の一例を示すブロック図である。
情報処理装置3は、出力部11、操作部12、表示部13、通信部14、記憶部15及び制御部16を備える。各部11〜16は、システムバス17を介して互いに通信可能に接続されている。
出力部11は、映像ケーブル4を介して、プロジェクタ1に投写対象の画像などの画像信号(映像信号)を出力するものである。出力部11は、例えば映像信号の分配機などにより実現できる。画像信号(映像信号)としては、例えば、HDMI信号、RGB信号及びビデオ信号などが挙げられる。
操作部12は、各種操作の入力を行うものであり、キーボード、マウス、タッチパッド、及びタッチパネルなどの入力装置により実現できる。
表示部13は、各種画面を表示するものであり、液晶ディスプレイ及びタッチパネル式ディスプレイなどの表示装置により実現できる。
通信部14は、通信ケーブル5を介してプロジェクタ1と通信するものである。例えば、通信ケーブル5がUSBケーブルである場合、通信部14はUSBコントローラーなどの通信装置により実現できる。プロジェクタ1から出力された指示体7の座標データは、通信部14を通して情報処理装置3に入力される。
記憶部15は、情報処理装置3で実行される各種プログラム、及び情報処理装置3で行われる各種処理に使用されるデータなどを記憶する。記憶部15は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、メモリカード、光ディスク、RAM(Random Access Memory)、及びROM(Read Only Memory)などの磁気的、光学的及び電気的に記憶可能な記憶装置の少なくともいずれかにより実現できる。
制御部16は、情報処理装置3の各部を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)などの制御装置により実現できる。なお、制御部16は、投写画像上で指示されている指示位置の移動方向などを算出する算出手段としても機能する。
図4は、本実施形態に係るプロジェクタ1の内部構成の一例を示すブロック図である。プロジェクタ1は、表示手段としての画像投写手段である画像投写部200を備える。画像投写部200は、光源としてのランプ24、照明光学系23、光変調器22、投射光学系21等を有する。
ランプ24から出た光は、照明光学系23のレンズやミラーを介して、光変調器22に照射される。光変調器22は、例えば液晶パネル又はDMD(デジタルミラーデバイス)等により構成される。光変調器22は、外部から入力された画像信号(映像信号)に基づいて、照明光学系23で照射された光を変調し、表示面900に画像を投写するための光を生成する。
光変調器22で変調されて生成された光は、投射光学系21のレンズやミラーを介して、表示面900に向けて投射される。
外部からの画像信号としての映像信号は、信号入力端子28を介してプロジェクタに入力される。ここで、映像信号とは、RGB信号、HDMI信号、ビデオ信号などである。映像信号は、信号入力端子28から映像信号処理ユニット27を経て、画像処理ユニット26に送られる。画像処理ユニット26では、各種の画像処理が実行される。処理後の画像は、画像処理ユニット26から光変調器制御ユニット25に送られ、光変調器22の動作に反映される。
システム制御ユニット35は、CPUやメモリなどで構成され、各種入力情報を元にプロジェクタ1の全体の動作を制御するものである。また、システム制御ユニット35は、ROM38が接続されており、各種情報をROM38に保存し、必要なときにROM38から読み出す処理を行うことができる。
システム制御ユニット35は、画像2が表示されている表示面900において利用者Uの影の領域(以下「影領域」という。)Sを検出する影領域検出手段として機能する。また、画像処理ユニット26及びシステム制御ユニット35は、影領域Sの検出結果に基づいて、表示面900に表示する表示対象の画像を変化させる制御手段として機能する。
利用者がプロジェクタ1を操作する場合、操作パネル32もしくはリモコン34を使用する。操作パネル32での操作は直接システム制御ユニット35に通知される。またリモコン34での操作は、リモコン受信機33を介してシステム制御ユニット35に通知される。これらの通知を受けたシステム制御ユニット35は、その通知に対応した処理を実施する。
また、利用者は、表示装置31を介してプロジェクタ1の状態を知ることができる。表示装置31は例えばLEDなどで構成されている。表示装置31は、プロジェクタ1の電源ON/OFFやエラー発生などに応じて、システム制御ユニット35からの通知を受け、LEDをON/OFFすることで利用者に機器状態を通知することができる。
また、プロジェクタ1は、カメラユニット29とカメラ画像処理ユニット30とを備えている。カメラユニット29は、プロジェクタ1に搭載されたカメラ9を制御し、画像が投写される投写面(表示面)900を撮影するためのものである。カメラユニット29で撮影した画像はカメラ画像処理ユニット30に送られ、種々の画像処理および画像解析を施すことができる。指示体7を検出する場合、カメラユニット29で投写面を撮影し、カメラ画像処理ユニット30で撮影画像データを解析し、撮影画像上での指示体7の先端の座標情報を算出する。
カメラ9、カメラユニット29及びカメラ画像処理ユニット30は、表示面900における利用者Uによる指示位置を検出する指示位置検出手段として機能する。
なお、カメラ9は、可視光を撮影するものであってもよいし、非可視光(赤外光など)を撮影するものであってもよい。カメラ9が可視光を撮影する場合は、撮影した画像を解析して指示体7を検出すればよい。また、カメラ9が非可視光を撮影する場合は、指示体7が非可視光を出射し、その指示体7から射出された非可視光をカメラ9が撮影するようにすればよい。非可視光を撮影して指示体7を検出する場合、投写画像を解析するには可視光での撮影も必要である。その場合、非可視光を撮影する際はフィルタ(例えば赤外線フィルタなど)を介して非可視光のみ撮影するようにし、可視光を撮影する場合はフィルタを外して可視光を撮影するようにすればよい。
また、プロジェクタ1は、通信ケーブル5が接続された通信端子37及び通信制御ユニット36を備えており、通信ケーブル5で接続された機器と互いに通信することができる。カメラ画像処理ユニット30で算出された指示体7の先端の座標情報は、システム制御ユニット35で座標変換処理が行われた後、通信制御ユニット36、通信端子37及び通信ケーブル5を介して、情報処理装置3に出力される。
図5は、本実施形態に係るプロジェクタ1のシステム制御ユニット35の内部構成の一例を示す機能ブロック図である。システム制御ユニット35の内部には、キャリブレーション実行部39と記憶部40と座標変換部41と座標出力部42とを備える。
キャリブレーション実行部39は、キャリブレーション処理を実行するための制御を行う。また、記憶部40は、キャリブレーション処理を実行して算出した補正値やプロジェクタの動作を規定する各種設定値などを、ROM38に保存する。
ここで、キャリブレーション処理とは、カメラ9で撮影した撮影画像データにおける座標と、プロジェクタ1の投写画像の座標との対応関係(座標変換パラメータ)を求めるための処理である。キャリブレーション処理としては、オートキャリブレーションとマニュアルキャリブレーションの2種類があり、いずれの処理を実行してもよい。
オートキャリブレーションの場合、プロジェクタ1は画像処理ユニット26によりオートキャリブレーション用の画像を表示面900に投写する。オートキャリブレーション用の画像は、画像上の特徴的な位置(4隅や中心など)に特徴的な図形(円や線など)が表示されている画像である。このキャリブレーション用の画像が投写された状態で、カメラユニット29によりカメラ9を制御して表示面の撮影を実行する。この撮影で得られた撮影画像データをカメラ画像処理ユニット30で解析し、投写画像の輪郭やキャリブレーション用の画像に含まれる特徴的な図形を検出する。これにより、キャリブレーション実行部39は、投写画像と撮影画像との対応関係(座標変換パラメータ)を算出して求める。算出して求めた座標変換パラメータは、記憶部40によりROM38に保存される。
マニュアルキャリブレーションの場合、プロジェクタ1は画像処理ユニット26によりマニュアルキャリブレーション用の画像を投写する。マニュアルキャリブレーション用の画像は画面上の特徴的な位置(角や中心など)にマークが表示されているものである。利用者Uは、このキャリブレーション用の画像が投写された状態で、マークの位置に指示体7の先端を合わせる。このようにキャリブレーション用の画像が投写され、マークの位置に指示体7の先端を合わせられた状態で、カメラユニット29によりカメラ9を制御して表示面の撮影を実行する。この撮影で得られた撮影画像データをカメラ画像処理ユニット30で解析し、撮影画像上での指示体7の座標情報を算出する。キャリブレーション実行部39は、撮影画像上での指示体7の座標情報と投写画像上でのマークの座標情報との対応関係を求める。マークの位置を変えて、何回かこのような作業を繰り返すことにより、キャリブレーション実行部39は投写画像と撮影画像との対応関係(座標変換パラメータ)を算出して求める。算出して求めた座標変換パラメータは、記憶部40によりROM38に保存される。
キャリブレーション処理は、プロジェクタ1を使用する前に一度実施しておけばよく、プロジェクタ1の使用中は実施する必要はない。但し、プロジェクタ1の設置位置を動かしたり、プロジェクタ1のフォーカスやズームの状態が変わったりして、投写画像と撮影画像との対応関係が変化した場合には、キャリブレーションを再度実行する必要がある。
座標変換部41は、カメラ画像処理ユニット30から送られてきた座標情報に対し、キャリブレーション処理を実行して算出した補正値の情報を元に、座標変換処理を行う。座標出力部42は、座標変換処理を行った座標情報を情報処理装置3に対して出力する。
図6は、本実施形態に係るプロジェクタ1において指示体7の座標を出力する処理の一例を示すフローチャートである。この図6に示す動作は、プロジェクタ1において、キャリブレーション処理実行後、一定時間ごとに繰り返される処理である。
図6において、まず、カメラユニット29は、システム制御ユニット35の制御により投写画像を含む撮影領域910(図2参照)に対して撮影を行い、撮影画像データを取得する(ステップS51)。
次に、カメラ画像処理ユニット30は、撮影画像データを解析し、指示体7の指示位置を検出する。検出できた場合はステップS53に進み、検出できない場合は処理を終了する(ステップS52)。
カメラ画像処理ユニット30は、検出された指示位置の撮影画像上の座標情報を算出し、システム制御ユニット35に送信する(ステップS53)。
システム制御ユニット35では、座標変換部41が、キャリブレーション処理時に算出した補正値を用いて、撮影画像上の座標情報を投写画像上の座標情報に変換する(ステップS54)。
最後に、座標出力部42が変換後の座標情報を情報処理装置3に出力する(ステップS55)。
情報処理装置3は、プロジェクタ1から入力される座標データを汎用的なポインティングデバイスが出力する座標データと同等に扱う。これにより、情報処理装置3は、オペレーティングシステム(OS)の一部の機能として予めインストールされた汎用のデバイスドライバープログラムを用いて、指示体7による指示操作をポインティングデバイスの操作として処理できる。例えば、指示体7の指示位置に追従するようにポインター8を表示し、これらの表示位置を移動させる処理を行うことができる。
また、情報処理装置3は、例えば、情報処理装置3のOSの機能の一部として又はOSとともに標準的なアプリケーションプログラムが組み込まれている。この標準的なアプリケーションプログラムのうち画像を描く描画機能を有するアプリケーションプログラムにより、プロジェクタ1から入力される座標データに基づいて、線や円などの図形を描画することができる。
図7は、表示面900上に投写された投写画像2に利用者の影が重なった場合の様子の一例を示す説明図である。図7に示すように、利用者Uが投写画像2のL点を指示体7で指示しようとした場合、利用者Uの体がプロジェクタ1とスクリーン900との間に入るため、投写画像2に影領域Sが発生する。
図8は、本実施形態に係るプロジェクタ1において投写画像に利用者の影が重なった場合に投写画像を縮小して表示する様子の一例を示す説明図である。図8に示すように、本実施形態のプロジェクタ1は、投写画像2に影領域Sが発生したことを検出した場合、発生した影領域Sの位置や面積に応じて画像2を縮小して表示する。
前述の図7では、利用者Uが投写画像2の右側にいて、L点を指示体7で指示するため、表示面900の投写画像2が投写された画面の右半分に大きな影領域Sが発生していた。そこで、図8に示すように、本実施形態のプロジェクタ1は、投写画像2を半分に縮小し、右端に寄せて投写している。これにより、利用者Uは容易にL点を指示体7で指示することができ、かつ、影領域Sを小さくすることができる。また、利用者Uが指示体7による指示を終了したら、プロジェクタ1は投写画像2の縮小を止め、投写画像2を元の状態に戻すことができる。
図9は、本実施形態に係るプロジェクタ1において投写画像2を縮小して表示する処理の一例を示すフローチャートである。この図9に示す処理動作は、プロジェクタ1において、画像投写中に一定時間ごとに繰り返し実行する処理である。
図9において、まず、プロジェクタ1は、前述の図6で説明した、指示体7の座標を検出し投写画像2上の座標データとして出力する処理を行う(ステップS61)。
次に、カメラユニット29は、システム制御ユニット35の制御により投写画像を含む撮影領域910(図2参照)の撮影を行い、撮影画像データを取得する(ステップS62)。
カメラ画像処理ユニット30は、撮影画像データを解析し、影領域Sが存在するかどうか判定する。影領域Sが検出された場合はステップS64に進み、検出できない場合は何もせず処理を終了する(ステップS63)。
次に、カメラ画像処理ユニット30は、投写画像2の右半分の領域において、影領域Sの占める割合を計算する。また同様に、左半分の領域において、影領域Sの占める割合を計算する。計算結果のデータは、カメラ画像処理ユニット30からシステム制御ユニット35に送信される(ステップS64)。
システム制御ユニット35は、カメラ画像処理ユニット30から受信したデータを元に、投写画像2の左半分の領域において、影領域Sの占める割合(%)が閾値(例えば、30%)を超えていた場合、ステップS66に進む。また、投写画像2の右半分の領域において、影領域Sの占める割合(%)が閾値(例えば、30%)を超えていた場合、ステップS67に進む。投写画像2の左半分及び右半分どちらの領域においても、影領域Sの占める割合が閾値を超えていない場合、何もせず処理を終了する(ステップS65)。
投写画像2の左半分の領域において、影領域Sの占める割合(%)が閾値(例えば、30%)を超えていた場合、システム制御ユニット35は、投写画像2を半分に縮小し左端に移動するため、画像処理ユニット26に対し、画像処理を指示する。画像処理ユニット26は、投写画像2を半分に縮小し左端に移動する処理を行う(ステップS66)。
同様に、投写画像2の右半分の領域において、影領域Sの占める割合(%)が閾値(例えば、30%)を超えていた場合、システム制御ユニット35は、投写画像2を半分に縮小し右端に移動するため、画像処理ユニット26に対し、画像処理を指示する。画像処理ユニット26は、投写画像2を半分に縮小し右端に移動する処理を行う(ステップS67)。
以上の処理を行うことにより、プロジェクタ1は投写画像2を半分に縮小し、左端もしくは右端に寄せて投写することができる。
なお、図9の例では、影領域Sの占める割合が閾値を超えているか否かを判断しているが、その判断に代えて、影領域Sの占める割合が閾値以上であるか否かを判断してもよい。
次に、利用者Uが指示体7による指示を終了した後、プロジェクタ1が投写画像2の縮小を止め、投写画像2を元の状態に戻す処理について説明する。
図10は、本実施形態に係るプロジェクタ1において投写画像を元に戻す処理の一例を示すフローチャートである。この図10に示す動作は、プロジェクタ1において、投写画像を縮小している間、一定時間ごとに繰り返し実行する処理である。
図10において、まず、プロジェクタ1は、前述の図6で説明した、指示体7の座標を検出し、投写画像2上の座標データとして出力する処理を行う。このとき、投写画像2は縮小されているため、縮小した投写画像2の位置に合わせて座標情報を出力する。指示体7の座標が検出されない場合は、座標データは出力しない(ステップS71)。
次に、システム制御ユニット35は、指示位置の検出が一定時間(例えば、3秒間)の間行われていないかどうか判定する。一定時間行われていない場合、指示体での指示が終了したと考えられるため、ステップS73に進む。指示位置の検出が継続して行われている場合、利用者は何らかの操作を行っていると考えられるため、何もせずに処理を終了する(ステップS72)。
システム制御ユニット35は、指示体7の検出が一定時間行われていない場合、画像を元の大きさと位置に戻すため、画像処理ユニット26に対し、画像処理の終了を指示する。画像処理ユニット26は投写画像2を縮小する処理を終了する(ステップS73)。
以上の処理により、利用者Uが指示体7による指示を終了したら、プロジェクタ1は投写画像2の縮小を止め、投写画像2を元の状態に戻すことができる。
〔実施形態2〕
次に、本発明の第2の実施形態に係るプロジェクタ1及びそれを含む表示システム100について説明する。なお、本実施形態に係るプロジェクタ1及び表示システム100の基本的な構成及び処理動作は、前述の図1〜図10に示した実施形態1のプロジェクタ1及び表示システム100と同様にあるため、それらの共通する部分の説明は省略する。
図11は、本発明の第2の実施形態に係るプロジェクタ1において投写画像2に影が重なった場合に投写画像2の表示位置を変えて表示する様子の一例を示す説明図である。前述の実施形態1の画像表示制御例の場合は投写画像を縮小して表示したが、本実施形態のように投写画像2の表示位置を変更することで対応することもできる。
図11の処理フローは、前述の実施形態1における処理フローとほとんど同じであるが、図11の処理フローの場合、システム制御ユニット35は、画像処理ユニット26に対し、画像の表示位置の移動を指示する。図11の場合、投写画像2の左端が表示面900における画像投写領域の中心に来るように、投写画像2の表示位置を移動している。
投写画像2の表示位置をどちらに移動するかは、前述の実施形態1と同様に、投写画像2の右半分または左半分の領域において、影領域Sの占める割合を計算して判定すればよい。
また、前述の前述の実施形態1と同様に、図11の処理フローにおいても、指示体7が検出されなくなったら、投写画像2を元の位置に戻すように制御する。
〔実施形態3〕
次に、本発明の第3の実施形態に係るプロジェクタについて説明する。なお、本実施形態に係るプロジェクタ1及びそれを含む表示システム100の基本的な構成及び処理動作は、前述の図1〜図10に示した実施形態1のプロジェクタ1及び表示システム100と同様にあるため、それらの共通する部分の説明は省略する。
図12は、本発明の第3の実施形態に係るプロジェクタ1において投写画像を縮小または表示位置を変えて表示する場合の処理の一例を示すフローチャートである。
投写画像2自体に黒い帯状の画像部分があった場合、その画像部分を影領域Sと誤認識する可能性がある。そこで、本実施形態3では、入力画像の画像データに基づいて入力画像の黒領域の情報を取得する処理と、撮影画像の影領域Sと入力画像の黒領域の情報とを比較する処理を実行している。具体的には、図12に示すように、前述の実施形態1における図9の処理フローに対して、入力画像の黒領域の情報を取得する処理(ステップS81)と、撮影画像の影領域Sと入力画像の黒領域の情報との比較処理(ステップS81)を追加している。
図12のステップS81では、入力画像データ内の黒領域の位置や面積などの情報を取得する。これらの情報は、システム制御ユニット35が画像処理ユニット26から取得できる。
次に、ステップS82では、ステップS63で検出した影領域Sの情報(位置や面積など)と、ステップS81で取得した入力画像の黒領域の情報(位置や面積など)とを比較する。比較した結果、影領域Sと黒領域とが一致しない場合、黒領域を影領域Sと誤判断しているわけではないので、前述の実施形態1で説明したステップS64以降の処理を継続する。一方、影領域Sと黒領域とが一致する場合、黒領域を影領域Sと誤判断している可能性があるため、何もせず処理を終了する。
〔実施形態4〕
次に、本発明の第4の実施形態に係るプロジェクタについて説明する。なお、本実施形態に係るプロジェクタ1及びそれを含む表示システム100の基本的な構成及び処理動作は、前述の図1〜図10に示した実施形態1のプロジェクタ1及び表示システム100と同様にあるため、それらの共通する部分の説明は省略する。
図13は、本発明の第4の実施形態に係るプロジェクタ1画像表示装置において投写画像を縮小または表示位置を変えて表示する場合の処理の一例を示すフローチャートである。
前述の実施形態1及び実施形態2では、投写画像2の右半分または左半分の領域において、影領域Sの占める割合を計算している。そして、その影領域Sの占める割合が閾値を超えていた場合、右半分または左半分の領域のうち上記割合が閾値を超えている方の領域に画像を縮小して表示する、または、超えている方の領域に表示位置を移動して表示する処理としていた。
本実施形態4では、投写画像2を縮小して表示、又は、表示位置を移動して表示することは同じであるが、左右どちらに表示するかを、指示体7の検出履歴から判断している。具体的には、図13のステップS91とS92〜S97を、前述の実施形態1における図9の処理フローに対して追加している。
図13のステップS91では、システム制御ユニット35内の記憶部40は座標データをROM38に保存する。ROM38には、過去の一定時間内に検出した複数の座標データが保存される。このように過去の座標データを保存するのは、後述するように、座標データの履歴を元に指示位置の移動方向を算出するためである。
次に、投写画像2から影領域Sが存在するかどうか判定する。影領域Sが存在する場合、ステップS92に進む(ステップS62、S63)。
次に、カメラ画像処理ユニット30は投写画像2内において影領域Sの占める割合を計算する。その計算結果のデータは、カメラ画像処理ユニット30からシステム制御ユニット35に送信される(ステップS92)。
システム制御ユニット35は、カメラ画像処理ユニット30から受信した計算結果のデータを元に、投写画像2内において影領域Sの占める割合(%)が閾値(例えば、30%)を超えていた場合、ステップS94に進む。影領域Sの占める割合が閾値を超えていない場合、何もせず処理を終了する(ステップS93)。
次に、システム制御ユニット35は、ステップS91で保存した座標データの情報から、指示位置の移動方向を算出する。例えば、座標データのX成分が増加している場合、指示位置が左から右に移動していると言える。逆に、X成分が減少している場合、指示位置が右から左に移動している(ステップS94)
システム制御ユニット35は、上記算出した指示位置の移動方向により、次の処理を選択する(ステップS95)。
例えば、指示位置が左から右に移動している場合、システム制御ユニット35は、投写画像2を半分に縮小し左端に移動させるため、画像処理ユニット26に対し、画像処理を指示する。画像処理ユニット26は、投写画像2を半分に縮小し左端に移動する処理を行う。または、投写画像2の右端が表示面900の投写領域の中心に来るように表示位置を左に移動する(ステップS96)。
まあ、指示位置が右から左に移動している場合、システム制御ユニット35は、投写画像2を半分に縮小し右端に移動させる、画像処理ユニット26に対し、画像処理を指示する。画像処理ユニット26は、投写画像2を半分に縮小し右端に移動する処理を行う。または、投写画像2の左端が表示面の投写領域の中心に来るように表示位置を右に移動する(ステップS97)。
以上の処理を行うことにより、本実施形態のプロジェクタ1は投写画像2を左右どちらに表示するかを指示体7の検出履歴から判断することができる。このように指示位置の検出履歴から判断することで、影領域Sが投写画像2の全体にわたっている場合でも利用者が左右どちらにいるかを判断することができる。
なお、図13の例では、影領域Sの占める割合が閾値を超えているか否かを判断しているが、その判断に代えて、影領域Sの占める割合が閾値以上であるか否かを判断してもよい。
なお、上記各実施形態では、表示手段が画像を投写する画像投影手段(画像投写部200)であるプロジェクタ1の場合について説明したが、本発明は、画像投影手段以外の表示手段を備えた画像表示装置にも同様に適用できる。例えば、本発明は、利用者から見て障害物が位置する可能性がある表示面に画像を表示する表示手段を備えているものであれば、比較的大きな表示面を有する液晶表示装置などの他の画像表示装置にも同様に適用できる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
表示面に画像を表示するプロジェクタ1等の画像表示装置であって、表示面に画像を表示する画像投写部200等の表示手段と、表示面における利用者の影の領域を検出するカメラ9及びシステム制御ユニット35等の影領域検出手段と、前記影領域検出手段による影の領域の検出結果に基づいて、表示面に表示する表示対象の画像を変化させる画像処理ユニット26及びシステム制御ユニット35等の制御手段と、を備える。
これによれば、上記実施形態について説明したように、表示画像の利用者から離れた位置を利用者が指示しようとする場合に、表示面における利用者の影の領域を検出する。この利用者の影の領域の検出結果により、その利用者の影によって表示面上の画像の視認性の低下が発生していると判断したとき、その視認性の低下を抑制するように表示対象の画像を変化させることができる。このように表示対象の画像を変化させることで、当該画像の視認性の低下を抑制することができる。以上のように、表示画像の利用者から離れた位置を利用者が指示しようとする場合に、画像の視認性の低下を抑制することができる。
(態様B)
上記態様Aにおいて、前記制御手段は、前記影の領域の面積及び位置に応じて、前記表示面に表示する表示対象の画像の形状及び表示位置の少なくとも一方を変更する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、影の領域の面積及び位置に応じて表示対象の画像の形状及び表示位置の少なくとも一方を変更するという簡易な処理により、上記画像の視認性の低下をより確実に抑制することができる。
(態様C)
上記態様A又は態様Bにおいて、前記制御手段は、表示画像の右半分または左半分に占める前記影の領域の割合を算出し、その割合が閾値を超えていた場合に、表示対象の画像を変化させる。
これによれば、上記実施形態について説明したように、表示対象の画像を変化させる制御を行うか否かを簡易に判断することができる。
(態様D)
上記態様A乃至Cのいずれかにおいて、前記制御手段は、前記影の領域の検出結果に基づいて、前記表示対象の画像を前記表示面の右端部又は左端部に移動して表示するように制御する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、前記画像の変化が画像の表示位置の移動だけであるので、画像がつぶれず画像の視認性を維持することができる。
(態様E)
上記態様A乃至Cのいずれかにおいて、前記制御手段は、前記影の領域の検出結果に基づいて、前記表示対象の画像を縮小し、前記表示面の右端部又は左端部に寄せて表示するように制御する。これによれば、上記実施形態について説明したように、表示対象の画像を縮小するので、画像全体の情報が失われない。
(態様F)
上記態様A乃至Eのいずれかにおいて、前記影領域検出手段は、前記表示対象の画像における黒領域の情報に基づいて、前記利用者の影の領域の有無を判断する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、表示対象の画像の黒領域を影の領域と誤判定するのを防止できる。
(態様G)
上記態様A乃至Fのいずれかにおいて、前記制御手段は、前記指示位置の移動方向を算出し、その算出結果に基づいて、前記表示対象の画像を移動させるように変化させるときの移動方向を決める。
これによれば、上記実施形態について説明したように、前記影の領域が表示画像の全体にわたっている場合でも、画像を移動させる方向を判断することができる。
(態様H)
上記態様A乃至Gのいずれかにおいて、表示面における利用者による指示位置を検出するカメラ9などの指示位置検出手段を備え、前記制御手段は、表示対象の画像を変化させた後、前記指示位置の検出が一定時間行われなかった場合、表示画像を変更前の状態に戻すように制御する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、表示画像の利用者から離れた位置を指示しようとして利用者で表示画像が遮られた状態が解消されたときに、表示画像を変更前の元の状態に戻すことができる。
(態様I)
上記態様A乃至Hのいずれかにおいて、前記指示位置検出手段によって検出した指示位置を示す画像要素を、前記表示面の指示位置に対応する表示領域に表示する。
これによれば、上記実施形態について説明したように、投写画像2の利用者から離れた位置を指示しようとする場合に、投写画像2の視認性の低下を抑制しつつ投写画像2上で利用者の指示位置を示すことができる。
(態様J)
上記態様A乃至Iのいずれかにおいて、前記表示手段は、スクリーン等の表示面900に表示対象の画像を投写する画像投写部200などの画像投写手段である。
これによれば、上記実施形態について説明したように、投写画像2の利用者から離れた位置を指示しようとする場合に、投写画像2の視認性の低下を抑制しつつ投写画像2上で指示位置を示すことができる。
1 プロジェクタ(画像投写装置)
2 投写画像(表示画像)
3 情報処理装置
4 映像ケーブル
5 通信ケーブル
7 指示体
9 カメラ
100 表示システム
900 表示面(投写対象面)
特開2014−134613号公報

Claims (10)

  1. 表示面に画像を表示する画像表示装置であって、
    表示面に画像を表示する表示手段と、
    前記表示面における利用者の影の領域を検出する影領域検出手段と、
    前記影領域検出手段による前記影の領域の検出結果に基づいて、前記表示面に表示する表示対象の画像を変化させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1の画像表示装置において、
    前記制御手段は、前記影の領域の面積及び位置に応じて、前記表示面に表示する表示対象の画像の形状及び表示位置の少なくとも一方を変更することを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1又は2の画像表示装置において、
    前記制御手段は、前記表示画像の右半分または左半分に占める前記影の領域の割合を算出し、その割合が閾値を超えていた場合又は前記閾値以上の場合に、前記表示対象の画像を変化させることを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの画像表示装置において、
    前記制御手段は、前記影の領域の検出結果に基づいて、前記表示対象の画像を前記表示面の右端部又は左端部に移動して表示するように制御することを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれかの画像表示装置において、
    前記制御手段は、前記影の領域の検出結果に基づいて、前記表示対象の画像を縮小し、前記表示面の右端部又は左端部に寄せて表示するように制御することを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの画像表示装置において、
    前記影領域検出手段は、前記表示対象の画像における黒領域の情報に基づいて、前記利用者の影の領域の有無を判断することを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかの画像表示装置において、
    前記制御手段は、前記指示位置の移動方向を算出し、その算出結果に基づいて、前記表示対象の画像を移動させるように変化させるときの移動方向を決めることを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれかの画像表示装置において、
    前記表示面における利用者による指示位置を検出する指示位置検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記表示対象の画像を変化させた後、前記指示位置の検出が一定時間行われなかった場合、前記表示画像を変更前の状態に戻すように制御することを特徴とする画像表示装置。
  9. 請求項8の画像表示装置において、
    前記表示手段は、前記指示位置検出手段によって検出した指示位置を示す画像要素を、前記表示面の指示位置に対応する表示領域に表示することを特徴とする画像表示装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれかの画像表示装置において、
    前記表示手段は、前記表示面に前記表示対象の画像を投写して表示する画像投写手段であることを特徴とする画像表示装置。
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