JP2023059465A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ファッションに基づくアートをレコメンドする。【解決手段】情報提供装置は、ユーザのファッション情報を収集する収集部と、ユーザのファッション情報に基づき、ユーザのファッションとアート作品との組合せを算出する算出部と、ユーザのファッションとアート作品との組合せに基づき、ユーザのファッションに応じたアート作品を提案する提供部と、を備える。また、収集部は、ユーザのファッション情報とユーザがファッションアイテムを着用する空間に関する空間情報とを収集する。算出部は、ユーザのファッション情報と空間情報とに基づき、空間に合わせたユーザのファッションとアート作品との組合せを算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
配置される場所や用途、利用者の気分や好みに適したアート作品を利用者に提供する技術が知られている。
特許第6799342号公報
しかしながら、上記の従来技術では、観賞用のアート作品を提供することに主眼が置かれている。すなわち、上記の従来技術は、アート作品自体が主役(中心)となる場合の提供手段である。アート作品は、人物の写真撮影時の背景や小物として用いられる場合もある。また、生活環境等においても、ユーザのファッションと共通のテーマでアート作品が選ばれる場合もある。このように、アート作品自体が主役ではなく、ユーザが着用したファッションアイテムとともにアート作品が利用される場合、ファッションアイテムやコーディネートとの調和、全体としてのバランス等についても考慮する必要がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ファッションに基づくアートをレコメンドすることを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、ユーザのファッション情報を収集する収集部と、前記ユーザのファッション情報に基づき、前記ユーザのファッションとアート作品との組合せを算出する算出部と、前記ユーザのファッションとアート作品との組合せに基づき、前記ユーザのファッションに応じたアート作品を提案する提供部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ファッションに基づくアートをレコメンドすることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。 図2は、実施形態に係る情報処理システムの構成例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報提供装置の構成例を示す図である。 図5は、利用者情報データベースの一例を示す図である。 図6は、履歴情報データベースの一例を示す図である。 図7は、レコメンド情報データベースの一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。 図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報処理方法の概要〕
まず、図1を参照し、実施形態に係る情報処理装置が行う情報処理方法の概要について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理方法の概要を示す説明図である。なお、図1では、ユーザのファッション情報に基づき、アート(リアルアート、デジタルアート)をレコメンドする場合を例に挙げて説明する。
図1に示すように、情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。端末装置10と情報提供装置100とは、ネットワークN(図2参照)を介して有線又は無線で互いに通信可能に接続される。本実施形態では、端末装置10は、情報提供装置100と連携する。
端末装置10は、利用者U(ユーザ)により使用されるスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、4G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して任意のサーバ装置と通信を行うことができる携帯端末装置である。また、端末装置10は、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、利用者Uから指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、コンテンツ等の表示データに対する各種の操作を受付ける。なお、画面のうち、コンテンツが表示されている領域上で行われた操作を、コンテンツに対する操作としてもよい。また、端末装置10は、スマートデバイスのみならず、デスクトップPC(Personal Computer)やノートPC等の情報処理装置であってもよい。
情報提供装置100は、各利用者Uの端末装置10と連携し、各利用者Uの端末装置10に対して、各種アプリケーション(以下、アプリ)等に対するAPI(Application Programming Interface)サービス等と、各種データを提供する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。
また、情報提供装置100は、各利用者Uの端末装置10に対して、オンラインで何らかのWebサービスを提供する情報処理装置であってもよい。例えば、情報提供装置100は、Webサービスとして、インターネット接続、検索サービス、SNS(Social Networking Service)、電子商取引(EC:Electronic Commerce)、ファッションコーディネート(ファッションアイテムを着用した写真(静止画)や動画)が投稿される投稿サイト、電子決済、オンラインゲーム、オンラインバンキング、オンライントレーディング、宿泊・チケット予約、動画・音楽配信、ニュース、地図、ルート検索、経路案内、路線情報、運行情報、天気予報等のサービスを提供してもよい。実際には、情報提供装置100は、上記のようなWebサービスを提供する各種サーバと連携し、Webサービスを仲介してもよいし、Webサービスの処理を担当してもよい。
なお、情報提供装置100は、利用者Uに関する利用者情報を取得可能である。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの性別、年代、居住地域といった利用者Uの属性に関する情報を取得する。そして、情報提供装置100は、利用者Uを示す識別情報(利用者ID等)とともに利用者Uの属性に関する情報を記憶して管理する。
また、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10から、あるいは利用者ID等に基づいて各種サーバ等から、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報(ログデータ)を取得する。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの位置や日時の履歴である位置履歴を端末装置10から取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を検索サーバ(検索エンジン)や電子商取引サーバや投稿サーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが閲覧したコンテンツや商品(ファッションアイテムを含む)の履歴である閲覧履歴をコンテンツサーバや電子商取引サーバや投稿サーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uが購入や決済したコンテンツや商品(ファッションアイテム、アート作品を含む)の履歴である購入履歴(決済履歴)を電子商取引サーバや決済処理サーバから取得する。また、情報提供装置100は、利用者Uのマーケットプレイスへの出品の履歴である出品履歴や販売履歴を電子商取引サーバや決済処理サーバから取得してもよい。また、情報提供装置100は、利用者Uが投稿したファッションコーディネート(ファッションアイテム)の履歴である投稿履歴や閲覧者が支持(いいね)したファッションコーディネート(ファッションアイテム)の履歴である支持履歴を投稿サーバやSNSサーバから取得する。
図1に示すように、情報提供装置100は、ネットワークN(図2参照)を介して、利用者Uの端末装置10や各種サーバ等から、直接又は間接的に、ファッションアイテムの検索、閲覧、購入(購買)、所有、投稿等に関する情報を取得する(ステップS1)。このとき、情報提供装置100は、ファッションアイテムの検索、閲覧、購入、所有、投稿等に関する情報を、利用者Uの属性情報及び/又は履歴情報に基づいて取得してもよい。
続いて、情報提供装置100は、ファッションアイテムの検索、閲覧、購入、所有、投稿等に関する情報に基づき、利用者Uのファッション情報を収集する(ステップS2)。このとき、情報提供装置100は、利用者Uの履歴情報の中から、利用者Uのファッションに関する情報を抽出してファッション情報として収集してもよい。
続いて、情報提供装置100は、利用者Uのファッション情報に基づき、利用者Uのファッション(服、装飾品、鞄、靴、帽子)とアート作品(リアルアート、デジタルアート)との組合せ(着合わせ)を算出する(ステップS3)。このとき、情報提供装置100は、不特定多数のユーザのビッグデータに基づく機械学習により、ファッションとアート作品との組合せ(例えば、投稿サイトやSNSにおいて閲覧者が支持したファッションとアート作品との組合せや、雑誌やファッション情報サイトに掲載されたファッションとアート作品との組合せ)を学習し、ファッションとアート作品とのおすすめの組合せを推論する。すなわち、ユーザのファッション情報を入力情報とし、ユーザのファッションに応じたアート作品(例えば、ユーザのファッションに応じたおすすめのアート作品、ユーザのファッションと相性の良いアート作品)を推定する。なお、季節や時間帯といった時期や日時に関する情報も組み合わせて学習してもよい。ファッションもアート作品も流行の影響を受けやすいためである。
続いて、情報提供装置100は、利用者Uのファッションとアート作品との組合せから、利用者Uのファッションに最適なアート作品を特定する(ステップS4)。例えば、情報提供装置100は、利用者Uのファッションとアート作品との組合せを算出するとともに、ファッションとアート作品との相性度を示すスコアを算出する場合、スコアが高い組合せに含まれるアート作品を、利用者Uのファッションに最適なアート作品として特定する。あるいは、情報提供装置100は、利用者Uのファッション情報以外の情報(属性、嗜好等)に基づき、利用者Uのファッションに応じたアート作品のうち、利用者Uのファッションに最適なアート作品を特定する。なお、実際には、情報提供装置100は、上記ステップS3でファッションとアート作品との組合せを算出する際に、利用者Uのファッションに最適なアート作品を算出してもよい。
続いて、情報提供装置100は、利用者Uのファッションに最適なアート作品に関するレコメンド情報を作成する(ステップS5)。
続いて、情報提供装置100は、ネットワークN(図2参照)を介して、利用者Uの端末装置10に、レコメンド情報に基づき、利用者Uのファッションに最適なアート作品をレコメンドする(ステップS6)。すなわち、情報提供装置100は、利用者Uのファッションに応じたおすすめのアート作品を提案する。これにより、ファッションに応じたアート作品の購入を促進することができる。
このように、本実施形態では、情報提供装置100は、ユーザのファッションに関する嗜好に基づき、ファッション(服、装飾品、鞄、靴、帽子)とアート作品(リアルアート、デジタルアート)との組合せ(着合わせ)をAI(Artificial Intelligence:人工知能)によってレコメンドする。すなわち、本実施形態に係る情報提供装置100は、ユーザのファッション情報に基づき、アート作品(リアルアート、デジタルアート)をレコメンドする。例えば、情報提供装置100は、投稿サイトやSNSに投稿するための写真や動画としてファッションアイテムを着用したユーザとともに撮影したときに背景にすると映えるアート作品をレコメンドする。例えば、ファッションアイテムとの色相環的な相性度が高い(例えば、暗い印象にならない、流行の印象(閲覧者が支持する印象)になる)アート作品をレコメンドする。あるいは、投稿サイトやSNSでの閲覧者による支持率(いいね率)が高くなると推定されるアート作品をレコメンドする。あるいは、閲覧者によるファッションアイテムの購入率が高くなると推定されるアート作品をレコメンドする。これにより、ファッションに応じたアート作品の購入を促進することができるとともに、閲覧者によるファッションアイテムの購入を促進することができる。
ファッション情報は、各利用者Uの属性情報や履歴情報等から取得可能である。また、ファッション情報は、利用者Uが着用するファッションアイテムに関する情報(ファッションアイテム情報)を含む。本実施形態では、ファッション情報は、ファッション通販サイト(例えば「ZOZOTOWN」(登録商標))等の電子商取引サイトやファッションコーディネート投稿サイト(例えば「WEAR」(登録商標))での行動情報(検索、選択、閲覧、購入、投稿)を含む。また、ファッション情報は、利用者Uが検索、閲覧、購入、所有、投稿等をしたファッションアイテムに関する情報(ファッションアイテム情報)を含む。
本実施形態では、ユーザのファッションに関する嗜好は、本システムとアカウントを連結している(又は本システムの一部である)ファッション通販サイト等の電子商取引サイトやファッションコーディネート投稿サイト等の様々な履歴情報(ログデータ)を基に算出/推定するロジックにより決定される。例えば、ユーザがファッション通販サイトで購入した服(ユーザ情報とマッチする服を着ている服と定義)や閲覧した服から、「服とアート作品との“映える”組合せ」を算出/推定し、服との組合せに最適なアート作品をレコメンドする。また、ユーザがファッションコーディネート投稿サイトで閲覧した服から、「服とアート作品との“映える”組合せ」を算出/推定し、服との組合せに最適なアート作品をレコメンドする。
また、情報提供装置100は、ファッション情報に加えて、ユーザの生活行動・習慣や気分等の情報に基づき、アート作品(リアルアート、デジタルアート)をレコメンドしてもよい。
さらに、情報提供装置100は、ファッション情報と空間情報との両方に基づき、アート作品(リアルアート、デジタルアート)をレコメンドしてもよい。例えば、情報提供装置100は、利用者Uのファッション情報と空間情報とに基づき、空間に合わせた利用者Uのファッションとアート作品との組合せを提案してもよい。すなわち、空間に合わせた利用者Uのファッションに最適なアート作品をレコメンドしてもよい。なお、ファッション情報は、ファッションアイテムを着用中の利用者Uを撮影した画像であってもよい。また、画像は、写真(静止画)であってもよいし、映像(動画)であってもよい。この場合、情報提供装置100は、ファッション情報とともに、背景や画像に含まれる物品に関する空間情報を取得することができる。
空間情報は、ユーザがファッションアイテムを着用する空間に関する情報である。空間情報は、空間の内部を示す3次元データ(3Dデータ)であってもよい。また、空間情報は、空間内に存在する物品(インテリア・家具、雑貨、観葉植物、照明等)に関する情報も含む。空間は、例えば建物内の部屋や、倉庫、通路等である。なお、玄関、エントランス、ロビー、廊下、風呂、トイレ、車庫等を含めてもよい。建物は、例えば壁、間仕切り(パーテーション)、床、天井等で仕切られた空間を有する。すなわち、空間は、人が滞在、出入り又は通過する場所である。空間は、人が居住又は勤務する場所であってもよく、人に利用される物品が保管される場所であってもよい。また、建物において、空間は、1つであってもよく、複数であってもよい。
建物は、例えばマンション・アパート等の集合住宅や、戸建住宅等である。なお、実際には、建物は、企業等のオフィスビル、店舗等の商業施設、ホテル等の宿泊施設、学校等の教育機関、病院等の医療機関、研究所等の研究機関、工場等の産業プラント、配送センター等の物流拠点等であってもよい。また、大型商業施設(ショッピングセンター/アウトレットモール/地下街)、娯楽施設(テーマパーク/遊園地/遊戯場/動物園/水族館/プール/入浴施設)、文化施設(ホール/劇場/図書館/美術館/博物館)、複合施設、スポーツ施設、寺社仏閣、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)、又は鉄道駅や道の駅、空港、港湾(乗船場)等であってもよい。
また、空間は、例えば建物内の部屋等に限らず、車両や船舶、航空機等の客室(キャビン)等であってもよい。すなわち、空間は、住宅等の屋内で人が生活する空間に限らず、自動車や高速バス、鉄道、大型客船、飛行機等で乗員・乗客が過ごす空間であってもよい。言い換えれば、空間は、建物や移動体の内部の居住空間であってもよい。また、空間は、建物内に限らず、屋外であってもよい。例えば、庭や広場等、所定の広さの敷地であってもよい。屋外であっても、置物・オブジェやAR(Augmented Reality:拡張現実)、プロジェクションマッピング等のアート作品を組み合わせることができる。
例えば、情報提供装置100は、ファッション情報と空間情報とに基づき、ARを用いたアート作品の壁面、床面、空中への提示をレコメンドする。
また、情報提供装置100は、服等のファッション(着用物品、所有物品)から空間装飾物(空間装飾品、非着用物品)をレコメンドしてもよい。また、情報提供装置100は、服等のファッション(着用物品、所有物品)と空間特徴(部屋、家具、インテリア等)とから空間装飾物(空間装飾品、非着用物品)をレコメンドしたりしてもよい。
また、アート作品のレコメンドには、アート作品を作成するアーティスト(芸術家)のレコメンドを含んでいてもよい。また、デジタルアートには、NFT(Non-Fungible Token:非代替トークン)を利用したデジタルアートコンテンツ(NFTアート)を含んでいてもよい。
〔2.情報処理システムの構成例〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る情報提供装置100が含まれる情報処理システム1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示す図である。図2に示すように、実施形態に係る情報処理システム1は、端末装置10と情報提供装置100とを含む。これらの各種装置は、ネットワークNを介して、有線又は無線により通信可能に接続される。ネットワークNは、例えば、LAN(Local Area Network)や、インターネット等のWAN(Wide Area Network)である。
また、図2に示す情報処理システム1に含まれる各装置の数は図示したものに限られない。例えば、図2では、図示の簡略化のため、端末装置10を1台のみ示したが、これはあくまでも例示であって限定されるものではなく、2台以上であってもよい。
端末装置10は、利用者Uによって使用される情報処理装置である。例えば、端末装置10は、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイス、フィーチャーフォン、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、通信機能を備えたゲーム機やAV機器、カーナビゲーションシステム、スマートウォッチやヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブルデバイス(Wearable Device)、スマートグラス等である。
また、かかる端末装置10は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)等の無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、情報提供装置100と通信することができる。
情報提供装置100は、例えばPCやサーバ装置、あるいはメインフレーム又はワークステーション等である。なお、情報提供装置100は、クラウドコンピューティングにより実現されてもよい。
〔3.端末装置の構成例〕
次に、図3を用いて、端末装置10の構成について説明する。図3は、端末装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、端末装置10は、通信部11と、表示部12と、入力部13と、測位部14と、センサ部20と、制御部30(コントローラ)と、記憶部40とを備える。
(通信部11)
通信部11は、ネットワークN(図2参照)と有線又は無線で接続され、ネットワークNを介して、情報提供装置100との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、NIC(Network Interface Card)やアンテナ等によって実現される。
(表示部12)
表示部12は、位置情報等の各種情報を表示する表示デバイスである。例えば、表示部12は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイ(Organic Electro-Luminescent Display)である。また、表示部12は、タッチパネル式のディスプレイであるが、これに限定されるものではない。
(入力部13)
入力部13は、利用者Uから各種操作を受け付ける入力デバイスである。例えば、入力部13は、文字や数字等を入力するためのボタン等を有する。なお、入力部13は、入出力ポート(I/O port)やUSB(Universal Serial Bus)ポート等であってもよい。また、表示部12がタッチパネル式のディスプレイである場合、表示部12の一部が入力部13として機能する。また、入力部13は、利用者Uから音声入力を受け付けるマイク等であってもよい。マイクはワイヤレスであってもよい。
(測位部14)
測位部14は、GPS(Global Positioning System)の衛星から送出される信号(電波)を受信し、受信した信号に基づいて、自装置である端末装置10の現在位置を示す位置情報(例えば、緯度及び経度)を取得する。すなわち、測位部14は、端末装置10の位置を測位する。なお、GPSは、GNSS(Global Navigation Satellite System)の一例に過ぎない。
また、測位部14は、GPS以外にも、種々の手法により位置を測位することができる。例えば、測位部14は、位置補正等のための補助的な測位手段として、下記のように、端末装置10の様々な通信機能を利用して位置を測位してもよい。
(Wi-Fi測位)
例えば、測位部14は、端末装置10のWi-Fi(登録商標)通信機能や、各通信会社が備える通信網を利用して、端末装置10の位置を測位する。具体的には、測位部14は、Wi-Fi通信等を行い、付近の基地局やアクセスポイントとの距離を測位することにより、端末装置10の位置を測位する。
(ビーコン測位)
また、測位部14は、端末装置10のBluetooth(登録商標)機能を利用して位置を測位してもよい。例えば、測位部14は、Bluetooth(登録商標)機能によって接続されるビーコン(beacon)発信機と接続することにより、端末装置10の位置を測位する。
(地磁気測位)
また、測位部14は、予め測定された構造物の地磁気のパターンと、端末装置10が備える地磁気センサとに基づいて、端末装置10の位置を測位する。
(RFID測位)
また、例えば、端末装置10が駅改札や店舗等で使用される非接触型ICカードと同等のRFID(Radio Frequency Identification)タグの機能を備えている場合、もしくはRFIDタグを読み取る機能を備えている場合、端末装置10によって決済等が行われた情報とともに、使用された位置が記録される。測位部14は、かかる情報を取得することで、端末装置10の位置を測位してもよい。また、位置は、端末装置10が備える光学式センサや、赤外線センサ等によって測位されてもよい。
測位部14は、必要に応じて、上述した測位手段の一つ又は組合せを用いて、端末装置10の位置を測位してもよい。
(センサ部20)
センサ部20は、端末装置10に搭載又は接続される各種のセンサを含む。なお、接続は、有線接続、無線接続を問わない。例えば、センサ類は、ウェアラブルデバイスやワイヤレスデバイス等、端末装置10以外の検知装置であってもよい。図3に示す例では、センサ部20は、加速度センサ21と、ジャイロセンサ22と、気圧センサ23と、気温センサ24と、音センサ25と、光センサ26と、磁気センサ27と、画像センサ(カメラ)28とを備える。
なお、上記した各センサ21~28は、あくまでも例示であって限定されるものではない。すなわち、センサ部20は、各センサ21~28のうちの一部を備える構成であってもよいし、各センサ21~28に加えてあるいは代えて、湿度センサ等その他のセンサを備えてもよい。
加速度センサ21は、例えば、3軸加速度センサであり、端末装置10の移動方向、速度、及び、加速度等の端末装置10の物理的な動きを検知する。ジャイロセンサ22は、端末装置10の角速度等に基づいて3軸方向の傾き等の端末装置10の物理的な動きを検知する。気圧センサ23は、例えば端末装置10の周囲の気圧を検知する。
端末装置10は、上記した加速度センサ21やジャイロセンサ22、気圧センサ23等を備えることから、これらの各センサ21~23等を利用した歩行者自律航法(PDR:Pedestrian Dead-Reckoning)等の技術を用いて端末装置10の位置を測位することが可能になる。これにより、GPS等の測位システムでは取得することが困難な屋内での位置情報を取得することが可能になる。
例えば、加速度センサ21を利用した歩数計により、歩数や歩くスピード、歩いた距離を算出することができる。また、ジャイロセンサ22を利用して、利用者Uの進行方向や視線の方向、体の傾きを知ることができる。また、気圧センサ23で検知した気圧から、利用者Uの端末装置10が存在する高度やフロアの階数を知ることもできる。
気温センサ24は、例えば端末装置10の周囲の気温を検知する。音センサ25は、例えば端末装置10の周囲の音を検知する。光センサ26は、端末装置10の周囲の照度を検知する。磁気センサ27は、例えば端末装置10の周囲の地磁気を検知する。画像センサ28は、端末装置10の周囲の画像を撮像する。
上記した気圧センサ23、気温センサ24、音センサ25、光センサ26及び画像センサ28は、それぞれ気圧、気温、音、照度を検知したり、周囲の画像を撮像したりすることで、端末装置10の周囲の環境や状況等を検知することができる。また、端末装置10の周囲の環境や状況等から、端末装置10の位置情報の精度を向上させることが可能になる。
(制御部30)
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM、入出力ポート等を有するマイクロコンピュータや各種の回路を含む。また、制御部30は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路等のハードウェアで構成されてもよい。制御部30は、送信部31と、受信部32と、処理部33とを備える。
(送信部31)
送信部31は、例えば入力部13を用いて利用者Uにより入力された各種情報や、端末装置10に搭載又は接続された各センサ21~28によって検知された各種情報、測位部14によって測位された端末装置10の位置情報等を、通信部11を介して情報提供装置100へ送信することができる。
(受信部32)
受信部32は、通信部11を介して、情報提供装置100から提供される各種情報や、情報提供装置100からの各種情報の要求を受信することができる。
(処理部33)
処理部33は、表示部12等を含め、端末装置10全体を制御する。例えば、処理部33は、送信部31によって送信される各種情報や、受信部32によって受信された情報提供装置100からの各種情報を表示部12へ出力して表示させることができる。
(記憶部40)
記憶部40は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、光ディスク等の記憶装置によって実現される。かかる記憶部40には、各種プログラムや各種データ等が記憶される。
〔4.情報提供装置の構成例〕
次に、図4を用いて、実施形態に係る情報提供装置100の構成について説明する。図4は、実施形態に係る情報提供装置100の構成例を示す図である。図4に示すように、情報提供装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。また、通信部110は、ネットワークN(図2参照)と有線又は無線で接続される。
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、又は、HDD、SSD、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図4に示すように、記憶部120は、利用者情報データベース121と、履歴情報データベース122と、レコメンド情報データベース123とを有する。
(利用者情報データベース121)
利用者情報データベース121は、利用者Uに関する利用者情報を記憶する。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの属性等の種々の情報を記憶する。図5は、利用者情報データベース121の一例を示す図である。図5に示した例では、利用者情報データベース121は、「利用者ID(Identifier)」、「年齢」、「性別」、「自宅」、「勤務地」、「興味」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。なお、「利用者ID」は、利用者Uの連絡先(電話番号、メールアドレス等)であってもよいし、利用者Uの端末装置10を識別するための識別情報であってもよい。
また、「年齢」は、利用者IDにより識別される利用者Uの年齢を示す。なお、「年齢」は、利用者Uの具体的な年齢(例えば35歳など)を示す情報であってもよいし、利用者Uの年代(例えば30代など)を示す情報であってもよい。あるいは、「年齢」は、利用者Uの生年月日を示す情報であってもよいし、利用者Uの世代(例えば80年代生まれなど)を示す情報であってもよい。また、「性別」は、利用者IDにより識別される利用者Uの性別を示す。
また、「自宅」は、利用者IDにより識別される利用者Uの自宅の位置情報を示す。なお、図5に示す例では、「自宅」は、「LC11」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「自宅」は、地域名や住所であってもよい。
また、「勤務地」は、利用者IDにより識別される利用者Uの勤務地(学生の場合は学校)の位置情報を示す。なお、図5に示す例では、「勤務地」は、「LC12」といった抽象的な符号を図示するが、緯度経度情報等であってもよい。また、例えば、「勤務地」は、地域名や住所であってもよい。
また、「興味」は、利用者IDにより識別される利用者Uの興味を示す。すなわち、「興味」は、利用者IDにより識別される利用者Uが関心の高い対象を示す。例えば、「興味」は、利用者Uが検索エンジンに入力して検索した検索クエリ(キーワード)等であってもよい。なお、図5に示す例では、「興味」は、各利用者Uに1つずつ図示するが、複数であってもよい。
例えば、図5に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uの年齢は、「20代」であり、性別は、「男性」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、自宅が「LC11」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、勤務地が「LC12」であることを示す。また、例えば、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、「スポーツ」に興味があることを示す。
ここで、図5に示す例では、「U1」、「LC11」及び「LC12」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「LC11」及び「LC12」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。以下、他の情報に関する図においても、抽象的な値を図示する場合がある。
なお、利用者情報データベース121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、利用者情報データベース121は、利用者Uの端末装置10に関する各種情報を記憶してもよい。また、利用者情報データベース121は、利用者Uのデモグラフィック(人口統計学的属性)、サイコグラフィック(心理学的属性)、ジオグラフィック(地理学的属性)、ベヘイビオラル(行動学的属性)等の属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、利用者情報データベース121は、氏名、家族構成、出身地(地元)、職業、職位、収入、資格、居住形態(戸建、マンション等)、車の有無、通学・通勤時間、通学・通勤経路、定期券区間(駅、路線等)、利用頻度の高い駅(自宅・勤務地の最寄駅以外)、習い事(場所、時間帯等)、趣味、興味、ライフスタイル等の情報を記憶してもよい。
(履歴情報データベース122)
履歴情報データベース122は、利用者Uの行動を示す履歴情報(ログデータ)に関する各種情報を記憶する。図6は、履歴情報データベース122の一例を示す図である。図6に示した例では、履歴情報データベース122は、「利用者ID」、「位置履歴」、「検索履歴」、「閲覧履歴」、「購入履歴」、「投稿履歴」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。また、「位置履歴」は、利用者Uの位置や移動の履歴である位置履歴を示す。また、「検索履歴」は、利用者Uが入力した検索クエリの履歴である検索履歴を示す。また、「閲覧履歴」は、利用者Uが閲覧したコンテンツや商品(ファッションアイテムを含む)の履歴である閲覧履歴を示す。また、「購入履歴」は、利用者Uが購入したコンテンツや商品(ファッションアイテム、アート作品を含む)の履歴である購入履歴を示す。また、「投稿履歴」は、利用者Uが投稿したファッションコーディネート(ファッションアイテム)の履歴である投稿履歴を示す。なお、他にも、利用者Uが所有する商品(ファッションアイテム、アート作品を含む)の履歴である所有履歴を有していてもよい。
例えば、図6に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、「位置履歴#1」の通りに移動し、「検索履歴#1」の通りに検索し、「閲覧履歴#1」の通りにコンテンツや商品を閲覧し、「購入履歴#1」の通りに電子商取引や実店舗でコンテンツや商品を購入し、「投稿履歴」の通りに投稿したことを示す。
ここで、図6に示す例では、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購入履歴#1」及び「投稿履歴#1」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「位置履歴#1」、「検索履歴#1」、「閲覧履歴#1」、「購入履歴#1」及び「投稿履歴#1」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
なお、履歴情報データベース122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、履歴情報データベース122は、利用者Uの所定のサービスの利用履歴等を記憶してもよい。また、履歴情報データベース122は、利用者Uの実店舗の来店履歴又は施設の訪問履歴等を記憶してもよい。また、履歴情報データベース122は、利用者Uの端末装置10を用いた決済(電子決済)での決済履歴等を記憶してもよい。
(レコメンド情報データベース123)
レコメンド情報データベース123は、アート作品のレコメンドに関するレコメンド情報を記憶する。図7は、レコメンド情報データベース123の一例を示す図である。図7に示した例では、レコメンド情報データベース123は、「利用者ID」、「ファッション」、「空間」、「アート作品」、「おすすめ」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者Uを識別するための識別情報を示す。また、「ファッション」は、利用者Uのファッション情報を示す。ファッション情報は、利用者Uが着用するファッションアイテムに関する情報(ファッションアイテム情報)を含む。また、ファッション情報は、利用者Uが着用するために検索、閲覧、購入、所有、投稿等をしたファッションアイテムに関する情報(ファッションアイテム情報)を含む。
また、「空間」は、利用者Uがファッションアイテムを着用する空間に関する情報(空間情報)を示す。すなわち、空間情報は、ファッションアイテムを着用した利用者Uの周囲の空間に関する情報を含む。さらに、空間情報は、空間内に存在する物品(インテリア・家具、雑貨、観葉植物、照明等)に関する情報も含む。
また、「アート作品」は、利用者Uのファッションと組合せ可能なアート作品(利用者Uのファッションに応じたおすすめのアート作品、利用者Uのファッションアイテムと相性の良いアート作品)(リアルアート、デジタルアート)を示す。なお、利用者Uのファッションと組合せ可能なアート作品は、複数であってもよい。また、「おすすめ」は、利用者Uのファッションと組合せ可能なアート作品のうち、利用者Uのファッションに最適なアート作品を示す。
例えば、図7に示す例において、利用者ID「U1」により識別される利用者Uは、「ファッション#1」を着用し、「空間#1」に存在し、「ファッション#1」及び「空間#1」に応じた「アート作品#1」のうち、「おすすめ#1」が最適であることを示す。
ここで、図7に示す例では、「U1」、「ファッション#1」、「空間#1」、「アート作品#1」及び「おすすめ#1」といった抽象的な値を用いて図示するが、「U1」、「ファッション#1」、「空間#1」、「アート作品#1」及び「おすすめ#1」には、具体的な文字列や数値等の情報が記憶されるものとする。
なお、レコメンド情報データベース123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、レコメンド情報データベース123は、ファッションアイテムを入手した日時や、空間に滞在する日時や、写真等を撮影する日時等を記憶してもよい。季節や時間帯によっても組み合わせは異なる場合があるためである。また、レコメンド情報データベース123は、ファッションアイテムやアート作品の流行や人気に関する情報等を記憶してもよい。
(制御部130)
図4に戻り、説明を続ける。制御部130は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、情報提供装置100の内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(情報処理プログラムの一例に相当)がRAM等の記憶領域を作業領域として実行されることにより実現される。図4に示す例では、制御部130は、収集部131と、算出部132と、特定部133と、作成部134と、提供部135とを有する。
(収集部131)
収集部131は、利用者Uにより入力された検索クエリを収集する。例えば、収集部131は、利用者Uが検索エンジン等に検索クエリを入力してキーワード検索を行った際に、通信部110を介して、当該検索クエリを収集する。すなわち、収集部131は、通信部110を介して、利用者Uにより検索エンジンや各種サイト(ファッション通販サイト、投稿サイトを含む)又は各種アプリの検索窓に入力されたキーワードを収集する。
また、収集部131は、通信部110を介して、利用者Uに関する利用者情報を収集する。例えば、収集部131は、利用者Uの端末装置10から、利用者Uを示す識別情報(利用者ID等)や、利用者Uの位置情報、利用者Uの属性情報等を収集する。また、収集部131は、利用者Uのユーザ登録時に、利用者Uを示す識別情報や、利用者Uの属性情報等を収集してもよい。そして、収集部131は、利用者情報を、記憶部120の利用者情報データベース121に登録する。
また、収集部131は、通信部110を介して、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報(ログデータ)を収集する。例えば、収集部131は、利用者Uの端末装置10から、あるいは利用者ID等に基づいて各種サーバ等から、利用者Uの行動を示す各種の履歴情報を収集する。そして、収集部131は、各種の履歴情報を、記憶部120の履歴情報データベース122に登録する。
本実施形態では、収集部131は、利用者Uに関する利用者情報や履歴情報から、利用者Uのファッション(服、装飾品、鞄、靴、帽子)に関するファッション情報を収集する。ファッション情報は、撮影時に利用者Uが着用するファッションアイテムに関するファッションアイテム情報を含んでいてもよい。本実施形態では、ファッション情報は、ファッション通販サイト(例えば「ZOZOTOWN」(登録商標))等の電子商取引サイトやファッションコーディネート投稿サイト(例えば「WEAR」(登録商標))での行動情報(検索、選択、閲覧、購入、投稿)を含む。例えば、収集部131は、利用者Uのファッション情報を、利用者Uのアカウントを連携しているファッション通販サイト又はファッションコーディネート投稿サイトでの行動情報から収集する。
また、収集部131は、通信部110を介して、アート作品(リアルアート、デジタルアート)に関する各種情報を収集する。例えば、収集部131は、通信部110を介して、ネットワークN(図2参照)上に存在するアート作品に関する各種情報を収集し、データベース等に登録してもよい。また、収集部131は、通信部110を介して、ファッション通販サイト等の電子商取引サイトで購入可能なアート作品に関する各種情報を収集し、データベース等に登録してもよい。あるいは、収集部131は、アート作品に関する情報が必要になった際に、その都度、通信部110を介して、ネットワークN(図2参照)上からアート作品に関する各種情報を収集してもよい。また、収集部131は、アート作品に関する情報が必要になった際に、その都度、通信部110を介して、ファッション通販サイト等の電子商取引サイトで購入可能なアート作品に関する各種情報を収集し、データベース等に登録してもよい。
また、収集部131は、通信部110を介して、ユーザがファッションアイテムを着用する空間に関する情報(空間情報)を収集する。空間情報は、空間内に存在する物品(インテリア・家具、雑貨、観葉植物、照明等)に関する情報も含む。例えば、収集部131は、利用者Uの端末装置10から、利用者Uがファッションアイテムを着用する空間に関する情報を収集し、データベース等に登録してもよい。また、収集部131は、通信部110を介して、ネットワークN(図2参照)上に存在する空間に関する各種情報を収集し、データベース等に登録してもよい。あるいは、収集部131は、空間に関する情報が必要になった際に、その都度、利用者Uの端末装置10から、利用者Uがファッションアイテムを着用する空間に関する情報を収集し、データベース等に登録してもよい。また、収集部131は、空間に関する情報が必要になった際に、その都度、通信部110を介して、ネットワークN(図2参照)上から空間に関する各種情報を収集してもよい。
例えば、収集部131は、利用者Uのファッション情報と利用者Uがファッションアイテムを着用する空間に関する空間情報とを収集する。
(算出部132)
算出部132は、利用者Uのファッション情報に基づき、利用者Uのファッション(服、装飾品、鞄、靴、帽子)とアート作品(リアルアート、デジタルアート)との組合せ(着合わせ)を算出する。例えば、算出部132は、利用者Uのファッション情報と空間情報とに基づき、空間に合わせた利用者Uのファッションとアート作品との組合せを算出する。
例えば、算出部132は、不特定多数のユーザのビッグデータに基づく機械学習により、ファッションとアート作品との組合せを学習し、ファッションとアート作品とのおすすめの組合せを推論する。すなわち、算出部132は、ユーザのファッション情報を入力情報とし、ユーザのファッションに応じたアート作品を推定する。
(特定部133)
特定部133は、利用者Uのファッションとアート作品との組合せから、利用者Uのファッションに最適なアート作品を特定する。例えば、情報提供装置100の算出部132が、利用者Uのファッションとアート作品との組合せを算出するとともに、ファッションとアート作品との相性度を示すスコアを算出する場合、スコアが高い組合せに含まれるアート作品を、利用者Uのファッションに最適なアート作品として特定する。あるいは、情報提供装置100は、利用者Uのファッション情報以外の情報(属性、嗜好等)に基づき、利用者Uのファッションに応じたアート作品のうち、利用者Uのファッションに最適なアート作品を特定する。なお、実際には、算出部132が、ファッションとアート作品との組合せを算出する際に、利用者Uのファッションに最適なアート作品を算出してもよい。すなわち、特定部133は、算出部132と同一であってもよい。
(作成部134)
作成部134は、利用者Uのファッションに最適なアート作品に関するレコメンド情報を作成する。
(提供部135)
提供部135は、レコメンド情報に基づき、通信部110を介して、利用者Uの端末装置10に対して、利用者Uのファッションに最適なアート作品を提案する。すなわち、提供部135は、利用者Uのファッションとアート作品との組合せに基づき、利用者Uのファッションに応じたアート作品を提案する。
例えば、提供部135は、利用者Uのファッションに応じたアート作品として空間装飾物を提案する。あるいは、提供部135は、利用者Uのファッションに応じたアート作品としてデジタルアートを提案する。
また、提供部135は、ファッションアイテムを着用した利用者Uとともに撮影したときに背景にすると映えるアート作品を提案する。また、ファッションアイテムを着用した利用者Uとともに撮影したときに、ファッションアイテムと色相環的に相性の良い(例えば、暗い印象にならない、流行の印象(閲覧者が支持する印象)になる)アート作品を提案する。また、提供部135は、ファッションアイテムを着用した利用者Uとともに撮影したときに、投稿サイトやSNSでの閲覧者による支持率が高くなると推定されるアート作品を提案する。また、提供部135は、ファッションアイテムを着用した利用者Uとともに撮影したときに、閲覧者によるファッションアイテムの購入率が高くなると推定されるアート作品を提案する。
〔5.処理手順〕
次に、図8を用いて実施形態に係る情報提供装置100による処理手順について説明する。図8は、実施形態に係る処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、情報提供装置100の制御部130によって繰り返し実行される。
図8に示すように、情報提供装置100の収集部131は、通信部110を介して、利用者Uのファッション情報を収集する(ステップS101)。
続いて、情報提供装置100の収集部131は、通信部110を介して、利用者Uの空間情報を収集する(ステップS102)。
続いて、情報提供装置100の算出部132は、利用者Uのファッション情報及び空間情報に基づいて、利用者Uのファッションとアート作品との組合せと算出する(ステップS103)。
続いて、情報提供装置100の特定部133は、利用者Uのファッションとアート作品との組合せから、利用者Uのファッションに最適なアート作品を特定する(ステップS104)。
続いて、情報提供装置100の作成部134は、利用者Uのファッションに最適なアート作品に関するレコメンド情報を作成する(ステップS105)。
続いて、情報提供装置100の収集部131は、通信部110を介して、利用者Uの端末装置10に、レコメンド情報に基づき、利用者Uのファッションに最適なアート作品をレコメンドする(ステップS6)。例えば、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10に、利用者Uが興味を持った(又は購入予定の)ファッションアイテムとともに、そのファッションアイテムに応じたおすすめのアート作品を提案する。あるいは、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10に、利用者Uが購入した(又は所有中の)ファッションアイテムとともに、そのファッションアイテムに応じたおすすめのアート作品を提案する。あるいは、情報提供装置100は、利用者Uの端末装置10に、撮影時に利用者Uが着用しようと思っているファッションアイテムとともに、そのファッションアイテムに応じたおすすめのアート作品を提案する。
〔6.変形例〕
上述した端末装置10及び情報提供装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、実施形態の変形例について説明する。
上記の実施形態において、情報提供装置100が実行している処理の一部又は全部は、実際には、端末装置10が実行してもよい。例えば、スタンドアローン(Stand-alone)で(端末装置10単体で)処理が完結してもよい。この場合、端末装置10に、上記の実施形態における情報提供装置100の機能が備わっているものとする。また、上記の実施形態では、端末装置10は情報提供装置100と連携しているため、利用者Uから見れば、情報提供装置100の処理も端末装置10が実行しているように見える。すなわち、他の観点では、端末装置10は、情報提供装置100を備えているともいえる。
また、上記の実施形態において、ファッション情報は、ファッションアイテム情報に限らず、着用者であるユーザの化粧や雰囲気、身長や体型、ユーザのイメージ等に関する情報を含んでいてもよい。これらの要素によっても、ファッションとアート作品との組合せが変わると推測される。
また、上記の実施形態において、ファッション情報は、ファッションアイテムのコード、ブランドやカテゴリ、商品名、価格、サイズ・寸法、重量、規格、商品のターゲット(対象/購買層として期待されるユーザの属性)等に関する情報を含んでいてもよい。
また、上記の実施形態において、ファッション情報は、季節や曜日、時間帯に関する情報を含んでいてもよい。なお、季節には、春夏秋冬等の四季に限らず、ゴールデンウィーク、梅雨、山/海開き、お盆や正月、入学/卒業シーズン等を含む。また、曜日は、七曜に限らず、平日/土日祝日(休日)等の区分であってもよい。また、時間帯は、ある時刻とある時刻との間(例えば、8時台、8:00~9:00等)に限らず、午前中/午後/夜間(又は朝/昼/夕方/夜)等の区分であってもよい。
また、上記の実施形態において、アート作品は、ハンドメイド・クラフト作品を含んでいてもよい。また、情報提供装置100は、アート作品として、アンティーク(Antique:骨董品)やヴィンテージ(Vintage:年代物)等をレコメンドしてもよいし、それら以外の見映え/見栄えのする物品や価値ある物品等をレコメンドしてもよい。
また、上記の実施形態において、情報提供装置100は、利用者Uの位置履歴や決済履歴等から、ファッション情報を取得してもよい。例えば、情報提供装置100は、GPSやPDR等による位置履歴から、利用者Uが特定のブランドショップに入店し、特定の商品の商品棚の前で停止し、特定の商品を手に取ったと推定し、その特定の商品に関する情報をファッション情報として取得してもよい。また、情報提供装置100は、商品棚やカートに搭載されたタグ読取機等により、利用者Uが特定の商品を手に取りカートに入れたことを推定し、その特定の商品に関する情報をファッション情報として取得してもよい。また、情報提供装置100は、電子マネー等による決済履歴から、利用者Uが購入したファッションアイテムを抽出し、そのファッションアイテムに関する情報をファッション情報として取得してもよい。
〔7.効果〕
上述してきたように、本願に係る情報処理装置(端末装置10及び情報提供装置100)は、ユーザのファッション情報を収集する収集部と、ユーザのファッション情報に基づき、ユーザのファッションとアート作品との組合せを算出する算出部と、ユーザのファッションとアート作品との組合せに基づき、ユーザのファッションに応じたアート作品を提案する提供部と、を備える。
例えば、収集部は、ユーザのファッション情報とユーザがファッションアイテムを着用する空間に関する空間情報とを収集する。算出部は、ユーザのファッション情報と空間情報とに基づき、空間に合わせたユーザのファッションとアート作品との組合せを算出する。
このとき、提供部は、ユーザのファッションに応じたアート作品として空間装飾物を提案する。
あるいは、提供部は、ユーザのファッションに応じたアート作品としてデジタルアートを提案する。
また、提供部は、ファッションアイテムを着用したユーザとともに撮影したときに背景にすると映えるアート作品を提案する。
また、提供部は、ファッションアイテムを着用したユーザとともに撮影したときに、前記ファッションアイテムとの色相環的な相性度が高いアート作品を提案する。
また、提供部は、ファッションアイテムを着用したユーザとともに撮影したときに、ファッションコーディネート投稿サイト又はSNSでの閲覧ユーザによる支持率が高くなると推定されるアート作品を提案する。
また、提供部は、ファッションアイテムを着用したユーザとともに撮影したときに、閲覧ユーザによるファッションアイテムの購入率が高くなると推定されるアート作品を提案する。
また、収集部は、ユーザのファッション情報を、電子商取引サイト又はファッションコーディネート投稿サイトでのユーザの行動情報から収集する。
上述した各処理のいずれかもしくは組合せにより、本願に係る情報処理装置は、ファッションに基づくアートをレコメンドすることができる。
〔8.ハードウェア構成〕
また、上述した実施形態に係る端末装置10や情報提供装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、情報提供装置100を例に挙げて説明する。図9は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力I/F(Interface)1060、入力I/F1070、ネットワークI/F1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。演算装置1030は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等により実現される。
一次記憶装置1040は、RAM(Random Access Memory)等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等により実現される。二次記憶装置1050は、内蔵ストレージであってもよいし、外付けストレージであってもよい。また、二次記憶装置1050は、USB(Universal Serial Bus)メモリやSD(Secure Digital)メモリカード等の取り外し可能な記憶媒体であってもよい。また、二次記憶装置1050は、クラウドストレージ(オンラインストレージ)やNAS(Network Attached Storage)、ファイルサーバ等であってもよい。
出力I/F1060は、ディスプレイ、プロジェクタ、及びプリンタ等といった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力I/F1070は、マウス、キーボード、キーパッド、ボタン、及びスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェースであり、例えば、USB等により実現される。
また、出力I/F1060及び入力I/F1070はそれぞれ出力装置1010及び入力装置1020と無線で接続してもよい。すなわち、出力装置1010及び入力装置1020は、ワイヤレス機器であってもよい。
また、出力装置1010及び入力装置1020は、タッチパネルのように一体化していてもよい。この場合、出力I/F1060及び入力I/F1070も、入出力I/Fとして一体化していてもよい。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、又は半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。
ネットワークI/F1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力I/F1060や入力I/F1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報提供装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器から取得したプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行してもよい。また、コンピュータ1000の演算装置1030は、ネットワークI/F1080を介して他の機器と連携し、プログラムの機能やデータ等を他の機器の他のプログラムから呼び出して利用してもよい。
〔9.その他〕
以上、本願の実施形態を説明したが、これら実施形態の内容により本発明が限定されるものではない。また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換又は変更を行うことができる。
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部又は一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上述した情報提供装置100は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティング等で呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、収集部は、収集手段や収集回路に読み替えることができる。
1 情報処理システム
10 端末装置
100 情報提供装置
110 通信部
120 記憶部
121 利用者情報データベース
122 履歴情報データベース
123 レコメンド情報データベース
130 制御部
131 収集部
132 算出部
133 特定部
134 作成部
135 提供部

Claims (11)

  1. ユーザのファッション情報を収集する収集部と、
    前記ユーザのファッション情報に基づき、前記ユーザのファッションとアート作品との組合せを算出する算出部と、
    前記ユーザのファッションとアート作品との組合せに基づき、前記ユーザのファッションに応じたアート作品を提案する提供部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記収集部は、前記ユーザのファッション情報と前記ユーザがファッションアイテムを着用する空間に関する空間情報とを収集し、
    前記算出部は、前記ユーザのファッション情報と前記空間情報とに基づき、前記空間に合わせた前記ユーザのファッションとアート作品との組合せを算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記提供部は、前記ユーザのファッションに応じたアート作品として空間装飾物を提案する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記提供部は、前記ユーザのファッションに応じたアート作品としてデジタルアートを提案する
    ことを特徴とする請求項1~3のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  5. 前記提供部は、ファッションアイテムを着用した前記ユーザとともに撮影したときに背景にすると映えるアート作品を提案する
    ことを特徴とする請求項1~4のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  6. 前記提供部は、ファッションアイテムを着用した前記ユーザとともに撮影したときに、前記ファッションアイテムとの色相環的な相性度が高いアート作品を提案する
    ことを特徴とする請求項1~5のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  7. 前記提供部は、ファッションアイテムを着用した前記ユーザとともに撮影したときに、ファッションコーディネート投稿サイト又はSNSでの閲覧ユーザによる支持率が高くなると推定されるアート作品を提案する
    ことを特徴とする請求項1~6のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  8. 前記提供部は、ファッションアイテムを着用した前記ユーザとともに撮影したときに、閲覧ユーザによるファッションアイテムの購入率が高くなると推定されるアート作品を提案する
    ことを特徴とする請求項1~7のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  9. 前記収集部は、前記ユーザのファッション情報を、電子商取引サイト又はファッションコーディネート投稿サイトでの前記ユーザの行動情報から収集する
    ことを特徴とする請求項1~8のうちいずれか1つに記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
    ユーザのファッション情報を収集する収集工程と、
    前記ユーザのファッション情報に基づき、前記ユーザのファッションとアート作品との組合せを算出する算出工程と、
    前記ユーザのファッションとアート作品との組合せに基づき、前記ユーザのファッションに応じたアート作品を提案する提供工程と、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  11. ユーザのファッション情報を収集する収集手順と、
    前記ユーザのファッション情報に基づき、前記ユーザのファッションとアート作品との組合せを算出する算出手順と、
    前記ユーザのファッションとアート作品との組合せに基づき、前記ユーザのファッションに応じたアート作品を提案する提供手順と、
    をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
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