JP2023056293A - 樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品およびこのアッセンブリ品の製造方法 - Google Patents

樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品およびこのアッセンブリ品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】樹脂管と金属部材との接続部分のシール性を確保しつつ、この接続部分での樹脂管の耐久性を向上させるアッセンブリ品及びアッセンブリ品の製造方法を提供する。【解決手段】樹脂管2の外周面に突出した樹脂製の筒状の台座4の外周面に周方向リブ6aを台座4として一体的に形成しておき、金属部材7の一端部8に環状のシール材9を外嵌して、この一端部8を台座4に挿入して固定することにより、一端部8の外周面と台座4の内周面との間にシール材9を介在させて、一端部8の外周面によりシール材9を押圧してシール材9に対して、半径方向内側への移動および一端部挿入方向後端側への移動を規制し、台座4の内周面によりシール材9を押圧してシール9材に対して、半径方向外側への移動および一端部挿入方向先端側への移動を規制して、台座4の一端部8が挿入されている部分の外周面には周方向リブ6aが配置された状態にする。【選択図】図3

Description

本発明は、樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品およびこのアッセンブリ品の製造方法に関し、さらに詳しくは、樹脂管と金属部材との接続部分のシール性を確保しつつ、この接続部分での樹脂管の耐久性を向上させることができるアッセンブリ品およびこのアッセンブリ品の製造方法に関するものである。
配管の長手方向途中には、配管を流れる流体の圧力や温度を検知する金属製のセンサ類や、金属製のジョイント類、バルブ類などが接続されることがある(例えば、特許文献1参照)。そのため、配管の外周面には、このような金属部材を接続するための台座が突設される。
近年は軽量化のために配管として樹脂管が採用されることがある。樹脂管と一体化された樹脂製の台座は、金属部材に比して変形し易いため、経時的に両者の接続部分では隙間が生じてシール性が損なわれるリスクが高くなる。また、両者の接続部分では樹脂製の台座に過大な応力が発生して損傷し易くなることがある。それ故、樹脂管と金属部材との接続部分のシール性を確保しつつ、この接続部分での樹脂管の耐久性を向上させるには改善の余地がある。
特開2004-268117号公報
本発明の目的は、樹脂管と金属部材との接続部分のシール性を確保しつつ、この接続部分での樹脂管の耐久性を向上させることができる樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品およびこのアッセンブリ品の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品は、樹脂管の外周面に突出した樹脂製の筒状の台座に、金属部材の一端部が挿入されて固定されている樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品において、前記一端部に外嵌されて前記一端部の外周面と前記台座の内周面との間に介在する環状のシール材を有し、前記シール材を押圧する前記一端部の外周面が前記シール材に対して、半径方向内側への移動および前記一端部挿入方向後端側への移動を規制していて、前記シール材を押圧する前記台座の内周面が前記シール材に対して、半径方向外側への移動および前記一端部挿入方向先端側への移動を規制していて、前記台座の前記一端部が挿入されている部分の外周面に、外周側に突出して周方向全周に連続する周方向リブを有していることを特徴とする。
本発明の樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品の製造方法は、樹脂管の外周面に突出した樹脂製の筒状の台座に、金属部材の一端部を挿入して固定する樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品の製造方法において、前記台座の前記一端部が挿入される部分の外周面に、外周側に突出して周方向全周に連続する周方向リブを前記台座として一体的に形成しておき、環状のシール材が外嵌された前記一端部を前記台座に挿入して固定することにより、前記一端部の外周面と前記台座の内周面との間に前記シール材を介在させて、前記一端部の外周面により前記シール材を押圧して前記シール材に対して、半径方向内側への移動および前記一端部挿入方向後端側への移動を規制し、前記台座の内周面により前記シール材を押圧して前記シール材に対して、半径方向外側への移動および前記一端部挿入方向先端側への移動を規制した状態にすることを特徴とする。
本発明によれば、前記一端部の外周面と前記台座の内周面との間に介在する前記環状のシール材は、前記一端部の外周面により押圧されて半径方向内側への移動および前記一端部挿入方向後端側への移動が規制され、かつ、前記台座の内周面により押圧されて半径方向外側への移動および前記一端部挿入方向先端側への移動が規制されるので、このシール材によって、樹脂管と金属部材の一端部との接続部分のシール性を十分に確保できる。また、前記台座の前記一端部が挿入されている部分の外周面に前記周方向リブを有しているので、両者の接続部分で台座に生じる応力は前記周方向リブによって軽減される。その結果、両者の接続部分での樹脂管(台座)の耐久性を向上させるには有利になる。
樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品の実施形態を正面視で例示する説明図である。 図1のA矢視図である。 図1のB-B断面図である。 図1の樹脂管と金属部材とが分離した状態を断面視で示す説明図である。 図4の樹脂管と金属部材とを接続する工程を正面視で例示する説明図である。 アッセンブリ品の別の実施形態を側面視で例示する説明図である。 図6のC-C断面図である。
以下、本発明の樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品およびこのアッセンブリ品の製造方法を、図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1~図3に例示するように、本発明により製造されるアッセンブリ品1の実施形態は、樹脂管2と金属部材7とが接続されて一体化されたものである。この実施形態では、樹脂管2は直管であるが屈曲管の場合もある。樹脂管2の外径は例えば6mm~150mm程度、内径は例えば4mm~146mm程度である。
樹脂管2の長手方向中途の位置に形成されている台座4には、金属製のセンサ類や、金属製のジョイント類、バルブ類などの金属部材7の一端部8が挿入されて樹脂管2に接続されている。一端部8の外周面と台座4の内周面との間に介在する環状のシール材9によって、樹脂管2(台座4)と一端部8との間のシール性が確保されている。図面の下側が金属部材7の一端部8の挿入方向先端側(以下、一端部挿入方向先端側)、図面の上側が一端部8の挿入方向後端側(以下、一端部挿入方向後端側)になる。
アッセンブリ品1の構造を以下に詳述する。
図3に例示するように、樹脂管2は長手方向に貫通して延在する管路3を有していて、管路3の途中から台座4の突出方向に延在する台座流路5が分岐している。台座流路5は台座4の突出端に開口している。台座4の樹脂管2の外周面からの突出高さtは例えば1mm~30mm程度である。
台座4は、突出端側から台座大径部4aと台座拡径部4bと台座小径部4cとが連接された形状になっている。台座拡径部4bは台座小径部4cから台座大径部4aに向かって外径が徐々に拡径されている。
台座4の内周面には、台座4の半径方向(図面の左右方向)に対して平行で周方向全周に連続する平面を有する段差が形成されている。この段差の平面上にOリングなどのゴム製やエラストマ製のシール材9が配置されている。詳述すると、シール材9が配置されるこの段差は台座大径部4aと台座拡径部4bとの境界付近に形成されていて、この段差よりも上方位置と下方位置とにはそれぞれ、別の段差が形成されている。即ち、台座4の内周面には、後述する一端部8の大径部8aと拡径部8bとの境界付近に相当する位置、拡径部8bと小径部8cとの境界付近に相当する位置、小径部8cの先端付近に相当する位置のそれぞれに、段差が形成されている。
台座4はその外周面に、外周側に突出して周方向全周に連続する周方向リブ6aを有している。この実施形態では、台座4の筒軸方向に間隔をあけて3本の周方向リブ6aが配置されている。即ち、台座大径部4aに1本の周方向リブ6a、台座小径部4cに2本の周方向リブ6aが配置されている。
台座大径部4a、台座拡径部4b、台座小径部4cのそれぞれに少なくとも1本の周方向リブ6aを配置することもできる。周方向リブ6aの本数は例えば1本~5本程度であるが、少なくとも1本の周方向リブ6aが、台座4の突出開口端部に配置されている仕様であることが好ましい。そして、少なくとも1本の周方向リブ6aは、台座4の一端部8が挿入されている部分の外周面に配置されている。それぞれの周方向リブ6aが台座4の一端部8が挿入されている部分の外周面に配置されていることが好ましい。
それぞれの周方向リブ6aの台座4の外周面からの外周側への突出量hは、1mm以上が好ましく例えば1mm以上10mm以下である。それぞれの周方向リブ6aの幅Wは例えば1mm以上10mm以下である。
周方向リブ6aの横断面形状はこの実施形態のような半円形状に限定されず、三角形状、四角形状、その他の多角形状などを採用することができる。ただし、周方向リブ6aの横断面形状は角部を有していない形状であることが好ましく、このような横断面形状にすることで周方向リブ6aの耐久性を向上させるには有利になる。
樹脂管2を形成する樹脂としては、ナイロン樹脂(66ナイロンなど)、ポリプロピレン、ABS樹脂などの公知の種々の樹脂が使用される。樹脂管2に使用される樹脂の種類(仕様)は、樹脂管2に要求される性能に基づいて決定される。例えば、管路3を流れる流体に対する耐久性、外部からの衝撃、摩耗、紫外線等に対する耐久性などに優れた樹脂が使用される。
高い耐圧性が要求される樹脂管2の場合は、樹脂には補強のために短繊維(例えばガラス繊維または炭素繊維など)が所定割合(樹脂100質量部に対して例えば30%~40%質量部)で混合される。短繊維のサイズは例えば外径0.001mm~1.0mm程度、長さは0.01mm~10mm程度である。
金属部材7は、長手方向(挿入方向)に貫通して延在する流路7aを有していて、流路7aは一端部8の挿入方向先端に開口している。一端部8は、挿入方向先端側の小径部8cと、挿入方向後端側の大径部8aと、小径部8cから大径部8aに向かって外径を徐々に拡径する拡径部8bとが連接された形状になっている。小径部8c、拡径部8b、大径部8aはそれぞれ、台座小径部4c、台座拡径部4b、台座大径部4aに対応している。
台座小径部4cの内周面と一端部8の外周面との対向するどうしが螺合することにより、金属部材7は樹脂管2に固定されている。流路7aと管路3とは、台座流路5を介して連通している。
このアッセンブリ品1では、シール材9を押圧する一端部8の外周面(拡径部8bの外周面)がシール材9に対して、半径方向内側への移動および一端部挿入方向後端側への移動を規制している。かつ、シール材9を押圧する台座4の内周面がシール材9に対して、半径方向外側への移動および一端部挿入方向先端側への移動を規制している。
尚、一端部8の外周面はこの実施形態に例示した形状に限定されず、シール材9に対して、半径方向内側への移動および一端部挿入方向後端側への移動を規制できれる形状であればよい。台座4の内周面もこの実施形態に例示した形状に限定されず、シール材9に対して、半径方向外側への移動および一端部挿入方向先端側への移動を規制できる形状であればよい。例えば、一端部8は拡径部8bに代えて、小径部8cから大径部8aに向かって拡径する台座4の半径方向(図面の左右方向)に対して平行に延在する外周面を採用した形状にすることもできる。
以下、アッセンブリ品1を製造する本発明の製造方法の手順の一例を説明する。
図1~図3に例示するアッセンブリ品1を製造するには、図4に例示するように、樹脂管2と金属部材7とを用意する。樹脂管2は例えば、射出成形などの公知の成形方法によって製造する。台座4は樹脂管2の一部として一体的に製造される。したがって、周方向リブ6aも樹脂管2(台座4)と一体的に成形される。そのため、基本的に樹脂管2の全体は同じ樹脂によって製造されていて、その樹脂に短繊維が混合されている場合は、樹脂管2の管路3の周壁の部分だけでなく、台座4にも周方向リブ6aにも短繊維が混合された状態になる。また、台座4の一端部8が挿入される部分の外周面に、周方向リブ6aを台座4として一体的に形成しておく。
次いで、図5に例示するように、金属部材7のシール材9が外嵌された一端部8を筒状の台座4に挿入する。一端部8の外周面と台座4の内周面のねじ部どうしを螺合させて一端部8を台座4に所定長さ挿入することで、図3に例示するように両者が接続、固定される。
このアッセンブリ品1では、一端部8の外周面と台座4の内周面との間に介在するシール材9は、一端部8の外周面により押圧されて半径方向内側への移動および一端部挿入方向後端側への移動が規制されている。また、シール材9は、台座4の内周面により押圧されて半径方向外側への移動および一端部挿入方向先端側への移動が規制されている。これに伴い、押圧されたシール材9は、横断面では四方に囲まれた方向の移動が規制された状態になるので、このシール材9によって、樹脂管2と一端部8との接続部分のシール性を十分に確保することができる。
台座4の内周面は一端部8により押圧されたシール材9によって押圧されるが、この実施形態のように、拡径部8bの外周面(傾斜面)によってシール材9が押圧される。そのため、台座4の内周面は半径方向外側、或いは、一端部挿入方向先端側のいずれか一方に偏って過大に押圧されることが回避される。そのため、台座4に集中的に過大な応力が生じることを防止するには有利になっている。拡径部8bの一端部8の延在方向(図面の上下方向)に対する傾斜角度は例えば30°~60°(45°程度)にするとよい。
通常は台座4の一端部8が挿入されている部分には、過大な応力が生じ易いが、このアッセンブリ品1ではこの部分の外周面に周方向リブ6aを有しているので、両者の接続部分で台座4に生じる応力は周方向リブ6aによって軽減される。その結果、両者の接続部分での樹脂管2(台座4)の耐久性を向上させるには有利になっている。
台座4の突出開口端部は自由端になるので、特に大きな応力が生じ易く、台座4において最大応力が生じる位置になり易い。そこで、この部分に周方向リブ6aを設けることでこの部分の応力が分散されて、台座4に生じる最大応力を例えば50%以下に低減させることも可能になる。
この実施形態のように、台座4の突出開口端部を、シール材9の上端よりもある程度(例えば5mm以上)、上方位置にすることが好ましい。このように突出開口端をシール材9から離間させることで、台座4の突出開口端部に生じる応力を低減させるには有利になり、また、突出開口端部の変形や損傷を抑制するにも有利になる。
樹脂管2の使用内圧が30MPa以上の条件下では、樹脂管2の耐用期間がより短くなる傾向があるが、本発明を適用することで耐用期間を長くすることが可能になる。使用内圧が3.5MPa以上(或いは30MPa以上)の樹脂管2としては、自動車に搭載されるエアコンディショナーの冷媒を流す配管を例示できる。
また、樹脂管2(台座4)が硬すぎても経時的な損傷を抑制するには不利になるので、適度な柔軟性が必要になる。そのため、樹脂管2(台座4)は例えば66ナイロンにより形成し、補強のために短繊維を混合させることが望ましい。
図6、図7に例示するアッセンブリ品1の別の実施形態のように、周方向リブ6aに加えて、周方向リブ6aに連接されて台座4の筒軸方向に延在する縦リブ6bを有する仕様にすることもできる。縦リブ6bは台座4の周方向に等間隔に離間して少なくとも3本配置される。例えば、周方向に等間隔で4本~12本の縦リブ6bが配置される。
それぞれの縦リブ6bは実質的に同じ仕様に設定される。縦リブ6bは、台座4の一端部8が挿入されている部分の全長に渡って延在していることが好ましい。縦リブ6bの台座4の外周面からの外周側への突出量hは2mm以上であることが好ましく、周方向リブ6aの突出量h以下でよい。縦リブ6bの幅Wは周方向リブ6aの幅Wと同程度である。
周方向リブ6aに加えて、上述した縦リブ6bを備えた仕様にすることで、樹脂管2(台座4)の耐久性を一段と向上させるには有利になる。その結果、樹脂管2(台座4)と金属部材7の一端部8との接続部分のシール性を確保するには益々有利になる。
1 アッセンブリ品
2 樹脂管
3 管路
4 台座
4a 台座大径部
4b 台座拡径部
4c 台座小径部
5 台座流路
6a 周方向リブ
6b 縦リブ
7 金属部材
7a 流路
8 一端部
8a 大径部
8b 拡径部
8c 小径部
9 シール材

Claims (6)

  1. 樹脂管の外周面に突出した樹脂製の筒状の台座に、金属部材の一端部が挿入されて固定されている樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品において、
    前記一端部に外嵌されて前記一端部の外周面と前記台座の内周面との間に介在する環状のシール材を有し、前記シール材を押圧する前記一端部の外周面が前記シール材に対して、半径方向内側への移動および前記一端部挿入方向後端側への移動を規制していて、前記シール材を押圧する前記台座の内周面が前記シール材に対して、半径方向外側への移動および前記一端部挿入方向先端側への移動を規制していて、
    前記台座の前記一端部が挿入されている部分の外周面に、外周側に突出して周方向全周に連続する周方向リブを有していることを特徴とする樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品。
  2. 少なくとも1本の前記周方向リブが、前記台座の突出開口端部に配置されている請求項1に記載のアッセンブリ品。
  3. 前記周方向リブが、前記台座の筒軸方向に間隔をあけて複数本配置されている請求項1または2に記載のアッセンブリ品。
  4. 前記台座の前記一端部が挿入されている部分の外周面に、外周側に突出して前記台座の筒軸方向に延在する縦リブが、周方向に等間隔に離間して少なくとも3本有している請求項1~3のいずれかに記載のアッセンブリ品。
  5. 前記一端部が、挿入方向先端側の小径部と、挿入方向後端側の大径部と、前記小径部から前記大径部に向かって外径を徐々に拡径する拡径部とが連接された形状であり、
    前記台座が前記小径部に対応する台座小径部と、前記大径部に対応する台座大径部と、前記拡径部に対応する台座拡径部とを有し、前記拡径部の外周面によって前記シール材を押圧して、前記シール材に対して半径方向内側への移動および前記一端部挿入方向後端側への移動を規制している請求項1~4のいずれかに記載のアッセンブリ品。
  6. 樹脂管の外周面に突出した樹脂製の筒状の台座に、金属部材の一端部を挿入して固定する樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品の製造方法において、
    前記台座の前記一端部が挿入される部分の外周面に、外周側に突出して周方向全周に連続する周方向リブを前記台座として一体的に形成しておき、
    環状のシール材が外嵌された前記一端部を前記台座に挿入して固定することにより、前記一端部の外周面と前記台座の内周面との間に前記シール材を介在させて、前記一端部の外周面により前記シール材を押圧して前記シール材に対して、半径方向内側への移動および前記一端部挿入方向後端側への移動を規制し、前記台座の内周面により前記シール材を押圧して前記シール材に対して、半径方向外側への移動および前記一端部挿入方向先端側への移動を規制した状態にすることを特徴とする樹脂管と金属部材とのアッセンブリ品の製造方法。
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