JP2023054892A - 画像形成装置 - Google Patents

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Fuyuto Yamashita
和広 細原
Kazuhiro Hosohara
達夫 西山
Tatsuo Nishiyama
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Abstract

【課題】 搬送ユニットを確実に装着することを目的とする。【解決手段】 収容ユニット115に当接可能であり、収容ユニットと当接することによって搬送ユニット22を移動させる連動部材501を備え、連動部材501は、収容ユニット115が画像形成装置に装着される過程において、収容ユニット115と当接することによって、第2の位置に位置する搬送ユニット22を前記第1の位置へ移動させる。【選択図】 図7

Description

本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置には、給送カセットの上部に設けられた搬送トレイから搬送されるシートに画像を形成する構成が知られている。特許文献1には、画像形成装置内に滞留したシートを除去するジャム処理のために、搬送トレイを移動させる構成が開示されている。
特開2016-222384号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、ジャム処理後に搬送トレイを、シートを搬送するための搬送位置に移動させる構成に、改善の余地があった。
本発明の目的は、搬送トレイをより確実に搬送位置に移動させる画像形成装置を提供することにある。
本発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成装置において、前記画像形成装置に対して着脱可能であり、シートを収容する収容ユニットと、前記収容ユニットに収容されたシートを搬送する搬送部材と、前記搬送部材によって搬送されたシートに画像を形成するための画像形成部と前記収容ユニットの上方に配置され、前記搬送部材に向かってシートを搬送するための搬送ユニットであって、シートを搬送するための第1の位置と、前記第1の位置よりも下方に退避した第2の位置に移動可能な搬送ユニットと、前記収容ユニットに当接可能であり、前記収容ユニットと当接することによって前記搬送ユニットを移動させる連動部材と、を備え、前記連動部材は、前記収容ユニットが前記画像形成装置に装着される過程において、前記収容ユニットと当接することによって、前記第2の位置に位置する前記搬送ユニットを前記第1の位置へ移動させることを特徴とする。
本発明によれば、連動部材によって、搬送ユニットである搬送トレイをより確実に搬送位置に移動させることが可能になる。
画像形成装置の概略断面図 画像形成装置内で移動可能に構成された搬送ユニットを示した斜視図 第1のシート給送装置と搬送ユニットを説明するための図 第1のシート給送装置を説明する斜視図 収容ユニットを示す斜視図 規制部材と操作部材の関係を説明するための図 連動部材と搬送ユニットの位置関係を示した図 搬送ユニットと連動部材の関係を示した図
以下、本発明を実施するための例示的な形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施例1)
図1乃至10を用いて実施例1について説明をする。ここでは、画像形成装置として、カラーレーザービームプリンタを例示している。また、感光ドラム上の各色のトナー像をベルトに順次転写した後、ベルト上のトナー像をシート材に一括転写する画像形成装置を例示している。
なお、画像形成装置は複写機や複合機、ファクシミリ装置であってもよい。画像形成方式も電子写真方式である必要はなく、静電記録方式やインクジェット方式など他の画像形成方式であってもよい。
また、給送カセット115を引き出す側を画像形成装置1の前側(正面側)としている。各図において、前側の方向であり給送カセット115を引き出す方向を前方F、その反対で給送カセット115を挿入する方向を後方Bとして表記する。また、各図において、画像形成装置1の前側に向かって上側の方向を上方U、下側の方向を下方D、左側の方向を左方L、右側の方向を右方Rとして表記する。
図1を用いて、画像形成装置1の全体構成の概要について説明する。図1は画像形成装置1の概略断面図である。第1のシート給送装置であるシート給送ユニット106は、シート材Sを収容する収容ユニットである給送カセット115と、シート材Sを給送する給送部材であるピックローラ116を備える。さらに、シート給送ユニット106は、給送されたシート材Sをレジローラ対250へ搬送する搬送部材であるフィードローラ117及び、これに対向する分離部材としての分離ローラ118を有している。シートSは、分離ローラ118の同軸上に内蔵された不図示のトルクリミッタにより、摩擦分離される。本実施例では、シート給送ユニット106は、画像形成装置1の一部を構成しており、給送カセット115は、画像形成装置1に対して着脱可能な構成である。
不図示の制御部がプリント信号を発すると、ピックローラ116、フィードローラ117が給送時のみ図において時計回りに回転し、給送カセット115に積載されたシート材Sがレジローラ対250へ搬送される。その後、中間転写ベルト130の内側で、中間転写ベルトを支持するベルト内ローラ105が、中間転写ベルト130を介して対向する二次転写ローラ122と形成する二次転写ニップ部へ送られる。
本実施例の画像形成装置1は、画像形成部111、112、113、114を備える。各画像形成部は、静電潜像が形成される感光ドラムと、静電潜像にトナーを供給して現像する現像ローラと、感光ドラムを帯電する帯電ローラを、少なくとも備えている。
各画像形成部では、各感光ドラムの外周面に、レーザースキャナ120からのレーザー光により静電潜像が順次形成され、続いてその静電潜像が現像ローラで現像され、トナー像が形成される。
各画像形成部では、各感光ドラムに形成されたトナー像は、中間転写ベルト130に一次転写される。次に中間転写ベルト130に形成されたトナー像は、二次転写ニップ部に送られたシート材Sに一括転写される。更にトナー像が転写されたシート材Sは、定着フィルム107と加圧ローラ108のニップ部へ送られ、ここで加熱及び加圧されてトナー像がシート材Sに定着される。トナー像が定着されたシート材Sは、排出ローラ109と排出コロ110により排出される。
第2のシート給送装置である手差し給送ユニット206においては、シート材Sを積載する積載部材である給送トレイ401と、シート材Sを給送する給送部材であるピックローラ402を備える。さらに、給送ユニット206は、給送されたシート材Sを搬送ローラ対310へ搬送する搬送部材であるフィードローラ403、分離部材としての分離ローラ421を有している。
不図示の制御部がプリント信号を発すると、ピックローラ402、フィードローラ403が給送時のみ図において時計回りに回転し、給送トレイ401に積載されたシート材Sが搬送ローラ対310、320、330へ搬送される。その後、シート材Sにトナー像が転写され、定着された後、排出ローラ109と排出コロ110により排出される。
図2は、シート給送ユニット106、給送カセット115、画像形成装置1内で移動可能に構成された搬送ユニットとしての搬送トレイ22を示した斜視図である。なお図2は、図1の断面図に対して略逆向き方向から見た図である。搬送トレイ22は、第1の位置と、第1の位置から退避した第2の位置の間で移動可能に構成されている。搬送トレイ22は、給送カセット115の上側に配置される。
図2(a)は、搬送トレイ22が第1の位置にいる状態を示しており、第1の位置は、搬送トレイ22の上面側でシート搬送路P1を形成する位置である。
図2(b)は、搬送トレイ22が第2の位置にいる状態を示しており、第2の位置は、搬送トレイ22が後述するガイド手段としてのガイド溝に沿ってD方向に下降した位置である。すなわち、第2の位置は、第1の位置より下方に退避した位置である。搬送トレイ22を第2の位置へ移動させることにより、搬送ローラ320、330は、対向する従動ローラと離間するため、シート詰まりを処理し易くなる。
搬送トレイ22は、ガイド溝に対してスライド可能であり、図2(a)から図2(b)の位置へ移動可能である。また図2(b)から図2(a)の位置へも移動可能である。図2(a)のように搬送トレイ22が第1の位置のとき、給送カセット115はシート給送ユニット106に対して引出し方向および挿入方向に移動可能である。
図3はシート給送ユニット106と搬送トレイ22を説明するための図である。図3(a)は、搬送トレイ22が搬送路P1を形成する搬送位置(第1の位置)にあり、シート給送ユニット106に給送カセット115が装着されている状態を示す斜視図である。図3(b)と図3(c)は搬送トレイ22を示しており、異なる方向から見た斜視図である。
搬送トレイ22は、従動ローラ65、66が回転可能に支持され、不図示の付勢ばねによって付勢されている。搬送トレイ22は、図3(a)で示す第1の位置の時に、シート給送ユニット106が備える駆動ローラ320、330と搬送ニップ部を形成している。図3(b)、(c)に示すように、搬送トレイ22は、従動ローラ65、66の軸線方向に突出する突部であるトレイ突起61、62、63、64を備える。トレイ突起61、トレイ突起63は、第1の被ガイド部であり、軸線方向に関する一端側、他端側にそれぞれ設けられている。トレイ突起62、トレイ突起64は、第2の被ガイド部であり、軸線方向に関する一端側、他端側にそれぞれ設けられている。また図3(c)に示すように、搬送トレイ22は、搬送トレイ22からD方向に突出したカム部材である搬送トレイカム67a、67bを備える。
トレイ突起61~64は、後述するガイド部であるガイド手段としてのガイド溝に案内され、その結果、搬送トレイ22は第1の位置と第2の位置の間で移動可能である。
図4(a)は、シート給送ユニット106を説明する斜視図である。シート給送ユニット106は、搬送ローラ320、330を支持する第1側板70、第2側板80を備えている。第1側板70、第2側板80の間には、回転軸95、96がそれぞれ支持されており、不図示の駆動源により回転されることで、搬送ローラ320、330が回転する。図4(b)は、図4(a)の切断線Cにおける断面図であり、第1側板70が備える、第1側板70の内側に開口した第1のガイド部としてのガイド溝を示している。図4(b)は、第1側板70が備えるガイド溝は、水平部70a、70b、70cと、前側斜行部70dと、後側斜行部70eと、後側水平部70fを備えている。水平部70a、70b、70cは、後述する給送カセット115の被ガイド部である摺動部115bを案内することで、給送カセット115を引出し方向および挿入方向に摺動可能に支持する。前側斜行部70dは、搬送トレイ22のトレイ突起61を摺動可能に案内する。
後側斜行部70eは、搬送トレイ22のトレイ突起62を摺動可能に案内する。後側水平部70fは、搬送トレイ22のトレイ突起62を摺動可能に案内し、第1の位置のとき、トレイ突起62を下側から支える。
図4(c)は、図4(a)の切断線Dにおける断面図であり、図で示すように、第2側板80の内側にも、第1側板70と対称形状の第2のガイド部であるガイド溝が設けられる。第2側板80は、ガイド溝として、水平部80a、80b、80cと、前側斜行部80dと、後側斜行部80eと、後側水平部80fとを備えている。そして搬送トレイ22に設けられたトレイ突起63と64は、第2側板80のガイド溝に対して第1側板70側と同様に摺動可能に案内される。
図5は給送カセット115を示す斜視図である。図5(a)と図5(b)は給送カセット115を示しており、異なる方向から見た斜視図である。図5(a)に示すように、給送カセット115の両側部には、摺動部115a、115bが設けられており、シート給送ユニット106に対して挿入する際に摺動可能となっている。
図5(b)に示すように、給送カセット115の後方Bには、位置決めボス115cと115dが設けられおり、シート給送ユニット106に対して給送カセット115が位置決め可能となっている。給送カセット115の後方Bには、被検知部であるセンサリブ115eが設けられており、給送カセット115がシート給送ユニット106に装着されたとき、シート給送ユニット106に設けられた不図示の検知センサと係合する。その結果、画像形成装置1は、給送カセット115がシート給送ユニット106に装着されたことを検知する。
給送カセット115の右方Rと左方Lには、押圧部であるカセットリブ115j、115kと、カセットカム115h、115iが設けられており、搬送トレイ22の搬送トレイカム67a、67bと摺動可能になっている。
次に、搬送トレイ22をシート給送ユニット106に対して位置決めするためのロック部材であるロック部材75、85(図3(a)参照)に関して説明する。
搬送トレイ22を第1の位置に保持するため、シート給送ユニット106には規制部材であるロック部材75、85と、ロック部材75、85を移動可能に構成する操作部材である操作レバー76が設けられている。ロック部材75は第1側板70の内側に設けられており、ロック部材85は第2側板80の外側に設けられている。
図6は、ロック部材85と操作レバー76の関係を説明するための図である。図6(a)は、搬送トレイ22が第1の位置に保持された状態を示す。図6(a)に示すように、ロック部材85は、当接部85a、傾斜面85b、規制部85cを備える。当接部85aは、操作レバー76に当接し、傾斜面85bは、トレイ突起63と当接する面である。搬送トレイ22が第2の位置から第1の位置へ移動する場合において、トレイ突起63が前側斜行部80dに沿って案内されることで、傾斜面85bとトレイ突起63が当接する。
ロック部材85の前方Fには操作レバー76が設けられており、第2側板80に設けられたガイド部80gにおいて、前後方向に摺動可能である。操作レバー76は、後方Bに当接部76aと、前方Fに被押圧部76bとが設けられている。付勢ばね77は、ロック部材85をR1方向に付勢するように設けられている。
搬送トレイ22が第2の位置から第1の位置へ移動するとき、トレイ突起63が上昇して傾斜面85bに当接した後、さらに上昇すると、ロック部材85はトレイ突起63に押されてR2方向に回転する。そして、トレイ突起63が傾斜面85bを通り過ぎると、ロック部材85は付勢ばね77によって、R1方向に回転する。このとき、トレイ突起63は規制部85cに係合されることで、搬送トレイ22が第1の位置に保持される。
図3で示す、左方Lのロック部材75もロック部材85と同様であるので説明を両略する。操作レバー76が押圧されることで、ロック部材75もロック部材85と同じように移動する。
つぎに、図6(b)を用いて、搬送トレイ22のロックを解除して、第1の位置から第2の位置へ移動させる様子を説明する。図6(b)に示すように、ユーザが操作レバー76の被押圧部76bを後方Bの方向に押圧すると、操作レバー76が後方Bに移動し、付勢ばね77に抗してロック部材85がR2方向に回転する。このとき、トレイ突起63がロック部材85の規制部85cから外れると同時に、左方Lのトレイ突起61もロック部材75から外れる。その結果、トレイ突起61~64が、第1側板70、第2側板80のガイド溝に案内されて下降することで、搬送トレイ22は第2の位置へ移動する。ここで搬送トレイ22が下降するとき、搬送トレイ22は、搬送トレイ22に設けられている従動ローラ65、66に対して付勢している付勢ばね(不図示)の力により、自重よりも大きな力で第2の位置に向けて下降する。
図2(a)は、給送カセット115をシート給送ユニット106から引き出した様子であり、搬送トレイ22は第1の位置にある様子を示す図である。この後、給送カセット115をシート給送ユニット106へ挿入すれば、プリント処理に備えることができる。図2(b)は、給送カセット115をシート給送ユニット106から引き出した状態で、搬送トレイ22は第2の位置にある様子を示す図である。プリント処理に備えるためには、搬送トレイ22は、第2の位置から第1の位置へ移動させる必要がある。
搬送トレイ22を後方Bへ押し込むことで、搬送トレイ22はガイド溝に沿って斜め上方向に移動し、トレイ突起61とトレイ突起63が、ロック部材75とロック部材85に規制されることで、第1の位置に維持される。
図7(a)は、連動部材であるリンク部材501と搬送トレイ22と第1側板70との位置関係を示した図である。図7(b)は、リンク部材501周辺を装置本体のR方向から見た図である。図7(c)は、リンク部材501周辺を装置本体のL方向から見た部分切断図である。
図7(a)、図7(b)、図7(c)に示すように、リンク部材501は、係合部である支持端501aが搬送トレイ22の上流側に設けられたトレイ突起61に係合し、支転部である支持端501bは、第1側板70に直動可能に支持される。また、押圧部であるカセットカム115iによって押圧されることで、搬送トレイ22を搬送位置側(U方向)に押し上げるための被押圧部であるボス501cを備える。ボス501cは、リンク部材501の長手方向において、支持端501aと支持端501bとの間に設けられる。
図8(a)~(d)は、搬送トレイ22がジャム処理位置(図8(a))から搬送位置(図8(d))に移動する過程を、図7(a)のC-C断面で示した図である。図8(a)に示すように、搬送トレイ22がジャム処理位置(第2の位置)において、リンク部材501は、搬送トレイ22の移動軌跡に合わせて支持端501aが移動する。そして、支持端501aは、第1側板70のリンク溝70gに沿ってF方向に直動移動した位置で第1側板70に支持される。
図8(b)に示すように、搬送トレイ22が搬送位置に移動する途中において、リンク部材501は、搬送トレイ22の移動軌跡に合わせて支持端501aが移動して、第1側板70のリンク溝70gに沿ってB方向に直動移動した位置で第1側板70に支持される。
図8(c)に示すように、搬送トレイ22が第1の位置にロックされる直前において、リンク部材501は、搬送トレイ22の移動軌跡に合わせて支持端501aが移動して、第1側板70のリンク溝70gに沿ってB方向に直動移動した位置に移動で第1側板70に支持される。搬送トレイ22をジャム処理位置から搬送位置に移動する際に、ロック位置まで搬送トレイ22が完全に押し込まれなかった場合、給送カセット115を挿入すると搬送トレイ22が第1の位置まで押しこまれる。
給送カセット115がB方向へ移動する際に、カセットカム115iがリンク部材501のボス501cをU方向に押し上げる。リンク部材501は、図7(c)に示す支持端501bを回動支転として図8(c)における時計回りに回転して、支持端501aを介して搬送トレイ22を搬送位置側(U方向)に押し上げる。その結果、支持端501aがトレイ突起61をロック部材75と接触する規制位置に到達させる。この時、ロック部材75がトレイ突起61と係合して、搬送トレイ22を第1の位置で維持する。
図8(d)に示すように、搬送トレイ22が搬送位置において給送カセット115が搬送位置まで挿入された後、ボス501cは給送カセット115から離間し、リンク部材501は、搬送トレイ22のトレイ突起61と第1側板70のリンク溝70gに支持される。
尚、リンク部材は、R方向の第2側板80に設けてもよく、また、第1側板70、第2側板80の両方に設けてもよい。
リンク部材501によって、搬送トレイ22の装着が不完全である場合に、給送カセット115を挿入することで搬送トレイ22を第1の位置に確実に移動させる構成を、提供することが可能になる。
本実施例では、搬送トレイ22の軸線方向に突出した突起61を、リンク部材501を介して給送カセット115が移動させる構成を説明した。仮に、リンク部材501を設けない場合、例えば、搬送トレイ22に、搬送トレイ22からD方向に突出したリブを設ける構成が考えられる。D方向に突出したリブを使って搬送トレイ22を持ち上げる場合は、搬送トレイ22からD方向に延びるリブ高さを、給送カセット115を挿入する開口高さまで伸ばす必要がある。そのため、ジャム処理スペースを広く確保することが困難となるため、本実施例の構成の方が、より小型化に貢献可能である。
1 画像形成装置
22 搬送トレイ
61 ガイド突起
70 ガイド溝
75 ロック部材
115 給送カセット
501 リンク部材
501a 支持端
501b 支持端
501c ボス

Claims (8)

  1. シートに画像を形成する画像形成装置において、
    前記画像形成装置に対して着脱可能であり、シートを収容する収容ユニットと、
    前記収容ユニットに収容されたシートを搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材によって搬送されたシートに画像を形成するための画像形成部と
    前記収容ユニットの上方に配置され、前記搬送部材に向かってシートを搬送するための搬送ユニットであって、シートを搬送するための第1の位置と、前記第1の位置よりも下方に退避した第2の位置に移動可能な搬送ユニットと、
    前記収容ユニットに当接可能であり、前記収容ユニットと当接することによって前記搬送ユニットを移動させる連動部材と、を備え、
    前記連動部材は、前記収容ユニットが前記画像形成装置に装着される過程において、前記収容ユニットと当接することによって、前記第2の位置に位置する前記搬送ユニットを前記第1の位置へ移動させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記搬送ユニットは、シートを搬送するために従動する従動ローラを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送ユニットは、前記従動ローラの軸線方向に関して突出する第1の被ガイド部を備え、
    前記画像形成装置は、前記搬送ユニットが前記第1の位置から前記第2の位置へ移動する際に、前記第1の被ガイド部をガイドする第1のガイド部を備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、前記第1の被ガイド部を規制する規制部材を備え、前記規制部材が前記第1の被ガイド部を規制することで、前記搬送ユニットは前記第1の位置で維持されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記連動部材は、前記第1の被ガイド部と係合する係合部と、回動支転となる支転部と、前記連動部材の長手方向に関して前記係合部と前記支転部の間に設けられる被押圧部であって前記収容ユニットによって押し上げられる前記被押圧部と、を有し、
    前記収容ユニットは、前記収容ユニットが前記画像形成装置に装着される過程において、前記被押圧部を押圧する押圧部、を有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記収容ユニットが前記画像形成装置に装着される過程において、前記押圧部が前記被押圧部を押圧することで前記連動部材が前記支転部を中心に回動し、前記連動部材の回動によって、前記係合部が前記第1の被ガイド部を前記規制部材と接触する規制位置まで移動させることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記係合部が前記第1の被ガイド部を前記規制部材と接触する規制位置まで移動させた後に、前記押圧部が前記被押圧部から離間することによって、前記連動部材は、前記第1の被ガイド部に支持されることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記搬送ユニットは、前記搬送ユニットの装着方向において、前記第1の被ガイド部よりも下流側に配置され、前記従動ローラの軸線方向に関して突出する第2の被ガイド部を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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