JP2023053419A - カテーテル及びカテーテルの電線固定方法 - Google Patents

カテーテル及びカテーテルの電線固定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2023053419A
JP2023053419A JP2020045307A JP2020045307A JP2023053419A JP 2023053419 A JP2023053419 A JP 2023053419A JP 2020045307 A JP2020045307 A JP 2020045307A JP 2020045307 A JP2020045307 A JP 2020045307A JP 2023053419 A JP2023053419 A JP 2023053419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
groove
electric wire
shaft
catheter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020045307A
Other languages
English (en)
Inventor
拓 周
tuo Shu
到 大久保
Itaru Okubo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Terumo Corp filed Critical Terumo Corp
Priority to JP2020045307A priority Critical patent/JP2023053419A/ja
Priority to PCT/JP2021/008617 priority patent/WO2021187153A1/ja
Publication of JP2023053419A publication Critical patent/JP2023053419A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

Figure 2023053419000001
【課題】電極部の半田付けが容易で各電極を確実に絶縁した状態で固定できるカテーテルを提供する。
【解決手段】長尺なシャフト部20と、シャフト部20の先端部に設けられ、シャフト部20の軸方向に沿って所定の長さ延びる電極部21と、電極部21の端部を固定する筒状の電極支持体35と、シャフト部20の基端部から先端部までシャフト部20に沿って延び、電極部21に接続される電線38と、を有し、電極支持体35は、電極支持体35の外周面に電極部21の長さ方向に沿う溝部41と、電線38を挿通できる中空部42とを有し、溝部41は、中空部42と連通し、中空部42から溝部41に向かって電線38を引き出し可能な連通部43を有するカテーテル10である。
【選択図】図1

Description

本発明は、先端部に電極部を有するカテーテル及びカテーテルの電線固定方法に関する。
アブレーションによる処置等を行うために、先端部に電極部を有したカテーテルが知られている。電極部は線状に形成され、周方向に沿って複数が配置される。電極部の端部は、電極支持体に固定される。電極支持体は、周方向に複数の溝状の支持部を有し、この支持部に電極部が配置される。この状態で、電極部の端部は、カテーテルの基端部から延びる電線と半田付けされる。このような電極支持体を有するカテーテルとして、例えば特許文献1に挙げるものがある。
特開2018-79361号公報
電極部と電線とを半田付けする際には高温になるため、電極支持体が変形する場合がある。電極支持体が変形すると、隣接する電極部同士が接近して絶縁破壊を生じたり、半田付け部が破断して電極部が不導通となる可能性がある。また、電極部の端部を電極支持体から突出させ、その突出部分で半田付けするため、半田付けの操作性も良好とは言えない。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、電極部の半田付けが容易で各電極を確実に絶縁した状態で固定できるカテーテル及びカテーテルの電線固定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明に係るカテーテルは、長尺なシャフト部と、
前記シャフト部の先端部に設けられる電極部と、
前記電極部の端部を固定する電極支持体と、
前記電極部に接続される電線と、を有し、
前記電極支持体は、前記電極部の長さ方向に沿う溝部と、前記電線を挿通できる中空部とを有し、
前記溝部は、前記中空部と連通し前記電線を引き出し可能な連通部を有する。
上記目的を達成する本発明に係るカテーテルの電線固定方法は、長尺なシャフト部と、
前記シャフト部の先端部に設けられ、前記シャフト部の軸方向に沿って所定の長さ延びる電極部と、
前記電極部の端部を固定する筒状の電極支持体と、
前記シャフト部の基端部から前記先端部まで前記シャフト部に沿って延び、前記電極部に接続される電線と、を有するカテーテルの電線固定方法であって、
前記電極支持体に、前記電極支持体の外周面に前記電極部の長さ方向に沿う溝部と、前記電線を挿通できる中空部とを形成し、
前記溝部には、前記中空部と連通する連通部を形成し、
前記溝部に前記電極部の端部を配置した状態で、前記連通部により前記中空部から前記溝部に前記電線を引き出し、引き出した前記電線を前記電極部に固定する。
上記のように構成したカテーテルは、電極部を溝部で支持した状態で連通部から引き出された電線と接続できるので、電極部の半田付けを容易に行うことができ、また、各電極部を溝部で確実に分離できるので、絶縁性も十分に確保できる。
また、前記連通部は、前記溝部の端部から該溝部の長さ方向に延在するスリットで形成されるようにしてもよい。これにより、電極支持体は、電線を引き出しやすくすることができる。
また、前記連通部は、前記溝部に形成される貫通孔で形成されるようにしてもよい。これにより、電極支持体は、貫通孔の長さ方向前後の部分で電極部を支持できる。
また、前記連通部は前記溝部の幅より小さい幅を有し、前記溝部は、前記連通部と幅方向に隣接する載置面部を有するようにしてもよい。これにより、電極支持体は、溝部の幅方向両側で電極部を支持できる。
また、前記連通部は前記溝部と同等の幅を有し、前記溝部は、前記連通部と長さ方向に隣接する載置面部を有するようにしてもよい。これにより、電極支持体は、溝部の長さ方向両側で電極部を支持できる。
また、前記電極部の長さ方向端は前記溝部内に配置されるようにしてもよい。これにより、電極部は電極支持体から長さ方向に突出しないので、電極部同士の接触を防止できる。
また、前記電極支持体は、前記電極部の先端部を固定するようにしてもよい。これにより、電極部の先端部に電線を接続する構造において、半田付けの操作性を良好にすることができる。
また、上記のように構成したカテーテルの電線固定方法は、電極部を溝部で支持した状態で連通部から引き出された電線と接続するので、電極部の半田付けを容易に行うことができ、また、各電極部を溝部で確実に分離できるので、絶縁性も十分に確保できる。
本実施形態のカテーテルの全体図である。 カテーテルの先端部付近の拡大断面図である。 基端部材の正面図である。 バルーンが拡張した状態におけるカテーテルの先端部付近の拡大断面図である。 電極支持体の側面図である。 電極支持体の正面図である。 電極支持体に電極部を配置し電線を挿通した状態の側面図である。 電極支持体の半田付け部付近の拡大断面図である。 連通部の変形例を示した電極支持体の部分拡大図である。 バルーンを有していないカテーテルの先端部付近の拡大断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、図面の寸法比率は、説明の都合上、誇張されて実際の比率とは異なる場合がある。また、本明細書では、カテーテル等の医療デバイスを生体内腔に挿入する側を「先端」若しくは「先端側」、操作する手元側を「基端」若しくは「基端側」と称することとする。アブレーションは、不可逆電気穿孔法による生体組織を破壊する行為や、熱による焼灼等によって生体組織を破壊する行為である。
本実施形態のカテーテル10は、生体内腔に対し経皮的に挿入され、目的部位の生体組織に接触して電流を印加し、アブレーションを実施する。本実施形態のカテーテル10が対象とするのは、肺静脈隔離術において、肺静脈の入口部を全周に渡ってアブレーションを行う治療である。ただし、カテーテル10は、その他の治療にも適用することができる。
図1,2に示すように、カテーテル10は、長尺管状のシャフト部20の先端部に、シャフト部20の軸方向に沿って所定長さ延びる電極部21と、バルーン22とを有している。図2等では、簡略化のため、電極部21は2本のみ示されているが、電極部21は周方向に10本設けられる。シャフト部20の基端部にはハブ23が設けられる。シャフト部20は、最外管30と、最外管30の内部に挿通される外管31と、外管31の内部に挿通されて先端部が突出する内管32とを有している。
最外管30の先端部には、電極部21の基端部を固定する基端部材36が設けられる。図3に示すように、基端部材36は、円筒状の形状を有し、周面には、長さ方向に沿う溝部36aが、周方向に沿って複数形成されている。溝部36aは、電極部21の端部を配置可能な幅を有している。本実施形態において電極部21は周方向に10本設けられるので、溝部36aもそれに対応して周方向に10本設けられる。基端部材36の内部は、電線38を挿通可能な中空部36bとなっている。また、内管32の先端部には、電極部21の先端部を固定する電極支持体35が設けられる。図4に示すように、電極部21は、バルーン22の拡張に伴い径方向に拡張することができる。
シャフト部20は、電極部21に電圧を印加するための電線38を長さ方向に沿って有している。電線38は、基端部で制御部14に接続されている。また、電線38は、先端部が電極支持体35の位置まで延び、電極支持体35において電極部21の先端部に接続される。
外管31と内管32との間には拡張ルーメン33が形成される。また、内管32の内部にはガイドワイヤルーメン34が形成される。内管32は、外管31の先端よりもさらに先端側まで突出している。バルーン22は、基端側端部が外管31に固定され、先端側端部が内管32に固定されている。これにより、バルーン22の内部が拡張ルーメン33と連通している。拡張ルーメン33を介してバルーン22に拡張用流体を注入することで、バルーン22を拡張させることができる。拡張用流体は気体でも液体でもよく、例えばヘリウムガス、COガス、Oガス、笑気ガス等の気体や、生理食塩水、造影剤、およびその混合剤等の液体を用いることができる。
最外管30と外管31及び内管32は、ある程度の可撓性を有する材料により形成されるのが好ましい。そのような材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、エチレン-プロピレン共重合体、エチレン-酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、あるいはこれら二種以上の混合物等のポリオレフィンや、軟質ポリ塩化ビニル樹脂、ポリアミド、ポリアミドエラストマー、ポリエステル、ポリエステルエラストマー、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂、シリコーンゴム、ラテックスゴム等が挙げられる。
バルーン22は、薄膜状のバルーン膜によって形成されており、外管31や内管32と同様に、可撓性を有する材料によって形成される。また、電極部21を確実に押し広げる程度の強度も必要とされる。バルーン22の材質には、外管31や内管32について上で挙げたものを用いることができ、また、それ以外であってもよい。特に、血管(肺静脈)の根元の心腔表面をアブレーションする場合、血管内をアブレーションしてしまうとスパズム等によって血管が収縮してしまうことがある。そこで、血管内をアブレーションすることなく血管の根元の心腔表面をアブレーションするために、バルーン拡張径は約15mmから30mmに設定される。
電極部21の先端部を固定する電極支持体35について詳細に説明する。図3,4に示すように、電極支持体35は、全体として円筒状の形状を有している。電極支持体35の外周面には、電極部21の長さ方向に沿う溝部41が、周方向に沿って複数形成されている。溝部41は、電極部21の端部を配置可能な幅を有している。本実施形態において電極部21は周方向に10本設けられるので、溝部41もそれに対応して周方向に10本設けられる。
電極支持体35の内部は、電線38を挿通可能な中空部42となっている。溝部41は、中空部42と連通して電線38を溝部41に向かって引き出し可能な連通部43を有している。連通部43は、溝部41の端部から溝部41の長さ方向に延在するスリットで形成される。連通部43は、全ての溝部41に形成される。
連通部43は溝部41の幅より小さい幅を有している。このため、溝部41は、連通部43と幅方向に隣接する載置面部41aを有する。載置面部41aは連通部43の幅方向両側に形成される。載置面部41aの軸方向に沿う長さは、0.5~2mm以上が望ましい。溝部41の連通部43より基端側の部分の軸方向に沿う長さは、電極部21の接着強度に関連するため、1mm以上が望ましい。
電極支持体35は、耐熱性及び絶縁性の高い材料で形成される。例えば、材料として、ポリイミドやセラミックなどを用いることができる。ただし、これ以外の材料で電極支持体35を形成してもよい。
電極支持体35に電極部21を固定する際には、中空部42から電線38を引き出しておく。次に、図5に示すように、電極部21の先端部に形成される挿通孔部21aに電線38を挿通させながら、電極部21の端部を溝部41に配置する。この際、電極部21は、先端位置が溝部41内に配置される。すなわち、電極部21は電極支持体35より先端側には突出しないように配置される。
図6に示すように、溝部41に配置された電極部21は、溝部41の載置面部41aによって支持される。載置面部41aは片側の幅が100μmより大きいことが望ましい。中空部42から連通部43を介して引き出された電線38は、電極部21の挿通孔部21aから突出し、半田付け部45において電極部21に導通した状態で固定される。
図5では電極部21を1本のみ示しているが、全ての溝部41に対してそれぞれ電極部21の先端部が配置され、中空部42から電線38が引き出されて半田付け部45により固定される。全ての電極部21が固定されたら、接着剤により電極部21と電極支持体35とが固着される。
このように、電極支持体35は、溝部41が連通部43を有しているので、連通部43から中空部42の電線38を引き出して電極部21に半田付けすることができる。電極部21は、溝部41の載置面部41aで支持された状態で半田付けされるため、半田付けの操作性を良好にすることができる。また、電極部21を電極支持体35から突出させることなく半田付けできるので、電極部21同士を確実に絶縁することができる。
連通部は別の形態を有していてもよい。図7(a)に示すように、連通部46はスリットではなく貫通孔として形成されていてもよい。図7(b)に示すように、連通部47は端部が三角形状を有していてもよいし、図7(c)に示すように、連通部48は端部が楕円形状を有していてもよい。また、連通部はその他の形状を有していてもよい。いずれの形状でも、連通部の最大幅は、電線38を挿通させるため、電線38の径よりも大きい必要がある。また、連通部の最大幅は、連通部に対し幅方向に隣接する載置面部41aを形成するためには、電極部21の幅より小さい必要がある。
図7(c)に示すように、連通部49は電極部21と同じあるいはより大きい幅を有してもよい。この場合、連通部49に対し長さ方向に隣接する載置面部41aを形成する。これにより、電極部21が載置面部41aに支持された状態で電線38との半田付けを行うことができる。
以上のように、本実施形態に係るカテーテル10は、長尺なシャフト部20と、シャフト部20の先端部に設けられる電極部21と、電極部21の端部を固定する電極支持体35と、電極部21に接続される電線38と、を有し、電極支持体35は、電極部21の長さ方向に沿う溝部41と、電線38を挿通できる中空部42とを有し、溝部41は、中空部42と連通し電線38を引き出し可能な連通部43を有する。これにより、電極部21を溝部41で支持した状態で連通部43から引き出された電線38と接続できるので、電極部21の半田付けを容易に行うことができ、また、各電極部21を溝部41で確実に分離できるので、絶縁性も十分に確保できる。
また、連通部43は、溝部41の端部から該溝部41の長さ方向に延在するスリットで形成されるようにしてもよい。これにより、電極支持体35は、電線38を引き出しやすくすることができる。
また、連通部43は、溝部41に形成される貫通孔で形成されるようにしてもよい。これにより、電極支持体35は、貫通孔の長さ方向前後の部分で電極部21を支持できる。
また、連通部43は溝部41の幅より小さい幅を有し、溝部41は、連通部43と幅方向に隣接する載置面部41aを有するようにしてもよい。これにより、電極支持体35は、溝部41の幅方向両側で電極部21を支持できる。
また、連通部49は溝部41と同等の幅を有し、溝部41は、連通部49と長さ方向に隣接する載置面部41aを有するようにしてもよい。これにより、電極支持体35は、溝部41の長さ方向両側で電極部21を支持できる。
また、電極部21の長さ方向端は溝部41内に配置されるようにしてもよい。これにより、電極部21は電極支持体35から長さ方向に突出しないので、電極部21同士の接触を防止できる。
また、電極支持体35は、電極部21の先端部を固定するようにしてもよい。これにより、電極部21の先端部に電線38を接続する構造において、半田付けの操作性を良好にすることができる。
また、本実施形態に係るカテーテル10の電線固定方法は、長尺なシャフト部20と、シャフト部20の先端部に設けられ、シャフト部20の軸方向に沿って所定の長さ延びる電極部21と、電極部21の端部を固定する筒状の電極支持体35と、シャフト部20の基端部から先端部までシャフト部20に沿って延び、電極部21に接続される電線38と、を有するカテーテル10の電線固定方法であって、電極支持体35に、電極支持体35の外周面に電極部21の長さ方向に沿う溝部41と、電線38を挿通できる中空部42とを形成し、溝部41には、中空部42と連通する連通部43を形成し、溝部41に電極部21の端部を配置した状態で、連通部43により中空部42から溝部41に電線38を引き出し、引き出した電線38を電極部21に固定する。これにより、電極部21を溝部41で支持した状態で連通部43から引き出された電線38と接続するので、電極部21の半田付けを容易に行うことができ、また、各電極部21を溝部41で確実に分離できるので、絶縁性も十分に確保できる。
なお、本発明は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想内において当業者により種々変更が可能である。上述の実施形態で電極支持体35は電極部21の先端部を固定するが、電極支持体35は電極部21の基端部を固定してもよい。この場合、電線38は電極部21の基端部に接続される。これにより、電極部21の基端部に電線38を接続する構造において、半田付けの操作性を良好にすることができる。
また、上述の実施形態において電極部21は10本設けられるが、電極部21の本数はこれに限られず、任意の本数に設定でき、電極支持体35の溝部41の数も電極部21の本数に合わせて形成される。
上述の実施形態では、カテーテル10はバルーン22を有しているが、図10に示すようにバルーン22を有していなくてもよい。この場合、電極部21は、基端部が最外管30に、先端部が内管32に固定され、最外管30を内管32に対し長さ方向に移動させることで、電極部21を径方向に拡張、収縮させることができる。
10 カテーテル
14 制御部
20 シャフト部
21 電極部
21a 挿通孔
22 バルーン
23 ハブ
30 最外管
31 外管
32 内管
33 拡張ルーメン
34 ガイドワイヤルーメン
35 電極支持体
36 基端部材
38 電線
41 溝部
41a 載置面部
42 中空部
43 連通部
45 半田付け部

Claims (8)

  1. 長尺なシャフト部と、
    前記シャフト部の先端部に設けられ、前記シャフト部の軸方向に沿って所定の長さ延びる電極部と、
    前記電極部の端部を固定する筒状の電極支持体と、
    前記シャフト部の基端部から前記先端部まで前記シャフト部に沿って延び、前記電極部に接続された電線と、を有し、
    前記電極支持体は、前記電極支持体の外周面に前記電極部の長さ方向に沿う溝部と、前記電線を挿通できる中空部とを有し、
    前記溝部は、前記中空部と連通し、前記中空部から前記溝部に向かって前記電線を引き出し可能な連通部を有するカテーテル。
  2. 前記連通部は、前記溝部の端部から該溝部の長さ方向に延在するスリットで形成される請求項1に記載のカテーテル。
  3. 前記連通部は、前記溝部に形成される貫通孔で形成される請求項1に記載のカテーテル。
  4. 前記連通部は前記溝部の幅より小さい幅を有し、前記溝部は、前記連通部と幅方向に隣接する載置面部を有する請求項1~3のいずれか1項に記載のカテーテル。
  5. 前記連通部は前記溝部と同等の幅を有し、前記溝部は、前記連通部と長さ方向に隣接する載置面部を有する請求項1~3のいずれか1項に記載のカテーテル。
  6. 前記電極部の長さ方向端は前記溝部内に配置される請求項1~5のいずれか1項に記載のカテーテル。
  7. 前記電極支持体は、前記電極部の先端部を固定する請求項1~6のいずれか1項に記載のカテーテル。
  8. 長尺なシャフト部と、
    前記シャフト部の先端部に設けられ、前記シャフト部の軸方向に沿って所定の長さ延びる電極部と、
    前記電極部の端部を固定する筒状の電極支持体と、
    前記シャフト部の基端部から前記先端部まで前記シャフト部に沿って延び、前記電極部に接続される電線と、を有するカテーテルの電線固定方法であって、
    前記電極支持体に、前記電極支持体の外周面に前記電極部の長さ方向に沿う溝部と、前記電線を挿通できる中空部とを形成し、
    前記溝部には、前記中空部と連通する連通部を形成し、
    前記溝部に前記電極部の端部を配置した状態で、前記連通部により前記中空部から前記溝部に前記電線を引き出し、引き出した前記電線を前記電極部に固定するカテーテルの電線固定方法。
JP2020045307A 2020-03-16 2020-03-16 カテーテル及びカテーテルの電線固定方法 Pending JP2023053419A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020045307A JP2023053419A (ja) 2020-03-16 2020-03-16 カテーテル及びカテーテルの電線固定方法
PCT/JP2021/008617 WO2021187153A1 (ja) 2020-03-16 2021-03-05 カテーテル及びカテーテルの電線固定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020045307A JP2023053419A (ja) 2020-03-16 2020-03-16 カテーテル及びカテーテルの電線固定方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023053419A true JP2023053419A (ja) 2023-04-13

Family

ID=77771081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020045307A Pending JP2023053419A (ja) 2020-03-16 2020-03-16 カテーテル及びカテーテルの電線固定方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2023053419A (ja)
WO (1) WO2021187153A1 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10568686B2 (en) * 2013-11-21 2020-02-25 Biosense Webster (Israel) Ltd. Multi-electrode balloon catheter with circumferential and point electrodes
CN106255451B (zh) * 2014-05-06 2020-03-17 圣犹达医疗用品心脏病学部门有限公司 电极支撑结构组件
JP2020025731A (ja) * 2018-08-10 2020-02-20 テルモ株式会社 医療デバイス
WO2020196141A1 (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 テルモ株式会社 医療デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
WO2021187153A1 (ja) 2021-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2020026217A1 (ja) 医療デバイス
JP7279018B2 (ja) 医療デバイス
US9023040B2 (en) Electrosurgical cutting devices
JP2021171658A (ja) 伸縮性灌注管を有するカテーテル
WO2019181612A1 (ja) 医療デバイス
JP7407119B2 (ja) 医療デバイス
JP2007175521A (ja) 線状の切除デバイス及びアセンブリー
JP2015119831A (ja) アブレーションカテーテル
CN113081240A (zh) 笼状电极导管以及包括该笼状电极导管的消融设备
CN114027967B (zh) 脉冲电场球囊构件及应用其的消融导管装置
US20180228538A1 (en) Cutting system and method of tissue cutting for medical treatment
CN113081239A (zh) 笼状电极导管以及包括该笼状电极导管的消融设备
JP2023053419A (ja) カテーテル及びカテーテルの電線固定方法
US20220008128A1 (en) Medical device
JP2023031293A (ja) 多孔質シースを備えたバスケットカテーテル
EP3960107A2 (en) Proximal electrode cooling
JP2020025731A (ja) 医療デバイス
CN216317941U (zh) 球囊形脉冲电场消融装置
JP2022120368A (ja) カテーテル
WO2023281888A1 (ja) 医療デバイス
CN216495608U (zh) 脉冲电场球囊构件及应用其的消融导管装置
EP4088676B1 (en) Distal assembly for catheter with lumens running along spines
US20220304748A1 (en) Catheter device, catheter body, and catheter
JP2022120367A (ja) カテーテル
US20220304625A1 (en) Catheter device and catheter