JP2023051342A - 電気融着継手 - Google Patents

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文夏 北側
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Abstract

【課題】安定してビードを形成でき、水の滞留を抑制可能な電気融着継手を提供する。【解決手段】電気融着継手1では、筒状部21は、筒状であり、熱可塑性樹脂を含む樹脂管11、12が内側に挿入可能な継手受口部23、24を有する。ストッパ部22は、筒状部21の内面21aに内側に突出するように設けられ、継手受口部23、24の内側に樹脂管11、12が挿入された際に樹脂管11、12の管端11a、12aの挿入位置を規制する。受口発熱部3、4は、絶縁体に被膜され、継手受口部に配置された電熱線31、41を有する。ストッパ発熱部5は、絶縁体に被膜され、ストッパ部22に配置された電熱線51を有する。ストッパ部22の内面21aから突出した高さhは、挿入される樹脂管11、12の肉厚d3の20%以上、80%以下である。ストッパ部の体積をVとし、樹脂管11、12の断面積と肉厚の積をPとすると、V<Pを満たす。【選択図】図2

Description

本開示は、電気融着継手に関する。
樹脂管や、樹脂層および金属補強層を有する金属補強複合管などの樹脂が用いられた管どうしを接続する際に、電気融着継手が多用されている(例えば、特許文献1参照)。
例えば、特許文献1に示す電気融着継手には、両端部それぞれに接続対象の管が挿し込まれる管受口が形成された熱可塑性樹脂製の継手本体と、継手本体の内周面に内側に向かって突出したストッパ部が設けられている。ストッパ部は、管受口に差し込まれた管の位置を規制する。管受口とストッパ部の各々に発熱体が設けられており、発熱体を発熱させることによって、発熱体周囲の樹脂と管の樹脂とが融着し、電気融着継手と管が接続される。
特開平5-87286号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、ストッパ部の寸法が適正ではない場合、ビードが大きくなり過ぎて、水が滞留する滞留部が形成されたり、ストッパ部と管端の間の(隙間)クレビスが埋まりきらず滞留部が残るおそれがあった。図14(a)および図14(b)は、従来の電気融着継手1000に管1001、1002を融着接合した状態を示す断面図である。図14(a)は、ビード1003が大きくなり過ぎた状態を示す図である。管1002から管1001に向かって水が流れる(矢印参照)とすると、ビード1003の管1001側に水が滞留する部分1004(点線参照)が生じる。また、図14(b)は、管1001と管1002の間が埋まり切らずクレビス1005が発生した状態を示す図である。図14(b)に示す状態では、クレビス1005において水が滞留する。
本開示は、安定してビードを形成でき、水の滞留を抑制することが可能な電気融着継手を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の態様にかかる電気融着継手は、筒状部と、ストッパ部と、受口発熱部と、ストッパ発熱部と、を備える。筒状部は、筒状であり、熱可塑性樹脂を含む管が内側に挿入可能な継手受口部を有する。ストッパ部は、筒状部の内面に内側に突出するように設けられ、継手受口部の内側に管が挿入された際に管の管端の挿入位置を規制する。受口発熱部は、継手受口部に配置された電熱線を有する。ストッパ発熱部は。絶縁体に被膜され、ストッパ部に配置された電熱線を有する。ストッパ部の内面から突出した高さは、挿入される管の肉厚の20%以上、80%以下である。ストッパ部の体積をVとし、管の断面積と肉厚の積をPとすると、V<Pを満たす。
ビードは、ストッパ部の樹脂および管端面の樹脂が溶融して形成されるため、管のサイズによって変わる管端の寸法に合わせてストッパ部の寸法を適切に設定することで、安定的にビードを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
なお、管の肉厚に対してストッパ部の高さが80%を超えると、融着開始後にストッパ部が溶融し管が押し込まれたときに、ストッパ部の電熱線が管の内面に飛び出す可能性がある。電熱線が露出すると、本態様の電気融着継手を緒純水の分野に用いることができなくなるため好ましくない。また、管の肉厚に対してストッパ部の高さが20%未満の場合、融着時に管端のうち管の内周面に近い部分が十分に加熱されず、管端の融着が不十分となりクレビスが発生する可能性があるため好ましくない。
このため、ストッパ部の内面から突出した高さを、挿入される管の肉厚の20%以上、80%以下に設定することによって、クレビスの発生を抑制し、安定的にビードを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
これにより、安定的にビードを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
第2の態様にかかる電気融着継手は、筒状部と、ストッパ部と、受口発熱部と、ストッパ発熱部と、を備える。筒状部は、熱可塑性樹脂を含む管が内側に挿入可能な一対の継手受口部を有する。筒状部の内面に内側に突出するように設けられ、各々の継手受口部の内側に前記管が挿入された際に各々の管の管端の挿入位置を規制する。受口発熱部は、継手受口部に配置された電熱線を有する。ストッパ発熱部は、絶縁体に被膜され、ストッパ部に配置された電熱線を有する。ストッパ部の内面から突出した高さは、挿入される管の肉厚の20%以上、80%以下である。ストッパ部の体積をVとし、ストッパ部の体積Vのうち融着後のストッパ部の軸に沿った幅の範囲の体積をVpとし、融着後の前記管の肉厚に挟まれた部分の体積をV´とすると、(V-Vp)/(V´-Vp)×100(%)が120%以上300%以下である。
ビードは、ストッパ部の樹脂および管端面の樹脂が溶融して形成されるため、管のサイズによって変わる管端の寸法に合わせてストッパ部の寸法を適切に設定することで、安定的にビードを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
なお、樹脂管の肉厚に対してストッパ部の高さが80%を超えると、融着開始後にストッパ部が溶融し管が押し込まれたときに、ストッパ部の電熱線が管の内面に飛び出す可能性がある。電熱線が露出すると、本態様の電気融着継手を緒純水の分野に用いることができなくなるため好ましくない。また、管の肉厚に対してストッパ部の高さが20%未満の場合、融着時に管端のうち管の内周面に近い部分が十分に加熱されず、管端の融着が不十分となりクレビスが発生する可能性があるため好ましくない。
このため、ストッパ部の内面から突出した高さを、挿入される管の肉厚の20%以上、80%以下に設定することによって、クレビスの発生を抑制し、安定的にビードを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
また、(V-Vp)/(V´-Vp)×100(%)の値が300%よりも大きくなると、ビードが大きくなりすぎ、120%よりも小さくなると空隙が埋まり切らなくなる。
このため、(V-Vp)/(V´-Vp)×100(%)が120%以上300%以下にすることによって、安定的にビードを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
第3の態様にかかる電気融着継手は、第1の態様にかかる電気融着継手であって、VとPは、0.21≦V/P≦0.74を満たす。
これにより、安定的にビードを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
本開示によれば、安定してビードを形成でき、水の滞留を抑制することが可能な電気融着継手を提供することができる。
本開示にかかる実施の形態における電機融着継手と電気融着継手に接続される樹脂管を示す外観図。 図1の電気融着継手を示す断面構成図。 図1の電気融着継手に樹脂管および樹脂管を挿入した状態を示す断面構成図。 ストッパ部近傍の拡大断面図。 本開示にかかる実施の形態の接続方法に用いられる治具を示す斜視図。 図7の治具に樹脂管、電気融着継手、および樹脂管を取り付けた状態を示す図。 図8の側面図。 本開示にかかる実施の形態の接続方法を示すフロー図。 融着後の電気融着継手と樹脂管を示す断面構成図。 (a)~(d)ビードを形成するためのストッパ部の補填部分と間隙の体積関係を説明するための図。 (a)本開示にかかる他の実施の形態における電機融着継手と電気融着継手に接続される樹脂管を示す断面図、(b)本開示にかかる他の実施の形態における電機融着継手と電気融着継手に接続される樹脂管を示す断面図。 (a)本開示にかかる他の実施の形態における電機融着継手と電気融着継手に接続される樹脂管を示す断面図、(b)本開示にかかる他の実施の形態における電機融着継手と電気融着継手に接続される樹脂管を示す断面図。 実施例で用いた電気融着継手および樹脂管を示す断面図。 (a)従来の電気融着継手と樹脂管の融着によってビードが発生した状態を示す図、(b)従来の電気融着継手と樹脂管の融着によってクレビスが発生した状態を示す図
以下に、本開示にかかる実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<構成>
(配管構造100の概要)
図1は、本開示の実施の形態における電気融着継手1と、電気融着継手1によって接続される樹脂管11(熱可塑性樹脂を含む管の一例)と、樹脂管12(熱可塑性樹脂を含む管の一例)とを示す図である。図1は、配管構造100の分解図ともいえる。配管構造100は、例えば、電気融着継手1と、樹脂管11と、樹脂管12と、を有する。
図に示すように、電気融着継手1は、樹脂管11および樹脂管12と融着され、樹脂管11と樹脂管12を接続する。
樹脂管11、及び樹脂管12は、それぞれ熱可塑性樹脂で形成されている。具体的には、樹脂管11、及び樹脂管12は、ポリエチレンなどのポリオレフィンからなる。
樹脂管11及び樹脂管12には、内部に断面円形状の流路11f、12fが延びている。電気融着継手1には、内部に断面円形状の流路1fが延びている。樹脂管11と樹脂管12が電気融着継手1によって接続された状態では、樹脂管11と樹脂管12と電気融着継手1の各々の流路の軸線は、同一直線上に配置される。
なお、電気融着継手1、樹脂管11、および樹脂管12の流路に対して、それぞれの軸線が延びる方向を軸線方向Aとする。また、電気融着継手1、樹脂管11、および樹脂管12において、それぞれの軸線に直交して近接・離間する方向を径方向Bとし、それぞれの軸線回りに回る方向を周方向Cとする。
樹脂管11は軸線方向Aのうち電気融着継手1に対して矢印A1方向に相対移動して電気融着継手1に接続される。また、樹脂管12は軸線方向Aのうち電気融着継手1に対して矢印A2方向に相対移動して電気融着継手1に接続される。電気融着継手1に樹脂管11および樹脂管12が融着して接続された状態が、配管構造100を構成する。
(電気融着継手1)
図2は、電気融着継手1の断面構成を示す図である。
電気融着継手1は、図1及び図2に示すように、本体部2と、受口発熱部3、4と、ストッパ発熱部5と、コネクタ取付部6と、を有する。
(本体部2)
本体部2は、熱可塑性樹脂で形成されており、図2に示すように、筒状部21と、ストッパ部22と、を有する。筒状部21は、筒状であって、継手受口部23と、継手受口部24と、連設部25と、を有する。継手受口部23の内側には、樹脂管11が挿入される。継手受口部24の内側には、樹脂管12が挿入される。
本体部2で用いられる熱可塑性樹脂としては特に限定されないが、230℃未満の融点のものが好ましい。
図3は、電気融着継手1の継手受口部23の内側に樹脂管11を挿し込み、継手受口部24の内側に樹脂管12を挿し込んだ状態を示す断面構成図である。
継手受口部23の内径は、樹脂管11の外径以上に形成されている。また、継手受口部24の内径は、樹脂管12の外径以上に形成されている。なお、樹脂管11の外径が継手受口部23の内径よりも大きい場合には、スクレーパ等で樹脂管11の外周を削ることによって樹脂管11を継手受口部23に挿入することができる。また、樹脂管12の外径が継手受口部24の内径よりも大きい場合には、スクレーパ等で樹脂管12の外周を削ることによって樹脂管12を継手受口部23に挿入することができる。本実施の形態では、継手受口部23と継手受口部24の内径は、同じであり、図2においてd1で示されている。
連設部25は、図2に示すように継手受口部23と継手受口部24に連なっており、継手受口部23と継手受口部24を接続する。連設部25は、継手受口部23と継手受口部24の間を繋ぐ部分であり、後述するストッパ部22が径方向Bの内側に設けられている。
(ストッパ部22)
ストッパ部22は、円環状部分である。ストッパ部22は、筒状部21の内面21aに周方向Cに沿って突条に全周にわたって形成されている。ストッパ部22も熱可塑性樹脂が含まれ、好ましくは筒状部21で用いられる熱可塑性樹脂と同一の樹脂で形成される。
ストッパ部22は、筒状部21の内面21aから径方向の内側に向かって突出するように形成されている。また、ストッパ部22は、筒状部21の連設部25の径方向Bの内側に配置されている。なお、ストッパ部22は、筒状部21と一つの部材として形成されてもよいし、筒状部21と別部材として形成されてもよい。
ストッパ部22は、第1側面22aと、第2側面22bと、周面22cとを有する。周面22cは、ストッパ部22の径方向内側の端面である。
第1側面22aは、ストッパ部22のうち継手受口部23側の側面である。第1側面22aは、筒状部21の内面21aから径方向Bの内側に向かって軸線方向Aに対して略垂直に形成されている。
第2側面22bは、ストッパ部22のうち継手受口部24側の側面である。第2側面22bは、筒状部21の内面21aから径方向Bの内側に向かって軸線方向Aに対して略垂直に形成されている。
周面22cは、第1側面22aの径方向内側の端と、第2側面22bの径方向内側の端を繋ぐ。周面22cは、筒状部21の内面21aと概ね平行に形成されている。
図4は、ストッパ部22近傍の拡大図である。図4に示すように、継手受口部23の内面21aと継手受口部24の内面21aを結ぶ仮想面をS3とすると、本体部2のうちストッパ部22は、仮想面S3よりも内側の部分である。また、第1側面22aを径方向Bに延ばした仮想面をS1とし、第2側面22bを径方向Bに延ばした仮想面をS2とすると、連設部25は、本体部2のうち仮想面S1と仮想面S2と仮想面S3で囲まれた部分である。
内面21aからのストッパ部22の高さがhで示され、軸線方向Aに沿ったストッパ部22の幅がwで示されている。
継手受口部23の内側に樹脂管11が挿入されると、図3に示すように、ストッパ部22の第1側面22aに樹脂管11の管端11aが接触し、管端11aの挿入位置が規制される。なお、第1側面22aに管端11aが接触するとは、第1側面22aに管端11aが直接接触する場合と、管端11aがストッパ発熱部5の電熱線51(後述する)を介して第1側面22aに間接的に接触する場合を含む。
継手受口部24の内側に樹脂管12が挿入されると、図3に示すように、ストッパ部22の第2側面22bに樹脂管12の管端12aが接触し、管端12aの挿入位置が規制される。なお、第2側面22bに管端12aが接触するとは、第2側面22bに管端12aが直接接触する場合と、管端12aがストッパ発熱部5の電熱線51(後述する)を介して第2側面22bに間接的に接触する場合を含む。
本実施の形態では、樹脂管11と樹脂管12は、同じ大きさであり、図3において、樹脂管11、12の外径がd2で示され、肉厚がd3で示されている。
ストッパ部22の内面21aから突出した高さhは、挿入される管の肉厚d3の20%以上、80%以下である。樹脂管11、12の肉厚d3に対してストッパ部22の高さhが80%を超えると、融着開始後にストッパ部22が溶融して樹脂管11、12が押し込まれた際に電熱線51が樹脂管11、12の内面に飛び出す可能性があり、金属が樹脂管の内面に露出すると後述する超純水の分野において用いることができず、好ましくない。
また、樹脂管11、12の肉厚d3に対してストッパ部22の高さhが20%未満の場合、融着時に管端11a、12aのうち管の内周面に近い部分11ap、12ap(図3参照)が十分に加熱されず、管端の融着が不十分となりクレビスが発生する可能性があるため好ましくない。
また、本実施の形態の電気融着継手1のストッパ部22の体積をVとし、樹脂管11、12の断面積と肉厚d3の積をPとすると、V<Pを満たす。なお、樹脂管11、12の断面積は、肉厚d3を有する円環部分であり、外径d2と肉厚d3より、((d2)/2)π-((d2-2×d3)/2)πで求めることができる。
また、後述する実施例に示すように、0.21≦V/P≦0.74を満たす方が好ましい。
(受口発熱部3、4)
受口発熱部3、4は、継手受口部23、24に設けられている。
受口発熱部3は、図2に示すように筒状部21の一方の端である継手受口部23において内面21aに埋め込まれた電熱線31を有している。
電熱線31は、内面21aに沿って周方向に2周巻き回されるように配置されている。電熱線31は、内面21aの近傍に配置されている。なお、電熱線31は、一部が流路1f側に露出するように筒状部21に埋められていてもよいし、完全に埋設されていてもよい。
受口発熱部4は、図2に示すように筒状部21の他方の端である継手受口部24において内面21aに埋め込まれた電熱線41を有している。
電熱線41は、内面21aに沿って周方向に2周巻き回されるように配置されている。電熱線41は、内面21aの近傍に配置されている。なお、電熱線41は、一部が流路1f側に露出するように筒状部21に埋められていてもよいし、完全に埋設されていてもよい。
電熱線31は、例えば導線31aと、絶縁皮膜31bを有している。電熱線41は、例えば導線41aと、絶縁皮膜41bを有していてもよい。導線31a、41aは、例えばニクロム線、鉄クロム2種線,鉄クロム1種線,ニッケルクロム線などを用いることができる。導線31a、41aの線径は、例えば、φ0.3~0.8mmに設定することができる。φ0.3mm未満の場合、巻き線時の張力で伸長し抵抗値が不安定になるおそれがある。また、導線31a、41aの単位長さの抵抗値は、線径に応じて2~21Ω/m程度である。
絶縁皮膜31b、41bは、導線の周囲を覆うように設けられている。絶縁皮膜31b、41bは、融点が230度以上である。これは、本実施の形態において熱可塑性樹脂が溶融する温度(例えばポリエチレンの場合、電熱線は220度まで加熱する)でも溶融しない温度に設定されている方が好ましい。絶縁皮膜31b、41bは、例えばフッ素系樹脂またはイミド系樹脂で形成することができるが、ポリイミド系樹脂で形成する方がより好ましい。例えば、導線31a、41aの厚みは0.1mm以上10mm以下に設定してもよい。なお、電熱線31,41は、絶縁皮膜31b、41bを有していなくてもよい。
受口発熱部4は、受口発熱部3とストッパ部22を基準に左右対称に設けられている。受口発熱部3は、継手受口部23に電熱線31が接触するように軸線方向Aに沿って2周巻き回されて構成されている。受口発熱部4は、継手受口部24に電熱線41が接触するように軸線方向Aに沿って2周巻き回されて構成されている。
図2に示すように、軸線方向Aにおいて、受口発熱部3はストッパ部22に隣り合うように配置されている。また、軸線方向Aにおいて、受口発熱部4はストッパ部22に隣り合うように配置されている。詳細には、図2に示すように、第1側面22aを径方向Bに延ばした仮想面S1に、受口発熱部3のうち最もストッパ部22に近い電熱線31が接するように、電熱線31は配置されている。また、図2に示すように、第2側面22bを径方向Bに延ばした仮想面S2に、受口発熱部4のうち最もストッパ部22に近い電熱線41が接するように電熱線41は配置されている。
(ストッパ発熱部5)
ストッパ発熱部5は、ストッパ部22に設けられている。ストッパ発熱部5は、電熱線51を有している。電熱線51は、軸線方向Aに沿って周方向Cに巻き回されるようにストッパ部22に設けられている。電熱線51は、本実施の形態では、ストッパ部22にたとえば4周巻き回されている。本実施の形態のストッパ発熱部5では、隣り合う電熱線51は全て接触している。
電熱線51は、ストッパ部22に埋め込まれているが、一部が第1側面22a、第2側面22bまたは周面22cから流路1f側に露出するようにストッパ部22に埋められていてもよい。
電熱線51は、例えば図2に示すように、導線51aと、絶縁皮膜51bと、を有している。導線51aは、例えばニクロム線、鉄クロム2種線,鉄クロム1種線,ニッケルクロム線などを用いることができる。導線51aの線径は、φ0.3~0.8mmに設定することができる。φ0.3mm未満の場合、巻き線時の張力で伸長し抵抗値が不安定になるおそれがある。絶縁皮膜51bを行う設備上、導線51aの線径は最大0.8mmまでに設定される。また、導線51aの単位長さの抵抗値は、線径に応じて2~21Ω/m程度である。
絶縁皮膜51bは、導線51aの周囲を覆うように設けられている。絶縁皮膜51bは、融点が230度以上である。これは、本実施の形態において熱可塑性樹脂が溶融する温度(例えばポリエチレンの場合、電熱線は220度まで加熱する)でも溶融しない温度に設定されている方が好ましい。絶縁皮膜51bは、例えばフッ素系樹脂またはイミド系樹脂で形成することができるが、ポリイミド系樹脂で形成する方がより好ましい。例えば、導線51aの厚みは0.1mm以上10mm以下に設定してもよい。なお、電熱線51は、絶縁皮膜51bを有していなくてもよい。
なお、本実施の形態では、ストッパ発熱部5において1本の電熱線51が隣と接触するように4周巻き回されているが、これに限られるものではなく、3周以下または5周以上であってもよい。また、1本に限らず、2本以上の電熱線51を巻き回してストッパ発熱部5を形成してもよい。電熱線51は、全部または一部が隣と接触しないように巻き回されていてもよい。
(コネクタ取付部6)
コネクタ取付部6は、図2に示すように、2本のピン61を有する。2本のピン61は、筒状部21の外面21dから径方向の外側に向かって突出するように設けられている。2本のピン61のうち一方のピン61は、図2に示すように、筒状部21の端21bの近傍に配置され、他方のピン61は端21cの近傍に配置されている。2本のピン61は、図示していないが、受口発熱部3、4の電熱線31、41およびストッパ発熱部5の電熱線51と接続されている。ピン61に、電気融着装置のコネクタが取り付けられ、通電が行われると、電熱線31、41、51が発熱する。本実施の形態では、電熱線31、41、51は繋がっており、一本の電熱線である。
<治具200>
次に、本開示にかかる実施の形態の接続方法に用いる治具200について説明する。治具200に樹脂管11、電気融着継手1および樹脂管12が配置される。図5は、治具200を示す図である。図6は、樹脂管11、電気融着継手1、および樹脂管12を治具200に取り付けた状態を示す図である。図7は、図6の側面図である。
治具200は、第1クランプ部210と、第2クランプ部220と、軸部230と、押圧部240と、規制部250と、台座260と、を備える。
(台座260)
台座260は、板状の部材である。台座260は、その上面側に配置された第1クランプ部210、第2クランプ部220、軸部230、押圧部240、および規制部250を支持する。
(第1クランプ部210)
第1クランプ部210は、樹脂管11を挟み込んで固定する。第1クランプ部210は、下側クランプ部211と、上側クランプ部212と、ヒンジ部213と、締結部214と、軸受け部215と、を有する。下側クランプ部211は、上面に半円形状の凹部211aが形成された部材である。本実施の形態では、下側クランプ部211は、上面に半円形状の凹部が形成された概略直方体形状の部材である。
軸受け部215は、下側クランプ部211に設けられている。軸受け部215は、下側クランプ部211に形成された貫通孔に挿入されている。軸受け部215は、凹部211aよりも下側に配置されている。軸受け部215の内側に、後述する軸部230が挿通される。軸受け部215の軸方向は、凹部211aの中心軸と平行に配置されている。これにより、第1クランプ部210は、軸部230に沿って移動することができる。樹脂管11、樹脂管12および電気融着継手1を治具に配置した状態では、軸受け部215の軸方向は、軸線方向Aと平行である。
上側クランプ部212は、半円形状の凹部212aが形成された部材である。本実施の形態では、上側クランプ部212は、所定の一面に半円形状の凹部212aが形成された概略直方体形状の部材である。
上側クランプ部212と下側クランプ部211は、それらに形成された凹部212aおよび凹部211aで樹脂管11の外周を挟み込むことができる。樹脂管11を挟み込んだ状態において凹部212aと凹部211aの中心軸は概ね一致する。また、樹脂管11を挟み込んだ状態において、この中心軸は上述した軸線方向Aと一致する。
ヒンジ部213は、下側クランプ部211と上側クランプ部212の端同士を回動可能に連結する。ヒンジ部213を中心にして下側クランプ部211に対して上側クランプ部212が回動可能に構成されている。上側クランプ部212は、ヒンジ部213を中心にして回転した際に、その凹部212aが下側クランプ部211の凹部211aと対向するようにヒンジ部213を介して下側クランプ部211に取り付けられている。
ヒンジ部213を中心に、下側クランプ部211と上側クランプ部212の間が開いた状態で、樹脂管11が下側クランプ部211の凹部211aに沿って配置される。その後、上側クランプ部212がヒンジ部213を中心に回動し、樹脂管11が凹部212aに嵌るように配置される。
締結部214は、いわゆるスナップ錠である。締結部214は、錠本体214aと、突起214bと、を有する。締結部214は、下側クランプ部211および上側クランプ部212の凹部211a、212aを挟んでヒンジ部213とは反対側に設けられている。錠本体214aは、下側クランプ部211の側面に配置されている、突起214bは、上側クランプ部212の側面に配置されている。錠本体214aは、レバー214cと、環状部214dと、を有する。上側クランプ部212を下側クランプ部211の上側に回動した状態で、環状部214dを突起214bに引っ掛けてレバー214cを下側に倒すことによって、下側クランプ部211に対して上側クランプ部212を閉じた状態で締結することができる。
(第2クランプ部220)
第2クランプ部220は、樹脂管12を挟み込んで固定する。第2クランプ部220は、樹脂管12の中心軸が樹脂管11の中心軸と一致するように樹脂管12を固定する。
第2クランプ部220は、下側クランプ部221と、上側クランプ部222と、ヒンジ部223と、締結部224と、を有する。下側クランプ部221は、上面に半円形状の凹部221aが形成された部材である。本実施の形態では、下側クランプ部221は、上面に半円形状の凹部が形成された概略直方体形状の部材である。下側クランプ部211は、ブラケット270を介して台座260に固定されている。
上側クランプ部222は、半円形状の凹部222aが形成された部材である。本実施の形態では、上側クランプ部222は、所定の一面に半円形状の凹部222aが形成された概略直方体形状の部材である。
上側クランプ部222と下側クランプ部221は、それらに形成された凹部222aおよび凹部221aで樹脂管12の外周を挟み込むことができる。樹脂管12を挟み込んだ状態において凹部222aと凹部221aの中心軸は概ね一致する。また、樹脂管12を挟み込んだ状態において、この中心軸は上述した軸線方向Aと一致する。
ヒンジ部223は、下側クランプ部221と上側クランプ部222の端同士を回動可能に連結する。ヒンジ部223を中心にして下側クランプ部221に対して上側クランプ部222が回動可能に構成されている。上側クランプ部222は、ヒンジ部223を中心にして回転した際に、その凹部222aが下側クランプ部221の凹部221aと対向するようにヒンジ部223を介して下側クランプ部221に取り付けられている。
ヒンジ部223を中心に、下側クランプ部221と上側クランプ部222の間が開いた状態で、樹脂管12が下側クランプ部221の凹部221aに沿って配置される。その後、上側クランプ部222がヒンジ部223を中心に回動し、樹脂管12が凹部222aに嵌るように配置される。
締結部224は、いわゆるスナップ錠である。締結部224は、錠本体224aと、突起224bと、を有する。締結部224は、下側クランプ部221および上側クランプ部222の凹部221a、222aを挟んでヒンジ部223とは反対側に設けられている。錠本体224aは、下側クランプ部221の側面に配置されている、突起224bは、上側クランプ部222の側面に配置されている。錠本体224aは、レバー224cと、環状部224dと、を有する。上側クランプ部222を下側クランプ部221の上側に回動した状態で、環状部224dを突起224bに引っ掛けてレバー224cを下側に倒すことによって、下側クランプ部221に対して上側クランプ部222を閉じた状態で締結することができる。
樹脂管11と樹脂管12を電気融着継手1に挿入した状態で、第1クランプ部210で樹脂管11を挟み、第2クランプ部220で樹脂管12を挟むことによって、治具200に樹脂管11と樹脂管12と電気融着継手1を配置することができる。
(軸部230)
軸部230は、台座260に支持されている。軸部230は、第1クランプ部210の凹部211aおよび凹部212aの中心軸と平行に配置されている。軸部230は、第2クランプ部220の凹部221aおよび凹部222aの中心軸と平行に配置されている。また、軸部230は、第1クランプ部210に固定された樹脂管11および第2クランプ部220に固定された樹脂管12の中心軸と平行に配置されている。軸部230は、上述した軸線方向Aに沿って配置されている。
軸部230は、第2クランプ部220から第1クランプ部210側に向かって伸びている。軸部230には、第1クランプ部210が、軸部230に沿って移動可能に取り付けられている。軸部230は、下側クランプ部221から下側クランプ部211に亘って配置されている。第1クランプ部210の下側クランプ部211の凹部211aよりも下方の部分に軸受け部215が配置されており、軸受け部215に軸部230が挿通されている。
(押圧部240)
押圧部240は、第1クランプ部210を第2クランプ部220側に向けて軸部230に沿って押圧する。押圧部240は、バネ241と、ナット242と、を有する。
第1クランプ部210の第2クランプ部220とは反対側の軸部230の周囲にバネ241が配置されている。
ナット242は、バネ241の第1クランプ部210とは反対側の軸部230に配置されている。軸部230の第2クランプ部220とは反対側の端の周囲には、雄ネジ形状が形成されており、ナット242の内側に形成された雌ネジ形状と螺合している。ナット242は、回転させることによって軸部230に沿って移動可能である。
バネ241は、ナット242と第1クランプ部210の間に配置されている。ナット242が軸部230と螺合して、軸部230における位置が固定されているため、第1クランプ部210に対して第2クランプ部220に向かう荷重を付加する。荷重は、例えば1~50kgfの範囲で設定でき、3~20kgfの範囲がより好ましい。また、樹脂管11、12および電気融着継手1を治具200に配置した状態で、ナット242を回転させて第1クランプ部210に近づけるとバネ241が圧縮されるため、第1クランプ部210にかかる荷重を増やすことができる。一方、ナット242を回転させて第1クランプ部210から遠ざけるとバネ241は伸長するため、第1クランプ部210にかかる荷重を少なくすることができる。
なお、図7に示すように、治具200に樹脂管11と樹脂管12と電気融着継手1を配置した状態で第1クランプ部210に押圧部240によって荷重をかけることによって、樹脂管11の管端11aと樹脂管12の管端12aにストッパ部22に押し付けられるように荷重が付与される。
(規制部250)
規制部250は、第1クランプ部210が押圧部240によって第2クランプ部220側に移動しすぎることを規制する。
規制部250は、第1クランプ部210と第2クランプ部220の間に配置されている。
規制部250は、固定部251と、当接部252とを有している。固定部251は、台座260に固定されている。当接部252は、固定部251から上方に延びた部分であり、軸部230に周囲に配置されている。第1クランプ部210の軸受け部215が当接部252に当接することによって、それ以上第1クランプ部210が第2クランプ部220側に移動することを規制することができる。
<接続方法>
次に、上述した治具200を用いた接続方法について説明する。図8は、本実施の形態の接続方法を示すフロー図である。
はじめに、ステップS1において、樹脂管11および樹脂管12が電気融着継手1に挿入される。図3に示すように、ストッパ部22によって樹脂管11の管端11aの相対的な移動が規制されるまで、電気融着継手1の継手受口部23の内側に樹脂管11が挿入される。次に、ストッパ部22によって樹脂管12の管端12aの相対的な移動が規制されるまで、電気融着継手1の継手受口部24の内側に樹脂管12が挿入される。電気融着継手1に樹脂管11および樹脂管12が差し込まれた状態が図3に示されている。なお、ステップS1の前に、樹脂管11、12の小口面(ストッパ部22との対向面)をスクレープして電気融着継手1に挿入すると、融着の強度が向上するのでより好ましい。
この状態で、ステップS2(配置ステップの一例)において、図6および図7に示すように、第1クランプ部210によって樹脂管11を挟み込んで固定し、第2クランプ部220によって樹脂管12を挟み込んで固定し、治具200に樹脂管11、電気融着継手1および樹脂管12が配置される。
樹脂管11、電気融着継手1および樹脂管12を治具200に固定することによって、ステップS3(加圧ステップの一例)において、押圧部240の付勢力によって第1クランプ部210に第2クランプ部220に向かって荷重が付与される。第1クランプ部210の第2クランプ部220に向かう荷重の付与により、樹脂管11の管端11aがストッパ部22の第1側面22aに押し付けられ、樹脂管12の管端12aがストッパ部22の第2側面22bに押し付けられる。
次に、ステップS4(加熱ステップの一例)において、加圧された状態において、コネクタ取付部6の2本のピン61に電気融着装置のコネクタが取り付けられ、通電が所定時間行われる。
この通電によって電熱線51が発熱し、ストッパ部22、樹脂管11の管端11aおよび樹脂管12の管端12aが溶融し、ストッパ部22に密着する。
なお、通電によってストッパ部22が溶けて軸線方向Aの幅が小さくなり付与される荷重が小さくなるため、ナット242を第2クランプ部220側に向かって移動させることによって、バネ241による第1クランプ部210に掛ける荷重を確保することができる。なお、荷重は、管端11a、12aが溶けても変化しないことが望ましいが、変化してもよい。
通電時の電熱線温度は本体部2を溶融させる温度であればよく、ポリオレフィンの場合は220度以下が好ましい。
次に、ステップS5(冷却ステップの一例)において、溶融された樹脂管11、電気融着継手1および樹脂管12の冷却が所定時間行われる。なお、ステップS5が終了するまで押圧部240による荷重の付与を継続する方が好ましい。
図9は、樹脂管11、電気融着継手1および樹脂管12が溶融して接続された状態を示す図である。図9に示すように、ストッパ部22が溶融し、樹脂管11、12よって押されて狭まり、樹脂管11と樹脂管12の間を埋めて、ビードRが形成される。
図10(a)は、樹脂管11、12およびストッパ部22を示す模式図である。図10(b)は、溶融して接続した後の状態の樹脂管11、12およびストッパ部22を示す模式図である。図10(b)において、ストッパ部22の溶融後に残った残存部分が22pで示されている。図10(c)は、ストッパ部22のうち残存部分22pと、それ以外の補填部分22qを示す。図10(c)に示すように、ストッパ部22のうち残存部分22p以外の補填部分22qが、溶融後の樹脂管11、樹脂管12および残存部分22pで囲まれる間隙Dを補填する。間隙Dは、融着前のストッパ部22の高さから樹脂管11、12の内周面までの高さと、融着後の樹脂管11と樹脂管12との間の幅によって形成される空間である。
間隙Dが図10(d)に示される。図10(d)では、間隙Dを塗りつぶして示している。ここで、樹脂管11、12の内周面よりも内側に盛り上がるビードRを形成するために、間隙Dの体積Vdよりも補填部分22qの体積Vqが大きく設定されている。例えば、補填部分22qの体積Vq/間隙Dの体積Vd×100(%)で表される空隙補填率が、120~300%に設定する方が好ましい。なお、残存部分22pの軸線方向Aに沿った幅W´(図10(b)参照)の長さは、例えば、元のストッパ部22の幅Wの4分の1であり、例えば1mmになる。
なお、円環状のストッパ部22の体積をVとし、ストッパ部22のうちの幅W´の範囲である円環状の残存部分22pの体積をVpとする。残存部分22pの体積Vpと補填部分22qの体積Vqの和が、ストッパ部22の体積Vである。また、融着後の樹脂管11、12の肉厚に挟まれた部分の体積をV´とする。体積V´は、図10(d)における間隙Dの体積Vdと残存部分22pの体積Vqの和である。
この場合、補填部分22qの体積Vqは、V-Vpで表すことができ、間隙Dの体積Vdは、V´-Vpで表すことができる。そのため、空隙補填率を(V-Vp)/(V´-Vp)×100(%)で表すことができ、この値が120%以上300%以下である。
なお、空隙補填率の値が300%よりも大きくなると、ビードが大きくなりすぎ、120%よりも小さくなると空隙が埋まり切らなくなるため、120%以上300%以下にすることによって、安定的にビードを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
<配管構造100の超純水用途>
本開示にかかる実施の形態の配管構造100は、例えば超純水の輸送に用いることができる。具体的には、本開示にかかる実施の形態の超純水用の配管構造100は、超純水製造装置内の配管、超純水製造装置からユースポイントに超純水を輸送する配管、及びユースポイントからの超純水返送用配管等として用いることができる。
超純水とは、極度に純度の高い水であり、例えば半導体素子などの電子機器の洗浄に好適に用いられるものである。超純水のグレードを表すための指標は多々あるが、この実施形態では、超純水の電気抵抗率は18.2MΩ・cm以上であり、TOCは50ppb以下である。
本開示にかかる実施の形態の配管構造100は、超純水に対する要求水質が特に厳格な、原子力発電用水配管、若しくは、医薬品の製造工程、半導体素子又は液晶、より好ましくは半導体素子の製造工程における洗浄などの湿式処理工程で用いられる超純水の輸送配管であることが好ましい。当該半導体素子としても、より高い集積度を有するものが好ましく、具体的には、最小線幅65nm以下の半導体素子の製造工程で用いられることがより好ましい。半導体製造に使用される超純水の品質等に関する規格としては、例えばSEMI F75が挙げられる。
また、本発開示にかかる実施の形態の配管構造100はポリエチレン系樹脂層を有しているため、施工性に優れる。たとえば、比較的低温で、EF(電気融着)接合といった融着施工を容易に行うことができる。
<特徴>
本実施の形態の電気融着継手1は、筒状部21と、ストッパ部22と、受口発熱部3、4と、ストッパ発熱部と、を備える。筒状部21は、筒状であり、熱可塑性樹脂を含む樹脂管11、12が内側に挿入可能な継手受口部23、24を有する。ストッパ部22は、筒状部21の内面21aに内側に突出するように設けられ、継手受口部23、24の内側に樹脂管11、12が挿入された際に樹脂管11、12の管端11a、12aの挿入位置を規制可能である。受口発熱部3、4は、継手受口部に配置された電熱線31、41を有する。ストッパ発熱部5は。絶縁体に被膜され、ストッパ部22に配置された電熱線51を有する。ストッパ部22の内面21aから突出した高さhは、挿入される管の肉厚d3の20%以上、80%以下である。ストッパ部22の体積をVとし、樹脂管11、12の断面積と肉厚d3の積をPとすると、V<Pを満たす。
ビードは、ストッパ部22の樹脂および管端11a、12aの面の樹脂が溶融して形成されるため、樹脂管11、12のサイズによって変わる管端11a、12aの寸法に合わせてストッパ部22の寸法を適切に設定することで、安定的にビードを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
ストッパ部22の内面21aから突出した高さhは、挿入される管の肉厚d3の20%以上、80%以下である。樹脂管11、12の肉厚d3に対してストッパ部22の高さhが80%を超えると、融着開始後にストッパ部が溶融して樹脂管11、12が押し込まれた際に電熱線51が樹脂管11、12の内面に飛び出す可能性があり、後述する超純水の分野において用いることができず、好ましくない。
また、樹脂管11、12の肉厚d3に対してストッパ部22の高さhが20%未満の場合、融着時に管端11a、12aのうち管の内周面に近い部分11ap、12ap(図3参照)が十分に加熱されず、管端の融着が不十分となりクレビスが発生する可能性があるため好ましくない。
これにより、安定的にビードを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
本実施の形態の電気融着継手1は、筒状部21と、ストッパ部22と、受口発熱部3、4と、ストッパ発熱部5と、を備える。筒状部21は、熱可塑性樹脂を含む樹脂管11、12が内側に挿入可能な一対の継手受口部23,24を有する。筒状部21の内面21aに内側に突出するように設けられ、各々の継手受口部23、24の内側に樹脂管11、12が挿入された際に各々の樹脂管11、12の管端11a、12aの挿入位置を規制する。受口発熱部3、4は、継手受口部23、24に配置された電熱線31、41を有する。ストッパ発熱部5は、絶縁体に被膜され、ストッパ部22に配置された電熱線51を有する。ストッパ部22の内面21aから突出した高さhは、挿入される樹脂管11、12の肉厚の20%以上、80%以下である。ストッパ部22の体積をVとし、ストッパ部22の体積Vのうち融着後のストッパ部22の軸に沿った幅の範囲の体積をVpとし、融着後の樹脂管11、12の肉厚d3に挟まれた部分の体積をV´とすると、(V-Vp)/(V´-Vp)×100(%)が120%以上300%以下である。
ビードRは、ストッパ部22の樹脂および管端11a、12aの樹脂が溶融して形成されるため、樹脂管11、12のサイズによって変わる管端11a、12aの寸法に合わせてストッパ部22の寸法を適切に設定することで、安定的にビードRを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
なお、樹脂管11、12の肉厚に対してストッパ部22の高さが80%を超えると、融着開始後にストッパ部22が溶融し樹脂管11、12が押し込まれたときに、ストッパ部22の電熱線51が樹脂管11、12の内面に飛び出す可能性がある。電熱線51が露出すると、本態様の電気融着継手1を緒純水の分野に用いることができなくなるため好ましくない。また、樹脂管11、12の肉厚に対してストッパ部22の高さが20%未満の場合、融着時に管端11a、12aのうち樹脂管11、12の内周面に近い部分が十分に加熱されず、管端11a、12aの融着が不十分となりクレビスが発生する可能性があるため好ましくない。
このため、ストッパ部22の内面21aから突出した高さhを、挿入される管の肉厚の20%以上、80%以下に設定することによって、クレビスの発生を抑制し、安定的にビードを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
また、(V-Vp)/(V´-Vp)×100(%)の値が300%よりも大きくなると、ビードが大きくなりすぎ、120%よりも小さくなると空隙が埋まり切らなくなる。
このため、(V-Vp)/(V´-Vp)×100(%)を120%以上300%以下にすることによって、安定的にビードRを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
本実施の形態の電気融着継手1では、VとPは、0.21<V/P<0.74を満たす。
これにより、安定的にビードを形成でき、水の滞留を抑制することができる。
<他の実施の形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
図11(a)は、本実施の形態の変形例の電気融着継手101のストッパ部22近傍の部分拡大図である。図11(a)には、電気融着継手101に挿入された樹脂管11の肉厚部分が示されている。以下に示す図11(b)、図12(a)および図12(b)も同様に、ストッパ部22近傍の部分拡大図であり、樹脂管11の肉厚部分が示されている。
図11(a)に示す電気融着継手101に示すように、受口発熱部3、4が配置されている部分に、段差21gが形成されていてもよい。段差21gの形成によって、内面21aは、段差21gの軸線方向Aに沿った内面部21agと、内面部21agよりも端21b、21c側の軸線方向Aに沿った内面部21ahを有する。内面部21agの方が、内面部21ahよりも内側に位置する。受口発熱部3、4は、段差21gの内部に配置されている。ストッパ部22と連設部25を分ける仮想面S3は、継手受口部23の内面部21agと継手受口部24の内面部21agとの間を結ぶ面である。樹脂管11、12は、段差21gの内側に挿入される。この場合、ストッパ部22の高さhは、内面部21agから内側に突出した高さとなる。
(B)
上記実施の形態では、受口発熱部3、4は、軸線方向Aにおいてストッパ部22の隣に仮想面S2、S3に接するように配置されているが、図11(b)の電気融着継手102に示すように、ストッパ部22から離れていてもよい。受口発熱部3、4が、ストッパ部22から離れている距離が、仮想面S1、S2からの距離Lとして示されている。
(C)
上記実施の形態では、ストッパ部22の幅wに沿った方向において、電熱線51が隣接して配置されているが、図12(a)の電気融着継手103に示すように隣接していなくてもよい。また、ストッパ発熱部5における電熱線51の巻き回し数も4周にかぎらなくてもよい。
図12(a)に示す電気融着継手103では、ストッパ部22に配置されているストッパ発熱部5において、電熱線51が隣接して並んでおらず、隣り合う電熱線51の間に間隔が設けられている。なお、全ての電熱線51の間に間隔が設けられていなくてもよく、一部だけ接触していなくてもよい。また、電気融着継手103では、ストッパ発熱部5における電熱線51の巻き回し数が3周となっている。
(D)
上記実施の形態では、ストッパ部22の周面22cに接するように電熱線51が配置されているが、図12(b)の電気融着継手104に示すように、ストッパ部22の周面22cから所定間隔をおいて埋設されていてもよい。
(E)
上記実施の形態1、2では、受口発熱部3、4の各々において、電熱線31、41が2周接触して巻き回されているが、2周に限らなくてもよい。また、3周以上巻き回される場合は、全部または一部が接しくしなくてもよい。また、所定数が隣接する部分が複数設けられていてもよい。
(F)
上記実施の形態では、受口発熱部3と受口発熱部4は、ストッパ部22を挟んで左右対称に設けられているが、これに限らなくてもよい。例えば、ストッパ部22を挟んで一方の継手受口部23では電熱線31が2周巻き回されており、他方の継手受口部24では電熱線31が3周巻き回されていてもよい。
(G)
上記実施の形態では、電気融着継手1の流路はいずれも直線状に形成されているが、流路が曲がっているエルボ継手であってもよい。
(H)
上記実施の形態では、受口発熱部3の電熱線31と受口発熱部4の電熱線41とストッパ発熱部5の電熱線51が1本の電熱線によって構成されているが、これに限らなくてもよく、別々の電熱線が接続されていてもよい。また、すべての電熱線31、41、51に絶縁皮膜が設けられているが、これに限らなくてもよい。しかしながら、少なくとも電熱線41には絶縁皮膜が設けられているほうが好ましい。これは、樹脂管11および樹脂管12によって加圧されるため、電熱線41同士が接触しやすいためである。
(I)
上記実施の形態では、管の一例として樹脂管11、12が用いられているが、これに限らず、金属補強層を有する金属補強複合管などの樹脂が用いられた管であってもよい。
(J)
上記実施の形態1、2では、受口発熱部3と受口発熱部4は、同時に加熱されているが、受口発熱部3と受口発熱部4の各々に対してコネクタ接続部が設けられている場合には、受口発熱部3と受口発熱部4のいずれか一方を加熱してから他方を加熱してもよい。
(K)
上記実施の形態1、2では、第1クランプ部210に対して荷重を付加する押圧部として、バネ241およびナット242が用いられているが、これに限らなくてもよく、モータやシリンダ等であってもよい。また、管端11a、12aのストッパ部22への押圧は、第1クランプ部210への荷重の付加または移動量のいずれによるものであってもよい。
また、モータやシリンダを用いて荷重を負荷する場合、電気融着装置と連動して制御されてもよい。たとえば、あらかじめ設定されたプログラムに従って、所定以上の荷重が維持されるように、電気融着装置による加熱時間の経過に従ってモータやシリンダを制御してもよい。
(実施例)
以下に、実施例を用いて上述した実施の形態について詳しく説明する。
以下の実施例および比較例では、図13に示す構成の電気融着継手1および樹脂管11、12(樹脂管11と樹脂管12は同じものを使用)の継手内径d1、ストッパ部22の高さh、ストッパ部22の幅w、樹脂管11,12の肉厚d3、樹脂管11、12の外径d2、および電熱線の内径d4を下記(表1)に示すように変更して、電気融着継手1と樹脂管11、12の融着接合を行った。なお、図13に示す電気融着継手1は、図11(a)に示した段差21gが設けられた構成であり、電熱線の内径d4は、段差21gの内面部21agの径を示し、継手内径d1は、内面部2ahの内径を示す。
電気融着継手1の材料は、オレフィン樹脂である。樹脂管11、12の材料は、オレフィン樹脂である。電熱線31は絶縁皮膜をイミドまたはアミドイミド等のオレフィン樹脂で形成している。電熱線31の径は、0.3―2.0mmである。
実施例および比較例では、実施の形態1で説明した図7のフロー図に従って電気融着継手1と樹脂管11、12を接続した。
図10(a)における樹脂管11、12の管端11a、12aの加熱の条件は、230度を超えるような加熱時間・電圧を付与すること(20-76V、30―600S程度)である。樹脂管11と樹脂管12をパット融着する際の圧力は0.15MPa×樹脂管の断面積である。受口発熱部3、4の加熱の条件は、230度を超えるような加熱時間・電圧を付与することである。
上記実施例および比較例の配管構造を切断し、ビードの噴出若しくは窪みが発生しているか否かを目視で確認し、ビードの状態が良好(〇)、許容範囲(△)または不良(×)かの判定を行った。
結果を以下の(表1)に示す。
(表1)
Figure 2023051342000002
ストッパ部22の体積をVとし、樹脂管11、12の断面積と肉厚d3の積をPとすると、上記(表1)の実施例1~12より、h/d3×100(%)が20%以上80%以下を満足し、且つV<Pを満たす場合、ビードの形状が良好または許容範囲となる。
更に、実施例1、2、4、5~7、11、および12に示すように、0.21≦V/P≦0.74を満たす場合、ビードの形状が良好となるため、より好ましい。
なお、品質への影響は、h/d3×100(%)が20%以上80%以下である方が大きく、この範囲を逸脱すると、高確率で水質が不良となるが、V<Pを逸脱する方が水質への影響は低い。
1 :電気融着継手
3 :受口発熱部
4 :受口発熱部
5 :ストッパ発熱部
11 :樹脂管
11a :管端
12 :樹脂管
12a :管端
21 :筒状部
21a :内面
22 :ストッパ部

Claims (3)

  1. 熱可塑性樹脂を含む管が内側に挿入可能な継手受口部を有する筒状部と、
    前記筒状部の内面に内側に突出するように設けられ、前記継手受口部の内側に前記管が挿入された際に前記管の管端の挿入位置を規制するストッパ部と、
    前記継手受口部に配置された電熱線を有する受口発熱部と、
    前記ストッパ部に配置された電熱線を有するストッパ発熱部と、を備え、
    前記ストッパ部の前記内面から突出した高さは、挿入される前記管の肉厚の20%以上、80%以下であり、
    前記ストッパ部の体積をVとし、前記管の断面積と前記肉厚の積をPとすると、
    V<Pを満たす、電気融着継手。
  2. 熱可塑性樹脂を含む管が内側に挿入可能な一対の継手受口部を有する筒状部と、
    前記筒状部の内面に内側に突出するように設けられ、各々の前記継手受口部の内側に前記管が挿入された際に各々の前記管の管端の挿入位置を規制するストッパ部と、
    前記継手受口部に配置された電熱線を有する受口発熱部と、
    前記ストッパ部に配置された電熱線を有するストッパ発熱部と、を備え、
    前記ストッパ部の前記内面から突出した高さは、挿入される前記管の肉厚の20%以上、80%以下であり、
    前記ストッパ部の体積をVとし、前記ストッパ部の体積Vのうち融着後の前記ストッパ部の軸に沿った幅の範囲の体積をVpとし、融着後の前記管の肉厚に挟まれた部分の体積をV´とすると、(V-Vp)/(V´-Vp)×100(%)が120%以上300%以下である、
    電気融着継手。
  3. 前記Vと前記Pは、0.21≦V/P≦0.74を満たす、
    請求項1に記載の電気融着継手。
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