JP2023051048A - 磁気検出素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】素子を厚くしたり層数を増やしたりすることなく、平面コイル膜を複層として感度を向上させた磁気検出素子を提供する。【解決手段】非磁性基板上11に少なくとも1つ以上設けられ、高周波電流が印加される線状の磁性薄膜12と、磁性薄膜12上に第1の絶縁層13を介して設けられた積層平面コイル部とを備え、積層平面コイル部は、第1の絶縁層13上に配置された下部平面コイル膜14a、15aと、下部平面コイル膜14a、15a上に第2の絶縁層16を介して配置された上部平面コイル膜14b、15bとを含み、下部平面コイル膜14a、15aと上部平面コイル膜14b、15bは、コイル略中心部において第2の絶縁層16に設けられたスルーホール16a、16bを介して電気的に直列に接続され、磁性薄膜12と電気的に接続した電極17a、17bが、下部平面コイル膜14a、15aと同一平面上に設けられていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、非磁性体基板上に線状の磁性薄膜がパターニングされた磁性薄膜集合体が積層された磁気検出素子に関する。
近年、微小な電流値の測定、高精度な地磁気方向の検出、微小な磁気媒体の検出を行うことのできる磁気センサのニーズが高まっている。高感度かつ高精度、さらに小型な磁気センサの開発が望まれている。磁気センサの方法には、ホール素子方式、磁気抵抗方式なども挙げられるが、上記のような微小な磁気の検出かつ小型化を図る際には、磁気インピーダンス方式もしくは、直交フラックスゲート方式が有効な方式である。
特許文献1では、磁性薄膜に直接高周波電流を通電することにより、磁性体内部の磁束が変化し、その磁束の外部磁界による変化を薄膜平面コイルにより誘導出力として取り出す構成が提案されている。この方法だと、スパッタリング、イオンミリング等の微細加工関連の装置のみで磁気検出素子部の作製が可能であり、複雑な工程を要することがない。
さらなる高感度化を図るために、出力を取り出す平面コイル膜のインダクタンスを増やすことが挙げられる。一般に、感度は平面コイル膜のインダクタンスに比例しており、平面コイル膜のターン数を増やすことにより、感度が向上する。1層のみでターン数を増やすためには、サイズを大きくする必要がある。そこで、特許文献1では平面コイル膜を2層化することにより、省スペースで高感度化を実現している。
特許4625743号公報
特許文献1のように、平面コイル膜を複層とすることにより、省スペースで感度を向上させることはできるが、素子が厚くなり、また、層数が増えることによりコストが高くなる。
特許文献1の構成によれば、磁性膜上に絶縁膜を介してコイル膜2層を積層する必要があり、図10にその構成図を示すように、平面コイル膜の下に磁性薄膜の両端を電極へと引き出す配線層が設けられている。このとき、非磁性基板1上に、磁性薄膜2が1層、平面コイル膜3、4の2層、絶縁層5、6、7の3層に加え、配線層8が1層、配線層8を保護する絶縁層9の1層が存在し、計8層で構成されている。
非磁性基板上に少なくとも1つ以上の線状の磁性薄膜が形成され、前記磁性薄膜上には、第1の絶縁層を介して積層された下部平面コイル膜が形成され、前記下部平面コイル膜上には、第2の絶縁層を介して積層された上部平面コイル膜が形成され、下部平面コイル膜と上部平面コイル膜はコイル略中心部のスルーホールを介して直列に接続され、磁性薄膜と電気的に接続した電極が、下部平面コイル膜と同一平面上に位置しており、高周波電流を磁性薄膜に通電して駆動することを特徴とする磁気検出素子に関する。
本発明によれば、素子を厚くしたり層数を増やしたりすることなく、平面コイル膜を複層として磁気検出素子の感度を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る磁気検出素子を示す分解斜視図。 本発明の一実施形態に係る磁気検出素子の電流の流れを説明するための分解斜視図。 本発明の一実施形態に係る磁気検出素子を含む磁気センサの回路図の一例。 本発明の一実施形態に係る磁気検出素子を含む磁気センサの回路図の他の例。 本発明の一実施形態に係る磁気検出素子におけるコイルターン数が変化したときの印加磁界と誘導出力電圧の関係。 本発明の一実施形態に係る磁気検出素子における磁場と誘導出力電圧の関係。 本発明の一実施形態に係る磁気検出素子において負帰還構成時における磁場と誘導出力電圧の関係。 本発明の一実施形態に係る磁気検出素子のコイルの膜厚、線幅、コイル線間距離を示す概略図。 本発明の一実施形態に係る磁気検出素子のコイル膜を4層設けた態様を説明する分解斜視図。 従来の磁気検出素子を示す分解斜視図。
以下、本発明に係る磁気検出素子の一実施形態について説明する。磁気検出素子10は、図1の分解斜視図に示すようにガラスやセラミック等で形成された非磁性基板11を有し、その非磁性基板11上に線状の磁性薄膜12が少なくとも1本以上形成されている。このとき、磁性薄膜12は絶縁層13を介し、積層平面コイル部の例として後述する第1の積層コイル14と第2の積層コイル15の略中心部の下部を通るように配設されている。この磁性薄膜12の上に、第1の積層コイル14と第2の積層コイル15を含む各層が重なるように配設されている。
第1の積層コイル14は、第1の下部平面コイル膜14a上に絶縁層16を介して第1の上部平面コイル膜14bが配設されてその中心同士が接続された構成であり、第2の積層コイル15は、第2の下部平面コイル膜15a上に絶縁層16を介して第2の上部平面コイル膜15bが配設されてその中心同士が接続された構成である。
第1の下部平面コイル膜14aは第2の下部平面コイル膜15aと同一平面上(同層上)に位置しており、第1の上部平面コイル膜14bは第2の上部平面コイル膜15bと同一平面上(同層上)に位置している。
磁性薄膜12の一端は絶縁層13のスルーホール13aを介して電極17aへと電気的に直列に接続されており、磁性薄膜12の他端は絶縁層13のスルーホール13bを介して電極17bへと電気的に直列に接続されている。従って、磁性薄膜12に流れる電流は、電極17aと17bとを利用して取り出される。
電極17a、17bは第1の下部平面コイル膜14aと第2の下部平面コイル膜15aと同一平面上(同層上)に位置している。
第1の下部平面コイル膜14aはコイル略中心部に位置する絶縁層16のスルーホール16aを介して第1の上部平面コイル膜14bへと電気的に直列に接続されており、第2の下部平面コイル膜15aはコイル略中心部に位置する絶縁層16のスルーホール16bを介して第2の上部平面コイル膜15bへと電気的に直列に接続されている。
また、第1の上部平面コイル膜14b、第2の上部平面コイル膜15bが配置された層の上に、絶縁層18が配設されている。
図2には、電流の流れを説明するために図1の分解斜視図の抜粋を示した分解斜視図であり、第1の下部平面コイル膜14aは同層上の電極17cと、第1の上部平面コイル膜14bは同層上の電極17dと、第2の下部平面コイル膜15aは同層上の電極17eと、第2の上部平面コイル膜15bは同層上の電極17fと直接接続されている。
図2に示す通り、例えば電極17cから流入した電流は、第1の下部平面コイル膜14aから第1の上部平面コイル膜14bを通り、電極17dから流出する。また、例えば電極17eから流入した電流は、第2の下部平面コイル膜15aから第2の上部平面コイル膜15bを通り、電極17fから流出する。
なお、本実施形態においては、第1の下部平面コイル膜14aが設けられた層(下部層)の電極を、図1に示す絶縁層16に設けた電極を介して、第1の上部平面コイル膜14bが設けられた層(上部層)と導通させ、さらに最表層の絶縁層18に設けた電極から取り出せるように導通させることによって、最表層の電極から、下部層の電極への入出力が可能となっている。
具体的には、下部層の電極17aは、その直上にある絶縁層16の電極を介して上部層の電極17a’へと導通し、さらにその直上にある絶縁層18の電極に導通している。また、下部層の電極17bは、その直上にある絶縁層16の電極を介して上部層の電極17b’へと導通し、さらにその直上にある絶縁層18の電極に導通している。また、下部層の電極17cは、その直上にある絶縁層16の電極を介して上部層の電極17c’へと導通し、さらにその直上にある絶縁層18の電極に導通している。また、下部層の電極17eは、その直上にある絶縁層16の電極を介して上部層の電極17e’へと導通し、さらにその直上にある絶縁層18の電極に導通している。
また、本実施形態においては、第1の上部平面コイル膜14bが設けられた層(上部層)の電極も、最表層の絶縁層18に設けた電極から取り出せるように導通させることによって、最表層の電極から、上部層の電極への入出力が可能となっている。
具体的には、上部層の電極17dは、その直上にある絶縁層18の電極に導通している。また、上部層の電極17fは、その直上にある絶縁層18の電極に導通している。
また、第1の下部平面コイル膜14aと第1の上部平面コイル膜14bの渦巻きの向きは同じであり、第2の下部平面コイル膜15aと第2の上部平面コイル膜15bの渦巻きの向きも同じである。
磁性薄膜12は、高透磁率、低保磁力である、Fe系、Co系材料で形成されている。絶縁層13、16、18は、一般に、熱硬化する光反応型のレジスト材であり、本発明における積層コイル14、15、電極17は導電性金属膜であり、本実施形態においてはCu系である。
第1の積層コイル14、第2の積層コイル15は磁束変化を誘導出力として取り出すため、または負帰還電流を印加するため、もしくはバイアス磁界を印加するためのいずれかのコイルとして使用される。
第1の積層コイル14を、磁性薄膜12の磁束変化を誘導出力として取り出すためのコイルとして使用する場合は、磁束が変化した際に、積層コイル14内に電流が発生し、電極17cまたは電極17dへと流入する。電流が流入する電極は磁束の方向と積層コイルの渦巻きの向きにより決定する。
第1の積層コイル14に負帰還電流を流すため、もしくは、磁気検出素子10を磁気インピーダンス方式、または直交フラックスゲート方式で使用して磁性薄膜12にバイアス磁界を印加するためのいずれかのコイルとして使用する場合は、電極17cまたは電極17dの一方の電極に外部回路から電流を流入させ、積層コイル14を介して、電流が流入した方ではない電極17cまたは電極17dの他方の電極から外部回路へと流出させる。電流が流入する電極は負帰還電流を流す方向、バイアス磁界を印加する方向により決定される。
第2の積層コイル15を、磁性薄膜12の磁束変化を誘導出力として取り出すためのコイルとして使用する場合は、磁束が変化した際に、積層コイル15内に電流が発生し、電極17eまたは電極17fへと流入する。電流が流入する電極は磁束の方向と積層コイルの巻きの方向により決定する。
第2の積層コイル15に負帰還電流を流すため、もしくは、磁気検出素子10を磁気インピーダンス方式、または直交フラックスゲート方式で使用して磁性薄膜12へのバイアス磁界を印加するためのいずれかのコイルとして使用する場合は、電極17eまたは電極17fの一方の電極に外部回路から電流を流入させ、積層コイル15を介して、電流が流入した方ではない電極17eまたは電極17fの他方の電極から外部回路へと流出させる。電流が流入する電極は負帰還電流を流す方向、バイアス磁界を印加する方向により決定される。
本実施形態において、第1の積層コイル14と第2の積層コイル15のターン数、線幅が同じであるため、磁気検出素子を180°回転させたとしても同様の特性を得ることができる。
図3、4にそれぞれ、本実施形態に係る磁気検出素子10を含む磁気センサの概略回路構成の一例を示す。図3、4に示すいずれの構成ともに、発振部から周波数が2F成分の高周波の矩形波を生成し、分周器、励磁回路を介して周波数が1F成分の高周波電流が磁性薄膜へと印加される。矩形波の立ち上がり、または、立ち下がり時において、印可される外部磁界に対する磁性薄膜12内部の磁束が変化し、それに伴う磁束変化を積層コイル14または15の一方、もしくは両方を使用して誘導出力として、検波部や増幅部を介して取り出す。
図3に示す構成は、磁気検出素子10を直交フラックスゲートとして使用したときの構成であり、誘導出力を取り出すコイルとして第1の積層コイル14、15の両方を使用している。
図4に示す構成は、磁気検出素子10を直交フラックスゲートとして使用し、負帰還電流をコイルに印加する構成であり、誘導出力を取り出すコイルとして第1の積層コイル14を使用しており、負帰還電流を印加するコイルとして第2の積層コイル15を使用している。
図3、4に示す構成においては、検波部として同期検波回路を示しているが、ダイオードを使用した整流回路を検波回路として使用しても良い。
次に、磁気検出素子10を直交フラックスゲートとして使用したときの測定データについて、図5~7を用いて説明する。
図5に平面コイルのターン数を変化させたときの誘導出力電圧を示す。図5におけるコイルターン数Aの条件とは、第1の下部平面コイル膜14aのみを、磁束変化を誘導出力として取り出す平面コイルとして使用したときである(コイルターン数:30ターン)。コイルターン数Bの条件とは、第1の積層コイル14または第2の積層コイル15の一方のみを、磁束変化を誘導出力として取り出すコイルとして使用したときであり、コイルターン数条件がAのときの2倍のインダクタンスとなる(コイルターン数:60ターン)。コイルターン数Cの条件とは、第1の積層コイル14と第2の積層コイル15の両方を、磁束変化を誘導出力として取り出すコイルとして使用したときであり、コイルターン数Aの4倍のインダクタンスとなる(コイルターン数:120ターン)。
このとき、第1の下部平面コイル膜14a、第2の下部平面コイル膜15a、第1の上部平面コイル膜14b、第2の上部平面コイル膜15bのコイルターン数は同一である。
図5より、各構成の動作範囲における1Gあたりの誘導出力電圧はコイルのインダクタンスに概ね比例しており、平面コイルを2層化することで、1Gあたりの誘導出力電圧が向上することを確認した。図5の下表に示している誘導出力電圧はゼロ磁場下(波形中心部)での誘導出力電圧を示している。
このとき、コイルターン数と誘導出力電圧が完全に比例しないのは、コイルターン数が変化することでインピーダンスが変化し、検波部と励磁部の間で位相がわずかにずれて検波効率が変化したためである。
図6には、磁場と誘導出力電圧の関係を示す。図6より、印加磁界と誘導電圧は非直線であることが分かる。一方、図7に負帰還コイルを設けたときの印加磁界と誘導出力電圧の関係を示す。図7より、負帰還コイルを設けることで、印加磁界と誘導出力電圧の関係の直線性を向上することができることが分かる。このように、負帰還コイルと誘導出力を取り出すためのコイルを同時に設けることで、省スペースで誘導出力電圧の直線性を向上させることができる。
なお、第1の下部平面コイル膜14aと第1の上部平面コイル膜14b、または第2の下部平面コイル膜15aと第2の上部平面コイル膜15bの間に電極を設け、外部回路へと接続できるようにすることで、コイルを分離して使用することもできる。
下部コイルと上部コイルを分離して使用することで、磁束変化を誘導出力として取り出すコイル、負帰還用コイル、バイアス磁界印加用コイルのターン数を状況により変化させることができる。
各コイルのインダクタンスを変えたい場合は、第1の積層コイル14と第2の積層コイル15に含まれるコイルのターン数を変化させれば良い。
また、平面コイル膜のインピーダンスを変化させるために、各平面コイル膜の膜厚t、線幅w、コイル間距離d(図8参照)、コイル外形(真円、楕円、四角等)を変更させることができる。これらの調整でインピーダンスを変更して磁気検出素子10の検出感度を向上させることができ、さらなる省スペース化を図ることができる。
また、磁性薄膜12は、第1の積層コイル14と第2の積層コイル15の下部を通っていれば、必ずしも磁気検出素子10の中心部に位置している必要はない。
なお、本発明は、平面コイル膜が2層のものに限られるものではなく、図9には4層の平面コイル膜が、磁性薄膜上に絶縁膜と交互に積層配置された態様を示しており、これらについても同様である。つまり、磁性薄膜31と電気的に接続された電極32が、平面コイル膜のうち最下部に配置された平面コイル膜33と同一平面上(同層上)に位置していれば、配線層を無くすことが可能となる。
1、11 非磁性基板
2、12、31 磁性薄膜
3、4、33 平面コイル膜
5、6、7、13、15、18 絶縁膜
8 配線層
10 磁気検出素子
17、32 電極
14 第1の積層コイル
15 第2の積層コイル
t コイル膜厚
w コイル線幅
d コイル線間距離

Claims (4)

  1. 非磁性基板上に少なくとも1つ以上設けられ、高周波電流が印加される線状の磁性薄膜と、
    前記磁性薄膜上に第1の絶縁層を介して設けられた積層平面コイル部と
    を備え、
    前記積層平面コイル部は、
    前記第1の絶縁層上に配置された下部平面コイル膜と、
    前記下部平面コイル膜上に第2の絶縁層を介して配置された上部平面コイル膜と
    を含み、
    前記下部平面コイル膜と前記上部平面コイル膜は、コイル略中心部において前記第2の絶縁層に設けられたスルーホールを介して電気的に直列に接続され、
    前記磁性薄膜と電気的に接続した電極が、前記下部平面コイル膜と同一平面上に設けられていることを特徴とする磁気検出素子。
  2. 前記積層平面コイル部は、前記磁性薄膜に生じる磁束変化を誘導出力として取り出すため、または、前記磁性薄膜にバイアス磁界を印加するため、または、負帰還用のコイルであることを特徴とする請求項1に記載の磁気検出素子。
  3. 前記積層平面コイル部は、
    前記下部平面コイル膜と前記上部平面コイル膜とからなる第1の積層コイルと、前記下部平面コイル膜と前記上部平面コイルとからなる第2の積層コイルとを備えることを特徴とする請求項1または2に記載の磁気検出素子。
  4. 前記磁性薄膜に高周波電流が印加された状態で、前記積層平面コイル部から、前記磁性薄膜に外部磁界を印加することにより生じる磁束変化を誘導出力として取り出すことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の磁気検出素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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