JP2023050643A - 情報処理システム、及び情報処理装置 - Google Patents
情報処理システム、及び情報処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2023050643A JP2023050643A JP2021160847A JP2021160847A JP2023050643A JP 2023050643 A JP2023050643 A JP 2023050643A JP 2021160847 A JP2021160847 A JP 2021160847A JP 2021160847 A JP2021160847 A JP 2021160847A JP 2023050643 A JP2023050643 A JP 2023050643A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- document file
- information
- company
- document
- file
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000010365 information processing Effects 0.000 title claims abstract description 42
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims abstract description 254
- 238000012937 correction Methods 0.000 claims abstract description 78
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 30
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims abstract description 27
- 238000012384 transportation and delivery Methods 0.000 abstract description 160
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 52
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 26
- 238000007726 management method Methods 0.000 description 26
- 238000013523 data management Methods 0.000 description 24
- 239000008186 active pharmaceutical agent Substances 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 10
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 10
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 10
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 10
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 9
- 230000006870 function Effects 0.000 description 8
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 5
- 230000008676 import Effects 0.000 description 5
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 238000012217 deletion Methods 0.000 description 2
- 230000037430 deletion Effects 0.000 description 2
- 238000002716 delivery method Methods 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 241000699670 Mus sp. Species 0.000 description 1
- 239000000969 carrier Substances 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000011068 loading method Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000008520 organization Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 238000012552 review Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
Description
配送関係情報、及び配送商品情報ともに、1文字以上の文字列で表される情報である。このことから、内容の一部の修正は、修正すべき文字列の修正となる。このような文字列を修正すべき状況は、事業者間で交換される他の文書との関連性が存在し、且つ文字列の大部分が共通した文書でも生じるものと考えられる。なお、このような関係にある2つの文書は、納品書と受領書と同様に、送付先が異なるのが普通である。
サービス提供会社WAは、文書の交換を必要とする複数の事業者のうちの少なくとも1事業者を顧客として、その複数の事業者間のネットワークを介した文書の送受信を中継する形の文書交換を実現させる本サービスを提供する。複数の事業者のうちの少なくとも1事業者が顧客、つまりサービス提供会社WAの契約者であれば良いのは、その1事業者の文書を他の全ての事業者に中継するような場合も想定されるからである。そのような場合、他の全ての事業者が顧客でなくても、契約者である1事業者の文書を他の全ての事業者が受信できるようにしなければならない。
B社CBは、例えば製品Pを製造し、製造した製品Pを商品として販売する受注側企業である。商品である製品Pは、発注した企業に対し、配送等により納品される。B社CBが販売する商品は、他社から購入した商品であっても良い。他方のA社CAは、B社CBに対し、そのB社CBが製造し販売する製品Pを発注(購入)する側の発注側企業である。以降、混乱を避けるために、製品Pは「商品P」と表記する。また、A社CA、B社CBはともに顧客、つまりサービス提供会社WAと契約した企業と想定する。
例えば発注側企業は、受注側企業から購入する商品を決定し、決定した商品を購入するための発注書を作成して受注側企業にメール等により送付する。発注書が送付された受注側企業は、送付された発注書を受け取った旨をメール等で発注側企業に通知する一方、発注書で指定された商品を発注側企業に配送する準備を行い、数を含め指定された商品を発注側企業に配送する。配送する準備には、配送の際、発注側企業に渡すべき納品書、及び発注側企業から受け取るべき受領書の作成が含まれる。それにより、発注書の交換の後、納品書、及び受領書の交換が行われる。実際の商品の配送は、多くの場合、依頼した配送業者によって行われる。
発注側企業は、納品されるべき商品が実際に存在するか否かを確認して、商品を受け取る検収を行う。検収(検品)では、納品された商品に視認できる不具合、例えば破損等があるか否かの確認も行われる。それにより、納品書に記載されていない商品、及び許容できない不具合が確認された商品等は返品される。
商品の納品後、受注側企業は、発注側企業から代金の支払いを求めるための請求書を作成し発行する。発行された請求書は、発注側企業に送付される。その請求書の送付により、発注側企業は、銀行振り込み等により、受注側企業に代金を支払う。
本サービスでは、このような受領書の内容の修正をサポートする。図1には、そのための仕組みの例を表している。このことから、B社CBに用意された文書ファイルDの文書は納品書である。文書ファイルDの文書は、納品書と同じような位置付けの別の文書であっても良い。
A社CA用の個別保管領域SAに保管された文書ファイルDは、A社CA側の要求により、A社CAに送信される。納品書は、配送された商品の検収のために参照される文書であり、直ちに内容の確認が行われるのが普通である。このことから、本サービスでは、文書ファイルDの画像を配置したWebページの形で文書ファイルDをA社CAに送信する。それにより、本サービスでは、納品書の文書ファイルDを要求した場合、納品書の内容を閲覧可能な状態で送信することにより、その内容をより迅速に確認できるようにさせている。
なお、修正文書ファイルSDは、ベースとなる文書ファイルDの存在に着目した呼称であり、事業者間で交換の対象であることは同じである。そのため、多くの場合、文書ファイルDと区別する必要はない。このことから、特に断らない限り、「文書ファイルD」は、交換の対象となる文書ファイルの総称として用いることとする。
受注側企業は、修正文書ファイルSDにより、発注側企業が実際に受け取った商品を確認できることから、発注側企業が受け取れなかった商品の有無を直ちに確認することが可能である。それにより、発注側企業が受け取れなかった商品が存在していた場合、そのことへの対応も迅速に行えることとなる。
図2は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るAPサーバによるサービスの提供のために構築されたシステム、及びそのシステムが接続されたネットワーク環境の例を説明する図である。ネットワーク環境として示すシステムは、本発明の情報処理システムの一実施形態に相当する。
また、発注側端末41、及び受注側端末32ともに、発注側企業4、及び受注側企業3でそれぞれ構築されたシステムのノードでなくとも良い。つまり、それらは、スマートフォン、或いはタブレットPC等の携帯可能であり、且つ使用場所を選ばないような端末であっても良い。このことから、受注側端末32、及び発注側端末41ともに、従業員の私物であっても良い。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、2つの通信部19、20及びドライブ21が接続されている。
受注側端末32、及び発注側端末41も、APサーバ1のハードウェア構成と基本的に同じものを採用することができる。しかし、これら事業者端末では、出力部16、及び入力部17は搭載されているか、或いは接続させている必要がある。2つの通信部19、20のうちの一方が搭載されているか、或いは接続されていれば良い。ドライブ21は搭載されていなくとも良い。
文書処理制御部114、データ管理部115、及び自動分割部116は、図1に示すような修正文書ファイルSDの生成、保管の実現に特に重要な構成要素である。本実施形態において、文書処理制御部114は、ページ作成手段、ページ送信制御手段、ファイル送信制御手段、及び自動修正手段に相当する。データ管理部115は、保管制御手段、及びファイル特定手段に相当する。
お客様コードは、利用登録した事業者を一意に識別可能な識別情報である。本サービスでは、企業マスターに企業マスター個別情報が格納されている企業の利用登録である場合、お客様コードとして、企業マスター個別情報中の企業コードを用いるようにしている。企業マスターに企業マスター個別情報が格納されていない企業の利用登録では、企業登録部112は、企業マスター個別情報、及び企業登録情報の何れにも用いられていないユニークな識別情報を自動的に生成してお客様コードとする。ここでは、お客様コードをログインのための認証用IDと想定する。
事業者名、部署名、担当者名、メールアドレス、及び住所は、全て事業者が入力する情報である。事業者は、これらの情報入力を通して、送付の対象となる文書ファイルDが発生した旨を通知するメールの送信先、印刷物を郵送等で届ける場合の届け先等を任意に指定することができる。
契約事業者は主に、本サービスの利用を自ら決めた事業者である。契約を希望する事業者は、自らの意思でAPサーバ1に事業者端末を接続させ、利用登録を行うものと考えられる。
図5において、SSは、APサーバ1、及びDBサーバ2によって実現される、文書ファイルDを含む各種データの保管のための保管空間である。この保管空間SSは、APサーバ1が備える記憶部18、及びDBサーバ2が備える記憶部200にそれぞれ確保された保管領域により仮想的に実現される空間である。この保管空間SSには、図1に示すストレージSTに確保された個別保管領域SAの全てが含まれる。
図6には、文書ファイルDにより表される画像の例として、発注書DHの例を示している。その発注書DHでは、一点鎖線で囲った文字列領域MRを3つ示している。各文字列領域MR内に存在する文字列、つまり文字列「発注書」「0009」「1000476」は全て、自動認識の対象となる文字列の例である。
発注書DHでは、これら文字列が抽出され、自動認識される。自動認識により特定されたお客様コードは、発注書DHの文書ファイルDを保管すべき個別保管領域SAを指定する。文書の種類は、その個別保管領域SA内に作成されたフォルダーのうちで文書ファイルDを保管すべきフォルダーを指定する。発注番号は、そのフォルダー内に作成されたフォルダーのうちで文書ファイルDを保管すべきフォルダーを指定する。最後に指定されたフォルダーが文書ファイルDの実際の保管先である。このようなことから、文書ファイルD中に存在する複数の文字列の自動認識を行うことにより、階層構造を有するように複数のフォルダーが作成されている個別保管領域SAに対応することができる。つまり、選択肢として多数の保管先が存在していたとしても、そのうちから一つの保管先を自動的に選択することができる。自動認識する対象とする文字列、及びその数等は、特に限定されない。
辞書は、図6に示すような各文字列領域MRの位置、各文字列領域MRに存在する文字列の種類等を指定する。辞書登録部120は、辞書の登録のための機能である。その辞書登録部120により登録された辞書は、記憶部18に確保された辞書格納部188に格納される。それにより、自動分割部116は、辞書格納部188に格納された辞書を参照し、文書ファイルD中からの文字列の抽出、及び抽出した文字列の自動認識を行う。
各個別保管領域SAは、それが割り当てられた事業者にとって、文書ファイルDを確認するうえでの表示環境HKとなる。それにより、事業者は、個別保管領域SAで設定された論理的な構造に沿って、保管されている文書ファイルDの確認、閲覧、及び文書ファイルDのダウンロードを行うことができる。これは、自動認識により文書ファイルDの保管先が自動的に決定されたか否かには関係しない。
このようなことから、個別保管領域SA中に存在する保管先のうちから、実際に文書ファイルDを保管させる保管先を選択することにより、部署を含む事業者間での適切な文書ファイルDの交換が実現される。
契約事業者には、自身が本サービスの利用を依頼した非契約事業者が実際に入力した情報を確認可能にさせている。図7は、その情報確認を要求した契約事業者に送信されるWebページの例を示している。
この要求が端末通信部19によって受信された場合、受信された要求は端末通信部19からCPU11に出力される。CPU11に入力された要求は、振分制御部111を介して文書処理制御部114に渡される。
保管設定情報は、文書ファイルDを個別保管領域SAに保管するうえでの図5に示すような論理的な階層構造、例えばフォルダーの階層構造を指定する。この保管設定情報は、各事業者が夫々入力する情報である、この保管設定情報により、文書ファイルDは、例えば部署別、期間別、或いは/及び文書ファイルDの種類(属性)別等により自動的に振り分けられて個別保管領域SAに保管される。
お客様コード、及び会社名は、企業登録情報から自動入力される情報である。その起業登録情報からの自動入力を可能にさせるために、本サービスでは、企業登録情報が登録された事業者の検索機能を提供している。それにより、事業者には、検索機能によりヒットした事業者のうちから配信管理情報を追加する事業者、つまり本サービスを用いた文書ファイルDの交換を新たに希望する事業者を選択可能にさせている。
配信種別、及び配信有効は、文書ファイルDの交換における事業者の要望を表す。この2つの項目は、事業者が入力する対象となる項目である。
配信種別は、交換のための文書ファイルDの配信方法を指定する情報である。その内容としては、例えば「Web」及び「郵送」のうちから選択される。「Web」は、ネットワークNを介した文書ファイルDの交換を表している。「郵送」は、郵送等により印刷物の形で文書ファイルDの交換を表している。各事業者は、この情報の入力を通して、文書ファイルDの配信方法、つまり交換方法を選択することができる。
配信有効は、文書ファイルDの交換に本サービスを利用するか否かを示す情報である。利用登録を行った各事業者は、この情報により、本サービスを利用するか否かを選択することができる。
本サービスでは、納品書の文書ファイルDは、メールによる通知の対象外とさせている。これは、納品書は、商品Pの配送によって参照される文書だからである。つまり、各事業者にとっては、商品Pの納品により、納品書の文書ファイルDの確認、及び閲覧を行えば良いからである。
図8において、実体ファイルJFは、実際に保管されるファイルであり、文書ファイルDは、実体ファイルJFの一例である。実体ファイルJFには、事業者が送信したメッセージを保存したファイルも含まれる。
納品書、及び受領書にも、発注番号とは異なる識別情報が割り当てられるのが普通である。しかし、納品書、及び受領書には、発注書DHとの対応関係を特定できるように、対応関係にある発注書DHに割り当てられた発注番号が文字列、或いは図形パターン等の形で存在するのが普通である。このことから、属性としては、発注番号を含む複数の識別情報を属性に含めるのが望ましい。ここでは、発注書DH、納品書、及び受領書の全て、属性には発注番号が含まれるものと想定する。
同じ事業者であっても、送付先によって納品書の形式等を異ならせる場合がある。つまり、納品書の種類が複数、存在する場合がある。また、納品書の文書ファイルDの送付先となる事業者のうちの一つ以上の事業者に、文字列の修正を可能とさせないようにする場合も考えられる。このようなことから、修正設定情報は、納品書の種類別に登録可能にさせることが望ましい。
一つ以上の事業者に、文字列の修正を選択的に不可能とさせるのは、例えば管理情報に、文字列の修正を可能とさせる、或いはその修正を不可能とさせる事業者のお客様コードを含めることにより、実現させることができる。
修正設定情報は、対応する納品書の文書ファイルDの送信時、参照される情報である。修正設定情報は、文書ファイルDの送信形態、文書ファイルDへの操作内容、文書ファイルDで修正可能な範囲、及び修正後の文書ファイルDの扱い等を指定する。それにより、修正設定情報は、図1に示すように、文書ファイルDをベースにしての修正文書ファイルSDの生成を可能にさせる。修正設定情報の内容についての具体例は後述する。
図9は、納品書の文書ファイルによって表される画像が配置されたWebページの例を示す図である。
このWebページは、3つの表示エリアHR1~HR3に大別することができる。
表示エリアHR1は、処理した、或いは処理すべき納品書を表す情報がリスト表示されるエリアである。ユーザーは、リスト表示された納品書のうちから、望む納品書を選択することができる。その選択は、例えば望む納品書の情報が配置された行へのクリック操作により行うことができる。
なお、リスト表示される納品書の情報には、納品日、配送業者名、受注側企業名、発注側企業名、お客様コード(企業コード)、配送日、及び伝票日時等がある。図9中、リストの左端に配置されているのは、スライドタイプのオン/オフボタンである。このボタンは、処理済みか否かをユーザーが切り換えるために用いられる。
その画像中には、配送関係情報を表す複数の文字列、配送商品情報を表す複数の文字列、及び押印箇所(押印領域)JRが存在する。配送商品情報を表す複数の文字列は、表形式で行別に配置されている。それにより、図9は、複数の配送商品情報が納品書に存在することを示している。
配送商品情報を表す複数の文字列には、商品コード、商品名、数量、及び単位を表す文字列が含まれる。文書のタイトルとして、文字列「納品書兼受領証」が画像中に配置されている。各種指示用に3つのボタンB1~B3が画像外に配置されている。
修正設定情報は、画像中に存在する文字列のうちで修正可能な文字列を指定する。文字列「納品書」から文字列「納品書兼受領証」への自動的な修正も、修正設定情報の指定により行われる。修正設定情報には、これら修正に係わる各種情報が含まれる。「修正」ボタンB1は、文字列の修正が可能な状態にするためのボタンである。
文字列「納品書」から文字列「納品書兼受領証」へのタイトルの自動的な修正により、ユーザーにとっては、修正すべき文字列が減ることになる。また、タイトルにより、自身が修正を行っている文書の種類を適切に認識することができる。なお、自動修正の対象となる文字列は、タイトルに限定されない。また、文字列の数は2以上であっても良い。
ユーザーが「修正」ボタンB1をクリック操作することにより、修正可能な文字列は、図10に示すように、表示形態が変更される。修正可能な文字列毎に、その文字列がデータとして配置される表示フィールドDFが他と区別可能な表示形態で強調表示される。そのようにして、本サービスでは、修正可能な文字列、及びそれが配置された表示フィールドDFを視覚的にユーザーに確認可能にさせ、修正の対象となる文字列の特定をより容易に行えるようにさせている。
「登録」ボタンB2は、例えば画像上の内容のアップロードを指示するためのボタンである。画像上の内容、つまり各種文字列、及び押印箇所JRに押印された受領印等は、修正情報として、事業者端末からAPサーバ1にアップロードされる。
「印」ボタンB3は、押印箇所JRへの受領印の押印、或いは押印された受領印の削除を指示するためのボタンである。
この「印」ボタンB3へのクリック操作により、押印箇所JRに受領印が押印(表示)される。押印された受領印は、「印」ボタンB3をクリック操作することにより、削除される。受領印が押印されていない場合、「登録」ボタンB2へのクリック操作は無効とされる。そのため、修正情報として、元の内容との差分を表す情報を採用したとしても、修正情報には受領印の画像が含まれる。それにより、修正文書ファイルSDとして保管される受領書は、受領印が押印されたものとなる。
発注書DHの文書ファイルDは、本実施形態における第3の文書ファイルに相当する。契約書DKの内容に沿って、納品書が作成されるような場合、第3の文書ファイルは、契約書DKの文書ファイルDであっても良い。このようなこともあり、第3の文書ファイルの選択肢は複数、存在する場合もある。
その発注書DH自体は、納品書の文書ファイルDの送付先である発注側企業4で作成された文書である。そのため、発注書DHの内容を発注側企業4に提示することで問題が発生するとは考え難い。このようなことから、本サービスでは、発注書DHの画像を表示エリアHR3に表示させるのを可能とさせている。
それにより、文書処理制御部114は、送信すべき発注書DHの画像を事業者端末に送信することができる。一方の事業者端末は、そのようにして送信された画像を表示エリアHR3に表示させる。
例えば個別保管領域SA内に作成されているフォルダーのうちで、対象となる文書ファイルDが保管されているフォルダーは、文書の種類、及び発注番号から特定することができる。特定したフォルダーからの対象となる文書ファイルDの抽出は、例えば文字列の自動認識を利用し、指定されたお客様コード、及び発注番号がともに文字列として存在する文書ファイルDを特定することで行うことができる。
このようなこともあり、発注書DHの文書ファイルDのような対象となる文書ファイルDを特定する方法は特に限定されない。つまり様々な変形が可能である。
しかし、商品Pの配送は、発注書DHによる発注によって行われるものである。そのため、納品書に対応する発注書DHの画像を表示エリアHR3に表示させた場合、ユーザーは、突き合わせて、納品書の内容が適切か否かをより容易に確認することができる。それにより、文字列のうちで発注書DHとは不適切な内容の文字列の特定も容易となる。このことから、ユーザーは、そのような確認を通して、数を含め、納品されるべき商品が実際に納品されたか否かの確認も容易に行うことができる。従って、ユーザーにとってのより高い利便性が実現される。
ユーザーが何れかの入力フィールドDFを選択した場合、図11に示すように、その入力フィールドDFに存在する文字列が配置されたポップアップPUが表示される。そのポップアップPU上には、ユーザーが選択した入力フィールドDFに存在する文字列の他に、修正後の文字列を入力するための入力フィールドNF、「OK」ボタンB11、及び「キャンセル」ボタンB12が配置されている。
図12では、文字列が修正された入力フィールドDFを一点鎖線の矩形で表している。これは、文字列が修正されていない入力フィールドDFとは異なる表示形態で更に強調表示させているからである。本サービスでは、文字列が修正された入力フィールドDFの表示形態を更に異ならせて強調表示させることにより、修正した文字列を視覚的に特定可能にして、その修正内容の確認を容易に行えるようにさせている。その再確認を容易とすることにより、修正ミスの発生はより抑えられると期待できる。
本実施形態では、納品書の文書ファイルDから受領書の修正文書ファイルSDを生成するようになっているが、文書ファイルDの文書は納品書に限定されないだけでなく、修正文書ファイルSDの文書も受領書に限定されない。
図13に画像例を示す納品書では、商品別に、数量、単価、金額、及び明細番号を含む配送商品情報が表されている。
数量は、納品する商品の数である。単価は、1商品の代金、金額は数量分の商品の代金、明細番号は商品に割り当てた番号である。
商品毎に金額を示すことで、納品書には、納品する商品全体の代金が合計として表されている。
このようなこともあり、関連性が存在し、且つ文字列の大部分が共通した2つの文書としては、納品書、受領書の組み合わせに限定されない。例えば2つの文書の組み合わせは、納品書、受領書のうちの少なくとも一方が別の種類の文書である組み合わせであっても良い。
何れを採用するとしても、受領書の内容が不適切なものになる確率は低減するものと期待できる。
Claims (7)
- 第1の事業者が使用する第1の端末、前記第1の事業者と電子化された文書ファイルの交換を行う第2の事業者が使用する第2の端末、並びに前記第1の端末、及び前記第2の端末と通信可能であり、前記通信を用いて、前記文書ファイルの交換を実現させる情報処理装置を備え、
前記情報処理装置は、
前記第1の事業者から受信された第1の文書ファイルの画像を、前記画像上に存在する文字列を修正可能な状態で配置させたWebページを作成するページ作成手段と、
前記ページ作成手段により作成された前記Webページを、前記第2の端末に送信させることが可能なページ送信制御手段と、
前記ページ送信制御手段により前記Webページが送信された前記第2の端末から、前記画像上の前記文字列に対して修正された結果を表す修正情報を受信した場合に、前記修正情報を反映させた前記第1の文書ファイルを第2の文書ファイルとして保管させる保管制御手段と、
前記第1の端末に、前記保管制御手段により保管された前記第2の文書ファイルを送信させることが可能なファイル送信制御手段と、を備え、
前記第1の端末は、
前記第1の文書ファイルの送信、及び前記第2の文書ファイルの受信が可能であり、
前記Webページを受信した前記第2の端末は、
入力装置への操作により、前記情報処理装置から受信した前記Webページの前記画像上に配置されている前記文字列が修正可能な修正手段と、
前記修正手段により前記画像上の前記文字列に対して修正された結果を表す前記修正情報を送信可能な修正情報送信手段と、を備える、
情報処理システム。 - 前記第2の端末は、前記画像上で修正が可能な前記文字列を他の文字列と異なる形態で表示させる、
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記第2の端末は、前記画像上で修正された修正文字列を更に別の形態で表示させる、
請求項2に記載の情報処理システム。 - 前記情報処理装置は、前記第1の文書ファイル中の予め定められた第1の文字列を異なる第2の文字列に自動的に修正可能な自動修正手段、を更に備え、
前記ページ作成手段は、前記自動修正手段により修正された前記第2の文字列を前記画像の一部として配置させる、
請求項1~3の何れか1項に記載の情報処理システム。 - 前記保管制御手段は、前記第1の文書ファイル、及び前記第2の文書ファイル以外に、前記第1の事業者と前記第2の事業者との間で交換される他の文書ファイルを保管させることが可能であり、
前記情報処理装置は、前記第1の文書ファイルの受信前に、前記第1の事業者と前記第2の事業者との間で交換された前記他の文書ファイルのうちで、前記第1の文書ファイルに対応付けられる第3の文書ファイルを特定可能なファイル特定手段、を更に備え、
前記ページ送信制御手段は、前記ファイル特定手段により特定された前記第3の文書ファイルの画像を前記第2の端末に送信させることが可能であり、
前記第2の端末は、前記第3の文書ファイルの画像を受信した場合、前記画像を前記Webページ上に表示させる、
請求項1~4の何れか1項に記載の情報処理システム。 - 前記保管制御手段は、前記第1の事業者と前記第2の事業者との間で交換される前記文書ファイル中に存在する文字列の自動認識結果を用いて、前記第1の文書ファイル、及び前記第3の文書ファイルを含む前記文書ファイルの保管先が決定可能であり、
前記ファイル特定手段は、前記第1の文書ファイルの種類から、前記第3の文書ファイルが保管された前記保管先を特定し、特定した前記保管先から、前記自動認識結果を用いた前記第3の文書ファイルの抽出を行う、
請求項5に記載の情報処理システム。 - 第1の事業者から受信された第1の文書ファイルの画像を、前記画像上に存在する文字列を修正可能な状態で配置させたWebページを作成するページ作成手段と、
前記ページ作成手段により作成された前記Webページを、第2の事業者で使用される第2の端末に送信させることが可能なページ送信制御手段と、
前記ページ送信制御手段により前記Webページが送信された前記第2の端末から、前記画像上の前記文字列に対して修正された結果を表す修正情報を受信した場合に、前記修正情報を反映させた前記第1の文書ファイルを第2の文書ファイルとして保管させる保管制御手段と、
前記第1の事業者で使用される第1の端末に、前記保管制御手段により保管された前記第2の文書ファイルを送信させることが可能なファイル送信制御手段と、
を備える情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021160847A JP7489361B2 (ja) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | 情報処理システム、及び情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021160847A JP7489361B2 (ja) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | 情報処理システム、及び情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023050643A true JP2023050643A (ja) | 2023-04-11 |
JP7489361B2 JP7489361B2 (ja) | 2024-05-23 |
Family
ID=85805796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021160847A Active JP7489361B2 (ja) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | 情報処理システム、及び情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7489361B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4356859B2 (ja) | 2001-06-26 | 2009-11-04 | 株式会社Pfu | 帳票処理装置及びそのプログラム、帳票定義情報作成装置及びそのプログラム |
JP2007172386A (ja) | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 受発注システム |
JP2009151626A (ja) | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Ricoh Co Ltd | 文書管理装置、文書管理システム、文書管理方法、文書管理プログラムおよび記憶媒体 |
JP2010266968A (ja) | 2009-05-12 | 2010-11-25 | Axissoft Corp | スプレッドシートへの入力データを管理するデータ管理サーバ、データ管理プログラム及びデータ管理の方法 |
JP5543510B2 (ja) | 2011-04-28 | 2014-07-09 | ヤマトパッキングサービス株式会社 | 商品発注支援装置 |
JP6203311B2 (ja) | 2016-03-12 | 2017-09-27 | ヴェルク株式会社 | 見積管理システム |
JP7272037B2 (ja) | 2019-03-22 | 2023-05-12 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 情報処理装置及びプログラム |
-
2021
- 2021-09-30 JP JP2021160847A patent/JP7489361B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7489361B2 (ja) | 2024-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11501314B2 (en) | System and method for providing a universal endpoint address schema to route documents and manage document workflows | |
US8165934B2 (en) | Automated invoice processing software and services | |
US8572043B2 (en) | Method and system for storage of unstructured data for electronic discovery in external data stores | |
US9659154B2 (en) | Information processing system, information processing apparatus, method of administrating license, and program | |
KR101883694B1 (ko) | 수출입통관 및 정산 자동화 시스템 | |
JP2016194802A (ja) | 会計入力システム、端末装置、サーバー装置、方法およびプログラム | |
KR100397868B1 (ko) | 인터넷을 기반으로 하는 수출통관 서비스 제공 방법 및시스템 | |
US20160132818A1 (en) | Signing Agent Management Software | |
WO2022244247A1 (ja) | 物流管理システム、物流管理方法及びプログラム | |
US20190019257A1 (en) | Document management system | |
US20200320572A1 (en) | System and method for collecting information by using digital recognition device | |
US20150170255A1 (en) | Information processing apparatus, information processing method and recording medium storing information processing program | |
JPWO2018221097A1 (ja) | 情報処理装置および情報処理方法 | |
KR20180007395A (ko) | 기업 기초정보 공유방법 및 공유장치 | |
JP6993200B2 (ja) | データ表示装置、データ表示方法およびデータ表示プログラム | |
JP2017033607A (ja) | 税務会計システム方法及び税務会計システムプログラム | |
JP2023050643A (ja) | 情報処理システム、及び情報処理装置 | |
JP2022022377A (ja) | データ表示装置、データ表示方法およびデータ表示プログラム | |
JP7472089B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP7443299B2 (ja) | 情報処理装置 | |
KR101803006B1 (ko) | 견적서 관리 방법 및 견적서 관리 서버 | |
KR20220082304A (ko) | 벤더 관리 시스템 | |
JP7333038B1 (ja) | プログラム、コンピュータおよび情報処理方法 | |
WO2017002313A1 (en) | Information processing system, information processing apparatus, information processing method, and program | |
JP2022162961A (ja) | 物流処理システム、物流処理方法及びデリバリーパック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20211027 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20230206 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20231219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20240109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20240308 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20240416 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20240513 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7489361 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |