JP2023050404A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】載置部における原稿のスタック性が低下する虞がある。【解決手段】スキャナー1は、読取部30と、反転部34と、排出部27と、載置部46と、押付部72とを備える。反転部34は、原稿Gの表裏が反転される。排出部27は、反転部34において反転された原稿Gを-A方向に排出する。載置部46は、排出部27によって排出された原稿Gが載置される。押付部72は、原稿Gを載置部46に向けて押し付ける。押付部72は、載置部46に向けて移動可能に設けられる移動部材74と、移動部材74が載置部46の原稿Gと接触するように移動部材74に弾性力を付与する弾性部材89と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像読取装置に関する。
特許文献1の画像読取装置は、排紙トレイに向けてシートが搬送されるU字搬送路と、排紙トレイに積載されたシートを抑え付けるシート抑え部材とを有する。シート抑え部材は、湾曲カバーの先端からほぼ接線方向に延長される。
特開2012-246098号公報
特許文献1のような構成では、シート抑え部材が湾曲カバーの先端から接線方向に延長される。このため、載置部にある程度の枚数の原稿が積層されていない場合、原稿を抑える力が不足することで原稿が座屈してしまい、載置部における原稿のスタック性が低下する虞がある。
上記課題を解決する為の、本発明に係る画像読取装置は、原稿を読み取る読取部と、前記読取部によって読み取られた前記原稿の表裏が反転される反転部と、前記反転部において反転された前記原稿を排出方向に排出する排出部と、前記排出部によって排出された前記原稿が載置される載置部と、を備える画像読取装置であって、前記原稿を前記載置部に向けて押し付ける押付部を備え、前記押付部は、前記載置部に向けて移動可能に設けられる移動部材と、前記移動部材が前記載置部の前記原稿と接触するように前記移動部材に弾性力を付与する弾性部材と、を有することを特徴とする。
装置本体が通常読取姿勢にあるスキャナーを幅方向の一方から見た断面図。 装置本体が冊子読取姿勢にあるスキャナーを幅方向の一方から見た断面図。 装置本体が通常読取姿勢にあるスキャナーの正面図。 第2ユニットに対して第3ユニットが開放された状態を示す斜視図。 装置本体が通常読取姿勢にあるスキャナーを斜め後方から見た斜視図。 装置本体が通常読取姿勢にあるスキャナーを幅方向の他方から見た場合の移動部材と操作部の配置関係を示す側面図。 装置本体が通常読取姿勢にあるスキャナーの操作部を含む部位を幅方向の一方から見た断面図。 第3ユニットの裏側が示された背面図。 第3ユニットの排出部を上方から見た平面図。 第3ユニットに設けられた排出フラップを示す斜視図。 使用状態の押圧部を示す斜視図。 移動部材の裏側及び弾性部材を示す斜視図。 移動部材及び支持部材の配置関係を示す概略図。 使用状態の支持部材を斜め後方から見た斜視図。 支持部材の斜視図。 排出部から排出され且つ排出フラップと接触した原稿が押圧部によって押圧される状態を示す部分断面図。 排出部から排出される原稿の進行方向が排出フラップによって変更された状態を示す部分断面図。 排出部から排出された原稿が押圧部によって押圧されると共に支持部材によって支持される状態を示す側面図。 変形例のスキャナーにおいて移動部材が収納部に収納された状態を示す斜視図。 変形例の移動部材がトーションばねの戻り力によって直立する状態を示す概略図。
以下、本発明について概略的に説明する。
第1の態様に係る画像読取装置は、原稿を読み取る読取部と、前記読取部によって読み取られた前記原稿の表裏が反転される反転部と、前記反転部において反転された前記原稿を排出方向に排出する排出部と、前記排出部によって排出された前記原稿が載置される載置部と、を備える画像読取装置であって、前記原稿を前記載置部に向けて押し付ける押付部を備え、前記押付部は、前記載置部に向けて移動可能に設けられる移動部材と、前記移動部材が前記載置部の前記原稿と接触するように前記移動部材に弾性力を付与する弾性部材と、を有することを特徴とする。
読み取られた前記原稿は、前記反転部によって表裏が反転される。そして、反転された前記原稿は、前記排出部によって排出された後、前記載置部に載置される。前記載置部に載置される前記原稿には、自重が作用する。このため、前記原稿の一部が前記載置部から離れる方向に変形し、即ち、座屈する可能性がある。
本態様によれば、前記弾性部材によって弾性力が付与された前記移動部材が、前記載置部に向けて移動すると共に前記原稿と接触することで、前記原稿を前記載置部に押し付ける。これにより、前記弾性力が前記原稿の自重に対する反力として前記原稿に作用するので、前記原稿の座屈を抑制できる。さらに、前記原稿の座屈が抑制されることで、次に排出される原稿の排出空間が、既に排出された前記原稿によって塞がれることが抑制されるので、複数の前記原稿のスタック性低下を抑制できる。
第2の態様に係る画像読取装置は、第1の態様において、前記移動部材は、前記載置部における前記原稿の積載方向から見て、前記原稿の前記排出方向と交差する幅方向の中央と重なるように配置されることを特徴とする。
本態様によれば、前記移動部材が前記原稿の前記幅方向における端部を押し付ける構成に比べて、前記原稿の座屈を前記幅方向において均等に抑制できる。
第3の態様に係る画像読取装置は、第1の態様又は第2の態様において、前記排出部は、前記排出方向と交差する幅方向に延びる回転軸と、前記幅方向に間隔をあけて前記回転軸に設けられ、前記原稿と接触する複数の接触部と、を備え、前記移動部材は、前記排出方向から見て、前記幅方向における複数の前記接触部の間に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記第1の態様又は前記第2の態様と同様の効果が得られる。
第4の態様に係る画像読取装置は、第3の態様において、前記幅方向の前記接触部より外側には、前記排出部から排出される前記原稿を前記載置部に向けて変位させる変位部材が設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記変位部材が前記原稿を前記載置部に向けて変位させるので、前記原稿の前記排出方向の上流端が前記排出部に残留することを抑制できる。
第5の態様に係る画像読取装置は、第1の態様から第4の態様のいずれか一つにおいて、前記移動部材の前記排出方向の下流端と前記載置部との第1間隔は、前記移動部材の前記排出方向の上流端と前記載置部との第2間隔より狭いことを特徴とする。
前記排出部から排出される前記原稿では、前記排出方向の下流側の部位が上流側の部位に比べて自重による変形が生じる可能性が高い。
本態様によれば、前記原稿の変形の可能性が高い下流側の部位が、上流側の部位に比べて前記移動部材と接触し易くなるので、前記原稿の自重による変形を抑制できる。
第6の態様に係る画像読取装置は、第5の態様において、前記移動部材は、前記載置部の載置面と対向する第1面と、前記第1面に対して前記排出方向の上流に位置する第2面と、を有し、前記載置面を平行移動させた仮想面と前記第1面とが成す角度を第1角度θ1とし、前記仮想面と前記第2面とが成す角度を第2角度θ2とした場合、前記第1角度θ1は、前記第2角度θ2より小さいことを特徴とする。
本態様によれば、前記第1角度θ1が前記第2角度θ2より小さいことで、前記排出方向の下流に位置する前記第1面の方が、上流に位置する前記第2面に比べて前記載置面に近づいている。これにより、前記第1角度θ1が前記第2角度θ2以上の構成に比べて、前記原稿の変形が生じる可能性が高い部位と前記移動部材との接触面積を増やすことができるので、前記原稿の自重による変形を抑制できる。
さらに、前記第2面と前記載置面との間隔が、前記第1面と前記載置面との間隔より広くなるので、前記原稿の排出の初期において、前記移動部材が前記原稿に接触しにくい。これにより、前記排出部における前記原稿の排出の初期において、前記原稿に作用する負荷を低減できる。
第7の態様に係る画像読取装置は、第1の態様から第6の態様のいずれか一つにおいて、前記載置部の前記排出方向の上流端部と対向するカバー部が設けられ、前記カバー部は、前記移動部材を収納可能な収納部を有し、前記移動部材は、前記収納部に収納された場合の収納位置と、前記原稿と接触可能となる場合の対向位置とに回転可能に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記移動部材は、前記対向位置から回転されることで前記収納位置に位置する。つまり、前記移動部材は、前記収納部に収納される。これにより、前記載置部に載置された前記原稿が取り出される場合、前記原稿が前記移動部材に引っ掛かることを抑制できる。
第8の態様に係る画像読取装置は、第1の態様から第7の態様のいずれか一つにおいて、前記載置部を備える装置本体を有し、前記装置本体には、前記排出方向において前記載置部より下流に位置し且つ前記原稿を支持可能な支持部材が設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記原稿が前記載置部から前記排出方向にはみ出す大きさを有していても、前記支持部材が、前記原稿の前記載置部からはみ出た部位を支持するので、前記原稿の変形を抑制できる。
第9の態様に係る画像読取装置は、第8の態様において、前記載置部における前記原稿の積載方向から見て、前記移動部材の少なくとも一部と前記支持部材の少なくとも一部とは、前記排出方向に並ぶことを特徴とする。
本態様によれば、前記原稿における前記排出方向の上流側の部位は、前記移動部材によって前記載置部に向けて押し付けられる。さらに、前記原稿における前記排出方向の下流側の部位は、前記支持部材によって支持される。
ここで、前記原稿の前記移動部材と接触する上流側の部位と、前記原稿の前記支持部材と接触する下流側の部位とが、前記排出方向に並んでいる。これにより、前記移動部材と前記支持部材が前記排出方向と交差する幅方向にずれて位置する構成に比べて、前記原稿の変形を抑制できる。
第10の態様に係る画像読取装置は、第8の態様又は第9の態様において、前記装置本体は、前記支持部材を収納可能な支持部材収納部を有し、前記支持部材は、前記支持部材収納部に収納された場合の第1位置と、前記原稿を支持可能となる場合の第2位置とに回転可能に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記支持部材は、前記第2位置から前記第1位置へ回転されることで前記支持部材収納部に収納される。これにより、前記画像読取装置の非使用時において、前記画像読取装置を小型化できる。
第11の態様に係る画像読取装置は、第8の態様から第10の態様のいずれか一つにおいて、前記支持部材は、前記載置部の載置面を前記支持部材側に延長した仮想線に対して前記移動部材側に位置しないことを特徴とする。
本態様によれば、前記支持部材が前記仮想線に対して前記移動部材側に突出しないので、排出途中の前記原稿が前記載置面に沿って移動する場合、前記原稿が前記支持部材に引っ掛かることを抑制できる。
第12の態様に係る画像読取装置は、第8の態様から第11の態様のいずれか一つにおいて、前記支持部材が水平方向と成す第2傾斜角度θBは、前記移動部材が前記水平方向と成す第1傾斜角度θAより小さいことを特徴とする。
本態様によれば、前記第8の態様から前記第11の態様のいずれか一つと同様の効果が得られる。
第13の態様に係る画像読取装置は、第1の態様から第12の態様のいずれか一つにおいて、前記排出部は、回転可能な第1排出ローラーと、前記第1排出ローラーと共に前記原稿を挟みながら回転することで前記原稿を排出する第2排出ローラーとを有し、前記装置本体は、前記第1排出ローラーを支持する第1本体部と、前記第2排出ローラーを支持する第2本体部とを有し、前記第2本体部は、前記第2排出ローラーの前記第1排出ローラーに対する接触及び離間が可能となるように、前記第1本体部に対して相対移動が可能に設けられることを特徴とする。
本態様によれば、前記第2本体部が前記第1本体部に対して移動されることで、前記第2排出ローラーが前記第1排出ローラーに対して離間される。これにより、前記排出部が解放されるので、前記排出部において排出が中断された前記原稿を取り除き易くなる。
第14の態様に係る画像読取装置は、第1の態様から第13の態様のいずれか一つにおいて、前記読取部による前記原稿の読み取り動作を操作可能な操作部が設けられ、前記操作部は、前記載置部における前記原稿の積載方向から見て、前記移動部材の移動領域の外側に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記操作部が前記移動部材の移動領域の外側に位置することで、前記移動部材の移動状態を確認し易くなる。
第15の態様に係る画像読取装置は、第14の態様において、前記操作部は、前記排出方向と交差する幅方向から見て、前記移動部材の移動領域の少なくとも一部と重なることを特徴とする。
本態様によれば、前記幅方向から見て、前記操作部が前記移動領域の少なくとも一部と重なるので、前記画像読取装置を小型化できる。
第16の態様に係る画像読取装置は、第1の態様から第13の態様のいずれか一つにおいて、前記読取部による前記原稿の読み取り動作を操作可能な操作部が設けられ、前記操作部は、前記排出方向と交差する幅方向から見て、前記移動部材の移動領域の少なくとも一部と重なることを特徴とする。
本態様によれば、前記幅方向から見て、前記操作部が前記移動領域の少なくとも一部と重なるので、前記画像読取装置を小型化できる。
第17の態様に係る画像読取装置は、第14の態様から第16の態様のいずれか一つにおいて、前記操作部は、タッチパネルを有し、前記操作部には、音を出力することで報知を行う報知部が設けられ、前記報知部の少なくとも一部は、前記タッチパネルと前記載置部との間に位置することを特徴とする。
本態様によれば、前記タッチパネルの操作側から見て、前記報知部の少なくとも一部が前記タッチパネルに対する前記載置部側に隠れるので、前記操作部を前記排出方向と交差する幅方向に小型化できる。
以下、本発明について具体的に説明する。
図1及び図2に示されるように、画像読取装置の一例として、原稿Gの表面GAとその反対の裏面GBのうち少なくとも一面を読み取り可能なスキャナー1について説明する。
スキャナー1は、後述する読取部30に対して原稿Gを移動させつつ読み取りを行う、所謂シートフィードタイプのスキャナーである。本明細書において原稿Gには、シートのみならず、カード状や冊子状の原稿Gが含まれる。
尚、各図において示すX-Y-Z座標系は、X軸方向が装置の幅方向であり且つ原稿Gの幅方向でもある。Y軸方向は装置奥行き方向であり、Z軸方向は鉛直方向に沿った方向である。
本実施形態では、+Y方向を装置背面から前面に向かう方向とし、-Y方向を装置前面から背面に向かう方向とする。また、装置前面から見て左方向を+X方向、右方向を-X方向とする。さらに、Z軸方向の上方を+Z方向とし、下方を-Z方向とする。
以下では、後述する読取部30と対向する位置において原稿Gの搬送経路Rが延びる方向をA軸方向とする。A軸方向のうち、原稿Gが搬送される方向を+A方向とする。つまり、+A方向は、搬送方向の一例である。また、A軸方向のうち、後述する通常読取姿勢において、原稿Gが排出される方向を-A方向とする。つまり、-A方向は、排出方向の一例である。
A軸方向は、X軸方向と直交する。+A方向は、+Y方向且つ-Z方向の位置に向かう方向である。A軸方向及びX軸方向の両方と直交する方向をB軸方向とする。
B軸方向は、後述する載置部46における原稿Gの積載方向の一例である。B軸方向のうち+Z方向の成分を有する方向を+B方向、-Z方向の成分を有する方向を-B方向とする。
スキャナー1は、装置本体2と、装置本体2を回転可能に支持するスタンド6とを有する。
装置本体2は、第1ユニット3、第2ユニット4及び第3ユニット5を有する。また、装置本体2は、原稿Gが搬送される後述する搬送経路Rが形成される。
具体的には、装置本体2は、後述する読取部30と、反転部34と、排出部27と、載置部46と、押付部72とを備える。また、装置本体2には、後述する支持部材92が設けられる。
第1ユニット3は、後述する上部開閉部10、分離ローラー15、第2ローラー18、第4ローラー22、制御部31(図5)、姿勢切替モーター40及び搬送モーター50(図5)を含んで構成される。
第2ユニット4は、第1ユニット3に対して+Y方向に位置する。第2ユニット4は、後述する第1排出ローラー28を支持する第1本体部の一例である。第2ユニット4は、本体フレーム4Aと、後述する載置部46とを含んで構成される。
本体フレーム4Aにおける+Z方向の端部には、支持部材収納部91が設けられる。換言すると、装置本体2は、支持部材収納部91を有する。
図14に示されるように、支持部材収納部91は、本体フレーム4Aの+Z方向の端部におけるX軸方向の中央部に設けられる。また、支持部材収納部91は、後述する載置部46に対して-Y方向に位置する。換言すると、支持部材収納部91は、載置部46に対する-Y方向に隠れている。
支持部材収納部91は、後述する支持部材92を収納可能な大きさを有し、-A方向に開口される。支持部材収納部91の外縁部分には、後述する把持部101を把持可能とする凹部13Aが形成される。
図6に示されるように、載置部46は、後述する通常読取姿勢において第2ユニット4の+Y方向の側部を構成する。載置部46は、B軸方向に所定の厚さを有する板状に形成される。載置部46は、後述する排出部27(図1)によって排出された原稿Gが載置される部位である。載置部46の一部であり且つ原稿Gが載置される載置面46Aは、一例として、X-A面に沿った平面である。
第2ユニット4のX軸方向の両端部には、載置部46の一部を構成する側壁46Bが設けられている。側壁46Bの+Z方向の上端面46Cは、一例として、X-Y面に沿っている。X軸方向から見て、上端面46CをY軸方向に延長した線を仮想線K1とする。
図1に示されるように、第3ユニット5は、第2ユニット4に対して+Y方向に位置する。第3ユニット5は、後述する第2排出ローラー29を支持する第2本体部の一例である。第3ユニット5は、後述する操作部42(図3)が設けられる。操作部42は、読取部30による原稿Gの読み取り動作を操作可能に構成される。
第2ユニット4と第3ユニット5は、フレーム回転軸9(図4)を中心に回転可能に設けられる。フレーム回転軸9は、X軸方向に平行な回転軸中心を成す。第2ユニット4と第3ユニット5は、第1ユニット3に対し、フレーム回転軸9を中心に一体となって回転可能である。第2ユニット4と第3ユニット5を第1ユニット3に対して回転させることで、後述する原稿給送路R1及び読取搬送路R2が露呈される。
図4に示されるように、第3ユニット5は、第1ユニット3及び第2ユニット4に対し、フレーム回転軸9を中心に回転させることが可能である。換言すると、第3ユニット5は、後述する第2排出ローラー29の第1排出ローラー28に対する接触及び離間が可能となるように、第2ユニット4に対して相対移動が可能に設けられる。
また、第3ユニット5を第1ユニット3及び第2ユニット4に対して回転させることで、後述する反転搬送路R3(図1)を露呈させることが可能である。
図1及び図2に示されるように、第3ユニット5は、一例として、カバー部材7と、本体フレーム8と、ガイド部材36と、下ローラー25と、第2排出ローラー29と、操作部42(図3)と、押付部72とを含んで構成される。
本体フレーム8は、第3ユニット5の基部を成すフレームであり、第3ユニットを構成する各部材を支持する。尚、第3ユニット5の各構成については、後述する。
装置本体2は、スタンド6に対して本体回転軸6Aを中心に回転可能である。本実施形態において、装置本体2は、回転されることで2つの姿勢にて保持可能である。図1に示された装置本体2の姿勢を通常読取姿勢と称する。図2に示された装置本体2の姿勢を冊子読取姿勢と称する。
装置本体2の姿勢の切り替えは、スタンド6の不図示のラック部と噛み合う歯車が、姿勢切替モーター40(図5)によって回転されることで行われる。姿勢切替モーター40は、制御部31(図5)によって動作が制御される。尚、スタンド6が載置される面を設置面Dとする。設置面Dは、一例として、X-Y面に沿った平面である。
図2に示されるように、後述する読取搬送路R2と設置面Dとの成す角度を姿勢角度θ〔°〕とする。冊子読取姿勢の場合の姿勢角度θは、通常読取姿勢の場合の姿勢角度θより小さい。
スキャナー1は、通常読取姿勢において、設置面Dへの装置本体2の投影面積が最も小さくなる。即ち、通常読取姿勢において、装置本体2のフットプリントが最も小さくなる。尚、本明細書におけるフットプリントは、装置本体2をZ軸方向の上方から見下ろした際の装置本体2のX-Y平面における占有面積に相当する。
図3に示されるように、カバー部材7は、載置部46の-A方向の上流端部と対向するカバー部の一例である。カバー部材7は、X軸方向に延びる第1カバー部7Aと、第1カバー部7AのX軸方向の中央に対する-X方向において、第1カバー部7Aから+Z方向に延びる第2カバー部7Bとを有する。
第1カバー部7Aは、-Y方向に見て、本体フレーム8、ガイド部材36、下ローラー25及び第2排出ローラー29(図1)を+Y方向から覆う。第1カバー部7Aの+Z方向の端部には、第1排出口37(図1)が形成される。第1カバー部7Aにおける第1排出口37の縁部となる部位において、X軸方向の中央部には、後述する収納部13(図9)が設けられる。第1カバー部7AのX軸方向の範囲をSAとする。
第2カバー部7Bは、後述するタッチパネル44を露呈させる窓部7Cが形成される。第2カバー部7BのX軸方向の範囲をSBとする。範囲SBは、後述する操作部42を含む。
範囲SCは、範囲SAから範囲SBを除いた範囲である。換言すると、範囲SCは、範囲SBと重なっていない。範囲SCの内側には、後述する移動部材74及び支持部材92が位置する。
尚、第1カバー部7Aは、一例として、X-Z面に沿った前面7Dを含んで構成される。X軸方向から見て、前面7DをZ軸方向に延長した線を仮想線K2(図6)とする。
図9に示されるように、第1カバー部7Aの+A方向の端部には、開口部57が形成される。開口部57は、第1カバー部7Aにおける第1排出口37を構成する部位から、さらに+B方向に切り欠かれた部位である。開口部57は、-A方向に開口される。開口部57の大きさは、後述する移動部材74が開口部57を通過可能な大きさである。換言すると、開口部57は、収納部13の出入口として機能する。
カバー部材7は、移動部材74を収納可能な収納部13を有する。
収納部13は、第1カバー部7Aの一部と、第1カバー部7Aにおける-B方向の部位に設けられた不図示の壁部とにより構成される。つまり、収納部13は、移動部材74が収納される空間部を形成している。なお、本体フレーム8の後述する支軸71(図11)が設けられた部位を収納部13に含めてもよい。
図3に示されるように、移動部材74は、収納位置と対向位置とに回転可能に設けられる。収納位置は、移動部材74が収納部13に収納された場合の位置である。対向位置は、移動部材74が原稿Gと接触可能となる場合の位置である。一例として、正面側から-Y方向に見て、移動部材74がZ軸方向に沿って直立した状態となるときの位置が、対向位置となっている。
尚、対向位置について、後述する第2回転部81が載置部46に向けて回転される前の位置を第1対向位置とし、第2回転部81が載置部46に向けて回転された後の位置を第2対向位置として区別する。
支持部材92は、第1位置と第2位置とに回転可能に設けられる。第1位置は、支持部材92が後述する支持部材収納部91(図14)に収納された場合の位置である。第2位置は、支持部材92が原稿Gを支持可能となる場合の位置である。一例として、正面側から-Y方向に見て、支持部材92がZ軸方向に沿って直立した状態となるときの位置が、第2位置となっている。
尚、移動部材74及び支持部材92の詳細については、後述する。
図3に示されるように、B軸方向から見て、移動部材74と支持部材92の一部とは、-A方向に並んでいる。
移動部材74が回転される領域である移動領域A1は、一例として、Y軸方向から見て一点鎖線A1で示された円弧状の領域である。
支持部材92が回転される領域である移動領域A2は、一例として、Y軸方向から見て一点鎖線A2で示された円弧状の領域である。
操作部42は、一例として、タッチパネル44と、操作ボタン45A、45B及び45Cとを有する。操作部42は、制御部31(図5)との信号の送受信が可能である。操作部42には、ブザー47(図7)が設けられる。
タッチパネル44は、スキャナー1の操作に関する情報の表示及び入力が行える。タッチパネル44に対する-B方向には、タッチパネル44などに対する信号の送受信が行われる基板49(図7)が設けられる。
操作ボタン45A、45B及び45Cは、第1カバー部7Aに設けられ、タッチパネル44に対する-Z方向に位置する。操作ボタン45A、45B及び45Cは、スキャナー1の電源のON、OFFスイッチなどとして割り当てられている。
操作部42は、B軸方向(図1)から見て、移動領域A1のX軸方向の外側に位置する。具体的には、操作部42は、移動領域A1に対して-X方向に離れた位置にある。換言すると、移動領域A1と、操作部42の設置領域とは、重ならない。
図6に示されるように、後述する移動部材74は、載置部46に向けて回転可能とされる。つまり、移動部材74の移動領域A1は、X軸方向だけでなくB軸方向にも幅を有する領域である。
ここで、操作部42は、-A方向と交差するX軸方向から見て、移動領域A1の一部と重なっている。また、操作部42は、仮想線K1、仮想線K2、カバー部材7及び載置面46Aに囲まれた空間部Vの内側に位置している。これにより、操作部42が空間部Vの外側に突出する構成に比べて、スキャナー1が小型化されている。
図7及び図8に示されるように、ブザー47は、制御部31(図5)からの指令により音を出力することで報知を行う報知部の一例である。ブザー47において音が出力される場合には、例えば、読取完了を報知する場合や、原稿Gが搬送不良となった場合などがある。
ブザー47は、基板49に設けられる。基板49は、FFC(Flexible Flat Cable)59を含む配線を介して制御部31に接続される。また、ブザー47は、基板49から-B方向に突出される。このように、ブザー47は、タッチパネル44と載置部46との間に位置する。尚、ブザー47は、原稿Gと接触しないように、基板49における中央に対する-X方向且つ-A方向に位置する角部49Aに設けられている。
次に、スキャナー1における原稿Gの搬送経路Rの構成について説明する。
図1及び図2に示されるように、第1ユニット3は、搬送経路Rの蓋として機能する上部開閉部10を有する。
上部開閉部10は、不図示の軸を中心に回転されることで、給送口19を開閉する。上部開閉部10には、原稿支持部11が形成される。給送される原稿Gは、原稿支持部11によって傾斜姿勢に支持される。原稿支持部11によって複数枚の原稿Gが支持された場合、最上位の原稿Gが給送ローラー14によって+A方向の下流に送り出される。
原稿支持部11には、原稿GのX軸方向の両端部をガイドするエッジガイド12が設けられる。エッジガイド12は、X方向に間隔をあけて配置され、X軸方向にスライド可能に設けられる。スキャナー1において、原稿Gは、一例として、センター給送方式で給送される。
給送ローラー14は、第2ユニット4に設けられる。具体的には、給送ローラー14は、後述する第1搬送ローラー対16より+A方向の上流に設けられる。給送ローラー14は、後述する搬送モーター50(図5)から動力を得て回転する。そして、給送ローラー14は、原稿Gを第1搬送ローラー対16へ給送する。
第1ユニット3において給送ローラー14と対向する位置には、分離ローラー15が設けられる。分離ローラー15は、不図示のトルクリミッターによって回転トルクが付与されており、原稿Gの重送を抑制する。給送ローラー14及び分離ローラー15は、一例として、X軸方向における中央位置に設けられる。
尚、分離ローラー15に代えて分離パッドを設けても良い。
また本実施形態では原稿支持部11に載置された原稿に対し上側に給送ローラー14が設けられ、最も上の原稿から給送される構成であるが、原稿支持部11に載置された原稿に対し下側に給送ローラー14が設けられ、最も下の原稿から給送される構成であっても良い。
給送ローラー14及び分離ローラー15に対する下流には、原稿Gを搬送する第1搬送ローラー対16が設けられる。
第1搬送ローラー対16は、第2ユニット4に設けられる第1ローラー17と、第1ユニット3に設けられる第2ローラー18とを有する。第1搬送ローラー対16は、原稿Gを押圧しながら回転に伴って搬送する。
第1ローラー17は、第2ローラー18に対してB軸方向に進退可能に設けられる。
第1ローラー17と第2ローラー18は、共に搬送モーター50(図5)から動力を得て回転する。
第2ユニット4が第1ユニット3に対して閉じられた場合、第1ローラー17と第2ローラー18は、接触することでニップを形成する。第2ユニット4が第1ユニット3に対して開かれた場合、第1ローラー17は第2ローラー18から離間する。
第1搬送ローラー対16の+A方向の下流には、原稿Gの画像を読み取る読取部30が設けられる。
読取部30は、B軸方向に対向する第1読取部32及び第2読取部33を有する。本実施形態において、第1読取部32及び第2読取部33は、一例として、密着型イメージセンサーモジュール(CISM)で構成される。読取部30は、第1搬送ローラー対16によって搬送される原稿Gを読み取る。
第1読取部32は、第1ユニット3に設けられる。第1読取部32は、原稿支持部11に支持された原稿Gの裏面GBを読み取る。
第2読取部33は、第2ユニット4に設けられる。第2読取部33は、原稿支持部11に支持された原稿Gの表面GAを読み取る。尚、第2読取部33は、B軸方向に移動可能に設けられている。
読取部30の+A方向の下流には、第2搬送ローラー対20が設けられる。
第2搬送ローラー対20は、第2ユニット4に設けられる第3ローラー21、及び第1ユニット3に設けられる第4ローラー22を有する。第2搬送ローラー対20は、原稿Gを押圧しながら回転に伴って搬送する。
第3ローラー21は、第4ローラー22に対してB軸方向に進退可能に設けられる。
第3ローラー21と第4ローラー22は、共に搬送モーター50(図5)から動力を得て回転する。
第2ユニット4が第1ユニット3に対して閉じられた場合、第3ローラー21と第4ローラー22は、接触することでニップを形成する。第2ユニット4が第1ユニット3に対して開かれた場合、第3ローラー21は第4ローラー22から離間する。
装置本体2において、搬送経路Rは、一例として、原稿給送路R1と、読取搬送路R2と、反転搬送路R3(図1)と、非反転搬送路R4(図2)とにより構成される。尚、反転搬送路R3と非反転搬送路R4とは切り替わるため、両方が同時に搬送経路Rを構成することはない。
原稿給送路R1は、給送ローラー14と分離ローラー15とのニップ位置から、第1搬送ローラー対16のニップまでの経路である。
読取搬送路R2は、第1搬送ローラー対16のニップから読取部30と対向する位置を経由して第2搬送ローラー対20のニップまで延びる直線状の経路である。
反転搬送路R3(図1)は、装置本体2が通常読取姿勢にある場合、読取搬送路R2に対し下流に位置する経路である。読み取り後の原稿Gは、反転搬送路R3において上向きに反転され、第1排出口37から斜め上方に排出される。反転搬送路R3には、上ローラー24、下ローラー25、排出部27が設けられる。
非反転搬送路R4(図2)は、装置本体2が冊子読取姿勢にある場合、読取搬送路R2に対し下流に位置する経路である。読み取り後の原稿Gは、非反転搬送路R4において反転されずに、第2排出口38から斜め下方に排出される。尚、第2搬送ローラー対20は、非反転搬送路R4から原稿を排出する排出ローラー対として機能する。
図1に示されるように、反転部23は、反転搬送路R3を構成する部位である。つまり、反転部23は、読取部30によって読み取られた原稿Gの表裏となる表面GA及び裏面GBの一方が他方に反転される部位である。
反転部23は、一例として、切替フラップ35と、ガイド部材36と、上ローラー24と、下ローラー25とを有する。
切替フラップ35は、第2搬送ローラー対20に対して+A方向の下流に位置する。切替フラップ35は、不図示のソレノイドによって回転されることで、反転搬送路R3及び非反転搬送路R4の一方における原稿Gの搬送を可能とし、他方への原稿Gの搬送を規制する。つまり、切替フラップ35は、反転搬送路R3と非反転搬送路R4との切り替えを行う。本実施形態において、切替フラップ35は、装置本体2の姿勢切り替えに連動して回転する様に構成される。
ガイド部材36は、本体フレーム8に取り付けられる。ガイド部材36は、反転搬送路R3において切替フラップ35に対する下流に位置する。ガイド部材36は、第3ユニット5に固定される。ガイド部材36は、通常読取姿勢において、+Y方向に凸形状となるように湾曲される。ガイド部材36は、第1排出口37まで延びている。
上ローラー24は、通常読取姿勢において反転搬送路R3に対する+Z方向に位置し、X軸方向に沿った軸を中心に回転される。
下ローラー25は、通常読取姿勢において反転搬送路R3に対する-Z方向に位置し、X軸方向に沿った軸を中心に回転される。また、下ローラー25は、搬送モーター50(図5)によって駆動され、上ローラー24と共に回転しながら原稿Gを搬送する。
排出部27は、上ローラー24及び下ローラー25に対する下流に位置する。排出部27は、反転部23において反転された原稿Gを第1排出口37から-A方向に排出する。
排出部27は、第2ユニット4に設けられる第1排出ローラー28と、第3ユニット5に設けられる第2排出ローラー29とを有する。
第1排出ローラー28は、通常読取姿勢において、反転搬送路R3に対する-Y方向に位置する。第1排出ローラー28は、X軸方向に沿った回転軸28Aを中心として回転可能に設けられる。
第2排出ローラー29は、通常読取姿勢において、反転搬送路R3に対する+Y方向に位置する。第2排出ローラー29は、搬送モーター50(図5)によって駆動され、第1排出ローラー28と共に原稿Gを挟みながら回転することで、原稿Gを第1排出口37から排出する。
図9に示されるように、第2排出ローラー29は、一例として、回転軸29Aと、回転軸29Aに設けられた2つの接触部29Bとを備える。
回転軸29Aは、-A方向と交差するX軸方向に延びる円柱状の部材である。
2つの接触部29Bは、X軸方向に間隔をあけて回転軸29Aに設けられる。2つの接触部29Bは、回転軸29AのX軸方向の中央に対して+X方向の位置と-X方向の位置とにある。2つの接触部29Bは、回転軸29Aの外径よりも大きい外径を有する円筒状の部位であり、外周面が原稿Gと接触する。
回転軸29Aにおける2つの接触部29Bの間には、一例として、プロペラ部材39が設けられる。
プロペラ部材39は、回転軸29Aの外径よりも大きい外径を有する円板状の部材である。プロペラ部材39の外周部の形状は、円周方向に凹凸を繰り返す形状である。
後述する移動部材74は、+A方向に見て、X軸方向における複数の接触部29Bの間に位置する。また、移動部材74は、+A方向に見て、回転軸29Aと重なる。
X軸方向における接触部29Bより外側には、排出フラップ62が設けられる。また、排出フラップ62は、一例として、接触部29Bに対して+X方向及び-X方向に設けられる。尚、+X方向の排出フラップ62と-X方向の排出フラップ62は、X軸方向の中央に対して対称に形成される。このため、+X方向の排出フラップ62について説明し、-X方向の排出フラップ62の説明を省略する。
排出フラップ62は、排出部27から排出される原稿Gを載置部46に向けて変位させる変位部材の一例である。
図10に示されるように、排出フラップ62は、本体フレーム8に設けられる。
排出フラップ62は、一例として、支軸部63と、3つの延出部64と、張出部65と、トーションばね66とを有する。
支軸部63は、X軸方向に沿って延びる円柱状に形成される。
3つの延出部64は、それぞれ支軸部63の外周面から載置部46(図1)に向けて、径方向に延びる棒状に形成される。3つの延出部64は、X軸方向に間隔をあけて位置する。
張出部65は、支軸部63の+X方向の端部から径方向に延びる板状の部位である。張出部65には、X方向に貫通する貫通孔65Aと、規制部65Bとが設けられる。貫通孔65Aの縁部には、トーションばね66の一方のアーム66Aが引っ掛けられている。
規制部65Bは、一方のアーム66Aが貫通孔65Aから外れそうな場合、アーム66Aの移動を規制することで、アーム66Aを抜け止めする。トーションばね66の他方のアーム66Bは、本体フレーム8の一部に取り付けられている。
このように、排出フラップ62は、トーションばね66によって載置部46(図1)に向けて押し付けられている。このため、排出フラップ62に接触した原稿Gの一部は、排出フラップ62から押付力を受けることで、載置部46に向けて変位されるようになっている。
図5に示されるように、制御部31は、第1ユニット3に設けられる。
制御部31は、原稿Gの給送、搬送、排出制御及び読取制御を含め、スキャナー1の各種の制御を行う。制御部31には、不図示の操作部からの信号が入力される。制御部31は、搬送モーター50及び姿勢切替モーター40の動作を制御する。本実施形態では、各モーターはDCモーターである。
制御部31には、不図示の載置検出部、重送検出部、原稿検出部及び姿勢検出センサーなどからの信号も入力される。
搬送モーター50は、スキャナー1の各ローラーを回転させる駆動部の一例である。搬送モーター50は、装置本体2において-X方向の端部に設けられる。搬送モーター50の回転軸には、駆動プーリー51が設けられる。駆動プーリー51からベルト52を介して従動プーリー53に駆動力が伝達される。従動プーリー53に伝達された駆動力は、不図示の歯車群を介して各ローラーに伝達される。
図11に示されるように、スキャナー1は、押付部72を備える。
押付部72は、原稿Gを載置部46(図1)に向けて押し付ける。具体的には、押付部72は、移動部材74と、弾性部材89(図12)とを有する。
移動部材74は、載置部46に向けて移動可能に設けられる。
弾性部材89は、移動部材74が載置部46の原稿Gと接触するように、移動部材74に弾性力を付与する。
尚、移動部材74の各部の位置及び方向については、移動部材74が第1対向位置にあるものとして説明する。
本体フレーム8の-A方向端部におけるX軸方向の一部には、円柱状の支軸71が設けられる。支軸71は、本体フレーム8からカバー部材7に向けて+B方向に突出する。支軸71は、移動部材74をX-A面内で回転可能に支持する。
移動部材74は、載置部46(図3)における原稿GのB軸方向から見て、原稿GのX軸方向の中央CP(図3)と重なるように配置される。
尚、移動部材74の本体フレーム8に対する取り付け位置は、B軸方向において第1排出ローラー28(図1)と第2排出ローラー29(図1)とのニップ位置よりも+B方向にある。また移動部材74の本体フレーム8に対する取り付け位置は、B軸方向において第1排出ローラー28の回転軸28A(図1)よりも+B方向にある。
移動部材74は、一例として、X-A面に沿って回転可能な第1回転部75と、第1回転部75に連結されA-B面に沿って回転可能な第2回転部81とを有する。
第1回転部75は、B軸方向に所定の厚さを有する板状に形成される。第1回転部75は、B軸方向から見て、2箇所のR部75Aを有する。第1回転部75には、B軸方向に貫通する円形の孔部76が形成される。孔部76の内径の大きさは、支軸71の外径の大きさと同程度である。
支軸71は、孔部76に挿入される。これにより、第1回転部75は、支軸71を中心としてX-A面に沿って回転可能となっている。
尚、カバー部材7は、第1回転部75が支軸71から抜けることを防ぐ抜け止めとして機能する。
図12に示されるように、第1回転部75の-B方向の面において、孔部76に対する-A方向の部分には、窪み部77が形成される。さらに、窪み部77のX軸方向の両端部には、-B方向に向けて張り出された縦壁部78及び縦壁部79が形成される。
窪み部77には、後述する弾性部材89の一部が収納される。
縦壁部78は、窪み部77に対して+X方向に位置し、X軸方向から見て半円形状に形成される。縦壁部78には、X軸方向に貫通する連結孔78Aが形成される。
縦壁部79は、窪み部77に対して-X方向に位置し、X軸方向から見て多角形状に形成される。縦壁部79には、X軸方向に貫通する連結孔79Aが形成される。
第2回転部81は、B軸方向に所定の厚さを有する板状に形成される。具体的には、第2回転部81は、A軸方向の長さがX軸方向の長さに比べて長い矩形状に形成される。第2回転部81のA軸方向の長さは、第1回転部75のA軸方向の長さに比べて長い。なお、第2回転部81のA軸方向の長さは、第1回転部75から原稿Gの押さえるべき部位までの長さとなるように設定される。
また、第2回転部81は、B軸方向から見て、2箇所のR部81Aを有する。第2回転部81のX-B面の断面形状は、一例として、+B方向に上底が位置し、-B方向に下底が位置する等脚台形状である。
第2回転部81の+A方向の端部には、+A方向に突出された突出部82と、それぞれ円柱状の連結軸83A及び連結軸83Bと、係合部84とが設けられる。
突出部82は、第2回転部81の+A方向の端部において、X軸方向の中央より+X方向にずれた位置から+A方向に突出される。突出部82は、B軸方向から見てU字状に形成される。
連結軸83Aは、突出部82の一方から+X方向に延びる。連結軸83Bは、突出部82の他方から-X方向に延びる。連結軸83BのX軸方向の長さは、連結軸83AのX軸方向の長さより長い。連結軸83Aと連結軸83Bは、不図示の同一軸線上に位置する。
係合部84は、突出部82から-B方向に突出された部位である。係合部84は、後述する弾性部材89の不図示のアームが係合される部位である。
第2回転部81の-X方向の端部には、側壁部86が設けられる。
側壁部86は、第2回転部81から-B方向に張り出された部位である。側壁部86は、X軸方向に所定の厚さを有する板状に形成される。側壁部86は、+A方向に位置する第1側壁部87と、-A方向に位置する第2側壁部88とが一体で形成された構造を有する。
尚、側壁部86は、移動部材74が収納部13(図9)に収納された場合、-A方向に露呈される部位である。換言すると、側壁部86は、移動部材74の収納状態において移動部材74を回転操作する場合、操作者によって把持される把持部として機能する。また、側壁部86は、収納部13の開口を閉じる蓋部としても機能する。これにより、収納部13に埃などが入ることが抑制される。
第1側壁部87は、X軸方向から見て、A軸方向に長い矩形状の部位である。第1側壁部87の-B方向の端面を第1対向面87Aとする。第1対向面87Aは、X-A面に沿った平面である。また、第1対向面87Aは、載置面46Aと対向する第1面の一例である。
第2側壁部88は、X軸方向から見て、-A方向の高さが+A方向の高さより低い三角形状の部位である。第2側壁部88は、第2対向面88Aを有する。第2対向面88Aは、第1対向面87Aの-A方向の端部から-A方向且つ-B方向の位置に向けて延びる傾斜面である。また、第2対向面88Aは、載置面46A(図3)と対向する第2面の一例である。さらに、第2対向面88Aは、第1対向面87Aに対して+A方向の上流に位置する。
このように、移動部材74は、第1対向面87Aと第2対向面88Aとを有する。
連結軸83Aは、連結孔78Aに挿通される。連結軸83Bは、連結孔79Aに挿通される。これにより、第2回転部81は、連結軸83A、83Bを中心として、第1回転部75に対する相対的な回転が可能となる。具体的には、第2回転部81は、A-B面内で円弧状の移動軌跡を描く回転が可能となる。
弾性部材89は、一例として、トーションばねとして構成される。弾性部材89は、巻線部89Aと、巻線部89Aの一端から延びるアーム89Bと、巻線部89Aの他端から延びる不図示のアームとを有する。
巻線部89Aの一部は、窪み部77に収納される。不図示のアームの先端部は、窪み部77と接触される。アーム89Bの先端部は、係合部84と係合される。これにより、第2回転部81には、弾性部材89によって原稿Gに向かう弾性力が付与される。
図13には、スキャナー1を+X方向に見た場合の載置部46、移動部材74及び支持部材92の配置関係が示される。尚、移動部材74は、一例として、第2対向位置にある状態が示される。
二点鎖線M1で示された仮想面M1は、載置面46Aを+B方向に平行移動させた仮想の面を表す。仮想面M1は、一例として、第2回転部81の-A方向の端点となる点Aを通る。
ここで、仮想面M1と第1対向面87Aとが成す角度を第1角度θ1〔°〕とする。また、仮想面M1と第2対向面88Aの延長線とが成す角度を第2角度θ2〔°〕とする。第1角度θ1は、第2角度θ2より小さい。
点Aは、移動部材74の-A方向の下流端の位置を表す。点Bは、第1対向面87Aと第2対向面88Aとの境界位置を表す。点Cは、第2対向面88Aの-A方向の上流端の位置を表す。
ここで、点Aと載置面46Aとの最短距離に相当する間隔を第1間隔d1〔mm〕とする。また、点Cと載置面46Aとの最短距離に相当する間隔を第2間隔d2〔mm〕とする。さらに、点Bと載置面46Aとの最短距離に相当する間隔を第3間隔d3〔mm〕とする。
本実施形態では、第1間隔d1<第3間隔d3<第2間隔d2となるように各値が設定される。換言すると、移動部材74の-A方向の下流端と載置部46との第1間隔d1は、移動部材74の-A方向の上流端と載置部46との第2間隔d2より狭い。
尚、本実施形態において移動部材74の-A方向の下流端の位置である点Aは、B軸方向において、第1排出ローラー28の回転軸28A(図1参照)と載置面46Aとの間にある。
また本実施形態において移動部材74の-A方向の下流端の位置である点Aは、B軸方向において第1排出ローラー28と第2排出ローラー29とのニップと載置面46Aとの間にある。
また本実施形態において移動部材74の-A方向の下流端の位置である点Aは、B軸方向において移動部材74の-A方向の上流端の位置である点Cと載置面46Aとの間にある。
二点鎖線M2で示される仮想面M2は、X-Y面に沿った水平面を表す。Y軸方向は、水平方向の一例である。
ここで、後述する支持部材92がY軸方向と成す第2傾斜角度θB〔°〕は、移動部材74が仮想面M2、即ちY軸方向と成す第1傾斜角度θA〔°〕より小さい。換言すると、支持部材92は、移動部材74よりも水平面に向けて傾倒した状態で配置される。
支持部材92は、載置部46の載置面46Aを支持部材92側となる-A方向に延長した仮想線M3に対して、移動部材74側に位置しない。換言すると、支持部材92は、仮想線M3に対して-B方向に位置する。
図14に示されるように、装置本体2には、支持部材収納部91及び支持部材92が設けられる。
支持部材92は、-A方向において載置部46より下流に位置する。支持部材92は、支持部材収納部91に収納される位置である第1位置から回転されることで、第2位置に配置される。そして、支持部材92は、第2位置において載置部46より-A方向に突出する。これにより、支持部材92は、原稿Gの載置部46より-A方向に位置する部位を支持可能となる。
図15に示されるように、載置部46の-A方向端部におけるX軸方向の一部には、柱状の支軸93が設けられる。支軸93は、載置部46から-B方向に突出する。支軸93は、支持部材92をX-A面内で回転可能に支持する。
支軸93は、円柱状の軸部93Aと、軸部93Aの-B方向の端部から軸部93Aの径方向の外側へ突出する2つの突起部93Bとを有する。
支持部材92は、一例として、X-A面に沿って回転可能な下回転部94と、下回転部94に連結されA-B面に沿って回転可能な上回転部98とを有する。尚、支持部材92が第2位置にあるものとして各部の配置を説明する。
下回転部94は、B軸方向に所定の厚さを有する板状に形成される。下回転部94は、B軸方向に見て、R部94Aを有する。下回転部94には、B軸方向に貫通する孔部95が形成される。支軸93は、孔部95に挿通される。
下回転部94が特定の回転位置にある場合のみ、2つの突起部93Bが孔部95を挿通可能となる。換言すると、下回転部94は、特定の回転位置以外において支軸93から外れないように保持される。
下回転部94の-A方向の端部には、下回転部94をX軸方向に貫通する連結孔96が形成される。また、下回転部94の-A方向の端部で且つX軸方向の中央部には、凹部97が形成される。
上回転部98は、B軸方向に所定の厚さを有する板状に形成される。具体的には、上回転部98は、A軸方向の長さがX軸方向の長さに比べて長い矩形状に形成される。上回転部98のA軸方向の長さは、下回転部94のA軸方向の長さに比べて長い。なお、上回転部98のA軸方向の長さは、原稿Gと接触可能となるように設定される。
また、上回転部98は、B軸方向から見て、2箇所のR部98Aを有する。上回転部98のX-B面の断面形状は、一例として、+B方向に下底が位置し、-B方向に上底が位置する等脚台形状である。
上回転部98の+A方向の端部におけるX軸方向の中央部には、+A方向に突出する突出部99が設けられる。突出部99には、X軸方向に貫通する不図示の貫通孔が形成される。
上回転部98の-A方向の端部における-X方向の端部には、上回転部98から-B方向に突出する把持部101が設けられる。
把持部101は、支持部材92を支持部材収納部91(図14)から回転させる場合、操作者によって把持される。
突出部99が凹部97に挿入された状態において、連結孔96及び不図示の貫通孔にピン102が圧入されることで、下回転部94と上回転部98が連結される。このようにして、下回転部94はX-A面内で回転が可能となり、上回転部98はA-B面に沿った回転が可能となっている。
尚、下回転部94は、載置部46との間で生じる摩擦力などにより、任意の回転位置で姿勢を保持可能である。
上回転部98は、凹部97の一部との間で生じる摩擦力などにより、任意の回転位置で姿勢が保持される。
次に、実施形態のスキャナー1の作用について説明する。なお、スキャナー1の各構成については、図1から図15までに示された各構成及び各符号を参照するものとして、個別の図番の記載を省略する場合がある。
図16に示されるように、移動部材74が対向位置にある状態において、排出部27が原稿Gを排出する。これにより、原稿Gは、第1排出口37から-A方向に排出される。排出途中の原稿GのX軸方向の中央部は、移動部材74と接触することで、載置部46に向けて-B方向に押し付けられる。これにより、原稿GのX軸方向の中央部が、自重の作用によって+B方向に座屈することが抑制される。
また、移動部材74と載置部46との間隔は、第1排出口37に近づくほど広くなっている。これにより、第1排出口37から排出された直後の原稿Gの一部に対して、移動部材74から大きな押付力が作用することが抑制されるので、第1排出口37の付近を移動中の原稿Gの一部が屈曲することが抑制される。
図17に示されるように、排出される原稿GにおけるX軸方向の中央部より外側の部位では、排出フラップ62が、原稿Gに対して-B方向の押付力を作用させる。これにより、特に、原稿Gの-A方向の上流端が排出部27を抜けるタイミングにおいて、原稿Gを第1排出ローラー28と第2排出ローラー29とのニップから離れさせることができるので、原稿Gの一部が排出部27に残留しにくくなる。
図18に示されるように、排出された原稿Gのうち載置部46の-A方向の端部を越えた部分は、自重の作用によって-Z方向に垂れようとする。ここで、支持部材92が原稿Gを支持するので、原稿Gにおける移動部材74より-A方向の下流部分が屈曲することを抑制できる。
以上、説明したように、情報が読み取られた原稿Gは、反転部34によって表裏が反転される。そして、反転された原稿Gは、排出部27によって排出された後、載置部46に載置される。載置部46に載置される原稿Gには、自重が作用する。このため、原稿Gの一部が載置部46から離れる方向に変形し、即ち、座屈する可能性がある。
ここで、スキャナー1によれば、弾性部材89によって弾性力が付与された移動部材74が、載置部46に向けて移動すると共に原稿Gと接触することで、原稿Gを載置部46に押し付ける。これにより、弾性力が原稿Gの自重に対する反力として原稿Gに作用するので、原稿Gの座屈を抑制できる。さらに、原稿Gの座屈が抑制されることで、次に排出される原稿Gの排出空間が、既に排出された原稿Gによって塞がれることが抑制されるので、複数の原稿Gのスタック性低下を抑制できる。
スキャナー1によれば、移動部材74が原稿GのX軸方向における端部を押し付ける構成に比べて、原稿Gの座屈をX軸方向において均等に抑制できる。
スキャナー1によれば、排出フラップ62が原稿Gを載置部46に向けて変位させるので、原稿Gの-A方向の上流端が排出部27に残留することを抑制できる。
排出部27から排出される原稿Gでは、-A方向の下流側の部位が上流側の部位に比べて自重による変形が生じる可能性が高い。
ここで、スキャナー1によれば、原稿Gの変形の可能性が高い下流側の部位が、上流側の部位に比べて移動部材74と接触し易くなるので、原稿Gの自重による変形を抑制できる。
スキャナー1によれば、第1角度θ1が第2角度θ2より小さいことで、-A方向の下流に位置する第1対向面87Aの方が、上流に位置する第2対向面88Aに比べて載置面46Aに近づいている。これにより、第1角度θ1が第2角度θ2以上の構成に比べて、原稿Gの変形が生じる可能性が高い部位と移動部材74との接触面積を増やすことができるので、原稿Gの自重による変形を抑制できる。
さらに、第2対向面88Aと載置面46Aとの間隔が、第1対向面87Aと載置面46Aとの間隔より広くなるので、原稿Gの排出の初期において、移動部材74が原稿Gに接触しにくい。これにより、排出部27における原稿Gの排出の初期において、原稿Gに作用する負荷を低減できる。
スキャナー1によれば、移動部材74は、対向位置から回転されることで収納位置に位置する。つまり、移動部材74は、収納部13に収納される。これにより、載置部46に載置された原稿Gが取り出される場合、原稿Gが移動部材74に引っ掛かることを抑制できる。
スキャナー1によれば、原稿Gが載置部46から-A方向にはみ出す大きさを有していても、支持部材92が、原稿Gの載置部46からはみ出た部位を支持するので、原稿Gの変形を抑制できる。
スキャナー1によれば、原稿Gにおける-A方向の上流側の部位は、移動部材74によって載置部46に向けて押し付けられる。さらに、原稿Gにおける-A方向の下流側の部位は、支持部材92によって支持される。
ここで、原稿Gの移動部材74と接触する上流側の部位と、原稿Gの支持部材92と接触する下流側の部位とが、-A方向に並んでいる。これにより、移動部材74と支持部材92がX軸方向にずれて位置する構成に比べて、原稿Gの変形を抑制できる。
スキャナー1によれば、支持部材92は、第2位置から第1位置へ回転されることで支持部材収納部91に収納される。これにより、スキャナー1の非使用時において、スキャナー1を小型化できる。
スキャナー1によれば、支持部材92が仮想線M3に対して移動部材74側に突出しないので、排出途中の原稿Gが載置面46Aに沿って移動する場合、原稿Gが支持部材92に引っ掛かることを抑制できる。
スキャナー1によれば、第3ユニット5が第2ユニット4に対して移動されることで、第2排出ローラー29が第1排出ローラー28に対して離間される。これにより、排出部27が解放されるので、排出部27において排出が中断された原稿Gを取り除き易くなる。
スキャナー1によれば、操作部42が移動部材74の移動領域A1の外側に位置することで、移動部材74の移動状態を確認し易くなる。
スキャナー1によれば、X軸方向から見て、操作部42が移動領域A1の少なくとも一部と重なるので、スキャナー1を小型化できる。
スキャナー1によれば、タッチパネル44の操作側から見て、ブザー47の少なくとも一部がタッチパネル44に対する載置部46側に隠れるので、操作部42を-A方向と交差するX軸方向に小型化できる。
本発明の実施形態に係るスキャナー1は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内での部分的構成の変更、省略、組合せなどを行うことも勿論可能である。
〔変形例〕
図19に示されるように、移動部材104を用いてもよい。尚、移動部材104については、収納位置にあるものとして各部の配置を説明する。
移動部材104は、押付部72の移動部材74(図12)に換えて設けられる。押付部72における移動部材74以外の構成は、同様の構成である。
移動部材104は、第2回転部81において、側壁部86(図12)に換えて側壁部106が設けられた構成を有する。
側壁部106は、-B方向に張り出された部位である。側壁部106は、A軸方向に所定の厚さを有する板状に形成される。側壁部106における+X方向の端部には、側壁部106から-A方向に突出する把持部107が設けられる。
一方、カバー部材7における開口部57の縁部のうち、+X方向且つ+B方向の隅部には、板状の規制部108が設けられる。具体的には、規制部108は、収納位置にある移動部材104に対して、側壁部106の+X方向の端部とA軸方向に接触可能な位置に設けられる。これにより、規制部108は、収納位置にある移動部材104が対向位置へ回転されることを規制している。
規制部108による回転規制を解除する場合、把持部107を把持しながら第2回転部81を-B方向に回転させる。これにより、第2回転部81を対向位置へ回転させた場合、第2回転部81の+X方向の端部が規制部108と接触しなくなり、移動部材104が対向位置へ回転可能となる。
図20に示されるように、移動部材104を収納位置から対向位置へ向けて押圧するばね部材112を設けてもよい。ばね部材112は、一例として、B軸方向を中心軸方向とするトーションばねである。これにより、規制部108(図19)を-B方向に越えた移動部材104は、ばね部材112の押付力によって、対向位置へ自動的に回転される。
尚、移動部材104を収納位置へ収納する場合、手動により収納が行われる。
図20では、ばね部材112を明確に示すために実線で示している。
〔他の変形例〕
スキャナー1では、姿勢切替モーター40の動力によって、スタンド6に対する装置本体2の姿勢を切り替えるが、これに代えて、或いはこれに加えて、ユーザーの手動操作によって装置本体2の姿勢を切り替える構成としても良い。
スキャナー1において、排出部27は、接触部29Bが1つのみであってもよい。移動部材74は、X軸方向における2つの接触部29Bの外側に位置していてもよい。
排出フラップ62は、X軸方向における接触部29Bより内側に設けられてもよい。あるいは、排出フラップ62が無くてもよい。
第1間隔d1は、第2間隔d2以上であってもよい。第1角度θ1は、第2角度θ2以上であってもよい。
カバー部材7は、収納部13を有していなくてもよい。
移動部材74は、収納部13に収納されずに、対向位置で保持されていてもよい。移動部材74は、X軸方向に間隔をあけて複数設けられてもよい。移動部材74は、A軸方向に沿って直立する位置を対向位置とせず、X軸方向と交差する交差方向に延びる傾斜状態の位置を対向位置としてもよい。
載置部46に対する-A方向において、支持部材92が設けられていなくてもよい。支持部材92は、X軸方向に間隔をあけて複数設けられてもよい。支持部材92は、支持部材収納部91に収納されずに、第2位置で保持されていてもよい。第2角度θBは、第1角度θA以上であってもよい。
移動部材74と支持部材92は、X軸方向において互いに全体が重なる位置に設けられてもよい。また、移動部材74と支持部材92は、X軸方向においてずれるように配置されてもよい。
第2ユニット4と第3ユニット5が離間せず、第1排出ローラー28と第2排出ローラー29が分離されない構成であってもよい。
操作部42は、-B方向に見て、移動部材74の移動領域A1の少なくとも一部とX軸方向に重なってもよい。換言すると、操作部42は、X軸方向から見て、移動領域A1とB軸方向にずれて配置されてもよい。また、X軸方向から見て、操作部42が移動領域A1の全体と重なってもよい。
ブザー47の一部のみが、タッチパネル44と載置部46との間に位置してもよい。
1…スキャナー、2…装置本体、3…第1ユニット、4…第2ユニット、
4A…本体フレーム、5…第3ユニット、6…スタンド、6A…本体回転軸、
7…カバー部材、7A…第1カバー部、7B…第2カバー部、7C…窓部、7D…前面、
8…本体フレーム、9…フレーム回転軸、10…上部開閉部、11…原稿支持部、
12…エッジガイド、13…収納部、13A…凹部、14…給送ローラー、
15…分離ローラー、16…第1搬送ローラー対、17…第1ローラー、
18…第2ローラー、19…給送口、20…第2搬送ローラー対、21…第3ローラー、
22…第4ローラー、23…反転部、24…上ローラー、25…下ローラー、
27…排出部、28…第1排出ローラー、28A…回転軸、29…第2排出ローラー、
29A…回転軸、29B…接触部、30…読取部、31…制御部、32…第1読取部、
33…第2読取部、34…反転部、35…切替フラップ、36…ガイド部材、
37…第1排出口、38…第2排出口、39…プロペラ部材、40…姿勢切替モーター、
42…操作部、44…タッチパネル、45A…操作ボタン、45B…操作ボタン、
45C…操作ボタン、46…載置部、46A…載置面、46B…側壁、46C…上端面、
47…ブザー、49…基板、49A…角部、50…搬送モーター、51…駆動プーリー、
52…ベルト、53…従動プーリー、57…開口部、59…FFC、62…排出フラップ、
63…支軸部、64…延出部、65…張出部、65A…貫通孔、65B…規制部、
66A…アーム、66B…アーム、71…支軸、72…押付部、74…移動部材、
75…第1回転部、75A…R部、76…孔部、77…窪み部、78…縦壁部、
78A…連結孔、79…縦壁部、79A…連結孔、81…第2回転部、81A…R部、
82…突出部、83A…連結軸、83B…連結軸、84…係合部、86…側壁部、
87…第1側壁部、87A…第1対向面、88…第2側壁部、88A…第2対向面、
89…弾性部材、89A…巻線部、89B…アーム、91…支持部材収納部、
92…支持部材、93…支軸、93A…軸部、93B…突起部、94…下回転部、
94A…R部、95…孔部、96…連結孔、97…凹部、98…上回転部、98A…R部、
99…突出部、101…把持部、102…ピン、104…移動部材、
106…側壁部、107…把持部、108…規制部、112…ばね部材、
A…点、A1…移動領域、A2…移動領域、B…点、C…点、CP…中央、
D…設置面、d1…第1間隔、d2…第2間隔、d3…第3間隔、G…原稿、GA…表面、
GB…裏面、K1…仮想線、K2…仮想線、M1…仮想面、M2…仮想面、M3…仮想面、
R1…原稿給送路、R2…読取搬送路、R3…反転搬送路、R4…非反転搬送路、
SA…範囲、SB…範囲、SC…範囲、V…空間部、θ…姿勢角度、θ1…第1角度、
θ2…第2角度、θA…第1傾斜角度、θB…第2傾斜角度

Claims (17)

  1. 原稿を読み取る読取部と、
    前記読取部によって読み取られた前記原稿の表裏が反転される反転部と、
    前記反転部において反転された前記原稿を排出方向に排出する排出部と、
    前記排出部によって排出された前記原稿が載置される載置部と、
    を備える画像読取装置であって、
    前記原稿を前記載置部に向けて押し付ける押付部を備え、
    前記押付部は、
    前記載置部に向けて移動可能に設けられる移動部材と、
    前記移動部材が前記載置部の前記原稿と接触するように前記移動部材に弾性力を付与する弾性部材と、
    を有する、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1に記載の画像読取装置において、
    前記移動部材は、前記載置部における前記原稿の積載方向から見て、前記原稿の前記排出方向と交差する幅方向の中央と重なるように配置される、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置において、
    前記排出部は、
    前記排出方向と交差する幅方向に延びる回転軸と、
    前記幅方向に間隔をあけて前記回転軸に設けられ、前記原稿と接触する複数の接触部と、を備え、
    前記移動部材は、前記排出方向から見て、前記幅方向における複数の前記接触部の間に位置する、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項3に記載の画像読取装置において、
    前記幅方向の前記接触部より外側には、前記排出部から排出される前記原稿を前記載置部に向けて変位させる変位部材が設けられる、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記移動部材の前記排出方向の下流端と前記載置部との第1間隔は、前記移動部材の前記排出方向の上流端と前記載置部との第2間隔より狭い、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項5に記載の画像読取装置において、
    前記移動部材は、前記載置部の載置面と対向する第1面と、前記第1面に対して前記排出方向の上流に位置する第2面と、を有し、
    前記載置面を平行移動させた仮想面と前記第1面とが成す角度を第1角度θ1とし、
    前記仮想面と前記第2面とが成す角度を第2角度θ2とした場合、
    前記第1角度θ1は、前記第2角度θ2より小さい、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記載置部の前記排出方向の上流端部と対向するカバー部が設けられ、
    前記カバー部は、前記移動部材を収納可能な収納部を有し、
    前記移動部材は、前記収納部に収納された場合の収納位置と、前記原稿と接触可能となる場合の対向位置とに回転可能に設けられる、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記載置部を備える装置本体を有し、
    前記装置本体には、前記排出方向において前記載置部より下流に位置し且つ前記原稿を支持可能な支持部材が設けられる、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項8に記載の画像読取装置において、
    前記載置部における前記原稿の積載方向から見て、前記移動部材の少なくとも一部と前記支持部材の少なくとも一部とは、前記排出方向に並ぶ、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  10. 請求項8又は請求項9に記載の画像読取装置において、
    前記装置本体は、前記支持部材を収納可能な支持部材収納部を有し、
    前記支持部材は、前記支持部材収納部に収納された場合の第1位置と、前記原稿を支持可能となる場合の第2位置とに回転可能に設けられる、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  11. 請求項8から請求項10のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記支持部材は、前記載置部の載置面を前記支持部材側に延長した仮想線に対して前記移動部材側に位置しない、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  12. 請求項8から請求項11のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記支持部材が水平方向と成す第2傾斜角度θBは、前記移動部材が前記水平方向と成す第1傾斜角度θAより小さい、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記排出部は、回転可能な第1排出ローラーと、前記第1排出ローラーと共に前記原稿を挟みながら回転することで前記原稿を排出する第2排出ローラーとを有し、
    前記装置本体は、前記第1排出ローラーを支持する第1本体部と、前記第2排出ローラーを支持する第2本体部とを有し、
    前記第2本体部は、前記第2排出ローラーの前記第1排出ローラーに対する接触及び離間が可能となるように、前記第1本体部に対して相対移動が可能に設けられる、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記読取部による前記原稿の読み取り動作を操作可能な操作部が設けられ、
    前記操作部は、前記載置部における前記原稿の積載方向から見て、前記移動部材の移動領域の外側に位置する、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  15. 請求項14に記載の画像読取装置において、
    前記操作部は、前記排出方向と交差する幅方向から見て、前記移動部材の移動領域の少なくとも一部と重なる、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  16. 請求項1から請求項13のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記読取部による前記原稿の読み取り動作を操作可能な操作部が設けられ、
    前記操作部は、前記排出方向と交差する幅方向から見て、前記移動部材の移動領域の少なくとも一部と重なる、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  17. 請求項14から請求項16のいずれか一項に記載の画像読取装置において、
    前記操作部は、タッチパネルを有し、
    前記操作部には、音を出力することで報知を行う報知部が設けられ、
    前記報知部の少なくとも一部は、前記タッチパネルと前記載置部との間に位置する、
    ことを特徴とする画像読取装置。
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