JP2023049355A - 車両下部構造 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023049355000001
【課題】リアフロアパネルの車両上方側の上側車両部品の支持性能の維持を図る。
【解決手段】車両下部構造は、リアフロアパネル10aとサイドメンバ11とクロスメンバ25とを備えている。車両下部構造において、バッテリB又はタンクT(上側車両部品)を支持する支持体70がリアフロアパネル10aの車両上方側に設けられている。リアフロアパネル10aの車両下方側には、クロスメンバ25及びサイドメンバ11に接合されるブレース20が設けられる。ブレース20はリアフロアパネル10aの下面に接合される。支持体70は、リアフロアパネル10aの上面におけるブレース20と重なる部分に位置してブレース20に固定されるブレース側固定部70aと、サイドメンバ11に固定されるサイドメンバ側固定部70bと、を有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、車両下部構造に関する。
車両の車体フロア部を構成するフロアパネルのうちの車両後方に位置するリアフロアパネルの車両上方側に、バッテリパック等の車両部品が配置されることがある。
例えば特許文献1に開示されている車体後部構造では、バッテリパックは吊り下げフレームによって吊り下げられた状態で支持され、吊り下げフレームは左右一対のリアフレーム(サイドメンバ)に連結されている。つまり、バッテリパックは、吊り下げフレームに支持された状態でリアフレームに固定されることによって、リアフロアパネルの車両上方側に配置されている。そして、この吊り下げフレームは、リアフレームとの締結点の近傍に脆弱部を有しており、車両が衝撃荷重を受けたときに、吊り下げフレームが脆弱部を起点として折れ曲がることで衝撃を軽減するようになっている。
特開2017-114190号公報
しかしながら、上記例の構造では、吊り下げフレームに脆弱部が設けられているため、車両が未舗装の道路を走行した場合等に、吊り下げフレームに歪みが発生し易く、車両部品の支持性能(取付性能)が低下し、十分な支持性能を確保できなくなるおそれがある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、リアフロアパネルの車両上方側に配置された車両部品に対する支持性能の維持を図ることができる車両下部構造を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る車両下部構造は、車体フロア部を構成するフロアパネルと、該フロアパネルの車幅方向両外側にそれぞれ設けられ車両前後方向に延びるサイドメンバと、前記フロアパネルのうちの車両後方に位置するリアフロアパネルの下面に接合され両側の前記サイドメンバの間を車幅方向に延びるクロスメンバと、を備えている。この車両下部構造では、前記リアフロアパネルの車両上方側に、車両部品を支持する支持体が設けられている。そして、この車両下部構造において、前記リアフロアパネルの車両下方側には、前記クロスメンバ及び前記サイドメンバに接合されるブレースが設けられ、前記ブレースは、前記リアフロアパネルの下面に接合され、前記支持体は、車両上方から視た平面視で前記リアフロアパネルの上面における前記ブレースと重なる部分に位置して前記ブレースに固定されるブレース側固定部と、前記サイドメンバに固定されるサイドメンバ側固定部と、を有している。
本発明によれば、リアフロアパネルの車両上方側に配置された上側車両部品に対する支持性能の維持を図ることができる。
本発明に係る車両下部構造の一実施形態を示す下面図である。 図1のリアサスペンションを取り外した状態を示す下面図である。 前記車両下部構造を車両上方から視た斜視図である。 前記車両下部構造の部分上面図である。 図2の規制部材及びスペアタイヤを車両前方から見た正面図である。 図4の左側のブレース等を車両上方側から拡大して示す拡大斜視図である。
以下、本発明に係る車両の車両下部構造の一実施形態について、図面(図1~図6)を参照しながら説明する。なお、図において、矢印Fr方向は車両前後方向における前方を示す。実施形態の説明における「前部(前端)及び後部(後端)」は、車両前後方向における前部及び後部に対応する。また、矢印R及び矢印Lは、乗員が車両前方を見たときの右側及び左側を示している。また、矢印Uは車両上方を示し、矢印Dは車両下方を示している。
本実施形態の車両下部構造は、図1~図4に示すように、車体フロア部を構成し、金属材料により形成されるフロアパネル10と、該フロアパネル10の車幅方向両外側にそれぞれ設けられ車両前後方向に延びるサイドメンバ11と、を有している。フロアパネル10は、金属材料により形成される板状の部材である。さらに、車両下部構造は、クロスメンバ25と、補助クロスメンバ28と、ブレース20と、を有している。また、フロアパネル10のうちの車両後方に位置するリアフロアパネル10aの下面には、ここでは、例えば、下側車両部品としてのガソリンが補充される燃料タンク50とスペアタイヤ55が取り付けられ、さらに、リアフロアパネル10aの下面には、スペアタイヤ55の移動を規制する規制部材30が設けられている。スペアタイヤ55は、下側車両部品としての燃料タンク50の車両後方側に間隔を空けて配置されている。なお、図3では、リアフロアパネル10a、燃料タンク50及び後述するリアバンパ65等は取り外されている。
さらに、リアフロアパネル10aの下面側には、図1に示すように、リアサスペンション40が設けられている。リアサスペンション40の車幅方向外側部には、車両前後方向に延びるサスペンションアーム41が設けられている。また、フロアパネル10の後端には、車幅方向に延びるリアバンパ65が配置されている(図1及び図2参照)。
そして、リアフロアパネル10aの車両上方側に、上側車両部品としてのバッテリB又はタンクTを支持する支持体70が設けられている(図3及び図4参照)。つまり、リアフロアパネル10aの車両上方側には、バッテリB又はタンクTが配置されている。バッテリBとは、ハイブリット車や電動車に用いられる電気的駆動を可能とする車両部品であり、タンクTには、例えば、車両の駆動源へ供給するための圧縮天然ガスが充填されている。
各サイドメンバ11は、車体骨格を構成する剛性の高い部材で、金属材料により形成されている。サイドメンバ11は、フロアパネル10の車幅方向外側部に設けられ、車両前後方向に延びている。サイドメンバ11は、車両上方に開口するU字形の横断面形状を有し、開口縁には、フランジが設けられ、該フランジは、フロアパネル10の下面にスポット溶接等により接合されている。
また、サイドメンバ11の下面には、サスペンションアーム41を支持するサスペンション支持部12が設けられている。サスペンション支持部12に対応するサスペンションアーム41には、図示しない懸架スプリング等が配置される。サイドメンバ11の下面におけるサスペンション支持部12の車両前方側には、サスペンションアーム41の前部が回動自在に取り付けられているアーム取付用ブラケット15が設けられている。
クロスメンバ25は、両側のサイドメンバ11の間を車幅方向に延びる金属製の部材で、サイドメンバ11と同様に車体骨格を構成する剛性の高い部材である。クロスメンバ25は、U字形の横断面形状を有し、開口縁には、フランジが設けられ、該フランジは、リアフロアパネル10aの下面にスポット溶接等により接合されている。クロスメンバ25の車幅方向端部は、サイドメンバ11に接合されている。クロスメンバ25の車幅方向端部は、車両前後方向で、サスペンション支持部12と、アーム取付用ブラケット15との間に配置されている。また、クロスメンバ25の車両下方側には、リアサスペンション40の本体が配置されている。
また、クロスメンバ25の前部には、下側車両部品としてのガソリンが補充される燃料タンク50の後部を固定するためのブラケット(26a,26b)が設けられている。この例では、前記ブラケットとして、燃料タンク固定用右側ブラケット26a及び燃料タンク固定用左側ブラケット26bが、車幅方向に互いに間隔を空けて配置されており、クロスメンバ25の前部及びリアフロアパネル10aに接合されている。なお、燃料タンク50は、バッテリ51と置き換えることもでき、車両駆動に関わる重要部品であればよい。
補助クロスメンバ28は、両側のサイドメンバ11の間を車幅方向に延びる金属製の部材で、クロスメンバ25と同様に、車体骨格を構成する剛性の高い部材である。補助クロスメンバ28は、クロスメンバ25に対して、車両後方側に間隔を空けて配置され、クロスメンバ25と同様に、リアフロアパネル10aの下面に接合されている。補助クロスメンバ28の車両下方側には、スペアタイヤ55を収容するタイヤ取付部60が設けられている。スペアタイヤ55は、タイヤ取付部60を介して、リアフロアパネル10aの下面に、横倒しの状態で取り付けられている。タイヤ収容部については、後で説明する。
続いて、ブレース20について説明する。ブレース20は、リアフロアパネル10aの車両下方側に設けられ、クロスメンバ25及びサイドメンバ11に接合される。そして、ブレース20は、リアフロアパネル10aの下面にも接合される。この例のブレース20は、金属材料により形成される剛性の高い部材であり、車両後方に向かうに従い概ね車幅方向外側に傾斜するように延びている。ブレース20には、規制部材30が接合される。以下、ブレース20の詳細について説明する。
図1~図4に示すように、ブレース20は、両側のサイドメンバ11のそれぞれに対応して設けられている。そして、ブレース20の前端部は、車幅方向に延びており、クロスメンバ25の下面にスポット溶接等により接合されている。また、クロスメンバ25におけるブレース20の接合箇所(つまり、クロスメンバ25におけるブレース20の前端部が接合される箇所)の車両前方側の部分に、燃料タンク固定用のブラケット(26a,26b)が接合されている。
ブレース20の車幅方向外側端部は、サイドメンバ11に沿って車両前後方向に延びており、サイドメンバ11の車幅方向内側部に、スポット溶接等により接合されている。
また、ブレース20の後部は、リアフロアパネル10aの下面から下方に突出する後壁を有し、当該後壁は、ブレース20の車幅方向外側端部における後端から車幅方向内側に延び、車両前方に湾曲し、車幅方向内側に向かうに従い車両前方に向かって傾斜するように延び、ブレース20の前端部における車幅方向内側部に接続されている。ブレース20の後部における上端には、後側フランジ21aが設けられている。後側フランジ21aは、車両後方に突出し、後壁における傾斜を有する形状に対応して延びている。後側フランジ21aは、スポット溶接等によりリアフロアパネル10aの下面に接合されている。
また、ブレース20の前部における車幅方向外側部は、リアフロアパネル10aの下面から下方に突出する前壁を有し、当該前壁は、車両上方視で、L字形に形成されている。前記前壁は、ブレース20の車幅方向外側端部における前端から、車幅方向内側に延び、車両前方に湾曲し、車両前方に延び、ブレース20の前端部における車幅方向外側部に接続されている。前記前壁の上端には、L字形に対応する外側フランジ21bが設けられている。外側フランジ21bは、リアフロアパネル10aにスポット溶接等により接合されている。また、前記前壁は、クロスメンバ25の車幅方向外側部と、サイドメンバ11の車幅方向内側部とにより形成される角部11aに、対向配置されている。つまり、ブレース20は、角部11aを跨ぐように配置されている。
ブレース20は、換言すると、前記後壁と、前記前壁と、前記後壁の下端と前記前壁の下端とを接続する底壁と、後側フランジ21aと、外側フランジ21bと、からなり、車両上方に開口する概ねハット型の横断面形状を有して、角部11aの近傍においてサイドメンバ11とクロスメンバ25とリアフロアパネル10aに接合されている。
続いて、規制部材30について説明する。規制部材30は、全体で車幅方向に延びる部材であり、この例では、車幅方向に延びる中空の部材の車幅方向両側を湾曲させることにより形成されている。規制部材30の車幅方向中間部は、リアフロアパネル10aの下面に対して車両下方側に間隔を空けて配置されており、規制部材30の車幅方向外側部は、車体フロア部に接合されている。また、規制部材30は、車両前後方向で、燃料タンク50とスペアタイヤ55との間に配置されており、詳細には、クロスメンバ25とスペアタイヤ55との間に配置されている。
図5に示すように、規制部材30の車幅方向外側部には、下方延出部32及び湾曲部33が設けられている。下方延出部32は、ブレース20の下面に接合されており、ブレース20の下面から車両下方に延びている。湾曲部33は、下方延出部32の下部が車幅方向内側に湾曲するように形成されている。下方延出部32は、接合部材37を介して、ブレース20の下面に接合されている。下方延出部32の下部は、接合部材37に溶接等により接合されている。また、接合部材37は、ボルトにより、ブレース20の下面に締結されている。本実施形態の規制部材30の下方延出部32は、ブレース20を介して、サイドメンバ11及びクロスメンバ25に接合されている。
また、規制部材30の一端部は一方のブレース20に固定され、規制部材30の他端部は他方のブレース20に固定されている。具体的には、規制部材30の一方の下方延出部32の接合部材37は一方のブレース20に接合され、規制部材30の他方の下方延出部32の接合部材37は他方のブレース20に接合されている。
また、本実施形態の規制部材30とスペアタイヤ55は、車両前後方向に間隔を空けて配置されている。また、本実施形態の規制部材30は、断面が円形のパイプ状に金属製の部材を湾曲させて形成されている。規制部材30の径は、後述するサポート部材61の径よりも太く設定されている。
上記のように規制部材30がリアフロアパネル10aに間隔を空けた状態で接合され、且つ、スペアタイヤ55と燃料タンク50との間に配置されることにより、後突等による衝撃荷重が作用したときに、スペアタイヤ55が車両前方側に飛び出して、燃料タンク50に衝突することを、規制部材30により防止できる。
例えば、クロスメンバ25の一部を変形させ、スペアタイヤ55と対向させる部分を設けて、スペアタイヤ55の移動を規制しようとすると、クロスメンバ25は、車体骨格部材としての剛性を確保する必要があるため、対向部分の形状が制限される可能性があり、その結果、部材のレイアウトの自由度が低下してしまう。これに対して、本実施形態の規制部材30は、パイプ状の部材として、さらに、リアフロアパネル10aに間隔を空けて設けているので、規制部材30を必要以上に大きくすることがなくなり、部材のレイアウトの自由度が向上する。
また、本実施形態では、車体骨格部材となるクロスメンバ25及びサイドメンバ11に接合するブレース20に、規制部材30が接合されることにより、規制部材30に入力されたスペアタイヤ55からの荷重を、クロスメンバ25とサイドメンバ11に伝達することができる。すなわち、規制部材30とブレース20との接合部や、ブレース20と接合部材37との接合部(この例では、接合部材37のボルト締結部)の剛性を向上させることができる。さらに、車体骨格部材に比べて、体積が小さいブレース20は、形状の自由度が高いため、レイアウトの自由度が向上する。また、本実施形態では、規制部材30は、ブレース20を介してリアフロアパネル10aにも接合されているため、荷重をより広範囲に分散させることができる。さらに左右のブレース20の間に規制部材30が接合されることにより、規制部材30の幅方向の長さを短くすることが可能となり、規制部材30の前後方向の剛性を向上させることができる。これにより後突時にスペアタイヤ55が規制部材30に当接しても、規制部材30でスペアタイヤ55の前方向への移動を規制できる。
また、ブレース20は、角部11aの後方を跨いだ状態で、サイドメンバ11及びクロスメンバ25に接合されているため、スペアタイヤ55が規制部材30に衝突する場合に、サイドメンバ11及びクロスメンバ25により形成される高剛性の角部11aで支持することができる。ブレース20の車幅方向外側端は、図2に示すように、サスペンション支持部12に対応する位置で、サイドメンバ11に接合されているため、ブレース20に伝達された荷重をサイドメンバ11における剛性の高い部位に伝達させることができる。
また、規制部材30の車幅方向外側部に下方延出部32及び湾曲部33を設けることにより、スペアタイヤ55が車両前方に飛び出したときに、規制部材30が当接するスペアタイヤ55の領域が広くなるため、規制部材30による衝撃吸収が促され、燃料タンク50の損傷低減の効果をさらに高めることができる。
また、本実施形態の規制部材30の車幅方向中間部は、リアフロアパネル10aに向かって凸となる下方凸形状(凸形状)31を有している。この例では、規制部材30の車幅方向中間部は、車両前方にも凸となるように形成されている。下方凸形状31を設けることにより、規制部材30の後部と、スペアタイヤ55に対する当接面積が向上し、スペアタイヤ55からの荷重を受け止めやすくなり、スペアタイヤ55の燃料タンク50への衝突をさらに抑制、燃料タンク50の損傷低減の効果をさらに高めることができる。
さらに、本実施形態では、規制部材30の車幅方向中間部が車両前方にも僅かに凸となっているため、スペアタイヤ55の外形(円形形状)に対応し、前方に凸となる部分にスペアタイヤ55を導くことができ、スペアタイヤ55が規制部材30に当接する方向をコントロールすることが可能となる。さらに、規制部材30は、スペアタイヤ55に対して車両前方に間隔を空けて配置されるため、前方に凸となる部分に、スペアタイヤ55が当接しやすくなる。その結果、スペアタイヤ55が車両前方に移動したときに、規制部材30がスペアタイヤ55を受け止めやすくなる。
続いて、タイヤ取付部60について説明する。タイヤ取付部60は、リアフロアパネル10aの車両下方側に設けられており、図1及び図2に示すように、サポート部材61と、補助部材62とを有している。サポート部材61は、上面視で車両前方に開口するU字形状で、U字形の車幅方向両側の前端は、車両上方に湾曲して、規制部材30の後述する回動部34に回動可能に連結されている。U字形の後端は、スペアタイヤ55の後部を支持するように車両上方に湾曲している。
また、補助部材62は、サポート部材61の車両前後方向の中間部に接合され、車幅方向に延びている部材で、車幅方向両側は、スペアタイヤ55の側部を支持するように、車両上方に湾曲している。
規制部材30には、互いに間隔を空けて配置される2つの回動部34が設けられている。これらの回動部34は、車幅方向に延びる軸(図示せず)を有し、サポート部材61の前部は、回動部34の軸の周りを回動可能に構成されている。
サポート部材61が回動することによって、サポート部材61の後部が車両下方に移動し、スペアタイヤ55をサポート部材61及び補助部材62の上に設置した後に、サポート部材61の後部を車両上方に移動して、サポート部材61の後部を係止部63によって車体下部に係止させることにより、スペアタイヤ55が取り付けられた状態になる。スペアタイヤ55は、サポート部材61及び補助部材62に支持されている状態で、スペアタイヤ55の後部が車両下方に移動するように回動可能である。
また、本実施形態では、図5に示すように、スペアタイヤ55が、サポート部材61及び補助部材62に支持され、タイヤ取付部60に取り付けられているとき、スペアタイヤ55の上端と下端との間に、規制部材30の車幅方向中間部が配置されている。これにより、サポート部材61でスペアタイヤ55を支持することで、衝突発生時のスペアタイヤ55の角度を調整することができ、規制部材30とスペアタイヤ55との位置関係を、上記範囲内に設置することにより、スペアタイヤ55に伝達された荷重のほとんどを規制部材30に入力させるように、コントロールすることが可能となる。
次に、図3、図4及び図6等を参照して、支持体70について説明する。本実施形態では、支持体70は、上側車両部品としてのバッテリB又はタンクTを支持し、バッテリB又はタンクTをリアフロアパネル10aの車両上方側に配置するためのものである。なお、図6では、リアフロアパネル10aは図示省略されている。
支持体70は、車両上方から視た平面視でリアフロアパネル10aの上面におけるブレース20と重なる部分に位置してブレース20に固定されるブレース側固定部70aと、サイドメンバ11に固定されるサイドメンバ側固定部70bと、を有する。つまり、バッテリB又はタンクTは支持体70に固定されており、バッテリB又はタンクTが固定されている支持体70が、ブレース側固定部70a及びサイドメンバ側固定部70bを介して、車体側の構造体(ブレース20、サイドメンバ11)に固定されている(取り付けられている)。
具体的には、支持体70は、車幅方向に延びる前フレーム71と、前フレーム71の車両後方において車幅方向に延びる後フレーム72と、前フレーム71と後フレーム72との間を接続するとともに互いに車幅方向に離隔する左支持フレーム73及び右支持フレーム74と、左側のブレース20に固定される左固定フレーム75と、右側のブレース20に固定される右固定フレーム76と、を有する。
前フレーム71は、金属製の部材により形成され、車幅方向に直線的に延びている。前フレーム71は、左側のサイドメンバ11と右側のサイドメンバ11との間の間隔よりも僅かに短い長さを有しており、車両上方視で左側のサイドメンバ11と右側のサイドメンバ11との間に位置している。
後フレーム72は、金属製の部材により形成されており、直線部72aと左脚部72bと右脚部72cとを有している。直線部72aは、前フレーム71と同程度の車幅方向の長さを有している。左脚部72bは、直線部72aの車幅方向の左端部から連続しており、車両上方視で前記左端部から車両後方に向かうにしたがって左側のサイドメンバ11に近づく方向に延びて、前記左端部から左側のサイドメンバ11の上面まで延在している。右脚部72cは、直線部72aの車幅方向の右端部から連続しており、車両上方視で前記右端部から車両後方に向かうにしたがって右側のサイドメンバ11に近づく方向に延びて、前記右端部から右側のサイドメンバ11の上面まで延在している。
左支持フレーム73及び右支持フレーム74は、それぞれ、金属製の部材により形成されており、前フレーム71と後フレーム72に溶接等により接合され、前フレーム71と後フレーム72との間を連結している。左支持フレーム73及び右支持フレーム74の長手方向の中間部は、バッテリB又はタンクTの胴部の形状に合わせて湾曲している。前記胴部の車幅方向の左側の部分は左支持フレーム73の湾曲した前記中間部に下方から支持され、前記胴部の車幅方向の右側の部分は右支持フレーム74の湾曲した前記中間部に下方から支持されている。左支持フレーム73の前端部及び右支持フレーム74の前端部は、前フレーム71よりも車両前方に張り出しており、左支持フレーム73の後端部及び右支持フレーム74の後端部は、後フレーム72よりも車両後方に張り出している。各支持フレーム(73,74)の前記中間部に支持されたバッテリB又はタンクTの上側の胴部には、バンド77が巻き掛けられており、バンド77の端部は各支持フレーム(73,74)の端部に接続されている。
左固定フレーム75及び右固定フレーム76は、それぞれ、金属製の部材により形成されており、前フレーム71の下部と後フレーム72の下部に溶接等により接合され、前フレーム71と後フレーム72との間を連結している。左固定フレーム75及び右固定フレーム76は、それぞれ、車両上方に開口するU字形の横断面形状を有し、車両前後方向に延びている。車両上方視で、左固定フレーム75は前フレーム71の左端部と左支持フレーム73との間に位置し、右固定フレーム76は前フレーム71の右端部と右支持フレーム74との間に位置し、左固定フレーム75の前端部及び右固定フレーム76の前端部は、前フレーム71よりも車両前方に張り出し、左固定フレーム75の後端部及び右固定フレーム76の後端部は、後フレーム72よりも車両後方に張り出している。
本実施形態では、車両上方から視た平面視で、左固定フレーム75の前端部がリアフロアパネル10aの上面における左側のブレース20と重なる部分に位置して左側のブレース20に固定されており、この左固定フレーム75の前端部が左側のブレース側固定部70aを構成している。そして、車両上方から視た平面視で、右固定フレーム76の前端部がリアフロアパネル10aの上面における右側のブレース20と重なる部分に位置して右側のブレース20に固定されており、この右固定フレーム76の前端部が、右側のブレース側固定部70aを構成している。
本実施形態では、ブレース側固定部70aは、サイドメンバ側固定部70bよりも車幅方向内側に配置されている。そして、ブレース側固定部70aが固定されるブレース20は、角部11aを跨ぐように配置されている。また、サイドメンバ側固定部70bはブレース側固定部70aよりも車両後方に配置されている。具体的には、ブレース側固定部70aとサイドメンバ側固定部70bとを結んだ線を第1仮想線L1とし、ブレース20の傾斜方向に延びる線(例えば、ブレース20の後壁の延伸方向の線)を第2仮想線L2とする。この場合、車幅方向の左側において、第2仮想線L2と左側のサイドメンバ11の車幅方向内側面とのなす角度が第1仮想線L1と左側のサイドメンバ11の車幅方向内側面とのなす角度よりも大きくなるように設定されている。車幅方向の右側においても同様である。
本実施形態では、各ブレース20には、補強板80が接合されており、各ブレース側固定部70aは、補強板80を介してブレース20に固定されている。
具体的には、補強板80は、金属製の板材により形成されており、ブレース20の上面側に接合されている。補強板80は、ブレース20の前記底壁の上面に位置する補強板本体81と、補強板本体81と一体に形成されブレース20の前記後壁の一部に沿うとともにブレース20の後側フランジ21aの上面の一部に沿うように延びる補強板後部82とからなる。補強板本体81における前記後壁に沿う方向についての中間部分は、車両上方に膨出しており、この中間部分の上壁81aはブレース20の前記底壁と平行な上面を有している。上壁81aには、リアフロアパネル10aの下面が当接するようになっている。そして、補強板本体81における前記中間部分の両側の部分である補強板フランジ部81bは、ブレース20の前記底壁に第1のボルト83によってボルト締結されている。また、補強板80は、例えば、補強板後部82がブレース20の前記後壁や後側フランジ21aに溶接等により接合されている。このように、補強板80は、ブレース20の上面側に締結及び接合により固定されている。また、上壁81a、リアフロアパネル10aにおける上壁81aに対応する部分、及び、支持体70の各固定フレーム(75,76)の前端部であるブレース側固定部70aには、それぞれ、第2のボルト84が挿通する挿通孔が開口されている。そして、第2のボルト84が各挿通孔に挿通された状態で、第2のボルト84のネジ部が上壁81aの下面に溶接されたナットに螺合することによって、ブレース側固定部70aが補強板80を介してブレース20に締結されて固定される。
本実施形態では、補強板80のブレース20への第1のボルト83による二つボルト締結箇所の間に、ブレース側固定部70aの補強板80を介したブレース20への第2のボルト84によるボルト締結箇所が位置している。
本実施形態では、ブレース20の下面における補強板80に対応する部分には、規制部材30の接合部材37が位置している。つまり、ブレース20の前記底壁は、補強板80と接合部材37の間に挟まれている。また、補強板本体81の各補強板フランジ部81b、ブレース20の前記底壁における補強板フランジ部81bに対応する部分、及び、接合部材37における補強板フランジ部81bに対応する部分には、それぞれ、第1のボルト83が挿通する挿通孔が開口されている。そして、第1のボルト83が各挿通孔に挿通された状態で、第1のボルト83のネジ部が補強板フランジ部81bの上面側のナット85に螺合することによって、補強板80が接合部材37と一緒にブレース20に締結されて固定されている。
以上のように、本実施形態に係る車両下部構造において、リアフロアパネルの車両上方側に設けられバッテリB又はタンクT(上側車両部品)を支持する支持体70は、車両上方から視た平面視でリアフロアパネル10aの上面におけるブレース20と重なる部分に位置してブレース20に固定されるブレース側固定部70aと、サイドメンバ11に固定されるサイドメンバ側固定部70bと、を有している。つまり、バッテリB又はタンクTが固定されている支持体70が、車体骨格を構成するクロスメンバ25及びサイドメンバ11に接合されるブレース20に固定されるブレース側固定部70aと、同じく車体骨格を構成するサイドメンバ11に固定されるサイドメンバ側固定部70bと、を有している。これにより、車両後方からの軽微な衝突等や未舗装の道路上の走行等により、支持体70に概ね車両後方から車両前方に向かう衝撃荷重や車両上下方向の衝撃荷重が作用した場合に、その衝撃荷重をブレース側固定部70a、サイドメンバ側固定部70b及びブレース20を通じて、サイドメンバ11やクロスメンバ25に伝達することができ、歪などの変形の発生が効果的に抑制されることになる。その結果、本実施形態に係る車両下部構造では、リアフロアパネル10aの車両上方側に配置されたバッテリB又はタンクT(上側車両部品)に対する支持性能(取付性能)の維持を図ることができる。
詳しくは、ブレース20が互いに直交する二方向に延びたサイドメンバ11及びクロスメンバ25に接合されているため、このブレース20に固定されたブレース側固定部70aはブレース20と一体になって車両前後方向及び車両上下方向に対して高い剛性を有することになり、サイドメンバ側固定部70bはサイドメンバ11と一体になってサイドメンバ11に沿った方向に対して高い剛性を有することになる。
本実施形態では、規制部材30の一端部は一方のブレース20に固定され、規制部材30の他端部は他方のブレース20に固定されているため、ブレース20がサイドメンバ11及びクロスメンバ25に加えて規制部材30に固定されていることになる。したがって、ブレース20に車両上下方向や車両前後方向の衝撃が作用したとしても、ブレース20の移動及び変形が効果的に規制される。その結果、支持体70が固定される部位の一部であるブレース20の部分の剛性が向上し、バッテリB又はタンクT(上側車両部品)の支持性能が向上する。
また、規制部材30は車両下方からブレース20に固定され、クロスメンバ25は車両前方からブレース20に固定されており、規制部材30がクロスメンバ25とは異なる方向からブレース20に固定されているため、例えば、片方のブレース20に荷重が集中した場合であっても、ブレース20の変形が効果的に抑制される。
本実施形態では、支持体70のブレース側固定部70aは、サイドメンバ側固定部70bよりも車幅方向内側に配置されているため、支持体70に車両後方から衝撃荷重が作用した場合に、その衝撃荷重を、サイドメンバ11に伝達するだけでなく、概ね仮想線L1に沿った伝達経路でクロスメンバ25にも伝達することができる。さらに、ブレース20はクロスメンバ25とサイドメンバ11とによって形成される角部11aを跨ぐように配置されているため、ブレース20は車両前後方向に対して車幅方向に傾斜する方向に延びて、サイドメンバ11にも接合されている。これにより、車両後方から衝撃荷重が作用した場合に、ブレース20はサイドメンバ11に対して第2仮想線L2の方向で突っ張るようにサイドメンバ11を支持することができ、さらに剛性が高まる。
本実施形態では、クロスメンバ25におけるブレース20の接合箇所の車両前方側の部分には、燃料タンク50(下側車両部品)を固定するためのブラケット(26a,26b)が接合されているため、クロスメンバ25におけるブレース20の接合箇所の剛性が向上し、後突等によりブレース20を介して車両前方に向かって入力された荷重を、クロスメンバ25により受け止めることができるとともに、クロスメンバ25の変形を防止することができる。その結果、ブレース20の位置が変化することなく維持され、ブレース20の変形もより効果的に抑制され、ひいては、支持体70によるバッテリB又はタンクT(上側車両部品)の支持性能の維持がより効果的に図られる。
本実施形態では、ブレース20には補強板80が接合され、ブレース側固定部70aは補強板80を介してブレース20に固定されている。これにより、ブレース20の内部が補強されてブレース20の剛性が向上し、その結果、支持体70によるバッテリB又はタンクTの支持性能の維持がさらに効果的に図られる。
本実施形態の説明は、本発明を説明するための例示であって、特許請求の範囲に記載の発明を限定するものではない。また、本発明の各部構成は上記実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
本実施形態では、規制部材30を、ブレース20に接合しているが、これに限らない。また、規制部材30は、フロアパネル10やクロスメンバ25に接合してもよい。規制部材30は設けられなくてもよい。
本実施形態では、支持体70の支持対象である上側車両部品はバッテリB又はタンクTであり、タンクTには、圧縮天然ガスが充填されているものとしたが、充填ガスはこれに限らない。また、上側車両部品がバッテリBの場合、下側車両部品としての燃料タンク50を設けなくてもよいし、この燃料タンク50に替えて、バッテリ51を設けてもよい。また、下側車両部品(例えば、燃料タンク50やバッテリ51)や下側車両部品の車両後方のスペアタイヤ55は設けなくてもよい。
10…フロアパネル、10a…リアフロアパネル、11…サイドメンバ、11a…角部、12…サスペンション支持部、15…アーム取付用ブラケット、20…ブレース、21a…後側フランジ、21b…外側フランジ、25…クロスメンバ、26a…燃料タンク固定用右側ブラケット(ブラケット)、26b…燃料タンク固定用左側ブラケット(ブラケット)、28…補助クロスメンバ、30…規制部材、31…下方凸形状(凸形状)、32…下方延出部、33…湾曲部、34…回動部、37…接合部材、40…リアサスペンション、41…サスペンションアーム、50…燃料タンク(下側車両部品)、51…バッテリ(下側車両部品)、55…スペアタイヤ、60…タイヤ取付部、61…サポート部材、62…補助部材、63…係止部、65…リアバンパ、70…支持体、70a…ブレース側固定部、70b…サイドメンバ側固定部、71…前フレーム、72…後フレーム、72a…直線部、72b…左脚部、72c…右脚部、73…左支持フレーム、74…右支持フレーム、75…左固定フレーム、76…右固定フレーム、77…バンド、80…補強板、81…補強板本体、81a…上壁、81b…補強板フランジ部、82…補強板後部、83…第1のボルト、84…第2のボルト、85…ナット、L1…第1仮想線、L2…第2仮想線、B…バッテリ(上側車両部品)、T…タンク(上側車両部品)

Claims (5)

  1. 車体フロア部を構成するフロアパネルと、該フロアパネルの車幅方向両外側にそれぞれ設けられ車両前後方向に延びるサイドメンバと、前記フロアパネルのうちの車両後方に位置するリアフロアパネルの下面に接合され両側の前記サイドメンバの間を車幅方向に延びるクロスメンバと、を備え、
    前記リアフロアパネルの車両上方側に、上側車両部品を支持する支持体が設けられている、車両下部構造において、
    前記リアフロアパネルの車両下方側には、前記クロスメンバ及び前記サイドメンバに接合されるブレースが設けられ、
    前記ブレースは、前記リアフロアパネルの下面に接合され、
    前記支持体は、車両上方から視た平面視で前記リアフロアパネルの上面における前記ブレースと重なる部分に位置して前記ブレースに固定されるブレース側固定部と、前記サイドメンバに固定されるサイドメンバ側固定部と、を有することを特徴とする車両下部構造。
  2. 前記リアフロアパネルの前記下面には、車幅方向に延びる規制部材が設けられ、
    前記規制部材の車幅方向中間部は、前記リアフロアパネルの前記下面に対して車両下方側に間隔を空けて配置され、
    前記ブレースは、両側の前記サイドメンバのそれぞれに対応して設けられ、
    前記規制部材の一端部は一方の前記ブレースに固定され、前記規制部材の他端部は他方の前記ブレースに固定されている、請求項1に記載の車両下部構造。
  3. 前記クロスメンバの車幅方向端部は、前記サイドメンバに接合され、
    前記ブレース側固定部は、前記サイドメンバ側固定部よりも車幅方向内側に配置され、
    前記ブレースは、前記クロスメンバと前記サイドメンバとによって形成される角部を跨ぐように配置されている、請求項1又は2に記載の車両下部構造。
  4. 前記クロスメンバにおける前記ブレースの接合箇所の車両前方側の部分には、下側車両部品を固定するためのブラケットが接合されている、請求項1~3のいずれか一つに記載の車両下部構造。
  5. 前記ブレースには、補強板が接合され、
    前記ブレース側固定部は、前記補強板を介して前記ブレースに固定されている、請求項1~4のいずれか一つに記載の車両下部構造。
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