JP2023049145A - 監視システム、及び監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動可能な装置がおかれた状況による制限を緩和して、移動可能な装置を簡易な構成によって監視することができる監視システム及び監視装置を提供する。【解決手段】監視システム1は、第1装置10(第1車両)と第2装置50(第2車両)を備える。第1装置10は、第1通信部11と第2通信部51間の無線通信が確立された状態として、第1装置10と第2装置50を監視モードに設定する第1監視モード設定部31を備える。第2装置50は、監視モードにおいて、第1通信部11と第2通信部51間の通信状況、第1装置10と第2装置50との距離、及び第1装置10における異常検出情報のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、第1装置10の異常発生を認識する第2異常発生認識部72と、第1装置10の異常発生が認識されたときに、第2報知を行う第2報知制御部73と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、監視システム、及び監視装置に関する。
従来、複数の移動体を対象として盗難を検知するために、各移動体に他の移動体との間で通信を行う無線装置を備えると共に、少なくとも1つの移動体に管理サーバとの間で通信を行う通信装置を備えた監視システムが提案されている(例えば、特許第6742063号公報参照)。
上記監視システムは、複数の移動体の間で確認通信処理を行い、確認通信処理によりいずれかの移動体の異常が確認された場合に、異常が生じた旨を、通信装置を介して管理サーバに通知する構成となっている。
特許第6742063号公報
上記従来の監視システムでは、管理サーバとの通信が可能な状況であることが前提となるため、移動体が管理サーバとの通信が不能な場所に所在している場合には、監視を実施することができないという制限がある。また、管理サーバとの通信が可能な移動体を含めて、監視対象となる複数の移動体を予め関連付けた上で、管理サーバの構成を設定する必要があるため、監視システムの構成が複雑になるという不都合がある。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、移動可能な装置がおかれた状況による制限を緩和して、移動可能な装置を簡易な構成によって監視することができる監視システムを提供することを目的とする。特に、本発明は、移動可能な装置が輸送に用いられる移動体である場合に、全ての人々が、安全かつ安価で容易に利用し得る持続可能な輸送システムにアクセスすることを可能とする監視システム、及び監視装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための第1態様として、第1通信部を有して移動可能な第1装置と、第2通信部を有する第2装置とを備え、前記第1装置と第2装置との間で無線通信を行って前記第1装置を監視する、監視システムであって、前記第1装置は、前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信が確立された状態として、前記第1装置及び前記第2装置を、前記第1装置を監視するための監視モードに設定する第1監視モード設定部を備え、前記第2装置は、前記監視モードにおいて、前記第1通信部と前記第2通信部と間の通信状況、前記第1装置と前記第2装置との距離、及び前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信により取得した前記第1装置における異常検出情報のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記第1装置の異常発生を認識する第2異常発生認識部と、前記第2異常発生認識部により前記第1装置の異常発生が認識されたときに、第2報知を行う第2報知制御部と、を備える監視システムが挙げられる。
上記監視システムにおいて、前記第2異常発生認識部は、前記通信状況として前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信の遮断の有無を認識し、前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信が遮断されたときに、前記第1装置の異常発生を認識する構成としてもよい。
上記監視システムにおいて、前記第2異常発生認識部は、前記通信状況として前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信の電波強度を認識し、前記電波強度が所定強度以下になったときに、前記第1装置の異常発生を認識する構成としてもよい。
上記監視システムにおいて、前記第2異常発生認識部は、前記第1装置と前記第2装置との距離が所定距離以上になったときに、前記第1装置の異常発生を認識する構成としてもよい。
上記監視システムにおいて、前記第1装置は、前記監視モードにおいて、前記第1通信部と前記第2通信部との間の通信状況、前記第1装置と前記第2装置との距離、及び前記第1装置における異常検出情報のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記第1装置の異常発生を認識する第1異常発生認識部と、前記第1異常発生認識部により前記第1装置の異常発生が認識されたときに、第1報知を行う第1報知制御部と、を備える構成としてもよい。
上記監視システムにおいて、前記第1装置は第1移動体であり、前記第1監視モード設定部は、前記第1移動体の使用が終了したときに、前記第1通信部による無線通信が可能な他装置を検知し、前記他装置を前記第2装置として前記監視モードに設定する構成としてもよい。
上記監視システムにおいて、前記第2装置は第2移動体であり、前記第1監視モード設定部は、前記第1移動体の使用が終了したときに、前記第1通信部による無線通信が可能な他の移動体を複数検知した場合は、使用が終了してからの経過時間が最も短い前記他の移動体を、前記第2移動体として前記監視モードに設定する構成としてもよい。
上記監視システムにおいて、前記第2装置は第2移動体であり、前記第1監視モード設定部は、前記第1移動体の使用が終了したときに、前記第1通信部による無線通信が可能な他の移動体を複数検知した場合は、次の使用開始タイミングが、第1移動体の次の使用開始タイミングよりも遅いと推測される前記他の移動体を、前記第2移動体として前記監視モードに設定する構成としてもよい。
上記監視システムにおいて、前記第1装置は第1移動体であり、前記第2装置は第2移動体であり、前記第1監視モード設定部は、前記監視モードにおいて、前記第2移動体が移動したことを認識した場合に、該移動した前記第2移動体を対象とした前記監視モードを解除して、前記第1通信部による無線通信が可能である停止中の他の移動体を新たな前記第2移動体として、前記監視モードを設定する構成としてもよい。
上記監視システムにおいて、前記第1監視モード設定部は、前記監視モードにおいて、前記第1移動体の使用が開始されたときに、前記監視モードを解除する構成としてもよい。
上記監視システムにおいて、前記第1装置は、第1移動体であり、前記第2装置は、前記第1移動体の利用者により使用される通信端末である構成としてもよい。
上記目的を達成するための第2態様として、移動可能な第1装置に備えられた第1通信部との間で、無線通信を行う第2通信部と、前記第1通信部と前記第2通信部との間で無線通信が確立されているときに、前記第1装置を監視するための監視モードに設定する第2監視モード設定部と、前記監視モードにおいて、前記第1通信部と前記第2通信部との間の通信状況、前記第1通信部と前記第2通信部との距離、及び前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信により取得した前記第1装置における異常検出情報のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記第1装置の異常発生を認識する第2異常発生認識部と、前記第2異常発生認識部により前記第1装置の異常発生が認識されたときに、第2報知を行う第2報知制御部と、を備える監視装置が挙げられる。
上記監視システムによれば、移動可能な装置がおかれた状況による制限を緩和して、移動可能な装置を簡易な構成によって監視することができる。
図1は、監視システムの構成図である。 図2は、第1車両における監視処理のフローチャートである。 図3は、第2車両における監視処理のフローチャートである。 図4は、無線通信が確立される前の車両コードスロットの記録状態の説明図である。 図5は、無線通信が確立されているときの車両コードスロットの記録状態の説明図である。 図6は、第1車両が盗難により移動して、第1車両と第2車両による報知が実行された状況の説明図である。 図7は、第1車両に不審者が接近して、第1車両と第2車両による報知が実行された状態の説明図である。 図8は、第1車両と家屋内の通信端末とにより、監視システムを構成する場合の説明図である。
[1.監視システムの構成]
図1~図3を参照して、監視システム1の構成について説明する。図1に示したように、本実施形態の監視システム1は、第1車両10と第2車両50とにより構成されている。第1車両10は本開示の第1装置及び第1移動体に相当し、第2車両50は本開示の第2装置、第2移動体、及び監視装置に相当する。
第1車両10は、第1制御ユニット20、第1通信部11、センサ類12、カメラ13、ソナー14、GNSS(Global Navigation Satellite System)センサ15、ホーン16、及びライト類17を備えている。第1通信部11は、BLE(Bluetooth Low Energy、Bluetoothは登録商標)等の近距離用の通信仕様により、例えば数mの通信範囲内での無線通信を行う。
センサ類12には、加速度センサ、傾斜センサ、振動センサ、ドア開閉センサ、ドアロックセンサ、超音波センサ等が含まれる。カメラ13は、第1車両10の周囲及び車室内を撮影する。ソナー14は、第1車両10の周辺に存在する物体を検出する。GNSSセンサ15は、第1車両10の現在位置を検出する。ホーン16は警音を出力する。ライト類57には、ヘッドライト、スモールライト、テールライト、ブレーキライト等が含まれる。
第1制御ユニット20は、第1通信部11により、第2車両50等の他車両、通信端末等との間で無線通信を行う。第1制御ユニット20には、センサ類12の検出信号、カメラ13の撮影画像、ソナー14による物体検出情報、及びGNSSセンサ15による第1車両10の現在位置の検出情報が入力される。第1制御ユニット20から出力される制御信号により、ホーン16とライト類17の作動が制御される。
第1制御ユニット20は、第1プロセッサ30、第1メモリ40、図示しないインターフェース回路等により構成され、第1メモリ40には、第1制御ユニット20の作動を制御するための第1プログラム41と、第1通信部11による通信対象の固有コード記録される第1スロット42とが保存されている。第1プロセッサ30は、第1プログラム41を読み込んで実行することにより、第1監視モード設定部31、第1異常発生認識部32、及び第1報知制御部33として機能する。第1監視モード設定部31、第1異常発生認識部32、及び第1報知制御部33による処理については後述する。
第2車両50は、第1車両10と同様に、第2制御ユニット60、第2通信部51、センサ類52、カメラ53、ソナー54、GNSSセンサ55、ホーン56、及びライト類57を備えている。第2通信部51、センサ類52、カメラ53、ソナー54、GNSSセンサ55、ホーン56、及びライト類57の機能は、上述した第1車両10の第1通信部11、センサ類12、カメラ13、ソナー14、GNSSセンサ15、ホーン16、及びライト類17のそれぞれと同様であるため、説明を省略する。
第2制御ユニット60は、第2プロセッサ70、第2メモリ80、図示しないインターフェース回路等により構成され、第2メモリ80には、第2制御ユニット60の作動を制御するための第2プログラム81と、第2通信部51による通信対象の固有コードが記録される第2スロット82とが保存されている。第2プロセッサ70は、第2プログラム81を読み込んで実行することにより、第2監視モード設定部71、第2異常発生認識部72、及び第2報知制御部73として機能する。第2監視モード設定部71、第2異常発生認識部72、及び第2報知制御部73による処理については後述する。
[2.第1車両及び第2車両における監視処理]
図4~図7を参照しつつ、図2~図3に示したフローチャートに従って、第1車両10と第2車両50において実行される監視処理について説明する。
[2-1.第1車両における監視処理]
先ず、図2に示したフローチャートに従って、第1車両10側で第1監視モード設定部31により実行される処理について説明する。図2のステップS1で、第1監視モード設定部31は、携帯キー等により車両1のドアロックの操作がなされたことを認識したときに、ステップS2に処理を進める。ステップS1は、第1車両10の使用が終了して、第1車両10の利用者が、駐車した第1車両10から離れることを認識するための処理であり、携帯キーによるドアロックの操作以外に、例えば、カメラ13の撮影画像から、利用者が第1車両10の使用を終了して第1車両10から離れることを認識してもよい。
続くステップS2で、第1監視モード設定部31は、第1車両10の車両固有コードを含む応答要求情報を、第1通信部11により送信して、第1車両10の付近に駐車中であって近距離の無線通信が可能な他車両を探索する。次のステップS3で、第1監視モード設定部31は、他車両からの応答があったとき(応答情報を受信したとき)はステップS4に処理を進める。
一方、他車両からの応答がなかったとき(応答情報を受信しなかったとき)には、第1監視モード設定部31は、ステップS20に処理を進め、携帯キー等による第1車両10のドアアンロックの操作がなされたか否かを判断する。そして、第1監視モード設定部31は、ドアアンロック操作がなされたとき(第1車両10の使用が再開されたとき)は、ステップS11に処理を進め、この場合は第1車両10側の処理が終了する。また、ドアアンロックの操作がなされなかったときには、第1監視モード設定部31は、ステップS20からステップS2に処理を進める。
ステップS4で、第1監視モード設定部31は、応答があった他車両を第2車両50として選択して応答情報に含まれる第2車両50の車両固有コードを認識し、第2車両50にペアリング要求情報を送信して第1車両10と第2車両50のペアリングを実施する。ここで、ペアリングが完了する前は、図4に示したように、第1車両10の第1スロット42の三つのスロットC1~C3と、第2車両50の第2スロット82の三つのスロットC1~C3は、いずれも空き状態となっている。
ペアリングが完了した状態では、図5に示したように、第1車両10の第1スロット42のスロットC1に、ペアリング相手である第2車両50の車両固有コード「12345」が書き込まれた状態となる。また、第2車両50の第2スロット82のスロットC1に、ペアリング相手である第1車両10の車両固有コード「98765」が書き込まれた状態となる。
第1スロット42と第2スロット82は、三つのスロットC1~C3が用意されているため、第1車両10と第2車両50は、1~3台の他車両との間で、ペアリングを行って監視処理を実行することができる。また、スロットの数は2以下であってもよく、4以上であってもよい。
第1監視モード設定部31は、次のステップS5で第1車両10を監視モードに設定し、ステップS6で監視モード設置情報を第2車両50に送信する。続くステップS7とステップS8のループ処理により、第1監視モード設定部31は、ステップS8で第1車両10のドアアンロック操作が認識されるまで、ステップS7で、第1異常発生認識部32と第1報知制御部33による第1異常認識処理を実行する。
第1異常発生認識部32は、以下の(1-1)~(1-4)の判定条件のうちの少なくともいずれか一つが成立したときに、第1車両10の異常(盗難、車上荒らし等)の発生を認識する。
(1-1)第1通信部11と第2通信部51との間の無線通信が遮断されたとき。
(1-2)第1通信部11と第2通信部51との間の無線通信の電波強度(RSSI等により測定される)が、所定強度以下になったとき。
(1-3)第1車両10と第2車両50との距離が、所定距離以下になったとき。第1異常発生認識部32は、第1車両10と第2車両50との距離を、GNSSセンサ15により検出される第1車両10の現在位置と、GNSSセンサ55により検出されて第2車両50から送信される第2車両50の現在位置の情報とに基づいて算出する。或いは、第1異常発生認識部32が、ソナー14による第2車両50の検出位置情報や、カメラ13による第2車両50の撮影画像に基づいて、第1車両10と第2車両50との距離を認識するようにしてもよい。
(1-4)センサ類12の検出信号、カメラの撮影画像から、第1車両10の異常が認識されたとき。第1異常発生認識部32は、例えば、加速度センサにより所定レベル以上の加速度が検出されたとき、振動センサにより所定レベル以上の振動が検出されたとき、傾斜センサにより所定レベル以上の傾斜が検出されたとき、超音波センサにより車室内の物体の変位が検出されたとき、携帯鍵等による認証不可の状態でドアのアンロック操作が検出されたときに、第1車両10の異常発生を認識する。また、第1異常発生認識部32は、カメラ13の撮影画像から、顔画像が第1メモリ40に保存された利用者以外の不審者が、第1車両10の付近或いは車室内にいることを認識したときに、第1車両10の異常発生を認識する。
第1異常発生認識部32は、上記(1-4)の判定条件が成立したときは、異常検出情報を第2車両50に送信する。第1報知制御部33は、第1異常発生認識部32により第1車両10の異常発生が認識されたときに、ホーン16又はライト類17を作動させて、第1車両10の周囲に対する報知を行う。この場合、第1車両10で発生した異常の内容に応じて、ホーン16とライト類17による報知の態様を変更するようにしてもよい。
ここで、図6は、第1車両10が持ち上げられて盗難された状況を示している。図6のA11は、第1車両10と第2車両50の無線通信が確立されて、第1車両10と第2車両50が監視モードに設定された状態を示している。また、A12は、第1車両10が盗難により第2車両50から離れて、第1車両10と第2車両50との無線通信が遮断された状況であり、上記(1-1)の判定条件が成立する。そのため、第1報知制御部33により、ホーン16とライト類17の点滅による第1報知が実行されている。さらに、後述するように、第2車両50においても、ホーン56とライト類57による第2報知が実行されている。
上記(1-2)、(1-3)の判定条件も、図6のA12に示したように、第1車両10が盗難により第2車両50が離れた場合に成立する。そして、上記(1-1)の判定条件が成立した場合と同様に、第1車両10において第1報知が実行されると共に、第2車両50において第2報知が実行される。
図7は、上記(1-4)の判定条件で説明したように、第1車両10のセンサ類12又はカメラ13の撮影画像から、第1異常発生認識部32により第1車両10の異常発生が認識された状況を示している。図7のA21は、第1車両10と第2車両50との無線通信が確立されて、第1車両10と第2車両50が監視モードに設定された状態で、不審者Tが第1車両10に接近した状況を示している。
また、A22は、不審者Tがカメラ13の撮影画像から認識され、或いは不審者Tが第1車両10のドアを開けようとして、第1車両10の揺れが加速度センサ等により検出されて、第1異常発生認識部32が第1車両10の異常発生を認識した状況を示している。A22では、第1報知制御部33により、ホーン16とライト類17による第1報知が実行されている。さらに、後述するように、第2車両50においても、ホーン56とライト類57による第2報知が実行される。
図2のフローチャートに戻り、第1監視モード設定部31は、ステップS8で、第1車両10のドアアンロックの操作がなされたときに、ステップS9に処理を進める。ステップS9で、第1監視モード設定部31は、第1監視モード解除情報を第2車両50に送信する。これにより、後述するように、第2車両50の監視モードが解除される。続くステップS10で、第1監視モード設定部31は、第1車両10の監視モードを解除する。
[2-2.第2車両における監視処理]
次に、図3に示したフローチャートに従って、第2車両50側で第2監視モード設定部71により実行される処理について説明する。図3のステップS30で、第2監視モード設定部71は、第1車両10から応答要求信号を受信したときにステップS31に処理を進める。
ステップS31で、第2監視モード設定部71は、応答情報を第1車両10に送信する。続くステップS32で、第2監視モード設定部71は、第1車両10からペアリング要求情報を受信したとき(第1車両10からペアリング要求があったとき)はステップS33に処理を進める。一方、第1車両10からペアリング要求を受信しなかったとき(第1車両10からペアリング要求がなかったとき)には、第2監視モード設定部71は、ステップS39に処理を進め、この場合は第2車両50側の処理が終了する。
次のステップS33で、第2監視モード設定部71は、第1車両10と第2車両50のペアリングを実施する。これにより、図5を参照して上述したように、第2スロット82に、第1車両10の車両固有コード「98765」が書き込まれる。続くステップS34で、第2監視モード設定部71は、第1車両10から監視モード設定情報を受信したときにステップS35に処理を進める。ステップS35で、第2監視モード設定部71は、第2車両50を監視モードに設定する。
続くステップS36とステップS37の処理ループにより、第2監視モード設定部71は、ステップS37で、第1車両10から送信される監視モード解除情報を受信するまで、ステップS36で、第2異常発生認識部72と第2報知制御部73による第2異常認識処理を実行する。
第2異常発生認識部72は、以下の(2-1)~(2-4)の判定条件のうちの少なくともいずれか一つが成立したときに、第1車両10の異常(盗難、車上荒らし等)の発生を認識する。
(2-1)第1通信部11と第2通信部51との間の無線通信が遮断されたとき。
(2-2)第1通信部11と第2通信部51との間の無線通信の電波強度(RSSI等により測定される)が、所定強度以下になったとき。
(2-3)第1車両10と第2車両50との距離が、所定距離以下になったとき。第2異常発生認識部72は、第1車両10と第2車両50との距離を、GNSSセンサ55により検出される第2車両50の現在位置と、GNSSセンサ15により検出されて第1車両10から送信される第1車両10の現在位置の情報とに基づいて算出する。或いは、第2異常発生認識部72が、ソナー54による第1車両10の検出位置情報や、カメラ53による第1車両10の撮影画像に基づいて、第1車両10と第2車両50との距離を認識するようにしてもよい。
(2-4)第1車両10から、異常検出情報を受信したとき。
第2報知制御部73は、第2異常発生認識部72により第1車両10の異常発生が認識されたときに、ホーン56又はライト類57を作動させて、第2車両50の周囲に対する報知を行う。この場合、第1車両10で発生した異常の種別に応じて、ホーン56とライト類57による報知の態様を変更するようにしてもよい。これにより、図6、図7を参照して上述したように、第1車両10と第2車両50の双方の報知によって、第1車両10に異常が発生したことを周囲に知らせることができる。
[3.他の実施形態]
上記実施形態では、本開示の第1装置及び第1移動体として第1車両10を例示し、本開示の第2装置及び第2移動体として第2車両50を例示した。他の実施形態として、第1移動体及び第2移動体は、近距離の無線通信が可能な状況であればよく、飛行体、船舶等の車両以外の移動体であってもよい。
また、本開示の第1装置は、金庫やノートパソコン等の、移動機能を備えずに、利用者により持ち運ばれることによって移動する装置であってもよい。第2装置は、移動体でなくてもよい。例えば、図8は、第2装置が、家屋100に置かれたスマートスピーカー110である場合を示している。この構成による場合は、第1車両10の異常が認識されたときに、スマートスピーカー110のライト111又はスピーカー112からの音の出力による報知により、家屋100内の利用者Uに、第1車両10の異常が生じたことを知らせることができる。また、第2装置は、携帯端末120(スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等9であってもよく、この場合は、携帯端末120の表示又はスピーカーによる音出力により、第1車両10の異常発生を報知してもよい。
上記実施形態では、図2のステップS2で、第1監視モード設定部31は、第1車両10の周辺に駐車している他車両を探索して、第2車両50を設定した。他の実施形態として、第2車両50を予め選択された固定車両としてもよい。この場合、第2車両50は、例えば、第1車両10と同じ駐車場を利用する他車両、車両販売店等において第1車両10と同じ場所に保管される他車両等である。第2車両50を固定車両とする場合は、第1車両10の第1スロット42に第2車両50の車両固有コードが予め記録され、第2車両50の第2スロット82に第1車両10の車両固有コードが予め記録される。
上記実施形態では、第1車両10に第1異常発生認識部32と第1報知制御部33とを備えて、第1車両10の異常が発生したときに、第1車両10と第2車両50の双方において報知を行った。他の実施形態として、第1異常発生認識部32と第1報知制御部33を省略して、第2車両50側でのみ、第1車両10の異常発生の認識と報知を行うようにしてもよい。
上記実施形態において、図2のステップS3で、第1監視モード設定部31が、複数の他車両から応答情報を受信したときに、以下の条件1又は条件2を満たす他車両を第2車両50として選択してもよい。
条件1…使用が終了した時点からの経過時間が最も短い他車両。第1監視モード設定部31は、他車両の使用が終了した時点を、他車両から送信される他車両の使用情報によって認識する。
条件2…次の使用開始タイミングが、第1車両10の次の使用開始タイミングよりも遅いと推測される他車両。該当する他車両が無い場合は、次の使用開始タイミングが、第1車両10の次の使用開始タイミングに最も近いと推測される他車両。第1監視モード設定部31は、例えば、第1車両10の利用者のスケジュール情報から第1車両10の次の使用開始タイミングを予測し、他車両の利用者のスケジュール情報から他車両の次の使用開始タイミングを予測する。
上記実施形態において、第1車両10と第2車両50が監視モードに設定されているときに、第2車両50が移動したときには、第1監視モード設定部31が、移動した第2車両50との監視モードを解除して、第1通信部11による無線通信が可能な他車両を、新たな第2車両50として監視モードを設定してもよい。
なお、図1は、本願発明の理解を容易にするために、監視システム1を構成する第1車両10と第2車両50の構成を、主な処理内容により区分して示した概略図であり、第1車両10と第2車両50を他の区分によって構成してもよい。また、各構成要素の処理は、1つのハードウェアユニットにより実行されてもよいし、複数のハードウェアユニットにより実行されてもよい。また、図2~図3に示した各構成要素による処理は、1つのプログラムにより実行されてもよいし、複数のプログラムにより実行されてもよい。
[4.上記実施形態によりサポートされる構成]
上記実施形態は、以下の構成の具体例である。
(構成1)第1通信部を有して移動可能な第1装置と、第2通信部を有する第2装置とを備え、前記第1装置と第2装置との間で無線通信を行って前記第1装置を監視する、監視システムであって、前記第1装置は、前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信が確立された状態として、前記第1装置及び前記第2装置を、前記第1装置を監視するための監視モードに設定する第1監視モード設定部を備え、前記第2装置は、前記監視モードにおいて、前記第1通信部と前記第2通信部と間の通信状況、前記第1装置と前記第2装置との距離、及び前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信により取得した前記第1装置における異常検出情報のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記第1装置の異常発生を認識する第2異常発生認識部と、前記第2異常発生認識部により前記第1装置の異常発生が認識されたときに、第2報知を行う第2報知制御部と、を備える監視システム。
構成1の監視システムによれば、第1装置と第2装置間の無線通信が可能な状況であれば、第1装置の監視が可能であり、管理サーバ等の他の装置との通信は不要である。そのため、移動可能な第1装置がおかれた状況による制限を緩和して、移動可能な第1装置を簡易な構成によって監視することができる。
(構成2)前記第2異常発生認識部は、前記通信状況として前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信の遮断の有無を認識し、前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信が遮断されたときに、前記第1装置の異常発生を認識する構成1に記載の監視システム。
構成2の監視システムによれば、第1装置が盗難等により移動して第2装置から離れることによって、第1通信部と第2通信部間の無線通信が遮断されたときに、第2装置による報知を行うことができる。
(構成3)前記第2異常発生認識部は、前記通信状況として前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信の電波強度を認識し、前記電波強度が所定強度以下になったときに、前記第1装置の異常発生を認識する構成1又は構成2に記載の監視システム。
構成3の監視システムによれば、第1装置が盗難等により移動して第2装置から離れることによって、第1通信部と第2通信部間の無線通信の電波強度が所定強度以下になったときに、第2装置による報知を行うことができる。
(構成4)前記第2異常発生認識部は、前記第1装置と前記第2装置との距離が所定距離以上になったときに、前記第1装置の異常発生を認識する構成1から構成3のうちいずれか一つの構成に記載の監視システム。
構成4の監視システムによれば、第1装置が盗難等により移動して第2装置から離れることによって、第1装置と第2装置との距離が所定距離以上となったときに、第2装置による報知を行うことができる。
(構成5)前記第1装置は、前記監視モードにおいて、前記第1通信部と前記第2通信部との間の通信状況、前記第1装置と前記第2装置との距離、及び前記第1装置における異常検出情報のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記第1装置の異常発生を認識する第1異常発生認識部と、前記第1異常発生認識部により前記第1装置の異常発生が認識されたときに、第1報知を行う第1報知制御部と、を備える構成1から構成4のうちいずれか一つの構成に記載の監視システム。
構成5の監視システムによれば、第1装置の異常が発生したときに、第1装置においても報知を行うことができる。
(構成6)前記第1装置は第1移動体であり、前記第1監視モード設定部は、前記第1移動体の使用が終了したときに、前記第1通信部による無線通信が可能な他装置を検知し、前記他装置を前記第2装置として前記監視モードに設定する構成1から構成5のうちいずれか一つの構成に記載の監視システム。
構成6の監視システムによれば、第1移動体の使用が終了したタイミングで、第1移動体の周辺に存在する装置を第2装置として用いて、第1移動体の監視を開始することができる。
(構成7)前記第2装置は第2移動体であり、前記第1監視モード設定部は、前記第1移動体の使用が終了したときに、前記第1通信部による無線通信が可能な他の移動体を複数検知した場合は、使用が終了してからの経過時間が最も短い前記他の移動体を、前記第2移動体として前記監視モードに設定する構成6に記載の監視システム。
構成7の監視システムによれば、使用が終了してからの経過時間が最も短いことから、今後の停止時間が最も長くなると予測される他の移動体を、第2移動体として監視モードに設定することにより、第2移動体による第1移動体の監視が可能な期間を長くすることができる。
(構成8)前記第2装置は第2移動体であり、前記第1監視モード設定部は、前記第1移動体の使用が終了したときに、前記第1通信部による無線通信が可能な他の移動体を複数検知した場合は、次の使用開始タイミングが、第1移動体の次の使用開始タイミングよりも遅いと推測される前記他の移動体を、前記第2移動体として前記監視モードに設定する構成6に記載の監視システム。
構成8の監視システムによれば、第1移動体が次に使用されるタイミングまで停止していると推測される他の移動体を、第2移動体として監視モードに設定することにより、第2移動体による第1移動体の監視が可能な期間を長くすることができる。
(構成9)前記第1装置は第1移動体であり、前記第2装置は第2移動体であり、前記第1監視モード設定部は、前記監視モードにおいて、前記第2移動体が移動したことを認識した場合に、該移動した前記第2移動体を対象とした前記監視モードを解除して、前記第1通信部による無線通信が可能である停止中の他の移動体を新たな前記第2移動体として、前記監視モードを設定する構成1から構成5のうちいずれか一つの構成に記載の監視システム。
構成9の監視システムによれば、第2移動体の移動により第2移動体による第1移動体の監視が不能になった場合に、他の移動体を新たな第2移動体として切り替えることにより、第2移動体による第1移動体の監視を継続することができる。
(構成10)前記第1監視モード設定部は、前記監視モードにおいて、前記第1移動体の使用が開始されたときに、前記監視モードを解除する構成6から構成9のうちいずれか一つの構成に記載の監視システム。
構成10の監視システムによれば、第1移動体の使用が開始されたタイミングで、第1移動体と第2移動体の監視モードを解除することができる。
(構成11)前記第1装置は、第1移動体であり、前記第2装置は、前記第1移動体の利用者により使用される通信端末である構成1から構成5のうちいずれか一つの構成に記載の監視システム。
構成11の監視システムによれば、第1移動体を第1移動体の付近に存在する通信端末により監視して、第1移動体の異常発生を、通信端末によって利用者に報知することができる。
(構成12)移動可能な第1装置に備えられた第1通信部との間で、無線通信を行う第2通信部と、前記第1通信部と前記第2通信部との間で無線通信が確立されているときに、前記第1装置を監視するための監視モードに設定する第2監視モード設定部と、前記監視モードにおいて、前記第1通信部と前記第2通信部との間の通信状況、前記第1通信部と前記第2通信部との距離、及び前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信により取得した前記第1装置における異常検出情報のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記第1装置の異常発生を認識する第2異常発生認識部と、前記第2異常発生認識部により前記第1装置の異常発生が認識されたときに、第2報知を行う第2報知制御部と、を備える監視装置。
構成12の監視装置によれば、第1装置との無線通信が可能な状況であれば、第1装置の監視が可能であり、管理サーバ等の他の装置との通信は不要である。そのため、移動可能な第1装置がおかれた状況による制限を緩和して、移動可能な第1装置を簡易な構成によって監視することができる。
1…監視システム、10…第1車両(第1装置、第1移動体)、11…第1通信部、12…センサ類、13…カメラ、14…ソナー、15…GNSSセンサ、16…ホーン、17…ライト類、20…第1制御ユニット、30…第1プロセッサ、31…第1監視モード設定部、32…第1異常発生認識部、33…第1報知制御部、40…第1メモリ、41…第1プログラム、42…第1スロット、50…第2車両(第2装置、第2移動体、監視装置)、51…第2通信部、52…センサ類、53…カメラ、54…ソナー、55…GNSSセンサ、56…ソナー、57…ライト類、60…第2制御ユニット、70…第2プロセッサ、71…第2監視モード設定部、72…第2異常発生認識部、73…第2報知制御部、80…第2メモリ、81…第2プログラム、82…第2スロット。

Claims (12)

  1. 第1通信部を有して移動可能な第1装置と、第2通信部を有する第2装置とを備え、前記第1装置と第2装置との間で無線通信を行って前記第1装置を監視する、監視システムであって、
    前記第1装置は、
    前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信が確立された状態として、前記第1装置及び前記第2装置を、前記第1装置を監視するための監視モードに設定する第1監視モード設定部を備え、
    前記第2装置は、
    前記監視モードにおいて、前記第1通信部と前記第2通信部と間の通信状況、前記第1装置と前記第2装置との距離、及び前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信により取得した前記第1装置における異常検出情報のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記第1装置の異常発生を認識する第2異常発生認識部と、
    前記第2異常発生認識部により前記第1装置の異常発生が認識されたときに、第2報知を行う第2報知制御部と、を備える
    監視システム。
  2. 前記第2異常発生認識部は、前記通信状況として前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信の遮断の有無を認識し、前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信が遮断されたときに、前記第1装置の異常発生を認識する
    請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記第2異常発生認識部は、前記通信状況として前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信の電波強度を認識し、前記電波強度が所定強度以下になったときに、前記第1装置の異常発生を認識する
    請求項1又は請求項2に記載の監視システム。
  4. 前記第2異常発生認識部は、前記第1装置と前記第2装置との距離が所定距離以上になったときに、前記第1装置の異常発生を認識する
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の監視システム。
  5. 前記第1装置は、
    前記監視モードにおいて、前記第1通信部と前記第2通信部との間の通信状況、前記第1装置と前記第2装置との距離、及び前記第1装置における異常検出情報のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記第1装置の異常発生を認識する第1異常発生認識部と、
    前記第1異常発生認識部により前記第1装置の異常発生が認識されたときに、第1報知を行う第1報知制御部と、を備える
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の監視システム。
  6. 前記第1装置は第1移動体であり、
    前記第1監視モード設定部は、前記第1移動体の使用が終了したときに、前記第1通信部による無線通信が可能な他装置を検知し、前記他装置を前記第2装置として前記監視モードに設定する
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の監視システム。
  7. 前記第2装置は第2移動体であり、
    前記第1監視モード設定部は、前記第1移動体の使用が終了したときに、前記第1通信部による無線通信が可能な他の移動体を複数検知した場合は、使用が終了してからの経過時間が最も短い前記他の移動体を、前記第2移動体として前記監視モードに設定する
    請求項6に記載の監視システム。
  8. 前記第2装置は第2移動体であり、
    前記第1監視モード設定部は、前記第1移動体の使用が終了したときに、前記第1通信部による無線通信が可能な他の移動体を複数検知した場合は、次の使用開始タイミングが、第1移動体の次の使用開始タイミングよりも遅いと推測される前記他の移動体を、前記第2移動体として前記監視モードに設定する
    請求項6に記載の監視システム。
  9. 前記第1装置は第1移動体であり、前記第2装置は第2移動体であり、
    前記第1監視モード設定部は、前記監視モードにおいて、前記第2移動体が移動したことを認識した場合に、該移動した前記第2移動体を対象とした前記監視モードを解除して、前記第1通信部による無線通信が可能である停止中の他の移動体を新たな前記第2移動体として、前記監視モードを設定する
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の監視システム。
  10. 前記第1監視モード設定部は、前記監視モードにおいて、前記第1移動体の使用が開始されたときに、前記監視モードを解除する
    請求項6から請求項9のうちいずれか1項に記載の監視システム。
  11. 前記第1装置は、第1移動体であり、
    前記第2装置は、前記第1移動体の利用者により使用される通信端末である
    請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の監視システム。
  12. 移動可能な第1装置に備えられた第1通信部との間で、無線通信を行う第2通信部と、
    前記第1通信部と前記第2通信部との間で無線通信が確立されているときに、前記第1装置を監視するための監視モードに設定する第2監視モード設定部と、
    前記監視モードにおいて、前記第1通信部と前記第2通信部との間の通信状況、前記第1通信部と前記第2通信部との距離、及び前記第1通信部と前記第2通信部との間の無線通信により取得した前記第1装置における異常検出情報のうちの少なくともいずれか一つに基づいて、前記第1装置の異常発生を認識する第2異常発生認識部と、
    前記第2異常発生認識部により前記第1装置の異常発生が認識されたときに、第2報知を行う第2報知制御部と、
    を備える監視装置。
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