JP2023048252A - 流体供給装置、マッサージ装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】1つの流体供給装置で複数のマッサージバッグを使用し得る流体供給装置、マッサージ装置および制御方法を提供する。【解決手段】流体供給装置12は、主流路18から分岐する複数の流路20の各々に設けられる開閉弁22を制御する弁制御部50と、主流路18に設けられる圧力センサ24と、予め設定された開閉弁22である設定開閉弁23のみが開けられ、主流路18に流体が流れているときの圧力の上昇率に基づいて、マッサージバッグ14の種類を判定する判定部52と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、流体供給装置、マッサージ装置および制御方法に関する。
下記特許文献には、マッサージ装置が開示されている。このマッサージ装置は、一対のマッサージバッグ(ブーツ)と、各マッサージバッグに流体(エアー)を供給する流体供給装置(コントローラ)とを備えている。一対のマッサージバッグの一方は、人体の右下肢に用いられ、複数の流体室(エアバッグ)を有する。また、一対のマッサージバッグの他方は、人体の左下肢に用いられ、複数の流体室(エアバッグ)を有する。
近年、人体のマッサージ箇所等に応じて、複数種類のマッサージバッグが開発されており、1つの流体供給装置(コントローラ)で複数種類のマッサージバッグを取り扱うことが要請されている。しかし、流体供給装置は、複数種類のマッサージバッグのうちのどの種類のマッサージバッグが接続されているか認識することができない。このため、1つの流体供給装置で複数のマッサージバッグを使用することができない。
本発明は、1つの流体供給装置で複数のマッサージバッグを使用し得る流体供給装置、マッサージ装置および制御方法を提案する。
本発明の第1の態様は、マッサージバッグに流体を供給する流体供給装置であって、前記流体が供給される主流路から分岐し、且つ、少なくとも1つが前記マッサージバッグの流体室と接続される複数の流路と、複数の前記流路の各々に設けられる開閉弁と、各前記開閉弁を制御する弁制御部と、前記主流路に設けられる圧力センサと、予め設定された前記開閉弁である設定開閉弁のみが前記弁制御部によって開けられ、前記主流路に前記流体が流れているときに、前記圧力センサによって検出された圧力の上昇率に基づいて、前記マッサージバッグの種類を判定する判定部と、を備える。
本発明の第2の態様は、上記の流体供給装置と、1または複数の前記マッサージバッグとを備えるマッサージ装置である。
本発明の第3の態様は、マッサージバッグに流体を供給する流体供給装置を制御する制御方法であって、主流路から分岐し、且つ、少なくとも1つが前記マッサージバッグの流体室と接続される複数の流路の各々に設けられる開閉弁のうち、予め設定された前記開閉弁である設定開閉弁のみを開ける弁制御ステップと、前記設定開閉弁が開けられ、前記主流路に前記流体が流れているときに、前記主流路に設けられる圧力センサによって検出された圧力の上昇率に基づいて、前記マッサージバッグの種類を判定する判定ステップと、を含む。
本発明の態様によれば、流体供給装置に接続可能な複数の種類のマッサージバッグのうちのどの種類のマッサージバッグが接続されているのかを特定することができる。その結果、1つの流体供給装置で複数のマッサージバッグを使用することができる。
〔実施形態〕
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態によるマッサージ装置10の構成を示す概略図である。マッサージ装置10は、流体供給装置12と、一対のマッサージバッグ14とを備える。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態によるマッサージ装置10の構成を示す概略図である。マッサージ装置10は、流体供給装置12と、一対のマッサージバッグ14とを備える。
流体供給装置12は、流体供給装置12に接続されたマッサージバッグ14に流体を供給する。流体は、空気等の気体であってもよいし、水等の液体であってもよい。また、流体は、圧縮されていてもよい。本実施形態では、流体は、空気である。
一対のマッサージバッグ14の各々は、流体供給装置12に着脱可能である。マッサージバッグ14の各々は、流体室141と、嵌合コネクタ142と、案内路143とを有する。流体室141は、流体供給装置12から供給される流体によって膨張可能な袋状に構成される。嵌合コネクタ142は、流体供給装置12にマッサージバッグ14を接続するための部材である。案内路143は、流体供給装置12から供給される流体を流体室141に案内するための部材である。案内路143の一端は嵌合コネクタ142に接続され、案内路143の他端は流体室141に接続される。
流体供給装置12に接続可能なマッサージバッグ14は、流体室141の数が異なる複数の種類を有する。複数の種類のマッサージバッグ14のうちの2つが流体供給装置12に接続され得る。図1では、1つの流体室141を有するマッサージバッグ14と、4つの流体室141を有するマッサージバッグ14とが流体供給装置12に接続された場合の例が示されている。以下、1つの流体室141を有するマッサージバッグ14は、1室バッグ14と称する場合がある。さらに、4つの流体室141を有するマッサージバッグ14は、4室バッグ14と称する場合がある。
1室バッグ14では案内路143の数は1つであり、4室バッグ14では案内路143の数は4つである。すなわち、本実施形態では、案内路143の数は、流体室141の数と一致する。
1室バッグ14および4室バッグ14は、人体の一部に装着可能に構成される。人体の一部は、1箇所であってもよいし、複数箇所であってもよい。具体的な箇所として、例えば、足底、下腿、大腿等が挙げられる。本実施形態では、1室バッグ14は人体の足底に装着可能に構成されており、4室バッグ14は人体の足底および下腿に装着可能に構成される。
流体供給装置12は、流体供給源16、主流路18、複数の流路20、複数の開閉弁22、圧力センサ24、一対のコネクタ26およびコントローラ28を有する。
流体供給源16は、流体を出力する。流体供給源16として、コンプレッサー等が挙げられる。主流路18は、流体供給源16に接続される。主流路18として、チューブ等が挙げられる。
複数の流路20の各々は、主流路18から分岐する。流路20の断面積は、主流路18の断面積と同じであってもよいし、異なってもよい。本実施形態では、流路20の断面積は、主流路18の断面積よりも小さい。
複数の流路20の各々は、コネクタ26Lまたはコネクタ26Rに接続される。コネクタ26Lは、一対のコネクタ26の一方であり、コネクタ26Rは、一対のコネクタ26の他方である。また、コネクタ26Lに接続される流路20は流路20Lであり、コネクタ26Rに接続される流路20は流路20Rである。
流路20Lの数は、流体供給装置12に接続可能な複数の種類のマッサージバッグ14のなかで最も多く有する流体室141の数と一致する。図1では、コネクタ26Lに1室バッグ14が接続されているが、1室バッグ14に代えて4室バッグ14を接続し得る。本実施形態では、流体供給装置12に接続可能な複数の種類のマッサージバッグ14のなかで最も多くの流体室141を有するマッサージバッグ14は、4室バッグ14である。したがって、本実施形態では、流路20Lの数は4つである。同様に、流路20Rの数は、流体供給装置12に接続可能な複数の種類のマッサージバッグ14のなかで最も多く有する流体室141の数と一致する。本実施形態では、流路20Rの数は4つである。
複数の開閉弁22の各々は、対応する流路20に設けられる。つまり、複数の流路20の各々に開閉弁22が設けられる。本実施形態では、複数の開閉弁22の各々は、三方弁である。この場合、開閉弁22の各々には排出路21が接続される。流路20Lに設けられる開閉弁22は開閉弁22Lであり、流路20Rに設けられる開閉弁22は開閉弁22Rである。また、開閉弁22Lに接続される排出路21は排出路21Lであり、開閉弁22Rに接続される排出路21は排出路21Rである。
開閉弁22Lが流路20Lを開けるとともに排出路21Lを閉めた場合、流路20Lを介してマッサージバッグ14の流体室141に流体が供給される。逆に、開閉弁22Lが流路20Lを閉じるとともに排出路21Lを開けた場合には、マッサージバッグ14の流体室141内の流体が排出路21Lを介して排出ポート(図示せず)から排出される。
すなわち、開閉弁22Lは、流体供給装置12に接続されたマッサージバッグ14の流体室141に接続する接続先を、流路20Lまたは排出路21Lに切り替える。同様に、開閉弁22Rは、流体供給装置12に接続されたマッサージバッグ14の流体室141に接続する接続先を、流路20Rまたは排出路21Rに切り替える。
圧力センサ24は、主流路18に流れる流体の圧力を検出するセンサである。圧力センサ24は、主流路18に設けられる。圧力センサ24は、コントローラ28に検出信号を出力する。
コネクタ26Lおよびコネクタ26Rには、嵌合コネクタ142が接続され得る。1室バッグ14の嵌合コネクタ142がコネクタ26Lに接続されている場合、複数の流路20Lのうち、案内路143に対応する流路20Lは案内路143と連通し、残りの流路20Lは塞がれる。したがって、1室バッグ14の流体室141は、案内路143を介して、対応する1つの流路20Lに接続される。
一方、1室バッグ14に代えて4室バッグ14がコネクタ26Lに接続された場合(図2参照)、案内路143に対応するすべての流路20Lが対応する案内路143と連通する。したがって、4室バッグ14の4つの流体室141の各々は、案内路143を介して、対応する流路20Lに接続される。
このように、嵌合コネクタ142を介してコネクタ26Lに接続されるマッサージバッグ14の流体室141と、当該マッサージバッグ14に流体を供給する流体供給装置12の流路20Lとは、一対一で接続される。同様に、嵌合コネクタ142を介してコネクタ26Rに接続されるマッサージバッグ14の流体室141と、当該マッサージバッグ14に流体を供給する流体供給装置12の流路20Rとは、一対一で接続される。
コントローラ28は、CPU、GPU等のプロセッサによって構成される。コントローラ28には、流体供給源16、各開閉弁22および圧力センサ24が接続される。また、コントローラ28には、記憶部30、入力部32、表示部34、スピーカ36、発光部38、通信部40、温度計42、バッテリ44および電源部46が接続される。
記憶部30は、RAM等の揮発性メモリと、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスク等の不揮発性メモリとを含む。記憶部30の少なくとも一部が、プロセッサに備えられていてもよい。入力部32は、ユーザの操作に応じた位置、命令等の情報をコントローラ28に出力する。表示部34は、文字、図形等の情報を表示する。スピーカ36は、音声を出力する。発光部38は、1または複数の発光素子を有し、当該発光素子を点灯または点滅させる。通信部40は、所定の通信方式に基づいて有線通信または無線通信する。温度計42は、温度を計測する。バッテリ44は、流体供給装置12を駆動するための駆動電力を蓄える。電源部46は、商用電源から供給される交流電力に基づいて、流体供給装置12を駆動するための駆動電力を生成する。
コントローラ28は、流体制御部48、弁制御部50および判定部52を有する。流体制御部48、弁制御部50および判定部52は、記憶部30に記憶されているプログラムをプロセッサが処理することで実現されてもよい。また、流体制御部48、弁制御部50および判定部52の少なくとも1つが、ASIC、FPGA等の集積回路によって実現されてもよい。また、流体制御部48、弁制御部50および判定部52の少なくとも1つが、ディスクリートデバイスを含む電子回路によって構成されてもよい。
流体制御部48は、流体供給源16を制御して流体供給源16を駆動し、流体供給源16に流体を出力させる。また、流体制御部48は、流体供給源16を制御して流体供給源16を停止する。
弁制御部50は、複数の開閉弁22の各々を制御する。弁制御部50は、1つのマッサージバッグ14に流体を供給可能な複数の開閉弁22毎に同じ弁制御処理を実行する。本実施形態では、複数の開閉弁22Lを制御する弁制御部50の弁制御処理と、複数の開閉弁22Rを制御する弁制御部50の弁制御処理とは同じである。ここでは、複数の開閉弁22Lを制御する弁制御部50の弁制御処理についてのみ説明する。
弁制御処理は、コネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14の種類を判定するために実行される第1弁制御処理と、コネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14を用いてマッサージを行うために実行される第2弁制御処理とを含む。
弁制御部50は、第1弁制御処理を実行する場合、複数の開閉弁22Lのうち、予め設定された開閉弁22Lである設定開閉弁23を開け、残りの開閉弁22Lを閉じる。すなわち、弁制御部50は、複数の開閉弁22Lのうちの設定開閉弁23のみを開ける。設定開閉弁23は、流体供給装置12に接続可能な複数の種類のマッサージバッグ14に共通して用いられる流路20L以外の流路20Lに設けられる開閉弁22Lである。
本実施形態では、上述のように、4室バッグ14と1室バッグ14とが流体供給装置12に接続可能である。4室バッグ14では4つの流路20Lのすべてが用いられ(図2参照)、1室バッグ14では4つの流路20Lのうちの1つが用いられる(図1参照)。このため、1室バッグ14に用いられることのない3つの流路20Lの少なくとも1つに設けられる開閉弁22Lが、設定開閉弁23として設定される。つまり、設定開閉弁23は、1つであってもよく、2つ以上であってもよい。図1および図2では、設定開閉弁23は1つである場合の例が示されている。
詳細は後述するが、第1弁制御処理の実行時に流体がテスト送気される。コントローラ28は、テスト送気に基づいて装着判定を実施する。装着判定は、流体供給装置12にマッサージバッグ14が接続されているか否かを判定し、マッサージバッグ14が接続されている場合はマッサージバッグ14の種類を判定する処理である。装着判定は、判定部52によって行われる。
弁制御部50は、第2弁制御処理を実行する場合、記憶部30に記憶されたテーブルに基づいて、判定部52によって判定されたマッサージバッグ14の種類に対応する開閉弁22Lを制御する。テーブルは、マッサージバッグ14の種類と、マッサージバッグ14の流体室141に流体を供給する開閉弁22とを対応付けている。すなわち、テーブルは、流体供給装置12に接続可能な複数の種類のマッサージバッグ14毎に、当該マッサージバッグ14が接続されたときに制御すべき開閉弁22を示している。
例えば、判定部52によって判定されたマッサージバッグ14の種類が1室バッグ14である場合(図1参照)、1室バッグ14の流体室141に流体を供給するための流路20L上の開閉弁22Lが制御される。この場合、弁制御部50は、1室バッグ14に対応する1つの開閉弁22Lを制御して、当該開閉弁22Lに流体供給動作と流体排出動作とを繰り返し実行させる。
また、判定部52によって判定されたマッサージバッグ14の種類が4室バッグ14である場合(図2参照)、4室バッグ14の4つの流体室141の各々に流体を供給するための4つの流路20L上の開閉弁22Lが制御される。この場合、弁制御部50は、4室バッグ14に対応する4つの開閉弁22Lを制御して、当該開閉弁22Lに所定の順序で流体供給動作と流体排出動作とを繰り返し実行させる。
流体供給動作は、圧力センサ24によって検出される圧力が所定のマッサージ圧になるまで、流路20Lを開くとともに排出路21Lを閉める動作である。流体排出動作は、圧力センサ24によって検出される圧力が所定の下限圧になるまで、流路20Lを閉めるとともに排出路21Lを開ける動作である。流体供給動作が実行された場合には、流体室141に流体が供給され、流体排出動作が実行された場合には、流体室141内部から流体が排出される。
判定部52は、装着判定を実施する。本実施形態では、判定部52は、コネクタ26Lおよびコネクタ26Rの一方への装着判定(第1判定)を実施するとともに、コネクタ26Lおよびコネクタ26Rの他方への装着判定(第2判定)を実施する。第1判定と第2判定とは同じである。ここでは、コネクタ26Lへの装着判定についてのみ説明する。
判定部52は、コネクタ26Lにテスト送気されているときに圧力センサ24によって検出される圧力を取得する。テスト送気されている状態では、弁制御部50の第1弁制御処理によって設定開閉弁23のみが開けられ、主流路18に流体が流れている。ここで、圧力センサ24によって検出される圧力が所定の圧力閾値を超えない場合、判定部52は、マッサージバッグ14が接続されていないと判定する。逆に、圧力センサ24によって検出される圧力が所定の圧力閾値を超える場合、判定部52は、当該圧力の上昇率に基づいて、マッサージバッグ14の種類を判定する。
嵌合コネクタ142を介してコネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14が1室バッグ14である場合(図1参照)、設定開閉弁23が設けられる流路20Lは、嵌合コネクタ142によって塞がれる。一方、嵌合コネクタ142を介してコネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14が4室バッグ14である場合(図2参照)、設定開閉弁23が設けられる流路20Lは、対応する案内路143を介して、流体室141に接続される。したがって、設定開閉弁23のみが開けられているときに圧力センサ24によって検出される圧力の上昇率は、1室バッグ14が接続されている場合と4室バッグ14が接続されている場合とで異なる。具体的には、4室バッグ14が接続されている場合の圧力の上昇率に比べて、1室バッグ14が接続されている場合の圧力の上昇率が高い。すなわち、1室バッグ14が接続されている場合は、圧力の急激な上昇が圧力センサ24によって検出される。
圧力センサ24によって検出される圧力の上昇率が所定の上昇率閾値以下の場合、判定部52は、コネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14が4室バッグ14であると判定する。逆に、圧力センサ24によって検出される圧力の上昇率が所定の上昇率閾値を超える場合、判定部52は、コネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14が1室バッグ14であると判定する。
次に、流体供給装置12を制御する制御方法に関して説明する。
流体供給装置12は、コネクタ26Lに流体をテスト送気した状態で圧力センサ24によって検出される圧力に基づいて、コネクタ26Lに関する第1判定を行う。その後、流体供給装置12は、コネクタ26Rに流体をテスト送気した状態で圧力センサ24によって検出される圧力に基づいて、コネクタ26Rに関する第2判定を行う。なお、流体供給装置12は、第2判定を行った後に第1判定を行ってもよい。
図3は、第1実施形態によるコントローラ28が装着判定を実行する制御処理の流れを示すフローチャートである。図3では、コネクタ26Lに流体をテスト送気した状態で圧力センサ24によって検出される圧力に基づいて、コネクタ26Lに関する第1判定を行う場合のコントローラ28の制御処理の流れが示されている。
コントローラ28の制御処理は、流体供給装置12が起動した場合、入力部32から制御処理の実行命令をコントローラ28が受けた場合等の所定の場合に開始される。
ステップS1において、コントローラ28は、コネクタ26Lに流体をテスト送気する。すなわち、流体制御部48は、流体供給源16を制御して、流体供給源16に流体を出力させる。弁制御部50は、複数の流路20Lの各々に設けられた開閉弁22Lのうち、設定開閉弁23のみを開ける第1弁制御処理を実行する。この場合、弁制御部50は、複数の流路20Rの各々に設けられた設定開閉弁23を含むすべての開閉弁22Rを閉じる。これにより、流体供給源16から主流路18に出力された流体が、1つの流路20Lを介してコネクタ26Lにテスト送気される。コネクタ26Lへの流体のテスト送気が実行されると、制御処理はステップS2に進む。
なお、コントローラ28がコネクタ26Rへの流体のテスト送気を実行する場合、弁制御部50の処理が上記と異なる。すなわち、弁制御部50は、複数の流路20Rの各々に設けられた開閉弁22Rのうち、設定開閉弁23のみを開け、残りを閉じる第1弁制御処理を実行する。この場合、弁制御部50は、複数の流路20Lの各々に設けられた開閉弁22のすべてを閉じる。
ステップS2において、判定部52は、主流路18に設けられた圧力センサ24によって検出される圧力を所定の圧力閾値と比較する。ここで、圧力が圧力閾値以下である場合、制御処理はステップS3に進む。逆に、圧力が圧力閾値を超える場合、制御処理はステップS4に進む。
ステップS3において、判定部52は、嵌合コネクタ142を介してコネクタ26Lにマッサージバッグ14が接続されていないと判定する。この場合、弁制御部50は、複数の流路20Lの各々に設けられる開閉弁22Lのすべてを、マッサージ用の制御弁としないように設定する。設定が終了すると、コントローラ28は制御処理を終了する。
ステップS4において、判定部52は、圧力センサ24によって検出される圧力の上昇率を所定の上昇率閾値と比較する。ここで、圧力の上昇率が上昇率閾値を超える場合、制御処理はステップS5に進む。逆に、圧力の上昇率が上昇率閾値以下である場合、制御処理はステップS6に進む。
ステップS5において、判定部52は、嵌合コネクタ142を介してコネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14が1室バッグ14であると判定し、装着判定は完了する。この場合、弁制御部50は、記憶部30に記憶されるテーブルに基づいて、1室バッグ14に対応する開閉弁22Lを認識し、当該開閉弁22Lを、マッサージ用の制御弁として設定する。設定が終了すると、コントローラ28は制御処理を終了する。
ステップS6において、判定部52は、嵌合コネクタ142を介してコネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14が4室バッグ14であると判定し、装着判定は完了する。この場合、弁制御部50は、記憶部30に記憶されるテーブルに基づいて、4室バッグ14に対応する開閉弁22Lを認識し、当該開閉弁22Lを、マッサージ用の制御弁として設定する。設定が終了すると、コントローラ28は制御処理を終了する。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態によるマッサージ装置10の構成を示す概略図である。図4では、第1実施形態において説明した構成要素と同等の構成要素には同一の符号が付されている。また、図4では、コネクタ26R、流路20R、排出路21Rおよび開閉弁22Rは省略されている。本実施形態において、第1実施形態と重複する説明は割愛する。
図4は、第2実施形態によるマッサージ装置10の構成を示す概略図である。図4では、第1実施形態において説明した構成要素と同等の構成要素には同一の符号が付されている。また、図4では、コネクタ26R、流路20R、排出路21Rおよび開閉弁22Rは省略されている。本実施形態において、第1実施形態と重複する説明は割愛する。
流体供給装置12に接続可能なマッサージバッグ14は、流体室141の数が同一の2つの種類を有する。図4では、2つの種類のマッサージバッグ14の流体室141の数が1つである場合の例を示している。
2つの種類のマッサージバッグ14の一方は、第1実施形態と同様に、流体室141、嵌合コネクタ142および案内路143を有する。本実施形態では、案内路143の数は、流体室141と同じ1つである。流体室141は、案内路143を介して嵌合コネクタ142と接続される。本実施形態では、2つの種類のマッサージバッグ14の一方は、以下、1室1経路バッグ14と称する場合がある。
2つの種類のマッサージバッグ14の他方は、上記の流体室141および案内路143に加えて、分岐案内路144および嵌合コネクタ145を有する。分岐案内路144は、流体供給装置12から供給される流体を案内路143に案内するための部材である。分岐案内路144の一端は嵌合コネクタ145に接続され、分岐案内路144の他端は案内路143の両端の間に接続される。分岐案内路144の数は1つであってもよいし、複数であってもよい。本実施形態では、分岐案内路144の数は1つである。流体室141は、案内路143および分岐案内路144を介して、嵌合コネクタ145と接続される。本実施形態では、2つの種類のマッサージバッグ14の他方は、以下、1室2経路バッグ14と称する場合がある。
嵌合コネクタ145は、第1実施形態の嵌合コネクタ142とは異なる構成である。嵌合コネクタ145は、コネクタ26Lと接続された場合、複数の流路20Lのうち、案内路143に対応する流路20Lおよび分岐案内路144に対応する流路20L以外の流路20Lを塞ぐ。本実施形態では、案内路143に対応する流路20Lは、第1流路20-1と称する。また、分岐案内路144に対応する流路20Lは、第2流路20-2と称する。
嵌合コネクタ145を介してコネクタ26Lに1室2経路バッグ14が接続された場合、当該1室2経路バッグ14の流体室141は、第1流路20-1および第2流路20-2に接続される。一方、嵌合コネクタ142を介してコネクタ26Lに1室1経路バッグ14が接続された場合、当該1室1経路バッグ14の流体室141は、第1流路20-1のみに接続される。
流体供給装置12に接続されるマッサージバッグ14の種類が1室1経路バッグ14であるか1室2経路バッグ14であるかを判定するために実行される弁制御部50の第1弁制御処理において、設定開閉弁23は、第2流路20-2である。設定開閉弁23は、第1実施形態の開閉弁22と同じであってもよいし、異なっていてもよい。本実施形態では、設定開閉弁23は、第1実施形態の開閉弁22と異なっている。
判定部52は、テスト送気されているときに圧力センサ24によって検出される圧力の上昇率に基づいて、マッサージバッグ14の種類を判定する。なお、テスト送気されている状態では、設定開閉弁23のみが開けられ、主流路18に流体が流れている。ここでは、第1実施形態と同様に、コネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14の種類を判定する場合についてのみ説明する。
嵌合コネクタ142を介してコネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14が1室1経路バッグ14である場合、設定開閉弁23が設けられる第2流路20-2は、嵌合コネクタ142によって塞がれる。一方、嵌合コネクタ145を介してコネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14が1室2経路バッグ14である場合、設定開閉弁23が設けられる第2流路20-2は、対応する分岐案内路144を介して、流体室141に接続される。したがって、設定開閉弁23のみが開けられているときに圧力センサ24によって検出される圧力の上昇率は、1室1経路バッグ14が接続されている場合と1室2経路バッグ14が接続されている場合とで異なる。具体的には、1室2経路バッグ14が接続されている場合の圧力の上昇率に比べて、1室1経路バッグ14が接続されている場合の圧力の上昇率が高い。すなわち、1室1経路バッグ14が接続されている場合は、圧力の急激な上昇が圧力センサ24によって検出される。
圧力センサ24によって検出される圧力の上昇率が所定の上昇率閾値以下の場合、判定部52は、コネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14が1室2経路バッグ14であると判定する。逆に、圧力センサ24によって検出される圧力の上昇率が所定の上昇率閾値を超える場合、判定部52は、コネクタ26Lに接続されたマッサージバッグ14が1室1経路バッグ14であると判定する。
図5は、第2実施形態によるコントローラ28が実行する制御処理の流れを示すフローチャートである。図5では、第1実施形態において説明したステップと同等のステップには同一の符号が付されている。なお、本実施形態において、第1実施形態と重複する説明は割愛する。
図5では、第1実施形態のステップS5に代わってステップS50が含まれ、第1実施形態のステップS6に代わってステップS60が含まれる。
制御処理は、ステップS4において圧力の上昇率が上昇率閾値を超える場合、ステップS50に進む。逆に、制御処理は、ステップS4において圧力の上昇率が上昇率閾値以下である場合、ステップS60に進む。
ステップS50において、判定部52は、マッサージバッグ14が1室1経路バッグ14であると判定し、装着判定は完了する。この場合、弁制御部50は、記憶部30に記憶されるテーブルに基づいて、1室1経路バッグ14に対応する1つの開閉弁22Lを認識し、当該開閉弁22Lを、マッサージ用の制御弁として設定する。設定が終了すると、コントローラ28は制御処理を終了する。なお、マッサージを行う場合、弁制御部50は、マッサージ用の制御弁として設定した1つの開閉弁22Lを制御する第2弁制御処理を実行する。この場合、流体制御部48は当該開閉弁22Lに流体供給動作と流体排出動作とを繰り返し実行させる。
ステップS60において、判定部52は、マッサージバッグ14が1室2経路バッグ14であると判定し、装着判定は完了する。この場合、弁制御部50は、記憶部30に記憶されるテーブルに基づいて、1室2経路バッグ14に対応する2つの開閉弁22Lを認識し、当該開閉弁22Lを、マッサージ用の制御弁として設定する。設定が終了すると、コントローラ28は制御処理を終了する。なお、マッサージを行う場合、弁制御部50は、マッサージ用の制御弁として設定した2つの開閉弁22Lを同時に制御する第2弁制御処理を実行する。この場合、流体制御部48は2つの開閉弁22Lに流体供給動作と流体排出動作とを同じタイミングで繰り返し実行させる。これにより、1つの開閉弁22Lに流体供給動作と流体排出動作とを繰り返し実行させる場合に比べて、流体室141での圧力と、主流路18での圧力との差を低減することができる。この結果、主流路18に設けられる圧力センサ24を用いて、1室2経路バッグ14の流体室141の圧力を精度良く調整することができる。
上記の実施形態は、下記のように変形してもよい。
(変形例1)
開閉弁22は、二方弁であってもよい。この場合、マッサージバッグ14には、案内路143とは別に、流体室141の流体を排出するための排出用案内路が設けられ、当該排出用案内路は流体供給装置12の排出路121と接続される。
(変形例2)
流体供給装置12に設けられるコネクタ26が2つであったが、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
開閉弁22は、二方弁であってもよい。この場合、マッサージバッグ14には、案内路143とは別に、流体室141の流体を排出するための排出用案内路が設けられ、当該排出用案内路は流体供給装置12の排出路121と接続される。
(変形例2)
流体供給装置12に設けられるコネクタ26が2つであったが、1つであってもよく、3つ以上であってもよい。
(変形例3)
上記の第1実施形態と第2実施形態とは組み合わされてもよい。
上記の第1実施形態と第2実施形態とは組み合わされてもよい。
実施形態から把握しうる発明として、以下、第1の発明、第2の発明および第32の発明を記載する。
(第1の発明)
第1の発明は、マッサージバッグ(14)に流体を供給する流体供給装置(12)であって、前記流体が供給される主流路(18)から分岐し、且つ、少なくとも1つが前記マッサージバッグの流体室(141)と接続される複数の流路(20)と、複数の前記流路の各々に設けられる開閉弁(22)と、各前記開閉弁を制御する弁制御部(50)と、前記主流路に設けられる圧力センサ(24)と、予め設定された前記開閉弁である設定開閉弁(23)のみが開けられ、前記主流路に前記流体が流れているときに、前記圧力センサによって検出された圧力の上昇率に基づいて、前記マッサージバッグの種類を判定する判定部(52)と、を備える。
第1の発明は、マッサージバッグ(14)に流体を供給する流体供給装置(12)であって、前記流体が供給される主流路(18)から分岐し、且つ、少なくとも1つが前記マッサージバッグの流体室(141)と接続される複数の流路(20)と、複数の前記流路の各々に設けられる開閉弁(22)と、各前記開閉弁を制御する弁制御部(50)と、前記主流路に設けられる圧力センサ(24)と、予め設定された前記開閉弁である設定開閉弁(23)のみが開けられ、前記主流路に前記流体が流れているときに、前記圧力センサによって検出された圧力の上昇率に基づいて、前記マッサージバッグの種類を判定する判定部(52)と、を備える。
これにより、流体供給装置に接続可能な複数の種類のマッサージバッグのうちのどの種類のマッサージバッグが接続されているのかを特定することができる。その結果、1つの流体供給装置で複数のマッサージバッグを使用することができる。
前記マッサージバッグは、前記流体室の数が異なる複数の種類を有し、前記設定開閉弁は、複数の前記流路のうち、複数の種類の前記マッサージバッグに共通して用いられる前記流路以外の前記流路に設けられた前記開閉弁であってもよい。これにより、流体室の数が異なる複数の種類のマッサージバッグの各々を特定することができる。
前記マッサージバッグは、前記流体室の数が同一の2つの種類を有し、2つの種類のうち一方の種類の前記マッサージバッグの前記流体室は、複数の前記流路のうちの第1流路(20-1)に接続され、2つの種類のうち他方の種類の前記マッサージバッグの前記流体室は、複数の前記流路のうちの前記第1流路および前記第1流路とは異なる第2流路(20-2)に接続され、前記設定開閉弁は、前記第2流路に設けられた前記開閉弁であってもよい。これにより、流体室の数が同一の2つの種類のマッサージバッグの各々を特定することができる。
2つの種類のうち他方の種類の前記マッサージバッグであると前記判定部で判定された場合、前記弁制御部は、前記第1流路および前記第2流路の各々に設けられた各前記開閉弁を開けて、前記流体室に前記流体を供給してもよい。これにより、1つの開閉弁を開けて流体室に流体を供給する場合に比べて、流体室での圧力と、主流路での圧力との差を低減することができる。この結果、主流路に設けられる圧力センサを用いて、流体室の圧力を精度良く調整することができる。
流体供給装置は、前記マッサージバッグの種類と、前記マッサージバッグの前記流体室に前記流体を供給する前記開閉弁とを対応付けたテーブルが記憶される記憶部(30)を備え、前記弁制御部は、前記判定部で判定された前記マッサージバッグの種類に対応する前記開閉弁を開放して、前記流体室に前記流体を供給してもよい。これにより、複数の種類のマッサージバッグのいずれが流体供給装置に接続されても、適切に流体を供給してマッサージを行うことができる。
複数の前記流路は、コネクタ(26)に接続され、前記コネクタは、複数の種類の前記マッサージバッグと接続可能であり、前記判定部は、前記コネクタに接続される前記マッサージバッグの種類を判定してもよい。これにより、種類の異なるマッサージバッグを交換することができる。
前記流体は、空気であってもよい。これにより、流体室に対する空気の供給または排出によるマッサージを行うことができる。
(第2の発明)
第2の発明は、上記の流体供給装置と、1または複数の前記マッサージバッグとを備えるマッサージ装置(10)である。本発明では、上記の流体供給装置を備えるため、流体供給装置に接続可能な複数の種類のマッサージバッグのうちのどの種類のマッサージバッグが接続されているのかを特定することができる。その結果、1つの流体供給装置で複数のマッサージバッグを使用することができる。
第2の発明は、上記の流体供給装置と、1または複数の前記マッサージバッグとを備えるマッサージ装置(10)である。本発明では、上記の流体供給装置を備えるため、流体供給装置に接続可能な複数の種類のマッサージバッグのうちのどの種類のマッサージバッグが接続されているのかを特定することができる。その結果、1つの流体供給装置で複数のマッサージバッグを使用することができる。
(第3の発明)
第3の発明は、マッサージバッグに流体を供給する流体供給装置を制御する制御方法であって、主流路から分岐し、且つ、少なくとも1つが前記マッサージバッグの流体室と接続される複数の流路の各々に設けられる開閉弁のうち、予め設定された前記開閉弁である設定開閉弁のみを開ける弁制御ステップ(S1)と、前記設定開閉弁が開けられ、前記主流路に前記流体が流れているときに、前記主流路に設けられた圧力センサによって検出された圧力の上昇率に基づいて、前記マッサージバッグの種類を判定する判定ステップ(S4)と、を含む。
第3の発明は、マッサージバッグに流体を供給する流体供給装置を制御する制御方法であって、主流路から分岐し、且つ、少なくとも1つが前記マッサージバッグの流体室と接続される複数の流路の各々に設けられる開閉弁のうち、予め設定された前記開閉弁である設定開閉弁のみを開ける弁制御ステップ(S1)と、前記設定開閉弁が開けられ、前記主流路に前記流体が流れているときに、前記主流路に設けられた圧力センサによって検出された圧力の上昇率に基づいて、前記マッサージバッグの種類を判定する判定ステップ(S4)と、を含む。
これにより、流体供給装置に接続可能な複数の種類のマッサージバッグのうちのどの種類のマッサージバッグが接続されているのかを特定することができる。その結果、1つの流体供給装置で複数のマッサージバッグを使用することができる。
10…マッサージ装置 12…流体供給装置
14…マッサージバッグ 18…主流路
20…流路 20-1…第1流路
20-2…第2流路 22…開閉弁
23…設定開閉弁 24…圧力センサ
26…コネクタ 28…コントローラ
30…記憶部 48…流体制御部
50…弁制御部 52…判定部
141…流体室 142、145…嵌合コネクタ
143…案内路 144…分岐案内路
14…マッサージバッグ 18…主流路
20…流路 20-1…第1流路
20-2…第2流路 22…開閉弁
23…設定開閉弁 24…圧力センサ
26…コネクタ 28…コントローラ
30…記憶部 48…流体制御部
50…弁制御部 52…判定部
141…流体室 142、145…嵌合コネクタ
143…案内路 144…分岐案内路
Claims (9)
- マッサージバッグに流体を供給する流体供給装置であって、
前記流体が供給される主流路から分岐し、且つ、少なくとも1つが前記マッサージバッグの流体室と接続される複数の流路と、
複数の前記流路の各々に設けられる開閉弁と、
各前記開閉弁を制御する弁制御部と、
前記主流路に設けられる圧力センサと、
予め設定された前記開閉弁である設定開閉弁のみが前記弁制御部によって開けられ、前記主流路に前記流体が流れているときに、前記圧力センサによって検出された圧力の上昇率に基づいて、前記マッサージバッグの種類を判定する判定部と
を備える、流体供給装置。 - 請求項1に記載の流体供給装置であって、
前記マッサージバッグは、前記流体室の数が異なる複数の種類を有し、
前記設定開閉弁は、複数の前記流路のうち、複数の種類の前記マッサージバッグに共通して用いられる前記流路以外の前記流路に設けられた前記開閉弁である、流体供給装置。 - 請求項1または2に記載の流体供給装置であって、
前記マッサージバッグは、前記流体室の数が同一の2つの種類を有し、
2つの種類のうち一方の種類の前記マッサージバッグの前記流体室は、複数の前記流路のうちの第1流路に接続され、2つの種類のうち他方の種類の前記マッサージバッグの前記流体室は、複数の前記流路のうちの前記第1流路および前記第1流路とは異なる第2流路に接続され、
前記設定開閉弁は、前記第2流路に設けられた前記開閉弁である、流体供給装置。 - 請求項3に記載の流体供給装置であって、
2つの種類のうち他方の種類の前記マッサージバッグであると前記判定部で判定された場合、前記弁制御部は、前記第1流路および前記第2流路の各々に設けられた各前記開閉弁を開けて、前記流体室に前記流体を供給する、流体供給装置。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載の流体供給装置であって、
前記マッサージバッグの種類と、前記マッサージバッグの前記流体室に前記流体を供給する前記開閉弁とを対応付けたテーブルが記憶される記憶部を備え、
前記弁制御部は、前記判定部で判定された前記マッサージバッグの種類に対応する前記開閉弁を開放して、前記流体室に前記流体を供給する、流体供給装置。 - 請求項1~5のいずれか1項に記載の流体供給装置であって、
複数の前記流路は、コネクタに接続され、
前記コネクタは、複数の種類の前記マッサージバッグと接続可能であり、
前記判定部は、前記コネクタに接続される前記マッサージバッグの種類を判定する、流体供給装置。 - 請求項1~6のいずれか1項に記載の流体供給装置であって、
前記流体は、空気である、流体供給装置。 - 請求項1~7のいずれか1項に記載の流体供給装置と、1または複数の前記マッサージバッグとを備えるマッサージ装置。
- マッサージバッグに流体を供給する流体供給装置を制御する制御方法であって、
主流路から分岐し、且つ、少なくとも1つが前記マッサージバッグの流体室と接続される複数の流路の各々に設けられる開閉弁のうち、予め設定された前記開閉弁である設定開閉弁のみを開ける弁制御ステップと、
前記設定開閉弁が開けられ、前記主流路に前記流体が流れているときに、前記主流路に設けられた圧力センサによって検出された圧力の上昇率に基づいて、前記マッサージバッグの種類を判定する判定ステップと、
を含む、制御方法。
Priority Applications (2)
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JP2021157437A JP2023048252A (ja) | 2021-09-28 | 2021-09-28 | 流体供給装置、マッサージ装置および制御方法 |
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Family Applications (1)
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JP2021157437A Pending JP2023048252A (ja) | 2021-09-28 | 2021-09-28 | 流体供給装置、マッサージ装置および制御方法 |
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CN (1) | CN115869168A (ja) |
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2021
- 2021-09-28 JP JP2021157437A patent/JP2023048252A/ja active Pending
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2022
- 2022-03-30 CN CN202210328374.0A patent/CN115869168A/zh active Pending
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