JP2023048163A - アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ビーム方向を短時間で調整することができるアンテナ装置を提供する。【解決手段】アンテナ装置は、電磁波を放射又は受信する複数のアンテナ素子を備える一次放射器と、前記電磁波を反射する反射鏡と、を備える反射鏡アンテナと、前記複数のアンテナ素子が配列される配列方向と直交する回転軸を中心として前記反射鏡アンテナを回転させる回転機構と、を備える。【選択図】図1
Description
本開示は、アンテナ装置に関する。
特許文献1は、アンテナ装置を開示する。当該アンテナ装置においては、一次放射器が固定配置され、複数の反射鏡が一次放射器を中心とした外周の位置に配置されて回転駆動装置により回転させられる。また、一次放射器が複数の反射鏡に電波を照射し、複数の反射鏡が照射された電波を反射する。これにより、回転する複数の鋭いビームが形成される(段落0019-0021)。
特許文献1に開示されるアンテナ装置においては、回転する複数の鋭いビームが形成される。このため、回転駆動装置により反射鏡を回転する際に、反射鏡の回転速度を速くすることができない。このため、アンテナ装置のビーム方向を短時間で調整することができない。この問題は、顧客宅内設備(CPE)、ホームルータ等の半固定された装置にアンテナ装置が組み込まれた場合に、常に変化する室内の電波環境に迅速に対応することができない等の問題を引き起こす。
本開示の一態様は、この問題に鑑みてなされた。本開示の一態様は、例えば、ビーム方向を短時間で調整することができるアンテナ装置を提供することを目的とする。
本開示の一態様のアンテナ装置は、電磁波を放射又は受信する複数のアンテナ素子を備える一次放射器と、前記電磁波を反射する反射鏡と、を備える反射鏡アンテナと、前記複数のアンテナ素子が配列される配列方向と直交する回転軸を中心として前記反射鏡アンテナを回転させる回転機構と、を備える。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
1 第1実施形態
1.1 アンテナ装置の概略
図1は、第1実施形態のアンテナ装置を模式的に図示する斜視図である。図2は、第1実施形態のアンテナ装置に備えられる反射鏡アンテナ及び回転機構を模式的に図示する上面図である。
1.1 アンテナ装置の概略
図1は、第1実施形態のアンテナ装置を模式的に図示する斜視図である。図2は、第1実施形態のアンテナ装置に備えられる反射鏡アンテナ及び回転機構を模式的に図示する上面図である。
図1に図示される第1実施形態のアンテナ装置1は、電磁波を放射又は受信する。また、アンテナ装置1は、機械的ビームスキャン及び電子的ビームスキャンにより、アンテナ装置1のビーム方向を水平面内で調整することができる。
図1及び図2に図示されるように、アンテナ装置1は、反射鏡アンテナ11及び回転機構12を備える。
反射鏡アンテナ11は、電磁波を放射又は受信する。反射鏡アンテナ11のビーム方向は、水平方向である。反射鏡アンテナ11は、パラボラアンテナである。反射鏡アンテナ11が、パラボラアンテナ以外の反射鏡アンテナであってもよい。例えば、反射鏡アンテナ11が、シリンドリカルアンテナであってもよい。
回転機構12は、回転軸RAを中心として反射鏡アンテナ11を回転させる。回転軸RAは、鉛直方向に伸びる。これにより、アンテナ装置1のビーム方向は、水平面内において回転する。
図1及び図2に図示されるように、反射鏡アンテナ11は、一次放射器21及び反射鏡22を備える。
反射鏡アンテナ11が電磁波を放射する際には、一次放射器21が、電磁波を放射する。また、反射鏡22が、放射された電磁波を反射する。
反射鏡アンテナ11が電磁波を受信する際には、反射鏡22が、電磁波を反射する。また、一次放射器21が、反射された電磁波を受信する。
上述したように、反射鏡アンテナ11は、パラボラアンテナである。このため、反射鏡22は、ディッシュ型の反射鏡であり、電磁波を反射する放物面22Sを有する。一次放射器21は、放物面22Sの焦点に配置される。これにより、反射鏡アンテナ11により放射又は受信される電磁波は、概ね、反射鏡22の中心軸CAが伸びる方向に伝搬する。したがって、反射鏡アンテナ11のビーム方向は、反射鏡22の中心軸CAが伸びる方向である。
図1及び図2に図示されるように、回転機構12は、回転台31を備える。アンテナ装置1は、支柱13を備える。
回転台31の上面31Sは、水平面である。回転台31は、水平面内において回転する。反射鏡22は、回転台31の上面31Sに直接的に又は図示されない支持体を介して結合される。一次放射器21は、回転台31の上面31Sに支柱13を介して結合される。これにより、反射鏡アンテナ11は、回転台31とともに回転軸RAを中心として回転する。
図1に図示されるように、アンテナ装置1は、回路基板14及びフレキシブルプリント基板(FPC)15を備える。
回路基板14は、回転台31の上面31S上に配置される。FPC15は、支柱13の外周面13S及び回転台31の上面31Sに沿わされる。
FPC15の一端は、回路基板14に接続される。FPC15の他端は、一次放射器21に接続される。これにより、FPC15は、回路基板14と一次放射器21とを互いに電気的に接続する。これにより、FPC15は、回路基板14から一次放射器21まで及び一次放射器21から回路基板14まで信号を伝送することができる。FPC15の全部又は一部が、他の種類の伝送線路に置き換えられてもよい。例えば、FPC15の全部又は一部が、同軸ケーブル、同軸管、導波管等に置き換えられてもよい。
回路基板14は、制御信号を出力する。FPC15は、出力された制御信号を回路基板14から一次放射器21まで伝送する。一次放射器21は、伝送されてきた制御信号にしたがって動作する。これにより、回路基板14は、一次放射器21を制御する。
反射鏡アンテナ11が電磁波を放射する際には、回路基板14が、中間周波数(IF)信号を出力する。また、FPC15が、出力されたIF信号を回路基板14から一次放射器21まで伝送する。また、一次放射器21が、伝送されてきたIF信号を無線周波数(RF)信号に周波数変換し、RF信号に対して信号処理を行い、信号処理を行ったRF信号を電磁波に変換し、電磁波を放射する。
反射鏡アンテナ11が電磁波を受信する際には、一次放射器21が、電磁波を受信し、受信した電磁波をRF信号に変換し、RF信号に対して信号処理を行い、信号処理を行ったRF信号をIF信号に周波数変換し、IF信号を出力する。また、FPC15が、出力されたIF信号を一次放射器21から回路基板14まで伝送する。回路基板14には、伝送されてきたIF信号が入力される。
反射鏡アンテナ11、回路基板14及びFPC15は、回転機構12上に配置され、一体的に回転させられる。このため、反射鏡アンテナ11が回転させられる際に、反射鏡アンテナ11、回路基板14及びFPC15の相対的な位置関係は変化しない。これにより、反射鏡アンテナ11が回転させられた際でも回路基板14と一次放射器21とが互いに電気的に接続された状態を維持するための複雑な機構が不要になる。
図1に図示されるように、アンテナ装置1は、外装カバー16を備える。外装カバー16は、反射鏡アンテナ11、回転機構12、支柱13、回路基板14及びFPC15を覆う。
1.2 一次放射器
図3は、第1実施形態のアンテナ装置に備えられる一次放射器を模式的に図示する斜視図である。
図3は、第1実施形態のアンテナ装置に備えられる一次放射器を模式的に図示する斜視図である。
図3に図示されるように、一次放射器21は、アレイアンテナモジュール41及び反射/放熱板42を備える。
アレイアンテナモジュール41は、FPC15により伝送されてきたIF信号をRF信号に周波数変換し、RF信号に対して信号処理を行い、信号処理を行ったRF信号を電磁波に変換し、電磁波を放射する。
また、アレイアンテナモジュール41は、電磁波を受信し、受信した電磁波をRF信号に変換し、RF信号に対して信号処理を行い、信号処理を行ったRF信号をFPC15により伝送されるIF信号に周波数変換する。
反射/放熱板42は、アレイアンテナモジュール41により放射又は受信される電磁波を反射する。これにより、一次放射器21のビーム方向は、反射鏡22がある方向となる。
また、反射/放熱板42は、アレイアンテナモジュール41により発せられる熱を放熱する。
1.3 アレイアンテナモジュール
図4は、第1実施形態のアンテナ装置に備えられるアレイアンテナモジュールを模式的に図示する斜視図である。
図4は、第1実施形態のアンテナ装置に備えられるアレイアンテナモジュールを模式的に図示する斜視図である。
図3及び図4に図示されるように、アレイアンテナモジュール41は、基板51及びシールド52を備える。また、アレイアンテナモジュール41は、図示されないRF集積回路(RFIC)及びコネクタを備える。
シールド52、RFIC及びコネクタは、基板51の裏面に取り付けられる。アレイアンテナモジュール41は、基板51の表面が反射鏡22がある方向を向き、基板51の裏面が反射/放熱板42がある方向を向くように、反射/放熱板42の主面42Sに取り付けられる。これにより、一次放射器21のビーム方向は、反射鏡22がある方向となる。
シールド52は、RFICを覆う。これにより、RFICから不要な電磁波が放射されることを抑制することができ、RFICにより不要な電磁波が受信されることを抑制することができる。
コネクタは、RFIC及びシールド52が配置されないコネクタ位置61に取り付けられる。コネクタには、FPC15の他端が接続される。
RFICは、FPC15により伝送されてきたIF信号をRF信号に周波数変換し、RF信号に対して信号処理を行い、信号処理を行ったRF信号を出力する。また、基板51は、出力されたRF信号を電磁波に変換し、電磁波を放射する。
また、基板51は、電磁波を受信し、受信した電磁波をRF信号に変換し、RF信号を出力する。また、RFICは、出力されたRF信号に対して信号処理を行い、信号処理を行ったRF信号をFPC15により伝送されるIF信号に周波数変換する。
図3及び図4に図示されるように、基板51は、アンテナ部71及び誘電体部72を備える。また、基板51は、図示されない配線部を備える。
アンテナ部71は、アンテナ導体を備える。アンテナ部71及び誘電体部72は、複数のアンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eを構成する。アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eは、パッチアンテナである。アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eは、5個のアンテナ素子である。アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eが、4個以下又は6個以上のアンテナ素子に置き換えられてもよい。アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eは、電磁波を放射又は受信する。アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eの各々は、直交する二つの偏波の両方の電磁波を放射又は受信することができる。これにより、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eにより多入力・多出力(MIMO)通信を行うことができる。また、直交する二つの偏波の電磁波から得られるIF信号を合成することができ、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eの利得を高くすることができる。直交する二つの偏波の一方は、水平偏波であり、直交する二つの偏波の他方は、垂直偏波である。ただし、直交する二つの偏波の一方が、水平偏波以外の偏波であってもよく、直交する二つの偏波の他方が、垂直偏波以外の偏波であってもよい。例えば、直交する二つの偏波の一方が、水平方向から+45°傾斜した偏波であってもよく、直交する二つの偏波の他方が、水平方向から-45°傾斜した偏波であってもよい。
配線部は、RFICとアンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eの各々とを互いに電気的に接続する配線を備える。当該配線は、RFICとアンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eの各々の水平偏波用の給電点とを互いに電気的に接続する配線と、RFICとアンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eの各々の垂直偏波用の給電点とを互いに電気的に接続する配線と、を含む。
アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eは、直線的に配列される。回転軸RAは、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eが配列される配列方向ADと直交する。配列方向ADは、水平方向である。これにより、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eのうちの使用されるアンテナ素子が変化した場合は、反射鏡アンテナ11のビーム方向が水平面内において回転する。アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eのうちの中央のアンテナ素子71Cは、放物面22Sの焦点Fに配置される。
RFICは、FPC15により伝送されてきた制御信号にしたがって、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eから使用されるアンテナ素子を選択する。選択されるアンテナ素子は、1個のアンテナ素子である。選択されるアンテナ素子が、2個以上のアンテナ素子の組み合わせであってもよい。
また、RFICは、FPC15により伝送されてきた制御信号にしたがって、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eの各々により放射又は受信される電磁波を、水平偏波の電磁波又は垂直偏波の電磁波にする。
1.4 信号系
図5は、第1実施形態のアンテナ装置に備えられる信号系を模式的に図示するブロック図である。
図5は、第1実施形態のアンテナ装置に備えられる信号系を模式的に図示するブロック図である。
図5に図示されるように、アンテナ装置1は、回路基板14、RFIC81、回転機構12、FPC15及びFPC82を備える。
FPC15は、回路基板14とRFIC81とを互いに電気的に接続する。これにより、FPC15は、回路基板14からRFIC81まで及びRFIC81から回路基板14まで信号を伝送することができる。
FPC82は、回路基板14と回転機構12とを互いに電気的に接続する。これにより、FPC82は、回路基板14から回転機構12まで及び回転機構12から回路基板14まで信号を伝送することができる。
回路基板14は、回転機構制御回路91、ベースバンド回路92及びRF制御回路93を備える。RFIC81は、制御回路101を備える。
回転機構制御回路91は、制御信号を出力する。FPC82は、出力された制御信号を回転機構制御回路91から回転機構12まで伝送する。回転機構12は、伝送されてきた制御信号にしたがって動作する。これにより、回路基板14は、回転機構12を制御することができる。
RF制御回路93は、制御信号を出力する。FPC15は、出力された制御信号をRF制御回路93から制御回路101まで伝送する。制御回路101は、伝送されてきた制御信号にしたがって動作する。これにより、回路基板14は、制御回路101を制御することができる。
ベースバンド回路92は、ベースバンド信号を出力する。RF制御回路93は、出力されたベースバンド信号から、FPC15により伝送されるIF信号を生成する。
また、RF制御回路93は、FPC15により伝送されてきたIF信号からベースバンド信号を生成し、生成したベースバンド信号を出力する。ベースバンド回路92には、出力されたベースバンド信号が入力される。
図5に図示されるように、制御回路101は、周波数変換回路111V、スイッチ112V、信号処理回路113VA,113VB,113VC,113VD及び113VE、信号処理回路114VA,114VB,114VC,114VD及び114VE、並びにスイッチ115VA,115VB,115VC,115VD及び115VEを備える。
アンテナ装置1が垂直偏波の電磁波を放射する際には、スイッチ112Vが、周波数変換回路111Vを信号処理回路113VA,113VB,113VC,113VD及び113VEに電気的に接続する。また、スイッチ115VA,115VB,115VC,115VD及び115VEが、それぞれ、信号処理回路113VA,113VB,113VC,113VD及び113VEをアンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eの垂直偏波用の給電点に電気的に接続する。そして、周波数変換回路111Vが、FPC15により伝送されてきたIF信号をRF信号に周波数変換し、RF信号を出力する。また、信号処理回路113VA,113VB,113VC,113VD及び113VEが、出力されたRF信号に対して信号処理を行い、信号処理が行われたRF信号を出力する。また、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eが、それぞれ、信号処理回路113VA,113VB,113VC,113VD及び113VEにより出力されたRF信号を垂直偏波の電磁波に変換し、垂直偏波の電磁波を放射する。
アンテナ装置1が垂直偏波の電磁波を受信する際には、スイッチ115VA,115VB,115VC,115VD及び115VEが、それぞれ、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eの垂直偏波用の給電点を信号処理回路114VA,114VB,114VC,114VD及び114VEに電気的に接続する。また、スイッチ112Vが、信号処理回路114VA,114VB,114VC,114VD及び114VEを周波数変換回路111Vに電気的に接続する。そして、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eが、水平偏波の電磁波を受信し、受信した水平偏波の電磁波をRF信号に変換し、RF信号を出力する。また、信号処理回路114VA,114VB,114VC,114VD及び114VEが、それぞれ、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eにより出力されたRF信号に対して信号処理を行い、信号処理が行われたRF信号を出力する。また、周波数変換回路111Vが、信号処理が行われたRF信号を、IF信号に周波数変換し、FPC15により伝送されるIF信号を出力する。
また、図5に図示されるように、制御回路101は、周波数変換回路111H、スイッチ112H、信号処理回路113HA,113HB,113HC,113HD及び113HE、信号処理回路114HA,114HB,114HC,114HD及び114HE、並びにスイッチ115HA,115HB,115HC,115HD及び115HEを備える。
アンテナ装置1が水平偏波の電磁波を放射する際には、スイッチ112Hが、周波数変換回路111Hを信号処理回路113HA,113HB,113HC,113HD及び113HEに電気的に接続する。また、スイッチ115HA,115HB,115HC,115HD及び115HEが、それぞれ、信号処理回路113HA,113HB,113HC,113HD及び113HEをアンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eの水平偏波用の給電点に電気的に接続する。そして、周波数変換回路111Hが、FPC15により伝送されてきたIF信号をRF信号に周波数変換し、RF信号を出力する。また、信号処理回路113HA,113HB,113HC,113HD及び113HEが、出力されたRF信号に対して信号処理を行い、信号処理が行われたRF信号を出力する。また、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eが、それぞれ、信号処理回路113HA,113HB,113HC,113HD及び113HEにより出力されたRF信号を水平偏波の電磁波に変換し、水平偏波の電磁波を放射する。
アンテナ装置1が水平偏波の電磁波を受信する際には、スイッチ115HA,115HB,115HC,115HD及び115HEが、それぞれ、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eの水平偏波用の給電点を信号処理回路114HA,114HB,114HC,114HD及び114HEに電気的に接続する。また、スイッチ112Hが、信号処理回路114HA,114HB,114HC,114HD及び114HEを周波数変換回路111Hに電気的に接続する。そして、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eが、水平偏波の電磁波をRF信号に変換し、RF信号を出力する。また、信号処理回路114HA,114HB,114HC,114HD及び114HEが、それぞれ、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eにより出力されたRF信号に対して信号処理を行い、信号処理が行われたRF信号を出力する。また、周波数変換回路111Hが、信号処理が行われたRF信号をIF信号に周波数変換し、FPC15により伝送されるIF信号を出力する。
信号処理回路113VA,113VB,113VC,113VD及び113VE、信号処理回路114VA,114VB,114VC,114VD及び114VE、信号処理回路113HA,113HB,113HC,113HD及び113HE、並びに信号処理回路114HA,114HB,114HC,114HD及び114HEにより行われる信号処理は、増幅、フェーズシフト等である。
また、図5に図示されるように、制御回路101は、ロジック回路116を備える。
ロジック回路116は、FPC15により伝送されてきた制御信号にしたがって、周波数変換回路111V、スイッチ112V、信号処理回路113VA,113VB,113VC,113VD及び113VE、信号処理回路114VA,114VB,114VC,114VD及び114VE、スイッチ115VA,115VB,115VC,115VD及び115VE、周波数変換回路111H、スイッチ112H、信号処理回路113HA,113HB,113HC,113HD及び113HE、信号処理回路114HA,114HB,114HC,114HD及び114HE、並びにスイッチ115HA,115HB,115HC,115HD及び115HEを制御する。これにより、制御回路101は、電磁波の放射又は受信に使用されるアンテナ素子を複数のアンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eから可変に選択することができ、使用されるアンテナ素子を変化させることができる。
1.5 水平面内のビームパターン
図6は、第1実施形態のアンテナ装置の水平面内のビームパターンを示す指向性図である。図6の周方向は、方位角(°)を示す。図6の径方向は、利得(dB)を示す。
図6は、第1実施形態のアンテナ装置の水平面内のビームパターンを示す指向性図である。図6の周方向は、方位角(°)を示す。図6の径方向は、利得(dB)を示す。
図6に示されるビームパターンA0,B0,C0,D0及びE0は、反射鏡アンテナ11が方位角0°の方向を向く場合のビームパターンであり、それぞれ、使用されるアンテナ素子がアンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eである場合のビームパターンである。
図6に示されるビームパターンA45,B45,C45,D45及びE45は、反射鏡アンテナ11が方位角45°の方向を向く場合のビームパターンであり、それぞれ、使用されるアンテナ素子がアンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eである場合のビームパターンである。
図6に示されるビームパターンA90,B90,C90,D90及びE90は、反射鏡アンテナ11が方位角90°の方向を向く場合のビームパターンであり、それぞれ、使用されるアンテナ素子がアンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eである場合のビームパターンである。
図6に示されるビームパターンA135,B135,C135,D135及びE135は、反射鏡アンテナ11が方位角135°の方向を向く場合のビームパターンであり、それぞれ、使用されるアンテナ素子がアンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eである場合のビームパターンである。
回転機構12が反射鏡アンテナ11を回転させることによりアンテナ装置1のビーム方向を水平面内において回転させる機械的ビームスキャンによれば、アンテナ装置1のビーム方向を、水平面内において360°回転させることができ、任意の方向に調整することができる。例えば、図6に示されるビームパターンA0,A45,A90,A135,・・・のように、アンテナ装置1のビーム方向を、方位角0°,45°,90°,135°,・・・の方向に調整することができる。
一方、アンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eのうちの使用されるアンテナ素子を変化させることにより、アンテナ装置1のビーム方向を水平面内において回転させる電子的ビームスキャンを実施できる。電子的ビームスキャンのみでは、アンテナ装置1のビーム方向を、水平面内において360°回転させることができず、任意の方向に調整することができない。例えば、図6に示されるビームパターンA0,B0,C0,D0及びE0のように、アンテナ装置1のビーム方向を、方位角-10°,-5°,0°,5°及び10°の方向に調整することができるにとどまる。しかし、電子的ビームスキャンによれば、アンテナ装置1のビーム方向を短時間で調整することができる。
アンテナ装置1は、機械的ビームスキャンと電子的ビームスキャンとを併用することができる。これにより、アンテナ装置1は、アンテナ装置1のビーム方向を水平面内において任意の方向に短時間で調整することができる。このため、アンテナ装置1は、常に変化する室内の電波環境に迅速に対応することができる。このため、アンテナ装置1は、顧客宅内設備(CPE)、ホームルータ等の半固定された装置に組み込まれた場合に、最適な通信環境を提供することができる。
2 第2実施形態
以下では、第2実施形態が第1実施形態と異なる点が説明される。説明されない点については、第1実施形態において採用される構成が第2実施形態においても採用される。
以下では、第2実施形態が第1実施形態と異なる点が説明される。説明されない点については、第1実施形態において採用される構成が第2実施形態においても採用される。
図7は、第2実施形態のアンテナ装置を模式的に図示する斜視図である。図8は、第2実施形態のアンテナ装置を模式的に図示する側面図である。
図7及び図8に図示される第2実施形態のアンテナ装置2Aにおいては、反射鏡アンテナ11が、オフセットパラボラアンテナである。オフセット方向は、鉛直方向である。このため、一次放射器21は、反射鏡22の中心軸C上から回転軸RAが伸びる方向にオフセットされ、反射鏡22の中心軸C上から回転機構12の側にオフセットされる。これにより、反射鏡22により反射される電磁波が一次放射器21により遮蔽されることを抑制することができ、一次放射器21によるブロッキングロスを抑制することができる。また、アレイアンテナモジュール41から回転機構12上の回路基板14まで信号を伝送するFPC15の配線長が短くなり、FPC15による損失を減らすことができる。
図9は、第2実施形態の変形例のアンテナ装置を模式的に図示する斜視図である。図10は、第2実施形態の変形例のアンテナ装置を模式的に図示する側面図である。図11は、第2実施形態の変形例のアンテナ装置を模式的に図示する上面図である。
図9、図10及び図11に図示される第2実施形態の変形例のアンテナ装置2Bにおいては、反射鏡アンテナ11が、オフセットパラボラアンテナである。オフセット方向は、水平方向である。これにより、反射鏡22により反射される電磁波が一次放射器21により遮蔽されることを抑制することができ、一次放射器21によるブロッキングロスを抑制することができる。
3 第3実施形態
以下では、第3実施形態が第1実施形態と異なる点が説明される。説明されない点については、第1実施形態において採用される構成が第3実施形態においても採用される。
以下では、第3実施形態が第1実施形態と異なる点が説明される。説明されない点については、第1実施形態において採用される構成が第3実施形態においても採用される。
第3実施形態においては、電子的ビームフォーミングが行われる際にアンテナ素子71A,71B,71C,71D及び71Eから選択されて使用されるアンテナ素子が、2個のアンテナ素子の組み合わせである。2個のアンテナ素子の組み合わせは、例えば、隣接するアンテナ素子71A及び71Bの組み合わせ、隣接するアンテナ素子71B及び71Cの組み合わせ、隣接するアンテナ素子71C及び71Dの組み合わせ、隣接するアンテナ素子71D及び71Eの組み合わせ等である。
4 第4実施形態
以下では、第4実施形態が第1実施形態と異なる点が説明される。説明されない点については、第1実施形態において採用された構成と同様の構成が第4実施形態においても採用される。
以下では、第4実施形態が第1実施形態と異なる点が説明される。説明されない点については、第1実施形態において採用された構成と同様の構成が第4実施形態においても採用される。
図12は、第4実施形態のアンテナ装置に備えられる一次放射器を模式的に図示する平面図である。
図12に図示される、第4実施形態のアンテナ装置に備えられる一次放射器21は、第1のアレイアンテナモジュール41P及び第2のアレイアンテナモジュール41Qを備える。第1のアレイアンテナモジュール41Pは、第1の複数のアンテナ素子71PA,71PB,71PC,71PD及び71PEを備える。第2のアレイアンテナモジュール41Qは、第2の複数のアンテナ素子71QA,71QB,71QC,71QD及び71QEを備える。
アンテナ素子71PA,71PB,71PC,71PD及び71PEは、配列方向ADに配列ピッチPで配列される。アンテナ素子71QA,71QB,71QC,71QD及び71QEも、配列方向ADに配列ピッチPで配列される。
配列方向ADについて、アンテナ素子71QA,71QB,71QC,71QD及び71QEは、それぞれ、アンテナ素子71PA,71PB,71PC,71PD及び71PEが配置された位置から配列ピッチPの半分ずれた位置に配置される。また、配列方向ADと垂直をなす方向について、アンテナ素子71QA,71QB,71QC,71QD及び71QEは、アンテナ素子71PA,71PB,71PC,71PD及び71PEが配置された位置からずれた位置に配置される。これにより、アンテナ素子71PA,71PB,71PC,71PD及び71PE並びにアンテナ素子71QA,71QB,71QC,71QD及び71QEは、千鳥配列される。これにより、アンテナ素子71PA,71PB,71PC,71PD及び71PE並びにアンテナ素子71QA,71QB,71QC,71QD及び71QEからなる10個のアンテナ素子が、配列方向ADに配列ピッチP/2で配列される。これにより、電子的ビームスキャンが行われる際のアンテナ装置1のビーム方向の分解能を高くすることができる。
第1のアレイアンテナモジュールP41及び第2のアレイアンテナモジュール41Qは、第1のアレイアンテナモジュールP41と第2のアレイアンテナモジュール41Qとの間隙の中心が放物面22Sの焦点Fに位置するように配列される。
図13は、第4実施形態の変形例のアンテナ装置に備えられる一次放射器を模式的に図示する平面図である。
図13に図示される、第4実施形態の変形例のアンテナ装置に備えられる一次放射器21は、第1のアレイアンテナモジュール41P及び第2のアレイアンテナモジュール41Qを備える。第1のアレイアンテナモジュール41Pは、第1の複数のアンテナ素子71PA,71PB,71PC,71PD及び71PEを備える。第2のアレイアンテナモジュール41Qは、第2の複数のアンテナ素子71QA,71QB,71QC,71QD及び71QEを備える。
アンテナ素子71PA,71PB,71PC,71PD及び71PEは、配列方向ADに配列される。アンテナ素子71QA,71QB,71QC,71QD及び71QEも、配列方向ADに配列される。また、アンテナ素子71PA,71PB,71PC,71PD及び71PEからなるアンテナ素子アレイ並びにアンテナ素子71QA,71QB,71QC,71QD及び71QEからなるアンテナ素子アレイも、配列方向ADに配列される。これにより、アンテナ素子71PA,71PB,71PC,71PD及び71PE並びにアンテナ素子71QA,71QB,71QC,71QD及び71QEからなる10個のアンテナ素子が、配列方向ADに広い範囲に渡って配列される。これにより、電子的ビームスキャンが行われる際のアンテナ装置1のビーム方向の範囲を広げることができる。
一次放射器21が、3個以上のアレイアンテナモジュールを備えてもよい。また、一次放射器21が2個以上のアレイアンテナモジュールを備える場合は、アンテナ素子が千鳥配列されるように2個以上のアレイアンテナモジュールが配列されてもよいし、アンテナ素子が配列方向ADに配列されるように2個以上のアレイアンテナモジュールが配列されてもよいし、アンテナ素子が格子配列されるように2個以上のアレイアンテナモジュールが配列されてもよいし、アンテナ素子がこれらを混合した配列態様で配列されるように2個以上のアレイアンテナモジュールが配列されてもよい。
5 第5実施形態
以下では、第5実施形態が第1実施形態と相違する点が説明される。説明されない点については、第1実施形態において採用される構成と同様の構成が第5実施形態においても採用される。
以下では、第5実施形態が第1実施形態と相違する点が説明される。説明されない点については、第1実施形態において採用される構成と同様の構成が第5実施形態においても採用される。
第5実施形態のアンテナ装置に備えられるRF制御回路93及び回転台制御回路101は、下述するアンテナ装置1のビーム方向の調整を行う制御部151(図5参照)に含まれる。アンテナ装置1のビーム方向の調整において、制御部151は、制御回路101に使用されるアンテナ素子を変化させながら複数の電磁波の強度を取得し、取得した複数の電磁波の強度に含まれる最大の強度を特定する。また、制御部151は、特定した最大の強度に基づいて、回転機構12に反射鏡アンテナ11を回転させ、制御回路101に使用されるアンテナ素子を変化させる。これにより、短時間で行うことができる電子的ビームスキャンを利用してアンテナ装置1のビーム方向を調整することができ、アンテナ装置1のビーム方向を短時間で調整することができる。
図14は、第5実施形態のアンテナ装置により行われるアンテナ装置のビーム方向の調整の流れを示すフローチャートである。
アンテナ装置1のビーム方向の調整が行われる際には、図14に示されるS11~S17が実行される。
ステップS11においては、RF制御回路93が、電子的ビームスキャンによりアンテナ装置1のビーム方向を変化させながら、すなわち、制御回路101に使用されるアンテナ素子を変化させながら、制御部151が、複数の電磁波の強度を取得する。回転台制御回路101は、電子的ビームスキャンによりアンテナ装置1のビーム方向が変化させられている間、機械的ビームスキャンによりアンテナ装置1のビーム方向を変化させない、すなわち、回転機構12に反射鏡アンテナ11を回転させない。
続くステップS12においては、制御部151が、取得した複数の電磁波の強度に含まれる最大の強度を特定する。
続くステップS13においては、制御部151が、反射鏡アンテナ11が1周したか否かを判定する。反射鏡アンテナ11が1周したと判定された場合は、ステップS15からS17までが実行される。反射鏡アンテナ11が1周していないと判定された場合は、ステップS14が実行された後にステップS11が再び実行される。
ステップS14においては、回転機構制御回路91が、反射鏡アンテナ11を設定された角度回転させる。
ステップS11からS14までにより、反射鏡アンテナ11が1周するまで、設定された角度ごとに最大の強度が検出される。
ステップS15においては、制御部が、取得した複数の最大の強度の最大値を特定する。
続くステップS16においては、回転機構制御回路91が、特定した最大値を取得した際に反射鏡アンテナ11が向いていた方向を反射鏡アンテナ11が向くように、回転機構12に反射鏡アンテナ11を回転させる。
続くステップS17においては、RF制御回路93が、特定した最大値を取得した際に使用されていたアンテナ素子が使用されるように、制御回路101に使用されるアンテナ素子を選択させる。
ステップS16及びS17によれば、アンテナ装置1のビーム方向が、最大値で電磁波を受信することができる方向に設定される。
これらにより、電磁波の強度が最大値となるようにアンテナ装置1のビーム方向が調整される。
上述したアンテナ装置1のビーム方向の調整と異なるアンテナ装置1のビーム方向の調整が行われてもよい。例えば、ステップS17が実行されず、ステップS16が実行される際に、電磁波の強度が最大値となるようにアンテナ装置1のビーム方向が調整されてもよい。また、回転機構12が反射鏡アンテナ11を連続的に回転させている間に電子的ビームスキャンが行われてもよい。
1,2A,2B アンテナ装置、11 反射鏡アンテナ、12 回転機構、13 支柱、14 回路基板、15,82 フレキシブルプリント基板(FPC)、16 外装カバー、21 一次放射器、22 反射鏡、41 アレイアンテナモジュール、42 反射/放熱板、51 基板、52 シールド、61 コネクタ位置、71 アンテナ部、71A,71B,71C,71D,71E アンテナ素子、72 誘電体部、81 高周波集積回路(RFIC)、91 回転機構制御回路、92 ベースバンド回路、93 高周波(RF)制御回路、111V,111H 周波数変換回路、112V,112H,115HA,115HB,115HC,115HD,115HE,115VA,115VB,115VC,115VD,115VE スイッチ、113VA,113VB,113VC,113VD,113VE,114VA,114VB,114VC,114VD,114VE,113HA,113HB,113HC,113HD及び113HE,114HA,114HB,114HC,114HD,114HE 信号処理回路、RA 回転軸、AD 配列方向
Claims (9)
- 電磁波を放射又は受信する複数のアンテナ素子を備える一次放射器と、前記電磁波を反射する反射鏡と、を備える反射鏡アンテナと、
前記複数のアンテナ素子が配列される配列方向と直交する回転軸を中心として前記反射鏡アンテナを回転させる回転機構と、
を備えるアンテナ装置。 - 前記一次放射器は、使用されるアンテナ素子を変化させる制御回路を備える
請求項1に記載のアンテナ装置。 - 前記回転機構上に配置され、前記回転機構及び前記制御回路を制御する回路基板を備える
請求項2に記載のアンテナ装置。 - 前記制御回路に前記使用されるアンテナ素子を変化させながら複数の電磁波の強度を取得し、前記複数の電磁波の強度に含まれる最大の強度を特定し、前記最大の強度に基づいて、前記回転機構に前記反射鏡アンテナを回転させ、前記制御回路に前記使用されるアンテナ素子を変化させる制御部
を備える請求項2又は3に記載のアンテナ装置。 - 前記複数のアンテナ素子の各々は、直交する二つの偏波の両方の電磁波を放射又は受信する
請求項1から4までのいずれかに記載のアンテナ装置。 - 前記反射鏡アンテナは、オフセットパラボラアンテナである
請求項1から5までのいずれかに記載のアンテナ装置。 - 前記一次放射器は、前記反射鏡の中心軸上から前記回転機構の側にオフセットされている
請求項6に記載のアンテナ装置。 - 前記複数のアンテナ素子は、第1の複数のアンテナ素子であり、
前記一次放射器は、前記配列方向に配列される第2の複数のアンテナ素子を備え、
前記第1の複数のアンテナ素子及び前記第2の複数のアンテナ素子は、千鳥配列される
請求項1から7までのいずれかに記載のアンテナ装置。 - 前記複数のアンテナ素子は、第1の複数のアンテナ素子であり、
前記一次放射器は、前記配列方向に配列される第2の複数のアンテナ素子を備え、
第1の複数のアンテナ素子からなるアンテナ素子アレイ及び第2の複数のアンテナ素子からなるアンテナ素子アレイは、前記配列方向に配列される
請求項1から7までのいずれかに記載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
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Family Applications (1)
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JP2021157311A Pending JP2023048163A (ja) | 2021-09-28 | 2021-09-28 | アンテナ装置 |
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2021
- 2021-09-28 JP JP2021157311A patent/JP2023048163A/ja active Pending
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