JP2000068738A - アンテナ支持装置 - Google Patents

アンテナ支持装置

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JP2000068738A
JP2000068738A JP11034703A JP3470399A JP2000068738A JP 2000068738 A JP2000068738 A JP 2000068738A JP 11034703 A JP11034703 A JP 11034703A JP 3470399 A JP3470399 A JP 3470399A JP 2000068738 A JP2000068738 A JP 2000068738A
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antenna
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panel
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JP11034703A
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Veselin Brancovic
ベズリン ブランコビッチ
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Sony International Europe GmbH
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/1242Rigid masts specially adapted for supporting an aerial
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
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    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の平面アンテナを支持するアンテナ支持
装置を提供する。 【解決手段】 アンテナ支持装置は、メインパネル11
と、このメインパネル11に対してそれぞれ所定の角度
に調節できるように、メインパネル11の各辺にヒンジ
13によってそれぞれ回動自在に取り付けられた少なく
とも3枚のサブパネル12とを備える。各サブパネル1
1には、アンテナ30がそれぞれ配設されており、メイ
ンパネル11に対する各サブパネルの角度を調整するこ
とによって、各アンテナ30のローブ46の向かう方向
を異ならせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アンテナ支持装置
及び室内における無線通信ネットワークに関し、特に室
内で用いられるアンテナを支持する支持装置、及びこの
アンテナ支持装置を用いた無線通信ネットワークに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、室内における無線通信には、全方
向に電磁波信号を放射する全方向性アンテナが用いられ
ているが、室内における無線通信は、放射された電磁波
電力が常に減衰する、マルチパス効果が起こる、隣接の
独立した通信システムを妨害する等の理由により、例え
ば上の階や下の階等の異なる階の間の通信には適してい
ない。
【0003】一方、無線通信に高周波の搬送波を用いる
と、デジタル画像データ等の大量のデータを伝送するこ
とができるので、室内における無線通信の需要は、益々
高くなっている。デジタル画像データ等のデータレート
が高いデータを伝送するには、例えば周波数が1GHz
以上であって広い帯域幅が必要である。具体的には、
2.4GHz帯、5〜6GHz帯、24GHz帯、17
GHz帯、19GHz帯、40GHz帯、60GHz帯
等が、変調信号を伝送するための利用可能な搬送波の帯
域であると考えられている。
【0004】室内環境における伝搬は、見通し線(ligh
t of sight:以下、LOSという。)通信と、非見通し
線(non-light of the sight:以下、NLOSとい
う。)通信の2つのグループに分けられる。搬送波周波
数が高くなればなるほど、物理的減衰量(伝搬特性)は
より大きくなるため、周波数が10GHz以上の場合
は、通常、LOS通信が適していると考えられる。
【0005】高周波無線システムにおいて重要な要素の
1つとしてアンテナがある。アンテナによって、室内に
おける無線通信システム全体の性能が決まる。例えば1
0GHz以上の高い周波数の場合、アンテナ放射素子の
数は多くなり、理論的には多素子アレー(multi-elemen
t arrays)が適用され、従来の位相アレー(phasedarr
ays)アンテナ、適応アンテナ(adaptive antennas)、
スマートアンテナ(smart antennas)等が用いられる。
周波数が低い場合、個々のアンテナ放射素子の幾何学的
な大きさが大きくなるため、用いることができるアンテ
ナ放射素子の数は少なくなる。
【0006】図9は、異なる階の部屋を含む1つの領域
の中におけるNLOS通信を概略的に示す図である。
【0007】図9に示すように、NLOS通信を行う1
つの領域60は、1階の部屋61、2階の部屋62,6
3、3階の部屋64を含んでいる。各階の各部屋61〜
64には、少なくとも1つの移動可能な携帯端末装置6
5,66,67,68が配備されている。図9に示す4
つの部屋61〜64は、例えば私設ネットワーク等の室
内無線通信システムの1つの領域60に属している。部
屋63の携帯端末装置67と他の部屋61,62,64
の各携帯端末装置65,66,68とが通信するには、
部屋63の携帯端末装置67が備えるアンテナの放射
(ビーム)パターンを示すローブ69が、他の部屋6
1,62,64の各携帯端末装置65,66,68にそ
れぞれ向いていなければならない。
【0008】図9の応用例では、異なる階の間で通信を
行っているので、用いられる周波数は10GHz以下で
ある。この図9の応用例は、高いデータレートのローカ
ル通信システムを示している。NLOS通信において
は、壁による減衰が比較的大きく、送信電力が限られて
いるため、伝搬特性は非常に複雑である。したがって、
送信電力が限られている、特にいわゆるISM(工業、
科学、医療)帯域では、その限られている送信電力を考
慮して、適切なアンテナを選択することが重要である。
単に理論的な考察では、アンテナ利得が0〜1dBであ
る従来のモノポールアンテナよりも、1又は2対のアン
テナ放射素子がプリントされたアンテナ利得が7〜12
dBであるアンテナを用いた方が、室内における無線通
信システムの通信品質を高めることができ、また、直交
周波数分割多重(OFDM)方式や他のスペクトル拡散
変調方式等の特別な変調方式で必要とされる送信機のバ
ックオフ(back-off)を大きくすることができる。
【0009】そこで、無線通信システムの最大利得が得
られるように、いかに室内用アンテナを所望の方向に向
けるかが課題である。理論的には、電気的に走査を行う
アンテナを用いるのが効果的であるが、現実的には、良
好な走査を得るためにはアンテナ放射素子の数を多くし
なければならず、この方法は、室内での使用においては
最善な解決方法でない。また、室内では、用いる波長を
考慮すると、電気的に走査を行うアンテナのための十分
なスペースを確保することができない。更に、このよう
な電気的に走査を行うアンテナは、高価であり、走査で
きる角度も限られている。
【0010】室内における無線通信システムの従来のア
ンテナは、通常、全方向性垂直偏波を有するモノポール
アンテナ、又は各種の平面マイクロストリップアンテナ
である。従来の典型的なアンテナとしては、例えばスイ
ス連邦共和国ヘリザウ州、無線伝送部門、フーバー及び
シューナ・エジ(Huber + Suhner AG, Radio Transmiss
ion Department, Herisau, Switzerland)の広告の中の
「1.7〜2.4GHz帯域のシューナ平面アンテナ無
線通信(The Suhner planar antenna wirelesscommunic
ation)」がある。この2.4GHz(IMS帯域)の
平面アンテナは、直線偏波及び円偏波のアンテナがあ
る。
【0011】また、従来の典型的なアンテナとして、
5.8GHz帯の無線ローカルエリアネットワークにお
けるアンテナがある。これらのアンテナは、共通して、
一旦基体表面にネジ止めされると、放射領域が固定され
てしまう。室内における伝搬特性は複雑であるため、ア
ンテナの最適な方向を直接予測するのは困難である。ま
た、例えば、ある時間帯には上階のユーザと通信するた
めにそのユーザの方向に、異なる時間帯には隣の部屋の
他のユーザと通信するためにそのユーザの方向に、水平
放射パターンで放射するというように、任意の方向に放
射することも困難である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した実
情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、室内
の無線通信システムにおいて、特に複数の平面アンテナ
を支持するアンテナ支持装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明に係るアンテナ支持装置は、メインパネ
ルと、メインパネルに対してそれぞれ所定の角度に調節
できるように、メインパネルの各辺にヒンジによってそ
れぞれ回動自在に取り付けられた少なくとも3枚のサブ
パネルとを備え、メインパネルとサブパネルからなる少
なくとも4枚のパネルに、少なくとも3方向に向いたア
ンテナが配設されている。
【0014】上述したメインパネルは、例えば基点に対
して相対的に回転する。
【0015】上述したアンテナは、少なくとも1つのパ
ッチを有する平面アンテナアレーからなる。
【0016】本発明に係るアンテナ支持装置は、例えば
メインパネルに対する各サブパネルの角度を調節する電
気的及び/又は機械的調節手段を有する。
【0017】本発明に係るアンテナ支持装置は、例えば
電気的調節手段を制御するアンテナ制御部を備える。
【0018】上述したメインパネルには、例えばアンテ
ナが配設されている。
【0019】上述したメインパネルは、例えば三角形の
形状を有し、このメインパネルの各辺にヒンジによって
サブパネルがそれぞれ回動自在に取り付けられている。
【0020】上述したサブパネルは、例えば三角形の形
状を有する。
【0021】上述したメインパネルは、例えば三角形の
形状を有する。
【0022】本発明に係るアンテナ支持装置は、例えば
基点に対して相対的に回転するメインパネルの回転角度
を調節する電気的及び/又は機械的回転駆動手段を有す
る。
【0023】上述したヒンジは、例えばメインパネルか
ら各サブパネルに電気信号を供給する。
【0024】少なくともサブパネルの背面には、例えば
反射板及び/又はRF回路を収納する収納部が設けられ
ている。
【0025】上述したアンテナの周波数帯域は、5〜6
GHzである。
【0026】また、本発明に係る室内における無線通信
ネットワークは、本発明に係るアンテナ支持装置を備え
るアンテナシステムに接続した少なくとも2つの端末装
置を備える。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るアンテナ支持
装置について、図面を参照しながら説明する。
【0028】本発明を適用した室内における無線通信シ
ステムは、複数の、例えば4つ以上のアンテナを備えて
おり、このアンテナシステムは、従来のアンテナのダイ
バーシティシステム、すなわち複数のアンテナのうちR
F信号の電界強度が一番強いアンテナを切換選択するシ
ステムとは異なる。本発明では、後述するアンテナは、
ある意味では、複数の偏波を有する複数のアンテナと、
場合によっては走査手段とを備えたアンテナと定義する
ことができる。本発明に適したアンテナとしては、例え
ば複数の平面アンテナパッチである。
【0029】図1乃至図4を参照して、本発明に係るア
ンテナ支持装置の様々な実施の形態を説明する。
【0030】図1に示すように、本発明に係るアンテナ
支持装置10は、メインパネル11と、複数のサブパネ
ル12とを備えている。中心に位置するメインパネル1
1は、本発明に係るアンテナ支持装置10の固定部分で
ある。図1の実施の形態では、この中心のメインパネル
11は、本質的には、正方形の形状を有している。メイ
ンパネル11の各辺には、ヒンジ13によってサブパネ
ル12がそれぞれ回動自在に取り付けられている。この
ヒンジ13によって、サブパネル12とメインパネル1
1とがなす角度を変更又は調整して固定できる。
【0031】図1の実施の形態では、サブパネル12
は、本質的には三角形の形状を有し、ヒンジ13が取り
付けられた辺に対向する角の部分を切り落とした形状と
なっている。図3及び図4を参照して後述するが、メイ
ンパネル11には回転軸14が取り付けられている。こ
の回転軸14の他端は、モータ18を介して、例えば部
屋の壁、天井、床に取り付けられている。したがって、
サブパネル12を含むメインパネル11全体は、その回
転角度を自在に変えることができるようになっている。
【0032】ここで、本発明に係るアンテナ支持装置の
他の実施の形態について、図2を参照しながら説明す
る。この図2からも明らかなように、図2に示すアンテ
ナ支持装置20と図1に示すアンテナ支持装置10の主
な相違点は、メインパネルの形状である。図2の実施の
形態では、メインパネル21の形状は三角形であり、こ
の三角形のメインパネル21の各辺には、ヒンジ23に
よってサブパネル22がそれぞれ回動自在に取り付けら
れている。
【0033】図1の実施の形態では、各サブパネル12
の上面には、指向性を有する平面アンテナ30が1枚ず
つ配設されている。図2の実施の形態においても、各サ
ブパネル22の上面に平面アンテナ30が1枚ずつ配設
されているとともに、メインパネル11の上面にも1枚
の平面アンテナ30が配設されている。
【0034】なお、図1の実施の形態と同様に、図2の
実施の形態においても、サブパネル22の外側の角を切
り落として、このアンテナ支持装置20の全体の大きさ
を小さくしてもよい。
【0035】図3は、アンテナ支持装置10の側面図で
ある。図3では、2枚のサブパネル12のみを示してい
るが、4枚のサブパネル12は、ヒンジ13によって回
動自在にメインパネル11に取り付けられている。サブ
パネル12の各上面には平面アンテナ30が1枚ずつ配
設されている。平面アンテナ30の放射パターンを、ロ
ーブ46によって示す。中心のメインパネル11と各サ
ブパネル12との角度は、例えばモータ15等の電気的
調節機構によりサブパネル12を回動した後固定するこ
とによって、それぞれ調節することができる。なお、別
の機械的調節機構を用いて、メインパネル11に対する
サブパネル12の角度を調節するようにしてもよい。
【0036】このようにすることによって、平面アンテ
ナ30のローブ46を、所望の方向に向けることができ
る。
【0037】メインパネル11とサブパネル12の各裏
面には、収納部19が設けられており、これらの収納部
19には、RFフロントエンド回路、増幅器、アンテナ
反射板、ケーブル、コネクタ等が納められている。
【0038】ヒンジ13は、更に、複数の電気的な線路
を備えて、電気的接続手段としても機能し、例えば、メ
インパネル11及びサブパネル12の各収納部19間に
おいて、ベースバンド信号、RF信号、バイアス電圧等
を供給する。
【0039】サブパネル12の位置(角度)は、それを
機械的及び/又は電気的に回動させた後、固定すること
により所望の位置に調節することができる。この調節
は、図3及び図4に示す中央演算装置(以下、CPUと
いう。)17等のアンテナ制御部によって自動的に制御
される。メインパネル11には回転軸14が取り付けら
れており、サブパネル12を含むメインパネル11全体
は、この回転軸14によって支持されている。回転軸1
4は、その他端がモータ18の回転軸と接続されてお
り、モータ18は、例えば部屋の壁等の基点16に取り
付けられている。したがって、回転軸14は、モータ1
8によって基点16を中心として回転される。モータ1
8もまた、CPU17によって制御されている。すなわ
ち、アンテナ支持装置10全体は、CPU17の制御の
もとに、回転軸14を中心軸として回転される。
【0040】図4に、図3に示すアンテナ支持装置10
の1つのサブパネル12が異なる角度で調節された具体
例を示す。このように、メインパネル11に対するサブ
パネル12の角度を変化させることによって、各サブパ
ネル12の上面に配設されている平面アンテナ30のロ
ーブ46の方向を変えることができ、別のアンテナ放射
パターンが得られる。
【0041】次に、このアンテナ支持装置10に用いら
れている平面アンテナ30について説明する。なお、本
発明は、用いるアンテナとしては、平面アンテナに限定
されるものではない。
【0042】図5及び図6は、このアンテナ支持装置1
0に用いられている平面アンテナの具体的な構造を示す
図である。平面アンテナ30は、図5又は図6に示すよ
うに、誘電体基板31を備え、この誘電体基板31の前
面32及び背面33には、金属製のストリップ(以下、
メタルストリップという。)37及び複数のダイポール
34がプリントされている。この平面アンテナ30で
は、図6に示すように、ダイポール34のうちの第1の
アンテナ素子35は、誘電体基板31の前面32にプリ
ントされており、ダイポール34のうちの第2のアンテ
ナ素子36は、誘電体基板31の背面33にプリントさ
れている。第1のアンテナ素子35は、前面32に設け
られた第1の線路38に接続されており、この第1の線
路38は、信号を第1のアンテナ素子35に供給すると
ともに、第1のアンテナ素子35からの信号を受信す
る。第2のアンテナ素子36は、背面33に設けられた
第2の線路39に接続されており、この第2の線路39
は、信号を第2のアンテナ素子36に供給するととも
に、第2のアンテナ素子36からの信号を受信する。
【0043】図5に示す具体例では、メタルストリップ
37を構成している第1の線路38及び第2の線路39
は、平衡形マイクロストリップの構造を有し、ダイポー
ルアンテナの端部近傍に位置する導波管変換素子42に
接続されており、この導波管変換素子42は、第1の線
路38及び第2の線路39と、ダイポール34から放射
される信号を供給する導波管との間の変換を行ってい
る。導波管変換素子42は、第1の線路38及び第2の
線路39をそれぞれ導波管に接続する2つの部分からな
っている。これらの導波管の2つの部分は、第1の線路
38及び第2の線路39に直交する方向であって、それ
ぞれ前面32と背面33に配設された複数の歯形素子か
らなる。マイクロ波及びミリ波帯における商業通信用の
アンテナは、今後、平面技術に基づき、他の種類の変換
素子が必要になると考えられる。
【0044】図5に示すように、前面32及び背面33
上にそれぞれプリントされた第1の線路38及び第2の
線路39は、アンテナのほぼ中央に位置するT結合(又
は分配)部45においてそれらに直交する第1の線路部
43と第2の線路部41にそれぞれ繋がっている。そし
て、第1の線路部43及び第2の線路部41の各他端
は、更なるT結合部45となっている。すなわち、第1
の線路部43及び第2の線路部41は、互いに隣接した
T結合部45を接続している。
【0045】また、図5に示すように、第1の線路部4
3、第2の線路部41及びそれらに続くT結合部45の
構造は、左右対称になっている。更に、互いに隣接した
第1の線路部43及び第2の線路部41は、直交してい
る。末端のT結合部45に後続する第1の線路38及び
第2の線路39の各他端は、それぞれダイポール34に
繋がっている。各ダイポール34は、第1のアンテナ素
子35と、第2のアンテナ素子36を備え、これらの第
1のアンテナ素子35及び第2のアンテナ素子36は、
第1の線路38と第2の線路39によって伝搬される電
磁波信号を放射するとともに、電磁波信号を受信する。
第1のアンテナ素子35は、誘電体基板31の前面32
上にプリントされており、第2のアンテナ素子36は、
誘電体基板31の背面33上にプリントされている。第
1のアンテナ素子35と第2のアンテナ素子36は、そ
れらに接続した第1の線路部43及び第2の線路部41
と略直交している。また、図5に示すように、第1のア
ンテナ素子35は、第1の方向を向いており、第2のア
ンテナ素子36は、第1の方向とは逆の第2の方向を向
いている。 第1のアンテナ素子35及び第2のアンテ
ナ素子36の好ましい形状は、5角形である。更に、図
5に示すように、隣接した2つのT結合部45間にある
第1の線路部43及び第2の線路部41は、インピーダ
ンス変換を行うために、ダイポール34側のT結合部4
5から他の結合部45に向かってテーパ(先細り)状に
なっている。このように第1の線路部43及び第2の線
路部41がテーパ状になっているので、第1の線路部4
3及び第2の線路部41の幅は、第1のアンテナ素子3
5及び第2のアンテナ素子36に近づくに従って広くな
っている。
【0046】図6は、図5に示すアンテナのうちの2つ
のダイポール部分を概略的に示した斜視図である。この
アンテナは、前面32と背面33を有する誘電体基板3
1を備えている。第1のアンテナ素子35は、前面32
上にプリントされており、第2のアンテナ素子36は、
背面33上にプリントされている。また、第1の線路3
8は、前面32にプリントされており、第2の線路39
は、背面33にプリントされている。図6には2つのダ
イポール34のみが示されており、これらは、第1の線
路38及び第2の線路39から信号が供給される。2つ
のダイポール34の間にあるT結合部45には、前面3
2上の第1の線路部43と背面33上の第2の線路部4
1から信号が供給される。第1の線路部43及び第2の
線路部41は、テーパ状になっており、ダイポール34
に向かって、幅が広くなっている。テーパ状になってい
ることによって、インピーダンスを、第1の線路部43
及び第2の線路部41の幅の狭い部分における100Ω
から、第1の線路部43及び第2の線路部41の幅の広
い部分における50Ωに変換している。第1の線路部4
3及び第2の線路部41は、T結合部45において、テ
ーパ状でない第1の線路38、第2の線路39にそれぞ
れ分岐して、ダイポール34に繋がっている。誘電体基
板31と反射板40間には、損失をなるべく少なくする
ために、例えば誘電率が1.2以下の低損失材料からな
る支持体(以下、低損失支持体という。)41が設けら
れている。
【0047】この低損失支持体41は、図6に示すよう
に、反射板40を支持するとともに、誘電体基板31を
その背面33で支持する構造となっている。なお、他の
実施の形態としては、この低損失支持体41の材料とし
ては、例えば空気でもよく、この場合、誘電体基板31
と反射板40との間は空洞となっている。また、低損失
支持体41の材料としては、例えばポリウレタン・フォ
ウムでもよい。更に、低損失支持体41の材料として
は、誘電率が1.2以下の他の材料であってもよい。低
損失支持体41を形成する材料の種類が変わると、ダイ
ポールアンテナの厚さも変わる。図6では、第2のアン
テナ素子36及び第2の線路39が、誘電体基板31の
背面33にプリントされていることを示すために、点線
が用いられている。図7は、このアンテナ支持装置10
に用いられている平面アンテナの他の具体的な構成を示
す図である。図7に示す平面アンテナ50は、2本の広
帯域のダイポール53、54及び広帯域のダイポール5
5、56を備えている。この平面アンテナ50の周波数
帯域は、例えば5〜6GHzである。図6に示す具体例
と同様に、平面アンテナ50は、テーパ状の平衡形マイ
クロストリップ線路部52によって信号が給電される。
更に、平面アンテナ50には、金属製の反射板51が設
けられている。
【0048】図8は、アンテナ支持装置10に用いられ
ている平面アンテナの更に別の具体的な構造を示す図で
ある。なお、図7に示す平面アンテナと同じ部品には、
同じ符号を付して説明を省略する。図8に示す平面アン
テナは、1本の広帯域のダイポール53、54を備えて
おり、周波数帯域は、例えば5〜6GHzである。
【0049】図7及び図8に示す平面アンテナでは、ダ
イポール53、54(同様にダイポール55、56)の
一方は前面にプリントされており、他方は背面にプリン
トされている。
【0050】このように構成される本発明に係るアンテ
ナ支持装置を用いることにより、様々な方向にいるユー
ザを異なる時間帯(タイムスロット)でアクセスし、又
は全てのユーザを同時にアクセスすることができる。具
体的には、例えば、本発明を適用した無線通信システム
では、完全なビデオ番組をアパートの上の階の部屋、右
隣の部屋、前の部屋に伝送することができる。換言する
と、本発明は、例えばビデオ番組を特定の方向のみに放
射するためのものではない。
【0051】また、室内における無線通信システムにお
いて、従来の周知の全方向性アンテナを用いると、放射
されるエネルギーが浪費され、不要なマルチパス効果が
生じ、マルチパスに対するより優れた防護(排除)機構
が必要となる。一方、本発明に係るアンテナ支持装置を
用いると、このような機構を必要としない。
【0052】なお、本発明は上述した実施の形態に限定
されるものではなく、例えばサブパネル及びアンテナの
数を、より多くしてもよい。また、例えば、アンテナと
して、平面アンテナアレーの代わりに、例えばRFチェ
ーン(RF chain)回路及びRF結合(RF combining)回
路にフェイスシフタ(face shifters)を用いた適応ア
ンテナ(adaptive antenna)、異なるチャンネルのベー
スバンド処理及びベースバンド結合を用いたスマートア
ンテナ(smart antenna)等を用いるようにしてもよ
い。この場合、小さな範囲でビームスキャンを行うこと
ができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るアン
テナ支持装置は、上述した課題を解決している。このア
ンテナ支持装置は、応用が利き、どんなユーザにも使い
やすい点で、従来のアンテナ支持装置よりも優れてい
る。本発明に係るアンテナ支持体の主な利点は、信号源
を機械的又は電気的に調節するだけで、周囲の環境に応
じてアンテナ放射の方向を選択することができる点であ
る。例えば、室内において、上の階や下の階に放射した
い場合でも、放射の方向を調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンテナ支持装置の具体的な構成
を示す平面図である。
【図2】本発明に係るアンテナ支持装置の他の具体的な
構成を示す平面図である。
【図3】図1に示すアンテナ支持装置の具体的な構成を
示す側面図である。
【図4】図1に示すアンテナ支持装置の具体的な構成を
示す側面図である。
【図5】アンテナ支持装置に用いられる平面アンテナの
具体的な構成を示す平面図である。
【図6】平面アンテナの斜視断面図である。
【図7】アンテナ支持装置に用いられる他の平面アンテ
ナの斜視図である。
【図8】アンテナ支持装置に用いられる更に他の平面ア
ンテナの斜視図である。
【図9】無線通信システムの領域を示す概略図である。
【符号の説明】
10 アンテナ支持装置、11 メインパネル、12
サブパネル、13 ヒンジ、14 回転軸、15 モー
タ、16 基点、17 CPU、18 モータ、19
収納部、30 平面アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブランコビッチ ベズリン ドイツ連邦共和国 ディー−70736 フェ ルバッハシュトゥットゥガルター シュト ラーセ 106 ソニー インターナショナ ル(ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミッ ト ベシュレンクテル ハフツング シュ トゥットゥガルト テクノロジーセンター 内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインパネルと、 上記メインパネルに対してそれぞれ所定の角度に調節で
    きるように、該メインパネルの各辺にヒンジによってそ
    れぞれ回動自在に取り付けられた少なくとも3枚のサブ
    パネルとを備え、 上記メインパネルと上記サブパネルからなる少なくとも
    4枚のパネルに、少なくとも3方向に向いたアンテナが
    配設されているアンテナ支持装置。
  2. 【請求項2】 上記メインパネルは、基点に対して相対
    的に回転することを特徴とする請求項1に記載のアンテ
    ナ支持装置。
  3. 【請求項3】 上記アンテナは、少なくとも1つのパッ
    チを有する平面アンテナアレーからなることを特徴とす
    る請求項1乃至2のいずれか1項に記載のアンテナ支持
    装置。
  4. 【請求項4】 上記メインパネルに対する各サブパネル
    の角度を調節する電気的及び/又は機械的調節手段を有
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載のアンテナ支持装置。
  5. 【請求項5】 上記電気的調節手段を制御するアンテナ
    制御部を備えることを特徴とする請求項4に記載のアン
    テナ支持装置。
  6. 【請求項6】 上記メインパネルに、アンテナが配設さ
    れていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1
    項に記載のアンテナ支持装置。
  7. 【請求項7】 上記メインパネルは、三角形の形状を有
    し、該メインパネルの各辺にヒンジによって上記サブパ
    ネルがそれぞれ回動自在に取り付けられていることを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のアンテ
    ナ支持装置。
  8. 【請求項8】 上記サブパネルは、三角形の形状を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記
    載のアンテナ支持装置。
  9. 【請求項9】 上記メインパネルは、三角形の形状を有
    することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に
    記載のアンテナ支持装置。
  10. 【請求項10】 上記基点に対して相対的に回転する上
    記メインパネルの回転角度を調節する電気的及び/又は
    機械的回転駆動手段を有することを特徴とする請求項1
    乃至9のいずれか1項に記載のアンテナ支持装置。
  11. 【請求項11】 上記ヒンジは、上記メインパネルから
    上記各サブパネルに電気信号を供給することを特徴とす
    る請求項1乃至10のいずれか1項に記載のアンテナ支
    持装置。
  12. 【請求項12】 少なくとも上記サブパネルの背面に
    は、反射板及び/又はRF回路を収納する収納部が設け
    られていることを特徴とする請求項1乃至11のいずれ
    か1項に記載のアンテナ支持装置。
  13. 【請求項13】 上記アンテナの周波数帯域は、5〜6
    GHzであることを特徴とする請求項1乃至12のいず
    れか1項に記載のアンテナ支持装置。
  14. 【請求項14】 請求項1乃至12のいずれか1項に記
    載のアンテナ支持装置を備えるアンテナシステムに接続
    した少なくとも2つの端末装置を備える室内における無
    線通信ネットワーク。
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