JP2023048015A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】挿入部への被挿入体の挿入を容易に行う。【解決手段】機器本体2と、機器本体2に電気的に接続され被挿入体が挿入される挿入部と、挿入部を保持する保持部材41と、保持部材41を機器本体2に対して移動可能に支持する支持部41Gと、保持部材41を機器本体2に対して複数の位置で固定する固定部41Hと、を備える。【選択図】図8
Description
本発明は、電子機器に関する。
従来、例えば、特許文献1には、アンテナ内蔵のCFカードを通常よりも突出させて装着するアダプタが示されている。
カーナビゲーション装置のような電子機器では、例えば、車両に応じた表示パネルの取り付け状態があるが、様々な表示パネルの取り付け状態に対して機器本体を共通設計することが製造コストを低減するうえで好ましい。
ここで、機器本体は、データの更新を行うため、SDカード(SD Memory Card)などの被挿入体を挿入する挿入部が設けられる。挿入部に被挿入体を挿入する場合、表示パネルを避けて挿入部が前側に現れるようにする。しかし、例えば、機器本体を共通化し表示パネルの取り付け状態を汎用できる設計とした場合では、機器本体に対して表示パネルの前後位置が離れた取り付け状態のとき、挿入部は、被挿入体を挿入する際に指が届かない奥方の配置となり得る。
本発明は、挿入部への被挿入体の挿入を容易に行うことのできる電子機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の一態様の電子機器は、機器本体と、前記機器本体に電気的に接続され被挿入体が挿入される挿入部と、前記挿入部を保持する保持部材と、前記保持部材を前記機器本体に対して移動可能に支持する支持部と、前記保持部材を前記機器本体に対して複数の位置で固定する固定部と、を備える。
本発明によれば、挿入部への被挿入体の挿入を容易に行うことができる。
以下、発明を実施するための形態(以下、実施形態という)につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、下記実施形態で開示した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る電子機器1は、車両の内部に搭載されるものであって、例えば、ナビゲーションシステムやオーディオシステムである。電子機器1は、機器本体2と、表示パネル3と、スロットユニット4と、を有する。
機器本体2は、内部に電子部品が収容される筐体を構成する。機器本体2は、前側、上側、下側、右側、左側、および後側が板金で塞がれた筐体である。従って、機器本体2は、板金である前板2Aと、上板2Bと、下板2Cと、右板2Dと、左板2Eと、後板2Fと、を有している。ここで、電子機器1の前側、上側、下側、右側、左側、および後側は、電子機器1を車両の運転席よりも前方に搭載した状態で各方向を定義する。即ち、運転席側に向く側を「前側」、車両前方のウインドシールド側に向く側を「後側」とし、右側および左側は、電子機器1を前側から視た方向である。また、機器本体2は、車両クラスター(ダッシュボードともいう)の内部に配置される。
表示パネル3は、機器本体2の前側に設置される。表示パネル3は、パネル枠3Aと、表示部3Bと、を有する。パネル枠3Aは、機器本体2の前側を覆うもので、合成樹脂により形成される。パネル枠3Aは、本実施形態では、機器本体2よりも上下方向および左右方向で大きい。表示部3Bは、パネル枠3Aの上下方向および左右方向において小さく、パネル枠3Aの上下方向および左右方向の内側に収納される。なお、図には明示しないが、パネル枠3Aは、上下方向や左右方向に、電子機器1の各種操作を行うための操作ボタンを設けることができる。表示部3Bは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)または有機EL(Organic Electro-Luminescence)ディスプレイを有する。なお、図には明示しないが、なお、表示部3Bは、タッチパネルとして構成できる。
実施形態の電子機器1は、機器本体2および表示パネル3を共通部品とし、機器本体2に対する表示パネル3の取り付け状態が異なる第一形態と第二形態とを実施できる。図1に第一形態を示し、図2に第二形態を示す。なお、実施形態の電子機器1は、表示パネル3を別形状として機器本体2のみを共通部品とし、機器本体2に対する表示パネル3の取り付け状態が異なる第一形態と第二形態とを実施できるように構成してもよい。
図1に示す第一形態の電子機器1は、機器本体2の上板2Bの左右側部に第一連結部材5が固定され、この第一連結部材5を介して表示パネル3が固定される。第一連結部材5は、上板2Bの左右側部においてそれぞれ配置され、上下方向および前後方向に沿う板金からなる。第一連結部材5は、上板2Bから上側に延び、かつ前板2Aよりも若干前側に延びて配置される。表示パネル3は、各第一連結部材5の前端に固定され、機器本体2の前側を覆うように配置される。
図2に示す第二形態の電子機器1は、機器本体2の前板2Aに第二連結部材6が固定され、この第二連結部材6を介して表示パネル3が固定される。第二連結部材6は、機器本体2の前側を覆うカバー部材7に固定される。カバー部材7は、板金で形成され、図2および図9に示すように、機器本体2の前板2Aと同等の大きさで前板2Aに沿う前側板7Aと、前側板7Aの上端において前側に延びる上側板7Bと、前側板7Aの下端において前側に延びる下側板7Cと、前側板7A、上側板7Bおよび下側板7Cの左右端に連なる各側板7Dと、を有する。カバー部材7は、前側板7Aによって機器本体2の前板2Aを覆うと共に、この前側板7Aの上下端および左右端から前側に延びる上側板7B、下側板7Cおよび各側板7Dによって前板2Aの前側の上下左右の周りを囲むように配置される。第二連結部材6は、このカバー部材7の下側板7Cに固定される。
第二連結部材6は、左右位置固定部6Aと、前後位置固定部6Bと、上下位置固定部6Cと、チルト位置固定部6Dと、を有する。左右位置固定部6Aは、カバー部材7の下側板7Cに固定される部分であって、下側板7Cに対して左右方向で位置を変えて固定される。前後位置固定部6Bは、左右位置固定部6Aに対して前後方向で位置を変えて固定される。上下位置固定部6Cは、前後位置固定部6Bに取り付けられ、その前側に表示パネル3が上下位置を変えて固定される。チルト位置固定部6Dは、前後位置固定部6Bに対して上下位置固定部6Cを左右方向に延びる軸を介して固定する部材であって、前後位置固定部6Bに対して上下位置固定部6Cを軸によって前後方向に角度を変えて固定する。従って、第二連結部材6は、機器本体2に対し、左右方向、前後方向および前後角度で表示パネル3の位置を変えて固定する。この第二形態の電子機器1は、第二連結部材6が機器本体2と表示パネル3との間に介在されるため、第一形態と比較して表示パネル3が機器本体2から遠い位置に配置される。つまり、第二形態の電子機器1は、第一形態と比較して機器本体2が車両クラスターの奥方に配置されるとも言える。
スロットユニット4は、図6から図9に示すように、上述した機器本体2に対し、機器本体2の前側上部に配置される。スロットユニット4は、図3から図5に示すように、保持部材41によって挿入部42を保持して構成される。挿入部42は、例えば、被挿入体であるSDカード(SD Memory Card)が挿入されるもので、所謂、SDカードスロットモジュールである。挿入部42は、図4および図5に示すように、SDカードが挿入されるスロット部42Aが基板42Bに実装されている。スロット部42Aは、前側からSDカードが挿入される。基板42Bは、フレキシブルケーブル42Cの基端が接続される。フレキシブルケーブル42Cは、先端のコネクタ42Caが機器本体2の内部の基板2H(図7および図9参照)に設けられたコネクタ(図示せず)と接続される。実施形態の電子機器1は、挿入部42のスロット部42AにSDカードが挿入されることで、SDカードに記憶されたデータを読み出すことができる。電子機器1は、SDカードのデータによって予め記憶されたデータの更新などを行うことができる。
保持部材41は、挿入部42を収容する略直方体のケースとして構成される。保持部材41は、合成樹脂材によって形成され、挿入部42の周りを覆う保護カバーを構成し、板状の前カバー41A、上カバー41B、下カバー41C、右カバー41D、左カバー41E、および後カバー41Fを有する。また、保持部材41は、支持部41G、固定部41H、スリット41I、およびストッパ41Jを有する。
前カバー41Aは、挿入部42の前側を覆う部分である。前カバー41Aは、挿入部42に挿入されるSDカードが差し込まれる貫通孔41Aaが形成される。上カバー41Bは、挿入部42の上側を覆う部分である。下カバー41Cは、挿入部42の下側を覆う部分である。右カバー41Dは、挿入部42の右側を覆う部分である。右カバー41Dは、前端部41Daが前カバー41Aよりも前側に突出して形成される。左カバー41Eは、挿入部42の左側を覆う部分である。左カバー41Eは、前端部41Eaが前カバー41Aよりも前側に突出して形成される。後カバー41Fは、挿入部42の後側を覆う部分である。後カバー41Fは、挿入部42のフレキシブルケーブル42Cが貫通して設けられる。
支持部41Gは、保持部材41において上側に配置される。支持部41Gは、板状に形成され、前カバー41Aの上端から後側に延びて設けられる。支持部41Gは、図5に示すように、上カバー41Bよりも上側に位置し、上カバー41Bと平行に設けられ、自身の下面と上カバー41Bの上面との間に隙間P1をおいた挿通部41Gaを有する。支持部41Gと上カバー41Bとは、上下方向で重ならず配置される。
固定部41Hは、スロットユニット4を機器本体2に固定するためのものである。固定部41Hは、図3から図5に示すように、支持部41Gに上下方向に貫通する第一貫通孔41Haおよび第二貫通孔41Hbを有する。第一貫通孔41Haは、支持部41Gの前側に設けられ左右方向に複数(実施形態では2個)配置される。第二貫通孔41Hbは、支持部41Gの後側に設けられ左右方向に複数(実施形態では2個)配置される。第一貫通孔41Haおよび第二貫通孔41Hbは、前後方向において左右の位置が一致している。なお、第二貫通孔41Hbが設けられる部分において、支持部41Gは、第一貫通孔41Haが設けられる部分よりも上側に突出する凸部41Gbが形成され、この凸部41Gbに形成された凹部41Gcに配置される。支持部41Gにおいて、第二貫通孔41Hbが設けられる部分は、第一貫通孔41Haが設けられる部分と上下方向で一致する上面および下面を有する。即ち、支持部41Gにおいて、第二貫通孔41Hbが設けられる部分と、第一貫通孔41Haが設けられる部分とは、同じ上下厚さに形成される。
スリット41Iは、図3および図4に示すように、支持部41Gの右端と右カバー41Dの内面との間、および支持部41Gの左端と左カバー41Eの内面との間でそれぞれ間隔P2をおいて形成される。スリット41Iは、前側が前カバー41Aによって閉塞され、後側が支持部41Gの後端で開放して形成される。
ストッパ41Jは、図3および図4に示すように、右カバー41Dの下端部から右側に突出する突起、および左カバー41Eの下端部から左側に突出する突起によって構成される。
このスロットユニット4は、機器本体2に取り付けられる。機器本体2は、図6から図9に示すように、前板2Aの上端部および上板2Bの前端部に、スロットユニット4を取り付けるための取付部2Gが設けられる。取付部2Gは、開放部2Gaと、支持固定部2Gbと、突当部2Gcと、ネジ孔2Gdと、を有する。
開放部2Gaは、前板2Aの上端部が切り欠かれて形成された開放口を構成する。開放部2Gaは、スロットユニット4における保持部材41が挿通される。
支持固定部2Gbは、上板2Bの前端部の一部が下側に凹む凹部形状2Gbaの底であって、上板2Bの他の部分と平行に設けられた平坦な板片によって構成される。支持固定部2Gbは、前端が開放部2Gaの一部を構成する。支持固定部2Gbは、開放部2Gaに保持部材41が挿通された状態において、保持部材41の上カバー41Bの上面と支持部41Gの下面との間に挿入される。保持部材41は、支持部41Gが支持固定部2Gbの上に載って、凹部形状2Gbaの底の支持固定部2Gbに対して前後方向に摺動可能に設けられる。実施形態では、支持固定部2Gbが上板2Bの前端部の一部が下側に凹む凹部形状2Gbaとされることで、当該支持固定部2Gbの上面に載る支持部41Gが上板2Bの上側に突出することを防止している。
突当部2Gcは、機器本体2の一面である上板2Bの前端部の一部が下側に凹んで支持固定部2Gbに至る途中に形成される。具体的に、突当部2Gcは、図6および図8に示すように、支持固定部2Gbの左右両側において、上板2Bから支持固定部2Gbに向かって内向きに下がる板状の傾斜部分に形成される。突当部2Gcは、当該板状の傾斜部分の前端として形成される。突当部2Gcをなす板状の傾斜部分は、開放部2Gaに保持部材41が挿通された状態において、支持部41Gの左右両側の各スリット41Iに挿入される。そして、突当部2Gcは、保持部材41が後側に最も挿通された状態で、各スリット41Iの前側の閉塞部分に突き当たる。従って、突当部2Gcおよび各スリット41Iは、保持部材41の後側への移動範囲を規制する規制部を構成する。
なお、保持部材41は、開放部2Gaに挿通された状態において、前側に移動した場合、図10に示すように、機器本体2の前板2Aの後面に対して各ストッパ41Jが突き当たる。即ち、保持部材41は、各ストッパ41Jが機器本体2の前板2Aの内面に突き当たることで、開放部2Gaから前側に抜け止めされる。従って、ストッパ41Jは、保持部材41の前側への移動範囲を規制する規制部を構成する。
ネジ孔2Gdは、図7および図9に示すように、支持固定部2Gbを上下方向に貫通して形成される。ネジ孔2Gdは、左右方向に複数(実施形態では2個)配置される。ネジ孔2Gdは、第一貫通孔41Haおよび第二貫通孔41Hbと一致するように設けられる。ネジ孔2Gdは、開放部2Gaに保持部材41が挿通された状態において、図6および図7に示すように、保持部材41が後側に移動して突当部2Gcに各スリット41Iが突き当たった形態で第一貫通孔41Haと一致し第二貫通孔41Hbとは一致しない。従って、スロットユニット4は、第一貫通孔41Haに挿通されたネジ43を共通のネジ孔2Gdに締め付けることで、支持部41Gが支持固定部2Gbに固定される。一方、ネジ孔2Gdは、開放部2Gaに保持部材41が挿通された状態において、図8および図9に示すように、保持部材41が前側に移動して各ストッパ41Jが機器本体2の前板2Aに突き当たった形態で第二貫通孔41Hbと一致し第一貫通孔41Haとは一致しない。従って、スロットユニット4は、第二貫通孔41Hbに挿通されたネジ43を共通のネジ孔2Gdに締め付けることで、支持部41Gが支持固定部2Gbに固定される。このように、第一貫通孔41Haおよび第二貫通孔41Hbは、保持部材41を機器本体2に対して移動した各位置で固定する固定部を構成する。
このように、実施形態の電子機器1は、機器本体2と、機器本体2に電気的に接続され被挿入体が挿入される挿入部42と、挿入部42を保持する保持部材41と、保持部材41を機器本体2に対して移動可能に支持する支持部41Gと、保持部材41を機器本体2に対して複数の位置で固定する固定部41Hと、を備える。
実施形態の電子機器1は、図1に示す第一形態の表示パネル3の前後位置と、図2に示す第二形態の表示パネル3の前後位置とに対応し、スロットユニット4の保持部材41を支持部41Gによって前後方向に移動させ、固定部41Hによって移動位置で固定する。具体的に、電子機器1は、図1に示す第一形態のように、表示パネル3が比較的後側であって、機器本体2の前板2Aの近くに配置されることに対し、図6および図7に示すように、スロットユニット4を後側に移動して固定できる。一方、電子機器1は、図2に示す第二形態のように、表示パネル3が比較的前側であって、機器本体2の前板2Aから遠くに配置されることに対し、図8および図9に示すように、スロットユニット4を前側に移動して固定する。この結果、実施形態の電子機器1は、表示パネル3の位置に関わらず挿入部42への被挿入体の挿入を容易に行うことができる。
なお、実施形態の電子機器1において、保持部材41は、挿入部42を収容するケースとして構成される。従って、実施形態の電子機器1は、挿入部42単体の場合と比較して、保持部材41によって挿入部42を含むスロットユニット4の意匠性を向上でき、かつ挿入部42を保護し、挿入部42に対して異物が接触するような事態を防止できる。
また、実施形態の電子機器1では、支持部41Gは、機器本体2の一面に形成された凹部形状2Gbaに対して摺動可能に設けられる。従って、実施形態の電子機器1は、支持部41Gを凹部形状2Gbaで摺動されることで、支持部41Gが機器本体2の一面である上板2Bの上側に突出することを防止できる。
また、実施形態の電子機器1では、固定部41Hは、保持部材41が複数の各位置に移動した際に機器本体2に形成された共通のネジ孔2Gdに締め付けたネジ43を介して保持部材41を固定するように複数設けられる。従って、実施形態の電子機器1は、ネジ孔2Gdおよびネジ43を共通部品として、移動した保持部材41を固定できる。
また、実施形態の電子機器1では、機器本体2から突出して固定された保持部材41の突出部分を覆うカバー部材7を含む。従って、実施形態の電子機器1は、保持部材41が機器本体2から突出する場合、当該突出部分をカバー部材7で覆うことで、保持部材41への外力の負荷を抑制でき、保持部材41を保護できる。
また、実施形態の電子機器1では、保持部材41の移動範囲を規制する規制部(突当部2Gcおよび各スリット41Iやストッパ41J)を含む。従って、実施形態の電子機器1は、移動によって保持部材41が電子機器1から脱落することを防止したり、適正な固定位置に位置決めしたりすることができる。
ところで、実施形態の電子機器1は、図11に示すように、スロットユニット4における保持部材41の前カバー41Aを図6や図8と比較して大きく形成することができる。具体的に、実施形態の電子機器1は、保持部材41の前カバー41Aが機器本体2の前板2Aの前側に被さるように形成される。このように、実施形態の電子機器1は、前カバー41Aを大きく形成することで、当該前カバー41Aの前面41Abを機器本体2の前板2Aの前側に大きく配置できる。このため、実施形態の電子機器1は、前カバー41Aの前面41Abに印刷などの二次加工を施すことができ、意匠性が向上できる。
なお、上述した実施形態の電子機器1では、スロットユニット4を機器本体2の一面とした上板2Bに沿って取り付ける例を説明したが、これに限らない。例えば、スロットユニット4を取り付ける機器本体2の一面として、下板2Cや右板2Dや左板2Eであってもよく、これらのいずれかの一面に沿ってスロットユニット4を取り付ける。
また、上述した実施形態の電子機器1では、挿入部42として、SDカードを被挿入体としたSDカードスロットモジュールを例に説明したが、これに限らない。例えば、挿入部は、USB(Universal Serial Bus)コネクタを被挿入体としたUSBポートであってもよく、このUSBポートを実施形態の保持部材41に収容し、移動可能として固定するようにしてもよい。
1 電子機器
2 機器本体
2Gba 凹部形状
2Gc 突当部(規制部)
2Gd ネジ孔
41 保持部材
41J ストッパ(規制部)
41I スリット(規制部)
41G 支持部
41H 固定部
42 挿入部
43 ネジ
7 カバー部材
2 機器本体
2Gba 凹部形状
2Gc 突当部(規制部)
2Gd ネジ孔
41 保持部材
41J ストッパ(規制部)
41I スリット(規制部)
41G 支持部
41H 固定部
42 挿入部
43 ネジ
7 カバー部材
Claims (5)
- 機器本体と、
前記機器本体に電気的に接続され被挿入体が挿入される挿入部と、
前記挿入部を保持する保持部材と、
前記保持部材を前記機器本体に対して移動可能に支持する支持部と、
前記保持部材を前記機器本体に対して複数の位置で固定する固定部と、
を備える、電子機器。 - 前記支持部は、前記機器本体の一面に形成された凹部形状に対して摺動可能に設けられる、請求項1に記載の電子機器。
- 前記固定部は、前記保持部材が前記複数の各位置に移動した際に前記機器本体に形成された共通のネジ孔に締め付けたネジを介して前記保持部材を固定するように複数設けられる、請求項1または2に記載の電子機器。
- 前記機器本体から突出して固定された前記保持部材の突出部分を覆うカバー部材を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
- 前記保持部材の移動範囲を規制する規制部を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021157246A JP2023048015A (ja) | 2021-09-27 | 2021-09-27 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021157246A JP2023048015A (ja) | 2021-09-27 | 2021-09-27 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023048015A true JP2023048015A (ja) | 2023-04-06 |
Family
ID=85779271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021157246A Pending JP2023048015A (ja) | 2021-09-27 | 2021-09-27 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023048015A (ja) |
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2021
- 2021-09-27 JP JP2021157246A patent/JP2023048015A/ja active Pending
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