JP2023046884A - 処理方法および処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】布帛の表面処理を良好に行うことができる処理方法および処理装置を提供すること。【解決手段】基部、および、前記基部から突出して設けられ、布帛と当接する複数の突出部を有する当接部材と、前記当接部材に振動を付与する振動発生源と、を備える振動付与部を用意する工程と、前記布帛に対し前記突出部を接触させた状態で、前記突出部が振動するように前記振動発生源を駆動して、前記突出部を介して前記布帛に振動を付与する振動付与工程と、を有することを特徴とする処理方法。【選択図】図1

Description

本発明は、処理方法および処理装置に関する。
例えば、特許文献1に示すように、布帛等に対しインクを滴下して印刷を施す捺染方法が知られている。捺染後の布帛は、布帛の本来の風合いや品質が劣りやすく、この改善が求められている。風合いとは、手触り、肌触り等の質感のことである。
特許文献1に記載されている印刷方法では、捺染前に、布帛のうち特定の部分に熱処理を行うことにより、捺染後の風合いを高めている。また、このような熱処理に限定されず、例えば、ブラシで布帛の表面を荒らすように擦る方法等の物理処理が考えられる。
特開2016-11466号公報
しかしながら、このような方法では、良好な風合いが得られない場合があり、布帛の風合いのさらなる改善が求められている。
本発明の処理方法は、基部、および、前記基部から突出して設けられ、布帛と当接する複数の突出部を有する当接部材と、前記当接部材に振動を付与する振動発生源と、を備える振動付与部を用意する工程と、
前記布帛に対し前記突出部を接触させた状態で、前記突出部が振動するように前記振動発生源を駆動して、前記突出部を介して前記布帛に振動を付与する振動付与工程と、を有することを特徴とする。
本発明の処理装置は、布帛を搬送する搬送部と、
基部、および、前記基部から突出して設けられ、前記搬送部により搬送されている布帛と当接する複数の突出部を有する当接部材と、前記当接部材に振動を付与する振動発生源と、を備える振動付与部と、を備えることを特徴とする。
図1は、本発明の処理方法を実行する処理装置の第1実施形態の概略構成図である。 図2は、本発明の処理方法を実行する処理装置の第2実施形態の概略構成図である。 図3は、本発明の処理方法を実行する処理装置の第3実施形態の概略構成図である。 図4は、本発明の処理方法を実行する処理装置の第4実施形態の概略構成図である。 図5は、本発明の処理方法を実行する処理装置の第5実施形態の概略構成図である。 図6は、本発明の処理方法を実行する処理装置の変形例の概略構成図である。 図7は、本発明の処理方法を実行する処理装置の変形例の概略構成図である。
以下、本発明の処理方法および処理装置を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の処理方法を実行する処理装置の第1実施形態の概略構成図である。
なお、図1(図2~図7についても同様)では、上側を「上方」または「上」と言い、下側を「下方」または「下」とも言う。また、図1において、左側が、布帛100の搬送方向上流側であり、右側が、布帛100の搬送方向下流側である。
図1に示す処理装置1は、本発明の処理方法を実行するものである。なお、本明細書における「処理」または「表面処理」とは、布帛100の屈曲、叩き、伸展、摺擦から選択される少なくとも1種の処理のことである。摺擦の処理は、起毛処理ともいう。このような処理を行うことにより、印刷後の風合いを高めることができる。本実施形態での処理は、主として、伸展および摺擦に該当する。屈曲および叩きに関しては、第5実施形態において詳述する。
本発明の処理方法を実行する対象は、布帛である。布帛を構成する繊維としては、特に限定されないが、例えば、綿、麻、羊毛、絹等の天然繊維、ポリプロピレン、ポリエステル、アセテート、トリアセテート、ポリアミド、ポリウレタン等の合成繊維、ポリ乳酸等の生分解性繊維、および、これらの混紡繊維が挙げられる。
布帛は、上記の繊維を、織物、編物、不織布等いずれの形態にしたものでもよい。また、本実施形態で使用する布帛の目付は、特に限定されないが、例えば、1.0oz以上10.0oz以下であってもよく、好ましくは2.0oz以上9.0oz以下であり、より好ましくは3.0oz以上8.0oz以下であり、さらに好ましくは、4.0oz以上7.0oz以下である。布帛の目付がこのような範囲であれば、良好な記録を行うことができる。
本実施形態における布帛の形態としては、例えば、布地、および衣類やその他の服飾品が挙げられる。布地としては、例えば、織物、編物、および不織布が挙げられる。衣類やその他の服飾品としては、例えば、縫製後のTシャツ、ハンカチ、スカーフ、タオル、手提げ袋、布製のバッグ、カーテン、シーツ、ベッドカバー、壁紙等のファーニチャー類、および縫製前の部品としての裁断前後の布地が挙げられる。これらの形態としては、ロール状に巻かれた長尺のもの、所定の大きさに切断されたもの、製品形状のもの等が挙げられる。なお、布帛は、予め処理液を付与したものを用いてもよい。
布帛としては、色材によって予め着色された布帛を用いてもよい。布帛が予め着色される色材としては、例えば、顔料、酸性染料、塩基性染料等の水溶性染料、分散剤を併用する分散染料、および反応性染料が挙げられる。布帛に綿布帛を用いる場合には、綿の染色に適した反応性染料や顔料を用いることが好ましい。顔料を用いる場合には、比較的多様な種類の布帛の着色に対応できる点で好ましい。顔料を用いて着色された布帛は、固形分が布帛の表面に多量に存在することに起因して風合いが低下しやすいところ、本発明の処理方法を実行することにより、風合いを改善し、布帛本来の風合いに近づけることができる。
図1に示すように、処理装置1は、搬送部2と、振動付与部3と、これらの作動を制御する制御部4と、を備える。
搬送部2は、布帛(以下、「布帛100」と言う)を搬送する第1搬送部21と、第2搬送部22と、を有する。
第1搬送部21は、振動付与部3の当接部材31よりも、布帛100の搬送方向上流側に位置している。第1搬送部21は、布帛100を厚さ方向に介して配置された主動ローラー211および従動ローラー212を有する。主動ローラー211は、図示しないモーターを介して制御部4と電気的に接続されている。制御部4は、モーターへの通電条件を制御することにより、主動ローラー211の回転速度、すなわち、搬送速度を調整することができる。
従動ローラー212は、主動ローラー211の回転により搬送される布帛100と接触し、回転する。このような第1搬送部21により、上流側から下流側に向かって布帛100を安定的に搬送することができる。
第2搬送部22は、当接部材31よりも、布帛100の搬送方向下流側に位置している。第2搬送部22は、布帛100を厚さ方向に介して配置された主動ローラー221および従動ローラー222を有する。主動ローラー221は、図示しないモーターを介して制御部4と電気的に接続されている。制御部4は、モーターへの通電条件を制御することにより、主動ローラー221の回転速度、すなわち、搬送速度を調整することができる。
従動ローラー222は、主動ローラー221の回転により搬送される布帛100と接触し、回転する。このような第2搬送部22により、上流側から下流側に向かって布帛100を安定的に搬送することができる。
また、主動ローラー211および主動ローラー221の回転速度を調整することにより、搬送されている布帛100のテンションを調整することができる。
なお、布帛100の搬送方向における張力の調整は、主動ローラー211および主動ローラー221の回転軸にトランスデューサーを介した接合により軸トルクをモニターし、その軸トルクを調整することで実現することができる。布帛100の搬送方向における張力を調整して、適正な値とすることにより、振動が伝達された布帛100が共振することができる。よって、布帛100の風合い品質を効果的に向上させることができる。
また、布帛100の搬送方向と交わる方向、すなわち、布帛100の幅方向における張力の調整は、コンケープ下降を施した逆クラウン状のローラーや、中央部から左右対称に傾斜配列されたヘリカル構造を有するローラーや、外側方向に湾曲した形状で搬送するエキスパンダー型ローラー等を用いることにより、実現することができる。布帛100の幅方向における張力を調整して、適正な値とすることにより、振動が伝達された布帛100が共振することができる。よって、布帛100の風合い品質を効果的に向上させることができる。
振動付与部3は、2つの当接部材31と、2つの振動発生源32と、を有する。振動付与部3は、搬送されている布帛100に対して振動を付与する機能を有する。これにより、布帛100の表面を処理することができる。本実施形態における処理とは、主として、伸展および摺擦の現象を発生させる処理のことを言う。
伸展とは、次のようなことを言う。
布帛100に比較的大きな張力を付与すると同時に布帛100の裏面が当接部材35の突出部352と接触した状態で当接部材35に小さな周期、大きな振幅の振動を付与する。この時、布帛100に作用する比較的大きな張力の影響により、布帛100は、突出部352の位相に応じて伸展と緩和の動作を繰り返すことになる。布帛100を構成する繊維束が突出部352を支点とした伸び縮み動作を繰り返すことによって、非伸縮性の布帛100においては微小なエンボス状の残留歪みを形成することができる。微小なエンボス状の残留歪みは、非伸縮性の布帛において嵩高感を向上させる効果を有し、効率良く布帛
.の風合いを高めることができる。なお、突出部352は、布帛100の繊維の織り目周期と同程度、あるいは、織り目周期の10倍未満の微小面積であることが好ましく、更に布帛の繊維を貫通しない、または、布帛100の繊維を切断しないように応力集中を生じ難い曲率形状や平面形状を有していることが好ましい。
また、摺擦とは、次のようなことを言う。
布帛100に所定の張力を付与すると同時に布帛100の表面が当接部材35の突出部352と接触した状態で振動伝達部材に振動を付与することにより、突出部352によって布帛100の繊維を毛羽立たせる処理のことを摺擦という。繊維が毛羽立つことにより良好な風合いを得ることができる。
突出部352は、布帛100の繊維の織り目周期と同程度、あるいは、織り目周期よりも小さい微小外径を有するブラシ状であることが好ましく、更にこのブラシ状の突出部352は布帛100繊維への貫通が生じにくい適度なヤング率を有していることが好ましい。これにより、突出部352が布帛を貫通することがなく、布帛100との接触状態を保持することができ、振動エネルギーを効果的に伝達することができる。
当接部材31は、本実施形態では、搬送される布帛100を厚さ方向に介して両側に配置されている。各当接部材31は、配置位置が異なること以外は、同様の構成であるため、以下、一方の当接部材31について代表的に説明する。
当接部材31は、本実施形態では、ブラシで構成され、基部311と、基部311から突出して設けられた複数の突出部312と、を有する。基部311は、本実施形態では、円柱状をなす部材で構成されている。また、基部311は、図示しないモーターに接続されており、モーターの回転力が伝達されることにより基部311が図1中矢印方向に回転する。
また、布帛100よりも図1中上方に位置する基部311は、布帛100よりも図1中上方に位置する主動ローラー211および主動ローラー221と反対方向に回転する。また、布帛100よりも図1中下方に位置する基部311は、布帛100よりも図1中下方に位置する従動ローラー212および従動ローラー222と反対方向に回転する。このような構成により、布帛100の処理をより効果的に行うことができる。
突出部312は、各々が弾性を有する線状または棒状をなしている。突出部312は、各々の長さが同じであってもよく、異なっていてもよい。突出部312の構成材料としては、特に限定されず、例えば、各種樹脂材料、各種金属材料等が挙げられる。毛羽立ちを良好とする観点では、金属材料を用いることが好ましい。金属材料としては、特に限定されないが、黄銅、スチール、ステンレス等を好適に用いることができる。スチールを用いる場合には、より確実に毛羽立たせることができる。布帛100が顔料で着色されている場合には、黄銅を用いることにより、着色部分のダメージを抑えながら毛羽立たせることができる。
具体的には、基部311の表面において、突出部312が設けられている部分の面積をS1とし、突出部312が設けられていない部分の面積をS2としたとき、S2/S1は、1以上100以下であることが好ましく、1.2以上90以下であることがより好ましい。これにより、布帛100の表面処理をより効果的に行うことができる。
突出部312の平均外径は、0.05mm以上5mm以下であることが好ましく、0.1mm以上4mm以下であることがより好ましく、0.1mm以上0.4mm以下であることがさらに好ましい。これにより、突出部312と布帛100との接触面積を十分に確保することができ、布帛100の表面処理をより効果的に行うことができる。特に、布帛100を毛羽立たせる効果が得られやすく、起毛感による風合いが良好となる。
また、突出部312のヤング率は、100E/GPa以上250E/GPa以下であることが好ましく、120E/GPa以上230E/GPa以下であることがより好ましい。これにより、突出部312のヤング率を十分に確保することができ、よって、適度な弾力によって、布帛100の表面処理をより効果的に行うことができる。特に、布帛100を毛羽立たせる効果が得られやすく、起毛感による風合いが良好となる。
また、突出部352は、布帛100の搬送方向に対して固定、もしくは異なる搬送速度で移動する、すなわち布帛100に対して速度差を有していることが好ましく、突出部352における布帛100との接触部が摺擦動作を繰り返すことにより、突出部352が平行する繊維間の配列の乱れ、交差する繊維束の交差位置ずれ、繊維の部分的な構造破壊を進行させる。特に、突出部352の平均外径、ヤング率を比較的大きくすることにより、繊維の部分的な構造破壊を促進する効果が大きくなる。繊維の部分的な切断と切断繊維の立ち上げ動作を繰り返すことにより、布帛100の表面に起毛状態を形成することが可能になり、効率良く布帛の風合いを高めることができる。
振動発生源32は、振動を発生させる図示しない振動子321を有する。振動子321は、制御部4と電気的に接続されている。また、制御部4が振動子321への通電条件を制御することにより、振動子321の振動が制御される。
また、振動発生源32は、振動伝達部材322を有する。振動伝達部材322は、剛体で構成され、振動子321が内蔵された筐体と、当接部材31の基部311とを接続し、振動子321が発生させた振動を当接部材31に伝達する。これにより、当接部材31を介して布帛100に振動を伝達することができる。
振動の振幅は、0.1mm以上100mm以下であることが好ましく、0.2mm以上80mm以下であることがより好ましい。これにより、布帛100の表面処理をより効果的に行うことができる。
また、振動の周波数は、10Hz以上10000Hz以下であることが好ましく、100Hz以上2000Hz以下であることがより好ましい。これにより、布帛100の表面処理をより効果的に行うことができる。
また、布帛100に伝達される振動は、搬送中の布帛100の厚さ方向に沿った成分を含むものであることが好ましい。これにより、表面処理をより効果的に行うことができる。
また、布帛100に伝達される振動は、搬送中の布帛100の搬送方向に沿った成分を含むものであることが好ましい。これにより、表面処理をさらに効果的に行うことができる。
また、布帛100に伝達される振動は、搬送中の布帛100の搬送方向と交わる方向、すなわち、搬送中の布帛100の幅方向に沿った成分を含むものであることが好ましい。これにより、表面処理をより良好に行うことができる。
制御部4は、搬送部2および振動発生源32の各部の作動を独立して制御する。制御部4は、例えば、プロセッサとしてのCPUと、RAMと、プログラムが記憶されたROMとを有する。また、制御部4の機能は、例えば、CPUにより各種プログラムを実行することにより実現することができる。
ここで、捺染後の布帛100の風合いを高めるためには、例えば、毛羽立たせる処理のような処理を行うことが有効である。印捺により固形分が布帛に付着することで損なわれた風合いを、本発明の処理方法によって復元することができる。従来では、この処理を行うに際し、熱処理や、化学処理等が行われている。また、ブラシ等を押し当てたり、擦ったりして布帛を毛羽立たせて、風合いを高める処理を行うことも考えられる。しかしながら、このような方法では、毛羽処理が不十分となってしまい、風合いを高めることができない可能性がある。そこで、本発明の処理装置1を以下のような構成とした。
処理装置1は、布帛100を搬送する搬送部2と、基部311、および、基部311から突出して設けられ、搬送部2により搬送されている布帛100と当接する複数の突出部312を有する当接部材31と、当接部材31に振動を付与する振動発生源32と、を備える振動付与部3と、を備える。これにより、布帛100の表面処理を良好に行うことができる。よって、布帛100の風合いを高めることができる。特に、印刷を施した後の布帛100の、風合いを高めることができる点で好ましい。特に、ブラシ等の当接部材のみを用いて布帛100を処理する方法に比べ、振動を付与することによって、良好に毛羽立たせることができ、風合いを高めることができる。
また、当接部材31は、突出部312が線状をなすブラシであることが好ましい。これにより、布帛100の表面処理をより効果的に行うことができる。さらに、当接部材31をより安価に入手することができる。また、ローラー上に突出部312が設けられ、回転しながら布帛100に接触する構成であるため、良好に毛羽立たせることができ、風合いを高めることができる
また、本発明の処理方法は、前述したような振動付与部3を用意する工程と、振動付与部3を用いて布帛100に振動を付与する振動付与工程と、を有する。すなわち、本発明の処理方法は、基部311、および、基部311から突出して設けられ、布帛100と当接する複数の突出部312を有する当接部材31と、当接部材31に振動を付与する振動発生源32と、を備える振動付与部3を用意する工程と、布帛100に対し突出部312を接触させた状態で、突出部312が振動するように振動発生源32を駆動して、突出部312を介して布帛100に振動を付与する振動付与工程と、を有する。これにより、布帛100の処理を良好に行うことができる。よって、布帛100の風合いを高めることができる。特に、印刷を施した後の布帛100の風合いを高めることができる点で好ましい。特に、ブラシ等の当接部材のみを用いて布帛100を処理する方法に比べ、振動を付与することによって、良好に毛羽立たせることができ、風合いを高めることができる。
また、振動付与工程では、布帛100を搬送しつつ布帛100に振動を付与することが好ましい。これにより、効率よく布帛の表面処理を行うことができる。
また、搬送速度は、1cm/s以上50cm/s以下であることが好ましく、2cm/s以上20cm/s以下であることがより好ましい。これにより、処理効率を十分に高めつつ、表面処理をより確実に行うことができる。
また、当接部材31の回転速度は、1rpm以上100rpm以下であることが好ましく、5rpm以上50rpm以下であることがより好ましい。これにより、処理効率を十分に高めつつ、処理をより確実に行うことができる。
また、当接部材31は、布帛100の搬送経路を布帛100の厚さ方向に介して一対設けられており、振動付与工程では、一対の当接部材31を用いて布帛100の厚さ方向の両側から振動を付与することが好ましい。これにより、布帛100の両面の表面処理を行うことができる。
なお、この構成に限定されず、一対の当接部材31のうち、一方が省略されていてもよい。また、当接部材31は、搬送中の布帛100に対して接近、離間する構成であってもよい。この場合、表面処理の程度を調整することができる。
また、本実施形態では、当接部材31は、突出部312が線状をなすブラシで構成されているが、本発明ではこれに限定されず、突出部312は、剛体で構成された棒状をなしていてもよい。
<第2実施形態>
図2は、本発明の処理方法を実行する処理装置の第2実施形態の概略構成図である。
以下、これらの図を参照して本発明の処理方法および処理装置の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
図2に示すように、本実施形態では、一対の当接部材31は、布帛100の搬送方向に沿ってずれて配置されている。具体的には、搬送中の布帛100の平面視において、各基部311が重ならない位置に配置されている。
このような構成によれば、布帛100の上面および下面において、当接部材31から直接振動が伝達される位置をずらすことができる。よって、布帛100の両面の処理を行ったとしても、布帛100に加わる振動によるダメージを軽減することができる。
<第3実施形態>
図3は、本発明の処理方法を実行する処理装置の第3実施形態の概略構成図である。
以下、これらの図を参照して本発明の処理方法および処理装置の第3実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
図3に示すように、本実施形態では、当接部材31は、搬送中の布帛100の上側に1つ設けられている。本実施形態における振動発生源33は、搬送中の布帛100を介して当接部材31の反対側に配置されている。
また、布帛100と振動発生源33との間には、振動発生源33が発生させた振動を布帛100に伝達する振動伝達部材34が設けられている。振動伝達部材34は、例えば、各種樹脂材料、各種ゴム材料等を構成材料とする弾性体で構成される。これにより、振動による布帛100へのダメージを軽減することができるとともに、良好な表面処理を実現することができる。
<第4実施形態>
図4は、本発明の処理方法を実行する処理装置の第4実施形態の概略構成図である。
以下、これらの図を参照して本発明の処理方法および処理装置の第4実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
図4に示すように、本実施形態における当接部材35は、平板状の基部351と、基部351から突出して設けられた複数の突出部352と、を有する。当接部材35は、突出部352の先端が布帛100の下面に接触するように配置されている。また、各突出部352の長さは、略同様である。
このような本実施形態によれば、突出部352と布帛100とが接触する面積、時間を十分に確保しやすくすることができる。よって、布帛100の表面処理をより確実に行うことができる。
<第5実施形態>
図5は、本発明の処理方法を実行する処理装置の第5実施形態の概略構成図である。
以下、これらの図を参照して本発明の処理方法および処理装置の第5実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。なお、図5では、振動発生源の図示を省略している。
図5に示すように、本実施形態における当接部材36は、基部361と、基部361から突出して設けられた複数の突出部362と、を有する。当接部材36は、搬送中の布帛100を介して一対設けられている。突出部362は、円柱状もしくは図7に示すような球状をなす剛体もしくは硬質の弾性体で構成されている。
また、布帛100を介して反対側に位置する突出部362は、例えば、千鳥配置で、布帛100の平面視において、互いにずれていてもよい。これにより、振動の振幅を比較的大きくしても突出部362同士が干渉してしまうのを防止することができる。
互いにずれている場合には、屈曲の効果が高く得られる。
また、布帛100を介して反対側に位置する突出部362は、布帛100の平面視において、ずれていなくてもよい。そのような場合には叩き効果が高く得られる。
このような第5実施形態にかかる処理方法によれば、布帛100に対して屈曲および叩きを施すことができ、布帛100の処理を良好に行うことができる。
屈曲とは、次のようなことを言う。
布帛100に所定の張力を付与すると同時に布帛の裏面が当接部材35の突出部362と接触した状態で当接部材36に振動を付与すると、突出部362を支点として、繊維の屈曲角度が大きくなる変形動作を繰り返すことで、平行する繊維間の会合力の緩和、交差する繊維束の接合点の解放、繊維の部分的な構造破壊が進行して、布帛100が有する剛性感を小さくすることができる。
振動を付与する際、突出部362と布帛100との接触面積を小さくして、振動付与時に形成される支点に対する湾曲角度を大きくすることが好ましい。すなわち、支点間の距離を大きくして、布帛100への振動付与時に布帛100の変形による振幅が大きくなることが好ましい。これにより、伝達する振動エネルギーによる布帛の振幅が大きくなり、繊維の屈曲角度が大きくなるため、布帛100が有する剛性感をより小さくすることができ、風合いをより良好なものとすることができる。
振動を付与する際、布帛100が有する固有振動数に応じた振動周期/振動振幅および張力を付与して振動することが好ましい。これにより、布帛100が共振状態となる。よって、小さな振動エネルギーにより効果的な屈曲動作を繰り返すことが可能になり、効率良く布帛の風合いを高めることができる。
また、叩きとは、次のようなことを言う。
布帛100に比較的小さな張力を付与すると同時に布帛100の両面から当接部材36が嵌合した状態で当接部材36に振動を付与する。突出部362を布帛100の表面鉛直方向と裏面鉛直方向から互いに交差、もしくは衝突するように布帛100を両面から突出部362同士が嵌合し合う状態で振動を付与し、布帛100の一部が突出部362同士もしくは当接部材36の基部361との衝突を繰り返すことによって叩き効果を得ることができる。これにより繊維束の圧縮と復元を繰り返す。この際、平行する繊維間の配列の乱れ、交差する繊維束の交差位置ずれ、繊維の部分的な構造破壊が進行して、繊維間の空隙の拡大、繊維束同士の距離の拡大、繊維の一部が切断することによる毛羽立ちが進行して布帛の嵩高感が増大し、布帛の風合いを高めることができる。
また、突出部362同士が互いに接触しないように、例えば千鳥状に配置した場合には、布帛100は、当接部材36の基部361との衝突による比較的弱い叩き動作と、突出部362を支点とした比較的弱い屈曲動作を同時に繰り返すことが可能になり、効率良く布帛の風合いを高めることができる。
なお、突出部352が、布帛100が重力による自由落下と跳ね上げを繰り返すように配置されている場合、布帛100は、突出部352同士の衝突により両面から微小時間内に強い集中応力が付与されて、繊維束の圧縮と復元を繰り返す。この際、平行する繊維間の配列の乱れ、交差する繊維束の交差位置ずれ、繊維の部分的な構造破壊が進行して、繊維間の空隙の拡大、繊維束同士の距離の拡大、繊維の一部が切断することによる毛羽立ちが進行して布帛の嵩高感が増大し、効率良く布帛の風合いを高めることができる。
また、図6に示すように、布帛100を、両面側からシート状中間部材200で挟んだ状態で搬送、処理を行ってもよい。これにより、布帛100に、突出部352との接触痕が生じるのを防止または抑制することができる。シート状中間部材200としては、布帛100と同様のものであってもよく、柔軟性を有する離型性シートを用いることが好ましい。
また、突出部362の先端は、丸みを帯びていることが好ましい。これにより、突出部362が布帛100を傷つけてしまうのをより効果的に防止することができる。なお、突出部362の先端は、尖っていてもよい。なお、突出部362の先端の湾曲曲率は、例えば、曲率半径1mm以上100mm以下であることが好ましく、3mm以上80mm以下がより好ましい。これにより、布帛の表面に印捺がされている場合であっても、突出部362の衝突による処理痕の発生を抑えることができる。
突出部362の長さ(基部361から、突出部362の先端までの長さ)は、1mm以上100mm以下が好ましく、10mm以上50mm以下がより好ましい。これにより、突出部362を布帛100の表面鉛直方向と裏面鉛直方向から互いに交差し合う状態で振動を付与した際に、上下の突出部による叩きの効果をより良好なものとすることができる。
以上、本発明の処理方法および処理装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。また、処理方法および処理装置の各工程、各部は、同様の機能を発揮し得る任意の工程、構造物と置換することができる。また、任意の工程、構造物が付加されていてもよい。
1…処理装置、2…搬送部、3…振動付与部、4…制御部、21…第1搬送部、22…第2搬送部、31…当接部材、32…振動発生源、33…振動発生源、34…振動伝達部材、35…当接部材、36…当接部材、100…布帛、200…シート状中間部材、211…主動ローラー、212…従動ローラー、221…主動ローラー、222…従動ローラー、311…基部、312…突出部、321…振動子、322…振動伝達部材、351…基部、352…突出部、361…基部、362…突出部

Claims (8)

  1. 基部、および、前記基部から突出して設けられ、布帛と当接する複数の突出部を有する当接部材と、前記当接部材に振動を付与する振動発生源と、を備える振動付与部を用意する工程と、
    前記布帛に対し前記突出部を接触させた状態で、前記突出部が振動するように前記振動発生源を駆動して、前記突出部を介して前記布帛に振動を付与する振動付与工程と、を有することを特徴とする処理方法。
  2. 前記振動付与工程では、前記布帛を搬送しつつ前記布帛に振動を付与する請求項1に記載の処理方法。
  3. 前記当接部材は、前記布帛の搬送経路を前記布帛の厚さ方向に介して一対設けられており、
    前記振動付与工程では、前記一対の当接部材を用いて前記布帛の厚さ方向の両側から振動を付与する請求項1または2に記載の処理方法。
  4. 前記突出部の先端は、丸みを帯びている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の処理方法。
  5. 前記当接部材は、前記突出部が線状をなすブラシである請求項1ないし4のいずれか1項に記載の処理方法。
  6. 前記突出部の平均外径は、0.05mm以上5mm以下である請求項1ないし5のいずれか1項に記載の処理方法。
  7. 前記突出部のヤング率は、100E/GPa以上250E/GPa以下である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の処理方法。
  8. 布帛を搬送する搬送部と、
    基部、および、前記基部から突出して設けられ、前記搬送部により搬送されている布帛と当接する複数の突出部を有する当接部材と、前記当接部材に振動を付与する振動発生源と、を備える振動付与部と、を備えることを特徴とする処理装置。
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