JP2023045947A - ヒータケース、ヒータ装置および車載用ヒータユニット - Google Patents

ヒータケース、ヒータ装置および車載用ヒータユニット Download PDF

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Koshiro Taguchi
浩 渡邊
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Abstract

【課題】ヒータに悪影響を与えることなく、ヒータと筐体とを十分に密着および近接させて熱の伝達効率を高めることができるヒータケース、ヒータ装置および車載用ヒータユニットを提供することを目的とする。【解決手段】本発明の一態様は、発熱素子を含むヒータを収容するヒータケースであって、内部に媒体が流れる流路を有し、第1方向に延在する角柱型の外形を有するケース本体と、ケース本体の外面に沿って設けられ、第1方向に延在し、ヒータを収容する空間を有する筒部と、を備え、筒部は、ケース本体の外面と第1方向と直交する第2方向に所定の間隔を開けて外面と略平行に設けられる外装部と、第1方向および第2方向と直交する方向を第3方向として、第3方向における外装部の両端部のそれぞれと、外面と、の間に設けられる複数の支持部と、を有し、複数の支持部のそれぞれは、第1方向に延在するくびれ部分を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、ヒータケース、ヒータ装置および車載用ヒータユニットに関し、より詳しくは、電圧印加によって発熱する発熱素子を用いた絶縁防水型のヒータに適用されるヒータケース、ヒータ装置および車載用ヒータユニットに関するものである。
電圧の印加によって発熱する発熱素子を用いた車載用ヒータは、エンジンの始動直後などエンジンの熱を車内暖房に利用できない場合の補助用として利用されている。車載用ヒータの発熱素子としては、例えばPTC(Positive Temperature Coefficient)素子が用いられる。PTC素子は正温度特性を有しており、温度制御の容易性および消費電力の抑制を図ることができる。
本願発明者は、絶縁性および防水性に優れたヒータとして、特許文献1に開示される絶縁防水型ヒータを提案している。この絶縁防水型ヒータは、発熱素子を挟み込んだ一対の電極部材と、発熱素子および一対の電極部材を包む絶縁シートと、これらを収容する筒体と、筒体の両端部を閉塞するキャップと、筒体の中空部の両端などを塞ぐ封止材とを備えている。
さらに、本願発明者は、特許文献2に開示される車載用ヒータを提案している。この車載用ヒータは、発熱素子を挟み込んだ一対の電極部材と、発熱素子および一対の電極部材を包む絶縁シートと、これらを収容する筒体と、少なくともフィンを含む放熱体ユニットとを備えている。この車載用ヒータにおいては、発熱素子の電極面と筒体の放熱面の裏面との間で絶縁シートが挟圧され、絶縁シートの両端縁部が発熱素子の側面に対して略平行に重なり合うよう構成される。
特許第4388519号公報 特許第4455473号公報
筒体の中空部にヒータを収容したヒータ装置においては、中空部に収容したヒータを筒体で挟持してヒータと筒体とを密着させている。ヒータと筐体とが密着するほどヒータの熱を効率良く筐体に伝えることができる。一方、筐体でヒータを挟持する際、挟持の力が強すぎるとヒータに傷を付けたり、破損したりする可能性がある。したがって、ヒータに悪影響を与えることなく、ヒータと筐体とを十分に密着および近接させる構造が望まれる。
本発明は、ヒータに悪影響を与えることなく、安価で量産性に優れ、ヒータと筐体とを十分に密着および近接させて熱の伝達効率を高めることができるヒータケース、ヒータ装置および車載用ヒータユニットを提供することを目的とする。
本発明の一態様は、発熱素子を含むヒータを収容するヒータケースであって、内部に媒体が流れる流路を有し、第1方向に延在する角柱型の外形を有するケース本体と、ケース本体の外面に沿って設けられ、第1方向に延在し、ヒータを収容する空間を有する筒部と、を備え、筒部は、ケース本体の外面と第1方向と直交する第2方向に所定の間隔を開けて外面と略平行に設けられる外装部と、第1方向および第2方向と直交する方向を第3方向として、第3方向における外装部の両端部のそれぞれと、外面と、の間に設けられる複数の支持部と、を有し、複数の支持部のそれぞれには、支持部の内外側面のそれぞれから幅狭になるくびれ部分が第1方向に延在して設けられる。
このような構成によれば、ヒータを内部の空間に収容する筒部において、筒部を構成する複数の支持部のそれぞれにくびれ部分が設けられていることから、筒部でヒータを挟持する際、複数の支持部のそれぞれが第2方向に押圧されても、支持部がヒータ側に突出することがなく、支持部とヒータとの接触を回避することができる。
上記ヒータケースにおいて、くびれ部分は、複数の支持部のそれぞれの第2方向における中間部分に設けられることが好ましい。筒部でヒータを挟持する際、第2方向に押圧された支持部は中間部分で折れ曲がりやすい。支持部の中間部分にくびれ部分が設けられていることで、支持部の中間部分での折れ曲がりを回避することができる。
上記ヒータケースにおいて、くびれ部分は、複数の支持部のそれぞれの第1方向の全域に設けられることが好ましい。これにより、支持部の第1方向の全域にわたり、支持部とヒータとの接触を回避することができる。
上記ヒータケースにおいて、ケース本体の外形は矩形であり、筒部はケース本体の少なくとも向かい合う2つの外面のそれぞれに設けられることが好ましい。これにより、ケース本体の向かい合う2つの外面のそれぞれに設けられた筒部にヒータを収容し、2つの筒部に対して互いに向かい合う方向に押圧力を加えることで、1度の押圧によって各筒部でのヒータの挟持を行うことができる。
本発明の他の一形態は、上記ヒータケースと、ヒータケースの筒部の空間に収容され、発熱素子を含むヒータと、を備えたヒータ装置である。このような構成によれば、発熱素子を含むヒータを筒部の空間に収容する際、ヒータと筒部の支持部との接触を回避することができる。
上記ヒータ装置において、発熱素子は、筒部の空間の長手方向に延在する1つのPTC(Positive Temperature Coefficient)素子を有していてもよい。このような筒部の空間の長手方向に延在する1つのPTC素子を有する構成によって、PTC素子を効率良く(作業性良く)筒内に収容することができる。
本発明の他の一態様は、上記ヒータ装置と、ヒータ装置を収容する外装ケースと、を備えた車載用ヒータユニットである。このような構成によれば、ヒータと筒部の支持部との接触を回避して、小型かつ発熱効率のよい車載用ヒータユニットが構成される。
本発明によれば、ヒータに悪影響を与えることなく、安価で量産性に優れ、ヒータと筐体とを十分に密着および近接させて熱の伝達効率を高めることができるヒータケース、ヒータ装置および車載用ヒータユニットを提供することが可能になる。
本実施形態に係るヒータケースの構成を例示する斜視図である。 (a)および(b)はヒータの構成を例示する斜視図である。 本実施形態に係るヒータケースを第1方向にみた模式図である。 図3のA部の拡大図である。 比較例を示す拡大図である。 (a)~(c)は、ヒータ装置の製造工程を説明する図である。 (a)~(c)は、ヒータ装置の製造工程を説明する図である。 ヒータ装置を例示する斜視図である。 本実施形態に係る車載用ヒータユニットの構成を例示する模式断面図である。 車載用ヒータユニットの適用例(その1)を示す模式図である。 車載用ヒータユニットの適用例(その2)を示す模式図である。 車載用ヒータユニットの適用例(その3)を示す模式図である。 車載用ヒータユニットの適用例(その3)を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、同一の部材には同一の符号を付し、一度説明した部材については適宜その説明を省略する。
(ヒータケースの構成)
図1は、本実施形態に係るヒータケースの構成を例示する斜視図である。
図2(a)および(b)は、ヒータの構成を例示する斜視図である。
図1、図2(a)および(b)に示すように、本実施形態に係るヒータケース1は、発熱素子110を含むヒータ100を収容する筒状体である。このような筒状体のヒータケース1は、金属材料(例えば、アルミニウム)を用いた押し出し成形などによって製造される。
ここで、ヒータケース1において筒状体が延在する方向を第1方向、第1方向と直交する方向を第2方向、第1方向および第2方向と直交する方向を第3方向とする。本実施形態では、互いに直交するX方向、Y方向およびZ方向のうち、X方向を第1方向とし、Y方向およびZ方向の一方を第2方向、他方を第3方向とする。
ヒータケース1は、X方向に延在するケース本体10と、ケース本体10の外面10aに沿って設けられる筒部11と、を備える。ケース本体10は、内部に媒体(液体、気体)が流れる流路15を有し、X方向に延在する角柱型の外形を有する。本実施形態では、ケース本体10は四角柱型の外形を有し、4つの外面10aを有する。
筒部11は、ケース本体10の外面10aに沿って設けられ、X方向に延在する。筒部11は、ケース本体10の外面10aにおいてX方向の全域にわたり延在している。本実施形態では、ケース本体10の4つの外面10aのそれぞれに筒部11が設けられる。
筒部11は、外装部111と、支持部112とを有する。外装部111は、ケース本体10の外面10aと第2方向に所定の間隔を開けて外面10aと略平行に設けられる。複数の支持部112は、第3方向における外装部111の両端部のそれぞれに設けられる。ここで、XY平面に沿った外面10aにおいては、Z方向が第2方向であり、Y方向が第3方向である。また、XZ平面に沿った外面10aにおいては、Y方向が第2方向であり、Z方向が第3方向である。説明の便宜上、XY平面に沿った外面10aおよびこの外面10aに設けられた筒部11を例として説明する。この場合、Z方向が第2方向、Y方向が第3方向となる。
外装部111および支持部112によって構成される筒部11は、ケース本体10の外面10aを囲むように設けられる。外装部111のY方向の両端に設けられた2つの支持部112は、外装部111と外面10aとの間に所定の空間を設けるための支柱となっている。本実施形態に係るヒータケース1では、複数の支持部112のそれぞれに、X方向に延在するくびれ部分115が設けられる。くびれ部分115の詳細については後述する。
支持部112によって外面10aと外装部111との間に一定の隙間が構成され、この隙間にヒータ100が収容される。図2に示すように、ヒータ100は、発熱素子110、発熱素子110を間に挟持する一対の電極部120、および絶縁性シート130を備える。
発熱素子110は、電圧の印加によって発熱する素子である。発熱素子110には、例えばPTC(Positive Temperature Coefficient)素子110Pが用いられる。PTC素子110Pの表裏面に図示しない電極層(一対の電極部120と導通する導電膜)が形成されることで発熱素子110が構成される。PTC素子110Pは正温度特性を有する。すなわち、キュリー点以上の温度になると抵抗が増加して、それ以上の温度上昇が制限される。発熱素子110としてPTC素子110Pを用いることで、温度制御の容易性および消費電力の抑制を図ることができる。
PTC素子110Pの正温度特性は、チタン酸バリウム(BaTiO)に微量の希土類などを添加することで変化する。本実施形態では、図2(b)に示すように、薄板状のPTC素子110Pによる発熱素子110が用いられる。一例として、1つのPTC素子110Pは、厚さ約2.5ミリメートル(mm)、幅約25mm、長さ約90mmの薄板状である。
ここで、発熱素子110としてPTC素子を用いる場合、例えば厚さ約3mm、幅約24mm、長さ約15mmの略直方体(以下、「直方体タイプ」という。)のPTC素子が一般的である。直方体タイプのPTC素子を用いて所定の出力を得るためには複数のPTC素子を並べて配置する必要がある。このように小さな直方体タイプのPTC素子を複数並べるようにしてもよいが、図2(b)に示すような薄板状(以下、「薄板タイプ」という。)のPTC素子110Pによる発熱素子110を用いれば、所定の出力を得るために1つのPTC素子110Pで対応可能である。
薄板タイプのPTC素子110Pを用いる場合には1つのPTC素子110Pで対応可能なため、直方体タイプのPTC素子を複数並べる場合のようにPTC素子の間に隙間が発生しない。このため、同じ出力を得るための設置面積は、薄板タイプを1つのほうが、直方体タイプを複数個の場合に比べて狭くなり、装置の小型化を図ることができる。
薄板タイプのPTC素子110Pのサイズとしては、例えば、厚さtが1.5mm以上3mm以下、幅Wが20mm以上30mm以下、長さLが30mm以上である。また、薄板タイプのPTC素子110Pでは、厚さtに対する幅Wの比率(W/t)は約10以上、厚さtに対する長さLの比率(L/t)は約20以上である。
薄板タイプのPTC素子110Pでは、直方体タイプのPTC素子に比べて長手方向の隙間がなく、また、チタン酸バリウム(BaTiO)を含む材料の密度が直方体タイプよりも高く、かつ均一に形成されている。したがって、厚さtを薄く(例えば、1.5mm程度)しても、十分な耐圧を得ることができる。例えば、厚さtが2.5mmの薄板タイプのPTC素子110Pにおける耐圧は、350V以上500V以下程度である。一方、直方体タイプのPTC素子を複数個(例えば、6個)並べて上記と同じ耐圧を得るためには、直方体タイプのPTC素子の厚さとして3.5mm以上必要となる。
発熱素子110の表裏面(厚さ方向の表裏面)のそれぞれには図示しない電極層が設けられる。電極層には、銀(Ag)やアルミニウム(Al)等の金属が用いられる。これらの金属を発熱素子110の表裏面に例えば溶射することで電極層が形成される。電極層は発熱素子110とオーミックコンタクトしている。
発熱素子110は、一対の電極部120の間に挟持される。電極部120には、例えばステンレスやアルミニウム(Al)が用いられる。電極部120の発熱素子110と接する部分(板状部分)の厚さは約0.2mm以上0.5mm以下程度である。電極部120と発熱素子110の電極層とは、導電性および熱伝導性に優れた例えばシリコーン系接着剤によって接着される。一対の電極部120のそれぞれには導通ケーブル140が接続される。
絶縁性シート130は、一対の電極部120の周囲を覆う絶縁性のシート材である。すなわち、絶縁性シート130は、複数の発熱素子110を間に挟持した一対の電極部120の周囲を包むように設けられる。絶縁性シート130の材料としては、可撓性、熱伝導性および電気絶縁性を有し、例えば厚さ0.05mm程度のポリイミドフィルムが好ましい。
次に、支持部112に設けられたくびれ部分115の詳細について説明する。
図3は、本実施形態に係るヒータケースを第1方向にみた模式図である。
図4は、図3のA部の拡大図である。
図5は、比較例を示す拡大図である。
図3および図4に示すように、支持部112に設けられたくびれ部分115は、支持部112のZ方向(第2方向)における中間部分に設けられた幅細の部分である。くびれ部分115は、支持部112のY方向(第3方向)の両側からそれぞれ支持部112の中心に向けて凹型となるように設けられる。すなわち、支持部112の幅は、くびれ部分115でY方向(第3方向)の内外側面(内側面112aおよび外側面112b)の両側からそれぞれ支持部112の内方に向けて幅が狭くなるように設けられる。
筒部11の空間にはヒータ100が挿入され、筒部11を押圧することでヒータ100が空間内で挟持される。ヒータ100を筒部11で挟持する際、筒部11の外装部111をZ方向(第2方向)に押圧して筒部11を潰すようにする。この際、支持部112にくびれ部分115が設けられていることで、支持部112が潰されてもヒータ100側に突出することがない。すなわち、支持部112は折れ曲がることなくZ方向(第2方向)に縮む(潰れる)ようになって、ヒータ100を筒部11の空間内で挟持できるようになる。これにより、筒部11が押圧されても筒部11の空間内で支持部112とヒータ100とが接触することを回避できる。
図5に示す比較例に係るヒータケース1Bでは、支持部112にくびれ部分115が設けられていない。この支持部112にZ方向(第2方向)に押圧力が加わり、支持部112が潰れると、支持部112は途中で折れ曲がることになる。この支持部112の折れ曲がりがヒータ100側に突出すると、支持部112とヒータ100との接触を起こす可能性がある。支持部112を潰した際にヒータ100と接触すると、絶縁性シート130の破ってしまったり、発熱素子110を破損してしまったりする恐れがある。支持部112はヒータ100の両側にあることから、それぞれの支持部112が内側に折れ曲がることで、支持部112とヒータ100との接触の可能性がより高まる。
比較例に係るヒータケース1Bにおいて、このような支持部112とヒータ100との接触を回避するためには、支持部112が折れ曲がってヒータ100側に突出してもヒータ100と接触しないように筒部11の空間の幅を拡げる設計を行い、支持部112とヒータ100との隙間に十分な余裕を持たせることが考えられる。
しかし、筒部11の幅を拡げると、その分、筒部11が大きくなり、それに伴いヒータケース1のサイズも大きくなって、省スペース化の妨げとなる。また、筒部11の幅を拡げることで、支持部112とヒータ100との距離が広くなり、ヒータ100からの熱を支持部112へ効率良く伝えることができなくなる。ヒータ100から支持部112へ効率良く熱を伝えるためには、筒部11の空間内でヒータ100と筒部11との隙間を極力少なくする必要がある。外装部111とヒータ100とは密着することから、支持部112とヒータ100との隙間をできるだけ少なくすることが望まれる。
図4に示すように、本実施形態に係るヒータケース1では、支持部112にくびれ部分115が設けられていることから、支持部112にZ方向(第2方向)に押圧力が加わり、支持部112が潰れても、支持部112は途中で折れ曲がることなく幅細のくびれ部分115で潰れ、ヒータ100側に突出することはない。
特に、くびれ部分115が支持部112の両側からそれぞれ中心に向けて同程度のくびれ量で設けられていると、支持部112はZ方向(第2方向)に沿ってバランス良く潰れることになる。
また、くびれ部分115が支持部112のX方向の全域にわたり設けられていると、支持部112のX方向の全体でバランス良く潰れ、X方向のどの位置でもヒータ100側に突出することがなくなる。
支持部112にこのようなくびれ部分115を設けることで、筒部11の幅(2つの支持部112による内寸)をヒータ100の幅とほぼ同等にすることができる。これにより、ヒータケース1の全体の省スペース化を図ることができる。さらに、ヒータ100と支持部112との隙間を極小にすることができ、ヒータ100から支持部112へ効率良く熱を伝えることができる。
支持部112はX方向(ヒータ100の長手方向)に延在するとともに、支持部112はヒータ100の両側に設けられるため、ヒータ100と支持部112との距離の僅かな違いがヒータ100から支持部112への熱の伝達に大きな影響を与える。
例えば、図5に示す比較例に係るヒータケース1Bの場合、ヒータ100と支持部112との間に余裕を持たせる必要があるため、図4に示す本実施形態に係るヒータケース1に比べて、ヒータ100と支持部112との間隔が1mm程度広くなる。言い換えると、本実施形態に係るヒータケース1では、比較例に係るヒータケース1Bに比べてヒータ100と支持部112との間隔が1mm程度(ヒータ100の両側で合計1.5mm~2.5mm程度)狭くすることができる。この差によって、ヒータ100の熱のヒータケース1への伝達効率が、ヒータ100の一つあたり約10%程度向上する。ヒータ100が4つ設けられている場合、合計で約40%程度、ヒータ100からヒータケース1への熱の伝達効率が向上することになる。
(ヒータ装置の構成)
次に、本実施形態に係るヒータ装置について説明する。
図6(a)~図7(c)は、ヒータ装置の製造工程を説明する図である。
図7は、ヒータ装置の構成を例示する斜視図である。
ヒータ装置300を製造するには、先ず、図6(a)に示すようにヒータケース1を用意する。次に、図6(b)に示すように、ヒータケース1の向かい合う2つの筒部11の空間内にそれぞれヒータ100を挿入する。筒部11を潰す前には、外装部111と外面10aとの間にヒータ100を挿入するための隙間が確保されている。なお、この際、1つの筒部11に対して薄板タイプのPTC素子110Pを用いた1つのヒータ100を組み込むようにすると、ヒータ100の組み込みの作業性が高まる。
次に、図6(c)に示すように、ヒータ100が挿入された向かい合う2つの筒部11のそれぞれに、互いに反対向きの押圧力を加える。例えば、一方の筒部11を下にして定盤に載置し、上側の筒部11の上から押圧力を加える。これにより、上側の筒部11は上から押圧力が印加され、下側の筒部11には定盤から押圧力の抗力が印加される。したがって、上下両側の筒部11を一度の押圧で潰すことができる。筒部11が潰れることでヒータ100が筒部11の空間内で挟持される。この際、支持部112にくびれ部分115が設けられていることから、支持部112がヒータ100側に突出せずに真っ直ぐに潰れ、支持部112とヒータ100とが接触することはない。
次に、図7(a)に示すように、残りの2つの筒部11の空間内にヒータ100を挿入し、図7(b)に示すように、先と同様に2つの筒部11のそれぞれに、互いに反対向きの押圧力を加える。2つの筒部11が潰れることで、ヒータ100が筒部11の空間内で挟持される。これにより、図7(c)に示すように、ヒータケース1にヒータ100が組み込まれたヒータ装置300が製造される。
図8は、ヒータ装置を例示する斜視図である。
図8に示すように、ヒータ装置300において、ヒータケース1の両端には封止体310およびパイプ320が取り付けられる。パイプ320から媒体を流路15に送ることで、ヒータ100の熱をヒータケース1から媒体に伝えることができる。
また、ヒータケース1の1つの筒部11に対して、筒部11の空間の長手方向(X方向)に延在する1つのPTC素子110P(薄板タイプ)を組み込むことで、安価で高性能なヒータ装置300を実現することができる。
すなわち、本実施形態に係るヒータケース1では、筒部11の支持部112にくびれ部分115が設けられているため、筒部11の内部領域を有効に利用でき、幅広のPTC素子110Pを組み込むことができる。これにより、小型でありながら高出力のヒータ装置300を構成することができる。
また、薄板タイプのPTC素子110Pを用いることで1つの筒部11に1つのPTC素子110Pを組み込めばよいため、複数のPTC素子を並べて組み込む場合に比べて製造工程が大幅に簡素化され、量産性を向上させることができる。
さらに、薄板タイプのPTC素子110Pでは、直方体タイプのPTC素子に比べて焼成温度を低くすることができ、焼成時のコスト(電気費用など)を抑制することができる。これらのことから、ヒータケース1の1つの筒部11に対して薄板タイプのPTC素子110Pを組み込む構成によって、安価で高性能なヒータ装置300を量産することができる。
なお、図8に示すヒータ装置300では、主として液体から成る媒体を流路15に送るため、封止体310やパイプ320が設けられているが、空気(気体)を媒体とするヒータ装置300では、封止体310やパイプ320は必ずしも設けられていなくてもよい。
(車載用ヒータユニットの構成)
次に、本実施形態に係る車載用ヒータユニットについて説明する。
図9は、本実施形態に係る車載用ヒータユニットの構成を例示する模式断面図である。
図9に示すように、車載用ヒータユニット500は、本実施形態に係るヒータケース1を用いて構成されたヒータ装置300と、ヒータ装置300を収容する外装ケース501とを備える。
次に、本実施形態に係る車載用ヒータユニット500の適用例について説明する。
図10は、車載用ヒータユニットの適用例(その1)を示す模式図である。
図10では、先に説明した車載用ヒータユニット500を自動車等のエンジン5を備えた車両に取り付けた具体例が示される。
車載用ヒータユニット500の外装ケース501は、循環路6に接続される。循環路6は管路6a~6dを有する。管路6aは、外装ケース501とヒータコア2Hとを接続する。管路6bは、ヒータコア2Hと液圧ポンプ3とを接続する。管路6cは、液圧ポンプ3と三方弁4とを接続する。管路6dは、三方弁4と外装ケース501とを接続する。管路6dは、外装ケース501の流入口5011と接続され、管路6aはケースの流出口5012と接続される。
また、循環路6および外装ケース501は、管路7a、7bを介してエンジン5とも接続されている。三方弁4が管路6cと管路7aとの間を遮断し、管路6cと管路6dとの間を連通させた状態のとき、液圧ポンプ3が駆動されると、外装ケース501内および循環路6を、図10に示す矢印A11で示す方向に液体が循環する。
このとき、車両に搭載されたバッテリーから車載用ヒータユニット500に電力を供給することで車載用ヒータユニット500が発熱し、外装ケース501内の液体が過熱される。この過熱により生成された温水は流出口5012および管路6aを通ってヒータコア2Hに供給される。
ヒータコア2Hに供給された温水はヒータコア2Hに具備された管を流れる。ヒータコア2Hには送風装置8から気体(空気)が送風される。ヒータコア2Hの管を流れる温水の熱は、ヒータコア2Hに具備されたフィンなどの熱伝達面を介して、送風装置8から送風された気体に伝達される。これにより、車内に温風が送風される。このモードは、例えばエンジン5の始動時など、エンジン5の排熱を利用できない場合に選択される。
エンジン5が始動後、三方弁4を切り替えて、管路6cと管路7aとを連通させ、管路6cと管路6dとを遮断すれば、液体はエンジン5に供給されエンジン5の冷却水として機能する。このときの液体の流れを図10の矢印A12に示す。エンジン5を通過しエンジン5との熱交換により温められた温水は管路7b、6d、流入口5011、外装ケース501内、流出口5012および管路6aを介してヒータコア2Hに供給される。したがって、このモードの場合には、車載用ヒータユニット500を通電(発熱)させなくてもヒータコア2Hに温水を供給でき、送風装置8を駆動させることで、車内に温風を送ることができる。
本実施形態に係る車載用ヒータユニット500は、エンジン5の排熱によって加熱された冷却水を利用した既存の車載温水生成システムにそのまま組み込んで使用することができる。
図11は、車載用ヒータユニットの適用例(その2)を示す模式図である。
図11では、先に説明した車載用ヒータユニット500を、電気自動車等のエンジン5を備えていない車両に取り付けた具体例が示される。
電気自動車等のエンジン5を備えていない車両では、エンジン5の代わりに駆動源としてモータMが用いられる。この場合、車載用ヒータユニット500の外装ケース501は、循環路6に接続される。循環路6には、図10に示すような三方弁4や管路7a、7bは接続されていない。
モータMの排熱を利用しないため、先に説明したエンジン5の始動時などのエンジン5の排熱を利用できない場合に選択されるモードと同様な動作で車内に温風が送られる。すなわち、液圧ポンプ3が駆動されると、外装ケース501内および循環路6を、図11に示す矢印A13で示す方向に液体が循環する。
このとき、車両に搭載されたバッテリーから、外装ケース501内の車載用ヒータユニット500に電力を供給することで車載用ヒータユニット500が発熱し、外装ケース501内の液体が過熱される。この過熱により生成された温水は流出口5012および管路6aを通ってヒータコア2Hに供給される。そして、ヒータコア2Hの管を流れる温水の熱が送風装置8から送風された気体に伝達され、車内に温風が送風される。
本実施形態に係る車載用ヒータユニット500は、エンジン5を利用しない電気自動車等の車両の温風生成システムに組み込んで使用することができる。
図12および図13は、車載用ヒータユニットの適用例(その3)を示す模式図である。
図12では、先に説明した車載用ヒータユニット500をヒートポンプシステムに適用した例が示される。ヒートポンプシステムは、2つの熱交換器101、105と、膨張弁103と、圧縮機107と、前述した実施形態の車載用ヒータユニット500とを含む。
このシステム内を冷媒(ノンフロンガスなどの媒体)が循環する。冷媒は、圧縮機107で圧縮されて、高温高圧ガスの状態で配管108を通じて熱交換器101に送られる。そして、熱交換器101における、加熱対象の媒体(液体、気体)との熱交換により、上記冷媒は凝縮され、高温高圧の液体の状態で、配管102を通じて膨張弁103に送られる。
膨張弁で膨張された冷媒は、低温低圧の液体の状態で、配管104を通じて熱交換器105に送られる。熱交換器105における大気などとの熱交換により、上記冷媒は蒸発され、低温低圧ガスの状態で、配管106を通じて圧縮機107に送られ、以上説明したサイクルが繰り返される。
本実施形態に係る車載用ヒータユニット500は、熱交換器105と圧縮機107との間の配管106に接続され、熱交換器105から圧縮機107に送られる低圧ガスを加熱する。すなわち、車載用ヒータユニット500は、熱交換器105と圧縮機107との間の経路における冷媒加熱を補助する。
車載用ヒータユニット500内においては、前述した流路15内を低圧ガスが流れ、そのガスは発熱素子110によって加熱される。すなわち、車載用ヒータユニット500は、液体に限らず、気体の加熱にも有効である。
また、車載用ヒータユニット500は、図13に示すように、圧縮機107と熱交換器101との間の配管108に接続して、その配管108を流れる液体を加熱してもよい。また、図示しないが、車載用ヒータユニット500は、配管102に接続してもよい。また、ヒートポンプシステムにおいて、2つ以上の車載用ヒータユニット500を適宜の配管に接続してもよい。車載用ヒータユニット500は、ヒートポンプシステムにおけるいずれの配管102、106および108に接続されていてもよいが、低圧の配管106に接続されていることが好ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、ヒータ100に悪影響を与えることなく、安価で量産性に優れ、ヒータ100と筒部11とを十分に密着および近接させて熱の伝達効率を高めることができるヒータケース1、ヒータ装置300および車載用ヒータユニット500を提供することが可能となる。
なお、上記に本実施形態およびその適用例(変形例、具体例)を説明したが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。例えば、ケース本体10として四角柱型の外形を有するものを示したが、四角柱型以外の多角柱型の外形を有していてもよい。また、ケース本体10の全ての外面10aに筒部11が設けられている例を示したが、少なくとも1つの外面10aに筒部11が設けられていればよい。また、1つの筒部11に対して1つのPTC素子110P(薄板タイプ)を組み込む例を示したが、1つの筒部11に対して複数の薄板タイプのPTC素子110Pを組み込んでもよい。例えば、薄板タイプのPTC素子110Pを筒部11の長手方向に2つ並べるようにすると、筒部11の両方の開口からそれぞれ1つずつPTC素子110Pを挿入すれば、効率良く2つのPTC素子110Pを筒部11に収容することができる。
また、前述の各実施形態またはその適用例(変形例、具体例)に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除、設計変更を行ったものや、各実施形態の特徴を適宜組み合わせたものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に包含される。
本発明は、自動車(電気自動車、ハイブリッド車など)のほか、電車その他の移動体、産業用装置の加熱用、水槽用のヒータなど、電圧で駆動する加熱装置として好適に利用可能である。
1,1B…ヒータケース
2H…ヒータコア
3…液圧ポンプ
4…三方弁
5…エンジン
6…循環路
6a~6d…管路
7a~7b…管路
8…送風装置
10…ケース本体
10a…外面
11…筒部
15…流路
100…ヒータ
101…熱交換器
102…配管
103…膨張弁
104…配管
105…熱交換器
106…配管
107…圧縮機
108…配管
110…発熱素子
110P…PTC素子
111…外装部
112…支持部
112a…内側面
112b…外側面
115…くびれ部分
120…電極部
130…絶縁性シート
140…導通ケーブル
300…ヒータ装置
310…封止体
320…パイプ
500…車載用ヒータユニット
501…外装ケース
5011…流入口
5012…流出口
M…モータ
t…厚さ
W…幅
L…長さ

Claims (7)

  1. 発熱素子を含むヒータを収容するヒータケースであって、
    内部に媒体が流れる流路を有し、第1方向に延在する角柱型の外形を有するケース本体と、
    前記ケース本体の外面に沿って設けられ、前記第1方向に延在し、前記ヒータを収容する空間を有する筒部と、
    を備え、
    前記筒部は、
    前記ケース本体の前記外面と前記第1方向と直交する第2方向に所定の間隔を開けて前記外面と略平行に設けられる外装部と、
    前記第1方向および前記第2方向と直交する方向を第3方向として、前記第3方向における前記外装部の両端部のそれぞれと、前記外面と、の間に設けられる複数の支持部と、を有し、
    前記複数の支持部のそれぞれには、前記支持部の内外側面のそれぞれから幅狭になるくびれ部分が前記第1方向に延在して設けられる、ヒータケース。
  2. 前記くびれ部分は、前記複数の支持部のそれぞれの前記第2方向における中間部分に設けられる、請求項1記載のヒータケース。
  3. 前記くびれ部分は、前記複数の支持部のそれぞれの前記第1方向の全域に設けられる、請求項1または請求項2に記載のヒータケース。
  4. 前記ケース本体の外形は矩形であり、
    前記筒部は前記ケース本体の少なくとも向かい合う2つの外面のそれぞれに設けられる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のヒータケース。
  5. 請求項1記載のヒータケースと、
    前記ヒータケースの前記筒部の前記空間に収容され、発熱素子を含むヒータと、
    を備えたヒータ装置。
  6. 前記発熱素子は、前記筒部の前記空間の長手方向に延在する1つのPTC(Positive Temperature Coefficient)素子を有する、請求項5記載のヒータ装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載のヒータ装置と、
    前記ヒータ装置を収容する外装ケースと、
    を備えた車載用ヒータユニット。
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