JP2023044979A - 回転電機 - Google Patents

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Katsuhito Naito
泰平 小山
Yasuhei Koyama
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Kei Amuro
寿郎 長谷部
Toshiro Hasebe
和典 山脇
Kazunori Yamawaki
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Abstract

【課題】冷却性の向上した回転電機を提供する。【解決手段】実施形態によれば、回転電機は、固定子鉄心24および固定子コイル26を有する固定子12と、固定子鉄心の一端面を覆った第1ブラケット16と、固定子鉄心の他端面を覆った第2ブラケット18と、回転子28と、を備えている。固定子鉄心の外周に設けられた第1流路形成部40は、固定子鉄心の軸方向の一端から他端まで延びる第1流路F1と、第1流路の径方向の外側に設けられ固定子鉄心の軸方向の一端から他端まで延びる第2流路F2と、を有している。第1ブラケットは、固定子鉄心の一端面に対向する開口端を有する環状の周壁16aと、固定子鉄心の一端面と間隔を置いて対向する底壁底壁16bと、周壁の一部で構成された第2流路形成部48と、を有している。第2流路形成部は、外気流路RAおよび内気流路RIを形成している。【選択図】図3

Description

この発明の実施形態は、回転電機に関する。
近年、回転子の磁極に永久磁石を配置した永久磁石型の回転電機が提案されている。また、車両駆動用の回転電機は、小型化、および高出力化が要求されている。高出力化に伴い、固定子コイルおよび永久磁石の温度上昇が問題となり得る。そのため、回転電機の冷却性を強化する必要がある。
特開2011-177017号公報 特開2007-020257号公報 特開2006-101658号公報
この発明の実施形態の課題は、冷却性の向上した回転電機を提供することにある。
実施形態によれば、回転電機は、軸方向の一端に位置する第1端面および前記軸方向の他端に位置する第2端面と、外周面と、を有する筒状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心に取り付けられた固定子コイルと、前記固定子鉄心の外周に設けられ、前記固定子鉄心の軸方向の一端から他端まで延びる第1流路と前記固定子鉄心の径方向において前記第1流路の外側に位置し前記固定子鉄心の軸方向の一端から他端まで延びる第2流路とを形成している第1流路形成部と、を具備する固定子と、前記第1端面に対向する開口端を有する環状の周壁と、前記第1端面に間隔をおいて対向する底壁と、前記周壁の一部で形成された第2流路形成部と、を有する第1ブラケットと、前記第2端面に対向する開口端を有する環状の周壁と、前記第2端面に間隔をおいて対向する底壁と、を有する第2ブラケットと、を備えている。前記第1ブラケットの前記第2流路形成部は、前記周壁の前記開口端から径方向に延出し周方向の幅を有する第1端壁と、前記第1端壁の前記周方向の一端および他端からぞれぞれ前記底壁まで前記軸方向に延びているとともに前記径方向に立設され前記周方向に間隔を置いて互いに対向した一対の第1側壁と、前記一対の第1側壁の間に位置し、前記第1端壁の前記開口端の側の端部から前記底壁まで前記軸方向に延び前記周方向の第1幅を有する第1底壁と、前記一対の第1側壁の間に位置し、前記第1端壁から前記底壁まで前記軸方向に延び前記周方向の第1幅を有し、前記径方向に間隔を置いて前記第1底壁に対向する第1隔壁と、前記一対の第1側壁の間に位置し、前記第1端壁の延出側の端部から前記底壁まで前記軸方向に延び前記周方向の第1幅を有し、前記径方向に間隔を置いて前記第1隔壁に対向する第1天井壁と、前記第1端壁に形成され前記周方向の所定幅を有し前記第1流路の一端に対向する第1流出口と、前記第1端壁に形成され前記周方向の所定幅を有し、前記第1流出口に対して前記径方向の外側に位置し前記第2流路の一端に対向する第2流出口と、前記第1底壁に形成され前記底壁に隣接して位置し、前記周方向の第1幅を有する第1流入口と、前記第1底壁に形成され前記第1流入口に対して前記第1端壁の側に位置し、前記第1幅よりも小さい前記周方向の第2幅を有する第2流入口と、前記第1隔壁に形成され前記第2流入口に対向して位置し、前記第1幅よりも小さい前記周方向の第3幅を有する流通口と、前記第1底壁と前記第1隔壁との間に位置し、前記第1底壁に繋がり前記第2流入口の周囲に位置する一端と前記第1隔壁に繋がり前記流通口の周囲に位置する他端とを有する筒状の第2隔壁と、を具備し、
前記第1底壁、前記第1隔壁、前記一対の第1側壁、および前記第2隔壁により、前記第1流入口と前記第1流出口とを繋ぐ外気流路が形成され、前記第1隔壁、前記第1天井壁、前記一対の第1側壁、および前記第2隔壁により、前記第2流入口と前記第2流出口とを繋ぐ内気流路が形成されている。
図1は、実施形態に係る回転電機の外観を示す斜視図。 図2は、第1ブラケットおよびカバー板を分解して示す前記回転電機の分解斜視図。 図3は、図1の線A-Aに沿った前記回転電機の断面図。 図4は、図3の線C-Cに沿った第1ブラケット部分の断面図。 図5は、図3の線D-Dに沿った第1ブラケット部分の断面図。 図6は、図3の線B-Bに沿った前記回転電機の断面図。 図7は、前記回転電機の一部縦断面を示す前記回転電機の断面図。 図8は、第1ブラケットの外気流路および内気流路を模式的に示す斜視図。 図9は、図8の線F-Fに沿った流路形成部の断面を含む斜視図。 図10は、図8の線G-Gに沿った流路形成部の断面を含む斜視図。 図11は、図8の線H-Hに沿った流路形成部の断面を含む斜視図。 図12は、図3の線E―Eに沿った第2ブラケット部分の断面図。
以下に、図面を参照しながら、この発明の実施形態について説明する。なお、実施形態を通して共通の構成には同一の符号を付すものとし、重複する説明は省略する。また、各図は実施形態とその理解を促すための模式図であり、その形状や寸法、比などは実際の装置と異なる個所があるが、これらは以下の説明と公知の技術を参酌して適宜、設計変更することができる。
(実施形態)
図1は、実施形態に係る回転電機の外観を示す斜視図、図2は、第1ブラケットおよびカバー板を分解して示す回転電機の分解斜視図、図3は、図1の線A-Aに沿った回転電機の断面図である。以下の説明において、回転電機の中心軸線C1の方向を軸方向、中心軸線C1と直交する方向を径方向、中心軸線C1回りに周回する方向を周方向と称する。
図1および図2に示すように、回転電機10は、いわゆる全閉型の回転電機として構成されている。回転電機10は、固定子12と、固定子12の軸方向の一端面に固定された第1鉄心押え14aおよび固定子12の軸方向の他端面に固定された第2鉄心押え14bと、第1鉄心押え14aに固定され固定子12の一端側(駆動側)を覆うお椀形状の第1ブラケット16と、第2鉄心押え14bに固定され固定子12の他端側(非駆動側)を覆うお椀形状の第2ブラケット18と、固定子12の外周に固定された複数枚、例えば、4枚のカバー板20と、を備えている。第1ブラケット16および第2ブラケット18は、固定子12と共に、内部が密閉されたケース(外被)を構成している。第1ブラケット16および第2ブラケット18には、後述する軸受B1、B2を内蔵した軸受ハウジングが取り付けられている。ケースの内に、固定子12に対して回転自在な後述の回転子28が設けられている。回転子の回転シャフトは、軸方向の両端部が軸受により支持され、中心軸線C1の回りで回転自在に配置されている。
図3に示すように、固定子12は、ほぼ環状あるいは円筒状の固定子鉄心24と、固定子鉄心に巻き付けられた固定子コイル26と、を有している。固定子鉄心24は、磁性材、例えば、珪素鋼板からなる環状の金属薄板(電磁鋼板)P1を軸方向に多数枚積層して構成されている。固定子コイル26は、固定子鉄心24の複数のスロットに配置されているとともに、固定子鉄心24の軸方向の一端面24aおよび他端面24bから軸方向に延出したコイルエンド27a、27bを有している。固定子鉄心24の軸方向の一端面および他端面に重ねて第1鉄心押え14aおよび第2鉄心押え14bが配置され、固定子鉄心24を軸方向の両側から挟んで保持している。
第1ブラケット16は、例えば、アルミニウムあるいはアルミニウム合金でお椀形状に形成され、ほぼ円筒形状の周壁16aと周壁16aの一端側を閉塞している円盤状の底壁16bとを一体に有している。第1ブラケット16は、周壁16aの開口側の端を第1鉄心押え14aに固定することにより、中心軸線C1と同軸的に配置され固定子12の駆動側を覆っている。底壁16bは、固定子鉄心24の一端面に軸方向の間隔を置いて対向している。底壁16bの中央部に環状の第1ベアリングブラケット53がボルトで締結されている。第1ベアリングブラケット53の中央部に、第1軸受B1を内蔵した第1軸受ハウジング54が締結されている。第1軸受B1の周囲において、第1ベアリングブラケット53に複数の吸気口55が設けられている。
図4は、図3の線C-Cに沿った第1ブラケット16の横断面図である。図示のように、第1ベアリングブラケット53に複数の吸気口55が設けられている。複数の吸気口55は、回転シャフト30の周囲に位置し、周方向に等間隔を置いて並んでいる。
図3に示すように、第2ブラケット18は、例えば、アルミニウムあるいはアルミニウム合金でほぼお椀形状に形成され、ほぼ円筒形状の周壁18aと周壁18aの一端側を閉塞している円盤状の底壁18bと底壁18bの内面側に設けられ周壁18aに間隔を置いて対向した環状の隔壁18cとを一体に有している。第2ブラケット18は、周壁18aの開口側の端を第2鉄心押え14bに固定することにより、中心軸線C1と同軸的に配置され固定子12の非駆動側を覆っている。底壁18bの中央部に、第2軸受B2を内蔵した第2軸受ハウジング62が締結されている。第2軸受B2の周囲において、底壁18bに複数の吸気口55が設けられている。
回転子28は、回転シャフト30と、回転子鉄心32と、回転子鉄心32に埋め込まれた複数本の永久磁石Mと、を備えている。回転シャフト30は、中心軸線C1と同軸的にケース内に配置され、軸方向の一端部および他端部がそれぞれ第1軸受B1、第2軸受B2により回転自在に支持されている。回転シャフト30の一方の端部は軸受B1を通して機外に延出し、駆動端部30aを構成している。
回転子鉄心32は、磁性材、例えば、珪素鋼板からなる環状の金属薄板(電磁鋼板)P2を軸方向に多数枚積層して構成され、ほぼ円筒形状に形成されている。回転子鉄心32は、回転シャフト30の軸方向のほぼ中央部に取付けられ、固定子鉄心24の内側に、中心軸線C1と同軸的に配置されている。回転子鉄心32の外周面は、隙間(エアギャップ)を置いて、固定子鉄心24の内周面に対向している。回転子鉄心32の軸方向長さは、固定子鉄心24の軸方向長さとほぼ等しく形成され、回転子鉄心32は全長に亘って固定子鉄心24に対向している。
回転子鉄心32の外周部には、それぞれ軸方向に延びる複数の磁石埋込孔50が形成され、周方向に間隔を置いて並んでいる。磁石埋込孔50は、回転子鉄心32を軸方向に貫通して形成され、回転子鉄心32の両端面に開口している。各磁石埋込孔50に矩形板状の永久磁石Mが装填されている。永久磁石Mは、回転子鉄心32を軸方向の全長に亘って延在している。
回転子鉄心32は、回転シャフト30に取り付けられた一対の円板状の鉄心押え28a、28bにより、軸方向両端面から挟まれるように支持されている。鉄心押え28a、28bは、環状に形成され、その外径は、回転子鉄心32の外径よりも僅かに小さく形成されている。
回転子鉄心32と第1軸受B1との間で回転シャフト30に第1ファンFAが取り付けられ、回転シャフト30と一体に回転自在となっている。回転子鉄心32と第2軸受B2との間で回転シャフト30に第2ファンFBが取り付けられ、回転シャフト30と一体に回転自在となっている。
第1ファンFAは、遠心型のファンとして構成され、回転により半径方向に風を発生させる。第1ファンFAは、ラッパ形状あるいは扇形状のファン本体70aを備えている。ファン本体70aは回転シャフト30に固定され、回転子鉄心32側から第1ブラケット16に向かって、かつ、径方向の外周側に広がりながら延出している。ファン本体70aの外周縁部は、第1ブラケット16の周壁16aの内側に位置し、周壁16aの一部とと径方向に並んで配置されている。この外周縁部は、周壁16aの内周部と円環状の微小間隙を置いて互いに係合している。円環状の微小間隙部は、互いに凹凸形状の略二段構造に形成され、ラビリンス構造部Xを形成している。
第1ブラケット16の内部空間は、ファン本体70aにより、第1ファンFAと底壁16bとの間に規定された外側空間OAと、第1ファンFAと固定子12との間に規定された内側空間IAとに仕切られている。第1ブラケット16の吸気口55は外側空間OAに連通している。
図5は、図3の線D-Dに沿った第1ブラケット16部分の横断面図である。図示のように、第1ファンFAは、ファン本体70aの固定子鉄心24の側の内面に隙間を置いて対向配置された環状の内シュラウド72と、ファン本体70aの内面と内シュラウド72との間に設けられた複数枚の内ブレード73と、ファン本体70aの第1軸受B1の側の外面に設けられた複数枚の外ブレード74と、を有している。内ブレード73は、周方向に一定の間隔を置いて設けられ、内側空間IAに位置している。外ブレード74は、周方向に一定の間隔を置いて設けられ、外側空間OAに位置している。
図3に示すように、第2ファンFBは、遠心型のファンとして構成され、回転により半径方向に風を発生させる。第2ファンFBは、ラッパ形状あるいは扇形状のファン本体76aを有している。ファン本体76aは鉄心押え28bを介して回転シャフト30に固定され、回転子鉄心32側から第2ブラケット18の底壁18bに向かって、かつ、径方向の外周側に広がりながら延出している。ファン本体76aの外周縁部は、第2ブラケット18の隔壁18cの内側に位置し、隔壁18cと径方向に並んで配置されている。この外周縁部は、隔壁18cの内周部と円環状の微小間隙を置いて互いに係合している。円環状の微小間隙部は、互いに凹凸形状の略二段構造に形成され、ラビリンス構造部Xを形成している。
第2ブラケット18の内部空間は、ファン本体76aおよび隔壁18cにより、第2ファンFBと底壁18bとの間に規定された外側空間OAと、第2ファンFBと固定子12との間に規定された内側空間IAとに仕切られている。第2ブラケット18の吸気口65および吐出口は外側空間OAに連通している。
第2ファンFBは、ファン本体76aの第2軸受B2の側の外面に隙間を置いて対向配置された環状の外シュラウド77と、ファン本体76aと外シュラウド77との間に設けられた複数枚の外ブレード78と、を有している。外ブレード78は、周方向に一定の間隔を置いて設けられ、外側空間OAに位置している。
図6は、図3の線B-Bに沿った固定子および回転子の断面図である。
図6に示すように、本実施形態において、回転子28は、複数磁極、例えば、6磁極に構成されている。回転子鉄心32には、1磁極ごとに、2つの永久磁石Mが埋設されている。中心軸線C1および周方向の磁極中心を通って放射方向に延びる軸を磁極中心軸(d軸)とした場合、各d軸の周方向両側に磁石埋込孔50が設けられている。磁石埋込孔50は、永久磁石Mの形状に対応したほぼ矩形の断面形状を有し、それぞれd軸に対して傾斜している。2つの永久磁石Mは、それぞれ磁石埋込孔50内に装填および配置されている。永久磁石Mは、例えば、接着剤等により回転子鉄心32に固定されてもよい。
永久磁石Mは、例えば、横断面が矩形状の細長い平板状に形成され、回転子鉄心32の軸方向の全長に亘って配置されている。各磁石埋込孔50は、永久磁石Mが装填されたほぼ矩形状の装填領域と、装填領域の長手方向の一端からd軸の側に膨出した内周側空隙50aと、装填領域の長手方向の他端から回転子鉄心32の外周面の側に膨出した外周側空隙50bと、を有している。2つの磁石埋込孔50および2つの永久磁石Mは、内周側の端がd軸を挟んで隣接対向し、外周側の端がd軸から周方向に離間しかつ回転子鉄心32の外周面の近傍に位置し、ほぼV字状に並んで配置されている。後述するように、各磁石埋込孔50の内周側空隙50aおよび外周側空隙50bを通して冷却空気を流通可能としている。
固定子鉄心24の内周部には、複数のスロット36が形成されている。複数のスロット36は、周方向に等間隔を置いて並んでいる。各スロット36は、固定子鉄心24の内周面に開口し、この内周面から放射方向に延出している。各スロット36は、固定子鉄心24の軸方向の全長に亘って延在している。複数のスロット36を形成することにより、固定子鉄心24の内周部は、回転子28に面する複数のティース38を構成している。
固定子コイル26は、例えば、複数本の平角導体で構成されている。固定子コイル26は、各スロット36に2本ずつ配置され、ティース38に巻き付けられている。固定子コイル26に電流を流すことにより、固定子12(ティース38)に所定の鎖交磁束が形成される。
本実施形態において、固定子12は、その外周部の複数個所、例えば、4箇所に設けられた流路形成部(第1流路形成部)40を有している。4つの流路形成部40は、周方向に等間隔、例えば、90度、離間して位置している。各流路形成部40は、固定子鉄心24を構成する各電磁鋼板P1の外周から径方向外方に延出した格子状のリブ42を有している。リブ42は、ほぼ円弧状のメインリブ42aを有している。メインリブ42aは、電磁鋼板P1の外周縁の1箇所から周方向に離間した他の箇所まで径方向外方に延出し、外周縁と間隔を置いて対向している。メインリブ42aと電磁鋼板P1の外周縁との間に第1流路F1が規定されている。また、リブ42は、それぞれ電磁鋼板P1の外周縁からメインリブ42aまで径方向に延び第1流路F1を周方向に複数に区画している複数の第1整流リブ42bと、メインリブ42aの外周縁から径方向外方にそれぞれ延出した複数の第2整流リブ42cと、を一体に含んでいる。
多数枚の電磁鋼板P1を同芯状に積層することにより、リブ42が軸方向に並んで位置する。これにより、リブ42と固定子鉄心24の外周面との間に、軸方向に連続して延びる第1流路F1が形成されている。第1整流リブ42bは、第1流路F1内に位置し、整流板として機能することができる。
流路形成部40はカバー板20を有している。カバー板20は、リブ42を覆って配置され、カバー板20の両側縁部が固定子鉄心24の外周に固定され、例えば、溶接されている。カバー板20の対向する一対の端縁は、第1鉄心押え14aおよび第2鉄心押え14bにそれぞれ溶接されている。固定子鉄心24の外周面およびメインリブ42aの外周面とカバー板20の内面とにより第2流路F2が規定されている。第2流路F2は、固定子鉄心24の軸方向の一端から軸方向の他端まで軸方向に連続して延びている。第2整流リブ42cは、第2流路F2内に位置し、整流板として機能することができる。
図7は、回転電機の一部の縦断面を示す回転電機の斜視図である。図7に示すように、本実施形態において、固定子鉄心24を構成する多数枚の電磁鋼板P2は、中心軸線C1の回りで、数度ずつ順次回転方向にずらした状態で積層されている。これにより、各流路形成部40の第1流路F1は、軸方向に対して所定角度傾斜して延在している。同様に、第2流路F2内に位置する複数の第2整流リブ42cは、軸方向に対して所定角度傾斜して延在している。
図2に示すように、固定子12の第1鉄心押え14a、および第2鉄心押え14bの各々は、外周部の4箇所に設けられた流通口44を有している。4箇所に設けられた流通口44は、周方向に等間隔、例えば、90度、離間して位置している。各流通口44は、それぞれ周方向に延びる円弧状の長孔からなる第1流通口44aおよび第2流通口44bを含んでいる。第1および第2流通口44a、44bは、径方向に並んで配置され、一例では、第1流通口44aが径方向の内側に、第2流通口44bが径方向の外側に位置している。なお、第1流通口44aおよび第2流通口44bは、それぞれ周方向に複数に分割された流通口としてもよい。
図3および図7に示すように、第1鉄心押え14aおよび第2鉄心押え14bを固定子鉄心24の端面に取り付けた状態において、第1鉄心押え14aの第1流通口44aは固定子12の対応する第1流路F1の一端に対向して位置し、第1流路F1に連通している。第1鉄心押え14aの第2流通口44bは固定子12の対応する第2流路F2の一端に対向して位置し、第2流路F2に連通している。同様に、第2鉄心押え14bの第1流通口44aは固定子12の対応する第1流路F1の他端に対向して位置し、第1流路F1に連通している。第2鉄心押え14bの第2流通口44bは固定子12の対応する第2流路F2の他端に対向して位置し、第2流路F2に連通している。
図1に示したように、第1ブラケット16は、周壁16aの複数箇所、ここでは、4箇所に設けられた、所定幅および所定厚さの流路形成凸部(第2流路形成部)48を有している。4つの流路形成凸部48は、周方向に等間隔、例えば、90度、離間して位置している。各流路形成凸部48は周壁16aの開口端から底壁16bまで軸方向に延び、周方向の所定幅を有している。流路形成凸部48は、それぞれ固定子12の流路形成部40に対向している。流路形成凸部48の中には、後述する外気流路および内気流路が互いに区画された状態で形成されている。
隣り合う2つの流路形成凸部48の間で周壁16aの開口端にそれぞれフランジ52が設けられている。流路形成凸部48およびフランジ52を含む周壁16aの外径および外形は、第1鉄心押え14aの外径および外形にほぼ一致している。周壁16aの内径は、固定子鉄心24の外径(流路形成部40を含まない外径)よりも僅かに小さい径に設定されている。
第1ブラケット16は、4つの流路形成凸部48が第1鉄心押え14aの流通口44とそれぞれ対向する位置で、第1鉄心押え14aに固定されている。ここでは、フランジ52がボルトにより第1鉄心押え14aに締結されている。
第2ブラケット18は、周壁18aの複数箇所、ここでは、4箇所に設けられた、所定幅および所定厚さの流路形成凸部(第3流路形成部)58を有している。4つの流路形成凸部58は、周方向に等間隔、例えば、90度、離間して位置している。各流路形成凸部58は周壁18aの軸方向の一端から他端まで延び、周方向の所定幅を有している。流路形成凸部58には、後述する外気流路および内気流路が互いに区画された状態で形成されている。
隣り合う2つの流路形成凸部58の間で周壁18aの開口端にそれぞれフランジ61が設けられている。流路形成凸部58およびフランジ61を含む周壁18aの外径および外形は、第2鉄心押え14bの外径および外形にほぼ一致している。周壁18aの内径は、固定子鉄心24の外径(流路形成部40を含まない外径)よりも僅かに小さい径に設定されている。
第2ブラケット18は、周壁18aの複数箇所、ここでは、4箇所に設けられた、所定幅および所定厚さの流路形成凸部(第3流路形成部)58を有している。4つの流路形成凸部58は、周方向に等間隔、例えば、90度、離間して位置している。各流路形成凸部58は周壁18aの開口端から底壁18bまで軸方向に延び、周方向の所定幅を有している。流路形成凸部58の中には、後述する外気流路および内気流路が互いに区画された状態で形成されている。第2ブラケット18は、4つの流路形成凸部58が第2鉄心押え14bの流通口44とそれぞれ対向する位置で、第2鉄心押え14aに固定されている。ここでは、フランジ61がボルトにより第2鉄心押え14bに締結されている。
次に、第1ブラケット16の流路形成凸部48の構成について説明する。
図8は、第1ブラケットの流路形成凸部48に形成された外気流路および内気流路を模式的に示す流路形成凸部48の斜視図である。図示のように、流路形成凸部48内に第1外気流路RAおよび第1内気流路RIが形成されている。流路形成凸部48は、第1ブラケット16の外側空間OAに開口する第1流入口IP1と固定子12の第1流路F1の一端に対向する第1流出口OP1とを有している。第1外気流路RAは、第1流入口IP1と第1流出口OP1とを繋いでいる。第1外気流路RAは、第1流入口IP1から第1流出口OP1まで軸方向に延びている。第1外気流路RAは、周方向に第1幅W1を有している。第1外気流路RAは、軸方向の中途部に、周方向の幅が他の部分よりも狭く形成された狭幅部WSを有している。
流路形成凸部は、第1ブラケット16の内側空間IAに開口する第2流入口IP2と固定子12の第2流路F2の一端に対向する第2流出口OP2とを有している。第2流入口IP2は、第1外気流路RAの狭幅部WSと周方向に並んで位置している。第2流出口OP2は、第1流出口OP1に対して径方向の外側に位置している。第1内気流路RIは、第2流入口IP2と第2流出口OP2とを繋いでいる。第1内気流路RIは、第2流入口IP2から第1外気流路RAを横切って径方向の外方に延び、更に、第2流出口OP2まで軸方向に延びている。第1内気流路RIにおいて軸方向に延びる部分は、周方向に第1幅W1を有し、第1外気流路RAに対して径方向の外側に位置している。
次に、第1外気流路RAおよび第1内気流路RIを形成する壁部の構成について説明する。図9は、図8の線F-Fに沿った流路形成凸部の断面を示す斜視図、図10は、図8の線G-Gに沿った流路形成凸部の断面を示す斜視図、図11は、図6の線H-Hに沿った流路形成凸部の断面を示す斜視図である。
図9に示すように、流路形成凸部48は、周壁16aの開口端から径方向に延出し周方向の幅Wを有する第1端壁48aと、それぞれ周壁16aに径方向に立設され第1端壁48aの周方向の一端および他端から底壁16bまで軸方向に延び、周方向に第1幅W1を置いて互いに対向した一対の第1側壁48bと、一対の第1側壁48bの間に位置し、第1端壁48aの開口端の側の端部から底壁16bまで軸方向に延び、周方向の第1幅W1を有する第1底壁48cと、を有している。本実施形態において、第1底壁48cは、第1ブラケット16の周壁16aの一部で構成されている。
第1端壁48aに第1流出口OP1および第2流出口OP2が形成されている。第1流出口OP1および第2流出口OP2は、周方向に延びる長孔であり、周方向の所定幅(<W1)を有している。第1流出口OP1は周壁16aの開口端の側に位置し、第2流出口OP2は第1流出口OP1に対して径方向の外側に位置している。
流路形成凸部48は、一対の第1側壁48bの間に位置し、第1端壁48aの径方向の中途部から底壁16bまで軸方向に延び、径方向に間隔を置いて第1底壁48cに対向する第1隔壁48dと、一対の第1側壁48bの間に位置し、第1端壁48aの延出側の端部から底壁16bまで軸方向に延び、径方向に間隔を置いて第1隔壁48dに対向する第1天井壁48eと、を有している。第1隔壁48dおよび第1天井壁48eは、それぞれ周方向の第1幅W1を有している。第1天井壁48eの底壁16bの側の端部は、第1隔壁48dの底壁16bの側の端部に繋がっている。
図9に示すように、第1底壁48cに第1流入口IP1および第2流入口IP2が形成されている。第1流入口IP1は、底壁16bに隣接して位置しいる。第1流入口IP1は、周方向に延びる長孔であり、周方向に第2幅W2を有している。第2幅W2は、第1底壁48cの第1幅W1よりも僅かに小さい。第2流入口IP2は、第1流入口IP1に対して第1端壁48aの側に位置し、かつ、一方の側壁48bに隣接して位置している。第2流入口IP2は、一方の側壁48bから他方の側壁48bに向かって周方向に延びた長孔であり、周方向の第3幅W3を有している。第3幅W3は、第2幅W2よりも小さく、例えば、第1幅W1の1/2程度に設定している。
図10および図11に示すように、第1隔壁48dに流通口CP1が形成されている。流通口CP1は、第2流入口IP2と径方向に対向して位置している。流通口CP1は、一方の側壁48bから他方の側壁48bに向かって周方向に延びた長孔であり、周方向の第3幅W3を有している。
流路形成凸部48は、第1底壁48cと第1隔壁との間に位置し径方向に延びる筒状の第2隔壁48fを有している。第2隔壁48fの一端は、第1底壁48cに繋がり第2流入口IP2の周囲に位置し、第2隔壁48fの他端は、第1隔壁48dに繋がり流通口CP1の周囲に位置している。本実施形態において、第2隔壁48fの一部は側壁48bにより形成されている。第2隔壁48fの内周面により、第2流入口IP2と流通口CP1とを繋ぐ流路が規定されている。
上記構成の流路形成凸部48では、第1底壁48c、第1隔壁48d、一対の第1側壁48b、および第2隔壁48fにより、第1流入口IP1と第1流出口OP1とを繋ぐ第1外気流路RAが規定され、第1隔壁48d、第1天井壁48e、一対の第1側壁48b、および第2隔壁48fにより、第2流入口IP2と第2流出口OP2とを繋ぐ第1内気流路IRが規定されている。
図5に示したように、第1ブラケット16の4つ流路形成凸部48は、周方向に等間隔、例えば、90度、離間して位置している。本実施形態において、1つの流路形成凸部48は第1外気流路RAの狭幅部WSが一方の側壁48bに隣接して位置するように形成され、周方向に隣り合う他の流路形成凸部48は、狭幅部WSが他方の側壁48bに隣接して位置するように形成されている。すなわち、周方向に隣り合う2つの流路形成凸部は、これら2つの流路形成凸部48の間および中心軸線C1を通る仮想線L1に対して、左右対称な形状に形成されている。
図3に示すように、第1ブラケット16を第1鉄心押え14aに固定した状態において、各流路形成凸部48の第1流出口OP1は第1鉄心押え14aの第1流通口44aおよび固定子12の第1流路F1の一端に対向している。これにより、流路形成凸部48の第1外気流路RAは、第1流出口OP1および第1流通口44aを介して第1流路F1の一端に連通している。各流路形成凸部48の第2流出口OP2は第1鉄心押え14aの第1流通口44bおよび固定子12の第2流路F2の一端に対向している。これにより、流路形成凸部48の第1内気流路RIは、第2流出口OP2および第2流通口44bを介して第2流路F2の一端に連通している。
各流路形成凸部48の第1流入口IP1は、第1ブラケット16の外側空間OAに開口し、第1外気流路RAは、第1流入口IP1を介して外側空間OAに連通している。各流路形成凸部48の第2流入口IP2は、第1ブラケット16の内側空間IAに開口し、第1内気流路RIは、第2流入口IP2を介して内側空間IAに連通している。
次に、第2ブラケット18の流路形成凸部58の構成について説明する。
図12は、図3の線E-Eに沿った第2ブラケット部分の断面図である。
図3、図7および図12に示すように、流路形成凸部58は、周壁18aの開口端から径方向に延出し周方向の所定幅を有する第2端壁58aと、第2端壁58aの周方向の一端および他端からぞれぞれ底壁18bまで軸方向に延びているとともに径方向に立設され周方向に所定幅を置いて互いに対向した一対の第2側壁58bと、一対の第2側壁58bの間に位置し、第2端壁58aの開口端の側の端部から底壁18bまで軸方向に延びる第2底壁58cと、一対の第2側壁58bの間に位置し、第2端壁58aから底壁18bまで軸方向に延び、径方向に間隔を置いて第2底壁58cに対向する第3隔壁58dと、一対の第2側壁58bの間に位置し、第2端壁58aの延出側の端部から底壁まで前記軸方向に延び、前記径方向に間隔を置いて前記第2隔壁に対向する第2天井壁58eと、第2底壁58cと第3隔壁58dとの間に位置し、第2底壁58cと第3隔壁58dに繋がる第4隔壁58fと、を一体に有している。流路形成凸部58は、第2端壁58aに形成され第1流路F1の他端に対向する第3流入口IP3と、第2端壁58aに形成され第3流入口IP3の径方向の外側に位置し第2流路F2の他端に対向する第4流入口IP4と、各第2側壁58bに形成された排気口60と、を有している。
図7に示すように、第2流路形成凸部58は、第2底壁58cに形成され底壁18bに隣接して位置する第3流出口OP3と、第3隔壁58dに形成され第3流出口OP3に対向する第2流通口CP2と、を更に有している。前述した第4隔壁58fは、排気口60と第3流出口OP3との間で第2底壁58cに繋がる一端と、排気口60と第2流通口CP2との間で第3隔壁58dに繋がる他端とを有し、第2流通口CP2と第3流出口OP3とを繋ぐ流路を規定している。
第2底壁58c、第3隔壁58d、一対の第2側壁58b、および第4隔壁58fにより、第3流入口IP3と排気口60とを繋ぐ第2外気流路RAが形成されている。第2外気流路RAは、第3流入口IP3から第4隔壁58fまで第2底壁58cと第3隔壁58dとの間を軸方向に延び、一対の第2側壁58bに形成された排気口60に繋がっている。
第3隔壁58d、第2天井壁58e、第4隔壁58f、および一対の第2側壁58bにより、第3流出口OP3と第4流入口IP4とを繋ぐ第2内気流路RIが形成されている。第2内気流路RIは、第4流入口IP4から底壁18bの近傍まで第3隔壁58dと第2天井壁58eとの間を軸方向に延び、更に、第2流通口CP2を通って第3流出口OP3まで延びている。第2外気流路RAの周方向の幅および第2内気流路RIの周方向の幅は、流路形成凸部58の周方向の幅とほぼ等しい幅に形成されている。
図3に示したように、第2ブラケット18を第2鉄心押え14bに固定した状態において、各流路形成凸部58の第3流入口IP3は、第2鉄心押え14bの第1流通口44aおよび固定子12の第1流路F1の他端に対向している。これにより、流路形成凸部58の第2外気流路RAは、第3流入口IP3および第1流通口44aを介して第1流路F1の他端に連通している。各流路形成凸部58の第4流入口IP4は、第2鉄心押え14bの第2流通口44bおよび固定子12の第2流路F2の他端に対向している。これにより、流路形成凸部58の第2内気流路RIは、第4流入口IP4および第2流通口44bを介して第2流路F2の他端に連通している。各流路形成凸部58の第3流出口OP3は、第2ブラケット18の外側空間OAに開口し、第2外気流路RAは、第3流出口OP3を介して外側空間OAに連通している。
上記のように構成された回転電機10の動作および冷却作用について説明する。
図3に示すように、回転電機10の稼働時、固定子コイル26に通電され回転子28が中心軸線C1の回りで回転する。この際、固定子コイル26および永久磁石Mが発熱し、この熱が回転電機10内の各部に伝達され、温度上昇する。回転子28の回転シャフト30と一体に、第1ファンFAおよび第2ファンFBが中心軸線C1の回りで回転する。
なお、図3において、実線矢印は外気の流れを示し、中空矢印は内気の流れを示している。第1ファンFAが回転すると、外ブレード74により第1ブラケット16の外側空間OAに空気流が発生する。これにより、底壁16bに設けられた吸気口55を通して外気が外側空間OAに吸い込まれる。流入した外気、つまり、冷却空気は、第1軸受B1の周囲を流れた後、ファン本体70aおよび底壁16bに沿って外側空間OA内を放射方向に流れ、その一部は各流路形成凸部48の第1流入口IP1から第1外気流路RAに流入する。冷却空気は、第1外気流路RAを通り固定子12の第1流路F1に流入し、この第1流路F1を流れた後、第2ブラケット18の第2外気流路RAに流入する。冷却空気は第2外気流路RAを流れた後、排気口60から機外に排気される。
上記のように吸気口55から外側空間OAに導入された冷却空気により、第1軸受B1およびファン本体70aが冷却され温度低下する。この際、回転子28の熱および内側空間IAの熱がファン本体70aに伝わり、ファン本体70aから冷却空気に放熱される。これにより、回転子28および内側空間IAの温度低下に寄与することができる。
冷却空気が固定子12の第1流路F1を流れる際、冷却空気は固定子鉄心24の外周面に直接、接触して流れる。固定子鉄心24の熱が冷却空気に放熱され、固定子鉄心24が冷却される。第1流路F1には、複数本の第1整流リブ42bが設けられているため、冷却空気は第1流路F1内で周方向の一方側に偏ることなく、周方向の全域に亘ってほぼ均等に流通する。同時に、第1整流リブ42bを設けることにより、固定子鉄心24と冷却空気との接触面積が大きくなり、より効率的に固定子鉄心24の放熱および冷却に寄与することができる。
同時に、第1ファンFAが回転すると、内ブレード73により第1ブラケット16の内側空間IA内に内気流が発生する。内気流は、第1ファンFAの内ブレード73と内シュラウド72との間を通り放射方向に流出する。流出した内気はコイルエンド27aの周囲を通り、流路形成凸部48の第2流入口IP2から第1内気流路RIに流入する。流入した内気は、第1内気流路RIを流れた後、固定子12の第2流路F2に流入し、第2流路F2を通って流れる。更に、内気は、第2流路F2から第2ブラケット18の第2内気流路RIを通り、第2ブラケット18の内側空間IAに流入し、コイルエンド27bの周囲を流れた後、回転子鉄心32の磁石埋込孔(内周側空隙50a、外周側空隙50b)50、および回転子鉄心32と固定子鉄心24との間の隙間(エアギャップ)を通って第1ブラケット16の内側空間IAに戻る。
第1ブラケット16の内気流路RIを流れる間、内気は第1外気流路RAを流れる外気により隔壁を介して冷却され温度低下する。また、固定子12の第2流路F2を流れる間、内気は、カバー板20を介して機外に放熱し温度低下する。同時に、内気は、第1流路F1を流れる冷却空気によりメインリブ42aを介して冷却され温度低下する。第2流路F2には、複数本の第2整流リブ42cが設けられているため、内気は第2流路F2内で周方向の一方側に偏ることなく、周方向の全域に亘ってほぼ均等に流通する。同時に、第2整流リブ42cを設けることにより、固定子鉄心24側のリブの接触面積が大きくなり、より効率的に内気の放熱および冷却に寄与することができる。上記のように温度低下した内気を機内で循環流通することにより、固定子コイル26、固定子鉄心24、回転子鉄心32、永久磁石Mの熱を内気に放熱し、これらの冷却に寄与することができる。
一方、第2ファンFBが回転すると、外ブレード78および外シュラウド77により第2ブラケット18の外側空間OA内に空気流が発生する。これにより、底壁18bに設けられた吸気口65を通して外気が外側空間OAに吸い込まれる。流入した外気、つまり、冷却空気は、第2軸受B2の周囲、およびファン本体76aの外面に沿ってを流れた後、底壁18bの吐出口から機外に流出する。
外側空間OAに導入された冷却空気により、第2軸受B2およびファン本体76aが冷却され温度低下する。この際、回転子28の熱および内側空間IAの熱がファン本体76aに伝わり、ファン本体76aから冷却空気に放熱される。これにより、回転子28および内側空間IAの温度低下に寄与することができる。
以上のように構成された本実施形態に係る回転電機によれば、固定子鉄心24の外周面に接するように設けられた第1流路F1と、第1流路F1の径方向の外周側を覆うように設けられた第2流路と、を形成し、第1流路F1に外気、第2流路F2に内気を流す構成とすることにより、外気により固定子鉄心24を効率よく冷却することができるとともに、第2流路F2を流れる内気の熱を機外に放熱し、かつ、外気により内気を冷却することが可能となる。温度低下した内気を回転電機の機内で循環流通することにより、機内の固定子コイル、回転子鉄心、永久磁石等の冷却に寄与することができる。
固定子12の第1流路F1は、固定子鉄心24を構成する電磁鋼板P1に一体に成形されたリブ42を含む流路形成部40により形成されている。そのため、独立した通風ダクト等を固定子の外周側に設ける設ける必要がなく、部品点数の削減、回転電機の小型化を図ることが可能となる。
また、第1ブラケット16は複数の流路形成凸部48を有し、各流路形成凸部48内に、固定子12の第1流路F1に連通する外気流路RAおよび固定子12の第2流路F2に連通する内気流路RIが形成されている。すなわち、第1ブラケット16は、複数の外気流路RAおよび複数の内気流路RIを一体に有して構成されている。同様に、第2ブラケット18は、複数の外気流路RAおよび複数の内気流路RIを一体に有して構成されている。そのため、独立した通風ダクト等を第1ブラケットおよび第2ブラケットに設ける設ける必要がなく、部品点数の削減、回転電機の小型化を図ることが可能となる。
以上のことから、本実施形態によれば、冷却能力が向上し小型化が可能な全閉型の回転電機を提供することができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上述した新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上述した実施形態において、固定子の流路形成部は固定子鉄心の外周部の4箇所に設けられているが、これに限らず、流路形成部は、2つ、3つ、あるいは5つ以上、設ける構成としてもよい。流路形成部の数に応じて、第1ブラケットおよび第2ブラケットの流路形成凸部の数を増減すればよい。この発明の回転電機は、永久磁石型の回転電機に限定されることなく、かご型の回転子を有する誘導回転電機に適用してもよい。
10…回転電機、12…固定子、16…第1ブラケット、16a…周壁、16b…底壁、16c…隔壁、18…第2ブラケット、18a…周壁、18b…底壁、20…カバー板、24…固定子鉄心、26…固定子コイル、28…回転子、30…回転シャフト、32…固定子鉄心、40…流路形成部、48、58…流路形成凸部、50…磁石埋込孔、M…永久磁石、F1…第1流路、F2…第2流路、FA…第1ファン、70a…ファン本体、73…内ブレード、74…外ブレード、FB…第2ファン、76a…ファン本体、78…外ブレード、OA…外側空間、IA…内側空間、RA…外気流路、RI…内気流路、B1…第1軸受、B2…第2軸受

Claims (7)

  1. 軸方向の一端に位置する第1端面および前記軸方向の他端に位置する第2端面と、外周面と、を有する筒状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心に取り付けられた固定子コイルと、前記固定子鉄心の外周に設けられ、前記固定子鉄心の軸方向の一端から他端まで延びる第1流路と前記固定子鉄心の径方向において前記第1流路の外側に位置し前記固定子鉄心の軸方向の一端から他端まで延びる第2流路とを形成している第1流路形成部と、を具備する固定子と、
    前記第1端面に対向する開口端を有する環状の周壁と、前記第1端面に間隔をおいて対向する底壁と、前記周壁の一部で形成された第2流路形成部と、を有する第1ブラケットと、
    前記第2端面に対向する開口端を有する環状の周壁と、前記第2端面に間隔をおいて対向する底壁と、を有する第2ブラケットと、を備え、
    前記第1ブラケットの前記第2流路形成部は、
    前記周壁の前記開口端から径方向に延出し周方向の幅を有する第1端壁と、
    前記第1端壁の前記周方向の一端および他端からぞれぞれ前記底壁まで前記軸方向に延びているとともに前記径方向に立設され前記周方向に間隔を置いて互いに対向した一対の第1側壁と、
    前記一対の第1側壁の間に位置し、前記第1端壁の前記開口端の側の端部から前記底壁まで前記軸方向に延び前記周方向の第1幅を有する第1底壁と、
    前記一対の第1側壁の間に位置し、前記第1端壁から前記底壁まで前記軸方向に延び前記周方向の第1幅を有し、前記径方向に間隔を置いて前記第1底壁に対向する第1隔壁と、
    前記一対の第1側壁の間に位置し、前記第1端壁の延出側の端部から前記底壁まで前記軸方向に延び前記周方向の第1幅を有し、前記径方向に間隔を置いて前記第1隔壁に対向する第1天井壁と、
    前記第1端壁に形成され前記周方向の所定幅を有し前記第1流路の一端に対向する第1流出口と、
    前記第1端壁に形成され前記周方向の所定幅を有し、前記第1流出口に対して前記径方向の外側に位置し前記第2流路の一端に対向する第2流出口と、
    前記第1底壁に形成され前記底壁に隣接して位置し、前記周方向の第1幅を有する第1流入口と、
    前記第1底壁に形成され前記第1流入口に対して前記第1端壁の側に位置し、前記第1幅よりも小さい前記周方向の第2幅を有する第2流入口と、
    前記第1隔壁に形成され前記第2流入口に対向して位置し、前記第1幅よりも小さい前記周方向の第3幅を有する流通口と、
    前記第1底壁と前記第1隔壁との間に位置し、前記第1底壁に繋がり前記第2流入口の周囲に位置する一端と前記第1隔壁に繋がり前記流通口の周囲に位置する他端とを有する筒状の第2隔壁と、を具備し、
    前記第1底壁、前記第1隔壁、前記一対の第1側壁、および前記第2隔壁により、前記第1流入口と前記第1流出口とを繋ぐ外気流路が形成され、
    前記第1隔壁、前記第1天井壁、前記一対の第1側壁、および前記第2隔壁により、前記第2流入口と前記第2流出口とを繋ぐ内気流路が形成されている、
    回転電機。
  2. 前記第2ブラケットは、前記周壁の一部で形成された第3流路形成部を有し、
    前記第3流路形成部は、
    前記周壁の前記開口端から径方向に延出し前記周方向の所定幅を有する第2端壁と、
    前記第2端壁に形成され前記第1流路の他端に対向する第3流入口と、
    前記第2端壁に形成され前記第3流入口の前記径方向の外側に位置し前記第2流路の他端に対向する第4流入口と、
    前記第1端壁の前記周方向の一端および他端からぞれぞれ前記底壁まで前記軸方向に延びているとともに前記径方向に立設され前記周方向に前記第1幅を置いて互いに対向した一対の第2側壁と、
    前記第2側壁に形成された排気口と、
    前記一対の第2側壁の間に位置し、前記第2端壁の前記開口端の側の端部から前記底壁まで前記軸方向に延びる第2底壁と、
    前記一対の第2側壁の間に位置し、前記第2端壁から前記底壁まで前記軸方向に延び、前記径方向に間隔を置いて前記第2底壁に対向する第3隔壁と、
    前記一対の第2側壁の間に位置し、前記第2端壁の延出側の端部から前記底壁まで前記軸方向に延び、前記径方向に間隔を置いて前記第2隔壁に対向する第2天井壁と、
    前記第2底壁に形成され前記底壁に隣接して位置する第3流出口と、
    前記第3隔壁に形成され前記第3流入口に対向する第2流通口と、
    前記第2底壁と前記第2隔壁との間に位置し、前記排気口と前記第3流出口との間で前記第2底壁に繋がる一端と、前記排気口と前記第2流通口との間で前記第3隔壁に繋がる他端とを有する第4隔壁と、を具備し、
    前記第2底壁、前記第3隔壁、前記一対の第2側壁、および前記第4隔壁により、前記第3流入口と前記排気口とを繋ぐ外気流路が形成され、
    前記第3隔壁、前記第4隔壁、前記第2天井壁、および前記一対の第2側壁により、前記第4流入口と前記第3流出口とを繋ぐ内気流路が形成されている、請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記第1ブラケットの前記底壁に設けられた第1軸受と、前記第2ブラケットの前記底壁に設けられた第2軸受と、
    前記第1軸受および前記第2軸受により中心軸線の回りで回転自在に支持され、前記固定子と同軸的に配置された回転シャフトと、前記回転シャフトに取り付けられ、前記固定子鉄心の内側に同軸的に配置された回転子鉄心と、を有する回転子と、
    前記第1軸受と前記回転子鉄心との間で前記回転シャフトに取付けられ、前記回転シャフトと一体に回転自在な第1ファンと、
    前記第2軸受と前記回転子鉄心との間で前記回転シャフトに取付けられ、前記回転シャフトと一体に回転自在な第2ファンと、を更に備え、
    前記第1ファンは、前記回転シャフトに固定され前記第1ブラケットの内部空間を前記底壁と前記第1ファンとの間に位置し前記第1流入口および前記底壁に設けられた吸気口に連通する外側空間と、前記固定子鉄心および回転子鉄心と前記第1ファンとの間に位置し前記第2流入口に連通する内側空間とに仕切ったファン本体と、前記ファン本体の外面に設けられ前記外側空間に位置する複数の外ブレードと、前記ファン本体の内面に設けられ前記内側空間に位置する複数の内ブレードと、を有している請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記第2ファンは、前記回転シャフトに固定され前記第2ブラケットの内部空間を前記底壁と前記第2ファンとの間に位置し前記底壁に設けられた吸気口に連通する外側空間と、前記固定子鉄心および回転子鉄心と前記第2ファンとの間に位置し前記第3流出口に連通するする内側空間とに仕切るファン本体と、前記ファン本体の外面に設けられ前記外側空間に位置する複数の外ブレードと、を有している請求項3に記載の回転電機。
  5. 前記固定子鉄心は、複数枚の磁性鋼板を同芯状に積層して構成された積層鉄心であり、前記第1流路形成部は、各磁性鋼板の外周縁に一体に形成されたリブを有し、前記リブは、前記磁性鋼板の外周縁から径方向の外方に延出し前記外周縁との間に前記第1流路を規定しているメインリブと、それぞれ前記メインリブと前記外周縁との間に延在し、周方向に互いに離間して設けられた複数の第1整流リブと、前記メインリブの外縁から径方向の外方に延出した複数の第2整流リブと、を含んでいる請求項1に記載の回転電機。
  6. 前記第1整流リブは、前記第1流路内に位置し、前記固定子鉄心の軸方向の一端から他端まで延びる整流板を構成している請求項5に記載の回転電機。
  7. 前記第1流路形成部は、前記固定子鉄心の外周面に固定され前記リブを覆うカバー板を備え、前記第2流路は、前記メインリブの外縁と前記カバー板の内面との間に規定され、前記第2整流リブは、前記第2流路内に位置し、前記固定子鉄心の軸方向の一端から他端まで延びる整流板を構成している請求項6に記載の回転電機。
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