JP2023044146A - 切削インサート取付工具 - Google Patents

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隆行 萩原
Takayuki Hagiwara
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Abstract

Figure 2023044146000001
【課題】一定のトルクのもとで切削インサートを取り付けることが可能な切削インサート取付工具を提供する。
【解決手段】切削インサート取付工具100は、切削工具本体80上で予め定められた支点81回りに回動自在に支持される支点部、及び支点部と一体に形成され、切削インサート90に当接可能な当接部を有する先端部材1と、先端部材1に連結され、当接部を挟んで支点部とは反対方向に延びる把持部2と、把持部2と当接部との間に設けられ、把持部2に付加された支点81回りのトルクが予め定められた閾値を超えた場合に作業者に認知させるトルク管理部4と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、切削インサート取付工具に関する。
切削工具の一種として、切刃を有する切削インサートを切削工具本体に取り付けて用いられるものが広く用いられている。この種の切削インサートを切削工具本体に取り付けるための工具として、例えば下記特許文献1に記載された組立用レバーが知られている。
下記特許文献1に係る組立用レバーは、切削工具本体の孔部に挿入されるピンと、このピンを支点として上下方向に回動可能なレバー要素と、レバー要素の中途位置に設けられたアンビルを主に備えている。切削インサートを切削工具本体の収容部に対して位置決めした状態でレバー要素を下方に回動させることで、アンビルを介して切削インサートを収容部に圧入することが可能とされている。
特表2015-535491号公報
ここで、切削インサートを切削工具本体に取り付けるに当たっては、切削インサート自体の取付姿勢、圧入量(荷重)等を厳密に管理する必要がある。しかしながら、上記特許文献1に係る装置では、作業者が付加する力に依存して荷重が変動してしまうため、切削インサートを一定の荷重のもとで圧入することが難しいという課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、一定の荷重のもとで切削インサートを取り付けることが可能な切削インサート取付工具を提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様に係る切削インサート取付工具は、切削工具本体、及び該切削工具本体に圧入された状態で保持される切削インサートを備える切削工具の前記切削インサートを取り付けるための切削インサート取付工具であって、前記切削工具本体上で予め定められた支点で支持される支点部、及び該支点部と一体に形成され、前記切削インサートに当接可能な当接部を有する先端部材と、該先端部材に連結され、前記当接部を挟んで前記支点部とは反対方向に延びる把持部と、該把持部と前記当接部との間に設けられ、前記把持部に付加された前記支点回りのトルクが予め定められた閾値を超えた場合に作業者に認知させるトルク管理部と、を備える。
上記構成によれば、支点部を支点として把持部に力を付加することによって、当接部が切削インサートを押圧し、当該切削インサートが切削工具本体に圧入される。このとき、把持部に付加されたトルクが閾値を超えると、トルク管理部によってその旨が作業者に伝えられる。これにより、当該作業者は一定の荷重で切削インサートを切削工具本体に取り付けることができる。
本発明の一態様に係る切削インサート取付工具では、前記トルク管理部は、前記先端部材に当接する受圧部材と、該受圧部材に係合可能なスラスタと、該スラスタを、前記閾値に対応した弾性力で、前記先端部材に向かう方向に付勢する弾性部材と、を有してもよい。
上記構成によれば、把持部に付加されるトルクが閾値以下である状態では、弾性部材によって付勢されたスラスタが受圧部材に係合している。これにより、作業者が付加した力が先端部材に伝わることになる。一方で、弾性部材の弾性力はトルクの閾値に対応していることから、把持部に付加される力が閾値を超えると、当該力が弾性部材の弾性力を上回ることで、スラスタと受圧部材の係合が解除される。この際に生じる衝撃や音によって作業者は、トルクが閾値を超えたことを認知することができる。その結果、容易に一定の荷重で切削インサートを切削工具本体に取り付けることが可能となる。
本発明の一態様に係る切削インサート取付工具では、前記支点部、前記当接部、前記トルク管理部、及び前記把持部は、前記支点を基準として同一の直線上に配置されていてもよい。
上記構成によれば、把持部に力を付加した際に、先端部材、トルク管理部、及び把持部のそれぞれにねじれが生じないことから、より正確かつ安定的に規定のトルクを発生させることができる。
本発明の一態様に係る切削インサート取付工具では、前記支点部から前記把持部の先端までの距離は、前記支点部から前記当接部までの距離の3~20倍であってもよい。
上記構成によれば、把持部に力を付加した際に支点を中心として生じるモーメントを十分に大きく確保することが可能となる。これにより、当接部を介して、より大きな力を切削インサートに付加することができる。
本発明によれば、一定の荷重のもとで切削インサートを取り付けることが可能な切削インサート取付工具を提供することができる。
本発明の実施形態に係る切削インサート取付工具と切削工具の構成を示す斜視図である。 図1の要部拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る切削インサート取付工具の構成を示す一部断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る切削工具70、及び切削インサート取付工具100について、図1から図3を参照して説明する。
(切削工具の構成)
切削工具70は、刃先交換式切削工具である。図1と図2に示すように、切削工具70は、切削工具本体80と、切削インサート90と、を備えている。切削工具本体80は作業面上に移動不能に固定されていることが望ましい。切削工具本体80は、略直方体状をなしており、その一方側の端部には、刃を有する切削インサート90が挿入・保持される挿入穴82が形成されている。挿入穴82は、上下方向に延びる丸穴である。
切削インサート90は、挿入穴82に挿入された状態で、下方から上方に向かうに従って径寸法が次第に拡大している。したがって、切削インサート90を挿入穴82の下方に向かって圧入することで、切削インサート90は挿入穴82に締り嵌めされた状態で保持される。
切削工具本体80における挿入穴82の近傍には、後述する切削インサート取付工具100を用いる際の支点81となる工具挿入穴81hが形成されている。工具挿入穴81hは、水平方向に延びるとともに、上記の挿入穴82側に向かって開口している。
(切削インサート取付工具の構成)
次いで、切削インサート取付工具100の構成について説明する。図1に示すように、切削インサート取付工具100は、工具挿入穴81hに挿入されることで切削インサート90を押圧する先端部材1と、作業者が把持する把持部2と、先端部材1を支持するリテーナ3と、先端部材1に付加されるトルクを管理するトルク管理部4と、備えている。先端部材1、把持部2、リテーナ3、トルク管理部4は、同一直線(軸線O)上に配置された状態で互いに連結されている。
図2と図3に示すように、先端部材1は板状をなしている。先端部材1は、支点部11と、当接部12と、を有している。支点部11は、上述した工具挿入穴81hに挿入されるための部材であり、工具挿入穴81hに挿入可能な寸法を有している。当接部12は、支点部11と同一の部材によって一体に形成されている。支点部11が工具挿入穴81hに挿入された状態で、当接部12の下面は切削インサート90に当接可能な位置にある。
図3に示すように、リテーナ3は、先端部材1を板厚方向両側から挟み込んだ状態で保持している。先端部材1は、リテーナ3に対してスプリングピン1pによって固定されている。
トルク管理部4は、スラスタ41と、トグルリンク45と、受圧部材42と、弾性部材43と、を有している。スラスタ41は、水平方向から見て軸線Oに対して傾斜した方向に広がる第一当接面41aを有している。受圧部材42は、同様に軸線Oに対して傾斜した方向に広がる第二当接面42aと、を有している。第一当接面41aと第二当接面42aは軸線O方向から互いに面接触している。
受圧部材42は、把持部2の内部で先端部材1の軸線O方向の一端と当接している。スラスタ41は、トグルリンク45により受圧部材に連結される。スラスタ41の軸線O方向の一端は、把持部2の内部に収容されている。把持部2の内部には弾性部材43としてのばねが設けられている。この弾性部材43によって、スラスタ41は、軸線O方向における先端部材1側に向かって付勢されている。つまり、スラスタ41の第一当接面41aと、受圧部材42の第二当接面42aは、弾性部材43の弾性力によって互いに押し付けられた状態で係合している。すなわち、弾性部材43は、スラスタ41を受圧部材に押し付ける。弾性部材43の弾性力は、切削インサート90の圧入に必要なトルクの閾値に対応して決定されている。
なお、支点部11から把持部2の先端までの距離は、支点部11から当接部12までの距離の3~20倍であることが望ましい。
(作用効果)
次に、切削インサート取付工具100の使用方法の一例について説明する。切削インサート取付工具100を使用するに当たっては、まず切削工具本体80の挿入穴82に切削インサート90を配置する。この状態では切削インサート90は挿入穴82には圧入されていない。次いで、切削インサート取付工具100の先端部材1の支点部11を、切削工具本体80の工具挿入穴81hに挿入する。その後、把持部2を把持して、支点部11を支点として下方に向かって切削インサート取付工具100に力を加える。すると、支点部11を支点として、当接部12に下方に向かう力が作用し、切削インサート90が挿入穴82に圧入され始める。
ここで、切削インサート90を切削工具本体80に取り付けるに当たっては、切削インサート90自体の取付姿勢、圧入量(荷重)等を厳密に管理する必要がある。しかしながら、従来の技術では、作業者が付加する力に依存して荷重が変動してしまうため、切削インサート90を一定の荷重のもとで圧入することが難しいという課題があった。
そこで、本実施形態では、切削インサート取付工具100にトルク管理部4が設けられている。上記構成によれば、把持部2に付加されるトルクが閾値以下である状態では、弾性部材によって付勢されたスラスタ41が先端部材1(受圧部材42)に係合している。これにより、作業者が付加した力が先端部材1に伝わることになる。このとき、トグルリンク45が、図3に示す姿勢で、受圧部材42とスラスタ41とを連結する。一方で、弾性部材43の弾性力はトルクの閾値に対応していることから、把持部2に付加される力が閾値を超えると、当該力が弾性部材43の弾性力を上回る。これにより、トグルリンク45が図3中の反時計回りに回転して第一当接面41aと第二当接面42aとが瞬間的に離間し、再び接触する。この際に生じる衝撃や音によって作業者は、トルクが閾値を超えたことを認知することができる。その結果、容易に一定の荷重で切削インサート90を切削工具本体80に取り付けることが可能となる。なお、閾値を超える力が解除された場合には、弾性部材43の作用によってトグルリンクが図3中の時計回りに回転し、図3の姿勢に戻る。
以上、説明したように、上記構成によれば、支点部11を支点として把持部2に力を付加することによって、当接部12が切削インサート90を押圧し、当該切削インサート90が切削工具本体に圧入される。このとき、把持部2に付加されたトルクが閾値を超えると、トルク管理部4によってその旨が作業者に伝えられる。これにより、当該作業者は一定の荷重で切削インサートを切削工具本体に取り付けることができる。
また、上記構成では、支点部11、当接部12、トルク管理部4、及び把持部2は、支点81を基準として同一の直線(軸線O)上に配置されている。この構成によれば、把持部2に力を付加した際に、先端部材1、トルク管理部4、及び把持部2のそれぞれにねじれが生じないことから、より正確かつ安定的に規定のトルクを発生させることができる。
さらに、上記構成では、支点部11から把持部2の先端までの距離は、支点部11から当接部12までの距離の3~20倍である。この構成によれば、把持部2に力を付加した際に支点を中心として生じるモーメントを十分に大きく確保することが可能となる。これにより、当接部12を介して、より大きな力を切削インサート90に付加することができる。
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、上記の構成に種々の変更や改修を施すことが可能である。例えば、上記実施形態における弾性部材43は、必要とされるトルクごとに交換可能な状態で複数種類用意してもよい。又は、弾性部材43の全長(軸線O方向の長さ)を可変とすることによって、必要とされるトルクに応じて弾性力を変化させることも可能である。これにより、圧入に要する力が異なる複数種類の切削インサート90に対しても柔軟に対応することが可能となる。
また、上記実施形態では、工具挿入穴81hに支点部11を挿入した状態で作業を行う例について説明した。しかしながら、切削インサート取付工具100の支持の態様は上記に限定されず、例えばピンによって回動可能に先端部材1を切削工具本体80上で支持することも可能である。
1 先端部材
1p スプリングピン
2 把持部
3 リテーナ
4 トルク管理部
11 支点部
12 当接部
41 スラスタ
41a 第一当接面
42 受圧部材
42a 第二当接面
43 弾性部材
70 切削工具
80 切削工具本体
81 支点
81h 工具挿入穴
82 挿入穴
90 切削インサート
100 切削インサート取付工具

Claims (4)

  1. 切削工具本体、及び該切削工具本体に圧入された状態で保持される切削インサートを備える切削工具の前記切削インサートを取り付けるための切削インサート取付工具であって、
    前記切削工具本体上で予め定められた支点で支持される支点部、及び該支点部と一体に形成され、前記切削インサートに当接可能な当接部を有する先端部材と、
    該先端部材に連結され、前記当接部を挟んで前記支点部とは反対方向に延びる把持部と、
    該把持部と前記当接部との間に設けられ、前記把持部に付加された前記支点回りのトルクが予め定められた閾値を超えた場合に作業者に認知させるトルク管理部と、
    を備える、
    切削インサート取付工具。
  2. 前記トルク管理部は、
    前記先端部材に当接する受圧部材と、
    トグルリンクを介して前記受圧部材に連結されるスラスタと、
    該スラスタを、前記受圧部材に押し付ける弾性部材と、
    を有する、
    請求項1に記載の切削インサート取付工具。
  3. 前記支点部、前記当接部、前記トルク管理部、及び前記把持部は、前記支点を基準として同一の直線上に配置されている、
    請求項1又は2に記載の切削インサート取付工具。
  4. 前記支点部から前記把持部の先端までの距離は、前記支点部から前記当接部までの距離の3~20倍である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の切削インサート取付工具。
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