JP2023042444A - 基板研削装置及び基板研削方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023042444000001
【課題】大型の基板を効率良く高精度に研削することができる基板研削装置及び基板研削方法を提供する。
【解決手段】基板30を吸着して保持した状態で回転するワークテーブル20と、ワークテーブル20に保持されて回転する基板30を回転しながら研削するカップホイール型の第1の研削といし11と、ワークテーブル20に保持されて回転する基板30を回転しながら研削するカップホイール型の第2の研削といし15と、を具備し、第1の研削といし11及び第2の研削といし15は、回転する基板30に対して同時に接触可能な位置に設けられており、ワークテーブル20は、基板30の回転中心が第1の研削といし11の研削範囲内となる第1の研削位置25から第2の研削といし15の研削範囲内となる第2の研削位置26に移動可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板研削装置及び基板研削方法に関し、特に、大型実装基板の研削に適した基板研削装置及び基板研削方法に関する。
近年、研削加工の対象物である基板の大型化が進められている。この種の大型の基板として、例えば、WLP(Wafer Level Package)や、WLPを更に大型化した大型実装基板であるPLP(Panel Level Package)等が知られている。そして、この種の大型の基板を効率的且つ高精度に研削する技術が求められている。
特許文献1には、この種の大型の基板の研削に用いられる基板研削装置が開示されている。同文献に開示された基板研削装置は、ワークテーブルに保持されて回転する基板を回転しながら研削するカップホイール型の仕上げ研削といしと、仕上げ研削といしと同時に基板に接近して回転しながら基板を研削するカップホイール型の粗研削といしと、を具備する。
このような構成により、反りの大きいPLP等の大型実装基板をターンテーブル等で搬送することなく、仕上げ研削といしと粗研削といしで同時に研削することができる。よって、基板研削装置を大型化することなく、大型の基板を短時間で高精度に研削することができる。
特開2020-40189号公報
しかしながら、上記した従来技術の基板研削装置は、効率的な研削加工を実現するために改善すべき点があった。
具体的には、特許文献1に開示された従来技術の基板研削装置は、基板を移動することなく仕上げ研削といしと粗研削といしで基板を同時に研削することができるので、効率的な研削加工が可能である。
ところが、同文献の基板研削装置では、粗研削といしは、その研削範囲が基板の回転中心を通過しない位置に設けられており、基板の回転中心近傍を研削することができない。即ち、粗研削が行われても、基板の回転中心近傍には、研削されていない凸部が残される。基板の回転中心近傍に残された凸部は、仕上げ研削といしのみによって研削されることになる。
そのため、従来技術の基板研削装置は、仕上げ研削といしによる研削量が多く、研削加工時間の短縮が難しいという問題点があった。また、仕上げ研削といしの摩耗量が多く、交換回数も多くなるので、基板の生産コストが高いという問題点もある。
特に近年、PLP等の大型実装基板の表面を更に高精度に加工することが要求されており、仕上げ研削といしとして、従来よりも砥粒径の小さい研削といしを使用することが求められている。
前述のとおり、従来技術の基板研削装置では、仕上げ研削といしで基板の回転中心近傍の凸部を研削することが必要である。そのため、仕上げ研削といしの選択に凸部の研削ができる制約があった。
例えば、基板の被加工面を高精度に研削するため粒度#8000の仕上げ研削といしを使用することが要求されても、従来技術の基板研削装置では、回転中心近傍の凸部の研削に時間を要し、また、仕上げ研削といしの摩耗が激しいので、実用が難しかった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、大型の基板を効率良く高精度に研削することができる基板研削装置及び基板研削方法を提供することにある。
本発明の基板研削装置は、基板を吸着して保持した状態で回転するワークテーブルと、前記ワークテーブルに保持されて回転する前記基板を回転しながら研削するカップホイール型の第1の研削といしと、前記ワークテーブルに保持されて回転する前記基板を回転しながら研削するカップホイール型の第2の研削といしと、を具備し、前記第1の研削といし及び前記第2の研削といしは、回転する前記基板に対して同時に接触可能な位置に設けられており、前記ワークテーブルは、前記基板の回転中心が前記第1の研削といしの研削範囲内となる第1の研削位置から前記第2の研削といしの研削範囲内となる第2の研削位置に移動可能であることを特徴とする。
また、本発明の基板研削方法は、回転自在なワークテーブルに基板を吸着させるチャッキング工程と、前記基板を保持した前記ワークテーブルをカップホイール型の第1の研削といし及び第2の研削といしの下方の第1の研削位置に送る搬送工程と、前記第1の研削位置において前記ワークテーブルを回転させて保持されている前記基板を回転させると共に前記第1の研削といしを回転させて前記基板を研削する第1の研削工程と、前記第1の研削工程を実行した後、前記基板を保持した前記ワークテーブルを第1の研削といし及び第2の研削といしの下方の第2の研削位置に送る位置変更工程と、前記第2の研削位置において前記ワークテーブルを回転させて保持されている前記基板を回転させると共に前記第2の研削といしを回転させて前記基板を研削する第2の研削工程と、を具備し、前記第1の研削位置では、前記基板の回転中心が前記第1の研削といしの研削範囲内にあり、前記第2の研削位置では、前記基板の回転中心が前記第2の研削といしの研削範囲内にあることを特徴とする。
本発明の基板研削装置によれば、ワークテーブルに保持されて回転する基板を回転しながら研削するカップホイール型の第1の研削といし及び第2の研削といしを有し、第1の研削といし及び第2の研削といしは、回転する基板に対して同時に接触可能な位置に設けられており、ワークテーブルは、基板の回転中心が第1の研削といしの研削範囲内となる第1の研削位置から第2の研削といしの研削範囲内となる第2の研削位置に移動可能である。このような構成により、第1の研削といし及び第2の研削といしをそれぞれ好適に設定し、基板を効率良く高精度に研削することができる。例えば、第1の研削といしを粗研削といし、第2の研削といしを仕上げ研削といしとして、粗研削から仕上げ研削まで効率良く実行することができる。
また、第1の研削といし及び第2の研削といしは、回転する基板に対して同時に接触可能な位置に設けられているので、第1の研削位置から第2の研削位置への移動も容易である。従来の一般的な基板研削装置のように、離れた位置に粗研削ポジションや仕上げ研削ポジションを設け、それぞれのポジションに移動するワークテーブルに基板を載せ替えて搬送する必要がない。また、複数のワークテーブルが載置される大型のターンテーブル等を設ける必要もない。よって、本発明の基板研削装置は、装置のフットプリントを抑えて、PLP等の大型実装基板を効率良く高精度に研削することができる。
また、本発明の基板研削装置によれば、前記第1の研削位置で前記第1の研削といしによる前記基板の研削が実行され、前記第2の研削位置で前記第2の研削といしによる前記基板の研削が実行されても良い。
これにより、第1の研削位置においては、第1の研削といしで基板の回転中心近傍を含む被加工面全域を研削することができ、且つ、第2の研削位置においては、第2の研削といしで基板の回転中心近傍を含む被加工面全域を研削することができる。よって、第1の研削といし及び第2の研削といしを各々有効に利用して、基板の被加工面を効率良く高精度に研削することができる。
具体的には、第1の研削といしを砥粒径の大きい粗研削といし、第2の研削といしを砥粒径の小さい仕上げ研削といしとして、第1の研削といしで基板の被加工面の全領域を粗研削した後、第2の研削といしで基板の被加工面の全領域を仕上げ研削することができる。
即ち、効率的な粗研削で、基板の回転中心近傍に未研削の凸部を残すことなく、基板の加工面の全域を平坦化した後、仕上げ研削を行うことができる。仕上げ研削を行う第2の研削といしは、従来技術の基板研削装置のように基板の回転中心近傍に残された凸部を研削する必要がない。よって、従来技術よりも砥粒径の小さい仕上げ研削といしを利用して、短時間の研削加工で、基板の被加工面を高精度に仕上げることができる。
また、第2の研削といしは、基板の回転中心近傍の凸部を研削する必要がないので、少ない摩耗量に抑えられる。よって、研削といしの使用量を減らすことができ、基板の生産コストを削減することができる。
また、本発明の基板研削装置によれば、前記第2の研削位置において前記第1の研削といし及び前記第2の研削といしが同時に前記基板を研削可能であっても良い。これにより、例えば、粗研削用の砥粒径の大きい第1の研削といしと、仕上げ研削用の砥粒径の小さい第2の研削といしと、を同時に利用した研削を実行し、研削加工の効率を向上させることができる。
また、本発明の基板研削方法によれば、回転自在なワークテーブルに基板を吸着させるチャッキング工程と、基板を保持したワークテーブルをカップホイール型の第1の研削といし及び第2の研削といしの下方の第1の研削位置に送る搬送工程と、第1の研削位置においてワークテーブルを回転させて保持されている基板を回転させると共に第1の研削といしを回転させて基板を研削する第1の研削工程と、第1の研削工程を実行した後、基板を保持したワークテーブルを第1の研削といし及び第2の研削といしの下方の第2の研削位置に送る位置変更工程と、第2の研削位置においてワークテーブルを回転させて保持されている基板を回転させると共に第2の研削といしを回転させて基板を研削する第2の研削工程と、を具備し、第1の研削位置では、基板の回転中心が第1の研削といしの研削範囲内にあり、第2の研削位置では、基板の回転中心が第2の研削といしの研削範囲内にある。これにより、PLP等の大型実装基板を効率良く高精度に研削することができる。
また、本発明の基板研削方法によれば、前記第2の研削工程において、前記第1の研削といし及び前記第2の研削といしが同時に回転して前記基板に接近し前記基板が研削された後、前記第1の研削といしが前記基板から離れた状態で前記第2の研削といしが前記基板に接近して前記基板が研削されても良い。これにより、例えば、砥粒径の大きい第1の研削といしを使用した粗研削工程と、砥粒径の小さい第2の研削といしを使用した仕上げ研削工程と、の間に、第1の研削といしと第2の研削といしを同時に利用した研削を行うことができ、研削加工の効率を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る基板研削装置の概略を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る基板研削装置の第1の研削位置における研削ステージ付近を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る基板研削装置の第1の研削位置における研削ステージ付近を模式的に示す縦断面図である。 本発明の実施形態に係る基板研削装置の第2の研削位置における研削ステージ付近を示す平面図である。 本発明の実施形態に係る基板研削装置の第2の研削位置における研削ステージ付近を模式的に示す縦断面図である。 本発明の実施形態に係る基板研削装置の粗研削工程における基板の回転中心付近を模式的に示す縦断面図である。 本発明の実施形態に係る基板研削装置の仕上げ研削工程における基板の回転中心付近を模式的に示す縦断面図である。 本発明の実施形態に係る基板研削装置の第2の研削工程の他の例における基板の回転中心付近を模式的に示す縦断面図である。 本発明の実施形態に係る基板研削装置の第2の研削工程の他の例における基板の回転中心付近を模式的に示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る基板研削装置を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る基板研削装置10の概略を示す平面図である。
図1を参照して、基板研削装置10は、基板30を研削または研磨する装置である。
基板研削装置10の加工対象物である基板30は、例えば、PLP等の大面積の実装基板や、パッケージ基板、その他の積層基板、半導体基板、コンデンサ等の素子用の基板等であっても良い。基板研削装置10は、基板30の主面から基板30を構成する樹脂層、銅電極、半導体素子等を高精度に研削または研磨し、反りのある大面積の基板30であっても効率良く加工することができる。
基板研削装置10は、加工対象物である基板30を設置するためのスタンバイステージ23と、基板30の研削を実行するための研削ステージ24と、基板30を保持するワークテーブル20と、第1の研削といしである粗研削といし11と、第2の研削といしである仕上げ研削といし15と、を有する。
スタンバイステージ23は、加工前に加工対象の基板30をワークテーブル20に固定すると共に、研削加工後にワークテーブル20から基板30のチャッキングを取り外すためのステージである。
スタンバイステージ23の上方には、ワークテーブル20の真空チャックに基板30を吸着させるための貼付ハウジング22が設けられている。スタンバイステージ23において、ワークテーブル20の上面に載置された基板30は、上方から下降する貼付ハウジング22と下方のワークテーブル20との間に挟まれ、真空吸着によってワークテーブル20に固定される。基板30がワークテーブル20に固定された後、貼付ハウジング22は基板30から離れて上昇する。
ワークテーブル20は、研削工程において基板30を保持した状態で回転するテーブルであり、スタンバイステージ23と研削ステージ24との間を略水平に移動して基板30を搬送することができるよう設けられている。
具体的には、ワークテーブル20は、スタンバイステージ23で上面に基板30が吸着された後、研削ステージ24の所定の位置に移動し、基板30を支持した状態で回転する。基板30の研削が終了した後、ワークテーブル20は、スタンバイステージ23の所定の位置に移動する。
なお、ワークテーブル20は、基板30の回転中心21が粗研削といし11の研削範囲内となる第1の研削位置25(図2参照)から仕上げ研削といし15の研削範囲内となる第2の研削位置26(図4参照)に移動可能である。詳細については後述する。
研削ステージ24は、基板30の研削工程を実行するためのポジションである。研削ステージ24には、ワークテーブル20の上面に吸着された基板30がワークテーブル20と共に搬送され、粗研削といし11及び仕上げ研削といし15によって基板30の研削工程が行われる。
粗研削といし11は、回転しながら基板30を研削するカップホイール型の研削といしであり、粗研削コラム13によって上下方向に移動可能に支持されている。粗研削といし11は、研削ステージ24に搬送されたワークテーブル20及び基板30の上方に設けられている。
仕上げ研削といし15は、回転しながら基板30を研削するカップホイール型の研削といしであり、仕上げ研削コラム17によって上下方向に移動可能に支持されている。仕上げ研削といし15は、研削ステージ24に搬送されたワークテーブル20及び基板30の上方に設けられている。
研削ステージ24には、定寸装置28が設けられている。定寸装置28は、基板30を高精度に研削するため、基板30の上面位置を正確に検出して基板30の加工寸法を計測する装置である。
基板研削装置10には、制御盤27が設けられている。制御盤27は、各種情報を入力するための入力部や各種情報を表示するモニター、各種演算等を行う演算部等を有する。制御盤27は、入力された情報に基づき、各種演算を実行し、基板研削装置10全体における加工の監視及び制御等を行う。
また、基板研削装置10には、粗研削といし11及び仕上げ研削といし15を洗浄するための図示しない洗浄液噴射装置が設けられても良い。洗浄液噴射装置は、粗研削といし11に洗浄液を吹き付けるための噴射ノズルと、仕上げ研削といし15に洗浄液を吹き付けるための噴射ノズルと、を有する。
噴射ノズルからは、例えば、3MPaから17MPaの圧力で、粗研削といし11及び仕上げ研削といし15の基板30から離れたといし刃先12、16(図3参照)近傍に洗浄液が噴射される。これにより、研削工程において、粗研削といし11及び仕上げ研削といし15に付着した削り屑を洗い流すことができ、基板30を高精度に研削することができる。
図2は、基板研削装置10の第1の研削位置25における研削ステージ24付近を示す平面図である。図3は、第1の研削位置25における研削ステージ24付近を模式的に示す縦断面図である。
図2及び図3を参照して、粗研削といし11及び仕上げ研削といし15は、研削工程において回転する基板30の上面31に対して同時に接触可能な位置に設けられている。具体的には、研削工程時には、粗研削といし11は基板30の上方であって下降すれば基板30の上面31に接触可能な位置にあり、仕上げ研削といし15も基板30の上方であって下降すれば基板30の上面31に接触可能な位置にある。
第1の研削位置25は、後述する第1の研削工程が実行される基板30の位置である。なお、図2においては、第1の研削位置25は、第1の研削工程が行われる際の基板30の回転中心21の水平送り方向の位置、即ち図2における矢視方向の位置、を示している。また、第2の研削位置26は、後述する第2の研削工程が行われる際の基板30の回転中心21の位置を示している。
研削ステージ24の第1の研削位置25には、基板30の上方に、基板30を研削する粗研削といし11及び仕上げ研削といし15が併設されている。
粗研削といし11は、研削範囲の直径がワークテーブル20の半径よりも大きく、その研削範囲が基板30の回転中心21を通過する位置に設けられている。これにより、粗研削といし11は、基板30の被加工面である上面31の全域を粗研削することができる。
粗研削といし11は、主として基板30の粗研削を行うといしであり、仕上げ研削といし15は、主として基板30の仕上げ研削を行うといしである。よって、仕上げ研削といし15の砥粒径は、粗研削といし11の砥粒径よりも小さい。換言すれば、仕上げ研削といし15の粒度は、粗研削といし11の粒度よりも大きい。また、仕上げ研削といし15の直径は、粗研削といし11の直径と略同じであっても良い。
仕上げ研削といし15は、研削範囲の直径がワークテーブル20の半径よりも大きく、基板30の回転中心21に近く、粗研削といし11に接触しない位置に設けられている。
図4は、基板研削装置10の第2の研削位置26における研削ステージ24付近を示す平面図である。図5は、第2の研削位置26における研削ステージ24付近を模式的に示す縦断面図である。
図4及び図5を参照して、第2の研削位置26は、後述する第2の研削工程が実行される基板30の位置である。なお、図4においては、第1の研削位置25及び第2の研削位置26は、基板30の回転中心21の水平送り方向の位置、即ち図4における矢視方向の位置、を示している。
前述のとおり、基板30を保持するワークテーブル20は、第1の研削位置25から第2の研削位置26に位置調整可能に設けられている。
研削ステージ24の第2の研削位置26において、粗研削といし11は、基板30の回転中心21に近く、仕上げ研削といし15に接触しない位置に設けられている。
仕上げ研削といし15は、その研削範囲が基板30の回転中心21を通過する位置に設けられている。これにより、仕上げ研削といし15は、基板30の被加工面である上面31の全体を高精度に仕上げ研削することができる。
即ち、基板研削装置10は、第1の研削位置25においては、粗研削といし11で基板30の回転中心21近傍を含む被加工面全域を研削することができ、且つ、第2の研削位置26においては、仕上げ研削といし15で基板30の回転中心21近傍を含む被加工面全域を高精度に研削することができる。
具体的には、第1の研削といしを砥粒径の大きい粗研削といし11、第2の研削といしを砥粒径の小さい仕上げ研削といし15として、第1の研削といしで基板30の被加工面の全領域を粗研削した後、第2の研削といしで基板30の被加工面の全領域を仕上げ研削することができる。
このように基板研削装置10は、第1の研削といし及び第2の研削といしをそれぞれ好適に設定し、基板30を効率良く高精度に研削することができる。
また、粗研削といし11及び仕上げ研削といし15は、回転する基板30に対して同時に接触可能な近接した位置に設けられているので、第1の研削位置25から第2の研削位置26への移動も容易である。
基板研削装置10は、従来の一般的な基板研削装置のように離れた位置に粗研削用のテーブル設置設備と仕上げ研削用のテーブル設置設備を分けて設け、それぞれのテーブル設置設備に移動する別のワークテーブルに基板30を載せ替えて搬送する必要がない。
そのため、基板研削装置10は、搬送による生産時間を大幅に短縮することができ生産効率を高めることができる。また、ワークテーブル20に吸着保持された基板30を載せ替えることなく連続して粗研削と仕上げ研削を実行できるので、基板30の載せ替えによる反りの発生等の問題もなく、基板30の被加工面に効率良く高精度な平坦面を形成することができる。
また、2つの工程に対応する装置を離れた位置に設ける必要がなく、また、複数のワークテーブルが載置される大型のターンテーブル等を設ける必要もない。そのため、基板研削装置10のフットプリント、即ち占有面積、を抑えて、大型の基板30を効率良く研削することができる。よって、PLP等の大型実装基板に対応可能な小型の高性能な基板研削装置10が得られる。
例えば、加工対象の基板30が反りの大きいPLP等の大型実装基板等であっても、ターンテーブル等を設けてワークテーブル20を搬送することなく、粗研削といし11と仕上げ研削といし15を好適に利用して効率良く研削することができる。このように、基板研削装置10によって短時間で高精度な研削工程が実現する。
即ち、効率的な粗研削で、基板30の回転中心21近傍に未研削の凸部32(図8参照)を残すことなく、基板30の加工面の全域を平坦化した後、仕上げ研削を行うことができる。仕上げ研削を行う第2の研削といしは、従来技術の基板研削装置のように基板30の回転中心21近傍に残された凸部32を研削する必要がない。よって、従来技術よりも砥粒径の小さい仕上げ研削といし15を利用して、短時間の研削加工で、基板30の被加工面を高精度に仕上げることができる。
また、仕上げ研削といし15は、基板30の回転中心21近傍の凸部32を研削する必要がないので、少ない摩耗量に抑えられる。よって、仕上げ研削といし15の使用量を減らすことができ、基板30の生産コストを削減することができる。
次に、基板研削装置10による基板製造方法について詳細に説明する。
図1を参照して、先ず、回転自在なワークテーブル20に基板30を吸着させるチャッキング工程が実行される。
チャッキング工程では、ロボット等によってスタンバイステージ23にあるワークテーブル20の上面に加工対象物である基板30が載置される。そして、基板30の上方から貼付ハウジング22が下降し、基板30はワークテーブル20に真空吸着される。
そして、基板30を保持したワークテーブル20を粗研削といし11及び仕上げ研削といし15の下方の研削位置に送る搬送工程が行われる。搬送工程では、基板30を保持したワークテーブル20は、スタンバイステージ23から研削ステージ24の研削位置、詳しくは、第1の研削位置25(図2参照)、へと移動する。
研削ステージ24において、基板30を研削する研削工程が実行される。詳しくは、第1の研削位置25において粗研削といし11で基板30を研削する第1の研削工程が実行され、第2の研削位置26(図4参照)において仕上げ研削といし15で基板30を研削する第2の研削工程が実行される。
研削工程では、先ず、定寸装置28によって基板30の厚さが測定され、基板30の上面31(図3参照)よりエアーカット分高いところに粗研削といし11が位置決めされる。
研削工程において、ワークテーブル20に保持されている基板30は、ワークテーブル20と共に回転し、回転しながら下降して接触する粗研削といし11若しくは仕上げ研削といし15によって研削される。なお、研削工程の詳細については後述する。
研削工程によって研削が行われた基板30は、ワークテーブル20と共に研削ステージ24からスタンバイステージ23に移動する。そして、研削加工後の基板30は、真空吸着が切られ、ワークテーブル20から取り外される。
次に、図6ないし図9を参照して、基板研削装置10による基板30の研削工程について詳細に説明する。
図6は、粗研削工程における基板30の回転中心21付近を模式的に示す縦断面図である。
図6を参照して、研削工程では、先ず、第1の研削工程である粗研削工程が実行される。粗研削工程では、基板30は第1の研削位置25にあり、粗研削といし11が上方から基板30に接近して基板30の上面31を研削する。
具体的には、制御盤27(図1参照)は、ワークテーブル20(図3参照)を回転させて保持されている基板30を回転させると共に、粗研削といし11を回転させて下方に送る。
これにより、粗研削といし11の研削範囲内にある回転中心21を中心として回転する基板30の上面31に、回転する粗研削といし11のといし刃先12が接触して、基板30の上面31の全域が研削される。
粗研削工程における粗研削といし11の切り込み速度は、例えば、10から300μm/分が好ましく、更に好ましくは、30から300μm/分である。これにより粗研削といし11の摩耗が少なく、効率的で高精度な研削が可能となる。
なお、仕上げ研削といし15のといし刃先16は、粗研削といし11のといし刃先12よりも上方にある。即ち、仕上げ研削といし15のといし刃先16は、基板30から離れた上方にあって仕上げ研削といし15による研削は行われていない。
このように粗研削工程において、基板30の回転中心21は粗研削といし11の研削範囲内にあり、砥粒径が大きく摩耗の少ない粗研削といし11によって、基板30の回転中心21近傍を含む上面31の全域の研削が効率良く行われる。
次に、粗研削工程が実行された後、基板30を保持したワークテーブル20を粗研削といし11及び仕上げ研削といし15の下方の第2の研削位置26に送る位置変更工程が行われる。
位置変更工程では、図3に示すように、研削加工を終えた粗研削といし11は、上昇して基板30の上面31から離れる。即ち、粗研削といし11のといし刃先12は、仕上げ研削といし15のといし刃先16と略同様に、基板30の上面31から離れた状態となる。
そして、基板30は、ワークテーブル20と共に水平移動し、図5に示すように、基板30の回転中心21が仕上げ研削といし15の研削範囲内に入る第2の研削位置26に送られる。
図7は、仕上げ研削工程における基板30の回転中心21付近を模式的に示す縦断面図である。
図7を参照して、位置変更工程で基板30が第2の研削位置26に送られた後、第2の研削工程としての仕上げ研削工程が行われる。仕上げ研削工程では、第2の研削といしである仕上げ研削といし15によって基板30の研削が行われる。
具体的には、粗研削といし11が基板30の上面31に接触しない状態で、制御盤27(図1参照)は、ワークテーブル20(図3参照)を回転させて保持されている基板30を回転させると共に、仕上げ研削といし15を回転させて下方に送る。
これにより、仕上げ研削といし15の研削範囲内にある回転中心21を中心として回転する基板30の上面31に、回転する仕上げ研削といし15のといし刃先16が接触して、基板30の上面31の全域が研削される。
仕上げ研削工程における仕上げ研削といし15の切り込み速度は、例えば、5から300μm/分であり、好ましくは、5から100μm/分、更に好ましくは、10から100μm/分である。これにより仕上げ研削といし15の摩耗が少なく、効率的で高精度な仕上げ研削が可能となる。
仕上げ研削といし15は、基板30の被加工面を高精度に研削するため、例えば、粒度#4000から#30000、好ましくは、粒度#8000から#30000である。基板研削装置10は、第1の研削といしとしての粗研削といし11で基板30の上面31全域を研削してから、第2の研削といしとしての仕上げ研削といし15で基板30の上面31が研削される。
よって、基板研削装置10は、仕上げ研削といし15として従来技術では使用することが難しかった高番手のといしを利用することができる。これにより、従来技術の基板研削装置では難しかった高精度な基板研削が実現し、例えば、PLP等の大型実装基板を効率良く高精度に平坦化することができる。
仕上げ研削工程における仕上げ研削といし15の加工代は極めて少なく、仕上げ研削といし15の摩耗量は少ない。具体的には、基板研削装置10によれば、1種類の研削といしで粗研削から仕上げ研削までの全ての研削工程を実行する従来技術の研削方法に比べて、被加工面をより高精度に平坦化することができ、且つ研削加工時間を約1/2以下に、研削といしのランニングコストを約1/4以下に抑えることができる。
図8は、第2の研削工程における他の例として基板30の回転中心21付近を模式的に示す縦断面図である。
図8に示すように、基板研削装置10は、第2の研削位置26において粗研削といし11及び仕上げ研削といし15が同時に基板30を研削可能である。即ち、粗研削といし11及び仕上げ研削といし15は、同時に回転しながら、ワークテーブル20に保持されて回転する基板30に対して同時に接近して、基板30を同時に研削するよう制御されても良い。
具体的には、図6に示す如く、第1の研削位置25で粗研削といし11のみを利用した第1の研削工程が実行され、位置変更工程で基板30の位置が第2の研削位置26に変更された後に、図8に示す如く、粗研削用の砥粒径の大きい粗研削といし11と、仕上げ研削用の砥粒径の小さい仕上げ研削といし15と、の双方を利用した研削工程が実行されても良い。
粗研削といし11及び仕上げ研削といし15を同時に利用した研削工程では、粗研削といし11のといし刃先12が仕上げ研削といし15のといし刃先16よりも基板30の上面31に近い状態で、即ちといし刃先12がといし刃先16よりも低い状態で、粗研削といし11及び仕上げ研削といし15が基板30に接近して基板30が研削される。
仕上げ研削といし15のといし刃先16から下方の粗研削といし11のといし刃先12までの距離は、例えば、1から50μm、好ましくは、1から30μmである。なお、粗研削といし11及び仕上げ研削といし15を、互いの位置関係を維持したまま同じ切り込み速度で送ることも可能である。
このように第2の研削位置26における研削で、粗研削といし11の方が基板30に近い状態で研削が行われることにより、砥粒径が大きく摩耗の少ない研削といし11によって、基板30の回転中心21近傍を除く広い範囲の研削が効率良く行われる。
第2の研削位置26において基板30の回転中心21を含む全体を研削可能な仕上げ研削といし15は、粗研削といし11と同時に回転しながら下降する。これにより、粗研削といし11が接触せずに研削されなかった基板30の回転中心21近傍の凸部32を、仕上げ研削といし11で研削することができる。
図9は、基板研削装置10の第2の研削工程の他の例における基板30の回転中心付近を模式的に示す縦断面図である。
図8に示す粗研削といし11及び仕上げ研削といし15の双方を利用した研削工程が実行された後、図9に示すように、粗研削といし11は、仕上げ研削といし15よりも上方に移動する。即ち、粗研削といし11のといし刃先12は、仕上げ研削といし15のといし刃先16よりも上方になり、基板30の上面31から離れた状態となる。
そして、粗研削といし11が基板30の上面31に接触しない状態で仕上げ研削といし15が回転しながら基板30に接触して基板30の研削が行われる。これにより、粗研削といし11のといし刃先12が接触せず研削されなかった基板30の回転中心21近傍の凸部32が、仕上げ研削といし11によって研削される。
図6を参照して既に説明したとおり、第1の研削位置25における第1の研削工程によって基板30の上面31は粗研削といし11で研削されている。そして、図8及び図9に示すように、第2の研削位置26で行われる第2の研削工程における仕上げ研削といし15の研削範囲は、回転中心21近傍の狭い範囲である。よって、仕上げ研削といし15の摩耗量を少なく抑えることができる。
図9に示すように、凸部32が仕上げ研削といし11によって研削された後、図7に示すように、仕上げ研削といし11による基板30の研削が引き続き実行される。そして、既に説明したように、仕上げ研削といし11のといし刃先12によって、基板30の上面31全体が高精度に仕上げ研削されて平坦化する。
以上説明の如く、本実施形態では、ワークテーブル20の搬送回数を減らし装置のフットプリントを抑えつつ効率的な研削加工が行われる。また、仕上げ研削といし15の研磨量を抑えつつ大型実装基板等を効率良く高精度に研削することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
10 基板研削装置
11 粗研削といし
12 といし刃先
13 粗研削コラム
15 仕上げ研削といし
16 といし刃先
17 仕上げ研削コラム
20 ワークテーブル
21 回転中心
22 貼付ハウジング
23 スタンバイステージ
24 研削ステージ
25 第1の研削位置
26 第2の研削位置
27 制御盤
28 定寸装置
30 基板
31 上面
32 凸部

Claims (5)

  1. 基板を吸着して保持した状態で回転するワークテーブルと、
    前記ワークテーブルに保持されて回転する前記基板を回転しながら研削するカップホイール型の第1の研削といしと、
    前記ワークテーブルに保持されて回転する前記基板を回転しながら研削するカップホイール型の第2の研削といしと、を具備し、
    前記第1の研削といし及び前記第2の研削といしは、回転する前記基板に対して同時に接触可能な位置に設けられており、
    前記ワークテーブルは、前記基板の回転中心が前記第1の研削といしの研削範囲内となる第1の研削位置から前記第2の研削といしの研削範囲内となる第2の研削位置に移動可能であることを特徴とする基板研削装置。
  2. 前記第1の研削位置で前記第1の研削といしによる前記基板の研削が実行され、
    前記第2の研削位置で前記第2の研削といしによる前記基板の研削が実行されることを特徴とする請求項1に記載の基板研削装置。
  3. 前記第2の研削位置において前記第1の研削といし及び前記第2の研削といしが同時に前記基板を研削可能であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の基板研削装置。
  4. 回転自在なワークテーブルに基板を吸着させるチャッキング工程と、
    前記基板を保持した前記ワークテーブルをカップホイール型の第1の研削といし及び第2の研削といしの下方の第1の研削位置に送る搬送工程と、
    前記第1の研削位置において前記ワークテーブルを回転させて保持されている前記基板を回転させると共に前記第1の研削といしを回転させて前記基板を研削する第1の研削工程と、
    前記第1の研削工程を実行した後、前記基板を保持した前記ワークテーブルを前記第1の研削といし及び前記第2の研削といしの下方の第2の研削位置に送る位置変更工程と、
    前記第2の研削位置において前記ワークテーブルを回転させて保持されている前記基板を回転させると共に前記第2の研削といしを回転させて前記基板を研削する第2の研削工程と、を具備し、
    前記第1の研削位置では、前記基板の回転中心が前記第1の研削といしの研削範囲内にあり、
    前記第2の研削位置では、前記基板の回転中心が前記第2の研削といしの研削範囲内にあることを特徴とする基板研削方法。
  5. 前記第2の研削工程において、前記第1の研削といし及び前記第2の研削といしが同時に回転して前記基板に接近し前記基板が研削された後、前記第1の研削といしが前記基板から離れた状態で前記第2の研削といしが前記基板に接近して前記基板が研削されることを特徴とする請求項4に記載の基板研削方法。
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