JP2023042288A - 成績入力システム、成績管理装置及び成績入力方法 - Google Patents

成績入力システム、成績管理装置及び成績入力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】受講生の成績入力を効率良く行うことを課題とする。【解決手段】本発明では、成績管理装置10に教師ID及びクラス種別と教師種別を対応付けた教師データ14aを記憶し、教師が職員室におかれた端末装置20から教師ID及びクラス種別が送信されたならば、成績管理装置10は、受信した教師ID及びクラス種別から教師種別を特定する。そして、成績管理装置10は、特定した教師種別から成績の入力モードを自動的に設定し、設定された入力モードの画面を端末装置20に表示する。教師は、端末装置20に表示された入力画面から、成績データの入力を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の受講生の成績を効率良く入力することができる成績入力システム、成績管理装置及び成績入力方法に関する。
従来、小学校、中学校、専門学校又は大学などの各種学校では、教師が、生徒の成績、連絡事項及び所見などを保護者等に通知する必要がある。このため、特許文献1には、学校などで利用される通知表において、単に成績の集計や、通知表の作成、その他日々の指導記録などをコンピュータ化するだけでなく、それらの情報処理の結果である成績情報、連絡事項及び所見などを保護者等に通知する技術が開示されている。かかる特許文献1を用いることにより、保護者などに保管可能な通知表を通知することができる。
特開2004-191413号公報
しかしながら、教師が生徒の成績、連絡事項及び所見などのデータを成績表ファイルにデータ入力する場合に、データの入力間違いを起こしてはならない。間違った生徒の評価を付与すると、大きな問題に発展するためである。このため、教師は、慎重の上にも慎重を重ねて成績などを入力し、繰り返し入力間違いが存在するか否かを確認しているのが実情である。
特に、ある教科担当の教師の場合には、自身の担当教科の受講生の点数入力を繰り返すことになるが、クラスを担任する教師の場合には、一人の受講生について複数の教科やコメント入力(連絡事項及び所見など)を行うため、入力形式が異なる。このため、入力誤りが生じやすいという問題がある。
これらのことから、学校の教師が生徒の成績入力をいかに効率良く行えるようにするかが大きな課題となっている。かかる課題は、学校の教師が生徒の成績入力を行う場合だけではなく、企業又は勉強会において受講生の成績入力を行う場合にも同様に生ずる課題である。
本発明は、上記従来技術による問題点(課題)を解決するためになされたものであって、複数の受講生の成績入力を効率良く行うことができる成績入力システム、成績管理装置及び成績入力方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置と、前記成績管理装置と通信可能に接続され、各生徒の成績入力を行う端末装置とを有する成績入力システムであって、前記成績管理装置は、教師に付与された教師識別情報及び成績入力対象となる生徒が属するクラスのクラス情報と教師種別情報とを対応付けた教師データと、前記クラスの成績データとを記憶する記憶手段と、前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報及び前記クラス情報を取得したならば、前記記憶手段に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された教師種別情報に基づいて、成績情報の入力モードを設定する設定手段と、前記設定手段により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶手段に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記特定手段は、前記クラスを担任するクラス担任又は該クラスにおいて特定の教科を専任する教科専任として特定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記特定手段は、前記クラスを担任するクラス担任であっても、該クラスにおいて特定の教科を担当し、かつ、該特定の教科の成績情報を入力する場合には、前記教科専任として特定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記設定手段は、前記教師種別情報が前記クラス担任である場合には、第1の生徒の第1の成績入力の確定操作に応じて、前記第1の生徒の第2の成績入力の入力待ちに移行する担任モードを設定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記設定手段は、前記教師種別情報が前記教科専任である場合には、第1の生徒の所定の教科の成績入力の確定操作に応じて、前記第1の生徒とは異なる第2の生徒の前記所定の教科の成績入力の入力待ちに移行する専任モードを設定することを特徴とする。
また、本発明は、複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置と、前記成績管理装置と通信可能に接続され、各生徒の成績入力を行う端末装置とを有する成績入力システムであって、前記成績管理装置は、教師に付与された教師識別情報と教師種別情報とを対応付けた教師データと、成績データとを記憶する記憶手段と、前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報を取得したならば、前記記憶手段に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された教師種別情報に基づいて、成績情報の入力モードを設定する設定手段と、前記設定手段により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶手段に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、複数の生徒の成績入力を行う端末装置と通信可能に接続され、前記複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置であって、教師に付与された教師識別情報及び成績入力対象となる生徒が属するクラスのクラス情報と教師種別情報とを対応付けた教師データと、前記クラスの成績データとを記憶する記憶手段と、前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報及び前記クラス情報を取得したならば、前記記憶手段に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された教師種別情報に基づいて、成績情報の入力モードを設定する設定手段と、前記設定手段により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶手段に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、複数の生徒の成績入力を行う端末装置と通信可能に接続され、前記複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置であって、教師に付与された教師識別情報と教師種別情報とを対応付けた教師データと、成績データとを記憶する記憶手段と、前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情を取得したならば、前記記憶手段に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された教師種別情報に基づいて、成績情報の入力モードを設定する設定手段と、前記設定手段により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶手段に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置と、前記成績管理装置と通信可能に接続され、各生徒の成績入力を行う端末装置とを有する成績入力システムにおける成績入力方法であって、前記成績管理装置が、教師に付与された教師識別情報及び成績入力対象となる生徒が属するクラスのクラス情報と教師種別情報とを対応付けた教師データと、前記クラスの成績データとを記憶部に格納する格納工程と、前記成績管理装置が、前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報及び前記クラス情報を取得したならば、前記記憶部に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定工程と、前記成績管理装置が、前記特定工程により特定された教師種別情報に基づいて、成績情報の入力モードを設定する設定工程と、前記成績管理装置が、前記設定工程により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶部に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理工程とを含んだことを特徴とする。
また、本発明は、複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置と、前記成績管理装置と通信可能に接続され、各生徒の成績入力を行う端末装置とを有する成績入力システムにおける成績入力方法であって、前記成績管理装置が、教師に付与された教師識別情報と教師種別情報とを対応付けた教師データと、クラスの成績データとを記憶部に格納する格納工程と、前記成績管理装置が、前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報を取得したならば、前記記憶部に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定工程と、前記成績管理装置が、前記特定工程により特定された教師種別情報に基づいて、成績情報の入力モードを設定する設定工程と、前記成績管理装置が、前記設定工程により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶部に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理工程とを含んだことを特徴とする。
本発明によれば、複数の受講生の成績入力を効率良く行うことができる。
図1は、実施形態1に係る成績入力システムの概要を示す図である。 図2は、図1に示した成績入力システムのシステム構成を示す図である。 図3は、図1に示した成績管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、図3に示した教師データの一例を示す図である。 図5は、図3に示した成績データの一例を示す図である。 図6は、図3に示した成績管理装置の処理手順を示すフローチャートである。 図7は、図3に示した成績管理装置の担任モード入力の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、図3に示した成績管理装置の教科モード入力の処理手順を示すフローチャートである。 図9は、図1に示した成績入力システムの端末装置に表示される担任モード入力画面のイメージと担任モードポップアップ画面のイメージの一例(その1)を示す図である。 図10は、図1に示した成績入力システムの端末装置に表示される担任モード入力画面のイメージと担任モードポップアップ画面のイメージの一例(その2)を示す図である。 図11は、図1に示した成績入力システムの端末装置に表示される教科モード入力画面のイメージと教科モードポップアップ画面のイメージの一例(その1)を示す図である。 図12は、図1に示した成績入力システムの端末装置に表示される教科モード入力画面のイメージと教科モードポップアップ画面のイメージの一例(その2)を示す図である。
以下に、本発明に係る成績入力システム、成績管理装置及び成績入力方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に示す本実施形態では、学校の教師が生徒の成績入力を行う場合を示すこととする。
<成績入力システムの概要>
まず、本実施形態に係る成績入力システムの概要について説明する。図1は、本実施形態に係る成績入力システムの概要を説明するための説明図である。
小学校、中学校、専門学校又は大学などの各種学校(以下、「学校」と総称する)では、コンピュータを用いて生徒の成績データを管理することが多い。例えば、ある小学校の6年1組に属する40名の生徒の成績を管理する場合には、成績管理装置10の記憶部に成績データが格納される。この成績管理装置10は、インターネット上に設けられたHTTPサーバである。
成績データには、6年1組の各生徒の出席番号と氏名が事前に入力される。また、生徒ごとの算数、国語、理科、社会などの各教科の点数の入力枠と、学習態度の入力枠と、所見の入力枠とが設けられる。なお、他の入力枠が設けられる場合もある。
そして、例えば算数の教科を担当する教師は、端末装置20のウエブブラウザ又は専用アプリを用いて成績管理装置10にアクセスし、端末装置20の表示部上に成績データを表示する。教師は、端末装置20の入力部を用いて成績を入力する。端末装置20の入力部により入力データにより、成績管理装置10の記憶部に記憶された成績データが更新される。
ここで、例えば算数の教科のみを担当する教科専任教師は、端末装置20を用いて、算数のテスト結果の点数を生徒毎に順次入力する。一方、6年1組のクラス担任教師は、端末装置20を用いて、生徒の学習態度、所見を入力する。例えば、端末装置20の表示部に表示された成績データに関して、生徒の出席番号及び氏名が縦方向に並び、生徒の教科の入力枠が横方向に並ぶ場合には、教科専任教師は縦方向に順次点数入力し、クラス担任教師は、横方向に学習態度と所見を入力することになる。このように、教科専任教師とクラス担任教師とは、成績データへの入力形式が異なる。クラス担任教師は、他のクラス(例えば、6年2組)の教科専任教師となることが多いため、成績データに成績を入力する場合に、極めて慎重に入力しなければならない。
本実施形態では、かかる課題に着目して、教師の教師識別番号(以下、「教師ID」と言う)が入力されたならば、教師IDとクラス種別とに基づいて、成績の入力モードを自動的に設定し、設定された入力モードで教師が成績を入力できるようにすることにより、成績の入力を効率良く行えるようにしている。
具体的には、教師は、端末装置20を立ち上げてウエブブラウザ又は専用アプリを起動する場合に、該教師に付与された教師IDと成績入力を行うクラスとを入力する。そして、ウエブブラウザ又は専用アプリを用いて、成績管理装置10にアクセスしたならば、成績管理装置10に教師ID及びクラス種別が送信される(S1)。
成績管理装置10は、教師ID及びクラス種別を受信したならば(S2)、受信した教師ID及びクラス種別から教師種別を特定する(S3)。この教師種別は、クラス担任又は教科専任である。
成績管理装置10は、特定された教師種別に基づいて、入力モードを自動設定する(S4)。具体的には、教師種別がクラス担任である場合には、生徒の学習態度、所見を連続で入力することができる担任モードを設定し、教師種別が教科専任である場合には、担当する教科の成績情報すなわち点数を順次入力することができる教科モードを設定する。
その結果、端末装置20の表示部には、成績管理装置10により設定された入力モードにより入力することができる成績入力画面が表示される(S5)。教師は、成績入力画面に成績を入力したならば(S6)、成績管理装置10は、成績入力画面に入力されたデータにより更新された成績データを記憶部に記憶する(S7)。このように、教師の教師種別及びクラス種別によって、入力モードが自動選択され、その入力モードにしたがった成績情報の入力を可能にすることにより、成績を効率良く入力することができる。
<成績入力システムのシステム構成>
次に、図1に示した成績入力システムのシステム構成について説明する。図2は図1に示した成績入力システムのシステム構成を示す図である。図2に示すように、成績入力システムは、成績管理装置10及び複数の端末装置20a、20b、20cを有し、インターネットNを介して接続されている。
成績管理装置10は、教師種別の特定、入力モードの設定及び成績データの記憶を行う。成績管理装置10は、Webサーバ機能を有し、端末装置20からHTTPリクエストを受信すると、相応するHTTPレスポンスを送信する。
具体的には、成績管理装置10は、端末装置20から教師ID及びクラス種別を受信したならば、教師ID及びクラス種別から教師種別を特定する。そして、特定された教師種別に基づいて、教師が成績を入力する場合の入力モードを設定し、端末装置20に成績入力画面を表示する。そして、成績管理装置10は、端末装置20に成績データが入力されたならば、該成績データを記憶する。
端末装置20は、インターネットNを介してWEBアクセスするWEBブラウザを搭載した端末装置である。この端末装置20から、成績管理を行うWebページにアクセスし、成績管理装置10から表示される成績入力画面に生徒の成績を入力する。
<成績管理装置10の構成>
次に、図2に示した成績管理装置10の構成について説明する。図3は、図2に示した成績管理装置10の構成を示す機能ブロック図である。図3に示すように、成績管理装置10は、表示部11、入力部12、通信I/F部13、記憶部14及び制御部15を有する。
表示部11は、液晶パネル又はディスプレイ装置などの表示デバイスであり、入力部12は、キーボードやマウスなどの入力デバイスである。通信I/F部13は、端末装置20などの他の装置と通信を行うためのインターフェース部である。
記憶部14は、ハードディスク装置や不揮発性メモリ等の記憶デバイスであり、教師データ14a及び成績データ14bを記憶する。教師データ14aは、教師ID及びクラス種別と教師種別を対応付けた情報である。成績データ14bは、複数の生徒の出席番号と、教科、学習態度及び所感等を対応付けた成績データである。
制御部15は、成績管理装置10の全体を制御する制御部であり、教師ID受付処理部15a、教師種別特定部15b、入力モード設定部15c及び成績入力処理部15dを有する。実際には、これらプログラムをCPUにロードして実行することにより、教師ID受付処理部15a、教師種別特定部15b、入力モード設定部15c及び成績入力処理部15dにそれぞれ対応するプロセスを実行することになる。
教師ID受付処理部15aは、端末装置20から送信された教師ID及びクラス種別を受け付けて、教師種別特定部15bに教師ID及びクラス種別を引き渡す。教師種別特定部15bは、教師ID及びクラス種別を教師ID及びクラス種別と教師種別を対応付けた教師データ14aと照合し、教師ID及びクラス種別に対応する教師種別を特定する。入力モード設定部15cは、教師種別毎に生徒の成績データの入力モードを設定する。例えば、担任モードでは、同一生徒の学習態度や所感欄のみ入力ができるように設定し、学習態度が入力されたならば、所感の入力になる。
成績入力処理部15dは、成績管理装置10から端末装置20に送信された入力モード設定部15cで設定された入力モードに基づいて、端末装置20に表示された画面に入力された成績データを成績データ14bとして記憶部14に記憶する。
次に、教師データ14aの一例を説明する。図4は、図3に示した教師データ14aの一例を示す図である。図4に示すように、教師データ14aは、教師IDに対して、クラス種別、氏名、教師種別及び担当教科等を対応付けている。ここでは、教師ID「0001」に対して、クラス種別「AB小学校6年1組」、氏名「田中 ×男」、教師種別「クラス担任、教科専任」及び担当教科「算数」が対応付けられている状態を示している。
ここで、教科種別の「クラス担任」は、担当するクラスを持っている教師で、「教科専任」は、担当クラスがなく、特定の教科を専任する教師を示す。この例では、教師ID「0001」の「田中 ×男」教師は、「AB小学校6年1組」の生徒の成績を入力する場合は、「クラス担任」の種別を持つ状態を示している。なお、成績を入力するクラスが「AB小学校6年2組」の場合は、「田中 ×男」教師は、「教科専任」の教師種別を持つ。
また、教師ID「0002」に対して、クラス種別「-」、氏名「佐藤 △子」、教師種別「教科専任」及び担当教科「国語」が対応付けられている状態を示している。また、教師ID「0003」に対して、クラス種別「-」、氏名「佐々木 □子」、教師種別「教科専任」及び担当教科「音楽」が対応付けられている状態を示している。
次に、成績データ14bの一例を説明する。図5は、図3に示した成績データ14bの一例を示す図である。図5に示すように、成績データ14bは、出席番号に対して、氏名、グループ、算数、国語、音楽、学習態度及び所感等を対応付けている。ここでは、出席番号「1」に対して、氏名「安部 □子」、グループ「AB小学校6年1組」、算数「未入力」、国語「未入力」、音楽「未入力」、学習態度「未入力」及び所感「未入力」が対応付けられている状態を示している。
また、出席番号「2」に対して、氏名「井上 ×宏」、グループ「AB小学校6年1組」、算数「未入力」、国語「未入力」、音楽「未入力」、学習態度「未入力」及び所感「未入力」が対応付けられている状態を示している。また、出席番号「3」に対して、氏名「江口 △介」、グループ「AB小学校6年1組」、算数「未入力」、国語「未入力」、音楽「未入力」、学習態度「未入力」及び所感「未入力」が対応付けられている状態を示している。
<成績管理装置10の処理手順>
次に、成績管理装置10の処理手順について説明する。図6は、図3に示した成績管理装置10の処理手順を示すフローチャートである。図6に示すように成績管理装置10は、端末装置20からの教師ID及びクラス種別の受信を待機する(ステップS101:No)。
そして、成績管理装置10は、端末装置20から教師ID及びクラス種別を受信したならば(ステップS101:Yes)、教師ID及びクラス種別を教師データ14aと照合し、教師種別情報を特定する。具体的には、端末装置20から受信した教師ID及びクラス種別が教師データ14aの教師IDとクラス種別と対応する場合は、教師種別情報として「クラス担任」と特定し、教師IDは対応するが、クラス種別が対応しない場合は、教師種別情報として「教科専任」と特定する。また、高等学校のように選択教科がある場合は、教師種別情報として、クラス担任、教科専任及び選択教科専任があってもよい。
次に、特定された教師種別情報がクラス担任である場合は(ステップS103:Yes)、担任モードで入力するか否かを判定する。これは、担任の場合には、担任として生徒の学習態度や所感等を入力する場合と、教科の担当として特定の教科の成績を入力する場合が存在するため、あらかじめ担任モードで入力をするのか、教科モードで入力をするのかを判定する必要がある。担任モードで入力をする場合は(ステップS104:Yes)、担任モード入力で成績の入力を行う(ステップS105)。担任モード入力での成績データの入力が完了したならば、処理を終了する。担任モード入力で入力をしない場合は(ステップS104:No)、教科モード入力で入力を行う(ステップS106)。
また、成績管理装置10は、教師種別情報が担任でない場合は(ステップS103:No)、教科モード入力で成績データの入力を行い(ステップS106)、入力が完了したならば、処理を終了する。
<担任モード入力の処理手順>
次に、成績管理装置10の担任モード入力(ステップS105)の処理手順について説明する。図7は、図6に示した担任モード入力の処理手順を示すフローチャートである。図7に示すように、成績管理装置10は、担任モード入力の一覧表を端末装置20に表示する(ステップS201)。ここで担任モード入力の一覧表とは、担任が入力する学習態度や所感等の欄が入力可能となった一覧表である。
次に、成績管理装置10は、一覧表の入力可能項目が選択されるのを待機する(ステップS202:No)。一覧表の入力可能項目が選択されたならば(ステップS202:Yes)、その選択された入力可能項目の入力画面をポップアップ画面として表示する(ステップS203)。そして、ポップアップ画面の入力文字が確定されず(ステップS204:No)、また、「次へ」が操作されなかった場合は(ステップS205:No)、ステップS204に戻る。
ポップアップ画面の入力文字が確定されたならば(ステップS204:Yes)、成績データ14bを更新し、記憶する(ステップS206)。文字が入力されておらず(ステップS204:No)、「次へ」が操作されたならば(ステップS205:Yes)、成績データを更新し、記憶する(ステップS206)。そして、次の入力可能項目が存在するか否かを判定する。次の入力可能項目が存在したならば(ステップS207:Yes)、同一の出席番号の横方向の次の入力可能項目へ移動し(ステップS208)、ステップS203へ移行する。また、次の入力可能項目が存在しない場合は(ステップS207:No)、ポップアップ画面の「終了」が操作されるのを待機する(ステップS209:No)。
ポップアップ画面の「終了」が操作されたならば(ステップS209:Yes)、図6に戻り処理を終了する。
<教科モード入力の処理手順>
次に、成績管理装置10の教科モード入力(ステップS107)の処理手順について説明する。図8は、図6に示した教科モード入力の処理手順を示すフローチャートである。図8示すように、成績管理装置10は、教科モード入力の一覧表を端末装置20に表示する(ステップS301)。ここで教科モード入力の一覧表とは、教科の担当教師が入力する特定の教科の成績欄が入力可能となった一覧表である。
次に、成績管理装置10は、一覧表の入力可能項目が選択されるのを待機する(ステップS302:No)。一覧表の入力可能項目が選択されたならば(ステップS302:Yes)、その選択された入力可能項目の入力画面をポップアップ画面として表示する(ステップS303)。そして、ポップアップ画面の入力文字が確定されず(ステップS304:No)、また、「次へ」が操作されなかった場合は(ステップS305:No)、ステップS304に戻る。
ポップアップ画面の入力文字が確定されたならば(ステップS304:Yes)成績データを更新し、記憶する(ステップS306)。文字が入力されておらず(ステップS304:No)、「次へ」が操作されたならば(ステップS305:Yes)、成績データを更新し、記憶する(ステップS306)。そして、次の入力可能項目が存在するか否かを判定する。次の入力可能項目が存在したならば(ステップS307:Yes)、同一教科の縦方向の次の生徒の入力可能項目へ移動し(ステップS308)、ステップS303へ移行する。また、次の入力可能項目が存在しない場合は(ステップS307:No)、ポップアップ画面の「終了」が操作されるのを待機する(ステップS309:No)。
ポップアップ画面の「終了」が操作されたならば(ステップS309:Yes)、図6に戻り処理を終了する。
次に、成績入力システムの担任モード入力画面について説明する。図9及び図10は、成績入力システムの端末装置20に表示される担任モード入力画面のイメージ及び担任モードポップアップ画面のイメージの一例を示す。図9(a)に示すように、担任モード入力画面は、入力モードとして「担任モード」が表示され、出席番号、氏名、グループ、算数、国語、音楽、学習態度及び所感等が対応付けられて一覧表として表示される。
担任モード入力では、各生徒の学習態度及び所感欄が入力可能であり、それ以外の欄は入力ができないように制御されている。そして、出席番号「1」の生徒の学習態度の欄を入力するために、学習態度欄にカーソルを合わせ、マウス等のボタンをクリックすると、図9(b)に示すような担任モード入力のポップアップ画面が、端末装置20の表示部に表示される。ここでは、選択した生徒の「氏名 安部 □子」、「学習態度:400文字以内」、所感の入力欄及び制御ボタン(前へ及び終了)が表示されている状態を示している。成績入力システムは、ポップアップ画面の文字入力欄に「授業態度は大変良好であり…」が入力され、入力文字が確定されたならば、横方向の入力可能項目、「所感」の入力へ移行する。
そして、図10(a)に示すように、入力された文字が学習態度欄に表示され、入力欄が出席番号「1」の生徒の所感欄に移行している状態を示している。また、図10(b)に示すように、担任モードポップアップ画面も、「氏名 安部 □子」、「所感:400文字以内」、所感の入力欄及び制御ボタン(次へ及び終了)が表示されている状態を示している。なお、成績入力システムでは、同一生徒の横方向への入力が完了すると、次の生徒、出席番号「2」、氏名「井上 ×宏」の学習態度欄の入力に移行する。
次に、成績入力システムの教科モード入力画面について説明する。図11及び図12は、成績入力システムの端末装置20に表示される教科モード入力画面のイメージ及び教科モードポップアップ画面のイメージの一例を示す。図11(a)に示すように、教科モード入力画面は、入力モードとして「教科モード」が表示され、出席番号、氏名、グループ、算数、国語、音楽、学習態度及び所感等が対応付けられて一覧表として表示される。
教科モード入力では、教師IDに対応付けられた教師の担当教科の欄の入力が可能であり、それ以外の欄は入力ができないように制御されている。図11(a)では、教科が「音楽」のみ入力可能な状態を示している。そして、出席番号「1」の生徒の音楽の成績を入力するために、音楽の成績を入力する欄にカーソルを合わせマウス等のボタンをクリックすると、図11(b)に示すような教科モード入力のポップアップ画面が、端末装置20の表示部に表示される。ここでは、選択した生徒の「氏名 安部□子」、「音楽>点数」、点数入力欄及び制御ボタン(前へ及び終了)が表示されている状態を示している。成績入力システムは、ポップアップ画面の文字入力欄に「90」が入力されたならば、入力された成績データを成績管理装置10に記憶し、一覧表の縦方向の入力可能項目の入力へ移行する。
そして、図12(a)に示すように、入力された出席番号「1」の生徒の音楽の成績が表示され、入力欄が出席番号「2」の生徒の音楽の欄に移行している状態を示している。また、図12(b)に示すように、教科モードポップアップ画面も氏名「井上 ×宏」、「音楽>点数」、点数入力欄及び制御ボタン(次へ及び終了)が表示されている状態を示している。
上述してきたように、本実施形態では、成績管理装置10に教師ID及びクラス種別と教師種別を対応付けた教師データ14aを記憶し、教師が職員室におかれた端末装置20から教師ID及びクラス種別を送信すると、成績管理装置10は、受信した教師ID及びクラス種別から教師種別を特定する。そして、成績管理装置10は、特定した教師種別から成績の入力モードを自動的に設定し、その設定された入力モードの画面を端末装置20に表示する。そして、教師は、端末装置20に表示された画面から、成績データの入力を行うように構成したため、教師が生徒の成績を入力する場合に、成績の入力効率が高く、正確に成績を入力することができる。
なお、上記の実施形態では、生徒が履修する教科について、一部の生徒のみが履修を行う選択教科について説明をしていないが、選択教科については、教師種別に「選択教科」を追加し、入力モードについては、「選択教科モード入力」を追加し、「選択教科モード入力」の場合は、一覧表を表示する場合に、その選択教科を選択している生徒のみ表示し、成績の入力は、一覧表の縦方向の入力可能項目の入力へ移行するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、説明の便宜上、複数の教師が共通的に利用する1台の端末装置20を用いて成績入力を行う場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各教師が所持する端末装置を用いて、それぞれ成績入力を行う場合に適用することもできる。
また、成績管理装置10は、小学校において、担任が複数の教科の成績を入力する場合は、担任モード入力において、同一生徒の複数の教科の入力を行うようにしてもよい。また、担任モード入力及び教科モード入力のポップアップ画面の制御ボタンは、「前へ」、「次へ」及び「閉じる」であってもよい。
また、成績管理装置10は、クラスが存在しない(全体で1クラス)の場合には、端末装置20から教師IDのみを入力し、入力された教師IDから教師種別を特定してもよい。この場合は、端末装置20から入力された教師IDを成績管理装置10の教師データ14aと参照し、教師種別情報から「クラス担任」或いは「教科専任」を特定することができる。そして、特定された教師種別情報から入力モードを設定する。
また、上記の実施形態では、学校の教師が生徒の成績入力を行う場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、企業又は勉強会において受講生の成績入力を行う場合にも適用することができる。
上記の各実施形態で図示した各構成は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の構成をされていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
本発明に係る成績入力システム、成績管理装置及び成績入力方法は、受講生の成績入力を効率良く行う場合に適している。
N インターネット
10 成績管理装置
11 表示部
12 入力部
13 通信I/F部
14 記憶部
14a 教師データ
14b 成績データ
15 制御部
15a 教師ID受付処理部
15b 教師種別特定部
15c 入力モード設定部
15d 成績入力処理部
20 端末装置
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置と、前記成績管理装置と通信可能に接続され、各生徒の成績入力を行う端末装置とを有する成績入力システムであって、前記成績管理装置は、教師に付与された教師識別情報成績入力対象となる生徒が属するクラスのクラス情報及び教師種別情報を対応付けた教師データと、前記クラスの成績データとを記憶する記憶手段と、前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報及び前記クラス情報を取得したならば、前記記憶手段に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された教師種別情報に基づいて、生徒に関する複数の項目の入力枠を横方向に並べたものを生徒ごとに縦方向に配置した成績入力画面に対して縦方向の入力が可能な専任モード又は横方向の入力が可能な担任モードの入力モードを設定する設定手段と、前記設定手段により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶手段に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記設定手段は、前記クラスを担任するクラス担任である場合には、前記担任モードを設定し、前記クラスにおいて特定の教科を専任する教科専任である場合には、前記専任モードを設定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記設定手段は、前記クラスを担任するクラス担任であっても、該クラスにおいて特定の教科を担当し、かつ、該特定の教科の成績情報を入力する場合には、前記専任モードを設定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記設定手段により前記担任モードに設定された場合には、第1の生徒の第1の成績入力の確定操作に応じて、前記第1の生徒の第2の成績入力の入力待ちに移行することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記設定手段により前記専任モードに設定された場合には、第1の生徒の所定の教科の成績入力の確定操作に応じて、前記第1の生徒とは異なる第2の生徒の前記所定の教科の成績入力の入力待ちに移行することを特徴とする。
また、本発明は、複数の生徒の成績入力を行う端末装置と通信可能に接続され、前記複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置であって、教師に付与された教師識別情報成績入力対象となる生徒が属するクラスのクラス情報及び教師種別情報を対応付けた教師データと、前記クラスの成績データとを記憶する記憶手段と、前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報及び前記クラス情報を取得したならば、前記記憶手段に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された教師種別情報に基づいて、生徒に関する複数の項目の入力枠を横方向に並べたものを生徒ごとに縦方向に配置した成績入力画面に対して縦方向の入力が可能な専任モード又は横方向の入力が可能な担任モードの入力モードを設定する設定手段と、前記設定手段により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶手段に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置と、前記成績管理装置と通信可能に接続され、各生徒の成績入力を行う端末装置とを有する成績入力システムにおける成績入力方法であって、前記成績管理装置が、教師に付与された教師識別情報成績入力対象となる生徒が属するクラスのクラス情報及び教師種別情報を対応付けた教師データと、前記クラスの成績データとを記憶部に格納する格納工程と、前記成績管理装置が、前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報及び前記クラス情報を取得したならば、前記記憶部に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定工程と、前記成績管理装置が、前記特定工程により特定された教師種別情報に基づいて、、生徒に関する複数の項目の入力枠を横方向に並べたものを生徒ごとに縦方向に配置した成績入力画面に対して縦方向の入力が可能な専任モード又は横方向の入力が可能な担任モードの入力モードを設定する設定する設定工程と、前記成績管理装置が、前記設定工程により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶部に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理工程とを含んだことを特徴とする。

Claims (10)

  1. 複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置と、前記成績管理装置と通信可能に接続され、各生徒の成績入力を行う端末装置とを有する成績入力システムであって、
    前記成績管理装置は、
    教師に付与された教師識別情報及び成績入力対象となる生徒が属するクラスのクラス情報と教師種別情報とを対応付けた教師データと、前記クラスの成績データとを記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報及び前記クラス情報を取得したならば、前記記憶手段に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された教師種別情報に基づいて、成績情報の入力モードを設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶手段に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理手段と
    を備えたことを特徴とする成績入力システム。
  2. 前記特定手段は、
    前記クラスを担任するクラス担任又は該クラスにおいて特定の教科を専任する教科専任として特定することを特徴とする請求項1に記載の成績入力システム。
  3. 前記特定手段は、
    前記クラスを担任するクラス担任であっても、該クラスにおいて特定の教科を担当し、かつ、該特定の教科の成績情報を入力する場合には、前記教科専任として特定することを特徴とする請求項2に記載の成績入力システム。
  4. 前記設定手段は、
    前記教師種別情報が前記クラス担任である場合には、第1の生徒の第1の成績入力の確定操作に応じて、前記第1の生徒の第2の成績入力の入力待ちに移行する担任モードを設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の成績入力システム。
  5. 前記設定手段は、
    前記教師種別情報が前記教科専任である場合には、第1の生徒の所定の教科の成績入力の確定操作に応じて、前記第1の生徒とは異なる第2の生徒の前記所定の教科の成績入力の入力待ちに移行する専任モードを設定することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一つに記載の成績入力システム。
  6. 複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置と、前記成績管理装置と通信可能に接続され、各生徒の成績入力を行う端末装置とを有する成績入力システムであって、
    前記成績管理装置は、
    教師に付与された教師識別情報と教師種別情報とを対応付けた教師データと、成績データとを記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報を取得したならば、前記記憶手段に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された教師種別情報に基づいて、成績情報の入力モードを設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶手段に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理手段と
    を備えたことを特徴とする成績入力システム。
  7. 複数の生徒の成績入力を行う端末装置と通信可能に接続され、前記複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置であって、
    教師に付与された教師識別情報及び成績入力対象となる生徒が属するクラスのクラス情報と教師種別情報とを対応付けた教師データと、前記クラスの成績データとを記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報及び前記クラス情報を取得したならば、前記記憶手段に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された教師種別情報に基づいて、成績情報の入力モードを設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶手段に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理手段と
    を備えたことを特徴とする成績管理装置。
  8. 複数の生徒の成績入力を行う端末装置と通信可能に接続され、前記複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置であって、
    教師に付与された教師識別情報と教師種別情報とを対応付けた教師データと、成績データとを記憶する記憶手段と、
    前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報を取得したならば、前記記憶手段に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された教師種別情報に基づいて、成績情報の入力モードを設定する設定手段と、
    前記設定手段により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶手段に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理手段と
    を備えたことを特徴とする成績管理装置。
  9. 複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置と、前記成績管理装置と通信可能に接続され、各生徒の成績入力を行う端末装置とを有する成績入力システムにおける成績入力方法であって、
    前記成績管理装置が、教師に付与された教師識別情報及び成績入力対象となる生徒が属するクラスのクラス情報と教師種別情報とを対応付けた教師データと、前記クラスの成績データとを記憶部に格納する格納工程と、
    前記成績管理装置が、前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報及び前記クラス情報を取得したならば、前記記憶部に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定工程と、
    前記成績管理装置が、前記特定工程により特定された教師種別情報に基づいて、成績情報の入力モードを設定する設定工程と、
    前記成績管理装置が、前記設定工程により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶部に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理工程と
    を含んだことを特徴とする成績入力方法。
  10. 複数の生徒の成績データを管理する成績管理装置と、前記成績管理装置と通信可能に接続され、各生徒の成績入力を行う端末装置とを有する成績入力システムにおける成績入力方法であって、
    前記成績管理装置が、教師に付与された教師識別情報と教師種別情報とを対応付けた教師データと、成績データとを記憶部に格納する格納工程と、
    前記成績管理装置が、前記端末装置から成績入力を行う教師の前記教師識別情報を取得したならば、前記記憶部に記憶した教師データに基づいて前記教師種別情報を特定する特定工程と、
    前記成績管理装置が、前記特定工程により特定された教師種別情報に基づいて、成績情報の入力モードを設定する設定工程と、
    前記成績管理装置が、前記設定工程により設定された入力モードによる成績入力画面への入力操作に基づいて、前記記憶部に記憶された成績データの更新処理を行う成績処理工程と
    を含んだことを特徴とする成績入力方法。
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