JP2000066570A - 学校業務支援システム、学校業務支援方法および可読記録媒体 - Google Patents

学校業務支援システム、学校業務支援方法および可読記録媒体

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JP2000066570A
JP2000066570A JP10233199A JP23319998A JP2000066570A JP 2000066570 A JP2000066570 A JP 2000066570A JP 10233199 A JP10233199 A JP 10233199A JP 23319998 A JP23319998 A JP 23319998A JP 2000066570 A JP2000066570 A JP 2000066570A
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Tokiaki Tateno
常昭 舘野
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MEISEI DENKO KK
Original Assignee
MEISEI DENKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のコンピュータから科目毎に同時入力可
能で処理作業の手間が軽減されスピィーディに処理する
と共に、複数のコンピュータにスピィーディにデータ入
手可能で常時処理作業を行う。 【解決手段】 サーバコンピュータ2と複数のクライア
ントコンピュータ3との間でデータ通信して、クライア
ント用データ入力手段13からの所定操作で得点入力用
リストテーブル内に受験科目毎の得点を各受験科目毎に
サーバコンピュータ2側に入力し、サーバコンピュータ
2側において、全受験科目の合計得点を算出すると共
に、その合計得点順に整列させた合否リストテーブルの
該当欄に合否結果を入力し、受験生毎に合格通知書を作
成するような一連の入試処理が連続的かつ自動的に為さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば入試処理や
成績処理などの学校業務の支援に用いられる学校業務支
援システムおよび学校業務支援方法、この制御プログラ
ムが記録された読み出し可能な可読記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一つの職員室に各学科の先生
が集まって成績処理などの学校業務を行っていたり、ま
た、各学年毎に職員室があってその別々の部屋のコンピ
ュータから各学科の先生が点数を入力して成績処理など
の学校業務を行っていたりすることが多く、この種の学
校業務支援システムは、各学科毎の先生が別々の採点室
となる職員室のコンピュータから点数を入力した各学科
毎の成績データを、教務室などにある総合処理用のコン
ピュータにそれぞれ持ち寄って入力して全学科の成績デ
ータと共に、個人総合得点や全体の平均点などの各種計
算処理をした成績一覧表を作成するなどの成績処理を行
っていた。また、入試処理の場合にも、上記成績一覧表
と同様に作成し、入試における成績一覧表の個人総合得
点を成績順に整列させて画面上に表示させ、合格人数か
ら総合得点のボーダ−ラインを決めると共に、他の合否
要件を加えて合否判定を行う合否処理が行われ、その後
に、学校側から受験者や、その出身の塾や学校などに合
格通知を行うようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、各学科毎の得点の入力処理は各学科担当の先
生が別々の部屋にある別々のコンピュータでそれぞれ行
い、それらの総合処理は総合処理担当者が行うように分
業になっており、それらの入力データの入ったディスク
などを集めて、総合処理担当者が総合処理用のコンピュ
ータにて全学科の成績リスト表を作成していたが、その
処理には手間と時間がかかると共に、その入力時に全学
年や全学科に亘って調整が必要で同時入力をすることが
できず、スピィーディに処理することができないという
問題を有していた。
【0004】特に、入試処理の場合には、例えば私立高
校を受験した受験者別やその塾別(中学校別)に合否お
よび成績一覧表などを、時間が限られている中で作成し
て個人別や塾別(中学校別)に必要事項を書類で通知し
なければならず、このときの間違いは許されない。
【0005】本発明は、上記従来の問題を解決するもの
で、処理作業の手間が軽減されスピィーディに処理する
ことができる学校業務支援システムおよび学校業務支援
方法、この制御プログラムが記録され読み出し可能な可
読記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の学校業務支援シ
ステムは、サーバコンピュータと採点室に配置される1
台以上のクライアントコンピュータとの間でデータ通信
が可能な学校業務支援システムであって、サーバコンピ
ュータには、サーバ用モニタと、サーバ用データ入力手
段と、少なくとも受験者氏名項目、受験者郵便宛先項目
および出身校項目を有する個人票を記憶する個人票記憶
手段と、個人票を前記サーバ用モニタに表示して受験者
データを該当欄にサーバ用データ入力手段より入力する
受験者データ作成制御手段と、少なくとも受験者氏名項
目および得点項目を有する各受験科目毎の得点入力用リ
ストテーブルを記憶する得点入力用リストテーブル記憶
手段と、個人票から受験者氏名を得点入力用リストテー
ブルの受験者氏名項目に転記する転記制御手段と、得点
入力用リストテーブルから少なくとも受験者氏名項目、
受験科目毎の得点項目、合計得点項目および合否項目を
有する合否リストテーブルを作成する合否リストテーブ
ル作成制御手段と、受験科目毎の得点が全て入力された
ことを条件に受験者毎の合計得点を算出して前記合否リ
ストテーブルの合計得点項目欄に取り込むと共に、合計
得点順に整列させて前記サーバ用モニタに表示させる合
否リストテーブル入力制御手段と、合否項目欄に合否内
容が入力されたことを条件に、合格を意味する内容が入
力された受験者氏名に対して個人票から受験者毎の合格
通知書を作成してプリントアウトする合格通知書作成制
御手段とが設けられ、クライアントコンピュータには、
クライアント用モニタと、クライアント用データ入力手
段と、得点入力用リストテーブルをクライアント用モニ
タに読み出して、対応する科目における各受験者の得点
を得点項目欄にクライアント用データ入力手段より入力
する得点入力制御手段とが設けられたことを特徴とする
ものである。
【0007】この入試処理において、本発明の学校業務
支援方法は、サーバコンピュータと、採点室に配置され
る1台以上のクライアントコンピュータとの間でデータ
通信を行って入試業務を支援する学校業務支援方法であ
って、少なくとも受験者氏名項目、受験者郵便宛先項目
および出身校項目を有する個人票をサーバコンピュータ
のサーバ用モニタに表示して受験者データを該当欄にサ
ーバ用データ入力手段より入力するステップと、少なく
とも受験者氏名項目および得点項目を有する各受験科目
毎の得点入力用リストテーブルの受験者氏名項目に、個
人票から受験者氏名を転記するステップと、得点入力用
リストテーブルから少なくとも受験者氏名項目、受験科
目毎の得点項目、合計得点項目および合否項目を有する
合否リストテーブルを作成するステップと、得点入力用
リストテーブルをクライアントコンピュータのクライア
ント用モニタに読み出して、対応する科目における各受
験者の得点を得点項目欄に前記クライアント用データ入
力手段より入力するステップと、受験科目毎の得点が全
て入力されたことを条件に受験者毎の合計得点を算出し
て合否リストテーブルの合計得点項目欄に取り込むと共
に、合計得点順に整列させてサーバ用モニタに表示させ
るステップと、合否項目欄に合否内容が入力されたこと
を条件に、合格を意味する内容が入力された受験者氏名
に対して個人票から受験者毎の合格通知書を作成してプ
リントアウトするステップとを有したことを特徴とする
ものである。また、本発明の可読記録媒体は、教務室に
配置されるサーバコンピュータと、採点者室に配置され
る1台以上のクライアントコンピュータとの間でデータ
通信を行って入試業務を支援するに際して、少なくとも
受験者氏名項目、受験者郵便宛先項目および出身校項目
を有する個人票をサーバコンピュータのサーバ用モニタ
に表示して受験者データを該当欄にサーバ用データ入力
手段より入力するステップと、少なくとも受験者氏名項
目および得点項目を有する各受験科目毎の得点入力用リ
ストテーブルの受験者氏名項目に、個人票から受験者氏
名を転記するステップと、得点入力用リストテーブルか
ら少なくとも受験者氏名項目、受験科目毎の得点項目、
合計得点項目および合否項目を有する合否リストテーブ
ルを作成するステップと、得点入力用リストテーブルを
クライアントコンピュータのクライアント用モニタに読
み出して、対応する科目における各受験者の得点を得点
項目欄にクライアント用データ入力手段より入力するス
テップと、受験科目毎の得点が全て入力されたことを条
件に受験者毎の合計得点を算出して合否リストテーブル
の合計得点項目欄に取り込むと共に、合計得点順に整列
させてサーバ用モニタに表示させるステップと、合否項
目欄に合否内容が入力されたことを条件に、合格を意味
する内容が入力された受験者氏名に対して個人票から受
験者毎の合格通知書を作成してプリントアウトするステ
ップとを含む入試処理を実行させるような制御プログラ
ムが記録されていることを特徴とするものである。
【0008】上記構成により、サーバコンピュータ側に
おいて、受験者データを入力してサーバ用データ入力手
段からの所定操作するだけで、受験科目毎の得点入力用
リストテーブルに受験者データの受験者氏名を転記し、
受験者氏名が入力された得点入力用リストテーブルから
合否リストテーブルを作成し、複数のクライアントコン
ピュータ側において、サーバコンピュータと複数のクラ
イアントコンピュータとの間でデータ通信して、クライ
アント用データ入力手段からの所定操作で得点入力用リ
ストテーブル内に受験科目毎の得点を各受験科目毎にサ
ーバコンピュータ側に入力し、サーバコンピュータ側に
おいて、全受験科目の合計得点を算出すると共に、その
合計得点順に整列させた合否リストテーブルの該当欄に
合否結果を入力し、受験者毎に合格通知書を作成するよ
うな一連の入試処理が連続的かつ自動的に為されるの
で、複数のクライアントコンピュータからデータベース
化されたサーバコンピュータに各入試教科毎の得点を時
間的調整なく同時入力可能となるなど、処理作業の手間
が大幅に軽減され、入試の発表日までの限られた短い期
間内においてもスピィーディかつ正確に一連の入試処理
を行うことが可能となる。
【0009】また、本発明の学校業務支援システムは、
サーバコンピュータと採点室に配置される1台以上のク
ライアントコンピュータとの間でデータ通信が可能な学
校業務支援システムであって、サーバコンピュータに
は、サーバ用モニタと、サーバ用データ入力手段と、少
なくとも氏名項目および得点項目を有する各科目毎の得
点入力用リストテーブルを記憶する得点入力用リストテ
ーブル記憶手段と、少なくとも氏名項目が入力された名
簿から氏名を得点入力用リストテーブルの氏名項目に転
記する転記制御手段と、得点入力用リストテーブルから
少なくとも氏名項目、科目毎の得点項目および合計得点
項目を有する総合成績リストテーブルを作成する総合成
績リストテーブル作成制御手段と、科目毎の得点が全て
入力されたことを条件に氏名毎の合計得点を算出して総
合成績リストテーブルの合計得点項目欄に取り込んでサ
ーバ用モニタに表示させる総合成績リストテーブル入力
制御手段とが設けられ、クライアントコンピュータに
は、クライアント用モニタと、クライアント用データ入
力手段と、得点入力用リストテーブルをクライアント用
モニタに読み出して、対応する科目における各氏名に対
する得点を得点項目欄に前記クライアント用データ入力
手段より入力する得点入力制御手段とが設けられたこと
を特徴とするものである。
【0010】この成績処理において、本発明の学校業務
支援方法は、サーバコンピュータと、採点室に配置され
る1台以上のクライアントコンピュータとの間でデータ
通信を行って学校業務を支援する学校業務支援方法であ
って、少なくとも氏名項目および得点項目を有する各科
目毎の得点入力用リストテーブルの氏名項目に、少なく
とも氏名項目が入力された名簿から氏名を転記するステ
ップと、得点入力用リストテーブルから少なくとも氏名
項目、科目毎の得点項目および合計得点項目を有する総
合成績リストテーブルを作成するステップと、得点入力
用リストテーブルをクライアントコンピュータのクライ
アント用モニタに読み出して、対応する科目における各
氏名に対する得点を得点項目欄にクライアント用データ
入力手段より入力するステップと、科目毎の得点が全て
入力されたことを条件に氏名毎の合計得点を算出して総
合成績リストテーブルの合計得点項目欄に取り込んでサ
ーバ用モニタに表示させるステップとを有することを特
徴とするものである。本発明の可読記録媒体は、サーバ
コンピュータと、採点室に配置される1台以上のクライ
アントコンピュータとの間でデータ通信を行って学校業
務を支援するに際して、少なくとも氏名項目および得点
項目を有する各科目毎の得点入力用リストテーブルの氏
名項目に、少なくとも氏名項目が入力された名簿から氏
名を転記するステップと、得点入力用リストテーブルか
ら少なくとも氏名項目、科目毎の得点項目および合計得
点項目を有する総合成績リストテーブルを作成するステ
ップと、得点入力用リストテーブルを前記クライアント
コンピュータのクライアント用モニタに読み出して、対
応する科目における各氏名に対する得点を得点項目欄に
クライアント用データ入力手段より入力するステップ
と、科目毎の得点が全て入力されたことを条件に氏名毎
の合計得点を算出して総合成績リストテーブルの合計得
点項目欄に取り込んでサーバ用モニタに表示させるステ
ップとを含む成績処理を実行させるような制御プログラ
ムが記録されていることを特徴とするものである。
【0011】上記構成により、サーバコンピュータ側に
おいて、サーバ用データ入力手段からの所定操作で、科
目毎の得点入力用リストテーブルに名簿から氏名を転記
し、受験者氏名が入力された得点入力用リストテーブル
から総合成績リストテーブルを作成し、複数のクライア
ントコンピュータ側において、サーバコンピュータと複
数のクライアントコンピュータとの間でデータ通信し
て、クライアント用データ入力手段からの所定操作で得
点入力用リストテーブル内に科目毎の得点を各科目毎に
サーバコンピュータ側に入力し、サーバコンピュータ側
において、全科目の合計得点を算出して該当欄に入力す
るような一連の成績処理が連続的かつ自動的に為される
ので、複数のクライアントコンピュータからデータベー
ス化されたサーバコンピュータに各教科毎の得点をその
入力に時間的調整をすることなく全学年や全教科に亘っ
て同時入力が可能となるなど、処理作業の手間が大幅に
軽減され、短い期間内においてもスピィーディかつ正確
に一連の成績処理を行うことが可能となる。また、従来
は、総合処理担当者に頼んで総合処理用のコンピュータ
から必要な成績データの抜き出し、データ改変防止から
大量のデータのコピーが必要となってその総合処理担当
者にも多大な負担をかけてしまうばかりか、急いで処理
作業をしたいときに処理作業ができなかったが、本発明
によれば、サーバコンピュータ内の入力データを用いて
成績などの各種処理を複数のクライアントコンピュータ
側にて行うことが可能となって、従来のように総合処理
担当者に頼んでデータ入手を待ったり膨大なデータコピ
ーとなったりするようなことはなく、複数のコンピュー
タにスピィーディにデータ入手可能で常時処理作業を行
うことが可能である。
【0012】このように、ある学科の先生が自分のコン
ピュータにて別の成績一覧表などを作成したいときや、
学年担当者が毎年のクラス替えやデータ整理などを行う
ときなど、総合処理担当者に頼んで総合処理用のコンピ
ュータから必要な成績データの抜き出し、データ改変防
止から大量のデータのコピーが必要となってその総合処
理担当者にも多大な負担をかけてしまうばかりか、急い
で処理作業をしたいときに処理作業ができないという問
題が、上述のように解決される。
【0013】さらに、好ましくは、本発明の学校業務支
援システムは、少なくとも氏名項目、合計得点項目およ
び新クラス項目を有するクラス編成リストテーブルを記
憶するクラス編成リストテーブル記憶手段と、少なくと
も氏名およびその合計得点をクラス編成リストテーブル
の氏名項目および合計得点項目に転記する転記制御手段
と、氏名およびその合計得点が転記されたクラス編成リ
ストテーブルを成績順にサーバ用モニタに表示させつ
つ、新クラス項目の氏名毎の新クラス欄に新クラス名
を、サーバ用データ入力手段から入力してサーバ用モニ
タの該当欄に表示させるクラス編成処理制御手段と、少
なくとも出席番号項目および氏名項目を有するクラス名
簿テーブルを記憶するクラス名簿テーブル記憶手段と、
新クラス名に該当する氏名をクラス名簿テーブルの氏名
項目に所定順にサーバ用モニタに表示させつつ、出席番
号項目の氏名毎の出席番号欄に出席番号を連番で、サー
バ用データ入力手段から入力してサーバ用モニタの該当
欄に表示させるクラス名簿作成制御手段とが設けられた
ことを特徴とするものである。
【0014】このクラス編成処理において、本発明の学
校業務支援方法は、少なくとも氏名項目、合計得点項目
および新クラス項目を有するクラス編成リストテーブル
の氏名項目および合計得点項目に、データ入力されてい
る合否リストテーブルまたは総合成績リストテーブルか
ら氏名およびその合計得点を転記するステップと、氏名
およびその合計得点が転記されたクラス編成リストテー
ブルを成績順にサーバ用モニタに表示させつつ、新クラ
ス項目の氏名毎の新クラス欄に新クラス名を、サーバ用
データ入力手段から入力してサーバ用モニタの該当欄に
表示させるステップと、少なくとも出席番号項目および
氏名項目を有するクラス名簿テーブルの氏名項目に、新
クラス名に該当する氏名を所定順にサーバ用モニタに表
示させつつ、出席番号項目の氏名毎の出席番号欄に出席
番号を連番で、サーバ用データ入力手段から入力してサ
ーバ用モニタの該当欄に表示させてクラス名簿を作成す
るステップとを有したことを特徴とするものである。ま
た、本発明の可読記録媒体は、少なくとも氏名項目、合
計得点項目および新クラス項目を有するクラス編成リス
トテーブルの氏名項目および合計得点項目に、データ入
力されている合否リストテーブルまたは総合成績リスト
テーブルから氏名およびその合計得点を転記するステッ
プと、氏名およびその合計得点が転記されたクラス編成
リストテーブルを成績順にサーバ用モニタに表示させつ
つ、新クラス項目の氏名毎の新クラス欄に新クラス名
を、サーバ用データ入力手段から入力してサーバ用モニ
タの該当欄に表示させるステップと、少なくとも出席番
号項目および氏名項目を有するクラス名簿テーブルの氏
名項目に、クラス名に該当する氏名を所定順にサーバ用
モニタに表示させつつ、出席番号項目の氏名毎の出席番
号欄に出席番号を連番で、サーバ用データ入力手段から
入力してサーバ用モニタの該当欄に表示させてクラス名
簿を作成するステップとを含むクラス編成処理を実行さ
せるような制御プログラムが記録されていることを特徴
とするものである。
【0015】この構成により、データが入った合否リス
トテーブルまたは総合成績リストテーブルから氏名およ
びその合計得点をクラス編成リストテーブルに転記し、
クラス編成リストテーブル内の氏名を得点順に並べ替
え、その氏名毎の該当欄に新クラス名を入力して、その
新クラス名毎のクラス名簿テーブルの氏名項目に「あい
うえお」順などの所定順に氏名を並べ、氏名毎に出席番
号を連番で該当欄に入力してクラス名簿を作成するの
で、サーバコンピュータや複数のクライアントコンピュ
ータから学年毎に同時にクラス編成処理入力が可能で、
処理作業の手間が軽減されスピィーディに処理すること
が可能であると共に、従来のように担当者に頼んでデー
タ入手を待ったり膨大なデータコピーとなったりするよ
うなことはなく、複数のコンピュータにスピィーディに
データ入手可能で常時処理作業を行うことが可能とな
る。
【0016】さらに、好ましくは、本発明の学校業務支
援システムは、請求項1〜3に記載の学校業務支援シス
テムを有し、入試処理、第1学年クラス編成処理、第1
学年成績処理、第2学年クラス編成処理、第2学年成績
処理、第3学年クラス編成処理、第3学年成績処理の一
連の処理を行うようになっている。また、好ましくは、
本発明の学校業務支援方法は、請求項6〜8に記載の学
校業務支援方法を有し、入試処理、第1学年クラス編成
処理、第1学年成績処理、第2学年クラス編成処理、第
2学年成績処理、第3学年クラス編成処理、第3学年成
績処理の一連の処理を行うようになっている。さらに、
本発明の可読記録媒体は、請求項11〜13に記載の処
理を行って、入試処理、第1学年クラス編成処理、第1
学年成績処理、第2学年クラス編成処理、第2学年成績
処理、第3学年クラス編成処理、第3学年成績処理の一
連の処理を行うステップを含む学校業務支援処理を実行
させるような制御プログラムが記録されている。
【0017】この構成により、入試処理から3学年終了
までの一連の学校業務支援処理が、サーバコンピュータ
と複数のクライアントコンピュータとの間でデータ通信
して、サーバコンピュータまたは複数のクライアントコ
ンピュータの何れからでも行うことが可能であり、各コ
ンピュータから同時入力も可能で処理作業の手間が軽減
されスピィーディに処理することが可能であると共に、
従来のように担当者に頼んでデータ入手を待ったり膨大
なデータコピーとなったりするようなことはなく、複数
のコンピュータにスピィーディにデータ入手可能で常時
処理作業を行うことが可能となる。
【0018】また、好ましくは、本発明の学校業務支援
システムのサーバコンピュータには、氏名毎の選択科目
に該当する教師識別符号が入力されており、転記制御手
段は、名簿から教師識別符号に該当する氏名を得点入力
用リストテーブルの氏名項目に転記するように制御する
ことを特徴とする。また、好ましくは、本発明の学校業
務支援方法は、サーバコンピュータに、氏名毎の選択科
目に該当する教師識別符号を入力しておき、名簿から教
師識別符号に該当する氏名を得点入力用リストテーブル
の氏名項目に転記するように制御するステップを有して
いる。さらに、本発明の可読記録媒体は、サーバコンピ
ュータに、氏名毎の選択科目に該当する教師識別符号を
入力しておき、名簿から教師識別符号に該当する氏名を
得点入力用リストテーブルの氏名項目に転記するように
制御するステップを含む処理を実行させるような制御プ
ログラムが記録されている。
【0019】この構成により、例えば高校では選択科目
があり、同じクラスの人であってもその学科を選択して
いる人と選択していない人とが存在して、点数入力時に
点数入力しない氏名の行に歯抜けが生じ、それが点数入
力時に入力行を間違えるという虞を解消することが可能
となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る学校業務支援
システムの実施形態について図面を参照して説明する
が、本発明は以下に示す実施形態に限定されるものでは
ない。
【0021】図1は本発明の一実施形態における学校業
務支援システムの構成を示すブロック図である。
【0022】図1において、学校業務支援システム1
は、サーバコンピュータ2と、複数のクライアントコン
ピュータ3とを有し、これらのクライアントコンピュー
タ3とサーバコンピュータ2とはLANで接続されてお
り、各クライアントコンピュータ3とサーバコンピュー
タ2との間でデータ通信を行って中学校や高校など学校
の入試処理、中間考査や期末考査さらには実力試験や平
常点などの成績処理およびクラス編成処理などの学校業
務の各種処理を正確かつ効率的に行うようになってい
る。
【0023】このサーバコンピュータ2は、CRTやL
CDなどの表示画面を持つサーバ用モニタ4と、生徒デ
ータを入力可能なキーボ−ド、画面上の制御項目を選択
可能なマウス、画面入力用のタッチパネル(ポインティ
ングデバイス)などのサーバ用データ入力手段5と、制
御プログラムやデータを記憶可能なROM6およびRA
M7よりなる記憶部と、データ通信可能な受信手段8お
よび送信手段9と、記憶部内の制御プログラムやデータ
に基づいて、サーバ用データ入力手段5からの入力指令
によって各種処理を行ってサーバ用モニタ4の表示画面
上に表示させつつサーバ用データ入力手段5からデータ
入力可能なCPU(中央演算処理装置)などで構成され
る制御部10とを有している。また、この制御部10に
は、入試処理や成績処理などにおける得点入力期間など
が設定可能な時計機能を持っており、この時計機能によ
るタイムアップで、データの変更や漏洩を防止するべ
く、サーバコンピュータ2と複数のクライアントコンピ
ュータ3とのLAN接続を遮断するようになっている。
また、このサーバコンピュータ2の制御部10には印刷
可能なプリンタ11が接続されており、サーバ用データ
入力手段5からの印刷指示でサーバ用モニタ4の表示画
面内容などをプリントアウト可能である。
【0024】また、クライアントコンピュータ3は、C
RTやLCDなどの表示画面を持つクライアント用モニ
タ12と、データ入力可能なキーボ−ド、画面上の制御
項目を選択可能なマウス、画面入力用のタッチパネル
(ポインティングデバイス)などのクライアント用デー
タ入力手段13と、制御プログラムやデータを記憶可能
なROM14およびRAM15よりなる記憶部と、デー
タ通信可能な受信手段16および送信手段17と、記憶
部内の制御プログラムやデータに基づいて、サーバ用デ
ータ入力手段5からの入力指令によって各種処理を行っ
てサーバ用モニタ12の表示画面上に表示させつつクラ
イアント用データ入力手段13からデータ入力可能なC
PU(中央演算処理装置)などの制御部18とを有して
いる。また、このクライアントコンピュータ3の制御部
18には印刷可能なプリンタ19が接続されており、ク
ライアント用データ入力手段13から印刷指示でクライ
アント用モニタ12の表示画面内容などをプリントアウ
ト可能である。
【0025】これらの記憶部には、各種データを読み出
し書き込み可能なRAM7,15の他、データ読取手段
(図示せず)で少なくともデータを読み取り可能な記録
媒体のROM6,14が設けられている。この記録媒体
には、学校業務支援システムの画像テーブルデータおよ
びそのオペレーティングシステムのプログラムデータな
どの各種データが記録されており、記録媒体は、フロッ
ピーディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、DVD
−ROMなどで構成されている。これらのROM6,1
4内の各種データは、当初は、フロッピーディスク、C
D−ROM、光磁気ディスク、DVD−ROMなどのコ
ンピュータで可読な記録媒体に記録されているが、この
記録媒体がコンピュータに備えられたデータ読取手段
(図示せず)で読み込まれることでコンピュータ本体内
のRAM7,15内に記録媒体内のデータが導入される
ようになっている。
【0026】これらの制御部10,18はそれぞれ、記
録媒体に記録されRAM7,15に読み込ませたプログ
ラムデータにそれぞれ基づいて、CPUが、RAM7,
15内の画像テーブルデータをモニタ4,12にそれぞ
れ表示させつつ、データ入力手段5,13からの入力信
号に応じた入力指令をCPUに行わせてデータ入力させ
るようになっている。
【0027】この入試処理においては、サーバコンピュ
ータ2の記憶部は、少なくとも受験生氏名項目、受験生
郵便宛先項目および出身校項目を有する個人票を記憶す
る個人票記憶手段と、少なくとも受験生氏名項目および
得点項目を有する各受験科目毎の得点入力用リストテー
ブルを記憶する得点入力用リストテーブル記憶手段とを
有している。また、サーバコンピュータ2の制御部10
は、個人票をサーバ用モニタ4に表示して受験生データ
を該当欄にサーバ用データ入力手段5より入力する受験
生データ作成制御手段と、個人票から受験生氏名を得点
入力用リストテーブルの受験生氏名項目に転記する転記
制御手段と、得点入力用リストテーブルから少なくとも
受験生氏名項目、受験科目毎の得点項目、総合得点項目
の合計得点項目および合否項目を有する合否リストテー
ブルを作成する合否リストテーブル作成制御手段と、受
験科目毎の得点が全て入力されたことを条件に受験生毎
の合計得点を算出して合否リストテーブルの合計得点項
目欄に取り込むと共に、全学科の得点を学科毎で受験生
毎に該当欄にそれぞれ取り込み、かつ合計得点順に受験
生氏名別に整列させてサーバ用モニタ4に表示させる合
否リストテーブル入力制御手段と、合否項目欄に合否内
容が入力されたことを条件に、合格を意味する内容が入
力された受験生氏名に対して個人票から受験生毎の合格
通知書を作成してプリンタ11からプリントアウトする
合格通知書作成制御手段とを有している。さらに、クラ
イアントコンピュータ3の制御部18は、得点入力用リ
ストテーブルをクライアント用モニタ12に読み出し
て、対応する科目における各受験生の得点を得点項目欄
にクライアント用データ入力手段13より入力可能な得
点入力制御手段を有している。
【0028】この場合に、ROM6,14としての記録
媒体には、データの漏洩防止のために1室で全処理を行
うための入試室内に配置されるサーバコンピュータ2
と、入試室内に配置される1台以上のクライアントコン
ピュータ3との間でデータ通信を行って入試業務を行う
に際して、少なくとも受験生氏名項目、受験生郵便宛先
項目および出身校項目を有する個人票をサーバコンピュ
ータ2のサーバ用モニタ4に表示して受験生データを該
当欄にサーバ用データ入力手段5より入力制御するステ
ップと、少なくとも受験生氏名項目および得点項目を有
する各受験科目毎の得点入力用リストテーブルの受験生
氏名項目に、個人票から受験生氏名を転記するステップ
と、得点入力用リストテーブルから少なくとも受験生氏
名項目、受験科目毎の得点項目、合計得点項目および合
否項目を有する合否リストテーブルを作成制御するステ
ップと、得点入力用リストテーブルをクライアントコン
ピュータ3のクライアント用モニタ12に読み出して、
対応する科目における各受験生の得点を得点項目欄にク
ライアント用データ入力手段13より入力制御するステ
ップと、受験科目毎の得点が全て入力されたことを条件
に受験生毎の合計得点を算出して合否リストテーブルの
合計得点項目欄に取り込み制御すると共に、合計得点順
に整列させてサーバ用モニタ4に表示制御するステップ
と、合否項目欄に合否内容が入力されたことを条件に、
合格を意味する内容が入力された受験生氏名に対して個
人票から受験生毎の合格通知書を作成してプリントアウ
トするステップとを含む入試処理を実行させるような制
御プログラムが少なくとも記録されている。
【0029】また、成績処理においては、サーバコンピ
ュータ2の記憶部は、少なくとも生徒氏名項目および得
点項目を有する各科目毎の得点入力用リストテーブルを
記憶する得点入力用リストテーブル記憶手段を有してい
る。また、サーバコンピュータ2の制御部10は、少な
くとも生徒氏名項目に生徒氏名が入力された生徒名簿か
ら生徒氏名を得点入力用リストテーブルの生徒氏名項目
に転記する転記制御手段と、得点入力用リストテーブル
から少なくとも生徒氏名項目、科目毎の得点項目および
合計得点項目を有する総合成績リストテーブルを作成す
る総合成績リストテーブル作成制御手段と、科目毎の得
点が全て入力されたことを条件に生徒毎の合計得点を算
出して総合成績リストテーブルの合計得点項目欄に取り
込むと共に、全学科の得点を学科毎で受験生毎に該当欄
にそれぞれ取り込んでサーバ用モニタ4に表示させる総
合成績リストテーブル入力制御手段とを有している。さ
らに、クライアントコンピュータ3の制御部18は、得
点入力用リストテーブルをクライアント用モニタ12に
読み出して、対応する科目における各生徒の得点を得点
項目欄にクライアント用データ入力手段13より入力す
る得点入力制御手段を少なくとも有している。
【0030】この場合に、ROM6,14としての記録
媒体には、教務室に配置されるサーバコンピュータ2
と、各学科毎の教科教員室である各採点室にそれぞれ配
置されるクライアントコンピュータ3との間でデータ通
信を行って成績処理を行うに際して、少なくとも生徒氏
名項目および得点項目を有する各科目毎の得点入力用リ
ストテーブルの生徒氏名項目に、少なくとも生徒氏名項
目が入力された生徒名簿から生徒氏名を転記制御するス
テップと、得点入力用リストテーブルから少なくとも生
徒氏名項目、科目毎の得点項目および合計得点項目を有
する総合成績リストテーブルを作成制御するステップ
と、得点入力用リストテーブルをクライアントコンピュ
ータ3のクライアント用モニタ12に読み出して、対応
する科目における各生徒の得点を得点項目欄にクライア
ント用データ入力手段13より入力制御するステップ
と、科目毎の得点が全て入力されたことを条件に生徒毎
の合計得点を算出して総合成績リストテーブルの合計得
点項目欄に取り込み制御を行ってサーバ用モニタ4に表
示制御させるステップとを含む成績処理を実行させるよ
うな制御プログラムが記録されている。
【0031】さらに、クラス編成処理においては、サー
バコンピュータ2の記憶部は、少なくとも生徒氏名項
目、合計得点項目および新クラス項目を有するクラス編
成リストテーブルを記憶するクラス編成リストテーブル
記憶手段と、少なくとも出席番号項目および生徒氏名項
目を有するクラス名簿テーブルを記憶するクラス名簿テ
ーブル記憶手段とを有している。また、サーバコンピュ
ータ2の制御部10は、生徒氏名およびその合計得点を
クラス編成リストテーブルの生徒氏名項目および合計得
点項目に転記する転記制御手段と、生徒氏名およびその
合計得点が転記されたクラス編成リストテーブルを成績
順にサーバ用モニタ4に表示させつつ、新クラス項目の
生徒氏名毎の新クラス欄に新クラス名を、サーバ用デー
タ入力手段5から入力してサーバ用モニタ4の該当欄に
表示させるクラス編成処理制御手段と、新クラス名に該
当する生徒氏名をクラス名簿テーブルの生徒氏名項目に
所定順にサーバ用モニタ4に表示させつつ、出席番号項
目の生徒氏名毎の出席番号欄に出席番号を連番で、サー
バ用データ入力手段5から入力してサーバ用モニタ4の
該当欄に表示させるクラス名簿作成制御手段とを有して
いる。
【0032】この場合に、ROM6,14としての記録
媒体には、少なくとも生徒氏名項目、合計得点項目およ
び新クラス項目を有するクラス編成リストテーブルの生
徒氏名項目および合計得点項目に、データ入力されてい
る合否リストテーブルまたは総合成績リストテーブルか
ら生徒氏名およびその合計得点を転記制御するステップ
と、生徒氏名およびその合計得点が転記されたクラス編
成リストテーブルを成績順にサーバ用モニタ4に表示さ
せつつ、新クラス項目の生徒氏名毎の新クラス欄に新ク
ラス名を、サーバ用データ入力手段5から入力してサー
バ用モニタ4の該当欄に表示させるように制御するステ
ップと、少なくとも出席番号項目および生徒氏名項目を
有するクラス名簿テーブルの生徒氏名項目に、新クラス
名に該当する生徒氏名を所定順にサーバ用モニタ4に表
示させつつ、出席番号項目の生徒氏名毎の出席番号欄に
出席番号を連番で、サーバ用データ入力手段5から入力
してサーバ用モニタ4の該当欄に表示させてクラス名簿
を作成制御するステップとを含むクラス編成処理を実行
させるような制御プログラムが記録されている。
【0033】さらに、サーバコンピュータ2およびクラ
イアントコンピュータ3の配置は、図2に示すように、
複数の例えば教務室にサーバコンピュータ2が配設さ
れ、例えば教員室、教科教員室、進路指導室および保健
室にそれぞれ一または複数のクライアントコンピュータ
3が配設されており、これらの教員室、教科教員室、進
路指導室および保健室の各クライアントコンピュータ3
からサーバコンピュータ2に得点データなどが同時入力
できるようになっている。また、入試室内においても上
記と同様に、例えば図3に示すように、サーバコンピュ
ータ2と複数のクライアントコンピュータ3がLANで
接続されていると共に、入試室内のサーバコンピュータ
2から教務室内のサーバコンピュータ2にデータの受け
渡しのみ可能なようになっている。
【0034】この教務室のサーバコンピュータ2には、
学校全体の教員と生徒の名簿、生徒の出欠と成績データ
を一括管理している学校教員業務支援ソフトの全ファイ
ルが収められている。また、教員室のクライアントコン
ピュータ3には、各組担任が生徒の名簿、出欠、懇談資
料用成績を表示させて、この部屋の共有のプリンタ19
でプリントアウトを行う印刷処理が可能であり、定期考
査の点数入力処理も行うことが可能である。これらの処
理に必要な学校教員業務支援ソフトのみのファイルが収
められている。さらに、教科教員室のクライアントコン
ピュータ3には、教科で必要な生徒の成績データなどの
表示、抜き出し、この部屋での共有のプリンタ19でプ
リントアウトを行う印刷処理が可能であり、定期考査の
点数入力処理も行うことが可能である。上記と同様に、
これらの処理に必要な学校教員業務支援ソフトのみのフ
ァイルが収められている。さらに、進路指導室や保健室
などのクライアントコンピュータ3には、担当部で必要
なデータの表示、抜き出し、この部屋での共有のプリン
タ19でプリントアウトを行う印刷処理が可能であり、
この処理に必要な学校教員業務支援ソフトのみのファイ
ルが収められている。さらには、入試のデータは極秘で
あるために、できる限り外部との接続をしないようにす
るべく、入試室内で図3に示すようにサーバコンピュー
タ2および複数のクライアントコンピュータ3をLAN
で接続して配置し、入試室内で全入試処理が処理可能な
ようになっていると共に、教務室のサーバコンピュータ
2に合格者名簿などのデータの受け渡しのみを行うこと
ができるようになっている。
【0035】以上のようにして、学校業務支援システム
1は、入試処理、第1学年クラス編成処理、第1学年成
績処理、第2学年クラス編成処理、第2学年成績処理、
第3学年クラス編成処理、第3学年成績処理さらに卒業
処理などの一連の学校業務処理を行うようになってい
る。この場合に、ROM6,14としての記録媒体に
は、例えば中学校や高校などにおいて、上記のような入
試処理から第3学年成績処理さらに卒業処理などの一連
の各処理を行うステップを含む学校業務支援処理を実行
させるような制御プログラムが記録されている。
【0036】上記構成により、以下、その動作を具体的
に説明する。例えば中学入試処理において、秘密厳守の
ために、サーバコンピュータ2および複数のクライアン
トコンピュータ3がLANで接続されて図2の受験室内
に設けられており、まず、入学願書受け付け期間に、サ
ーバコンピュータ2のサーバ用データ入力手段5の所定
操作による指令信号により、CPUよりなる制御部10
の受験生データ作成制御手段は、RAM7内の受験生デ
ータ作成処理用の制御プログラムに基づいて、RAM7
内の図4に示す「中学入試処理メニュー」画面の画像デ
ータを読み出してサーバ用モニタ4の表示画面上に表示
させるように制御すると共に、この「中学入試処理メニ
ュー」画面の「受験生データ入力」を選択して、サーバ
用モニタ4の表示画面上に図5に示す「受験者名簿入
力」画面を表示させるように制御する。この「受験者名
簿入力」画面はプリンタ11によってプリントアウトさ
れて個人票として用いられる。この個人票は、生徒の受
験番号項目、氏名およびそのフリガナ項目、性別項目、
郵便番号および住所項目(受験生郵便宛先項目)、電話
番号項目、出身小学校名および塾名項目(出身校項目)
などを有している。
【0037】図6は、図1の学校業務支援システムにお
ける入試処理の動作を示すフローチャートである。図6
に示すように、ステップS1で、受験生の個人票の入力
画面(「受験者名簿入力」画面)をサーバ用モニタ4の
表示画面上に表示しつつ、サーバ用データ入力手段5か
らの所定操作による指令信号によって、制御部10の受
験生データ作成制御手段は、RAM7内の受験生データ
作成処理用の制御プログラムに基づいて、生徒の受験番
号、氏名およびそのフリガナ、性別、住所、電話番号、
出身小学校名や塾名などの基礎データをサーバ用データ
入力手段5から「受験者名簿入力」画面内の該当欄に順
次入力して受験者データ入力表(図5にデータ入力され
た表)を作成して記憶部に記憶させる。
【0038】このとき、サーバ用データ入力手段5から
の所定操作による指令信号によって、制御部10の転記
制御手段は、制御プログラムに基づいて、得点入力用リ
ストテーブルの画像データをRAM7内から読み出して
サーバ用モニタ4の表示画面上に表示させるように制御
すると共に、上記個人票に入力した受験番号および氏名
などの受験生データを各学科毎の得点入力用リストテー
ブルの該当欄にコピー(転記)する。
【0039】さらに、ステップS2において、サーバ用
データ入力手段5からの所定操作による指令信号によっ
て、制御部10は各教科毎に制御部18を介してプリン
タ19を駆動制御して、受験番号および氏名などの受験
生データが入力された素点入力用の得点入力用リストテ
ーブルから点数記入用紙を各教科分だけプリントアウト
する。この点数記入用紙は、クライアントコンピュータ
3に接続されたプリンタ19側でプリントアウトされる
が、プリンタ11側で各教科一括してプリントアウトす
るように設定することもできる。各教科毎のプリンタ1
9によるプリントアウトの方が点数記入用紙を各教科毎
に配布する手間が省ける。
【0040】さらに、各学科毎の先生は、採点後に各教
科毎の点数記入用紙に受験番号および受験者氏名毎の点
数を記入する。その後、点数記入用紙に記入された点数
を見ながら、国語や英語などの各教科毎にクライアント
コンピュータ3のクライアント用データ入力手段13か
らの所定操作による指令信号によって、制御部18の得
点入力制御手段は、得点入力用リストテーブルをサーバ
コンピュータ2側からクライアント用モニタ12の表示
画面上に読み出して、対応する各科目毎における各受験
生の得点を得点項目欄にクライアント用データ入力手段
13から入力して表示する。つまり、入力処理用のクラ
イアントコンピュータ3のクライアント用モニタ12に
映し出された「中学入試処理メニュー」の「成績入力」
を選択し(ステップS3)、成績入力する教科(本実施
形態の図7では国語)を選択して各教科毎の「成績入
力」画面の得点入力用リストテーブル中の所定欄にその
教科での点数がクライアント用データ入力手段13から
受験番号および受験者氏名毎に入力される(ステップS
4a〜S4d)。図7では得点入力用リストテーブルに
受験番号および受験生氏名毎に国語の点数が入力された
状態(後述する確認成績表)を示している。
【0041】さらに、このようにして、全学科(国語、
算数、理科および社会)の成績(点数)が教科毎の各ク
ライアントコンピュータ3から入力された後に、ステッ
プS5で成績入力処理に対する確認済みかどうかを判断
し、確認済みではない場合に、サーバコンピュータ2に
おいて、入試担当者のサーバ用データ入力手段5からの
所定操作による指令信号によって、制御部10はプリン
タ11を駆動制御して、各教科毎に点数が受験番号毎に
入力された確認成績表(図7の国語科目の得点入力画面
のコピー)をプリントアウトする(ステップS6)。こ
の時点で、新たなる成績入力が得点入力用リストテーブ
ルに対して為されないように、サーバ用データ入力手段
5からの所定操作による指令信号によって、制御部10
は入試専用のサーバコンピュータ2と各教科毎のクライ
アントコンピュータ3とのLAN接続を遮断するように
制御する。
【0042】さらに、入試室において入試担当者は、上
記のように印刷した、データ入力の元となった点数記入
用紙とデータ入力後の確認成績表(図7のコピー)とを
確認して間違いがあれば訂正し、サーバコンピュータ2
のサーバ用データ入力手段5の所定操作による指令信号
により、CPUよりなる制御部10は、RAM7内の成
績入力処理用の制御プログラムに基づいて、RAM7内
の図4に示す「中学入試処理メニュー」画面の画像デー
タを読み出してサーバ用モニタ4の表示画面上に表示さ
せるように制御すると共に、入試担当者が、その「中学
入試処理メニュー」画面の「成績入力」を選択して各教
科毎の「成績入力画面」の中にサーバ用データ入力手段
5からその教科毎の訂正結果を入力する(ステップS7
a〜S7d)。
【0043】さらに、サーバコンピュータ2において、
全教科の得点入力が為され、ステップS5で成績入力処
理に対する確認が為された場合には、入試担当者は、サ
ーバ用モニタ4に映し出された「中学入試処理メニュ
ー」画面内の「席次・度数分布作成」を選択して図8に
示す「席次・度数分布作成」画面をサーバ用モニタ4の
表示画面上に開いて「成績表のテーブルを作成」を選択
すると、CPUよりなる制御部10の合否リストテーブ
ル作成および入力制御手段は、受験科目毎の得点が全て
入力されたことを条件に、制御プログラムに基づいて、
各教科の得点入力用リストテーブルから全教科の合否リ
ストテーブルを作成してサーバ用モニタ4の表示画面上
に表示すると共に、各教科毎の得点入力用リストテーブ
ルの成績データから各科目の合計点や平均点などの計算
処理(ステップS8)を行って、図9に示すように、合
否リストテーブルの合計得点項目欄や平均得点項目欄に
取り込み、かつ、受験番号および受験生氏名毎の各教科
の点数を各学科の得点項目欄にそれぞれ取り込んで受験
番号順成績表を作成してサーバ用モニタ4の表示画面上
に表示する(ステップS9)。
【0044】また同様に、図8に示す「席次・度数分布
作成」画面の「席次順のテーブル作成」を選択すれば、
上記受験番号順成績表の受験番号および受験生氏名毎の
データを成績順に並べ替えて成績順成績表を作成してサ
ーバ用モニタ4の表示画面上に表示する。これらの受験
番号順成績表や成績順成績表の他、同様にして平均点一
覧表や度数分布表なども作成して判定会議用資料とす
る。さらに、サーバ用データ入力手段5からの所定操作
による指令信号によって、制御部10はプリンタ11を
駆動制御して上記判定会議用資料を順次プリントアウト
する(ステップS9)。なお、図9では合否リストテー
ブルの合否項目欄に合否結果が入力されている様子が示
されているが、この時点ではまだ、合否結果は入力され
ておらず、上記判定会議後に合否結果が該当欄に入力さ
れることになる。
【0045】さらに、合否結果を決める判定会議に上記
判定会議用資料が持ち込まれ、例えば成績順成績表の合
格人数と同じ席次番号を境としてその上下近傍位置の受
験者について、他の成績要素を参照するなどして合否が
決められる。
【0046】さらに、入試担当者は、サーバ用モニタ4
に映し出された「中学入試処理メニュー」画面内の「合
否入力」を選択して、図10に示す受験番号および受験
者氏名毎の個人別「合否入力」画面をサーバ用モニタ4
の表示画面上に席次順に順次開き、その「合否入力」画
面の所定の合否欄にその合否結果をサーバ用データ入力
手段5から入力して合否入力確認表とする(ステップS
10)。
【0047】さらに、ステップS11で合否入力処理に
対して確認済みかどうかを判断して確認済みではない場
合に、入試担当者は、サーバ用データ入力手段5からの
所定操作による指令信号によって、制御部10はプリン
タ11を駆動制御して上記合否入力確認表をプリントア
ウトする(ステップS12)。その合否入力確認表の内
容に間違いがあればそれを訂正し、「合否入力」画面を
サーバ用モニタ4の表示画面上に開いて、その訂正結果
を、再びその「合否入力」画面の所定欄にサーバ用デー
タ入力手段5から入力して合否結果票として完成する
(ステップS13)。
【0048】さらに、ステップS11で合否入力処理に
対する確認済みの場合には、サーバ用データ入力手段5
からの所定操作による指令信号によって、制御部10は
プリンタ11を駆動制御して、その合否入力に基づいた
受験生への合格発表用の合否発送用紙として、その合否
結果票がプリントアウトされると共に、受験番号のみが
記載された掲示用の合格者一覧表がプリントアウトされ
る(ステップS14)。
【0049】さらに、入試担当者は、サーバ用モニタ4
に映し出された「中学入試処理メニュー」画面内の「塾
別選択」を選択して図11に示す「塾別受験結果表選
択」画面をサーバ用モニタ4の表示画面上に開いて、そ
の「塾別受験結果表選択」画面から登録されている塾名
を選択して、塾別に少なくとも受験番号および合格者氏
名がリストアップされたファックス用の塾別合否表(図
示せず)をデータベースから抜き出し、サーバ用データ
入力手段5からの所定操作による指令信号によって、制
御部10はプリンタ11を駆動制御して塾別合否結果表
をプリントアウトする(ステップS15)。この塾別合
否結果表を塾別にFAX送信すればよいことになる。
【0050】さらに、入試担当者は、サーバ用モニタ4
に映し出された「中学入試処理メニュー」の「印刷」を
選択(ステップS16)して、全員成績表、合格者成績
表、合否結果表、塾別合否結果表および度数分布表など
の各種成績表項目から保存に必要な成績表を選択(ステ
ップS17a〜S17e)すると、制御部10はプリン
タ11を駆動制御して、その選択した成績表をプリント
アウトする。例えば全員成績表はサーバ用モニタ4の表
示画面上に映し出され図12に示す受験結果成績表(受
験番号順)としてプリントアウトされ、また、図13に
示す合格者成績表がサーバ用モニタ4の表示画面上に映
し出されて合格者名簿(席次順)としてプリントアウト
される。
【0051】最後に、サーバコンピュータ2のサーバ用
データ入力手段5の所定操作による指令信号により、C
PUよりなる制御部10の新入生名簿作成制御手段は、
RAM7内の制御プログラムに基づいて各部を制御し
て、合格者名簿(席次順)から新入生名簿を作り、これ
を入試室のサーバコンピュータ2から教務室のサーバコ
ンピュータ2にデータの受け渡しをして、教務室のサー
バコンピュータ2の成績管理ファイルに入れる(ステッ
プS18)。
【0052】ここで、上記入試処理のステップS15に
おいて、塾別(学校別)合否表の選択処理についてその
一例を、以下にさらに詳細に説明する。集計計算処理さ
れた表に合否を入力、確認後、この塾別(学校別)合否
表選択処理に移行する。
【0053】まず、塾別(中学校別)選択画面に入り、
地区別に作成する必要がある塾名(中学校名)のチェッ
クボックスにチェックを入れ、作成ボタンを押すと、順
に塾別(中学校別)の一覧表が作成されていく。途中で
中止するときには中止ボタンを押す。これを地区別に繰
り返して処理する。
【0054】さらに、出来上がった一覧表を地区別に印
刷ボタンを押して印刷する。確認後、間違いが見つかっ
たときには、塾(中学校)IDや点数、合否などの記入
ミスの場合、入力更新処理からやり直し、また、表印刷
がうまくできていない場合、そのときには塾(中学校)
だけを印刷し直す。
【0055】さらに、訂正処理が終了したら、FAXで
塾別(中学校別)に合否結果を送るため、FAX送信画
面に入り、地区別にFAXを確認しつつ送信する。
【0056】さらに、各成績一覧表を塾別(中学校別)
に印刷して保存する。
【0057】したがって、従来、点数入力や集計計算処
理は比較的簡単な処理ではあるが、私立学校において
は、合否判定後に、非常にたくさんの中学校や塾毎の合
否表、成績一覧表を作り、相手の中学校や塾にFAXで
送信して資料として使用し、この処理を1台のコンピュ
ータで繰り返すには、大変な手間と時間がかかり、例え
ばファイルを2台のコンピュータで分けて行うと、間違
いが多く発生するという問題があった。これを解決する
べく、上記構成によって、LANを使いデータベース化
しているために、複数のコンピュータで中学校や塾毎に
地区別に自動的に合否表と成績一覧表を作ることがで
き、LANを使い複数のコンピュータで地区別に自動的
に作られた中学校や塾毎の合否表と成績一覧表を確認し
ながら印刷とFAX送信を行うことができる。このた
め、間違いを見つけやすくかつ処理時間の短縮にもなっ
て、急ぐ処理を能率よく整理することができるようにな
る。
【0058】なお、本実施形態1では、中学入試処理に
ついて説明したが、高校入試処理についても略同様に適
応することができ、異なる点は、高校入試処理の場合に
は英語などの科目が増えることと、志望学科(例えば英
語科、理数科および普通科など)などが増えることであ
る。高校入試処理で、まず、専願と併願とに分け、さら
に志望学科別にファイルを分けて処理を実行する必要が
ある。また、上記中学入試処理では主に出身塾別に処理
したが、高校入試処理では出身中学校別に処理する必要
がある。
【0059】以上のように、本発明の入試処理によれ
ば、サーバコンピュータ2と複数のクライアントコンピ
ュータ3との間でデータ通信して、クライアント用デー
タ入力手段13からの所定操作で得点入力用リストテー
ブル内に受験科目毎の得点を各受験科目毎にサーバコン
ピュータ2側に入力し、サーバコンピュータ2側におい
て、全受験科目の合計得点を算出すると共に、その合計
得点順に整列させた合否リストテーブルの該当欄に合否
結果を入力し、受験生毎に合格通知書を作成するような
一連の入試処理が連続的かつ自動的に為されるため、複
数のクライアントコンピュータ3からデータベース化さ
れたサーバコンピュータ2に各入試教科毎の得点を同時
入力可能となるなど、処理作業の手間を大幅に軽減する
ことができ、入試の発表日までの限られた短い期間内に
おいてもスピィーディかつ正確に一連の入試処理を行う
ことができる。
【0060】次に、クラス編成処理について、以下に説
明する。
【0061】図14は、図1の学校業務支援システムに
おけるクラス編成処理および成績処理の動作を示すフロ
ーチャートである。図14に示すように、まず、管理者
の、サーバコンピュータ2のサーバ用データ入力手段5
の所定操作による指令信号により、CPUよりなる制御
部10の転記制御手段は、RAM7内の制御プログラム
に基づいて各部を制御して、RAM7内の新入生名簿な
どの生徒名簿の少なくとも氏名および合計点を、RAM
7内のクラス編成リストテーブルの所定欄に転記(コピ
ー)する名簿入力処理を行う(ステップS21)。
【0062】次に、サーバコンピュータ2のサーバ用デ
ータ入力手段5の所定操作による指令信号により、CP
Uよりなる制御部10のクラス編成処理制御手段は、R
AM7内の制御プログラムに基づいて、「クラス編成メ
ニュー」画面の画像データをサーバ用モニタ4の表示画
面上に読み出して表示させるように制御(ステップS2
2)し、さらに、この「クラス編成メニュー」画面の
「1年生」または「2年生」、「3年生」の学年を選択
(ステップS23)して、サーバ用モニタ4の表示画面
上に図15に示すような「クラス編成入力」画面を表示
させ、後で詳細に説明するが、この「クラス編成入力」
画面を用いてクラス編成処理(ステップS24)を行
う。つまり、種々の条件(男女や成績など)を画面上に
出力でき、これらを考慮しつつ、図15の「クラス編成
入力」画面に対してクラス名を入力していく。また、入
力された生徒を新しいクラス毎(男女毎)に表示画面上
に出力して確認することもできる。
【0063】さらに、同学年の生徒に対して「クラス編
成入力」画面にクラス名を全て入れ終わった段階で、サ
ーバコンピュータ2のサーバ用データ入力手段5の所定
操作による指令信号により、CPUよりなる制御部10
のクラス編成処理制御手段は、RAM7内の制御プログ
ラムに基づいて、RAM7内のクラス名簿テーブルの画
像データをサーバ用モニタ4の表示画面上に読み出して
表示させるように制御すると共に、新クラス名に該当す
る生徒氏名をクラス名簿テーブルの生徒氏名項目に所定
順の例えば「あいうえお」順に並べ替えてサーバ用モニ
タ4の表示画面上に表示させる。管理者はクラス毎に生
徒を確認しつつ、サーバコンピュータ2のサーバ用デー
タ入力手段5の所定操作による指令信号により、CPU
よりなる制御部10は、RAM7内の制御プログラムに
基づいて各部を制御して、クラス名簿テーブルの出席番
号項目の生徒氏名毎の出席番号欄に出席番号を連番で入
力してサーバ用モニタ4の該当欄に表示させる。その出
席番号順の氏名が入ったクラス名簿テーブルを名簿ファ
イルに入力してクラス名簿作成処理が終了する(ステッ
プS25)。
【0064】さらに、管理者の、サーバコンピュータ2
のサーバ用データ入力手段5の所定操作による指令信号
により、制御部10はプリンタ11を駆動制御して、ク
ラス毎の出席番号順の氏名表をプリントアウトする(ス
テップS26)。
【0065】このようにして、ステップS24のクラス
編成処理およびステップS25のクラス名簿作成処理が
終わると、管理者の、サーバコンピュータ2のサーバ用
データ入力手段5の所定操作による指令信号により、制
御部10はプリンタ11を駆動制御して、今年度の生徒
基本台帳(例えば図16の中学1年基本台帳入力画面お
よび、例えば図17の中学基本台帳印刷例)と生徒名簿
をプリントアウトする(ステップS27)。
【0066】さらに、ステップS28で、生活指導用の
生徒の個人カード(例えば図18の中学1年個人カー
ド)を作成する。つまり、サーバコンピュータ2のサー
バ用データ入力手段5の所定操作による指令信号によ
り、CPUよりなる制御部10の個人カード作成制御手
段は、RAM7内の制御プログラムに基づいて各部を制
御して、サーバ用モニタ4の表示画面上に生徒個人カー
ド用テーブルを開き、その表示画面上の生徒個人カード
用テーブルの所定位置に生徒の写真をスキャナで読み込
んで電子データとして貼り付けることができる。LAN
を用いて複数のクライアントコンピュータ3側から、こ
の写真の貼り付け作業を効率的に行うことも可能であ
る。
【0067】また、ここで、図15の「クラス編成入
力」画面を用いたステップS24のクラス編成処理につ
いてその一例を、以下にさらに詳細に説明する。
【0068】図28は、図14の編成学年選択およびク
ラス編成処理の動作を示すフローチャートである。図2
8に示すように、まず、ステップS23でクラス編成す
る学年を選択する。例えば1年生クラス編成を選択する
と、入試時の点数に基づいてクラス編成作業を行う場
合、図15の「クラス編成入力」画面上の「成績順並べ
替え」ボタンを押すと、図15の「クラス編成入力」画
面のように、画面上に呼び出した入試時の総合得点順に
合格者氏名の並べ替えを行うことができる。
【0069】次に、男女別にクラス編成作業を行うた
め、図15の「クラス編成入力」画面上の「男子」ボタ
ンを押すと、「クラス編成入力」画面は男子のみの成績
順に変わる。また、男女混合でクラス編成作業を行う場
合には、図15の「クラス編成入力」画面上の「全クラ
ス表示」ボタンを「男子」ボタンの代りに押すと、「ク
ラス編成入力」画面は男女全員の成績順に変わる。
【0070】さらに、画面の特記事項欄にある友人関
係、転入、留学帰りなどを参考に、「クラス編成入力」
画面上の生徒各自の「1年組」項目欄に組名(例えば
A)を選択して入力していく。各組の男子の氏名を画面
上で見たいときには、例えば「1A男子」ボタンを押す
と、入力された1年A組の男子生徒のみの名簿が「クラ
ス編成入力」画面上で表示され、組毎の人数を確認でき
るので、その人数を参考にしつつクラス編成作業を行う
ことができる。元の画面に戻す場合は、「クラス編成入
力」画面上の「男子」ボタンを押して「成績順」ボタン
を押せば、男子のみの全生徒が成績順に並んだ名簿が
「クラス編成入力」画面上に表示され元の画面に戻る。
【0071】また同様に、「クラス編成入力」画面上の
「女子」ボタンを押すと、その画面上には女子のみの画
面に変わる。さらに、「席次順」ボタンを押すと、その
画面は女子の席次順に並べ替えられた画面に変わる。
【0072】さらに、画面の特記事項欄にある友人関
係、転入、留学帰りなどを参考に、「クラス編成入力」
画面上の生徒各自の「1年組」項目欄に組名(例えば
A)を選択して入力していく。各組の女子の氏名を画面
上で見たいときには、例えば「1A女子」ボタンを押す
と、入力された1年A組の女子生徒のみの名簿が「クラ
ス編成入力」画面上で表示され、組毎の人数を確認でき
るので、その人数を参考にしつつクラス編成作業を行う
ことができる。元の画面に戻す場合は、「クラス編成入
力」画面上の「女子」ボタンを押して「成績順」ボタン
を押せば、女子のみの全生徒が成績順に並んだ名簿が
「クラス編成入力」画面上に表示され元の画面に戻る。
【0073】さらに、クラス編成作業の確認処理を行
う。つまり、「クラス編成入力」画面上の「1A全員」
ボタンを押すと、1年A組全員が画面上に表示される。
同様にして、「1B全員」ボタンを押すと、1年B組全
員が画面上に表示される。このようにして、最後の組全
員の「1E全員」ボタンを押すと、1年E組全員が画面
上に表示される。他の組のクラス編成を見つつ、問題が
あれば「1年組」を変更して調整すればよい。
【0074】このようにして、男女のクラス編成作業
(ステップS24−1)が終了した時点で、確認のため
のキー操作(ステップS24−2)をして男女のクラス
編成を設定する。
【0075】さらに、ステップS24−3で、「各組全
員」ボタンを選択して「並べ替え」ボタンを押して例え
ば「あいうえお」順に各組の生徒全員を画面上で並べ替
える。このようにして、出席番号欄に連続番号を各組の
生徒氏名を確認しつつ入力していく(ステップS24−
4)。
【0076】この時点で不都合に気がついた場合には、
始めの「男子」ボタンを押す作業に戻る(ステップS2
4−5)。また、この時点で不都合がない場合には、1
年の新しい組の名簿と名表を印刷し、そのファイルが自
動的に保存される(ステップS24−6)。
【0077】さらに、現1年を2年、現2年を3年の新
しい組にクラス編成作業を行うには、上記と同様に上記
ステップS23さらにステップS24−1〜6を行えば
よく、各学年のクラス替えを能率良く行うことができ
る。
【0078】以上のように、本発明のクラス編成処理に
よれば、クラス編成リストテーブル内の生徒氏名を得点
順に並べ替え、その生徒氏名毎の該当欄に新クラス名を
入力して、その新クラス名毎のクラス名簿テーブルの生
徒氏名項目に「あいうえお」順などの所定順に生徒氏名
を並べ、生徒氏名毎に出席番号を連番で該当欄に入力し
てクラス名簿を作成するようにしたため、サーバコンピ
ュータ2や複数のクライアントコンピュータ3から学年
毎に同時にクラス編成処理入力をすることができ、処理
作業の手間を大幅に軽減することができてスピィーディ
に処理することができると共に、従来のように担当者に
頼んでデータ入手を待ったり膨大なデータコピーとなっ
たりするようなことはなく、複数のコンピュータ3にス
ピィーディにデータ入手できて常時処理作業を行うこと
ができる。
【0079】次に、ここで、中間または期末考査などを
含む成績処理について、以下に詳細に説明する。まず、
図14に示すように、管理者の、サーバコンピュータ2
のサーバ用データ入力手段5の所定操作による指令信号
により、CPUよりなる制御部10の転記制御手段は、
RAM7内の制御プログラムに基づいて各部を制御し
て、ステップS25で名簿ファイルに入力され出席番号
順の氏名が入ったRAM7内のクラス名簿から、生徒氏
名を得点入力用リストテーブルの生徒氏名項目欄に転記
してRAM7内に記憶させる(ステップS29)。
【0080】また、管理者の、サーバコンピュータ2の
サーバ用データ入力手段5の所定操作による指令信号に
より、CPUよりなる制御部10の総合成績リストテー
ブル作成制御手段は、RAM7内の制御プログラムに基
づいて各部を制御して、少なくとも生徒氏名が入力され
た得点入力用リストテーブルから少なくとも生徒氏名項
目、科目毎の得点項目および合計得点項目を有する総合
成績リストテーブルを作成してRAM7内に記憶させる
(ステップS30)。
【0081】さらに、クライアントコンピュータ3のク
ライアント用データ入力手段13の所定操作による指令
信号により、CPUよりなる制御部18の得点入力制御
手段は、RAM15内の制御プログラムに基づいて各部
を制御して、サーバ用モニタ4の表示画面上に図19に
示す「成績処理メインメニュー」画面を開き、「成績処
理メインメニュー」画面内の「成績入力メニュー」を選
択して、図20に示す「考査入力メニュー」画面をサー
バ用モニタ4の表示画面上に映し出し、この「考査入力
メニュー」画面内の例えば「国語」などの学科を選択す
る(ステップS31)。
【0082】さらに、各学科の先生が各定期考査毎に生
徒の素点を入力するに際して、クラス毎に入力する方法
と、教科担当者毎に入力する方法の異なる2種類の入力
画面のうち、何れかの入力画面を選択して、生徒氏名が
転記された例えば図21に示すような得点入力用リスト
テーブル(クラス別)か、または、例えば図22に示す
ような得点入力用リストテーブル(教科別)をクライア
ント用モニタ12の表示画面上に読み出す(ステップS
32)。これらのクラス別得点入力用リストテーブルお
よび教科別得点入力用リストテーブルは、ステップS2
9で得点入力用リストテーブルとして作成処理されてサ
ーバコンピュータ2のRAM7内に記憶されている。
【0083】さらに、クライアント用モニタ12に読み
出された得点入力用リストテーブルの得点項目欄に、対
応学科における各生徒の得点をクライアント用データ入
力手段13から順次入力する(ステップS33)。この
ようにして、各学科の先生が各定期考査毎に生徒の素点
を入力する。このとき、図20の「考査入力メニュー」
画面内の「入力進行状況」を選択すれば、成績入力時に
その入力進行状況をクライアント用モニタ12の表示画
面上で確認可能である。つまり、何れのクラスの何れの
科目が入力済みであるのかが容易に画面上に出力されて
確認可能である。また、「考査入力メニュー」画面内の
「ネットワーク使用状況」を選択すれば、現在使用中の
クライアントコンピュータ3と不使用中のクライアント
コンピュータ3とが画面上で容易に確認することがで
き、空いているクライアントコンピュータ3の場所
(室)まで行けば入力処理をすることができる。さら
に、管理者は、全ての学科の成績入力が終了(通常は2
日程度)した時点で、新たなるデータ変更を禁止するべ
く、全ての入力処理用のクライアントコンピュータ3と
管理用のサーバコンピュータ2との接続を遮断するよう
にしている。
【0084】さらに、管理者は、採点者からの訂正を受
け付けて訂正し、その締切り後、学科毎の得点が全て入
力されたかどうかをCPUよりなる制御部10が判定し
(ステップS34)、学科毎の得点入力が完了した場合
に、操作ボタンによる入力指示によって総合得点や平均
点などの計算処理を行う(ステップS35)。つまり、
管理者の、サーバコンピュータ2のサーバ用データ入力
手段5の所定操作による指令信号により、CPUよりな
る制御部10の総合得点リストテーブル入力制御手段
は、RAM7内の制御プログラムに基づいて各部を制御
して、学科毎の得点が全て入力されたことを条件に、生
徒毎の合計得点を算出して総合得点リストテーブルの合
計得点項目欄に取り込んでサーバ用モニタ4に表示させ
ると共に、生徒毎の平均得点および各学科毎の平均得点
を算出して総合得点リストテーブルの生徒毎の平均得点
欄および各学科毎の平均得点欄に取り込んでサーバ用モ
ニタ4の表示画面上に表示させ、かつそれらのデータを
RAM7内に記憶させる。
【0085】さらに、管理者の、サーバコンピュータ2
のサーバ用データ入力手段5の所定操作による指令信号
により、CPUよりなる制御部10の総合得点リストテ
ーブル入力制御手段は、RAM7内の制御プログラムに
基づいて各部を制御して、各組または生徒毎の成績デー
タ表をサーバ用モニタ4に表示させ、かつそれらのデー
タもRAM7内に記憶させる(ステップS36)。
【0086】さらに、管理者は、ステップS36で作っ
た組別や個人別の成績データ表を各クライアントコンピ
ュータ3にリンクし、学年の各担当者がクライアントコ
ンピュータ3とプリンタ19で組別や個人別の成績デー
タ表を印刷させることで各担任に配布する。このように
して、組別や個人別の成績データ表の他の必要な書類も
クライアントコンピュータ3側にて印刷することができ
る。このように、成績入力、訂正締切り後1日で成績デ
ータ表の印刷が完了するため、考査試験終了後、約5,
6日程度の期間で生徒に成績を渡すことができる。
【0087】つまり、各クラス担任の先生が、クライア
ントコンピュータ3のクライアント用データ入力手段1
3の所定操作による指令信号により、クライアント用モ
ニタ12の表示画面上に「印刷メニュー選択」画面を読
み出し、「印刷メニュー選択」画面上の全教科の図23
に示すような「クラス別成績表」、図24に示すような
「個人別成績表」、図25に示すような「度数分布表」
などのうちから選択してクライアント用モニタ12の表
示画面上に読み出し、クライアント用データ入力手段1
3の所定操作による指令信号により、制御部18はプリ
ンタ19を駆動制御して、クライアント用モニタ12の
表示画面上の内容を手元のプリンタ19にてプリントア
ウトすることができる(ステップS37)。
【0088】次に、実力考査のデータは、生徒名簿や定
期考査のデータと同様に、所定条件の下に、サーバコン
ピュータ2の記憶部の基本ファイルへの書き込みや、基
本ファイルからの取り出しが可能になっている(ステッ
プS38)。このようにして、生徒名簿や定期考査およ
び実力考査のデータなどは、クライアントコンピュータ
3からサーバコンピュータ2の記憶部の基本ファイルへ
の書き込みをしたり、サーバコンピュータ2の記憶部の
基本ファイルから各クライアントコンピュータ3に取り
出したりできるため、先生毎の教科や組、さらには生徒
の進路などで各種資料を作成するのに利用できる。この
場合にも、データ保持のため、サーバコンピュータ2の
記憶部の基本ファイルへの新たなるデータの書き込み、
変更はできないようになっている。
【0089】さらに、各月末には担任の先生は、各クラ
イアントコンピュータ3からサーバコンピュータ2の生
徒の出欠基本ファイルにまとめて組別や個人別の出欠表
に出欠結果の書き込みをする(ステップS39)。つま
り、各組担任の先生の、クライアントコンピュータ3の
クライアント用データ入力手段13の所定操作による指
令信号により、CPUよりなる制御部10の出欠入力制
御手段は、RAM7内の制御プログラムに基づいて各部
を制御して、例えば図26に示すような組別出欠表をク
ライアント用モニタ12の表示画面上に表示させつつ、
ステップS36と同様に、表示画面上に表示させた組別
出欠表の該当欄に生徒出欠をクライアント用データ入力
手段13から入力して表示する。
【0090】さらに、各学科毎の先生は、学期毎に、ク
ライアントコンピュータ3のクライアント用データ入力
手段13の所定操作による指令信号により、CPUより
なる制御部18の定常点リストテーブル入力制御手段
は、RAM7内の制御プログラムに基づいて各部を制御
して、図27に示すような平常点リストテーブルをサー
バ用モニタ12に表示させると共に、その平常点リスト
テーブルの各学科毎の該当欄に、平常点をクライアント
用データ入力手段13から入力する(ステップS4
0)。
【0091】さらに、各学科毎の先生は、学期毎に、ク
ライアントコンピュータ3のクライアント用データ入力
手段13の所定操作による指令信号により、CPUより
なる制御部18の定常点重み付け入力制御手段は、RA
M7内の制御プログラムに基づいて各部を制御して、サ
ーバ用モニタ12に表示させた重み付けの割合入力画面
の該当欄に、定期考査の素点とその平常点との重み付け
の割合をクライアント用データ入力手段13から入力す
る(ステップS41)。この重み付けの割合は、画面上
に各割合での生徒の評定が出力可能であるため、その生
徒の評定を勘案しつつ決定することができる。このた
め、各学科毎の先生は、従来のように予め、電卓などで
シュミレートして評定を出しておく必要がなくなる。
【0092】さらに、ステップS42の訂正処理は、ス
テップS33の入力処理にミス入力があった場合の他、
ステップS36で不都合があった場合などに、ステップ
S31,S38,S39,S40の何れかに戻して訂正
処理をすることができる。
【0093】さらに、重み付けの割合の決定の終了後
に、各クラス担任の先生が、クライアントコンピュータ
3のクライアント用データ入力手段13の所定操作によ
る指令信号により、クライアント用モニタ12の表示画
面上に「印刷メニュー選択」画面を読み出し、「印刷メ
ニュー選択」画面上の、クライアントコンピュータ3側
からサーバコンピュータ2の生徒の基本ファイル内の評
定を含む全教科の図23および図31に示すような「ク
ラス別成績表」、図24および図32に示すような「個
人別成績表」、図25に示すような「度数分布表」、図
26に示すような「各組出欠一覧表」などのうちから選
択してクライアント用モニタ12の表示画面上に読み出
し、クライアント用データ入力手段13の所定操作によ
る指令信号により、制御部18はプリンタ19を駆動制
御して、クライアント用モニタ12の表示画面上の内容
を手元のプリンタ19にてプリントアウトすることがで
きる(ステップS42)。この時点で、出欠および評定
も全て入っているので、通知表をプリントアウトするこ
ともできる。
【0094】なお、高校の成績、出欠処理の場合には、
基本的には中学校の場合と同様であるが、選択科目が多
いために分割した成績表を作って処理することと、教科
毎に欠課時間を入力する。
【0095】以上のように、本発明の成績処理によれ
ば、サーバコンピュータ2と複数のクライアントコンピ
ュータ3との間でデータ通信して、クライアント用デー
タ入力手段13からの所定操作で得点入力用リストテー
ブル内に科目毎の得点を各科目毎にサーバコンピュータ
2側に入力し、サーバコンピュータ2側において、全科
目の合計得点を算出して該当欄に入力するような一連の
成績処理が連続的かつ自動的に為されるため、複数のク
ライアントコンピュータ3からデータベース化されたサ
ーバコンピュータ2に各教科毎の得点を同時入力できる
など、処理作業の手間を大幅に軽減することができ、短
い期間内においてもスピィーディかつ正確に一連の成績
処理を行うことができると共に、そのサーバコンピュー
タ2の入力データを用いて成績などの各種処理を複数の
クライアントコンピュータ3側にて行うことができて、
従来のように総合処理担当者に頼んでデータ入手を待っ
たり膨大なデータコピーとなったりするようなことはな
く、複数のコンピュータ3にスピィーディにデータ入手
可能で常時処理作業を行うことができる。
【0096】ここで、ステップS32,S33で各学科
の先生が各定期考査毎に生徒の素点を教科別に図22の
教科別得点入力用リストテーブルに入力する場合の点数
入力方法の一例を、以下にさらに詳細に説明する。
【0097】例えばサーバ用モニタ4の表示画面上に図
29のような教師名簿テーブルを開いて、サーバ用デー
タ入力手段5から教師のID番号を予め入力しておき、
その教師のID番号に基づいて各生徒を抜き出して画面
上に新しい選択科目用の図30のような入力表を作り、
その入力表をサーバ用モニタ4の表示画面上に表示させ
つつ所定欄に所定項目をサーバ用データ入力手段5から
入力する。この場合、教師は、学年組の出席番号順の画
面でも選択科目用の画面でも何れでも成績入力が可能で
ある。また、選択科目用の画面ではLAN接続で一斉に
入力が行われても、一の教師が入力している画面には、
他の教師の科目の画面は現われないため、他の教師の入
力したデータを誤って消去してしまうような事態は起り
にくくなる。さらに、自分の担当している成績表を考査
毎にEXCELの表にして簡単に抜き出しを行うことが
できるので、個人の成績管理に利用することができる。
【0098】したがって、従来は、学年組の出席番号順
に科目毎に点数を入力しており、この方法は生徒全員に
対して成績入力する場合には便利であるが、例えば理科
のように一つの組の中で物理、化学、生物と選択科目に
なっている場合には、出席番号順に並んだ生徒氏名に対
して連続して順に入力できず、即ち、飛び飛びに成績入
力しなければならず、間違い易く入力に時間がかかると
いう問題があった。これを解決するべく、上記構成によ
って、全員入力する科目については学年組の出席番号順
に科目毎の点数入力ができ、また、選択科目の場合に
は、その教師の受け持つ科目の生徒だけを画面上に表示
させつつ成績入力することができため、間違いも起らず
入力時間もかからないようになる。
【0099】このようにして、成績入力処理において、
例えば高校では選択科目があり、同じクラスの人であっ
てもその学科を選択している人と選択していない人とが
存在して、点数入力時に点数入力しない生徒の歯抜けが
生じ、それが点数入力時に入力行を間違えるという虞を
解消することができる。
【0100】上記入試処理、成績処理さらにクラス編成
処理など3学年終了までの一連の学校業務支援処理にお
いて、サーバコンピュータ2と複数のクライアントコン
ピュータ3との間でデータ通信して、サーバコンピュー
タ2または複数のクライアントコンピュータ3の何れか
らでも各処理を行うことができ、各コンピュータ3から
同時入力もできて処理作業の手間を大幅に軽減でき、よ
りスピィーディに処理することができると共に、従来の
ように担当者に頼んでデータ入手を待ったり膨大なデー
タコピーとなったりするようなことはなく、複数のコン
ピュータ3にスピィーディにデータ入手できて常時処理
作業を行うことができる。
【0101】なお、本発明の実施形態では、中学校およ
び高校などの学校における入試処理や成績処理さらには
クラス編成処理などの各種処理について説明してきた
が、学校とは、幼稚園や大学、各種学校、予備校、塾な
どであってもよく、要は、入学するための試験があり、
さらには生徒に対する試験やクラス替えなどが行われる
もの全てを含むものとする。また、学校業務の支援だけ
ではなく、会社やサークルにおいても、入社や、サーク
ルに入るための試験があり、さらには社員、サークル員
に対する試験や部署替えなどが行われるもの全てをも含
む会社またはサークル業務支援システム、会社またはサ
ークル業務支援方法および可読記録媒体としてもよい。
さらには、要は、組織に入るための試験があり、組織員
に対する定期的な試験や部署替えなどが行われるもの全
てをも含む現場業務支援システム、現場業務支援方法お
よび可読記録媒体としてもよい。
【0102】なお、中学校入試処理ソフトとして、中学
校の入試名簿作成から成績点数処理、合否入力処理、塾
別合否分類処理、各種成績表印刷処理、新入生名簿作成
処理などの各種処理を行い、また、高校入試処理ソフト
として、高校の入試名簿作成から成績点数処理、合否入
力処理、中学校別合否分類処理、各種成績表印刷処理、
新入生名簿作成処理などの各種処理を行うようになって
いる。また、中学校成績処理ソフトとして、新入生名簿
取り込みから追加入力修正、クラス替え処理、定期考査
点数入力処理、実力考査成績取り込み処理、出欠集計処
理、点数成績処理、各種成績表画面表示印刷処理、必要
なデータの抜き出し処理などの各種処理を行い、また、
高校成績処理ソフトとして、新入生名簿取り込みから追
加入力修正、クラス替え処理、定期考査点数入力処理、
実力考査成績取り込み処理、出欠集計処理、点数成績処
理、各種成績表画面表示印刷処理、必要なデータの抜き
出し処理などの各種処理を行うようになっている。これ
らのソフト全部をサーバコンピュータ2にファイル入力
しておき、クライアントコンピュータ3には、入力処理
と印刷処理、さらにはファイルの引き出し処理のみをソ
フトを入れるようにしてもよいが、これに限定されるも
のではない。
【0103】
【発明の効果】以上のように請求項1,6,11によれ
ば、サーバコンピュータと複数のクライアントコンピュ
ータとの間でデータ通信して、クライアント用データ入
力手段からの所定操作で得点入力用リストテーブル内に
受験科目毎の得点を各受験科目毎にサーバコンピュータ
側に入力し、サーバコンピュータ側において、全受験科
目の合計得点を算出すると共に、その合計得点順に整列
させた合否リストテーブルの該当欄に合否結果を入力
し、受験者毎に合格通知書を作成するような一連の入試
処理が連続的かつ自動的に為されるため、複数のクライ
アントコンピュータからデータベース化されたサーバコ
ンピュータに各入試教科毎の得点を同時入力可能となる
など、処理作業の手間を大幅に軽減することができ、入
試の発表日までの限られた短い期間内においてもスピィ
ーディかつ正確に一連の入試処理を行うことができる。
【0104】また、請求項2,7,12によれば、サー
バコンピュータと複数のクライアントコンピュータとの
間でデータ通信して、クライアント用データ入力手段か
らの所定操作で得点入力用リストテーブル内に科目毎の
得点を各科目毎にサーバコンピュータ側に入力し、サー
バコンピュータ側において、全科目の合計得点を算出し
て該当欄に入力するような一連の成績処理が連続的かつ
自動的に為されるため、複数のクライアントコンピュー
タからデータベース化されたサーバコンピュータに各教
科毎の得点を同時入力できるなど、処理作業の手間を大
幅に軽減することができ、短い期間内においてもスピィ
ーディかつ正確に一連の成績処理を行うことができると
共に、そのサーバコンピュータの入力データを用いて成
績などの各種処理を複数のクライアントコンピュータ側
にて行うことができて、従来のように総合処理担当者に
頼んでデータ入手を待ったり膨大なデータコピーとなっ
たりするようなことはなく、複数のコンピュータにスピ
ィーディにデータ入手可能で常時処理作業を行うことが
できる。
【0105】さらに、請求項3,8,13によれば、ク
ラス編成リストテーブル内の氏名を得点順に並べ替え、
その氏名毎の該当欄に新クラス名を入力して、その新ク
ラス名毎のクラス名簿テーブルの生徒氏名項目に「あい
うえお」順などの所定順に氏名を並べ、氏名毎に出席番
号を連番で該当欄に入力してクラス名簿を作成するよう
にしたため、サーバコンピュータや複数のクライアント
コンピュータから学年毎に同時にクラス編成処理入力を
することができ、処理作業の手間を大幅に軽減すること
ができてスピィーディに処理することができると共に、
従来のように担当者に頼んでデータ入手を待ったり膨大
なデータコピーとなったりするようなことはなく、複数
のコンピュータにスピィーディにデータ入手できて常時
処理作業を行うことができる。
【0106】さらに、請求項4,9,14によれば、入
試処理から3学年終了までの一連の学校業務支援処理
が、サーバコンピュータと複数のクライアントコンピュ
ータとの間でデータ通信して、サーバコンピュータまた
は複数のクライアントコンピュータの何れからでも各処
理を行うことができ、各コンピュータから同時入力もで
きて処理作業の手間を大幅に軽減でき、よりスピィーデ
ィに処理することができると共に、従来のように担当者
に頼んでデータ入手を待ったり膨大なデータコピーとな
ったりするようなことはなく、複数のコンピュータにス
ピィーディにデータ入手できて常時処理作業を行うこと
ができる。
【0107】さらに、請求項5,10,15によれば、
例えば高校では選択科目があり、同じクラスの人であっ
てもその学科を選択している人と選択していない人とが
存在して、点数入力時に点数入力しない氏名の行に歯抜
けが生じ、それが点数入力時に入力行を間違えるという
虞を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の学校業務支援システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の学校業務支援システムの配置構成を示す
図である。
【図3】図2の入試室内の学校業務支援システムの配置
構成を示す図である。
【図4】図1の学校業務支援システムにおける「中学入
試処理メニュー」画面を示す図である。
【図5】図1の学校業務支援システムにおける「受験者
名簿入力」画面を示す図である。
【図6】図1の学校業務支援システムにおける入試処理
の動作を示すフローチャートである。
【図7】図1の学校業務支援システムにおける入試処理
の国語得点入力用リストテーブルに点数が入力された状
態を示す得点入力画面図である。
【図8】図1の学校業務支援システムにおける入試処理
の「席次・度数分布作成」画面を示す図である。
【図9】図1の学校業務支援システムにおける入試処理
の合否リストテーブルに合否結果が入力された状態を示
す入力画面図である。
【図10】図1の学校業務支援システムにおける入試処
理の個人別「合否入力」画面を示す図である。
【図11】図1の学校業務支援システムにおける入試処
理の「塾別受験結果表選択」画面を示す図である。
【図12】図1の学校業務支援システムにおける入試処
理の受験結果成績表を示す図である。
【図13】図1の学校業務支援システムにおける入試処
理の合格者成績表(合格者名簿)を示す図である。
【図14】図1の学校業務支援システムにおけるクラス
編成処理および成績処理の動作を示すフローチャートで
ある。
【図15】図1の学校業務支援システムにおける「クラ
ス編成入力」画面を示す図である。
【図16】図1の学校業務支援システムにおける中学1
年基本台帳の入力画面を示す図である。
【図17】図1の学校業務支援システムにおける中学基
本台帳の印刷例を示す図である。
【図18】図1の学校業務支援システムにおける生徒個
人カードを示す図である。
【図19】図1の学校業務支援システムにおける「成績
処理メインメニュー」画面を示す図である。
【図20】図1の学校業務支援システムにおける成績処
理の「考査入力メニュー」画面を示す図である。
【図21】図1の学校業務支援システムにおける成績処
理のクラス別得点入力用リストテーブルを示す図であ
る。
【図22】図1の学校業務支援システムにおける成績処
理の教科別得点入力用リストテーブルを示す図である。
【図23】図1の学校業務支援システムにおける成績処
理のクラス別成績表を示す図である。
【図24】図1の学校業務支援システムにおける成績処
理の個人別成績表を示す図である。
【図25】図1の学校業務支援システムにおける成績処
理の度数分布表を示す図である。
【図26】図1の学校業務支援システムにおける成績処
理の各組出欠一覧表を示す図である。
【図27】図1の学校業務支援システムにおける成績処
理の平常点リストテーブルを示す図である。
【図28】図14の編成学年選択およびクラス編成処理
の動作を示すフローチャートである。
【図29】図1の学校業務支援システムにおける成績処
理の教師名簿を示す図である。
【図30】図1の学校業務支援システムにおける成績処
理の選択科目用入力表を示す図である。
【図31】図1の学校業務支援システムにおける成績処
理の偏差値および平均点を含むクラス別成績表の一部を
示す図である。
【図32】図1の学校業務支援システムにおける成績処
理の偏差値および平均点を含む個人別成績表を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 学校業務支援システム 2 サーバコンピュータ 3 クライアントコンピュータ 4 サーバ用モニタ 5 サーバ用データ入力手段 6,14 ROM 7,15 RAM 8,16 受信手段 9,17 送信手段 10,18 制御部 11,19 プリンタ 12 クライアント用モニタ 13 クライアント用データ入力手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバコンピュータと採点室に配置され
    る1台以上のクライアントコンピュータとの間でデータ
    通信が可能な学校業務支援システムであって、 前記サーバコンピュータには、サーバ用モニタと、サー
    バ用データ入力手段と、少なくとも受験者氏名項目、受
    験者郵便宛先項目および出身校項目を有する個人票を記
    憶する個人票記憶手段と、前記個人票を前記サーバ用モ
    ニタに表示して受験者データを該当欄に前記サーバ用デ
    ータ入力手段より入力する受験者データ作成制御手段
    と、少なくとも受験者氏名項目および得点項目を有する
    各受験科目毎の得点入力用リストテーブルを記憶する得
    点入力用リストテーブル記憶手段と、前記個人票から受
    験者氏名を前記得点入力用リストテーブルの受験者氏名
    項目に転記する転記制御手段と、前記得点入力用リスト
    テーブルから少なくとも受験者氏名項目、受験科目毎の
    得点項目、合計得点項目および合否項目を有する合否リ
    ストテーブルを作成する合否リストテーブル作成制御手
    段と、受験科目毎の得点が全て入力されたことを条件に
    受験者毎の合計得点を算出して前記合否リストテーブル
    の合計得点項目欄に取り込むと共に、合計得点順に整列
    させて前記サーバ用モニタに表示させる合否リストテー
    ブル入力制御手段と、合否項目欄に合否内容が入力され
    たことを条件に、合格を意味する内容が入力された受験
    者氏名に対して前記個人票から受験者毎の合格通知書を
    作成してプリントアウトする合格通知書作成制御手段と
    が設けられ、 前記クライアントコンピュータには、クライアント用モ
    ニタと、クライアント用データ入力手段と、前記得点入
    力用リストテーブルを前記クライアント用モニタに読み
    出して、対応する科目における各受験者の得点を得点項
    目欄に前記クライアント用データ入力手段より入力する
    得点入力制御手段とが設けられたことを特徴とする学校
    業務支援システム。
  2. 【請求項2】 サーバコンピュータと採点室に配置され
    る1台以上のクライアントコンピュータとの間でデータ
    通信が可能な学校業務支援システムであって、 前記サーバコンピュータには、サーバ用モニタと、サー
    バ用データ入力手段と、少なくとも氏名項目および得点
    項目を有する各科目毎の得点入力用リストテーブルを記
    憶する得点入力用リストテーブル記憶手段と、少なくと
    も氏名項目が入力された名簿から氏名を前記得点入力用
    リストテーブルの氏名項目に転記する転記制御手段と、
    前記得点入力用リストテーブルから少なくとも氏名項
    目、科目毎の得点項目および合計得点項目を有する総合
    成績リストテーブルを作成する総合成績リストテーブル
    作成制御手段と、科目毎の得点が全て入力されたことを
    条件に氏名毎の合計得点を算出して前記総合成績リスト
    テーブルの合計得点項目欄に取り込んで前記サーバ用モ
    ニタに表示させる総合成績リストテーブル入力制御手段
    とが設けられ、 前記クライアントコンピュータには、クライアント用モ
    ニタと、クライアント用データ入力手段と、前記得点入
    力用リストテーブルを前記クライアント用モニタに読み
    出して、対応する科目における各氏名に対する得点を得
    点項目欄に前記クライアント用データ入力手段より入力
    する得点入力制御手段とが設けられたことを特徴とする
    学校業務支援システム。
  3. 【請求項3】 少なくとも氏名項目、合計得点項目およ
    び新クラス項目を有するクラス編成リストテーブルを記
    憶するクラス編成リストテーブル記憶手段と、少なくと
    も氏名およびその合計得点を前記クラス編成リストテー
    ブルの氏名項目および合計得点項目に転記する転記制御
    手段と、氏名およびその合計得点が転記されたクラス編
    成リストテーブルを成績順に前記サーバ用モニタに表示
    させつつ、前記新クラス項目の氏名毎の新クラス欄に新
    クラス名を、前記サーバ用データ入力手段から入力して
    前記サーバ用モニタの該当欄に表示させるクラス編成処
    理制御手段と、少なくとも出席番号項目および氏名項目
    を有するクラス名簿テーブルを記憶するクラス名簿テー
    ブル記憶手段と、前記新クラス名に該当する氏名をクラ
    ス名簿テーブルの氏名項目に所定順に前記サーバ用モニ
    タに表示させつつ、前記出席番号項目の氏名毎の出席番
    号欄に出席番号を連番で、前記サーバ用データ入力手段
    から入力して前記サーバ用モニタの該当欄に表示させる
    クラス名簿作成制御手段とが設けられたことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の学校業務支援システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載の学校業務支援シス
    テムを有し、入試処理、第1学年クラス編成処理、第1
    学年成績処理、第2学年クラス編成処理、第2学年成績
    処理、第3学年クラス編成処理、第3学年成績処理の一
    連の処理を行うことを特徴とする学校業務支援システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記サーバコンピュータには、氏名毎の
    選択科目に該当する教師識別符号が入力されており、前
    記転記制御手段は、前記名簿から前記教師識別符号に該
    当する氏名を前記得点入力用リストテーブルの氏名項目
    に転記するように制御することを特徴とする請求項2に
    記載の学校業務支援システム。
  6. 【請求項6】 サーバコンピュータと、採点室に配置さ
    れる1台以上のクライアントコンピュータとの間でデー
    タ通信を行って入試業務を支援する学校業務支援方法で
    あって、 少なくとも受験者氏名項目、受験者郵便宛先項目および
    出身校項目を有する個人票を前記サーバコンピュータの
    サーバ用モニタに表示して受験者データを該当欄にサー
    バ用データ入力手段より入力するステップと、少なくと
    も受験者氏名項目および得点項目を有する各受験科目毎
    の得点入力用リストテーブルの受験者氏名項目に、前記
    個人票から受験者氏名を転記するステップと、前記得点
    入力用リストテーブルから少なくとも受験者氏名項目、
    受験科目毎の得点項目、合計得点項目および合否項目を
    有する合否リストテーブルを作成するステップと、前記
    得点入力用リストテーブルを前記クライアントコンピュ
    ータのクライアント用モニタに読み出して、対応する科
    目における各受験者の得点を得点項目欄に前記クライア
    ント用データ入力手段より入力するステップと、受験科
    目毎の得点が全て入力されたことを条件に受験者毎の合
    計得点を算出して前記合否リストテーブルの合計得点項
    目欄に取り込むと共に、合計得点順に整列させて前記サ
    ーバ用モニタに表示させるステップと、合否項目欄に合
    否内容が入力されたことを条件に、合格を意味する内容
    が入力された受験者氏名に対して前記個人票から受験者
    毎の合格通知書を作成してプリントアウトするステップ
    とを有したことを特徴とする学校業務支援方法。
  7. 【請求項7】 サーバコンピュータと、採点室に配置さ
    れる1台以上のクライアントコンピュータとの間でデー
    タ通信を行って学校業務を支援する学校業務支援方法で
    あって、 少なくとも氏名項目および得点項目を有する各科目毎の
    得点入力用リストテーブルの氏名項目に、少なくとも氏
    名項目が入力された名簿から氏名を転記するステップ
    と、前記得点入力用リストテーブルから少なくとも氏名
    項目、科目毎の得点項目および合計得点項目を有する総
    合成績リストテーブルを作成するステップと、前記得点
    入力用リストテーブルを前記クライアントコンピュータ
    のクライアント用モニタに読み出して、対応する科目に
    おける各氏名に対する得点を得点項目欄に前記クライア
    ント用データ入力手段より入力するステップと、科目毎
    の得点が全て入力されたことを条件に氏名毎の合計得点
    を算出して前記総合成績リストテーブルの合計得点項目
    欄に取り込んで前記サーバ用モニタに表示させるステッ
    プとを有することを特徴とする学校業務支援方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも氏名項目、合計得点項目およ
    び新クラス項目を有するクラス編成リストテーブルの氏
    名項目および合計得点項目に、データ入力されている前
    記合否リストテーブルまたは前記総合成績リストテーブ
    ルから氏名およびその合計得点を転記するステップと、
    氏名およびその合計得点が転記されたクラス編成リスト
    テーブルを成績順に前記サーバ用モニタに表示させつ
    つ、前記新クラス項目の氏名毎の新クラス欄に新クラス
    名を、前記サーバ用データ入力手段から入力して前記サ
    ーバ用モニタの該当欄に表示させるステップと、少なく
    とも出席番号項目および氏名項目を有するクラス名簿テ
    ーブルの氏名項目に、前記新クラス名に該当する氏名を
    所定順に前記サーバ用モニタに表示させつつ、前記出席
    番号項目の氏名毎の出席番号欄に出席番号を連番で、前
    記サーバ用データ入力手段から入力して前記サーバ用モ
    ニタの該当欄に表示させてクラス名簿を作成するステッ
    プとを有したことを特徴とする請求項1または2に記載
    の学校業務支援システム。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8に記載の学校業務支援方法
    を有し、入試処理、第1学年クラス編成処理、第1学年
    成績処理、第2学年クラス編成処理、第2学年成績処
    理、第3学年クラス編成処理、第3学年成績処理の一連
    の処理を行うことを特徴とする学校業務支援方法。
  10. 【請求項10】 前記サーバコンピュータに、氏名毎の
    選択科目に該当する教師識別符号を入力しておき、前記
    名簿から前記教師識別符号に該当する氏名を前記得点入
    力用リストテーブルの氏名項目に転記するように制御す
    るステップを有したことを特徴とする請求項7に記載の
    学校業務支援方法。
  11. 【請求項11】 サーバコンピュータと、採点室に配置
    される1台以上のクライアントコンピュータとの間でデ
    ータ通信を行って入試業務を支援するに際して、 少なくとも受験者氏名項目、受験者郵便宛先項目および
    出身校項目を有する個人票を前記サーバコンピュータの
    サーバ用モニタに表示して受験者データを該当欄にサー
    バ用データ入力手段より入力するステップと、少なくと
    も受験者氏名項目および得点項目を有する各受験科目毎
    の得点入力用リストテーブルの受験者氏名項目に、前記
    個人票から受験者氏名を転記するステップと、前記得点
    入力用リストテーブルから少なくとも受験者氏名項目、
    受験科目毎の得点項目、合計得点項目および合否項目を
    有する合否リストテーブルを作成するステップと、前記
    得点入力用リストテーブルを前記クライアントコンピュ
    ータのクライアント用モニタに読み出して、対応する科
    目における各受験者の得点を得点項目欄に前記クライア
    ント用データ入力手段より入力するステップと、受験科
    目毎の得点が全て入力されたことを条件に受験者毎の合
    計得点を算出して前記合否リストテーブルの合計得点項
    目欄に取り込むと共に、合計得点順に整列させて前記サ
    ーバ用モニタに表示させるステップと、合否項目欄に合
    否内容が入力されたことを条件に、合格を意味する内容
    が入力された受験者氏名に対して前記個人票から受験者
    毎の合格通知書を作成してプリントアウトするステップ
    とを含む入試処理を実行させるような制御プログラムが
    記録されていることを特徴とする可読記録媒体。
  12. 【請求項12】 サーバコンピュータと、採点室に配置
    される1台以上のクライアントコンピュータとの間でデ
    ータ通信を行って学校業務を支援するに際して、 少なくとも氏名項目および得点項目を有する各科目毎の
    得点入力用リストテーブルの氏名項目に、少なくとも氏
    名項目が入力された名簿から氏名を転記するステップ
    と、前記得点入力用リストテーブルから少なくとも氏名
    項目、科目毎の得点項目および合計得点項目を有する総
    合成績リストテーブルを作成するステップと、前記得点
    入力用リストテーブルを前記クライアントコンピュータ
    のクライアント用モニタに読み出して、対応する科目に
    おける各氏名に対する得点を得点項目欄に前記クライア
    ント用データ入力手段より入力するステップと、科目毎
    の得点が全て入力されたことを条件に氏名毎の合計得点
    を算出して前記総合成績リストテーブルの合計得点項目
    欄に取り込んで前記サーバ用モニタに表示させるステッ
    プとを含む成績処理を実行させるような制御プログラム
    が記録されていることを特徴とする可読記録媒体。
  13. 【請求項13】 少なくとも氏名項目、合計得点項目お
    よび新クラス項目を有するクラス編成リストテーブルの
    氏名項目および合計得点項目に、データ入力されている
    前記合否リストテーブルまたは前記総合成績リストテー
    ブルから氏名およびその合計得点を転記するステップ
    と、氏名およびその合計得点が転記されたクラス編成リ
    ストテーブルを成績順に前記サーバ用モニタに表示させ
    つつ、前記新クラス項目の氏名毎の新クラス欄に新クラ
    ス名を、前記サーバ用データ入力手段から入力して前記
    サーバ用モニタの該当欄に表示させるステップと、少な
    くとも出席番号項目および氏名項目を有するクラス名簿
    テーブルの氏名項目に、前記新クラス名に該当する氏名
    を所定順に前記サーバ用モニタに表示させつつ、前記出
    席番号項目の氏名毎の出席番号欄に出席番号を連番で、
    前記サーバ用データ入力手段から入力して前記サーバ用
    モニタの該当欄に表示させてクラス名簿を作成するステ
    ップとを含むクラス編成処理を実行させるような制御プ
    ログラムが記録されていることを特徴とする可読記録媒
    体。
  14. 【請求項14】 請求項11〜13に記載の処理を行っ
    て、入試処理、第1学年クラス編成処理、第1学年成績
    処理、第2学年クラス編成処理、第2学年成績処理、第
    3学年クラス編成処理、第3学年成績処理の一連の処理
    を行うステップを含む学校業務支援処理を実行させるよ
    うな制御プログラムが記録されていることを特徴とする
    可読記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記サーバコンピュータに、氏名毎の
    選択科目に該当する教師識別符号を入力しておき、前記
    名簿から前記教師識別符号に該当する氏名を前記得点入
    力用リストテーブルの氏名項目に転記するように制御す
    るステップを含む処理を実行させるような制御プログラ
    ムが記録されていることを特徴とする請求項12に記載
    の可読記録媒体。
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