JP2023042014A - 食器洗い機 - Google Patents

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Atsushi Goto
広樹 高野
Hiroki Takano
清恭 新海
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Abstract

【課題】本開示は、使い勝手の良い扉開閉機構を提供することができる使い勝手の良い食器洗い機を提供する。【解決手段】本開示における食器洗い機は、筐体と、筐体内に設けられ、被洗浄物を収容する洗浄槽と、洗浄槽に設けた開口部と、開口部を閉塞する複数の扉と、を備え、開口部の閉塞時において、複数の扉のうち第1扉が、第2扉を覆い隠すように閉じられ、第1扉の内側面の一部が第2扉の上端の上方に位置する。【選択図】図1

Description

本開示は、食器洗い機に関する。
特許文献1は、上下に回動する扉体を有する食器洗い機を開示する。この食器洗い機は、食器類を収容する洗浄槽と、洗浄槽に設けた開口部と、開口部を閉塞する複数の扉体と、複数の扉体のうち1つを開閉すると他の扉体を連動させる連動手段とを備え、複数の扉体は上下に開閉する上扉と下扉を有する。
特開2002-219083号公報 特開2006-263378号公報
本開示は、食器洗い機に関する。
本開示における食器洗い機は、筐体と、筐体内に設けられ、被洗浄物を収容する洗浄槽と、洗浄槽に設けた開口部と、開口部を閉塞する複数の扉と、を備え、開口部の閉塞時において、複数の扉のうち第1扉が、第2扉を覆い隠すように閉じられ、第1扉の内側面の一部が第2扉の上端の上方に位置する。
本開示における食器洗い機は、使い勝手の良い扉開閉機構を提供することができる。
本実施の形態における扉が閉状態である食器洗い機の概略斜視図 本実施の形態における扉が開状態である食器洗い機の概略斜視図 本実施の形態における扉が開状態である食器洗い機の概略正面図 扉が開状態である食器洗い機の下方から扉4を見上げる状態での概略斜視図 扉が開状態である食器洗い機下方についての概略斜視図 (a)扉が閉状態であって、内側閉塞部を隠し食器洗い機の筐体側面カバーを外した概略側面図(b)扉が開状態であって、内側閉塞部を隠し食器洗い機の筐体側面カバーを外した概略側面図 (a)開閉操作レバー非操作時の第1扉の概略側断面図(b)開閉操作レバー操作時の第1扉の概略側断面図 扉が開成状態である表面カバーを外した第1扉の概略正面図 (a)図6(a)に示す枠Xを切り取った部分の拡大図(b)図6(b)に示す枠Yを切り取った部分の拡大図 実施の形態1における食器洗い機を制御するための制御部の機能構成図 扉が閉状態である食器洗い機の筐体側面カバーを外した側面図 開状態である扉の開き具合が小さいときの食器洗い機の筐体側面カバーを外した側面図 開状態である扉の開き具合が大きいときの食器洗い機の筐体側面カバーを外した側面図 扉が開状態である食器洗い機の筐体側面カバーを外した側面図 扉が完全な開状態となる直前の、第1支持部材近辺を拡大した食器洗い機の側面図 (a)扉の閉成状態における扉内接部の断面図(b)扉の開成状態における第2扉先端の断面図
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、上扉および下扉を有する従来の扉構成では、防音性能の低い防水シールが本体の外表面に用いられていたため、洗浄中の音漏れ対策が万全でなかった。そこで発明者らは、音漏れ対策を向上させつつ、水漏れや水の滴下対策も施す必要がある、といった課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで本開示は、使い勝手の良い扉開閉機構を提供することができる食器洗い機を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態)
以下、図1~図14を用いて、本実施の最良の形態を説明する。
[全体構成]
図1は、本発明の実施の形態1における食器洗い機を示すもので、据え置き式で設置される卓上型食器洗い機である。
また図1は、扉が閉状態である食器洗い機の斜視図である。図2は、実施の形態1における、扉が開状態である食器洗い機の斜視図である。図3は、図2の状態の食器洗い機の正面図である。
なお、実施の形態1において、図中に示すように、食器洗い機を正面にして、使用者から向かって手前側を手前方向、奥側を奥方向として、説明する。また、正面視において食器洗い機の洗浄槽3の上面側を上方、反対側を下方とし、さらに扉4の正面から見て右側を右方、左側を左方として、以降では、説明する。
図1から図3に示すように、食器洗い機1は筐体2を有し、筐体2内に設けられた洗浄槽3と、洗浄槽3の前方に開口部5を有し、開口部5を開閉する扉4を有する。扉4は複数の扉で構成される。具体的には、本実施の形態によれば第1扉4aと第2扉4bを有する。
扉4は開閉操作レバー8を使用者に把持されることで、開閉可能な構成を有する。開閉操作レバー8を把持しやすいよう、扉4の下端に位置する開閉操作レバー8の直下には扉下凹部11が設けられている。また扉下凹部11のうち一側面には操作表示部12が設け
られる。
開閉操作レバー8の直下に操作表示部12を設けることにより、扉4の前面がすっきりとしたデザインになる。操作表示部12には各種ボタンスイッチが取り付けられており、それぞれスイッチの所定箇所を使用者が触れるまたは押下することにより、後述する制御部30による扉の開放動作が可能に構成されている。また現在の状況や押下したボタンを表示するためのパネルまたはLEDランプも設けられる。なお、操作表示部12によって食器洗い機の洗浄コース、乾燥時間などの運転動作を操作により設定することも可能である。もちろん操作表示部はボタンスイッチでなく、タッチパネルなどの静電タッチ式であってもよい。
食器洗い機1は底部に、洗浄用の水を貯留する貯水タンク13を有する。そして貯水タンク13は使用者が直接水を入れられるように、タンク蓋14をタンク凸部の上面に有する。このタンク蓋14は上方に向かってに回動するため、貯水タンク13に水を注ぐ時にタンクを引き出す必要がなく、タンク蓋14を開けるだけで水を注ぐことができる。
また食器洗い機1は、筐体2内部に洗浄水を噴射する洗浄ノズル6が回転自在に設けられており、筐体2内に食器類を載置する食器かご9を配置している。
食器かごには、複数の形状からなる支持ピンが数多く配置され、様々な形状の碗類を載置可能に構成されている。本実施の形態において食器洗い機1は、皿、茶碗、コップ等を置く食器かご9の他に、軽い食器や小物を置くための食器かご上棚10を有する。
洗浄ノズル6は、食器かご9および食器かご上棚10に載置された食器などの被洗浄物に洗浄水を噴射して、被洗浄物を洗浄する。このとき、洗浄ノズル6は、主に、筐体2の下方から上方に向かって洗浄水を噴射して、被洗浄物を洗浄するように配置される。
そして洗浄行程が終了すると、筐体2の下部に設けた排水ポンプによって機外に洗浄水が排水される。
筐体2は台枠によって支持されている。筐体2内の洗浄水はヒータ31によって温水化され、洗浄ポンプ32にて排水口に備えた残菜フィルタから吸い込まれ、洗浄ノズル6に圧送されて噴出口から食器類に向けて噴出し、循環する。これにより食器類は洗浄される。
またタワーノズル7が、筐体2の内側面、特に本実施形態においては食器かご9の背面に近い内側面に設けられている。洗浄ノズル6同様、洗浄水を噴射し、載置された食器などの被洗浄物を洗浄可能としている。
図4は、扉4開成時の食器洗い機1の、下方から扉4を見上げる状態での斜視図である。扉4の下端に開閉操作レバー8が設けられる。また扉4は図4において手前側に、扉4内面に左右方向に延びる水誘導板41を有する。水誘導板41は図4において奥側端部が固定されて軸となり、手前側端部が自重によって垂れ下がっている。手前側端部は固定されていないため、扉4の回動位置と自重によって、自在に動くよう構成されている。手前側端部は、手前側下方に向かって斜面を形成しており、扉4内面から伝ってきた水滴を筐体2内に誘導する。そのため、洗浄後に扉4内面に付着した水滴が伝ってきた際に、伝ってきた水滴が扉4先端から垂れて食器洗い機1外に落ちることを防ぐ。
開口部5は、扉4により開閉されるように構成されている。扉4は、開口部5を水密にシールするパッキンを有する。扉4は、上下に2分割された扉体によって構成され、上方
に位置する第1扉4aと、下方に位置する第2扉4bとを備える。扉4は、後述する扉4の開閉機構によって可逆的に開閉動作するように構成されている。第1扉4aは、図6(a)に示す扉4の閉成状態では略直立した位置にあり、図6(b)に示す扉4の開成状態では略水平の位置にある。第2扉4bは、図6(a)に示す扉4の閉成状態では略直立した位置にあり、図6(b)に示す扉4の開成状態では略水平の位置にある。扉4が全開している開成状態では、第1扉4aが第2扉4bより上方に位置し、かつ第1扉4aおよび第2扉4bは略水平に位置している。
図10は、実施の形態1における食器洗い機1を制御するための制御部30近傍の機能構成を示す。制御部30は、マイクロコンピュータ、マイクロコントローラ、集積回路などのハードウエアにより実現される。
制御部30は、工程制御部33や扉開閉検知部48などを備える。これらの構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIなどにより実現され、ソフトウエア的には、メモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、又はハードウエアとソフトウエアの組合せなど、いろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
[扉開閉時のラッチ連動機構]
扉4は可動式の開閉操作レバー8を使用者に把持されることで、開閉可能な構成を有する。開閉操作レバー8はラッチ42と連動手段50により連動するよう構成されている。
図4は、扉4開成時の食器洗い機1の、下方から扉4を見上げる状態での斜視図であり、図5は、扉4開成時の食器洗い機1の下半分についての斜視図である。図4に示されるように、第1扉4aの下端に設けられる開閉操作レバー8は、第1扉4a内面の左右両端に設けられているラッチ42と連動している。
図1のような扉4閉成時には、このラッチ42は図5に示される、筐体2の開口部5付近両端に設けられたラッチ係合溝43と嵌合する。このとき扉4の閉成状態は維持されており、扉開閉検知部48が扉4の閉成状態を検知し、制御部30は洗浄ポンプ32およびヒータ31を駆動する。
扉4閉成時に、使用者によって開閉操作レバー8が把持されて手前方向に力をかけられると、ラッチ42も連動して回動し、扉4の閉成状態の維持が解除される。このとき扉開閉検知部48が扉4の閉成状態の解除を検知し、制御部30は洗浄ポンプ32およびヒータ31を停止する。また操作表示部12は扉4が開かれたことを表示する。
図6は(a)が扉4の閉成状態、(b)が扉4の開成状態である食器洗い機1の側面図である。図6においては、筐体2の側面カバーを外して筐体側面の内部構成が見える図面としている。また図7(a)は図6(a)の状態の第1扉4aの簡易側断面図、図7(b)は図6(b)の状態の第1扉4aの簡易側断面図である。図8は図6(a)および図7(a)同様、扉4の開成状態での、表面カバーを外した第1扉4aの概略正面図である。
以下、図7(a)から図7(b)への動きをなぞって、開閉操作レバー8とラッチ42との連動動作について説明する。
使用者が開閉操作レバー8を把持し手前方向に引くと、開閉操作レバー8の上方側先端が、開閉操作レバー8の直上である第1扉4aの下側中央に設けられたレバー連結板46に当接し、レバー連結板46が上方に持ち上がる。続いて上方に持ち上がったレバー連結
板46の上方側先端は、第1扉4a上で左右方向にのびる板金45を押し上げる。このとき板金45は、第1扉4aと略垂直な方向に曲げられた屈曲部をレバー連結板46の上方側先端により押し上げられることで、手前側に向かって回動する。
板金45の両端にはラッチ42がそれぞれ取り付けられているため、板金45が回動すると同時にラッチ42が手前側に向かって回動し、ラッチ42の鉤状に形成された先端鉤部47が、第1扉4a内に引っ込められる。
ここで扉4が閉成状態であるとき(図7(a))、ラッチ42の鉤状に形成された先端鉤部47はラッチ係合溝43と嵌合しているため、扉4が閉成状態であるときに開閉操作レバー8が手前側に引かれると(図7(b))、先端鉤部47が、第1扉4a内に引っ込められてラッチ係合溝43との嵌合が解除されるため、扉4の閉成状態の維持が解除されることとなる。
また、ラッチ42の先端鉤部47とは反対側である上方の先端にはラッチ連結ばね44の下端が連結されており、ラッチ連結ばね44の上端が第1扉4a内に固定されることにより、ラッチ42は第1扉4a内に付勢されている。ラッチ連結ばね44が連結している側のラッチ42先端は、開閉操作レバー8が引かれると下方に回動するためラッチ連結ばね44は下方に引っ張られ、伸長状態となる(図7(b))。このようにラッチ連結ばね44の伸長状態から使用者が手を放すと、引っ張られていたラッチ連結ばね44が元に戻る方向に弾性力が働き、開閉操作レバー8がもとの位置に戻るよう構成されている。
具体的には、ラッチ42の回動によるラッチ連結ばね44の伸長状態において、使用者が開閉操作レバー8から手を離すと、ラッチ連結ばね44が縮んで元の長さに戻る。そしてラッチ連結ばね44の収縮に従い、板金45とラッチ42が回動して元の位置に戻るため、レバー連結板46と開閉操作レバー8も元の位置に押し戻される。
また、たとえば扉4の回動途中においても、開閉操作レバー8が操作されていない状態では、適度な伸長状態であるばねによりラッチ42が付勢され、(図7(a))のように開閉操作レバー8がレバー連結板46により下方に押されている状態が維持される。扉4が閉成状態であって開閉操作レバー8が操作されていない状態では、ラッチ42の先端鉤部47とラッチ係合溝43とが嵌合し、扉4の閉成状態が維持されている。
続いて扉開閉検知部48の構成について説明する。扉4の開成状態である図6(a)に示す枠Xを切り取り、拡大した図が図9(a)である。また扉4の開成状態である図6(b)に示す枠Xを切り取り、拡大した図が図9(b)である。図9(a)(b)に示した楕円で囲っている部分を扉開閉検知部48とする。
筐体2内の両端側面内に設けられる扉開閉検知部48は、スイッチレバー481と、スイッチレバー板482と、マイクロスイッチ483と、を有する。
スイッチレバー481は、扉4閉成状態において、ラッチ係合溝43と嵌合しているラッチ42の先端鉤部47が当接する位置に設けられる。スイッチレバー481は、先端鉤部47と当接する側とは反対側の先端に、スイッチレバー板482を有する。ラッチ42の先端鉤部47とラッチ係合溝43とが嵌合し、スイッチレバー481が当接した先端鉤部47により押し上げられたとき、スイッチレバー回動軸484が軸となって、スイッチレバー板482が回動する。スイッチレバー板482の下方にはマイクロスイッチ483が配設されており、回動したスイッチレバー板482によりマイクロスイッチ483が押されたとき、マイクロスイッチ483はОN状態となり、制御部30により扉4が閉成状態になったことが検知される。このように、扉4が閉成状態でありマイクロスイッチ48
3が押されている状態を図9(a)で示している。
このようにして扉4の閉成状態が検知されると、図10に示す機能構成図のように、制御部30から洗浄ポンプ32およびヒータ31をОNにする指示が出される。この状態で洗浄が開始される指示がなされると、洗浄ポンプ32から洗浄ノズル6およびタワーノズル7へ洗浄水が送り込まれ、洗浄水が各ノズルから噴射される。またこのとき、操作表示部12は扉4が閉成状態であり、操作および洗浄が可能な旨を示す表示または報知を行ってもよい。
反対に、扉4の閉成状態で開閉操作レバー8が引き出されると、ラッチ42の鉤状に形成された先端鉤部47が、第1扉4a内に引っ込められる。すると、先端鉤部47がスイッチレバー481から離れるため、スイッチレバー回動軸484が軸となって、回動していたスイッチレバー481およびスイッチレバー板482は元の位置に戻る。よってスイッチレバー板482に押されていたマイクロスイッチ483が押される前の状態に戻り、マイクロスイッチ483はОFF状態となるため、制御部30により扉4が開成状態となったことが検知される。このように、扉4が開成状態でありマイクロスイッチ483が押されていない状態を図9(b)で示している。
このようにして扉4の開成状態が検知されると、図10に示す機能構成図のように、制御部30から洗浄ポンプ32およびヒータ31をОFFにする指示が出される。そして洗浄ノズル6およびタワーノズル7への洗浄水の送り込みが停止され、各ノズルからの洗浄水の噴射が中断される。そのため、使用者が開閉操作レバー8を操作して扉4を開けるときには、たとえ洗浄中であったとしても洗浄水の噴射が停止されるので、食器洗い機1の開口部5から水が噴射して使用者が濡れるといった事故を防ぐことができる。またこのとき、操作表示部12は扉4が開成状態であり、操作および洗浄不可である旨を示す表示または報知を行ってもよい。
[扉開閉時の扉連動機構1(リンク)]
扉4は、上下に2分割された扉体によって構成され、閉成時に上方に位置する第1扉4aと、閉成時に下方に位置する第2扉4bとを備える。扉が開成され始めると、第1扉4aは奥側上方に向かって回動していき、扉が開ききったとき、第1扉4aは筐体2の上面より上方の位置に、第1扉4aが水平となるよう支持される。また扉が開成され始めると、第2扉4bは手前側下方に向かって回動していき、扉が開ききったとき、第2扉4bは側面視において筐体2内の食器かご9とおよそ並ぶような位置まで、略90°回動し、第2扉4bが水平となるよう支持される。このような開閉機構によって、第1扉4aと第2扉4bは可逆的に開閉動作するように構成されている。
図14は扉4開成時の食器洗い機1の側面図である。図14は筐体2の側面カバーを外して筐体側面の内部構成が見える図面としている。図11は扉4閉成時の食器洗い機1の側面図である。図12は扉4開成途中または閉成途中であって、扉の開き具合が小さい状態の食器洗い機1の側面図である。図13は扉4開成途中または閉成途中であって、扉の開き具合が大きい状態の食器洗い機1の側面図である。また図11~13に関しても図14同様、筐体2の側面カバーを外して筐体側面の内部構成が見える図面としている。以下、主に図14を用いて扉4開閉時の連動機構を実現する構成について、説明する。
第1扉4aは、図に示すように扉4の開成状態では略水平の位置にあって、第1支持部材51によって回動自在に軸支されている。第1支持部材51はU字状に湾曲して形成されており、U字の一端が第1支持軸55に固定され、他端が第1扉4aの内面に固定される。
第2支持部材53は筐体2に固定されており、扉4の回動時も不動である。そのため第2支持部材53は、複数の支持部材を回動自在に軸支しつつ、それら支持部材と筐体2とを付勢している。第2支持部材53は、筐体両側面において上方から下方へ延びる形状を有し、下方の途中からは手前側に向かって湾曲している。
そして第1支持部材51は、第2支持部材53の上端に設けられる第1支持軸55によって、第2支持部材53に対して回動自在に軸支されている。
第2扉4bは、図に示すように扉4の開成状態では略水平の位置にあって、第3支持部材54によって回動自在に軸支されている。第3支持部材54は略扇形状に形成されており、中心部分が第4支持軸58に固定され、円弧の部分が回動する。また円弧の手前側端部が第2扉4bに固定される。
第2支持軸56は、筐体2に固定されている第2支持部材53の湾曲した下端に設けられている。そのため第3支持部材54も第2支持部材53に対して回動自在に軸支されている。
そして、第1扉4aを支持する第1支持部材51と、第2扉4bを支持する第3支持部材54は、第2支持部材53だけでなく、リンク部材52によっても軸支されている。リンク部材52は筐体両側面において上方から下方へ延びる形状を有している。そのうち上端には第3支持軸57が設けられ、同軸で第1支持部材51が軸支されている。下端には第4支持軸58が設けられ、同軸で第3支持部材54が軸支されている。第4支持軸58は第3支持部材54のうち、第2扉4bに固定されている端部とは反対側の、奥側の端部を軸支する。
この構成により、使用者が開閉操作レバー8を引き閉成状態が解除され、第1扉4aを開けようとすると、まず第1支持軸55を起点に第1支持部材51が第1扉4aとともに上方に回動を開始する(図12)。そして第1支持部材51が上方に動くと、第3支持軸57によって第1支持部材51と同軸に軸支されているリンク部材52が上方に持ち上がる(図13)。続いて上方に持ち上がったリンク部材52の下端が、第2支持軸56によりリンク部材52と同軸で軸支している第3支持部材54の奥側端部を上方へ持ち上げる。そうすると、第3支持部材54の手前側端部が、第4支持軸58を起点にして、第2扉4bとともに手前側に回動される(図14)。このようにして、第1扉4aが開くと第2扉4bが連動して開くように構成されている。
そして筐体2の側面は、側面視において、手前側下端に平板を略水平に配置した第2回動ストッパ63を有する。第2回動ストッパ63は、第2扉4bが略水平となるような完全な開成状態の時に、回動した第3支持部材54のうち第2扉4bが結合されている端部とは反対側の端部が当接する位置に設けられる。そして第3支持部材54と第2回動ストッパ63とが当接すると、第2回動ストッパ63はストッパの役割を果たし、第3支持部材54はストッパそれ以上開成方向には回動しなくなる。
反対に、扉4を開成状態から閉成状態に戻すときにも、第1扉4aが閉じると第2扉4bが連動して閉じるように構成されている。具体的には、第1扉4aを閉じようとすると、まず第1支持軸55を起点に第1支持部材51が第1扉4aとともに下方に回動を開始する(図13)。そして第1支持部材51が下方に動くと、第3支持軸57によって第1支持部材51と同軸に軸支されているリンク部材52が下方に動かされる(図13)。続いて下げられたリンク部材52の下端が、第2支持軸56によりリンク部材52と同軸で軸支している第3支持部材54の奥側端部を下方に動かす。そうすると、第3支持部材54の手前側端部が、第4支持軸58を起点にして、第2扉4bとともに奥側に回動される
(図12)。このようにして、第1扉4aが開くと第2扉4bが連動して開くように構成されている。
そして第1扉4aおよび第2扉4bが回動し、図11のような閉成状態となったとき、ラッチ42の先端鉤部47とラッチ係合溝43とが嵌合し、扉4の閉成状態が維持される。
さらに、リンク部材52は第1ばね59および第3ばね61を有する。上下方向に伸びるリンク部材52は、図11における手前方向および奥側方向にそれぞれ1つずつ突出箇所を有する。そのうち、奥側の突出箇所には第1ばね59の下端が結合される。第1ばね59の上端は第1支持部材51に結合されており、図13のような半開き状態において、第1ばね59の弾性力は第1扉4aの自重と釣り合って、停止状態となる。
[扉開閉時の扉連動機構2(ばね)]
また、リンク部材52の手前側の突出箇所には第3ばね61の下端が結合され、第3ばね61の上端は筐体2の側面の一部に結合されている。図13のような半開き状態において、第3ばね61の弾性力は第1扉4aの自重と釣り合って、停止状態となる。
この構成により、扉4が閉成状態であるとき、第1ばね59および第3ばね61は伸長状態である(図11)。そのため扉4の閉成状態において使用者が開閉操作レバー8を引き閉成状態が解除され、第1扉4aを開けて手を放すと、2つのばねが縮まる方向に力がかかり、第1扉4aが上方に引き上げられて上方への回動が開始される(図12)。ばねの弾性力により図13のように扉の開き具合が大きい半開き状態まで扉が回動すると、第1ばね59および第3ばね61の弾性力が第1扉4aの重さと釣り合って安定した状態となるため、図13のような位置において、扉の上方への回動が扉4の開成途中で停止する(図13)。さらに扉を開成させるためには、第1ばね59および第3ばね61の弾性力による補助が小さくなるため、再度使用者が扉4に触れて直接力を加える必要がある。そこで使用者が図13の状態から第1扉4aを持ち上げると、第2支持部材53の下端に設けられた第2回動ストッパ63に、回動されていた第3支持部材54の手前側端部とが当接することによって、リンク部材52および第1支持部材51の回動が物理的に停止され、扉4はこれ以上の回動が不可能となる。このとき開口部5は完全な開成状態となり、このときの扉4の停止位置は、第1扉4aおよび第2扉4bが略水平となる位置にくるよう構成される(図14)。
扉4開成時において、扉の上方への回動が完全な開成状態まで一気に行われると、第1扉4aが上方まで回動しきったときに、扉4の回動は物理的に第2回動ストッパ63によって停止される。そのため食器かご9および10内に載置されている食器類が停止により衝撃を受け、食器同士が接触しがちゃがちゃと音が立つうえ、食器類が傷つく可能性がある。一方で扉の上方への回動が扉4の開成途中でばねの弾性力によって停止すると、前者に比べて食器かご9および10内に載置されている食器類に与えられる衝撃が緩和され、食器同士の接触を抑制することができる。
なお、扉4の閉成状態において使用者が開閉操作レバー8を引き閉成状態が解除されたのち、第1扉4aを開けた手を使用者が放さずそのまま第1扉4aを上方まで回動させると、図13のような位置において回動を停止させることなく、図14のような扉4の略水平位置となる完全な開成状態まで一気に回動させることができる。
反対に、扉4を開成状態から閉成状態に戻すときにもばねの弾性力が作用しながら閉じるように構成されている。具体的には、図14のような開成状態から扉4が閉成する方向へと力を作用させると、第1扉4aは自重も手伝って下方へ回動するが、使用者が閉成す
る方向へ軽く力を加えたのちすぐに手を離した場合、扉4の回動は図13のような位置で止まる。これは第1ばね59および第3ばね61の弾性力が第1扉4aの重さと釣り合って安定した状態となるためであって、図13のような位置において、扉の下方への回動が扉4の閉成途中で停止する。さらに扉を閉成させるためには、第1扉4aを下方に回動させるのだが、このとき第1支持部材51および同軸で軸支されたリンク部材52が下方に回動されるため、第1ばね59および第3ばね61も下方へ伸ばされる。よってばねが伸長状態となるため、弾性力により開成方向へ反発する扉4を使用者が手で力を加えて押さえながら閉成する必要がある。そして第1扉4aおよび第2扉4bが下方へ回動し、図11のような閉成状態となったとき、ラッチ42の先端鉤部47とラッチ係合溝43とが嵌合し、扉4の閉成状態が維持される。このとき開口部5は完全な閉成状態となり、このときの扉4の停止位置は、第1扉4aおよび第2扉4bが略垂直となる位置にくるよう構成される。
扉4を閉成する時において、扉の下方への回動が完全な閉成状態まで一気に行われると、もしも何らかのきっかけで意図せず閉成方向に向かう力が作用されてしまった時に、第1扉4aの回動軌跡直下に使用者の手や指があった場合、第1扉4aと第2扉4bとの間で手指を挟んでしまうといった事故が起こり得る。また第1扉4aの重さもあるため挟まれた手指がけがをする可能性がある。一方で扉の下方への回動が扉4の閉成途中でばねの弾性力によって停止すると、まず使用者の手指に扉が当たりにくく、前者に比べて使用者の手指が当たった場合にも与えられる衝撃が緩和され、使用者の事故やけがを未然に防ぐことができる。
なお、扉4の開成状態において使用者が意図的に扉4を閉成するときであって、手を放さずそのまま第1扉4aを下方まで回動させると、図13のような位置において回動を停止させることなく、図11のような扉4の略垂直位置となる完全な閉成状態まで一気に回動させることができる。
また図13のように扉4が開成途中または閉成途中で停止した状態であるとき、前記第2扉4bは側面視において手前側上方に向かって斜面を形成する。この構造によれば、上方に位置する第1扉4aや水誘導板41から落ちてきた水滴が機外にむかって跳ねにくく、また落ちてきた水滴は洗浄槽内側に伝わすことができる。そのため洗浄中に扉4を開けられた場合にも、第1扉4aからの水機外に漏れることを抑制することができる。
[扉開閉時の扉連動機構3(完全な開成状態の維持)]
図15は第1扉4aが略水平まで回動する直前の状態の、第1支持部材近辺を拡大した食器洗い機1の側面図である。ただし図11~14と同様に、筐体2の側面カバーを外して筐体側面の内部構成が見える図面としている。以下、図13から図15を用いて扉の完全な開成状態に至る回動構成について説明する。
U字状に形成された第1支持部材51は、第1支持軸55に固定された端部の先に円弧状突起64を有する。そして第1扉4aが回動するとき、円弧状突起64は第1支持部材51とともに回動する。また筐体2側面の奥側上方には、第1回動ストッパ62を有する。第1回動ストッパ62は略T字型に構成されるため2か所の窪みを有し、T字型は図14のように反時計回りに約90°回転された向きで配置されている。ただしT字の下方の端部は第5支持軸65によって筐体2に軸支され、この軸を起点として第1回動ストッパ62は回動可能に設けられる。
また第1回動ストッパ62は上端が、左右方向に伸びる第2ばね60の一端と結合されている。またこの第2ばね60の他端は筐体2の側面の一部と結合されている。この第2ばね60は図11などに示すように、第1回動ストッパ62が第5支持軸65を起点とし
て手前側に多少傾く程度の状態であるとき自然長となり、第1回動ストッパ62および第2ばね60は安定して停止した状態となるよう固定されている。
この構成により、図13の扉4の位置から第1扉4aをさらに手動で回動させていくと、図14のように扉4が完全に開成状態となる直前に、円弧状突起64の弧の先端は第1回動ストッパ62の上方の窪みに当接する。ここからさらに扉を回動させると、円弧状突起64の弧の先端は第1回動ストッパ62のT字のうち手前方向に伸びる端部に当接しながら回動し(図15)、ついには第1回動ストッパ62を乗り越える(図14)。乗り越える直前には、第1回動ストッパ62のT字のうち手前側端部が、円弧状突起64に押されるため、第5支持軸65を起点として奥側に回動する。図15がちょうど、第1回動ストッパ62が円弧状突起64に押されている最中の図であって、第1回動ストッパ62が奥側に回動させられると、自然長であった第2ばね60が伸長されている。そしてさらに扉が回動させられて円弧状突起64が第1回動ストッパ62を乗り越えたとき、第2ばね60は自然長に戻ろうとするため弾性力により縮む方向に力が働き、第1回動ストッパ62は第5支持軸65を起点として手前側に多少傾くような元の位置まで回動し、第2ばね60は自然長に戻る(図14)。回動しきった円弧状突起64の先端は第1回動ストッパ62の下方の窪みに嵌合し、第1回動ストッパ62のT字のうち手前側端部に円弧状突起64の先端が引っかかる。ここで元の位置に戻った第1回動ストッパ62は、自然長である第2ばね60に付勢されているため、図14のような位置で固定されている。よって第1回動ストッパ62は下方の窪みに引っかかったことにより、円弧状突起64が第1回動ストッパ62を乗り越えた後には、使用者が手を放しても図14のような完全な開成状態にて、第1扉4aは略水平な停止状態が維持される。
なお、図14のような完全な開成状態ではU字状の支持部材が略90°上方に回動するため、第1扉4aは扉の開成状態において略水平の位置まで回動する。このように第1扉4aが略水平の位置まで回動し停止状態が維持されると、使用者が扉を開けたときに手前側に扉が開いた状態で放置されることがないため、手前側のスペースを有効活用できる。
扉4を完全に開成状態とするには上述のように、第1支持部材51先端の円弧状突起64が第1回動ストッパ62を乗り越える必要がある。
反対に、扉4を開成状態から閉成状態に戻すときにも同様に、使用者が第1扉4aを下方に回動する際に円弧状突起64が第1回動ストッパ62を乗り越える必要がある。具体的には、図14の扉4の位置から第1扉4aを下方に手動で回動させていくと、第1回動ストッパ62の下方の窪みに嵌合している円弧状突起64の弧の先端は、第1回動ストッパ62のT字のうち手前側端部に当接しながら回動し(図15)、ついには第1回動ストッパ62を乗り越える(図13)。乗り越える直前には、第1回動ストッパ62のT字のうち手前側端部が、円弧状突起64に押されるため、第5支持軸65を起点として奥側に回動する。図15がちょうど、第1回動ストッパ62が円弧状突起64に押されている最中の図であって、第1回動ストッパ62が奥側に回動させられると、自然長であった第2ばね60が伸長されている。そしてさらに扉が回動させられて円弧状突起64が第1回動ストッパ62を乗り越えたとき、第2ばね60は自然長に戻ろうとするため弾性力により縮む方向に力が働き、第1回動ストッパ62は第5支持軸65を起点として手前側に多少傾くような元の位置まで回動し、第2ばね60は自然長に戻る(図13)。回動しきった円弧状突起64の先端は第1回動ストッパ62の上方の窪みに嵌合し、第1回動ストッパ62のT字のうち手前側端部に円弧状突起64の先端が引っかかる。ここで元の位置に戻った第1回動ストッパ62は、自然長である第2ばね60に付勢されているため、図14のような位置で固定されている。
よって第1回動ストッパ62は上方の窪みに引っかかったことにより、円弧状突起64
が第1回動ストッパ62を乗り越えた後には、図13のように扉4が回動途中の半開き状態となり、ここで使用者が手を放したとしても、図14のような完全な開成状態に第1扉4aが戻ってしまうことはない。
[扉開閉時の作用方向]
扉4は可動式の開閉操作レバー8を使用者に把持されることで、開閉可能な構成を有する。ここで先述のように、使用者が開閉操作レバー8を把持し、手前方向に引くことで、扉4の閉成状態が解除され、扉4は回動して開くよう構成されている。このとき使用者が開閉操作レバー8を引く時の方向は、図14に示すPの方向であって、略水平方向である。一方、扉4の閉成状態が解除されると、第1扉4aが上方に回動して開くが、その回動方向は図14に示すQの方向であって、略垂直上方向である。
よって使用者が開閉操作レバー8を操作し扉4を開ける際に、使用者が閉成状態を解除する方向と、第1扉4aが開く方向とはおよそ90°以上異なる構成である。これにより食器洗い機1の洗浄運転中に使用者が扉4を開けようとすると、開閉操作レバー8を操作してから扉4が開くまでの間に少し時間ができるため、扉開閉検知部48が閉成状態の解除を検知し、洗浄ポンプの駆動を停止する時間を確保してから扉4が開けられることになる。よって扉4が開いたらノズルから噴射された水が機外に飛び出す、といった事故を防ぐことができる。
ただその一方で、扉4が閉成状態であるとき、開閉操作レバー8を把持し手前に引いた後、使用者は開閉操作レバー8を把持した手を持ち替えないまま、上方に回動させると扉4を開くことができる。この構成によれば、使用者は開閉操作レバー8を手前に引いてから上方に回動させるまでの一連の流れを、一連の動作で行うことができる。もちろん開成状態の扉4を閉めるときにも、使用者は第1扉4aの一部を押さえて扉4を下方に回動させ、最後に奥側に力をかけて押し込めばラッチが嵌合し閉成状態となる。そのため下方に回動させ扉4を閉成状態とするまでの一連の流れも、一連の動作で行うことができる。このように、本実施の形態の構成によれば、使用者は安全かつスムーズに扉4の開閉動作を行うことができる。
[扉の形状と位置関係]
続いて第1扉4aおよび第2扉4bの詳しい形状と、閉塞方法について説明する。
開口部5の閉塞時において、第1扉4aが、第1扉4aよりも高さの小さい第2扉4bを覆い隠すように閉じられている。ここで、第1扉4aの内側面の一部が第2扉4bの上端の上方に位置する。さらには、第2扉4bの上端16は第1扉の内側面の一部と接触している。
第1扉4aは内側面に突出する内側閉塞部15を有し、扉4の閉成時においては第2扉4bの上端16は内側閉塞部15と接触する構成であって、このとき開口部5は第2扉4bと内側閉塞部15とにより全面が閉塞される。
第2扉4bと内側閉塞部15との接触部分を扉内接部としたとき、扉内接部の外表面が第1扉4aに覆われることによって、第2扉4bと内側閉塞部15とによる内扉と、第1扉4a外表面による外扉と、により開口部5は二重扉構造によって閉塞されているが、図1のように外観上は第1扉4aによる一枚扉で形成される。
このような二重扉構造によって、洗浄水が機外に出ることをより確実に抑制することができる。洗浄中にノズルから噴射された洗浄水は、まず内側閉塞部15および第2扉4bの内側面に当たる。このとき内側閉塞部15と第2扉4bと間の幅が狭ければ狭いほど、
噴射された水が内側閉塞部15と第2扉4bとの間を通り抜けて第1扉4aにかかってしまう確率が低くなる。さらに、第2扉4bと内側閉塞部15とが接触して扉内接部が形成されている場合は、噴射された水が通り抜けて第1扉4aにかかってしまう確率がより低くなる。
この構成によれば、扉4が開成状態であるときも図12~図14で示すように、主に内側閉塞部15の先端は第2扉4bよりも側面視において奥側に位置する。そのため、噴射されて内側閉塞部15に付着した水が内側閉塞部15の先端へ向かって伝ってきたとしても、滴下する水滴は第2扉4bによって受けられるため、水滴を機外に垂らすことを防ぐことができる。
また扉4内面から伝ってきた水滴を筐体2内に誘導する水誘導板41も、図12~図14のような扉4が開成状態であるとき、側面視において第2扉4bの先端よりも洗浄槽内側に位置する。詳細には、水誘導板41は奥側の端部が第1扉4a内面に固定されており、手前側端部が自重によって垂れ下がっている。手前側端部は固定されていないため、固定されている奥側が軸となって、扉4の回動位置と自重により、自在に動くよう構成されている。手前側端部は、手前側下方に向かって斜面を形成しており、扉4内面から伝ってきた水滴を筐体2内に誘導する。そして、洗浄後に扉4内面に付着した水滴が伝ってきた際に、伝ってきた水滴が扉4先端から垂れた場合であっても、側面視において第2扉4bの先端よりも水誘導板41の手前側の斜面が洗浄槽内側に位置するため、水滴が食器洗い機1外に落ちることを防ぐことができる。
[第2扉4bの水封部材]
次に第2扉4b付近のシール方法について説明する。図16(a)は扉4の閉成状態における扉内接部の断面図である。図16(b)は扉4の開成状態における第2扉4b先端の断面図である。以下、図4,図5、図16を用いて説明する。
第2扉4b先端は、左右に伸びる第1水封部材17を有する。第1水封部材17は、第2扉4bに対して手前側に突出するよう設けられ、扉4の閉成状態において、第1水封部材17は図16(a)のように、略垂直方向で内側閉塞部15と接触してシールする。このように略垂直方向でシールすることで、扉内接部を確実にシールすることができる。また第2扉4bと内側閉塞部15との間のみをシールにより覆っているため、水封部材に直接噴射される水の量は少なく、水封部材にかかるダメージを抑えることができるのでシールの劣化を遅らせることができる。
また第1水封部材17は先端が一様に略V字形状であって、扉4の開成時においては、図16(b)に示すように、第1水封部材のV字空間部分18で少量の水受けが可能である。この構成により、扉4の開成時に内側閉塞部15の先端から多少の水が滴ってきたとしても、V字空間部分18により水を受けることができるため、機外に水を滴らせずにすむ。
さらに、第2扉4bは第1水封部材17の左右両端に図5にて楕円で示した第2水封部材19を有する。第2水封部材19は、第1水封部材17の左右方向外側に伸びる正面部21と角部20と、を有する。また内側閉塞部15には、水封部材によりシールされるために、左右両端に凹部22と、奥側下方に傾く斜面23を有する。扉4の閉成時には、角部20の左側側面が筐体2の内側面と接触し、角部20の上面が洗浄槽周りを囲うように設けられた環状パッキン24と接触し、角部20の正面側側面が斜面23と接触する。角部20の幅は環状パッキン24と同じ幅で構成される。さらに、正面部21は内側閉塞部15の凹部22と接触しており、これらの構成から第2水封部材19の角部20および正面部21と、筐体2の内側面および内側閉塞部15と、がシールされる。
また第2扉4bは、第1水封部材17とは反対の奥側にも、平板上の左右に伸びる第3水封部材25を有する。第3水封部材25は、第2扉4bが閉成状態であるとき、筐体2と第2扉4bの底面との隙間を覆い隠すように略垂直状態で接触するため、筐体2と第2扉4bの底面との間がシールされる。
これらの構成より、第2扉4bの周囲に当たった水滴は機外に出ることなく、確実にシールされる。
扉4の閉成状態において、第2扉4bのこれら水封部材によって、内側閉塞部15、第2扉4bの付近はシールされ、さらに第1扉4aが第2扉4bを覆い隠すように閉じられている。水封部材だけは防音性能が低いが、本実施の形態では、第2扉4bと内側閉塞部との間の扉内接部に設けられた水封部材の外面をさらに第1扉4aにより閉塞されている二重扉構造であるため、扉内接部から漏れる洗浄中の水撃音を抑制することができる。この構成により、食器洗い機1は、より騒音を抑えた洗浄を実現することができる。
以上のように、実施の形態の食器洗い機は構成される。
[本実施の形態における効果等]
本実施の形態に係る洗浄装置によれば、以下の効果を奏することができる。
本開示の実施の形態1に係る食器洗い機1は、筐体と、前記筐体内に設けられ、被洗浄物を収容する洗浄槽と、前記洗浄槽に設けた開口部と、前記開口部を閉塞する複数の扉と、を備え、前記開口部の閉塞時において、前記複数の扉のうち第1扉が、第2扉を覆い隠すように閉じられ、前記第1扉の内側面の一部が前記第2扉の上端の上方に位置する。
このような構成により、洗浄水が第1扉4aの内側面の一部および第2扉4bに噴射されるため、第2扉4bを覆い隠す、外面に位置する第1扉4aに直接噴射される範囲が狭くなる。そのため扉4が開成状態となった際にも、第1扉4aから滴る水滴は少なく、扉4から滴下した水により機外が濡れるリスクを減らすことができる。
本開示の実施の形態1に係る食器洗い機1は、前記第2扉の上端が前記第1扉の内側面の一部と接触している。
このような構成により、洗浄水が第1扉4aの内側面の一部および第2扉4bに噴射されるため、第2扉4bを覆い隠す、外面に位置する第1扉4aに直接噴射されにくい。そのため扉4が開成状態となった際にも、第1扉4aから滴る水滴は少なく、扉4から滴下した水により機外が濡れるリスクを減らすことができる。また二重扉構造を有するため、防水および防音性能を向上させることができる。
本開示の実施の形態1に係る食器洗い機は、前記複数の扉は上下に開閉する構成であって、前記複数の扉のうち第1扉が開閉するときに、第2扉を連動させる連動手段を備える。
このような構成により、1つの扉を開閉させると同時に、他の扉を開閉させることができるため、使用者の操作性が向上する。また扉が複数あった場合にも、1つの開閉操作機構により扉全体を開閉させることができる。
本開示の実施の形態1に係る食器洗い機1は、前記第1扉は上方に回動して開く扉であって、前記第2扉は下方に回動して開く扉であって、前記扉の閉成時において、前記第2
扉の高さは前記第1扉の高さよりも小さく構成され、前記開口部の閉塞時には、前記連動手段により、前記第2扉が閉じられてから前記第1扉が閉じられる。
このような構成により、第1扉4aが、第2扉4bを覆い隠すように閉じられる構成を実現することができる。
本開示の実施の形態1に係る食器洗い機1は、前記第1扉は内側面に突出する内側閉塞部を有し、前記扉の閉成時において、前記第2扉の上端は前記内側閉塞部と接触する構成であって、前記開口部は前記第2扉と前記内側閉塞部とにより全面が閉塞される。
このような構成により、洗浄水が第1扉4aの内側面の一部および第2扉4bに噴射されるため、第2扉4bを覆い隠す、外面に位置する第1扉4aに直接噴射されにくい。そのため扉4が開成状態となった際にも、第1扉4aから滴る水滴は少なく、扉4から滴下した水により機外が濡れるリスクを減らすことができる。また開口部5は二重に覆われる構造を有するため、防水および防音性能を向上させることができる。
本開示の実施の形態1に係る食器洗い機1は、前記第2扉と前記内側閉塞部との接触部分を扉内接部としたとき、前記扉内接部の外表面が前記第1扉に覆われることによって、前記開口部は二重扉構造により閉塞され、外観上は第1扉による一枚扉で形成される。
このような構成により、開口部5は二重に覆われる構造を有するため、防水および防音性能を向上させることができる。また外観上は第1扉4aの1枚扉のみで形成されるため、性能を維持しつつも、シンプルで洗練されたデザインを提供することができる。
本開示の実施の形態1に係る食器洗い機1は、前記第2扉は水封部材を有し、前記扉の閉成時において、前記扉内接部は前記第2扉の先端に設けられた第1水封部材によりシールされている。
このような構成により、内側閉塞部15と第2扉4bとの間をシールすることができるまた、第1水封部材17が劣化したとしても、第1水封部材17のさらに外表面を第1扉4aにより覆われているため、防水性能を維持することができる。
本開示の実施の形態1に係る食器洗い機1は、前記第1水封部材は前記第2扉に対して手前側に突出するよう設けられ、前記扉の閉成時において、前記第2扉先端の水封部材は略垂直方向で前記内側閉塞部と接触してシールする。
このような構成により、内側閉塞部15と第2扉4bとの間を確実にシールすることができる。
本開示の実施の形態1に係る食器洗い機1は、前記第1水封部材は先端が一様に略V字形状であって、前記扉の開成時において、前記第1水封部材のV字部分は少量の水受けが可能である。
このような構成により、第1水封部材17はV字空間部分18を有し、第2扉4bの開成状態において、V字空間部分18は第1扉4aから滴下してきた水滴を受けることができるため、機外に水滴を垂らしてしまうといった事態を抑制することができる。
本開示の実施の形態1に係る食器洗い機1は、前記第2扉は左右両端に第2水封部材を有し、前記扉の閉成時において、前記内側閉塞部の左右両端および筐体内側面と接触しシールする。
このような構成により、第2扉4bは上端16だけでなく、内側閉塞部15の左右および筐体2との隙間をもシールすることができる。さらに、このような第2扉4bの周囲のシールを充実させることで、第1扉4aにはシールを設けることなく、防水性能を向上させることができる。また、第1扉4aにはシールがもうけられていないため、防音性能の低いシールを第1扉4aによって覆うことができ、水撃音の影響を抑え、防音性能を向上させることができる。
本開示の実施の形態1に係る食器洗い機1は、前記内側閉塞部は、前記第2扉と接触する先端付近の内面に水誘導板を有し、前記扉の開成時および回動途中において、前記内側閉塞部の先端部および水誘導板が、側面視において前記第2扉よりも洗浄槽側に位置する。
このような構成により、第1扉4aの内面を伝う水滴を洗浄槽3内へと誘導し滴下させることができる。そのため、機外を濡らすことなく、使用者の快適な使用を実現することができる。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、洗剤を使用できる洗浄装置に適用可能である。具体的には、食器洗い機などに、本開示は適用可能である。
1 食器洗い機
2 筐体
3 洗浄槽
4 扉
4a 第1扉
4b 第2扉
5 開口部
6 洗浄ノズル
7 タワーノズル
8 開閉操作レバー
9 食器かご
10 食器かご上棚
11 扉下凹部
12 操作表示部
13 貯水タンク
14 タンク蓋
15 内側閉塞部
16 第2扉4bの上端
17 第1水封部材
18 V字空間部分
19 第2水封部材
20 角部
21 正面部
22 凹部
23 斜面
24 環状パッキン
25 第3水封部材
30 制御部
31 ヒータ
32 洗浄ポンプ
33 工程制御部
41 水誘導板
42 ラッチ
43 ラッチ係合溝
44 ラッチ連結ばね
45 板金
46 レバー連結板
47 先端鉤部
48 扉開閉検知部
481 スイッチレバー
482 スイッチレバー板
483 マイクロスイッチ
50 連動手段
51 第1支持部材
52 リンク部材
53 第2支持部材
54 第3支持部材
55 第1支持軸
56 第2支持軸
57 第3支持軸
58 第4支持軸
59 第1ばね
60 第2ばね
61 第3ばね
62 第1回動ストッパ
63 第2回動ストッパ
64 円弧状突起
65 第5支持軸

Claims (11)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に設けられ、被洗浄物を収容する洗浄槽と、
    前記洗浄槽に設けた開口部と、
    前記開口部を閉塞する複数の扉と、を備え、
    前記開口部の閉塞時において、前記複数の扉のうち第1扉が、第2扉を覆い隠すように閉じられ、前記第1扉の内側面の一部が前記第2扉の上端の上方に位置する、食器洗い機。
  2. 前記第2扉の上端が前記第1扉の内側面の一部と接触している、請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 前記複数の扉は上下に開閉する構成であって、
    前記複数の扉のうち第1扉が開閉するときに、第2扉を連動させる連動手段を備える、
    請求項1または2に記載の食器洗い機。
  4. 前記第1扉は上方に回動して開く扉であって、前記第2扉は下方に回動して開く扉であって、
    前記扉の閉成時において、前記第2扉の高さは前記第1扉の高さよりも小さく構成され、前記開口部の閉塞時には、前記連動手段により、前記第2扉が閉じられてから前記第1扉が閉じられる、請求項1~3のいずれか1項記載の食器洗い機。
  5. 前記第1扉は内側面に突出する内側閉塞部を有し、前記扉の閉成時において、前記第2扉の上端は前記内側閉塞部と接触する構成であって、
    前記開口部は前記第2扉と前記内側閉塞部とにより全面が閉塞される、請求項1~4のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  6. 前記第2扉と前記内側閉塞部との接触部分を扉内接部としたとき、前記扉内接部の外表面が前記第1扉に覆われることによって、前記開口部は二重扉構造により閉塞され、
    外観上は第1扉による一枚扉で形成される、
    請求項1~5のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  7. 前記第2扉は水封部材を有し、
    前記扉の閉成時において、前記扉内接部は前記第2扉の先端に設けられた第1水封部材によりシールされている、
    請求項1~6のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  8. 前記第1水封部材は前記第2扉に対して手前側に突出するよう設けられ、
    前記扉の閉成時において、前記第2扉先端の水封部材は略垂直方向で前記内側閉塞部と接触してシールする、請求項1~7のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  9. 前記第1水封部材は先端が一様に略V字形状であって、
    前記扉の開成時において、前記第1水封部材のV字部分は少量の水受けが可能である、
    請求項1~8のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  10. 前記第2扉は左右両端に第2水封部材を有し、
    前記扉の閉成時において、前記内側閉塞部の左右両端および筐体内側面と接触しシールする、請求項1~9のいずれか1項に記載の食器洗い機。
  11. 前記内側閉塞部は、前記第2扉と接触する先端付近の内面に水誘導板を有し、
    前記扉の開成時および回動途中において、前記内側閉塞部の先端部および水誘導板が、側面視において前記第2扉よりも洗浄槽側に位置する、
    請求項1~10のいずれか1項に記載の食器洗い機。
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