JP2003000518A - 食器洗い機 - Google Patents

食器洗い機

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JP2003000518A
JP2003000518A JP2001187721A JP2001187721A JP2003000518A JP 2003000518 A JP2003000518 A JP 2003000518A JP 2001187721 A JP2001187721 A JP 2001187721A JP 2001187721 A JP2001187721 A JP 2001187721A JP 2003000518 A JP2003000518 A JP 2003000518A
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JP2001187721A
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English (en)
Inventor
Keiji Tsukitani
恵次 築谷
Yoshikazu Shinji
義和 榛地
Hiroyuki Nakano
博之 中野
Atsuhiro Tanaka
淳裕 田中
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄槽を前後方向に移動して外箱内に収容し
たとき、内蓋により洗浄槽の上方の開口部を閉塞する食
器洗い機において、洗浄槽と内蓋との間の閉塞性を確保
し、洗浄水や蒸気が漏れるのを防止し、使い勝手がよ
く、簡潔かつ廉価な構成の食器洗い機を提供する。 【解決手段】 上方に開口部34を有する洗浄槽17を
外箱19内に前後方向に移動可能に支持し、この外箱1
9内に前後および上下方向に移動可能にリンク機構20
を介して内蓋21を支持し、リンク機構20の回転支点
を構成する第1の軸部24を外箱19に設け、リンク機
構20の回転軌跡の一部を構成する第2の軸部26を内
蓋21に設ける。第2の軸部26に対するリンク機構2
0の穴部25を長穴とし、内蓋21を略水平方向に移動
可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄槽を前後方向
に移動して外箱内に収容したとき、内蓋により洗浄槽の
上方の開口部を閉塞する食器洗い機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、洗浄槽内で回転する洗浄ノズルか
ら噴射される洗浄水によって食器かごに収容した食器を
洗浄する食器洗い機が主流となっている。
【0003】従来、この種の食器洗い機は図3に示すよ
うに構成していた。以下、その構成について説明する。
【0004】図3に示すように、外箱1は前方に開口部
を有するとともに、レール2を介して洗浄槽3を前後方
向に移動可能に支持している。洗浄槽3の前方には扉4
を取り付けており、外箱1の開口部を開閉する。洗浄槽
3は、上方に開口部5を有し、この開口部5を閉塞する
内蓋6を設けている。
【0005】洗浄槽3内には洗浄水を噴射する洗浄ノズ
ル7を回転自在に設けるとともに、食器8を収容する食
器かご9を配置している。洗浄槽3内の洗浄水はヒータ
10によって温水化され、洗浄ポンプ11により排水口
12から吸い込まれ、洗浄ノズル7に圧送される。洗浄
ノズル7より勢いよく噴射される洗浄水によって、食器
かご9に収容された食器8を洗浄するように構成してい
る。
【0006】洗浄槽3の開口部5を閉塞する内蓋6は洗
浄槽3の上辺に対向する位置にパッキング13を設けて
いる。内蓋6の背面に下方方向への突出部14を設け、
洗浄槽3に押圧部15を設け、洗浄槽3を外箱1内に収
容したとき押圧部15により内蓋6に設けた突出部14
を後方へ押すように構成している。内蓋6は複数のリン
ク機構16を介して外箱1の内部に可動式に収容し、洗
浄槽3を外箱1内に収容したとき押圧部15により内蓋
6に設けた突出部14を後方へ押すことにより、内蓋6
がリンク機構16の回動により下降し、洗浄槽3の動き
と連動して内蓋6を動かし、洗浄槽3の上方を覆うよう
構成している。
【0007】上記構成において動作を説明すると、利用
者が洗浄槽3を前方に引き出し、食器8を食器かご9に
配置し、洗浄槽3に収納して洗剤を入れた後、洗浄槽3
を外箱1内に収容すると、押圧部15により内蓋6に設
けた突出部14を後方へ押すことにより、リンク機構1
6が回動して内蓋6が下降し、パッキング13を介して
洗浄槽3の上方を覆い、開口部5を閉塞する。
【0008】この状態で運転を開始すると、制御装置
(図示せず)によりヒータ10、洗浄ポンプ11、排水
ポンプ等の運転を制御し、食器かご9に収納した食器8
を洗浄、すすぎ、乾燥する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、内蓋6は複数のリンク機構16を介して外箱1の
内部に可動式に収容し、突出部14と押圧部15との当
接時に、押圧部15で突出部14を後方へ押すことによ
って、リンク機構16の回動により内蓋6を下降させ、
洗浄槽3の開口部5を閉塞する構成としているため、洗
浄槽3の開閉動作のためのレール2の高さ寸法のばらつ
きにより、外箱1に対する洗浄槽3の高さ位置関係が変
化する。
【0010】また、この構成の場合、洗浄槽3の奥行寸
法のばらつきにより、外箱1に対する洗浄槽3の押圧部
15の前後位置関係が変化する。たとえば、洗浄槽3の
奥行寸法が短くなった場合、洗浄槽3の押圧部15が外
箱1に対して相対的に入口側に位置することになり、内
蓋6の突出部14を所定寸法通り押せなくなり、内蓋6
の下降量が小さくなり、洗浄槽3の開口部5との高さ方
向の隙間寸法が所定寸法より大きくなり、パッキング1
3の締め代が小さくなって、シール性能が不十分になる
という問題があった。
【0011】すなわち、本構成の場合、洗浄槽3の前後
方向の寸法変化、特に押圧部15の位置変化に対し、内
蓋6の高さが変化し、洗浄槽3と内蓋6との高さ方向の
隙間寸法を一定にできない構成となっていた。
【0012】本発明は上記課題を解決するもので、洗浄
槽と内蓋との間の閉塞性を確保し、洗浄水や蒸気が漏れ
るのを防止し、使い勝手がよく、簡潔かつ廉価な構成の
食器洗い機を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、上方に開口部を有する洗浄槽を外箱内に前
後方向に移動可能に支持し、この外箱内に前後および上
下方向に移動可能にリンク機構を介して内蓋を支持し、
リンク機構の回転支点を構成する第1の軸部を外箱に設
け、リンク機構の回転軌跡の一部を構成する第2の軸部
を内蓋に設け、第2の軸部に対するリンク機構の穴部を
長穴とし、内蓋を略水平方向に移動可能としたものであ
る。
【0014】これにより、洗浄槽と内蓋との間の閉塞性
を確保することができ、洗浄水や蒸気が漏れるのを防止
できて、使い勝手がよく、簡潔かつ廉価な構成の食器洗
い機を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、上方に開口部を有する洗浄槽と、この洗浄槽を前後
方向に移動可能に支持する外箱と、この外箱内に前後お
よび上下方向に移動可能にリンク機構を介して支持した
内蓋と、前記外箱に設け前記リンク機構の回転支点を構
成する第1の軸部と、前記内蓋に設け前記リンク機構の
回転軌跡の一部を構成する第2の軸部とを備え、前記第
2の軸部に対する前記リンク機構の穴部を長穴とし、前
記内蓋を略水平方向に移動可能としたものであり、確実
に洗浄槽と蓋部との間の閉塞性を確保することができ
る。たとえば、洗浄槽の奥行寸法のばらつきにより、外
箱に対する洗浄槽の前後位置関係が変化した場合でも、
洗浄槽の押圧部が外箱に対して相対的に入口側に位置し
ても、内蓋の下降量を正規にすることが可能であり、洗
浄槽の開口部との高さ方向の隙間寸法は所定寸法とな
り、パッキングの締め代を所定通りとすることができ
る。すなわち、本構成の場合、洗浄槽の前後方向の寸法
変化に対し、内蓋の下降量の変化を吸収でき、洗浄槽と
内蓋との高さ方向の隙間寸法を一定にできる構成であ
り、洗浄槽の奥行寸法が小さくなったとしても、洗浄水
や蒸気が漏れるのを防止でき、使用勝手がよく、簡潔か
つ廉価な構成の食器洗い機を提供することができる。
【0016】請求項2に記載の発明は、上記請求項1に
記載の発明において、内蓋は、洗浄槽に対して自重で前
記洗浄槽の開口部を閉塞するよう構成したものであり、
洗浄槽が下方に落ち込んだ場合でも、確実に洗浄槽の開
口部を内蓋で閉塞することができ、洗浄槽の落ち込みに
対して内蓋を確実に追随させることができ、洗浄槽と内
蓋との間の閉塞性を確保することができ、洗浄水や蒸気
が漏れるのを防止でき、使用勝手がよく、簡潔かつ廉価
で信頼性の高い構成の食器洗い機を提供することができ
る。
【0017】請求項3に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、内蓋は、洗浄槽の開口部
を閉塞した状態で、リンク機構の長穴の長さに対応して
略水平方向に移動可能としたものであり、洗浄槽の前後
方向の寸法変化に対し、内蓋の下降量の変化を長穴の寸
法代に対応して確実に吸収でき、洗浄槽と内蓋との高さ
方向の隙間寸法を一定にできる構成であり、洗浄槽の奥
行寸法が小さくなったとしても、洗浄水や蒸気が漏れる
のを防止でき、使用勝手がよく、簡潔かつ廉価でより信
頼性の高い食器洗い機を提供することができる。
【0018】請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜
3に記載の発明において、リンク機構は、洗浄槽に対し
て略下方方向から当接する当て部を設けたものであり、
リンク機構の一端に内蓋を連結し、その他端側に洗浄槽
との当て部を設けることで、確実に洗浄槽と内蓋との高
さ方向の寸法を一定にすることができ、洗浄槽と内蓋と
の間の閉塞性を確保することができ、洗浄水や蒸気が漏
れるのを防止でき、使用勝手がよく、簡潔かつ廉価でよ
り信頼性の高い構成の食器洗い機を提供することができ
る。
【0019】請求項5に記載の発明は、上記請求項4に
記載の発明において、リンク機構は、洗浄槽に対して略
下方方向から当接する当て部を洗浄槽の移動によって回
転自在なローラーで構成したものであり、洗浄槽とリン
ク機構の当たり部とが当接する場合の摩擦力を低減する
ことができ、洗浄水や蒸気が漏れるのを防止できるとと
もに、使用勝手がよく、簡潔かつ廉価でより信頼性の高
い構成の食器洗い機を提供することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは
同一符号を付して説明を省略する。
【0021】図1に示すように、洗浄槽17は、その左
右両外面にレール18を設け、外箱19に対して前後方
向に移動可能としている。外箱19内の上方には4個の
リンク機構20を介して内蓋21を取り付けている。内
蓋21の下側にはパッキング22を装着している。
【0022】リンク機構20は、図2に示すように、前
後左右に各1個ずつ設けてあり、その回転中心軸側の穴
23を外箱19に設けた第1の軸24に回転自在に嵌合
している。リンク機構20の回転側の穴部25を略水平
方向の長穴とし、内蓋21に設けた第2の軸26に摺動
自在に嵌合することで、内蓋21は第1の軸24の回転
軌跡からずれて略水平方向に移動可能としている。ま
た、リンク機構20の回転側の穴部25の他端側に洗浄
槽17への当接部を設けている。
【0023】本実施例では、洗浄槽17への当接部材を
リンク機構20に回転自在に軸支したローラー27で構
成している。このローラー27を洗浄槽17の両側面に
略全長にわたって設けた突起28の下面に当接するよう
にし、洗浄槽17に対して略下方方向から当接する当て
部29を構成している。
【0024】ここで、突起28には洗浄槽17を外箱1
9内に収容した状態でローラー27が当接する箇所の近
傍に下方に突出する突出部30を設け、洗浄槽17を前
後方向に移動させたとき、ローラー27は突出部30だ
けに当接し、ローラー27が突出部30に当接すること
により、内蓋21は洗浄槽17に対して所定の高さ位置
まで下降させることができる。
【0025】内蓋21は樹脂成形部品で構成しており、
その自重だけでリンク機構20を介して回動して下降
し、洗浄槽17の開口部をパッキング22で閉塞する構
成となっている。また、内蓋21は弾性体31によって
外箱19と連結されており、上方前方に付勢されてい
る。
【0026】洗浄槽17は後方中央に押圧部32を有
し、その押圧部32は内蓋21の後方の下側に設けた突
出部33と当接可能な位置関係にある。
【0027】上記構成において動作を説明する。利用者
が洗浄槽17を前方に引き出し、食器8を食器かご9に
配置し、洗浄槽17に収納して洗剤を入れた後、洗浄槽
17を外箱19内に収容する。
【0028】内蓋21はばね31により略上方に付勢さ
れているが、洗浄槽17を外箱19内に収容するとき、
洗浄槽17は後方に移動し、押圧部32が突出部33を
後方へ押すことによって、内蓋21が後方へ押される。
このとき、リンク機構20が回転し、内蓋21はリンク
機構20の回転軌跡上を移動するため、後方に移動しな
がら下方向に移動する。
【0029】さらに洗浄槽17が後方へ移動すると、洗
浄槽17の上方の開口部34の高さまで内蓋21が下降
し、内蓋21がパッキング22を介して洗浄槽17の開
口部34を閉塞した高さ位置をそのまま保持し、洗浄槽
17と内蓋21はさらに外箱19内で略水平方向に移動
し、洗浄槽17の収容が完了する。
【0030】すなわち、内蓋21の下降代は、洗浄槽1
7の略水平方向の移動に対して、リンク機構20の穴部
25の長穴寸法分余裕を持っていることになる。たとえ
ば、洗浄槽17の奥行寸法が穴部25の長穴寸法分短く
なったとしても、内蓋21を所定の高さまで下降させる
ことができる。
【0031】この状態で運転を開始すると、制御装置
(図示せず)により、ヒーター10、洗浄ポンプ11、
排水ポンプ等の運転を制御し、食器かご9に収容した食
器8を洗浄、すすぎ、乾燥する。
【0032】また、洗浄槽17を外箱1より引き出す
と、内蓋21は洗浄槽17とともに穴部25の長穴寸法
分略水平方向に移動した後、弾性体31によって上方向
へ持ち上げられ、リンク機構20の回転作用により前方
へ移動する。このため、扉4を操作することのみによ
り、洗浄槽17と内蓋21との相互位置を規制しながら
閉塞性を確保することができ、洗浄水や蒸気が漏れるの
を防止できる。
【0033】つぎに、たとえば、洗浄槽17の奥行寸法
が変化し、外箱19に対して洗浄槽17の押圧部32の
位置が、外箱19の入口側に移動した場合について説明
する。
【0034】洗浄槽17の奥行寸法がばらついて、寸法
が小さくなった場合、洗浄槽17の外箱19内への収容
完了時の洗浄槽17の押圧部32は外箱19の入口側に
近くなる。このとき、内蓋21の第2の軸26がリンク
機構20の穴部25の長穴を略水平方向に移動する移動
量が減少するだけで、内蓋21を所定の高さ位置まで下
降させることができる。
【0035】このように、本実施例によれば、内蓋21
はリンク機構20の回転軌跡上を移動して、後方に移動
しながら下方向に移動する。洗浄槽17が後方へ移動す
ると、洗浄槽17の上方の開口部34の高さまで内蓋2
1が下降し、内蓋21がパッキング22を介して洗浄槽
17の開口部34を閉塞した高さ位置をそのまま保持
し、洗浄槽17と内蓋21はさらに外箱内で略水平方向
に移動し、洗浄槽17の収容が完了する。
【0036】すなわち、内蓋21の下降代は、洗浄槽1
7の略水平方向の移動に対して、リンク機構20の穴部
25の長穴寸法分余裕を持っていることになる。たとえ
ば、洗浄槽17の奥行寸法が穴部25の長穴寸法分短く
なったとしても、内蓋21を所定の高さまで下降させる
ことができ、確実に洗浄槽17と内蓋21との間の閉塞
性を確保することができ、洗浄水や蒸気が漏れるのを防
止できる。
【0037】また、内蓋21は自重で洗浄槽17の開口
部を閉塞することができるので、洗浄槽17を支えてい
るレール18の寸法にばらつきが生じて、洗浄槽17が
下方に落ち込んだ状態になっても、洗浄槽17の落ち込
みに追随することが可能となり、洗浄水や蒸気が漏れる
のを防止でき、使用勝手がよく、簡潔かつ廉価な構成の
食器洗い機を提供することができる。
【0038】また、内蓋21は洗浄槽17の開口部34
を閉塞した状態で、リンク機構20の穴部25の長穴寸
法に対応して、略水平方向に移動可能としたものであ
り、洗浄槽17の奥行寸法がばらついて、寸法が小さく
なった場合には、洗浄槽17の外箱19内への収容完了
時の洗浄槽17の押圧部32は外箱19の入口側に近く
なるが、内蓋21の第2の軸26がリンク機構20の穴
部25の長穴を略水平方向に移動する移動量が減少する
だけで、内蓋21を所定の高さ位置まで下降させること
ができる。
【0039】また、リンク機構20の回転側の穴部25
の他端側に洗浄槽17への当接部を設けているので、洗
浄槽17が下方に落ち込んだ状態になっても、洗浄槽1
7を外箱19内に収容した状態で、洗浄槽17と内蓋2
1との間の閉塞性を確保できる。
【0040】また、当て部29をローラー27で構成し
ているので、洗浄槽17とリンク機構20の当て部29
とが当接する場合の摩擦力を低減することができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、上方に開口部を有する洗浄槽と、この洗
浄槽を前後方向に移動可能に支持する外箱と、この外箱
内に前後および上下方向に移動可能にリンク機構を介し
て支持した内蓋と、前記外箱に設け前記リンク機構の回
転支点を構成する第1の軸部と、前記内蓋に設け前記リ
ンク機構の回転軌跡の一部を構成する第2の軸部とを備
え、前記第2の軸部に対する前記リンク機構の穴部を長
穴とし、前記内蓋を略水平方向に移動可能としたから、
洗浄槽の前後方向の寸法変化に対し、内蓋の下降量の変
化を吸収でき、洗浄槽と内蓋との高さ方向の隙間寸法を
一定にすることができ、洗浄槽の奥行寸法が小さくなっ
たとしても、確実に洗浄槽と蓋部との間の閉塞性を確保
することができ、洗浄水や蒸気が漏れるのを防止でき、
使用勝手がよく、簡潔かつ廉価な構成の食器洗い機を提
供することができる。
【0042】また、請求項2に記載の発明によれば、内
蓋は、洗浄槽に対して自重で前記洗浄槽の開口部を閉塞
するよう構成したから、洗浄槽が下方に落ち込んだ場合
でも、洗浄槽の落ち込みに対して内蓋を確実に追随させ
ることができ、洗浄槽と内蓋との間の閉塞性を確保する
ことができ、洗浄水や蒸気が漏れるのを防止でき、使用
勝手がよく、簡潔かつ廉価で信頼性の高い構成の食器洗
い機を提供することができる。
【0043】また、請求項3に記載の発明によれば、内
蓋は、洗浄槽の開口部を閉塞した状態で、リンク機構の
長穴の長さに対応して略水平方向に移動可能としたか
ら、洗浄槽の前後方向の寸法変化に対し、内蓋の下降量
の変化を長穴の寸法代に対応して確実に吸収でき、洗浄
槽の奥行寸法が小さくなったとしても、洗浄水や蒸気が
漏れるのを防止でき、使用勝手がよく、簡潔かつ廉価で
より信頼性の高い食器洗い機を提供することができる。
【0044】また、請求項4に記載の発明によれば、リ
ンク機構は、洗浄槽に対して略下方方向から当接する当
て部を設けたから、確実に洗浄槽と内蓋との高さ方向の
寸法を一定にすることができ、洗浄槽と内蓋との間の閉
塞性を確保することができ、洗浄水や蒸気が漏れるのを
防止でき、使用勝手がよく、簡潔かつ廉価でより信頼性
の高い構成の食器洗い機を提供することができる。
【0045】また、請求項5に記載の発明によれば、リ
ンク機構は、洗浄槽に対して略下方方向から当接する当
て部を洗浄槽の移動によって回転自在なローラーで構成
したから、洗浄槽とリンク機構の当たり部とが当接する
場合の摩擦力を低減することができ、洗浄水や蒸気が漏
れるのを防止できるとともに、使用勝手がよく、簡潔か
つ廉価でより信頼性の高い構成の食器洗い機を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の食器洗い機の縦断面図
【図2】同食器洗い機の要部拡大側面図
【図3】従来の食器洗い機の縦断面図
【符号の説明】
17 洗浄槽 19 外箱 20 リンク機構 21 内蓋 24 第1の軸部 25 穴部 26 第2の軸部 34 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 博之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 淳裕 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B082 BA04 BB02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方に開口部を有する洗浄槽と、この洗
    浄槽を前後方向に移動可能に支持する外箱と、この外箱
    内に前後および上下方向に移動可能にリンク機構を介し
    て支持した内蓋と、前記外箱に設け前記リンク機構の回
    転支点を構成する第1の軸部と、前記内蓋に設け前記リ
    ンク機構の回転軌跡の一部を構成する第2の軸部とを備
    え、前記第2の軸部に対する前記リンク機構の穴部を長
    穴とし、前記内蓋を略水平方向に移動可能とした食器洗
    い機。
  2. 【請求項2】 内蓋は、洗浄槽に対して自重で前記洗浄
    槽の開口部を閉塞するよう構成した請求項1記載の食器
    洗い機。
  3. 【請求項3】 内蓋は、洗浄槽の開口部を閉塞した状態
    で、リンク機構の長穴の長さに対応して略水平方向に移
    動可能とした請求項1または2記載の食器洗い機。
  4. 【請求項4】 リンク機構は、洗浄槽に対して略下方方
    向から当接する当て部を設けた請求項1〜3のいずれか
    1項に記載の食器洗い機。
  5. 【請求項5】 リンク機構は、洗浄槽に対して略下方方
    向から当接する当て部を洗浄槽の移動によって回転自在
    なローラーで構成した請求項4記載の食器洗い機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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