JP2023041446A - 非接触式金銭トレー - Google Patents

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【課題】金銭トレーに触れることなく、金銭又はレシートの少なくとも1つを供給排出することのできる非接触式金銭トレーを提供する。【解決手段】非接触式金銭トレー1は、金銭トレー2の底部に、金銭又はレシート9の少なくとも1つを供給排出する底部開閉体3A及び底部開閉体3Bと、動作機構部と、受け体5と、センサー6を備える。底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの下方に手の平を上向きに挿入すると、センサー6が手の挿入を感知して底部開閉体3A及び底部開閉体3Bが開放動作を行うことにより、底部開閉体3A及び底部開閉体3B上の金銭又はレシート9の少なくとも1つを供給排出する。【選択図】図1

Description

本発明は、金銭等を供給排出する非接触式金銭トレーに関する。
従来のコイントレーとして、様々な構造のものが知られている。特許文献1は、主に、紙幣や硬貨を載せる為のトレーの下側の両面に固定された指ポケットをスイング可能に保持するスイング機構を備える。
特許文献1に示すコイントレイ(以下、コイントレーと称する)では、金銭の授受が行われる際、コイントレーをスイング機構によりスイングさせ、硬貨を移動させることで硬貨およびコイントレーへの接触を最小限としながらコイントレー上の硬貨を授受できる。
また、従来のコイントレーとして、特許文献2に示す構造が知られている。主に、コインを載せるための本体と、底辺に設けられた凸部と、を備える。
特許文献2に示すコイントレーでは、コイントレー本体の凸部にコインを載せた際、コインが凸部に触れることにより、底面に落下せず、コインの中央、または周囲の端が浮くことにより、コインを掴むときの指先の労力を少なくすることができる。また、コイントレーを一塊で作成できるため、洗浄しやすく清潔が保ちやすい。
また、従来の立設した消毒液スタンドとして、特許文献3に示す構造が知られている。主に、中空スタンドに設置された移動体と、消毒液のボトルを載せる載置台と、ペダルと、押圧体と、を備える。
上記、特許文献3の構造により、消毒液スタンドのペダルを踏むことで、中空スタンドに設置された移動体と連結した押圧体が下降し、載置台に乗せられた消毒液ボトルのノズルを押圧し、消毒液を噴出させることにより、消毒液ボトルのノズルに触れることなく手の消毒ができ衛生的である。
実用新案登録第3232808号公報 特開2017-97821公報 実用新案登録第3232120号公報
最近のコロナ禍において、コンビニエンスストアのレジや店舗等、金銭等の授受が発生する場所では、授受者間に、例えば、金銭トレーを使用することで、授受者がお互いに直接接触しない工夫をしている。
しかしながら、上記金銭トレーを使用する状況下では、金銭トレーに付着したウイルス及び細菌からの2次感染を防止するため、定期的にアルコール等を用いた消毒や、ビニールで保護して使用する必要があり、その消毒作業やビニールの交換作業が手間となる課題がある。さらには、上記金銭トレーの消毒作業やビニール交換作業時に、その作業者が、ウイルスや細菌等に2次感染してしまうリスクもある。
同様に、上記金銭トレーにおける消毒作業やビニール交換作業は、買い物客等、金銭又はレシートの授受者が変わる毎の作業が手間となっており、授受者が変わる毎の作業が実施されていない事が多く見受けられる。そのため、既に金銭トレーに付着したウイルスや細菌等が、金銭トレーを介し、他の買い物客等に2次感染させてしまうリスクもある。
上記課題を解決するために、特許文献1に示すコイントレーのトレー、指ポケット、及びコイントレーの凸部の様に、接触を最小限としながら金銭を授受できることも考えられる。
しかしながら、特許文献1に示すコイントレーや指ポケット、特許文献2に示すコイントレーの凸部を備える形態で使用した場合、使用する際、特許文献1で示すコイントレー、及び特許文献2で示すコイントレーに、必ず、手又は指の一部が接触してしまうため、金銭又はレシートの授受者間において、コイントレーを介した、ウイルスや細菌等の2次感染のリスクがある。
本発明は、上記の事情を鑑みてなされたものであり、金銭又はレシートの授受が生じる場所において、金銭トレーに触れることなく、金銭やレシート等を供給排出することで、金銭トレーを介した、ウイルスや細菌等の2次感染を防止する非接触式金銭トレーを提供することにある。
本発明の非接触式金銭トレーでは、金銭又はレシートの少なくとも1つを供給排出する金銭トレーであって、底部に前記金銭又はレシートを排出する底部開閉体を備え、前記金銭トレーに手又は指が触れることなく、前期金銭又はレシートを供給排出することができることを特徴とする。
また、本発明の非接触式金銭トレーでは、前記非接触式金銭トレーの下方に、取り損ねた前記金銭又はレシートが飛散しないよう受け体を備えることを特徴とする。
また、本発明の非接触式金銭トレーでは、前記底部開閉体の開放動作のタイミングを知らせる報知手段を備えることを特徴とする。
また、本発明の非接触式金銭トレーでは、前記底部開閉体は、前記金銭又はレシートを、中央分割部に集めながら供給排出する集約構造を備えることを特徴とする。
また、本発明の非接触式金銭トレーでは、前記底部開閉体は、前記金銭又はレシートを、排出口に集めながら供給排出する傾斜構造を備えることを特徴とする。
また、本発明の非接触式金銭トレーでは、スタンドに設置された上下可能な稼働体と、前記稼働体の下端で連結されるペダル連結部と、前記ペダル連結部と連結される底部開閉体操作ペダルと、前記稼働体の上端で連結される開閉体連結部と、から構成される稼働機構と、前記稼働機構と前記非接触式金銭トレーが当接して、前記スタンドに取り付けられた構成から成ることを特徴とする。
さらに、本発明の非接触式金銭トレーでは、前記非接触式金銭トレーと金銭受け取り部の間に、ウイルスや細菌等の除去装置を備えることを特徴とする。
本発明の非接触式金銭トレーでは、金銭トレーの底部に、金銭又はレシートの少なくとも1つを供給排出する底部開閉体を備え、金銭トレーに手又は指が触れることなく、金銭又はレシートを供給排出することができる。この構造により、金銭トレーを介した、ウイルスや細菌等の2次感染を防ぐことができる。
また、本発明の非接触式金銭トレーでは、非接触式金銭トレーの下方に、取り損ねた金銭又はレシートが飛散しないよう受け体を備えている。この構造により、取り損ねた金銭又はレシートが台座や床面へ飛散することを防ぐことができる。
また、本発明の非接触式金銭トレーでは、底部開閉体の開放動作のタイミングを知らせる報知手段を備えている。この構造により、金銭又はレシートの受け取るタイミングを認知することができる。
また、本発明の非接触式金銭トレーでは、底部開閉体は、金銭又はレシートを、中央分割部に集めながら供給排出する集約構造を備えている。この構造により、金銭又はレシートを確実に集約しながら供給排出することができる。
また、本発明の非接触式金銭トレーでは、底部開閉体は、金銭又はレシートを、排出口に集めながら供給排出する傾斜構造を備えている。この構造により、金銭又はレシートを確実に集約しながら供給排出することができる。
また、本発明の非接触式金銭トレーでは、スタンドに設置された上下可能な稼働体と、稼働体の下端で連結されるペダル連結部と、ペダル連結部と連結される底部開閉体操作ペダルと、稼働体の上端で連結される開閉体連結部と、から構成される稼働機構と、稼働機構と金銭トレーが当接して、スタンドに取り付けられた構成から成る。この構造により、電源等を使用せず金銭又はレシートを供給排出することができる。
また、本発明の非接触式金銭トレーでは、前記金銭トレーと金銭受け取り部の間に、ウイルスや細菌等の除去装置を備えている。この構造により、金銭又はレシートに付着したウイルスや細菌等を不活性化することができる。
本発明の実施形態である非接触式金銭トレーを説明する(A)斜視図、(B)上面図である。 本発明の実施形態である非接触式金銭トレーの底部開閉体の開放状態を説明する(A)斜視図、(B)開放角度を示した図である。 本発明の実施形態である非接触式金銭トレーの底部開閉体の形状を説明する斜視図である。 本発明の実施形態である非接触式金銭トレーの底部開閉体の動作機構を説明する(A)閉鎖状態概略図、(B)開放状態概略図、(C)閉鎖状態概略図(ソレノイド式)、(D)開放状態概略図(ソレノイド式)である。 本発明のスタンドを備えた実施形態である非接触式金銭トレーを説明する(A)斜視図、(B)側面図である。 本発明のウイルスや細菌等の除去機能を備えた正面内部構造図である。 本発明の他の実施形態である非接触式金銭トレーを説明する(A)斜視図、(B)底部開閉体の傾斜状態を示した斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る非接触式金銭トレー1を図面に基づき詳細に説明する。なお、以下の本実施形態の説明の際には、同一部材には原則として同一の符号を用い、繰り返しの説明は省略する。また、上下方向は非接触式金銭トレー1の高さ方向を示し、左右方向は非接触式金銭トレー1の横幅方向を示し、前後方向は非接触式金銭トレー1の奥行方向を示す。また、以下表現における、授受は人対人の動作を表し、供給排出は装置の動作を表すものとする。
図1(A)は、本実施形態の非接触式金銭トレー1を説明する斜視図である。図1(B)は、本実施形態の非接触式金銭トレー1を説明する上面図である。図2(A)は、本実施形態の非接触式金銭トレー1の底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの開放状態を説明する斜視図である。図2(B)は、本実施形態の非接触式金銭トレー1の底部開閉体3Aの開放角度を示した図である。図3は非接触式金銭トレー1の底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの形状を説明する斜視図である。
図1(A)に示すように、非接触式金銭トレー1は、主に、金銭トレー2と、金銭トレー2を保持するトレー保持体4と、授受する金銭又はレシート9を供給排出する底部開閉体3A及び底部開閉体3Bと、制御ボックス31Aと、下方に受け体5を備える。
図1(A)に示したように、非接触式金銭トレー1は、コンビニエンスストアのレジ用テーブルや銀行等のカウンターの台座13上であり、金銭又はレシート9の授受が行われる場所に設置される。そして、トレー保持体4は、台座13の接地面14に対して略鉛直方向(紙面上下方向)へと立設する。
また、図1(B)に示すように、供給者は金銭又は金銭及びレシート9を金銭トレー2の底部開閉体3A又は底部開閉体3Bの上に載置する。図2(A)に示すように、受け取り者は金銭トレー2の底部開閉体3A又は底部開閉体3Bの下方と、受け体5の間の金銭受け取り部10(図7(A)参照)に手の平を上向きに挿入する。この際、センサー6が手の挿入を感知することで、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bが開放動作する。
その結果、金銭又はレシート9の受け取り者は、金銭トレー2に触れることなく、金銭又はレシート9を受け取ることができる。つまり、非接式触金銭トレー1の受け取り者は、金銭トレー2を介した、ウイルスや細菌等の2次感染を防ぐことができる。また、清掃作業者による、金銭トレー2のアルコール等を用いた消毒作業やビニール交換作業も不要となる。
さらには、非接触式金銭トレー1は、受け体5を備えることにより、取り損ねた金銭又はレシート9を受け体5で受け止めることができる。つまり、受け体5を備えることにより、取り損ねた金銭又はレシート9がカウンターの台座13や床面へ飛散することを防ぐことができる。
また、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの開放動作直前に音声発生装置7による聴覚に対しての報知手段や、ランプ8による視覚に対しての報知手段により、開放動作のタイミングを知らせることができる。つまり、開放動作のタイミングを知らせることで、金銭又はレシート9の受け取るタイミングを認知することができる。
さらには、図2(B)に示すように、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの開放動作時における下方への開放角度15は、たとえば1度以上90度以内、このましくは10度以上80度以内、さらにこのましくは15度以上60度以内であって、金銭又はレシート9を下方に供給排出することができる。
また、図3に示すように、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bは分割構造により構成され、トレー側面11A、11B、11C、11Dの形状により、金銭又はレシート9を中央分割部12A及び中央分割部12Bに集めながら供給排出することができる。つまり、金銭又はレシート9を確実に集約しながら供給排出することができる。
次に、図4を用いて、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの動作機構部を説明する。図4(A)、(B)、(C)、(D)は、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bをそれぞれ背面からみた斜視図である。図4(A)は本実施形態の非接式触金銭トレー1の底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの動作機構部の閉鎖状態概略図である。図4(B)は本実施形態の非接触式金銭トレー1の底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの動作機構部の開放状態概略図である。次に、本実施形態の非接触式金銭トレー1の動作機構部の変形例を説明する。図4(C)は閉鎖状態概略図(ソレノイド式)、図4(D)は開放状態概略図(ソレノイド式)である。なお、動作機構部の変形例としては、図4(C)、図4(D)に示す、ソレノイド35式に限定するものではなく、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bを開閉動作させる構造であれば種々の設計変更が可能である。
図4(A)に示すように、動作機構部は、モーター32と、機構部駆動支柱33と、機構部駆動支板34と、から構成され、制御ボックス31A(図1(A)参照)の中に設置される。制御ボックス31Aは、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの近傍に配設される。
動作機構部は、機構部駆動支柱33を上下させることで、機構部駆動支柱33と連結した機構部駆動支板34が、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bを開閉動作させる。つまり、図4(A)に示す底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの閉鎖状態から、機構部駆動支柱33と連結した機構部駆動支板34の下降に伴い、図4(B)に示す底部開閉体3A及び底部開閉体3Bを下方に向けて開放する。図2(A)に示すように、金銭トレー2の底部開閉体3A及び底部開閉体3Bに載置された金銭又はレシート9を下方に供給排出する。
変形例の動作機構部は、ソレノイド35を上下させることで、ソレノイド35と連結した機構部駆動支板34が、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bを開閉動作させる。つまり、図4(C)に示す底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの閉鎖状態から、ソレノイド35と連結した機構部駆動支板34の下降に伴い、図4(D)に示す底部開閉体3A及び底部開閉体3Bを下方に向けて開放する。図2(A)に示すように、金銭トレー2の底部開閉体3A及び底部開閉体3Bに載置された金銭又はレシート9を下方に供給排出する。
非接触式金銭トレー1の底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの開閉動作、及び報知手段の音声発生装置7やランプ8の電源については、バッテリー(図示せず)、建屋のコンセント(図示せず)、近傍設備(図示せず)等から電源が給電される。
図5(A)は、本実施形態の非接触式金銭トレー1のスタンド21を備えた形態を説明する斜視図である。図5(B)は、本実施形態の非接触式金銭トレー1のスタンド21を備えた形態の構造を説明する側面図である。
図5(A)に示すように、スタンド21を備える非接触式金銭トレー1は、コンビニエンスストアのレジ用テーブルや銀行等のカウンターにおいて、金銭又はレシート9の供給排出が行われる近傍の床面に設置される。
図5(B)に示すように、スタンド21(点線で示す)を備える非接触式金銭トレー1は、主に、ベース27から立設したスタンド21に設置された底部開閉体操作ペダル22を踏むことにより、底部開閉体操作ペダル22と連結したペダル連結部23と、ペダル連結部23と連結した稼働体25と、稼働体25と連結した開閉体連結部26と、スタンド21に固定された非接式触金銭トレー1の機構部駆動支板34が連動し、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bが開放動作することで、金銭又はレシート9を受け取ることができる。踏み終えた底部開閉体操作ペダル22においては、ペダル戻しバネ24により元の位置に戻される。つまり、電源等を使用せず底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの開閉動作を繰り返し行うことができる。
図6は、本実施形態の非接触式金銭トレー1のウイルスや細菌等の除去装置36を備えた形態の正面内部構造図である。
図6に示すように、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bと、金銭受け取り部10の間には、LED等の紫外線光源による、ウイルスや細菌等の除去装置36が備えられており、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bの開放動作後から、金銭又はレシート9を受け取るまでの間に、金銭又はレシート9に付着しているウイルスや細菌等の除去を行う。つまり、金銭又はレシート9に付着したウイルスや細菌等を不活性化することができる。
また、底部開閉体3A及び底部開閉体3Bと、金銭受け取り部10の間には減速板37A、37B、37Cが備えられており、下方に供給排出する金銭又はレシート9の供給排出の速度を減速することができる。つまり、LED等の紫外線光源の照射時間を長くすることで、より効果的にウイルスや細菌等の除去をすることができる。
図7(A)は、本実施形態の非接触式金銭トレー1の他の実施形態の斜視図である。図7(B)は、本実施形態の非接触式金銭トレー1の他の実施形態の底部開閉体の傾斜状態を示した斜視図である。
図7(A)に示すように、非接触式金銭トレー1は、主に、金銭トレー2と、金銭トレー2を保持するトレー保持体4と、制御ボックス31Bと、下方に受け体5を備える。
図7(B)に示すように、金銭トレー2は、底部開閉体3Cの中央に、トレー凹部44構造を備えている。つまり、供給者が金銭又はレシート9を金銭トレー2の底部開閉体3Cに載置した際、排出口43A及び排出口43Bから金銭又はレシート9がこぼれ落ちることを防ぐことができる。
図7(B)に示すように、トレー側面11A、11Cと、トレー側面11B、11Dの間には、それぞれ排出口43A、排出口43Bが設けられ、トレー側面11A、11Cと、トレー側面11B、11Dの形状により、金銭又はレシート9を排出口43A又は排出口43Bに集めながら供給排出することができる。つまり、金銭又はレシート9を確実に集約しながら供給排出することができる。
図7(B)に示すように、制御ボックス31Bに設置されたモーター(図示せず)を使用することにより、モーターの軸と連結した金銭トレー2が傾斜する。つまり、金銭トレー2の排出口43A又は排出口43Bが下方を向くことで、金銭トレー2に載置された金銭又はレシート9を排出口43A又は排出口43Bより供給排出することができる。
また、図7(A)に示すように、供給者は金銭又はレシート9を金銭トレー2の底部開閉体3Cの上に載置する。図7(B)に示すように、受け取り者は金銭トレー2の底部開閉体3Cの下方と、受け体5の間の金銭受け取り部10に手の平を上向きに挿入する。この際、金銭トレー2の底部開閉体3Cの裏面に設置された、受け取り側センサー42が、受け取り側センサー42方向からの手の挿入を感知することで、金銭トレー2は受け取り側センサー42方向へ傾斜する。
さらには、図7(B)に示すように、金銭トレー2の底部開閉体3Cの裏面に設置された、供給側センサー41が、供給側センサー41方向からの手の挿入を感知することで、金銭トレー2は供給側センサー41方向へ傾斜する。つまり、金銭トレー2は、受け取り側センサー42方向、供給側センサー41方向、それぞれに傾斜する構造により、金銭トレー2の底部開閉体3Cに載置された金銭又はレシート9をそれぞれの排出口43A又は排出口43Bより供給排出することができる。
また、図7(A)に示すように、金銭トレー2の裏面に設置された、センサー仕切板40により、受け取り側センサー42方向からの手の挿入の感知を、反対側の供給側センサー41で感知してしまう等、センサーの誤作動を防ぐことができる。
動作機構部としては、モーターの軸と連結した金銭トレー2が傾斜する構造に限定するものではなく、金銭トレー2が傾斜する構造であれば種々の設計変更が可能である。
非接触式金銭トレー1の構造においては、レジスター、両替機、自動販売機、自動券売機等の金銭受け取り部に組み込むことにより、幅広い分野での金銭受け取り時にも使用できる。
1 非接触式金銭トレー
2 金銭トレー
3A、3B、3C 底部開閉体
4 トレー保持体
5 受け体
6 センサー
7 音声発生装置
8 ランプ
9 金銭又はレシート
10 金銭受け取り部
11A、11B、11C、11D トレー側面
12A、12B 中央分割部
13 台座
14 接地面
15 開放角度
21 スタンド
22 底部開閉体操作ペダル
23 ペダル連結部
24 ペダル戻しバネ
25 稼働体
26 開閉体連結部
27 ベース
31A、31B 制御ボックス
32 モーター
33 機構部駆動支柱
34 機構部駆動支板
35 ソレノイド
36 除去装置
37A、37B、37C 減速板
40 センサー仕切板
41 供給側センサー
42 受け取り側センサー
43A 43B 排出口
44 トレー凹部




















Claims (7)

  1. 金銭又はレシートの少なくとも1つを供給排出する金銭トレーであって、底部に前記金銭又はレシートを排出する底部開閉体を備え、前記金銭トレーに手又は指が触れることなく、前記金銭又はレシートを供給排出できることを特徴とする非接触式金銭トレー。
  2. 前記非接触式金銭トレーの下方に、取り損ねた前記金銭又はレシートが飛散しないよう、受け体を備えることを特徴とする請求項1に記載の非接触式金銭トレー。
  3. 前記底部開閉体の開放動作のタイミングを知らせる報知手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の非接触式金銭トレー。
  4. 前記底部開閉体は、前記金銭又はレシートを、中央分割部に集めながら供給排出する集約構造を備えることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の非接触式金銭トレー。
  5. 前記底部開閉体は、前記金銭又はレシートを、排出口に集めながら供給排出する傾斜構造を備えることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の非接触式金銭トレー。
  6. スタンドに設置された上下可能な稼働体と、前記稼働体の下端で連結されるペダル連結部と、前記ペダル連結部と連結される底部開閉体操作ペダルと、前記稼働体の上端で連結される開閉体連結部と、から構成される稼働機構と、前記稼働機構と 前記非接触式金銭トレーが当接して、前記スタンドに取り付けられた構成から成ることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5に記載の非接触式金銭トレー。
  7. 前記非接触式金銭トレーと金銭受け取り部の間に、ウイルスや細菌の除去装置を備えることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6に記載の非接触式金銭トレー。
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