JP2023041209A - 駆動装置 - Google Patents

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Keita Okada
崇人 原
Takahito Hara
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Abstract

【課題】筐体サイズの小型化に寄与するとともに、コストの低減を図ることができる駆動装置を提供する。【解決手段】各々が磁場を発生させて、第1磁石3_1が設けられた第1対象物1_1を光軸方向に駆動させる第1の複数の駆動部を有する第1駆動部群11と、各々が磁場を発生させて、第2磁石3_2が設けられた第2対象物1_2を光軸方向に駆動させる第2の複数の駆動部を有する第2駆動部群12と、を備え、上記第1の複数の駆動部および上記第2の複数の駆動部のそれぞれは、クロック信号線およびデータ信号線を介して、自身をスレーブとして制御するマスタと接続される第1端子および第2端子を有し、上記第1の複数の駆動部は、第1端子が上記クロック信号線に、第2端子が上記データ信号線に順接続され、上記第2の複数の駆動部は、上記第2端子が上記クロック信号線に、上記第1端子が上記データ信号線に逆接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、駆動装置に関する。
特許文献1には、「モータ駆動システム1は、第1のモータ駆動制御装置50a、第2のモータ駆動制御装置50bと、制御部2aと、制御部2aの共通端子2bと第1のモータ駆動制御装置50a、第2のモータ駆動制御装置50bとをそれぞれ接続する第1の通信ライン4a、第2の通信ライン4bについて有効状態と無効状態とを切り替え可能なスイッチ部6とを備える。」と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 米国特許第10749452号明細書
[特許文献2] 特許第6644529号公報
[特許文献3] 米国特許第11039071号明細書
本発明の第1の態様においては、駆動装置を提供する。上記駆動装置は、各々が磁場を発生させて、第1レンズおよび第1磁石が設けられた第1対象物を光軸方向に駆動させる第1の複数の駆動部を有する第1駆動部群を備えてよい。上記駆動装置は、各々が磁場を発生させて、第2レンズおよび第2磁石が設けられた第2対象物を上記光軸方向に駆動させる第2の複数の駆動部を有する第2駆動部群を備えてよい。上記第1の複数の駆動部および上記第2の複数の駆動部のそれぞれは、クロック信号線およびデータ信号線を介して、自身をスレーブとして制御するマスタと接続される第1端子および第2端子を有してよい。上記第1の複数の駆動部における少なくとも1つの駆動部は、上記第1端子が上記クロック信号線に、上記第2端子が上記データ信号線に順接続されてよい。上記第2の複数の駆動部における少なくとも1つの駆動部は、上記第2端子が上記クロック信号線に、上記第1端子が上記データ信号線に逆接続されてよい。
上記第1の複数の駆動部および上記第2の複数の駆動部のそれぞれは、上記第1駆動部群および上記第2駆動部群を制御する共通のコントローラとして機能するホストに対してスレーブ接続されてよい。
上記第1の複数の駆動部における全ての駆動部は、上記ホストとの間において、上記第1端子が上記クロック信号線に、上記第2端子が上記データ信号線に順接続されてよい。上記第2の複数の駆動部における全ての駆動部は、上記ホストとの間において、上記第2端子が上記クロック信号線に、上記第1端子が上記データ信号線に逆接続されてよい。
上記駆動装置は、上記ホストを更に備えてよい。
上記第1の複数の駆動部における第1の駆動部、および、上記第2の複数の駆動部における第2の駆動部は、ホストに対してスレーブ接続されてよい。上記第1の複数の駆動部における他の駆動部は、上記第1の駆動部に対してスレーブ接続されてよい。上記第2の複数の駆動部における他の駆動部は、上記第2の駆動部に対してスレーブ接続されてよい。
上記第1の駆動部は、上記ホストとの間において、上記第1端子が1次のクロック信号線に、上記第2端子が1次のデータ信号線に順接続されてよい。上記第2の駆動部は、上記ホストとの間において、上記第2端子が上記1次のクロック信号線に、上記第1端子が上記1次のデータ信号線に逆接続されてよい。
上記第1の複数の駆動部における他の駆動部の少なくとも1つは、上記第1の駆動部との間において、上記第1端子が2次の第1クロック信号線に、上記第2端子が2次の第1データ信号線に順接続されてよい。上記第1の複数の駆動部における他の駆動部の少なくとも1つは、上記第1の駆動部との間において、上記第2端子が上記2次の第1クロック信号線に、上記第1端子が上記2次の第1データ信号線に逆接続されてよい。
上記第2の複数の駆動部における他の駆動部の少なくとも1つは、上記第2の駆動部との間において、上記第1端子が2次の第2クロック信号線に、上記第2端子が2次の第2データ信号線に順接続されてよい。上記第2の複数の駆動部における他の駆動部の少なくとも1つは、上記第2の駆動部との間において、上記第2端子が上記2次の第2クロック信号線に、上記第1端子が上記2次の第2データ信号線に逆接続されてよい。
上記第1の駆動部および上記第2の駆動部は、自身が属する駆動部群をそれぞれ制御する個別のコントローラとして機能してよい。
上記第1の複数の駆動部における第1の駆動部は、ホストに対してスレーブ接続されてよい。上記第1の複数の駆動部および上記第2の複数の駆動部における他の駆動部は、上記第1の駆動部に対してスレーブ接続されてよい。
上記第1の複数の駆動部における他の全ての駆動部は、上記第1の駆動部との間において、上記第1端子が2次のクロック信号線に、上記第2端子が2次のデータ信号線に順接続されてよい。上記第2の複数の駆動部における全ての駆動部は、上記第1の駆動部との間において、上記第2端子が上記2次のクロック信号線に、上記第1端子が上記2次のデータ信号線に逆接続されてよい。
上記第1の駆動部は、上記第1駆動部群および上記第2駆動部群を制御する共通のコントローラとして機能してよい。
上記逆接続される少なくとも1つの駆動部は、上記マスタからみて、上記順接続される少なくとも1つの駆動部とは異なるスレーブとして通信可能であってよい。
上記逆接続される少なくとも1つの駆動部は、クロック信号とデータ信号を判別して、内部クロック信号線と内部データ信号線を切り換えてよい。
上記逆接続される少なくとも1つの駆動部は、上記内部クロック信号線と上記内部データ信号線の切り換えに応じて自身のスレーブアドレスを変更してよい。
上記第1の複数の駆動部および上記第2の複数の駆動部のそれぞれは、上記クロック信号と上記データ信号を判別して、上記内部クロック信号線と上記内部データ信号線を切り換え可能に構成されてよい。
上記第1の複数の駆動部のそれぞれは、上記第1対象物の目標位置指令信号と、上記第1対象物の検出位置信号とに基づくフィードバック制御により、上記第1対象物を駆動させてよい。上記第2の複数の駆動部のそれぞれは、上記第2対象物の目標位置指令信号と、上記第2対象物の検出位置信号とに基づくフィードバック制御により、上記第2対象物を駆動させてよい。
上記第1の複数の駆動部のそれぞれは、上記第1磁石が発生する磁場を検出する少なくとも1つの磁気センサ素子を含んでよい。上記第2の複数の駆動部のそれぞれは、上記第2磁石が発生する磁場を検出する少なくとも1つの磁気センサ素子を含んでよい。
上記コントローラは、上記第1駆動部群および上記第2駆動部群の少なくともいずれかを制御して、上記第1対象物および上記第2対象物の少なくともいずれかを上記光軸方向における目標位置まで駆動させてよい。
上記コントローラは、上記第1対象物および上記第2対象物の少なくともいずれかを上記目標位置まで駆動させるにあたって、上記目標位置までの経路を分割する複数の経由地を設定し、上記複数の経由地における各経由地までの駆動を段階的に実行してよい。
上記コントローラは、上記目標位置が変更された場合に、上記第1対象物および上記第2対象物の少なくともいずれかを、上記複数の経由地における変更直後の経由地から上記変更された目標位置まで駆動させてよい。
上記コントローラは、上記対象物を含む系の動作状態に応じて、上記駆動を段階的に実行するか否かを切り替え可能であってよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
第1の実施形態に係る駆動装置10のブロック図の一例を、対象物1およびホスト20と共に示す。 第1の実施形態に係る駆動装置10の配線図の一例を、ホスト20と共に示す。 第2の実施形態に係る駆動装置10のブロック図の一例を、対象物1およびホスト20´と共に示す。 第2の実施形態に係る駆動装置10の配線図の一例を、ホスト20´と共に示す。 第3の実施形態に係る駆動装置10のブロック図の一例を、対象物1およびホスト20´と共に示す。 第3の実施形態に係る駆動装置10の配線図の一例を、ホスト20´と共に示す。 駆動部100における切り換え機能を実現するブロック図の一例を示す。 駆動部100における駆動機能を実現するブロック図の一例を、対象物1と共に示す。 複数の区間のそれぞれを担当する駆動部100の割り当て例を示す。 対象物1を可動範囲内で駆動させた場合に検出される磁場のシミュレーション結果の一例を示す。 コントローラが本実施形態に係る駆動装置10を制御するフローの一例を示す。 対象物1を一気に駆動させる場合と、対象物1を段階的に駆動させる場合の一例を示している。 本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ9900の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、第1の実施形態に係る駆動装置10のブロック図の一例を、対象物1およびホスト20と共に示す。なお、これらブロックは、それぞれ機能的に分離された機能ブロックであって、実際のデバイス構成とは必ずしも一致していなくてもよい。すなわち、本図において、1つのブロックとして示されているからといって、それが必ずしも1つのデバイスにより構成されていなくてもよい。また、本図において、別々のブロックとして示されているからといって、それらが必ずしも別々のデバイスにより構成されていなくてもよい。他の図においても同様のことがいえる。
本実施形態に係る駆動装置10は、第1対象物を駆動させる第1駆動部群と第2対象物を駆動させる第2駆動部群とを備える。そして、本実施形態に係る駆動装置10において、第1駆動部群における少なくとも1つの駆動部は、クロック信号線とデータ信号線が順接続されるのに対し、第2駆動部群における少なくとも1つの駆動部は、クロック信号線とデータ信号線が逆接続される。
駆動装置10は、複数の駆動対象を駆動させる。本図においては、一例として、駆動装置10が第1対象物1_1および第2対象物1_2(「対象物1」と総称する。)の2つを駆動対象とする場合を一例として示している。しかしながら、これに限定されるものではない。駆動装置10は、3つ以上の駆動対象を駆動させてもよい。
対象物1は、入力信号に応じて位置が変化するデバイスである。一例として、対象物1は、線形運動デバイスであってよい。線形運動デバイスにおいては、入力信号と、当該入力信号に応じた変位とが一次関数で表される。このような線形運動デバイスとしては、例えば、カメラのオートフォーカス/ズームレンズ等が挙げられる。これより先、対象物1がカメラのオートフォーカス/ズームレンズである場合を一例として説明する。しかしながら、これに限定されるものではない。対象物1は、入力信号に応じて位置が変化し得る様々なデバイスであってよい。対象物1には、一対のレンズ2および磁石3が設けられている。すなわち、第1対象物1_1には、第1レンズ2_1および第1磁石3_1が設けられている。同様に、第2対象物1_2には、第2レンズ2_2および第2磁石3_2が設けられている。ここで、第1レンズ2_1および第2レンズ2_2を「レンズ2」と総称する。また、第1磁石3_1および第2磁石3_2を「磁石3」と総称する。
レンズ2は、光を屈折させて集束させるための光学素子である。オートフォーカス/ズーム制御においては、このようなレンズ2を光軸方向に変位させることによって、ピント合わせおよび倍率の変更を行っている。
磁石3は、レンズ2に固定された永久磁石である。一例として、磁石3は、レンズ2の光軸方向に沿ってS極およびN極が交互に配置されてよい。そして、磁石3は、後述する駆動コイルに電流が流れることによって、当該駆動コイルとの間に磁力を発生させ、レンズ2を光軸方向に変位させる。本実施形態に係る駆動装置10は、このような複数の対象物1を駆動対象とする。
駆動装置10は、複数の駆動対象をそれぞれ駆動させる複数の駆動部群を備える。本図においては、駆動装置10が、第1対象物1_1を駆動させる第1駆動部群11と、第2対象物1_2を駆動させる第2駆動部群12と、を備える場合を一例として示している。しかしながら、これに限定されるものではない。駆動装置10は、駆動対象とする対象物1の数に応じて3つ以上の駆動部群を備えていてもよい。
第1駆動部群11は、第1対象物1_1を第1可動範囲内で駆動させる。このような第1可動範囲は、第1対象物1_1を第1レンズ2_1の光軸方向へ可動させるために予め定められた範囲であってよい。第1駆動部群11は、各々が磁場を発生させて、第1レンズ2_1および第1磁石3_1が設けられた第1対象物1_1を光軸方向に駆動させる第1の第1駆動部100a_1、第1の第2駆動部100b_1、第1の第3駆動部100c_1、および、第1の第4駆動部100d_1(「第1の複数の駆動部100_1」と総称する。)を有する。第1の複数の駆動部100_1は、第1レンズ2_1の光軸方向に沿って配置されている。このような第1の複数の駆動部100_1においては、第1可動範囲を分割した複数の区間毎に第1対象物1_1を駆動させる1の駆動部が担当として予め割り当てられている。そして、各駆動部が自らが担当する区間において第1対象物1_1を駆動させることによって、第1の複数の駆動部100_1が協働して第1対象物1_1を第1可動範囲に亘って駆動させる。なお、本図においては、第1駆動部群11が4つの駆動部を有する場合を一例として示したが、これに限定されるものではない。第1駆動部群11は、2つ、3つ、または、4つよりも多い複数の駆動部を有していてもよい。
同様に、第2駆動部群12は、第2対象物1_2を第2可動範囲内で駆動させる。このような第2可動範囲は、第2対象物1_2を第2レンズ_2の光軸方向へ可動させるために予め定められた範囲であってよい。なお、第1レンズ2_1の光軸方向と第2レンズ2_2の光軸方向とは同一方向であってよい。また、第2可動範囲の少なくとも一部は、第1可動範囲の少なくとも一部と重複していてもよい。第2駆動部群12は、各々が磁場を発生させて、第2レンズ2_2および第2磁石3_2が設けられた第2対象物1_2を光軸方向に駆動させる第2の第1駆動部100a_2、第2の第2駆動部100b_2、第2の第3駆動部100c_2、および、第2の第4駆動部100d_2(「第2の複数の駆動部100_2」と総称する。また、第1の複数の駆動部100_1および第2の複数の駆動部100_2を「駆動部100」と総称する。)を有する。第2の複数の駆動部100_2は、第2レンズ2_2の光軸方向に沿って配置されている。このような第2の複数の駆動部100_2においては、第2可動範囲を分割した複数の区間毎に第2対象物1_2を駆動させる1の駆動部が担当として予め割り当てられている。そして、各駆動部が自らが担当する区間において第2対象物1_2を駆動させることによって、第2の複数の駆動部100_2が協働して第2対象物1_2を第2可動範囲に亘って駆動させる。なお、第2駆動部群12は、第1駆動部群11と同様、2つ、3つ、または、4つよりも多い複数の駆動部を有していてもよい。なお、駆動部100の詳細については後述する。
ホスト20は、駆動装置10を制御する上位の制御装置である。第1の実施形態においては、ホスト20は、第1駆動部群11および第2駆動部群12を制御する共通のコントローラとして機能する。すなわち、ホスト20は、オートフォーカス/ズームコントローラを含んでいてよい。第1の実施形態においては、第1の複数の駆動部100_1および第2の複数の駆動部100_2のそれぞれは、このような第1駆動部群11および第2駆動部群12を制御する共通のコントローラとして機能するホスト20に対してスレーブ接続される。なお、このようなコントローラには、例えば、それぞれの対象物1を目標位置まで移動させるために各駆動部100を駆動させる駆動アルゴリズム、および、それぞれの対象物1の位置(すなわち、それぞれの磁石3の位置)を把握するアルゴリズムが含まれていてよい。この際、コントローラは、当該アルゴリズムで必要な磁場情報などを内部メモリで保有しておいてもよい。
図2は、第1の実施形態に係る駆動装置10の配線図の一例を、ホスト20と共に示す。ホスト20と駆動装置10との間は、例えば、I2C(Inter-Integrated Circuit)等のシリアル通信方式により接続される。I2Cにおいては、一般に、1台のマスタと1または複数のスレーブとの間を、クロック信号線SCLおよびデータ信号線SDAの2本の信号線でパーティーライン状に接続する。また、個々のスレーブがアドレスを有しており、データの中に含まれるアドレスで指定された1台のスレーブのみが、マスタと1対1で通信する。
本図において、白色の端子は第1端子110である。第1端子110は、例えば、I2CにおけるSCLポートであってよい。また本図において、黒色の端子は第2端子120である。第2端子120は、例えば、I2CにおけるSDAポートであってよい。本図に示されるように、第1の複数の駆動部100_1および第2の複数の駆動部100_2のそれぞれは、クロック信号線およびデータ信号線を介して、自身をスレーブとして制御するマスタと接続される第1端子110および第2端子120を有している。
本図において、符号Cが付された信号線はクロック信号線SCLを示している。また、本図において、符号Dが付された信号線はデータ信号線SDAを示している。クロック信号線SCLおよびデータ信号線SDAは、プルアップ抵抗を介して電源へ接続されている。
そして、第1の実施形態に係る駆動装置10においては、第1の複数の駆動部100_1における全ての駆動部100a_1~100d_1は、ホスト20との間において、第1端子110がクロック信号線SCLに、第2端子120がデータ信号線SDAに順接続されている。すなわち、第1の複数の駆動部100_1については、I2Cにおける通常の配線によりホスト20と接続されている。
これに対して、第2の複数の駆動部100_2における全ての駆動部100a_2~100d_2は、ホスト20との間において、第2端子120がクロック信号線SCLに、第1端子110がデータ信号線SDAに逆接続されている。すなわち、第2の複数の駆動部100_2については、I2Cにおける通常とは逆の配線によりホスト20と接続されている。
なお、上述の説明では、ホスト20との接続において、第1の複数の駆動部100_1における全ての駆動部100a_1~100d_1が順接続され、第2の複数の駆動部100_2における全ての駆動部100a_2~100d_2が逆接続される場合を一例として示したが、これに限定されるものではない。例えば、第1駆動部群11において、第1の第1駆動部100a_1および第1の第3駆動部100c_1が順接続、第1の第2駆動部100b_1および第1の第4駆動部100d_1が逆接続され、第2駆動部群12において、第2の第2駆動部100b_2および第2の第4駆動部100d_2が順接続、第2の第1駆動部100a_2および第2の第3駆動部100c_2が逆接続されてもよい。このように、順接続と逆接続とが駆動部群内に混在していてもよい。
第1の実施形態に係る駆動装置10においては、例えばこのように配線することにより、第1の複数の駆動部100_1における少なくとも1つの駆動部は、第1端子110がクロック信号線SCLに、第2端子120がデータ信号線SDAに順接続され、第2の複数の駆動部100_2における少なくとも1つの駆動部は、第2端子120がクロック信号線SCLに、第1端子110がデータ信号線SDAに逆接続されてよい。
なお、上述の説明では、駆動装置10とホスト20とがそれぞれ別体の装置として構成されている場合を一例として示したが、これに限定されるものではない。駆動装置10とホスト20とが一体の装置として構成されていてもよい。すなわち、駆動装置10は、ホスト20を更に備えていてもよい。
図3は、第2の実施形態に係る駆動装置10のブロック図の一例を、対象物1およびホスト20´と共に示す。図3においては、図1と同じ機能および構成を有する部材に対して同じ符号を付すとともに、以下相違点を除き説明を省略する。第1の実施形態においては、ホスト20が第1駆動部群11および第2駆動部群12を制御する共通のコントローラとして機能する場合を一例として示した。しかしながら、第2の実施形態においては、ホスト20´は、第1駆動部群11および第2駆動部群12を制御するコントローラとしての機能を有しない。すなわち、ホスト20´は、オートフォーカス/ズームコントローラを含まない。このようなホスト20´としては、例えば、ISP(Image Signal Processor)等が挙げられる。ISPは、カメラシステムにおける画像処理プロセッサである。
第2の実施形態においては、第1の複数の駆動部100_1における第1の駆動部、および、第2の複数の駆動部100_2における第2の駆動部は、1次の信号線を介して、ホスト20´に対してスレーブ接続される。なお、本図においては、第1の第1駆動部100a_1が「第1の駆動部」であり、第2の第1駆動部100a_2が「第2の駆動部」である場合を一例として示している。そして、第1の複数の駆動部100_1における他の駆動部は、2次の信号線を介して、第1の駆動部に対してスレーブ接続され、第2の複数の駆動部100_2における他の駆動部は、2次の信号線を介して、第2の駆動部に対してスレーブ接続される。第2の実施形態においては、第1の駆動部および第2の駆動部は、自身が属する駆動部群をそれぞれ制御する個別のコントローラとして機能する。これにより、第2の実施形態においては、コントローラを単独で別途設ける必要がない。
図4は、第2の実施形態に係る駆動装置10の配線図の一例を、ホスト20´と共に示す。図4においては、図2と同じ機能および構成を有する部材に対して同じ符号を付すとともに、以下相違点を除き説明を省略する。本図において、符号Cが付された信号線は1次のクロック信号線SCLを示している。また、本図において、符号Dが付された信号線は1次のデータ信号線SDAを示している。1次のクロック信号線SCLおよび1次のデータ信号線SDAは、プルアップ抵抗を介して電源へ接続されている。
本図において、符号C´が付された信号線は2次の第1クロック信号線SCL´を示している。また、本図において、符号D´が付された信号線は2次の第1データ信号線SDA´を示している。2次の第1クロック信号線SCL´および2次の第1データ信号線SDA´についても、プルアップ抵抗を介して電源へ接続されている。
本図において、符号C´´が付された信号線は2次の第2クロック信号線SCL´´を示している。また、本図において、符号D´´が付された信号線は2次の第2データ信号線SDA´´を示している。2次の第2クロック信号線SCL´´および2次の第2データ信号線SDA´´についても、プルアップ抵抗を介して電源へ接続されている。ここで、特に区別する必要がない場合、1次のクロック信号線SCL、2次の第1クロック信号線SCL´、および、2次の第2クロック信号線SCL´´を「クロック信号線SCL」と総称する。同様に、1次のデータ信号線SDA、2次の第1データ信号線SDA´、および、2次の第2データ信号線SDA´´を「データ信号線SDA」と総称する。
なお、本図においては、全ての信号線がプルアップ抵抗を介して共通の電源へ接続されている場合を一例として示したが、これに限定されるものではない。少なくともいずれかの信号線がプルアップ抵抗を介して異なる電源へ接続されていてもよい。また、本図においては、全ての信号線が個別のプルアップ抵抗を介して電源へ接続されている場合を一例として示したが、これに限定されるものではない。少なくともいずれか二つの信号線においてプルアップ抵抗を共用してもよい。
まず、ホスト20´との1次接続について着目する。第1の駆動部である第1の第1駆動部100a_1は、ホスト20´との間において、第1端子110が1次のクロック信号線SCLに、第2端子120が1次のデータ信号線SDAに順接続されている。また、第2の駆動部である第2の第1駆動部100a_2は、ホスト20´との間において、第2端子120が1次のクロック信号線SCLに、第1端子110が1次のデータ信号線SDAに逆接続されている。
第2の実施形態においては、ホスト20´と1次接続された第1の第1駆動部100a_1が第1駆動部群11を制御するコントローラとして機能する。すなわち、第1の第1駆動部100a_1は、駆動部100兼コントローラとして機能する。同様に、ホスト20´と1次接続された第2の第1駆動部100a_2が第2駆動部群12を制御するコントローラとして機能する。すなわち、第2の第1駆動部100a_2は、駆動部100兼コントローラとして機能する。
次に、コントローラとの2次接続について着目する。第1の第2駆動部100b_1は、第1の第1駆動部100a_1との間において、第1端子110が2次の第1クロック信号線SCL´に、第2端子120が2次の第1データ信号線SDA´に順接続されている。また、第1の第3駆動部100c_1は、第1の第1駆動部100a_1との間において、第2端子120が2次の第1クロック信号線SCL´に、第1端子110が2次の第1データ信号線SDA´に逆接続されている。また、第1の第4駆動部100d_1は、第1の第1駆動部100a_1との間において、第1端子110が2次の第1クロック信号線SCL´に、第2端子120が2次の第1データ信号線SDA´に順接続されている。このように、第1の複数の駆動部100_1における他の駆動部100b_1~100d_1の少なくとも1つは、第1の駆動部(第1の第1駆動部100a_1)との間において、第1端子110が2次の第1クロック信号線SCL´に、第2端子120が2次の第1データ信号線SDA´に順接続されてよい。また、第1の複数の駆動部100_1における他の駆動部100b_1~100d_1の少なくとも1つは、第1の駆動部(第1の第1駆動部100a_1)との間において、第2端子120が2次の第1クロック信号線SCL´に、第1端子110が2次の第1データ信号線SDA´に逆接続されてよい。
同様に、第2の第2駆動部100b_2は、第2の第1駆動部100a_2との間において、第2端子120が2次の第2クロック信号線SCL´´に、第1端子110が2次の第2データ信号線SDA´´に逆接続されている。また、第2の第3駆動部100c_2は、第2の第1駆動部100a_2との間において、第1端子110が2次の第2クロック信号線SCL´´に、第2端子120が2次の第2データ信号線SDA´´に順接続されている。また、第2の第4駆動部100d_2は、第2の第1駆動部100a_2との間において、第2端子120が2次の第2クロック信号線SCL´´に、第1端子110が2次の第2データ信号線SDA´´に逆接続されている。このように、第2の複数の駆動部100_2における他の駆動部100b_2~100d_2の少なくとも1つは、第2の駆動部(第2の第1駆動部100a_2)との間において、第1端子110が2次の第2クロック信号線SCL´´に、第2端子120が2次の第2データ信号線SDA´´に順接続されてよい。また、第2の複数の駆動部100_2における他の駆動部100b_2~100d_2の少なくとも1つは、第2の駆動部(第2の第1駆動部100a_2)との間において、第2端子120が2次の第2クロック信号線SCL´´に、第1端子110が2次の第2データ信号線SDA´´に逆接続されてよい。
なお、上述の説明では、コントローラとの2次接続において、順接続と逆接続とが駆動部群内に混在する場合を一例として示したが、これに限定されるものではない。コントローラとの2次接続においては、駆動部群内の他の全ての駆動部が順接続されていてもよいし、駆動部群内の他の全ての駆動部が逆接続されていてもよい。
第2の実施形態に係る駆動装置10においては、例えばこのように配線することにより、第1の複数の駆動部100_1における少なくとも1つの駆動部は、第1端子110がクロック信号線SCLに、第2端子120がデータ信号線SDAに順接続され、第2の複数の駆動部100_2における少なくとも1つの駆動部は、第2端子120がクロック信号線SCLに、第1端子110がデータ信号線SDAに逆接続されてよい。
図5は、第3の実施形態に係る駆動装置10のブロック図の一例を、対象物1およびホスト20´と共に示す。図5においては、図3と同じ機能および構成を有する部材に対して同じ符号を付すとともに、以下相違点を除き説明を省略する。第2の実施形態においては、第1の駆動部および第2の駆動部が、自身が属する駆動部群をそれぞれ制御する個別のコントローラとして機能する場合を一例として示した。しかしながら、第3の実施形態においては、第1の駆動部が第1駆動部群11および第2駆動部群12を制御する共通のコントローラとして機能する。
第3の実施形態においては、第1の複数の駆動部100_1における第1の駆動部は、1次の信号線を介して、ホスト20´に対してスレーブ接続される。なお、本図においては、第1の第1駆動部100a_1が「第1の駆動部」である場合を一例として示している。そして、第1の複数の駆動部100_1および第2の複数の駆動部100_2における他の駆動部は、2次の信号線を介して、第1の駆動部に対してスレーブ接続される。第3の実施形態においては、第1の駆動部は、第1駆動部群11および第2駆動部群12を制御する共通のコントローラとして機能する。これにより、第3の実施形態においては、コントローラを第1駆動部群11と第2駆動部群12とで共用することができる。
図6は、第3の実施形態に係る駆動装置10の配線図の一例を、ホスト20´と共に示す。図6においては、図4と同じ機能および構成を有する部材に対して同じ符号を付すとともに、以下相違点を除き説明を省略する。本図において、符号Cが付された信号線は1次のクロック信号線SCLを示している。また、本図において、符号Dが付された信号線は1次のデータ信号線SDAを示している。1次のクロック信号線SCLおよび1次のデータ信号線SDAは、プルアップ抵抗を介して電源へ接続されている。
本図において、符号C´が付された信号線は2次のクロック信号線SCL´を示している。また、本図において、符号D´が付された信号線は2次のデータ信号線SDA´を示している。2次のクロック信号線SCL´および2次のデータ信号線SDA´についても、プルアップ抵抗を介して電源へ接続されている。ここで、特に区別する必要がない場合、1次のクロック信号線SCL、および、2次のクロック信号線SCL´を「クロック信号線SCL」と総称する。同様に、1次のデータ信号線SDA、および、2次のデータ信号線SDA´を「データ信号線SDA」と総称する。
なお、第3の実施形態においても、第2の実施形態と同様、少なくともいずれかの信号線がプルアップ抵抗を介して異なる電源へ接続されていてもよい。また、少なくともいずれか二つの信号線においてプルアップ抵抗を共用してもよい。
まず、ホスト20´との1次接続について着目する。第1の駆動部である第1の第1駆動部100a_1は、ホスト20´との間において、第1端子110が1次のクロック信号線SCLに、第2端子120が1次のデータ信号線SDAに順接続されている。
第3の実施形態においては、ホスト20´と1次接続された第1の第1駆動部100a_1が第1駆動部群11および第2駆動部群12を制御する共通のコントローラとして機能する。すなわち、第1の第1駆動部100a_1は、駆動部100兼コントローラとして機能する。
次に、コントローラとの2次接続について着目する。第1の第2駆動部100b_1、第1の第3駆動部100c_1、および、第1の第4駆動部100d_1は、第1の第1駆動部100a_1との間において、第1端子110が2次のクロック信号線SCL´に、第2端子120が2次のデータ信号線SDA´に順接続されている。このように、第1の複数の駆動部100_1における他の全ての駆動部100b_1~100d_1は、第1の駆動部(第1の第1駆動部100a_1)との間において、第1端子110が2次のクロック信号線SCL´に、第2端子120が2次のデータ信号線SDA´に順接続されてよい。
また、第2の第1駆動部100a_2、第2の第2駆動部100b_2、第2の第3駆動部100c_2、および、第2の第4駆動部100d_2は、第2端子120が2次のクロック信号線SCL´に、第1端子110が2次のデータ信号線SDA´に接続されている。このように、第2の複数の駆動部100_2における全ての駆動部100a_2~100d_2は、第1の駆動部(第1の第1駆動部100a_1)との間において、第2端子120が2次のクロック信号線SCL´に、第1端子110が2次のデータ信号線SDA´に逆接続されてよい。
なお、上述の説明では、コントローラとの2次接続において、第1の複数の駆動部100_1における他の全ての駆動部100b_1~100d_1が順接続され、第2の複数の駆動部100_2における全ての駆動部100a_2~100d_2が逆接続される場合を一例として示したが、これに限定されるものではない。例えば、第1駆動部群11において、第1の第2駆動部100b_1および第1の第4駆動部100d_1が順接続、第1の第3駆動部100c_1が逆接続され、第2駆動部群12において、第2の第1駆動部100a_2および第2の第3駆動部100c_2が順接続、第2の第2駆動部100b_2および第2の第4駆動部100d_2が逆接続されてもよい。このように、順接続と逆接続とが駆動部群内に混在していてもよい。
第3の実施形態に係る駆動装置10においては、例えばこのように配線することにより、第1の複数の駆動部100_1における少なくとも1つの駆動部は、第1端子110がクロック信号線SCLに、第2端子120がデータ信号線SDAに順接続され、第2の複数の駆動部100_2における少なくとも1つの駆動部は、第2端子120がクロック信号線SCLに、第1端子110がデータ信号線SDAに逆接続されてよい。
ここまで第1~第3の実施形態を用いて本実施形態に係る駆動装置10の配線例を説明したが、このように配線した場合であっても、逆接続される少なくとも1つの駆動部は、マスタからみて、順接続される少なくとも1つの駆動部とは異なるスレーブとして通信可能である。これについて詳細に説明する。
図7は、駆動部100における切り換え機能を実現するブロック図の一例を示す。駆動部100は、入力する信号に基づき、第1端子110および第2端子120の接続先を判別し、接続先に応じて、自身のスレーブアドレスを変更する。駆動部100は、接続部130と、処理部140と、処理結果記憶部150と、出力端子160と、判別部170と、変更部180と、固定部190と、を備える。
接続部130は、外部から入力する信号に基づき、第1状態および第2状態を切り換える。例えば、第1端子110にクロック信号線SCLが接続され、第2端子120にデータ信号線SDAが接続された状態に対応する駆動部100内部の接続状態を第1状態とする。接続部130は、当該第1状態において第2端子120にクロック信号線SCLが接続されたことを通知する信号に応じて、当該駆動部100内部の接続を第1状態から第2状態に切り換える。なお、第2状態は、第1端子110にデータ信号線SDAが接続され、第2端子120にクロック信号線SCLが接続された状態に対応する駆動部100内部の接続状態とする。
接続部130は、一例として、第1状態において、一の出力からクロック信号を出力し、一の出力とは異なる他の出力からデータ信号を出力する。また、接続部130は、第2状態において、当該一の出力からデータ信号を出力し、当該他の出力からクロック信号を出力する。
また、接続部130は、当該駆動部100内部からのデータ信号が入力され、外部から入力する信号に基づき、入力した当該信号を第1端子110および第2端子120のいずれかから出力するように切り換えてよい。接続部130は、一例として、第1状態において、当該駆動部100内部からのデータ信号を第2端子120から出力するように切り換えてよく、また、第2状態において、当該データ信号を第1端子110から出力するように切り換えてもよい。接続部130は、第1端子110および第2端子120のいずれかから入力するコマンドに読み出し命令が含まれている場合に、当該内部からのデータ信号を出力するように切り換えてよい。
接続部130は、第1増幅器312、第2増幅器314、第1スイッチ316、フィルタ部318、第2スイッチ326、フィルタ部328、遅延部332、第3スイッチ334、第1反転増幅器336、第1スイッチ素子338、第4スイッチ344、第2反転増幅器346、および第2スイッチ素子348を有する。なお、第1スイッチ316、第2スイッチ326、第3スイッチ334、および第4スイッチ344は、外部から入力する信号に応じて、連動して切り換え動作するスイッチでよい。
第1増幅器312は、第1端子110から入力する信号を増幅する。第1増幅器312は、入力信号の振幅電圧を略1倍に増幅するバッファとして機能してよい。第1増幅器312は、増幅した信号を、第1スイッチ316および第2スイッチ326に供給する。
第2増幅器314は、第2端子120から入力する信号を増幅する。第2増幅器314は、入力信号の振幅電圧を略1倍に増幅するバッファとして機能してよい。第2増幅器314は、増幅した信号を、第1スイッチ316および第2スイッチ326に供給する。
第1スイッチ316は、第1端子110および第2端子120からそれぞれ入力する信号の一方を切り換えて出力する。第1スイッチ316は、例えば、第1状態において、第1端子110から入力するクロック信号を出力する。また、第1スイッチ316は、第2状態において、第2端子120から入力するクロック信号を出力する。
第1スイッチ316は、外部から入力する信号に基づき、入力する信号を切り換えて出力してよい。第1スイッチ316は、一例として、第1端子110および第2端子120からそれぞれ入力する信号のうち、クロック信号を出力するように切り換えられる。第1スイッチ316は、出力信号をフィルタ部318に供給する。
フィルタ部318は、入力する信号の雑音を低減させる。フィルタ部318は、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、およびバンドパスフィルタのいずれかでよく、また、これらの組み合わせでもよい。フィルタ部318は、雑音を低減させた信号を、処理部140へと出力してよい。即ち、接続部130は、一例として、第1端子110および第2端子120とクロック信号線との接続の状態に関わらず、クロック信号を一の出力から供給するように切り換えられる。
第2スイッチ326は、第1端子110および第2端子120からそれぞれ入力する信号の他方を切り換えて出力する。第2スイッチ326は、第1スイッチ316と連動して切り換えられ、第1スイッチ316が出力する一方の信号とは異なる他方の信号を出力する。第2スイッチ326は、例えば、第1状態において、第2端子120から入力するデータ信号を出力する。また、第2スイッチ326は、第2状態において、第1端子110から入力するデータ信号を出力する。
第2スイッチ326は、外部から入力する信号に基づき、入力する信号を切り換えて出力してよい。第2スイッチ326は、一例として、第1端子110および第2端子120からそれぞれ入力する信号のうち、データ信号を出力するように切り換えられる。第2スイッチ326は、出力信号をフィルタ部328に供給する。
フィルタ部328は、入力する信号の雑音を低減させる。フィルタ部328は、ローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、およびバンドパスフィルタのいずれかでよく、また、これらの組み合わせでもよい。フィルタ部328は、雑音を低減させた信号を、処理部140へと出力してよい。即ち、接続部130は、一例として、第1端子110および第2端子120とデータ信号線との接続の状態に関わらず、データ信号を他の出力から供給するように切り換えられる。
遅延部332は、当該駆動部100内部からのデータ信号が入力される。遅延部332は、当該データ信号が処理部140から供給されてよい。遅延部332は、入力する信号に対して、予め定められた、または設定された時間を遅延させて出力する。遅延部332は、例えば、当該駆動部100と接続されるマスタからの読み出し命令に応じてデータ信号を供給すべく、供給するデータ信号に遅延を加えて当該マスタへのデータ供給のタイミングを調整する。遅延部332は、遅延を加えたデータ信号を第3スイッチ334および第4スイッチ344に供給する。遅延部332は、フリップフロップ、遅延線等の遅延回路を含んでよい。
第3スイッチ334は、外部から入力する信号に基づき、入力する信号を出力するか否かを切り換える。第3スイッチ334は、第1スイッチ316および/または第2スイッチ326と連動して切り換えられてよい。例えば、第1スイッチ316が第1端子110からの信号を一の出力に接続した場合、第3スイッチ334は、入力および出力を電気的に切断してオフとする。また、第3スイッチ334は、例えば、第2スイッチ326が第1端子110からの信号を他の出力に接続したことを条件に、入力信号の出力を指示する信号に応じて、入力および出力を電気的に接続してオンとする。この場合、第3スイッチ334は、入力信号を第1反転増幅器336に供給する。
第1反転増幅器336は、入力する信号を反転増幅する。第1反転増幅器336は、入力信号の振幅電圧を略-1倍に増幅するバッファとして機能してよい。第1反転増幅器336は、増幅した信号を、第1スイッチ素子338に供給する。
第1スイッチ素子338は、入力信号に応じて、第1端子110および基準電位を電気的に接続または切断する。第1スイッチ素子338は、トランジスタ、FET、および/またはオペアンプ等を含んでよく、入力信号がハイの場合に第1端子110および基準電位を接続し、入力信号がローの場合に第1端子110および基準電位を切断してよい。ここで、基準電位は、グラウンド電圧でよく、一例として0Vである。
これにより、例えば、第1端子110にプルアップ抵抗を介してハイ電圧が印加されている場合、第1スイッチ素子338は、入力信号がハイになるとプルアップ抵抗から基準電位へと電流を流して電圧降下させ、第1端子110をロー状態とする。この場合、第1スイッチ素子338は、入力信号がローになるとプルアップ抵抗から基準電位への電流を遮断し、第1端子110をハイ状態とする。即ち、第1スイッチ素子338は、第1反転増幅器336に入力するデータ信号の論理と略同一の論理信号を第1端子110から出力させる。
第4スイッチ344は、第3スイッチ334と同様に、外部から入力する信号に基づき、入力する信号を出力するか否かを切り換える。第4スイッチ344は、第1スイッチ316および/または第2スイッチ326と連動して切り換えられてよい。例えば、第2スイッチ326が第2端子120からの信号を他の出力に接続した場合、第4スイッチ344は、入力および出力を電気的に切断してオフとする。また、第4スイッチ344は、例えば、第2スイッチ326が第2端子120からの信号を一の出力に接続したことを条件に、入力信号の出力を指示する信号に応じて、入力および出力を電気的に接続してオンとする。この場合、第4スイッチ344は、入力信号を第2反転増幅器346に供給する。
第2反転増幅器346は、入力する信号を反転増幅する。第2反転増幅器346は、入力信号の振幅電圧を略-1倍に増幅するバッファとして機能してよい。第2反転増幅器346は、増幅した信号を、第2スイッチ素子348に供給する。
第2スイッチ素子348は、入力信号に応じて、第2端子120および基準電位を電気的に接続または切断する。第2スイッチ素子348は、トランジスタ、FET、および/またはオペアンプ等を含んでよく、入力信号がハイの場合に第2端子120および基準電位を接続し、入力信号がローの場合に第2端子120および基準電位を切断してよい。これにより、第2スイッチ素子348は、第1スイッチ素子338と同様に、第2反転増幅器346に入力するデータ信号の論理と略同一の論理信号を第2端子120から出力させる。なお、本図では、第1端子110および第2端子120の両者において、信号出力形態としてオープンドレイン出力が採用されている場合を一例として示しているが、これに限定されるものではない。第1端子110および第2端子120の少なくともいずれか一方において、信号出力形態としてプッシュプル出力が採用されてもよい。
処理部140は、インターフェイスから供給されるデータに応じた処理を実行する。処理部140は、例えば、書き込み命令に応じてデータを書き込んでよく、また、読み出し命令に応じてデータを読み込んで、インターフェイスに供給してよい。また、処理部140は、演算命令に応じてデータを演算してよく、また、演算結果を記憶してもよい。
処理部140は、規格化された通信方式によって、インターフェイスとデータ信号を送受信する。処理部140は、シリアルデータ通信でデータを送受信してよい。本実施形態において、処理部140は、I2C通信方式を用いてデータを送受信する例を説明する。また、処理部140は、シリアルデータをパラレルデータに変換してもよい。処理部140は、クロック受信内部端子142と、データ送信内部端子143と、データ受信内部端子144と、判別回路146と、記憶部148と、を有する。
クロック受信内部端子142は、クロック信号線SCLから供給されるクロック信号を当該駆動部100内部で受信する。クロック受信内部端子142は、例えば、接続部130の一の出力から供給されるクロック信号を受信する。
データ送信内部端子143は、読み出し命令等に応じて、当該駆動部100内部からのデータ信号を送信する。データ送信内部端子143は、例えば、当該駆動部100内部からのデータ信号を遅延部332に供給する。
データ受信内部端子144は、データ信号線SDAから供給されるデータ信号を当該駆動部100内部で受信する。データ受信内部端子144は、例えば、接続部130の他の出力から供給されるデータ信号を受信する。
即ち、接続部130は、一例として、第1状態において、第1端子110およびクロック受信内部端子142を接続し、第2端子120およびデータ受信内部端子144を接続する。そして、接続部130は、外部からの指示に応じて、第1端子110をデータ受信内部端子144に接続し、第2端子120をクロック受信内部端子142に接続する第2状態へと切り換えることになる。
判別回路146は、クロック受信内部端子142およびデータ受信内部端子144が受信するクロック信号およびデータ信号の位相に基づき、当該データ信号の受信を開始する。判別回路146は、一例として、クロック受信内部端子142から入力するクロック信号がハイであることを条件に、データ受信内部端子144から入力するデータ信号がハイからローに変化したことに応じて、当該データ信号の受信を開始する。
記憶部148は、当該デバイスのアドレスを記憶する。記憶部148は、当該デバイスのアドレスを変更可能に記憶してよい。これに代えて、記憶部148は、複数のアドレスを記憶してよい。なお、当該アドレスは、第1端子110および第2端子120の接続状態に対応するアドレスでよい。
記憶部148は、例えば、第1端子110がクロック信号線SCLに接続され、第2端子120がデータ信号線SDAに接続された第1状態に対応する、第1アドレスを記憶する。また、記憶部148は、第1端子110がデータ信号線SDAに接続され、第1端子110がクロック信号線SCLに接続された第2状態に対応する第2アドレスへと、第1アドレスを変更可能でよい。これに代えて、記憶部148は、第1アドレスおよび第2アドレスをそれぞれ記憶してもよい。この場合、記憶部148は、第1アドレスおよび第2アドレスのうち、いずれが有効であるかを示す値と共に、アドレスの情報を記憶する。
以上の本実施形態に係る処理部140は、判別回路146がデータ信号の受信を開始した後、当該データ信号に含まれるアドレスが、記憶部148に記憶されている(有効な)アドレスを指定していることに応じて、当該データ信号に応じた処理を実行する。例えば、処理部140は、記憶部148に第1アドレスが記憶されている(有効となっている)ことに応じて、当該データ信号の第1アドレスの指定を条件に、当該データ信号に応じた処理を実行する。また、処理部140は、記憶部148の第1アドレスの情報が第2アドレスに変更された(第2アドレスが有効と変更された)ことに応じて、当該データ信号の第2アドレスの指定を条件に、当該データ信号に応じた処理を実行する。
処理結果記憶部150は、処理部140が処理した結果を記憶する。処理結果記憶部150は、処理部140の書き込み処理によってデータが書き込まれてよい。また、処理結果記憶部150は、書き込まれたデータを処理部140によって読み出されてもよい。また、処理結果記憶部150は、予めデータが記憶されてよく、処理部140が当該データを読み出してよい。また、処理結果記憶部150は、処理部140の演算結果等を記憶してもよい。
また、処理結果記憶部150は、当該駆動部100内部の接続状態が記憶されてもよい。処理結果記憶部150は、接続部130が切り換える第1状態および第2状態のうち、現在の接続状態等を記憶してよい。また、処理結果記憶部150は、駆動部100の設定値等を記憶してもよい。処理結果記憶部150は、駆動部100内の各部の要求に応じて、記憶した設定値、データ等を要求元に供給してよい。
また、処理結果記憶部150は、出力端子160に接続され、当該出力端子160を介して外部と通信してもよい。即ち、処理結果記憶部150は、記憶した処理部140の処理結果を外部に供給してよい。処理部140は、インターフェイスと規格化されたシリアルデータ通信方式によって、規格に則った速度で通信し、受信したデータ信号をパラレル変換してよい。そして、処理結果記憶部150は、変換されたデータを記憶し、処理部140およびインターフェイスの間での通信方式とは異なる方式で、記憶したデータを出力端子160から外部へと供給してよい。この場合、出力端子160から外部への通信速度は、処理部140およびインターフェイスの間での通信速度よりも低速でよい。
判別部170は、第1端子110および第2端子120から入力された信号に基づいて、第1端子110および第2端子120のいずれにクロック信号線SCLが接続されているかを判別する。判別部170は、クロック信号線SCL0およびデータ信号線SDAから供給される信号の位相差に基づき、第1端子110および第2端子120のいずれにクロック信号線SCLが接続されているかを判別する。
判別部170は、フィルタ部318から出力されるクロック信号およびフィルタ部328から出力されるデータ信号をそれぞれ受信し、受信した信号に基づき、第2端子120にクロック信号線SCLが接続されているか否かを判別してよい。判別部170は、一例として、第2端子120から入力するデータ信号がハイであることを条件に、第1端子110から入力するデータ信号がハイからローに変化したことに応じて、第2端子120にクロック信号線SCLが接続されていることを判別する。判別部170は、判別した結果を、接続部130、変更部180、および固定部190に供給してよい。
変更部180は、判別部170が第2端子120およびクロック信号線SCLの接続を判別したことに基づき、当該駆動部100のアドレスを変更する。この場合、変更部180は、記憶部148に記憶された第1アドレスを第2アドレスに変更してよい。これに代えて、変更部180は、記憶部148に第1アドレスおよび第2アドレスが記憶され、第1アドレスが有効とされている場合、第1アドレスを無効にし、第2アドレスを有効としてもよい。
固定部190は、外部からの指示を受けて、第1端子110および第2端子120と、クロック受信内部端子142およびデータ受信内部端子144との間の接続を固定する。即ち、固定部190は、接続部130による切り換え動作を停止または無効にし、接続部130の内部の接続を固定する。
また、固定部190は、当該駆動部100のアドレスを、外部からの指示を受けて、第1端子110および第2端子120とクロック受信内部端子142およびデータ受信内部端子144との間の接続に応じたアドレスに固定する。即ち、固定部190は、変更部180によるアドレスの変更動作を停止または無効にし、当該駆動部100のアドレスを固定する。また、固定部190は、第3スイッチ334および第4スイッチ344の切り換えを指示してもよい。
なお、例えば、図3に示される第2の実施形態における第1の第2駆動部100b_1と第1の第4駆動部100d_1や、第2の第2駆動部100b_2と第2の第4駆動部100d_2等のように、I2Cの順接続/逆接続だけでは区別できない駆動部100が存在する場合には、駆動部100は、スレーブアドレスを変更する具体的な手段として、特開2019-046098号公報に記載の機能、すなわち、外部出力を受けてスレーブアドレスを変更させる機能を更に有していてもよい。
例えば、駆動装置10において、磁石3が近傍にある駆動部100と近傍にない駆動部100とが存在し得る。一例として、第2の実施形態の第1駆動部群11において、第1磁石3_1が図3に示される位置にある場合、第1の第1駆動部100a_1および第1の第4駆動部100d_1は第1磁石3_1から離れているため、第1磁石3_1が発生する磁場がほとんど入ってこない状態である。これに対して、第1の第2駆動部100b_1および第1の第3駆動部100c_1は第1磁石3_1が近傍にあるため、第1磁石3_1が発生する磁場が十分に入ってくる状態である。したがって、駆動部100は、このような条件(磁場の大小等)を判断して、スレーブアドレスを変更してもよい。
これに代えて、または、加えて、駆動部100は、スレーブアドレスを変更する具体的な手段として、特許第6927811号に記載の機能、すなわち、ドライバ出力端子をチップセレクタのように使用する機能を更に有していてもよい。
一例として、第2実施形態の第2駆動部群12において、マスタである第2の第1駆動部100a_2が、スレーブ接続される第2の第2駆動部100b_2、第2の第3駆動部100c_2、および、第2の第4駆動部100d_2を選択モードに遷移させてよい。そして、選択回路が指定したいスレーブに「High」の信号を、それ以外のスレーブに「Low」の信号を与えてよい。これにより、指定されたスレーブが選択されたことを感知してよい。そして、マスタである第2の第1駆動部100a_2がスレーブアドレス変更情報を供給してよい。これにより、選択されたことを感知したスレーブのみがスレーブアドレスを変更させてよい。より詳細には、スレーブ接続される第2の第2駆動部100b_2、第2の第3駆動部100c_2、および、第2の第4駆動部100d_2から制御対象線をそれぞれ引き出し、各制御対象線を選択回路と接続させてよい。この際、選択回路としては、ホスト20´のGPIO(General Purpose Input/Output)が用いられてもよい。そして、当該GPIOピンを「High」「Low」させることによって、指定された駆動部100にのみ選択されたことを感知させ、スレーブアドレスを変更させてもよい。
このように、第1の複数の駆動部100_1および第2の複数の駆動部100_2のそれぞれは、クロック信号とデータ信号を判別して、内部クロック信号線と内部データ信号線を切り換え可能に構成される。そして、逆接続される少なくとも1つの駆動部は、クロック信号とデータ信号を判別して、内部クロック信号線と内部データ信号線を切り換え、内部クロック信号線と内部データ信号線の切り換えに応じて自身のスレーブアドレスを変更する。これにより、逆接続される少なくとも1つの駆動部は、マスタからみて、順接続される少なくとも1つの駆動部とは異なるスレーブとして通信可能となる。
図8は、駆動部100における駆動機能を実現するブロック図の一例を、対象物1と共に示す。駆動部100は、磁気センサ410と、A/D変換回路420と、位置指令信号生成回路430と、PID制御回路440と、D/A変換回路450と、出力ドライバ460と、駆動コイル470と、を備える。
磁気センサ410は、対象物1に設けられた磁石3が発生する磁場を検出し、検出された磁場の値に対応する検出位置信号Vipを出力する。このような磁気センサ410は、一例として、ホール効果を応用し、発生する起電力から外部磁場の変化を検知するホールセンサであってよい。しかしながら、これに限定されるものではない。磁気センサ410は、外部磁場の変化に応じて抵抗が変化するスピンバルブ型の磁気抵抗効果素子(GMR素子、TMR素子等)等、磁場を検出可能な様々なセンサであってもよく、これら様々なセンサのコンビネーションであってもよい。また、磁気センサ410は、複数の磁気センサ素子から成るセンサ素子群から構成されていてもよい。すなわち、第1の複数の駆動部100_1のそれぞれは、第1磁石3_1が発生する磁場を検出する少なくとも1つの磁気センサ素子を含んでいてよい。また、第2の複数の駆動部100_2のそれぞれは、第2磁石3_2が発生する磁場を検出する少なくとも1つの磁気センサ素子を含んでいてよい。
A/D変換回路420は、磁気センサ410からの検出位置信号を増幅してA/D変換し、A/D変換された検出位置信号Vipを出力する。
位置指令信号生成回路430は、データ信号に応じて、対象物1を移動すべき目標位置を指示する目標位置指令信号VTARGを出力する。
PID制御回路440は、検出位置信号Vipにより示される対象物1の現在位置と、目標位置指令信号VTARGにより指示される対象物1の目標位置とから、対象物1を目標位置に移動させるための制御信号MVを出力する。
D/A変換回路450は、PID制御回路440からの制御信号MVをD/A変換し、D/A変換された制御信号MVを出力する。
出力ドライバ460は、D/A変換回路450からの制御信号MVに応じて駆動コイル470に駆動電流を供給する。
駆動コイル470は、対象物1に設けられた磁石3を駆動させる。駆動コイル470は、対象物1に設けられたレンズ2の光軸方向に沿って巻かれており、光軸方向の一端に第1出力端子OUT1を、他端に第2出力端子OUT2を有している。そして、駆動コイル470は、出力ドライバ460から駆動電流が供給されると、当該駆動電流に応じた磁界を発生させる。この際、駆動電流が第1出力端子OUT1から第2出力端子OUT2へ流れる場合と、第2出力端子OUT2から第1出力端子OUT1へ流れる場合とで、発生する磁界は反対方向となる。これにより、駆動コイル470は、磁石3が設けられた対象物1を光軸方向に沿って、前後に駆動させることができる。
ここで、PID制御とは、フィードバック制御の一種で、入力値の制御を出力値と目標値との偏差とその積分及び微分の3つの要素によって行う方法のことである。基本的なフィードバック制御として比例制御(P制御)がある。これは入力値を出力値と目標値の偏差の一次関数として制御するものである。PID制御では、この偏差に比例して入力値を変化させる動作を比例動作あるいはP動作(PはProportionalの略)という。つまり、偏差のある状態が長い時間続けばそれだけ入力値の変化を大きくして目標値に近づけようとする役目を果たす。この偏差の積分に比例して入力値を変化させる動作を積分動作あるいはI動作(IはIntegralの略)という。このように比例動作と積分動作を組み合わせた制御方法をPI制御という。この偏差の微分に比例して入力値を変化させる動作を微分動作あるいはD動作(DはDerivative又はDifferentialの略)という。このような比例動作と積分動作と微分動作を組み合わせた制御をPID制御という。
本実施形態において、駆動部100の各々が、このような駆動機能を有してよい。すなわち、第1の複数の駆動部100_1のそれぞれは、第1対象物1の目標位置指令信号VTARG1と、第1対象物1の検出位置信号Vip1とに基づくフィードバック制御により、第1対象物1を駆動させてよい。また、第2の複数の駆動部100_2のそれぞれは、第2対象物2の目標位置指令信号VTARG2と、第2対象物2の検出位置信号Vip2とに基づくフィードバック制御により、第2対象物2を駆動させてよい。
そして、各駆動部群において、各々がこのような駆動機能を有する複数の駆動部100がレンズ2の光軸方向に沿って配置されている。すなわち、第1駆動部群11において、各々がこのような駆動機能を有する第1の複数の駆動部100_1が、第1レンズ2_1の光軸方向に沿って配置されている。このような第1の複数の駆動部100_1においては、第1可動範囲を分割した複数の区間毎に第1対象物1_1を駆動させる1の駆動部が担当として予め割り当てられている。そして、各駆動部100が自らが担当する区間において第1対象物1_1を駆動させることによって、第1の複数の駆動部100_1が協働して第1対象物1_1を第1可動範囲に亘って駆動させる。
同様に、第2駆動部群12において、各々がこのような駆動機能を有する第2の複数の駆動部100_2が、第2レンズ2_2の光軸方向(第1レンズ2_1の光軸方向と同一方向であってよい。)に沿って配置されている。このような第2の複数の駆動部100_2においては、第2可動範囲を分割した複数の区間毎に第2対象物1_2を駆動させる1の駆動部が担当として予め割り当てられている。そして、各駆動部100が自らが担当する区間において第2対象物1_2を駆動させることによって、第2の複数の駆動部100_2が協働して第2対象物1_2を第2可動範囲に亘って駆動させる。
これについて詳細に説明する。なお、ここで、第1の第1駆動部100a_1および第2の第1駆動部100a_2を「第1駆動部100a」と総称する。また、第1の第2駆動部100b_1および第2の第2駆動部100b_2を「第2駆動部100b」と総称する。また、第1の第3駆動部100c_1および第2の第3駆動部100c_2を「第3駆動部100c」と総称する。また、第1の第4駆動部100d_1および第1の第4駆動部100d_2を「第4駆動部100d」と総称する。
図9は、複数の区間のそれぞれを担当する駆動部100の割り当て例を示す。本図においては、可動範囲の一端における対象物1の位置を0mm、他端における対象物1の位置を10mmとした場合に、可動範囲を1mm毎に10個の区間に分割した場合を一例として示している。一例として、区間0は第1駆動部100aが担当として割り当てられており、第1駆動部100aに含まれる駆動コイル470aに正転方向に駆動電流を印可することで、対象物1を0mmの位置から1mmの位置へと駆動させる。なお、ここでいう正転方向とは、第1出力端子OUT1から第2出力端子OUT2への印可方向である。同様に、区間1は第2駆動部100bが担当として割り当てられており、第2駆動部100bに含まれる駆動コイル470bに反転方向に駆動電流を印可することで、対象物1を1mmの位置から2mmの位置へと駆動させる。なお、ここでいう反転方向とは、第2出力端子OUT2から第1出力端子OUT1への印可方向である。他の区間についても同様である。このように、各駆動部群においては、可動範囲を分化した複数の区間毎に対象物1を駆動させる1の駆動部が担当として予め割り当てられていてよい。
図10は、対象物1を可動範囲内で駆動させた場合に検出される磁場のシミュレーション結果の一例を示す。本図において、横軸は対象物1の位置を[mm]単位で示している。本図において、縦軸は検出される磁場のシミュレーション結果を[mT]単位で示している。本図において、実線は第1駆動部100aに含まれる磁気センサ410aによって検出される磁場のシミュレーション結果を示している。本図において、点線は第2駆動部100bに含まれる磁気センサ410bによって検出される磁場のシミュレーション結果を示している。本図において、破線は第3駆動部100cに含まれる磁気センサ410cによって検出される磁場のシミュレーション結果を示している。本図において、長鎖線は第4駆動部100dに含まれる磁気センサ410dによって検出される磁場のシミュレーション結果を示している。
駆動部100のそれぞれは、対象物1に設けられた磁石3が発生するこのような磁場を磁気センサ410によって検出する。そして、駆動部100のそれぞれは、対象物1の目標位置指令信号VTARGと、対象物1の検出位置信号Vipとに基づくフィードバック制御により、対象物1を駆動させる。
図11は、コントローラが本実施形態に係る駆動装置10を制御するフローの一例を示す。
ステップ510において、倍率が変更される。例えば、ISPは、ユーザにより倍率が変更されたことを検知する。
ステップS520において、コントローラは、第1駆動部群11を制御する。これにより、第1駆動部群11に含まれる第1の複数の駆動部100_1は、協働して第1対象物1_1を駆動させる。
ステップS530において、コントローラは、第2駆動部群12を制御する。これにより、第2駆動部群12に含まれる第1の複数の駆動部100_2は、協働して第2対象物1_2を駆動させる。
なお、コントローラは、ステップS520の処理を実行して直ぐにステップS530の処理を実行してよい。実際の対象物1の駆動には数msecの時間を要するが、I2Cコマンドの遅延としてはμsecオーダーとなる。そのため、ステップS520からステップS530までの遅延は、十分に無視できる範囲となる。これにより、コントローラは、第1対象物1_1および第2対象物1_2を、両者が同期しているかのようにほぼ同時に駆動させることができる。したがって、コントローラは、倍率の変動に伴う焦点のずれを軽減し、ユーザに違和感を与えずに(急激な画面の変更による酔いや撮影したいものから急にずれてしまう等の現象を抑制させて)レンズ2を滑らかに駆動させることができる。
ステップS540において、コントローラは、一定期間待機する。例えば、コントローラは、タイマーを予め定められた期間(数msec)にセットしてスタートさせ、タイマーが満了するまで待機する。
ステップS550において、コントローラは、対象物1が所定の位置に到着したか否かを判定する。到着していないと判定された場合(Noの場合)、コントローラは、処理をステップS540に戻してフローを継続する。一方、到着したと判定された場合(Yesの場合)、コントローラは、本フローを終了する。
コントローラは、例えばこのようなフローにより、第1駆動部群11および第2駆動部群12の少なくともいずれかを制御して、第1対象物1_1および第2対象物1_2の少なくともいずれかを光軸方向における目標位置まで駆動させる。
この際、コントローラは、第1対象物1_1および第2対象物1_2を現在位置から目標位置まで一気に駆動させるように、第1駆動部群11および第2駆動部群12を制御してもよいし、段階的に駆動させるように制御してもよい。これについて詳細に説明する。
図12は、対象物1を一気に駆動させる場合と、対象物1を段階的に駆動させる場合の一例を示している。本図上は、対象物1を現在位置であるA点から目標位置であるB点まで一気に駆動させる場合を示している。すなわち、図11のフローにおいて、所定の位置を目標位置であるB点に設定して、対象物1を現在位置であるA点から目標位置であるB点まで一気に駆動させる場合を示している。このような場合においては、対象物1をA点からB点まで駆動させている最中に、目標位置がC点へと変更された場合、対象物1がB点に到着した後に、所定の位置をC点に設定して図11のフローを再度実行することとなる。そのため、対象物1がC点に到着するまでの時間が長くなってしまう。
そこで、コントローラは、対象物1を段階的に駆動させるとよい。本図下は、対象物1を現在位置であるA点から目標位置であるB点まで駆動させるにあたって、第1経由地V1、第2経由地V2、第3経由地V3、および、第4経由地V4を設定して、段階的に駆動させる場合を示している。すなわち、図11のフローにおいて、コントローラは、所定の位置を第1経由地V1に設定して、対象物1を現在位置であるA点から第1経由地V1まで駆動させる。対象物1が第1経由地V1に到着すると、コントローラは、所定の位置を第2経由地V2に設定して図11のフローを再度実行する。対象物1が第2経由地V2に到着すると、コントローラは、所定の位置を第3経由地V3に設定して図11のフローを再度実行する。
このような場合においては、対象物1をA点からB点まで駆動させている最中に、目標位置がC点へと変更された場合、対象物1が直後の経由地、本図においては、第3経由地V3に到着した後に、所定の位置をC点に設定して図11のフローを再度実行することができる。このように、コントローラは、第1対象物1_1および第2対象物1_2の少なくともいずれかを目標位置まで駆動させるにあたって、目標位置までの経路を分割する複数の経由地を設定し、複数の経由地における各経由地までの駆動を段階的に実行する。そして、コントローラは、目標位置が変更された場合に、第1対象物1_1および第2対象物1_2の少なくともいずれかを、複数の経由地における変更直後の経由地から変更された目標位置まで駆動させる。これにより、コントローラは、対象物1がB点に到着することを待つことなく変更後の目標位置を設定することができるので、対象物1がC点に到着するまでの時間を短縮させることができる。
このように、コントローラは、段階的に駆動させるような制御を行うことで、目標位置が変更された場合の到着時間を短縮することができる。ただし、一方で、段階的な制御は、図11のフローを経由地の数だけ繰り返すことから、目標位置がB点のまま変更がない場合は、経由地の数が多いほど、目標位置に到着するまでの時間は増加する。つまり、経由地の数が多いほど、目標位置が変更された場合の到着時間を短くすることとができる一方で、目標位置が変更がされなかった場合の到着時間は長くなる。そのため、この経由地の数は、用途や動作モードにおいて変更されるべきである。例えば、カメラ位置のリセット動作と異常検知の場合、高速動作であることが望ましく、目標位置が変更されないので、段階的に駆動しない方がよい。ここで、リセット動作とは、例えば電源投入後に所定の基準位置、例えば0mmの位置へとレンズ2をセットするための動作である。異常検知とは、外部衝撃等でコントローラの想定とは違う磁場情報もしくは駆動信号が駆動部100から検出されたときに行う動作である。一方で、目標位置が(例えばユーザーによって)変更されうる撮影モード中においては、多少遅くても追従することが望ましいので段階的な制御の方が好ましい。したがって、コントローラは、このように現在の動作状態に基づいて、どちらのモードで駆動するかを決定するとよい。すなわち、コントローラは、対象物1を含む系の動作状態に応じて、上述の駆動を段階的に実行するか否かを切り替え可能であるとよい。
一般に、カメラのレンズ制御は高い精度が要求され、数μm以下の微小な位置検知が要求される。数mmに亘る駆動距離になっても該精度の要求は変わらず、また可変倍率を伴うレンズは重量が重くなる傾向にある。しかしながら、磁場の線形性等の観点から、1つの駆動部100における駆動可能範囲は1~2mm程度までが限界であり、駆動コイル470を大きくし過ぎると、駆動力の低下を招きかねない。そこで、可動範囲を複数の駆動部100を用いて複数に分割し、クローズドループ制御(フィードバック制御)を実施することで、現状の精度・トルクを維持したままレンズ2の駆動が可能となる。
この際、複数の駆動部100を用いる場合においては、例えば4線式SPI(Serial Peripheral Interface)等のチップセレクタ機能を有する通信手段にて通信することが考えられる。しかしながら、当該通信手段では通信線が多くなってしまい、駆動装置10の巨大化につながりかねない。そこで、本実施形態に係る駆動装置10は、このような課題を解決するため、変倍機能を有するレンズ群や焦点調整機能を有するレンズ群をそれぞれ駆動させる駆動部群を順接続および逆接続にて接続する。これにより、本実施形態に係る駆動装置10によれば、複数の駆動部100として同じICを使用可能とし、通常であれば多数必要であった配線を最低限にすることが可能となるため、駆動装置10の筐体サイズの小型化に寄与するとともに、コストの低減を図ることができる。また、同じICが複数存在する場合、当該ICのスレーブアドレスを変更する量産テスト時間が発生し得るが、本実施形態に係る駆動装置10によれば、当該フローを短縮することもできるため、製造コストの低減を図ることができる。
本発明の様々な実施形態は、フローチャートおよびブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置のセクションを表わしてよい。特定の段階およびセクションが、専用回路、コンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、および/またはコンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタルおよび/またはアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)および/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、および他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk(登録商標)、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供され、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図13は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ9900の例を示す。コンピュータ9900にインストールされたプログラムは、コンピュータ9900に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられる操作または当該装置の1または複数のセクションとして機能させることができ、または当該操作または当該1または複数のセクションを実行させることができ、および/またはコンピュータ9900に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ9900に、本明細書に記載のフローチャートおよびブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定の操作を実行させるべく、CPU9912によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ9900は、CPU9912、RAM9914、グラフィックコントローラ9916、およびディスプレイデバイス9918を含み、それらはホストコントローラ9910によって相互に接続されている。コンピュータ9900はまた、通信インターフェイス9922、ハードディスクドライブ9924、DVDドライブ9926、およびICカードドライブのような入/出力ユニットを含み、それらは入/出力コントローラ9920を介してホストコントローラ9910に接続されている。コンピュータはまた、ROM9930およびキーボード9942のようなレガシの入/出力ユニットを含み、それらは入/出力チップ9940を介して入/出力コントローラ9920に接続されている。
CPU9912は、ROM9930およびRAM9914内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ9916は、RAM9914内に提供されるフレームバッファ等またはそれ自体の中にCPU9912によって生成されたイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス9918上に表示されるようにする。
通信インターフェイス9922は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ9924は、コンピュータ9900内のCPU9912によって使用されるプログラムおよびデータを格納する。DVDドライブ9926は、プログラムまたはデータをDVD-ROM9901から読み取り、ハードディスクドライブ9924にRAM9914を介してプログラムまたはデータを提供する。ICカードドライブは、プログラムおよびデータをICカードから読み取り、および/またはプログラムおよびデータをICカードに書き込む。
ROM9930はその中に、アクティブ化時にコンピュータ9900によって実行されるブートプログラム等、および/またはコンピュータ9900のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入/出力チップ9940はまた、様々な入/出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入/出力コントローラ9920に接続してよい。
プログラムが、DVD-ROM9901またはICカードのようなコンピュータ可読媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読媒体から読み取られ、コンピュータ可読媒体の例でもあるハードディスクドライブ9924、RAM9914、またはROM9930にインストールされ、CPU9912によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ9900に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ9900の使用に従い情報の操作または処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ9900および外部デバイス間で実行される場合、CPU9912は、RAM9914にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インターフェイス9922に対し、通信処理を命令してよい。通信インターフェイス9922は、CPU9912の制御下、RAM9914、ハードディスクドライブ9924、DVD-ROM9901、またはICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信された受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU9912は、ハードディスクドライブ9924、DVDドライブ9926(DVD-ROM9901)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM9914に読み取られるようにし、RAM9914上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU9912は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、およびデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU9912は、RAM9914から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプの操作、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM9914に対しライトバックする。また、CPU9912は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU9912は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ9900上またはコンピュータ9900近傍のコンピュータ可読媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワークまたはインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ9900に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
1 対象物
1_1 第1対象物
1_2 第2対象物
2 レンズ
2_1 第1レンズ
2_2 第2レンズ
3 磁石
3_1 第1磁石
3_2 第2磁石
11 第1駆動部群
12 第2駆動部群
20 ホスト
100 駆動部
100a 第1駆動部
100a_1 第1の第1駆動部
100b_2 第2の第1駆動部
100b 第2駆動部
100b_1 第1の第2駆動部
100b_2 第2の第2駆動部
100c 第3駆動部
100c_1 第1の第3駆動部
100c_2 第2の第3駆動部
100d 第4駆動部
100d_1 第1の第4駆動部
100d_2 第2の第4駆動部
110 第1端子
120 第2端子
130 接続部
140 処理部
142 クロック受信内部端子
143 データ送信内部端子
144 データ受信内部端子
146 判別回路
148 記憶部
150 処理結果記憶部
160 出力端子
170 判別部
180 変更部
190 固定部
312 第1増幅器
314 第2増幅器
316 第1スイッチ
318 フィルタ部
326 第2スイッチ
328 フィルタ部
332 遅延部
334 第3スイッチ
336 第1反転増幅器
338 第1スイッチ素子
344 第4スイッチ
346 第2反転増幅器
410 磁気センサ
420 A/D変換回路
430 位置指令信号生成回路
440 PID制御回路
450 D/A変換回路
460 出力ドライバ
470 駆動コイル
9900 コンピュータ
9901 DVD-ROM
9910 ホストコントローラ
9912 CPU
9914 RAM
9916 グラフィックコントローラ
9918 ディスプレイデバイス
9920 入/出力コントローラ
9922 通信インターフェイス
9924 ハードディスクドライブ
9926 DVDドライブ
9930 ROM
9940 入/出力チップ
9942 キーボード

Claims (22)

  1. 各々が磁場を発生させて、第1レンズおよび第1磁石が設けられた第1対象物を光軸方向に駆動させる第1の複数の駆動部を有する第1駆動部群と、
    各々が磁場を発生させて、第2レンズおよび第2磁石が設けられた第2対象物を前記光軸方向に駆動させる第2の複数の駆動部を有する第2駆動部群と、を備え、
    前記第1の複数の駆動部および前記第2の複数の駆動部のそれぞれは、クロック信号線およびデータ信号線を介して、自身をスレーブとして制御するマスタと接続される第1端子および第2端子を有し、
    前記第1の複数の駆動部における少なくとも1つの駆動部は、前記第1端子が前記クロック信号線に、前記第2端子が前記データ信号線に順接続され、
    前記第2の複数の駆動部における少なくとも1つの駆動部は、前記第2端子が前記クロック信号線に、前記第1端子が前記データ信号線に逆接続される、
    駆動装置。
  2. 前記第1の複数の駆動部および前記第2の複数の駆動部のそれぞれは、前記第1駆動部群および前記第2駆動部群を制御する共通のコントローラとして機能するホストに対してスレーブ接続される、請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記第1の複数の駆動部における全ての駆動部は、前記ホストとの間において、前記第1端子が前記クロック信号線に、前記第2端子が前記データ信号線に順接続され、
    前記第2の複数の駆動部における全ての駆動部は、前記ホストとの間において、前記第2端子が前記クロック信号線に、前記第1端子が前記データ信号線に逆接続される、請求項2に記載の駆動装置。
  4. 前記ホストを更に備える、請求項2または3に記載の駆動装置。
  5. 前記第1の複数の駆動部における第1の駆動部、および、前記第2の複数の駆動部における第2の駆動部は、ホストに対してスレーブ接続され、
    前記第1の複数の駆動部における他の駆動部は、前記第1の駆動部に対してスレーブ接続され、
    前記第2の複数の駆動部における他の駆動部は、前記第2の駆動部に対してスレーブ接続される、請求項1に記載の駆動装置。
  6. 前記第1の駆動部は、前記ホストとの間において、前記第1端子が1次のクロック信号線に、前記第2端子が1次のデータ信号線に順接続され、
    前記第2の駆動部は、前記ホストとの間において、前記第2端子が前記1次のクロック信号線に、前記第1端子が前記1次のデータ信号線に逆接続される、請求項5に記載の駆動装置。
  7. 前記第1の複数の駆動部における他の駆動部の少なくとも1つは、前記第1の駆動部との間において、前記第1端子が2次の第1クロック信号線に、前記第2端子が2次の第1データ信号線に順接続され、
    前記第1の複数の駆動部における他の駆動部の少なくとも1つは、前記第1の駆動部との間において、前記第2端子が前記2次の第1クロック信号線に、前記第1端子が前記2次の第1データ信号線に逆接続される、請求項6に記載の駆動装置。
  8. 前記第2の複数の駆動部における他の駆動部の少なくとも1つは、前記第2の駆動部との間において、前記第1端子が2次の第2クロック信号線に、前記第2端子が2次の第2データ信号線に順接続され、
    前記第2の複数の駆動部における他の駆動部の少なくとも1つは、前記第2の駆動部との間において、前記第2端子が前記2次の第2クロック信号線に、前記第1端子が前記2次の第2データ信号線に逆接続される、請求項6または7に記載の駆動装置。
  9. 前記第1の駆動部および前記第2の駆動部は、自身が属する駆動部群をそれぞれ制御する個別のコントローラとして機能する、請求項5から8のいずれか一項に記載の駆動装置。
  10. 前記第1の複数の駆動部における第1の駆動部は、ホストに対してスレーブ接続され、
    前記第1の複数の駆動部および前記第2の複数の駆動部における他の駆動部は、前記第1の駆動部に対してスレーブ接続される、請求項1に記載の駆動装置。
  11. 前記第1の複数の駆動部における他の全ての駆動部は、前記第1の駆動部との間において、前記第1端子が2次のクロック信号線に、前記第2端子が2次のデータ信号線に順接続され、
    前記第2の複数の駆動部における全ての駆動部は、前記第1の駆動部との間において、前記第2端子が前記2次のクロック信号線に、前記第1端子が前記2次のデータ信号線に逆接続される、請求項10に記載の駆動装置。
  12. 前記第1の駆動部は、前記第1駆動部群および前記第2駆動部群を制御する共通のコントローラとして機能する、請求項10または11に記載の駆動装置。
  13. 前記逆接続される少なくとも1つの駆動部は、前記マスタからみて、前記順接続される少なくとも1つの駆動部とは異なるスレーブとして通信可能である、請求項1から12のいずれか一項に記載の駆動装置。
  14. 前記逆接続される少なくとも1つの駆動部は、クロック信号とデータ信号を判別して、内部クロック信号線と内部データ信号線を切り換える、請求項13に記載の駆動装置。
  15. 前記逆接続される少なくとも1つの駆動部は、前記内部クロック信号線と前記内部データ信号線の切り換えに応じて自身のスレーブアドレスを変更する、請求項14に記載の駆動装置。
  16. 前記第1の複数の駆動部および前記第2の複数の駆動部のそれぞれは、前記クロック信号と前記データ信号を判別して、前記内部クロック信号線と前記内部データ信号線を切り換え可能に構成される、請求項14または15に記載の駆動装置。
  17. 前記第1の複数の駆動部のそれぞれは、前記第1対象物の目標位置指令信号と、前記第1対象物の検出位置信号とに基づくフィードバック制御により、前記第1対象物を駆動させ、
    前記第2の複数の駆動部のそれぞれは、前記第2対象物の目標位置指令信号と、前記第2対象物の検出位置信号とに基づくフィードバック制御により、前記第2対象物を駆動させる、請求項1から16のいずれか一項に記載の駆動装置。
  18. 前記第1の複数の駆動部のそれぞれは、前記第1磁石が発生する磁場を検出する少なくとも1つの磁気センサ素子を含み、
    前記第2の複数の駆動部のそれぞれは、前記第2磁石が発生する磁場を検出する少なくとも1つの磁気センサ素子を含む、請求項17に記載の駆動装置。
  19. 前記コントローラは、前記第1駆動部群および前記第2駆動部群の少なくともいずれかを制御して、前記第1対象物および前記第2対象物の少なくともいずれかを前記光軸方向における目標位置まで駆動させる、請求項4、9、および、12のいずれか一項に記載の駆動装置。
  20. 前記コントローラは、前記第1対象物および前記第2対象物の少なくともいずれかを前記目標位置まで駆動させるにあたって、前記目標位置までの経路を分割する複数の経由地を設定し、前記複数の経由地における各経由地までの駆動を段階的に実行する、請求項19に記載の駆動装置。
  21. 前記コントローラは、前記目標位置が変更された場合に、前記第1対象物および前記第2対象物の少なくともいずれかを、前記複数の経由地における変更直後の経由地から前記変更された目標位置まで駆動させる、請求項20に記載の駆動装置。
  22. 前記コントローラは、前記対象物を含む系の動作状態に応じて、前記駆動を段階的に実行するか否かを切り替え可能である、請求項20または21に記載の駆動装置。
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