JP2023041133A - 冷蔵庫 - Google Patents

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美桃子 井下
Mitoko Ishita
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Abstract

Figure 2023041133000001
【課題】圧縮機を効率的に冷却することで、省エネ性の高い冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵庫1は、背面に機械室を有し、機械室内に圧縮機14と、送風回路の主たる駆動源となるファン16とを備え、機械室内において、圧縮機14を設置している圧縮機受け部材22は、異方性かつ熱伝導が高くなるフィラーを混合させた樹脂で形成したことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本開示は、ファンによって空冷される圧縮機を備えた冷蔵庫に関する。
特許文献1は、強制通風によるフィン付パイプよりなる熱交換器を機械室内の限られた空間領域に納めて冷凍能力の向上および消費電力量の低減を図る冷蔵庫を開示する。この冷蔵庫は、薄型フィンを金属的に接触して螺旋状に巻き付けたパイプよりなる熱交換器と、圧縮機とを機械室内に配置し、このフィン付きパイプよりなる熱交換器を圧縮機と凝縮器の間に接続し、圧縮機及びフィン付きパイプよりなる熱交換器を強制的に冷却する冷却ファンを備える。
特開2001-255048号公報
本開示は、圧縮機の排熱を効率的に放熱することで、省エネ性の高い冷蔵庫を提供する。
本開示における冷蔵庫は、背面に機械室を有し、機械室内に圧縮機と、送風回路の主たる駆動源となるファンと機械室底部に圧縮機受け部材を備え、圧縮機受け部材の熱伝導率は厚み方向に対しファンからの風の風向と水平方向が高い。
本開示における冷蔵庫は、機械室内において、圧縮機受け部材は異方性かつ熱伝導が高くなるフィラーを混合させた樹脂で形成された事で、貯蔵室内へ圧縮機の廃熱を吸熱させる事なく、放熱する事が可能となり、圧縮機の効率が向上し省エネを図る事が可能となる。
実施の形態1における冷蔵庫の斜視図 実施の形態1における冷蔵庫の断面図 実施の形態1における冷蔵庫の冷凍サイクル図 実施の形態1における冷蔵庫機械室の天面図 実施の形態1における冷蔵庫機械室の概略図
機械室内に圧縮機と、凝縮器と、圧縮機と凝縮器を冷却するファンとを備え、ファンを駆動させることで圧縮機と凝縮器を強制的に冷却し、放熱能力を増加させる技術があった。
しかしながら、従来の技術では、圧縮機と凝縮器を冷却するファンは、軸流ファンが低コスト、低騒音の観点から採用されることが多く、軸流ファンは送られる風が回転方向に放射状に広がるため、略直方体の機械室内において、軸流ファンの正面に圧縮機を設置して風路を構成した際に、機械室壁面に沿った流れが大きくなる。したがって、圧縮機近傍の風速が低下することにより圧縮機と空気との熱交換量が低下し、凝縮温度が上昇する。
その結果、冷凍サイクルの圧縮比が高くなりサイクル効率が低下、さらに圧縮機からの放熱が庫内へ吸熱し冷蔵庫の消費電力量が増加する課題があった。
そこで本開示は、圧縮機の排熱を庫内へ吸熱する事なく、効率的に放熱することができ、省エネを図ることができる冷蔵庫を提供する。
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図5を用いて、実施の形態1を説明する。
図1は、本開示の実施の形態1における冷蔵庫の概略を示す概略図である。図2は、実施の形態1の冷蔵庫の断面図である。
図1および図2が示すように、冷蔵庫1は、金属製(例えば鉄板)の外箱111と、硬質樹脂製(例えばABS)の内箱112と、外箱111に取り付けられた真空断熱材115と、外箱111と内箱112との間に充填した発泡断熱材117(例えば硬質ウレタン)とで構成される。
冷蔵庫1は、冷蔵室200、切替室201、製氷室202、冷凍室203、野菜室204とで構成される複数の貯蔵室を備える。
図1の扉である101、102、103、104、105は、それぞれ冷蔵室200、切替室201、製氷室202、冷凍室203、野菜室204を開閉するための扉である。
冷蔵室200は、冷蔵保存のために、保存物が凍らない冷蔵温度帯に設定されている。野菜室204は、野菜の保存に適した温度として、冷蔵室200よりやや高い温度帯に設定されている。冷凍室203は、冷凍保存のために、冷凍温度帯に設定されている。切替室201の温度帯は、複数の温度帯の中からユーザが所望の温度帯に切り替えることができる。
また、冷蔵庫1は、冷蔵庫1の上部に位置する第1の機械室13、冷蔵庫1の下部に位置する第2の機械室207、冷蔵庫1の背面に位置する冷却室208を備える。冷却室208には、冷気を生成する冷却器209や、冷却器209に付着した霜を除去するための除霜ヒータ(図示せず)等が収容されている。
第1の機械室13には、圧縮機14、凝縮器15等が収用されている。第2の機械室207には、除霜皿(図示せず)、除霜ファン(図示せず)等が収容されている。
図3は本発明の冷凍サイクル図である。冷蔵庫1には、図3に示す冷凍サイクル300が組込まれている。冷凍サイクル300は、圧縮機14、機械室内に配置する凝縮器15、冷蔵庫壁内に配設する凝縮パイプ301、キャピラリチューブ302、冷却器209を有し、これらを環状に接続して構成されている。
図4は、実施の形態1の冷蔵庫の機械室の概略を示す概略図である。図5は、実施の形態1の冷蔵庫の機械室の断面図である。
図4から図5に示すように、冷蔵庫1は、箱型の本体10を備えている。本体10の背面上部には、略直方体状の凹部11が設けられ、凹部11を塞ぐように設けた板状の機械室カバー12により、機械室13を構成し、凹部11の底部には圧縮機受け部材22が構成されている。
また、機械室13の上部は金属からなるコンプカバー部18と樹脂からなる風路部19で構成されている。
なお、本実施の形態においては、機械室13は、本体10の背面上部に設けられているが、本体10の背面下部に設けてもよい。
機械室13の内部には、冷凍サイクルを構成する圧縮機14と凝縮器15とを配置し、圧縮機14と凝縮器15の間にはファン16が備えられている。機械室カバー12には、ファン16の風の上流側に吸込口20が設けられ、ファン16の下流側に吐出口21が設けられている。そして、ファン16を駆動することで、本体10の外部空気は、吸込口20から吸い込まれ、凝縮器15を通って熱交換した後、圧縮機14と熱交換し、吐出口21から再び本体10の外部へ噴出されるように構成されている。
なお、本実施の形態においては、圧縮機14と凝縮器15の間にファン16が備えられているが、圧縮機14の凝縮器15の上流側にファン16を備えてもよい。また、機械室13内に凝縮器15を設置することなく、圧縮機14をファン16の風下側に配置してもよい。
また、圧縮機受け部材22の熱伝導率は、圧縮機受け部材22の水平方向において、熱伝導率が高い樹脂を用いている。そして、圧縮機受け部材22をファン16からの冷気の流れ方向と同じ方向に合わせる様に配置することで、圧縮機受け部材22の熱伝導率が高い性能を発揮できる様にしている。
以上のように構成された冷蔵庫1について、以下その動作、作用を説明する。
圧縮機14を運転することにより、圧縮機14は内蔵したモーター(図示せず)の発熱及び冷媒を圧縮したときに生じる熱で加熱される。
圧縮機14運転中に、ファン16を駆動させることで、本体10の外部空気が、吸込口20から機械室13内に流入し、凝縮器15およびファン16を通過する。ファン16を通過した風は圧縮機14の周囲を通過し、圧縮機14と熱交換を行う。圧縮機14を通過した風は、吐出口21から本体10の外部へと流出する。
以上のように、本実施の形態においては、圧縮機受け部材22が水平方向において、熱伝導率が高い樹脂を用い、圧縮機受け部材22をファン16からの冷気の流れ方向と同じ方向に合わせる様に配置することで、圧縮機受け部材22の熱伝導率が高い性能を発揮できる様にしている。
例えば圧縮機受け部材22の熱伝導率は、ファン16と同じ方向の流れ方向で2.5~3.2W/mkであり、圧縮機受け部材22の厚み方向に対しては、外垂直方向が1.0~1.4W/mkである特性を有した樹脂を使用した。これにより、庫内に圧縮機の排熱を抑制しながら、効率的に放熱することができ、省エネを図ることができる。
さらに圧縮機受け部材22の厚み方向での伝導率は、水平方向より低くすることで、圧縮機14からの熱を冷蔵庫1の庫内に熱を伝え難くすることができ、省エネを図ることができる。
また、圧縮機受け部材22は風路部19の熱伝導率よりも高い事を特徴としていることにより、吸入した暖かい外気から庫内への吸熱を抑制しながら、圧縮機14と空気との熱交換が促進されるため、圧縮機14を効率的冷却することができ、省エネを図ることができる。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、圧縮機を効率的に冷却することができ、省エネを図ることができる冷蔵庫に適用可能である。
1 冷蔵庫
10 本体
11 凹部
12 機械室カバー
13 機械室
14 圧縮機
15 凝縮器
16 ファン
18 コンプカバー部
19 風路部
20 吸込口
21 吐出口
22 圧縮機受け部材
30 風向制御手段
31 圧接部
32 延在部
40 上シェル
41 下シェル
101 冷蔵室扉
102 切替室扉
103 製氷室扉
104 冷凍室扉
105 野菜室扉
111 外箱
112 内箱
115 真空断熱材
117 発泡断熱材
200 冷蔵室
201 切替室
202 製氷室
203 冷凍室
204 野菜室
207 第2の機械室
208 冷却室
209 冷却器
210 仕切壁
300 冷凍サイクル
301 凝縮パイプ
302 キャピラリチューブ

Claims (3)

  1. 冷蔵庫の背面に機械室を有し、前記機械室内に圧縮機と、送風回路の主たる駆動源となるファンとを備え、前記機械室内において、圧縮機受け部材を有した筐体において、前記圧縮機受け部材の熱伝導率は、圧縮機受け部材の水平方向において、熱伝導率が高い樹脂を用い、圧縮機受け部材をファンからの冷気の流れ方向と同じ方向に合わせる様に配置することで、圧縮機受け部材の熱伝導率が高いことを特徴とした冷蔵庫。
  2. 前記圧縮機受け部材の熱伝導率が、厚み方向に対し外垂直方向の熱伝導率が高い事を特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記圧縮機受け部材は風路部より熱伝導が高い事を特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
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