JP2023038716A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】消費電力を削減することができる半導体装置を得る。【解決手段】第1の端子VN1は第1の電圧VDを外部から入力する。駆動部5は第1の電圧VDを電源電圧として用いて駆動信号を出力する。スイッチング素子3a~3fは駆動信号により駆動される。第2の端子4は、第1の端子VN1とは分離され、第2の電圧を外部から入力する。コンパレータ9は、第2の電圧から生成された電圧を電源電圧として用い、第1の電圧VDから生成された電圧が基準電位以下になると出力信号を出力する。遮断スイッチ8は、出力信号に応じて駆動部5からスイッチング素子3a~3fへの駆動信号の伝達を遮断する。【選択図】図3
Description
本開示は、半導体装置に関する。
DIPIPM(Dual In-line Package Intelligent Power Module)では、制御ICがスイッチング素子のゲートに接続されている(例えば、特許文献1参照)。制御ICの電源電圧は制御電源から供給されている
スイッチング素子のON/OFFに関係なく、制御電源をONした時点で制御ICに消費電流が発生する。従って、システムが動作していないシステムスタンバイ時などに制御電源をOFFすることで消費電力を削減することができる。しかし、従来の半導体装置では、制御電源をOFFにすると制御ICからスイッチング素子に不定電圧が印加され、動作が不安定になる。このため、制御電源をOFFにして制御ICの消費電力を削減することができなかった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は動作を不安定にすることなく消費電力を削減することができる半導体装置を得るものである。
本開示に係る半導体装置は、第1の電圧を外部から入力する第1の端子と、前記第1の電圧を電源電圧として用いて駆動信号を出力する駆動部と、前記駆動信号により駆動されるスイッチング素子と、前記第1の端子とは分離され、第2の電圧を外部から入力する第2の端子と、前記第2の電圧から生成された電圧を電源電圧として用い、前記第1の電圧から生成された電圧が基準電位以下になると出力信号を出力するコンパレータと、前記出力信号に応じて前記駆動部から前記スイッチング素子への駆動信号の伝達を遮断する遮断スイッチとを備えることを特徴とする。
本開示では、第1の端子が外部の制御電源から入力した電圧を駆動部の電源電圧として用い、第1の端子とは分離された第2の端子が外部から入力した電圧をコンパレータの電源電圧として用いる。従って、制御電源がOFFの場合でもコンパレータを動作させることができる。そして、制御電源がOFFになるとコンパレータ及び遮断スイッチが駆動部からスイッチング素子への駆動信号の伝達を遮断する。これにより、システムスタンバイ時などに制御電源をOFFにできる。この結果、動作を不安定にすることなく消費電力を削減することができる。
実施の形態に係る半導体装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るシステムを示す図である。このシステムは例えばエアコンなどである。システムの各構成はシステムMICON100により制御されている。半導体装置101はDIPIPMである。HVICロジック回路102及びLVICロジック回路103は、システムMICON100からの指示を受けて制御信号を半導体装置101に提供する。半導体装置101は、HVICロジック回路102及びLVICロジック回路103からの制御信号に応じてモーター105に電力を供給する。制御電源104は半導体装置101に制御電圧VDを提供する。制御電源104のON/OFFがシステムMICON100により制御される。また、本実施の形態では、システムMICON100から半導体装置101にMICON信号が提供される。MICON信号については後述する。
図1は、実施の形態1に係るシステムを示す図である。このシステムは例えばエアコンなどである。システムの各構成はシステムMICON100により制御されている。半導体装置101はDIPIPMである。HVICロジック回路102及びLVICロジック回路103は、システムMICON100からの指示を受けて制御信号を半導体装置101に提供する。半導体装置101は、HVICロジック回路102及びLVICロジック回路103からの制御信号に応じてモーター105に電力を供給する。制御電源104は半導体装置101に制御電圧VDを提供する。制御電源104のON/OFFがシステムMICON100により制御される。また、本実施の形態では、システムMICON100から半導体装置101にMICON信号が提供される。MICON信号については後述する。
図2は、実施の形態1に係る半導体装置を示す図である。半導体装置101は、HVIC(High Voltage Integrated Circuit)1、LVIC(Low Voltage Integrated Circuit)2、3つの制限抵抗RL1~RL3、3つのブートストラップダイオードDB1~DB3、6つのIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)3a~3f、6つのフリーホイールダイオードDa~Dfを有する。IGBT3a~3fは電力用のスイッチング素子であり、MOSFETでもよい。
半導体装置101の外部端子VP1、VUFB、UP、VFB、VP、VWFB、WP、VNCがそれぞれ装置内部のHVIC1の端子VCC、VUB、UP、VVB、VP、VWB、WP、COMに接続されている。半導体装置101の外部端子VN1、VOT、UN、VN、WN、FO、VNCがそれぞれ装置内部のLVIC2の端子VCC、VOT、UN、VN、WN、FO、GNDに接続されている。
端子VP1は、HVIC1の電源電圧VCCを入力する。端子VN1は、外部の制御電源104からLVIC2の電源電圧VDを入力する。HVICロジック回路102からの制御信号が端子UP、VP、WPを介してHVIC1に入力される。LVICロジック回路103からの制御信号が端子UN、VN、WNを介してLVIC2に入力される。
制限抵抗RL1~RL3はHVIC1の端子VCCとブートストラップダイオードDB1~DB3のアノードとの間にそれぞれ接続されている。ブートストラップダイオードDB1~DB3のカソードはそれぞれ端子VUB、VVB、VWBに接続されている。HVIC1の端子COMとLVIC2の端子GNDが接続されている。
HVIC1の端子UOUT、VOUT、WOUTがそれぞれIGBT3a~3cのゲートに接続されている。HVIC1の端子VUS、VVS、VWSがそれぞれIGBT3a~3cのエミッタと半導体装置101の外部端子U、V、Wに接続されている。IGBT3a~3cのコレクタが外部端子Pに接続されている。
LVIC2の端子UOUT、VOUT、WOUTがそれぞれIGBT3d~3fのゲートに接続されている。LVIC2の端子CINが外部端子CINに接続されている。IGBT3d~3fのコレクタがそれぞれ外部端子U、V、Wに接続されている。IGBT3d~3fのエミッタがそれぞれ外部端子NU、NV、NWに接続されている。
フリーホイールダイオードDa~DfがそれぞれIGBT3a~3fに逆並列に接続されている。HVIC1はIGBT3a~3fを動作させる制御ICである。LVIC2はIGBT3a~3fを動作させる制御ICである。
外部のシステムMICON100からLVIC2にMICON信号を入力するための端子4が半導体装置101に設けられている。端子4は、端子VN1などの他の端子とは分離されており、装置内部においてLVIC2以外の素子及び他の端子とは接続されていない。この端子4は従来の半導体装置には設けられておらず、本実施の形態で新たに設けられたものである。
図3は、実施の形態1に係るLVICを示す図である。駆動部5は、PMOSFET5とNMOSFET6とを有するCMOSインバータである。駆動部5は、端子VCCから入力された制御電圧VDを電源電圧として用い、LVICロジック回路103からの制御信号に応じた駆動信号を出力する。IGBT3a~3fは、それぞれ対応する駆動部5から出力された駆動信号により駆動される。
遮断スイッチ8はMOSFETである。駆動部5の出力とIGBT3d~3fのゲート端子を接続する配線に遮断スイッチ8のドレインが接続されている。遮断スイッチ8のソースはGNDに接続されている。遮断スイッチ8のゲートにコンパレータ9の出力が接続されている。遮断スイッチ8はコンパレータ9の出力に応じて駆動信号を遮断する。電源10がコンパレータ9に電源電圧を供給する。なお、駆動部5、遮断スイッチ8、コンパレータ及び電源10のセットは、図3では簡略化のために1つしか記載していないが、実際には3つのIGBT3d~3fに対してそれぞれ設けられている。
LVIC2の電源電圧VDが入力される端子とGNDとの間に抵抗R1,R2が直列に接続されている。抵抗R1,R2の接続点と、ツェナーダイオードD1のカソードがコンパレータ9の入力に接続されている。ツェナーダイオードD1のアノードがGNDに接続されている。ツェナーダイオードD1のカソードに基準電位が生成される。コンパレータ9は、電源電圧VDを抵抗R1,R2で分割した電圧を基準電位と比較し、基準電位以下になると出力信号を出力する。制御電源104をOFFとした場合、コンパレータ9に0Vが入力され、コンパレータ9は信号を出力する。
コンパレータ9の出力信号は遮断スイッチ8のゲートに入力される。遮断スイッチ8は、コンパレータ9の出力信号に応じて駆動部5からIGBT3d~3fへの駆動信号の伝達を遮断する。この場合、LVIC2の出力は0Vに固定される。
図4は、実施の形態1に係るコンパレータの電源を示す図である。電源10は、抵抗R3とダイオードD2を有し、コンパレータ9を動作させるための電源電圧を生成する。端子4は外部のシステムMICON100に接続されている。抵抗R3の一端が端子4に接続され、他端がコンパレータ9の電源端子に接続されている。ダイオードD2のアノードがGNDに接続され、カソードが抵抗R3の他端に接続されている。システムMICON100からマイコン信号が端子4を介して入力され、抵抗R3を介してコンパレータ9の電源端子に入力される。
MICON信号は、システムMICON100が持つ電源の一つから供給され、コンパレータ9を動作させる程度の大きさの一定電圧である。MICON信号を入力するための端子4を半導体装置101の外部に引き出す必要がある。この端子4に印加された静電気による装置の破壊を防ぐために、保護用のダイオードD2及び抵抗R3を設けている。
以上説明したように、本実施の形態では、端子VN1が外部の制御電源104から入力した電圧VDを駆動部5の電源電圧として用い、端子VN1とは分離された端子4が外部から入力した電圧をコンパレータ9の電源電圧として用いる。従って、制御電源104がOFFの場合でもコンパレータ9を動作させることができる。そして、制御電源104がOFFになるとコンパレータ9及び遮断スイッチ8が駆動部5からIGBT3d~3fへの駆動信号の伝達を遮断する。これにより、システムスタンバイ時などに制御電源104をOFFにできる。この結果、動作を不安定にすることなく消費電力を削減することができる。
また、制御電源104のOFF時でもコンパレータ9は動作するが、駆動部5の出力信号が無いため、遮断スイッチ8を介してGNDに流れる電流はない。この結果、消費電流を抑制することができる。
また、消費電流を削減するために制御電源104をOFFにしても、システムMICON100は別のルートから電力供給されて動作している。従って、MICON信号をコンパレータ9の電源電圧として用いることで、制御電源104のOFF時にもコンパレータ9を動作させることができる。
図5は、実施の形態1に係るコンパレータの入力側の回路構成の変形例を示す図である。抵抗R1,R2は電源電圧低下保護信号生成部11を構成する。電源電圧低下保護信号生成部11は、電源電圧VDを抵抗R1,R2で分割した電圧を電源電圧低下保護信号として出力する。
定電流回路12は電源電圧VDから定電流を生成する。ツェナーダイオードD1のカソードが定電流回路12に接続され、アノードがGNDに接続されている。定電流回路12がツェナーダイオードD1に定電流を流すことによりツェナーダイオードD1のカソードに基準電位が生成される。コンパレータ9は、電源電圧低下保護信号を基準電位と比較する。電源電圧VDが低下して電源電圧低下保護信号が基準電位以下となるとコンパレータ9は信号を出力する。これにより電源電圧VDが低下して保護がかかった時に、実施の形態1と同様に動作して消費電流を削減することができる。また、制御電源104がON時に電源電圧低下保護信号生成部11に電流IDが流れ、定電流回路12に電流Izが流れる。これらの電流が余分な消費電流となる。一方、制御電源104がOFF時には、これらの電流が流れなくなるため、消費電流を抑制することができる。
実施の形態2.
図6は、実施の形態2に係る半導体装置を示す図である。実施の形態1の電源10の代わりに、LVIC2の内部に設けられた内部電源13がHVIC1の電源電圧VCCからコンパレータ9の電源電圧を生成する。
図6は、実施の形態2に係る半導体装置を示す図である。実施の形態1の電源10の代わりに、LVIC2の内部に設けられた内部電源13がHVIC1の電源電圧VCCからコンパレータ9の電源電圧を生成する。
図7は、実施の形態2に係る内部電源を示す図である。端子VP1と端子GNDの間に、ダイオードD3,D4が直列に接続され、トランジスタQ1及び抵抗R4が直列に接続され、抵抗R5、トランジスタQ2及びツェナーダイオードD5が直列に接続されている。トランジスタQ2のベース及びコレクタが抵抗R5及びトランジスタQ1のベースに接続されている。トランジスタQ1と抵抗R4の接続点と、ダイオードD3,D4の接続点とが互いに接続され、その電圧がコンパレータ9の電源電圧として出力される。
HVIC1の電源電圧VCCからコンパレータ9の電源電圧を生成するため、コンパレータ9の電源電圧を外部から入力するための端子が不要である。即ち、本実施の形態には実施の形態1のようなシステムMICON100に接続する端子4が存在しない。従って、外部との接続端子を増やすことなく、実施の形態1と同様の動作を実施できる。また、サージ保護用の抵抗R3及びダイオードD2を省略することもできる。
実施の形態3.
図8は、実施の形態3に係る半導体装置を示す図である。P端子は、半導体装置の高圧電源14の高圧側に接続されている。高圧電源14の低圧側は端子VNCに接続されている。P端子とGNDとの間に抵抗R6,R7とツェナーダイオードD6が直列に接続されている。ツェナーダイオードD6のアノードはGNDに接続され、カソードは抵抗R7に接続されている。抵抗R7とツェナーダイオードD6のカソードの接続点がコンパレータ9の電源端子に接続されている。
図8は、実施の形態3に係る半導体装置を示す図である。P端子は、半導体装置の高圧電源14の高圧側に接続されている。高圧電源14の低圧側は端子VNCに接続されている。P端子とGNDとの間に抵抗R6,R7とツェナーダイオードD6が直列に接続されている。ツェナーダイオードD6のアノードはGNDに接続され、カソードは抵抗R7に接続されている。抵抗R7とツェナーダイオードD6のカソードの接続点がコンパレータ9の電源端子に接続されている。
P端子が高圧電源14から入力した電流をツェナーダイオードD6に流し、それにより発生する電圧をコンパレータ9の電源電圧とする。抵抗R6,R7はツェナーダイオードD6に流す電流を制限するものである。
P端子が入力した電流からコンパレータ9の電源電圧を生成するため、コンパレータ9の電源電圧を外部から入力するための端子が不要となる。従って、外部との接続端子を増やすことなく、実施の形態1と同様の動作を実施できる。
実施の形態4.
図9は、実施の形態4に係る半導体装置を示す図である。抵抗R7とツェナーダイオードD6のカソードの接続点が論理回路15の第1の入力端子に接続されている。コンパレータ9の出力が論理回路15の第2の入力端子に接続されている。論理回路15は例えばNOR回路とNAND回路を組み合わせた回路で構成される。論理回路15の電源電圧は、コンパレータ9の電源電圧を供給する電源10により供給される。電源10は実施の形態1と同様にMICON信号をコンパレータ9の電源電圧として供給する。
図9は、実施の形態4に係る半導体装置を示す図である。抵抗R7とツェナーダイオードD6のカソードの接続点が論理回路15の第1の入力端子に接続されている。コンパレータ9の出力が論理回路15の第2の入力端子に接続されている。論理回路15は例えばNOR回路とNAND回路を組み合わせた回路で構成される。論理回路15の電源電圧は、コンパレータ9の電源電圧を供給する電源10により供給される。電源10は実施の形態1と同様にMICON信号をコンパレータ9の電源電圧として供給する。
論理回路15は、P端子が入力した電圧VCCから抵抗R6,R7とツェナーダイオードD6による抵抗分割で生成した電圧と、コンパレータ9の出力電圧とを合成する。遮断スイッチ8は論理回路15の出力に応じて駆動信号を遮断する。これにより、高圧電源14の電圧VCCが0Vの時も実施の形態1と同様の動作を行うことができる。
実施の形態5.
図10は、実施の形態5に係る半導体装置を示す図である。内部電源13がHVIC1の電源電圧からコンパレータ9及び論理回路15の電源電圧を生成する。内部電源13の回路構成は実施の形態2と同様である。その他の構成は実施の形態4と同様である。
図10は、実施の形態5に係る半導体装置を示す図である。内部電源13がHVIC1の電源電圧からコンパレータ9及び論理回路15の電源電圧を生成する。内部電源13の回路構成は実施の形態2と同様である。その他の構成は実施の形態4と同様である。
内部電源13がHVIC1の電源電圧VCCからコンパレータ9及び論理回路15の電源電圧を生成するため、コンパレータ9及び論理回路15の電源電圧を外部から入力するための端子が不要となる。従って、外部との接続端子を増やすことなく、実施の形態4と同様の動作を実施できる。
なお、IGBT3a~3f及びフリーホイールダイオードDa~Dfは、珪素によって形成されたものに限らず、珪素に比べてバンドギャップが大きいワイドバンドギャップ半導体によって形成されたものでもよい。ワイドバンドギャップ半導体は、例えば、炭化珪素、窒化ガリウム系材料、又はダイヤモンドである。このようなワイドバンドギャップ半導体によって形成された半導体チップは、耐電圧性及び許容電流密度が高いため、小型化できる。この小型化された半導体チップを用いることで、この半導体チップを組み込んだ半導体装置も小型化・高集積化できる。また、半導体チップの耐熱性が高いため、ヒートシンクの放熱フィンを小型化でき、水冷部を空冷化できるので、半導体装置を更に小型化できる。また、半導体チップの電力損失が低く高効率であるため、半導体装置を高効率化できる。なお、IGBT3a~3fとフリーホイールダイオードDa~Dfの両方がワイドバンドギャップ半導体によって形成されていることが望ましいが、何れか一方がワイドバンドギャップ半導体よって形成されていてもよく、この実施の形態に記載の効果を得ることができる。
1 HVIC、2 LVIC、3a~3f IGBT(スイッチング素子)、4,P,VP1 端子(第2の端子)、5 駆動部、8 遮断スイッチ、9 コンパレータ、13 内部電源、14 高圧電源、15 論理回路、100 システムMICON、VN1 端子(第1の端子)
Claims (7)
- 第1の電圧を外部から入力する第1の端子と、
前記第1の電圧を電源電圧として用いて駆動信号を出力する駆動部と、
前記駆動信号により駆動されるスイッチング素子と、
前記第1の端子とは分離され、第2の電圧を外部から入力する第2の端子と、
前記第2の電圧から生成された電圧を電源電圧として用い、前記第1の電圧から生成された電圧が基準電位以下になると出力信号を出力するコンパレータと、
前記出力信号に応じて前記駆動部から前記スイッチング素子への駆動信号の伝達を遮断する遮断スイッチとを備えることを特徴とする半導体装置。 - 前記第2の電圧は、外部のシステムMICONから入力されたMICON信号であることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記駆動部を有するLVICと、前記第2の電圧を電源電圧として用いるHVICと、前記HVICの電源電圧から前記コンパレータの電源電圧を生成する内部電源とを備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
- 前記第2の端子は、高圧電源から電流を入力するP端子であり、
前記P端子が入力した電流から前記コンパレータの電源電圧を生成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 高圧電源から電圧を入力するP端子と、
前記P端子が入力した電圧から生成した電圧と、前記コンパレータの出力電圧とを合成する論理回路とを更に備え、
前記遮断スイッチは前記論理回路の出力に応じて前記駆動信号を遮断することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。 - 前記駆動部を有するLVICと、前記第2の電圧を電源電圧として用いるHVICと、前記第2の電圧から前記コンパレータ及び前記論理回路の電源電圧を生成する内部電源とを備えることを特徴とする請求項5に記載の半導体装置。
- 前記スイッチング素子はワイドバンドギャップ半導体によって形成されていることを特徴とする請求項1~6の何れか1項に記載の半導体装置。
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