JP2023037709A - 圧縮気体成分調整方法及び圧縮気体成分調整装置 - Google Patents
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Abstract
Description
一方の吸着塔に湿った圧縮空気を導いて吸着乾燥を行い、得られた乾燥空気を所定の供給先に供給する。同時に、得られた乾燥空気の一部を他方の吸着塔に導き、前段階の乾燥工程で吸湿して吸湿能力の低下した吸着剤から湿分を脱着し、さらにこの湿分を吸着塔からパージして吸着剤の再生を行う。なお、この再生工程では、一般的に、得られた乾燥空気の約20%の量を大気に放出する。
この一方の吸着塔における圧縮空気の乾燥工程と、他方の吸着塔における吸着剤の再生工程は同時に並行して行われる。また、これらの乾燥工程と再生工程は二つの吸着塔の間で交互に行われる。例えば、所定時間経過ごとに両吸着塔に接続された切換え弁を切換える。これにより、乾燥空気を製品空気として連続的に所定の供給先に供給することができる。
このため、吸着剤を用いて圧力スウィング法によって空気から酸素を濃縮させる2塔式の装置にあっては、製品酸素富化ガスの酸素濃度を著しく速く規定濃度にするための運転開始及び運転停止操作を含む運転制御のうち、両方の吸着塔に必ず予め指定された大気圧以上の圧力をかけ、しかもこのうちの一方の吸着塔は再生工程が終わった状態で停止させ、再起動時には、必ず再生が終わった吸着塔から吸着工程が始まる酸素濃縮装置における開閉弁の制御方法が提案されている(特許文献1参照)。
その停止制御の一例では、二つの吸着塔を均圧状態にして停止させるため、停止スイッチ(遠隔スイッチ等を含む)による停止信号の入力を受けて、バルブ切換時から昇圧までの時間検出(遅延)を行い、装置を安全停止させている。
特に、比較的大型のヒートレスドライヤー装置においては、圧縮空気で駆動する空圧式の開閉バルブによって、吸入空気の制御やパージ空気の制御を行う。このため、その空圧式の開閉バルブを好適に制御して装置を停止させることを要するが、上記のように停止信号が入力され、安全停止プログラムで制御される場合には正常に停止できる。
具体的には、停電などの異常停止からの再開運転の場合において、電源再投入で予期しない吸気バルブの急激な切換えが起こることによって、圧縮空気の突入が発生し、吸着塔内部の部品が変形又は破損することがある。このように内部部品に損傷が発生すると、圧縮空気のリークなどが生じ、正常な運転状態に復帰できない。
なお、異常停止は、装置への供給電圧の異常低下、瞬停、数秒間停電、電磁波ノイズ等が発生する場合に起こる。また、異常停止は、人為的な原因でも発生する。機器管理者の運転スイッチ誤操作時には安全停止(完全停止動作)とはならず、同様の不具合が発生する。例えば、頻繁なスイッチ操作や急激なON-OFFがある。
本発明に係る圧縮気体成分調整方法の一形態によれば、吸着剤が充填された二つの吸着筒を交互に用いることで、圧縮気体の気体成分を調整し、気体成分が調整された調整気体を継続的に吐出させる圧縮気体成分調整方法であって、前記二つの吸着筒のうち一方へ圧縮気体を導いて該圧縮気体の所要成分が前記吸着剤に吸着されることで調整気体を吐出させる吸着工程と、該吸着工程によって調整された調整気体の一部を前工程で圧縮気体の所要成分を吸着した他方の吸着筒へ導いて吸着能力が低下した該他方の吸着筒に充填された前記吸着剤から前記所要成分を脱着パージさせるように排気させて該吸着剤を再生させる排気工程と、前記排気工程の前記排気を止めて前記吸着工程へ移行するまでに前記排気がなされたことで降下した前記他方の吸着筒内の圧力を昇圧させる昇圧工程と、予め設定された設定時間を基準とし、予め設定された設定圧力と前記吸着筒内の圧力を監視するように設けられた圧力センサーの検出圧力情報とを比較することで判断がなされて実行される工程であって、所要の条件に到達した時点で、前記吸着工程と、前記排気工程及び前記昇圧工程とにかかる切替操作を行う切替工程や、警報を発報する警報発報工程を含むことを特徴とする。
14はチェックバルブ(CKV(1))であり、吐出される調整気体(本形態例では乾燥空気)が逆流しないように装着されている。また、42はチェックバルブ(CKV(2))であり、二つの吸着筒10、20の下流部から制御用としてパイロットバルブ(PV1)及び二つのパイロットバルブ(PV2、PV3)へ供給される圧縮気体が、逆流しないように装着されている。また、図1において、AFと表記されているのはエアフィルタであり、IFがインレットフィルタ、OFがアウトレットフィルタである。また、図1において、SLCはサイレンサであり、エキゾーストバルブ(EXV)の排気口となっており、排気騒音を低減するように配されている。さらに、MSは、温湿度センサーである。
本形態例では、図2に示すように、制御装置50では、第1排気バルブ16又は第2排気バルブ26を閉じて第1吸着筒10内又は第2吸着筒20内を昇圧させる際の設定時間として、第1の昇圧設定時間(<a>秒)とその第1の昇圧設定時間(<a>秒)よりも長い時間の第2の昇圧設定時間(<c>秒)との2つが設定されている。
11 第1給気通路
12 第1給気バルブ
13 第1吐出通路
14 チェックバルブ(CKV(1))
15 第1排気通路
16 第1排気バルブ
17 第1排気バルブ開閉装置(パイロットバルブ(PV2))
20 第2吸着筒(B筒)第1排気バルブ
21 第2給気通路
22 第2給気バルブ
23 第2吐出通路
25 第2排気通路
26 第2排気バルブ
27 第2排気バルブ開閉装置(パイロットバルブ(PV3))
30 給気バルブ開閉手段(パイロットバルブ(PV1))
33 吸着筒間接続路
34 オリフィス
42 チェックバルブ(CKV(2))
45 第1圧力センサー
46 第2圧力センサー
50 制御装置
Claims (12)
- 吸着剤が充填された二つの吸着筒を交互に用いることで、圧縮気体の気体成分を調整し、気体成分が調整された調整気体を継続的に吐出させる圧縮気体成分調整方法であって、
前記二つの吸着筒のうち一方へ圧縮気体を導いて該圧縮気体の所要成分が前記吸着剤に吸着されることで調整気体を吐出させる吸着工程と、
該吸着工程によって調整された調整気体の一部を前工程で圧縮気体の所要成分を吸着した他方の吸着筒へ導いて吸着能力が低下した該他方の吸着筒に充填された前記吸着剤から前記所要成分を脱着パージさせるように排気させて該吸着剤を再生させる排気工程と、
前記排気工程の前記排気を止めて前記吸着工程へ移行するまでに前記排気がなされたことで降下した前記他方の吸着筒内の圧力を昇圧させる昇圧工程と、
予め設定された設定時間を基準とし、予め設定された設定圧力と前記吸着筒内の圧力を監視するように設けられた圧力センサーの検出圧力情報とを比較することで判断がなされて実行される工程であって、所要の条件に到達した時点で、前記吸着工程と、前記排気工程及び前記昇圧工程とにかかる切替操作を行う切替工程や、警報を発報する警報発報工程を含むことを特徴とする圧縮気体成分調整方法。 - 前記昇圧工程について予め設定された昇圧設定時間を基準とし、予め設定された昇圧設定圧力と前記吸着筒内の圧力を監視するように設けられた圧力センサーの検出圧力情報とを比較することで判断がなされて、所要の条件に到達した時点で前記昇圧工程から前記吸着工程へ移行するように、前記吸着工程と、前記排気工程及び前記昇圧工程とにかかる切替操作を行う切替工程を含むことを特徴とする請求項1記載の圧縮気体成分調整方法。
- 前記昇圧設定時間として第1の昇圧設定時間と該第1の昇圧設定時間よりも長い時間の第2の昇圧設定時間との2つが設定され、前記第1の昇圧設定時間までに前記昇圧設定圧力に到達したことが前記圧力センサーの検出圧力情報によって検知された場合には、前記第1の昇圧設定時間になった時点で前記切替工程が行われ、前記第1の昇圧設定時間から前記第2の昇圧設定時間までに前記昇圧設定圧力に到達したことが前記圧力センサーの検出圧力情報によって検知された場合には、その検知された時点で前記切替工程が行われ、前記第2の昇圧設定時間までに前記昇圧設定圧力に到達したことが圧力センサーの検出圧力情報によって検知されない場合には、前記第2の昇圧設定時間になった時点で強制的に前記切替工程が行われることを特徴とする請求項2記載の圧縮気体成分調整方法。
- 前記第2の昇圧設定時間内に前記昇圧設定圧力まで昇圧できずに前記切替工程を複数回連続で行った場合は、異常と判断して警報を発報する警報発報工程が行われることを特徴とする請求項3記載の圧縮気体成分調整方法。
- 前記切替工程毎に前記昇圧工程にかかる昇圧時間を記憶し、前記圧力センサーの故障時には、記憶していた過去の前記昇圧時間に基づく切替時間によって前記切替工程を行うことを特徴とする請求項2~4のいずれかに記載の圧縮気体成分調整方法。
- 前記吸着工程の後の前記排気工程が始まった時点から、吸着筒内の圧力が予め設定された降圧設定圧力まで降下する時間として予め設定された降圧設定時間を経過しても、前記降圧設定圧力と前記吸着筒内の圧力を監視するように設けられた圧力センサーの検出圧力情報とを比較することで、前記吸着筒内の圧力が前記降圧設定圧力まで下がらなかったことを検知した場合に警報を発報する警報発報工程とを含むことを特徴とする請求項1~5のいずれかに圧縮気体成分調整方法。
- 吸着剤が充填された二つの吸着筒を交互に用いることで、圧縮気体の気体成分を調整し、気体成分が調整された調整気体を継続的に吐出させる圧縮気体成分調整方法であって、
前記二つの吸着筒のうち一方へ圧縮気体を導いて該圧縮気体の所要成分が前記吸着剤に吸着されることで調整気体を吐出させる吸着工程と、
該吸着工程によって調整された調整気体の一部を前工程で圧縮気体の所要成分を吸着した他方の吸着筒へ導いて吸着能力が低下した該他方の吸着筒に充填された前記吸着剤から前記所要成分を脱着パージさせるように排気させて該吸着剤を再生させる排気工程と、
前記排気工程の前記排気を止めて前記吸着工程へ移行するまでに前記排気がなされたことで降下した前記吸着筒内の圧力を昇圧させる昇圧工程とを含み、
前記吸着筒内の圧力を圧力センサーによって経時的に検出することで、過去の前記昇圧工程における昇圧時間に対する昇圧した圧力の比として規定される圧力上昇の勾配の傾向を記憶・学習し、学習した過去の圧力上昇の勾配の傾向と、前記圧力センサーによって経時的に検出した前記吸着筒内の実際の圧力上昇の勾配の傾向とを比較し、前記過去の圧力上昇の勾配の傾向から外れる場合に異常と判断して警報を発報する圧力上昇にかかる警報発報工程と、
前記吸着筒内の圧力を圧力センサーによって経時的に検出することで、過去の前記排気工程における前記排気を開始して前記吸着筒内の圧力が降下する際の降圧時間に対する降下した圧力の比として規定される圧力降下の勾配の傾向を記憶・学習し、学習した過去の圧力降下の勾配の傾向と、前記圧力センサーによって経時的に検出した前記吸着筒内の実際の圧力降下の勾配の傾向とを比較し、前記過去の圧力降下の勾配の傾向から外れる場合に異常と判断して警報を発報する圧力降下にかかる警報発報工程と、
前記吸着筒内の圧力を圧力センサーによって経時的に検出することで、過去の前記吸着工程における前記吸着筒内の圧力の変動の傾向を記憶・学習し、学習した過去の圧力の変動の傾向と、前記圧力センサーによって経時的に検出した前記吸着筒内の実際の圧力の変動の傾向とを比較し、前記過去の圧力の変動の傾向から外れる場合に異常と判断して警報を発報する圧力の変動にかかる警報発報工程とのうち少なくとも一つの警報発報工程を含むことを特徴とする圧縮気体成分調整方法。 - 吸着剤が充填された二つの吸着筒を交互に用いることで、圧縮気体の気体成分を調整し、気体成分が調整された調整気体を継続的に吐出させる圧縮気体成分調整装置であって、
導入された圧縮気体の所要成分を吸着する吸着剤が充填された第1吸着筒及び第2吸着筒と、
前記第1吸着筒に圧縮気体を導く第1給気通路、及び前記第2吸着筒に圧縮気体を導く第2給気通路と、
前記第1吸着筒から調整気体を吐出させる第1吐出通路、及び前記第2吸着筒から調整気体を吐出させる第2吐出通路と、
前記第1吸着筒と前記第2吸着筒を連通する吸着筒間接続路と、
前記第2吸着筒で調整された調整気体の一部が前記吸着筒間接続路を介して前記第1吸着筒に導かれて吸着剤から所要成分を脱着パージして該吸着剤を再生させるように排気させる第1排気通路、及び前記第1吸着筒で調整された調整気体の一部が前記吸着筒間接続路を介して前記第2吸着筒に導かれて吸着剤から所要成分を脱着パージして該吸着剤を再生させるように排気させる第2排気通路と、
前記第1給気通路を開閉する第1給気バルブ、及び前記第2給気通路を開閉する第2給気バルブと、
前記第1給気バルブ及び前記第2給気バルブの開閉切り替えを行うように作動する給気バルブ開閉手段と、
前記第1排気通路を開閉する第1排気バルブ、及び前記第2排気通路を開閉する第2排気バルブと、
前記第1排気バルブ及び前記第2排気バルブの開閉切り替えを行うように作動する排気バルブ開閉手段と、
前記第1吸着筒内の圧力を監視する第1圧力センサー、及び前記第2吸着筒内の圧力を監視する第2圧力センサーと、
前記第1圧力センサー及び/又は前記第2圧力センサーで得られた検出圧力情報が入力され、予め設定された設定時間を基準とし、前記検出圧力情報と予め設定された設定圧力とを比較することで判断し、所要の条件に到達した時点で、前記給気バルブ開閉手段と前記排気バルブ開閉手段とを作動させて給気及び排気にかかる切り替えを行うように制御信号や、警告信号を出力する制御装置とを備えることを特徴とする圧縮気体成分調整装置。 - 前記第1排気バルブ又は前記第2排気バルブを閉じて前記第1吸着筒内又は前記第2吸着筒内を昇圧させる際の前記設定時間として、第1の昇圧設定時間と該第1の昇圧設定時間よりも長い時間の第2の昇圧設定時間との2つが設定され、前記第1の昇圧設定時間までに設定圧力に到達したことが前記第1圧力センサー及び/又は前記第2圧力センサーの検出圧力情報によって検知された場合には、前記第1の昇圧設定時間になった時点で前記給気バルブ開閉手段及び前記排気バルブ開閉手段を作動させて給気及び排気にかかる切り替えを行うように制御信号を出力し、前記第1の昇圧設定時間から前記第2の昇圧設定時間までに前記設定圧力に到達したことが前記第1圧力センサー及び/又は前記第2圧力センサーの検出圧力情報によって検知された場合には、その検知された時点で前記給気バルブ開閉手段及び前記排気バルブ開閉手段を作動させて給気及び排気にかかる切り替えを行うように制御信号を出力し、前記第2の昇圧設定時間までに設定圧力に到達したことが前記第1圧力センサー及び/又は前記第2圧力センサーの検出圧力情報によって検知されない場合には、前記第2の昇圧設定時間になった時点で強制的に前記給気バルブ開閉手段及び前記排気バルブ開閉手段を作動させて給気及び排気にかかる切り替えを行うように制御信号を出力するように設けられた前記制御装置を備えることを特徴とする請求項8記載の圧縮気体成分調整装置。
- 前記第1排気バルブ又は前記第2排気バルブを開いて前記排気を開始した時点から、前記第1吸着筒内又は前記第2吸着筒内の圧力が予め設定された降圧設定圧力まで降下する時間として予め設定された降圧設定時間を経過しても、前記降圧設定圧力と前記第1吸着筒内又は前記第2吸着筒内の圧力を監視するように設けられた前記第1圧力センサー又は前記第2圧力センサーの検出圧力情報とを比較することで、前記第1吸着筒内又は前記第2吸着筒内の圧力が前記降圧設定圧力の値まで下がらなかった場合に警報を発報するための警報信号を出力するように設けられた前記制御装置を備えることを特徴とする請求項8又は9記載の圧縮気体成分調整装置。
- 吸着剤が充填された二つの吸着筒を交互に用いることで、圧縮気体の気体成分を調整し、気体成分が調整された調整気体を継続的に吐出させる圧縮気体成分調整装置であって、
導入された圧縮気体の所要成分を吸着する吸着剤が充填された第1吸着筒及び第2吸着筒と、
前記第1吸着筒に圧縮気体を導く第1給気通路、及び前記第2吸着筒に圧縮気体を導く第2給気通路と、
前記第1吸着筒から調整気体を吐出させる第1吐出通路、及び前記第2吸着筒から調整気体を吐出させる第2吐出通路と、
前記第1吸着筒と前記第2吸着筒を連通する吸着筒間接続路と、
前記第2吸着筒で調整された調整気体の一部が前記吸着筒間接続路を介して前記第1吸着筒に導かれて吸着剤から所要成分を脱着パージして該吸着剤を再生させるように排気させる第1排気通路、及び前記第1吸着筒で調整された調整気体の一部が前記吸着筒間接続路を介して前記第2吸着筒に導かれて吸着剤から所要成分を脱着パージして該吸着剤を再生させるように排気させる第2排気通路と、
前記第1給気通路を開閉する第1給気バルブ、及び前記第2給気通路を開閉する第2給気バルブと、
前記第1給気バルブ及び前記第2給気バルブの開閉切り替えを行うように作動する給気バルブ開閉手段と、
前記第1排気通路を開閉する第1排気バルブ、及び前記第2排気通路を開閉する第2排気バルブと、
前記第1排気バルブ及び前記第2排気バルブの開閉切り替えを行うように作動する排気バルブ開閉手段と、
前記第1吸着筒内の圧力を監視する第1圧力センサー、及び前記第2吸着筒内の圧力を監視する第2圧力センサーと、
前記第1吸着筒内及び前記第2吸着筒内の圧力を前記第1圧力センサー及び前記第2圧力センサーによって経時的に検出することで、前記第1排気バルブ又は前記第2排気バルブを閉じて前記第1吸着筒内又は前記第2吸着筒内を昇圧させる過去の昇圧工程における昇圧時間に対する昇圧した圧力の比として規定される圧力上昇の勾配の傾向と、前記第1排気バルブ又は前記第2排気バルブを開いて前記第1吸着筒内又は前記第2吸着筒内を降圧させる過去の排気工程における降圧時間に対する降下した圧力の比として規定される圧力降下の勾配の傾向と、過去の前記第1吸着筒又は前記第2吸着筒による吸着工程における前記第1吸着筒内又は前記第2吸着筒内の圧力の変動の傾向との各傾向のうちの少なくとも一つについて、記憶・学習し、学習した過去の傾向と、前記第1圧力センサー及び前記第2圧力センサーによって経時的に検出した前記第1吸着筒内及び前記第2吸着筒内の実際の圧力の傾向とを比較し、前記過去の傾向から外れる場合に異常と判断して警報を発報する記憶・学習機能が設けられた警告信号出力手段とを備えることを特徴とする圧縮気体成分調整装置。 - 前記制御装置と、
前記第1吸着筒内及び前記第2吸着筒内の圧力を前記第1圧力センサー及び前記第2圧力センサーによって経時的に検出することで、前記第1排気バルブ又は前記第2排気バルブを閉じて前記第1吸着筒内又は前記第2吸着筒内を昇圧させる過去の昇圧工程における昇圧時間に対する昇圧した圧力の比として規定される圧力上昇の勾配の傾向と、前記第1排気バルブ又は前記第2排気バルブを開いて前記第1吸着筒内又は前記第2吸着筒内を降圧させる過去の排気工程における降圧時間に対する降下した圧力の比として規定される圧力降下の勾配の傾向と、過去の前記第1吸着筒又は前記第2吸着筒による吸着工程における前記第1吸着筒内又は前記第2吸着筒内の圧力の変動の傾向との各傾向のうちの少なくとも一つについて、記憶・学習し、学習した過去の傾向と、前記第1圧力センサー及び前記第2圧力センサーによって経時的に検出した前記第1吸着筒内及び前記第2吸着筒内の実際の圧力の傾向とを比較し、前記過去の傾向から外れる場合に異常と判断して警報を発報する記憶・学習機能が設けられた警告信号出力手段とを備え、
前記制御装置を構成する情報処理装置が、記憶・学習機能が設けられた警告信号出力手段を構成する情報処理装置を兼ねることを特徴とする請求項8~10のいずれかに記載の圧縮気体成分調整装置。
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