JP2023036229A - 部品供給フィーダ、それを備える部品実装機、及び基板の製造方法。 - Google Patents
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Abstract
【課題】カバーテープに作用する張力を調整する技術を開示する。【解決手段】部品供給フィーダは、複数の電子部品を収容するテープのカバーテープを巻き取る巻取リールと、前記巻取リールの回転数の設定値を変更可能である制御部と、を備えている。部品実装機は、前記部品供給フィーダと、前記部品供給フィーダが着脱可能に取り付けられ、前記部品供給フィーダから供給される前記電子部品を前記基板に実装する前記部品実装機本体と、を備えている。【選択図】図6
Description
本明細書に開示する技術は、部品供給フィーダ、それを備える部品実装機、及び基板の製造方法に関する。
特許文献1には、部品供給フィーダが開示されている。部品供給フィーダは、ベーステープとカバーテープとの間に複数の電子部品が収容されているテープに対して使用されている。部品供給フィーダでは、電子部品を供給位置まで送り出す際に、カバーテープがベーステープから剥離される。剥離されたカバーテープは、ローラにより送り出されることにより、テープ回収ボックスに回収される。
剥離されたカバーテープをテープ回収ボックスに回収する構成では、テープ回収ボックスを設置する必要があるために、その分だけ部品実装機が大型化してしまう。このため、剥離されたカバーテープを巻取リールに巻き取る構成を有する部品供給フィーダの開発が進められている。巻取リールが使用される構成では、カバーテープが巻取リールに巻き取られた量に応じて、巻き取られた最外層のカバーテープの直径が変化する。このため、一定の回転数で巻取リールが回転していると、巻き取られた最外層のカバーテープの直径に応じて、カバーテープの巻取速度が変化する。これにより、カバーテープに作用する張力が変化してしまう。
本明細書は、カバーテープに作用する張力を調整する技術を開示する。
本明細書に開示する部品供給フィーダは、複数の電子部品を収容するテープのカバーテープを巻き取る巻取リールと、巻取リールの回転数の設定値を変更可能である制御部と、を備えている。
上記の構成によれば、制御部が巻取リールの回転数の設定値を変更することにより、巻取リールに巻き取られるカバーテープの巻取速度が調整される。これにより、カバーテープに作用する張力を調整することができる。
本明細書に開示する部品実装機は、上記の部品供給フィーダと、部品供給フィーダが着脱可能に取り付けられ、部品供給フィーダから供給される電子部品を基板に実装する部品実装機本体と、を備えている。
上記の部品実装機は、上記の部品供給フィーダを備えている。このため、上記の部品供給フィーダと同様の作用効果を奏することができる。
本明細書に開示する基板の製造方法は、複数の電子部品を収容するテープのカバーテープを巻取リールに巻き取りながら電子部品を基板に実装する。製造方法は、電子部品を供給位置に向けて送る送り工程と、巻取リールを設定された回転数で回転させて、巻取リールにテープのカバーテープを巻き取らせる巻取工程と、巻取リールの回転数の設定値を変更する設定値変更工程と、を備えている。
上記の構成によれば、基板を製造する際に、巻取リールの回転数の設定値が変更されることにより、巻取リールに巻き取られるカバーテープの巻取速度が調整される。これにより、カバーテープに作用する張力を調整することができる。
(実施例)
実施例に係る部品実装機10について説明する。部品実装機10は、基板2に電子部品4を実装する装置である。部品実装機10は、電子部品装着装置やチップマウンタとも呼ばれる。通常、部品実装機10は、はんだ印刷機と基板検査機といった他の基板作業機とともに併設され、一連の実装ラインを構成する。
実施例に係る部品実装機10について説明する。部品実装機10は、基板2に電子部品4を実装する装置である。部品実装機10は、電子部品装着装置やチップマウンタとも呼ばれる。通常、部品実装機10は、はんだ印刷機と基板検査機といった他の基板作業機とともに併設され、一連の実装ラインを構成する。
図1および図2に示すように、部品実装機10は、複数の部品供給フィーダ30と、フィーダ保持部14と、ヘッド16と、ヘッド移動装置18と、基板コンベア20と、タッチパネル24と、制御装置26と、を備えている。複数の部品供給フィーダ30のそれぞれは、複数の電子部品4を収容している。部品供給フィーダ30は、フィーダ保持部14に着脱可能に取り付けられ、ヘッド16に電子部品4を供給する。なお、部品供給フィーダ30の具体的な構成については、後に詳述する。
フィーダ保持部14は、複数のスロットを備えている。複数のスロットのそれぞれには部品供給フィーダ30が着脱可能に取り付けられる。フィーダ保持部14は、部品実装機10に固定されていてもよく、部品実装機10に対して着脱可能であってもよい。ヘッド16は、吸着ノズル6を着脱可能に保持し、吸着ノズル6を用いて部品供給フィーダ30が供給する電子部品4を吸着し、当該電子部品4を基板2に実装する。このとき、ヘッド移動装置18が、部品供給フィーダ30と基板2に対して、ヘッド16を移動させる。これにより、複数の部品供給フィーダ30のうち特定の部品供給フィーダ30から電子部品4が吸着され、基板2の予め定められた位置に電子部品4が実装される。基板コンベア20は、基板2の搬入と、支持と、搬出を行う。タッチパネル24は、作業者に部品実装機10の各種の情報を提供する表示装置であるとともに、作業者からの指示や情報を受け付ける入力装置である。制御装置26は、CPUと記憶装置を備えるコンピュータを用いて構成されている。制御装置26は、管理装置8から送信される生産プログラムに基づいて、部品実装機10の各部の動作を制御する。
図3から図5を参照して、部品供給フィーダ30の構成について説明する。図3に示すように、部品供給フィーダ30は、ハウジング32と、リール支持部34と、テープ送り機構48と、張力調整機構50と、巻取部62と、検出機構70と、制御部76(図5参照)と、を備えている。
リール支持部34は、円筒形状を有する。リール支持部34の一端は、ハウジング32に取り付けられている。
リール支持部34には、テープユニット36が着脱可能に取り付けられる。これにより、テープユニット36は、部品供給フィーダ30に対して交換可能となっている。テープユニット36は、リール38と、リール38に巻きつけられた長尺のテープ40と、を備えている。リール38は、中央に開口部38aを有している。開口部38aは、リール支持部34の直径よりも僅かに大きい。開口部38aにリール支持部34を挿入して係合させることにより、リール38は、リール支持部34(即ち、部品供給フィーダ30)に取り付けられる。
テープ40は、ベーステープ42と、ベーステープ42に張り付けられたカバーテープ44と、ベーステープ42とカバーテープ44との間に収容されている複数の電子部品4(図2参照)と、を備えている。複数の電子部品4は、テープ40の長手方向に関して、一定の間隔を有して配置されている。
テープ送り機構48は、図示省略の送りモータで間欠駆動されることにより、リール支持部34で支持されているテープユニット36のテープ40を、リール38から一定量ずつ送り出す。テープ送り機構48によるテープ40の1回の送り出し長さは、テープ40に収容された電子部品4(図2参照)の間隔に応じて設定される。以下では、テープ送り機構48が1回に送り出すテープ40の長さを、第1の長さとする。また、テープ送り機構48によるテープ40の1回の送り出し動作を、供給動作と呼ぶ。テープ40は、電子部品4がヘッド16(図1参照)を用いて吸着される位置(以下、供給位置Aと呼ぶ。図1参照)に向けて送り出される。この際、カバーテープ44は、供給位置Aよりもリール38側にある剥離位置Bで、ベーステープ42から剥離される。カバーテープ44が剥離されると、電子部品4(図2参照)は、ベーステープ42の表面に露出し、供給位置Aでヘッド16(詳細には、ヘッド16のノズル)によりベーステープ42から吸着される。カバーテープ44は、ベーステープ42が供給位置Aに向かって移動する方向(図3では、+Y方向)と反対の方向(図3では、-Y方向)に剥離される。ベーステープ42から剥離されたカバーテープ44は、張力調整機構50に向かって送られる。
張力調整機構50は、ベース部材52と、第1ガイドローラ54と、第2ガイドローラ56と、付勢部材58と、を備えている。ベース部材52の一端(第1ガイドローラ54側の端部)は、ハウジング32に回動可能に支持されており、ベース部材52の他端(第2ガイドローラ56側の端部)は、自由端となっている。このため、ベース部材52は、ベース部材52の一端を中心に回動する。ベース部材52は、図3に示す第1位置と図4に示す第2位置との間を回動(移動)する。
第1ガイドローラ54は、ベース部材52の一端に回転可能に支持されている。第2ガイドローラ56は、ベース部材52の他端近傍に回転可能に支持されている。ベーステープ42から剥離されたカバーテープ44は、回転する第1ガイドローラ54上と、回転する第2ガイドローラ56上を案内されて走行する。
付勢部材58は、例えば、捩りばねである。付勢部材58の一端は、ハウジング32に固定されており、付勢部材58の他端は、ベース部材52の他端に取り付けられている。なお、付勢部材58の他端がベース部材52に取り付けられる位置は特に限定されず、例えば、付勢部材58の他端は、ベース部材52の一端と他端との間の中央に取り付けられてもよい。付勢部材58は、ベース部材52を第2位置(図4に示す位置)から第1位置(図3に示す位置)に向けて付勢する。このため、ベース部材52は、通常、第1位置に位置している。ベース部材52が第1位置に位置している場合、剥離されたカバーテープ44には、張力が作用していない。剥離されたカバーテープ44に作用する張力が大きくなるにつれて、ベース部材52は、第1位置から第2位置(図4参照)に向かう第1方向に回動(移動)する。図4に示すように、剥離されたカバーテープ44に作用する張力が基準張力以上となるとき、ベース部材52は、第2位置に位置する。なお、付勢部材58としては、ベース部材52の一端の回動軸に取り付けられ、ベース部材52が第2位置から第1位置に向かう方向のトルク(図3において時計回り方向のトルク)をベース部材52に付与するトーションばねを用いてもよい。
巻取部62は、ハウジング32に回転可能に取り付けられている。また、巻取部62は、巻取モータ64(図5参照)が回転することにより回転する。巻取部62には、巻取リール66が着脱可能に取り付けられる。巻取リール66は、中央に開口部66aを有している。開口部66aは、巻取部62の直径よりも僅かに大きい。開口部66aに巻取部62を挿入して係合させることにより、巻取リール66は、巻取部62に取り付けられる。巻取リール66が巻取部62に取り付けられた状態で、巻取リール66は、巻取部62とともに回転する。巻取リール66は、回転することにより、第2ガイドローラ56を通過したカバーテープ44を巻き取る。
検出機構70は、カバーテープ44が剥離位置Bから巻取リール66まで巻き取られる巻取経路において、第2ガイドローラ56と巻取リール66との間に配置されている。検出機構70は、非接触式の検出センサであり、例えば、発光部と受光部を備える光センサである。変形例では、検出機構70は、接触式の検出センサであり、例えば、押し込み式のセンサであってもよい。
検出機構70は、ベース部材52が第2位置に位置しているか否かを検出する。具体的には、検出機構70の受光部は、ベース部材52が第2位置に位置しているときに、検出機構70の発光部から発生した光の光路がベース部材52により遮られる位置に配置されている。ベース部材52が第2位置に位置しているとき、検出機構70の受光部は、検出機構70の発光部から発生した光を検出しない。検出機構70は、ベース部材52が第2位置に位置していること、すなわち、巻取経路を通過するカバーテープ44に作用する張力が基準張力以上であることを検出する。ベース部材52が第2位置からずれると、すなわち、ベース部材52が第2位置から第1位置(図3参照)に向かって回動(移動)すると、検出機構70の受光部は、検出機構70の発光部から発生した光を検出する。検出機構70は、ベース部材52が第2位置に位置していないことを検出する。すなわち、検出機構70は、巻取経路を通過するカバーテープ44に作用する張力が基準張力以上であることを検出しなくなる。以下では、検出機構70の受光部が検出機構70の発光部から発生した光を検出しない状態を、検出機構70がオン状態であると呼び、検出機構70の受光部が検出機構70の発光部から発生した光を検出する状態を、検出機構70がオフ状態であると呼ぶ。
図5に示すように、制御部76は、テープ送り機構48と、巻取モータ64と、検出機構70のそれぞれに電気的に接続している。制御部76は、テープ送り機構48(送りモータ)と巻取モータ64のそれぞれを制御する。また、制御部76は、検出機構70のオン状態とオフ状態を検出する。
次に、制御部76が実行する動作について説明する。制御部76は、上述した供給動作を繰り返し実行するとともに、供給動作と連動して巻取動作を繰り返し実行する。具体的には、供給動作において、制御部76は、設定された回転数でテープ送り機構48を制御する。1回の供給動作において、テープ40は、リール38から供給位置A(図1参照)に向かって第1の長さだけ送り出される。その後、電子部品4は、供給位置Aでヘッド16によりベーステープ42から吸着されて、基板2に実装される。また、1回の巻取動作において、制御部76は、巻取モータ64を制御して、設定された回転数で巻取部62を回転させる。巻取部62の回転に連動して巻取リール66が回転することにより、巻取経路を通過するカバーテープ44が巻取リール66に巻き取られる。
通常、巻取リール66に巻き取られるカバーテープ44の巻取速度は、テープ送り機構48から送り出されるテープ40の送り出し速度よりも早い速度に設定されるため、巻取経路を通過するカバーテープ44は弛むことがない。すなわち、巻取経路を通過するカバーテープ44には張力が発生し、カバーテープ44が巻取リール66に緩みなく巻き取られる。カバーテープ44の巻取速度はカバーテープ44に確実に張力が発生するような巻取速度に設定されるため、1回の巻取動作が開始されると、カバーテープ44に作用する張力は、徐々に大きくなり、基準張力以上となる。すなわち、検出機構70がオフ状態からオン状態となる。
検出機構70がオン状態となると、制御部76は、巻取モータ64の一時停止動作を実行する。具体的には、制御部76は、巻取モータ64の回転を停止させて、巻取リール66の回転を停止させる。これにより、巻取リール66へのカバーテープ44の巻取が一時的に停止する。一方、制御部76は、巻取モータ64の一時停止動作を実行しても、供給動作を実行している。供給動作の実行に伴い、テープ40がリール38から供給位置Aに向かって送り出されているため、カバーテープ44が剥離位置Bでベーステープ42から剥離され続けている。これにより、カバーテープ44に作用する張力が徐々に小さくなる。このため、ベース部材52が第2位置から第1位置に向かって回動(移動)する。カバーテープ44に作用する張力が基準張力よりも小さくなると、ベース部材52が第2位置に位置しないため、検出機構70がオン状態からオフ状態となる。検出機構70がオフ状態となると、制御部76は、巻取モータ64の回転を再開し、巻取リール66へのカバーテープ44の巻取を再開する。
巻取動作が繰り返し実行されると、巻取リール66に巻き取られたカバーテープ44の最外層の直径が大きくなる。巻取リール66を一定の回転数で回転させ続けると、巻取リール66に巻き取られたカバーテープ44の最外層の直径が大きくなるにつれて、カバーテープ44を巻き取る巻取速度が増加する。一方、リール38に巻き付けられたテープ40は、テープ送り機構48により一定の速度で送り出されている。巻取リール66に巻き取られたカバーテープ44の最外層の直径が大きくなるにつれて、カバーテープ44の巻取速度とテープ40の送り出し速度との速度差が大きくなる。これにより、1回の巻取動作においてカバーテープ44に作用する張力が基準張力以上となる回数(頻度)が多くなり、張力調整機構50に加わる負荷が大きくなる。制御部76は、張力調整機構50に加わる負荷を小さくするため、設定値変更動作を実行する。
図6を参照して、設定値変更動作について説明する。S2では、制御部76は、検出機構70がオン状態であるか否かを判断する。制御部76は、検出機構70がオン状態でない(検出機構70がオフ状態である)と判断する場合(S2でNO)、S2の監視を続ける。この場合、巻取経路を通過するカバーテープ44に作用する張力は、基準張力よりも小さい。また、巻取リール66にカバーテープ44を巻き取る巻取動作は継続して行われる。なお、基準張力は、制御部76に予め記憶されている。一方、制御部76は、検出機構70がオン状態であると判断する場合(S2でYES)、S4に進む。この場合、巻取経路を通過するカバーテープ44に作用する張力は、基準張力以上である。
S4では、制御部76は、一時停止動作を実行して、巻取モータ64の回転を一時停止させる。この場合、巻取リール66の回転が一時停止する。これにより、巻取リール66へのカバーテープ44の巻取が一時停止する。
S6では、制御部76は、検出回数が基準回数以上であるか否かを判断する。ここで、検出回数とは、1回の供給動作(すなわち、1回の巻取動作)が実行されている間に、カバーテープ44に作用する張力が基準張力以上であることを検出機構70が検出した回数である。本実施例では、1回の供給動作が実行されている間に、カバーテープ44に作用する張力が基準張力以上であることを検出機構70が検出した回数は、1回の供給動作が実行されている間に、制御部76が一時停止動作を実行した回数に等しい。制御部76は、1回の供給動作が実行されている間、制御部76が一時停止動作を実行した回数を積算して、記憶している。また、制御部76は、1回の供給動作を終えると、記憶していた検出回数をゼロに変更する。基準回数は、制御部76に予め記憶されており、例えば、2回である。制御部76は、検出回数が基準回数以上ではない(検出回数が基準回数よりも少ない)と判断する場合(S6でNO)、S8に進む。一方、制御部76は、検出回数が基準回数以上であると判断する場合(S6でYES)、S12に進む。
まず、S8について説明する。S8では、制御部76は、検出機構70がオフ状態であるか否かを判断する。制御部76は、検出機構70がオフ状態ではない(検出機構70がオン状態である)と判断する場合(S8でNO)、S8の監視を続ける。この場合、リール38からテープ40を供給する供給動作は継続されるため、巻取経路を通過するカバーテープ44に作用する張力は、徐々に低下するが、基準張力以上を維持している。一方、制御部76は、検出機構70がオフ状態であると判断する場合(S8でYES)、S10に進む。この場合、巻取経路を通過するカバーテープ44に作用する張力は、基準張力よりも小さくなっている。
S10では、制御部76は、巻取動作を再開して、巻取モータ64の回転を再開させる。この場合、巻取リール66の回転が再開する。これにより、巻取リール66へのカバーテープ44の巻取が再開する。
次に、S12について説明する。S12では、制御部76は、巻取モータ64の回転数の設定値、すなわち、巻取リール66の回転数の設定値を変更する。
具体的には、まず、制御部76は、検出回数と、巻取リール66の回転数の設定値と、直径推定テーブルと、を使用して、巻取リール66に巻き取られたカバーテープ44の最外層の直径を推定する。直径推定テーブルは、検出回数および巻取リール66の回転数の設定値と、巻取リール66に巻き取られたカバーテープ44の最外層の直径との関係を示すデータを記憶している。直径推定テーブルでは、検出回数が大きいほど、また、巻取リール66の回転数の設定値が小さいほど、カバーテープ44の最外層の直径が大きい。直径推定テーブルは、予め実験等により特定されている。直径推定テーブルは、制御部76に予め記憶されている。
次に、制御部76は、推定したカバーテープ44の最外層の直径と、回転数テーブルと、を使用して、巻取リール66の回転数の変更値を算出する。回転数テーブルは、カバーテープ44の最外層の直径と巻取リール66の回転数の変更値との関係を示すデータを記憶している。回転数テーブルでは、カバーテープ44の最外層の直径が大きいほど、巻取リール66の回転数の変更値は小さい。回転数テーブルは、予め実験等により特定されている。回転数テーブルは、制御部76に予め記憶されている。
最後に、制御部76は、巻取リール66の回転数の設定値を、算出した巻取リール66の回転数の変更値に変更する。例えば、変更前の巻取リール66の回転数の設定値を第1設定値とし、変更後の巻取リール66の回転数の設定値を第2設定値とした場合、第2設定値は、第1設定値よりも小さく、ゼロよりも大きい。制御部76は、巻取リール66の回転数の設定値を変更した後、S14に進む。なお、制御部76は、巻取リール66の回転数の設定値を変更すると、検出機構70による検出回数(積算した検出回数)をゼロに変更(リセット)する。
S14では、制御部76は、検出機構70がオフ状態であるか否かを判断する。制御部76は、検出機構70がオフ状態ではない(検出機構70がオン状態である)と判断する場合(S14でNO)、S14の監視を続ける。一方、制御部76は、検出機構70がオフ状態であると判断する場合(S14でYES)、S16に進む。
S16では、制御部76は、巻取動作を再開する。例えば、変更前の巻取リール66の回転数が第1設定値である場合、制御部76は、巻取リール66の回転数が第2設定値となるように、巻取モータ64の回転を再開させる。巻取リール66の回転数が第2設定値である状態で、巻取リール66へのカバーテープ44の巻取が再開する。第2設定値が第1設定値よりも小さいため、巻取リール66の回転数が第1設定値である場合と比較して、巻取リール66へのカバーテープ44の巻取速度が低下する。これにより、カバーテープ44に作用する張力の増加速度が抑制される。この結果、検出回数が少なくなり、張力調整機構50に加わる負荷が低減する。
本実施例の部品供給フィーダ30は、複数の電子部品4を収容するテープ40のカバーテープ44を巻き取る巻取リール66と、巻取リール66の回転数の設定値を変更可能である制御部76と、を備えている。この構成によれば、制御部76が巻取リール66の回転数の設定値を変更することにより、巻取リール66に巻き取られるカバーテープ44の巻取速度が調整される。これにより、カバーテープ44に作用する張力を調整することができる。
巻取リール66によりカバーテープ44を巻き取る際に、上記の設定値変更動作が実行されるため、巻取リール66の回転数が段階的に低下する。この構成によれば、部品供給フィーダ30の構成が複雑となることを抑制しつつ、カバーテープ44に作用する張力を調整することができる。
(対応関係)
リール支持部34が、「取付部」の一例である。フィーダ保持部14と、ヘッド16と、ヘッド移動装置18と、基板コンベア20と、タッチパネル24と、制御装置26からなる構成が、「部品実装機本体」の一例である。
リール支持部34が、「取付部」の一例である。フィーダ保持部14と、ヘッド16と、ヘッド移動装置18と、基板コンベア20と、タッチパネル24と、制御装置26からなる構成が、「部品実装機本体」の一例である。
(変形例1)
本実施例のS12では、制御部76は、巻取リール66の回転数の変更値を算出するに当たり、カバーテープ44の最外層の直径を推定した。変形例では、制御部76は、カバーテープ44の最外層の直径を推定することなく、巻取リール66の回転数の変更値を算出してもよい。具体的には、検出回数が基準回数以上となると、制御部76は、巻取リール66の回転数の設定値と、設定値変更テーブルと、を使用して、巻取リール66の回転数の変更値を算出する。回転数変更テーブルは、巻取リール66の回転数の設定値と巻取リール66の回転数の設定値との関係を示すデータを記憶している。回転数変更テーブルでは、例えば、巻取リール66の回転数の設定値が第1設定値である場合、巻取リール66の回転数の変更値が第2設定値となっている。回転数変更テーブルは、予め実験等により特定されている。回転数変更テーブルは、制御部76に予め記憶されている。
本実施例のS12では、制御部76は、巻取リール66の回転数の変更値を算出するに当たり、カバーテープ44の最外層の直径を推定した。変形例では、制御部76は、カバーテープ44の最外層の直径を推定することなく、巻取リール66の回転数の変更値を算出してもよい。具体的には、検出回数が基準回数以上となると、制御部76は、巻取リール66の回転数の設定値と、設定値変更テーブルと、を使用して、巻取リール66の回転数の変更値を算出する。回転数変更テーブルは、巻取リール66の回転数の設定値と巻取リール66の回転数の設定値との関係を示すデータを記憶している。回転数変更テーブルでは、例えば、巻取リール66の回転数の設定値が第1設定値である場合、巻取リール66の回転数の変更値が第2設定値となっている。回転数変更テーブルは、予め実験等により特定されている。回転数変更テーブルは、制御部76に予め記憶されている。
(変形例2)
本実施例のS6では、制御部76は、1回の巻取動作における検出回数が基準回数以上であるか否かを判断している。変形例では、制御部76は、カバーテープ44に作用する張力が基準張力以上であることを検出機構70が単位時間当たりに検出した回数が、基準回数以上であるか否かを判断してもよい。この変形例では、制御部76は、検出機構70が単位時間あたりに検出した回数が基準回数よりも少ないと判断する場合、S8に進む。一方、制御部76は、検出機構70が単位時間あたりに検出した回数が基準回数以上であると判断する場合、S12に進む。また、さらなる変形例では、制御部76は、カバーテープ44に作用する張力が基準張力以上であることを検出機構70が検出する時間間隔が、基準間隔以下であるか否かを判断してもよい。制御部76は、時間間隔が基準間隔よりも長いと判断する場合、S8に進む。一方、制御部76は、時間間隔が基準間隔以下であると判断する場合、S12に進む。
本実施例のS6では、制御部76は、1回の巻取動作における検出回数が基準回数以上であるか否かを判断している。変形例では、制御部76は、カバーテープ44に作用する張力が基準張力以上であることを検出機構70が単位時間当たりに検出した回数が、基準回数以上であるか否かを判断してもよい。この変形例では、制御部76は、検出機構70が単位時間あたりに検出した回数が基準回数よりも少ないと判断する場合、S8に進む。一方、制御部76は、検出機構70が単位時間あたりに検出した回数が基準回数以上であると判断する場合、S12に進む。また、さらなる変形例では、制御部76は、カバーテープ44に作用する張力が基準張力以上であることを検出機構70が検出する時間間隔が、基準間隔以下であるか否かを判断してもよい。制御部76は、時間間隔が基準間隔よりも長いと判断する場合、S8に進む。一方、制御部76は、時間間隔が基準間隔以下であると判断する場合、S12に進む。
以下に、実施例の主要な効果を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組合せに限定されるものではない。
本開示の一態様によれば、カバーテープに作用する張力の検出結果に基づいて、一時停止動作が実行されて、巻取リールの回転が一時的に停止する。さらに、カバーテープに作用する張力の検出結果に基づいて実行される一時停止動作の実行状況に応じて、巻取リールの回転数の設定値が変更される。これらにより、巻取リールに巻き取られるカバーテープの巻取速度がより適切に調整される。この結果、カバーテープに作用する張力をより適切に調整することができる。
本開示の一態様によれば、剥離されたカバーテープに作用する張力が基準張力以上であるか否かを検出することにより、一時停止動作と巻取動作を容易に切り替えることができる。
本開示の一態様によれば、張力調整機構の位置を検出する簡易な手段により、剥離されたカバーテープに作用する張力が基準張力以上であるか否かを検出することができる。
巻取リールに巻き取られたカバーテープの最外層の直径が小さい場合と大きい場合とでは、1回の供給動作の間に検出機構が検出する検出回数が異なることがある。本開示の一態様によれば、巻取リールに巻き取られたカバーテープの最外層の直径に応じて、巻取リールの回転数の設定値が変更される。これにより、巻取リールに巻き取られるカバーテープの巻取速度がより適切に調整される。この結果、カバーテープに作用する張力をより適切に調整することができる。
カバーテープが巻取リールに巻き取られるにつれて、巻き取られたカバーテープの最外層の直径が大きくなる。このため、巻取リールが一定の回転数で回転していると、巻取リールに巻き取られるカバーテープの巻取速度が増加し、カバーテープに作用する張力が大きくなる。カバーテープに作用する張力が大きくなると、1回の供給動作の間に検出機構が検出する検出回数が増加し易い。本開示の一態様によれば、検出回数が基準回数以上になると、巻取リールの回転数が低下する。これにより、巻取リールに巻き取られるカバーテープの巻取速度が低下し、カバーテープに作用する張力を小さくすることができる。
巻取リールに巻き取られているカバーテープの量に応じて、巻き取られたカバーテープの最外層の直径が変化する。本開示の一態様によれば、巻き取られたカバーテープの最外層の直径(推定値)に応じて、巻取リールの回転数の設定値が変更される。このため、巻き取られたカバーテープの最外層の直径が推定されない場合と比較して、巻取リールに巻き取られるカバーテープの巻取速度をより適切に調整することができる。この結果、カバーテープに作用する張力をより適切に調整することができる。
本開示の一態様によれば、カバーテープに作用する張力に基づいて、一時停止動作が実行されて、巻取リールの回転が一時的に停止する。さらに、カバーテープに作用する張力に基づいて実行される一時停止動作の実行状況に応じて、巻取リールの回転数の設定値が変更される。これらにより、巻取リールに巻き取られるカバーテープの巻取速度が適切に調整される。この結果、カバーテープに作用する張力を適切に調整することができる。
以上、本明細書に開示の技術の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2 :基板
4 :電子部品
10 :部品実装機
30 :部品供給フィーダ
32 :ハウジング
34 :リール支持部
36 :テープユニット
38 :リール
40 :テープ
42 :ベーステープ
44 :カバーテープ
48 :テープ送り機構
50 :張力調整機構
52 :ベース部材
54 :第1ガイドローラ
56 :第2ガイドローラ
58 :付勢部材
62 :巻取部
64 :巻取モータ
66 :巻取リール
70 :検出機構
76 :制御部
A :供給位置
B :剥離位置
4 :電子部品
10 :部品実装機
30 :部品供給フィーダ
32 :ハウジング
34 :リール支持部
36 :テープユニット
38 :リール
40 :テープ
42 :ベーステープ
44 :カバーテープ
48 :テープ送り機構
50 :張力調整機構
52 :ベース部材
54 :第1ガイドローラ
56 :第2ガイドローラ
58 :付勢部材
62 :巻取部
64 :巻取モータ
66 :巻取リール
70 :検出機構
76 :制御部
A :供給位置
B :剥離位置
Claims (10)
- 複数の電子部品(4)を収容するテープ(40)のカバーテープ(44)を巻き取る巻取リール(66)と、
前記巻取リール(66)の回転数の設定値を変更可能である制御部(76)と、を備えている、部品供給フィーダ(30)。 - 前記部品供給フィーダ(30)は、前記電子部品(4)を基板(20)に実装する部品実装機本体に着脱可能に取り付けられ、前記部品実装機本体に前記電子部品(4)を供給可能であり、
ベーステープ(42)と、前記ベーステープ(42)に張り付けられた前記カバーテープ(44)と、前記ベーステープ(42)と前記カバーテープ(44)との間に収容される複数の前記電子部品(4)と、を備える前記テープ(40)を取り付ける取付部(34)と、
前記電子部品(4)が前記部品実装機本体に供給される供給位置(A)に向けて、前記テープ(40)を送るテープ送り機構(48)と、
前記テープ(40)が前記供給位置(A)に向けて送られる際に、前記ベーステープ(42)から剥離された前記カバーテープ(44)を巻き取る巻取経路において、剥離された前記カバーテープ(44)に作用する張力を調整する張力調整機構(50)と、
剥離された前記カバーテープ(44)に作用する前記張力を検出する検出機構(70)と、をさらに備えており、
前記制御部(76)は、
前記テープ(40)が前記供給位置(A)に向けて送られる際に、前記巻取リール(66)を設定された回転数で回転させて、前記巻取リール(66)に前記カバーテープ(44)を巻き取らせる巻取動作を実行し、
前記巻取動作を実行する間に、前記検出機構(70)による前記張力の検出結果に基づいて、前記巻取リール(66)の回転を一時的に停止させる一時停止動作を実行し、
前記一時停止動作の実行状況に基づいて、前記巻取リール(66)の回転数の設定値を変更可能である、請求項1に記載の部品供給フィーダ(30)。 - 前記検出機構(70)は、剥離された前記カバーテープ(44)に作用する前記張力が基準張力以上であることを検出し、
前記制御部(76)は、前記巻取動作を実行する間に剥離された前記カバーテープ(44)に作用する前記張力が前記基準張力以上であることを前記検出機構(70)が検出すると、前記一時停止動作を実行し、
剥離された前記カバーテープ(44)に作用する前記張力が前記基準張力以上であることを前記検出機構(70)が検出しなくなると、前記巻取動作を再開する、請求項2に記載の部品供給フィーダ(30)。 - 前記張力調整機構(50)は、剥離された前記カバーテープ(44)に張力が作用しないときに位置する第1位置から、剥離された前記カバーテープ(44)に作用する張力が前記基準張力以上であるときに位置する第2位置に向かう第1方向に移動可能であり、
前記検出機構(70)は、前記張力調整機構(50)が前記第1方向に移動して前記第2位置となるときに、剥離された前記カバーテープ(44)に作用する前記張力が前記基準張力以上であると検出する、請求項3に記載の部品供給フィーダ(30)。 - 前記制御部(76)は、前記テープ(40)を送り出す長さが第1の長さとなるように前記テープ送り機構(48)を制御することにより前記電子部品(4)を前記供給位置(A)まで移動させる供給動作を繰り返し実行し、
前記制御部(76)は、剥離された前記カバーテープ(44)に作用する前記張力が前記基準張力以上であることを前記検出機構(70)が1回の前記供給動作の間に検出した検出回数に基づいて、前記巻取リール(66)の回転数の設定値を変更する、請求項4に記載の部品供給フィーダ(30)。 - 前記制御部(76)は、前記検出回数が基準回数以上であると判断すると、前記巻取リール(66)の回転数の設定値を、第1設定値から、前記第1設定値よりも小さく、かつ、ゼロよりも大きい第2設定値に変更する、請求項5に記載の部品供給フィーダ(30)。
- 前記部品供給フィーダ(30)は、前記電子部品(4)を基板(20)に実装する部品実装機本体に着脱可能に取り付けられ、前記部品実装機本体に前記電子部品(4)を供給可能であり、
ベーステープ(42)と、前記ベーステープ(42)に張り付けられた前記カバーテープ(44)と、前記ベーステープ(42)と前記カバーテープ(44)との間に収容される複数の前記電子部品(4)と、を備える前記テープ(40)を取り付ける取付部(34)と、
前記電子部品(4)が前記部品実装機本体に供給される供給位置(A)に向けて、前記テープ(40)を送るテープ送り機構(48)と、
前記テープ(40)が前記供給位置(A)に向けて送られる際に、前記ベーステープ(42)から剥離された前記カバーテープ(44)を巻き取る巻取経路において、剥離された前記カバーテープ(44)に作用する張力を調整する張力調整機構(50)と、
剥離された前記カバーテープ(44)に作用する前記張力を検出する検出機構(70)と、をさらに備えており、
前記制御部(76)は、
前記テープ(40)が前記供給位置(A)に向けて送られる際に、前記巻取リール(66)を設定された回転数で回転させて、前記巻取リール(66)に前記カバーテープ(44)を巻き取らせる巻取動作を実行し、
前記巻取動作を実行する間に、前記検出機構(70)による前記張力の検出結果に基づいて、前記巻取リール(66)に巻き取られた前記カバーテープ(44)の最外層の直径を推定し、推定した前記カバーテープ(44)の前記最外層の前記直径に基づいて、前記巻取リール(66)の回転数の設定値を変更可能である、請求項1に記載の部品供給フィーダ(30)。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の部品供給フィーダ(30)と、
前記部品供給フィーダ(30)が着脱可能に取り付けられ、前記部品供給フィーダ(30)から供給される前記電子部品(4)を基板(20)に実装する部品実装機本体と、を備えている、部品実装機(10)。 - 複数の電子部品(4)を収容するテープ(40)のカバーテープ(44)を巻取リール(66)に巻き取りながら前記電子部品(4)を基板(20)に実装する基板の製造方法であって、
前記電子部品(4)を供給位置(A)に向けて送る送り工程と、
前記巻取リール(66)を設定された回転数で回転させて、前記巻取リール(66)に前記テープ(40)の前記カバーテープ(44)を巻き取らせる巻取工程と、
前記巻取リール(66)の回転数の設定値を変更する設定値変更工程と、を備えている、製造方法。 - 前記巻取工程を実行する際に、前記テープ(40)の前記カバーテープ(44)を前記巻取リール(66)に巻き取る巻取経路において、前記カバーテープ(44)に作用する張力を検出する検出工程と、
検出された前記張力に基づいて、前記巻取リール(66)の回転を一時的に停止させる一時停止工程と、をさらに備えており、
前記設定値変更工程は、前記一時停止工程の実行状況に基づいて、前記巻取リール(66)の回転数の設定値を変更する、請求項9に記載の製造方法。
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