JP2023035814A - 電子膨張弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】弁座と接続管スリーブとの接続強度を確保する。【解決手段】ナットアセンブリ30は締り嵌めによって弁座20に取り付けられ、弁座は、溶接部21及びかしめ部22を含み、溶接部によって接続管スリーブに溶接固定され、かしめ部は、ナットアセンブリが弁座から脱離することを制限するようにナットアセンブリの中心線の方向に向かって湾曲変形することができ、かしめ部には折り曲げセグメント220が設けられ、折り曲げセグメントが位置する領域の肉厚はかしめ部の肉厚より小さく、かしめ部は折り曲げセグメントが位置する領域において湾曲変形することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、冷媒の流量制御に関連する技術分野に関し、特に電子膨張弁に関する。
電子膨張弁は、予め設定されたプログラムに従って、冷却システムにおいて冷媒の流量制御を行う絞り部材であり、冷却システムのスマート化のための条件を提供している。電子膨張弁は、インバーターエアコンの主な部材として、その性能の優劣がエアコンの快適性、省エネ性に大きな影響を与える。
現在、従来の電子膨張弁は、生産製造過程において、弁座と接続管スリーブとを先に溶接固定してからナットアセンブリを圧入によって弁座に組み込む必要があるが、ナットアセンブリの接続スリーブが弁座から脱離することを防ぐために、弁座には接続スリーブと同軸の環状フランジが更に設けられて、この環状フランジが弁座の溶接部及びかしめ部として形成され、溶接部及びかしめ部は剛性が同じであり、接続管スリーブは、具体的には、弁座の溶接部に溶接固定され、弁座のかしめ部は力を受けると湾曲変形するため、湾曲変形されたかしめ部を利用して弁座内でのナットアセンブリの接続スリーブに対する制限を実現する。しかし上記の構成の弁座は、弁座のかしめ部をかしめる過程で弁座の溶接部と接続管スリーブとの間の溶接ビードが裂けやすいため、弁座と接続管スリーブとの接続強度に影響を与える。
これを鑑みて、上記の技術的課題を解決するために、弁座と接続管スリーブとの接続強度が確保された電子膨張弁を提供する必要がある。
電子膨張弁は、接続管スリーブ、弁座及びナットアセンブリを含み、ナットアセンブリは締り嵌めによって弁座に取り付けられ、弁座は、溶接部及びかしめ部を含み、溶接部によって接続管スリーブに溶接固定され、かしめ部は、ナットアセンブリが弁座から脱離することを制限するようにナットアセンブリの中心線の方向に向かって湾曲変形することができ、かしめ部は折り曲げセグメントを有し、折り曲げセグメントが位置する領域の肉厚はかしめ部の肉厚より小さく、かしめ部は折り曲げセグメントが位置する領域において湾曲変形することができる。
本出願において、上記の構造設置により、弁座のかしめ部に対するかしめ変形処理が容易になることによって、この電子膨張弁が、生産製造される際に、弁座の溶接部と接続管スリーブとの間の溶接用の溶接ビードがかしめ部のかしめによる影響を受けて裂けてしまう状況が発生することを回避しており、更にはこの電子膨張弁における弁座と接続管スリーブとの接続強度を確保している。
一実施例において、折り曲げセグメントは、かしめ部を一部覆うように設けられる。
かしめ部の一部を覆うように折り曲げセグメントを設けて、かしめ部における折り曲げセグメントの位置設定を具体的に実現することによって、構造が簡素化されて、かしめ部に折り曲げセグメントを設けやすくなる効果があることが理解され得る。
一実施例において、折り曲げセグメントは、かしめ部の外周壁に設けられる第1退避溝として設けられる。
上記の構造設置により、かしめ部における折り曲げセグメントの構造設置を具体的に実現することによって、かしめ部が、具体的には、かしめ部の外周壁に第1退避溝を開設することによって、かしめ部の肉厚を薄くする目的を達成し、かしめ部に対する湾曲変形処理を更に容易にする役割を果たすことができることが理解され得る。
一実施例において、折り曲げセグメントは、かしめ部の内周壁に設けられる第2退避溝として設けられる。
上記の構造設置により、かしめ部における折り曲げセグメントの構造設置を具体的に実現することによって、かしめ部が、具体的には、かしめ部の内周壁に第2退避溝を開設することによって、かしめ部の肉厚を薄くする目的を達成し、かしめ部に対する湾曲変形処理を更に容易にする役割を果たすことができることが理解され得る。
一実施例において、第2退避溝の溝壁はテーパ面セグメントを有し、テーパ面セグメントが位置する領域の溝径は、溶接部の方向に向かって徐々に小さくなり、かしめ部は、テーパ面セグメントを起点としてナットアセンブリの中心線の方向に向かって折り曲げられる。
上記の構造設置により、かしめ部は、第2退避溝のテーパ面セグメントの溝壁を起点として湾曲変形して、かしめ部に対する湾曲変形処理を更に容易にすることが理解され得る。
一実施例において、ナットアセンブリはナット座及び接続スリーブを含み、接続スリーブは、ナット座と弁座との間の位置に設けられる。
上記の構造設置により、ナットアセンブリの構造設置を具体的に実現し、且つ接続スリーブをナット座と弁座との間の位置に設けることによって、ナット座を保護する役割を果たしていることが理解され得る。
一実施例において、接続スリーブのナット座に向いた方の端面は、かしめ部の折り曲げセグメントが位置する領域に設けられる。
上記の構造設置により、かしめ部における折り曲げセグメントの位置設定を具体的に実現することによって、接続スリーブは、かしめ部のかしめ過程において支持の役割を果たし、弁座の溶接部と接続管スリーブとの間の溶接ビードが裂けるのを更に防ぐことができ、更には弁座と接続管スリーブとの接続強度を更に確保する効果があることが理解され得る。
一実施例において、折り曲げセグメントは、かしめ部の外周壁に設けられる第1環状凹溝として設けられる。
上記の構造設置により、かしめ部の折り曲げセグメントの構造設置を実現することによって、かしめ部が、具体的には、外周壁に第1環状凹溝を開設することによって、第1環状凹溝が位置する領域を起点として折り曲げられて、かしめ部に対する湾曲変形処理を更に容易にする役割を果たすことができることが理解され得る。
一実施例において、折り曲げセグメントは、かしめ部の内周壁に設けられる第2環状凹溝として設けられる。
上記の構造設置により、かしめ部の折り曲げセグメントの構造設置を実現することによって、かしめ部が、具体的には、内周壁に第2環状凹溝を開設することによって、第2環状凹溝が位置する領域を起点として折り曲げられて、かしめ部に対する湾曲変形処理を更に容易にする役割を果たすことができることが理解され得る。
一実施例において、ナット座はエンジニアリングプラスチックからなる。
上記の構造設置により、ナットアセンブリの構造設置を具体的に実現し、且つナット座がエンジニアリングプラスチックからなることによって、ナット座の生産製造が容易になり、ナット座のねじ構造の品質が保証され、使用要件を満たすうえで、ナットアセンブリの生産製造のコストを削減する役割を果たしている。
本出願によって提供される電子膨張弁の構成模式図である。 本出願の実施例1の電子膨張弁における弁座の構成模式図である。 本出願の実施例1の電子膨張弁における弁座及びナットアセンブリの組み立て時の構成模式図である。 本出願の実施例2の電子膨張弁における弁座の構成模式図である。 本出願の実施例2の電子膨張弁における弁座及びナットアセンブリの組み立て時の構成模式図である。 本出願の実施例3の電子膨張弁における弁座の構成模式図である。 本出願の実施例3の電子膨張弁における弁座及びナットアセンブリの組み立て時の構成模式図である。 本出願の実施例4の電子膨張弁における弁座の構成模式図である。 本出願の実施例4の電子膨張弁における弁座及びナットアセンブリの組み立て時の構成模式図である。
10 接続管スリーブ、20 弁座、21 溶接部、22 かしめ部、220 折り曲げセグメント、221 第1退避溝、222 第2退避溝、2221 テーパ面セグメント、223 第1環状凹溝、224 第2環状凹溝、30 ナットアセンブリ、31 ナット座、32 接続スリーブ。
以下に、本発明の実施形態における図面に合わせて本発明の実施形態における技術態様を明確且つ完全に説明するが、説明される実施形態が本発明の一部の実施形態にすぎず全ての実施形態ではないことは明らかである。本発明における実施形態に基づいて当業者が創造的な労力なしに得られる全ての他の実施形態は、いずれも本発明の保護の範囲に属する。
なお、部材が別の部材に「配される」とされる場合は、別の部材に直接配されてもよく、又は、間に置かれる部材が存在してもよい。1つの部材が別の部材に「設けられる」とされる場合は、別の部材に直接設けられてもよく、又は、間に置かれる部材が存在してもよい。1つの部材が別の部材に「固定される」とされる場合は、別の部材に直接固定されてもよく、又は、間に置かれる部材が存在してもよい。
特に定義しない限り、本文で使用される全ての技術及び科学用語は当業者によって一般に理解される意味と同じである。本発明の明細書で使用される用語は実施形態を具体的に説明するためのものにすぎず、本発明の限定を意図するものではない。本文で使用される「及び/又は」という用語は、関連する項目の任意及び全ての組み合わせを1つ又は複数含む。
図1を参照すると、本発明が保護を求めている電子膨張弁は、接続管スリーブ10、弁座20及びナットアセンブリ30を含む。
ここで、本発明のナットアセンブリ30は、締り嵌めによって弁座20に取り付けられ、弁座20は、溶接部21及びかしめ部22を含み、溶接部21によって接続管スリーブ10に溶接固定され、かしめ部22はナットアセンブリ30が弁座20から脱離することを制限するようにナットアセンブリ30の中心線の方向に向かって湾曲変形することができる。なお、接続管スリーブ10はステンレス鋼スリーブである。
本発明の電子膨張弁は、生産製造過程において、接続管スリーブ10を弁座20の溶接部21に先に溶接固定してからナットアセンブリ30を弁座20に圧入し、最後に、弁座20のかしめ部22をかしめることで、かしめ部22を湾曲変形させることが理解され得る。
図2と図3を一緒に参照すると、本発明の実施例1において、本実施例のかしめ部22は折り曲げセグメント220を有し、折り曲げセグメント220が位置する領域の壁厚はかしめ部22の壁厚より小さく、かしめ部22は折り曲げセグメント220が位置する領域において湾曲変形することができる。これにより、弁座20のかしめ部22の折り曲げられる部位の肉厚を薄くすることで、かしめ部22の剛性を低下させる役割を果たし、弁座20におけるかしめ部22に対するかしめ変形処理を容易にすることによって、この電子膨張弁が、生産製造される際に、弁座20の溶接部21と接続管スリーブ10との間の溶接用の溶接ビードがかしめ部22のかしめによる影響を受けて裂けてしまう状況が発生することを回避しており、更にはこの電子膨張弁における弁座20と接続管スリーブ10との接続強度を確保している。
ここで、本実施例の折り曲げセグメント220がかしめ部22を一部覆うように設けられることで、かしめ部22における折り曲げセグメント220の位置設定を具体的に実現することによって、構造が簡素化され、かしめ部22に折り曲げセグメント220を設けやすくなる効果がある。
本実施例において、本実施例の折り曲げセグメント220は、かしめ部22の外周壁に設けられる第1退避溝221として設けられる。これにより、かしめ部22の折り曲げセグメント220の構造設置を具体的に実現することによって、かしめ部22が、具体的には、かしめ部22の外周壁に第1退避溝221を開設することによって、かしめ部22の肉厚を薄くする目的を達成し、かしめ部22に対する湾曲変形処理を更に容易にする役割を果たすことができる。
図4と図5を一緒に参照すると、本発明の実施例2において、この実施例の折り曲げセグメント220は、かしめ部22の内周壁に設けられる第2退避溝222として設けられる。これにより、かしめ部22の折り曲げセグメント220の構造設置を具体的に実現することによって、かしめ部22が、具体的には、かしめ部22の内周壁に第2退避溝222を開設することによって、かしめ部22の肉厚を薄くする目的を達成し、かしめ部22に対する湾曲変形処理を更に容易にする役割を果たすことができる。
この実施例の第2退避溝222の溝壁はテーパ面セグメント2221を有し、テーパ面セグメント2221が位置する領域の溝径は、溶接部21の方向に向かって徐々に小さくなり、かしめ部22はテーパ面セグメント2221を起点としてナットアセンブリ30の中心線の方向に向かって折り曲げられる。これにより、かしめ部22は第2退避溝222のテーパ面セグメント2221の溝壁を起点として湾曲変形して、かしめ部22に対する湾曲変形処理を更に容易にすることができる。
次に、本発明のナットアセンブリ30の接続スリーブ32のナット座31に向いた方の端面は、かしめ部22の折り曲げセグメント220が位置する領域に設けられる。かしめ部22における折り曲げセグメント220の位置設定を具体的に実現することによって、接続スリーブ32は、かしめ部22のかしめ過程において支持の役割を果たし、弁座20の溶接部21と接続管スリーブ10との間の溶接ビードが裂けるのを更に防ぐことができ、更には弁座20と接続管スリーブ10との接続強度を更に確保する効果がある。
図6と図7を一緒に参照すると、本発明の実施例3において、この実施例の折り曲げセグメント220がかしめ部22の外周壁に設けられる第1環状凹溝223として設けられることで、かしめ部22の折り曲げセグメント220の構造設置を具体的に実現することによって、かしめ部22が、具体的には、外周壁に第1環状凹溝223を開設することによって、第1環状凹溝223が位置する領域を起点として折り曲げられて、かしめ部22に対する湾曲変形処理を更に容易にする役割を果たすことができる。
図8と図9を一緒に参照すると、本発明の実施例4において、この実施例の折り曲げセグメント220がかしめ部22の内周壁に設けられる第2環状凹溝224として設けられることで、かしめ部22の折り曲げセグメント220の構造設置を具体的に実現することによって、かしめ部22が、具体的には、内周壁に第2環状凹溝224を開設することによって、第2環状凹溝224が位置する領域を起点として折り曲げられて、かしめ部22に対する湾曲変形処理を更に容易にする役割を果たすことができる。
以上から、本発明の電子膨張弁における弁座20は、かしめ部22に折り曲げセグメント220が設けられ、具体的には、異なる使用要件に応じて、かしめ部22の外周壁又は内周壁に退避溝又は環状凹溝を開設することによって、かしめ部22の折り曲げられる折り曲げセグメント220の剛性を低下させる目的を達成し、更には溶接部21に対する湾曲変形処理を容易にする目的を達成することができる。
なおまた、本発明のナットアセンブリ30は、ナット座31及び接続スリーブ32を含み、ナット座31はエンジニアリングプラスチックからなり、接続スリーブ32は、ナット座31と弁座20との間の位置に設けられる。これにより、ナットアセンブリ30の構造設置を具体的に実現し、且つナット座31をエンジニアリングプラスチック部材とすることによって、ナット座31の生産製造が容易になり、ナット座31のねじ構造の品質が保証される一方、接続スリーブ32をナット座31と弁座20との間の位置に設けることによって、ナット座31を保護する役割を果たし、使用要件を満たすうえで、ナットアセンブリ30の生産製造のコストを削減する役割を果たしている。
ここで、本実施例の接続スリーブ32は、弁座20のかしめ部22が位置する領域に設けられ、かしめ部22は接続スリーブ32が弁座20から脱離することを制限するために用いられる。これにより、ナットアセンブリ30に対する弁座20のかしめ部22の構造的な制限を具体的に実現し、接続スリーブ32を弁座20のかしめ部22が位置する領域に設けることによって、接続スリーブ32は、かしめ部22のかしめ過程において支持の役割を果たし、弁座20の溶接部21と接続管スリーブ10との間の溶接ビードが裂けるのを更に防ぐことができ、更には弁座20と接続管スリーブ10との接続強度を更に確保する効果がある。
以上の実施形態の各技術特徴は任意の組み合わせが可能であり、説明を簡潔にするために、上記の実施形態における各技術特徴の可能な組み合わせについては全て説明されていないが、これらの技術特徴の組み合わせに矛盾がない限り、いずれも本明細書に記載された範囲とみなされるべきである。
当業者は、以上の実施形態は本発明を説明するためのものにすぎず、本発明を限定するものとして使用されておらず、本発明の実質的な精神の範囲内で、以上の実施形態についてなされた適度な変更及び変化はいずれも本発明が保護を求めている範囲内に入ることを認識すべきである。

Claims (10)

  1. 接続管スリーブ(10)、弁座(20)及びナットアセンブリ(30)を含む、電子膨張弁であって、
    前記ナットアセンブリ(30)は、締り嵌めによって前記弁座(20)に取り付けられており、
    前記弁座(20)は、溶接部(21)及びかしめ部(22)を含み、前記溶接部(21)によって前記接続管スリーブ(10)に溶接固定されており、前記かしめ部(22)は、前記ナットアセンブリ(30)が前記弁座(20)から脱離することを制限するように、前記ナットアセンブリ(30)の中心線の方向に向かって湾曲変形可能であり、
    前記かしめ部(22)は、折り曲げセグメント(220)を有し、前記折り曲げセグメント(220)が位置する領域の肉厚は前記かしめ部(22)の肉厚より小さく、前記かしめ部(22)は、前記折り曲げセグメント(220)が位置する領域において湾曲変形可能である、電子膨張弁。
  2. 前記折り曲げセグメント(220)は、前記かしめ部(22)を一部覆うように設けられている、請求項1に記載の電子膨張弁。
  3. 前記折り曲げセグメント(220)は、前記かしめ部(22)の外周壁に設けられる第1退避溝(221)として設けられている、請求項2に記載の電子膨張弁。
  4. 前記折り曲げセグメント(220)は、前記かしめ部(22)の内周壁に設けられる第2退避溝(222)として設けられている、請求項2に記載の電子膨張弁。
  5. 前記第2退避溝(222)の溝壁はテーパ面セグメント(2221)を備え、前記テーパ面セグメント(2221)が存在する領域の溝径は、前記溶接部(21)の方向に向かって徐々に小さくなり、前記かしめ部(22)は、前記テーパ面セグメント(2221)を起点として前記ナットアセンブリ(30)の中心線の方向に向かって折り曲げ可能である、請求項4に記載の電子膨張弁。
  6. 前記ナットアセンブリ(30)は、ナット座(31)及び接続スリーブ(32)を含み、前記接続スリーブ(32)は、前記ナット座(31)と前記弁座(20)との間の位置に設けられている、請求項1に記載の電子膨張弁。
  7. 前記接続スリーブ(32)の前記ナット座(31)に向いた方の端面は、前記かしめ部(22)の折り曲げセグメント(220)が位置する領域に設けられている、請求項6に記載の電子膨張弁。
  8. 前記折り曲げセグメント(220)は、前記かしめ部(22)の外周壁に設けられる第1環状凹溝(223)として設けられている、請求項7に記載の電子膨張弁。
  9. 前記折り曲げセグメント(220)は、前記かしめ部(22)の内周壁に設けられる第2環状凹溝(224)として設けられている、請求項7に記載の電子膨張弁。
  10. 前記ナット座(31)はエンジニアリングプラスチックからなる、請求項6に記載の電子膨張弁。
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