JP2023035204A - 吐出器 - Google Patents

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徹 當麻
Toru Toma
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【課題】利便性を向上させる。【解決手段】吐出器12は、容器体11における口部11aの内側に、上方付勢状態で下方移動可能に配設されるステム14を有する吐出器本体12Aと、ステム14の上端部に取り付けられ、内容液を吐出するノズル孔75aを有する押下ヘッド17と、を備え、押下ヘッド17が押下されることで押下ヘッド17とともにステム14が下降し、容器体11内の内容液が前記ステム14を通してノズル孔75aから吐出される吐出器12であって、押下ヘッド17に対して回転移動可能に取り付けられ、周方向の一の位置である規制位置に位置する状態で押下ヘッド17の下降を規制し、かつ、周方向の他の位置である解除位置に位置する状態で押下ヘッド17の下降の規制を解除するリング18を更に備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、吐出器に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような吐出器が知られている。この吐出器は、容器体における口部の内側に、上方付勢状態で下方移動可能に配設されるステムを有する吐出器本体と、ステムの上端部に取り付けられ、内容液を吐出するノズル孔を有する押下ヘッドと、吐出器本体に離脱可能に取り付けられ、押下ヘッドの下方移動を規制するストッパ部材と、を備えている。
特開2015-085984号公報
しかしながら、前記従来の吐出器では、使用者が吐出器を使用するときに押下ヘッドを下降させるため、ストッパ部材を吐出器本体から離脱させた後、再度、押下ヘッドの押下を規制するためには、使用者が、改めてストッパ部材を吐出器本体に装着させる必要がある。そのため、ストッパ部材を単体で保管する必要が生じ、ストッパ部材を紛失するおそれがある。このような観点などから、前記従来の吐出器では、利便性を高めることに改善の余地がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、利便性を向上させることができる吐出器を提供することを目的とする。
<1>本発明の一態様に係る吐出器は、容器体における口部の内側に、上方付勢状態で下方移動可能に配設されるステムを有する吐出器本体と、前記ステムの上端部に取り付けられ、内容液を吐出するノズル孔を有する押下ヘッドと、を備え、前記押下ヘッドが押下されることで前記押下ヘッドとともに前記ステムが下降し、前記容器体内の内容液が前記ステムを通して前記ノズル孔から吐出される吐出器であって、前記押下ヘッドに対して回転移動可能に取り付けられ、周方向の一の位置である規制位置に位置する状態で前記押下ヘッドの下降を規制し、かつ、周方向の他の位置である解除位置に位置する状態で前記押下ヘッドの下降の規制を解除するリングを更に備えている。
この吐出器では、例えば、内容液の吐出時以外において、使用者がリングを規制位置に配置しておくことで、押下ヘッドの下降が規制される。
一方、内容液の吐出時には、使用者がリングを規制位置から解除位置に移動させることで、押下ヘッドの下降の規制が解除される。
以上のように、この吐出器によれば、リングを周方向に回転移動させることで、押下ヘッドの下降を規制し、また、その規制を解除することができる。よって、押下ヘッドの下降の規制およびその解除のために、例えば、前記従来技術のように、吐出器本体から取り外されたストッパ部材を再度、利用すること等が必要ない。これにより、吐出器の利便性を向上させることができる。
なお例えば、リングに代えて押下ヘッドが回転することで、押下ヘッドの下降の規制および解除を実現する構成も考えられる。しかしながら、例えば、径方向の外側に突出するノズルを押下ヘッドが備えている場合など、押下ヘッドが径方向に比較的大きい場合には、使用者が押下ヘッドに接触して押下ヘッドが意図せず回転するおそれがある。そのため、このような場合において、押下ヘッドの下降の規制および解除が押下ヘッドの回転によって実現されると、押下ヘッドの下降が不意に規制されたり、その規制が不意に解除されたりするおそれがある。そのため、この吐出器のように、押下ヘッドでなくリングによって押下ヘッドの下降が規制されることで、このようなおそれが抑制される。
<2>上記<1>に係る吐出器では、前記吐出器本体は、前記ステムに連係する液用ピストンと前記液用ピストンが内部に上下摺動可能に設けられた液用シリンダと、前記ステムに連係する空気用ピストンと、前記空気用ピストンが内部に上下摺動可能に設けられた空気用シリンダと、前記液用シリンダから移送される内容液と前記空気用シリンダから移送される空気とを混合させ、内容液を発泡させる気液混合室と、を更に備えている構成を採用してもよい。
この吐出器では、発泡された内容液が吐出される。
<3>上記<2>に係る吐出器では、前記吐出器本体は、前記空気用シリンダを前記口部に取り付ける装着キャップを更に備え、前記押下ヘッドは、下端部が、前記ステムの上端部に径方向の外側から嵌合するとともに前記装着キャップの内部に配置される内筒と、前記内筒の上端部を径方向の外側から覆う外筒と、を備え、前記装着キャップの内周面と前記内筒の下端部の外周面との間には、前記空気用シリンダ内と外部とを連通する連通路が設けられ、前記リングは、前記外筒に対して回転移動可能に装着され、かつ、前記内筒における上端部と下端部との間の中間部を径方向の外側から覆い、前記装着キャップの外周面には、第1凸部が設けられ、前記リングの内周面には、第2凸部が設けられ、前記リングが前記規制位置に位置する状態では、前記第1凸部と前記第2凸部とが上下方向に係止して前記押下ヘッドの下降が規制され、前記リングが前記解除位置に位置する状態では、前記第1凸部と前記第2凸部とが周方向にずらされて前記押下ヘッドの下降の規制が解除される構成を採用してもよい。
内筒の上端部は外筒によって覆われ、内筒の下端部は装着キャップによって覆われている。しかしながら、内筒の中間部は、外筒や装着キャップによって覆われていない。そのため、この吐出器では、外筒と装着キャップとの間から、内筒の中間部に意図せず水が侵入するおそれがある。ここでこの吐出器では、リングが、内筒の中間部を径方向の外側から覆う。よって、前述のような水の侵入が規制され防水効果が得られる。
また、リングが規制位置に位置する状態では、第1凸部と第2凸部とが上下方向に係止して押下ヘッドの下降が規制される。リングが解除位置に位置する状態では、第1凸部と第2凸部とが周方向にずらされて押下ヘッドの下降の規制が解除される。よって、リングによる押下ヘッドの規制およびその解除を確実に実現することができる。さらに、リングや装着キャップに凸部(凹部)を設けることで押下ヘッドの下降の規制やその解除を実現することができる。よって、部品点数の大幅な増加などの大きな設計変更を行わずに前述の規制やその解除を実現することができる。
<4>上記<3>に係る吐出器では、前記第1凸部および前記第2凸部は、周方向に間隔をあけて複数配置され、周方向に隣り合う前記第1凸部の間は、前記第1凸部に対して径方向に窪む第1凹部であり、周方向に隣り合う前記第2凸部の間は、前記第2凸部に対して径方向に窪む第2凹部であり、前記リングが前記解除位置に位置する状態では、前記第1凸部は前記第2凹部と上下方向に重なり、かつ、前記第2凸部は前記第1凹部と上下方向に重なり、上下方向から見た平面視において、前記解除位置で上下方向に重なる前記第1凸部および前記第2凹部は同等の形状であり、かつ、前記解除位置で上下方向に重なる前記第2凸部および前記第1凹部は同等の形状である構成を採用してもよい。
上下方向から見た平面視において、解除位置で上下方向に重なる第1凸部および第2凹部は同等の形状であり、かつ、解除位置で上下方向に重なる第2凸部および第1凹部は同等の形状である。これにより、第1凸部と第2凸部との間を水が通りにくくなり、前述の防水効果が顕著に奏功される。
本発明によれば、利便性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る吐出器の縦断面図である。 図1に示すII-II矢視において装着キャップおよびリングのみを示す横断面図であって、リングが規制位置に位置する状態を示す図である。 図1に示すII-II矢視において装着キャップおよびリングのみを示す横断面図であって、リングが解除位置に位置する状態を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図1から図3を参照して説明する。以下の説明では、本発明に係る吐出器が容器体に取り付けられた吐出容器について説明する。
図1に示す吐出容器1は、有底筒状の容器体11と、容器体11の口部11aに着脱可能に装着された吐出器12と、を備えている。
容器体11には、内容液が収容される。内容液は、例えば洗剤(シャンプーやボディソープ、ハンドソープ等)や消毒液等、体に塗布する液体が挙げられる。
本実施形態では、吐出器12が、内容液を泡状にして吐出する。吐出器12は、いわゆるフォーマポンプである。ただし、吐出器12は、フォーマポンプでなくてもよい。吐出器12は、内容液を液状のまま吐出してもよい。
吐出器12は、筒状のステム14を有するポンプモジュール15と、有頂筒状の装着キャップ16と、有頂筒状の押下ヘッド17と、押下ヘッド17に対して回転移動可能に取り付けられたリング18と、を備えている。ポンプモジュール15および装着キャップ16は、吐出器本体12Aを構成する。
容器体11、ステム14、装着キャップ16、押下ヘッド17、リング18は、それぞれ共通軸と同軸に設けられている。以下、この共通軸を軸線Oといい、軸線Oに沿う方向を上下方向という。上下方向のうち、容器体11の底部から吐出器12に向かう方向を上方とし、吐出器12から容器体11の底部に向かう方向を下方とする。また、上下方向から見た平面視において、軸線Oに交差する方向を径方向といい、軸線O回りに周回する方向を周方向という。
装着キャップ16は、環状の天壁16aと、天壁16aの外周縁から下方に延びる装着筒16bと、天壁16aの内周縁から上方に延びるガイド筒16cと、を備えている。
装着筒16bは、口部11aに着脱可能に螺着されている。但し、装着筒16bは、アンダーカット嵌合等の螺着以外の方法に口部11aに装着されていてもよい。
天壁16aは、口部11aの上方において径方向に延びている。天壁16aの内周縁は、口部11aに対して径方向の内側に位置している。
ガイド筒16cの内周面には、上下方向に延びる縦溝C1が形成されている。縦溝C1は、押下ヘッド17(図示の例では後述する内筒73)に設けられた縦リブと係合することで、装着キャップ16に対する押下ヘッド17の回転移動を規制する。なお、装着キャップ16に対する押下ヘッド17の回転移動を規制する構成は、縦溝C1および縦リブの組み合わせに限られない。
ポンプモジュール15は、空気用シリンダ21と、液用シリンダ22と、液用弁部材23と、液用ピストン24と、空気用ピストン25と、空気用弁部材26と、ステム14と、付勢部材27と、発泡部材28と、吐出弁29と、を備えている。
空気用シリンダ21は、装着キャップ16の内側に保持されている。装着キャップ16は、空気用シリンダ21を口部11aに取り付ける。空気用シリンダ21は、有底筒状に形成されている。
液用シリンダ22は、空気用シリンダ21と一体に形成されている。液用シリンダ22は、空気用シリンダ21の底壁から下方に延びている。液用シリンダ22の下端は、テーパ部46である。テーパ部46は、下方に向かうに従い漸次縮径している。テーパ部46の下端縁には、取付筒47がテーパ部46と一体に形成されている。取付筒47には、吸上筒48が嵌合されている。吸上筒48は、下端開口が容器体11の底部に近接している。
液用弁部材23は、容器体11内と液用シリンダ22内との連通及び遮断を切り替える。液用弁部材23は、液用シリンダ22内に上下動可能に配設されている。液用弁部材23は、液用シリンダ22内で上下方向に延びている。液用弁部材23の上部は、液用シリンダ22から上方に突出している。液用弁部材23は、下部弁体52と、上部弁体53と、を備えている。
下部弁体52は、液用弁部材23の下端部に形成されている。下部弁体52は、液用弁部材23の上下動に伴い、テーパ部46の内周面に接離可能に構成されている。下部弁体52は、液用シリンダ22内の加圧時にテーパ部46の内周面に接触して、テーパ部46の下端開口部を閉塞した状態に保持し、液用シリンダ22内の減圧時にテーパ部46の内周面から離反して、テーパ部46の下端開口部を開放する逆止弁である。
上部弁体53は、液用弁部材23の上端部に形成されている。
液用ピストン24は、ステム14に連係して液用シリンダ22内を上下動可能に構成されている。液用ピストン24は、摺動筒55と、基筒部56と、を備えている。
摺動筒55は、液用シリンダ22内において液用弁部材23の周囲を取り囲んでいる。摺動筒55は、液用ピストン24の上下動に伴い、液用シリンダ22の内周面上を摺動する。
基筒部56は、摺動筒55における上下方向の中央部から上方に延びている。基筒部56の上端開口縁には、上部弁体53が上方から接離する。上部弁体53は、吐出容器1の商品流通時のシールとして機能する。上部弁体53は、内容液吐出時に、基筒部56の上端開口縁から離反して基筒部56の上端開口部を開放する。
空気用ピストン25は、ステム14に連係して空気用シリンダ21内を上下動可能に構成されている。空気用ピストン25は、空気用シリンダ21内を上室21aと下室21bとに仕切っている。空気用ピストン25は、外周筒61及び内周筒62が連結部63によって連結された構成である。
外周筒61は、空気用シリンダ21の内周面上を上下方向に摺動可能に構成されている。
内周筒62は、外周筒61の内側に軸線Oと同軸に配置されている。
連結部63は、外周筒61と内周筒62とを連結する。連結部63には、連通孔64が形成されている。連通孔64は、連結部63を上下方向に貫通している。
空気用弁部材26は、連通孔64を通じた空気用シリンダ21の上室21a及び下室21b間の連通及び遮断を切り替える。空気用弁部材26は、内周筒62の下部(連結部63よりも下方に位置する部分)に装着されている。空気用弁部材26は、連通孔64を開閉する。空気用弁部材26は、上室21aから下室21bへの空気の流入を許容する。空気用弁部材26は、下室21bから上室21aへの空気の流入を規制する。空気用弁部材26は、下室21bの減圧時に開弁し、下室21bの加圧時に閉弁する。
ステム14は、容器体11の口部11aに上方付勢状態で下方移動可能に配設されている。ステム14は、液用シリンダ22内から空気用シリンダ21内を経てガイド筒16c内に亘って上下方向に延びている。ステム14の下部内には、ステム14の下方から基筒部56が嵌合されている。したがって、液用ピストン24は、ステム14と一体で上下動する。ステム14における上下方向の中間部は、内周筒62に囲まれている。内周筒62は、ステム14に対して上下動可能に構成されている。
ステム14は、台座部87と、着座部88と、を備えている。
台座部87は、ステム14のうち内周筒62よりも下方に位置する部分から径方向の外側に張り出している。台座部87は、ステム14と空気用ピストン25との相対移動に伴い、内周筒62の下端縁に接離可能に構成されている。
着座部88は、ステム14の上部から径方向の内側に張り出している。
付勢部材27は、液用シリンダ22内に配設されている。付勢部材27は、液用ピストン24を介してステム14を上方に向けて付勢する。付勢部材27は、テーパ部46の内周面から突出する縦リブと、基筒部56の下端と、の間に配置されている。
発泡部材28は、ステム14の上端部内に取り付けられている。発泡部材28は、ステム14から上方に突出している。発泡部材28の内側は、液用シリンダ22から移送される内容液と、空気用シリンダ21から移送される空気と、が混合する気液混合室S2を構成している。発泡部材28は、気液混合室S2において内容液と空気とを混合して発泡させる。
吐出弁29は、ステム14の内側において、着座部88と発泡部材28との間に位置する部分に設けられている。吐出弁29は、着座部88から上方に離反可能に着座している。吐出弁29は、着座部88の内側を通じたステム14内と発泡部材28内(気液混合室S2)との連通及び遮断を切り替える。吐出弁29は、液用シリンダ22内の加圧時に着座部88から離反して着座部88を開放し、液用シリンダ22内の減圧時に着座部88に接触して着座部88を閉塞する逆止弁として機能する。
押下ヘッド17は、頂壁部71および周壁部72を有する有頂筒状に形成され、軸線Oと同軸に配設されている。押下ヘッド17は、頂壁部71から下方に突出した内筒73および外筒74と、内筒73から径方向の外側に向けて延び、外筒74および周壁部72を径方向に貫くノズル筒部75と、を有する。外筒74は、内筒73よりも大径であり、内筒73の上端部を径方向の外側から覆う。ノズル筒部75の先端には、径方向に開口するノズル孔75aが形成されている。ノズル筒部75の内部は、内筒73内に連通している。
内筒73は、軸線Oと同軸に配設されている。内筒73の下端部は、周壁部72の下端部および外筒74の下端部よりも上方に位置している。内筒73の下端部は、装着キャップ16内(ガイド筒16c内)に配置されている。内筒73の下端部は、ステム14の上端部および発泡部材28に径方向の外側から嵌合する。内筒73の下端部は、内周筒62の上端部にも径方向の外側から嵌合する。内筒73は、吐出器本体12Aに上方から組み付けられている。
装着キャップ16の内周面と内筒73の下端部の外周面との間には、空気用シリンダ21内と外部とを連通する連通路Cが設けられている。連通路Cは、例えば、装着キャップ16の内周面と内筒73の外周面との間の周方向の全周にわたって延びている。連通路Cの上端は、ガイド筒16cの上端から上方に向けて開口している。連通路Cの下端は、ガイド筒16cの下端から下方に向けて開口している。連通路Cは、上室21aおよび連通孔64を通して下室21bに連通可能である。
内筒73のうち、上端部は外筒74によって覆われ、下端部は装着キャップ16によって覆われている。内筒73のうち、上端部と下端部との間の中間部は、外筒74や装着キャップ16によっては、径方向の外側から覆われていない。
リング18は、内筒73の中間部を径方向の外側から覆う。リング18は、空気用シリンダ21内に外部から水が侵入することを規制する。リング18は、防水リングとして機能する。
リング18は、外筒74に対して回転移動可能に装着されている。本実施形態では、リング18の上端部は、外筒74に対して周方向に回転移動可能に嵌合されている。
リング18は、押下ヘッド17の周壁部72よりも小径である。周壁部72は、リング18の上端部を径方向の外側から覆う。その結果、周壁部72がリング18を保護し、リング18が不用意に回転移動することが規制される。
ノズル筒部75は、リング18から径方向の外側に突出する。リング18の上端部には、ノズル筒部75が挿通される挿通孔81が形成されている。挿通孔81は、上方に向けて開口している。挿通孔81は、ノズル筒部75よりも周方向に大きい。リング18が押下ヘッド17に対して回転移動したときに、ノズル筒部75は挿通孔81内を周方向に移動する。
リング18の下端部は、ガイド筒16c(装着キャップ16)の上端部を径方向の外側から覆っている。ガイド筒16cは、リング18内を上下動可能である。
そして本実施形態では、図1および図2に示すように、リング18は、周方向の一の位置である規制位置に位置する状態で、押下ヘッド17の下降を規制する。一方、図3に示すように、リング18は、周方向の他の位置である解除位置に位置する状態で押下ヘッド17の下降の規制を解除する。リング18は、規制位置と解除位置との間を周方向に回転移動する。規制位置のリング18は、周方向の第1側に回転することで、解除位置に移動する。解除位置のリング18は、規制位置のリング18に対して周方向の第1側に位置している。規制位置のリング18は、解除位置のリング18に対して周方向の第2側(第1側の反対側)に位置している。
リング18が規制位置に位置する状態で、リング18は吐出器本体12Aに係止する。これにより、押下ヘッド17の下降が規制される。一方、リング18が解除位置に位置する状態で、リング18と吐出器本体12Aとの係止は解除される。これにより、押下ヘッド17の下降の規制が解除される。
図2および図3に示すように、装着キャップ16の外周面には、第1凸部16dと、第1凹部16eと、が設けられている。第1凸部16dは、周方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2つ)配置されている。第1凹部16eは、周方向に隣り合う第1凸部16dの間に位置する空間である。第1凹部16eは、第1凸部16d(第1凸部16dの径方向の外側の端面)に対して径方向の内側に窪む。第1凹部16eは、周方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2つ)配置されている。
第1凸部16dの周方向の大きさは、第1凹部16eの周方向の大きさよりも大きい。
各第1凸部16dには、周溝16fが形成されている。周溝16fは、各第1凸部16dにおける周方向の第1側の端部に配置されている。周溝16fは、各第1凸部16dにおける周方向の第1側の端縁から、周方向の第2側に延びている。周溝16fは、周方向の第1側に開口し、第2側に非開口である。周溝16fは、周溝16fに対して第2側に位置する端面16gを備えている。端面16gは、周方向の第1側を向いている。周溝16fは、上方に開口し、下方に非開口である。周溝16fは、周溝16fに対して下方に位置する底面16hを備えている。底面16hは、上方を向いている。底面16hにおける周方向の第1側の端部には、上方に向けて凸となる突起16iが設けられている。突起16iは、後述する第2凸部82によって周方向に乗り越え可能とされている。
リング18の内周面には、第2凸部82と、第2凹部83と、が設けられている。第2凸部82は、周方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2つ)配置されている。第2凹部83は、周方向に隣り合う第2凸部82の間に位置する空間である。第2凹部83は、第2凸部82(第2凸部82の径方向の外側の端面)に対して径方向の外側に窪む。第2凹部83は、周方向に間隔をあけて複数(本実施形態では2つ)配置されている。
第2凸部82の周方向の大きさは、第2凹部83の周方向の大きさよりも小さい。第2凸部82の周方向の大きさは、周溝16fの周方向の大きさよりも小さい。なお図1に示すように、第2凸部82は、第1凸部16dに比べて上下方向に大きい。第2凸部82は、リング18の内周面に設けられた縦リブである。
ここで図1および図2に示すように、リング18が規制位置に位置する状態では、第1凸部16dと第2凸部82とが上下方向に係止して押下ヘッド17の下降が規制される。このとき第2凸部82は、周溝16f内に配置されている。第2凸部82の下端面と、周溝16fの底面16hと、が係止することで、押下ヘッド17の下降が規制される。なおこのとき、第2凸部82が周溝16fから周方向の第1側に意図せず抜け出ることは、突起16iによって規制されている。
一方、図3に示すように、リング18が解除位置に位置する状態では、第1凸部16dと第2凸部82とが周方向にずらされて押下ヘッド17の下降の規制が解除される。このとき、第2凸部82は、突起16iを強制的に乗り越えさせられ、周溝16fから周方向の第1側に抜け出ている。またこのとき、第1凸部16dは第2凹部83と上下方向に重なり、かつ、第2凸部82は第1凹部16eと上下方向に重なっている。第1凸部16dは、第2凹部83内を上下動可能である。第2凸部82は、第1凹部16e内を上下動可能である。
本実施形態では、上下方向から見た平面視において、解除位置で上下方向に重なる第1凸部16dおよび第2凹部83は同等の形状であり、かつ、解除位置で上下方向に重なる第2凸部82および第1凹部16eは同等の形状である。リング18が解除位置に位置する状態では、第1凸部16dの外面と、第2凹部83の外面と、が近接または当接し、第2凸部82の外面と、第1凹部16eの内面と、が近接または当接する。これにより、第1凸部16dと第2凸部82との間で水が流れ難くなり、リング18の防水リングとしての作用効果が顕著に奏功される。なお、(1)第1凸部16dの外面と、第2凹部83の外面と、の間、および、(2)第2凸部82の外面と、第1凹部16eの内面と、の間、それぞれに、実質的に水が侵入しない程度の微小な隙間が設けられていてもよい。
次に、上述した吐出容器1の作用について説明する。以下の説明では、押下ヘッド17が規制位置にある状態から説明する。
この吐出容器1では、例えば、内容液の吐出時以外において、図1および図2に示すように、使用者がリング18を規制位置に配置しておくことで、押下ヘッド17の下降が規制される。
一方、内容液の吐出時には、図3に示すように、使用者がリング18を周方向の第1側に回転移動させ、リング18を規制位置から解除位置に移動させることで、押下ヘッド17の下降の規制が解除される。この状態で押下ヘッド17を押下すると、第1凸部16dが、第2凹部83内を相対的に上昇し、第2凸部82が、第1凹部16e内を相対的に下降する。
また、押下ヘッド17の下方移動に伴い、押下ヘッド17、ステム14、発泡部材28及び液用ピストン24が一体となって空気用ピストン25に対して下方に移動する。このとき、液用ピストン24の基筒部56が上部弁体53から下方に離反することで、上部弁体53と基筒部56との間を通じて液用シリンダ22内とステム14内とが連通する。この状態において、ステム14等とともに液用ピストン24がさらに下方に移動すると、液用シリンダ22内が加圧される。この際、下部弁体52は、液用シリンダ22内と容器体11内との連通が遮断された状態を維持する。その結果、液用シリンダ22内の内容液が上部弁体53と基筒部56との間を通じてステム14内に進入する。ステム14内に進入した内容液は、ステム14内を上方に向けて流通し、着座部88の内側を通じて上方に流れることで吐出弁29を押し上げる。これにより、吐出弁29が着座部88から離反する。その結果、内容液は、着座部88と吐出弁29との間の隙間を流れた後、発泡部材28内(気液混合室S2)に流入する。
一方、空気用ピストン25に対するステム14等の下方移動に伴い、内周筒62が台座部87から上方に離反する。これにより、内周筒62と台座部87との間を通じて空気用シリンダ21が開放される。この状態で、ステム14等をさらに下方移動させると、内筒73の下端が内周筒62に上方から当接する。その結果、空気用ピストン25が内周筒62を介して内筒73によって押し下げられることで、空気用ピストン25がステム14等とともに下方に移動する。これにより、空気用シリンダ21内が加圧される。この際、空気用弁部材26は、連通孔64を通じた上室21a及び下室21b間の連通が遮断された状態を維持する。その結果、空気用シリンダ21内の空気は、内周筒62と台座部87との間、内周筒62とステム14との間、内筒73とステム14との間を上方に流れる。その後、空気は、ステム14の上端縁を回り込んで、ステム14と発泡部材28との間を通じてステム14内に流入した後、発泡部材28内(気液混合室S2)に流入する。
気液混合室S2内に流入した空気及び内容液は、気液混合室S2で合流する。これにより、気液混合室S2内で空気及び内容液が混合される。空気が混合された内容液は、発泡して泡状となる。泡状になった内容液は、押下ヘッド17の内筒73内およびノズル筒部75内を通してノズル孔75aから吐出される。
内容液が吐出された後、押下ヘッド17の押下を解除する。ステム14等は、付勢部材27の上方付勢力によって押し上げられる。すると、押下ヘッド17、ステム14、発泡部材28及び液用ピストン24が一体となって空気用ピストン25に対して上方に移動する。吐出弁29が着座部88に接触することで、着座部88の内側を通じたステム14内と発泡部材28内との連通が遮断される。また、台座部87が内周筒62に下方から当接することで、台座部87と内周筒62との間が遮断される。
その後、押下ヘッド17、ステム14、発泡部材28、液用ピストン24及び空気用ピストン25が一体となって上方に移動する。これにより、液用シリンダ22が減圧されることで、液用弁部材23が引き上げられ、液用シリンダ22内と容器体11内とが連通する。すると、容器体11内の内容液が、吸上筒48を通じて吸い上げられ、液用シリンダ22内に流入する。また、空気用シリンダ21(下室21b)が減圧されることで、空気用弁部材26が開弁し、上室21a及び下室21b間が連通する。すると、上室21a内の空気が連通孔64を通じて下室21b内に流入する。なお、上室21a内には、連通路C等を通じて空気が流入する。
ここで、押下ヘッド17等の上昇時には、第2凸部82の下端が周溝16fの底面16hと同等の位置になるまで、押下ヘッド17が上昇する。
その後、再び使用者が押下ヘッド17の下降を規制する場合には、使用者は、リング18を周方向の第2側に回転移動させ、リング18を解除位置から規制位置に移動させる。このとき使用者は、例えば、リング18が突起16iを周方向の第2側に乗り越えて周溝16fの端面16gに突き当たるまで、リング18を第2側に回転移動させる。
以上説明したように、本実施形態に係る吐出器12によれば、リング18を周方向に回転移動させることで、押下ヘッド17の下降を規制し、また、その規制を解除することができる。よって、押下ヘッド17の下降の規制およびその解除のために、例えば、前記従来技術のように、吐出器本体12Aから取り外されたストッパ部材を再度、利用すること等が必要ない。これにより、吐出器12の利便性を向上させることができる。
なお例えば、リング18に代えて押下ヘッド17が回転することで、押下ヘッド17の下降の規制および解除を実現する構成も考えられる。しかしながら、例えば、径方向の外側に突出するノズル部材75を押下ヘッド17が備えている場合など、押下ヘッド17が径方向に比較的大きい場合には、使用者が押下ヘッド17に接触して押下ヘッド17が意図せず回転するおそれがある。そのため、このような場合において、押下ヘッド17の下降の規制および解除が押下ヘッド17の回転によって実現されると、押下ヘッド17の下降が不意に規制されたり、その規制が不意に解除されたりするおそれがある。そのため、この吐出器12のように、押下ヘッド17でなくリング18によって押下ヘッド17の下降が規制されることで、このようなおそれが抑制される。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
上下方向から見た平面視において、解除位置で上下方向に重なる第1凸部16dおよび第2凹部83は同等の形状でなくてもよい。また、上下方向から見た平面視において、解除位置で上下方向に重なる第2凸部82および第1凹部16eは同等の形状でなくてもよい。
さらに、第1凸部16dや第2凸部82が周方向に1つのみであってもよい。
リング18は、防水リングとして機能しなくてもよい。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
11a 口部
12 吐出器
12A 吐出器本体
14 ステム
16 装着キャップ
16d 第1凸部
16e 第1凹部
17 押下ヘッド
18 リング
21 空気用シリンダ
22 液用シリンダ
24 液用ピストン
25 空気用ピストン
73 内筒
74 外筒
75a ノズル孔
82 第2凸部
83 第2凹部
C 連通路
S2 気液混合室

Claims (4)

  1. 容器体における口部の内側に、上方付勢状態で下方移動可能に配設されるステムを有する吐出器本体と、
    前記ステムの上端部に取り付けられ、内容液を吐出するノズル孔を有する押下ヘッドと、を備え、
    前記押下ヘッドが押下されることで前記押下ヘッドとともに前記ステムが下降し、前記容器体内の内容液が前記ステムを通して前記ノズル孔から吐出される吐出器であって、
    前記押下ヘッドに対して回転移動可能に取り付けられ、周方向の一の位置である規制位置に位置する状態で前記押下ヘッドの下降を規制し、かつ、周方向の他の位置である解除位置に位置する状態で前記押下ヘッドの下降の規制を解除するリングを更に備えている、吐出器。
  2. 前記吐出器本体は、
    前記ステムに連係する液用ピストンと
    前記液用ピストンが内部に上下摺動可能に設けられた液用シリンダと、
    前記ステムに連係する空気用ピストンと、
    前記空気用ピストンが内部に上下摺動可能に設けられた空気用シリンダと、
    前記液用シリンダから移送される内容液と前記空気用シリンダから移送される空気とを混合させ、内容液を発泡させる気液混合室と、を更に備えている、請求項1に記載の吐出器。
  3. 前記吐出器本体は、
    前記空気用シリンダを前記口部に取り付ける装着キャップを更に備え、
    前記押下ヘッドは、
    下端部が、前記ステムの上端部に径方向の外側から嵌合するとともに前記装着キャップの内部に配置される内筒と、
    前記内筒の上端部を径方向の外側から覆う外筒と、を備え、
    前記装着キャップの内周面と前記内筒の下端部の外周面との間には、前記空気用シリンダ内と外部とを連通する連通路が設けられ、
    前記リングは、前記外筒に対して回転移動可能に装着され、かつ、前記内筒における上端部と下端部との間の中間部を径方向の外側から覆い、
    前記装着キャップの外周面には、第1凸部が設けられ、
    前記リングの内周面には、第2凸部が設けられ、
    前記リングが前記規制位置に位置する状態では、前記第1凸部と前記第2凸部とが上下方向に係止して前記押下ヘッドの下降が規制され、
    前記リングが前記解除位置に位置する状態では、前記第1凸部と前記第2凸部とが周方向にずらされて前記押下ヘッドの下降の規制が解除される、請求項2に記載の吐出器。
  4. 前記第1凸部および前記第2凸部は、周方向に間隔をあけて複数配置され、
    周方向に隣り合う前記第1凸部の間は、前記第1凸部に対して径方向に窪む第1凹部であり、
    周方向に隣り合う前記第2凸部の間は、前記第2凸部に対して径方向に窪む第2凹部であり、
    前記リングが前記解除位置に位置する状態では、前記第1凸部は前記第2凹部と上下方向に重なり、かつ、前記第2凸部は前記第1凹部と上下方向に重なり、
    上下方向から見た平面視において、前記解除位置で上下方向に重なる前記第1凸部および前記第2凹部は同等の形状であり、かつ、前記解除位置で上下方向に重なる前記第2凸部および前記第1凹部は同等の形状である、請求項3に記載の吐出器。
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